JP2502646Y2 - 商品売上登録装置 - Google Patents

商品売上登録装置

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JP2502646Y2
JP2502646Y2 JP1990403321U JP40332190U JP2502646Y2 JP 2502646 Y2 JP2502646 Y2 JP 2502646Y2 JP 1990403321 U JP1990403321 U JP 1990403321U JP 40332190 U JP40332190 U JP 40332190U JP 2502646 Y2 JP2502646 Y2 JP 2502646Y2
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card reader
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card
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slit
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芳実 漆畑
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、磁気カードを利用した
販売業務が実行可能な商品売上登録装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】まず、商品売上登録装置の従来例を図6
に基づいて説明する。この商品売上登録装置である電子
料金秤1では、引出し2をスライド自在に格納したドロ
ワ3上に、キーボード4,5やレシートプリンタ6及び
ディスプレイ7等を設けた構造となっており、ここでは
別体のカードリーダ8がコード(図示せず)で接続されて
いる。
【0003】このような構成において、この電子料金秤
1は、キーボード4,5の操作で商品情報を入力すると
共にディスプレイ7の表示やレシートプリンタ6の印刷
で所定の商品情報を出力し、キャッシャーと顧客との間
でやり取りする現金(図示せず)を開放したドロワ3の引
出し2に出し入れすることで販売業務を行なうことがで
きる。
【0004】さらに、この電子料金秤1はカードリーダ
8が接続されているので、例えば、磁気カードやバーコ
ードカード等の情報カード(図示せず)の記録情報をカー
ドリーダ8で読取走査することで、現金を用いることな
く販売業務を実行することもできる。ここで、このよう
なカードリーダ8は、情報カードの記録情報を読取走査
する際は、手作業で情報カードをカードリーダ8のスリ
ット9に挿入してスライドさせるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述した電子料金秤1
では、カードリーダ8を利用することで現金を用いるこ
となく販売業務を実行することができる。
【0006】さらに、上述した電子料金秤1では、別体
のカードリーダ8をコード等で接続しているので、機器
の占有面積が増加して設置の自由度が低下している。こ
のような課題を解決する手段としては、カードリーダ8
と電子料金秤1とを一体化することが考えられるが、こ
のようにすると商品から漏れる水滴などがカードリーダ
8のスリット9内に浸入する可能性が高くなって故障の
発生率が増大することになる。このような課題は、商品
の計量を行なう電子料金秤1に顕著であり、改善が要望
されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】情報記録部を有する情報
カードが挿入されて手動移動されるスリット内に前記情
報記録部を読取走査する読取装置を配置したカードリー
ダユニットを設け、このカードリーダユニットを現金を
収納する引出しと並列させてドロワ内に設け、前記スリ
ットを使用可能であるように引出した状態と内部に格納
した状態となるように前記カードリーダをスライド自在
に設けた
【0008】
【作用】カードリーダユニットと引出しとを並列に配置
して各々スライド自在に格納したドロワを設けたことに
より、情報カードを用いることなく販売業務を行なう際
はカードリーダユニットをドロワ内に格納しておくこと
で、商品の水滴などがカードリーダユニットのスリット
内に浸入することが防止され、さらに、情報カードを用
いて販売業務を行なう際はカードリーダユニットをドロ
ワから引出すことで、カードリーダユニットのスリット
に情報カードを手作業で挿入してスライド移動させるこ
とが容易に行なえ、また、従来の商品売上登録装置のよ
うに別体のカードリーダをコードで接続した場合に比し
て占有面積が小さい。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を図1ないし図5に基づいて
説明する。まず、この商品売上登録装置である電子料金
秤10では、図1に例示するように、スリット11が前
面に位置するカードリーダユニット12が、引出し13
と並列に配置されてドロワ14内にスライド自在に格納
されるようになっている。
【0010】ここで、前記カードリーダユニット12
は、図2及び図3に例示するように、磁気ヘッドユニッ
ト15をステー16にネジ17で取付けると共にカード
ガイド18をベース19に取付けた構造となっており、
ここでは前記ステー16に形成された位置決め孔20に
嵌合する凸部21が前記磁気ヘッドユニット15の裏面
に形成されている。なお、このカードリーダユニット1
2では、図4及び図5に例示するように、前記カードガ
イド18の位置決め用の前記部位20,21が前記スリ
ット11と同一線上に位置している。
【0011】このような構成において、この電子料金秤
10では、情報カードを用いることなく現金で販売業務
を行なう際は、図1(a)に例示するように、カードリー
ダユニット12をドロワ14内に格納した状態とする。
【0012】このようにすることで、この電子料金秤1
0は、ドロワ14の引出し13を使用して現金で販売業
務を行なう際にカードリーダユニット12が邪魔になる
ことがなく、しかも、商品の水滴などがカードリーダユ
ニット12のスリット11内に浸入することが防止され
るので故障の発生率が低い。
【0013】さらに、この電子料金秤10では、情報カ
ードを用いるなどして販売業務を行なう際は、図1(b)
に例示するように、カードリーダユニット12をドロワ
14から引出した状態とする。
【0014】このようにすることで、カードリーダユニ
ット12のスリット11に情報カードを手作業で挿入し
てスライド移動させることが容易に行なえるので、情報
カードを利用する販売業務を容易に行なうことができ
る。
【0015】ここで、この電子料金秤10では、上述の
ようにカードリーダユニット12がドロワ14内に組込
まれているので、従来の電子料金秤1のように別体のカ
ードリーダ8をコードで接続した場合に比して占有面積
が小さくなって設置が容易である。
【0016】また、この電子料金秤10では、磁気ヘッ
ドユニット15が取付けられたステー16に、カードガ
イド18が凸部21と位置決め孔20との嵌合で位置決
めされているので、簡易な構造でカードガイド18と磁
気ヘッドユニット15との位置精度が良好になってお
り、情報カードの挿入やスライドを良好に行なうことが
できる。
【0017】
【考案の効果】本考案は上述のように、情報記録部を有
する情報カードが挿入されて手動移動されるスリット内
に前記情報記録部を読取走査する読取装置を配置したカ
ードリーダユニットを設け、このカードリーダユニット
を現金を収納する引出しと並列させてドロワ内に設け、
前記スリットを使用可能であるように引出した状態と内
部に収納した状態となるように前記カードリーダをスラ
イド自在に設けたことにより、販売業務を行なう際はカ
ードリーダユニットをドロワ内に格納しておくことで、
商品の水滴などがカードリーダユニットのスリット内に
浸入することが防止されるので故障の発生率が低減さ
れ、ドロワの引出しを使用して現金で販売業務を行なう
際にカードリーダユニットが邪魔になることがなく、さ
らに、情報カードを用いて販売業務を行なう際はカード
リーダユニットをドロワから引出すことで、カードリー
ダユニットのスリットに情報カードを手作業で挿入して
スライド移動させることが容易に行なえるので、情報カ
ードを利用する販売業務を良好な能率で遂行することが
でき、この際、現金を利用しないため、カードリーダを
引出しと並設してもなんの問題もなく、また、従来の商
品売上登録装置のように別体のカードリーダをコードで
接続した場合に比して占有面積が小さいので設置が容易
である等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の要部の分解斜視図である。
【図3】本考案の要部の分解斜視図である。
【図4】本考案の要部の分解側面図である。
【図5】本考案の要部の正面図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 商品売上登録装置 11 スリット 12 カードリーダユニット 13 引出し 14 ドロワ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録部を有する情報カードが挿入さ
    れて手動移動されるスリット内に前記情報記録部を読取
    走査する読取装置を配置したカードリーダユニットを設
    け、このカードリーダユニットを現金を収納する引出し
    と並列させてドロワ内に設け、前記スリットを使用可能
    であるように引出した状態と内部に格納した状態となる
    ように前記カードリーダをスライド自在に設けたことを
    特徴とする商品売上登録装置。
JP1990403321U 1990-12-14 1990-12-14 商品売上登録装置 Expired - Fee Related JP2502646Y2 (ja)

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JPH0490287U JPH0490287U (ja) 1992-08-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001243544A (ja) * 1999-12-20 2001-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 顧客対応業務端末装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63271698A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 株式会社東芝 取引決済装置

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