JP2502312Y2 - 冷気供給案内装置 - Google Patents

冷気供給案内装置

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JP2502312Y2
JP2502312Y2 JP1941291U JP1941291U JP2502312Y2 JP 2502312 Y2 JP2502312 Y2 JP 2502312Y2 JP 1941291 U JP1941291 U JP 1941291U JP 1941291 U JP1941291 U JP 1941291U JP 2502312 Y2 JP2502312 Y2 JP 2502312Y2
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cold air
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夢三 姜
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Samsung Electronics Co Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、蒸発器より、熱交換を
成した冷気を送風フアンによって冷蔵庫と冷凍室とにそ
れぞれ分配する冷蔵庫の冷気供給案内装置に係り、冷蔵
室の使用中止の際、冷蔵室に送られる冷気の螺旋状の回
転流動を防止し、均一分布流動にて冷凍室に送る冷気遮
蔽部材を有する冷気供給案内装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫の冷気供給案内装置は、冷
蔵室を使用中止する際に、遮蔽板を利用して冷蔵室冷気
流入通路を遮断するように構成されていた。
【0003】これを図6および図7を参照して説明すれ
ば、蒸発器4において冷却された冷気は冷気供給案内装
置1の送風フアン5によって、冷凍室流入通路6と冷蔵
室流入通路7とに分岐される。
【0004】冷蔵室3と冷凍室2とを同時に使用する際
は、冷蔵室流入通路7に送られた冷気を、テンパーシス
テム8の遮蔽板9を開いて冷蔵室3に送り、冷凍室流入
通路6に送られた冷気は冷凍室2に送られる。
【0005】一方、冷蔵室3を使用しない場合には、冷
蔵室流入通路7の冷気を遮蔽板9を閉めて吸入室10に
回流させ、冷凍室流入通路6を通じて冷凍室2に送る。
【0006】このような形態の従来の技術は米国特許第
4,614,092号明細書に示されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、遮蔽板
9によって閉められた冷蔵室流入通路7は塞がれた狭い
空間となる。
【0008】この狭い空間に送られた冷気の流動状態
は、不均一な分布状態となり、冷蔵室流入通路7におい
て、螺旋形の回転流動となり、吸入室10に回流して吸
入室10内の冷気を激しい渦流とさせるという問題点が
あった。
【0009】これによる渦流は送風フアン5に抵抗を与
え、送風フアン5の回転力を低下させ、冷蔵庫の負荷を
増大させるし、送風フアン5の均衡を失うようにして、
冷気供給案内装置1に騒音を発生させるという問題点も
あった。
【0010】本考案はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、冷蔵室流入通路の入口を遮断した場合にも、吸
入室内の冷気の流動状態が均一となる冷気供給案内装置
を提供することを目的とする。
【0011】更に、吸入室内の冷気の流動状態が均一と
なることにより、渦流による抵抗を減少させ、送風フア
ンの回転力を増大させ、冷蔵庫の負荷を減少させること
のできる冷気供給案内装置を提供することを目的とす
る。
【0012】更に、渦流による抵抗を減少させて、送風
フアンを均衡に回転させて、騒音を低下させることので
きる冷気供給案内装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の冷気供給案内装置は、蒸発器にお
いて熱交換された冷気を送風フアンによって強制循環式
にて冷蔵室と冷凍室とにそれぞれ分配する冷蔵庫の冷気
供給案内装置において、送風フアンの周囲を取り囲むよ
うにして形成された吸入室部の第一外壁部と、前記第一
外壁部と間隔を明けられているとともに第一外壁部と一
つの端部分が一体化されるようにして形成された内壁部
とを備えている収納部と、前記第一外壁部と対向してい
る第二外壁部と、互いに同一高さにに形成されている前
記第一外壁部と第二外壁部との間に配設されている送風
ファンと、前記第一外壁部と前記内壁部との間に収容さ
れる冷気遮蔽部材であってこれを移動させるための把手
を備えている冷気遮蔽部材と、前記冷気遮蔽部材の端部
分を収容するために前記第二外壁部の下端部の内側部分
に形成されている凹溝部とを有することを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の冷気供給案内装置は、前
記内壁部と冷気遮蔽部材の曲率の中心が前記第一外壁部
の曲率の中心と同一であり、前記内壁部の曲率半径が前
記冷気遮蔽部材の曲率半径より小さく、前記冷気遮蔽部
材の曲率半径が前記第一外壁部の曲率半径より小さく形
成されたことを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の冷気供給案内装置は、前
記凹溝部の曲率の中心が、前記収納部の曲率の中心と同
一であり、前記凹溝部の曲率半径が前記収納部の曲率半
径と同一に形成されたことを特徴とする。
【0016】
【作用】本考案の冷気供給案内装置によれば、冷気遮蔽
部材の形状を冷気の円滑なる流動を誘導する形状に形成
したため、吸入室内を流動する冷気を第一外壁部の形状
と冷気遮蔽部材の形状と第二外壁部の形状に従って流動
させ、均一流動を誘導させることが可能なるようになっ
た。
【0017】
【実施例】以下、本考案実施例を添付された図面に基づ
いて具体的に説明する。
【0018】図1は、本考案の位置実施例の冷気供給案
内装置11を示す。
【0019】冷気供給案内装置11は蒸発器より送られ
て来る冷気を冷凍室と冷蔵室に分配供給する送風フアン
5と、前記送風フアン5をその中心に設置し、その周囲
を第一外壁部12と第二外壁部18で取り囲むようにし
て形成された吸入室部10と、前記吸入室部10の冷気
を冷蔵室と冷凍室にそれぞれ供給する冷蔵室冷気流入通
路7と、冷凍室冷気流入通路6と、前記第一外壁部12
と一つの端部分が一体化されるようにして形成された内
壁部17と、前記第一外壁部12と前記内壁部17との
間に形成された収納部13と、前記収納部13に収容さ
れる冷気遮蔽部材15と、前記冷気遮蔽部材15を移動
してやる把手16と、前記冷気遮蔽部材15の端部分2
0が収容される凹溝部14とによって形成されている。
【0020】前記冷凍室冷気流入通路6、冷蔵室冷気流
入通路7、送風フアン5、吸入室部10と第二外壁部1
8は従来の技術内容と同一であるため説明を省略する。
【0021】内壁部17の曲率中心と半径とは、第二外
壁部18の曲率中心と半径と同一とされており、また、
内壁部17はその上端部分が前記冷凍室冷気流入通路6
の底面壁部21と、以後説明される第一外壁部12と一
体化されており、前記冷凍室冷気流入通路6の底面壁部
21から前記冷蔵室流入通路7の第一入口壁部22の近
くまで延長して形成されている。
【0022】第一外壁部12の曲率中心は、前記内壁部
17の曲率中心と同一とされ、前記第一外壁部12の曲
率半径は前記内壁部17の曲率半径より所定長さだけ大
きく形成されており、また、第一外壁部12は前記底面
壁部21から前記冷蔵室冷気流入通路7の第一入口壁部
22まで延長され、前記第一入口壁部22と一体化して
形成されている。
【0023】前記内壁部17と前記第一外壁部12との
間には収納部13が形成されている。
【0024】前記収納部13の曲率中心は前記内壁部1
7の曲率中心および前記第一外壁部12の曲率中心と同
一なるように形成されている。
【0025】更に、前記収納部13の曲率半径は、前記
第一外壁部12の曲率半径より所定の長さだけ小さく、
かつ、前記内壁部17の曲率半径より所定の長さだけ大
きく形成されている。
【0026】また、前記第一外壁部12と前記内壁部1
7との間に形成されている前記収納部13は、前記底面
壁部21の部分が塞がっており、前記第一入口壁部22
の部分が開放されており、前記底面部21の部分から前
記第一入口壁部22の部分までに亘って所定の一定な隙
間を形成している。
【0027】前記冷蔵室冷気流入通路7の第二入口壁部
23には、前記収納部13と同一の曲率中心と曲率半径
を有し、前記収納部13のような所定の一定な隙間を有
し、後に説明される冷気遮蔽部材15の端部分20が収
容されるように所定長の溝からなる凹溝部14が形成さ
れている。
【0028】図2は、前記冷気遮蔽部材15を示す。
【0029】この冷気遮蔽部材15の曲率半径と曲率中
心とは前記収納部13の曲率半径と曲率中心と同一とさ
れ、前記収納部13において摺動されるように所定の厚
さをもって形成されている。更に、前記冷気遮蔽部材1
5の幅は、前記内壁部17の幅と同一に形成されてい
る。
【0030】従って、前記冷気遮蔽部材15の端部分2
0は前記凹溝部14内に収容されるように形成されてい
る。
【0031】更に、前記冷気遮蔽部材15を円滑に動か
すための把手16が前記冷気遮蔽部材15の上側面の所
定の位置に螺着脱自在にして設置されている。このよう
に形成された前記冷気遮蔽部材15は前記収納部13内
に収容される。
【0032】図3と図4とは、前記冷気遮蔽部材15の
使用状態図を示したもので、冷蔵室と冷凍室を共に使用
する場合には、図3に示すように、把手16を反時計方
向に移動させ、冷気が冷蔵室流入通路7と冷凍室流入通
路6に分配供給されるようにする。
【0033】冷凍室のみを使用する場合には、図4に示
すように、把手16を時計方向に移動させ、前記冷気遮
蔽部材15で冷蔵室流入通路7を遮断させ、前記冷蔵室
流入通路7に送られる冷気を前記内壁部17、前記冷気
遮蔽部材15、前記第二外壁部18の形状に沿って前記
冷凍室流入通路6に供給されるようにする。
【0034】更に、冷蔵室に少ない冷気を送ろうとする
場合には、図5に示すように、冷凍室側壁に冷気量調節
表記を、例えば、強、中、弱等を表示することによって
行ない、冷蔵室を好ましい条件にて使用することができ
る。
【0035】本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、必要に応じて変更することができる。
【0036】
【考案の効果】前記のように構成されている本考案の冷
気供給案内装置は、冷気遮蔽部材で冷蔵室冷気流入部入
口を遮断し、冷蔵室流入部に送られた冷気が、当該部所
において生じる螺旋形回転流動による渦流発生を防止さ
せ、送風フアンの回転力を増大させ、冷蔵庫の負荷を減
少させるし、送風フアンが均衡よく回転されるようにし
て、騒音を低下させることができ、更に、冷蔵室、冷気
要求条件に従って、冷気量を供給することができる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の冷気供給案内装置の一実施例を示す斜
視図
【図2】本考案の冷気遮蔽部材の斜視図
【図3】冷気遮蔽部材が冷蔵室冷気流入部を開放した使
用状態図
【図4】冷気遮蔽部材が冷蔵室冷気流入部を遮断した使
用状態図
【図5】本考案の冷気供給案内装置が設置された状態を
示した冷蔵庫の一部斜視図
【図6】従来の冷気供給案内装置の構成を示した冷蔵庫
の一部断面図
【図7】従来冷気供給案内装置の斜視図
【符号の説明】
10 吸入部 12 第一外壁部 13 収納部 14 凹溝部 15 冷気遮蔽部材 16 把手 17 内壁部 18 第二外壁部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発器において熱交換された冷気を送風
    フアンによって強制循環式にて冷蔵室と冷凍室
    にそれぞれ分配する冷蔵庫の冷気供給案内装置におい
    て、送風フアン5の周囲を取り囲むようにして形成された吸
    入室部10の第一外壁部12と、前記第一外壁部12と
    間隔を明けられているとともに第一外壁部12と一つの
    端部分が一体化されるようにして形成された内壁部17
    とを備えている収納部13と、 前記第一外壁部12と対向している第二外壁部18と、 互いに同一高さにに形成されている前記第一外壁部12
    と第二外壁部18との間に配設されている送風ファン5
    と、 前記第一外壁部12と前記内壁部17との間に収容され
    る冷気遮蔽部材15であってこれを移動させるための把
    手16を備えている冷気遮蔽部材15と、 前記冷気遮蔽部材15の端部分20を収容するために前
    記第二外壁部18の下端部の内側部分に形成されている
    凹溝部14とを 有することを特徴とする冷気供給案内装
    置。
  2. 【請求項2】 前記内壁部17と冷気遮蔽部材15の曲
    率の中心が前記第一外壁部12の曲率の中心と同一であ
    り、 前記内壁部17の曲率半径が前記冷気遮蔽部材15の曲
    率半径より小さく、 前記冷気遮蔽部材15の曲率半径が前記第一外壁部12
    の曲率半径より小さく形成されたことを特徴とする請求
    項1に記載の冷気供給案内装置。
  3. 【請求項3】 前記凹溝部14の曲率の中心が、前記収
    納部13の曲率の中心と同一であり、前記凹溝部14
    曲率半径が前記収納部13の率半径と同一に形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷気供給案内装置。
JP1941291U 1991-03-28 1991-03-28 冷気供給案内装置 Expired - Lifetime JP2502312Y2 (ja)

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JPH0618881U JPH0618881U (ja) 1994-03-11
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