JP2504568Y2 - 車両用灯具の電球取付部 - Google Patents

車両用灯具の電球取付部

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JP2504568Y2
JP2504568Y2 JP3778493U JP3778493U JP2504568Y2 JP 2504568 Y2 JP2504568 Y2 JP 2504568Y2 JP 3778493 U JP3778493 U JP 3778493U JP 3778493 U JP3778493 U JP 3778493U JP 2504568 Y2 JP2504568 Y2 JP 2504568Y2
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hook
hooking
hook portion
light bulb
grip
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JP3778493U
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徹 梅田
徹 江原
吉晴 浦上
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用灯具に関するもの
であり、詳細には、前記車両用灯具に断線時の交換に備
え着脱自在として電球を固定するために設けられる電球
取付部の構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の電球取付部90の構成
の例を示すものが図3であり、この電球取付部90は、
例えばピアノ線、ステンレス線などバネ性に優れる線状
部材で形成されたサポートスプリング80と、車両用灯
具20の側に設けられる受軸70及びフック部71とで
構成されるものであり、前記サポートスプリング80に
は略中間の位置に前記受軸70に回動自在に軸支される
軸部81が形成されている。
【0003】また、前記軸部81の両端には前記車両用
灯具20のソケット21に挿着された電球30のフラン
ジ31に当接する押え部82が夫々に形成されると共
に、一方の押え部82の前記軸部81と反対側の端部に
は前記車両用灯具20に設けられるフック部71に掛着
される掛着部83が設けられ、更に、前記掛着部83の
先端側には、このサポートスプリング90を操作するた
めの把手部84が設けられている。
【0004】上記の構成とされたサポートスプリング8
0で電球30の車両用灯具20への取付を行うときに
は、先ず、ソケット21の所定位置に電球30を落とし
込み、その後に前記押え部82を電球30のフランジ3
1に当接させた状態で把手部84に図中で矢印Aで示す
方向に押圧してサポートスプリング80を撓ませ、掛着
部83を垂直方向に移動させる。
【0005】次いで、上記の押圧を加えた状態で、図中
に矢印Bで示す方向に水平移動させて、フック部71の
下方に掛着部83を位置させ、そして把手部84に加え
られていた押圧を解除すれば、前記掛着部83はフック
部71に掛着され、サポートスプリング80が形成され
た部材の弾性により生じる押え部82の圧接力により電
球30の固定が行われるものとなる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電球取付部90の構成においては、電球30の固定
時に把手部84に押圧を加えたままの状態でフック部7
1の下方まで水平移動させる動作が要求されるので、例
えば車両用灯具20の組立ラインなど大量に電球30の
取付を行う場合には、工程数が増加して生産効率を低下
させる問題点を生じると共に、作業者の熟練度の不足な
どによっては、掛着部83が正しくフック部71に掛着
されずに電球30の取付ミスも生じ易く車両用灯具20
全体の信頼性を低下させる問題点も生じ、これらの点の
解決が課題とされるものとなっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、掛着部を把
手部の先端側に自由端として設けると共に、この掛着部
を前記把手部の掛着時の操作方向に対し先端が下方且つ
外側となる傾斜を設けて形成し、フック部には前記掛着
部の掛着時の移動で前記掛着部が前記フック部に嵌着す
るように誘導するガイド部が設けられていることを要旨
とする車両用灯具の電球取付部を提供することで、工程
数の低減と取付ミスの防止とを共に可能として課題を解
決するものである。
【0008】
【実施例】つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。尚、理解を容易とするために従来例
と同じ部分には同じ符号を付して説明し、重複する部分
については一部その説明を省略する。図1に符号1で示
すものは本考案に係る電球取付部であり、この電球取付
部1はサポートスプリング2と、車両用灯具20の側に
設けられる受軸10及びフック部11とで構成されるも
のである点は従来例のものと同様である。
【0009】また、前記サポートスプリング2は基本的
に軸部3、押え部4、掛着部5及び把手部6で構成さ
れ、このサポートスプリング2の略中間の位置には軸部
3が形成され、該軸部3の両端にはソケット21に落し
込まれた電球30のフランジ31に当接するように押え
部4が夫々に形成されるものとされている点も従来例と
同様であるが、本考案により一方の押え部4の先端側、
即ち、軸部3と反対側の端部には把手部6が形成され、
更に、この把手部6の自由端側の端部に掛着部5が設け
られるものとされている。
【0010】このときに、前記掛着部5は図2(A)の
上面図、及び、図2(B)の側面図で示すように、前記
把手部6の操作による移動方向に対して先端が下方且つ
外側に向かうように傾斜が設けられて形成され、続いて
説明するフック部11の構成とで、掛着部5とフック部
11とは掛着が容易に行われるものとされている。
【0011】続いて、前記フック部11の構成について
説明を行えば、このフック部11の突起11aの前記掛
着部5の掛着が行われる側の端面12は上方に延長さ
れ、更に延長された部分がソケット21の外側に向かい
折曲げ(図1参照)られて、この端面をもってガイド部
12が形成されている。尚、このときに前記ガイド部1
2の長さは、把手部6の操作を行うときには掛着部5が
必ずガイド部12に接触するものとされている。
【0012】上記の構成とした電球取付部1で電球30
