JP2504848B2 - ディザ化方式 - Google Patents

ディザ化方式

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JP2504848B2
JP2504848B2 JP1294177A JP29417789A JP2504848B2 JP 2504848 B2 JP2504848 B2 JP 2504848B2 JP 1294177 A JP1294177 A JP 1294177A JP 29417789 A JP29417789 A JP 29417789A JP 2504848 B2 JP2504848 B2 JP 2504848B2
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隆広 本宮
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、イメージセンサを搭載した読取り装置のデ
ィザ法による2値化処理に関し、特に、文字と写真の混
在した画像において、文字の解像度及び写真の階調を保
存する為の像域分離方式に関する。
従来の技術 従来、この種のディザ化方式は第2図のようであっ
た。即ち、注目画素とその隣接画素の濃度の差分の総和
Lの値が、ある値L0以上であるときには、注目画素のデ
ィザマトリクスのアドレスに対応したスレッショルド
T、文字等のエッジ部分を2値化する為の固定のスレッ
ショルドB及び適当な正規化の為の係数Kにより2値化
のスレッショルドUを下記の像域分離関数 U=U(L,T)=T+(B−T)/(L/K+1) ……
(1) により設定する。
また、濃度の差分の総和Lの値がある値L0未満である
場合には、ディザマトリクスのアドレスに対応したスレ
ッショルドTをそのまま2値化のスレッショルドUとし
ていた。
発明が解決しようとする課題 ディザ法等の疑似中間調表現方法では、一般に単純2
値化のように、原稿内で変動的に白規準を設定すること
はしないで、固定の絶対白基準を設けて階調表現を行
う。この為に、上述したディザ化方式のように、濃度の
差分の総和Lの値がある値L0未満であるとき、単純にデ
ィザのスレッショルドTをそのまま2値化のスレッショ
ルドとすると、目には完全に白であると判断される原稿
のベースが、ディザ法による2値化処理の為に、黒と判
定されてしまうことがある。同様に、目には完全に黒で
あると判断される原稿の黒べたの部分が白と判定されて
しまうこともある。
また、上述したディザ化方式では、濃度の差分の総和
Lの値がある値L0以上であるときには像域分離関数によ
り2値化のスレッショルドを設定する。この際、写真な
どの濃淡画像の階調のくずれ、特に網点写真の読取り時
に発生するモアレの影響を考慮すると、前記L0の値をあ
る程度大きくせざるを得ない。この為に、文字の解像度
が低下してしまうという欠点があった。
本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであ
り、従って本発明の目的は従来の技術に内在する上記諸
欠点を解消することを可能とした新規なディザ化方式を
提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係るディザ方式
は、べたの部分では濃度の差分の総和Lの値が小さいこ
とに着目して、濃度の差分の総和Lの値がある値L1以下
で且つディザのスレッショルドTがある値T1以下である
ときに白の濃度を規定する為の固定のスレッショルドB1
を導入し、2値化の為のスレッショルドUを下記(2)
式の像域分離関数 U=U1(L,T)=T+(B1−T)/(L/K1+1) ……
(2) により設定して白べたを補償し、同様に黒べたを補償す
る為に濃度の差分の総和Lの値がある値L2以下で且つデ
ィザのスレッショルドTの値がある値T2以上であるとき
に、黒の濃度を規定する為のスレッショルド固定B2を導
入し、上記と同様の下記(3)式の像域分離関数 U=U1(L,T)=T+(B2−T)/(L/K2+1) ……
(3) により2値化のスレッショルドを設定し、尚且つ、文字
の解像度を向上させる為に濃度の差分の総和Lの値の可
能な限り広範囲にわたって輪郭を抽出できるように、濃
度の差分の総和Lの値がある値L3以上で且つ、ディザの
スレッショルドTの値が濃度の差分の総和Lに対応して
規定された値T3=T3(L)以下であるときに、下記
(4)式の像域分離関数を適用することを特徴としてい
る。
U=U2(L,T)=B3+(T−B3)/(L/K3+1) ……
(4) 実施例 次に本発明をその好ましい一実施例について図面を用
いて具体的に説明する。
第1図(a),(b)は本発明によるディザ化方式に
おいて、各々の像域分離関数が適用される範囲を濃度の
差分の総和L及びディザのスレッショルドTに対して規
定し、また各々の像域分離関数の機能をまとめたもので
ある。
第3図(a),(b)は読取り装置において本発明の
ディザ化方式を実現する為の構成を示したブロック図で
ある。
第3図(a),(b)を参照するに、CCD11から出力
されるアナログの画信号は多値化回路部12で4ビットの
濃度に変換される。即ち、第3図における調子再現は16
階調である。13はCCD11を制御するCCD制御部である。
L値計算回路部14では、第3図(b)に示す如く、注
目画素の濃度とその垂直方向及び水平方向4画素の濃度
の差分の総和を算出する。この場合、濃度は4ビットで
ある為にL値は計算上6ビットとなるが、MSB及びLSBを
除いた4ビットをROM15のアドレスの上位4ビットA4〜A
7に出力する。第3図(b)において、Xは注目画素の
濃度であり、この場合には、注目画素とその隣接画素の
濃度の差分の総和は次の式(5)によって与えられる。
L=|X−A|+|X−B|+|X−C|+|X−D| ……(5) ディザアドレスカウンタ16は、主走査方向及び副走査
方向のディザアドレスそれぞれ2ビットをROM15のアド
レスの下位4ビットA0〜A3に出力する。続いてROM15か
ら2値化の為のスレッショルドが出力され、比較器17に
おいて、注目画素の濃度と上記スレッショルドの大小の
比較を行い、注目画素の濃度がスレッショルド以上であ
るときに、注目画素を黒とし、注目画素の濃度がスレッ
ショルド未満であるときには白と判定する。
ROM15に書込んでおく2値化の為のスレッショルドの
具体例を第4図(a),(b),(c)に示した。これ
は第1図の方式において、ディザマトリクス及び像域分
離関数のパラメータを第5図(a),(b)のように規
定した場合の計算値である。
発明の効果 以上説明したように、本発明のディザ化方式によれ
ば、濃度の差分の総和Lの値が小さいべたの部分に対し
て像域分離を適用することにより、白べた及び黒べたを
補償して写真等の濃淡画像の良好な階調表現を行うと共
に、濃度の差分の総和Lの値の可能な限り広範囲にわた
って輪郭を抽出するような像域分離方式を用いて、文字
の解像度を向上させる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明のディザ化方式における
像域分離関数の適用範囲、定義、及び機能を示す図、第
2図(a),(b)は従来のディザ化方式における像域
分離関数の適用範囲、定義、及び機能を示す図、第3図
(a),(b)は本発明のディザ化方式を実現する為の
読取り装置の構成を示したブロック図、第4図(a),
(b),(c)は第3図のROMに書込んでおくスレッシ
ョルドの具体例を示す図、第5図(a),(b)は第1
図のディザ化方式におけるディザマトリクスの構成例及
び像域分離関数のパラメータの設定例を示す図である。 11……CCD、12……多値化回路部、13……CCD制御部、14
……L値計算回路部、15……ROM、16……ディザアドレ
スカウンタ、17……比較器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CCDなどのイメージセンサを搭載した読取
    り装置において、濃淡画像をディザ法により2値化処理
    をする際に、注目画素とその隣接画素の濃度の差分の総
    和L及び注目画素のディザマトリクスのアドレスに対応
    したスレッショルドTにより定義された複数の像域分離
    関数を前記濃度の差分の総和Lとディザのスレッショル
    ドTの値に対して、以下に示す(a),(b),
    (c),(d)を選択的に適用して2値化のスレッショ
    ルドを設定することを特徴としたディザ化方式。 (a).前記濃度の差分の総和Lの値が小さく、ディザ
    のスレッショルドTの値も小さい場合に、白の濃度を規
    定する為の固定のスレッショルドB1及び適当な正規化の
    為の係数K1により2値化のスレッショルドUを下記の像
    域分離関数 U=U1(L,T)=T+(B1−T)/(L/K1+1) により設定し、白べたを補償する、 (b).前記濃度の差分の総和Lの値が小さく、ディザ
    のスレッショルドTの値が大きい場合には、黒の濃度を
    規定する為の固定のスレッショルドB2及び適当な正規化
    の為の係数K2により2値化のレッショルドUを下記の像
    域分離関数 U=U1(L,T)=T+(B2−T)/(L/K2+1) により設定し、黒べたを補償する、 (c).前記濃度の差分の総和Lの値が大きく、ディザ
    のスレッショルドTの値が濃度の差分の総和Lに対応し
    て規定された値T0=T0(L)以下である場合には、文字
    等のエッジ部分を2値化する為の固定のスレッショルド
    B3及び適当な正規化の為の係数K3により2値化のスレッ
    ショルドUを下記の像域分離関数 U=U2(L,T)=B3+(T−B3)/(L/K3+1) により設定し、文字等の輪郭を保存する、 (d).前記濃度の差分の総和Lの値及びディザのスレ
    ッショルドTの値が前記(a),(b)または(c)で
    規定した領域の何れにも該当しない場合には、像域分離
    を適用しないで前記ディザのスレッショルドTをそのま
    ま2値化のスレッショルドUとする、
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