JP2500474Y2 - 自動麻雀機の牌積み上げ供給装置 - Google Patents
自動麻雀機の牌積み上げ供給装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動麻雀機の牌積み
上げ供給装置に関する。
上げ供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動麻雀機は、ゲーム終了毎、競
技者の手により麻雀卓上面に開口する牌投入口に投入さ
れる牌を混合した後、バラバラになった牌をコンベア等
の搬送手段により牌載置面上に一個ずつ供給して載置す
る。この牌は牌送り機構により牌載置面の隣に連設され
る牌積み上げ供給装置に向けて、一牌ずつ水平に送り出
される。
技者の手により麻雀卓上面に開口する牌投入口に投入さ
れる牌を混合した後、バラバラになった牌をコンベア等
の搬送手段により牌載置面上に一個ずつ供給して載置す
る。この牌は牌送り機構により牌載置面の隣に連設され
る牌積み上げ供給装置に向けて、一牌ずつ水平に送り出
される。
【0003】牌積み上げ供給装置は上記した牌送り機構
から一牌ずつ水平に送り出される牌を一列二段に積み上
げる積み上げるプレートと、この積み上げプレートの一
側に沿って隣接して設けるリフタープレートと、積み上
げプレート上に積み上げられる牌列を側面から水平に押
し出す押し出し機構とから構成される。
から一牌ずつ水平に送り出される牌を一列二段に積み上
げる積み上げるプレートと、この積み上げプレートの一
側に沿って隣接して設けるリフタープレートと、積み上
げプレート上に積み上げられる牌列を側面から水平に押
し出す押し出し機構とから構成される。
【0004】そして、牌送り機構から一牌ずつ送り出さ
れた牌は積み上げプレート上にて例えば一列17個ずつ
二段に積み上げられ、次ぎのゲームが開始される時に、
押し出し機構により水平に押し出されてリフタープレー
ト上にそのまま載せ換えられ、次いで、リフタープレー
トの上昇により麻雀卓上面の牌浮上口から各競技コーナ
ー前に持ち上げて供給される。
れた牌は積み上げプレート上にて例えば一列17個ずつ
二段に積み上げられ、次ぎのゲームが開始される時に、
押し出し機構により水平に押し出されてリフタープレー
ト上にそのまま載せ換えられ、次いで、リフタープレー
トの上昇により麻雀卓上面の牌浮上口から各競技コーナ
ー前に持ち上げて供給される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た牌積み上げ供給装置においては、積み上げプレートと
リフタープレートに各々駆動機構を設け、この駆動機構
同士をマイクロスイッチ等を利用して連繋させることに
より作動させているので、装置の構造が複雑となると同
時に、大型化や重量増加が問題となる。
た牌積み上げ供給装置においては、積み上げプレートと
リフタープレートに各々駆動機構を設け、この駆動機構
同士をマイクロスイッチ等を利用して連繋させることに
より作動させているので、装置の構造が複雑となると同
時に、大型化や重量増加が問題となる。
【0006】本考案は、上記した自動麻雀機の牌積み上
げ装置において、積み上げプレートとリフタープレート
の駆動機構を共通化することにより、構造を簡素化する
と同時に、装置の小型化、軽量化を実現することを課題
とする。
げ装置において、積み上げプレートとリフタープレート
の駆動機構を共通化することにより、構造を簡素化する
と同時に、装置の小型化、軽量化を実現することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
為に本考案は、牌送り機構により一牌ずつ押し出される
牌を一列二段に整列して積み上げる長板状の積み上げプ
レートと、この積み上げプレートの一側に沿って隣接さ
せて設置し、水平状態を保って上記積み上げプレートの
レベルと麻雀卓上面との間を昇降移動するリフタープレ
ートと、上記積み上げプレート上に積み上げられる牌列
を他側から水平に押し出してリフタープレート上に載せ
換える押し出し機構とからなる自動麻雀機の牌積み上げ
供給装置において、前記押し出し機構は積み上げプレー
トを迂回する略C形のアームを備え、このアームを中間
で軸支して揺動自在に支持すると共に、該アームの一端
を駆動機構が設けられるリフタープレートの降下により
