JP2502181Y2 - 硬膜外麻酔カテ―テル - Google Patents
硬膜外麻酔カテ―テルInfo
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- JP2502181Y2 JP2502181Y2 JP446490U JP446490U JP2502181Y2 JP 2502181 Y2 JP2502181 Y2 JP 2502181Y2 JP 446490 U JP446490 U JP 446490U JP 446490 U JP446490 U JP 446490U JP 2502181 Y2 JP2502181 Y2 JP 2502181Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catheter
- epidural anesthesia
- anesthesia catheter
- epidural
- filler
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、硬膜外麻酔に用いるカテーテルに関するも
のである。
のである。
(ロ) 従来技術 従来の硬膜外麻酔においては、第4図(A),(B)
に示すように、人体1にルンバール針(図示せず)を刺
し入れて硬膜外腔を探り入れ、そこにカテーテル3を差
し込み、カテーテル3を人体1にテープ等で固定し、注
入器4a,4bからカテーテル3をかいして硬膜外腔に麻酔
薬をワンショットまたは持続注入する。
に示すように、人体1にルンバール針(図示せず)を刺
し入れて硬膜外腔を探り入れ、そこにカテーテル3を差
し込み、カテーテル3を人体1にテープ等で固定し、注
入器4a,4bからカテーテル3をかいして硬膜外腔に麻酔
薬をワンショットまたは持続注入する。
ところで、このカテーテル3は外径0.3〜1.5mm、内径
0.1〜1.2mm、長さ600〜1300mmであって、カテーテル3
の内面はほぼ滑らかな円筒面になっている。そのため
に、カテーテル3を人体1に長時間取り付けていた場
合、カテーテル3が人体1で押し潰されたり、折り曲げ
られたりして、体温および外気の温度により硬度が変化
し、カテーテル3が局部的に閉塞されることがある。そ
の結果、麻酔効果が減殺されてしまう事態が発生する。
0.1〜1.2mm、長さ600〜1300mmであって、カテーテル3
の内面はほぼ滑らかな円筒面になっている。そのため
に、カテーテル3を人体1に長時間取り付けていた場
合、カテーテル3が人体1で押し潰されたり、折り曲げ
られたりして、体温および外気の温度により硬度が変化
し、カテーテル3が局部的に閉塞されることがある。そ
の結果、麻酔効果が減殺されてしまう事態が発生する。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案が解決しようとする課題は、硬膜外カテーテル
を長時間人体に取り付けていた場合に、人体の動きによ
ってカテーテルが圧し潰されてもあるいは折り曲げられ
ても、カテーテルが局部的に閉塞しないようにすること
にある。
を長時間人体に取り付けていた場合に、人体の動きによ
ってカテーテルが圧し潰されてもあるいは折り曲げられ
ても、カテーテルが局部的に閉塞しないようにすること
にある。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案の硬膜外麻酔カテーテルは、外径0.3〜1.5mm、
長さ600〜1300mmの硬膜外麻酔カテーテルにおいて、該
カテーテル内面にその長手方向にそって複数条の凹凸部
を形成し、該凸部に接するように該カテーテルの長手方
向にそって充填材を挿入した構成によって、上記課題を
解決している。
長さ600〜1300mmの硬膜外麻酔カテーテルにおいて、該
カテーテル内面にその長手方向にそって複数条の凹凸部
を形成し、該凸部に接するように該カテーテルの長手方
向にそって充填材を挿入した構成によって、上記課題を
解決している。
前記充填材が中空管状体であるかまたは中実棒状体で
ある。また、これらは単数か複数のいずれでもよい。
ある。また、これらは単数か複数のいずれでもよい。
(ホ) 実施例 第1図から第5図までを参照して本考案の硬膜外麻酔
カテーテルの実施例について説明する。
カテーテルの実施例について説明する。
本考案の硬膜外麻酔カテーテル3aは、外径Dが0.3〜
1.5mm、長さLが600〜1300mmの硬膜外麻酔カテーテル3a
において、カテーテル3aの内面にその長手方向にそって
複数条の凹凸部31を形成し、凹凸部31の山311から谷312
までの平均高さhを外径Dの5〜70%に形成する。
1.5mm、長さLが600〜1300mmの硬膜外麻酔カテーテル3a
において、カテーテル3aの内面にその長手方向にそって
複数条の凹凸部31を形成し、凹凸部31の山311から谷312
までの平均高さhを外径Dの5〜70%に形成する。
さらにカテーテル3aの内部には、凸部31に接して長手方
向にそって充填材3bを挿入する。充填材3bは、第4図に
それぞれ示すように、中空管状体(A)であるかまたは
中実棒状体(B)である。これらは単数であっても(A,
B)、または、複数であっても(C,D)よい。
向にそって充填材3bを挿入する。充填材3bは、第4図に
それぞれ示すように、中空管状体(A)であるかまたは
中実棒状体(B)である。これらは単数であっても(A,
B)、または、複数であっても(C,D)よい。
凹凸部31の平均径d(第3図)は外径Dの5〜70%で
あることが好ましい。凹凸の数は3〜8条が好ましい。
あることが好ましい。凹凸の数は3〜8条が好ましい。
第1図に示すように、カテーテル3aの先端32は閉じら
れているか、または、図示していないが開かれていても
よい。第1図および第2図に示すように、カテーテルの
先端32の付近に薬液排出孔33が設けられている。先端32
から距離l(40〜60mm)の位置から中間位置まで目盛34
が設けられている。
れているか、または、図示していないが開かれていても
よい。第1図および第2図に示すように、カテーテルの
先端32の付近に薬液排出孔33が設けられている。先端32
から距離l(40〜60mm)の位置から中間位置まで目盛34
が設けられている。
カテーテル3aおよぴ充填材3bは、ポリウレタン、ポリ
エチレン、ナイロン、PVC、シリコン、テフロン等から
つくられる。
エチレン、ナイロン、PVC、シリコン、テフロン等から
つくられる。
(ヘ) 作用 本考案のカテーテル3aは内面に凹凸部31が設けられて
いるので、カテーテル3aまたは充填材3bが局部的に押し
潰されたり、折り曲げられたりしたときに、凹凸31がカ
テーテル3aおよび充填材3bと互いに干渉し合って若干の
間隙を残す。その結果、カテーテル3aの流通路は確保さ
れる。
いるので、カテーテル3aまたは充填材3bが局部的に押し
潰されたり、折り曲げられたりしたときに、凹凸31がカ
テーテル3aおよび充填材3bと互いに干渉し合って若干の
間隙を残す。その結果、カテーテル3aの流通路は確保さ
れる。
(ト) 効果 本考案によれば、カテーテルをいかなる条件の下にお
いても局部的な閉塞を生ぜず、安定した持続麻酔が確保
される。
いても局部的な閉塞を生ぜず、安定した持続麻酔が確保
される。
第1図は本考案の硬膜外麻酔カテーテルの平面図。第2
図は第1図のII-II線からみた横断面図。第3図は第1
図のIII-III線からみた横断面図。第4図は本考案の充
填材の各種形体を示す横断面図。第5図は従来の硬膜外
カテーテルの使用例を示す説明図。 3a:カテーテル 3b:充填材 31:凹凸 32:先端 33:薬液排出孔
図は第1図のII-II線からみた横断面図。第3図は第1
図のIII-III線からみた横断面図。第4図は本考案の充
填材の各種形体を示す横断面図。第5図は従来の硬膜外
カテーテルの使用例を示す説明図。 3a:カテーテル 3b:充填材 31:凹凸 32:先端 33:薬液排出孔
Claims (5)
- 【請求項1】外径0.3〜1.5mm、長さ600〜1300mmの硬膜
外麻酔カテーテルにおいて、該カテーテル内面にその長
手方向にそって複数条の凹凸部を形成し、該凸部に接す
るように該カテーテルの長手方向にそって充填材を挿入
したことを特徴とする硬膜外麻酔カテーテル。 - 【請求項2】前記充填材が中空管状体であることを特徴
とした請求項1記載の硬膜外麻酔カテーテル。 - 【請求項3】前記中空管状体を複数本設けることを特徴
とした請求項2記載の硬膜外麻酔カテーテル。 - 【請求項4】前記充填材が中実棒状体であることを特徴
とした請求項1記載の硬膜外麻酔カテーテル。 - 【請求項5】前記中実棒状体を複数本設けることを特徴
とした請求項4記載の硬膜外麻酔カテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP446490U JP2502181Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 硬膜外麻酔カテ―テル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP446490U JP2502181Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 硬膜外麻酔カテ―テル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0396854U JPH0396854U (ja) | 1991-10-03 |
JP2502181Y2 true JP2502181Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31508207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP446490U Expired - Fee Related JP2502181Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 硬膜外麻酔カテ―テル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502181Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7607886B2 (en) | 2004-05-19 | 2009-10-27 | Delta Electronics, Inc. | Heat-dissipating device |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP446490U patent/JP2502181Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0396854U (ja) | 1991-10-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |