JP2505139Y2 - ホ―スリ―ル - Google Patents
ホ―スリ―ルInfo
- Publication number
- JP2505139Y2 JP2505139Y2 JP243892U JP243892U JP2505139Y2 JP 2505139 Y2 JP2505139 Y2 JP 2505139Y2 JP 243892 U JP243892 U JP 243892U JP 243892 U JP243892 U JP 243892U JP 2505139 Y2 JP2505139 Y2 JP 2505139Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- drum
- elbow
- ring
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は庭園や道路などに散水す
るときに使用するホースリールの構造に関するものであ
る。
るときに使用するホースリールの構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】道路や庭園などの散水に利用されるホー
スリールは、これまでいろいろな型式のものが開発され
市販されている。図3はそうした従来のホースリールの
中の代表的なものを示す斜視図で、図中1はフレーム、
2はホースを巻き取るドラム、3は取っ手、4はドラム
巻き取り用ハンドル、5は足載せ台、6はドラムに巻回
されるホース、7はホース6を繋ぐ接続管である。なお
常時はホース6はドラム2に重層して巻回されており、
必要に応じハンドル4によりホース6を繰り出して使用
する。図3はドラム2に巻かれていたホース4が、すべ
て繰り出された状態を示している。
スリールは、これまでいろいろな型式のものが開発され
市販されている。図3はそうした従来のホースリールの
中の代表的なものを示す斜視図で、図中1はフレーム、
2はホースを巻き取るドラム、3は取っ手、4はドラム
巻き取り用ハンドル、5は足載せ台、6はドラムに巻回
されるホース、7はホース6を繋ぐ接続管である。なお
常時はホース6はドラム2に重層して巻回されており、
必要に応じハンドル4によりホース6を繰り出して使用
する。図3はドラム2に巻かれていたホース4が、すべ
て繰り出された状態を示している。
【0003】ホースリールのフレーム1の片側を介し、
ドラム巻き取り用ハンドル4がドラム2の側面中央部に
装着されており、ハンドル4を回転させることにより、
接続管7に接続するホース6はドラム2に巻き取られ
る。該ホース6の接続管と反対側の先端には、例えばノ
ズルなど散水に便利な器具が装着されている。
ドラム巻き取り用ハンドル4がドラム2の側面中央部に
装着されており、ハンドル4を回転させることにより、
接続管7に接続するホース6はドラム2に巻き取られ
る。該ホース6の接続管と反対側の先端には、例えばノ
ズルなど散水に便利な器具が装着されている。
【0004】フレーム1のハンドル4の反対側に、ドラ
ム2に巻かれたホース6と、水道の蛇口に繋いだホース
20との接続部が構成されており、図4はその断面図、
図5はそのドラム側ホース接続端の斜視図、図6は水道
蛇口側ホース接続端の斜視図である。図中8はエルボ
A、9は止めリング、10はエルボB、10aはそのフ
ランジ、11はOリング、12はドラム側板、13は止
めねじ、14はドラム固定部品、14aはその爪、15
は本体ニップル、16は止めねじ、17はスリーブ、1
8はホースナット、19はホース接続管である。図にみ
るように、ドラム2に巻かれたホース6の端部には、接
続管7、エルボA8及びエルボB10が接続されてお
り、一方その一端を水道の蛇口に接続したホース20の
他の端部には接続管19が接続され、接続管19はスリ
ーブ17とホースナット18とにより本体ニップル15
に装着されている。また本体ニップル15は、ドラム固
定部品14を介して止めねじ16によりフレーム1の側
面の孔1aに装着されている。ドラム2は回転するか
ら、ドラム2に巻き付けられるホース6の接続端のエル
ボB10は、フレーム1の側面に固定された、水道の蛇
口に繋いだホース20の接続端の本体ニップル15に対
して回転する。そのためエルボB10の端部と、本体ニ
ップル15の内面との間にOリング11を介装してシー
ル部を構成し、エルボB10を本体ニップル15に対し
回転させるとともに、ホース内の水の漏洩を防止してい
る。なおドラム固定部品14は多数個の爪14aを備え
ており、エルボB10を本体ニップル15内に挿入した
とき、爪14aがエルボB10のフランジ10aに係合
し、エルボB10が本体ニップル15から抜け出すのを
防止している。従来のホースリールのドラム側ホースと
水道蛇口側ホースとの接続部は上記のように構成されて
いる。
ム2に巻かれたホース6と、水道の蛇口に繋いだホース
20との接続部が構成されており、図4はその断面図、
図5はそのドラム側ホース接続端の斜視図、図6は水道
蛇口側ホース接続端の斜視図である。図中8はエルボ
A、9は止めリング、10はエルボB、10aはそのフ
ランジ、11はOリング、12はドラム側板、13は止
めねじ、14はドラム固定部品、14aはその爪、15
は本体ニップル、16は止めねじ、17はスリーブ、1
8はホースナット、19はホース接続管である。図にみ
るように、ドラム2に巻かれたホース6の端部には、接
続管7、エルボA8及びエルボB10が接続されてお
り、一方その一端を水道の蛇口に接続したホース20の
他の端部には接続管19が接続され、接続管19はスリ
ーブ17とホースナット18とにより本体ニップル15
に装着されている。また本体ニップル15は、ドラム固
定部品14を介して止めねじ16によりフレーム1の側
面の孔1aに装着されている。ドラム2は回転するか
ら、ドラム2に巻き付けられるホース6の接続端のエル
ボB10は、フレーム1の側面に固定された、水道の蛇
口に繋いだホース20の接続端の本体ニップル15に対
して回転する。そのためエルボB10の端部と、本体ニ
ップル15の内面との間にOリング11を介装してシー
ル部を構成し、エルボB10を本体ニップル15に対し
回転させるとともに、ホース内の水の漏洩を防止してい
る。なおドラム固定部品14は多数個の爪14aを備え
ており、エルボB10を本体ニップル15内に挿入した
とき、爪14aがエルボB10のフランジ10aに係合
し、エルボB10が本体ニップル15から抜け出すのを
防止している。従来のホースリールのドラム側ホースと
水道蛇口側ホースとの接続部は上記のように構成されて
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで上記ホースリ
ールのホース接続部においては、上記のようにエルボB
10の端部と本体ニップル15の内面との間にOリング
11を介して接続し、ホース内の水が漏洩するのを防止
するとともに、ドラム固定部品の爪14aをエルボBの
フランジ10aに係合させて、エルボB10が本体ニッ
プル15から抜け出るのを防止する構成となっている。
しかしホースリールの使用中、流水圧のためドラム固定
部品の爪14aが外方に開き、爪14aとエルボBのフ
ランジ10aとの係合が崩れ、エルボB10が本体ニッ
プル15より抜け出し、ホース内の水がシール部より漏
洩することがある。
ールのホース接続部においては、上記のようにエルボB
10の端部と本体ニップル15の内面との間にOリング
11を介して接続し、ホース内の水が漏洩するのを防止
するとともに、ドラム固定部品の爪14aをエルボBの
フランジ10aに係合させて、エルボB10が本体ニッ
プル15から抜け出るのを防止する構成となっている。
しかしホースリールの使用中、流水圧のためドラム固定
部品の爪14aが外方に開き、爪14aとエルボBのフ
ランジ10aとの係合が崩れ、エルボB10が本体ニッ
プル15より抜け出し、ホース内の水がシール部より漏
洩することがある。
【0006】本考案は従来のホースリールの上記問題点
を解消するためになされたもので、ホース接続部におけ
るエルボB10の本体ニップル15からの抜け出しを防
ぎ、ホース内の水の漏洩を防止したホースリールを提供
しようとするものである。
を解消するためになされたもので、ホース接続部におけ
るエルボB10の本体ニップル15からの抜け出しを防
ぎ、ホース内の水の漏洩を防止したホースリールを提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案に係るホースリールにおいては、ドラム固定
部品の爪の外周を囲繞するリングを備えるとともに、該
リングの移動を制限するストッパを設けた。
め、本考案に係るホースリールにおいては、ドラム固定
部品の爪の外周を囲繞するリングを備えるとともに、該
リングの移動を制限するストッパを設けた。
【0008】
【作用】ホースリールを上記のように構成したので、ド
ラム固定部品の爪はその外周部に位置するリングにより
外方向に開くことがなくなる。したがって上記爪は常時
エルボのフランジに係合しており、エルボBが本体ニッ
プルより抜け出ることはないので、シール部からの水の
漏洩はない。
ラム固定部品の爪はその外周部に位置するリングにより
外方向に開くことがなくなる。したがって上記爪は常時
エルボのフランジに係合しており、エルボBが本体ニッ
プルより抜け出ることはないので、シール部からの水の
漏洩はない。
【0009】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示すホースリール
のドラムに巻回されるホースと水道蛇口に接続するホー
スとの接続部の断面図、図2は水道蛇口側ホース接続端
の斜視図である。図中1〜20は従来のホースリールと
同一部品または相当部品、21はリング、22はドラム
固定部品、22aはその爪、23は本体ニップル、23
aはストッパである。図にみるように、ドラム固定部品
の爪22aの外周に嵌合するリング21を備えるととも
に、本体ニップル23にリング21の移動を制限する4
個の棒状のストッパ23aを設けた。
のドラムに巻回されるホースと水道蛇口に接続するホー
スとの接続部の断面図、図2は水道蛇口側ホース接続端
の斜視図である。図中1〜20は従来のホースリールと
同一部品または相当部品、21はリング、22はドラム
固定部品、22aはその爪、23は本体ニップル、23
aはストッパである。図にみるように、ドラム固定部品
の爪22aの外周に嵌合するリング21を備えるととも
に、本体ニップル23にリング21の移動を制限する4
個の棒状のストッパ23aを設けた。
【0010】図1及び2にみるように、ドラム固定部品
22の爪22aの外周部に、リング21を備えるととも
に、本体ニップル23にストッパ23aを設けたので、
ホースリールを使用する際、エルボB10を本体ニップ
ル23に挿入後、リング21をドラム固定部品22の爪
22aの外周部に嵌合させておけば、流水圧がかかって
も、ドラム固定部品22の爪22aが外方に開くことな
く、したがって爪22aはエルボBのフランジ10aに
係合したままである。したがってエルボBが本体ニップ
ル23から抜け出すことはなくなり、シール部から水が
漏洩することもなくなる。なお図1に示すように、リン
グ21は図の左方へは爪から外れる程度に移動できる
が、図の右方への移動はストッパ23aにより制約され
る。したがってホースリール使用に当たって、リング2
1を爪22aの外周上に位置させておけば、爪22aが
外方へ開くことはまったくない。
