JP2500302Y2 - 電子制御式身長計 - Google Patents
電子制御式身長計Info
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- JP2500302Y2 JP2500302Y2 JP7906892U JP7906892U JP2500302Y2 JP 2500302 Y2 JP2500302 Y2 JP 2500302Y2 JP 7906892 U JP7906892 U JP 7906892U JP 7906892 U JP7906892 U JP 7906892U JP 2500302 Y2 JP2500302 Y2 JP 2500302Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cursor
- columnar body
- height meter
- sensor
- electronically controlled
- Prior art date
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、身長計にかかり、特
に、安全にして、円滑な動作を行い、しかも、構造が簡
単なカーソルを具備する電子制御式身長計に関する。
に、安全にして、円滑な動作を行い、しかも、構造が簡
単なカーソルを具備する電子制御式身長計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子制御式の身長測定装置は、測
定主尺に組み合わされたカーソルを備えた測定器本体
と、測定器本体のカーソルを駆動源を介して電気的に制
御する制御部と、測定値を出力表示する表示部とによっ
て構成されている。このような電子制御式の身長測定装
置は、被測者が、測定器本体の基準足踏板上に登台した
際、その電気信号が前記制御部に入力されて、駆動源を
制御する。前記カーソルは、測定ポール部材に沿って鉛
直方向に移動制御され、被測者の頭頂部に当接した際、
例えばセンサによって、これを電気的に検知し、該検知
信号により、前記駆動源を制御するように構成されてい
る。(例えば、実公平2−32243号公報参照)以
下、従来のこの種のカーソル組立体を具備する電子制御
式身長計について、図9及び図10を参照しながら説明
する。
定主尺に組み合わされたカーソルを備えた測定器本体
と、測定器本体のカーソルを駆動源を介して電気的に制
御する制御部と、測定値を出力表示する表示部とによっ
て構成されている。このような電子制御式の身長測定装
置は、被測者が、測定器本体の基準足踏板上に登台した
際、その電気信号が前記制御部に入力されて、駆動源を
制御する。前記カーソルは、測定ポール部材に沿って鉛
直方向に移動制御され、被測者の頭頂部に当接した際、
例えばセンサによって、これを電気的に検知し、該検知
信号により、前記駆動源を制御するように構成されてい
る。(例えば、実公平2−32243号公報参照)以
下、従来のこの種のカーソル組立体を具備する電子制御
式身長計について、図9及び図10を参照しながら説明
する。
【0003】図9は従来の電子制御式身長計のカーソル
組立体の上面図、図10はそのカーソル組立体の側面図
である。図9及び図10に示すように、電気指令信号に
より作動する駆動源を備え、前記駆動源に対して機械的
に連結されていて、垂直に設置される身長計ポール部材
105上を鉛直上下方向に昇降移動可能なように組み合
わされた電子制御式身長計におけるカーソル組立体10
1を具備している。
組立体の上面図、図10はそのカーソル組立体の側面図
である。図9及び図10に示すように、電気指令信号に
より作動する駆動源を備え、前記駆動源に対して機械的
に連結されていて、垂直に設置される身長計ポール部材
105上を鉛直上下方向に昇降移動可能なように組み合
わされた電子制御式身長計におけるカーソル組立体10
1を具備している。
【0004】このカーソル組立体101は、ポール部材
105の一方の側面105aに、距離Dを隔てて係合す
る2つのベアリング組立体107,108及びこのベア
リング組立体107,108の中点であってポール部材
105の他方の側面105bに係合する1つのベアリン
グ組立体109とを備えている。前記3つのベアリング
組立体107,108,109により、前記ポール部材
105を挟み込み、ポール部材105に沿って滑動可能
な係合支持部106と、この係合支持部106における
ベアリング組立体109の取り付け側に固定される基部
端102aと、前記基部端102aからポール部材10
5の側部外方向に向けてのびる自由端113とを備えた
アーム部材102を有している。
105の一方の側面105aに、距離Dを隔てて係合す
る2つのベアリング組立体107,108及びこのベア
リング組立体107,108の中点であってポール部材
105の他方の側面105bに係合する1つのベアリン
グ組立体109とを備えている。前記3つのベアリング
組立体107,108,109により、前記ポール部材
105を挟み込み、ポール部材105に沿って滑動可能
な係合支持部106と、この係合支持部106における
ベアリング組立体109の取り付け側に固定される基部
端102aと、前記基部端102aからポール部材10
5の側部外方向に向けてのびる自由端113とを備えた
アーム部材102を有している。
【0005】このアーム部材102の自由端113側に
枢支軸114を介して枢支連結されていて、アーム部材
102の下縁に沿ってポール部材105の他方の側面1
05b側に向けて延び、下面に被検物当接基準面115
を備えた被検物当接検知レバー部材103と、この被検
物当接検知レバー部材103における被検物当接基準面
115が、被検物に当接するまでの間、被検物当接検知
レバー部材103をアーム部材102に対して定角度位
置に吊り下げ支持するストッパ手段112,117と、
アーム部材102側に設けた投・受光器センサ111
と、被検物当接検知レバー部材103側に設けられてい
て、前記投・受光器センサ111の光結合路空隙に進入
して、光結合路を遮断する光結合路遮断片116とを備
えた検知器104とからなっている。
枢支軸114を介して枢支連結されていて、アーム部材
102の下縁に沿ってポール部材105の他方の側面1
05b側に向けて延び、下面に被検物当接基準面115
を備えた被検物当接検知レバー部材103と、この被検
物当接検知レバー部材103における被検物当接基準面
115が、被検物に当接するまでの間、被検物当接検知
レバー部材103をアーム部材102に対して定角度位
置に吊り下げ支持するストッパ手段112,117と、
アーム部材102側に設けた投・受光器センサ111
と、被検物当接検知レバー部材103側に設けられてい
て、前記投・受光器センサ111の光結合路空隙に進入
して、光結合路を遮断する光結合路遮断片116とを備
えた検知器104とからなっている。
【0006】そして、被検物当接検知レバー部材103
の被検物当接基準面115が、被検物に当接して、被検
物当接検知レバー部材103が回動変位した際、検知器
104によって被検物当接検知レバー部材103の変位
を検知して電気信号を出力し、この出力信号によりカー
ソル組立体101の駆動源を電気的に制御するように構
成されている。
の被検物当接基準面115が、被検物に当接して、被検
物当接検知レバー部材103が回動変位した際、検知器
104によって被検物当接検知レバー部材103の変位
を検知して電気信号を出力し、この出力信号によりカー
ソル組立体101の駆動源を電気的に制御するように構
成されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電子制御式身長計は、上記したように、カーソ
ル組立体101は、基部端102aからポール部材10
5の側部外方向に向けてのびる自由端113とを備えた
アーム部材102に、(1)自由端113側に枢支軸1
14を介して枢支連結される被検物当接基準面115を
有する被検物当接検知レバー部材103と、(2)この
被検物当接検知レバー部材103をアーム部材102に
対して定角度位置に吊り下げ支持するストッパ手段11
2,117と、(3)アーム部材102側に設けた投・
受光器センサ111と、(4)被検物当接検知レバー部
材103側に設けられていて、前記投・受光器センサ1
11の光結合路空隙に進入して、光結合路を遮断する光
結合路遮断片116とを備えた検知器104とを設ける
ようにしており、カーソル組立体101は、アーム部材
102側の構造が複雑である。しかも、そのアーム部材
102側により荷重が加わりやすく、ベアリング組立体
107,108,109の動作を阻害しやすい。また、
投・受光器センサ111から導出されるリード線をアー
ム部材102側に配線する必要があり、難があった。
た従来の電子制御式身長計は、上記したように、カーソ
ル組立体101は、基部端102aからポール部材10
5の側部外方向に向けてのびる自由端113とを備えた
アーム部材102に、(1)自由端113側に枢支軸1
14を介して枢支連結される被検物当接基準面115を
有する被検物当接検知レバー部材103と、(2)この
被検物当接検知レバー部材103をアーム部材102に
対して定角度位置に吊り下げ支持するストッパ手段11
2,117と、(3)アーム部材102側に設けた投・
受光器センサ111と、(4)被検物当接検知レバー部
材103側に設けられていて、前記投・受光器センサ1
11の光結合路空隙に進入して、光結合路を遮断する光
結合路遮断片116とを備えた検知器104とを設ける
ようにしており、カーソル組立体101は、アーム部材
102側の構造が複雑である。しかも、そのアーム部材
102側により荷重が加わりやすく、ベアリング組立体
107,108,109の動作を阻害しやすい。また、
投・受光器センサ111から導出されるリード線をアー
ム部材102側に配線する必要があり、難があった。
【0008】本考案は、上記問題点を除去し、正確、か
つ円滑な動作を行うことができ、しかも構造がシンプル
なカーソルを有する電子制御式身長計を提供することを
目的とする。
つ円滑な動作を行うことができ、しかも構造がシンプル
なカーソルを有する電子制御式身長計を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、電子制御式身長計において、基台と、該
基台から上方に延び、かつ背面に垂直方向に形成される
縦長の溝を有する柱状体と、前記柱状体内において垂直
方向に延びる固定された2本のポール部材と、該ポール
部材に沿って垂直方向に移動する摺動部材と、該摺動部
材を駆動する駆動手段と、前記摺動部材の側端部に設け
られ、かつ、前記溝の外側に臨む支持部材と、該支持部
材に設けられるカーソルセンサと、前記支持部材に枢着
される揺動部材と、該揺動部材に設けられるカーソルセ
ンサ作動部材と、前記揺動部材に前記柱状体の背面で固
定されるとともに、前記柱状体を囲む環部と該環部から
前方に延びる身長測定基準面が設けられるカーソルとを
設けるようにしたものである。
成するために、電子制御式身長計において、基台と、該
基台から上方に延び、かつ背面に垂直方向に形成される
縦長の溝を有する柱状体と、前記柱状体内において垂直
方向に延びる固定された2本のポール部材と、該ポール
部材に沿って垂直方向に移動する摺動部材と、該摺動部
材を駆動する駆動手段と、前記摺動部材の側端部に設け
られ、かつ、前記溝の外側に臨む支持部材と、該支持部
材に設けられるカーソルセンサと、前記支持部材に枢着
される揺動部材と、該揺動部材に設けられるカーソルセ
ンサ作動部材と、前記揺動部材に前記柱状体の背面で固
定されるとともに、前記柱状体を囲む環部と該環部から
前方に延びる身長測定基準面が設けられるカーソルとを
設けるようにしたものである。
【0010】また、前記支持部材にはキャップを具備し
ており、このキャップを外し、光結合路を有する光電変
換素子からなるカーソルセンサの点検を容易に行うこと
ができるように構成されている。
ており、このキャップを外し、光結合路を有する光電変
換素子からなるカーソルセンサの点検を容易に行うこと
ができるように構成されている。
【0011】
【作用】本考案によれば、上記したように、基台と、該
基台から上方に延び、かつ背面に垂直方向に形成される
縦長の溝を有する柱状体と、前記柱状体内において垂直
方向に延びる2本のポール部材と、該ポール部材に沿っ
て垂直方向に移動する摺動部材と、該摺動部材を駆動す
る駆動手段と、前記摺動部材の側端部に設けられ、かつ
前記縦長の溝の外側に臨む支持部材と、該支持部材に設
けられるカーソルセンサと、前記支持部材に枢着される
揺動部材と、該揺動部材に設けられるカーソルセンサ作
動部材と、前記揺動部材に前記柱状体の背面で固定され
るとともに、前記柱状体を囲む環部と該環部から前方に
延びる身長測定基準面が設けられるカーソルとを設ける
ように構成する。
基台から上方に延び、かつ背面に垂直方向に形成される
縦長の溝を有する柱状体と、前記柱状体内において垂直
方向に延びる2本のポール部材と、該ポール部材に沿っ
て垂直方向に移動する摺動部材と、該摺動部材を駆動す
る駆動手段と、前記摺動部材の側端部に設けられ、かつ
前記縦長の溝の外側に臨む支持部材と、該支持部材に設
けられるカーソルセンサと、前記支持部材に枢着される
揺動部材と、該揺動部材に設けられるカーソルセンサ作
動部材と、前記揺動部材に前記柱状体の背面で固定され
るとともに、前記柱状体を囲む環部と該環部から前方に
延びる身長測定基準面が設けられるカーソルとを設ける
ように構成する。
【0012】このように、柱状体の前面に位置するカー
ソルの身長測定基準面側はシンプルな構成となり、柱状
体の背面に配置されるセンサを有する前記支持部材及び
センサ作動部材を有する揺動部材とを配置することによ
り、よりバランスをとり、前記柱状体に対してカーソル
をより水平に保持することができる。更に、カーソルの
動作は正確、かつ円滑であり、しかも構造がシンブルな
カーソルを具備する電子制御式身長計を得ることができ
る。
ソルの身長測定基準面側はシンプルな構成となり、柱状
体の背面に配置されるセンサを有する前記支持部材及び
センサ作動部材を有する揺動部材とを配置することによ
り、よりバランスをとり、前記柱状体に対してカーソル
をより水平に保持することができる。更に、カーソルの
動作は正確、かつ円滑であり、しかも構造がシンブルな
