JP2505519Y2 - 回転ふるい機用ラバ―スクリ―ン - Google Patents

回転ふるい機用ラバ―スクリ―ン

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JP2505519Y2
JP2505519Y2 JP1992034561U JP3456192U JP2505519Y2 JP 2505519 Y2 JP2505519 Y2 JP 2505519Y2 JP 1992034561 U JP1992034561 U JP 1992034561U JP 3456192 U JP3456192 U JP 3456192U JP 2505519 Y2 JP2505519 Y2 JP 2505519Y2
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JP
Japan
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rubber
screen
cord layer
reinforcing bar
screen body
Prior art date
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JP1992034561U
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English (en)
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JPH0585477U (ja
Inventor
義昭 小菅
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Maxell Kureha Co Ltd
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Kureha Elastomer Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、回転ふるい機の回転
支持枠内面に固定して使用されるラバースクリーンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】回転ふるい機用のラバースクリーンとし
て、耐摩耗性ゴムからなる板状のスクリーン本体の下面
に断面角形の鉄製補強バーを縦方向および横方向にそれ
ぞれ所定間隔で埋設して全体を等しい厚みに形成し、補
強バー間の耐摩耗性ゴムのみからなる部分に多数のふる
い目を開口させ、上記補強バーの下面を回転ふるい機の
回転支持枠内面にボルトとナットで固定するようにした
ものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のラバースクリー
ンは、ふるい目の配置された部分の全厚みと補強バーの
配置された部分の全厚みとが等しいため、ふるい目を囲
む桟の厚みが大きくなって、ふるい目内に処理物が留ま
り易くなり、そのためふるい目を囲む桟が薄い場合に比
して目詰まりが生じ易いという問題があった。また、使
用によりスクリーン本体の表面から磨耗し、補強バーが
露出し始めると使用不能になるが、この時点では補強バ
ー間のゴム部分では、上記補強バーの厚みに相当するゴ
ムが残っているため、この残ったゴムが廃棄により無駄
になると共に、この無駄になるゴムの存在により、新品
のラバースクリーンが重くなり、そのためラバースクリ
ーンの搬送や回転ふるい機に対する取付け等を困難にし
ていた。
【0004】この考案は、上記のラバースクリーンの目
詰まりを少なくし、かつラバースクリーンにおける補強
バー間のゴム層の厚みを薄くしてラバースクリーンを軽
量化し、搬送や取付け等を容易にするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案に係る回転ふる
い機用ラバースクリーンは、耐摩耗性ゴムからなる板状
のスクリーン本体と、該スクリーン本体の下面に積層さ
れた多数本の並列された補強コードを含むゴム引きコー
ド層と、該ゴム引きコード層の下面に縦方向および横方
向にそれぞれ所定間隔で加硫接着された断面角形の鉄製
補強バーとからなり、この補強バー間の上記スクリーン
本体およびゴム引きコード層に多数個のふるい目が開口
し、上記補強バーの下面が回転ふるい機の回転支持枠内
面にボルト締めで固定されるようにしたことを特徴とす
る。なお、上記のスクリーン本体とゴム引きコード層と
の間にスクリーン本体との色調差が大きいゴムからなる
厚みが小さい、例えば黄色、白色等の色ゴム層を介在さ
せることができる。
【0006】
【作用】この考案のラバースクリーンは、スクリーン本
体、ゴム引きコード層および補強バーの合計厚みを従来
のラバースクリーンの全厚みと等しく設定した場合、ふ
るい目配置部分、すなわちスクリーン本体とゴム引きコ
ード層とからなる部分の厚みが従来のふるい目配置部分
に比して補強バーの厚みの分だけ薄くなる。したがっ
て、ふるい目を囲む桟が薄くなって処理物がふるい目に
係止され難くなり、目詰まりが減少する。そして、上記
の薄くなる分だけ、ラバースクリーンの重量が軽くな
る。しかも、ゴム引きコード層を有するので、強度の低
下は無く、摩耗により補強コード層が露出する以前にふ
るい目配置部分が破損することもない。なお、色ゴム層
を設けた場合は、この色ゴム層が露出したときをもって
寿命と判断することができるので、寿命に達したことを
看過してふるい目配置部分の破損を招くことがない。
【0007】
【実施例】図1において、ラバースクリーン10は、耐
摩耗性ゴムからなる板状のスクリーン本体11と、該ス
クリーン本体11の下面に積層されたゴム引きコード層
12と、該ゴム引きコード層の下面に固着された断面角
形の鉄製補強バー13とによって一体に形成されてお
り、この補強バー13間の上記スクリーン本体11およ
びゴム引きコード層12に多数個のふるい目14が開口
し、上記補強バー13が回転ふるい機の回転支持枠20
(図2参照)と直交するように該リング状の回転支持枠
20内面にボルトとナットで固定される。なお、図示の
補強バー13は縦方向のものであり、これに直交して横
方向の補強バーが適宜に配置される。
【0008】上記のスクリーン本体11は、JIS−A
ゴム硬度が60〜75度の耐摩耗性ゴムからなる厚み4
〜60mmの方形または扇形の板状のものであり、補強バ
ー13が固定される部分には幅の広い桟11aが形成さ
れ、この桟11aと11aとの間に多数のふるい目14
が開口し、格子状のふるい板を形成している。なお、上
記のふるい目14は、目的に応じて縦1〜200mm、横
3〜200mmの正方形、長方形または小判形等の任意形
状に設けられる。
【0009】このスクリーン本体11の下面に積層され
るゴム引きコード層12は、ポリエステル繊維からなる
太さ2000〜4000デニールの補強コード(図示さ
れていない)を7〜15本/cmの密度で配列し、ゴム引
きして得られた厚み0.5〜1.5mmのシート状のもの
であり、上記補強コードがスクリーン本体11の幅が広
い桟11aと平行になるように積層される。
【0010】また、補強バー13は、厚み2.3〜1
2.0mmの断面角形の鉄製バーであって上記スクリーン
本体11の桟11aの全長にまたがる長さを有してい
る。そして、この補強バー13は、上記のスクリーン本
体11およびゴム引きコード層12と共に加硫接着によ
り一体化され、この補強バー13の下面が図3のように
回転ふるい機の回転支持枠20に固定される。なお、1
3aは、加硫に伴って上から流下して形成されたゴムの
被覆層である。
【0011】図3において、六角ボルト21が桟11a
に穿孔された座ぐり孔11bから補強バー13および回
転支持枠20のボルト孔に順に挿通され、桟11aの座
ぐり孔11bにボルト頭および平ワッシャ22が収容さ
れ、回転支持枠20の下方に突出するボルト先端に平ワ
ッシャ23、スプリングワッシャ24を介してナット2
5が締付けられる。そして、座ぐり孔11bの上部空所
にゴム栓15が充填される。なお、スクリーン本体11
の厚みが小さい場合は、ボルト頭に耐摩耗性ゴムからな
るキャップがあらかじめ加硫接着により一体に固着され
る。
【0012】上記図1〜図3の構造を有し、スクリーン
本体11の厚み8mm、ゴム引きコード層12の厚み1m
m、補強バー13の位置の合計厚み15mm、ふるい目1
4の大きさ15mm×15mmの大きさのラバースクリーン
を試作し、砕石(最大寸法30mm、網上成分60%、網
下成分40%)を処理したところ、1日の稼働で発生し
た目詰まりは5%であった。これに対し、全体を上記の
合計厚み15mmに製作した従来のラバースクリーンで
は、50%の目詰まりか発生した。
【0013】図4に示す実施例は、黒色のスクリーン本
体11とゴム引きコード層12との間に厚み1mmの黄色
い色ゴム層16を介在させた例であり、スクリーン本体
11の摩耗が進むと、目立ち易い黄色い色ゴム層16が
露出するので、容易に寿命を確認することができ、この
時点でラバースクリーン10を交換することにより、ふ
るい目が破損したまま使用を続けて網上成分を通過させ
る恐れが解消する。
【0014】
【考案の効果】以上に説明したように、この考案のラバ
ースクリーンは、耐摩耗性ゴムからなる板状のスクリー
ン本体と、該スクリーン本体の下面に積層されたゴム引
きコード層と、該ゴム引きコード層の下面に加硫接着さ
れた補強バーとからなり、この補強バー間のスクリーン
本体およびゴム引きコード層に多数個のふるい目を開口
、上記補強バーの下面が回転ふるい機の回転支持枠内
面にボルト締めで固定されるようにしたものであるか
ら、ふるい目を囲む桟が従来のラバースクリーンよりも
薄くなり、そのため処理物がふるい目に係止され難くな
って目詰まりが減少する。そして、上記の薄くなる分だ
け、ラバースクリーンの重量が軽くなって搬送および取
付け等が容易になり、しかもゴム引きコード層を有する
ので、強度の低下は無く、摩耗により補強コード層が露
出する以前にふるい目配置部分が破損することもなく、
寿命は従来と変わりがなく、かつ回転ふるい機に対して
容易に着脱することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の斜視図である。
【図2】使用状態を示す断面図である。
【図3】ラバースクリーン固定部の断面図である。
【図4】変形例の断面図である。
【符号の説明】
10:ラバースクリーン 11:スクリーン本体 11a:桟 12:ゴム引きコード層 13:補強バー 14:ふるい目 16:色ゴム層 20:回転ふるい機の回転支持枠

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐摩耗性ゴムからなる板状のスクリーン
    本体と、該スクリーン本体の下面に積層された多数本の
    並列された補強コードを含むゴム引きコード層と、該ゴ
    ム引きコード層の下面に縦方向および横方向にそれぞれ
    所定間隔で加硫接着された断面角形の鉄製補強バーとか
    らなり、この補強バー間の上記スクリーン本体およびゴ
    ム引きコード層に多数個のふるい目が開口し、上記補強
    バーの下面が回転ふるい機の回転支持枠内面にボルト締
    めで固定されるようにしたことを特徴とする回転ふるい
    機用ラバースクリーン。
JP1992034561U 1992-04-24 1992-04-24 回転ふるい機用ラバ―スクリ―ン Expired - Lifetime JP2505519Y2 (ja)

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JPH0585477U JPH0585477U (ja) 1993-11-19
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101661521B1 (ko) * 2011-03-08 2016-09-30 테가 인더스트리즈 리미티드 개선된 선별영역을 가지는 스크린 패널
CN114833070B (zh) * 2022-04-01 2023-05-05 中国矿业大学(北京) 一种塔形交错式叠层筛

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JPS63137781A (ja) * 1986-11-29 1988-06-09 株式会社ブリヂストン 高耐久性ゴム製篩

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