JP2501805Y2 - スロ―アウエイ式正面フライス - Google Patents
スロ―アウエイ式正面フライスInfo
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- JP2501805Y2 JP2501805Y2 JP1988028394U JP2839488U JP2501805Y2 JP 2501805 Y2 JP2501805 Y2 JP 2501805Y2 JP 1988028394 U JP1988028394 U JP 1988028394U JP 2839488 U JP2839488 U JP 2839488U JP 2501805 Y2 JP2501805 Y2 JP 2501805Y2
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- tip
- cutting
- tool body
- chip
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/06—Face-milling cutters, i.e. having only or primarily a substantially flat cutting surface
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/16—Milling-cutters characterised by physical features other than shape
- B23C5/20—Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/202—Plate-like cutting inserts with special form
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2200/00—Details of milling cutting inserts
- B23C2200/04—Overall shape
- B23C2200/0422—Octagonal
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2200/00—Details of milling cutting inserts
- B23C2200/28—Angles
- B23C2200/287—Positive rake angles
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2210/00—Details of milling cutters
- B23C2210/20—Number of cutting edges
- B23C2210/202—Number of cutting edges three
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2210/00—Details of milling cutters
- B23C2210/54—Configuration of the cutting part
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10S408/713—Tool having detachable cutting edge
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、スローアウエイチツプを経済的に使用す
ることができ、しかも平面切削のみならず凹部の掘込み
加工を行うことができるスローアウエイ式正面フライス
に関する。
ることができ、しかも平面切削のみならず凹部の掘込み
加工を行うことができるスローアウエイ式正面フライス
に関する。
「従来の技術」 第14図は従来のスローアウエイ式正面フライス(以
下、正面フライスと略称する)の一例を示すものであ
る。この図に示す正面フライスは、回転軸O回りに回転
される工具本体1の先端外周部に、スローアウエイチツ
プ(以下チップと略称する)2が着脱自在に装着された
ものである。
下、正面フライスと略称する)の一例を示すものであ
る。この図に示す正面フライスは、回転軸O回りに回転
される工具本体1の先端外周部に、スローアウエイチツ
プ(以下チップと略称する)2が着脱自在に装着された
ものである。
ここで、チツプ2は正方形板状をなすもので、その上
面3の各稜線部に切刃4、各角部に副切刃5が形成され
てなるものである。そして、チツプ2は、切刃4を工具
本体1の回転軸Oに対してほぼ45°傾斜させて配置され
ており、先端外周側を向く切刃4を主切刃として切削を
行うようになっている。
面3の各稜線部に切刃4、各角部に副切刃5が形成され
てなるものである。そして、チツプ2は、切刃4を工具
本体1の回転軸Oに対してほぼ45°傾斜させて配置され
ており、先端外周側を向く切刃4を主切刃として切削を
行うようになっている。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、上記正面フライスで平面切削を行う場合に
