JP2501719Y2 - パ―キングブレ―キレバ― - Google Patents
パ―キングブレ―キレバ―Info
- Publication number
- JP2501719Y2 JP2501719Y2 JP14730289U JP14730289U JP2501719Y2 JP 2501719 Y2 JP2501719 Y2 JP 2501719Y2 JP 14730289 U JP14730289 U JP 14730289U JP 14730289 U JP14730289 U JP 14730289U JP 2501719 Y2 JP2501719 Y2 JP 2501719Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- parking brake
- lever
- striker plate
- lock latch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパーキングブレーキレバーに関し、とくにブ
レーキの操作時に、かん高く、耳ざわりな音が発生しな
いようにしたパーキングブレーキレバーに関する。
レーキの操作時に、かん高く、耳ざわりな音が発生しな
いようにしたパーキングブレーキレバーに関する。
(従来の技術) 例えば、トラックのパーキングブレーキレバーは、第
2図の一部切欠側断面図で示したような構造に組立てら
れている。
2図の一部切欠側断面図で示したような構造に組立てら
れている。
図において、レバー本体1は1枚の板材を長手方向に
2つ折りにして形成されていて、その運転手側の部分
は、先端にノブ2を取付けたグリップ3になっている。
2つ折りにして形成されていて、その運転手側の部分
は、先端にノブ2を取付けたグリップ3になっている。
レバー本体1の基端は、車体に固定して取付けられる
パーキングブレーキブラケット4に一体的に取付けられ
たストライカプレート5の下部でかしめ止めされてい
る。
パーキングブレーキブラケット4に一体的に取付けられ
たストライカプレート5の下部でかしめ止めされてい
る。
ストライカプレート5の上面は規則正しく反復する凹
凸構造5aになっていて、この凹凸構造5aには、スナップ
リング6によってレバー本体1と回動可能に取付けら
れ、ノブ2とレリーズロッド7を介して連結するロック
ラッチ8の爪8aが噛み込んでロック機構になっている。
なお、パーキングブレーキブラケット4には、パイロッ
トスイッチ9が取付けられている。そして、この組立て
部の全体は、図示しないパーキングブレーキカバーで覆
われて、見栄えの向上が図られている。
凸構造5aになっていて、この凹凸構造5aには、スナップ
リング6によってレバー本体1と回動可能に取付けら
れ、ノブ2とレリーズロッド7を介して連結するロック
ラッチ8の爪8aが噛み込んでロック機構になっている。
なお、パーキングブレーキブラケット4には、パイロッ
トスイッチ9が取付けられている。そして、この組立て
部の全体は、図示しないパーキングブレーキカバーで覆
われて、見栄えの向上が図られている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来から、ロックラッチ8やストライカプ
レート5などの部品は、いずれも例えば鋳鉄などで製造
されている。
レート5などの部品は、いずれも例えば鋳鉄などで製造
されている。
そのため、運転手が、グリップ3を握りノブ2を押し
ながらレバー本体1を操作する(前方に引き倒す)と、
ロックラッチ8の爪8aがストライカプレート5の凹凸構
造5aの上を移動する過程で、爪8aが個々の凹凸にぶつか
ってカチ,カチと音を発する。
ながらレバー本体1を操作する(前方に引き倒す)と、
ロックラッチ8の爪8aがストライカプレート5の凹凸構
造5aの上を移動する過程で、爪8aが個々の凹凸にぶつか
ってカチ,カチと音を発する。
通常、この発生音は、かん高くしかも耳ざわりな音で
あって、あまり快い音質ではない。
あって、あまり快い音質ではない。
本考案は、このような問題を解決し、レバーを手前に
引いたときに、ロックラッチとストライカプレートの噛
みあい部で発生する音を、低音で、重厚な感じの音質に
変換することができる構造にしたパーキングブレーキレ
バーの提供を目的とする。
引いたときに、ロックラッチとストライカプレートの噛
みあい部で発生する音を、低音で、重厚な感じの音質に
変換することができる構造にしたパーキングブレーキレ
バーの提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案においては、レバ
ー本体のグリップ側の部分を空洞構造にし,該空洞構造
の一部に共鳴空間を設けたことを特徴とするパーキング
ブレーキレバーの提供が提供される。
ー本体のグリップ側の部分を空洞構造にし,該空洞構造
の一部に共鳴空間を設けたことを特徴とするパーキング
ブレーキレバーの提供が提供される。
(作用) 本考案のパーキングブレーキにおいては、ロックラッ
チとストライカプレートの噛みあい部で発生した音は、
レバー本体の空洞構造を伝播して共鳴空間に達し、そこ
で共鳴空間の形状に対応して、かん高い音質は互いに干
渉しあって消去されるようになるので、聞こえる音は低
音で重厚な感じの音に変化する。
チとストライカプレートの噛みあい部で発生した音は、
レバー本体の空洞構造を伝播して共鳴空間に達し、そこ
で共鳴空間の形状に対応して、かん高い音質は互いに干
渉しあって消去されるようになるので、聞こえる音は低
音で重厚な感じの音に変化する。
(実施例) 以下に添付図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。なお、図中、従来と同じ要素には同じ符号が付して
ある。
る。なお、図中、従来と同じ要素には同じ符号が付して
ある。
第1図の一部切欠側断面図で示したように、本考案の
レバーのレバー本体11は、ストライカプレート5に取付
けられる基端部の後方でグリップ3に到るまでの部分が
空洞構造12になっている。そして、この空洞構造12の途
中の一部分は外方に拡幅されていて、共鳴空間13が形成
されている。
レバーのレバー本体11は、ストライカプレート5に取付
けられる基端部の後方でグリップ3に到るまでの部分が
空洞構造12になっている。そして、この空洞構造12の途
中の一部分は外方に拡幅されていて、共鳴空間13が形成
されている。
この共鳴空間13の形は格別限定されるものではない
が、ロックラッチ8とストライカプレート5の噛みあい
部から発生する音のうち、重い感じの音の周波数にチュ
ーニングするような形状になっている。
が、ロックラッチ8とストライカプレート5の噛みあい
部から発生する音のうち、重い感じの音の周波数にチュ
ーニングするような形状になっている。
つぎに作用を説明すると、グリップ3を握りノブ2を
押してレバー本体11を前方に倒すと、ロックラッチ8の
爪8aはストライカプレート5の凹凸構造5aの上を移動し
て、互いの噛みあい部から音を発生する。
押してレバー本体11を前方に倒すと、ロックラッチ8の
爪8aはストライカプレート5の凹凸構造5aの上を移動し
て、互いの噛みあい部から音を発生する。
その発生音は各種周波数音の合成音でありかん高く、
また耳ざわりな音であるが、この音はレバー本体11の空
洞構造12の中を伝播する。そして、途中の共鳴空間13に
達し、そこで共鳴し、かん高い音成分は互いに干渉しあ
って消去され、低音でかつ重厚な感じの音波のみが残
り、それが聴こえることになる。すなわち、この共鳴空
間13で重厚な感じの音波の周波数にチューニングされ
る。
また耳ざわりな音であるが、この音はレバー本体11の空
洞構造12の中を伝播する。そして、途中の共鳴空間13に
達し、そこで共鳴し、かん高い音成分は互いに干渉しあ
って消去され、低音でかつ重厚な感じの音波のみが残
り、それが聴こえることになる。すなわち、この共鳴空
間13で重厚な感じの音波の周波数にチューニングされ
る。
なお、ストライカプレート,ロックラッチ,レバー本
体を、例えば制振材料で製作すると、ストライカプレー
トとロックラッチの噛みあい部からは、そもそもかん高
い音の発生がなく、コチッ、コチッという低く重々しい
音質の音が発生するようになるので、一層有効である。
体を、例えば制振材料で製作すると、ストライカプレー
トとロックラッチの噛みあい部からは、そもそもかん高
い音の発生がなく、コチッ、コチッという低く重々しい
音質の音が発生するようになるので、一層有効である。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案のパーキングブ
レーキレバーは、その構成を、レバー本体のグリップ側
の部分を空洞構造にし、該空洞構造の一部に共鳴空間を
設けたことを特徴とするので、ロックラッチストライカ
プレートの噛みあい部から発生するかん高く耳ざわりな
音成分は、前記共鳴空間で消去され、低音で重厚な感じ
の音が聞こえるようになる。
レーキレバーは、その構成を、レバー本体のグリップ側
の部分を空洞構造にし、該空洞構造の一部に共鳴空間を
設けたことを特徴とするので、ロックラッチストライカ
プレートの噛みあい部から発生するかん高く耳ざわりな
音成分は、前記共鳴空間で消去され、低音で重厚な感じ
の音が聞こえるようになる。
また、ロックラッチ,ストライカプレート,レバー本
体などを制振材料で製造すると、なお一層良好な音質の
響きとなる。
体などを制振材料で製造すると、なお一層良好な音質の
響きとなる。
第1図は本考案実施例の一部切欠側断面図、第2図は従
来レバーの一部切欠側断面図である。 1,11…レバー本体、2…ノブ、3…グリップ、4…パー
キングブレーキブラケット、5…ストライカプレート、
5a…凹凸構造、6…スナップリング、7…レリーズロッ
ド、8…ロックラッチ、8a…爪、9…パイロットスイッ
チ、12…空洞構造、13…共鳴空間。
来レバーの一部切欠側断面図である。 1,11…レバー本体、2…ノブ、3…グリップ、4…パー
キングブレーキブラケット、5…ストライカプレート、
5a…凹凸構造、6…スナップリング、7…レリーズロッ
ド、8…ロックラッチ、8a…爪、9…パイロットスイッ
チ、12…空洞構造、13…共鳴空間。
Claims (1)
- 【請求項1】レバー本体のグリップ側の部分を空洞構造
にし、該空洞構造の一部に共鳴空間を設けたことを特徴
とするパーキングブレーキレバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14730289U JP2501719Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | パ―キングブレ―キレバ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14730289U JP2501719Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | パ―キングブレ―キレバ― |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0385256U JPH0385256U (ja) | 1991-08-29 |
JP2501719Y2 true JP2501719Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31693825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14730289U Expired - Lifetime JP2501719Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | パ―キングブレ―キレバ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501719Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP14730289U patent/JP2501719Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0385256U (ja) | 1991-08-29 |
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