JP2501233Y2 - 弾性ストラップ締め具組立体とその射出成形型 - Google Patents
弾性ストラップ締め具組立体とその射出成形型Info
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- A44B11/006—Attachment of buckle to strap
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- A62B18/08—Component parts for gas-masks or gas-helmets, e.g. windows, straps, speech transmitters, signal-devices
- A62B18/084—Means for fastening gas-masks to heads or helmets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/1418—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、弾性ストラップ締め具組立体に係わり、特
に弾性ストラップと結合する重合体部材を使用する人工
呼吸器ハーネスの形でのそれに関するものである。
に弾性ストラップと結合する重合体部材を使用する人工
呼吸器ハーネスの形でのそれに関するものである。
従来技術 一般的な人工呼吸器ハーネスは、重合体部材と、重合
体部材へ縫合され、機械的に固定され、または超音波で
溶接された弾性ストラップとで作られる。こうするに
は、重合体部材を成形する第一段階と、次いで一つ以上
の重合体部材へ各ストラップを取り付ける別個の段階と
が必要となる。
体部材へ縫合され、機械的に固定され、または超音波で
溶接された弾性ストラップとで作られる。こうするに
は、重合体部材を成形する第一段階と、次いで一つ以上
の重合体部材へ各ストラップを取り付ける別個の段階と
が必要となる。
ミシガン（MI）州、ビュキャナン（Buchanan）のプロ
・テック・レスピレータ・インコーポレーテッド（Pro
−Tech Respirators,Inc.）社の人工呼吸器モデル1482
の目視検査は、ハーネスの一部分または全てが単一段階
で作られていることを示している。即ち、弾性ストラッ
プは二つ割り射出成形型の型割線に置かれ、従って重合
体部材がストラップの端部の回りに形成されるとハーネ
スの一部分となる。上記検査はまた、射出成形型の各部
分の一連のベーンが、型の閉鎖した時に弾性ストラップ
で互いに当接したことと、射出された配合物が、弾性ス
トラップの端部を囲む重合体ケージを形成したこととを
示している。このケージは、ベーン間のくぼみに形成さ
れ且つストラップの両面に融着された長手方向のストリ
ンガから成る中央ブリッジ部分で相互連結された外囲フ
レームを供えている。このストリンガは、フレームの横
断部材をつなぎ、弾性ストラップをケージのほぼ中央に
保つ。
・テック・レスピレータ・インコーポレーテッド（Pro
−Tech Respirators,Inc.）社の人工呼吸器モデル1482
の目視検査は、ハーネスの一部分または全てが単一段階
で作られていることを示している。即ち、弾性ストラッ
プは二つ割り射出成形型の型割線に置かれ、従って重合
体部材がストラップの端部の回りに形成されるとハーネ
スの一部分となる。上記検査はまた、射出成形型の各部
分の一連のベーンが、型の閉鎖した時に弾性ストラップ
で互いに当接したことと、射出された配合物が、弾性ス
トラップの端部を囲む重合体ケージを形成したこととを
示している。このケージは、ベーン間のくぼみに形成さ
れ且つストラップの両面に融着された長手方向のストリ
ンガから成る中央ブリッジ部分で相互連結された外囲フ
レームを供えている。このストリンガは、フレームの横
断部材をつなぎ、弾性ストラップをケージのほぼ中央に
保つ。
課題を解決するための手段 本考案によれば、プロ・テック（Pro−Tech）モデル1
482人工呼吸器のハーネスの如く、単一段階で作り得る
人工呼吸器ハーネスのような、弾性ストラップ締め具組
立体が得られる。プロ・テック（Pro−Tech）モデルに
比較すれば、本考案の弾性ストラップ締め具組立体の単
数または複数のストラップは、可成り大きな引抜き抵抗
を有する。それ故、この新規なストラップ締め具組立体
によれば、プロ・テック（Pro−Tech）ハーネスよりも
頑丈で信頼性のある人工呼吸器ハーネスが得られる。簡
単に言えば、本考案の弾性ストラップ締め具組立体に
は、プロ・テック（Pro−Tech）締め具組立体のそれと
同様に、少なくとも１本の弾性ストラップと、この弾性
ストラップの一部分を囲む重合体ケージとがあり、その
ケージは、外囲フレームと、外囲フレームを相互連結し
且つストラップの両面へ融着された中央ブリッジ部分と
を備えている。本考案の弾性ストラップ締め具組立体の
重合体ケージは、中央ブリッジ部分の少なくとも一部分
がケージのほぼ中央から遠方へストラップを引張るとい
う点で、プロ・テック（Pro−Tech）のストラップ組立
体とは異なっている。
482人工呼吸器のハーネスの如く、単一段階で作り得る
人工呼吸器ハーネスのような、弾性ストラップ締め具組
立体が得られる。プロ・テック（Pro−Tech）モデルに
比較すれば、本考案の弾性ストラップ締め具組立体の単
数または複数のストラップは、可成り大きな引抜き抵抗
を有する。それ故、この新規なストラップ締め具組立体
によれば、プロ・テック（Pro−Tech）ハーネスよりも
頑丈で信頼性のある人工呼吸器ハーネスが得られる。簡
単に言えば、本考案の弾性ストラップ締め具組立体に
は、プロ・テック（Pro−Tech）締め具組立体のそれと
同様に、少なくとも１本の弾性ストラップと、この弾性
ストラップの一部分を囲む重合体ケージとがあり、その
ケージは、外囲フレームと、外囲フレームを相互連結し
且つストラップの両面へ融着された中央ブリッジ部分と
を備えている。本考案の弾性ストラップ締め具組立体の
重合体ケージは、中央ブリッジ部分の少なくとも一部分
がケージのほぼ中央から遠方へストラップを引張るとい
う点で、プロ・テック（Pro−Tech）のストラップ組立
体とは異なっている。
弾性ストラップはなるべくなら透過性であって、スト
ラップを引張るブリッジ部分の何れの部分も弾性ストラ
ップのすき間へ進入し、それにより弾性ストラップの引
抜き抵抗を強化することが望ましい。より開放された構
造の弾性ストラップが進入を強化させる。一般に、スト
ラップが引張られていない場合よりも、それが引張られ
ている場合に、より良い進入が生起される。より高いス
トラップの多孔性により、ストラップのより大きい進入
と、より少ないたわみまたは引張りとが生成される。
ラップを引張るブリッジ部分の何れの部分も弾性ストラ
ップのすき間へ進入し、それにより弾性ストラップの引
抜き抵抗を強化することが望ましい。より開放された構
造の弾性ストラップが進入を強化させる。一般に、スト
ラップが引張られていない場合よりも、それが引張られ
ている場合に、より良い進入が生起される。より高いス
トラップの多孔性により、ストラップのより大きい進入
と、より少ないたわみまたは引張りとが生成される。
弾性ストラップが不透過性の場合、弾性ストラップや
重合体ケージの材料はなるべくなら、互いに強力な結合
を形成するように選定されることが望ましい。例えば、
弾性ストラップはポリスチレン・エンドブロックとエチ
レン／ブチレン共重合ミッドブロックとのブロック共重
合体（例えばシェル・ケミカル（Shell Chemical）社の
「クラトン（Kraton）」（商標名）Ｇ）であれば良く、
重合体ケージはポリプロピレンであれば良い。それらの
材料間の結合は、ストラップを形成するに先立って、小
部分（例えば５〜10％）のポリプロピレンにブロック共
重合体を混合することにより強化される。
重合体ケージの材料はなるべくなら、互いに強力な結合
を形成するように選定されることが望ましい。例えば、
弾性ストラップはポリスチレン・エンドブロックとエチ
レン／ブチレン共重合ミッドブロックとのブロック共重
合体（例えばシェル・ケミカル（Shell Chemical）社の
「クラトン（Kraton）」（商標名）Ｇ）であれば良く、
重合体ケージはポリプロピレンであれば良い。それらの
材料間の結合は、ストラップを形成するに先立って、小
部分（例えば５〜10％）のポリプロピレンにブロック共
重合体を混合することにより強化される。
なるべくなら、重合体ケージのブリッジ部分が少なく
とも１本の横断リブを包含し、その回りでストラップが
引張られることが望ましい。更になるべくなら、少なく
とも３本の上記横断リブがあり、隣接する前記横断リブ
の互いに逆の縁の回りで弾性ストラップが波状をなすこ
とが望ましい。
とも１本の横断リブを包含し、その回りでストラップが
引張られることが望ましい。更になるべくなら、少なく
とも３本の上記横断リブがあり、隣接する前記横断リブ
の互いに逆の縁の回りで弾性ストラップが波状をなすこ
とが望ましい。
重合体ケージは通常、弾性ストラップの一方の端部を
囲むが、それは、弾性ストラップの両端の中間にあるそ
の一部分を囲むこともできるはずである。
囲むが、それは、弾性ストラップの両端の中間にあるそ
の一部分を囲むこともできるはずである。
なるべくなら重合体ケージの外囲フレームがほぼ長方
形且つ連続的であり、フレームの端部に形成されたスロ
ットからストラップが現出することが望ましい。長方形
のフレームからストラップが現出する場合、美学上、フ
レームの横断要素は弾性ストラップの公称（nominal）
幅を大きく超えない幅を備えるべきであり、かくしてス
トラップのより良好な心出しが一層確保される。
形且つ連続的であり、フレームの端部に形成されたスロ
ットからストラップが現出することが望ましい。長方形
のフレームからストラップが現出する場合、美学上、フ
レームの横断要素は弾性ストラップの公称（nominal）
幅を大きく超えない幅を備えるべきであり、かくしてス
トラップのより良好な心出しが一層確保される。
本考案の弾性ストラップ締め具が人工呼吸器ハーネス
である場合、それには二部片構成重合体頭部クレード
ル、２個の重合体コネクタおよび４本の弾性ストラップ
が包含されることになる。１本の弾性ストラップの一方
の端部を固定する重合体ケージが、頭部クレードルの各
部片と、また重合体コネクタの各々と、一体をなしてい
る。各ストラップの他方の端部は、調整バックルで人工
呼吸器へ接続することができる。
である場合、それには二部片構成重合体頭部クレード
ル、２個の重合体コネクタおよび４本の弾性ストラップ
が包含されることになる。１本の弾性ストラップの一方
の端部を固定する重合体ケージが、頭部クレードルの各
部片と、また重合体コネクタの各々と、一体をなしてい
る。各ストラップの他方の端部は、調整バックルで人工
呼吸器へ接続することができる。
型割線に各弾性ストラップを受容するように構成され
た新規の二つ割り射出成形型を使用して、人工呼吸器ハ
ーネスの重合体部材の全てを、同時に形成し且つ弾性ス
トラップへ固定することができる。各弾性ストラップが
受容されると、各部分を、横断方向に細長い少なくとも
一つの開放キャビティを以て形成し、他の型部分の類似
のキャビティへ対向させ、型が閉鎖される際に受容され
たストラップで閉鎖させることができる。前記の細長い
キャビティの内部へ開口する二次ゲートが前記型部分の
第一に形成されて、射出された重合体配合物が前記型部
分の第二の対向する細長いキャビティ内へ弾性ストラッ
プを引張り得るようにさせ、かくしてストラップは、前
記の対向する細長いキャビティの対に形成する横断重合
体リブの回りへ部分的に巻き付けられるようになる。
た新規の二つ割り射出成形型を使用して、人工呼吸器ハ
ーネスの重合体部材の全てを、同時に形成し且つ弾性ス
トラップへ固定することができる。各弾性ストラップが
受容されると、各部分を、横断方向に細長い少なくとも
一つの開放キャビティを以て形成し、他の型部分の類似
のキャビティへ対向させ、型が閉鎖される際に受容され
たストラップで閉鎖させることができる。前記の細長い
キャビティの内部へ開口する二次ゲートが前記型部分の
第一に形成されて、射出された重合体配合物が前記型部
分の第二の対向する細長いキャビティ内へ弾性ストラッ
プを引張り得るようにさせ、かくしてストラップは、前
記の対向する細長いキャビティの対に形成する横断重合
体リブの回りへ部分的に巻き付けられるようになる。
新規な二つ割り射出成形型を使用し、２組の型部分間
に弾性ストラップを置いて前記の細長い横断キャビティ
を閉鎖し、型を閉鎖し、対向する細長い横断キャビティ
内へ弾性ストラップを引張るに充分な圧力の下に型内へ
前記二次ゲートを経て重合体配合物を射出し、且つ重合
体配合物を硬化させて弾性ストラップを前記の引張られ
た状態に凝固させることにより、本考案の弾性ストラッ
プ締め具組立体を作ることができる。
に弾性ストラップを置いて前記の細長い横断キャビティ
を閉鎖し、型を閉鎖し、対向する細長い横断キャビティ
内へ弾性ストラップを引張るに充分な圧力の下に型内へ
前記二次ゲートを経て重合体配合物を射出し、且つ重合
体配合物を硬化させて弾性ストラップを前記の引張られ
た状態に凝固させることにより、本考案の弾性ストラッ
プ締め具組立体を作ることができる。
前記の対向する細長いキャビティの各対に形成された
横断重合体リブは時折り、結果として生成される重合体
ケージをストラップが引張られる側から視た場合、スト
ラップで完全に隠される。他方、弾性ストラップが非常
に多孔性か、成形圧力が高い場合には重合体がストラッ
プを通って流動でき、それにより弾性ストラップの一部
分が完全に閉じ込められ、ストラップの引抜き抵抗が強
化される。このような場合、ストラップが引張られる度
合は恐らくほとんど識別できない程である。
横断重合体リブは時折り、結果として生成される重合体
ケージをストラップが引張られる側から視た場合、スト
ラップで完全に隠される。他方、弾性ストラップが非常
に多孔性か、成形圧力が高い場合には重合体がストラッ
プを通って流動でき、それにより弾性ストラップの一部
分が完全に閉じ込められ、ストラップの引抜き抵抗が強
化される。このような場合、ストラップが引張られる度
合は恐らくほとんど識別できない程である。
従来技術による数多くの人工呼吸器と同様に、本考案
の弾性ストラップ締め具組立体はなるべくなら、平行な
形状に木綿または合成糸と一緒に編まれた複数のゴムの
ストランドを有する弾性ストラップを使用することが望
ましい。別の有用な弾性ストラップは、織られた、また
は不織の弾性繊維から成るストラップである。エラスト
マから成るストラップもまた有用である。
の弾性ストラップ締め具組立体はなるべくなら、平行な
形状に木綿または合成糸と一緒に編まれた複数のゴムの
ストランドを有する弾性ストラップを使用することが望
ましい。別の有用な弾性ストラップは、織られた、また
は不織の弾性繊維から成るストラップである。エラスト
マから成るストラップもまた有用である。
本考案は、全ての図を略図とした図面に関連させて更
に容易に理解することができる。
に容易に理解することができる。
実施例および作用 第１図の場合、重合体ケージ10は、人工呼吸器ハーネ
スのコネクタ・ループ11と一体をなしている。弾性スト
ラップ12の一方の端部を囲む重合体ケージは、弾性スト
ラップ12の両側に沿って延びる長手方向要素14とケージ
の各端部の横断要素15とを備えている。長手方向要素14
を５本の横断リブ18がつなぎ、その回りでストラップが
波状をなし且つ引張られている。第１図では、横断リブ
18の形状を示すために弾性ストラップが切り取られてお
り、その端部19は二次ゲートで形成され、やや縮小され
た大きさである。
スのコネクタ・ループ11と一体をなしている。弾性スト
ラップ12の一方の端部を囲む重合体ケージは、弾性スト
ラップ12の両側に沿って延びる長手方向要素14とケージ
の各端部の横断要素15とを備えている。長手方向要素14
を５本の横断リブ18がつなぎ、その回りでストラップが
波状をなし且つ引張られている。第１図では、横断リブ
18の形状を示すために弾性ストラップが切り取られてお
り、その端部19は二次ゲートで形成され、やや縮小され
た大きさである。
第２図においては、二つ割り射出成形型の一方の部分
20に、四つの一次ゲート24を経て３組の網状構造体へ材
料を送入するスプルー21と１対のランナ22とが包含され
ている。第一網状構造体25は二部片構成頭部クレードル
の一部片と、一体の重合体ケージとを形成する。第二お
よび第三網状構造体26,27はそれぞれループおよびフッ
ク・コネクタを形成し、各々に一体の重合体ゲージが備
えられている。網状構造体25,26,27のゲージ形成部分30
は同一である。凹所が弾性ストラップを受容して（図示
せず）、網状構造体のケージ形成部分の各々の上に来
る。各凹所の溝29がストラップを押圧せずに、遮断部28
がストラップを押圧して重合体の漏出を防止する。
20に、四つの一次ゲート24を経て３組の網状構造体へ材
料を送入するスプルー21と１対のランナ22とが包含され
ている。第一網状構造体25は二部片構成頭部クレードル
の一部片と、一体の重合体ケージとを形成する。第二お
よび第三網状構造体26,27はそれぞれループおよびフッ
ク・コネクタを形成し、各々に一体の重合体ゲージが備
えられている。網状構造体25,26,27のゲージ形成部分30
は同一である。凹所が弾性ストラップを受容して（図示
せず）、網状構造体のケージ形成部分の各々の上に来
る。各凹所の溝29がストラップを押圧せずに、遮断部28
がストラップを押圧して重合体の漏出を防止する。
網状構造体25,26.27の一つのケージ形成部分30の詳細
が第３図に、また間接的に第４図に示されている。第３
図においては、射出成形型の１対の長手方向キャビティ
31と１対の横断方向キャビティ32とが他方の部分の同じ
キャビティと協働して、重合体ケージの外囲に連続した
長方形フレームを形成している。ケージ形成部分30に
は、第一組の細長い横断方向キャビティ33で相互接続さ
れた長手方向キャビティ31が包含され、その縁には複数
のベーン34がある。このベーンは、溝29と遮断部28とに
置かれてケージ形成部分30の上に来るストラップ（図示
せず）の縁を超えて延在する。当接するベーン34は、第
一の細長い横断方向キャビティ33を第二組の三つの細長
い横断方向キャビティ36と相互連続させる二次ゲート35
における以外は、遮断部28がなすと同程度までストラッ
プを押圧する。射出成形型の第二部分（図示せず）は、
前記の三つの細長いキャビティ36と交互する前記第二組
の二つの細長いキャビティ37に対向する二つの細長い横
断方向キャビティにのみ、その二次ゲートが接続する点
を除き、第一部分20とほぼ同じである。
が第３図に、また間接的に第４図に示されている。第３
図においては、射出成形型の１対の長手方向キャビティ
31と１対の横断方向キャビティ32とが他方の部分の同じ
キャビティと協働して、重合体ケージの外囲に連続した
長方形フレームを形成している。ケージ形成部分30に
は、第一組の細長い横断方向キャビティ33で相互接続さ
れた長手方向キャビティ31が包含され、その縁には複数
のベーン34がある。このベーンは、溝29と遮断部28とに
置かれてケージ形成部分30の上に来るストラップ（図示
せず）の縁を超えて延在する。当接するベーン34は、第
一の細長い横断方向キャビティ33を第二組の三つの細長
い横断方向キャビティ36と相互連続させる二次ゲート35
における以外は、遮断部28がなすと同程度までストラッ
プを押圧する。射出成形型の第二部分（図示せず）は、
前記の三つの細長いキャビティ36と交互する前記第二組
の二つの細長いキャビティ37に対向する二つの細長い横
断方向キャビティにのみ、その二次ゲートが接続する点
を除き、第一部分20とほぼ同じである。
型内への重合体の射出により、第４図に示す如き、弾
性ストラップ締め具組立体40が生成される。そうする場
合、重合体は横断方向キャビティ32の対と長手方向キャ
ビティの対31とを継続的に充てんして長方形の外囲フレ
ーム41を形成し、同時にまた第一の細長い横断方向キャ
ビティ33を充てんして一連の第一の横断リブ42を形成す
る。外囲フレーム41と一連の第一の横断リブとにより、
ケージのほぼ中央に透過性の弾性ストラップ43が位置付
けされる。
性ストラップ締め具組立体40が生成される。そうする場
合、重合体は横断方向キャビティ32の対と長手方向キャ
ビティの対31とを継続的に充てんして長方形の外囲フレ
ーム41を形成し、同時にまた第一の細長い横断方向キャ
ビティ33を充てんして一連の第一の横断リブ42を形成す
る。外囲フレーム41と一連の第一の横断リブとにより、
ケージのほぼ中央に透過性の弾性ストラップ43が位置付
けされる。
第二組の細長い横断方向キャビティ36内へ直接に、二
次ゲート35を流過する重合体により、弾性ストラップ43
が対向キャビティ37内へ引張られて第二シリーズの横断
リブ44を形成する。第二シリーズのリブ44の各々におい
て、重合体が弾性ストラップのすき間内へ進入し、第二
シリーズの横断リブの交互する縁の回りにストラップを
波状に保持するように融着させる。第二シリーズのリブ
44がゲート35に形成すると、第一および第二シリーズの
横断リブ間に重合体のブリッジ46ができる。これらのブ
リッジ46は、締め具組立体40が引抜き力を受けた際、回
転に対する第二シリーズの横断リブ44の抵抗を強化する
ものとみなされている。
次ゲート35を流過する重合体により、弾性ストラップ43
が対向キャビティ37内へ引張られて第二シリーズの横断
リブ44を形成する。第二シリーズのリブ44の各々におい
て、重合体が弾性ストラップのすき間内へ進入し、第二
シリーズの横断リブの交互する縁の回りにストラップを
波状に保持するように融着させる。第二シリーズのリブ
44がゲート35に形成すると、第一および第二シリーズの
横断リブ間に重合体のブリッジ46ができる。これらのブ
リッジ46は、締め具組立体40が引抜き力を受けた際、回
転に対する第二シリーズの横断リブ44の抵抗を強化する
ものとみなされている。
比較例 プロ・テック・レスピレーターズ・インコーポレーテ
ッド（Pro−Tech Respirators,Inc.）から入手可能な、
２組のモデル1482ハーフマスク人工呼吸器の各々からハ
ーネス組立体が取り外された。成形されたプラスチック
部分のない弾性ストラップ（幅18mm）を引くに要する力
が、シャーティーヨン（Chatillon）（商標名）力ゲー
ジ、モデルDRC100を用いて測定され、その際引張力は、
付加された引張力の方向が力ゲージの測定軸線上にある
ように、力ゲージから遠方へ9.7mm/sで移動するクラン
プヘストラップの自由端部を取り付けることによって付
加された。各試験においては、試験の開始に当たり、力
ゲージのクランプと移動クランプとの間に長さ90mmの引
張られない弾性ストラップがあった。
ッド（Pro−Tech Respirators,Inc.）から入手可能な、
２組のモデル1482ハーフマスク人工呼吸器の各々からハ
ーネス組立体が取り外された。成形されたプラスチック
部分のない弾性ストラップ（幅18mm）を引くに要する力
が、シャーティーヨン（Chatillon）（商標名）力ゲー
ジ、モデルDRC100を用いて測定され、その際引張力は、
付加された引張力の方向が力ゲージの測定軸線上にある
ように、力ゲージから遠方へ9.7mm/sで移動するクラン
プヘストラップの自由端部を取り付けることによって付
加された。各試験においては、試験の開始に当たり、力
ゲージのクランプと移動クランプとの間に長さ90mmの引
張られない弾性ストラップがあった。
人工呼吸器の各々を試験する際には、六つの成形され
たプラスチック部分から弾性ストラップが引き抜かれ
た。試験結果は第Ｉ表に報告されている。引抜き力はス
トラップ幅に正比例すると考えられ、結果は、10mmの単
位幅に基づいて報告されている。
たプラスチック部分から弾性ストラップが引き抜かれ
た。試験結果は第Ｉ表に報告されている。引抜き力はス
トラップ幅に正比例すると考えられ、結果は、10mmの単
位幅に基づいて報告されている。
例１ 第１図に示す（但し更に小さい二次ゲートを備えた）
弾性ストラップ締め具組立体用射出成形型が、148cm
3（5oz）のバレルと標準ねじとを装備した75tの水平型
バン・ドーン（Van Dorn）射出成形プレス、モデル75−
RS−3Fに取り付けられた。用いられた成形諸条件は、
１）バレル後部温度243℃（470゜F）、２）バレル前部温
度254℃（490゜F）、３）ノズル温度266℃（510゜F）、
４）型温度、ノズル側21℃（70゜F、エジェクタ側38℃
（100゜F）、５）射出速度0.9cm（0.35in）/s、６）液圧
81.6bar（1200psig）、７）第一段階射出圧力782bar（1
1,500psig）、８）第二段階射出圧力748bar（11,000psi
g）、９）押込時間2.6s、10）射出進行時間0.2s、11）
保持時間2.0s、12）背圧およびねじ引戻しの無いこと、
13）ショットサイズ2cm（0.80in）、14）クッション0.6
cm（0.25in）であった。
弾性ストラップ締め具組立体用射出成形型が、148cm
3（5oz）のバレルと標準ねじとを装備した75tの水平型
バン・ドーン（Van Dorn）射出成形プレス、モデル75−
RS−3Fに取り付けられた。用いられた成形諸条件は、
１）バレル後部温度243℃（470゜F）、２）バレル前部温
度254℃（490゜F）、３）ノズル温度266℃（510゜F）、
４）型温度、ノズル側21℃（70゜F、エジェクタ側38℃
（100゜F）、５）射出速度0.9cm（0.35in）/s、６）液圧
81.6bar（1200psig）、７）第一段階射出圧力782bar（1
1,500psig）、８）第二段階射出圧力748bar（11,000psi
g）、９）押込時間2.6s、10）射出進行時間0.2s、11）
保持時間2.0s、12）背圧およびねじ引戻しの無いこと、
13）ショットサイズ2cm（0.80in）、14）クッション0.6
cm（0.25in）であった。
射出成形に適した等級（grade）のポリプロピレン
（「ハンツマン（Huntsman）」（商標名）5B56N）が、
ミネソタ（MN）州、ミネアポリス（Minneapolis）のＣ
・Ｂ・エドワード・アンド・カンパニー・インコーポレ
テッド（C.B.Edwards and Company,Inc.）から入手可能
な３％暗灰色の着色剤CBE70882Pと組み合わされて、幅1
2.5mmの異なった２本の弾性ストラップを使用する本考
案の弾性ストラップ締め具組立体を生成するために用い
られた。弾性ストラップの各々が、一緒に編まれた複数
の平行なゴムのストランド（ロード・アイランド（Rhod
e Island）州、ポータカット（Pawtucket）のプロビデ
ンス・ブレード・カンパニー（Providence Braid Co.）
から入手可能なNo.4422およびNo.6192）を備えていた。
この組立体は、室温での５日間の貯蔵後、比較例の手順
に従って試験された。結果は第II表に報告されている。
（「ハンツマン（Huntsman）」（商標名）5B56N）が、
ミネソタ（MN）州、ミネアポリス（Minneapolis）のＣ
・Ｂ・エドワード・アンド・カンパニー・インコーポレ
テッド（C.B.Edwards and Company,Inc.）から入手可能
な３％暗灰色の着色剤CBE70882Pと組み合わされて、幅1
2.5mmの異なった２本の弾性ストラップを使用する本考
案の弾性ストラップ締め具組立体を生成するために用い
られた。弾性ストラップの各々が、一緒に編まれた複数
の平行なゴムのストランド（ロード・アイランド（Rhod
e Island）州、ポータカット（Pawtucket）のプロビデ
ンス・ブレード・カンパニー（Providence Braid Co.）
から入手可能なNo.4422およびNo.6192）を備えていた。
この組立体は、室温での５日間の貯蔵後、比較例の手順
に従って試験された。結果は第II表に報告されている。
故障した部分の検査により、弾性ストラップの引抜き
中、個々の横断リブが回転したことが指摘された。これ
は二次ゲートの小さい寸法から生じたもので、（図面の
第１図に示す重合体ケージの横断リブによってなされる
如く）回転に抵抗するように横断リブを設計することに
より更に高い引抜き力が達成されることを示唆してい
る。
中、個々の横断リブが回転したことが指摘された。これ
は二次ゲートの小さい寸法から生じたもので、（図面の
第１図に示す重合体ケージの横断リブによってなされる
如く）回転に抵抗するように横断リブを設計することに
より更に高い引抜き力が達成されることを示唆してい
る。
例２〜４ 第４図の弾性ストラップ締め具組立体は、第III表に
示す如き重合体および弾性ストラップの変更を別とし
て、例１の諸条件に従って成形され且つ試験された。改
良されたリブの安定化は、第III表に報告されたような
更に高い引抜き抵抗を結果として生じた。
示す如き重合体および弾性ストラップの変更を別とし
て、例１の諸条件に従って成形され且つ試験された。改
良されたリブの安定化は、第III表に報告されたような
更に高い引抜き抵抗を結果として生じた。
例３の弾性ストラップ締め具組立体を試験する際、弾
性ストラップ（SK531）は、重合体ケージから抜けず
に、破損し且つ不都合にすり減ることにより故障する。
例３の締め具組立体の検査により、重合体が中間の横断
リブの各々にストラップを完全に閉じ込め、進入はSK53
1弾性ストラップの極めて多孔性の性質に帰因している
ことが指摘された。例４においては、重合体が弾性スト
ラップを通して完全に進入していたが、ストラップの若
干の糸が見えていた。この進入の程度は、例２において
達成されたそれよりもはるかに大きく、「ハイモント
（Hi Mont）」（商標名）重合体の低い溶融粘度に起因
するものであった。例２においては若干の進入があった
が、弾性ストラップが、それが回りに引張られている各
横断リブをほぼ覆い隠していた。重合体が片側から弾性
ストラップを通して自由に進入する場合、ストラップは
それ程たわみ得ないが、たとえ全くたわみがなくても、
完全な進入により、引抜きに対する高い抵抗が付与され
る。
性ストラップ（SK531）は、重合体ケージから抜けず
に、破損し且つ不都合にすり減ることにより故障する。
例３の締め具組立体の検査により、重合体が中間の横断
リブの各々にストラップを完全に閉じ込め、進入はSK53
1弾性ストラップの極めて多孔性の性質に帰因している
ことが指摘された。例４においては、重合体が弾性スト
ラップを通して完全に進入していたが、ストラップの若
干の糸が見えていた。この進入の程度は、例２において
達成されたそれよりもはるかに大きく、「ハイモント
（Hi Mont）」（商標名）重合体の低い溶融粘度に起因
するものであった。例２においては若干の進入があった
が、弾性ストラップが、それが回りに引張られている各
横断リブをほぼ覆い隠していた。重合体が片側から弾性
ストラップを通して自由に進入する場合、ストラップは
それ程たわみ得ないが、たとえ全くたわみがなくても、
完全な進入により、引抜きに対する高い抵抗が付与され
る。
第１図は細部を示すため部分的に切り取られた、本考案
の弾性ストラップ締め具組立体を組み込んだ第一人工呼
吸器ハーネスの重合体部材の等角図、 第２図は本考案の第二人工呼吸器ハーネスを作る二つ割
り射出成形型の一方の部分の面の平面図、 第３図は重合体ケージが生成される第２図の型部分の一
部分の拡大詳細図、 第４図は第３図の線４−４についての、第２図および第
３図にその一方の部分を示した型を用いて生成された、
弾性ストラップ締め具組立体の断面図である。 10:重合体ケージ 12,43:弾性ストラップ 13:外囲フレーム 18:ブリッジ部分 31:開放キャビティ（長手方向キャビティ） 32:開放キャビティ（横断方向キャビティ） 35:二次ゲート。
の弾性ストラップ締め具組立体を組み込んだ第一人工呼
吸器ハーネスの重合体部材の等角図、 第２図は本考案の第二人工呼吸器ハーネスを作る二つ割
り射出成形型の一方の部分の面の平面図、 第３図は重合体ケージが生成される第２図の型部分の一
部分の拡大詳細図、 第４図は第３図の線４−４についての、第２図および第
３図にその一方の部分を示した型を用いて生成された、
弾性ストラップ締め具組立体の断面図である。 10:重合体ケージ 12,43:弾性ストラップ 13:外囲フレーム 18:ブリッジ部分 31:開放キャビティ（長手方向キャビティ） 32:開放キャビティ（横断方向キャビティ） 35:二次ゲート。
Claims (9)
- 【請求項１】弾性ストラップ締め具組立体にして、弾性
ストラップ（12）と、特定長さの弾性ストラップ（12）
を囲む重合体ケージ（10）とを含み、ストラップ（12）
の両面に融着されてケージ（10）のほぼ中央にストラッ
プ（12）を位置付ける中央ブリッジ部分（18）により相
互連結された外囲フレーム（13）をそのケージ（10）が
備え、ブリッジ部分（18）の少なくとも一部分がストラ
ップ（12）をケージ（10）の中央から遠方へ引張るよう
にした弾性ストラップ締め具組立体。 - 【請求項２】請求項１に記載された弾性ストラップ締め
具組立体において、前記ブリッジ部分（18）が少なくと
も１本の横断リブを含み、ストラップ（12）が横断リブ
の回りに張り渡され且つそこへ融着されるようにした弾
性ストラップ締め具組立体。 - 【請求項３】請求項２に記載された弾性ストラップ締め
具組立体において、重合体ケージ（10）が少なくとも３
本の前記横断リブ（18）を備え、隣接する前記横断リブ
（18）の互いに逆の縁の回りで弾性ストラップ（12）が
波状をなすようにした弾性ストラップ締め具組立体。 - 【請求項４】請求項１に記載された弾性ストラップ締め
具組立体において、弾性ストラップ（12）が透過性であ
り、ケージ（10）の重合体が弾性ストラップ（12）のす
き間内へ進入し、そこでブリッジ部分（18）がストラッ
プ（12）を引張るようにした弾性ストラップ締め具組立
体。 - 【請求項５】請求項１に記載された弾性ストラップ締め
具組立体において、重合体ケージ（10）が弾性ストラッ
プ（12）の端部を囲むようにした弾性ストラップ締め具
組立体。 - 【請求項６】請求項５に記載された弾性ストラップ締め
具組立体にして、重合体頭部クレードルを包含する人工
呼吸器ハーネスを含み、前記重合体ケージ（10）が前記
重合体頭部クレードルと一体をなすようにした弾性スト
ラップ締め具組立体。 - 【請求項７】請求項１に記載された弾性ストラップ締め
具組立体において、外囲フレーム（13）が連続的であ
り、スロットが構成され、そこを通って前記ストラップ
（12）が現出するようにした弾性ストラップ締め具組立
体。 - 【請求項８】請求項１に記載された弾性ストラップ締め
具組立体において、ストラップ（12）が現出するフレー
ム（13）の幅が弾性ストラップ（12）の公称幅を大きく
超えないようにした弾性ストラップ締め具組立体。 - 【請求項９】型割線に弾性ストラップ（43）を受容する
ように形成された二つ割り射出成形型にして、他方の型
部分の開放キャビティ（31），（32）に対向する少なく
とも一つの開放キャビティ（31），（32）を以て各型部
分が形成されてそこにストラップ（43）が受容され、型
が閉鎖される際に受容されたストラップ（43）により前
記キャビティ（31），（32）の双方が閉鎖され、前記開
放キャビティ（31），（32）の内部へ開口する二次ゲー
ト（35）が前記型部分の第一に形成され、かくて、射出
された重合体配合物が前記型部分の第一の前記開放キャ
ビティ（31），（32）へ流入して前記型部分の第二の前
記の対向する開放キャビティ内へ弾性ストラップ（43）
を引張り得るようにした二つ割り射成形型。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/424,546 US5052084A (en) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | Elastic strap fastener assembly |
| US424546 | 1989-10-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0362824U JPH0362824U (ja) | 1991-06-19 |
| JP2501233Y2 true JP2501233Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=23682999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990108493U Expired - Lifetime JP2501233Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1990-10-18 | 弾性ストラップ締め具組立体とその射出成形型 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5052084A (ja) |
| EP (1) | EP0423977B1 (ja) |
| JP (1) | JP2501233Y2 (ja) |
| CA (1) | CA2025515A1 (ja) |
| DE (1) | DE69002301T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100943681B1 (ko) * | 2001-11-05 | 2010-02-22 | 게부르. 쉬미트 게엠베하 운트 코. | 액체를 사용하여 물체를 처리하는 방법 및 장치 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5394568A (en) * | 1993-01-28 | 1995-03-07 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Molded head harness |
| US5724677A (en) * | 1996-03-08 | 1998-03-10 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Multi-part headband and respirator mask assembly and process for making same |
| US6070579A (en) * | 1996-03-08 | 2000-06-06 | 3M Innovative Properties Company | Elastomeric composite headband |
| US5967142A (en) * | 1997-02-24 | 1999-10-19 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Method for connecting two components, especially in the assembly of diaphragm valves |
| IT236533Y1 (it) * | 1997-03-25 | 2000-08-17 | Tecnotexil S R L | Fibbia in plastica per cinghie e stampo per la formatura di talefibbia |
| US6497232B2 (en) | 1999-02-22 | 2002-12-24 | Cabot Safety Intermediate Corporation | Respirator headpiece and release mechanism |
| USD473937S1 (en) | 2001-10-16 | 2003-04-29 | Cabot Safety Intermediate Corp. | Respirator |
| US7465683B2 (en) * | 2003-11-24 | 2008-12-16 | Mcmurray Brian L | Functional double-faced performance warp knit fabric, method of manufacturing, and products made there from |
| DE112010004986T5 (de) | 2009-12-23 | 2013-01-17 | Fisher & Paykel Healthcare Ltd. | Patientenschnittstelle und Kopfgeschirr |
| RU2015107238A (ru) * | 2012-08-03 | 2016-09-20 | Конинклейке Филипс Н.В. | Узел интерфейса пациента с ограничителем усилия |
| EP3967353A1 (en) | 2012-08-08 | 2022-03-16 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Mask and headgear system |
| EP3110275B1 (en) | 2014-02-27 | 2019-01-09 | 3M Innovative Properties Company | Respirator having elastic straps having openwork structure |
| SG11201701257PA (en) | 2014-08-18 | 2017-03-30 | 3M Innovative Properties Co | Respirator including polymeric netting and method of forming same |
| CA2958120C (en) | 2014-09-16 | 2024-02-13 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Headgear assemblies and interface assemblies with headgear |
| US10828452B2 (en) | 2014-09-16 | 2020-11-10 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Intramold headgear |
| US10646680B2 (en) | 2014-09-19 | 2020-05-12 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Headgear assemblies and interface assemblies with headgear |
| CA2980521A1 (en) | 2015-03-31 | 2016-10-06 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | A user interface and system for supplying gases to an airway |
| US11000663B2 (en) | 2016-03-16 | 2021-05-11 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Intra-mould substrate |
| EP3901488A1 (en) | 2016-03-16 | 2021-10-27 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Directional lock for interface headgear arrangement |
| EP3429668B1 (en) | 2016-03-16 | 2021-11-10 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Strap assembly |
| SG11201901094YA (en) | 2016-08-11 | 2019-03-28 | Fisher & Paykel Healthcare Ltd | A collapsible conduit, patient interface and headgear connector |
| EP4241814A3 (en) | 2017-12-21 | 2023-11-08 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Respiratory mask system |
| EP3765135A4 (en) | 2018-03-16 | 2021-12-08 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | HEADGEAR WITH RELEASE MECHANISM |
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| US3892507A (en) * | 1970-09-28 | 1975-07-01 | Cinva Sa | Method and means for molding a fastener onto a piece of fabric |
| FR2465114A1 (fr) * | 1979-09-07 | 1981-03-20 | Eisler Robert | Sandow muni de crochets, ainsi que procede et outil pour la fabrication d'un tel sandow |
| FR2579427B1 (fr) * | 1985-04-02 | 1987-06-12 | Ebauchesfabrik Eta Ag | Article de fantaisie |
| US4735753A (en) * | 1986-07-28 | 1988-04-05 | Ackermann Walter T | Method of making a fastener |
-
1989
- 1989-10-20 US US07/424,546 patent/US5052084A/en not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-09-17 CA CA002025515A patent/CA2025515A1/en not_active Abandoned
- 1990-10-04 EP EP90310861A patent/EP0423977B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-10-04 DE DE90310861T patent/DE69002301T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-18 JP JP1990108493U patent/JP2501233Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100943681B1 (ko) * | 2001-11-05 | 2010-02-22 | 게부르. 쉬미트 게엠베하 운트 코. | 액체를 사용하여 물체를 처리하는 방법 및 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0423977B1 (en) | 1993-07-21 |
| JPH0362824U (ja) | 1991-06-19 |
| DE69002301T2 (de) | 1994-01-05 |
| CA2025515A1 (en) | 1991-04-21 |
| US5052084A (en) | 1991-10-01 |
| DE69002301D1 (de) | 1993-08-26 |
| EP0423977A1 (en) | 1991-04-24 |
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