22の爪22aの外周部に、リング21を備えるととも
に、本体ニップル23にストッパ23aを設けたので、
ホースリールを使用する際、エルボB10を本体ニップ
ル23に挿入後、リング21をドラム固定部品22の爪
22aの外周部に嵌合させておけば、流水圧がかかって
も、ドラム固定部品22の爪22aが外方に開くことな
く、したがって爪22aはエルボBのフランジ10aに
係合したままである。したがってエルボBが本体ニップ
ル23から抜け出すことはなくなり、シール部から水が
漏洩することもなくなる。なお図1に示すように、リン
グ21は図の左方へは爪から外れる程度に移動できる
が、図の右方への移動はストッパ23aにより制約され
る。したがってホースリール使用に当たって、リング2
1を爪22aの外周上に位置させておけば、爪22aが
外方へ開くことはまったくない。
【0011】本実施例においては、ストッパの個数は4
個であるが、4個に限るものではない。またストッパの
仕様は本実施例のそれに限定するものでなく、例えば爪
22aの外周部に形成したフランジであってもよく、ま
た他の仕様でもよい。
個であるが、4個に限るものではない。またストッパの
仕様は本実施例のそれに限定するものでなく、例えば爪
22aの外周部に形成したフランジであってもよく、ま
た他の仕様でもよい。
【0012】
【考案の効果】本考案は、ホースリールのドラムに巻き
付けたホースと水道蛇口に接続したホースとを繋ぐホー
ス接続部において、ドラム固定部品の爪の外周を囲繞す
るリングを備えるとともに、該リングの移動を制限する
ストッパを設け、ドラム固定部品の爪が開くのを防止し
たので、ホースリールの使用中、ドラムに巻き付けたホ
ース端部に装着したエルボBが本体ニップルから抜け出
すことがなくなり、したがってホース接続部より水が漏
洩するトラブルを完全に防止するという優れた効果を挙
げることとなった。
付けたホースと水道蛇口に接続したホースとを繋ぐホー
ス接続部において、ドラム固定部品の爪の外周を囲繞す
るリングを備えるとともに、該リングの移動を制限する
ストッパを設け、ドラム固定部品の爪が開くのを防止し
たので、ホースリールの使用中、ドラムに巻き付けたホ
ース端部に装着したエルボBが本体ニップルから抜け出
すことがなくなり、したがってホース接続部より水が漏
洩するトラブルを完全に防止するという優れた効果を挙
げることとなった。
【図1】本考案の一実施例であるホースリールのドラム
に巻き付けたホースと水道蛇口に接続したホースとを繋
ぐホース接続部の断面図である。
に巻き付けたホースと水道蛇口に接続したホースとを繋
ぐホース接続部の断面図である。
【図2】上記接続部の水道蛇口側ホース接続端を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】ホースリールの斜視図である。
【図4】従来のホース接続部の断面図である。
【図5】従来のホース接続部のドラム側ホースの接続端
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】従来のホース接続部の水道蛇口側ホースの接続
端を示す斜視図である。
端を示す斜視図である。
21……リング 22……ドラム固定部品 22a…爪 23……本体ニップル 23a…ストッパ
Claims (1)
- 【請求項1】 ドラムに巻回するホースの端部に装着し
たエルボを、水道蛇口に接続するホースの端部を装着し
た本体ニップル内面に、ドラム固定部品を介して挿嵌
し、該ドラム固定部品の多数個の爪をエルボのフランジ
に係合させるように構成されたホースリールのホースの
接続部において、 上記ドラム固定部品の多数個の爪の外周部を囲繞するリ
ングと、該リングの移動を制限するストッパとを備えた
ことを特徴とするホースリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP243892U JP2505139Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | ホ―スリ―ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP243892U JP2505139Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | ホ―スリ―ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561180U JPH0561180U (ja) | 1993-08-10 |
JP2505139Y2 true JP2505139Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=11529280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP243892U Expired - Lifetime JP2505139Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | ホ―スリ―ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505139Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP243892U patent/JP2505139Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0561180U (ja) | 1993-08-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |