JP2502728B2 - ビデオデ―タ処理装置 - Google Patents

ビデオデ―タ処理装置

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JP2502728B2
JP2502728B2 JP1033044A JP3304489A JP2502728B2 JP 2502728 B2 JP2502728 B2 JP 2502728B2 JP 1033044 A JP1033044 A JP 1033044A JP 3304489 A JP3304489 A JP 3304489A JP 2502728 B2 JP2502728 B2 JP 2502728B2
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    • G09G5/14Display of multiple viewports
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
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    • G09G2340/12Overlay of images, i.e. displayed pixel being the result of switching between the corresponding input pixels
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はパーソナルコンピュータなどの画面上でマル
チウィンドウでビデオデータを表示するビデオデータ処
理装置に関する発明である。
従来の技術 ビデオ信号はリアリティにあふれ、また動きが理解し
やすいことから、文字・グラフィックスと同様にパーソ
ナルコンピュータ上に表示したいという要望が徐々に高
まってきている。従来、アナログビデオ信号をディジタ
ル化し、グラフィックスと合成して表示するためのビデ
オデータ処理装置のブロック図を第36図に示す。第36図
において3601はNTSCなどの規格のアナログビデオ信号を
ディジタル化するビデオデータA/D手段、3602はグラフ
ィックデータが描画されるグラフィックメモリ、3603は
グラフィックメモリ3601上のグラフィックデータのある
色を内容として持つ色指定レジスタ、3604はグラフィッ
クメモリから出力されるグラフィックの内、色指定レジ
スタ3603中の色を持つ画素が出力された場合は、ビデオ
データA/D手段3601からのビデオデータ出力を選択し、
そうでない場合はグラフィック出力を選択することによ
り、ビデオデータ・グラフィックを合成するビデオ/グ
ラフィック合成手段、3605はビデオ/グラフィック合成
手段からの合成出力を表示する表示手段である。
このビデオデータ処理装置の色指定レジスタの内容を
変化させることにより、ビデオデータとグラフィックの
合成の様子を変化させるような特殊効果を施すことがで
きる。
発明が解決しようとする課題 近年、よりよいヒューマンマシンインターフェースを
もたらすコンピュータとの対話画面として、マルチウィ
ンドウ画面というものが注目されている。マルチウィン
ドウは単一の表示手段上に複数のウィンドウと呼ばれる
矩形領域を表示し、各々のウィンドウがそれぞれあたか
も独立した一つの表示手段であるような画面である。
このようなマルチウィンドウ画面にビデオデータを適
合させることを考えると、ウィンドウの移動・変形・再
描画への対処が必要となる。また、そのマルチウィンド
ウ画面上で矛盾無く、ビデオデータの特殊効果やグラフ
ィックスの合成が実現されなければならない。
しかし、第36図に示すような従来のビデオデータ処理装
置では、ビデオデータの領域全体を表示手段3605とは独
立して移動させることなどできないため、マルチウィン
ドウ画面に適合させることが不可能であった。その例を
第37図に示す。第37図aの3701は入力されるビデオデー
タ全画面である。第37図bの3702は表示手段3605上で表
示されるウィンドウが一つ存在する表示画面である。37
03はビデオデータが表示されているウィンドウであり、
グラフィックメモリ3604のウィンドウ3703に対応してい
る領域を、色指定レジスタ中3603の色でぬりつぶすこと
により実現できる。第37図cの3704はウィンドウ3703が
右下へ移動した場合に実現されなければならない表示手
段の画面である。移動前のウィンドウ3703と移動後のウ
ィンドウ3705の内容は同じである。ところが、実際には
第37図dの3706の画面のように移動後のウィンドウ3707
の内容は、移動前のウィンドウ3703の内容と大きく異な
るという矛盾が生じる。
本発明にかかる点に鑑み、マルチウィンドウ画面上で
矛盾無くビデオデータを含むウィンドウの移動・変形・
再描画を実現でき、なおかつそのウィンドウ中でビデオ
データの特殊効果・グラフィックスとの合成を実現でき
るビデオデータ処理装置及び処理方法を提供することを
目的としている。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために、本発明の第1のビデオ
データ処理装置は、第1ビデオメモリと、第2ビデオメ
モリと、第3のビデオメモリと、第4ビデオメモリと、
特殊効果情報を記述する特殊効果記述メモリと、前記第
2ビデオメモリ上の矩形領域の座標を保持するビデオ切
り出し領域レジスタと、前記第3ビデオメモリ上の矩形
領域の座標を保持するビデオ書き込み領域レジスタと、
前記第3ビデオメモリ上の矩形領域の座標を保持するウ
ィンドウ切り出し領域レジスタと、前記第4ビデオメモ
リ上の矩形領域の座標を保持するウィンドウ書き込み領
域レジスタと、アナログビデオ信号をA/D変換し、変換
されたディジタルのビデオデータを前記第1ビデオメモ
リに書き込むビデオデータ取り込み手段と、前記第1ビ
デオメモリに書き込まれた前記ビデオデータに前記特殊
効果記述メモリに記述された特殊効果情報に対応する特
殊効果処理を施し、その結果得られるビデオデータを前
記第2ビデオメモリに書き込む特殊効果手段と、前記第
2ビデオメモリから前記ビデオ切り出し領域レジスタに
保持されている矩形領域内のビデオデータを切り出し、
前記第3ビデオメモリの前記ビデオ書き込み領域レジス
タに保持されている矩形領域内に書き込むビデオマッピ
ング手段と、グラフィックデータを生成出力し第3ビデ
オメモリに書さ込むグラフィック生成書き込み手段と、
前記第3ビデオメモリから前記ウィンドウ切り出し領域
レジスタに保持されている矩形領域内のビデオデータお
よびグラフィックデータを切り出し、前記第4ビデオメ
モリの前記ウィンドウ書き込み領域レジスタに保持され
ている矩形領域内に書き込むウィンドウマッピング手段
と、前記第4ビデオメモリの内容をD/A変換して表示す
る表示手段とを備えたものである。
この第1のビデオデータ処理装置におけるビデオデータ
処理方法は、第1ビデオデータに書き込まれたビデオデ
ータに特殊効果記述メモリに記述された特殊効果情報に
対応する特殊効果処理を施し、その結果得られるビデオ
データを第2ビデオメモリに書き込む特殊効果ステップ
と、前記第2ビデオメモリからビデオ切り出し領域レジ
スタに保持されているビデオ切り出し領域内のビデオデ
ータを切り出し、第3ビデオメモリのビデオ書き込み領
域レジスタに保持されているビデオ書き込み領域内に書
き込むビデオマッピングステップと、グラフィックデー
タを生成出力し前記第3ビデオメモリに書き込むグラフ
ィック生成書き込みステップと、前記第3ビデオメモリ
からウィンドウ切り出し領域レジスタに保持されている
ウィンドウ切り出し領域内のビデオデータおよびグラフ
ィックデータを切り出し、第4ビデオメモリのウィンド
ウ書き込み領域レジスタに保持されているウィンドウ書
き込み領域内に書き込みウィンドウマッピングステップ
を行なうものである。
また、本発明における第2のビデオデータ処理装置
は、第1のビデオデータ処理装置の第1から第4ビデオ
メモリの存在をその内部に想定したビデオメモリと、前
記ビデオメモリ上の1座標を保持するビデオデータ書き
込み開始座標レジスタと、前記ビデオメモリ上の1座標
を保持するビデオデータ読み出し開始座標レジスタと、
アナログビデオ信号をA/D変換しディジタルのビデオデ
ータを出力するビデオデータA/D手段と、ビデオデータA
/D手段より得られるビデオデータを等倍、拡大または縮
小し、前記ビデオデータ書き込み開始座標レジスタも保
持されている座標から前記ビデオメモリに書き込むビデ
オデータ拡大縮小書き込み手段と、前記ビデオデータ読
み出し開始座標レジスタに保持されている座標から前記
ビデオメモリに書き込まれたビデオデータを読み出し等
倍、または拡大するビデオデータ拡大読み出し手段と、
前記拡大読み出し手段より得られるビデオデータが表示
される表示画面上の矩形領域を保持する表示領域レジス
タと、グラフィックデータが書き込まれるグラフィック
メモリと、グラフィックデータの中の任意の色を指定す
る色指定レジスタと、前記表示領域レジスタに保持され
ている表示画面上の矩形領域に含まれ、かつ対応するグ
ラフィックメモリ上の領域で前記色指定レジスタと同じ
色をもつ座標についてはビデオデータ拡大読み出し手段
より得られるビデオデータを選択し、それ以外の座標に
ついてはグラフィックメモリ中のグラフィックデータを
選択することにより前記ビデオデータ拡大読み出し手段
より得られるビデオデータとグラフィックメモリ中のグ
ラフィックデータを合成するビデオ/グラフィック合成
手段と、前記ビデオ/グラフィック合成手段より得られ
るビデオデータ・グラフィックデータをD/A変換して表
示する表示手段と、前記第1・第2ビデオメモリの存在
を想定した状態での特殊効果情報を記述する特殊効果記
述メモリと、前記第2ビデオメモリの存在を想定した状
態での前記第2ビデオメモリ上の矩形領域の座標を保持
するビデオ切り出し領域レジスタと、前記第3ビデオメ
モリの存在を想定した状態での前記第3ビデオメモリ上
の矩形領域の座標を保持するビデオ書き込み領域レジス
タと、前記第3ビデオメモリの存在を想定した状態での
前記第3ビデオメモリ上の矩形領域の座標を保持するウ
ィンドウ切り出し領域レジスタと、前記第4ビデオメモ
リの存在を想定した状態での前記第4ビデオメモリ上の
矩形領域の座標を保持するウィンドウ書き込み領域レジ
スタと、前記特殊効果記述メモリ中の特殊効果情報・前
記ビデオ切り出し領域レジスタに保持されるビデオ切り
出し領域・前記ビデオ書き込み領域レジスタに保持され
るビデオ書き込み領域・前記ウィンドウ切り出し領域レ
ジスタに保持されたウィンドウ切り出し領域・前記ウィ
ンドウ書き込み領域の保持されるウィンドウ書き込み領
域を基に、前記ビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡
大縮小率・前記ビデオデータ書き込み開始座標レジスタ
の値・前記ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率・前
記ビデオデータ読み出し開始座標レジスタの値・前記表
示領域レジスタの値を計算し、グラフィックメモリ上に
前記色指定レジスタに設定されている色を前記表示領域
レジスタの値に応じた矩形領域を塗るハードウェアマッ
ピング手段とを備えたものである。
本発明の第2のビデオデータ処理装置での第1のビデ
オデータ処理方法は、ハードウェアマッピング手段が、
特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される拡
大縮小処理指定とその拡大縮小率を基に、ビデオ書き込
み領域レジスタ中のビデオ書き込み領域の左上の座標か
ら、ビデオ切り出し領域レジスタ中のビデオ切り出し領
域の左上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値であ
るビデオオフセット情報を得るビデオオフセット情報計
算ステップと、ウィンドウ書き込み領域レジスタ中のウ
ィンドウ書き込み領域の左上の座標から、ウィンドウ切
り出し領域レジスタ中のウィンドウ切り出し領域の左上
の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値である相対/
絶対座標変換情報を得る相対/絶対座標変換情報計算ス
テップと、前記ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ切
り出し領域の両者に含まれかつ最大の矩形である相対ビ
デオ表示矩形を計算する相対ビデオ表示矩形計算ステッ
プと、前記相対ビデオ表示矩形の左上の座標から、前記
ビデオオフセット情報を水平方向・垂直方向各々引いた
値をビデオデータ読み出し開始座標レジスタに設定する
ビデオデータ読み出し開始座標設定ステップと、前記相
対ビデオ表示矩形の左上・右下の座標に前記相対/絶対
座標変換情報を水平方向・垂直方向各々加えて得られる
絶対ビデオ表示矩形を表示領域レジスタに設定する表示
領域設定ステップと、前記特殊効果記述メモリ中の拡大
縮小率をビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡大縮小
率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステップと、ビデ
オデータ拡大読み出し手段の拡大率を等倍に設定する読
み出し拡大率設定ステップと、ビデオデータ書き込み開
始座標をビデオメモリの原点に設定するビデオデータ書
き込み開始座標設定ステップと、前記絶対ビデオ表示矩
形に対応するグラフィックメモリ中の画素を色指定レジ
スタ中の色で塗りつぶす色指定レジスタ色描画ステップ
を行なうものである。
本発明の第2のビデオデータ処理装置での第2のビデ
オデータ処理方法は、ハードウェアマッピング手段が、
特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述されるモ
ザイク処理指定とモザイク処理後得られる想定された第
2ビデオメモリ上のビデオデータの大きさである仮想第
2ビデオメモリビデオサイズ情報とモザイク処理のタイ
ルの大きさであるタイルサイズ情報を基に、ビデオ書き
込み領域レジスタ中のビデオ書き込み領域の左上の座標
から、ビデオ切り出し領域レジスタ中のビデオ切り出し
領域の左上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値で
あるビデオオフセット情報を得るビデオオフセット情報
計算ステップと、ウィンドウ書き込み領域レジスタ中の
ウィンドウ書き込み領域の左上の座標から、ウィンドウ
切り出し領域レジスタ中のウィンドウ切り出し領域の左
上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値である相対
/絶対座標変換情報を得る相対/絶対座標変換情報計算
ステップと、前記ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ
切り出し領域の両者に含まれかつ最大の矩形である相対
ビデオ表示矩形を計算する相対ビデオ表示矩形計算ステ
ップと、前記仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報
を、想定された第1ビデオメモリ上のモザイク処理をさ
れていない元のビデオデータの大きさである仮想第1ビ
デオメモリビデオサイズ情報で割り、さらにその結果を
前記タイルサイズ情報で割ることにより求められる値を
ビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡大縮小率に設定
する書き込み拡大縮小率設定ステップと、タイルサイズ
情報をビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率に設定す
る読み出し拡大率設定ステップと、相対ビデオ表示矩形
の左上の座標からビデオオフセット情報を水平方向・垂
直方向各々引いた値を前記拡大読み出し率で割りビデオ
データ読み出し開始座標レジスタに設定するビデオデー
タ読み出し開始座標設定ステップと、前記相対ビデオ表
示矩形の左上・右下の座標に前記相対/絶対座標変換情
報を水平方向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビデオ
表示矩形を表示領域レジスタに設定する表示領域設定ス
テップと、前記絶対ビデオ表示矩形に対応するグラフィ
ックメモリ中の画素を色指定レジスタ中の色で塗りつぶ
す色指定レジスタ色描画ステップを行なうものである。
本発明の第2のビデオデータ処理装置での第3のビデ
オデータ処理方法は、ハードウェアマッピング手段が、
特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述されるマ
ルチフリーズ処理指定とマルチフリーズ処理後得られる
想定された第2ビデオメモリ上のビデオデータの大きさ
である仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報とマルチ
フリーズ処理後の単位小画像の水平方向の数と垂直方向
の数を基に、ビデオ書き込み領域レジスタ中のビデオ書
き込み領域の左上の座標から、ビデオ切り出し領域レジ
スタ中のビデオ切り出し領域の左上の座標を水平方向・
垂直方向各々引いた値であるビデオオフセット情報を得
るビデオオフセット情報計算ステップと、ウィンドウ書
き込み領域レジスタ中のウィンドウ書き込み領域の左上
の座標から、ウィンドウ切り出し領域レジスタ中のウィ
ンドウ切り出し領域の左上の座標を水平方向・垂直方向
各々引いた値である相対/絶対座標変換情報を得る相対
/絶対座標変換情報計算ステップと、前記ビデオ書き込
み領域と前記ウィンドウ切り出し領域の両者に含まれか
つ最大の矩形である相対ビデオ表示矩形を計算する相対
ビデオ表示矩形計算ステップと、前記仮想第2ビデオメ
モリビデオサイズ情報を想定された第1ビデオメモリ上
のマルチフリーズ処理をされていない元のビデオデータ
の大きさである仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報
で割り、さらにその結果の水平方向の値を前記単位小画
像の水平方向の数で割ることにより求められる値をビデ
オデータ拡大縮小書き込み手段の拡大縮小率に設定する
書き込み拡大縮小率設定ステップと、前記仮想第1ビデ
オメモリビデオサイズ情報の水平方向に前記書き込み拡
大縮小率を乗じて前記単位画像の幅を計算する単位画像
幅計算ステップと、前記仮想第1ビデオメモリビデオサ
イズ情報の垂直方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて
前記単位画像の高さを計算する単位画像高さ計算ステッ
プと、ビデオデータ書き込み開始座標レジスタに請求項
2記載のビデオメモリの原点を設定するビデオデータ書
き込み開始初期化ステップと、前記ビデオデータ書き込
み開始座標から前記書き込み拡大縮小率を適用されたビ
デオデータを前記ビデオメモリに書き込む単位小画像描
画ステップと、前記単位小画像描画ステップを適用後、
前記単位小画像幅をビデオデータ書き込み開始座標の水
平方向に加え再び前記単位小画像描画ステップを適用
し、描画された単位小画像の水平方向の数が前記特殊効
果記述メモリ中の単位小画像の水平方向の数に達するま
でこの操作を繰り返す水平方向描画更新ステップと、前
記水平方向描画更新ステップを適用後、前記単位小画像
高さをビデオデータ書き込み開始座標の垂直方向に加え
水平方向は0に設定し再び前記水平方向描画更新ステッ
プを適用し、描画された単位小画像の垂直方向の数が前
記特殊効果記述メモリ中の単位小画像の垂直方向の数に
達するまでこの操作を繰り返す垂直方向描画更新ステッ
プと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を等倍に
設定する読み出し拡大率設定ステップと、前記相対ビデ
オ表示矩形の左上の座標から、前記ビデオオフセット情
報を水平方向・垂直方向各々引いた値をビデオデータ読
み出し開始座標レジスタに設定するビデオデータ読み出
し開始座標設定ステップと、前記相対ビデオ表示矩形の
左上・右下の座標に前記相対/絶対座標変換情報を水平
方向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビデオ表示矩形
を表示領域レジスタに設定する表示領域設定ステップ
と、前記絶対ビデオ表示矩形に対応するグラフィックメ
モリ中の画素を色指定レジスタ中の色で塗りつぶす色指
定レジスタ色描画ステップを行なうものである。
本発明の第2のビデオデータ処理装置での第4のビデ
オデータ処理方法は、ハードウェアマッピング手段が、
特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される拡
大縮小処理指定とその拡大縮小率を基に、前記特殊効果
記述メモリ中の拡大縮小率をビデオデータ拡大縮小書き
込み手段と拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設
定ステップと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率
を等倍に設定する読み出し拡大率設定ステップと、ビデ
オデータ書き込み開始座標をビデオメモリの原点に設定
するビデオデータ書き込み開始座標設定ステップとを行
なうことを特徴とする拡大縮小処理方法と、 特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される
モザイク処理指定とモザイク処理後得られる想定された
第2ビデオメモリ上のビデオデータの大きさである仮想
第2ビデオメモリビデオサイズ情報とモザイク処理のタ
イルの大きさであるタイルサイズ情報を基に、前記仮想
第2ビデオメモリビデオサイズ情報を、想定された第1
ビデオメモリ上のモザイク処理されていない元のビデオ
データの大きさである仮想第1ビデオメモリビデオサイ
ズ情報で割り、さらにその結果を前記タイルサイズ情報
で割ることにより求められる値をビデオデータ拡大縮小
書き込み手段の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小
率設定ステップと、タイルサイズ情報をビデオデータ拡
大読み出し手段の拡大率に設定する読み出し拡大率設定
ステップを行なうことを特徴とするモザイク処理方法
と、 特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される
マルチフリーズ処理指定とマルチフリーズ処理後得られ
る想定された第2ビデオメモリ上のビデオデータの大き
さである仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報とマル
チフリーズ処理後の単位小画像の水平方向の数と垂直方
向の数を基に、前記仮想第2ビデオメモリビデオサイズ
情報を想定された第1ビデオメモリ上のマルチフリーズ
処理をされていない元のビデオデータの大きさである仮
想第1ビデオメモリビデオサイズ情報で割り、さらにそ
の結果の水平方向の値を前記単位小画像の水平方向の数
で割ることにより求められる値をビデオデータ拡大縮小
書き込み手段の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小
率設定ステップと、前記仮想第1ビデオメモリビデオサ
イズ情報の水平方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて
前記単位画像の幅を計算する単位画像幅計算ステップ
と、前記仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報の垂直
方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の
高さを計算する単位画像高さ計算ステップと、ビデオデ
ータ書き込み開始座標レジスタに請求項2記載のビデオ
メモリの原点を設定するビデオデータ書き込み開始初期
化ステップと、前記ビデオデータ書き込み開始座標から
前記書き込み拡大縮小率を適用されたビデオデータを前
記ビデオメモリに書き込む単位小画像描画ステップと、
前記単位小画像描画ステップを適用後、前記単位小画像
幅をビデオデータ書き込み開始座標の水平方向に加え再
び前記単位小画像描画ステップを適用し、描画された単
位小画像の水平方向の数が前記特殊効果記述メモリ中の
単位小画像の水平方向の数に達するまでこの操作を繰り
返す水平方向描画更新ステップと、前記水平方向描画更
新ステップを適用後、前記単位小画像高さをビデオデー
タ書き込み開始座標の垂直方向に加え水平方向は0に設
定し再び前記水平方向描画更新ステップを適用し、描画
された単位小画像の垂直方向の数が前記特殊効果記述メ
モリ中の単位小画像の垂直方向の数に達するまでこの操
作を繰り返す垂直方向描画更新ステップと、ビデオデー
タ拡大読み出し手段の拡大率を等倍に設定する読み出し
拡大率設定ステップを行なうことを特徴とするマルチフ
リーズ処理方法と、 ビデオ書き込み領域レジスタ中のビデオ書き込み領域
の左上の座標から、ビデオ切り出し領域レジスタ中のビ
デオ切り出し領域の左上の座標を水平方向・垂直方向各
々引いた値であるビデオオフセット情報を得るビデオオ
フセット情報計算ステップと、ウィンドウ書き込み領域
レジスタ中のウィンドウ書き込み領域の左上の座標か
ら、ウィンドウ切り出し領域レジスタ中のウィンドウ切
り出し領域の左上の座標を水平方向・垂直方向各々引い
た値である相対/絶対座標変換情報を得る相対/絶対座
標変換情報計算ステップと、前記ビデオ書き込み領域と
前記ウィンドウ切り出し領域の両者に含まれかつ最大の
矩形である相対ビデオ表示矩形を計算する相対ビデオ表
示矩形計算ステップと、相対ビデオ表示矩形の左上の座
標からビデオオフセット情報を水平方向・垂直方向各々
引いた値をビデオデータ読み出し手段の拡大読み出し率
で割りビデオデータ読み出し開始座標レジスタに設定す
るビデオデータ拡大読み出し開始座標設定ステップと、
前記相対ビデオ表示矩形の左上・右下の座標に前記相対
/絶対座標変換情報を水平方向・垂直方向各々加えて得
られる絶対ビデオ表示矩形を表示領域レジスタに設定す
る表示領域設定ステップと、前記絶対ビデオ表示矩形に
対応するグラフィックメモリ中の画素を色指定レジスタ
中の色で塗りつぶす色指定レジスタ色描画ステップと、
特殊効果記述メモリの内容が拡大縮小処理ならば書き込
み拡大縮小処理方法を選択し、前記特殊効果記述メモリ
の内容がモザイク処理ならばモザイク処理方法を選択
し、前記特殊効果記述メモリの内容がマルチフリーズ処
理ならばマルチフリーズ処理方法を選択する特殊効果切
り換えステップを行なうものである。
本発明における第3のビデオデータ処理装置は第2の
ビデオデータ処理装置のビデオ/グラフィック合成手段
を、拡大読み出し手段より得られるビデオデータとグラ
フィックメモリ中のグラフィックデータの排他的ORを計
算する排他的OR手段に置換したものである。
本発明の第3のビデオデータ処理装置におけるビデオ
データ処理方法は、ハードウェアマッピング手段が、特
殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される拡大
縮小処理指定とその拡大縮小率を基に、前記特殊効果記
述メモリ中の拡大縮小率をビデオデータ拡大縮小書き込
み手段と拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定
ステップと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を
等倍に設定する読み出し拡大率設定ステップと、ビデオ
データ書き込み開始座標をビデオメモリの原点に設定す
るビデオデータ書き込み開始座標設定ステップとを行な
うことを特徴とする拡大縮小処理方法と、 特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される
モザイク処理指定とモザイク処理後得られる想定された
第2ビデオメモリ上のビデオデータの大きさである仮想
第2ビデオメモリビデオサイズ情報とモザイク処理のタ
イルの大きさであるタイルサイズ情報を基に、前記仮想
第2ビデオメモリビデオサイズ情報を、想定された第1
ビデオメモリ上のモザイク処理されていない元のビデオ
データの大きさである仮想第1ビデオメモリビデオサイ
ズ情報で割り、さらにその結果を前記タイルサイズ情報
で割ることにより求められる値をビデオデータ拡大縮小
書き込み手段の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小
率設定ステップと、タイルサイズ情報をビデオデータ拡
大読み出し手段の拡大率に設定する読み出し拡大率設定
ステップを行なうことを特徴とするモザイク処理方法
と、 特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される
マルチフリーズ処理指定とマルチフリーズ処理後得られ
る想定された第2ビデオメモリ上のビデオデータの大き
さである仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報とマル
チフリーズ処理後の単位小画像の水平方向の数と垂直方
向の数を基に、前記仮想第2ビデオメモリビデオサイズ
情報を想定された第1ビデオメモリ上のマルチフリーズ
処理をされていない元のビデオデータの大きさである仮
想第1ビデオメモリビデオサイズ情報で割り、さらにそ
の結果の水平方向の値を前記単位小画像の水平方向の数
で割ることにより求められる値をビデオデータ拡大縮小
書き込み手段の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小
率設定ステップと、前記仮想第1ビデオメモリビデオサ
イズ情報の水平方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて
前記単位画像の幅を計算する単位画像幅計算ステップ
と、前記仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報の垂直
方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の
高さを計算する単位画像高さ計算ステップと、ビデオデ
ータ書き込み開始座標レジスタにビデオメモリの原点を
設定するビデオデータ書き込み開始初期化ステップと、
前記ビデオデータ書き込み開始座標から前記書き込み拡
大縮小率を適用されたビデオデータを前記ビデオメモリ
に書き込む単位小画像描画ステップと、前記単位小画像
描画ステップを適用後、前記単位小画像幅をビデオデー
タ書き込み開始座標の水平方向に加え再び前記単位小画
像描画ステップを適用し、描画された単位小画像の水平
方向の数が前記特殊効果記述メモリ中の単位小画像の水
平方向の数に達するまでこの操作を繰り返す水平方向描
画更新ステップと、前記水平方向描画更新ステップを適
用後、前記単位小画像高さをビデオデータ書き込み開始
座標の垂直方向に加え水平方向は0に設定し再び前記水
平方向描画更新ステップを適用し、描画された単位小画
像の垂直方向の数が前記特殊効果記述メモリ中の単位小
画像の垂直方向の数に達するまでこの操作を繰り返す垂
直方向描画更新ステップと、ビデオデータ拡大読み出し
手段の拡大率を等倍に設定する読み出し拡大率設定ステ
ップを行なうことを特徴とするマルチフリーズ処理方法
と、 ビデオデータ書き込み領域レジスタ中のビデオデータ
書き込み領域の左上の座標から、ビデオ切り出し領域レ
ジスタ中のビデオ切り出し領域の左上の座標を水平方向
・垂直方向各々引いた値であるビデオオフセット情報を
得るビデオオフセット情報計算ステップと、ウィンドウ
書き込み領域レジスタ中のウィンドウ書き込み領域の左
上の座標から、ウィンドウ切り出し領域レジスタ中のウ
ィンドウ切り出し領域の左上の座標を水平方向・垂直方
向各々引いた値である相対/絶対座標変換情報を得る相
対/絶対座標変換情報計算ステップと、前記ビデオ書き
込み領域と前記ウィンドウ切り出し領域の両者に含まれ
かつ最大の矩形である相対ビデオ表示矩形を計算する相
対ビデオ表示矩形計算ステップと、相対ビデオ表示矩形
の左上の座標からビデオオフセット情報を水平方向・垂
直方向各々引いた値をビデオデータ拡大読み出し手段の
拡大読み出し率で割りビデオデータ読み出し開始座標レ
ジスタに設定するビデオデータ読み出し開始座標設定ス
テップと、前記相対ビデオ表示矩形の左上・右下の座標
に前記相対/絶対座標変換情報を水平方向・垂直方向各
々加えて得られる絶対ビデ表示矩形を表示領域レジスタ
に設定する表示領域設定ステップと、特殊効果記述メモ
リの内容が拡大縮小処理ならば書き込み拡大縮小処理方
法を選択し、前記特殊効果記述メモリの内容がモザイク
処理ならばモザイク処理方法を選択し、前記特殊効果記
述メモリの内容がマルチフリーズ処理ならばマルチフリ
ーズ処理方法を選択する特殊効果切り換えステップと、
前記特殊効果記述メモリに記述されたネガポジ反転指定
を基に前記絶対ビデオ表示矩形に対応するグラフィック
メモリ中の画素を白色で塗りつぶす白色描画ステップを
行なうものである。
本発明における第4のビデオデータ処理装置は、第2
のビデオデータ処理装置のビデオ/グラフィック合成手
段を、拡大読み出し手段より得られるビデオデータとグ
ラフィックメモリ中のグラフィックデータのANDを計算
するAND手段に置換したものである。
本発明での第4のビデオデータ処理装置におけるビデ
オデータ処理方法は、ハードウェアマッピング手段が、
特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される拡
大縮小処理指定とその拡大縮小率を基に、前記特殊効果
記述メモリ中の拡大縮小率をビデオデータ拡大縮小書き
込み手段と拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設
定ステップと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率
を等倍に設定する読み出し拡大率設定ステップと、ビデ
オデータ書き込み開始座標をビデオメモリの原点に設定
するビデオデータ書き込み開始座標設定ステップとを行
なうことを特徴とする拡大縮小処理方法と、 特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される
モザイク処理指定とモザイク処理後得られる想定された
第2ビデオメモリ上のビデオデータの大きさである仮想
第2ビデオメモリビデオサイズ情報とモザイク処理のタ
イルの大きさであるタイルサイズ情報を基に、前記仮想
第2ビデオメモリビデオサイズ情報を、想定された第1
ビデオメモリ上のモザイク処理されていない元のビデオ
データの大きさである仮想第1ビデオメモリビデオサイ
ズ情報で割り、さらにその結果を前記タイルサイズ情報
で割ることにより求められる値をビデオデータ拡大縮小
書き込み手段の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小
率設定ステップと、タイルサイズ情報をビデオデータ拡
大読み出し手段の拡大率に設定する読み出し拡大率設定
ステップを行なうことを特徴とするモザイク処理方法
と、 特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される
マルチフリーズ処理指定とマルチフリーズ処理後得られ
る想定された第2ビデオメモリ上のビデオデータの大き
さである仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報とマル
チフリーズ処理後の単位小画像の水平方向の数と垂直方
向の数を基に、前記仮想第2ビデオメモリビデオサイズ
情報を想定された第1ビデオメモリ上のマルチフリーズ
処理をされていない元のビデオデータの大きさである仮
想第1ビデオメモリビデオサイズ情報で割り、さらにそ
の結果の水平方向の値を前記単位小画像の水平方向の数
で割ることにより求められる値をビデオデータ拡大縮小
書き込み手段の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小
率設定ステップと、前記仮想第1ビデオメモリビデオサ
イズ情報の水平方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて
前記単位画像の幅を計算する単位画像幅計算ステップ
と、前記仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報の垂直
方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の
高さを計算する単位画像高さ計算ステップと、ビデオデ
ータ書き込み開始座標レジスタに請求項2記載のビデオ
メモリの原点を設定するビデオデータ書き込み開始初期
化ステップと、前記ビデオデータ書き込み開始座標から
前記書き込み拡大縮小率を適用されたビデオデータを前
記ビデオメモリに書き込む単位小画像描画ステップと、
前記単位小画像描画ステップを適用後、前記単位小画像
幅をビデオデータ書き込み開始座標の水平方向に加え再
び前記単位小画像描画ステップを適用し、描画された単
位小画像の水平方向の数が前記特殊効果記述メモリ中の
単位小画像の水平方向の数に達するまでこの操作を繰り
返す水平方向描画更新ステップと、前記水平方向描画更
新ステップを適用後、前記単位小画像高さをビデオデー
タ書き込み開始座標の垂直方向に加え水平方向は0に設
定し再び前記水平方向描画更新ステップを適用し、描画
された単位小画像の垂直方向の数が前記特殊効果記述メ
モリ中の単位小画像の垂直方向の数に達するまでこの操
作を繰り返す垂直方向描画更新ステップと、ビデオデー
タ拡大読み出し手段の拡大率を等倍に設定する読み出し
拡大率設定ステップを行なうことを特徴とするマルチフ
リーズ処理方法と、ビデオ書き込み領域レジスタ中のビ
デオデータ書き込み領域の左上の座標から、ビデオ切り
出し領域レジスタ中のビデオ切り出し領域の左上の座標
を水平方向・垂直方向各々引いた値であるビデオオフセ
ット情報を得るビデオオフセット情報計算ステップと、
ウィンドウ書き込み領域レジスタ中のウィンドウ書き込
み領域の左上の座標から、ウィンドウ切り出し領域レジ
スタ中のウィンドウ切り出し領域の左上の座標を水平方
向・垂直方向各々引いた値である相対/絶対座標変換情
報を得る相対/絶対座標変換情報計算ステップと、前記
ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ切り出し領域の両
者に含まれかつ最大の矩形である相対ビデオ表示矩形を
計算する相対ビデオ表示矩形計算ステップと、相対ビデ
オ表示矩形の左上の座標からビデオオフセット情報を水
平方向・垂直方向各々引いた値をビデオデータ拡大読み
出し手段の拡大読み出し率で割りビデオデータ読み出し
開始座標レジスタに設定するビデオデータ読み出し開始
座標設定ステップと、前記相対ビデオ表示矩形の左上・
右下の座標に前記相対/絶対座標変換情報を水平方向・
垂直方向各々加えて得られる絶対ビデオ表示矩形を表示
領域レジスタに設定する表示領域設定ステップと、特殊
効果記述メモリの内容が拡大縮小処理ならば書き込み拡
大縮小処理方法を選択し、前記特殊効果記述メモリの内
容がモザイク処理ならばモザイク処理方法を選択し、前
記特殊効果記述メモリの内容がマルチフリーズ処理なら
ばマルチフリーズ処理方法を選択する特殊効果切り換え
ステップと、前記特殊効果記述メモリに記述されたアー
ト効果指定を基に前記絶対ビデオ表示矩形に対応するグ
ラフィックメモリ中の画素を灰色に塗りつぶす灰色描画
ステップを行なうものである。
本発明での第5のビデオデータ処理装置は、第2のビ
デオデータ処理装置において、拡大読み出し手段より得
られるビデオデータとグラフィックメモリ中のグラフィ
ックデータの排他的ORを計算する排他的OR手段と、前記
ビデオデータと前記グラフィックデータのANDを計算す
るAND手段と、ビデオ/グラフィック合成手段、前記排
他的OR手段、前記AND手段のいずれを適用するかを切り
換えるビデオ/グラフィック処理切り換え手段を追加し
たものである。
本発明の第5のビデオデータ処理装置におけるビデオ
データ処理方法は、ハードウェアマッピング手段が、特
殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される拡大
縮小処理指定とその拡大縮小率を基に、前記特殊効果記
述メモリ中の拡大縮小率をビデオデータ拡大縮小書き込
み手段と拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定
ステップと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を
等倍に設定する読み出し拡大率設定ステップと、ビデオ
データ書き込み開始座標をビデオメモリの原点に設定す
るビデオデータ書き込み開始座標設定ステップとを行な
うことを特徴とする拡大縮小処理方法と、 特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される
モザイク処理指定とモザイク処理後得られる想定された
第2ビデオメモリ上のビデオデータの大きさである仮想
第2ビデオメモリビデオサイズ情報とモザイク処理のタ
イルの大きさであるタイルサイズ情報を基に、前記仮想
第2ビデオメモリビデオサイズ情報を、想定された第1
ビデオメモリ上のモザイク処理されていない元のビデオ
データの大きさである仮想第1ビデオメモリビデオサイ
ズ情報で割り、さらにその結果を前記タイルサイズ情報
で割ることにより求められる値をビデオデータ拡大縮小
書き込み手段の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小
率設定ステップと、タイルサイズ情報をビデオデータ拡
大読み出し手段の拡大率に設定する読み出し拡大率設定
ステップを行なうことを特徴とするモザイク処理方法
と、 特殊効果記述メモリに特殊効果情報として記述される
マルチフリーズ処理指定とマルチフリーズ処理後得られ
る想定された第2ビデオメモリ上のビデオデータの大き
さである仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報とマル
チフリーズ処理後の単位小画像の水平方向の数と垂直方
向の数を基に、前記仮想第2ビデオメモリビデオサイズ
情報を想定された第1ビデオメモリ上のマルチフリーズ
処理をされていない元のビデオデータの大きさである仮
想第1ビデオメモリビデオサイズ情報で割り、さらにそ
の結果の水平方向の値を前記単位小画像の水平方向の数
で割ることにより求められる値をビデオデータ拡大縮小
書き込み手段の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小
率設定ステップと、前記仮想第1ビデオメモリビデオサ
イズ情報の水平方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて
前記単位画像の幅を計算する単位画像幅計算ステップ
と、前記仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報の垂直
方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の
高さを計算する単位画像高さ計算ステップと、ビデオデ
ータ書き込み開始座標レジスタに請求項2記載のビデオ
メモリの原点を設定するビデオデータ書き込み開始初期
化ステップと、前記ビデオデータ書き込み開始座標から
前記書き込み拡大縮小率を適用されたビデオデータを前
記ビデオメモリに書き込む単位小画像描画ステップと、
前記単位小画像描画ステップを適用後、前記単位小画像
幅をビデオデータ書き込み開始座標の水平方向に加え再
び前記単位小画像描画ステップを適用し、描画された単
位小画像の水平方向の数が前記特殊効果記述メモリ中の
単位小画像の水平方向の数に達するまでこの操作を繰り
返す水平方向描画更新ステップと、前記水平方向描画更
新ステップを適用後、前記単位小画像高さをビデオデー
タ書き込み開始座標の垂直方向に加え水平方向は0に設
定し再び前記水平方向描画更新ステップを適用し、描画
された単位小画像の垂直方向の数が前記特殊効果記述メ
モリ中の単位小画像の垂直方向の数に達するまでこの操
作を繰り返す垂直方向描画更新ステップと、ビデオデー
タ拡大読み出し手段の拡大率を等倍に設定する読み出し
拡大率設定ステップを行なうことを特徴とするマルチフ
リーズ処理方法と、 ビデオデータ書き込み領域レジスタ中のビデオ書き込
み領域の左上の座標から、ビデオ切り出し領域レジスタ
中のビデオ切り出し領域の左上の座標を水平方向・垂直
方向各々引いた値であるビデオオフセット情報を得るビ
デオオフセット情報計算ステップと、ウィンドウ書き込
み領域レジスタ中のウィンドウ書き込み領域の左上の座
標から、ウィンドウ切り出し領域レジスタ中のウィンド
ウ切り出し領域の左上の座標を水平方向・垂直方向各々
引いた値である相対/絶対座標変換情報を得る相対/絶
対座標変換情報計算ステップと、前記ビデオ書き込み領
域と前記ウィンドウ切り出し領域の両者に含まれかつ最
大の矩形である相対ビデオ表示矩形を計算する相対ビデ
オ表示矩形計算ステップと、相対ビデオ表示矩形の左上
の座標からビデオオフセット情報を水平方向・垂直方向
各々引いた値をビデオデータ読み出し手段の拡大読み出
し率で割りビデオデータ読み出し開始座標レジスタに設
定するビデオデータ読み出し開始座標設定ステップと、
前記相対ビデオ表示矩形の左上・右下の座標に前記相対
/絶対座標変換情報を水平方向・垂直方向各々加えて得
られる絶対ビデオ表示矩形を表示領域レジスタに設定す
る表示領域設定ステップと、特殊効果記述メモリの内容
が拡大縮小処理ならば書き込み拡大縮小処理方法を選択
し、前記特殊効果記述メモリの内容がモザイク処理指定
ならばモザイク処理方法を選択し、前記特殊効果記述メ
モリの内容がマルチフリーズ処理指定ならばマルチフリ
ーズ処理方法を選択する特殊効果切り換えステップと、
前記特殊効果記述メモリの画素処理についての指定が未
処理指定であればビデオ/グラフィック合成手段を選択
し、同時に前記絶対ビデオ表示矩形に対応するグラフィ
ックメモリ中の画素を色指定レジスタ中の色で塗りつぶ
す色指定レジスタ色描画ステップを行ない、前記特殊効
果記述メモリの画素処理についての指定がネガポジ反転
指定であれば排他的OR手段を選択し、同時に前記絶対ビ
デオ表示矩形に対応するグラフィックメモリ中の画素を
白色で塗りつぶす白色描画ステップを行ない、前記特殊
効果記述メモリの画素処理についての指定がアート効果
指定であればAND手段を選択し、同時に前記絶対ビデオ
表示矩形に対応するグラフィックメモリ中の画素を灰色
で塗りつぶす灰色描画ステップを行なうビデオ画素処理
選択ステップを行なうものである。
本発明における第6のビデオデータ処理装置は、第2
のビデオデータ処理装置において、ビデオデータA/D手
段を、ビデオデータの1画面の中でサンプリングする矩
形領域を保持するサンプリング領域レジスタと、アナロ
グビデオデータの前記サンプリング領域レジスタに保持
される矩形領域内のみA/D変換を行なうビデオデータ制
限A/D変換手段に置換し、ハードウェアマッピング手段
で計算される情報に前記サンプリング領域レジスタの値
を追加したものである。
本発明にでの第6のビデオデータ装置におけるビデオ
データ処理方法は、ハードウェアマッピング手段が、特
殊効果記述メモリに記述された拡大縮小処理指定および
その拡大縮小率を基に、ビデオ書き込み領域レジスタ中
のビデオ書き込み領域の左上の座標値から、ビデオ切り
出し領域レジスタ中のビデオ切り出し領域の左上の座標
を水平方向・垂直方向各々引いた値であるビデオオフセ
ット情報を得るビデオオフセット情報計算ステップと、
ウィンドウ書き込み領域レジスタ中のウィンドウ書き込
み領域の左上の座標値から、ウィンドウ切り出し領域レ
ジスタ中のウィンドウ切り出し領域の左上の座標を水平
方向・垂直方向各々引いた値である相対/絶対座標変換
情報を得る相対/絶対座標変換情報計算ステップと、前
記ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ切り出し領域の
両者に含まれかつ最大の矩形である相対ビデオ表示矩形
を計算する相対ビデオ表示矩形計算ステップと、前記相
対ビデオ表示矩形の左上の座標に前記相対/絶対座標変
換情報を水平方向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビ
デ表示矩形を左上の座標をビデオデータ書き込み開始座
標レジスタに設定するビデオデータ書き込み開始座標設
定ステップと、前記特殊効果記述メモリ中の拡大縮小率
をビデオデータ拡大縮小書き込み手段と拡大縮小率に設
定する書き込み拡大縮小率設定ステップと、前記相対ビ
デオ表示矩形の左上・右下の各座標から前記ビデオオフ
セット情報を水平方向・垂直方向各々引いた値を前記拡
大縮小率で割ってサンプリング領域レジスタに設定する
サンプリング領域設定ステップと、ビデオデータ拡大読
み出し手段の拡大率を等倍に設定する読み出し拡大率設
定ステップと、ビデオデータ読み出し開始座標をビデオ
メモリの原点に設定するビデオデータ読み出し開始座標
設定ステップと、表示手段の全画面に対応する領域を表
示領域レジスタに設定する表示領域レジスタ設定ステッ
プと、前記絶対ビデオ表示矩形に対応するグラフィック
メモリ中の画素を色指定レジスタ中の色で塗りつぶす色
指定レジスタ色描画ステップを行なうものである。
本発明における第7のビデオデータ処理装置は、第6
のビデオデータ処理装置において、ビデオデータと前記
ビデオデータの1画面に一意に割り当てられた数値であ
る時間アドレス情報を光や磁気などの手段で合わせて記
録されているビデオデータ記録媒体と、前記ビデオデー
タ記録媒体中、前記時間アドレス情報の区間で区切られ
るビデオデータを区間ビデオデータと呼ぶ時、前記区間
ビデオデータにつき1個対応する時間アドレス保存レジ
スタと、1個以上の前記区間ビデオデータの中から1個
を選択する区間ビデオデータ選択手段と、を追加し、ビ
デオ切り出し領域レジスタ、ビデオ書き込み領域レジス
タ、ウィンドウ切り出し領域レジスタ、ウィンドウ書き
込み領域レジスタを、各々前記区間ビデオデータに対応
するビデオ切り出し領域レジスタ、ビデオ書き込み領域
レジスタ、ウィンドウ切り出し領域レジスタ、ウィンド
ウ書き込み領域レジスタに置換し、現在再生中の前記時
間アドレス情報を獲得する再生時間アドレス獲得手段
と、任意の時間アドレス情報と一致する1画面を検索し
その画面よりビデオデータの再生を始める時間アドレス
検索再生手段とを追加し、ハードウェアマッピング手段
において計算の元となる情報に前記区間ビデオデータ選
択手段の選択情報と前記時間アドレス保存レジスタの値
を追加し、計算される情報に前記時間アドレス保存レジ
スタの値を追加したものである。
本発明の第7のビデオデータ処理装置における第1の
ビデオデータ処理方法は、ハードウェアマッピング手段
が、特殊効果記述メモリに記述された拡大縮小処理指定
およびその拡大縮小率を基に、区間ビデオデータ選択手
段が選択した区間ビデオデータに対応するビデオデータ
書き込み領域レジスタ中のビデオ書き込み領域の左上の
座標値から、前記区間ビデオデータに対応するビデオ切
り出し領域レジスタ中のビデオ切り出し領域の左上の座
標を水平方向・垂直方向各々引いた値であるビデオオフ
セット情報を得るビデオオフセット情報計算ステップ
と、前記区間ビデオデータに対応するウィンドウ書き込
み領域レジスタ中のウィンドウ書き込み領域の左上の座
標値から、前記区間ビデオデータに対応するウィンドウ
切り出し領域レジスタ中のウィンドウ切り出し領域の左
上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値である相対
/絶対座標変換情報を得る相対/絶対座標変換情報計算
ステップと、前記ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ
切り出し領域の両者に含まれかつ最大の矩形である相対
ビデオ表示矩形を計算する相対ビデオ表示矩形計算ステ
ップと、前記相対ビデオ表示矩形の左上の座標に前記相
対/絶対座標変換情報を水平方向・垂直方向各々加えて
得られる絶対ビデオ表示矩形を左上の座標をビデオデー
タ書き込み開始座標レジスタに設定するビデオデータ書
き込み開始座標設定ステップと、前記特殊効果記述メモ
リ中の拡大縮小率をビデオデータ拡大縮小書き込み手段
の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステッ
プと、前記相対ビデオ表示矩形の左上・右下の各座標か
ら前記ビデオオフセット情報を水平方向・垂直方向各々
引いた値を前記拡大縮小率で割ってサンプリング領域レ
ジスタに設定するサンプリング領域設定ステップと、ビ
デオデータ拡大読み出し手段の拡大率を等倍に設定する
読み出し拡大率設定ステップと、ビデオデータ読み出し
開始座標をビデオメモリの原点に設定するビデオデータ
読み出し開始座標設定ステップと、表示手段の全画面に
対応する領域を表示領域レジスタに設定する表示領域レ
ジスタ設定ステップと、前記絶対ビデオ表示矩形に対応
するグラフィックメモリ中の画素を色指定レジスタ中の
色で塗りつぶす色指定レジスタ色描画ステップと、前記
区間ビデオデータ選択手段が選択する区間ビデオデータ
が変更になった場合、現在再生されている画面の時間ア
ドレス情報を再生時間アドレス獲得手段より獲得し、今
まで選択されていた区間ビデオデータに対応する時間ア
ドレス保存レジスタに設定する時間アドレス設定ステッ
プと、新たに選択された区間ビデオデータに対応する時
間アドレス保存レジスタ中の時間アドレス情報を読み出
し、その時間アドレスから再生を始めるように時間アド
レス検索再生手段を制御する再生再開ステップとを行な
うものである。
本発明での第7のビデオデータ処理装置における第2
のビデオデータ処理方法は、第1のビデオデータ処理方
法に選択されている区間ビデオデータに対応する絶対ビ
デオ表示領域が移動等した際、他の選択されていない区
間ビデオデータに対応する絶対ビデオ表示領域を再描画
する必要が発生するかどうかを判定する再描画判定ステ
ップと、前記再描画判定ステップで再描画が必要と判定
された区間ビデオデータに対応する時間アドレス保存レ
ジスタ中の時間アドレス情報を持つビデオデータ記録媒
体の一画面だけを再生する再描画画面再生ステップと、
一旦前記区間ビデオデータを区間ビデオデータ選択手段
を選択する一時区間ビデオデータ選択ステップと、ビデ
オメモリに前記一画面を描画する再描画画面書き込みス
テップを追加したものである。
本発明における第8のビデオデータ処理装置は、第1
のビデオデータ処理装置において、特殊効果記述メモリ
を特殊効果記述手段に置換し、ビデオ切り出し領域レジ
スタをビデオ切り出し領域保持手段に置換し、ビデオ書
き込み領域レジスタをビデオ書き込み領域保持手段に置
換し、ウィンドウ切り出し領域レジスタをウィンドウ切
り出し領域保持手段に置換し、ウィンドウ書き込み領域
レジスタをウィンドウ書き込み領域保持手段に置換し、
前記特殊効果記述手段、前記ビデオ切り出し領域保持手
段、前記ビデオ書き込み領域保持手段、前記ウィンドウ
切り出し領域保持手段、前記ウィンドウ書き込み領域保
持手段をオペレーティングシステム内に構成したもので
ある。
本発明における第8のビデオデータ処理装置は、第
2、3、4、5、6、および7のビデオデータ処理装置
において、特殊効果記述メモリを特殊効果記述手段に置
換し、ビデオ切り出し領域レジスタをビデオ切り出し領
域保持手段に置換し、ビデオ書き込み領域レジスタをビ
デオ書き込み領域保持手段に置換し、ウィンドウ切り出
し領域レジスタをウィンドウ切り出し領域保持手段に置
換し、ウィンドウ書き込み領域レジスタをウィンドウ書
き込み領域保持手段に置換し、前記特殊効果記述手段、
前記ビデオ切り出し領域保持手段、前記ビデオ書き込み
領域保持手段、前記ウィンドウ切り出し領域保持手段、
前記ウィンドウ書き込み領域保持手段およびハードウェ
アマッピング手段をオペレーティングシステム内に構成
したものである。
作用 本発明における第1のビデオデータ処理装置は前記し
た構成により、アナログビデオ信号をA/D変換し、まず
第1ビデオメモリに書き込む。次に特殊効果記述メモリ
の内容に従って第1ビデオメモリ中のビデオデータに特
殊効果が施され第2ビデオメモリに書き込まれる。この
第2ビデオメモリ中のビデオデータの一部がビデオ切り
出し領域レジスタに従って切り出され、ビデオ書き込み
領域レジスタに従って第3ビデオメモリに書き込まれ
る。第3ビデオメモリではグラフィックメモリと書き込
まれたビデオデータが合成される。第3ビデオメモリ中
の合成後のマルチメディアデータの一部がウィンドウ切
り出し領域レジスタに従って切り出され、ウィンドウ書
き込み領域レジスタに従って第4ビデオメモリに書き込
まれる。この第4ビデオメモリ上のデータを表示手段に
よって見ることができる。
ウィンドウが移動した場合、ウィンドウ書き込み領域
が変化するだけなのでウィンドウの内容は移動前と変わ
らない。
ウィンドウの位置は変化しないがウィンドウの内容を
スクロールさせる場合は、ウィンドウ切り出し領域を移
動させればよい。
ウィンドウ内でのグラフィックとビデオデータの位置
関係だけを変更する場合は、ビデオ書き込み領域を変更
すればよい。
ウィンドウ内でのグラフィックとビデオデータの位置
関係は変わらないがビデオデータとして表示される内容
だけを変更する場合は、ビデオ切り出し領域を変更すれ
ばよい。特殊効果の種類を変更する場合は、特殊効果記
述メモリの内容を変更すればよい。
再描画は第3ビデオメモリの内容を第4ビデオメモリ
に常にウィンドウマッピングしていることから、常に再
描画を行なっていることになる。
以上のように本発明の第1のビデオデータ処理装置で
はマルチウィンドウ画面上で矛盾無くビデオデータを含
むウィンドウの移動・変形・スクロールを実現でき、な
おかつそのウィンドウ中でビデオデータの特殊効果・グ
ラフィックスとの合成を実現できる。
本発明の第2のビデオデータ処理装置前記した構成に
より、ビデオデータ処理指定記述を第1のビデオデータ
処理装置と共通にして、ビデオメモリ1個で実現したも
のである。
第2のビデオデータ処理装置では、第1のビデオデー
タ処理装置と共通のビデオデータ処理指定記述は、ハー
ドウェアマッピング手段によって解釈され、ビデオデー
タ拡大縮小書き込み手段の拡大縮小率・ビデオデータ書
き込み開始座標レジスタの値・ビデオデータ拡大読み出
し手段の拡大率・ビデオデータ読み出し開始座標レジス
タの値・表示領域レジスタの値が設定され、グラフィッ
クメモリ上に色指定レジスタに設定されている色が塗ら
れる。そして、アナログビデオ信号をA/D変換し、得ら
れるビデオデータを設定されたビデオデータ書き込み開
始座標から、設定された書き込み拡大縮小率に応じて拡
大縮小され、ビデオメモリに書き込まれる。次に設定さ
れたビデオデータ読み出し開始座標からビデオメモリに
書き込まれたビデオデータは読み出され、設定された読
み出し拡大率に応じて拡大され、画面上の設定された表
示領域に表示される。
このように第2のビデオデータ処理装置では、第1の
ビデオデータ処理装置で得られる利点を1個のビデオメ
モリで実現できる。ただし、表示できるビデオデータは
1個のみである。
この第2のビデオデータ処理装置では、特殊効果記述
メモリ中の特殊効果のビデオデータの拡大縮小処理、モ
ザイク処理、マルチフリーズ処理が実現できる。
第3のビデオデータ処理装置は、第2のビデオデータ
処理装置の表示用のビデオ/グラフィック合成手段を排
他的OR手段に置換し、ハードウェアマッピング手段でグ
ラフィックの白色とビデオデータの排他的ORをとること
により特殊効果記述メモリ中の特殊効果のネガポジ反転
処理が実現できる。
第4のビデオデータ処理装置は、第2のビデオデータ
処理装置の表示前のビデオ/グラフィック合成手段をAN
D手段に置換し、ハードウェアマッピング手段でグラフ
ィックの灰色とビデオデータのANDをとることにより特
殊効果記述メモリ中の特殊効果のアート効果処理が実現
できる。
第5のビデオデータ処理装置は、第2・第3・第4の
ビデオデータ処理装置を統合することにより、特殊効果
記述メモリ中の特殊効果のビデオデータの拡大縮小処
理、モザイク処理、マルチフリーズ処理および各処理後
のビデオデータの画素の未処理、ネガポジ反転処理、ア
ート効果処理が実現できる。
第6のビデオデータ処理装置では、第1のビデオデー
タ処理装置と共通のビデオデータ処理指定記述は、ハー
ドウェアマッピング手段によって解釈され、サンプリン
グ領域レジスタ・ビデオデータ拡大縮小書き込み手段の
拡大縮小率・ビデオデータ書き込み開始座標レジスタの
値が設定され、グラフィックメモリ上に色指定レジスタ
に設定されている色が塗られる。ビデオデータ拡大読み
出し手段の拡大率・ビデオデータ読み出し開始座標レジ
スタの値・表示領域レジスタの値は定数に設定される。
そして、アナログビデオ信号は設定されたサンプリング
領域レジスタの領域内のみA/D変換され、得られるビデ
オデータは設定されたビデオデータ書き込み開始座標か
ら、設定された書き込み拡大縮小率に応じて拡大縮小さ
れ、ビデオメモリに書き込まれる。このビデオメモリの
表示手段の全画面に対応する領域が等倍で読み出され表
示される。
このように第6のビデオデータ処理装置では、第1の
ビデオデータ処理装置で得られる利点を1個のビデオメ
モリで実現できる。ただし、表示できるビデオデータは
1個のみである。
この第6のビデオデータ処理装置では、特殊効果記述
メモリ中の特殊効果のビデオデータの拡大縮小処理が実
現できる。
第7のビデオデータ処理装置は、任意の時間アドレス
情報に対応する画面を再生できるビデオデータ記録媒体
を用いることにより、第1のビデオデータ処理装置で得
られる利点を1個のビデオメモリで実現でき、かつ複数
のビデオデータを表示できる。ただし、一度に動画とな
り得るビデオデータは1個のみである。
第7のビデオデータ処理装置では、動画となり得る区間
ビデオデータ上のビデオデータについての第1のビデオ
データ処理装置と共通のビデオデータ処理指定記述がハ
ードウェアマッピング手段によって解釈され、サンプリ
ング領域レジスタ・ビデオデータ拡大縮小書き込み手段
の拡大縮小率・ビデオデータ書き込み開始座標レジスタ
の値が設定され、グラフィックメモリ上に色指定レジス
タに設定されている色が塗られる。ビデオデータ拡大読
み出し手段の拡大率・ビデオデータ読み出し開始座標レ
ジスタの値・表示領域レジスタの値は定数に設定され
る。そして、アナログビデオ信号は設定されたサンプリ
ング領域レジスタの領域内のみA/D変換され、得られる
ビデオデータは設定されたビデオデータ書き込み開始座
標から、設定された書き込み拡大縮小率に応じて拡大縮
小され、ビデオメモリに書き込まれる。このビデオメモ
リの表示手段の全画面に対応する領域が等倍で読み出さ
れ表示される。動画となり得るビデオデータが変更にな
った場合、今まで動画となり得たビデオデータに対応す
る時間アドレス保存レジスタに、現在再生されている時
間アドレス情報を保存される。その後、新たに動画とな
り得た区間ビデオデータ上のビデオデータに対応するビ
デオデータ処理指定記述はハードウェアマッピング手段
によって解釈され、サンプリング領域レジスタ・ビデオ
データ拡大縮小書き込み手段の拡大縮小率・ビデオデー
タ書き込み開始座標レジスタの値が新設定される。この
時、旧設定の値によって書き込まれていたビデオメモリ
上の画像は、ビデオメモリ上で保存されるので、今まで
動画となり得たビデオデータは静止画として見ることが
できる。新設定の値によって新たに動画となり得たビデ
オデータがビデオメモリに書き込まれるが、この時、対
応する時間アドレス保存レジスタ中の時間アドレス情報
を検索し再生することにより、今まで静止画再生してい
た画面からの再生を開始することができる。
本発明における第7のビデオデータ処理装置におい
て、動画となり得るビデオデータがビデオメモリ上での
書き込み領域が変化したために、以前動画となり得たビ
デオデータをビデオメモリ上に再描画しなければならな
い。この時、一旦、再描画を要するビデオデータに対応
する時間アドレス保存レジスタ中の時間アドレス情報を
検索し一画面のみ再生し、サンプリング領域レジスタ・
ビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡大縮小率・ビデ
オデータ書き込み開始座標レジスタの値を対応する設定
に戻すことによって、ビデオメモリ上に再描画ができ
る。
以上のようなビデオデータ処理装置に共通する本発明
におけるビデオデータ処理指定記述は、マルチウィンド
ウ画面上で矛盾無くビデオデータを含むウィンドウの移
動・変形・スクロールを記述でき、なおかつそのウィン
ドウ中でビデオデータの特殊効果・グラフィックスとの
合成を記述できる。
本発明におけるオペレータティングシステムは、本発
明のビデオデータ処理指定記述を解釈できるハードウェ
アマッピング方法を備えているので、マルチウィンドウ
環境でビデオデータを扱う全てのアプリケーションを矛
盾無く実行させることができる。
実施例 第1図は本発明の第1実施例のビデオデータ処理装置
を構成するブロック図である。第1図において、101は
第1ビデオメモリ、102が第2ビデオメモリ、103は第3
ビデオメモリ、104は第4ビデオメモリ、105はアナログ
ビデオデータをA/D変換し第1ビデオメモリ101に書き込
むビデオデータ取り込み手段、106は特殊効果情報を記
述する特殊効果記述メモリ、107は第1ビデオメモリ101
からビデオデータを読み出し特殊効果メモリ106に記述
されている特殊効果情報に応じて特殊効果を施し第2ビ
デオメモリ102に書き込む特殊効果手段、108は第2ビデ
オメモリ102から切り出す矩形領域を記述するビデオ切
り出し領域レジスタ、109は第3ビデオメモリ103へ書き
込む矩形領域を記述するビデオ書き込み領域レジスタ、
110は第2ビデオメモリ102中のビデオ切り出し領域記述
レジスタ108に記述された矩形領域内のビデオデータを
切り出して第3ビデオメモリ103中のビデオ書き込み領
域記述レジスタ109に記述された矩形領域内に書き込む
ビデオマッピング手段、111はグラフィックを生成し第
3ビデオメモリ103に書き込むグラフィック生成書き込
み手段、112は第3ビデオメモリ103から切り出す矩形領
域を記述するウィンドウ切り出し領域レジスタ、113は
第4ビデオメモリ104へ書き込む矩形領域を記述するウ
ィンドウ書き込み領域レジスタ、114は第3ビデオメモ
リ103中のビデオ切り出し領域記述レジスタ112に記述さ
れた矩形領域内のビデオデータ・グラフィックを切り出
して第4ビデオメモリ104中のウィンドウ書き込み領域
記述レジスタ113に記述された矩形領域内に書き込むウ
ィンドウマッピング手段、115は第4ビデオメモリ中の
ビデオデータ・グラフィックデータをD/A変換して表示
する表示手段である。
本発明のビデオデータ処理装置において、ビデオデー
タがどのように処理されるのかを以下に述べる。
第2図に特殊効果手段107の処理例を示す。第2図に
おいて201は第1ビデオメモリ101上のビデオデータ、20
2は特殊効果を施された第2ビデオメモリ102上のビデオ
データである。この例では特殊効果記述メモリにモザイ
ク処理と記述されていたので第1ビデオメモリ上のビデ
オデータ201にモザイク処理が施され、第2ビデオメモ
リ上のビデオデータ202が得られている。
第3図にビデオマッピング手段110の処理例を示す。
第3図において301は第2ビデオメモリ102上のビデオデ
ータで202と同じであり、302はビデオマッピングされた
第3ビデオメモリ103上でのビデオデータである。303は
ビデオ切り出し領域レジスタ108に設定されたビデオ切
り出し領域、304はビデオ書き込み領域レジスタ109に設
定されたビデオ書き込み領域、305はグラフィック生成
書き込み手段111により書き込まれたグラフィックであ
る。このように第2ビデオメモリ102上のビデオ切り出
し領域303内のビデオデータが第3ビデオメモリ103上の
ビデオ書き込み領域に書き込まれ、かつグラフィック30
5と合成される。
第4図にウィンドウマッピング手段114の処理例を示
す。第4図において401は第3ビデオメモリ103上のビデ
オデータ・グラフィックで302と同じであり、402はウィ
ンドウマッピングされた第4ビデオメモリ104上でのビ
デオデータ・グラフィックである。403はウィンドウ切
り出し領域レジスタ112に設定されたウィンドウ切り出
し領域、404はウィンドウ書き込み領域レジスタ113に設
定されたウィンドウ書き込み領域、405はウィンドウ書
き込み領域内に見えているビデオ書き込み領域である。
このように第3ビデオメモリ103上のウィンドウ切り出
し領域403内のビデオデータ・グラフィックが第4ビデ
オメモリ104上のウィンドウ書き込み領域に書き込まれ
る。この第4ビデオメモリ上のビデオデータ・グラフィ
ックがマルチウィンドウ画面として表示される。すなわ
ちウィンドウ書き込み領域404が目に見える1個のウィ
ンドウとなる。
第5図に第2図、第3図、第4図の状態からウィンド
ウの移動を実現する処理を示す。本発明のビデオデータ
処理装置ではウィンドウを移動させる場合、ウィンドウ
書き込み領域レジスタ113の値を変更するだけでよい。
第5図の501は第3ビデオメモリ103上のビデオデータ・
グラフィックで401と同じであり、502はウィンドウマッ
ピングされた第4ビデオメモリ104上でのビデオデータ
・グラフィックである。503はウィンドウ切り出し領域
レジスタ112に設定されているウィンドウ切り出し領
域、504はウィンドウ書き込み領域レジスタ113に新たに
設定された移動後のウィンドウ書き込み領域である。50
5は移動後のウィンドウ書き込み領域内に見えているビ
デオ書き込み領域である。第4図の402と第5図の502を
比べてわかるように、に本発明のビデオデータ処理装置
ではウィンドウ書き込み領域レジスタ113の値を変更す
るだけで矛盾無くビデオデータのウィンドウに伴った移
動が実現できる。
第6図に第2図、第3図、第4図の状態からウィンド
ウの位置は固定して、ウィンドウ内のスクロールを実現
する処理を示す。本発明のビデオデータ処理装置ではウ
ィンドウ内のスクロールの場合、ウィンドウ切り出し領
域レジスタ112の値を変更するだけでよい。第6図の601
は第3ビデオメモリ103上のビデオデータ・グラフィッ
ク、602はウィンドウマッピングされた第4ビデオメモ
リ104上でのビデオデータ・グラフィックである。603は
ウィンドウ切り出し領域レジスタ112に新たに設定され
たウィンドウ切り出し領域、604はウィンドウ書き込み
領域レジスタ113に設定されているウィンドウ書き込み
領域である。605はスクロール後のウィンドウ書き込み
領域内に見えているビデオ書き込み領域である。第4図
の402と第6図の602を比べてわかるように、本発明のビ
デオデータ処理装置ではウィンドウ切り出し領域レジス
タ112の値を変更するだけで矛盾無くビデオデータのウ
ィンドウ内スクロールが実現できる。
第7図に第2図、第3図、第4図の状態からウィンド
ウの位置は固定し、グラフィックの位置も固定したま
ま、ビデオデータの位置だけ移動させる処理を示す。本
発明のビデオデータ処理装置ではグラフィックの位置も
固定したまま、ビデオデータの位置だけ移動させる場
合、ビデオ書き込み領域レジスタ109の値を変更するだ
けでよい。第7図の701は第3ビデオメモリ103上のビデ
オデータ・グラフィック、702がウィンドウマッピング
された第4ビデオメモリ104上でのビデオデータ・グラ
フィックである。703はビデオ書き込み領域レジスタに
新たに設定されたビデオ書き込み領域、704はウィンド
ウ切り出し領域レジスタ112に設定されているウィンド
ウ切り出し領域、705はウィンドウ書き込み領域レジス
タ113に設定されているウィンドウ書き込み領域であ
る。706はウィンドウ書き込み領域705内に見えているビ
デオデータ書き込み領域703である。第4図の402と第7
図の702を比べてわかるように、本発明のビデオデ−タ
処理装置ではビデオ書き込み領域レジスタ109の値を変
更するだけで矛盾無くグラフィックの位置も固定したま
ま、ビデオデータの位置だけ移動させることができる。
第8図に第2図、第3図、第4図の状態からウィンド
ウの位置は固定し、グラフィック・ビデオデータの位置
も固定したまま、ビデオデータのみのスクロールを実す
る処理を示す。本発明のビデオデータ処理装置ではビデ
オデータのみのスクロールを実現する場合、ビデオ切り
出し領域レジスタ108の値を変更するだけでよい。第8
図の801は第2ビデオメモリ上のビデオデータで301と同
じであり、802はビデオマッピング・ウィンドウマッピ
ングされた第4ビデオメモリ104上のビデオデータ・グ
ラフィック、803はビデオ切り出し領域レジスタ108に新
たに設定されたビデオ切り出し領域、804はウィンドウ
書き込みレジスタ113に設定されているウィンドウ書き
込み領域、805はウィンドウ書き込み領域内に見えてい
るビデオ書き込み領域である。第4図の402と第8図の8
02を比べてわかるように、本発明のビデオデータ処理装
置ではビデオ切り出し領域レジスタ108の値を変更する
だけで、矛盾無くビデオデータのみのスクロールを実現
することができる。
第9図に第2図、第3図、第4図の状態からウィンド
ウの位置は固定し、グラフィック・ビデオデータの位置
も固定したまま、ビデオデータに施す特殊効果を変える
処理を示す。本発明のビデオデータ処理装置ではビデオ
データのみの特殊効果の変更を行なう場合、特殊効果記
述メモリ106の内容を変更するだけでよい。第9図の801
は特殊効果記述メモリの内容がモザイクからマルチフリ
ーズに変化したため、特殊効果手段によりマルチフリー
ズ処理された第2ビデオメモリ102上のビデオデータ、9
02はビデオマッピング・ウィンドウマッピングされた第
4ビデオメモリ104上のビデオデータ・グラフィック、9
03はビデオ切り出し領域レジスタ108に設定されている
ビデオ切り出し領域、904はウィンドウ書き込みレジス
タ113に設定されているウィンドウ書き込み領域、905は
ウィンドウ書き込み領域内に見えているビデオ書き込み
領域である。第4図の402と第9図の902を比べてわかる
ように、本発明のビデオデータ処理装置では特殊効果記
述メモリの内容を変更するだけで、矛盾無くビデオデー
タに施す特殊効果のみの変更を実現することができる。
第10図は本発明の第2実施例のビデオデータ処理装置
を構成するブロック図である。第10図において、1001は
ビデオメモリ、1002はビデオデータをビデオメモリ1001
に書き込む開始座標を保持するビデオデータ書き込み開
始座標レジスタ、1003はビデオメモリ1001からビデオデ
ータを読み出す開始座標を保持するビデオデータ読み出
し開始座標レジスタ、1004はアナログビデオ信号をA/D
変換するビデオデータA/D手段、1005はビデオデータA/D
手段によってディジタル化されたビデオデータを等倍ま
たは拡大または縮小して、ビデオデータ書き込み開始座
標レジスタ1002に保持されている座標からビデオメモリ
1001に書き込むビデオデータ拡大縮小書き込み手段、10
06はビデオメモリ1001上のビデオデータをビデオデータ
読み出し開始座標レジスタ1003に保持されている座標か
ら読み出し、等倍または拡大するビデオデータ拡大読み
出し手段、1007はビデオデータ拡大読み出し手段からの
ビデオデータを表示する領域を保持する表示領域レジス
タ、1008はグラフィックが描かれるグラフィックメモ
リ、1009はグラフィックのある色の値を保持する色指定
レジスタ、1010は表示領域レジスタ1007に設定されてい
る表示領域内のグラフィックメモリ1008上のグラフィッ
クが色レジスタ1009と一致する場合は、ビデオデータを
選択しそうでない場合はグラフィックを選択することに
より両者を合成するビデオ/グラフィック合成手段、10
11は表示領域レジスタ1007に設定されている表示領域内
のグラフィックメモリ1008上のグラフィックとビデオデ
ータの排他的ORをとる排他的OR手段、1012は表示領域レ
ジスタ1007に設定されている表示領域内のグラフィック
メモリ1008上のグラフィックとビデオデータのANDをと
るAND手段、1013はビデオ/グラフィック合成手段1010
と排他的OR手段1011とAND手段1012を切り換えるビデオ
/グラフィック処理切り換え手段、1014はビデオ/グラ
フィック合成手段1010、排他的OR手段1011、AND手段101
2のいずれかの出力をD/A変換し表示する表示手段、1015
は第1実施例と共通の特殊効果記述メモリ、1016は第1
実施例と共通のビデオ切り出し領域レジスタ、1017は第
1実施例と共通のビデオ書き込み領域レジスタ、1018は
第1実施例と共通のウィンドウ切り出し領域レジスタ、
1019は第1実施例と共通のウィンドウ書き込み領域レジ
スタ、1020は特殊効果記述メモリ1015・ビデオ切り出し
領域レジスタ1016・ビデオ書き込み領域レジスタ1017・
ウィンドウ切り出し領域レジスタ1018・ウィンドウ書き
込み領域レジスタ1019から、ビデオデータ書き込み開始
座標レジスタ1002に設定するビデオデータ書き込み開始
座標・ビデオデータ読み出し開始座標レジスタ1003に設
定するビデオデータ読み出し開始座標・ビデオデータ拡
大縮小書き込み手段1005の書き込み拡大縮小率・ビデオ
データ拡大読み出し手段1006の読み出し拡大率・表示領
域レジスタ1007に設定する表示領域・ビデオ/グラフィ
ック処理切り換え手段1013のビデオ/グラフィック処理
切り換え・グラフィックメモリ1008への描画を行なうハ
ードウェアマッピング手段である。
本発明の第2実施例のビデオデータ処理装置では、第
1実施例のように第1ビデオメモリ・第2ビデオメモリ
・第3ビデオメモリ・第4ビデオメモリは物理的には存
在していない。しかし、第1実施例と同様の4階層のビ
デオメモリの存在を仮定したビデオデータ処理記述、す
なわち特殊効果記述・ビデオ切り出し領域・ビデオ書き
込み領域・ウィンドウ切り出し領域・ウィンドウ書き込
み領域による処理記述が行なえる。このことから、第2
実施例における想定された第1ビデオメモリ・第2ビデ
オメモリ・第3ビデオメモリ・第4ビデオメモリを、各
々仮想第1ビデオメモリ・仮想第2ビデオメモリ・仮想
第3ビデオメモリ・仮想第4ビデオメモリと呼ぶ。
本発明の第2実施例のブロック図中のハードウェアマ
ッピング手段におけるハードウェアマッピング方法のメ
インルーチンについてPAD図で示したのが第11図であ
る。第11図において、1101で特殊効果記述メモリ1015の
内容を読み出し、1102でその処理に応じたサブルーチン
を実行する。特殊効果情報が拡大縮小処理であれば1103
の拡大縮小処理サブルーチンを実行する。同様にモザイ
ク処理ならば1104のモザイク処理サブルーチンを、マル
チフリーズ処理ならば1105のマルチフリーズ処理を実行
する。1106では特殊効果の中でビデオデータの画素に関
する処理に応じたサブルーチンを実行する。ビデオ画素
処理の情報が未処理ならば1107のビデオ/グラフィック
合成サブルーチンを、同様にネガポジ反転ならば1108の
ネガポジ反転サブルーチンを、アート効果ならば1109の
アート効果サブルーチンを実行する。
第12図に拡大縮小処理サブルーチンのPAD図を示す。
拡大縮小サブルーチンでは1201でビデオデータ書き込み
開始座標をビデオメモリ1001の原点(0,0)としビデオ
データ書き込み開始座標レジスタ1002に設定する。1202
でビデオデータ拡大縮小書き込み手段1005の書き込み拡
大縮小率を特殊効果情報の拡大縮小率に設定する。1203
でビデオデータ拡大読み出し手段1006の読み出し拡大率
を等倍(1倍)に設定する。そして1204の共通設定を実
行する。
第13図に共通設定サブルーチンのPAD図を示す。共通
設定サブルーチンは1301でビデオオフセット情報計算を
行ない、1302で相対/絶対座標変換情報計算を行ない、
1303で相対ビデオ表示矩形計算を行ない、1304でビデオ
データ読み出し開始座標計算を行ないビデオデータ読み
出し開始座標レジスタ1003に設定する。そして、1305で
絶対ビデオ表示矩形計算を行ない、1306で表示領域設定
をして、表示領域レジスタ1007に表示領域を設定する。
第14図にビデオオフセット情報計算サブルーチンのPA
D図を示す。ビデオオフセット情報計算サブルーチンで
は、1401でビデオ領域切り出しレジスタ1016の内容を読
み出し、1402でビデオ書き込み領域レジスタ1017の内容
を読み出し、1403でビデオ書き込み領域の左上座標の値
から、ビデオ切り出し領域の左上座標の値を水平方向・
垂直方向各々引きビデオオフセット情報とする。
第15図にビデオオフセット情報計算の例を示す。第15
図において1501は仮想第2ビデオメモリ、1502は仮想第
3ビデオメモリ、1503はビデオ切り出し領域レジスタ10
16に設定されている仮想第2ビデオメモリ上のビデオ切
り出し領域で(100,100)〜(300,250)の矩形領域、15
04はビデオ書き込み領域レジスタ1017に設定されている
仮想第3ビデオメモリ上のビデオ書き込み領域で(200,
509〜(400,200)の矩形領域である。これによりビデオ
オフセット情報は水平方向が200−100= 100、垂直方
向50−100= −50と計算される。
第16図に相対/絶対座標変換情報計算サブルーチンの
PAD図を示す。相対/絶対座標変換情報計算サブルーチ
ンでは、1601でウィンドウ領域切り出しレジスタ1018の
内容を読み出し、1602でウィンドウ書き込み領域レジス
タ1019の内容を読み出し、1603でウィンドウ書き込み領
域の左上座標の値から、ウィンドウ切り出し領域の左上
座標の値を水平方向・垂直方向各々引き相対/絶対座標
変換情報とする。
第17図に相対/絶対座標変換情報計算の例を示す。第
17図において1701は仮想第3ビデオメモリ、1702は仮想
第4ビデオメモリ、1703はウィンドウ切り出し領域レジ
スタ1018に設定されている仮想第3ビデオメモリ上のウ
ィンドウ切り出し領域で(300,50)〜(500,250)の矩
形領域、1704はウィンドウ書き込み領域レジスタ1019に
設定されている仮想第4ビデオメモリ上のウィンドウ書
き込み領域で(100,70)〜(300,270)の矩形領域であ
る。これにより相対/絶対座標変換情報は水平方向が10
0−300= −200、垂直方向70−50= 20と計算され
る。
第18図に相対ビデオ表示矩形計算サブルーチンのPAD
図を示す。相対ビデオ表示矩形は仮想第3ビデオメモリ
上でのビデオ書き込み領域とウィンドウ切り出し領域の
両者に含まれかつ最大の矩形である。1801でその左端座
標を、1804でその上端座標を、1807でその右端座標を、
1810でその下端座標を計算する。
第19図に相対ビデオ表示矩形計算の例を示す。第19図
において1901は仮想第3ビデオメモリ、1902はビデオ書
き込み領域レジスタ1017に設定されているビデオ書き込
み領域で(200,50)〜(400,200)の矩形領域、1903は
ウィンドウ切り出し領域レジスタ1018に設定されている
ウィンドウ切り出し領域で(300,50)〜(500,250)の
矩形領域である。これにより相対ビデオ表示矩形は(30
0,50)〜(400,200)の矩形領域1904になる。
第20図にビデオデータ読み出し開始座標設定サブルー
チンのPAD図を示す。2001でビデオデータ読み出し開始
座標の水平方向の値、2002でビデオデータ読み出し開始
座標の垂直方向の値を求めている。
第21図にビデオデータ読み出し開始座標設定の例を示
す。2101は仮想第3ビデオメモリで、2102は第19図で求
められた相対ビデオ表示矩形で(300,50)〜(400,20
0)の矩形領域である。今、拡大縮小処理サブルーチン
の1203で読み出し拡大率は等倍(1倍)に設定されてい
る。また、第15図で求められたビデオオフセット情報は
水平方向200、垂直方向−50である。これによりビデオ
データ読み出し開始座標の水平方向は(300−100)/1=
200、垂直方向は(50−(−50))/1=100となり、ビデ
オデータ読み出し開始座標レジスタ1002にには(200,10
0)という座標を設定する。第21図において2103はビデ
オメモリ1001であり、2104は設定されたビデオデータ読
み出し開始座標である。
第22図に絶対ビデオ表示矩形計算サブルーチンのPAD
図および計算例を示す。第22図において2201で絶対ビデ
オ表示矩形の左端座標を、2202でその上端座標を、2203
でその右端座標を、2204でその下端座標を計算する。第
19図で求められた相対ビデオ表示矩形は(300,50)〜
(400,200)で、第17図で求められた相対/絶対座標変
換情報は水平方向−200、垂直方向20であるので、計算
された絶対ビデオ表示矩形は(100,70)〜(200,220)
の矩形領域となる。
第23図に表示領域設定サブルーチンを示す。表示領域
は絶対ビデオ表示矩形に一致する。すなわち第22図の例
では、(100,70)〜(200,220)となり、この領域が表
示領域レジスタ1007に設定される。
第24図はモザイク処理サブルーチンのPAD図および計
算例である。第24図において2401でビデオデータ書き込
み開始座標はビデオメモリの原点(0,0)に設定され
る。2402で読み出し拡大率として特殊効果記述メモリ中
の特殊効果情報の中のモザイクの単位となるタイルサイ
ズ情報が設定される。2403では書き込み拡大縮小率とし
て、特殊効果記述メモリ中の特殊効果情報の中のモザイ
ク後の仮想第2ビデオメモリ上でのビデオデータの大き
さである仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報をビデ
オデータを、サンプリングされた時の未処理のビデオデ
ータの大きさである仮想第1ビデオメモリビデオサイズ
情報で割り、さらにタイルサイズ情報で割った値が設定
される。例として仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情
報が水平方向640、垂直方向480であった時、仮想第2ビ
デオメモリビデオサイズ情報が水平方向320、垂直方向2
40でタイルサイズが水平方向4、垂直方向4のモザイク
処理という記述が特殊効果記述メモリに記述されていた
場合、読み出し拡大率はタイルサイズ情報の4から4倍
に、書き込み拡大縮小率は640/320/4=1/8から1/8倍に
設定される。これらの設定終了後、共通設定サブルーチ
ン2404を実行する。これは第13図のサブルーチンと同じ
ものである。
第25図はマルチフリーズサブルーチンのPAD図であ
る。第25図において2501で読み出し拡大率が等倍(1
倍)に設定される。2502で書き込み拡大縮小率として、
仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報を仮想第1ビデ
オメモリビデオサイズ情報で割り、さらに水平方向の小
画像数で割った値を設定している。2503でマルチフリー
ズの単位となる小画像の幅を仮想第1ビデオメモリビデ
オサイズ情報に2503で求められた書き込み拡大縮小率を
乗じて求め、2504では同様にして小画像の高さを求めて
いる。2505ではビデオデータ書き込み開始座標をまずビ
デオメモリの原点(0,0)に設定し、2506以下でビデオ
データ書き込み開始座標を移動させながら、ビデオデー
タをビデオメモリ1001に描画していく。2506で小画像の
垂直方向の数をカウントする変数nyを0に初期化、2507
以下のステップをny=垂直方向小画像数になるまで繰り
返す。2508では小画像の水平方向の数をカウントする変
数nxを0に初期化、2509以下のステップをnx=水平方向
小画像数になるまで繰り返す。2510では設定されタビデ
オデータ書き込み開始座標から1画面をビデオメモリ10
01に描画する。2511では小画像幅分ビデオデータ書き込
み開始座標の水平方向を移動させ、2512で変数nxを1増
やす。2513では小画像高さ分ビデオデータ書き込み開始
座標の垂直方向を移動させ、2514で変数nyを1増やす。
その繰り返し終了後、共通設定サブルーチン2515を実行
する。これは第13図のサブルーチンと同じものである。
第26図にビデオ/グラフィック合成サブルーチンのPA
D図を示す。2601ではビデオ/グラフィック処理切り換
え手段1013でビデオ/グラフィック合成手段1010を選択
し、2602でグラフィックメモリの絶対ビデオ表示矩形内
を色指定レジスタの1009中の色で描画する。以上の処理
により、ビデオメモリ1001のビデオデータの画素の色は
変更されずに出力される。
第27図にネガポジ反転サブルーチンのPAD図を示す。2
701ではビデオ/グラフィック処理切り換え手段1013で
排他的OR手段1011を選択し、2702でグラフィックメモリ
の絶対ビデオ表示矩形内を白色で描画する。以上の処理
により、ビデオメモリ1001のビデオデータの画素の色は
ネガポジ反転されて出力される。
第28図にネガポジ反転の原理を示す。2801はビデオデ
ータのある画素の色でシアンであったとする。2802はグ
ラフィックの画素の色で2702によって白色になってい
る。この両者の排他的ORをとった結果を2803で、シアン
の補色の赤色が得られる。
第29図にアート効果サブルーチンのPAD図を示す。290
1ではビデオ/グラフィック処理切り換え手段1013でAND
手段1012を選択し、2902でグラフィックメモリの絶対ビ
デオ表示矩形内を灰色で描画する。以上の処理により、
ビデオメモリ1001のビデオデータの画素の色はアート効
果がかけられて出力される。
第30図にアート効果の原理を示す。第30図のグラフの
横軸はビデオデータの画素のR成分の強さ、縦軸は処理
後のR成分の強さを表わす。3001は未処理の場合で、リ
ニアな直線性が得られ階調がそのまま再現されているこ
とがわかる。3002は灰色とANDをとった場合で、細かい
ゆらぎを別とすると大きく2階の階段状になっているこ
とがわかる。すなわち入力に対し階調再現能力を落とし
て出力できるのであたかもペンキ等で描いたようなアー
ト効果を得ることができる。
第31図に本発明の第3のビデオデータ処理装置の実施
例を示す。3121はビデオデータとビデオデータの1画面
に一意に割り当てられた数値である時間アドレス情報を
光や磁気などの手段で合わせて記録されているビデオデ
ータ記録媒体である。ビデオデータ記録媒体3121中、時
間アドレス情報の区間で区切られるビデオデータを区間
ビデオデータと呼ぶ。3101はある区間ビデオデータに対
応する特殊効果記述メモリ、3102は同じ区間ビデオデー
タに対応するビデオ切り出し領域レジスタ、3103は同じ
区間ビデオデータに対応するビデオ書き込み領域レジス
タ、3104は同じ区間ビデオデータに対応するウィンドウ
切り出し領域レジスタ、3105は同じ区間ビデオデータに
対応するウィンドウ書き込み領域レジスタ、3106は同じ
区間ビデオデータに対応する時間アドレス保存レジス
タ、3107は1個以上存在する区間ビデオデータの各々に
対応する特殊効果処理記述メモリ3101、ビデオ切り出し
領域レジスタ3102、ビデオ書き込み領域レジスタ3103、
ウィンドウ切り出し領域レジスタ3104、ウィンドウ書き
込み領域レジスタ3105、時間アドレス保存レジスタ3106
の組を表している。3108は仮想第1ビデオメモリ3108の
一つを選択する仮想第1ビデオメモリ選択手段、3109は
アナログビデオ信号中のサンプリングする領域を保持す
るサンプリング領域レジスタ、3110はサンプリング領域
レジスタ3109に応じてアナログビデオ信号をA/D変換す
るビデオデータ制限A/D変換手段、3111はビデオデータ
書き込み開始座標レジスタで第2実施例の1002と同じも
の、3112はビデオデータ拡大縮小書き込み手段で第2実
施例の1005と同じもの、3113はビデオメモリで第2実施
例の1001と同じもの、3114はビデオデータ読み出し開始
座標レジスタで第2実施例の1003と同じもの、3115はビ
デオデータ拡大読み出し手段で第2実施例の1006と同じ
もの、3116は表示領域レジスタで第2実施例の1007と同
じもの、3117はグラフィックメモリで第2実施例の1008
と同じもの、3118は色指定レジスタで第2実施例の1009
と同じもの、3119はビデオ/グラフィック合成手段で第
2実施例の1010と同じもの、3120は表示手段で第2実施
例の1014と同じものである。3122は再生されているビデ
オデータ記録媒体3121中の画面に対応する時間アドレス
情報を獲得する再生時間アドレス獲得手段、3123は任意
の時間アドレス情報を持つビデオデータ記録媒体3121中
の画面を検索し再生する時間アドレス検索再生手段であ
る。3124は、区間ビデオデータ選択手段3108の選択情報
・選択された区間ビデオデータに対応する特殊効果記述
メモリ中の特殊効果情報・ビデオ切り出し領域レジスタ
中のビデオ切り出し領域・ビデオ書き込み領域レジスタ
中のビデオ書き込み領域・ウィンドウ切り出し領域レジ
スタ中のウィンドウ切り出し領域・ウィンドウ書き込み
領域レジスタ中のウィンドウ書き込み領域・時間アドレ
ス保存レジスタ中の時間アドレス情報・再生時間アドレ
ス獲得手段3122から、サンプリング領域レジスタ3109中
のサンプリング領域・ビデオデータ書き込み開始座標レ
ジスタ3111中のビデオデータ書き込み開始座標・ビデオ
データ拡大縮小書き込み手段3112中の書き込み拡大縮小
率・ビデオデータ読み出し開始座標レジスタ3114中のビ
デオデータ読み出し開始座標・ビデオデータ拡大読み出
し手段3115中の読み出し拡大率・表示領域レジスタ3116
中の表示領域・時間アドレス検索再生手段3123の制御・
時間アドレス保存レジスタ3106の時間アドレス情報を計
算するハードウェアマッピング手段である。
第32図に第3実施例のビデオデータ処理装置中のハー
ドウェアマッピング手段におけるハードウェアマッピン
グ方法のPAD図を示す。3201で選択されている区間ビデ
オデータが変更になったかどうかを判定し、変更になっ
ていた場合は3202で現在再生中の時間アドレス情報を再
生時間アドレス獲得手段3122により獲得し、今まで選択
されていた区間ビデオデータに対応する時間アドレス保
存レジスタに保存し、3203で新たに選択された区間ビデ
オデータに対応する時間アドレス保存レジスタ中の時間
アドレス情報を持つ画面から時間アドレス検索再生手段
3123により再生を再開する。3204では選択されていない
区間ビデオデータに対応する表示手段上のビデオデータ
の再描画が必要かどうかを判定し、必要ならば後述する
再描画処理3205を実行する。3206では読み出し拡大率を
等倍に設定し、3207でビデオデータ読み出し開始座標レ
ジスタにビデオメモリの原点(0,0)を設定し、3208で
表示領域レジスタに表示手段の全画面が表示領域となる
ように設定する。その後、各種設定サブルーチンを実行
する。
第33図に各種設定サブルーチンのPAD図を示す。3301
はビデオオフセット情報計算で処理内容は第14図に示す
ものである。3302は相対/絶対座標変換情報計算で処理
内容は第16図に示すものである。3303は相対ビデオ表示
矩形計算で処理内容は第18図に示すものである。3304は
絶対ビデオ表示矩形計算で処理内容は第22図に示すもの
である。今、特殊効果記述メモリ中の特殊効果情報が拡
大縮小処理であったとする。3305ではこの拡大縮小率を
書き込み拡大縮小率として設定する。3306ではサンプリ
ング領域レジスタに、3303で求められる相対ビデオ表示
矩形より3301で求められるビデオオフセット情報を引き
結果を3305の拡大縮小率で割って得られる矩形を設定す
る。そして3307ではビデオデータ書き込み開始座標レジ
スタに、3303で求められる相対ビデオ表示矩形の左上の
座標から3301で求められるビデオオフセット情報を引い
た座標を設定する。この結果サンプリング領域のみがデ
ィジタル化されたビデオデータがビデオメモリ3113上
に、ビデオ書き込み開始座標より書き込まれることにな
る。3308で3304で計算された絶対ビデオ表示矩形に対応
するグラフィックメモリ3117の領域を色指定レジスタ31
18中の色で描画する。この結果、ビデオメモリ3113の表
示手段全画面に対応する領域がビデオ/グラフィック合
成手段3119に入力されるが、グラフィックメモリ3117上
でビデオデータが存在する領域のみビデオデータが、そ
れ以外はグラフィックがそのままビデオ/グラフィック
合成手段3119より表示手段3120に出力される。
第34図に再描画処理のPAD図を示す。3401では3402以
下のステップを再描画を要する区間ビデオデータが無く
なるまで繰り返す。3402では再描画を要する区間ビデオ
データに対応する時間アドレス保存レジスタ中の時間ア
ドレス情報をもつ1画面のみを再生アドレス検索再生手
段3123により再生する。その後、3403で再描画を要する
区間ビデオデータに対応する各レジスタの値をもとに第
33図の各種設定サブルーチンを実行する。
第35図にこの再描画方法の原理を示す。第35図a)の
3501は再描画の必要が発生する前のビデオメモリ3113の
内容である。3502は現在選択されている区間ビデオデー
タに対応するビデオデータで現在再生中の時間アドレス
情報は1000フレームである。3503は現在選択されていな
い区間ビデオデータに対応するビデオデータで、時間ア
ドレス保存レジスタには3503の「ライオン」の画面に対
応する時間アドレス情報の500フレームという値が保存
されている。第35図b)の3506は再描画の必要が発生し
た時のビデオメモリ3113の内容である。3506は現在選択
されている区間ビデオデータに対応するビデオデータの
移動後の書き込み領域である。3506は現在選択されてい
ない区間ビデオデータに対応するビデオデータである
が、3507のようにビデオデータ3502の一部が残ってしま
っており、この部分を再描画する必要がある。そこで一
旦、選択されていない区間ビデオデータに対応するビデ
オデータの時間アドレス保存レジスタ中の時間アドレス
情報の500フレームを再生し、3506の領域に書き込む。
その結果がc)で3508は再描画終了後のビデオメモリ31
13の内容である。3509は再描画された選択されていない
区間ビデオデータに対応するビデオデータ、3510が現在
選択されている区間ビデオデータに対応するビデオデー
タの移動後の書き込み領域で3505と同様である。その
後、本来選択されている区間ビデオデータに対応するビ
デオデータの書き込みを行なう。その結果を第35図d)
に示す。3511が全て選択されている区間ビデオデータに
対応するビデオデータの書き込み終了後のビデオメモリ
3113の内容である。3512は再描画を終了した選択されて
いない区間ビデオデータに対応するビデオデータ、3513
は再生を再開された選択されている区間ビデオデータに
対応するビデオデータである。
また、本発明のビデオデータ処理装置における第2実
施例や第3実施例のハードウェアマッピング手段におけ
るハードウェアマッピング方法をパーソナルコンピュー
タのオペレーティングシステムの機能に備えることによ
り、このオペレーティングシステム上で実行されるビデ
オデータをすべてのアプリケーションソフトウェアで、
マルチウィンドウ画面上での矛盾のないビデオデータ処
理が可能になる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、マルチウィン
ドウ画面上で矛盾無くビデオデータを含むウィンドウの
移動・スクロール・再描画を実現でき、なおかつそのウ
ィンドウ中でビデオデータの特殊効果・グラフィックス
との合成を実現できるビデオデータ処理装置を提供でき
る。
請求項5以降のビデオデータ処理装置においては、1
個のビデオメモリで上記機能が実現できる。
請求項18のビデオデータ処理装置においては、1個の
ビデオメモリで複数のビデオデータを扱うことが可能と
なる。
請求項22のオペレーティングシステムにおいては、こ
のオペレーティングシステム上で実行されるビデオデー
タを使うすべてのアプリケーションソフトウェアで、マ
ルチウィンドウ画面上での矛盾のないビデオデータ処理
が可能になる。
以上のことから、その実用的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のビデオデータ処理装置の第1実施例の
ブロック図、第2図は特殊効果手段の処理例の説明図、
第3図はビデオマッピング手段の処理例の説明図、第4
図はウィンドウマッピング手段の処理例の説明図、第5
図はウィンドウ移動の例の説明図、第6図はウィンドウ
内スクロールの例の説明図、第7図はビデオデータだけ
の位置移動の例の説明図、第8図はビデオデータだけの
スクロールの例の説明図、第9図はビデオデータの特殊
効果のみの変更の例を説明図、第10図は本発明のビデオ
データ処理装置の第2実施例のブロック図、第11図は第
2実施例におけるハードウェアマッピング手段のハード
ウェアマッピング方法のメインルーチンのPAD図、第12
図は拡大縮小処理サブルーチンのPAD図、第13図は共通
設定サブルーチンのPAD図、第14図はビデオオフセット
情報計算サブルーチンのPAD図、第15図はビデオオフセ
ット情報計算の例の説明図、第16図は相対/絶対座標変
換情報計算サブルーチンのPAD図、第17図は相対/絶対
座標変換情報計算の例の説明図、第18図はは相対ビデオ
表示矩形計算サブルーチンのPAD図、第19図は相対ビデ
オ表示矩形計算の例の説明図、第20図はビデオデータ読
み出し開始座標設定サブルーチンのPAD図、第21図はビ
デオデータ読み出し開始座標設定の例の説明図、第22図
は絶対ビデオ表示矩形計算サブルーチンのPAD図説明
図、第23図は表示領域設定サブルーチンの例の説明図、
第24図はモザイク処理サブルーチンのPAD図、第25図は
マルチフリーズ処理サブルーチンのPAD図、第26図はビ
デオ/グラフィック合成サブルーチンのPAD図、第27図
はネガポジ反転サブルーチンのPAD図、第28図はネガポ
ジ反転の原理を示す例の説明図、第29図はアート効果サ
ブルーチンのPAD図、第30図はアート効果の原理を示す
例の説明図、第31図は本発明のビデオデータ処理装置の
第3実施例のブロック図、第32図は第3実施例における
ハードウェアマッピング手段のハードウェアマッピング
方法のメインルーチンのPAD図、第33図は各種設定サブ
ルーチンのPAD図、第34図は再描画処理のPAD図、第35図
は再描画方法の原理を示す例の説明図、第36図は従来の
ビデオデータ処理装置のブロック図、第37図は従来のビ
デオデータ処理がマルチウィンドウ画面に不適合となる
例の説明図である。 101…第1ビデオメモリ、102…第2ビデオメモリ、103
…第3ビデオメモリ、104…第4ビデオメモリ、105…ビ
デオデータ取り込み手段、106…特殊効果記述メモリ、1
07…特殊効果手段、108…ビデオ切り出し領域レジス
タ、109…ビデオ書き込み領域レジスタ、110…ビデオマ
ッピング手段、111…グラフィック生成書き込み手段、1
12…ウィンドウ切り出し領域レジスタ、113…ウィンド
ウ書き込み領域レジスタ、114…ウィンドウマッピング
手段、115…表示手段。

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ビデオメモリと、第2ビデオメモリ
    と、第3ビデオメモリと、第4ビデオメモリと、特殊効
    果情報を記述する特殊効果記述メモリと、前記第2ビデ
    オメモリ上の矩形領域の座標を保持するビデオ切り出し
    領域レジスタと、前記第3ビデオメモリ上の矩形領域の
    座標を保持するビデオ書き込み領域レジスタと、前記第
    3ビデオメモリ上の矩形領域の座標を保持するウィンド
    ウ切り出し領域レジスタと、前記第4ビデオメモリ上の
    矩形領域の座標を保持するウィンドウ書き込み領域レジ
    スタと、アナログビデオ信号をA/D変換し、変換された
    ディジタルのビデオデータを前記第1ビデオメモリに書
    き込むビデオデータ取り込み手段と、前記第1ビデオメ
    モリに書き込まれた前記ビデオデータに前記特殊効果記
    述メモリに記述された特殊効果情報に対応する特殊効果
    処理を施し、その結果得られるビデオデータを前記第2
    ビデオメモリに書き込む特殊効果手段と、前記第2ビデ
    オメリから前記ビデオ切り出し領域レジスタに保持され
    ている矩形領域内のビデオデータを切り出し、前記第3
    ビデオメモリの前記ビデオ書き込み領域レジスタに保持
    されている矩形領域内に書き込むビデオマッピング手段
    と、グラフィックデータを生成出力し前記第3ビデオメ
    モリに書さ込むグラフィック生成書き込み手段と、前記
    第3ビデオメモリから前記ウィンドウ切り出し領域レジ
    スタに保持されている矩形領域内のビデオデータおよび
    グラフィックデータを切り出し、前記第4ビデオメモリ
    の前記ウィンドウ書き込み領域レジスタに保持されてい
    る矩形領域内に書き込むウィンドウマッピング手段と、
    前記第4ビデオメモリの内容をD/A変換して表示する表
    示手段とを備えたことを特徴とするビデオデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】第1ビデオメモリに書き込まれたビデオデ
    ータに特殊効果記述メモリに記述された特殊効果情報に
    対応する特殊効果処理を施し、その結果得られるビデオ
    データを第2ビデオメモリに書き込む特殊効果ステップ
    と、前記第2ビデオメモリからビデオ切り出し領域レジ
    スタに保持されているビデオ切り出し領域内のビデオデ
    ータを切り出し、第3ビデオメモリのビデオ書き込み領
    域レジスタに保持されているビデオ書き込み領域内に書
    き込むビデオマッピングステップと、グラフィックデー
    タを生成出力し前記第3ビデオメモリに書き込むグラフ
    ィック生成書き込みステップと、前記第3ビデオメモリ
    からウィンドウ切り出し領域レジスタに保持されている
    ウィンドウ切り出し領域内のビデオデータおよびグラフ
    ィックデータを切り出し、第4ビデオメモリのウィンド
    ウ書き込み領域レジスタに保持されているウィンドウ書
    き込み領域内に書き込むウィンドウマッピングステップ
    により制御されることを特徴とする請求項1記載のビデ
    オデータ処理装置。
  3. 【請求項3】第1から第4ビデオメモリの存在をその内
    部に想定したビデオメモリと、前記ビデオメモリ上の1
    座標を保持するビデオデータ書き込み開始座標レジスタ
    と、前記ビデオメモリ上の1座標を保持するビデオデー
    タ読み出し開始座標レジスタと、アナログビデオ信号を
    A/D変換しディジタルのビデオデータを出力するビデオ
    データA/D手段と、前記ビデオデータA/D手段より得られ
    るビデオデータを等倍、拡大または縮小し、前記ビデオ
    データ書き込み開始座標レジスタに保持されている座標
    から前記ビデオメモリに書き込むビデオデータ拡大縮小
    書き込み手段と、前記ビデオデータ読み出し開始座標レ
    ジスタに保持されている座標から前記ビデオメモリに書
    き込まれたビデオデータを読み出し等倍、または拡大す
    るビデオデータ拡大読み出し手段と、前記拡大読み出し
    手段より得られるビデオデータが表示される表示画面上
    の矩形領域を保持する表示領域レジスタと、グラフィッ
    クデータが書き込まれるグラフィックメモリと、前記表
    示領域レジスタに保持されている表示画面上の矩形領域
    情報に基づき、前記ビデオデータ拡大読み出し手段より
    得られるビデオデータとグラフィックメモリ中のグラフ
    ィックデータを合成するビデオ/グラフィック合成手段
    と、前記ビデオ/グラフィック合成手段より得られるビ
    デオデータ・グラフィックデータをD/A変換して表示す
    る表示手段と、前記第1・第2ビデオメモリの存在を想
    定した状態での特殊効果情報を記述する特殊効果記述メ
    モリと、前記第2ビデオメモリの存在を想定した状態で
    の前記第2ビデオメモリ上の矩形領域の座標を保持する
    ビデオ切り出し領域レジスタと、前記第3ビデオメモリ
    の存在を想定した状態での前記第3ビデオメモリ上の矩
    形領域の座標を保持するビデオ書き込み領域レジスタ
    と、前記第3ビデオメモリの存在を想定した状態での前
    記第3ビデオメモリ上の矩形領域の座標を保持するウィ
    ンドウ切り出し領域レジスタと、前記第4ビデオメモリ
    の存在を想定した状態での前記第4ビデオメモリ上の矩
    形領域の座標を保持するウィンドウ書き込み領域レジス
    タと、前記特殊効果記述メモリ中の特殊効果情報・前記
    ビデオ切り出し領域レジスタに保持されるビデオ切り出
    し領域・前記ビデオ書き込み領域レジスタに保持される
    ビデオ書き込み領域・前記ウィンドウ切り出し領域レジ
    スタに保持されるウィンドウ切り出し領域・前記ウィン
    ドウ書き込み領域に保持されるウィンドウ書き込み領域
    を基に、前記ビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡大
    縮小率・前記ビデオデータ書き込み開始座標レジスタの
    値・前記ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率・前記
    ビデオデータ読み出し開始座標レジスタの値・前記表示
    領域レジスタの値を計算するハードウェアマッピング手
    段とを備えたことを特徴とするビデオデータ処理装置。
  4. 【請求項4】グラフィックデータの中の任意の色を指定
    する色指定レジスタを備え、ビデオ/グラフィック合成
    手段が、表示領域レジスタに保持されている表示画面上
    の矩形領域に含まれ、かつ対応するグラフィックメモリ
    上の領域で前記色指定レジスタと同じ色をもつ座標につ
    いてはビデオデータ拡大読み出し手段より得られるビデ
    オデータを選択し、それ以外の座標についてはグラフィ
    ックメモリ中のグラフィックデータを選択し、ハードウ
    ェアマッピング手段が、グラフィックメモリ上に前記色
    指定レジスタに設定されている色を前記表示領域レジス
    タの値こ応じた矩形領域を塗るように構成したことを特
    徴とする請求項3記載のビデオデータ処理装置。
  5. 【請求項5】ハードウェアマッピング手段が、特殊効果
    記述メモリに特殊効果情報として記述される拡大縮小処
    理指定とその拡大縮小率を基に、ビデオ書き込み領域レ
    ジスタ中のビデオ書き込み領域の左上の座標から、ビデ
    オ切り出し領域レジスタ中のヒデオ切り出し領域の左上
    の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値であるビデオ
    オフセット情報を得るビデオオフセット情報計算ステッ
    プと、ウィンドウ書き込み領域レジスタ中のウィンドウ
    書き込み領域の左上の座標から、ウィンドウ切り出し領
    域レジスタ中のウィンドウ切り出し領域の左上の座標を
    水平方向・垂直方向各々引いた値である相対/絶対座標
    変換情報を得る相対/絶対座標変換情報計算ステップ
    と、前記ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ切り出し
    領域の両者に含まれかつ最大の矩形である相対ビデオ表
    示矩形を計算する相対ビデオ表示矩形計算ステップと、
    前記相対ビデオ表示矩形の左上の座標から、前記ビデオ
    オフセット情報を水平方向・垂直方向各々引いた値をビ
    デオデータ読み出し開始座標レジスタに設定するビデオ
    データ読み出し開始座標設定ステップと、前記相対ビデ
    オ表示矩形の左上・右下の座標に前記相対/絶対座標変
    換情報を水平方向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビ
    デオ表示矩形を表示領域レジスタに設定する表示領域設
    定ステップと、前記特殊効果記述メモリ中の拡大縮小率
    をビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡大縮小率に設
    定する書き込み拡大縮小率設定ステップと、ビデオデー
    タ拡大読み出し手段の拡大率を等倍に設定する読み出し
    拡大率設定ステップと、ビデオデータ書き込み開始座標
    をビデオメモリの原点に設定するビデオデータ書き込み
    開始座標設定ステップと、前記絶対ビデオ表示矩形に対
    応するグラフィックメモリ中の画素を色指定レジスタ中
    の色で塗りつぶす色指定レジスタ色描画ステップにより
    制御されることを特徴とする請求項4記載のビデオデー
    タ処理装置。
  6. 【請求項6】ハードウェアマッピング手段が、特殊効果
    記述メモリに特殊効果情報として記述されるモザイク処
    理指定とモザイク処理後得られる想定された第2ビデオ
    メモリ上のビデオデータの大きさである仮想第2ビデオ
    メモリビデオサイズ情報とモザイク処理のタイルの大き
    さであるタイルサイズ情報を基に、ビデオ書き込み領域
    レジスタ中のビデオ書き込み領域の左上の座標から、ビ
    デオ切り出し領域レジスタ中のビデオ切り出し領域の左
    上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値であるビデ
    オオフセット情報を得るビデオオフセット情報計算ステ
    ップと、ウインドウ書き込み領域レジスタ中のウィンド
    ウ書き込み領域の左上の座標から、ウィンドウ切り出し
    領域レジスタ中のウィンドウ切り出し領域の左上の座標
    を水平方向・垂直方向各々引いた値である相対/絶対座
    標変換情報を得る相対/絶対座標変換情報計算ステップ
    と、前記ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ切り出し
    領域の両者に含まれかつ最大の矩形である相対ビデオ表
    示矩形を計算する相対ビデオ表示矩形計算ステップと、
    前記仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報を、想定さ
    れた第1ビデオメモリ上のモザイク処理をされていない
    元のビデオデータの大きさである仮想第1ビデオメモリ
    ビデオサイズ情報で割り、さらにその結果を前記タイル
    サイズ情報で割ることにより求められる値をビデオデー
    タ拡大縮小書き込み手段の拡大縮小率に設定する書き込
    み拡大縮小率設定ステップと、タイルサイズ情報をビデ
    オデータ拡大読み出し手段の拡大率に設定する読み出し
    拡大率設定ステップと、相対ビデオ表示矩形の左上の座
    標からビデオオフセット情報を水平方向・垂直方向各々
    引いた値を前記拡大読み出し率で割りビデオデータ読み
    出し開始座標レジスタに設定するビデオデータ読み出し
    開始座標設定ステップと、前記相対ビデオ表示矩形の左
    上・右下の座標に前記相対/絶対座標変換情報を水平方
    向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビデオ表示矩形を
    表示領域レジスタに設定する表示領域設定ステップと、
    前記絶対ビデオ表示矩形に対応するグラフィックメモリ
    中の画素を色指定レジスタ中の色で塗りつぶす色指定レ
    ジスタ色描画ステップにより制御されることを特徴とす
    る請求項4記載のビデオデータ処理装置。
  7. 【請求項7】ハードウェアマッピング手段が、特殊効果
    記述メモリに特殊効果情報として記述されるマルチフリ
    ーズ処理指定とマルチフリーズ処理後得られる想定され
    た第2ビデオメモリ上のビデオデータの大きさである仮
    想第2ビデオメモリビデオサイズ情報とマルチフリーズ
    処理後の単位小画像の水平方向の数と垂直方向の数を基
    に、ビデオ書き込み領域レジスタ中のビデオ書き込み領
    域の左上の座標から、ビデオ切り出し領域レジスタ中の
    ビデオ切り出し領域の左上の座標を水平方向・垂直方向
    各々引いた値であるビデオオフセット情報を得るビデオ
    オフセット情報計算ステップと、ウィンドウ書き込み領
    域レジスタ中のウィンドウ書き込み領域の左上の座標か
    ら、ウィンドウ切り出し領域レジスタ中のウィンドウ切
    り出し領域の左上の座標を水平方向・垂直方向各々引い
    た値である相対/絶対座標変換情報を得る相対/絶対座
    標変換情報計算ステップと、前記ビデオ書き込み領域と
    前記ウィンドウ切り出し領域の両者に含まれかつ最大の
    矩形である相対ビデオ表示矩形を計算する相対ビデオ表
    示矩形計算ステップと、前記仮想第2ビデオメモリビデ
    オサイズ情報を想定された第1ビデオメモリ上のマルチ
    フリーズ処理をされていない元のビデオデータの大きさ
    である仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報で割り、
    さらにその結果の水平方向の値を前記単位小画像の水平
    方向の数で割ることにより求められる値をビデオデータ
    拡大縮小書き込み手段の拡大縮小率に設定する書き込み
    拡大縮小率設定ステップと、前記仮想第1ビデオメモリ
    ビデオサイズ情報の水平方向に前記書き込み拡大縮小率
    を乗じて前記単位画像の幅を計算する単位画像幅計算ス
    テップと、前記仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報
    の垂直方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて前記単位
    画像の高さを計算する単位画像高さ計算ステップと、ビ
    デオデータ書き込み開始座標レジスタにビデオメモリの
    原点を設定するビデオデータ書き込み開始初期化ステッ
    プと、前記ビデオデータ書き込み開始座標から前記書き
    込み拡大縮小率を適用されたビデオデータを前記ビデオ
    メモリに書き込む単位小画像描画ステップと、前記単位
    小画像描画ステップを適用後、前記単位小画像幅をビデ
    オデータ書き込み開始座標の水平方向に加え再び前記単
    位小画像描画ステップを適用し、描画された単位小画像
    の水平方向の数が前記特殊効果記述メモリ中の単位小画
    像の水平方向の数に達するまでこの操作を繰り返す水平
    方向描画更新ステップと、前記水平方向描画更新ステッ
    プを適用後、前記単位小画像高さをビデオデータ書き込
    み開始座標の垂直方向に加え水平方向は0に設定し再び
    前記水平方向描画更新ステップを適用し、描画された単
    位小画像の垂直方向の数が前記特殊効果記述メモリ中の
    単位小画像の垂直方向の数に達するまでこの操作を繰り
    返す垂直方向描画更新ステップと、ビデオデータ拡大読
    み出し手段の拡大率を等倍に設定する読み出し拡大率設
    定ステップと、前記相対ビデオ表示矩形の左上の座標か
    ら、前記ビデオオフセット情報を水平方向・垂直方向各
    々引いた値をビデオデータ読み出し開始座標レジスタに
    設定するビデオデータ読み出し開始座標設定ステップ
    と、前記相対ビデオ表示矩形の左上・右下の座標に前記
    相対/絶対座標変換情報を水平方向・垂直方向各々加え
    て得られる絶対ビデオ表示矩形を表示領域レジスタに設
    定する表示領域設定ステップと、前記絶対ビデオ表示矩
    形に対応するグラフィックメモリ中の画素を色指定レジ
    スタ中の色で塗りつぶす色指定レジスタ色描画ステップ
    により制御されることを特徴とする請求項4記載のビデ
    オデータ処理装置。
  8. 【請求項8】ハードウェアマッピング手段が、特殊効果
    記述メモリに特殊効果情報として記述される拡大縮小処
    理指定とその拡大縮小率を基に、前記特殊効果記述メモ
    リ中の拡大縮小率をビデオデータ拡大縮小書き込み手段
    の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステッ
    プと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を等倍に
    設定する読み出し拡大率設定ステップと、ビデオデータ
    書き込み開始座標をビデオメモリの原点に設定するビデ
    オデータ書き込み開始座標設定ステップとを行なうこと
    を特徴とする拡大縮小処理方法と、特殊効果記述メモリ
    に特殊効果情報として記述されるモザイク処理指定とモ
    ザイク処理後得られる想定された第2ビデオメモリ上の
    ビデオデータの大きさである仮想第2ビデオメモリビデ
    オサイズ情報とモザイク処理のタイルの大きさであるタ
    イルサイズ情報を基に、前記仮想第2ビデオメモリビデ
    オサイズ情報を、想定された第1ビデオメモリ上のモザ
    イク処理されていない元のビデオデータの大きさである
    仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報で割り、さらに
    その結果を前記タイルサイズ情報で割ることにより求め
    られる値をビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡大縮
    小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステップと、タ
    イルサイズ情報をビデオデータ拡大読み出し手段の拡大
    率に設定する読み出し拡大率設定ステップを行なうこと
    を特徴とするモザイク処理方法と、特殊効果記述メモリ
    に特殊効果情報として記述されるマルチフリーズ処理指
    定とマルチフリーズ処理後得られる想定された第2ビデ
    オメモリ上のビデオデータの大きさである仮想第2ビデ
    オメモリビデオサイズ情報とマルチフリーズ処理後の単
    位小画像の水平方向の数と垂直方向の数を基に、前記仮
    想第2ビデオメモリビデオサイズ情報を想定された第1
    ビデオメモリ上のマルチフリーズ処理をされていない元
    のビデオデータの大きさである仮想第1ビデオメモリビ
    デオサイズ情報で割り、さらにその結果の水平方向の値
    を前記単位小画像の水平方向の数で割ることにより求め
    られる値をビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡大縮
    小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステップと、前
    記仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報の水平方向に
    前記書き込み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の幅を計
    算する単位画像幅計算ステップと、前記仮想第1ビデオ
    メモリビデオサイズ情報の垂直方向に前記書き込み拡大
    縮小率を乗じて前記単位画像の高さを計算する単位画像
    高さ計算ステップと、ビデオデータ書き込み開始座標レ
    ジスタにビデオメモリの原点を設定するビデオデータ書
    き込み開始初期化ステップと、前記ビデオデータ書き込
    み開始座標から前記書き込み拡大縮小率を適用されたビ
    デオデータを前記ビデオメモリに書き込む単位小画像描
    画ステップと、前記単位小画像描画ステップを適用後、
    前記単位小画像幅をビデオデータ書き込み開始座標の水
    平方向に加え再び前記単位小画像描画ステップを適用
    し、描画された単位小画像の水平方向の数が前記特殊効
    果記述メモリ中の単位小画像の水平方向の数に達するま
    でこの操作を繰り返す水平方向描画更新ステップと、前
    記水平方向描画更新ステップを適用後、前記単位小画像
    高さをビデオデータ書き込み開始座標の垂直方向に加え
    水平方向は0に設定し再び前記水平方向描画更新ステッ
    プを適用し、描画された単位小画像の垂直方向の数が前
    記特殊効果記述メモリ中の単位小画像の垂直方向の数に
    達するまでこの操作を繰り返す垂直方向描画更新ステッ
    プと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を等倍に
    設定する読み出し拡大率設定ステップを行なうことを特
    徴とするマルチフリーズ処理方法と、ビデオ書き込み領
    域レジスタ中のビデオ書き込み領域の左上の座標から、
    ビデオ切り出し領域レジスタ中のビデオ切り出し領域の
    左上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値であるビ
    デオオフセット情報を得るビデオオフセット情報計算ス
    テップと、ウィンドウ書き込み領域レジスタ中のウィン
    ドウ書き込み領域の左上の座標から、ウィンドウ切り出
    し領域レジスタ中のウィンドウ切り出し領域の左上の座
    標を水平方向・垂直方向各々引いた値である相対/絶対
    座標変換情報を得る相対/絶対座標変換情報計算ステッ
    プと、前記ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ切り出
    し領域の両者に含まれかつ最大の矩形である相対ビデオ
    表示矩形を計算する相対ビデオ表示矩形計算ステップ
    と、相対ビデオ表示矩形の左上の座標からビデオオフセ
    ット情報を水平方向・垂直方向各々引いた値をビデオデ
    ータ拡大読み出し手段の拡大読み出し率で割りビデオデ
    ータ読み出し開始座標レジスタに設定するビデオデータ
    読み出し開始座標設定ステップと、前記相対ビデオ表示
    矩形の左上・右下の座標に前記相対/絶対座標変換情報
    を水平方向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビデオ表
    示矩形を表示領域レジスタに設定する表示領域設定ステ
    ップと、前記絶対ビデオ表示矩形に対応するグラフィッ
    クメモリ中の画素を色指定レジスタ中の色で塗りつぶす
    色指定レジスタ色描画ステップと、特殊効果記述メモリ
    の内容が拡大縮小処理ならば書き込み拡大縮小処理方法
    を選択し、前記特殊効果記述メモリの内容がモザイク処
    理ならばモザイク処理方法を選択し、前記特殊効果記述
    メモリの内容がマルチフリーズ処理ならばマルチフリー
    ズ処理方法を選択する特殊効果切り換えステップにより
    制御されることを特徴とする請求項4記載のビデオデー
    タ処理装置。
  9. 【請求項9】ビデオ/グラフィック合成手段を、拡大読
    み出し手段より得られるビデオデータとグラフィックメ
    モリ中のグラフィックデータの排他的ORを計算する排他
    的OR手段に置換したことを特徴とする請求項4記載のビ
    デオデータ処理装置。
  10. 【請求項10】ハードウェアマッピング手段が、特殊効
    果記述メモリに特殊効果情報として記述される拡大縮小
    処理指定とその拡大縮小率を基に、前記特殊効果記述メ
    モリ中の拡大縮小率をビデオデータ拡大縮小書き込み手
    段の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステ
    ップと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を等倍
    に設定する読み出し拡大率設定ステップと、ビデオデー
    タ書き込み開始座標をビデオメモリの原点に設定するビ
    デオデータ書き込み開始座標設定ステップとを行なうこ
    とを特徴とする拡大縮小処理方法と、特殊効果記述メモ
    リに特殊効果情報として記述されるモザイク処理指定と
    モザイク処理後得られる想定された第2ビデオメモリ上
    のビデオデータの大きさである仮想第2ビデオメモリビ
    デオサイズ情報とモザイク処理のタイルの大きさである
    タイルサイズ情報を基に、前記仮想第2ビデオメモリビ
    デオサイズ情報を、想定された第1ビデオメモリ上のモ
    ザイク処理をされていない元のビデオデータの大きさで
    ある仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報で割り、さ
    らにその結果を前記タイルサイズ情報で割ることにより
    求められる値をビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡
    大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステップ
    と、タイルサイズ情報をビデオデータ拡大読み出し手段
    の拡大率に設定する読み出し拡大率設定ステップを行な
    うことを特徴とするモザイク処理方法と、特殊効果記述
    メモリに特殊効果情報として記述されるマルチフリーズ
    処理指定とマルチフリーズ処理後得られる想定された第
    2ビデオメモリ上のビデオデータの大きさである仮想第
    2ビデオメモリビデオサイズ情報とマルチフリーズ処理
    後の単位小画像の水平方向の数と垂直方向の数を基に、
    前記仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報を想定され
    た第1ビデオメモリ上のマルチフリーズ処理をされてい
    ない元のビデオデータの大きさである仮想第1ビデオメ
    モリビデオサイズ情報で割り、さらにその結果の水平方
    向の値を前記単位小画像の水平方向の数で割ることによ
    り求められる値をビデオデータ拡大縮小書き込み手段の
    拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステップ
    と、前記仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報の水平
    方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の
    幅を計算する単位画像幅計算ステップと、前記仮想第1
    ビデオメモリビデオサイズ情報の垂直方向に前記書き込
    み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の高さを計算する単
    位画像高さ計算ステップと、ビデオデータ書き込み開始
    座標レジスタにビデオメモリの原点を設定するビデオデ
    ータ書き込み開始初期化ステップと、前記ビデオデータ
    書き込み開始座標から前記書き込み拡大縮小率を適用さ
    れたビデオデータを前記ビデオメモリに書き込む単位小
    画像描画ステップと、前記単位小画像描画ステップを適
    用後、前記単位小画像幅をビデオデータ書き込み開始座
    標の水平方向に加え再び前記単位小画像描画ステップを
    適用し、描画された単位小画像の水平方向の数が前記特
    殊効果記述メモリ中の単位小画像の水平方向の数に達す
    るまでこの操作を繰り返す水平方向描画更新ステップ
    と、前記水平方向描画更新ステップを適用後、前記単位
    小画像高さをビデオデータ書き込み開始座標の垂直方向
    に加え水平方向は0に設定し再び前記水平方向描画更新
    ステップを適用し、描画された単位小画像の垂直方向の
    数が前記特殊効果記述メモリ中の単位小画像の垂直方向
    の数に達するまでこの操作を繰り返す垂直方向描画更新
    ステップと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を
    等倍に設定する読み出し拡大率設定ステップを行なうこ
    とを特徴とするマルチフリーズ処理方法と、ビデオ領域
    レジスタ中のビデオ書き込み領域の左上の座標から、ビ
    デオ切り出し領域レジスタ中のビデオ切り出し領域の左
    上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値であるビデ
    オオフセット情報を得るビデオオフセット情報計算ステ
    ップと、ウィンドウ書き込み領域レジスタ中のウィンド
    ウ書き込み領域の左上の座標から、ウィンドウ切り出し
    領域レジスタ中のウィンドウ切り出し領域の左上の座標
    を水平方向・垂直方向各々引いた値である相対/絶対座
    標変換情報を得る相対/絶対座標変換情報計算ステップ
    と、前記ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ切り出し
    領域の両者に含まれかつ最大の矩形である相対ビデオ表
    示矩形を計算する相対ビデオ表示矩形計算ステップと、
    相対ビデオ表示矩形の左上の座標からビデオオフセット
    情報を水平方向・垂直方向各々引いた値をビデオデータ
    拡大読み出し手段の拡大読み出し率で割りビデオデータ
    読み出し開始座標レジスタに設定するビデオデータ読み
    出し開始座標設定ステップと、前記相対ビデオ表示矩形
    の左上・右下の座標に前記相対/絶対座標変換情報を水
    平方向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビデオ表示矩
    形を表示領域レジスタに設定する表示領域設定ステップ
    と、特殊効果記述メモリの内容が拡大縮小処理ならば書
    き込み拡大縮小処理方法を選択し、前記特殊効果記述メ
    モリの内容がモザイク処理ならばモザイク処理方法を選
    択し、前記特殊効果記述メモリの内容がマルチフリーズ
    処理ならばマルチフリーズ処理方法を選択する特殊効果
    切り換えステップと、前記特殊効果記述メモリに記述さ
    れたネガポジ反転指定を基に前記絶対ビデオ表示矩形に
    対応するグラフィックメモリ中の画素を白色で塗りつぶ
    す白色描画ステップにより制御されることを特徴とする
    請求項9記載のビデオデータ処理装置。
  11. 【請求項11】ビデオ/グラフィック合成手段を、拡大
    読み出し手段より得られるビデオデータとグラフィック
    メモリ中のグラフィックデータのANDを計算するAND手段
    に置換したことを特徴とする請求項4記載のビデオデー
    タ処理装置。
  12. 【請求項12】ハードウェアマッピング手段が、特殊効
    果記述メモリに特殊効果情報として記述される拡大縮小
    処理指定とその拡大縮小率を基に、前記特殊効果記述メ
    モリ中の拡大縮小率をビデオデータ拡大縮小書き込み手
    段と拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステ
    ップと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を等倍
    に設定する読み出し拡大率設定ステップと、ビデオデー
    タ書き込み開始座標をビデオメモリの原点に設定するビ
    デオデータ書き込み開始座標設定ステップとを行なうこ
    とを特徴とする拡大縮小処理方法と、特殊効果記述メモ
    リに特殊効果情報として記述されるモザイク処理指定と
    モザイク処理後得られる想定された第2ビデオメモリ上
    のビデオデータの大きさである仮想第2ビデオメモリビ
    デオサイズ情報とモザイク処理のタイルの大きさである
    タイルサイズ情報を基に、前記仮想第2ビデオメモリビ
    デオサイズ情報を、想定された第1ビデオメモリ上のモ
    ザイク処理をされていない元のビデオデータの大きさで
    ある仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報で割り、さ
    らにその結果を前記タイルサイズ情報で割ることにより
    求められる値をビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡
    大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステップ
    と、タイルサイズ情報をビデオデータ拡大読み出し手段
    の拡大率に設定する読み出し拡大率設定ステップを行な
    うことを特徴とするモザイク処理方法と、特殊効果記述
    メモリに特殊効果情報として記述されるマルチフリーズ
    処理指定とマルチフリーズ処理後得られる想定された第
    2ビデオメモリ上のビデオデータの大きさである仮想第
    2ビデオメモリビデオサイズ情報とマルチフリーズ処理
    後の単位小画像の水平方向の数と垂直方向の数を基に、
    前記仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報を想定され
    た第1ビデオメモリ上のマルチフリーズ処理をされてい
    ない元のビデオデータの大きさである仮想第1ビデオメ
    モリビデオサイズ情報で割り、さらにその結果の水平方
    向の値を前記単位小画像の水平方向の数で割ることによ
    り求められる値をビデオデータ拡大縮小書き込み手段の
    拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステップ
    と、前記仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報の水平
    方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の
    幅を計算する単位画像幅計算ステップと、前記仮想第1
    ビデオメモリビデオサイズ情報の垂直方向に前記書き込
    み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の高さを計算する単
    位画像高さ計算ステップと、ビデオデータ書き込み開始
    座標レジスタにビデオメモリの原点を設定するビデオデ
    ータ書き込み開始初期化ステップと、前記ビデオデータ
    書き込み開始座標から前記書き込み拡大縮小率を適用さ
    れたビデオデータを前記ビデオメモリに書き込む単位小
    画像描画ステップと、前記単位小画像描画ステップを適
    用後、前記単位小画像幅をビデオデータ書き込み開始座
    標の水平方向に加え再び前記単位小画像描画ステップを
    適用し、描画された単位小画像の水平方向の数が前記特
    殊効果記述メモリ中の単位小画像の水平方向の数に達す
    るまでこの操作を繰り返す水平方向描画更新ステップ
    と、前記水平方向描画更新ステップを適用後、前記単位
    小画像高さをビデオデータ書き込み開始座標の垂直方向
    に加え水平方向は0に設定し再び前記水平方向描画更新
    ステップを適用し、描画された単位小画像の垂直方向の
    数が前記特殊効果記述メモリ中の単位小画像の垂直方向
    の数に達するまでこの操作を繰り返す垂直方向描画更新
    ステップと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を
    等倍に設定する読み出し拡大率設定ステップを行なうこ
    とを特徴とするマルチフリーズ処理方法と、ビデオ書き
    込み領域レジスタ中のビデオ書き込み領域の左上の座標
    から、ビデオ切り出し領域レジスタ中のビデオ切り出し
    領域の左上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値で
    あるビデオオフセット情報を得るビデオオフセット情報
    計算スッテプと、ウィンドウ書き込み領域レジスタ中の
    ウィンドウ書き込み領域の左上の座標から、ウィンドウ
    切り出し領域レジスタ中のウィンドウ切り出し領域の左
    上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値である相対
    /絶対座標変換情報を得る相対/絶対座標変換情報計算
    ステップと、前記ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ
    切り出し領域の両者に含まれかつ最大の矩形である相対
    ビデオ表示矩形を計算する相対ビデオ表示矩形計算ステ
    ップと、相対ビデオ表示矩形の左上の座標からビデオオ
    フセット情報を水平方向・垂直方向各々引いた値をビデ
    オデータ拡大読み出し手段の拡大読み出し率で割りビデ
    オデータ読み出し開始座標レジスタに設定するビデオデ
    ータ読み出し開始座標設定ステップと、前記相対デオ表
    示矩形の左上・右下の座標に前記相対/絶対座標変換情
    報を水平方向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビデオ
    表示矩形を表示領域レジスタに設定する表示領域設定ス
    テップと、特殊効果記述メモリの内容が拡大縮小処理な
    らば書き込み拡大縮小処理方法を選択し、前記特殊効果
    記述メモリの内容がモザイク処理ならばモザイク処理方
    法を選択し、前記特殊効果記述メモリの内容がマルチフ
    リーズ処理ならばマルチフリーズ処理方法を選択する特
    殊効果切り換えステップと、前記特殊効果記述メモリに
    記述されたアート効果指定を基に前記絶対ビデオ表示矩
    形に対応するグラフィックメモリ中の画素を灰色で塗り
    つぶす灰色描画ステップにより制御されることを特徴と
    する請求項11記載のビデオデータ処理装置。
  13. 【請求項13】拡大読み出し手段より得られるビデオデ
    ータとグラフィックメモリ中のグラフィックデータの排
    他的ORを計算する排他的OR手段と、前記ビデオデータと
    前記グラフィックデータのANDを計算するAND手段と、ビ
    デオ/グラフィック合成手段、前記排他的OR手段、前記
    AND手段のいずれを適用するかを切り換えるビデオ/グ
    ラフィック処理切り換え手段を追加したことを特徴とす
    る請求項4記載のビデオデータ処理装置。
  14. 【請求項14】ハードウェアマッピング手段が、特殊効
    果記述メモリに特殊効果情報として記述される拡大縮小
    処理指定とその拡大縮小率を基に、前記特殊効果記述メ
    モリ中の拡大縮小率をビデオデータ拡大縮小書き込み手
    段の拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステ
    ップと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を等倍
    に設定する読み出し拡大率設定ステップと、ビデオデー
    タ書き込み開始座標をビデオメモリの原点に設定するビ
    デオデータ書き込み開始座標設定ステップとを行なうこ
    とを特徴とする拡大縮小処理方法と、特殊効果記述メモ
    リに特殊効果情報として記述されるモザイク処理指定と
    モザイク処理後得られる想定された第2ビデオメモリ上
    のビデオデータの大きさである仮想第2ビデオメモリビ
    デオサイズ情報とモザイク処理のタイルの大きさである
    タイルサイズ情報を基に、前記仮想第2ビデオメモリビ
    デオサイズ情報を、想定された第1ビデオメモリ上のモ
    ザイク処理をされていない元のビデオデータの大きさで
    ある仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報で割り、さ
    らにその結果を前記タイルサイズ情報で割ることにより
    求められる値をビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡
    大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステップ
    と、タイルサイズ情報をビデオデータ拡大読み出し手段
    の拡大率に設定する読み出し拡大率設定ステップを行な
    うことを特徴とするモザイク処理方法と、特殊効果記述
    メモリに特殊効果情報として記述されるマルチフリーズ
    処理指定とマルチフリーズ処理後得られる想定された第
    2ビデオメモリ上のビデオデータの大きさである仮想第
    2ビデオメモリビデオサイズ情報とマルチフリーズ処理
    後の単位小画像の水平方向の数と垂直方向の数を基に、
    前記仮想第2ビデオメモリビデオサイズ情報を想定され
    た第1ビデオメモリ上のマルチフリーズ処理をされてい
    ない元のビデオデータの大きさである仮想第1ビデオメ
    モリビデオサイズ情報で割り、さらにその結果の水平方
    向の値を前記単位小画像の水平方向の数で割ることによ
    り求められる値をビデオデータ拡大縮小書き込み手段の
    拡大縮小率に設定する書き込み拡大縮小率設定ステップ
    と、前記仮想第1ビデオメモリビデオサイズ情報の水平
    方向に前記書き込み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の
    幅を計算する単位画像幅計算ステップと、前記仮想第1
    ビデオメモリビデオサイズ情報の垂直方向に前記書き込
    み拡大縮小率を乗じて前記単位画像の高さを計算する単
    位画像高さ計算ステップと、ビデオデータ書き込み開始
    座標レジスタにビデオメモリの原点を設定するビデオデ
    ータ書き込み開始初期化ステップと、前記ビデオデータ
    書き込み開始座標から前記書き込み拡大縮小率を適用さ
    れたビデオデータを前記ビデオメモリに書き込む単位小
    画像描画ステップと、前記単位小画像描画ステップを適
    用後、前記単位小画像幅をビデオデータ書き込み開始座
    標の水平方向に加え再び前記単位小画像描画ステップを
    適用し、描画された単位小画像の水平方向の数が前記特
    殊効果記述メモリ中の単位小画像の水平方向の数に達す
    るまでこの操作を繰り返す水平方向描画更新ステップ
    と、前記水平方向描画更新ステップを適用後、前記単位
    小画像高さをビデオデータ書き込み開始座標の垂直方向
    に加え水平方向は0に設定し再び前記水平方向描画更新
    ステップを適用し、描画された単位小画像の垂直方向の
    数が前記特殊効果記述メモリ中の単位小画像の垂直方向
    の数に達するまでこの操作を繰り返す垂直方向描画更新
    ステップと、ビデオデータ拡大読み出し手段の拡大率を
    等倍に設定する読み出し拡大率設定ステップを行なうこ
    とを特徴とするマルチフリーズ処理方法と、ビデオ書き
    込み領域レジスタ中のビデオ書き込み領域の左上の座標
    から、ビデオ切り出し領域レジスタ中のビデオ切り出し
    領域の左上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値で
    あるビデオオフセット情報を得るビデオオフセット情報
    計算ステップと、ウィンドウ書き込み領域レジスタ中の
    ウィンドウ書き込み領域の左上の座標から、ウィンドウ
    切り出し領域レジスタ中のウィンドウ切り出し領域の左
    上の座標を水平方向・垂直方向各々引いた値である相対
    /絶対座標変換情報を得る相対/絶対座標変換情報計算
    ステップと、前記ビデオ書き込み領域と前記ウィンドウ
    切り出し領域の両者に含まれかつ最大の矩形である相対
    ビデオ表示矩形こを計算する相対ビデオ表示矩形計算ス
    テップと、相対ビデオ表示矩形の左上の座標からビデオ
    オフセット情報を水平方向・垂直方向各々引いた値をビ
    デオデータ拡大読み出し手段の拡大読み出し率で割りビ
    デオデータ読み出し開始座標レジスタに設定するビデオ
    データ読み出し開始座標設定ステップと、前記相対ビデ
    オ表示矩形の左上・右下の座標に前記相対/絶対座標変
    換情報を水平方向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビ
    デオ表示矩形を表示領域レジスタに設定する表示領域設
    定ステップと、特殊効果記述メモリの内容が拡大縮小処
    理指定ならば書き込み拡大縮小処理方法を選択し、前記
    特殊効果記述メモリの内容がモザイク処理指定ならばモ
    ザイク処理方法を選択し、前記特殊効果記述メモリの内
    容がマルチフリーズ処理ならばマルチフリーズ処理方法
    を選択する特殊効果切り換えステップと、前記特殊効果
    記述メモリの画素処理についての指定が未処理指定であ
    ればビデオ/グラフィック合成手段を選択し、同時に前
    記絶対ビデオ表示矩形の対応するグラフィックメモリ中
    の画素を色指定レジスタ中の色で塗りつぶす色指定レジ
    スタ色描画ステップを行ない、前記特殊効果記述メモリ
    の画素処理についての指定がネガポジ反転指定であれば
    排他的OR手段を選択し、同時に前記絶対ビデオ表示矩形
    に対応するグラフィックメモリ中の画素を白色で塗りつ
    ぶす白色描画ステップを行ない、前記特殊効果記述メモ
    リの画素処理についての指定がアート効果指定であれば
    AND手段を選択し、同時に前記絶対ビデオ表示矩形に対
    応するグラフィックメモリ中の画素を灰色で塗りつぶす
    灰色描画ステップを行なうビデオ画素処理選択ステップ
    により制御されることを特徴とする請求項13記載のビデ
    オデータ処理装置。
  15. 【請求項15】ビデオデータA/D手段を、ビデオデータ
    の1画面の中でサンプリングする矩形領域を保持するサ
    ンプリング領域レジスタと、アナログビデオデータの前
    記サンプリング領域レジスタに保持される矩形領域内の
    みA/D変換を行なうビデオデータ制限A/D変換手段に置換
    し、ハードウェアマッピング手段で計算される情報に前
    記サンプリング領域レジスタの値を追加したことを特徴
    とする請求項4記載のビデオデータ処理装置。
  16. 【請求項16】ハードウェアマッピング手段が、特殊効
    果記述メモリに記述された拡大縮小処理指定およびその
    拡大縮小率を基に、ビデオ書き込み領域レジスタ中のビ
    デオ書き込み領域の左上の座標値から、ビデオ切り出し
    領域レジスタ中のビデオ切り出し領域の左上の座標を水
    平方向・垂直方向各々引いた値であるビデオオフセット
    情報を得るビデオオフセット情報計算ステップと、ウィ
    ンドウ書き込み領域レジスタ中のウィンドウ書き込み領
    域の左上の座標値から、ウィンドウ切り出し領域レジス
    タ中のウィンドウ切り出し領域の左上の座標を水平方向
    ・垂直方向各々引いた値である相対/絶対座標変換情報
    を得る相対/絶対座標変換情報計算ステップと、前記ビ
    デオ書き込み領域と前記ウィンドウ切り出し領域の両者
    に含まれかつ最大の矩形である相対ビデオ表示矩形を計
    算する相対ビデオ表示矩形計算ステップと、前記相対ビ
    デオ表示矩形の左上の座標に前記相対/絶対座標変換情
    報を水平方向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビデオ
    表示矩形の左上の座標をビデオデータ書き込み開始座標
    レジスタに設定するビデオデータ書き込み開始座標設定
    ステップと、前記特殊効果記述メモリ中の拡大縮小率を
    ビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡大縮小率に設定
    する書き込み拡大縮小率設定ステップと、前記相対ビデ
    オ表示矩形の左上・右下の各座標から前記ビデオオフセ
    ット情報を水平方向・垂直方向各々引いた値を前記拡大
    縮小率で割ってサンプリング領域レジスタに設定するサ
    ンプリング領域設定ステップと、ビデオデータ拡大読み
    出し手段の拡大率を等倍に設定する読み出し拡大率設定
    ステップと、ビデオデータ読み出し開始座標をビデオメ
    モリの原点に設定するビデオデータ読み出し開始座標設
    定ステップと、表示手段の前画面に対応する領域を表示
    領域レジスタに設定する表示領域レジスタ設定ステップ
    と、前記絶対ビデオ表示矩形に対応するグラフィックメ
    モリ中の画素を色指定レジスタ中の色で塗りつぶす色指
    定レジスタ色描画ステップにより制御されることを特徴
    とする請求項15記載のビデオデータ処理装置。
  17. 【請求項17】ビデオデータと前記ビデオデータの1画
    面に一意に割り当てられた数値である時間アドレス情報
    を光や磁気などの手段で合わせて記録されているビデオ
    データ記録媒体と、前記ビデオデータ記録媒体中、前記
    時間アドレス情報の区間で区切られるビデオデータを区
    間ビデオデータと呼ぶ時、前記区間ビデオデータごとに
    1個が対応する時間アドレス保存レジスタと、1個以上
    の区間ビデオデータの中から1個を選択する区間ビデオ
    データ選択手段を追加し、ビデオ切り出し領域レジス
    タ、ビデオ書き込み領域レジスタ、ウィンドウ切り出し
    領域レジスタ、ウィンドウ書き込み領域レジスタの各々
    を、前記区間ビデオデータごとに対応するビデオ切り出
    し領域レジスタ、ビデオ書き込み領域レジスタ、ウィン
    ドウ切り出し領域レジスタ、ウィンドウ書き込み領域レ
    ジスタに置換し、現在再生中の前記時間アドレス情報を
    獲得する再生時間アドレス獲得手段と、任意の時間アド
    レス情報と一致する1画面を検索しその画面よりビデオ
    データの再生を始める時間アドレス検索再生手段とを追
    加し、ハードウェアマッピング手段において計算の元と
    なる情報に前記区間ビデオビデオデータ選択手段の選択
    情報と前記時間アドレス保存レジスタの値を追加し、計
    算される情報に前記時間アドレス保存レジスタの値を追
    加したことを特徴とする請求項15記載のビデオデータ処
    理装置。
  18. 【請求項18】ハードウェアマッピング手段は、特殊効
    果記述メモリに記述された拡大縮小処理指定およびその
    拡大縮小率を基に、区間ビデオデータ選択手段が選択し
    た区間ビデオデータに対応するビデオ書き込み領域レジ
    スタ中のビデオ書き込み領域の左上の座標値から、前記
    区間ビデオデータに対応するビデオ切り出し領域レジス
    タ中のビデオ切り出し領域の左上の座標を水平方向・垂
    直方向各々引いた値であるビデオオフセット情報を得る
    ビデオオフセット情報計算ステップと、前記区間ビデオ
    データに対応するウィンドウ書き込み領域レジスタ中の
    ウィンドウ書き込み領域の左上の座標値から、前記区間
    ビデオデータに対応するウィンドウ切り出し領域レジス
    タ中のウィンドウ切り出し領域の左上の座標を水平方向
    ・垂直方向各々引いた値である相対/絶対座標変換情報
    を得る相対/絶対座標変換情報計算ステップと、前記ビ
    デオ書き込み領域と前記ウィンドウ切り出し領域の両者
    に含まれかつ最大の矩形である相対ビデオ表示矩形を計
    算する相対ビデオ表示矩形計算ステップと、前記相対ビ
    デオ表示矩形の左上の座標に前記相対/絶対座標変換情
    報を水平方向・垂直方向各々加えて得られる絶対ビデオ
    表示矩形の左上の座標をビデオデータ書き込み開始座標
    レジスタに設定するビデオデータ書き込み開始座標設定
    ステップと、前記特殊効果記述メモリ中の拡大縮小率を
    ビデオデータ拡大縮小書き込み手段の拡大縮小率に設定
    する書き込み拡大縮小率設定ステップと、前記相対ビデ
    オ表示矩形の左上・右下の各座標から前記ビデオオフセ
    ット情報を水平方向・垂直方向各々引いた値を前記拡大
    縮小率で割ってサンプリング領域レジスタに設定するサ
    ンプリング領域設定ステップと、ビデオデータ拡大読み
    出し手段の拡大率を等倍に設定する読み出し拡大率設定
    ステップと、ビデオデータ読み出し開始座標をビデオメ
    モリの原点に設定するビデオデータ読み出し開始座標設
    定ステップと、表示手段の全画面に対応する領域を表示
    領域レジスタに設定する表示領域レジスタ設定ステップ
    と、前記絶対ビデオ表示矩形に対応するグラフィックメ
    モリ中の画素を色指定レジスタ中の色で塗りつぶす色指
    定レジスタ色描画ステップと、前記区間ビデオデータ選
    択手段が選択する区間ビデオデータが変更になった場
    合、現在再生されている画面の時間アドレス情報を再生
    時間アドレス獲得手段より獲得し、今まで選択されてい
    た区間ビデオデータに対応する時間アドレス保存レジス
    タに設定する時間アドレス設定ステップと、新たに選択
    された区間ビデオデータに対応する時間アドレス保存レ
    ジスタ中の時間アドレス情報を読み出し、その時間アド
    レスから再生を始めるように時間アドレス検索再生手段
    を制御する再生再開ステップにより制御されることを特
    徴とする請求項17記載のビデオデータ処理装置。
  19. 【請求項19】選択されている区間ビデオデータに対応
    する絶対ビデオ表示領域が移動等した際、他の選択され
    ていない区間ビデオデータに対応する絶対ビデオ表示領
    域を再描画する必要が発生するかどうかを判定する再描
    画判定ステップと、前記再描画判定ステップで再描画が
    必要と判定された区間ビデオデータに対応する時間アド
    レス保存レジスタ中の時間アドレス情報を持つビデオデ
    ータ記録媒体の一画面だけを再生する再描画画面再生ス
    テップと、一旦前記区間ビデオデータを区間ビデオデー
    タ選択手段を選択する一時区間ビデオデータ選択ステッ
    プと、ビデオメモリに前記一画面を描画する再描画画面
    書き込みステップを追加したことを特徴とする請求項18
    記載のビデオデータ処理装置。
  20. 【請求項20】特殊効果記述メモリを特殊効果記述手段
    に置換し、ビデオ切り出し領域レジスタをビデオ切り出
    し領域保持手段に置換し、ビデオ書き込み領域レジスタ
    をビデオ書き込み領域保持手段に置換し、ウィンドウ切
    り出し領域レジスタをウィンドウ切り出し領域保持手段
    に置換し、ウィンドウ書き込み領域レジスタをウィンド
    ウ書き込み領域保持手段に置換し、前記特殊効果記述手
    段、前記ビデオ切り出し領域保持手段、前記ビデオ書き
    込み領域保持手段、前記ウィンドウ切り出し領域保持手
    段、前記ウィンドウ書き込み領域保持手段およびハード
    ウェアマッピング手段をオペレーティングシステム内に
    構成したことを特徴とする請求項3、4、9、11、13ま
    たは15記載のビデオデータ処理装置。
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