JP2504316B2 - 符号化装置及び復号化装置並びに符号化方法及び復号化方法 - Google Patents

符号化装置及び復号化装置並びに符号化方法及び復号化方法

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JP2504316B2 JP24321290A JP24321290A JP2504316B2 JP 2504316 B2 JP2504316 B2 JP 2504316B2 JP 24321290 A JP24321290 A JP 24321290A JP 24321290 A JP24321290 A JP 24321290A JP 2504316 B2 JP2504316 B2 JP 2504316B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明、画像の符号化において画素が変換された符
号化シンボルあるいは復号化シンボルの発生状況に応じ
て、符号化パラメータおよび復号化パラメータを動的に
切り替えることにより符号化効率を向上させる符号化装
置及び復号化装置並びに符号化方法及び復号化方法に関
するものである。
[従来の技術] 第4図は、従来の符号化装置を示すブロック図であ
る。第4図において、11は画像の入力を画素単位で行う
画像入力部、12は画像入力部11から入力された画素デー
タを蓄えるメモリを制御するメモリ制御部、13はメモリ
制御部12に蓄えられた符号化済みの画素データから符号
化画素に対するコンテクストを生成させ、このコンテク
ストに対する予測値および滞在状態番号を記憶し、コン
テクストの入力により対応する予測値および滞在状態番
号を示すコンテクスト参照テーブル、14はコンテクスト
参照テーブル13の示す予測値と符号化対象画素を比較し
て符号化シンボルに変換するシンボル変換器、15はコン
テクスト参照テーブル13の示す滞在状態番号の状態に対
応する確率見積値のインデクスである符号次数を記憶
し、滞在状態番号の入力により対応する符号次数を示す
確率見積テーブル、16は確率見積テーブル15の示す符号
次数に対し上記シンボル変換器から出力された符号化シ
ンボルの優勢シンボル発生数を計数し、その状態に設定
された計数値に達したときおよび劣勢シンボルが発生し
たときにより計数値を初期化されるタイミング指示器と
してのカウンタ、18はシンボル変換器14で変換された符
号化シンボルと確率見積テーブル15の示す符号次数を入
力として符号化を行って符号を出力する符号器、19は符
号器18から出力された符号を復号化装置に伝送する伝送
路である。
また、第5図は従来の復号化装置を示すブロック図で
ある。第5図において、31は符号化装置から符号を伝送
する伝送路、32は復号化済みの画素データを蓄えるメモ
リを制御するメモリ制御部、33はメモリ制御部32に蓄え
られた復号化済みの画素データから復号化対象画素に対
するコンテクストを生成させ、そのコンテクストに対す
る予測値および滞在状態番号を記憶し、コンテクストの
入力により対応する予測値および滞在状態番号を示すコ
ンテクスト参照テーブル、34はコンテクスト参照テーブ
ル33の示す滞在状態番号の状態に対応する確率見積値の
インデクスある符号次数を記憶し、滞在状態番号の入力
により対応する符号次数を示す確率見積テーブル、35は
伝送路31から受け取った符号と確率見積テーブル34の示
す符号次数を入力として復号化を行って復号化シンボル
を出力する復号器、36は確率見積テーブル34の示す符号
次数に対し復号器35から出力された復号化シンボルの優
勢シンボル発生数を計数し、その状態に設定された計数
値に達したときおよび劣勢シンボルが発生したときによ
り計数値を初期化されるカウンタ、38はコンテクスト参
照テーブル33の示す予測値を復号器35から出力された復
号化シンボルと比較して符号化対象画素に逆変換する画
素変換器、39は画像の出力を画素変換器により変換され
た後に受け取る画素単位に行う画像出力部である。
次に動作について説明する。
まず、従来の符号化装置の動作について説明する。画
像入力部11は、画像を画素単位で入力を行い、メモリ制
御部12およびシンボル変換器14に順次送る。メモリ制御
部12は、符号化済みの画素をメモリに蓄積し、コンテク
スト参照テーブル13の要求する画素を出力する。コンテ
クスト参照テーブル13は、符号化対象画素に対するコン
テクストをメモリ制御部12に蓄積された画素データ等か
ら生成し、そのコンテクストに対する滞在状態番号およ
び予測値を示す。シンボル変換器14は、画像入力部11か
ら入力された符号化対象画素とコンテクスト参照テーブ
ル13の示す予測値をその一致・不一致で表される符号化
シンボル(以後、一致した場合の符号化シンボルを優勢
シンボル、不一致の場合を劣勢シンボルと記す。)に変
換する。確率見積テーブル15は、コンテクスト参照テー
ブル13の示す滞在状態番号の状態に対応する確率見積値
のインデクスである符号次数を記憶し、滞在状態番号の
入力により対応する符号次数を示す。カウンタ16は、確
率見積テーブル15の示す符号次数ごとに用意され、シン
ボル変換器14で変換された優勢シンボル数を計数しその
符号次数に設定された計数値に達した場合および劣勢シ
ンボルが発生した場合に再初期化を行うとともにコンテ
クスト参照テーブル13内のコンテクストに対応する符号
次数を符号化シンボルが優勢シンボルならば所定の段階
上げ、劣勢シンボルならば所定の段階下げて更新する。
ただし、符号次数が最大ならば符号次数はそのままと
し、最小ならば符号次数はそのままとし予測値を更新す
る。符号器18は、シンボル変換器14から出力される符号
化シンボルとコンテクスト参照テーブル13から出力され
る符号次数を入力として符号化を行い、符号を出力す
る。出力された符号は、伝送路19から復号化装置に伝送
される。
次に、従来の復号化装置の動作について説明する。符
号化部から出力された符号は、伝送路31から受け取られ
る。メモリ制御部32は、復号化済みの画素をメモリに蓄
積する。コンテクスト参照テーブル33は、復号化対象画
素に対するコンテクストをメモリ制御部32に蓄積された
画素データ等から生成し、そのコンテクストに対する滞
在状態番号および予測値を示す。確率見積テーブル34
は、コンテクスト参照テーブル33の示す滞在状態番号の
状態に対応する確率見積値のインデクスである符号次数
を記憶し、その符号次数を示す。復号器35は、伝送路31
から受け取った符号と確率見積テーブル34から出力され
る符号次数を入力として復号化を行い、復号化シンボル
を出力する。カウンタ36は、コンテクスト参照テーブル
33の示す符号次数ごとに用意され、復号器35で復号化さ
れた優勢シンボル数を計数し、その符号次数に設定され
た計数値に達した場合、および劣勢シンボルが復号化さ
れた場合に再初期化を行うとともにコンテクスト参照テ
ーブル33内のコンテクストに対応する符号次数を復号化
シンボルが優勢シンボルならば所定の段階上げ、劣勢シ
ンボルならば所定の段階下げて更新する。ただし、符号
次数が最大ならば符号次数はそのままとし、最小ならば
符号次数はそのままとし予測値を更新する。画素変換器
38は、復号器35で復号化された復号化シンボルを復号対
象画素に逆変換し、復号化シンボルが優勢シンボルなら
ばコンテクスト参照テーブル33の示す予測値を復号対象
画素値とし、劣勢シンボルならば予測値でない値を符号
化対象画素値とする。画像出力部39は、画素変換器38で
変換された画素を画像として出力する。
また、第6図は従来の符号化装置の状態遷移の説明図
で、例えばIBM J.RES.DEVELOP.VOL 32 NO.6 NOVEMBER 1
988 第756頁に示されたものに相当する。第6図におい
て、状態数6の例を示しており、図中の円は状態を示
し、円内の数字は状態の符号次数を示している。符号次
数は、符号化シンボルおよび復号化シンボルをその確率
見積値で分けたグループを識別するための番号であり、
符号次数の小さい方が確率見積値も小さい。第6図では
一つの符号次数に対して、一つの状態が対応している。
各状態で発生した優勢シンボルの数が定められた計数値