カーソルを具備する電子制御式身長計を得ることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本考案の実施例を示す電子制御
式身長計の計測部の左側面からみた断面図、図2はその
電子制御式身長計の基部を示す右側面からみた断面図、
図3は本考案の実施例を示す電子制御式身長計の正面か
らみた断面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は図
3のB−B線断面図、図6は図3のC−C線断面図、図
7は本考案の実施例を示す電子制御式身長計の計測部の
右側面からみた断面図(カーソルを除く)、図8は本考
案の実施例を示す電子制御式身長計の計測部の要部斜視
図である。
詳細に説明する。図1は本考案の実施例を示す電子制御
式身長計の計測部の左側面からみた断面図、図2はその
電子制御式身長計の基部を示す右側面からみた断面図、
図3は本考案の実施例を示す電子制御式身長計の正面か
らみた断面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は図
3のB−B線断面図、図6は図3のC−C線断面図、図
7は本考案の実施例を示す電子制御式身長計の計測部の
右側面からみた断面図(カーソルを除く)、図8は本考
案の実施例を示す電子制御式身長計の計測部の要部斜視
図である。
【0014】図2に示すように、1は基台であり、ベー
ス2、レベルアジャスタ3、踏台4等からなる。また、
11は車輪軸、12は車輪、13は電源部、15はカバ
ー、20は柱状体取付部、21は下部ジョイント、22
は上部ジョント、23は下部柱状体、24は下部ジョイ
ント、25は上部ジョイント、26はジョント筒、27
はリバーシブルモータである。
ス2、レベルアジャスタ3、踏台4等からなる。また、
11は車輪軸、12は車輪、13は電源部、15はカバ
ー、20は柱状体取付部、21は下部ジョイント、22
は上部ジョント、23は下部柱状体、24は下部ジョイ
ント、25は上部ジョイント、26はジョント筒、27
はリバーシブルモータである。
【0015】また、図1、図3〜図8に示すように、2
8は柱状体、この柱状体28の裏側に形成される縦長の
カーソル移動のための縦長の溝29が形成されている。
また、31は軸受スペーサ、32はベアリングブロッ
ク、33はボールベアリング、34は回転軸、36,3
7はタイマ歯車、38は標準歯付プーリー、39はタイ
ミングベルト、40は下限センサ、41は下部プレー
ト、42は連結棒、43は2本のポール部材、46はス
ケール、47はスライドサポート、48はスライド角、
49は摺動部材、50はベアリング軸、52はフランジ
付ベアリング、53は偏心スペーサ、54ベルト押え、
56は下限リミット板、57は配線カバー、58は上限
リミット板、59はガイドスペーサ、61はリミットセ
ンサ、62は第1のバランス、63はベルト取付板、6
4は第2のバランス、65は回転止め部材、66はスラ
イドベアリング、68はリニアブッシュ、69は連結
棒、70は上部プレート、71はスケール固定アング
ル、72はスケール取付調整板、73は微調整スケール
押さえ部材、74はアイドラー取付アングル、75はア
イドラー、76はアイドラー回転軸、77は原点セン
サ、78は上限センサ、79は支柱キャップ、80は第
1の結合部材、81は第2の結合部材、82は揺動部
材、82aはスペーサ、83はカーソル軸、85は支持
部材、86はカーソルセンサ作動部材、87は光変換素
子からなるカーソルセンサ、88はカーソル環、89は
カーソルフレーム、90はカーソル板、91はカーソル
ゴム、94は支柱、95はカーソルカバー、96aはレ
セプタクル、96bはプラグ、97はカールコード、9
8はブッシンクである。
8は柱状体、この柱状体28の裏側に形成される縦長の
カーソル移動のための縦長の溝29が形成されている。
また、31は軸受スペーサ、32はベアリングブロッ
ク、33はボールベアリング、34は回転軸、36,3
7はタイマ歯車、38は標準歯付プーリー、39はタイ
ミングベルト、40は下限センサ、41は下部プレー
ト、42は連結棒、43は2本のポール部材、46はス
ケール、47はスライドサポート、48はスライド角、
49は摺動部材、50はベアリング軸、52はフランジ
付ベアリング、53は偏心スペーサ、54ベルト押え、
56は下限リミット板、57は配線カバー、58は上限
リミット板、59はガイドスペーサ、61はリミットセ
ンサ、62は第1のバランス、63はベルト取付板、6
4は第2のバランス、65は回転止め部材、66はスラ
イドベアリング、68はリニアブッシュ、69は連結
棒、70は上部プレート、71はスケール固定アング
ル、72はスケール取付調整板、73は微調整スケール
押さえ部材、74はアイドラー取付アングル、75はア
イドラー、76はアイドラー回転軸、77は原点セン
サ、78は上限センサ、79は支柱キャップ、80は第
1の結合部材、81は第2の結合部材、82は揺動部
材、82aはスペーサ、83はカーソル軸、85は支持
部材、86はカーソルセンサ作動部材、87は光変換素
子からなるカーソルセンサ、88はカーソル環、89は
カーソルフレーム、90はカーソル板、91はカーソル
ゴム、94は支柱、95はカーソルカバー、96aはレ
セプタクル、96bはプラグ、97はカールコード、9
8はブッシンクである。
【0016】本考案の電子制御式身長計は、基台1と、
この基台1から上方に延び、かつ背面に垂直方向に形成
される縦長の溝29を有する柱状体28と、前記柱状体
28内において垂直方向に延びる固定された2本のポー
ル部材43と、このポール部材43に沿って垂直方向に
移動する摺動部材49と、この摺動部材49を駆動する
駆動手段と、前記摺動部材49の側端部に設けられ、か
つ前記縦長の溝29の外側に臨む結合部材を介した支持
部材85と、支持部材85に設けられる光変換素子から
なるカーソルセンサ87と、前記支持部材81に枢着さ
れる揺動部材82と、この揺動部材82に設けられるカ
ーソルセンサ作動部材86と、前記揺動部材82に前記
柱状体28の背面で固定されるとともに、前記柱状体2
8を囲むカーソル環88とこのカーソル環88から前方
に延びる身長測定基準面が設けられるカーソルとを設け
るようにしている。
この基台1から上方に延び、かつ背面に垂直方向に形成
される縦長の溝29を有する柱状体28と、前記柱状体
28内において垂直方向に延びる固定された2本のポー
ル部材43と、このポール部材43に沿って垂直方向に
移動する摺動部材49と、この摺動部材49を駆動する
駆動手段と、前記摺動部材49の側端部に設けられ、か
つ前記縦長の溝29の外側に臨む結合部材を介した支持
部材85と、支持部材85に設けられる光変換素子から
なるカーソルセンサ87と、前記支持部材81に枢着さ
れる揺動部材82と、この揺動部材82に設けられるカ
ーソルセンサ作動部材86と、前記揺動部材82に前記
柱状体28の背面で固定されるとともに、前記柱状体2
8を囲むカーソル環88とこのカーソル環88から前方
に延びる身長測定基準面が設けられるカーソルとを設け
るようにしている。
【0017】以下、本考案の実施例を示す電子制御式身
長計の動作について説明する。被測定者が、基台1に登
るまでは、カーソルは柱状体28の最上部に位置してお
り、被測定者が、基台1に登ると、摺動部材49はスラ
イド角48にフランジ付ベアリング52が転動しなが
ら、2本のポール部材43にリニアブッシュ68に摺接
しながらガイドされ、下降する。その場合、カーソルは
T字型となっている。したがって、カーソルは柱状体2
8から外方に延びるカーソルフレーム89、カーソル板
90及びカーソルゴム91の重さと、これとは反対側の
柱状体28の裏面に突出する支持部材85及び該支持部
材85に枢着される揺動部材82の重量が釣り合って、
カーソルの荷重のバランスとれた状態で円滑に下降する
ことができる。
長計の動作について説明する。被測定者が、基台1に登
るまでは、カーソルは柱状体28の最上部に位置してお
り、被測定者が、基台1に登ると、摺動部材49はスラ
イド角48にフランジ付ベアリング52が転動しなが
ら、2本のポール部材43にリニアブッシュ68に摺接
しながらガイドされ、下降する。その場合、カーソルは
T字型となっている。したがって、カーソルは柱状体2
8から外方に延びるカーソルフレーム89、カーソル板
90及びカーソルゴム91の重さと、これとは反対側の
柱状体28の裏面に突出する支持部材85及び該支持部
材85に枢着される揺動部材82の重量が釣り合って、
カーソルの荷重のバランスとれた状態で円滑に下降する
ことができる。
【0018】また、カーソルゴム91が被測定者に当接
すると、カーソルは、カーソル軸83を中心にして揺動
部材82が揺動し、カーソルセンサ作動部材86も揺動
するので、カーソルセンサ87である光変換素子の光路
が閉じていた状態から、光路が開かれることになり、出
力信号が得られ、そこで、カーソルは停止するととも
に、スケール46が読み込まれて、身長が計測される。
すると、カーソルは、カーソル軸83を中心にして揺動
部材82が揺動し、カーソルセンサ作動部材86も揺動
するので、カーソルセンサ87である光変換素子の光路
が閉じていた状態から、光路が開かれることになり、出
力信号が得られ、そこで、カーソルは停止するととも
に、スケール46が読み込まれて、身長が計測される。
【0019】駆動系について説明すると、被測定者が、
基台1に登ると、リバーシブルモータ27が駆動し、タ
イマ歯車36,37が回転して、回転軸34が標準歯付
プーリー38を回転させ、タイミングベルト39が駆動
され、このタイミングベルト39に固定された摺動部材
49が下降し、この摺動部材49に固定されたカーソル
も同時に下降する。以降は前記したように、動作し、身
長が計測される。
基台1に登ると、リバーシブルモータ27が駆動し、タ
イマ歯車36,37が回転して、回転軸34が標準歯付
プーリー38を回転させ、タイミングベルト39が駆動
され、このタイミングベルト39に固定された摺動部材
49が下降し、この摺動部材49に固定されたカーソル
も同時に下降する。以降は前記したように、動作し、身
長が計測される。
【0020】また、被測定者が、基台1から降りると、
逆にリバーシブルモータ27が駆動し、タイマ歯車3
6,37が回転して、回転軸34が標準歯付プーリー3
8を回転させ、タイミングベルト39が駆動され、この
タイミングベルト39に固定された摺動部材49が上昇
し、この摺動部材49に固定されたカーソルも同時に上
昇する。上部プレート70上には上限センサ78が設け
られており、上限リミット板58が上限センサ78に至
り、上昇は停止される。また、上部プレート70上には
原点センサ77も設けられている。なお、下部プレート
41上には下限センサ40が設けられており、摺動部材
49の下降がこれ以上は制限される。
逆にリバーシブルモータ27が駆動し、タイマ歯車3
6,37が回転して、回転軸34が標準歯付プーリー3
8を回転させ、タイミングベルト39が駆動され、この
タイミングベルト39に固定された摺動部材49が上昇
し、この摺動部材49に固定されたカーソルも同時に上
昇する。上部プレート70上には上限センサ78が設け
られており、上限リミット板58が上限センサ78に至
り、上昇は停止される。また、上部プレート70上には
原点センサ77も設けられている。なお、下部プレート
41上には下限センサ40が設けられており、摺動部材
49の下降がこれ以上は制限される。
【0021】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本考案の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本考案の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本考案の範囲から排除するものではな
い。
【0022】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、柱状体の前面に位置するカーソルの身長測定基
準面側はシンプルな構成となり、柱状体の背面に配置さ
れるカーソルセンサを有する前記支持部材及びカーソル
センサ作動部材を有する揺動部材とを配置することによ
り、よりバランスをとり、カーソルを柱状体に対して、
より水平に保持することができる。
よれば、柱状体の前面に位置するカーソルの身長測定基
準面側はシンプルな構成となり、柱状体の背面に配置さ
れるカーソルセンサを有する前記支持部材及びカーソル
センサ作動部材を有する揺動部材とを配置することによ
り、よりバランスをとり、カーソルを柱状体に対して、
より水平に保持することができる。
【0023】したがって、カーソルの動作は正確、かつ
円滑であり、しかも構造がシンブルなカーソルを具備す
る電子制御式身長計を得ることができる。また、前記支
持部材にはキャップを具備しており、このキャップを外
すだけで、光結合路を有する光電変換素子からなるカー
ソルセンサの点検を容易に行うことができる。
円滑であり、しかも構造がシンブルなカーソルを具備す
る電子制御式身長計を得ることができる。また、前記支
持部材にはキャップを具備しており、このキャップを外
すだけで、光結合路を有する光電変換素子からなるカー
ソルセンサの点検を容易に行うことができる。
【図1】本考案の実施例を示す電子制御式身長計の計測
部の左側面からみた断面図である。
部の左側面からみた断面図である。
【図2】本考案の実施例を示す電子制御式身長計の基部
を示す右側面からみた断面図である。
を示す右側面からみた断面図である。
【図3】本考案の実施例を示す電子制御式身長計の正面
からみた断面図である。
からみた断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】図3のC−C線断面図である。
【図7】本考案の実施例を示す電子制御式身長計の計測
部の右側面からみた断面図(カーソルを除く)である。
部の右側面からみた断面図(カーソルを除く)である。
【図8】本考案の実施例を示す電子制御式身長計の計測
部の要部斜視図である。
部の要部斜視図である。
【図9】従来の電子制御式身長計のカーソル組立体の上
面図である。
面図である。
【図10】従来の電子制御式身長計のカーソル組立体の
側面図である。
側面図である。
1 基台 2 ベース 3 レベルアジャスタ 4 踏台 11 車輪軸 12 車輪 13 電源部 15 カバー 20 柱状体取付部 21,24 下部ジョイント 22,25 上部ジョント 23 下部柱状体 26 ジョント筒 27 リバーシブルモータ 28 柱状体 29 縦長の溝 31 軸受スペーサ 32 ベアリングブロック 33 ボールベアリング 34 回転軸 36,37 タイマ歯車 38 標準歯付プーリー 39 タイミングベルト 40 下限センサ 41 下部プレート 42 連結棒 43 2本のポール部材 46 スケール 47 スライドサポート 48 スライド角 49 摺動部材 50 ベアリング軸 52 フランジ付ベアリング 53 偏心スペーサ 54 ベルト押え 56 下限リミット板 57 配線カバー 58 上限リミット板 59 ガイドスペーサ 61 リミットセンサ 62 第1のバランス 63 ベルト取付板 64 第2のバランス 65 回転止め部材 66 スライドベアリング 68 リニアブッシュ 69 連結棒 70 上部プレート 71 スケール固定アングル 72 スケール取付調整板 73 微調整スケール押さえ部材 74 アイドラー取付アングル 75 アイドラー 76 アイドラー回転軸 77 原点センサ 78 上限センサ 79 支柱キャップ 80 第1の結合部材 81 第2の結合部材 82 揺動部材 82a スペーサ 83 カーソル軸 85 支持部材 86 カーソルセンサ作動部材 87 カーソルセンサ(光変換素子) 88 カーソル環 89 カーソルフレーム 90 カーソル板 91 カーソルゴム 94 支柱 95 カーソルカバー 96a レセプタクル 96b プラグ 97 カールコード 98 ブッシンク
Claims (3)
- 【請求項1】(a)基台と、 (b)該基台から上方に延び、かつ背面に垂直方向に形
成される縦長の溝を有する柱状体と、 (c)前記柱状体内において垂直方向に延びる固定され
た2本のポール部材と、 (d)該ポール部材に沿って垂直方向に移動する摺動部
材と、 (e)該摺動部材を駆動する駆動手段と、 (f)前記摺動部材の側端部に設けられ、かつ前記縦長
の溝の外側に臨む支持部材と、 (g)該支持部材に設けられるカーソルセンサと、 (h)前記支持部材に枢着される揺動部材と、 (i)該揺動部材に設けられるカーソルセンサ作動部材
と、 (j)前記揺動部材に前記柱状体の背面で固定されると
ともに、前記柱状体を囲む環部と該環部から前方に延び
る身長測定基準面が設けられるカーソルとを具備するこ
とを特徴とする電子制御式身長計。 - 【請求項2】 前記支持部材にはキャップを具備するこ
とを特徴とする請求項1記載の電子制御式身長計。 - 【請求項3】 前記カーソルセンサは光結合路を有する
光電変換素子であり、前記カーソルセンサ作動部材は前
記光結合路を開閉する片状部材であることを特徴とする
請求項1記載の電子制御式身長計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7906892U JP2500302Y2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 電子制御式身長計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7906892U JP2500302Y2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 電子制御式身長計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641703U JPH0641703U (ja) | 1994-06-03 |
JP2500302Y2 true JP2500302Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=13679575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7906892U Expired - Lifetime JP2500302Y2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 電子制御式身長計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500302Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP7906892U patent/JP2500302Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0641703U (ja) | 1994-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960130 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |