JP2505498B2 - ラジアルタ―ビン過給機 - Google Patents

ラジアルタ―ビン過給機

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JP2505498B2
JP2505498B2 JP62274637A JP27463787A JP2505498B2 JP 2505498 B2 JP2505498 B2 JP 2505498B2 JP 62274637 A JP62274637 A JP 62274637A JP 27463787 A JP27463787 A JP 27463787A JP 2505498 B2 JP2505498 B2 JP 2505498B2
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JP
Japan
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gas
inlet casing
gas inlet
partition plate
nozzle blade
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博 中富
孝一郎 今給黎
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラジアルタービン過給機に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来のラジアルタービン過給機のタービン側
断面の一部を示す。図において、1はロータ軸、2はラ
ジアルタービンホイール、3はノズル翼、4は同ノズル
翼支持用の軸、5はガス出口案内筒、6は仕切板、7は
同保温室、8はガス入口ケーシング、9は同保温室、10
は中間ケーシング、11は軸受台、12はボルト、13はブッ
シュ、14はレバー、15はピン、16は駆動円板、17は駆動
レバーである。この排気ガスタービン過給機の排気ガス
タービンでは、排気ガスはガス入口ケーシング8の外周
A部からボリュート100内を通り、ノズル翼3とラジア
ルタービンホイール2を介してロータ軸1を駆動した後
出口案内筒5を通り図示しない煙道へと排出される。
前記過給機においてノズル翼3の先端部分とガス入口
ケーシング仕切部6の鏡板18との隙間Bが図示されてい
るが、この隙間Bはノズル翼3を駆動レバー17により可
変に動かすのに必要な隙間である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが前記従来の過給機においては、隙間Bが運転
中になくなりこの部分が接触するようになると、ノズル
翼3を駆動する為に規定トルク以上の回転力が必要とな
り、可変部分のオーバトルクによる損傷が発生し、適正
な回転コントロールが困難となる欠点を有する。更に、
ガス入口ケーシング8の仕切部鏡板18はボリュート100
内のガス圧力及び排気ガス温度により隙間BがOとなる
方向に変形する傾向がある。
本発明の目的は、ノズル翼先端とこれに対向する仕切
板部分との隙間Bを常に均一で最小に保持し、該隙間よ
りのガス洩れを少なくし熱効率が高くトラブルの少ない
ラジアルタービン過給機を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のラジアルタービン過給機は、可変ノズル翼を
有するターボ過給機のガスタービンにおいて、ガス入口
ケーシングのボリュート内径側開孔部の一端をノズル翼
の外径より大きい径で筒形に分割し前記ガス入口ケーシ
ングとは別体に形成されるとともに、該ガス入口ケーシ
ングの前記筒形部内側に突設されたフランジ部20に結合
された仕切板と、前記ガス入口ケーシングの一部と仕切
板6とにより、区画形成されたガス圧力均衡室と、該ガ
ス圧力均衡室とボリュート室とを連通する小通路とを有
してなることを特徴としている。
〔作用〕
本発明は前記構成を備えているので、前記隙間Bは負
荷の如何に拘らず常に最小で均一に保持することが可能
となり、該部に生じるトラブルを防止すると共に作動排
ガス洩れを防止して最大の熱効率を確保することができ
る。
〔実施例〕
以下第1図を参照して本発明の一実施例につき説明す
る。
図において、1はロータ軸、2はラジアルタービンホ
イール、3はノズル翼、4は該ノズル翼4を回転するた
めの軸、5はガス出口案内筒、6は仕切板、7は同保温
室、8はガス入口ケーシング、9は同保温室、11は軸受
台、12はボルト、13はブッシュ、14はレバー、15はピ
ン、16は駆動円板、17は駆動レバーである。
前記ガス入口ケーシング8は軸受台11にフランジ嵌合
されてこれと同心を保つように結合され、仕切板6はガ
ス入口ケーシング8から切り放されて熱変形の少ないガ
ス入口ケーシング8の筒部内側に設けられたフランジ部
20に取付けられている。さらに前記仕切板6とガス入口
ケーシング8の一部とによりガス圧力均衡室Dを区画形
成すると共に、該ガス圧力均衡室Dとボリュート室100
との間には両者間を連通する小通路Eが設けられてい
る、又仕切板6の円筒状リブ19とガス圧力均衡室Dの壁
の間に断熱材7を挿入して外部への熱伝導を防止してい
る。
次に前記実施例の作用について説明する。排気ガスは
A部からガス入口ケーシング8のボリュートを回り、ノ
ズル翼3を流過してラジアルタービンホイール2に作用
し、ロータ軸1を回転駆動した後、出口案内筒5を通っ
てC部から図示しない煙道を経て外部へ放出される。
この際において作動排気ガスがボリュート室を経てノ
ズル翼3付近を通過する際、この排ガスが小通路Eを通
ってガス圧力均衡室D内に流入し、ボリュート室100と
ガス圧力均衡室Dとの圧力均衡が保たれ、鏡板18とノズ
ル翼3先端との隙間Bを均一に保持することができる。
さらに本発明では、ガス入口ケーシング8は、ノズル翼
外径より大径側で筒形に分割しているため、ボリュート
室100の圧力、熱による仕切板鏡板18部分への悪影響を
防止できる。又仕切板6の鏡板18内径側に円筒状のリブ
19を並列に設けることにより、熱膨張による変形をバラ
ンスさせることができる。更に、ノズル翼3とこれに対
向する鏡板18との隙間Bを均一で最小とする手段が設け
られているので、該隙間Bよりの作動排ガスの漏洩が減
少し、熱効率の向上が達成できる。
〔発明の効果〕
本発明のラジアルタービン過給機は前記のとおり構成
したので、ガス入口ケーシングのガス圧力、熱膨張等の
変形が仕切板に伝達されなくなり、負荷の如何に拘らず
ノズル翼の先端とこれに対向する仕切板部分との隙間B
を均一かつ最小に保持することが可能となる。従ってガ
スタービンの駆動源であるエンジン排気ガスの洩れが減
少し、ガスタービンの熱効率が向上すると共に隙間Bの
消失によるトラブルの減少を実現できる。
さらに前記構成を採用したことによりノズル翼高さの
変更等による大物部品の仕様変更等が小物部品の変更に
より対応でき仕切板設計の自由度が向上する利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るラジアルタービン過給機のタービ
ン側の要部断面図、第2図は従来例の第1図応当図であ
る。 3……ノズル翼、6……仕切板、8……ガス入口ケーシ
ング、11……軸受台、18……仕切板の鏡板部分、100…
…ボリュート室、D……圧力均衡室、E……小通路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変ノズル翼(3)を有するターボ過給機
    のガスタービンにおいて、ガス入口ケーシング(8)の
    ボリュート内径側開口部の一端をノズル翼(3)の外径
    より大きい径で筒形に分割し、前記ガス入口ケーシング
    (8)とは別体に形成されるとともに、該ガス入口ケー
    シングの前記筒形部内側に突設されたフランジ部(20)
    に結合された仕切板(6)と、前記ガス入口ケーシング
    (8)の一部と仕切板(6)とにより区画形成されたガ
    ス圧力均衡室(D)と、該ガス圧力均衡室とボリュート
    室(100)とを連通する小通路(E)とを有してなるラ
    ジアルタービン過給機。
JP62274637A 1987-10-31 1987-10-31 ラジアルタ―ビン過給機 Expired - Lifetime JP2505498B2 (ja)

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JPH01117929A JPH01117929A (ja) 1989-05-10
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EP0646699B1 (de) * 1993-09-03 1998-04-22 Asea Brown Boveri Ag Verfahren zur Anpassung der Radialturbine eines Turboladers an eine Brennkraftmaschine
WO2009123300A2 (en) 2008-03-31 2009-10-08 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Rotary machine scroll structure and rotary machine
EP2283218B1 (en) 2008-03-31 2016-04-27 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Thermal insulation structure

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