は、フライス盤等の工作機械の能力、被削材の硬度、お
よび切削熱による被削材の歪等の制約のために、主切刃
の全長の1/2〜1/3程度しか使用できないのが現状であ
る。したがって、廃棄処分される使用済にチツプ2の切
刃4には未使用の部分が残っており、このため非常に不
経済であるという問題があった。また、上記正面フライ
スでは、主切刃と隣接して内周側に位置する切刃4の逃
げ面に逃げ角が設けられていないため、正面フライスを
その回転軸O方向へ送って凹部の掘込み加工を行う場合
にはエンドミルに頼らざるを得ないという問題があっ
た。
は、フライス盤等の工作機械の能力、被削材の硬度、お
よび切削熱による被削材の歪等の制約のために、主切刃
の全長の1/2〜1/3程度しか使用できないのが現状であ
る。したがって、廃棄処分される使用済にチツプ2の切
刃4には未使用の部分が残っており、このため非常に不
経済であるという問題があった。また、上記正面フライ
スでは、主切刃と隣接して内周側に位置する切刃4の逃
げ面に逃げ角が設けられていないため、正面フライスを
その回転軸O方向へ送って凹部の掘込み加工を行う場合
にはエンドミルに頼らざるを得ないという問題があっ
た。
また、上記各問題点を解消できたとしても、チップの
切刃4どうしが90°をなしているため、その全切刃長を
用いて切削した場合は勿論のこと、掘込み加工によって
も副切刃5に欠けが生じ易いという問題もあった。
切刃4どうしが90°をなしているため、その全切刃長を
用いて切削した場合は勿論のこと、掘込み加工によって
も副切刃5に欠けが生じ易いという問題もあった。
ところで、切削加工に用いられるチップとしては、上
述のような四角形平板状のものの他に、例えば特開昭48
−65578号公報に記載れているような八角形平板状のも
のがある。しかしながら、この広報においては、かかる
八角形のチップに関しては、これをバイトのような旋削
工具に用いることが記載されているだけであって、上述
のような正面フライスに装着することについては説明さ
れておらず、ましてや正面フライスにどのように装着す
れば最も効率的にチップを使用でき、かつ凹部の掘込み
加工を可能とし得るかについては、示唆すらなされてい
ない。
述のような四角形平板状のものの他に、例えば特開昭48
−65578号公報に記載れているような八角形平板状のも
のがある。しかしながら、この広報においては、かかる
八角形のチップに関しては、これをバイトのような旋削
工具に用いることが記載されているだけであって、上述
のような正面フライスに装着することについては説明さ
れておらず、ましてや正面フライスにどのように装着す
れば最も効率的にチップを使用でき、かつ凹部の掘込み
加工を可能とし得るかについては、示唆すらなされてい
ない。
そこで、この考案は、このような八角形のチップを用
いて上記問題点を解決するためになされたもので、切刃
の全長を使用することができ、したがって、チップを極
めて経済的に使用することができるのは勿論のこと、凹
部の掘込み加工を行うことができる正面フライスを提供
することを目的としている。
いて上記問題点を解決するためになされたもので、切刃
の全長を使用することができ、したがって、チップを極
めて経済的に使用することができるのは勿論のこと、凹
部の掘込み加工を行うことができる正面フライスを提供
することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この考案の正面フライスは、チップを、略正八角形板
状のポジチップとするとともに、その八角形をなす上面
の各稜線部に切刃を形成し、互いに隣接する2つの切刃
を第1、第2主切刃として、第1主切刃が工具本体の先
端外周側に位置して先端側に向かうに従い内周側に向か
って傾斜するように、また上記第2主切刃が工具本体の
回転軸を含む平面に対してほぼ略平行、かつ少なくとも
工具本体の先端部において最も外周側に位置するよう
に、さらに上記第1主切刃から一つおいて内周側に位置
する切刃の逃げ面を正の逃げ角を付して配置し、しか
も、上記内周側の切刃および上記第2主切刃と対辺をな
す切刃に連続する側面をそれぞれ上記チップ取付座の互
いに鋭角をなす壁面に当接させるとともに、上記チップ
取付座のこれらの壁面の間を、上記内周側の切刃および
第2主切刃と対辺をなす切刃の間の2つの切刃に連続す
る側面から離間させたものである。
状のポジチップとするとともに、その八角形をなす上面
の各稜線部に切刃を形成し、互いに隣接する2つの切刃
を第1、第2主切刃として、第1主切刃が工具本体の先
端外周側に位置して先端側に向かうに従い内周側に向か
って傾斜するように、また上記第2主切刃が工具本体の
回転軸を含む平面に対してほぼ略平行、かつ少なくとも
工具本体の先端部において最も外周側に位置するよう
に、さらに上記第1主切刃から一つおいて内周側に位置
する切刃の逃げ面を正の逃げ角を付して配置し、しか
も、上記内周側の切刃および上記第2主切刃と対辺をな
す切刃に連続する側面をそれぞれ上記チップ取付座の互
いに鋭角をなす壁面に当接させるとともに、上記チップ
取付座のこれらの壁面の間を、上記内周側の切刃および
第2主切刃と対辺をなす切刃の間の2つの切刃に連続す
る側面から離間させたものである。
「作用」 上記正面フライスにおいては、チップが略正八角形板
状であるから、チップの大きさに比して切刃の長さが短
く、このため、その全切刃長を用いて切削加工を行って
も、切削抵抗による負荷は従来のチップの全切刃長の一
部を使用する場合と同程度で済む。しかも、この場合に
おいて、切刃どうしを互いに鈍角に交叉させているか
ら、その交叉部に欠けが発生しにくく、したがって、工
作機械や被削材等の使用条件が従来と同じであっても、
切刃の全長を用いた切削加工を何ら支障なく行うことが
できる。
状であるから、チップの大きさに比して切刃の長さが短
く、このため、その全切刃長を用いて切削加工を行って
も、切削抵抗による負荷は従来のチップの全切刃長の一
部を使用する場合と同程度で済む。しかも、この場合に
おいて、切刃どうしを互いに鈍角に交叉させているか
ら、その交叉部に欠けが発生しにくく、したがって、工
作機械や被削材等の使用条件が従来と同じであっても、
切刃の全長を用いた切削加工を何ら支障なく行うことが
できる。
よって上記正面フライスでは、従来のチップの全切刃
長の一部を使用するような切削に対しては、第1主切刃
の全切刃長を用いることによって対応でき、また従来の
チップの全切刃長を使用するような切削に対しては、こ
れに加えて第2主切刃をも用いることで対応でき、か
つ、これによって未使用の切刃部分をなくすことができ
るとともに、各切刃の摩耗の度合を考慮して、チツプを
適宜回転させることにより、8つの切刃をまんべんなく
使用することができ非常に経済的である。
長の一部を使用するような切削に対しては、第1主切刃
の全切刃長を用いることによって対応でき、また従来の
チップの全切刃長を使用するような切削に対しては、こ
れに加えて第2主切刃をも用いることで対応でき、か
つ、これによって未使用の切刃部分をなくすことができ
るとともに、各切刃の摩耗の度合を考慮して、チツプを
適宜回転させることにより、8つの切刃をまんべんなく
使用することができ非常に経済的である。
また、内周側に位置する切刃を内周刃として使用する
ことができるとともに、上記第2主切刃が工具本体の先
端部において最も外周側に位置するようになされている
から、被削材を掘込んだ後に正面フライスを回転軸と直
交する方向へ送ることによって凹部の掘込み加工を行う
ことが可能となる。しかも、この掘込み加工の際に、内
周刃に作用する切削抵抗を該内周刃と対辺をなす切刃側
のチップ取付座壁面で受けるとともに、この壁面と外周
側の上記第2主切刃に作用す切削抵抗を受けるチップ取
付座の壁面とを鋭角をなすように配置した上で、チップ
取付座のこれらの壁面の間の部分を、上記内周刃および
第2主切刃とそれぞれ対辺をなす切刃の間に配置された
2つの切刃に連続するチップ側面から離間させることに
より、被削材を掘込み際にチップに作用する軸線方向の
切削抵抗によってチップと取付座との間にクサビ効果が
生じるから、チップの着座安定性が向上される。
ことができるとともに、上記第2主切刃が工具本体の先
端部において最も外周側に位置するようになされている
から、被削材を掘込んだ後に正面フライスを回転軸と直
交する方向へ送ることによって凹部の掘込み加工を行う
ことが可能となる。しかも、この掘込み加工の際に、内
周刃に作用する切削抵抗を該内周刃と対辺をなす切刃側
のチップ取付座壁面で受けるとともに、この壁面と外周
側の上記第2主切刃に作用す切削抵抗を受けるチップ取
付座の壁面とを鋭角をなすように配置した上で、チップ
取付座のこれらの壁面の間の部分を、上記内周刃および
第2主切刃とそれぞれ対辺をなす切刃の間に配置された
2つの切刃に連続するチップ側面から離間させることに
より、被削材を掘込み際にチップに作用する軸線方向の
切削抵抗によってチップと取付座との間にクサビ効果が
生じるから、チップの着座安定性が向上される。
「実施例」 第1図ないし第9図はこの考案のスローアウエイ式正
面フライスの一実施例を示すものであり、図中符号10は
工具本体を示す。この工具本体10はフライス盤等の主軸
に取り付けられ、回転軸O回りに回転する円柱状をなす
取付部12と、この取付部12の先端部に形成された頭部13
とから構成されている。この頭部13は厚肉円板状のもの
であり、その先端外周部には第2図に示すように、凹状
をなすチツプポケツト14が周方向に等間隔で3つ形成さ
れている。そして、各チツプポケツト14の回転方向を向
く壁面には凹溝状をなすチツプ取付座15が形成されてい
る。
面フライスの一実施例を示すものであり、図中符号10は
工具本体を示す。この工具本体10はフライス盤等の主軸
に取り付けられ、回転軸O回りに回転する円柱状をなす
取付部12と、この取付部12の先端部に形成された頭部13
とから構成されている。この頭部13は厚肉円板状のもの
であり、その先端外周部には第2図に示すように、凹状
をなすチツプポケツト14が周方向に等間隔で3つ形成さ
れている。そして、各チツプポケツト14の回転方向を向
く壁面には凹溝状をなすチツプ取付座15が形成されてい
る。
チツプ取付座15は、第1図に示すように、回転軸O方
向へ延在する側面15aと、先端側へ向かって外周側へ傾
斜し、上記側面15aと鋭角をなす側面15bとを有してお
り、これら側面15a,15b間には外観円弧状をなす凹曲面1
5cが形成されている。このチップ取付座15には、第3図
および第4図に示すように、シート部材16が止めねじ17
により固定されている。このシート部材16の上面には、
チツプ20が、その上面21と上記チツプポケツト14の底面
に形成された凹部22の壁面23との間に設けられ、クラン
プネジ24によって上記凹部22内に締め込まれるくさび部
材25により着脱自在に固定されている。
向へ延在する側面15aと、先端側へ向かって外周側へ傾
斜し、上記側面15aと鋭角をなす側面15bとを有してお
り、これら側面15a,15b間には外観円弧状をなす凹曲面1
5cが形成されている。このチップ取付座15には、第3図
および第4図に示すように、シート部材16が止めねじ17
により固定されている。このシート部材16の上面には、
チツプ20が、その上面21と上記チツプポケツト14の底面
に形成された凹部22の壁面23との間に設けられ、クラン
プネジ24によって上記凹部22内に締め込まれるくさび部
材25により着脱自在に固定されている。
チツプ20は、上下面が互いに平行になされた外観略正
八角形状をなすもので、すくい面とされる上面21と側面
とが互いに鋭角をなして交叉するポジチップとされ、上
面21の8つの稜線部に切刃30a〜30hが形成されたもので
ある。そして、このチップ20は、符号30a,30bで示すそ
れぞれ互いに鈍角に交差する切刃を第1、第2主切刃30
a,30bとし、かつ互いに隣接する切刃30a,30hの交叉部を
副切刃31として工具本体10に配置されている。
八角形状をなすもので、すくい面とされる上面21と側面
とが互いに鋭角をなして交叉するポジチップとされ、上
面21の8つの稜線部に切刃30a〜30hが形成されたもので
ある。そして、このチップ20は、符号30a,30bで示すそ
れぞれ互いに鈍角に交差する切刃を第1、第2主切刃30
a,30bとし、かつ互いに隣接する切刃30a,30hの交叉部を
副切刃31として工具本体10に配置されている。
ここで、切刃30aは、工具本体10の先端外周側に位置
して先端側に向かうに従い内周側に向かうように回転軸
Oに対して側面視略45°傾斜させられているとともに、
切刃30bは工具本体10の回転軸Oを含む平面に対してほ
ぼ平行になされ、かつ工具本体10先端の頭部13において
最も外周側に位置するように配置されている。また、先
端側を向く切刃30hに隣接する内周側の切刃30gに逃げ面
には正の逃げ角が設けられており、切刃30gを内周刃30g
として使用することができるようになされている。そし
て、このチップ20は、切刃30bおよび内周刃30gと対辺を
なす切刃30f,30cとに連続する側面をチップ取付座15の
壁面15a、15bにそれぞれ当接させて位置決め固定されて
いる。
して先端側に向かうに従い内周側に向かうように回転軸
Oに対して側面視略45°傾斜させられているとともに、
切刃30bは工具本体10の回転軸Oを含む平面に対してほ
ぼ平行になされ、かつ工具本体10先端の頭部13において
最も外周側に位置するように配置されている。また、先
端側を向く切刃30hに隣接する内周側の切刃30gに逃げ面
には正の逃げ角が設けられており、切刃30gを内周刃30g
として使用することができるようになされている。そし
て、このチップ20は、切刃30bおよび内周刃30gと対辺を
なす切刃30f,30cとに連続する側面をチップ取付座15の
壁面15a、15bにそれぞれ当接させて位置決め固定されて
いる。
次に、上記構成の正面フライスにより被削材に凹部の
加工を行う場合の作用効果について説明する。
加工を行う場合の作用効果について説明する。
まず、第5図に示すように、工具本体10を回転させつ
つ回転軸O方向へ送り、被削材Aにチツプ20の第1主切
刃30a、切刃30h,30gを用いて第6図に示すようなリング
状の溝Bを掘り込む。次に、工具本体10を回転軸Oと直
交する方向に移動させることにより、内周刃30gで溝B
の中央部Cを除去し、第7図中二点鎖線L1で示す深さの
長円状の凹部Mを加工する。
つ回転軸O方向へ送り、被削材Aにチツプ20の第1主切
刃30a、切刃30h,30gを用いて第6図に示すようなリング
状の溝Bを掘り込む。次に、工具本体10を回転軸Oと直
交する方向に移動させることにより、内周刃30gで溝B
の中央部Cを除去し、第7図中二点鎖線L1で示す深さの
長円状の凹部Mを加工する。
次いで、工具本体10をさらに第2主切刃30bの全長分
だけ下方に掘込み、回転軸Oと直交する方向に移動させ
ることにより、被削材Aを第7図中二点鎖線L2まで切削
する。そして、上記工程を所定回数繰り返すことによ
り、所望の深さの凹部Mを形成する。
だけ下方に掘込み、回転軸Oと直交する方向に移動させ
ることにより、被削材Aを第7図中二点鎖線L2まで切削
する。そして、上記工程を所定回数繰り返すことによ
り、所望の深さの凹部Mを形成する。
上記正面フライスでは、チップ20が略正八角形板状を
なしているから、チップ20の大きさに比して切刃30a…
の長さが短く、このため、第1、第2主切刃30a,30bの
それぞれの全長を用いた切削加工を行っても、切削抵抗
による負荷は従来のチップの全切刃長の一部を用いる場
合と同程度で済む。しかも、各切刃30a…が互いに鈍角
をなして交叉しているから、それらの交叉部に欠けが生
じにくい。したがって、工作機械や被削材等の使用条件
が従来と同じであっても、第1、第2主切刃30a,30bの
全長を用いた切削加工をなんら支障なく行うことがで
き、これによって、未使用の切刃部分をなくすととも
に、各切刃30a…の摩耗の度合いを考慮してチップ20を
適宜回転させることにより、8つの切刃30a…をまんべ
んなく使用することができ極めて経済的である。
なしているから、チップ20の大きさに比して切刃30a…
の長さが短く、このため、第1、第2主切刃30a,30bの
それぞれの全長を用いた切削加工を行っても、切削抵抗
による負荷は従来のチップの全切刃長の一部を用いる場
合と同程度で済む。しかも、各切刃30a…が互いに鈍角
をなして交叉しているから、それらの交叉部に欠けが生
じにくい。したがって、工作機械や被削材等の使用条件
が従来と同じであっても、第1、第2主切刃30a,30bの
全長を用いた切削加工をなんら支障なく行うことがで
き、これによって、未使用の切刃部分をなくすととも
に、各切刃30a…の摩耗の度合いを考慮してチップ20を
適宜回転させることにより、8つの切刃30a…をまんべ
んなく使用することができ極めて経済的である。
また、上記正面フライスでは、内周刃30gによって切
削することができ、しかも、内周刃30gに作用する切削
抵抗をチップ取付座15の壁面15bで受け止めるから、内
周刃30gを第1、第2主切刃30a,30bと同じように使用す
ることができる。そして、第2主切刃30bが工具本体10
先端の頭部13において最も外周側に位置しているから、
従来、エンドミルに頼らざるを得なかった凹部Mの掘込
み加工も何ら支障なく行うことができる。さらに、チッ
プ取付座15の壁面15a,15bが互いに鋭角をなしていると
ともに、これらの壁面15a,15bの間が、凹曲面15cを形成
することにより、チップ20の第2主切刃30bおび内周刃3
0gと対辺をなす切刃30c,30fの間に配置された切刃30d,3
0eに連続する側面から離間しており、このため掘込みの
際にチップ20に作用する軸線O方向の切削抵抗によりチ
ップ取付座15とチップ20との間にクサビ効果が生じてチ
ップ20がチップ取付座15の壁面15a,15bによって強く締
め付けられ、これによって、チツプ20のクランプ強度が
より向上される。
削することができ、しかも、内周刃30gに作用する切削
抵抗をチップ取付座15の壁面15bで受け止めるから、内
周刃30gを第1、第2主切刃30a,30bと同じように使用す
ることができる。そして、第2主切刃30bが工具本体10
先端の頭部13において最も外周側に位置しているから、
従来、エンドミルに頼らざるを得なかった凹部Mの掘込
み加工も何ら支障なく行うことができる。さらに、チッ
プ取付座15の壁面15a,15bが互いに鋭角をなしていると
ともに、これらの壁面15a,15bの間が、凹曲面15cを形成
することにより、チップ20の第2主切刃30bおび内周刃3
0gと対辺をなす切刃30c,30fの間に配置された切刃30d,3
0eに連続する側面から離間しており、このため掘込みの
際にチップ20に作用する軸線O方向の切削抵抗によりチ
ップ取付座15とチップ20との間にクサビ効果が生じてチ
ップ20がチップ取付座15の壁面15a,15bによって強く締
め付けられ、これによって、チツプ20のクランプ強度が
より向上される。
さらに、第8図に示すように、装着されるチツプ20を
従来の四角形状のチツプ4の内接円に外接するような八
角形状に形成すれば、チツプ4の一辺に対応する切り込
み量と同じ切り込み量lを、チツプ20の互いに隣接する
二辺を用いることにより実現することができると共に、
図中斜線で示す部分が不必要となるので、チツプ20の材
料費を軽減することができる。
従来の四角形状のチツプ4の内接円に外接するような八
角形状に形成すれば、チツプ4の一辺に対応する切り込
み量と同じ切り込み量lを、チツプ20の互いに隣接する
二辺を用いることにより実現することができると共に、
図中斜線で示す部分が不必要となるので、チツプ20の材
料費を軽減することができる。
加えて、切刃30bが回転軸Oを含む平面に対してほぼ
平行になされているので、第2主切刃30bがさらい刃の
役割を果たし、溝Mの側壁面をより平滑に仕上げること
ができる等の効果を得ることができる。
平行になされているので、第2主切刃30bがさらい刃の
役割を果たし、溝Mの側壁面をより平滑に仕上げること
ができる等の効果を得ることができる。
なお、上記フライスにおいては、通常の平面研削や、
第9図に示すように側方が開放された溝Mの加工を行う
ことができるのは勿論である。
第9図に示すように側方が開放された溝Mの加工を行う
ことができるのは勿論である。
「他の実施例」 第10図ないし第13図はこの考案のフライスの他の実施
例を示すものであり、第1図ないし第4図に示したもの
と同様に、チップ取付座15の壁面15a、15bは互いに鋭角
をなしている。しかし、このフライスは、前記フライス
とチップ20の取付構造が異なっている。
例を示すものであり、第1図ないし第4図に示したもの
と同様に、チップ取付座15の壁面15a、15bは互いに鋭角
をなしている。しかし、このフライスは、前記フライス
とチップ20の取付構造が異なっている。
すなわち、頭部13の外周部に形成された凹溝状をなす
チツプ取付座40には、チツプ20が取付ねじ41により着脱
自在に固定されている。この固定状態を詳しく説明する
と、第15図に示すように、チツプ20の中央部には貫通孔
42が形成されており、この貫通孔42の上部には上方に向
かうにしたがって漸次拡径するテ−パ部43が形成されて
いる。
チツプ取付座40には、チツプ20が取付ねじ41により着脱
自在に固定されている。この固定状態を詳しく説明する
と、第15図に示すように、チツプ20の中央部には貫通孔
42が形成されており、この貫通孔42の上部には上方に向
かうにしたがって漸次拡径するテ−パ部43が形成されて
いる。
一方、取付座40には円形状をなす座ぐり部44が形成さ
れており、この座ぐり部44の奥には雌ねじ部45が形成さ
れている。
れており、この座ぐり部44の奥には雌ねじ部45が形成さ
れている。
また、上記取付けねじ41の頭部46には、上記テ−パ部
43に係合する係合部47が形成され、この係合部47の下端
部に上記座ぐり部44に係合する円柱部48が形成され、さ
らにこの円柱部48の下端部に上記雌ねじ部45に螺合する
雄ねじ部49が形成されている。
43に係合する係合部47が形成され、この係合部47の下端
部に上記座ぐり部44に係合する円柱部48が形成され、さ
らにこの円柱部48の下端部に上記雌ねじ部45に螺合する
雄ねじ部49が形成されている。
そして、上記チツプ取付座40にはチツプ20がその貫通
孔42のテ−パ部43に取付ねじ41の係合部47を係合させる
と共に、円柱部48の下端部を座ぐり部44に係合させ、さ
らに雄ねじ部49を雌ねじ部45に螺合させることにより着
脱自在に固定されている。
孔42のテ−パ部43に取付ねじ41の係合部47を係合させる
と共に、円柱部48の下端部を座ぐり部44に係合させ、さ
らに雄ねじ部49を雌ねじ部45に螺合させることにより着
脱自在に固定されている。
上記構成の正面フライスでは、前記実施例と同様の効
果を奏することができるのは勿論であるが、次のような
新たな効果を得ることができる。
果を奏することができるのは勿論であるが、次のような
新たな効果を得ることができる。
すなわち、本考案の正面フライスでは、隣接する2つ
の切刃を主切刃として切削加工を行うことができるか
ら、従来の四角形状のチツプ4が装着されたものに比
べ、切削時にチツプ20に作用する切削抵抗が大きくなり
がちである。このた、切削抵抗が取付けねじ41のその係
合部47を介して伝わり、雄ねじ部49を折曲しようとす
る。しかし、この雄ねじ部49の上端部に形成された円柱
部48がチツプ取付座40に形成された座ぐり部44に係合し
て雄ねじ部49の折曲を防止しており、したがって、チッ
プ取付座15の壁面15a,15bを互いに鋭角をなすように形
成したことと相まって、チップ20の着座安定性をより一
層向上させることができる。
の切刃を主切刃として切削加工を行うことができるか
ら、従来の四角形状のチツプ4が装着されたものに比
べ、切削時にチツプ20に作用する切削抵抗が大きくなり
がちである。このた、切削抵抗が取付けねじ41のその係
合部47を介して伝わり、雄ねじ部49を折曲しようとす
る。しかし、この雄ねじ部49の上端部に形成された円柱
部48がチツプ取付座40に形成された座ぐり部44に係合し
て雄ねじ部49の折曲を防止しており、したがって、チッ
プ取付座15の壁面15a,15bを互いに鋭角をなすように形
成したことと相まって、チップ20の着座安定性をより一
層向上させることができる。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案の正面フライスによれ
ば、チップを、略正八角形板状のポジチップとするとと
もに、その八角形をなす上面の各稜線部に切刃を形成
し、互いに隣接する2つの切刃を第1、第2主切刃とし
て、第1主切刃が工具本体の先端外周側に位置して先端
側に向かうに従い内周側に向かって傾斜するように、ま
た上記第2主切刃が工具本体の回転軸を含む平面に対し
てほぼ略平行、かつ少なくとも工具本体の先端部におい
て最も外周側に位置するように、さらに上記第1主切刃
から一つおいて内周側に位置する切刃の逃げ面に正の逃
げ角を付して配置し、しかも、上記内周側の切刃および
上記第2主切刃と対辺をなす切刃に連続する側面をそれ
ぞれ上記チップ取付座の互いに鋭角をなす壁面に当接さ
せるとともに、チップ取付座のこれらの壁面の間を、上
記内周側の切刃および第2主切刃と対辺をなす切刃の間
の2つの切刃に連続する側面から離間させているから、
チップの大きさに比して切刃の長さが短く、このため、
その全切刃長を用いて切削加工を行っても、切削抵抗に
よる負荷は従来のチップの全切刃長の一部を使用する場
合と同程度で済む。しかも、切刃どうしが互いに鈍角に
交叉しているから、それらの交叉部に欠けが発生しにく
い。したがって、工作機械や被削材等の使用条件が同じ
であっても切刃の全長を用いた切削加工を何ら支障なく
行うことでき、未使用の切刃部分を無くすとともに、各
切刃の摩耗の度合いを考慮してチップを適宜回転させる
ことにより、8つの切刃をまんべんなく使用することが
でき、非常に経済的である。
ば、チップを、略正八角形板状のポジチップとするとと
もに、その八角形をなす上面の各稜線部に切刃を形成
し、互いに隣接する2つの切刃を第1、第2主切刃とし
て、第1主切刃が工具本体の先端外周側に位置して先端
側に向かうに従い内周側に向かって傾斜するように、ま
た上記第2主切刃が工具本体の回転軸を含む平面に対し
てほぼ略平行、かつ少なくとも工具本体の先端部におい
て最も外周側に位置するように、さらに上記第1主切刃
から一つおいて内周側に位置する切刃の逃げ面に正の逃
げ角を付して配置し、しかも、上記内周側の切刃および
上記第2主切刃と対辺をなす切刃に連続する側面をそれ
ぞれ上記チップ取付座の互いに鋭角をなす壁面に当接さ
せるとともに、チップ取付座のこれらの壁面の間を、上
記内周側の切刃および第2主切刃と対辺をなす切刃の間
の2つの切刃に連続する側面から離間させているから、
チップの大きさに比して切刃の長さが短く、このため、
その全切刃長を用いて切削加工を行っても、切削抵抗に
よる負荷は従来のチップの全切刃長の一部を使用する場
合と同程度で済む。しかも、切刃どうしが互いに鈍角に
交叉しているから、それらの交叉部に欠けが発生しにく
い。したがって、工作機械や被削材等の使用条件が同じ
であっても切刃の全長を用いた切削加工を何ら支障なく
行うことでき、未使用の切刃部分を無くすとともに、各
切刃の摩耗の度合いを考慮してチップを適宜回転させる
ことにより、8つの切刃をまんべんなく使用することが
でき、非常に経済的である。
さらに、内周側に位置する切刃を内周刃として使用す
ることができるとともに、第2主切刃が工具本体の先端
部において最も外周側に位置するようになされているか
ら、従来、エンドミルに頼らざるを得なかった凹部の掘
込み加工を行なうことができ、しかも、この堀込み加工
の際に、内周刃に作用する切削抵抗を該内周刃と対辺を
なす切刃側のチップ取付座壁面で受けるとともに、チッ
プに作用する軸線方向の切削抵抗によってチップがチッ
プ取付座の互いに鋭角をなす壁面に押し付けられ、さら
にチップ取付座のこれらの壁面の間の部分が、この部分
に対向するチップの2つの切刃の連続する側面から離間
していて、これによりクサビ効果が生じてチップが強く
締め付けられるから、チップの着座安定生が向上され
る。
ることができるとともに、第2主切刃が工具本体の先端
部において最も外周側に位置するようになされているか
ら、従来、エンドミルに頼らざるを得なかった凹部の掘
込み加工を行なうことができ、しかも、この堀込み加工
の際に、内周刃に作用する切削抵抗を該内周刃と対辺を
なす切刃側のチップ取付座壁面で受けるとともに、チッ
プに作用する軸線方向の切削抵抗によってチップがチッ
プ取付座の互いに鋭角をなす壁面に押し付けられ、さら
にチップ取付座のこれらの壁面の間の部分が、この部分
に対向するチップの2つの切刃の連続する側面から離間
していて、これによりクサビ効果が生じてチップが強く
締め付けられるから、チップの着座安定生が向上され
る。
第1図ないし第11図はこの考案の正面フライスの一実施
例を示すものであり、第1図は正面フライスの側面図、
第2図は同平面図、第3図は第1図におけるIII矢視
図、第4図は第3図におけるIV矢視図、第5図は正面フ
ライスを用いて被削材を切削している状態を示す側断面
図、第6図は切削加工された被削材の平面図、第7図は
第6図に示す状態からさらに切削した状態を示す側断面
図、第8図はチップを示す平面図、第9図は切削加工さ
れた被削材の平面図、第10図ないし第13図はこの考案の
他の実施例を示すものであり、第10図は正面フライスの
側面図、第11図は同平面図、第12図は第10図におけるXI
I方向矢視図、第13図はチツプの取付構造を示す側断面
図、第14図は従来の正面フライスの一例を示す側面図で
ある。 10……工具本体、15……チップ取付座、15a,15b……壁
面、20……スローアウエイチツプ、30a……第1主切
刃、30b……第2主切刃、30g……切刃。
例を示すものであり、第1図は正面フライスの側面図、
第2図は同平面図、第3図は第1図におけるIII矢視
図、第4図は第3図におけるIV矢視図、第5図は正面フ
ライスを用いて被削材を切削している状態を示す側断面
図、第6図は切削加工された被削材の平面図、第7図は
第6図に示す状態からさらに切削した状態を示す側断面
図、第8図はチップを示す平面図、第9図は切削加工さ
れた被削材の平面図、第10図ないし第13図はこの考案の
他の実施例を示すものであり、第10図は正面フライスの
側面図、第11図は同平面図、第12図は第10図におけるXI
I方向矢視図、第13図はチツプの取付構造を示す側断面
図、第14図は従来の正面フライスの一例を示す側面図で
ある。 10……工具本体、15……チップ取付座、15a,15b……壁
面、20……スローアウエイチツプ、30a……第1主切
刃、30b……第2主切刃、30g……切刃。
Claims (1)
- 【請求項1】円柱状をなす工具本体の先端外周部に複数
のチップ取付座が設けられ、各チップ取付座にスローア
ウェイチップが着脱自在に装着されてなるスローアウェ
イ式正面フライスにおいて、上記スローアウェイチップ
を、略正八角形板状のポジチップとするとともに、その
八角形をなす上面の各稜線部に切刃を形成し、互いに隣
接する2つの切刃を第1、第2主切刃として、第1主切
刃が上記工具本体の先端外周側に位置して先端側に向か
うに従い内周側に向かって傾斜するように、また上記第
2主切刃が上記工具本体の回転軸を含む平面に対して略
平行、かつ少なくとも上記工具本体の先端部において最
も外周側に位置するように、さらに上記第1主切刃から
一つおいて内周側に位置する切刃の逃げ面に正の逃げ角
が付されるように配置し、しかも、上記内周側の切刃お
よび上記第2主切刃と対辺をなす切刃に連続する側面を
それぞれ上記チップ取付座の互いに鋭角をなす壁面に当
接させるとともに、上記チップ取付座のこれらの壁面の
間を、上記内周側の切刃および第2主切刃と対辺をなす
切刃の間の2つの切刃に連続する側面から離間させたこ
とを特徴とするスローアウェイ式正面フライス。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988028394U JP2501805Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | スロ―アウエイ式正面フライス |
US07/245,149 US4966500A (en) | 1987-09-16 | 1988-09-16 | Face milling cutter with cutter inserts |
DE3831535A DE3831535A1 (de) | 1987-09-16 | 1988-09-16 | Stirnfraeser |
KR2019890000187U KR950006969Y1 (ko) | 1988-03-03 | 1989-01-10 | 드로우 어웨이식 정면밀링 커버 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988028394U JP2501805Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | スロ―アウエイ式正面フライス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01132316U JPH01132316U (ja) | 1989-09-08 |
JP2501805Y2 true JP2501805Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=12247443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988028394U Expired - Lifetime JP2501805Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1988-03-03 | スロ―アウエイ式正面フライス |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501805Y2 (ja) |
KR (1) | KR950006969Y1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6348407B2 (ja) * | 2014-11-28 | 2018-06-27 | 京セラ株式会社 | 切削工具および切削加工物の製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT973795B (it) * | 1971-12-06 | 1974-06-10 | Bennet T J | Perfezionamento negli elementi taglianti ad inserimento per frese torni e simili |
JPS60172619U (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-15 | 三菱マテリアル株式会社 | 転削工具用スロ−アウエイチツプ |
JPS63110312U (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-15 |
-
1988
- 1988-03-03 JP JP1988028394U patent/JP2501805Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-01-10 KR KR2019890000187U patent/KR950006969Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR890018949U (ko) | 1989-10-05 |
JPH01132316U (ja) | 1989-09-08 |
KR950006969Y1 (ko) | 1995-08-23 |
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