JP2500388Y2 - カテ―テル - Google Patents
カテ―テルInfo
- Publication number
- JP2500388Y2 JP2500388Y2 JP1988134152U JP13415288U JP2500388Y2 JP 2500388 Y2 JP2500388 Y2 JP 2500388Y2 JP 1988134152 U JP1988134152 U JP 1988134152U JP 13415288 U JP13415288 U JP 13415288U JP 2500388 Y2 JP2500388 Y2 JP 2500388Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catheter
- tube
- peripheral surface
- ray opaque
- marker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は体内に薬液や造影剤を注入したり、胆汁等の
体液を排出したりするときに使用する医療用のカテーテ
ルに関する。
体液を排出したりするときに使用する医療用のカテーテ
ルに関する。
[従来の技術] この種のカテーテルには種々のものが提供されている
が、実際に使用しているときにおいて重要なことはその
挿入位置の状況把握である。
が、実際に使用しているときにおいて重要なことはその
挿入位置の状況把握である。
このため、特開昭61-2870号公報のものにおいてはそ
のカテーテルの先端部内にX線不透過性の部材を設け、
X線による透視によってその部材を見ることによりその
挿入位置を確認するようにしている。
のカテーテルの先端部内にX線不透過性の部材を設け、
X線による透視によってその部材を見ることによりその
挿入位置を確認するようにしている。
[考案が解決しようとする課題] この種のカテーテルにおいてはその使用する部位、目
的によりそのカテーテルの外径や長さ、さらにはその材
質等が種々に異なるものである。また、種々の異なる径
を有するガイドワイヤと組み合せて使用するため、その
内径も異なる。したがって、あらかじめ多種類のカテー
テルを用意しておき、これらの中から適応するものを選
ぶことが行なわれている。
的によりそのカテーテルの外径や長さ、さらにはその材
質等が種々に異なるものである。また、種々の異なる径
を有するガイドワイヤと組み合せて使用するため、その
内径も異なる。したがって、あらかじめ多種類のカテー
テルを用意しておき、これらの中から適応するものを選
ぶことが行なわれている。
しかし、多くのものから適当なものを適確に選別する
ことは実際上困難である。
ことは実際上困難である。
また、この判別のためにカテーテルの外周に塗料を塗
布して識別しようとするものも考えられるが、このカテ
ーテルの外周の塗料部分が、体腔壁に擦れるとともに体
液等に直接に触れるため、その塗料が落ち易いという問
題がある。
布して識別しようとするものも考えられるが、このカテ
ーテルの外周の塗料部分が、体腔壁に擦れるとともに体
液等に直接に触れるため、その塗料が落ち易いという問
題がある。
上記課題を解決するために本考案は多種類のカテーテ
ルの中から適切なカテーテルを容易に選別できるととも
に、識別用マーカが消えることのないカテーテルを提供
することにある。
ルの中から適切なカテーテルを容易に選別できるととも
に、識別用マーカが消えることのないカテーテルを提供
することにある。
[課題を解決するための手段および作用] 上記課題を解決するために本発明は、チューブの内周
面に、管状のX線不透過部材の外周面を密着させるよう
に設けたカテーテルにおいて、 前記チューブの種類を識別できるように、前記X線不
透過部材の外周面に、このチューブを透して認識できる
マーカを設けたものである。
面に、管状のX線不透過部材の外周面を密着させるよう
に設けたカテーテルにおいて、 前記チューブの種類を識別できるように、前記X線不
透過部材の外周面に、このチューブを透して認識できる
マーカを設けたものである。
このようにチューブ内に設けたX線不透過部材の外周
面に、カテーテルの種類を識別できるマーカを設けたか
ら、多種類のカテーテルの中から適切なカテーテルを容
易に選別できるとともに、その識別用のマーカが消える
ことがない。
面に、カテーテルの種類を識別できるマーカを設けたか
ら、多種類のカテーテルの中から適切なカテーテルを容
易に選別できるとともに、その識別用のマーカが消える
ことがない。
[実施例] 第1図ないし第3図は本考案の第1の実施例を示すも
のである。この実施例のカテーテルにおけるチューブ1
は例えばふっ素系の樹脂等の半透明または透明な材料か
らなり、全体的には所定の可撓性をもっている。このチ
ューブ1の先端部分には例えばステンレス鋼から短い筒
状に形成したX線不透過部材2がその内面に強く嵌着さ
れて固定されている。X線不透過部材2の外周表面には
第2図で示すようにその地色のまま、または第3図で示
すように黒色のメッキを施して識別用マーカ3を形成し
た。この識別用マーカ3は上記チューブ1を透して外か
ら肉眼で識別できる。
のである。この実施例のカテーテルにおけるチューブ1
は例えばふっ素系の樹脂等の半透明または透明な材料か
らなり、全体的には所定の可撓性をもっている。このチ
ューブ1の先端部分には例えばステンレス鋼から短い筒
状に形成したX線不透過部材2がその内面に強く嵌着さ
れて固定されている。X線不透過部材2の外周表面には
第2図で示すようにその地色のまま、または第3図で示
すように黒色のメッキを施して識別用マーカ3を形成し
た。この識別用マーカ3は上記チューブ1を透して外か
ら肉眼で識別できる。
しかして、使用しようとするカテーテルを選択すると
きにはその識別用マーカ3の種別を黒色メッキの有無に
よって判別する。この場合は2種類のカテーテルを容易
に判別できる。
きにはその識別用マーカ3の種別を黒色メッキの有無に
よって判別する。この場合は2種類のカテーテルを容易
に判別できる。
第4図ないし第6図は本考案の第2の実施例を示すも
のである。この実施例はX線不透過部材2の外周表面の
一部分にそれぞれ区別できる色または模様をメッキし、
これにより特定のカテーテルを表示する識別用マーカ3
としたものである。
のである。この実施例はX線不透過部材2の外周表面の
一部分にそれぞれ区別できる色または模様をメッキし、
これにより特定のカテーテルを表示する識別用マーカ3
としたものである。
しかして、この各識別用マーカ3を上記チューブ1を
透して外から肉眼で観察してそのカテーテルの種類を識
別できる。
透して外から肉眼で観察してそのカテーテルの種類を識
別できる。
なお、上記各実施例ではメッキにより識別用マーカを
形成するようにしたが、塗料を用いて形成するようにし
てもよい。また、上記第2図ないし第6図で示すような
種類のマークを組み合せてもよい。さらに、識別用マー
カには文字を含めてもよい。
形成するようにしたが、塗料を用いて形成するようにし
てもよい。また、上記第2図ないし第6図で示すような
種類のマークを組み合せてもよい。さらに、識別用マー
カには文字を含めてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本考案はチューブ内に設けたX線
不透過部材の外周面に、カテーテルの種類を識別できる
マーカを設けたから、多種類のカテーテルの中から適切
なカテーテルを容易に識別できるとともに、その識別用
のマーカが消えることがない。さらに、本考案は、チュ
ーブを特に二重構造にする必要がなく、カテーテルの製
造に時間とコストがかからない簡単な構造とすることが
でき、また、チューブに前記X線不透過部材を組み込む
製造過程で前記チューブの変形を極力防止できる。
不透過部材の外周面に、カテーテルの種類を識別できる
マーカを設けたから、多種類のカテーテルの中から適切
なカテーテルを容易に識別できるとともに、その識別用
のマーカが消えることがない。さらに、本考案は、チュ
ーブを特に二重構造にする必要がなく、カテーテルの製
造に時間とコストがかからない簡単な構造とすることが
でき、また、チューブに前記X線不透過部材を組み込む
製造過程で前記チューブの変形を極力防止できる。
第1図は本考案の第1の実施例のカテーテルの先端付近
の側断面図、第2図および第3図はそれぞれ同じく本考
案の第1の実施例におけるX線不透過部材の外周表面に
設けた識別用マーカの形態を示す図、第4図ないし第6
図はそれぞれ本考案の第2の実施例におけるX線不透過
部材の外周表面に設けた識別用マーカの形態を示す図で
ある。 1……チューブ、2……X線不透過部材、3……マー
カ。
の側断面図、第2図および第3図はそれぞれ同じく本考
案の第1の実施例におけるX線不透過部材の外周表面に
設けた識別用マーカの形態を示す図、第4図ないし第6
図はそれぞれ本考案の第2の実施例におけるX線不透過
部材の外周表面に設けた識別用マーカの形態を示す図で
ある。 1……チューブ、2……X線不透過部材、3……マー
カ。
Claims (1)
- 【請求項1】チューブの内周面に、管状のX線不透過部
材の外周面を密着させるように設けたカテーテルにおい
て、 前記チューブの種類を識別できるように、前記X線不透
過部材の外周面に、このチューブを透して認識できるマ
ーカを設けたことを特徴とするカテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988134152U JP2500388Y2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | カテ―テル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988134152U JP2500388Y2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | カテ―テル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0255963U JPH0255963U (ja) | 1990-04-23 |
JP2500388Y2 true JP2500388Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31392648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988134152U Expired - Lifetime JP2500388Y2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | カテ―テル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500388Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8257325B2 (en) | 2007-06-20 | 2012-09-04 | Medical Components, Inc. | Venous access port with molded and/or radiopaque indicia |
US9517329B2 (en) | 2007-07-19 | 2016-12-13 | Medical Components, Inc. | Venous access port assembly with X-ray discernable indicia |
US9610432B2 (en) | 2007-07-19 | 2017-04-04 | Innovative Medical Devices, Llc | Venous access port assembly with X-ray discernable indicia |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5256158A (en) * | 1991-05-17 | 1993-10-26 | Act Medical, Inc. | Device having a radiopaque marker for endoscopic accessories and method of making same |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2927788A1 (de) * | 1978-08-04 | 1980-02-21 | Wallace Ltd H G | Verbesserungen an intravaskulaeren kathetern |
JPS56127703U (ja) * | 1980-02-29 | 1981-09-29 | ||
JPS5925762A (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-09 | 東レ・モノフイラメント株式会社 | 自己ガイド型カテ−テル |
GB2186192B (en) * | 1985-12-17 | 1990-01-17 | Mccormick Lab Inc | Catheter and method of making same |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP1988134152U patent/JP2500388Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11878137B2 (en) | 2006-10-18 | 2024-01-23 | Medical Components, Inc. | Venous access port assembly with X-ray discernable indicia |
US8257325B2 (en) | 2007-06-20 | 2012-09-04 | Medical Components, Inc. | Venous access port with molded and/or radiopaque indicia |
US8852160B2 (en) | 2007-06-20 | 2014-10-07 | Medical Components, Inc. | Venous access port with molded and/or radiopaque indicia |
US9533133B2 (en) | 2007-06-20 | 2017-01-03 | Medical Components, Inc. | Venous access port with molded and/or radiopaque indicia |
US11406808B2 (en) | 2007-06-20 | 2022-08-09 | Medical Components, Inc. | Venous access port with molded and/or radiopaque indicia |
US11938296B2 (en) | 2007-06-20 | 2024-03-26 | Medical Components, Inc. | Venous access port with molded and/or radiopaque indicia |
US9517329B2 (en) | 2007-07-19 | 2016-12-13 | Medical Components, Inc. | Venous access port assembly with X-ray discernable indicia |
US9610432B2 (en) | 2007-07-19 | 2017-04-04 | Innovative Medical Devices, Llc | Venous access port assembly with X-ray discernable indicia |
US10639465B2 (en) | 2007-07-19 | 2020-05-05 | Innovative Medical Devices, Llc | Venous access port assembly with X-ray discernable indicia |
US10874842B2 (en) | 2007-07-19 | 2020-12-29 | Medical Components, Inc. | Venous access port assembly with X-ray discernable indicia |
US11547843B2 (en) | 2007-07-19 | 2023-01-10 | Innovative Medical Devices, Llc | Venous access port assembly with x-ray discernable indicia |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0255963U (ja) | 1990-04-23 |
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