押し下げ可能に配置し、且つ、アーム他端部には上記牌
列を側方から押し出す押し板を設け、この押し板がアー
ムの揺動に伴って積み上げプレート上にて略水平移動す
るように配置したものである。
為に本考案は、牌送り機構により一牌ずつ押し出される
牌を一列二段に整列して積み上げる長板状の積み上げプ
レートと、この積み上げプレートの一側に沿って隣接さ
せて設置し、水平状態を保って上記積み上げプレートの
レベルと麻雀卓上面との間を昇降移動するリフタープレ
ートと、上記積み上げプレート上に積み上げられる牌列
を他側から水平に押し出してリフタープレート上に載せ
換える押し出し機構とからなる自動麻雀機の牌積み上げ
供給装置において、前記押し出し機構は積み上げプレー
トを迂回する略C形のアームを備え、このアームを中間
で軸支して揺動自在に支持すると共に、該アームの一端
を駆動機構が設けられるリフタープレートの降下により
押し下げ可能に配置し、且つ、アーム他端部には上記牌
列を側方から押し出す押し板を設け、この押し板がアー
ムの揺動に伴って積み上げプレート上にて略水平移動す
るように配置したものである。
【0008】
【作用】以上の手段によれば、牌送り機構により一牌ず
つ押し出された牌は、積み上げプレート上にて一列二段
に整列して積まれ、そのまま待機する。
つ押し出された牌は、積み上げプレート上にて一列二段
に整列して積まれ、そのまま待機する。
【0009】次ぎのゲームが開始される時、リフタープ
レートは麻雀卓上面から積み上げプレートと同じレベル
まで駆動降下する。この時、リフタープレートは押し出
し機構のアーム一端を押し下げて該アーム先端を押し出
し方向に揺動させる。同時に、上記アーム先端の押し板
は積み上げプレート上の牌列を側面から水平に押し出
し、リフタープレート上に載せ換える。次いで、牌列を
載せたリフタープレートはそのまま上昇駆動して麻雀卓
上面に牌を供給する。
レートは麻雀卓上面から積み上げプレートと同じレベル
まで駆動降下する。この時、リフタープレートは押し出
し機構のアーム一端を押し下げて該アーム先端を押し出
し方向に揺動させる。同時に、上記アーム先端の押し板
は積み上げプレート上の牌列を側面から水平に押し出
し、リフタープレート上に載せ換える。次いで、牌列を
載せたリフタープレートはそのまま上昇駆動して麻雀卓
上面に牌を供給する。
【0010】
【考案の効果】本考案は以上の様に、積み上げプレート
上の牌列を水平に押し出してリフタープレート上に載せ
換える押し出し機構を略C形のアームから構成し、この
アームの一端をリフターアームが降下する際の駆動力を
利用することにより、機械的に連繋させて作動させるも
のである。従って、従来のものと比較して、押し出し機
構を駆動させる専用の駆動機構やリフターアームとの作
動を連繋するマイクロスイッチ等がいらなくなり、その
分、押し出し機構の構造を簡素化できると同時に、装置
自体の小型化と軽量化を実現することができる。
上の牌列を水平に押し出してリフタープレート上に載せ
換える押し出し機構を略C形のアームから構成し、この
アームの一端をリフターアームが降下する際の駆動力を
利用することにより、機械的に連繋させて作動させるも
のである。従って、従来のものと比較して、押し出し機
構を駆動させる専用の駆動機構やリフターアームとの作
動を連繋するマイクロスイッチ等がいらなくなり、その
分、押し出し機構の構造を簡素化できると同時に、装置
自体の小型化と軽量化を実現することができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明
する。図1は自動麻雀機の内部を示している。この自動
麻雀機は四角形上の卓本体a1の内部に装置の主要構造
が収納され、通常時には、上記卓本体a1の上面が天板
a7により覆われている。卓本体a1内の中央には、天
板a7に設けられる牌投入扉からゲーム終了の度に投入
される牌を混合して外周へ向けて送り出すターンテーブ
ルa3を設け、この外周部には牌の二段積み装置を具備
する4組の牌自動供給部a4が上記したターンテーブル
a3を囲む様に設けてある。
する。図1は自動麻雀機の内部を示している。この自動
麻雀機は四角形上の卓本体a1の内部に装置の主要構造
が収納され、通常時には、上記卓本体a1の上面が天板
a7により覆われている。卓本体a1内の中央には、天
