JP2503136Y2 - 切粉裁断装置 - Google Patents

切粉裁断装置

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JP2503136Y2
JP2503136Y2 JP1990031862U JP3186290U JP2503136Y2 JP 2503136 Y2 JP2503136 Y2 JP 2503136Y2 JP 1990031862 U JP1990031862 U JP 1990031862U JP 3186290 U JP3186290 U JP 3186290U JP 2503136 Y2 JP2503136 Y2 JP 2503136Y2
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chute
cutting
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cutting device
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鉄能 山下
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Tsubakimoto Mayfran Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、工作機械等から排出されコンベヤによって
搬送されて来る切粉を裁断するための切粉裁断装置に関
する。
従来技術及びその課題 従来、工作機械等から排出される切粉を裁断する切粉
裁断装置は、第6図、第7図に示す構造をしている。即
ち、切粉裁断装置19は、コンベヤ10のケーシング11から
漏斗状の形状をしたシュート12を介してハウジング14内
に投入された切粉Cを、ハウジング14内の横方向に配列
された第1、第2回転軸15,16上の複数の回転カッタ17,
18で裁断することができるようになっている。
ところが、この様な切粉裁断装置19は次の問題点を有
している。
切粉が、例えば旋盤から出てくるカール状の形状をし
た弾力性を有する切粉の場合、その切粉は、コンベヤで
搬送されている間はケーシング内に押込まれて圧縮され
ているが、コンベヤの終端まで搬送されケーシングの終
端部の広い空間に放出されると、圧縮状態から開放され
て伸びることがある。ところが、シュートは下方に行く
に従って尻窄みの形状になっているため、伸びたカール
状の切粉は、ハウジングの入口に到達する以前にシュー
ト内に橋渡したような状態(ブリッジ状)になって切粉
の流れを阻害、或いは阻止し、切粉裁断装置の裁断効率
を低下させたり、極端な場合には、切粉裁断装置を裁断
不能状態にさせてしまうことがある。
コンベヤで搬送されてきた切粉に、例えば、ボルト、
ナットのような異物が混入していると、回転カッタは、
このような異物を挟み込んで回転を停止させられるか、
或いは、損傷を受けるかして、切粉裁断装置の裁断効率
を低下させる。
さらに、裁断する必要のない細かい切粉もすべて回転
カッタを通過するため、回転カッタは、余分な裁断を行
うことになり、回転カッタの負荷が必要以上に大きくな
るばかりでなく、カッタの摩耗も早められ、切粉裁断装
置の裁断効率を低下させる。
課題を解決するための手段 本考案は、切粉を搬送するコンベヤのケーシングから
シュートを介してハウジング内に投入された前記切粉を
前記ハウジング内に配設された複数の回転軸上の回転カ
ッタで裁断する切粉裁断装置において、前記回転軸と平
行な方向の前記シュートの内幅を前記ケーシングの内幅
と同一にし、前記複数の回転軸を斜め上下方向に配列
し、且つ、前記コンベヤの終端部直下のシュート底部に
前記回転カッタより低い位置で異物排出口を設け、ま
た、前記回転カッタの外周の一部分を前記シュート内に
突出させ、さらに、コンベヤ終端から排出された切粉
を、前記コンベヤの終端反転部に沿って上端がコンベヤ
終端の反転部の上方に、下端がシュート上縁部に位置し
た円弧状のガイド板で案内した装置により、前記の各課
題を解決したものである。
作用 本考案によると、ケーシングとシュートとの内幅が同
一であるから、搬送されてきた切粉は、そのままの状態
でシュート内に入り、ハウジング内に強制的に引き込ま
れ、回転カッタによって裁断される。
また、異物排出口がコンベヤ終端部直下のシュート底
部に回転カッタより低い位置で開口しているので、切粉
に混入している異物、或いは裁断する必要のない細かい
切粉は、重力によりシュートを伝わって、或いは、斜め
に配列された複数の回転軸を伝わって、異物排出口から
排出され回転カッタにとらえられることが少なくなる。
さらに、回転カッタの外周の一部分がシュート内に突
出しているため、搬送されてきた切粉の内、回転軸と直
角な方向にブリッジ状になろうとする切粉は、回転カッ
タによって強制的に引き込まれ裁断される。
そして、コンベヤの終端部反転部に沿って設けた円弧
状のガイド板は、上端を該反転部上方に、下端をシュー
ト上縁部に位置させたから、コンベヤ終端から放下した
切粉は、ガイド板に規制されて膨大することなく落下す
るので、落下途中でブリッジ状に棚つり現象を起すこと
はない。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
切粉裁断装置30の上側にはコンベヤ31が接続されてい
る。
コンベヤ31は、スラットを互いに傾動自在に連結した
ヒンジタイプのスラットコンベヤであり、ケーシング32
内に収納されている。ケーシング32の端部内には、コン
ベヤ31の終端反転部分31aの円弧に沿ったガイド板33が
複数設けられている。なお、このガイド板は、ケーシン
グの内幅W1と同一幅の1枚の板で形成してもよい。ケー
シング32の下面には、切粉裁断装置30に通じる開口孔34
が形成されている。
切粉裁断装置30は、シュート41と、異物排出口42と、
ハウジング43とを有している。
シュート41は、下方に行くに従って断面積が小さくな
る漏斗状の形状をしているが、後述する回転軸52,53と
平行な方向の内幅W2は上端から下端まで全体を通じてケ
ーシング32の内幅W1と同一である。シュート41の底部41
aにはスリット状の異物排出口42が形成されている。こ
の異物排出口42には、第3図に示す軸44が複数本配設さ
れている。軸44は、その突出長さを調節できるようにホ
ルダー45に具えられている。なお、異物排出口42は、後
述する回転カッタ50,51が切粉を切断する位置より低い
シュート41上の位置にある。
ハウジング43には、第1、第2回転軸52,53が斜め上
下の配置関係で具えられている。第1、第2回転軸52,5
3は第1図中矢印で示すように、互いに逆回転するよう
になっている。2本の回転軸52,53の中心を結ぶ線L
1と、コンベヤに平行な線L2とがなす角度α(第1図参
照。)は約90度から約45度までの範囲が好ましい。第1
回転軸52には第4図に示す回転カッタを裏返した状態の
回転カッタ50が、第2回転軸53には第4図に示す状態の
ままの回転カッタ51がキー・キー溝の関係で夫々具えら
れている。回転カッタ50,51の間には、カラー54,55が介
在している。カラー54,55の外径は、回転カッタ50,51の
外径より小さい。回転カッタ50,51の相互の配置関係
は、一方の回転軸に具えられた回転カッタが他方の回転
軸に具えられたカラーの部分で他方の回転軸上の回転カ
ッタ50,51間に入り込むような関係になっている。即
ち、第2図に示すように各回転軸52,53上に具えられた
回転カッタ50,51同士は互に入り込んでいる。そして、
回転カッタ50,51は外周の一部分がシュート41内に突出
している。
次に動作を説明する。
第1図において、コンベヤ31によって左側から搬送さ
れてきた切粉Cは、コンベヤ31の終端においてシュート
41内に放出される。この時、カール状の形状をした切粉
同士が、コンベヤ31上に押込まれた状態で搬送されてく
るようなことがあっても、ケーシング32の内幅W1とシュ
ート41の内幅W2とが同一であるので、その切粉Cは押込
まれたままの状態でガイド板33に案内されてシュート41
内に落下する。従って、カール状の切粉は自ら伸びてハ
ウジング43の入口にブリッジ状に詰まるようなことはな
い。
シュート41内に放出された切粉は、シュート41内に突
出している回転カッタ50,51に引っ掛けられ、互いに逆
回転している回転カッタ50,51間に強制的に巻込まれ
る。その後、切粉は、回転カッタ50,51間に挟まれて裁
断され、細かくなってハウジング43の下方から排出され
る。
仮に、切粉にボルト、ナット等の異物が混入している
と、その異物は、切粉とともに、シュート41内を落下す
るが、重力により、コンベヤの終端反転部分31aの近く
で落下するため、その下方に配設された異物排出口42か
ら排出される。しかも、回転軸52,53が上下斜めに配設
されているため、それに沿って落下することができるた
め、回転カッタ50,51に挟まれることは少ない。なお、
異物排出口42の大きさは、異物の性状に応じて、軸44の
突出長さを調節することによって変えることができる。
又、裁断する必要のない大きさの切粉も、重力の作用に
よって、回転カッタ50,51間に入る量は少なく、異物排
出口42から殆ど排出される。
なお、以上の実施例では、切粉裁断装置30を、コンベ
ヤ31に接続してあるが、第5図の実施例のように、スク
リューコンベヤ(又は、コイルコンベヤ)61に接続して
もよい。この場合、切粉は、コンベヤ61のねじ送りによ
ってケーシング62内を送られて来て、圧縮された状態の
まま切粉裁断装置30に送り込まれるので、第1図におけ
るガイド板33は不要である。
考案の効果 本考案の切粉裁断装置によると、次の効果を奏する。
請求項1の構成によれば、シュートの内幅が、ケーシ
ングの内幅と同一であるので、切粉をコンベヤで送られ
て来たままの状態で裁断することができ、切粉裁断装置
の裁断効率を向上させることができる。特に、カール状
の形状をした切粉においては、ハウジングの入口でブリ
ッジ状になるようなことがなくなり、切粉詰まりを防止
することができる。
さらに、シュートの内幅をケーシングの内幅と同一に
して切粉の裁断ができるようにした構造であるので、回
転カッタを有する部分の形状を変えることなく、シュー
トの内幅をケーシングの内幅に合わせて変えるだけで、
どのようなコンベヤにも対応することができ、切粉裁断
装置の汎用性が高まり、コストアップを防止することが
できる。
切粉に混入している異物、或いは裁断する必要のない
細かい切粉は、重力によりシュートを伝わって、回転カ
ッタに巻き込まれることなく坂を滑り落ちるように誘導
され異物排出口から排出することができるので、回転カ
ッタの負荷が少なくなるばかりでなく、その損傷や摩耗
も少なくなり、切粉裁断装置の裁断効率を著しく向上さ
せることができる。
請求項2の構成によれば、回転カッタの外周の一部分
がシュート内に突出しているため、搬送されてきた切粉
の内、回転軸と直角な方向にブリッジ状になろうとする
切粉を、回転カッタによって強制的に引き込み、裁断す
ることができ、切粉がブリッジ状になることを防止する
ことができる。
請求項3の構成によれば、円弧状のガイド板がコンベ
ヤの終端反転部の上方位置からシュートの上縁部に亘っ
て覆っているため、コンベヤから放下排出された切粉は
該ガイド板によって膨大化を規制され、コンベヤ上を搬
送されてきた圧縮状態でシュート上端まで案内されるの
で、膨大化による切粉のブリッジ化現象が防止され、コ
ンベヤで送られて来たままの状態で(すなわち、ブリッ
ジにならず)裁断することができ、かくして切粉裁断装
置の裁断効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の切粉裁断装置における第2図中1-1矢
視断面図であり正面図に相当する図、第2図は第1図中
2-2矢視断面図であり平面図に相当する図、第3図は軸
とホルダの詳細図、第4図は回転カッタの正面図、第5
図は本考案の切粉裁断装置をスクリューコンベヤに設け
た場合の第1図に相当する正面図である。 第6図は従来の切粉裁断装置の断面図で第1図に相当す
る図、第7図は第6図の平面図で第2図に相当する図で
ある。 30……切粉裁断装置、31,61……コンベヤ 32……ケーシング、41……シュート 42……異物排出口、43……ハウジング 50,51……回転カッタ 52,53……回転軸

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】切粉を搬送するコンベヤのケーシングから
    シュートを介してハウジング内に投入された前記切粉を
    前記ハウジング内に配設された複数の回転軸上の回転カ
    ッタで裁断する切粉裁断装置において、前記複数の回転
    軸を斜め上下方向に配列し、且つ、前記コンベヤの終端
    部直下のシュート底部に前記回転カッタより低い位置で
    異物排出口を設けたことを特徴とする、切粉裁断装置。
  2. 【請求項2】切粉を搬送するコンベヤのケーシングから
    シュートを介してハウジング内に投入された前記切粉を
    前記ハウジング内に配設された複数の回転軸上の回転カ
    ッタで裁断する切粉裁断装置において、前記回転軸と平
    行な方向の前記シュートの内幅を前記ケーシングの内幅
    と同一にするとともに前記複数の回転軸を斜め上下方向
    に配列し、且つ、前記回転カッタの外周の一部分を前記
    シュート内に突出させたことを特徴とする、切粉裁断装
    置。
  3. 【請求項3】循環移動して切粉を搬送するコンベヤのケ
    ーシングからシュートを介してハウジング内に投入され
    た前記切粉を前記ハウジング内に配設された複数の回転
    軸上の回転カッタで裁断する切粉裁断装置において、前
    記回転軸と平行な方向の前記シュートの内幅を前記ケー
    シングの内幅と同一にし、且つ前記コンベヤの終端反転
    部に沿って上端をコンベヤの終端反転部の上方に、下端
    をシュート上縁部に位置させた円弧形状のガイド板を前
    記ケーシング内に具えたことを特徴とする、切粉裁断装
    置。
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JPH03123655U JPH03123655U (ja) 1991-12-16
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