JP2502237Y2 - パトロ―ネの巻込みフイルム引出器 - Google Patents
パトロ―ネの巻込みフイルム引出器Info
- Publication number
- JP2502237Y2 JP2502237Y2 JP7275393U JP7275393U JP2502237Y2 JP 2502237 Y2 JP2502237 Y2 JP 2502237Y2 JP 7275393 U JP7275393 U JP 7275393U JP 7275393 U JP7275393 U JP 7275393U JP 2502237 Y2 JP2502237 Y2 JP 2502237Y2
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- Japan
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- operation button
- patrone
- film
- groove
- stopper
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パトローネに巻き込ま
れたフイルムの先端を、簡単且つ容易に引き出すための
パトローネの巻込みフイルム引出器に関する。
れたフイルムの先端を、簡単且つ容易に引き出すための
パトローネの巻込みフイルム引出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パトローネに巻き込まれたフ
イルムの先端を引き出すための器具が使用されており、
その1例が特公平2−17014号公報に開示されてい
る。この公報に開示のパトローネの巻込みフイルム引出
器は、本出願人が開発したもので、一端に、パトローネ
の入口の上部外面に押し当てられるようになったパトロ
ーネ固定押えを有し、中央部に長手方向に延びる貫通し
た操作溝を備えた偏平な本体と、その偏平な本体に、そ
れぞれが前記パトローネ固定押えを設けた側の端部から
前方に延び出すように移動可能に保持された薄い可撓性
のガイド板及びはさみ板と、該ガイド板及びはさみ板に
それぞれ連結され、前記本体の操作溝内を移動可能な第
一操作ボタン及び第二操作ボタン等を有している。
イルムの先端を引き出すための器具が使用されており、
その1例が特公平2−17014号公報に開示されてい
る。この公報に開示のパトローネの巻込みフイルム引出
器は、本出願人が開発したもので、一端に、パトローネ
の入口の上部外面に押し当てられるようになったパトロ
ーネ固定押えを有し、中央部に長手方向に延びる貫通し
た操作溝を備えた偏平な本体と、その偏平な本体に、そ
れぞれが前記パトローネ固定押えを設けた側の端部から
前方に延び出すように移動可能に保持された薄い可撓性
のガイド板及びはさみ板と、該ガイド板及びはさみ板に
それぞれ連結され、前記本体の操作溝内を移動可能な第
一操作ボタン及び第二操作ボタン等を有している。
【0003】使用に当たっては、ガイド板及びはさみ板
の先端をパトローネの入口に差し込み且つ本体の一端に
形成されているパトローネ固定押えをパトローネの入口
部分に押し当てて位置を決め、次いで第一操作ボタンを
本体の前方に向かって動かす事により、ガイド板を本体
から延び出させてパトローネ内に深く挿入し、次いで、
パトローネ内のフイルムを回転させてフイルム先端をガ
イド板内面に接触し且つパトローネの入口に向かい合う
位置とし、次いで第二操作ボタンを本体の前方に向かっ
て動かすことにより、はさみ板を本体から延び出させて
パトローネ内のフイルム先端の内側に挿入し、これによ
ってフイルム先端をガイド板とはさみ板とによってはさ
み、その後、本体をパトローネから離す事により、フイ
ルム先端をはさんだガイド板とはさみ板とをパトローネ
から抜き出し、フイルム先端を引き出していた。ここ
で、第一操作ボタンを動かしてガイド板を前進させた時
に、その下に設けているはさみ板がつられて少し前進し
てしまうと、その後、はさみ板を前進させても、そのは
さみ板がフイルム先端の内側に入ることができず、フイ
ルム引出しに失敗する。このため、第一操作ボタンを前
進させた時に、第二操作ボタンが一緒に動くことがない
よう、本体の片面の第二操作ボタンの一方の頭部に面す
る部分に浅いくぼみを形成すると共に、第二操作ボタン
の他方の頭部と本体との間に円板状の弾性体を配置して
おき、通常はその弾性体のばね力によって、前記した浅
いくぼみに第二操作ボタンの頭部が嵌まりこんで動かな
いようにしていた。
の先端をパトローネの入口に差し込み且つ本体の一端に
形成されているパトローネ固定押えをパトローネの入口
部分に押し当てて位置を決め、次いで第一操作ボタンを
本体の前方に向かって動かす事により、ガイド板を本体
から延び出させてパトローネ内に深く挿入し、次いで、
パトローネ内のフイルムを回転させてフイルム先端をガ
イド板内面に接触し且つパトローネの入口に向かい合う
位置とし、次いで第二操作ボタンを本体の前方に向かっ
て動かすことにより、はさみ板を本体から延び出させて
パトローネ内のフイルム先端の内側に挿入し、これによ
ってフイルム先端をガイド板とはさみ板とによってはさ
み、その後、本体をパトローネから離す事により、フイ
ルム先端をはさんだガイド板とはさみ板とをパトローネ
から抜き出し、フイルム先端を引き出していた。ここ
で、第一操作ボタンを動かしてガイド板を前進させた時
に、その下に設けているはさみ板がつられて少し前進し
てしまうと、その後、はさみ板を前進させても、そのは
さみ板がフイルム先端の内側に入ることができず、フイ
ルム引出しに失敗する。このため、第一操作ボタンを前
進させた時に、第二操作ボタンが一緒に動くことがない
よう、本体の片面の第二操作ボタンの一方の頭部に面す
る部分に浅いくぼみを形成すると共に、第二操作ボタン
の他方の頭部と本体との間に円板状の弾性体を配置して
おき、通常はその弾性体のばね力によって、前記した浅
いくぼみに第二操作ボタンの頭部が嵌まりこんで動かな
いようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に、円板状の弾性体による弾性力を利用して第二操作ボ
タンに軸線方向の力を作用させ、一方の頭部を本体の片
面に形成している浅いくぼみに嵌めることによって、第
二操作ボタンが動かないようにした構成では、弾性体の
弾性力が第二操作ボタンの動きにくさに大きい影響を与
え、このため、一定の弾性力を持った円板状の弾性体
(例えば皿ばね)を作る必要がある。ところが、この円
板状の弾性体として、安価に製造可能なプラスチックの
皿ばねを用いると、製品間の弾性力のばらつきが避けら
れず、このため、或る製品では第二操作ボタンが動きや
すくなって、第一操作ボタンを動かした時に、不用意に
動いてしまい、パトローネからのフイルム引出しができ
ないことがあり、また、別の製品では逆に第二操作ボタ
ンがきわめて動きにくく、そのため第二操作ボタンを動
かしたい時になかなか動かないことがあるというよう
に、製品間のばらつきが大きいという問題があった。
に、円板状の弾性体による弾性力を利用して第二操作ボ
タンに軸線方向の力を作用させ、一方の頭部を本体の片
面に形成している浅いくぼみに嵌めることによって、第
二操作ボタンが動かないようにした構成では、弾性体の
弾性力が第二操作ボタンの動きにくさに大きい影響を与
え、このため、一定の弾性力を持った円板状の弾性体
(例えば皿ばね)を作る必要がある。ところが、この円
板状の弾性体として、安価に製造可能なプラスチックの
皿ばねを用いると、製品間の弾性力のばらつきが避けら
れず、このため、或る製品では第二操作ボタンが動きや
すくなって、第一操作ボタンを動かした時に、不用意に
動いてしまい、パトローネからのフイルム引出しができ
ないことがあり、また、別の製品では逆に第二操作ボタ
ンがきわめて動きにくく、そのため第二操作ボタンを動
かしたい時になかなか動かないことがあるというよう
に、製品間のばらつきが大きいという問題があった。
【0005】本考案は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、第一操作ボタンを動かした時には第二操作ボタ
ンが動くことがなく、また、その第二操作ボタンに適度
な力を作用させた時には移動させる事が可能な、且つ製
品間のばらつきの少ないパトローネの巻込みフイルム引
出器を提供することを目的とする。
もので、第一操作ボタンを動かした時には第二操作ボタ
ンが動くことがなく、また、その第二操作ボタンに適度
な力を作用させた時には移動させる事が可能な、且つ製
品間のばらつきの少ないパトローネの巻込みフイルム引
出器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決するため、第一操作ボタンと第二操作ボタンが移動す
る操作溝を備えた本体に、前記操作溝の後端に近接して
U字状のストッパ溝を形成し、該ストッパ溝と前記操作
溝との間に本体の厚さ方向に弾性変形可能なU字状のス
ナップストッパを形成し、一方、第二操作ボタンには、
該第二操作ボタンを操作溝の後端に移動させた時前記ス
ナップストッパを乗り越えてストッパ溝に入り込むスト
ッパボスを形成するという構成を備えたものである。
決するため、第一操作ボタンと第二操作ボタンが移動す
る操作溝を備えた本体に、前記操作溝の後端に近接して
U字状のストッパ溝を形成し、該ストッパ溝と前記操作
溝との間に本体の厚さ方向に弾性変形可能なU字状のス
ナップストッパを形成し、一方、第二操作ボタンには、
該第二操作ボタンを操作溝の後端に移動させた時前記ス
ナップストッパを乗り越えてストッパ溝に入り込むスト
ッパボスを形成するという構成を備えたものである。
【0007】
【作用】上記構成のパトローネの巻込みフイルム引出器
では、第二操作ボタンを操作溝の後端に移動させた時、
その第二操作ボタンに設けているストッパボスが、本体
のスナップストッパを内側に弾性変形させて乗り越え、
ストッパ溝に入り込み、第二操作ボタンを動かないよう
に拘束する。第二操作ボタンを動かす時には、その第二
操作ボタンに或る程度以上の力を加える事により、スト
ッパボスがスナップストッパを内側に弾性変形させて乗
り越え、移動可能となる。ここで、第二操作ボタンの動
きにくさは、スナップストッパの弾性力によって定まる
ので、この弾性力を適当に設定しておく事により、第二
操作ボタンが不用意に動くことがなく、また、動かした
い時にはあまり大きい力を加えることなく容易に動かす
ことができる。更に、このスナップストッパは、操作溝
の後端を包囲するようなU字状であってかなりの大きさ
を有しているので、この本体をプラスチックの成形で作
った際に成形条件等によって生じる寸法誤差があって
も、スナップストッパの弾性力はほぼ一定となり、この
ため、製品間のばらつきはほとんど生じない。
では、第二操作ボタンを操作溝の後端に移動させた時、
その第二操作ボタンに設けているストッパボスが、本体
のスナップストッパを内側に弾性変形させて乗り越え、
ストッパ溝に入り込み、第二操作ボタンを動かないよう
に拘束する。第二操作ボタンを動かす時には、その第二
操作ボタンに或る程度以上の力を加える事により、スト
ッパボスがスナップストッパを内側に弾性変形させて乗
り越え、移動可能となる。ここで、第二操作ボタンの動
きにくさは、スナップストッパの弾性力によって定まる
ので、この弾性力を適当に設定しておく事により、第二
操作ボタンが不用意に動くことがなく、また、動かした
い時にはあまり大きい力を加えることなく容易に動かす
ことができる。更に、このスナップストッパは、操作溝
の後端を包囲するようなU字状であってかなりの大きさ
を有しているので、この本体をプラスチックの成形で作
った際に成形条件等によって生じる寸法誤差があって
も、スナップストッパの弾性力はほぼ一定となり、この
ため、製品間のばらつきはほとんど生じない。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す本考案の好適な実施例を説
明する。図1は本考案の一実施例による巻込みフイルム
引出器の概略上面図、図2はその概略側面図、図3
(a)はその概略裏面図、図3(b)はその巻込みフイ
ルム引出器を、ガイド板及びはさみ板を延び出した状態
で示す概略裏面図、図4(a)はその巻込みフイルム引
出器の後端部分を示す概略断面図、図4(b)はその後
端部分を、第二操作ボタンが後端位置に移動中の状態で
示す概略断面図、図5は図4(a)のA−A矢視図であ
る。図1〜図5において、全体を参照符号1で示す巻込
みフイルム引出器は、手で持つのに適した形状の偏平な
本体2を有している。本体2の一端2Aにはパトローネ
の入口の上部外面に押し当てられるようになったパトロ
ーネ固定押え3が突出して一体に設けられている。その
パトローネ固定押え3の先端の裏面には、同一高さの二
つの小突起3aが形成されている。この小突起3aは、
後述するように、このパトローネ固定押え3をパトロー
ネの湾曲した外面に押し当てた際に、パトローネ固定押
え3がパトローネ外面に安定して押し当てられるように
設けたものである。また、パトローネ固定押え3には、
指を差し込むための穴3bも形成されている。
明する。図1は本考案の一実施例による巻込みフイルム
引出器の概略上面図、図2はその概略側面図、図3
(a)はその概略裏面図、図3(b)はその巻込みフイ
ルム引出器を、ガイド板及びはさみ板を延び出した状態
で示す概略裏面図、図4(a)はその巻込みフイルム引
出器の後端部分を示す概略断面図、図4(b)はその後
端部分を、第二操作ボタンが後端位置に移動中の状態で
示す概略断面図、図5は図4(a)のA−A矢視図であ
る。図1〜図5において、全体を参照符号1で示す巻込
みフイルム引出器は、手で持つのに適した形状の偏平な
本体2を有している。本体2の一端2Aにはパトローネ
の入口の上部外面に押し当てられるようになったパトロ
ーネ固定押え3が突出して一体に設けられている。その
パトローネ固定押え3の先端の裏面には、同一高さの二
つの小突起3aが形成されている。この小突起3aは、
後述するように、このパトローネ固定押え3をパトロー
ネの湾曲した外面に押し当てた際に、パトローネ固定押
え3がパトローネ外面に安定して押し当てられるように
設けたものである。また、パトローネ固定押え3には、
指を差し込むための穴3bも形成されている。
【0009】本体2は、ABS等の樹脂の成形により作
られた上半体2aと下半体2bを組み合わせて作られて
おり、その内部には、一端2Aから先端が延び出すよう
に、3枚の薄い可撓性の板即ちガイド板4、はさみ板5
及びフイルム押え板6が互いに重なる関係で取り付けら
れている。これらの3枚の板は、パトローネ固定押え3
側から、ガイド板4、はさみ板5、フイルム押え板6の
順序に配列されている。ガイド板4及びはさみ板5は本
体2に対して、それぞれ別個に移動可能に保持されてお
り、図3(a)に示す引っ込み位置から図3(b)に示
す延び出し位置まで移動可能である。フイルム押え板6
は本体2に動かないよう固定されている。
られた上半体2aと下半体2bを組み合わせて作られて
おり、その内部には、一端2Aから先端が延び出すよう
に、3枚の薄い可撓性の板即ちガイド板4、はさみ板5
及びフイルム押え板6が互いに重なる関係で取り付けら
れている。これらの3枚の板は、パトローネ固定押え3
側から、ガイド板4、はさみ板5、フイルム押え板6の
順序に配列されている。ガイド板4及びはさみ板5は本
体2に対して、それぞれ別個に移動可能に保持されてお
り、図3(a)に示す引っ込み位置から図3(b)に示
す延び出し位置まで移動可能である。フイルム押え板6
は本体2に動かないよう固定されている。
【0010】本体2には、その中央部に長手方向に延び
る貫通した操作溝7が形成されており、その操作溝7に
は第一操作ボタン8及び第二操作ボタン9が移動可能に
保持されている。図4に示すように、第一操作ボタン8
は、本体2の両側の外面に面する頭部8a、8bと、そ
れぞれに連結され、操作溝7内に位置する支柱部8c、
8dを有しており、支柱部8c、8dを互いに嵌合する
ことにより、一体に組み立てる構成となっている。ま
た、第二操作ボタン9も同様に、本体2の両側の外面に
面する頭部9a、9bと、それぞれに連結され、操作溝
7内に位置する支柱部9c、9dを有しており、支柱部
9c、9dを互いに嵌合することにより、一体に組み立
てる構成となっている。本体2の先端側に位置する第一
操作ボタン8は最上部のガイド板4に一緒に動くよう連
結され、後端側に位置する第二操作ボタン9は中間のは
さみ板5に一緒に動くよう連結されている。はさみ板5
には、ガイド板4に連結された第一操作ボタン8が自在
に移動可能なよう、本体2の操作溝7と同様な幅の溝が
形成されており、また、フイルム押え板6には、ガイド
板4に連結された第一操作ボタン8及びはさみ板5に連
結された第二操作ボタン9が自在に移動可能なよう、本
体2の操作溝7と同様な幅の溝が形成されている。かく
して、図3(a)の状態から、第一操作ボタン8のみを
前進させて、ガイド板4のみを前方に延び出させ、次い
で第二操作ボタン9を前進させてはさみ板5を図3
(b)に示す位置まで延びださせることが可能である。
第一操作ボタン8及び第二操作ボタン9の頭部8a、8
b及び9a、9bは操作しやすいように大きく作られて
おり、且つその表面には滑り止め用の小さい溝が複数個
形成されている。
る貫通した操作溝7が形成されており、その操作溝7に
は第一操作ボタン8及び第二操作ボタン9が移動可能に
保持されている。図4に示すように、第一操作ボタン8
は、本体2の両側の外面に面する頭部8a、8bと、そ
れぞれに連結され、操作溝7内に位置する支柱部8c、
8dを有しており、支柱部8c、8dを互いに嵌合する
ことにより、一体に組み立てる構成となっている。ま
た、第二操作ボタン9も同様に、本体2の両側の外面に
面する頭部9a、9bと、それぞれに連結され、操作溝
7内に位置する支柱部9c、9dを有しており、支柱部
9c、9dを互いに嵌合することにより、一体に組み立
てる構成となっている。本体2の先端側に位置する第一
操作ボタン8は最上部のガイド板4に一緒に動くよう連
結され、後端側に位置する第二操作ボタン9は中間のは
さみ板5に一緒に動くよう連結されている。はさみ板5
には、ガイド板4に連結された第一操作ボタン8が自在
に移動可能なよう、本体2の操作溝7と同様な幅の溝が
形成されており、また、フイルム押え板6には、ガイド
板4に連結された第一操作ボタン8及びはさみ板5に連
結された第二操作ボタン9が自在に移動可能なよう、本
体2の操作溝7と同様な幅の溝が形成されている。かく
して、図3(a)の状態から、第一操作ボタン8のみを
前進させて、ガイド板4のみを前方に延び出させ、次い
で第二操作ボタン9を前進させてはさみ板5を図3
(b)に示す位置まで延びださせることが可能である。
第一操作ボタン8及び第二操作ボタン9の頭部8a、8
b及び9a、9bは操作しやすいように大きく作られて
おり、且つその表面には滑り止め用の小さい溝が複数個
形成されている。
【0011】本体2を構成する上半体2aと下半体2b
のいずれか一方(本実施例では下半体2b)には、操作
溝7の後端に近接してU字状のストッパ溝15が形成さ
れ、そのストッパ溝15と操作溝7の間に、本体2の厚
さ方向に弾性変形可能なU字状のスナップストッパ16
を形成している。一方、第二操作ボタン9の下半体2b
に面する側の頭部9bには、図4、図5に示すように、
ストッパボス17が一体に形成されている。このストッ
パボス17は、第二操作ボタン9を矢印B方向に移動さ
せて操作溝7の後端に移動させた時スナップストッパ1
6を内方に(矢印Cで示す方向に)弾性変形させながら
乗り越えてストッパ溝15に入り込む位置に形成されて
いる。従って、ストッパボス17がストッパ溝15内に
入り込んだ状態では、そのストッパボス17がスナップ
ストッパ16で拘束されるため、第二操作ボタン9が不
用意に動くということがなく、このストッパボス17が
スナップストッパ16を内方に弾性変形させながら乗り
越えることができるだけの力を第二操作ボタン9に与え
た時にのみ、第二操作ボタン9を動かすことができる。
ここで、スナップストッパ16の弾性力は、第一操作ボ
タン8を動かす時に第二操作ボタン9が一緒に動くとい
うことは防止するが、第二操作ボタン9を移動させる際
には、比較的小さい力でスナップストッパ16を乗り越
えることができるように定められている。
のいずれか一方(本実施例では下半体2b)には、操作
溝7の後端に近接してU字状のストッパ溝15が形成さ
れ、そのストッパ溝15と操作溝7の間に、本体2の厚
さ方向に弾性変形可能なU字状のスナップストッパ16
を形成している。一方、第二操作ボタン9の下半体2b
に面する側の頭部9bには、図4、図5に示すように、
ストッパボス17が一体に形成されている。このストッ
パボス17は、第二操作ボタン9を矢印B方向に移動さ
せて操作溝7の後端に移動させた時スナップストッパ1
6を内方に(矢印Cで示す方向に)弾性変形させながら
乗り越えてストッパ溝15に入り込む位置に形成されて
いる。従って、ストッパボス17がストッパ溝15内に
入り込んだ状態では、そのストッパボス17がスナップ
ストッパ16で拘束されるため、第二操作ボタン9が不
用意に動くということがなく、このストッパボス17が
スナップストッパ16を内方に弾性変形させながら乗り
越えることができるだけの力を第二操作ボタン9に与え
た時にのみ、第二操作ボタン9を動かすことができる。
ここで、スナップストッパ16の弾性力は、第一操作ボ
タン8を動かす時に第二操作ボタン9が一緒に動くとい
うことは防止するが、第二操作ボタン9を移動させる際
には、比較的小さい力でスナップストッパ16を乗り越
えることができるように定められている。
【0012】ガイド板4及びはさみ板5は図5に示すよ
うに、根元の幅がパトローネ内のフイルムの幅にほぼ等
しく定められており、先端はパトローネ内への挿入及び
フイルム先端の内側への潜入を容易にするため細くなっ
ている。ガイド板4及びはさみ板5の長さは、これらを
パトローネ内に挿入した時、パトローネの内周の約2/
3まで入り込むように定められている。
うに、根元の幅がパトローネ内のフイルムの幅にほぼ等
しく定められており、先端はパトローネ内への挿入及び
フイルム先端の内側への潜入を容易にするため細くなっ
ている。ガイド板4及びはさみ板5の長さは、これらを
パトローネ内に挿入した時、パトローネの内周の約2/
3まで入り込むように定められている。
【0013】フイルム押え板6は本体2に固定されてお
り、且つ先端がパトローネ固定押え3とは反対方向に、
従って図2で下向きに湾曲している。フイルム押え板6
の長さ及び湾曲は、図6(b)に示すように、そのフイ
ルム押え板6をパトローネ11内に挿入した時、その先
端がフイルム10の円周面をほぼ半径方向内方に押すよ
うに定められている。ガイド板4及びはさみ板5の先端
も、フイルム押え板6と共にパトローネの入口から容易
に挿入されるように、湾曲している。ガイド板4、はさ
み板5及びフイルム押え板6は共に可撓性のプラスチッ
クで製作でき、使用中、パトローネ内のプラスチックに
光を与えないよう光透過性のない且つ光反射性のない材
料とすることが好ましい。このため、溶融時に黒色に着
色したプラスチックで作ることが好ましい。本体2及び
第一操作ボタン8、第二操作ボタン9もプラスチックの
成形で作られる。
り、且つ先端がパトローネ固定押え3とは反対方向に、
従って図2で下向きに湾曲している。フイルム押え板6
の長さ及び湾曲は、図6(b)に示すように、そのフイ
ルム押え板6をパトローネ11内に挿入した時、その先
端がフイルム10の円周面をほぼ半径方向内方に押すよ
うに定められている。ガイド板4及びはさみ板5の先端
も、フイルム押え板6と共にパトローネの入口から容易
に挿入されるように、湾曲している。ガイド板4、はさ
み板5及びフイルム押え板6は共に可撓性のプラスチッ
クで製作でき、使用中、パトローネ内のプラスチックに
光を与えないよう光透過性のない且つ光反射性のない材
料とすることが好ましい。このため、溶融時に黒色に着
色したプラスチックで作ることが好ましい。本体2及び
第一操作ボタン8、第二操作ボタン9もプラスチックの
成形で作られる。
【0014】次に、上記構成のパトローネの巻込みフイ
ルム引出器1の使用方法を説明する。まず、第一操作ボ
タン8及び第二操作ボタン9を図3(a)に示す位置に
後退させておく。この状態で、図6(a)に示すよう
に、ガイド板4、はさみ板5、フイルム押え板6の3枚
を同時にパトローネ11の入口12から挿入し、図6
(b)に示すようにパトローネ固定押え3をパトローネ
11の入口の上部外面に押し付ける。この際、パトロー
ネ固定押え3の二つの小突起3aがパトローネ11の外
面に押し付けられるため、パトローネ外面が湾曲してい
ても、パトローネ固定押え3が安定してパトローネ外面
に押し付けられ、パトローネ11に対する本体2の位置
が安定する。この状態では、フイルム押え板6がパトロ
ーネ11内のフイルム10の円周面を押えている。
ルム引出器1の使用方法を説明する。まず、第一操作ボ
タン8及び第二操作ボタン9を図3(a)に示す位置に
後退させておく。この状態で、図6(a)に示すよう
に、ガイド板4、はさみ板5、フイルム押え板6の3枚
を同時にパトローネ11の入口12から挿入し、図6
(b)に示すようにパトローネ固定押え3をパトローネ
11の入口の上部外面に押し付ける。この際、パトロー
ネ固定押え3の二つの小突起3aがパトローネ11の外
面に押し付けられるため、パトローネ外面が湾曲してい
ても、パトローネ固定押え3が安定してパトローネ外面
に押し付けられ、パトローネ11に対する本体2の位置
が安定する。この状態では、フイルム押え板6がパトロ
ーネ11内のフイルム10の円周面を押えている。
【0015】次に、第一操作ボタン8を前進させて、ガ
イド板4を本体2から延び出させ、パトローネ11内に
深く差し込む。これにより、図6(b)に示すように、
ガイド板4はフイルム10の外側をパトローネ11の内
壁に沿って進行する。なお、ガイド板4が前進する際、
そのガイド板4に接しているはさみ板5も摩擦力によっ
て前進させられようとするが、図4(a)に示すよう
に、はさみ板5に連結されている第二操作ボタン9のス
トッパボス17が本体2に設けているスナップストッパ
16に引っ掛かっているため、第二操作ボタン9が動く
ことはなく、従ってはさみ板5が前進するということは
ない。
イド板4を本体2から延び出させ、パトローネ11内に
深く差し込む。これにより、図6(b)に示すように、
ガイド板4はフイルム10の外側をパトローネ11の内
壁に沿って進行する。なお、ガイド板4が前進する際、
そのガイド板4に接しているはさみ板5も摩擦力によっ
て前進させられようとするが、図4(a)に示すよう
に、はさみ板5に連結されている第二操作ボタン9のス
トッパボス17が本体2に設けているスナップストッパ
16に引っ掛かっているため、第二操作ボタン9が動く
ことはなく、従ってはさみ板5が前進するということは
ない。
【0016】次に、パトローネ11のフイルム10の巻
き芯を、フイルムの巻込み方向即ち図6(b)の反時計
方向にゆっくりと回す。この回転により、フイルム10
の先端10Aがフイルム押え板6の先端を通り過ぎる
と、フイルム先端10Aはフイルム押え板6による拘束
から解放され、自身の弾性によりガイド板4に打ち当た
り、パチンと音がする。この音を聞くと、フイルムの巻
き芯の回転を止める。この時、フイルム先端10Aは図
6(c)に示すようにパトローネ11の入口12に向い
合う位置となっている。また、前記したように、はさみ
板5は後退位置に保たれているので、その先端はフイル
ム先端10Aよりもパトローネ11の入口12側に位置
している。この状態で、第二操作ボタン9を前進させて
はさみ板5をパトローネ11内に深く押し込むと、はさ
み板5は図6(c)に示すようにフイルム先端10Aの
内側に潜入し、深く押し込まれる。この際、フイルム1
0の外周面がフイルム押え板6で押えられているので、
フイルム先端が逃げることがなく、はさみ板5は確実に
フイルム先端の内側に潜入する。かくして、フイルム先
端10Aはガイド板4とはさみ板5ではさみ込まれる。
最後に、本体2をパトローネ入口から静かに引き離す
と、図6(d)に示すようにフイルム先端がガイド板4
とはさみ板5にはさみ込まれて、パトローネ入口から引
き出される。
き芯を、フイルムの巻込み方向即ち図6(b)の反時計
方向にゆっくりと回す。この回転により、フイルム10
の先端10Aがフイルム押え板6の先端を通り過ぎる
と、フイルム先端10Aはフイルム押え板6による拘束
から解放され、自身の弾性によりガイド板4に打ち当た
り、パチンと音がする。この音を聞くと、フイルムの巻
き芯の回転を止める。この時、フイルム先端10Aは図
6(c)に示すようにパトローネ11の入口12に向い
合う位置となっている。また、前記したように、はさみ
板5は後退位置に保たれているので、その先端はフイル
ム先端10Aよりもパトローネ11の入口12側に位置
している。この状態で、第二操作ボタン9を前進させて
はさみ板5をパトローネ11内に深く押し込むと、はさ
み板5は図6(c)に示すようにフイルム先端10Aの
内側に潜入し、深く押し込まれる。この際、フイルム1
0の外周面がフイルム押え板6で押えられているので、
フイルム先端が逃げることがなく、はさみ板5は確実に
フイルム先端の内側に潜入する。かくして、フイルム先
端10Aはガイド板4とはさみ板5ではさみ込まれる。
最後に、本体2をパトローネ入口から静かに引き離す
と、図6(d)に示すようにフイルム先端がガイド板4
とはさみ板5にはさみ込まれて、パトローネ入口から引
き出される。
【0017】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案のパトロ
ーネの巻込みフイルム引出器は、本体の操作溝の後端に
設けたU字状のスナップストッパに、第二操作ボタンに
設けたストッパボスを引っかけることによって、第二操
作ボタンを動かないように拘束する構成としたので、第
二操作ボタンの拘束が確実で、第一操作ボタンを動かし
てガイド板を前進させた時に、それに連れてはさみ板が
前進するということがなく、しかも、第二操作ボタンの
拘束特性に製品間でのばらつきがほとんどなく、このた
め、どの製品でもパトローネの巻込みフイルムを確実に
引き出すことができるという効果を有している。
ーネの巻込みフイルム引出器は、本体の操作溝の後端に
設けたU字状のスナップストッパに、第二操作ボタンに
設けたストッパボスを引っかけることによって、第二操
作ボタンを動かないように拘束する構成としたので、第
二操作ボタンの拘束が確実で、第一操作ボタンを動かし
てガイド板を前進させた時に、それに連れてはさみ板が
前進するということがなく、しかも、第二操作ボタンの
拘束特性に製品間でのばらつきがほとんどなく、このた
め、どの製品でもパトローネの巻込みフイルムを確実に
引き出すことができるという効果を有している。
【0018】なお、本体の先端に形成しているパトロー
ネ固定押えの先端下面に、二つの小突起を設けておく
と、そのパトローネ固定押えをパトローネ外面に押し付
ける際に、その二つの小突起がパトローネ外面の湾曲し
た面に押し付けられることとなり、本体をパトローネに
対して一定の姿勢で安定して押し付けることができると
いう利点が得られる。
ネ固定押えの先端下面に、二つの小突起を設けておく
と、そのパトローネ固定押えをパトローネ外面に押し付
ける際に、その二つの小突起がパトローネ外面の湾曲し
た面に押し付けられることとなり、本体をパトローネに
対して一定の姿勢で安定して押し付けることができると
いう利点が得られる。
【図1】本考案の一実施例による巻込みフイルム引出器
の概略上面図
の概略上面図
【図2】その概略側面図
【図3】(a)はその巻込みフイルム引出器の概略裏面
図 (b)はその巻込みフイルム引出器を、ガイド板及びは
さみ板を延び出した状態で示す概略裏面図
図 (b)はその巻込みフイルム引出器を、ガイド板及びは
さみ板を延び出した状態で示す概略裏面図
【図4】(a)はその巻込みフイルム引出器の後端部分
を示す概略断面図 (b)はその後端部分を、第二操作ボタンが後端位置に
移動中の状態で示す概略断面図
を示す概略断面図 (b)はその後端部分を、第二操作ボタンが後端位置に
移動中の状態で示す概略断面図
【図5】図4(a)のA−A矢視図
【図6】(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ、
上記巻込みフイルム引出器の使用手順を示す要部側面図
又は断面図
上記巻込みフイルム引出器の使用手順を示す要部側面図
又は断面図
1 巻込みフイルム引出器 2 本体 2a 上半体 2b 下半体 3 パトローネ固定押え 3a 小突起 4 ガイド板 5 はさみ板 6 フイルム押え板 7 操作溝 8 第一操作ボタン 9 第二操作ボタン 10 フイルム 11 パトローネ 12 入口 15 ストッパ溝 16 スナップストッパ 17 ストッパボス
Claims (2)
- 【請求項1】 一端に、パトローネの入口の上部外面に
押し当てられるようになったパトローネ固定押えを有
し、中央部に長手方向に延びる貫通した操作溝を備えた
偏平な本体と、その偏平な本体に、それぞれが前記パト
ローネ固定押えを設けた側の端部から前方に延び出すよ
うに移動可能に保持された薄い可撓性のガイド板及びは
さみ板と、該ガイド板及びはさみ板にそれぞれ連結さ
れ、前記本体の操作溝内を移動可能な第一操作ボタン及
び第二操作ボタンとを有するパトローネの巻込みフイル
ム引出器において、前記本体が、前記操作溝の後端に近
接して形成されたU字状のストッパ溝と、該ストッパ溝
と前記操作溝との間に形成され、前記本体の厚さ方向に
弾性変形可能なU字状のスナップストッパを備えてお
り、前記はさみ板に連結された第二操作ボタンが、該第
二操作ボタンを操作溝の後端に移動させた時前記スナッ
プストッパを乗り越えてストッパ溝に入り込むストッパ
ボスを有することを特徴とするパトローネの巻込みフイ
ルム引出器。 - 【請求項2】 前記パトローネ固定押えが、先端の裏面
に同一高さの二つの小突起を備えていることを特徴とす
る請求項1記載のパトローネの巻込みフイルム引出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275393U JP2502237Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | パトロ―ネの巻込みフイルム引出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275393U JP2502237Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | パトロ―ネの巻込みフイルム引出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736156U JPH0736156U (ja) | 1995-07-04 |
JP2502237Y2 true JP2502237Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=13498435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7275393U Expired - Lifetime JP2502237Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | パトロ―ネの巻込みフイルム引出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502237Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP7275393U patent/JP2502237Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0736156U (ja) | 1995-07-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |