JP2501263Y2 - ラック装置 - Google Patents
ラック装置Info
- Publication number
- JP2501263Y2 JP2501263Y2 JP1992029053U JP2905392U JP2501263Y2 JP 2501263 Y2 JP2501263 Y2 JP 2501263Y2 JP 1992029053 U JP1992029053 U JP 1992029053U JP 2905392 U JP2905392 U JP 2905392U JP 2501263 Y2 JP2501263 Y2 JP 2501263Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- slide tray
- taken out
- rack device
- fluidized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案はラック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のラック装置として以下の如きもの
は知られている。即ち、上下・左右に多数の流動棚が、
搬入口を後方に、搬出口を前方に向けるようにして設け
られたものは知られている。前記ラック装置において、
搬出口では通常ピッキング作業、即ち、ピッキング指示
書又は流動棚の搬出口に設けられたピッキング表示器の
表示に基づいて、作業員が、指示された流動棚から指示
された個数の、ケース内の小物物品を取り出し、それら
物品をケースに纏めて入れて、それを所定の場所（店舗
等）に搬送する準備作業が行なわれる。
は知られている。即ち、上下・左右に多数の流動棚が、
搬入口を後方に、搬出口を前方に向けるようにして設け
られたものは知られている。前記ラック装置において、
搬出口では通常ピッキング作業、即ち、ピッキング指示
書又は流動棚の搬出口に設けられたピッキング表示器の
表示に基づいて、作業員が、指示された流動棚から指示
された個数の、ケース内の小物物品を取り出し、それら
物品をケースに纏めて入れて、それを所定の場所（店舗
等）に搬送する準備作業が行なわれる。
【０００３】
【従来技術の欠点】前記従来ラック装置には以下の如き
欠点があった。即ち、前記ピッキング作業において、流
動棚上のケースに入れられた小物物品を取り出すのでは
なく、１個のケースをそのまま取り出すことがあるが、
そのような場合、いくつかの小物物品が取り出されてい
る最前列のケースを流動棚から取り出し、当該ケースの
後続のケース（１つの小物物品も取り出されていないケ
ース）を取り出すことになる。その際、最前列のケース
の置き場がなく、邪魔になるという欠点があった。
欠点があった。即ち、前記ピッキング作業において、流
動棚上のケースに入れられた小物物品を取り出すのでは
なく、１個のケースをそのまま取り出すことがあるが、
そのような場合、いくつかの小物物品が取り出されてい
る最前列のケースを流動棚から取り出し、当該ケースの
後続のケース（１つの小物物品も取り出されていないケ
ース）を取り出すことになる。その際、最前列のケース
の置き場がなく、邪魔になるという欠点があった。
【０００４】
【前記欠点を解消するための手段】この考案は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。この考案
は、上下・左右に多数の流動棚が、搬出口を前方に向け
るようにして設けられたラック装置において、前記各段
の流動棚群毎に対応して、それらの前方に、長手方向を
左右方向に向けたガイドレールが設けられ、前記ガイド
レールに沿ってスライドトレーが左右動自在となされて
いるものである。
を解消するために以下の如き手段を採用した。この考案
は、上下・左右に多数の流動棚が、搬出口を前方に向け
るようにして設けられたラック装置において、前記各段
の流動棚群毎に対応して、それらの前方に、長手方向を
左右方向に向けたガイドレールが設けられ、前記ガイド
レールに沿ってスライドトレーが左右動自在となされて
いるものである。
【０００５】
【考案の作用】この考案は以下の如き作用をなすもので
ある。取り出した最前列のケースをスライドトレーの上
に置くことが出来るので便利であると共に、スライドト
レーが左右動自在であるので、スライドトレーの後方に
位置する流動棚からケース又は小物物品を取り出すとき
には、スライドトレーを左右いずれかにスライドさせれ
ばよいので、スライドトレー上のケースが邪魔となるこ
ともない。
ある。取り出した最前列のケースをスライドトレーの上
に置くことが出来るので便利であると共に、スライドト
レーが左右動自在であるので、スライドトレーの後方に
位置する流動棚からケース又は小物物品を取り出すとき
には、スライドトレーを左右いずれかにスライドさせれ
ばよいので、スライドトレー上のケースが邪魔となるこ
ともない。
【０００６】
【実施例】以下にこの考案を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図１下
側を、後とは同図上側をいい、左とは図１左側を、右と
は同図右側をいう。
て説明する。なお、この明細書において、前とは図１下
側を、後とは同図上側をいい、左とは図１左側を、右と
は同図右側をいう。
【０００７】上下・左右に多数の流動棚２を有するラッ
ク装置１が設けられている。前記流動棚２各々は、左右
一対の側枠３と、これら側枠３に前後方向に所定間隔で
並べられた多数の支持ローラー４とを有している。ま
た、流動棚２は、搬入口６を後部に、搬出口７を前部に
有しており、支持ローラー４によって形成される搬送面
８が、搬入口６から搬出口７に向かって下り傾斜となさ
れている。流動棚２の搬出口７各々には、ケースＣの落
下を防止するストッパー９が設けられている。
ク装置１が設けられている。前記流動棚２各々は、左右
一対の側枠３と、これら側枠３に前後方向に所定間隔で
並べられた多数の支持ローラー４とを有している。ま
た、流動棚２は、搬入口６を後部に、搬出口７を前部に
有しており、支持ローラー４によって形成される搬送面
８が、搬入口６から搬出口７に向かって下り傾斜となさ
れている。流動棚２の搬出口７各々には、ケースＣの落
下を防止するストッパー９が設けられている。
【０００８】前記ラック装置１の前方において、各段の
流動棚２群毎に、長手方向を左右方向に向けた前後一対
のガイドレール１０が、設けられている。これら一対の
ガイドレール１０には小物物品の落下防止網１１が張設
されている。
流動棚２群毎に、長手方向を左右方向に向けた前後一対
のガイドレール１０が、設けられている。これら一対の
ガイドレール１０には小物物品の落下防止網１１が張設
されている。
【０００９】前記一対のガイドレール１０には、把手１
４を有する、複数個のスライドトレー１３が左右動自在
に載置されている。
４を有する、複数個のスライドトレー１３が左右動自在
に載置されている。
【００１０】ピッキング作業において、流動棚２上のケ
ースＣに入れられた小物物品を取り出すのではなく、１
個のケースＣをそのまま取り出すことがあるが、そのよ
うな場合、作業者Ｍは、いくつかの小物物品が取り出さ
れている最前列のケースＣを流動棚２から取り出し、当
該ケースＣをスライドトレー１３に載せ、その後、後続
のケースＣ（１つの小物物品も取り出されていないケー
スＣ）を取り出す。スライドトレー１３の後方に位置す
る流動棚２からケースＣ又は小物物品を取り出すときに
は、スライドトレー１３を左右いずれかにスライドさせ
ればよい。
ースＣに入れられた小物物品を取り出すのではなく、１
個のケースＣをそのまま取り出すことがあるが、そのよ
うな場合、作業者Ｍは、いくつかの小物物品が取り出さ
れている最前列のケースＣを流動棚２から取り出し、当
該ケースＣをスライドトレー１３に載せ、その後、後続
のケースＣ（１つの小物物品も取り出されていないケー
スＣ）を取り出す。スライドトレー１３の後方に位置す
る流動棚２からケースＣ又は小物物品を取り出すときに
は、スライドトレー１３を左右いずれかにスライドさせ
ればよい。
【００１１】
【考案の効果】この考案は、前記した如き構成によっ
て、以下の如き効果を奏するものである。 取り出した最前列のケースをスライドトレーの上に置
くことが出来るので便利であると共に、スライドトレー
が左右動自在であるので、スライドトレーの後方に位置
する流動棚からケース又は小物物品を取り出すときに
は、スライドトレーを左右いずれかにスライドさせれば
よいので、スライドトレー上のケースが邪魔となること
もない。各段の流動棚群毎に対応して、それらの前方に、長手
方向を左右方向に向けたガイドレールが設けられ、前記
ガイドレールに沿ってスライドトレーが左右動自在とな
されているものであるから、１つのラック装置（上下・
左右に多数の流動棚を有するもの）に対して１つのトレ
ーを上下動及び左右動自在に設ける場合に比較して、ト
レーを上下動させる手間及びトレーを所定高さ位置でロ
ックする手間が省け、ピッキングの作業効率を高めるこ
とが出来る。
て、以下の如き効果を奏するものである。 取り出した最前列のケースをスライドトレーの上に置
くことが出来るので便利であると共に、スライドトレー
が左右動自在であるので、スライドトレーの後方に位置
する流動棚からケース又は小物物品を取り出すときに
は、スライドトレーを左右いずれかにスライドさせれば
よいので、スライドトレー上のケースが邪魔となること
もない。各段の流動棚群毎に対応して、それらの前方に、長手
方向を左右方向に向けたガイドレールが設けられ、前記
ガイドレールに沿ってスライドトレーが左右動自在とな
されているものであるから、１つのラック装置（上下・
左右に多数の流動棚を有するもの）に対して１つのトレ
ーを上下動及び左右動自在に設ける場合に比較して、ト
レーを上下動させる手間及びトレーを所定高さ位置でロ
ックする手間が省け、ピッキングの作業効率を高めるこ
とが出来る。
【図１】この考案の実施例を示す平面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線拡大断面図である。
２ 流動棚 ７ 搬出口 １３ スライドトレー
Claims (1)
- 【請求項１】 上下・左右に多数の流動棚が、搬出口を
前方に向けるようにして設けられたラック装置におい
て、前記各段の流動棚群毎に対応して、それらの前方
に、長手方向を左右方向に向けたガイドレールが設けら
れ、前記ガイドレールに沿ってスライドトレーが左右動
自在となされているラック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992029053U JP2501263Y2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ラック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992029053U JP2501263Y2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ラック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0620320U JPH0620320U (ja) | 1994-03-15 |
| JP2501263Y2 true JP2501263Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=12265638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992029053U Expired - Lifetime JP2501263Y2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ラック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2501263Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0429509U (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-10 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP1992029053U patent/JP2501263Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0620320U (ja) | 1994-03-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |