JP2500533Y2 - パネル照明装置 - Google Patents

パネル照明装置

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JP2500533Y2
JP2500533Y2 JP2973293U JP2973293U JP2500533Y2 JP 2500533 Y2 JP2500533 Y2 JP 2500533Y2 JP 2973293 U JP2973293 U JP 2973293U JP 2973293 U JP2973293 U JP 2973293U JP 2500533 Y2 JP2500533 Y2 JP 2500533Y2
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JP
Japan
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light source
panel
frame
source container
light
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JP2973293U
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JPH0684624U (ja
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忠雄 田辺
実代子 迫間
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忠雄 田辺
実代子 迫間
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  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、写真フィルム等の背面
から光を照射するパネル照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真フィルム等を背面から照射するいわ
ゆるバックライト形の照明装置としては、例えば広告宣
伝用の額縁形のパネル照明装置がよく知られている。こ
れらの装置には背面からの光源として白熱ランプや蛍光
灯等が内蔵されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の様な従来のパネ
ル照明装置では長時間の使用によって光源である白熱ラ
ンプや蛍光灯から発せられた熱が装置内にこもって装置
部材の温度を異常に上昇させるという問題があった。特
に、写真フィルム等は熱によって変形したり変色したり
するという問題点があった。
【0004】この考案は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、熱によって写真フィルム等に変
形・変色等を起こすことのないパネル照明装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願考案のパネル照明装
置は、透明板からなるパネルと、上記パネルの一面に沿
って設けられ、光を拡散しつつ透過する光拡散板と、上
記パネルと、上記パネルに対置する上記光拡散板の一面
との間隙に挿入された被照射フィルムと、上記光拡散板
の他面上に固着された枠状部材からなる枠部と、底面に
光源体が固着され、上記枠部より狭い開口部を上記枠部
へ内挿された一面開放箱形の光源容器部と、上記枠部の
内周と上記枠部へ内挿された上記光源容器部の開口部の
外周との間に並びに上記光拡散板と上記開口部との間に
それぞれ所定の間隙を保って上記光源容器部を上記枠部
に固定する取付部材と、を備えたものである。
【0006】
【作用】取付部材によって枠部に取り付けられた光源容
器部は、光拡散板との間及び枠部との間にそれぞれ所定
の隙間を形成し、空気の流出・流入を行わしめる。
【0007】
【実施例】図1は本願考案の一実施例を示す断面図、図
2はその正面図である。パネル1は例えば4mm程度の
厚さの透明アクリル板であり、本実施例では長方形の形
状で、四隅近傍に取付穴1bが設けられたものである。
パネル1の中央部1aは、写真フィルム3の大きさとほ
ぼ一致するように化粧モール2によって囲まれている。
写真フィルム3は、図1に示すように、パネル1の裏面
1cに、スペーサ4を介して取付けられた光拡散板5
と、パネル1の裏面1cとの間の隙間に差し込まれる。
光拡散板5は例えばガラス繊維入りの乳白色のポリカー
ボネートが耐熱性、光透過性及び光拡散性の点から好適
である。光拡散板5の背面には、主として枠部7と光源
容器部8とからなる光源箱6が設けられている。枠部7
は光拡散板5上に固着され四辺を有する枠形部材であり
全体としては光拡散板5を底面とした四角い容器形状を
構成する。一方、光源容器部8は四角い弁当箱形又はバ
ット形(要するに、一面開放箱形)の部材である。枠部
7及び光源容器部8の材質は例えばアルミニウムとす
る。図3はこの光源容器部8のみを示す斜視図である。
光源容器部8の側面には例えばめねじ加工を施した取付
部材9が固着されていて、図1に示すビス10によって
枠部7に固定される。このとき、取付部材9は、枠部7
と光源容器部8との間および光源容器部8の開口部8a
と光拡散板5との間にそれぞれ所定の隙間を保つスペー
サとしての機能も発揮する。図3において、光源容器部
8の内部には例えばポリカーボネート製のチューブ11
がサドル12によって光源容器部8の底面に取付けられ
ている。チューブ11の内部にはランプ14が直列に接
続され、電源コード15から給電される。なお、本実施
例のランプ14は白熱球であるので青色のチューブ11
を採用することにより色の補正を行い、より自然な光の
色にすることができる。図1にもどり、このパネル照明
装置の使用時の空気の流れを説明する。多数のランプ1
4の点灯によって光源箱6内の空気は加熱されるが、光
拡散板5と光源容器8との間及び枠部7と光源容器部8
との間にそれぞれ間隙が設けられ、しかも光源容器部8
の側面全周にわたって間隔が設けられているので、高温
の空気は図1の矢印に示すように流れて光源箱6の外部
に流出する。これに伴って外部から冷たい空気が侵入す
る。こうして光源箱6の内部の換気が行われるので放熱
が十分に行われ、写真フィルム3が過熱することもなく
なる。
【0008】なお、上記実施例では光源容器部8の開口
部8aが枠部7より狭い例を示したが、これは逆であっ
ても良い。すなわち、光源容器部8の開口部8aが枠部
7より広くて、枠部7の外周面と光源容器部8の内周面
との間に所定の隙間が設けられると共に、光源容器部8
の底面と枠部7の先端部との間にも所定の隙間が設けら
れていれば、上記実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0009】上記のように構成された照明装置は例えば
額縁に嵌め込んで使用する。また、図4に示すようにL
型金具16を、光源容器部8を固定するためのビス10
によって共に固定すれば、簡単に卓上自立形の照明装置
とすることができる。また、取り付け穴1b(図4)を利
用して図5に示すように調節用の長穴17aを有するL形
の保持金具17を複数個取り付ければ種々のサイズの額
縁18に堅固に嵌め込むことができる。この場合、額縁
18の正面側にはパネル1の中央部1a(図2)のみが見え
てその周辺の保持金具17等が見えないように通称マッ
トと呼ばれる化粧板(図示せず)を設ける。
【0010】
【考案の効果】以上のように、本願考案は、光源を収納
する光源容器部をパネルの裏面に設けられた枠部にぴっ
たりと嵌め込むのではなく、所定の隙間を嵌め込み方向
及びそれに直交する方向にそれぞれ確保しつつ取付部材
によって取り付けるようにしたので、その隙間を通って
空気の流出・流入が円滑に行われる。この隙間は光源容
器部の最外周に沿って長尺に確保されるため通気面積が
大きい。従って、放熱能力が高く、過熱による写真フィ
ルムの変形・変色等を防止して耐久性のあるパネル照明
装置を提供することができるという効果がある。また、
このように隙間を設けて通気する構造は、例えば光源容
器部に通気穴を設けるような、金型を用いる構造に比べ
て製造が簡易となる点においても実用上大なる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例を示す断面図
【図2】図1に示すパネル照明装置の正面図
【図3】光源容器部8の斜視図
【図4】図1〜3に示すパネル照明装置にL型金具16
を取り付けた状態を示す斜視図
【図5】図1〜3に示すパネル照明装置を取付金具17
を用いて任意の大きさの額縁18に嵌め込む方法を示す
図。
【符号の説明】
1 パネル 3 写真フィルム 5 光拡散板 7 枠部 8 光源容器部 8a 開口部 9 取付部材 10 ビス 13 ナット 14 ランプ 17 取付金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−136913(JP,A) 実開 昭62−73761(JP,U) 実開 昭50−155982(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明板からなるパネルと、 上記パネルの一面に沿って設けられ、光を拡散しつつ透
    過する光拡散板と、 上記パネルと、上記パネルに対置する上記光拡散板の一
    面との間隙に挿入された被照射フィルムと、 上記光拡散板の他面上に固着された枠状部材からなる枠
    部と、 底面に光源体が固着され、上記枠部より狭い開口部を上
    記枠部へ内挿された一面開放箱形の光源容器部と、 上記枠部の内周と上記枠部へ内挿された上記光源容器部
    の開口部の外周との間に並びに上記光拡散板と上記開口
    部との間にそれぞれ所定の間隙を保って上記光源容器部
    を上記枠部に固定する取付部材と、 を備えたパネル照明装置。
  2. 【請求項2】 上記パネルの四隅近傍にそれぞれL形の
    保持金具を調節自在に係合させたことを特徴とする請求
    項1に記載のパネル照明装置。
JP2973293U 1993-05-10 1993-05-10 パネル照明装置 Expired - Lifetime JP2500533Y2 (ja)

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JP2973293U JP2500533Y2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 パネル照明装置

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JP2973293U JP2500533Y2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 パネル照明装置

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JPH0684624U JPH0684624U (ja) 1994-12-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6134095B2 (ja) * 2011-12-22 2017-05-24 極東開発工業株式会社 荷受台構造および荷受台昇降装置
JP6294451B2 (ja) * 2016-12-26 2018-03-14 極東開発工業株式会社 荷受台構造および荷受台昇降装置

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