板a7に設けられる牌投入扉からゲーム終了の度に投入
される牌を混合して外周へ向けて送り出すターンテーブ
ルa3を設け、この外周部には牌の二段積み装置を具備
する4組の牌自動供給部a4が上記したターンテーブル
a3を囲む様に設けてある。
【0012】各牌自動供給部a4は全く同じ構造であ
り、各々にはターンテーブルa3の外周部に接するよう
に配置される牌の搬送コンベアa5と、牌送り機構4、
及び牌積み上げ供給装置a6から構成される。
り、各々にはターンテーブルa3の外周部に接するよう
に配置される牌の搬送コンベアa5と、牌送り機構4、
及び牌積み上げ供給装置a6から構成される。
【0013】そして、上記ターンテーブルa3に弾き出
されて搬送コンベアa5に乗った牌はコンベアの傾斜に
載って上昇する様に搬送され、図2に示すようにコンベ
アの端部の牌載置面1に載った処でL形ゲート5に突き
当たる。これと同時に、牌送り機構4のスライドアーム
4aが平行ロッド4bに沿って駆動する。
されて搬送コンベアa5に乗った牌はコンベアの傾斜に
載って上昇する様に搬送され、図2に示すようにコンベ
アの端部の牌載置面1に載った処でL形ゲート5に突き
当たる。これと同時に、牌送り機構4のスライドアーム
4aが平行ロッド4bに沿って駆動する。
【0014】これにより、上記した様に牌載置面1にま
で搬入された牌はL字ゲート5を押し上げ、搬送コンベ
アa5の搬送方向とは直角に方向転換して牌積み上げ供
給装置a6の積み上げプレート2へ向けて押し出され
る。
で搬入された牌はL字ゲート5を押し上げ、搬送コンベ
アa5の搬送方向とは直角に方向転換して牌積み上げ供
給装置a6の積み上げプレート2へ向けて押し出され
る。
【0015】牌積み上げ供給装置a6は、牌送り機構4
によって送り出される牌を一列二段に積み上げる積み上
げプレート2と、駆動機構15によって昇降動するリフ
タープレート12と、積み上げプレート2上に積み上げ
られる牌列を水平に移動してリフタープレート12上に
載せ換える押し出し機構2とから構成される。
によって送り出される牌を一列二段に積み上げる積み上
げプレート2と、駆動機構15によって昇降動するリフ
タープレート12と、積み上げプレート2上に積み上げ
られる牌列を水平に移動してリフタープレート12上に
載せ換える押し出し機構2とから構成される。
【0016】積み上げプレート2は、上記した牌載置面
1を挾んで隣側に位置する牌自動供給部a4に沿って設
けられ、一対となる牌搬送コンベアa5に対して直角に
伸びている。尚、前記したように行われる牌の送り出し
は、搬送コンベアa5によって牌載置面1に牌が供給さ
れる度に順次行われ、これによって積み上げプレート2
上に向けて牌が1個ずつ押し出されて配列されていく。
1を挾んで隣側に位置する牌自動供給部a4に沿って設
けられ、一対となる牌搬送コンベアa5に対して直角に
伸びている。尚、前記したように行われる牌の送り出し
は、搬送コンベアa5によって牌載置面1に牌が供給さ
れる度に順次行われ、これによって積み上げプレート2
上に向けて牌が1個ずつ押し出されて配列されていく。
【0017】上記した積み上げプレート2は図3及び図
6にて示す様に、断面略コ形に形成した一本状のアング
ル材からなり、該プレート上に少なくとも17個の牌が
整列されるだけの長さを有している。また、積み上げプ
レート2は終端部を卓本体a1に取り付け固定される支
持台13の上部に対して枢着すると共に、始端部をリン
ク機構3で支持し、このリンク機構3を駆動させること
によりプレートが終端を支点として上下に揺動するよう
に構成してある。
6にて示す様に、断面略コ形に形成した一本状のアング
ル材からなり、該プレート上に少なくとも17個の牌が
整列されるだけの長さを有している。また、積み上げプ
レート2は終端部を卓本体a1に取り付け固定される支
持台13の上部に対して枢着すると共に、始端部をリン
ク機構3で支持し、このリンク機構3を駆動させること
によりプレートが終端を支点として上下に揺動するよう
に構成してある。
【0018】リンク機構3はソレノイド3a、L形杆3
b及び連結杆3cからなり、上記ソレノイド3aを駆動
させることにより、積み上げプレート2の始端が牌載置
面1の一辺に近接した状態で上下動するようになってい
る。また、積み上げプレート2は上動位置にて図3に示
す様に傾斜して始端部上面が牌載置面1と同じレベルと
なり、下動位置にてプレート全体が水平になるように構
成され、プレート始端部における上下作動ストロークが
牌の厚さと略同じになっている。
b及び連結杆3cからなり、上記ソレノイド3aを駆動
させることにより、積み上げプレート2の始端が牌載置
面1の一辺に近接した状態で上下動するようになってい
る。また、積み上げプレート2は上動位置にて図3に示
す様に傾斜して始端部上面が牌載置面1と同じレベルと
なり、下動位置にてプレート全体が水平になるように構
成され、プレート始端部における上下作動ストロークが
牌の厚さと略同じになっている。
【0019】上記の様に構成した牌の二段積み装置によ
って牌を二段積みする際には、図3にて示すように積み
上げプレート2の始端を上昇させた状態にする。そし
て、載置面1に順次供給される牌を牌送り機構4により
積み上げプレート2へ向けて一個ずつ送り出し、通常の
場合、積み上げプレート2上に沿って17個の牌を整列
させる。
って牌を二段積みする際には、図3にて示すように積み
上げプレート2の始端を上昇させた状態にする。そし
て、載置面1に順次供給される牌を牌送り機構4により
積み上げプレート2へ向けて一個ずつ送り出し、通常の
場合、積み上げプレート2上に沿って17個の牌を整列
させる。
【0020】積み上げプレート2上に17個目の牌が送
り出されたのをセンサー(図示せず)が感知した時に、
リンク機構3を作動させて図5の様に積み上げプレート
2を水平にする。これにより、一段目の牌列の上面と牌
載置面1とのレベルを合わせ、そして、整列された一段
目の牌の上に前記したと同様に牌を一個ずつ送り出して
二段目を積み上げる。上記したように積み上げプレート
2の上に積み上げられた牌列は、次ぎのゲームが始まる
までこの状態のままで待機している。尚、上記したよう
に積み上げプレート2上に押し出される牌は図6にて示
す様に、後述する押し出し機構14の押し板14bとリ
フタープレート12の側面とにより挾持された状態でガ
イドされながら整列される。
り出されたのをセンサー(図示せず)が感知した時に、
リンク機構3を作動させて図5の様に積み上げプレート
2を水平にする。これにより、一段目の牌列の上面と牌
載置面1とのレベルを合わせ、そして、整列された一段
目の牌の上に前記したと同様に牌を一個ずつ送り出して
二段目を積み上げる。上記したように積み上げプレート
2の上に積み上げられた牌列は、次ぎのゲームが始まる
までこの状態のままで待機している。尚、上記したよう
に積み上げプレート2上に押し出される牌は図6にて示
す様に、後述する押し出し機構14の押し板14bとリ
フタープレート12の側面とにより挾持された状態でガ
イドされながら整列される。
【0021】図2及び図6にて示す様に、上記した積み
上げプレート2のすぐ外側に平行して設けられるリフタ
ープレート12は、積み上げプレート2上に二段積みに
された牌列をそのまま載せ換えて卓本体a1の天板a7
まで上昇させて供給するものであり、2本のガイド柱1
7に両端を支持されて水平状態のまま上下に摺動する断
面コ形の昇降レール7に取り付け支持してある。そし
て、リフタープレート12はプレート下面の両端部に取
り付けたガイドシャフト8を上記昇降レール7に対して
垂直に嵌挿することにより昇降自在にガイドしてある。
上げプレート2のすぐ外側に平行して設けられるリフタ
ープレート12は、積み上げプレート2上に二段積みに
された牌列をそのまま載せ換えて卓本体a1の天板a7
まで上昇させて供給するものであり、2本のガイド柱1
7に両端を支持されて水平状態のまま上下に摺動する断
面コ形の昇降レール7に取り付け支持してある。そし
て、リフタープレート12はプレート下面の両端部に取
り付けたガイドシャフト8を上記昇降レール7に対して
垂直に嵌挿することにより昇降自在にガイドしてある。
【0022】また、卓本体a1の底面から立ち上がるブ
ラケット16の側面には上記リフタープレート12の駆
動機構15を構成する2個の駆動歯車6が間隔を置いて
設けてあり、この両駆動歯車6の側面には突設したリフ
ターローラー6aを上記昇降レール7の溝内に各々嵌合
させてある。そして、上記した両駆動歯車6は中間歯車
6a,6bを介して同期状態で連動回転させると共に、
歯車6cを介して駆動モータ15aと一方の駆動歯車6