に達したとき図中の矢印M、劣勢シンボルが発生したと
きには図中の矢印Lに沿って状態を遷移し、第6図では
符号次数を1段階遷移している。状態を遷移する際に、
符号次数が最大ならば符号次数はそのままとし、最小な
らば符号次数はそのままとして予測値を更新する。
[発明が解決しようとする課題] 従来の符号化装置および復号化装置は以上のように構
成されているので、更新される符号次数は更新時に滞在
していた符号次数と符号化したあるいは復号化されたシ
ンボルが優勢シンボルまたは劣勢シンボルのどちらであ
るかで決定されるようになっている。そのため、複数の
コンテクストで同一のカウンタを共有するために符号次
数が同じコンテクストにおいて、その符号次数の増減の
傾向が履歴によって異なる場合でも遷移経路が重なって
いるために同じ符号次数を選択することにより符号化お
よび復号化効率が低下するという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、符号次数が同じであっても過去の遷移の履歴
を考慮して異なる状態を割り当てることにより符号次数
の増減の傾向の異なるコンテクストの遷移する経路を異
ならせて過去の符号次数の増減の傾向に適した状態の遷
移を行うことを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る符号化装置および符号化方法は、符号
化の際の符号化シンボルに対応するコンテクストの符号
次数が同じであっても、その符号次数の増減傾向を過去
の遷移の履歴により別の状態として設けて状態遷移の経
路を独立させ、過去の遷移に基づいてより適した状態遷
移先を決定できるようにしたものである。
また、復号化装置および復号化方法は、復号化の際の
符号化シンボルに対応するコンテクストの符号次数が同
じであっても、その符号次数の増減傾向を過去の遷移の
履歴により別の状態として設けて状態遷移の経路を独立
させ、過去の遷移に基づいてより適した状態遷移先を決
定できるようにしたものである。
[作用] この発明に係る符号化装置および符号化方法は、符号
化の際の符号化シンボルに対応するコンテクストの符号
次数が同じであっても、その符号次数の増減傾向を過去
の遷移の履歴により別の状態として設けて状態遷移の経
路を独立させ、過去の遷移に基づいてより適した状態遷
移先を決定する。
また、復号化装置および復号化方法は、復号化の際の
符号化シンボルに対応するコンテクストの符号次数が同
じであっても、その符号次数の増減傾向を過去の遷移の
履歴により別の状態として設けて状態遷移の経路を独立
させ、過去の遷移に基づいてより適した状態遷移先を決
定する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は符号化装置を示すブロック図である。第1図
において、57はカウンタ16が初期化されたときの符号化
シンボルとコンテクスト参照テーブル13の示す滞在状態
番号を入力としてそのコンテクストが次にとる滞在状態
番号を示し、予測値変換が指示されていれば予測値を変
換してコンテクストに対応するコンテクスト参照テーブ
ル13の内容を更新させてその状態遷移の履歴を管理する
履歴管理テーブルである。その他のものは、同一符号を
付して第4図に示したものと同一のものである。
また、第2図は復号化装置を示すブロック図である。
第2図において、77はカウンタ36が初期化されたときの
復号化シンボルとコンテクスト参照テーブル33の示す滞
在状態番号を入力としてそのコンテクストが次にとる滞
在状態番号を示し、予測値変換が指示されていれば予測
値を変換してコンテクストに対応するコンテクスト参照
テーブル33の内容を更新させてその状態遷移の履歴を管
理する履歴管理テーブルである。その他のものは、同一
符号を付して第5図に示したものと同一のものである。
次に動作について説明する。
まず、符号化装置の動作について説明する。画像入力
部11は、画像を画素単位で入力を行い、メモリ制御部12
およびシンボル変換器14に順次送る。メモリ制御部12
は、符号化済みの画素をメモリに蓄積し、コンテクスト
参照テーブル13で必要な画素データを示す。コンテクス
ト参照テーブル13は、符号化対象画素に対するコンテク
ストをメモリ制御部12に蓄積された画素データから生成
し、そのコンテクストに対する滞在状態番号および予測
値を示す。シンボル変換器14は、画像入力部11から入力
された符号化対象画素とコンテクスト参照テーブル13の
示す予測値から符号化シンボルに変換する。確率見積テ
ーブル15は、コンテクスト参照テーブル13の示す滞在状
態番号に対応する符号次数を示す。カウンタ16は、コン
テクスト参照テーブル13の示す滞在状態番号に対する状
態ごとに用意され、シンボル変換器14で変換された優勢
シンボル数を計数してその状態に設定された計数値に達
したときおよび劣勢シンボルが発生したときに計数値を
再初期化する。履歴管理テーブル57は、状態ごとに符号
化シンボル(優勢シンボル、劣勢シンボル)による次の
遷移すべき状態番号を記憶しており、コンテクスト参照
テーブル13で生成されたコンテクストの滞在状態を次の
状態に更新し予測値変換が指示されているときには同時
にコンテクストに対する予測値を更新し、状態遷移の履
歴を管理する。符号器18は、シンボル変換器14から出力
される符号化シンボルと確率見積テーブル15から出力さ
れる符号次数を入力として符号化を行い、符号を出力す
る。出力された符号は伝送路19から復号化部に伝送され
る。
次に、復号化装置の動作について説明する。符号化部
から出力された符号は、伝送路31から受け取られる。メ
モリ制御部32は、復号化済みの画素をメモリに蓄積す
る。コンテクスト参照テーブル33は、復号化対象画素に
対するコンテクストをメモリ制御部32に蓄積された画素
データから生成し、そのコンテクストに対する滞在状態
番号および予測値を示す。確率見積テーブル34はコンテ
クスト参照テーブル33の示す滞在状態番号に対応する符
号次数を示す。復号器35は、伝送路31から受け取った符
号と確率見積テーブル34の示す符号次数を入力として復
号化を行い、復号化シンボルを出力する。カウンタ36
は、コンテクスト参照テーブル33の示す滞在状態番号に
対する状態ごとに用意され、復号器35で復号化された優
勢シンボル数を計数してその状態に設定された計数値に
達したときおよび劣勢シンボルが発生したときに計数値
を再初期化する。履歴管理テーブル77は、状態ごとに復
号化シンボル(優勢シンボル、劣勢シンボル)による次
に遷移すべき状態番号を記憶しており、コンテクスト参
照テーブル33で生成されたコンテクストの滞在状態を次
の状態に更新し予測値変換が指示されているときには同
時にコンテクストに対する予測値を更新し、状態遷移の
履歴を管理する。画素変換器38は復号器35から出力され
復号化シンボルを復号化対象画素に逆変換し、復号化シ
ンボルが優勢シンボルならばコンテクスト参照テーブル
33の示す予測値を復号対象画素値とし、劣勢シンボルな
らば予測値でない復号対象画素値とする。画像出力部39
は、画像の出力を画素変換器38により変換された後に受
けとる画素単位に行う。
また、第3図は本発明の符号化装置および復号化装置
の状態遷移の説明図である。第3図において、第6図同
様に符号次数の数が6つの例を示しており、一つの符号
次数に対して過去の遷移の履歴により複数の状態が対応
し、状態遷移の方法は、第6図と同じである。第3図で
は、過去の遷移の履歴を3段階に分けており、下段が
L、中段がLM、上段がMMの状態遷移を経たものとなって
いる。劣勢シンボルが発生すると状態は必ず下段Lに遷
移する。図中の上段MMからは符号次数を2段階下がった
下段Lの遷移状態に遷移させているが、例えば状態15、
36のように遷移状態別に符号次数を下げる段階数を適宜
決めることもでき、また符号次数を上げる段階数も適宜
決定することもできる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば符号化の際の符号化
シンボルあるいは復号化の際の復号化シンボルに対応す
るコンテクストの符号次数が同じであっても、その符号
次数の増減傾向を過去の遷移の履歴により別の状態を設
けて状態遷移の経路を独立させたので、過去の遷移の履
歴が同じコンテクストを同一の経路を遷移させることに
よりその符号次数の増減の傾向に適した次なる状態遷移
を決定できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による符号化装置の構成を
示すブロック図、第2図はこの発明の一実施例による復
号化装置の構成を示すブロック図、第3図はこの発明の
一実施例による符号化装置および復号化装置の状態遷移
の説明図、第4図は従来の従来の符号化装置の構成を示
すブロック図、第5図は従来の復号化装置の構成を示す
ブロック図、第6図は従来の符号化装置の状態遷移の説
明図である。 11は画像入力部、12、32はメモリ制御部、13、33はコン
テクスト参照テーブル、14はシンボル変換器、16、36は
カウンタ、18は符号器、19、31は伝送路、35は復号器、
38は画像変換器、39は画像出力部、15、34は確率見積テ
ーブル、57、77は履歴管理テーブル。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 雅之 神奈川県鎌倉市大船5丁目1番1号 三 菱電機株式会社通信システム研究所内 (56)参考文献 特開 平2−285776(JP,A) 特開 平2−65373(JP,A) 電子情報通信学会春季全国大会講演論 文集(1990)、小野、吉田、木村、木 野、p.1−439

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された画素を符号化シンボルに変換
    し、かつ符号化済みの画素から取り出された参照画素の
    とるパターン(以後、コンテクストという。)ごとに符
    号化画素のとる値の発生状況に応じて符号化パラメータ
    を切り替えてシンボルを符号化する符号化装置におい
    て、 入力された画素データを蓄えるメモリ、 上記メモリに蓄えられた画素データから符号化対象画素
    に対するコンテクストを作成し、そのコンテクストに対
    する予測値および滞在状態番号を記憶するコンデクスト
    参照テーブル、 上記コンテクスト参照テーブルの予測値と実際の符号化
    画素とを比較して符号化シンボルに変換するシンボル変
    換器、 上記コンテクスト参照テーブルの滞在状態番号に対応す
    る符号次数を記憶する確率見積テーブル、 上記シンボル変換器から出力された符号化シンボルが優
    勢シンボルであるときは、その発生数が設定された所定
    数に達した時、また劣勢シンボルであるときはその発生
    した時に更新のタイミングを指示するタイミング指示
    器、 上記タイミング指示器の内容に基づき上記コンテクスト
    参照テーブルの滞在状態番号を予め設定された次なる滞
    在状態番号に更新させ、予測値の書き換えが指示されて
    いる時には滞在状態番号の更新と同時にコンテクストに
    対する予測値を更新させると共に更新の履歴を記憶する
    履歴管理テーブル、 上記シンボル変換器から出力された符号化シンボルと上
    記確率見積テーブルの示す符号次数を入力として符号化
    を行って符号系列を出力する符号器 を備えたことを特徴とする符号化装置。
  2. 【請求項2】入力された符号系列からシンボルに復号化
    し、復号化された画素から取り出された参照画素パター
    ンであるコンテクストごとに復号化画素のとる値の発生
    状況に応じて復号化パラメータを切り替えてシンボルに
    復号化し復号化されたシンボルを画素に逆変換する復号
    化装置において、 復号化された画素データを蓄えるメモリ、 上記メモリに蓄えられた画素データから復号化対象画素
    に対するコンテクストを作成し、そのコンテクストに対
    する予測値および滞在状態番号を記憶するコンテクスト
    参照テーブル、 上記コンテクスト参照テーブルの滞在状態番号に対応す
    る符号次数を記憶する確率見積テーブル、 符号系列と上記確率見積テーブルの示す符号次数を入力
    として復号化を行って復号化シンボルを出力する復号器 上記復号換器から出力された復号化シンボルが優勢シン
    ボルであるときは、その発生数が設定された所定数に達
    した時、また劣勢シンボルであるときはその発生した時
    に更新のタイミングを指示するタイミング指示器、 上記タイミング指示器の内容に基づき上記コンテクスト
    参照テーブルの滞在状態番号を予め設定された次なる滞
    在状態番号に更新させ、予測値の書き換えが指示されて
    いる時には滞在状態番号の更新と同時にコンテクストに
    対する予測値を更新させると共に更新の履歴を記憶する
    履歴管理テーブル、 上記コンタクスト参照テーブルの予測値から実際の復号
    化シンボルに応じて複合化画素に逆変換する画素変換
    器、 を備えたことを特徴とする符号化装置。
  3. 【請求項3】入力された画素を符号化シンボルに変換
    し、かつ符号化済みの画素から取り出された参照画素の
    とるパターンごとに符号化シンボルのとる値の発生状況
    に応じて符号化パラメータを切り替えてシンボルを符号
    化する符号化方法において、 入力された画素データから符号化対象画素に対するコン
    テクストを作成するステップ、 このコンテクストに対する予測値および滞在状態番号を
    予め記憶したコンテクスト参照テーブルから読み出した
    予測値と実際の符号化画素とを比較して符号化シンボル
    に変換するシンボル変換ステップ、 上記シンボル変換ステップにより出力された符号化シン
    ボルが優勢シンボルであるときは、その発生数が設定さ
    れた所定数に達した時、また劣勢シンボルであるときは
    その発生した時に上記コンテクスト参照テーブルの滞在
    状態番号を予め設定された次なる滞在状態番号に更新さ
    せ、予測値の書き換えが指示されている時には滞在状態
    番号の更新と同時にコンテクストに対する予測値を更新
    させ、かつ更新履歴を記憶させる履歴管理ステップ、 上記シンボル変換ステップにより出力された符号化シン
    ボルと上記コンテクスト参照テーブルの滞在状態番号に
    対応する符号次数を記憶した確率見積テーブルの示す符
    号次数を入力として符号化を行って符号系列を出力する
    符号化ステップを有することを特徴とする符号化方法。
  4. 【請求項4】入力された符号系列からシンボルに復号化
    し、復号化された画素から取り出された参照画素パター
    ンであるコンテクストごとに復号化画素のとる値の発生
    状況に応じて復号化パラメータを切り替えてシンボルに
    復号化し復号化されたシンボルを画素に逆変換する符号
    化方法において、 復号化された画素データから復号化対象画素に対するコ
    ンテクストを作成するステップ、 上記系列と上記コンテクストに対する予測値および滞在
    状態番号が予め記憶されたコンテクスト参照テーブルの
    滞在状態番号に対応する符号次数が記憶された確率見積
    テーブルの示す符号次数を入力として復合化を行って復
    号化シンボルを出力する復号化ステップ、 上記復号化ステップにより出力された復号化シンボルが
    優勢シンボルであるときは、その発生数が設定された所
    定数に達した時、また劣勢シンボルであるときはその発
    生した時に上記コンテクスト参照テーブルの滞在状態番
    号を予め設定された次なる滞在状態番号に更新させ、予
    測値の書き換えが指示されている時には滞在状態番号の
    更新と同時にコンテクストに対する予測値を更新させ、
    かつ更新履歴を記憶させる履歴管理ステップ、 上記コンテクスト参照テーブルの予測値から実際の復号
    化シンボルに応じて復号化画素に逆変換する画素変換ス
    テップを有することを特徴とする復号化方法。
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