を取付けるときには、先ず、電球30をソケット21の
所定位置に落とし込み、その後に前記押え部4を電球3
0のフランジ31に当接させた状態で把手部6を押圧す
ると、前記掛着部5は先ず先端側でガイド部12と当接
する(図2を参照)ものとなる。
【0013】この状態で、更に把手部6の押圧を強めて
前記掛着部5を下方に変位させれば、掛着部5とガイド
部12とは、掛着部5に設けられた傾斜に沿い次第に当
接する位置をソケット21の内側、即ち、フック部11
に向かい移動するものとなると同時に、上記傾斜により
サポートスプリング2の撓み量が増加し、掛着部5とガ
イド部12との接触圧も次第に増加する。
【0014】この状態で更に押圧を強めると、前記掛着
部5はフック部11の突起11aを乗り越え、前記した
サポートスプリング2の撓みは弾性により復帰し掛着部
5は自動的にフック部11に掛着が行われるものとな
る。従って、単に把手部6を押し下げる工程を行うのみ
で、掛着部5とフック部11との掛着を行えるものとな
る。
【0015】上記に説明した構成により本考案の電球取
付部1は電球30の取付を容易とするものであるが、更
に加えて本考案では把手部6に所定方向のオフセットを
与えることで、前記掛着部5に一層にフック部11に掛
着が行われる方向に向かう応力を与えるものとして、電
球30の取付を容易且つ確実に行えるように補強するも
のである。
【0016】ここで、前記把手部6を操作したときの掛
着部5の挙動について考察をしてみると、把手部6の押
圧により掛着部5は当然に下方に移動するものとなる
が、このときに把手部6を側方に張出すようにオフセッ
トを与えることで、サポートスプリング2を形成した線
状部材に捩じれ(トーション)を生じ、この捩じれによ
り把手部6の更に先端側に設けられた掛着部5は円弧運
動を行うものとなる。
【0017】従って、この円弧運動が掛着部5を前記フ
ック部11に嵌着を行わせる方向に生じるように、即
ち、掛着部5とガイド部12とが接している反対方向に
把手部6が張出すようにオフセットを与えれば(図1及
び図2(A)を参照)、上記した掛着部5の傾斜により
生じる応力と、把手部6のオフセットにより生じる応力
とが加算され、掛着部5とフック部11との掛着は一層
確実に行われるものとなる。
【0018】
【考案の効果】以上に説明したように本考案により、掛
着部を把手部の先端側に自由端として設けると共に、こ
の掛着部を把手部の掛着時の操作方向に対し先端が下方
且つ外側となる傾斜を設けて形成し、フック部には掛着
時の移動により前記掛着部がフック部に嵌着するように
誘導するガイド部が設けられている車両用灯具の電球取
付部としたことで、電球の取付時には前記把手部に一方
向の押圧を与えるのみで前記掛着部の傾斜とガイド部と
により掛着部とフック部とが掛着されるものとして、電
球取付作業を一工程とし、工数低減を可能として生産性
の向上に極めて優れた効果を奏するものである。
【0019】また、上記に加えて把手部には掛着部のフ
ック部への掛着のための操作時に、この掛着部をフック
部に向かい移動させる方向に応力を発生させるオフセッ
トが設けられているものとしたことで、把手部の操作時
に掛着部とフック部とが掛着させられる方向への応力を
助勢するものとし、その掛着の確実性を一層に向上させ
るものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用灯具の電球取付部の一実
施例を示す斜視図である。
【図2】 同じ実施例の要部を拡大して示す上面図及び
側面図である。
【図3】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……電球取付部 2……サポートスプリング 3……軸部 4……押え部 5……掛着部 6……把手部 10……受軸 11……フック部 11a……突起 12……ガイド部 20……車両用灯具 21……ソケット 30……電球 31……フランジ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−92302(JP,A) 特開 昭53−12187(JP,A) 実開 昭62−31307(JP,U) 実開 平1−179304(JP,U) 実開 平1−164612(JP,U) 実開 昭62−106415(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バネ性の線状部材で軸部の両端に押え部
    が形成され、該押え部の一方の先端側には掛着部と把手
    部とが形成されて、車両用灯具の受軸に前記軸部で回動
    自在に軸支され、前記掛着部を前記把手部で操作して車
    両用灯具のフック部に掛着することで電球のフランジを
    前記押え部でソケットに圧接して固定する車両用灯具の
    電球取付部において、前記掛着部を前記把手部の先端側
    に自由端として設けると共に、この掛着部を前記把手部
    の掛着時の操作方向に対し先端が下方且つ外側となる傾
    斜を設けて形成し、前記フック部には前記掛着部の掛着
    時の移動で前記掛着部が前記フック部に嵌着するように
    誘導するガイド部が設けられていることを特徴とする車
    両用灯具の電球取付部。
  2. 【請求項2】 前記把手部には、前記掛着部の前記フッ
    ク部への掛着のための操作時に、この掛着部を前記フッ
    ク部に向かい移動させる方向に応力を発生させる側とな
    るオフセットが設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の車両用灯具の電球取付部。
JP3778493U 1992-07-29 1993-06-18 車両用灯具の電球取付部 Expired - Lifetime JP2504568Y2 (ja)

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JP4-58416 1992-07-29
JP5841692 1992-07-29
JP3778493U JP2504568Y2 (ja) 1992-07-29 1993-06-18 車両用灯具の電球取付部

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JPH0626102U JPH0626102U (ja) 1994-04-08
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