を歯合連結してある。
ラケット16の側面には上記リフタープレート12の駆
動機構15を構成する2個の駆動歯車6が間隔を置いて
設けてあり、この両駆動歯車6の側面には突設したリフ
ターローラー6aを上記昇降レール7の溝内に各々嵌合
させてある。そして、上記した両駆動歯車6は中間歯車
6a,6bを介して同期状態で連動回転させると共に、
歯車6cを介して駆動モータ15aと一方の駆動歯車6
を歯合連結してある。
【0023】従って、上記駆動モータ15aの駆動によ
り同期回転する両駆動歯車6のリフターローラー6a
は、互いに逆回転しながらも常時同じレベルを保つ。そ
して、この両リフターローラー6aにより支持される昇
降レール7及びリフタープレート12は水平を保って昇
降駆動する。
り同期回転する両駆動歯車6のリフターローラー6a
は、互いに逆回転しながらも常時同じレベルを保つ。そ
して、この両リフターローラー6aにより支持される昇
降レール7及びリフタープレート12は水平を保って昇
降駆動する。
【0024】また、リフタープレート12は、ガイドシ
ャフト8下端の鍔部とブッシュ9との間にスプリング1
0を弾装し、該プレート12の下面を昇降レール7にバ
ネ11aを介して螺着した高さ調節ねじ11の頭部に対
して当接させることにより、昇降レール7から所定高さ
の位置に支持している。従って、上記したリフタープレ
ート12はスプリング10を圧縮させるようにガイドシ
ャフト8を押すことで、昇降レール7との間の距離を広
げる方向に移動させることが可能となる。
ャフト8下端の鍔部とブッシュ9との間にスプリング1
0を弾装し、該プレート12の下面を昇降レール7にバ
ネ11aを介して螺着した高さ調節ねじ11の頭部に対
して当接させることにより、昇降レール7から所定高さ
の位置に支持している。従って、上記したリフタープレ
ート12はスプリング10を圧縮させるようにガイドシ
ャフト8を押すことで、昇降レール7との間の距離を広
げる方向に移動させることが可能となる。
【0025】押し出し機構14は積み上げパネル2の内
側に所要の間隔を置いて設置される2本のアーム14c
を備えている。これらのアーム14cは略C形に形成
し、その一端部寄りの箇所を卓本体a1底面における積
み上げパネル2とリフターパネル12との間の位置に軸
支して揺動自在に支持すると共に、同アームにおける軸
支部により他端側が積み上げパネル2を迂回し、該積み
上げパネル2の内側に位置させてある。
側に所要の間隔を置いて設置される2本のアーム14c
を備えている。これらのアーム14cは略C形に形成
し、その一端部寄りの箇所を卓本体a1底面における積
み上げパネル2とリフターパネル12との間の位置に軸
支して揺動自在に支持すると共に、同アームにおける軸
支部により他端側が積み上げパネル2を迂回し、該積み
上げパネル2の内側に位置させてある。
【0026】また、両アーム14cの一端には突片14
aを斜め上方へ向けて形成し、同片14a先端を昇降レ
ール7の真下に位置させると共に、他端部同士には押し
板14bを架設して連結させてある。押し板14bは断
面略T形に形成され、牌列に対する当接面を外側に向け
た状態でアーム14cの他端に軸着して上記当接面が幾
分回動する様に構成してある。さらに、上記したアーム
14cはスプリング14dにより、突片14aが上げら
れる方向に常時付勢されている。
aを斜め上方へ向けて形成し、同片14a先端を昇降レ
ール7の真下に位置させると共に、他端部同士には押し
板14bを架設して連結させてある。押し板14bは断
面略T形に形成され、牌列に対する当接面を外側に向け
た状態でアーム14cの他端に軸着して上記当接面が幾
分回動する様に構成してある。さらに、上記したアーム
14cはスプリング14dにより、突片14aが上げら
れる方向に常時付勢されている。
【0027】上記した如く構成した押し出し機構14
は、昇降レール7の降下により一端の突片14aが押し
下げられると、両アーム14cの他端側が揺動し、これ
により、押し板14bが積み上げパネル2上を内側から
外側へ向けて略水平に移動する。
は、昇降レール7の降下により一端の突片14aが押し
下げられると、両アーム14cの他端側が揺動し、これ
により、押し板14bが積み上げパネル2上を内側から
外側へ向けて略水平に移動する。
【0028】而して、新たなゲームを始める為に卓上の
スタートスイッチa8が押されると、駆動モータ15が
作動して両駆動歯車6が同期回転し、図6の状態にあっ
た昇降レール7及びこれに支持されるリフタープレート
12が駆動降下して卓本体a1の底面に付き当り、図9
にて示す様に、積み上げプレート2とリフタープレート
12とが同じレベルになる。
スタートスイッチa8が押されると、駆動モータ15が
作動して両駆動歯車6が同期回転し、図6の状態にあっ
た昇降レール7及びこれに支持されるリフタープレート
12が駆動降下して卓本体a1の底面に付き当り、図9
にて示す様に、積み上げプレート2とリフタープレート
12とが同じレベルになる。
【0029】そして、引続き昇降レール7が降下する
と、図11にて示すようにリフタープレート12のレベ
ルは変わらずに、昇降レール7だけがスプリング10を
圧縮しながら降下し、押し出しアーム14c下端の突片
14aを押し下げ、アーム14cを押し出し方向に揺動
させる。
と、図11にて示すようにリフタープレート12のレベ
ルは変わらずに、昇降レール7だけがスプリング10を
圧縮しながら降下し、押し出しアーム14c下端の突片
14aを押し下げ、アーム14cを押し出し方向に揺動
させる。
【0030】これにより、アーム先端に設けた押し板1
4bが積み上げプレート2の直上を内側から外側に向け
て移動し、積み上げプレート2上に積み上げられる牌列
を側方から押し出し、降下したリフタープレート12の
上にそのまま載せ換える。
4bが積み上げプレート2の直上を内側から外側に向け
て移動し、積み上げプレート2上に積み上げられる牌列
を側方から押し出し、降下したリフタープレート12の
上にそのまま載せ換える。
【0031】そして、二段積み状態の牌を載せたリフタ
ープレート12は、引続き行われる駆動歯車6の回転に
伴って下降行程から上昇行程に移行し、卓本体a1の天
板a7の窓孔18からに牌列を浮上させる。駆動歯車6
は1回転して停止し、また、アーム14c及び押し板1
4bは昇降レール7が上昇した時点でスプリング14d
の力で後退する。
ープレート12は、引続き行われる駆動歯車6の回転に
伴って下降行程から上昇行程に移行し、卓本体a1の天
板a7の窓孔18からに牌列を浮上させる。駆動歯車6
は1回転して停止し、また、アーム14c及び押し板1
4bは昇降レール7が上昇した時点でスプリング14d
の力で後退する。
【0032】上記した積み上げ供給装置a6は、押し出
し機構14を略C形のアーム14cから構成し、このア
ーム14c一端の突片14aをリフターアーム12の昇
降レール7が降下する際の駆動力を利用して牌列の移動
を行うものである。従って、従来のものと比較して、押
し出し機構を駆動させる専用の駆動モータやリフターア
ームとの作動を連繋させる為に必要なマイクロスイッチ
等が不要となり、その分、押し出し機構の構造を簡素化
できると同時に、装置自体の小型化と、軽量化を実現す
ることができる。
し機構14を略C形のアーム14cから構成し、このア
ーム14c一端の突片14aをリフターアーム12の昇
降レール7が降下する際の駆動力を利用して牌列の移動
を行うものである。従って、従来のものと比較して、押
し出し機構を駆動させる専用の駆動モータやリフターア
ームとの作動を連繋させる為に必要なマイクロスイッチ
等が不要となり、その分、押し出し機構の構造を簡素化
できると同時に、装置自体の小型化と、軽量化を実現す
ることができる。
【図1】本考案を実施した牌積み上げ供給装置を具備し
た自動麻雀機を示す斜視図である。
た自動麻雀機を示す斜視図である。
【図2】同自動麻雀機の牌送り機構部分を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】積み上げプレートを示す正面図である。
【図4】同積み上げプレートの始端部を示す正面図であ
る。
る。
【図5】水平状態の積み上げプレートを示す正面図であ
る。
る。
【図6】積み上げ供給装置の縦断面図である。
【図7】図6におけるx−x断面図である。
【図8】図7における積み上げプレートの一端部を示す
拡大図である。
拡大図である。
【図9】リフタープレートを降下させた状態の積み上げ
供給装置の縦断面図である。
供給装置の縦断面図である。
【図10】図9におけるy−y断面図である。
【図11】リフタープレートを最下部まで降下させた状
態の積み上げ供給装置の縦断面図である。
態の積み上げ供給装置の縦断面図である。
【図12】図11におけるz−z断面図である。
【図13】リフタープレートを上昇させた状態における
積み上げ供給装置を示す縦断面図である。
積み上げ供給装置を示す縦断面図である。
【図14】押し出し機構を示す背面図である。
2 積み上げプレート 4 牌送り機構 12 リフタープレート 14 押し出し機構 14b 押し板 14c アーム 15 駆動機構
Claims (1)
- 【請求項1】 牌送り機構により一牌ずつ押し出される
牌を一列二段に整列して積み上げる長板状の積み上げプ
レートと、この積み上げプレートの一側に沿って隣接さ
せて設置し、水平状態を保って上記積み上げプレートの
レベルと麻雀卓上面との間を昇降移動するリフタープレ
ートと、上記積み上げプレート上に積み上げられる牌列
を他側から水平に押し出してリフタープレート上に載せ
換える押し出し機構とからなる自動麻雀機の牌積み上げ
供給装置において、前記押し出し機構は積み上げプレー
トを迂回する略C形のアームを備え、このアームを中間
で軸支して揺動自在に支持すると共に、該アームの一端
を駆動機構が設けられるリフタープレートの降下により
押し下げ可能に配置し、且つ、アーム他端部には上記牌
列を側方から押し出す押し板を設け、この押し板がアー
ムの揺動に伴って積み上げプレート上にて略水平移動す
るように配置した自動麻雀機の牌積み上げ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40200190U JP2500474Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 自動麻雀機の牌積み上げ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40200190U JP2500474Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 自動麻雀機の牌積み上げ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0492293U JPH0492293U (ja) | 1992-08-11 |
JP2500474Y2 true JP2500474Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31880014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40200190U Expired - Lifetime JP2500474Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 自動麻雀機の牌積み上げ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500474Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106621315B (zh) * | 2017-01-24 | 2023-07-21 | 浙江宣和机电科技有限公司 | 麻将机及其上牌组件和麻将牌整理方法 |
CN106890451A (zh) * | 2017-04-20 | 2017-06-27 | 杨春生 | 用于麻将机升降装置的推进装置 |
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CN107281748B (zh) * | 2017-07-27 | 2023-09-08 | 浙江宣和机电科技有限公司 | 麻将机及其叠推装置和叠推麻将牌的方法 |
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-
1990
- 1990-12-26 JP JP40200190U patent/JP2500474Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0492293U (ja) | 1992-08-11 |
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