JP2501838Y2 - 巻管駆動装置 - Google Patents

巻管駆動装置

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JP2501838Y2
JP2501838Y2 JP9983291U JP9983291U JP2501838Y2 JP 2501838 Y2 JP2501838 Y2 JP 2501838Y2 JP 9983291 U JP9983291 U JP 9983291U JP 9983291 U JP9983291 U JP 9983291U JP 2501838 Y2 JP2501838 Y2 JP 2501838Y2
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JP
Japan
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winding tube
winding
main shaft
female nut
winding frame
Prior art date
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JP9983291U
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English (en)
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JPH0530039U (ja
Inventor
貴司 松本
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は巻管駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シート類が巻きつけられてある巻管よ
り、そのシートを繰り出すような場合、あるいはシート
類を巻管に巻取るような場合、その巻管を回転駆動する
ことが行われる。その回転駆動は巻管の内部に巻枠を挿
通し、その巻枠を半径方向に沿って外側に移動させて、
巻枠の外径を大きくすることにより、巻枠の外面を巻管
の内部に圧接して機械的に一体化する。そして巻枠を回
転させることによって巻管を回転させる。
【0003】巻枠より巻管を取り外す場合は、巻枠を半
径方向に沿って内側に移動させて巻枠の外径を小さくし
てから巻管より離脱し、巻管を引き出す。これから理解
されるように、巻枠はその外径が可変自在であるととも
に、回転自在であることが必要である。
【0004】そのための構成を図1によって説明する
と、主軸1はフレーム2に軸受3によって回転自在に支
持される。主軸1には鎖歯車4が固定されてあり、この
鎖歯車4と、フレーム2に取り付けられているモータ5
によって回転される鎖歯車6との間に掛けられている鎖
7によって回転駆動されるようにしてある。主軸1の回
転機構として、ベルトその他の機構を使用するようにし
てもよい。
【0005】主軸1の一端には巻枠芯8の一端が固定さ
れてあり、主軸1とともに一体的に回転する。主軸1と
巻枠芯8とにまたがってその軸心方向に沿って操作軸9
が挿通されてある。操作軸9は主軸1にキー10を介し
て連結されてあり、したがって主軸1とともに一体的に
回転するとともに、主軸1に対してその軸心方向にスラ
イド自在とされている。
【0006】操作軸9の先端には可動リンク台11が固
定されている。可動リンク台11は巻枠芯8の先端にス
ライド自在に嵌合されているとともに、可動リンク12
を構成しているリンク13が直接および連結棒14を介
して支持されている。リンク13の一端が連結されてい
る固定のリンク15の一端は、巻枠芯8に固定されてい
る。
【0007】可動リンク12は前記のように巻枠芯8の
軸心方向に沿って複数(図の例では2個)設置するとと
もに、円周方向に沿って複数設置されている。各可動リ
ンク12の各リンク15の先端は、それぞれ巻枠16の
内面に連結されている。各巻枠16は筒状に配置されて
あり、この筒状の外径を後記するように可動リンク12
によって可変とする。巻枠16の外周に巻管17が挿通
される。
【0008】最初に操作軸9は左方にスライドされる。
これによって各可動リンク12のリンク動作により、各
巻枠16は半径方向の内側に移動して外径を小さくす
る。この状態で巻枠16は巻管17内に挿通される。次
いで操作軸9を右方にスライドさせると、巻枠16は半
径方向の外側に向けて移動して外径を大きくする。これ
によって巻枠16の外面は巻管17の内面に圧接して、
機械的に一体化する。
【0009】この状態でモータ5を回転させれば主軸1
は回転し、したがって巻枠芯8、操作軸9、可動リンク
台11、可動リンク12、巻枠16とともに、、巻管1
7が回転するようになる。
【0010】ところで従来では操作軸9のスライド駆動
機構として、図2に示すような構成が使用されている。
すなわち主軸1の端部にメスナット18が主軸1に対し
て回転自在に嵌合されてあり、このメスナット18にね
じ込まれるオスネジ19に操作軸9がスライド自在に挿
通されている。オスネジ19にシリンダ20が固定され
てあり、そのピストン21は操作軸9に取り付けられて
いる。
【0011】最初にポート22より圧縮空気を注入して
ピストン21をシリンダ20の右端に移動させておく。
そして作業者がスパナなどによりメスナット18を回転
させて、オスネジ19を右側に移動させる。その移動は
シリンダ20を介して操作軸9に伝達され、可動リンク
台11が移動することによって、巻枠16の外径を大き
くする。この巻枠16の外径の変更によって巻枠16の
外面を巻管17の内面に圧接させる。この状態で主軸1
を回転させる。
【0012】巻枠19を巻管17から取り外すには、ポ
ート23より圧縮空気を注入し、ピストン21を左方に
移動させる。これによって操作軸9は同方向に移動す
る。この移動によって巻枠16の外径はシリンダ20の
長さに対応する一定量だけ小さくなって、巻枠19の取
り出しが可能となる。
【0013】しかしこのような構成によると、巻管17
を取り付ける都度、作業者による手作業が必要となるた
め、極めて面倒であり、しかもその自動化が困難とな
る。また巻管17を取り付けるためのナット機構と、巻
管17を取り外すためのシリンダ機構の両方を必要とす
るため、構成が煩雑となる。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、巻管の巻枠
に対する着脱のための構成の容易化を図ることを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本考案は、主軸の端部に
回転自在に嵌合するメスナットを設け、このメスナット
に噛み合うオスネジを操作軸の端部に取り付けるととも
に、メスナットに回転伝動機構を取り付け、この回転伝
動機構を、クラッチを介して位置決め可能なモータに連
結したことを特徴とする。
【0016】
【作用】主軸、操作軸などは従来と同様に駆動される。
操作軸をスライドさせるには、クラッチを連結状態に
し、モータによって回転伝動機構を介してメスナットを
回転させる。この回転によって主軸に対してオスネジが
スライドし、これに連結されている操作軸はその軸心方
向に移動する。この移動によって巻枠の外径を変更させ
る。巻管の回転時にはクラッチを非連結状態としてお
く。
【0017】
【実施例】本考案の実施例を図1によって説明する。本
考案にしたがい、操作軸9の端部にオスネジ19を連結
しておく。このオスネジ19はメスナット18と噛み合
うようにしてある。メスナット18は回転伝動機構25
によって回転される。具体的にはメスナット18に歯車
26を取り付ける。
【0018】この歯車26に噛み合う歯車27は、クラ
ッチ28を介して、位置決め可能なモータ29(たとえ
ばパルスモータ、サーボモータ)によって回転されるよ
うにしてある。
【0019】以上の構成において、巻枠16に巻管17
を取り付けるときは、クラッチ28を連結状態とし、モ
ータ29の回転によってメスナット18を回転させる。
この回転によってオスネジ19が移動し、これにともな
って操作軸9もその軸心方向に移動する。これによって
巻枠12の外径が大きくなり、巻管17の内面に圧接し
て一体化される。
【0020】モータ5によつて主軸1、したがって巻枠
16を回転させる場合は、クラッチ28を非連結状態と
しておく。したがって主軸1の回転によっても、その回
転はモータ29には伝動されない。
【0021】巻管17を取り外すためには、クラッチ2
8を連結状態とし、モータ29の駆動によってメスナッ
ト18を一定量だけ回転させて、オスネジ19を左側に
移動させる。これによって巻枠16の外径は小さくな
り、巻管17の取外しが可能となる。モータ29として
位置決めが正確なものを利用すれば、巻枠16の外径を
正確に可変とすることができる。
【0022】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、従
来構成のように巻管の着脱にあたり、その取付のための
機構と、取外しのための機構の両方を必要とすることは
なく、また単にモータの回転だけで巻管の着脱が可能と
なり、必要に応じてそのための自動化が容易となる効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】従来構成の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 主軸 8 巻枠芯 9 操作軸 12 可動リンク 16 巻枠 17 巻管 18 メスナット 19 オスネジ 25 回転伝動機構 28 クラツチ 29 モータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される主軸と、前記主軸と一体
    に回転する可動リンクと、前記可動リンクの駆動によっ
    て外径が可変とされ、巻管の内面に着脱自在の巻枠と、
    軸心方向に沿ってスライドすることにより前記可動リン
    クを駆動するための操作軸とを備えた巻管駆動装置にお
    いて、前記主軸の端部に回転自在に嵌合するメスナット
    を設け、前記メスナットに噛み合うオスネジを前記操作
    軸の端部に取り付けるとともに、前記メスナットに回転
    伝動機構を取り付け、前記回転伝動機構を、クラッチを
    介して位置決め可能なモータに連結してなる巻管駆動装
    置。
JP9983291U 1991-09-27 1991-09-27 巻管駆動装置 Expired - Lifetime JP2501838Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9983291U JP2501838Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 巻管駆動装置

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JP9983291U JP2501838Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 巻管駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0530039U JPH0530039U (ja) 1993-04-20
JP2501838Y2 true JP2501838Y2 (ja) 1996-06-19

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ID=14257793

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JP9983291U Expired - Lifetime JP2501838Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 巻管駆動装置

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JPH0530039U (ja) 1993-04-20

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