JP2500556Y2 - 調理器の温度調節装置 - Google Patents
調理器の温度調節装置Info
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- JP2500556Y2 JP2500556Y2 JP6374290U JP6374290U JP2500556Y2 JP 2500556 Y2 JP2500556 Y2 JP 2500556Y2 JP 6374290 U JP6374290 U JP 6374290U JP 6374290 U JP6374290 U JP 6374290U JP 2500556 Y2 JP2500556 Y2 JP 2500556Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はホットプレート等の調理器の温度調節装置
に関し、特に調理器内部に設けられる温度調節装置に関
するものである。
に関し、特に調理器内部に設けられる温度調節装置に関
するものである。
調理器の内部に設けられる温度調節装置は、バイメタ
ルを内蔵した感熱棒及び通電接点等でなるサーモスタッ
トと、通電遮断温度の温度調節装置とから成る。通電遮
断温度の温度調節装置として、スライド自在のラックに
つまみを設け、調節軸に取付けたピニオンを上記のラッ
クに噛み合わせた機構が知られている。この温度調節装
置は、つまみを左右方向へ移動させることによりラック
をスライドさせ、そのラックと噛み合ったピニオンを回
転させ、ピニオンと一体の調節軸を進退させることによ
り、サーモスタットによる通電遮断温度を調節するもの
である。
ルを内蔵した感熱棒及び通電接点等でなるサーモスタッ
トと、通電遮断温度の温度調節装置とから成る。通電遮
断温度の温度調節装置として、スライド自在のラックに
つまみを設け、調節軸に取付けたピニオンを上記のラッ
クに噛み合わせた機構が知られている。この温度調節装
置は、つまみを左右方向へ移動させることによりラック
をスライドさせ、そのラックと噛み合ったピニオンを回
転させ、ピニオンと一体の調節軸を進退させることによ
り、サーモスタットによる通電遮断温度を調節するもの
である。
上記のようなラックとピニオンの組合せ機構を備えた
温度調節装置においては、ラックに対するピニオンの噛
み合いが深すぎるとピニオンの回転が円滑を欠き、つま
みの操作に大きな力が必要となる。このため組立時にお
いてラックに対するピニオンの位置を精度よく設定しな
ければならず、このことが組立作業の能率を低下させる
一つの原因となっている。
温度調節装置においては、ラックに対するピニオンの噛
み合いが深すぎるとピニオンの回転が円滑を欠き、つま
みの操作に大きな力が必要となる。このため組立時にお
いてラックに対するピニオンの位置を精度よく設定しな
ければならず、このことが組立作業の能率を低下させる
一つの原因となっている。
そこで、この考案はラックとピニオンの位置関係を一
定に設定することが容易にできる温度調節装置を提供す
ることを技術的課題とする。
定に設定することが容易にできる温度調節装置を提供す
ることを技術的課題とする。
上記の課題を解決するために、この考案はサーモスタ
ットの調節軸にピニオンを取付け、そのピニオンと噛み
合うラックをガード部材にスライド自在に取付け、ラッ
クに固定したつまみをガード部材の外部に突出させた調
理器の温度調節装置において、上記のピニオンにラック
に対する位置決め基準部を設け、ラックにその位置決め
基準部と当接する規制部を設けた構成としたものであ
る。
ットの調節軸にピニオンを取付け、そのピニオンと噛み
合うラックをガード部材にスライド自在に取付け、ラッ
クに固定したつまみをガード部材の外部に突出させた調
理器の温度調節装置において、上記のピニオンにラック
に対する位置決め基準部を設け、ラックにその位置決め
基準部と当接する規制部を設けた構成としたものであ
る。
上記の装置はその組立時において、ピニオンの位置決
め基準部をラックの規制部に当接させた状態で調理器に
組込まれ、ラックに対するピニオンの位置が一定位置に
定められることにより、適切な歯の噛み合いが確保され
る。
め基準部をラックの規制部に当接させた状態で調理器に
組込まれ、ラックに対するピニオンの位置が一定位置に
定められることにより、適切な歯の噛み合いが確保され
る。
組立てた位置において、つまみを左右いずれかの方向
に操作すると、ラックがその方向にスライドし、ラック
と噛み合ったピニオンが回転する。ピニオンと一体の調
節軸がその軸方向に進退すると、サーモスタットの通電
遮断温度が変化する。
に操作すると、ラックがその方向にスライドし、ラック
と噛み合ったピニオンが回転する。ピニオンと一体の調
節軸がその軸方向に進退すると、サーモスタットの通電
遮断温度が変化する。
第1図及び第2図は実施例のホットプレートを示す。
このホットプレートは、環状のガード1の内側に遮熱板
2を介して加熱板3を取付けたものであり、加熱板3の
上面に皿形の調理用プレート4が載せられる。ガード1
の一部に本考案の対象である温度調節装置5が設けられ
る。
このホットプレートは、環状のガード1の内側に遮熱板
2を介して加熱板3を取付けたものであり、加熱板3の
上面に皿形の調理用プレート4が載せられる。ガード1
の一部に本考案の対象である温度調節装置5が設けられ
る。
温度調節装置5は、サーモスタット6と調節部7とか
ら成る。
ら成る。
サーモスタット6は、基板8に固定された感熱棒9、
絶縁部材10を介して固定された可動片11と固定片12、調
節軸13及びピニオン14とから成る。基板8には長孔15が
設けられ、遮熱板2に設けた取付台16にビス17により固
定される。
絶縁部材10を介して固定された可動片11と固定片12、調
節軸13及びピニオン14とから成る。基板8には長孔15が
設けられ、遮熱板2に設けた取付台16にビス17により固
定される。
上記の可動片11と固定片12は弾力性ある導体板で構成
され、第3図に示すように固定部分にそれぞれリード線
18、19が接続される。また、第4図に示すように、可動
片11と固定片12の先端部分の対向面には、それぞれ通電
接点20が固着される。固定片12は、自然の状態でユニッ
ト基板8に近づく方向の弾力が付与され、逆に可動片11
はユニット基板8から離れる方向に弾力が付与され、両
方の通電接点20は常閉型接点を構成する。
され、第3図に示すように固定部分にそれぞれリード線
18、19が接続される。また、第4図に示すように、可動
片11と固定片12の先端部分の対向面には、それぞれ通電
接点20が固着される。固定片12は、自然の状態でユニッ
ト基板8に近づく方向の弾力が付与され、逆に可動片11
はユニット基板8から離れる方向に弾力が付与され、両
方の通電接点20は常閉型接点を構成する。
前記の可動片11には穴22が設けられ、その穴22に調節
軸13が自由に貫通している。調節軸13の先端は固定片12
の内側に接触され、調節軸13が進出すると固定片12が押
し戻され、同時に可動片11がそれ自身の弾力により固定
片12の動きに追従し、通電接点20相互の接触を維持す
る。
軸13が自由に貫通している。調節軸13の先端は固定片12
の内側に接触され、調節軸13が進出すると固定片12が押
し戻され、同時に可動片11がそれ自身の弾力により固定
片12の動きに追従し、通電接点20相互の接触を維持す
る。
また、感熱棒9に内蔵されたバイメタル24の一部が感
熱棒9の後端から露出しており、その露出端に作動片25
が固着される。作動片25に設けた接点26は可動片11の自
由端と所要の間隙をおいて対向している。この間隙は前
記の調節軸13の進退に追従して可動片11の撓みが変化す
ることにより変化する。バイメタル24の撓みが一定以上
に大きくなると、第5図に示すように、接点26が可動片
11を押し、通電接点20を開放し、通電を遮断する。
熱棒9の後端から露出しており、その露出端に作動片25
が固着される。作動片25に設けた接点26は可動片11の自
由端と所要の間隙をおいて対向している。この間隙は前
記の調節軸13の進退に追従して可動片11の撓みが変化す
ることにより変化する。バイメタル24の撓みが一定以上
に大きくなると、第5図に示すように、接点26が可動片
11を押し、通電接点20を開放し、通電を遮断する。
上記の調節軸13は、基板8を貫通し、その基板8に固
着されたナット27にネジ結合され、その軸端にピニオン
14が取付けられる。ピニオン14のボス28には第8図に示
すように位置決め基準部としての突起29が設けられる。
この突起29は角柱形をなし、ボス28の半径方向と軸方向
にそれぞれ突出している。
着されたナット27にネジ結合され、その軸端にピニオン
14が取付けられる。ピニオン14のボス28には第8図に示
すように位置決め基準部としての突起29が設けられる。
この突起29は角柱形をなし、ボス28の半径方向と軸方向
にそれぞれ突出している。
次に、調節部7について説明する。調節部7は第3図
から第5図に示すように、ラック31とレール32とから成
る。ラック31は、ガード1の円弧に沿った外側円弧板33
と内側円弧板34とを複数のブリッジ35により一体化した
ものであり、外側円弧板33はラック31のスライドストロ
ークのどの位置においてもガード1のスリット36を閉塞
するに足る長さに形成される。また、その中央部分につ
まみ37が外向きに設けられ、そのつまみ37の部分に内向
きの指針38が設けられる。内側円弧板34は断面がL形を
なし、その内側のコーナ部分に多数のラック歯39が形成
される。ラック歯39の数は前述のピニオン14の全周の歯
数より若干少ない。また内側円弧板34の内方へ突き出し
た部分は、ピニオン14の位置決め用の規制部41になって
いる。外側円弧板33と内側円弧板34とを連結するブリッ
ジ35は、両方の円弧板33、34の間に円弧状の金属板から
成るレール32を介在するに足る長さを有し、第9図に示
すように、内側円弧板34の両端部分において上下に2個
所、中央寄りに上下に1個所設けられる。両端部分のブ
リッジ35の上下の対向面には小突起42が設けられる。こ
れらの小突起42は、レール32の厚さ分の間隔をおいて対
向し、上下の小突起42間でレール32を挾む。また、下部
の一方のブリッジ35と中央寄りのブリッジ35との間に可
撓片43が一体に設けられ、その可撓片43の上面にレール
32の凹所44に軽くはまる突起45が設けられる。この突起
45は、レール32に対してラック31がスライドした際に凹
所44に落ち込み、つまみ37を通じて人の指先にクリック
感を与える。
から第5図に示すように、ラック31とレール32とから成
る。ラック31は、ガード1の円弧に沿った外側円弧板33
と内側円弧板34とを複数のブリッジ35により一体化した
ものであり、外側円弧板33はラック31のスライドストロ
ークのどの位置においてもガード1のスリット36を閉塞
するに足る長さに形成される。また、その中央部分につ
まみ37が外向きに設けられ、そのつまみ37の部分に内向
きの指針38が設けられる。内側円弧板34は断面がL形を
なし、その内側のコーナ部分に多数のラック歯39が形成
される。ラック歯39の数は前述のピニオン14の全周の歯
数より若干少ない。また内側円弧板34の内方へ突き出し
た部分は、ピニオン14の位置決め用の規制部41になって
いる。外側円弧板33と内側円弧板34とを連結するブリッ
ジ35は、両方の円弧板33、34の間に円弧状の金属板から
成るレール32を介在するに足る長さを有し、第9図に示
すように、内側円弧板34の両端部分において上下に2個
所、中央寄りに上下に1個所設けられる。両端部分のブ
リッジ35の上下の対向面には小突起42が設けられる。こ
れらの小突起42は、レール32の厚さ分の間隔をおいて対
向し、上下の小突起42間でレール32を挾む。また、下部
の一方のブリッジ35と中央寄りのブリッジ35との間に可
撓片43が一体に設けられ、その可撓片43の上面にレール
32の凹所44に軽くはまる突起45が設けられる。この突起
45は、レール32に対してラック31がスライドした際に凹
所44に落ち込み、つまみ37を通じて人の指先にクリック
感を与える。
ガード1のスリット36の内側には、ガード1の表面か
ら見て凹入した円弧状の指針スライド溝46が設けられ
る。この溝46のガード周縁側の面にスリット36の長さに
等しい長孔47が形成され、スリット36につまみ37が挿通
されると同時に指針38がこの長孔47を通して指針スライ
ド溝46に露出される。
ら見て凹入した円弧状の指針スライド溝46が設けられ
る。この溝46のガード周縁側の面にスリット36の長さに
等しい長孔47が形成され、スリット36につまみ37が挿通
されると同時に指針38がこの長孔47を通して指針スライ
ド溝46に露出される。
ガード1の裏面において、上記の指針スライド溝46の
両端からガード1の周縁に沿って若干離れた位置に、レ
ール32の差込口48を有するレール保持台49と、ビス穴を
有するレール固定台52が設けられている。レール32はラ
ック31の外側円弧板33と内側円弧板34との間において、
上下のブリッジ35の間に予め挿入した状態で、その一端
をレール保持台49の差込み口48に差込み、他端をビスで
レール固定台52に固定する。
両端からガード1の周縁に沿って若干離れた位置に、レ
ール32の差込口48を有するレール保持台49と、ビス穴を
有するレール固定台52が設けられている。レール32はラ
ック31の外側円弧板33と内側円弧板34との間において、
上下のブリッジ35の間に予め挿入した状態で、その一端
をレール保持台49の差込み口48に差込み、他端をビスで
レール固定台52に固定する。
温度調節装置5のサーモスタット6及び調節部7は以
上のように構成され、その組立時においては、予め調節
部7をガード1の裏面の所定位置に取付けたのちサーモ
スタット6が取付けられる。
上のように構成され、その組立時においては、予め調節
部7をガード1の裏面の所定位置に取付けたのちサーモ
スタット6が取付けられる。
サーモスタット6を取付ける際、ピニオン14の回転角
は調節軸13が最も後退する位置、即ち、接点26と可動片
11の間の間隙が最も大きな位置に設定され、その状態で
基板8の位置をその長孔15の範囲で調整しながら、ピニ
オン14の突起29をラック31の規制部41に当接させる(第
6図参照)。
は調節軸13が最も後退する位置、即ち、接点26と可動片
11の間の間隙が最も大きな位置に設定され、その状態で
基板8の位置をその長孔15の範囲で調整しながら、ピニ
オン14の突起29をラック31の規制部41に当接させる(第
6図参照)。
なお、ピニオン14のボス28を適当な寸法に形成し、そ
のボス28を直接規制部41に接触させたり、ボス28のまわ
りに円筒部を設け、その円筒部を規制部41に当接させる
ようにしてもよい。また、第10図に示すように規制部41
をラック31の一端部にのみ形成し、その規制部41にボス
28の外周面を当接させるようにしてもよい。いずれの場
合にも、サーモスタット6を固定する際にピニオン14の
突起29やボス28等でなる位置決め用基準部をラック31の
規制部41に当接させることにより、ラック31に対するピ
ニオン14の最適位置を設定することができる。
のボス28を直接規制部41に接触させたり、ボス28のまわ
りに円筒部を設け、その円筒部を規制部41に当接させる
ようにしてもよい。また、第10図に示すように規制部41
をラック31の一端部にのみ形成し、その規制部41にボス
28の外周面を当接させるようにしてもよい。いずれの場
合にも、サーモスタット6を固定する際にピニオン14の
突起29やボス28等でなる位置決め用基準部をラック31の
規制部41に当接させることにより、ラック31に対するピ
ニオン14の最適位置を設定することができる。
なお、第3図において、40はガード1の底面を部分的
に覆うために取付けられるカバーである。
に覆うために取付けられるカバーである。
その他、実施例のホットプレートにおいて、支持脚55
の構造を説明すると、支持脚55はフェノール樹脂等の耐
熱性樹脂により形成され、ガード1の脚筒56に挿入嵌着
され、支持脚55の上端部分と遮熱板2との間に金属製の
スペーサ57を介在させ、ビス58により固定される(第2
図、第11図参照)。支持脚55はその中間円柱部分に縦溝
59が形成され、その縦溝59の一方の側壁にL形の係合部
60が形成されたものである。そのL形係合部60の水平面
に小突起61が設けられる。また、ガード1の脚筒56内面
には、上記の縦溝59及び係合部60に嵌まる突出部62が設
けられる。その突出部62の上面に小突起61が嵌まる係合
凹所63が設けられる。支持脚55の係合部60を脚筒56の突
出部62に嵌めた状態でその上端に金属製のスペーサ57を
被せ、遮熱板2側からビス58を支持脚55にねじ込み、こ
れを固定する。支持脚55はスペーサ57及びビス58を通じ
て遮熱板2の熱がガード1に伝わることを防止する。
の構造を説明すると、支持脚55はフェノール樹脂等の耐
熱性樹脂により形成され、ガード1の脚筒56に挿入嵌着
され、支持脚55の上端部分と遮熱板2との間に金属製の
スペーサ57を介在させ、ビス58により固定される(第2
図、第11図参照)。支持脚55はその中間円柱部分に縦溝
59が形成され、その縦溝59の一方の側壁にL形の係合部
60が形成されたものである。そのL形係合部60の水平面
に小突起61が設けられる。また、ガード1の脚筒56内面
には、上記の縦溝59及び係合部60に嵌まる突出部62が設
けられる。その突出部62の上面に小突起61が嵌まる係合
凹所63が設けられる。支持脚55の係合部60を脚筒56の突
出部62に嵌めた状態でその上端に金属製のスペーサ57を
被せ、遮熱板2側からビス58を支持脚55にねじ込み、こ
れを固定する。支持脚55はスペーサ57及びビス58を通じ
て遮熱板2の熱がガード1に伝わることを防止する。
また、上記のホットプレートにおいては、第12図に示
すように加熱板3の中心部分が最も高くなるように形成
される。このため非加熱状態では調理用プレート4の周
辺と加熱板3との間に若干のすき間が生じるが、調理用
プレート4が加熱されると熱膨張のためにすき間が無く
なり、調理用プレート14の底面の全面がすき間なく加熱
板3に接触する。
すように加熱板3の中心部分が最も高くなるように形成
される。このため非加熱状態では調理用プレート4の周
辺と加熱板3との間に若干のすき間が生じるが、調理用
プレート4が加熱されると熱膨張のためにすき間が無く
なり、調理用プレート14の底面の全面がすき間なく加熱
板3に接触する。
実施例のホットプレートは以上のごときものであり、
ガード1の指針スライド溝46に現われた指針38を見なが
らつまみ37を左右いずれの方向に移動させると、ラック
31がレール32に沿ってスライドする。所定の位置におい
てブリッジ35の突起45がレール32の凹所44に落ち込みク
リック感を与える。ラック31と噛み合ったピニオン14が
回転すると、ピニオン14と一体の調節軸13が回転し、軸
方向に進退する。
ガード1の指針スライド溝46に現われた指針38を見なが
らつまみ37を左右いずれの方向に移動させると、ラック
31がレール32に沿ってスライドする。所定の位置におい
てブリッジ35の突起45がレール32の凹所44に落ち込みク
リック感を与える。ラック31と噛み合ったピニオン14が
回転すると、ピニオン14と一体の調節軸13が回転し、軸
方向に進退する。
調節軸13の進退により、サーモスタット6の固定片12
の位置が変化するため、これに追従して可動片11の位置
も変化し、可動片11と接点26間の間隙が変化する。
の位置が変化するため、これに追従して可動片11の位置
も変化し、可動片11と接点26間の間隙が変化する。
加熱板3の温度が所定値に達するとバイメタル24の動
きに応じて接点26が可動片11を押し、通電接点20を開放
させ、通電を遮断する。
きに応じて接点26が可動片11を押し、通電接点20を開放
させ、通電を遮断する。
以上のように、この考案は調節軸を回転させるピニオ
ンの位置決め基準部と当接する規制部をラックに設けた
ことにより、調節装置の組立時においてラックに対する
ピニオンの位置が最も噛み合いの良好な位置に容易に設
定することができる。その結果組立作業が能率化される
と共に、出来上がった製品においてはつまみの左右方向
への操作が円滑である効果がある。
ンの位置決め基準部と当接する規制部をラックに設けた
ことにより、調節装置の組立時においてラックに対する
ピニオンの位置が最も噛み合いの良好な位置に容易に設
定することができる。その結果組立作業が能率化される
と共に、出来上がった製品においてはつまみの左右方向
への操作が円滑である効果がある。
第1図は実施例のホットプレートの斜視図、第2図は同
上の拡大断面図、第3図は同上の底面部分の分解斜視
図、第4図及び第5図は温度調節装置の部分の断面図、
第6図及び第7図は温度調節装置の部分の底面図、第8
図はピニオンの斜視図、第9図は第6図のIX−IX線の断
面図、第10図はラックとピニオンの変形例を用いた場合
の底面図、第11図は脚部の分解斜視図、第12図は加熱板
と調理用プレートの部分の変形例の断面図である。 1……ガード、2……遮熱板、3……加熱板、4……調
理用プレート、5……温度調節装置、6……サーモスタ
ット、7……調節部、8……基板、9……感熱棒、10…
…絶縁部材、11……可動片、12……固定片、13……調節
軸、14……ピニオン、15……長孔、16……取付台、17…
…ビス、18……リード線、19……リード線、20……通電
接点、22……穴、24……バイメタル、25……作動片、26
……接点、27……ナット、28……ボス、29……突起、31
……ラック、32……レール、33……外側円弧板、34……
内側円弧板、35……ブリッジ、36……スリット、37……
つまみ、38……指針、39……ラック歯、41……規制部、
42……小突起、43……可撓片、44……凹所、45……突
起、46……指針スライド溝、47……長孔、48……差込み
口、49……レール保持台、52……レール固定台、55……
支持脚、56……脚筒、57……スペーサ、58……ビス、59
……縦溝、60……係合部、61……小突起、62……突出
部、63……係合凹所。
上の拡大断面図、第3図は同上の底面部分の分解斜視
図、第4図及び第5図は温度調節装置の部分の断面図、
第6図及び第7図は温度調節装置の部分の底面図、第8
図はピニオンの斜視図、第9図は第6図のIX−IX線の断
面図、第10図はラックとピニオンの変形例を用いた場合
の底面図、第11図は脚部の分解斜視図、第12図は加熱板
と調理用プレートの部分の変形例の断面図である。 1……ガード、2……遮熱板、3……加熱板、4……調
理用プレート、5……温度調節装置、6……サーモスタ
ット、7……調節部、8……基板、9……感熱棒、10…
…絶縁部材、11……可動片、12……固定片、13……調節
軸、14……ピニオン、15……長孔、16……取付台、17…
…ビス、18……リード線、19……リード線、20……通電
接点、22……穴、24……バイメタル、25……作動片、26
……接点、27……ナット、28……ボス、29……突起、31
……ラック、32……レール、33……外側円弧板、34……
内側円弧板、35……ブリッジ、36……スリット、37……
つまみ、38……指針、39……ラック歯、41……規制部、
42……小突起、43……可撓片、44……凹所、45……突
起、46……指針スライド溝、47……長孔、48……差込み
口、49……レール保持台、52……レール固定台、55……
支持脚、56……脚筒、57……スペーサ、58……ビス、59
……縦溝、60……係合部、61……小突起、62……突出
部、63……係合凹所。
Claims (1)
- 【請求項1】サーモスタットの調節軸にピニオンを取付
け、そのピニオンと噛み合うラックをガード部材にスラ
イド自在に取付け、ラックに固定したつまみをガード部
材の外部に突出させた調理器の温度調節装置において、
上記のピニオンにラックに対する位置決め基準部を設
け、ラックにその位置決め基準部と当接する規制部を設
けたことを特徴とする調理器の温度調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6374290U JP2500556Y2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 調理器の温度調節装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6374290U JP2500556Y2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 調理器の温度調節装置 |
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JP2500556Y2 true JP2500556Y2 (ja) | 1996-06-05 |
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JP6374290U Expired - Fee Related JP2500556Y2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 調理器の温度調節装置 |
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-
1990
- 1990-06-14 JP JP6374290U patent/JP2500556Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0421336U (ja) | 1992-02-24 |
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