JP2500096B2 - コンピュ―タ複合システム用共用サブシステムの再構成方法 - Google Patents

コンピュ―タ複合システム用共用サブシステムの再構成方法

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JP2500096B2
JP2500096B2 JP5144388A JP14438893A JP2500096B2 JP 2500096 B2 JP2500096 B2 JP 2500096B2 JP 5144388 A JP5144388 A JP 5144388A JP 14438893 A JP14438893 A JP 14438893A JP 2500096 B2 JP2500096 B2 JP 2500096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のOSにより共用
されるチャンネルを有するコンピュータ電子複合システ
ム(CEC)の入出力サブシステムを電子的に変更し再
構成する再構成支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】導入 本発明は、本願と同日に出願され、同一人に譲渡された
米国特許出願整理番号PO992016に記述され、特
許が請求された共用及び非共用入出力チャンネル両方を
支援するコンピュータ電子複合体又はシステム(CE
C)における共用入出力資源に対する再構成支援方法を
含む。
【0003】本願と同日出願の米国特許出願整理番号P
O992016,PO992026,及びPO9920
29の全体的内容は参照のためこの明細書に編入され
る。
【0004】本願より先に出願され、本願と同一人に譲
渡された2つの出願、すなわち、シー・ジェイ・ベイリ
イほかにより1989年11月28日に提出の“入出力
接続を動的に管理する装置及び方法”と称する米国特許
出願第07/444,190号(整理番号KI9890
13)、及びアール・クイアカラほかにより1991年
9月4日に提出の“ハードウェア及びソフトウェア入出
力構成の定義の同期設定”と称する米国特許出願第07
/754,813号(整理番号PO991036)の内
容は参照のためこの明細書に編入される。
【0005】本願より先に出願され、本願と同一人に譲
渡された3つの出願、すなわち、エス・エム・ベンソン
ほかにより1991年3月28日に提出の“システム入
出力構成の動的変更装置及び方法”と称する米国特許出
願第07/676,603号(整理番号PO99002
6)、ジェイ・イー・ボスチックほかにより1991年
9月5日に提出の“論理的に区分されたデータ処理シス
テムの構成の動的変更装置及び方法”と称する米国特許
出願第07/755,246号(整理番号PO9910
28)、及びアール・クイアカラほかにより1991年
3月28日に提出の“システム入出力構成の定義の動的
変更”と称する米国特許出願第07/693,997号
(整理番号PO991012)の内容は参照のためこの
明細書に編入される。
【0006】背景技術 アイ・ビー・エム(IBM)企業システム・アーキテク
チャ S/390 オペレーションの原理(資料番号S
A22−7201−00)及びIBM企業システム・ア
ーキテクチャ S/390共通入出力装置コマンド(資
料番号SA22−7204−00)はIBM S/90
00中央電子複合システム(CEC)の如きIBM S
/9000システムに使用されている入出力体系構造に
ついて記述している。
【0007】チャンネル・サブシステム呼出(CHS
C)命令は、各々がCHSC命令に対する特別コマンド
機能を指定する非常に大量の命令コードを含み得る命令
コード・フィールドを含むコマンド要求ブロックをアド
レスする単一オペランドを有する命令である。
【0008】前述の米国特許出願第07/693,99
7号(整理番号PO991012)に開示され、特許が
請求されているコマンド、すなわち、“チャンネル経路
構成変更コマンド”、“制御装置構成変更コマンド”、
及び“入出力装置構成変更コマンド”等のような他の先
行CHSC命令は非同期で操作する。これら非同期CH
SCコマンドの全べては、CECが正規に操作している
間、CECに対する入出力構成を動的に変更する機能を
有する。
【0009】米国特許出願第07/693,997号
(整理番号PO991012)で開示され、特許が請求
されたコマンドの本願以前においては、新たな入出力構
成ファイルは、CECのプロセッサ制御機能要素にロー
ドされ、その後、CECの全入出力サブシステムは新構
成で演算可能になるまでにパワー・オン・リセットを持
たなければならなかった。
【0010】米国特許出願第07/693,997号
(整理番号PO991012)の発明は、CECに接続
可能なチャンネルの特定入出力構成、チャンネルに接続
可能な制御装置、及び制御装置に接続可能な入出力装置
を表わすよう入出力サブシステム制御ブロック構造を調
整する新方法を開示している。しかし、その発明は、C
ECの入出力サブシステムの基本制御ブロック構造を変
更していない。
【0011】一方、米国特許出願(整理番号PO992
016)の発明は、チャンネル、制御単位、及び装置の
各入出力資源に対する制御ブロックの共用設定の概念を
加えることによってCECの入出力サブシステムの基本
制御ブロック構造を変更するようした。共用設定の概念
は、入出力サブシステムに対し入出力命令を発行したC
ECの複数の制御プログラムによって入出力資源を共用
可能にした。
【0012】これらの制御プログラムは、CECの異な
る論理区分を専有する異なるオペレーティング・システ
ム(OS)に存在する。これらの区分は、同一CECの
物理的資源の異なる部分を使用するか又はCECの同一
資源を時分割にするため、論理資源の区分と考えられ
る。例えば、主(メイン)記憶装置はその物理的構造を
変化せずに容易に変更することができる定義境界をマイ
クロコードで分割する。
【0013】どの先行CHSCコマンドも共用チャンネ
ル経路を使用して入出力資源を操作することができなか
った。先行CHSCコマントは非共用チャンネル経路を
使用して入出力資源を操作することができるのみであっ
た。先行CEC入出力構造は、単一オペレーティング・
システムのみに接続された入出力チャンネルを要求し
た。そして、米国特許出願整理番号PO992016の
発明は、最初、単にチャンネルを要求する命令を発行す
る如何なるオペレーティング・システム(OS)によっ
ても(チャンネルが使用可能となったときに、その要求
OSが使用する)、CECの異なるOS間でチャンネル
を動的に切替えることができるようにした。
【0014】共用入出力資源の概念は米国特許出願整理
番号PO992016に記述され特許が請求されている
イメージ識別子又はイメージID(IID)発明を使用
する。IID発明は一般にIIDがそれ自体CECのオ
ペレーティング・システム(OS)から隠されているか
否かに関係がない。
【0015】この出願はOS間で共用入出力資源を可能
にするようIID発明を変更したCEC内で旧バージョ
ンのOSを演算可能にするため、OSから隠されたII
Dに対する優先権を開示している。故に、旧OSバージ
ョンはCECで走行することができると共に、新バージ
ョンのOSもその異なる区分で走行することができる。
【0016】CECにおける複数のOSは、ハイパーバ
イザ(hypervisors)によって調整され、そこでCECの
CPU及び記憶資源は独立遂行するOSによって分割さ
れる。あるハイパーバイザは内部コードで構成され(例
えば、マイクロコード・ハイパーバイザ)、他のハイパ
ーバイザは、ソフトウェアで構成される(例えば、ソフ
トウェア、ハイパーバイザ)。マイクロコード、ハイパ
ーバイザの商業例としては、IBM S/9000 型
式900のようなCECの分離した論理資源区分(LP
AR)における独立して遂行するOS間における資源の
競合を調整するようにしたIBM S/390 PR/
SM(プロセッサ資源/システム・マネージャ)があ
る。
【0017】商業ソフトウェア・ハイパーバイザの例と
しては、いわゆる仮想機械(好ましいゲストと呼ばれ
る)がソフトウェア・ディレクトリのシステム・ソフト
ウェアによって分割されたそれぞれの論理資源区分にお
いて分離OSを遂行するようにしたS/370 309
0 形式Jで走行するIBM S/370 VM/MP
G(仮想機械/複数の好ましいゲスト)システムがあ
る。
【0018】先行技術の解釈遂行は、複数の独立OSを
有するCECにおいて取得され、CECの遂行効率を高
めた。その遂行効率は、CECの各OSがそのCPU命
令を解釈的に遂行することができたときに最高となる。
CECに複数独立のOSを持つ場合、それはCEC資源
をOS間で配分すること、及び各OSの下に遂行される
命令はそのOSに割当てられたCEC資源のみの使用に
制限されること(例えば、CECの主記憶装置のそれぞ
れのOSに割当てられたメモリー範囲内でのみ遂行する
こと)が要求される。
【0019】CECの入出力サブシステムを構成するこ
とは、CECの物理的に接続されたチャンネル、物理的
に接続された制御単位、及び物理的に接続された装置等
のような単に物理的に接続された入出力資源を考慮する
もの多くが含まれる。入出力サブシステム・マイクロコ
ードに制御ブロックが供給されて、これら物理的資源を
電気的に制御する。これら入出力資源自体の物理的エン
ティティは、CECに対する作業のために制御されるこ
とはできないので、入出力資源自体はCECに対して役
に立たない。
【0020】従って、単なるCECに対する物理的な資
源の接続はその資源をCECに対して構成するものでは
ない。これは、物理的資源を制御するCECソフトウェ
ア及びハードウェアによって使用されるエンティティで
ある制御ブロックによって表わされるまで、資源の存在
はCECハードウェア及びソフトウェアによって認識す
ることができないからである。
【0021】先行技術におけるCECの入出力構成は、
各物理的に接続された入出力資源に対して1つの制御ブ
ロックを持つことを要求する。制御ブロックは対応する
入出力物理的エンティティを制御するに必要な情報すべ
てを含む。例えば、各制御ブロックの使用中ビットは、
物理的エンティティが使用中か否かを示すことに使用さ
れ、他の全べての種類の制御フィールドもエンティティ
の現在の物理的特性を表示する。
【0022】先行技術のS/370及びS/390設計
のコンピュータ・システムにおいては、各チャンネルは
CECの入出力システム記憶装置に単一の“チャンネル
制御ブロック”(CHCB)を構成することによってC
EC内に構成された各入出力装置は、CECの入出力サ
ブシステム記憶装置に単一のサブチャンネル制御ブロッ
ク(SCB)を構成することによってCECに構成され
た。
【0023】1以上の論理制御単位は、単一の論理制御
単位制御ブロック(LCUCB)を構成することによりCEC
に共用装置クラスタとして構成される。共用装置クラス
タは装置を共用する1以上の論理制御単位の集合と定義
される。
【0024】CHCB,SCB及びLCUCB はCECソフ
トウェアに対してアクセスし得ない入出力サブシステム
記憶装置に構成されるが、CECのハードウェア及び内
部コード(マイクロコード)に対しアクセス可能であ
り、CECに物理的に接続されている対応する入出力資
源を電子的に制御する。
【0025】システムに構成された制御ブロックは、C
ECのソフトウェア命令によってエンティティが使用可
能か否かのような、その物理的入出力エンティティに対
する数々の状態を表示することができる。例えば、物理
的資源は、使用可能でない物理的資源を表示するその制
御ブロックにフィールドを設定する“変化オフ・ライ
ン”コマンドを受けることができる。又は、“変化オン
・ライン”コマンドは、使用可能な物理的資源を表示す
るよう制御ブロック・フィールドを設定するが、それは
現在使用不能であるかもしれず(使用中フィールドで示
される)、故に現在選択不能かもしれない。
【0026】CECの入出力サブシステムの先行技術の
再構成は、これら入出力サブシステム制御ブロックの変
更を含む。この再構成は新たな制御ブロックを入出力サ
ブシステム記憶装置に加えて、物理的資源が予め接続さ
れていたか又は新たに接続されるか、いずれかのCEC
構成に対応する入出力資源を構成することができる。又
は、再構成は、資源がまだCECに対し物理的に接続さ
れている場合でも、現存の制御ブロックを入出力サブシ
ステム記憶装置から削除して、対応する入出力資源をC
ECの構成から除去することができる。
【0027】先行技術における入出力サブシステムの制
御ブロックを作成し、変更し、削除するコマンドはハイ
パーバイザの制御の下に遂行されるOSの1つによって
発行される。安全制御を受けて適切に許可されたOSは
いずれの又は全べてのOSが使用する資源に影響を与え
る制御ブロックを作成し、変更し、削除するコマンドを
発行することができる。
【0028】その上、CECの入出力サブシステムの再
構成を得るため、2つの基本的に異なる方法が先行技術
に加えられた。それらは包括的に静的再構成法及び動的
再構成法と称するかもしれない。
【0029】関連する同時提出出願の要約 本発明は、共用チャンネルを使用して入出力資源の共用
を可能にする米国特許出願整理番号PO992016に
記述され特許が請求されている発明を使用したCEC入
出力サブシステムの再構成を含む。
【0030】米国特許出願整理番号PO992016
は、CECの異なる資源区分において走行する多数のオ
ペレーティング・システム(OS)に対し、CECの入
出力チャンネルの接続を増加するようにしたチャンネル
共用方法について記述している。入出力資源を異なるO
Sに割当てるため、OSイメージ識別子(IID)が使
用される。
【0031】各OS共用入出力資源は入出力サブシステ
ムに共用させる制御ブロック(CB)の集合が設けら
れ、そこでそれぞれのCBはCECで走行するOSの1
つのそれぞれのIIDに割当てられ、それによって位置
付けされる。共用制御ブロック群の各CBは、同一入出
力資源の各OSに対し異なるイメージを供給する。
【0032】異なるイメージのCBは独自に制御され、
異なるOSによる入出力操作のため異なる状態を持つこ
とができ、そのため如何なるOSも他のOSによる資源
の使用方法に関係なく、同一入出力資源を独立して操作
することができる。IIDはOSによる各入出力要求の
遂行に使用される。
【0033】IIDは要求された入出力装置をアクセス
するため入出力制御装置に対してさえ送信され、その入
出力要求を要求したOSに対しその後返答するときに制
御単位が使用するため、その制御単位に対する論理経路
(LP)の一部として存在する制御単位に記憶される。
【0034】先行CHSCコマンド 最近発表されたタイプの入出力命令は、多数のコマンド
を支援するために使用することができる“チャンネル・
サブシステム呼出し”(CHSC)命令である。以前の
CHSCコマンドは解釈的に遂行されなかった。
【0035】あるCHSCコマンドは同期して遂行し、
他のCHSCコマンドは非同期に遂行する。非同期CH
SCコマンドは、CECの入出力構成を動的に変更する
ものを含み、それらは先に出願され、本願と同一人に譲
渡され所有されている米国特許出願第07/693,9
97号(PO991012)に記述され、特許が請求さ
れている。また、先行CHSC命令は、本願と同一人が
所有する先行出願の米国特許出願整理番号PO9920
26に記述され、特許が請求されているソフトウェア支
援を有する。
【0036】OSに対する非同期CHSCコマンドを遂
行するCPUはCHSCコマンドに対するそのオペレー
ションを完了することができる前に、非同期チャンネル
・サブシステムがそのコマンドに応答するのを待つ。
【0037】OSに対する非同期CHSCコマンドを遂
行するCPUは、それが非同期チャンネル・サブシステ
ムに要求するとすぐ解放され、要求した操作を実行す
る。入出力サブシステムが要求コマンドに対するその作
業を実行する際、OSに対するCPUの次の操作におい
て割込みを実行し、CHSCコマンドに対する応答をO
Sに示すようOSに対して割込信号を送信することによ
りそれに応答する。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の技
術によると、そのいずれも、共用可能なチャンネル特性
がCECに存在する場合、先行するCHSC命令は共用
可能なチャンネルを処理することができないため、もは
や正しく遂行することができないという問題があった。
【0039】従って、本発明の目的は、複数のOSによ
って共用されるチャンネルを有するシステムにおいて、
非同期遂行可能なCHSC命令を遂行可能にすることで
ある。
【0040】本発明の他の目的は複数のOSによって共
用されるチャンネルを有するシステムにおいて、非同期
遂行可能なCHSC命令を解釈的に遂行可能にすること
である。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、非同期操作を含む先行CEC命令による
遂行処理に変更を加えて、前述の米国特許出願PO99
2016に記述されているような複数のイメージ機能
(MIF)を有するCECにおいて非同期操作を含むC
EC命令を遂行可能にした。
【0042】上記の先行技術のCEC命令は、前述の米
国特許出願第07/693,997号(整理番号PO9
91012)に記述されており、CECにおいて複数の
OS間を識別するIIDを処理することができない命令
である。
【0043】本発明は、上記の課題を解決するため、C
EC(コンピュータ電子複合システム)における入出力
サブシステムの電子的変更を含む。入出力サブシステム
の構成は電子的に検出可能な制御ブロックに対応する物
理的入出力資源を入出力サブシステムの処理で制御可能
な電子的に読取可能な形式でその構成情報全べてを含む
ようにした制御ブロックによってそこに提供される。
【0044】入出力サブシステム構成の構成を変更する
これら入出力サブシステムの処理は、命令によって供給
される情報又は再構成ファイルによって供給される情報
を使用する電子処理により、CECで電子的に遂行され
るCPU命令又は再構成ファイルによって非同期に制御
される。これら命令の内容はこれら命令に又は再構成フ
ァイルに挿入される情報を入力する人手によって設計さ
れる。
【0045】好ましい実施例の詳細な説明は命令を使用
して入出力サブシステム構成を変更する動的方法及び手
段に対するものであるが、類似の再構成機能によってサ
ブシステム構成を変更する静的方法も本明細書及び特許
請求の範囲に含まれるものと解すべきである。
【0046】本発明は、共用及び非共用の両入出力資源
を含む入出力サブシステム構成を変更する、及びそれら
構成の属性の状態を観察する電子能力を提供する。
【0047】本発明は動的処理によって直ちに、又は静
的処理によって後に構成を変更させるために呼出すこと
ができる。いずれの場合においても、その変更はその入
力操作と非同期に行われる。構成を動的に変更するため
の入力は、入出力システムの構成の即時変更を要求する
OSプログラムによって遂行することができるIBMS
/390 チャンネル・サブシステム呼出(CHSC)
命令を使用することができる。これらのCHSCコマン
ドは“チャンネル経路構成変更”コマンド、“制御単位
構成変更”コマンド、及び“入出力装置構成変更”コマ
ンド等である。
【0048】これら各コマンドは、それぞれ共用チャン
ネルの定義、共用チャンネルに接続されている制御単位
の定義、及び共用チャンネルに接続されている制御単位
に接続されている装置の定義のような共用入出力資源を
含む構成の定義を支援する制御ブロックを加え、変更
し、削除するCEC入出力サブシステムの電子処理を呼
出す。
【0049】オペランド・アクセス構造は、CHSC
“構成モード変更”コマンドにおいて、共用資源パラメ
ータに関するデータを含むホーマットに変更された。C
HSC“構成情報の記憶”コマンドのオペランド・アク
セス構造は入出力サブシステムの構成における共用可能
な資源の属性を得るために変更された。
【0050】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。この好ましい実施例は動的入出力再構
成を実現し、CECの選択されたOSのプログラムで提
供されたチャンネル・サブシステム呼出(CHSC)命
令によりCECに対して入力されたその構成情報を有す
る。
【0051】CHSC命令はCECのオペレーティング
・システム(OS)の監視プログラムによって全体的に
遂行される。CHSC命令に基づいて提供された多くの
コマンドは、IBM S/390 ESA アーキテク
チャに対するCECの構築で前もって使用された。本明
細書による発明においては、CHSC命令のもとに動作
するあるコマンドの構造における新規技術及びこれらコ
マンドによって呼出される処理における新規技術が開示
される。
【0052】更に、本発明は、CECに対しパワー・オ
ン・リセット(POR)が供給されたとき、後に実行に
移すことができるCECの一部に記憶されている入出力
構成定義ファイル(IOCDS)によってCECに入力される
静的入出力再構成情報を使用する処理に対する新規技術
が開示される。
【0053】IBM S/390 CECにおけるIOCD
F ファイルは、そこでIOCDF がアクセスされ、ファイル
がシステムのプロセッサ・コントローラ要素(PCE)
に記憶された後、次のパワー・オン・リセットにおいて
実行に移されるようなかかるCECのプロセッサ・コン
トローラ要素(PCE)のディスクに記憶された。
【0054】先行技術CHSC命令 次に、図1に基づき先行技術のCHSC命令について説
明する。図1は、CHSC命令の遂行によって得られた
全CHSCコマンドに対する命令コードが維持されてい
る“命令コード”を持つような先行技術で使用されるC
HSC命令30の全体的形式を示す。
【0055】この命令は、又1対の制御ブロックを含む
CECの主記憶装置のコマンド領域を位置付けする単一
オペランドを持つ。そのオペランドは、コマンド要求ブ
ロック(CRQB)32と、コマンド領域に隣接して位
置付けされる関連コマンド応答ブロック(CRPB)3
3とを含むコマンド領域を捜し出すCHSCアドレスを
含む。
【0056】CHSC命令における特有のコマンド CRQB32とその内容はOSの主記憶装置にあるCH
SC命令を使用するOSによって構築される。CRQB
32は特定のCHSCコマンドに対しCHSC命令30
を調整する特別命令コードを含む。例えば、CRQB3
2の10ビット命令コード・フィールドは、多くの異な
るCHSCコマンドを支援することができる1024ま
での異なる命令コードを支援することができる。
【0057】従って、汎用形式のCHSC命令はCEC
の入出力サブシステムに対する非常に多くの異なるコマ
ンドを潜在的に支援し、そのうち数CHSCコマンドの
みが非共用入出力チャンネルに対する動的な入出力再構
成のために予め使用又は用意される。
【0058】先行技術の構成処理はOSと関連するII
Dを含む制御ブロックを構成することは開示していな
い。共用入出力資源は構成処理に対して特別な問題を提
供する。
【0059】故に、CRQB32は、CHSC命令が遂
行されて入出力サブシステムに対しそのCRQB32を
送るときには、入出力チャンネル・サブシステムで実行
されるべき特有な機能に対してCHSC命令を適用する
その命令コード・フィールド(及び他のフィールド)に
その要求情報を含むであろう。
【0060】後に、その遂行状況は(そのCHSC命令
の遂行が成功したか、不成功であったかに関する応答情
報を供給するため)、入出力サブシステムによってCR
PB33に記憶される。
【0061】先行技術の入出力サブシステムの再構成は
非共用チャンネルの再構成にのみ適用される。すなわ
ち、先行技術の静的IOCDS 及び先行技術の動的CHSC
命令は、非共用チャンネルを再構成することができるの
みである。
【0062】本発明はCHSC命令30によって呼出さ
れる構成処理を変更して、共用チャンネルを含む(非共
用チャンネルも含むことができる)入出力サブシステム
を再構成することができ、共用チャンネルに接続された
(如何なる非共用チャンネルも接続可能)入出力資源も
再構成することができる。
【0063】IIDのハイパーバイザ制御 次に、図2について説明する。図2は、コマンドを入出
力サブシステムに渡すとき、及び入出力サブシステムが
CHSCコマンドに対して応答を与えるときに、この発
明により各CHSCコマンドがその特定のOSと関連す
る新規な方法を示す。
【0064】入出力サブシステムは多くの異なるOSに
対する多数のCHSCコマンド及び他のタイプの入出力
コマンドを同時に処理することができることを理解する
べきである。それはこれら多くの異なるコマンドの同時
処理実行中、その入出力サブシステムがその処理の各要
素をその処理を実行している正しいOSと正しく関連づ
けるということが必須である。OSが処理要素と誤って
関連づけられると、OS及びCEC操作に問題を引き起
こす。
【0065】特定のCHSCコマンドに対する情報が入
出力サブシステムによって処理された後、その処理の結
果は正しいコマンド応答ブロック(CRPB)32に戻
すため、正しいOSに返却しなければならない。多くの
異なるOSに対するコマンドの入出力サブシステムにお
ける遂行中、多くのCRPBが各OSのMSに同時に存
在するかもしれない。
【0066】各入出力サブシステムの応答は正しいOS
の正しいCRPB32に対するその経路を検出すること
が必須である。ハイパーバイザ(Hypervisor)は応答情
報を受取るべきであるOSを検出するためその記憶II
Dを使用する。そこで、OSはそこに受信した応答情報
を記憶するべき正しいCRPB32を検出しなければな
らない。
【0067】図2のA及びBに示す操作はマイクロコー
ド化ハイパーバイザによって実行することが好ましい。
すなわち、マイクロコード化ハイパーバイザのコードは
OS命令の中に組込まれ、命令のマイクロコードの中に
組込まれたOS/ハイパーバイザ・インターフェースを
提供することができるからである。そこで、ハイパーバ
イザに対する処理は如何なるソフトウェア・プログラム
割込(代行受信)も含まず、CPUの命令遂行はOSに
対する全体的な遂行処理に透明な方法によるハイパーバ
イザ操作の呼出しを含む。
【0068】他方、ソフトウェア・ハイパーバイザはマ
イクロコード化ハイパーバイザの代りにCECによって
使用され、同一種のOS関連処理を実行することができ
る。しかし、ソフトウェア・ハイパーバイザを使用した
とき、CPUのOS操作に割込み(代行受信)をかける
ため、追加のCEC操作による時間的不利益のもとに、
そのCPUがハイパーバイザ・ソフトウェアを遂行可能
とする。
【0069】CPUの各OS代行受信は、OS操作のC
PU状況の保管を含む(マイクロコード化ハイパーバイ
ザ操作においては行われない)。そのため、代行受信の
ハイパーバイザ処理の終了において、それは、CPUが
ハイパーバイザにより代行受信されたときに存在するそ
のOS状態にCPUを復帰させることができ、そのた
め、CPUはそのOS処理を継続することができる。
【0070】本実施例はマイクロコード化ハイパーバイ
ザを使用することが好ましく、そのハイパーバイザのマ
イクロコードは入出力サブシステムにおいて遂行される
CHSCコマンドのマイクロコードに組込まれる。組込
まれたマイクロコード化ハイパーバイザ・プログラミン
グはCECの入出力サブシステムに対する各CHSCコ
マンドの各CRQB31における情報の送信中、関連O
Sに対する全IIDを取扱う。
【0071】ハイパーバイザは、ハイパーバイザ・マイ
クロコードの処理により、入出力サブシステムに対しそ
れぞれのCRQB情報を送信しているOSのIIDを取
得し記憶するとき、その制御を入出力サブシステム・マ
イクロコードに渡す。そのため、入出力サブシステム
は、そのコマンドに対する応答情報の生成と、そのコマ
ンドを遂行するOSに対して行う応答情報の返信とを含
む特定のCHSCコマンドに対して要求される処理を実
行することができる。
【0072】この方法において、マイクロコード化ハイ
パーバイザ及び入出力サブシステム・マイクロコード・
プログラミングのみがIIDを処理する必要があり、I
IDはOSに処理される必要はない。従って、OSはそ
のIID又は如何なる他のIIDを知る必要もなく、単
にハイパーバイザにとって使用可能であるということの
みが必要である。
【0073】先行OSバージョン(IIDが使用される
前に存在していた)は共用入出力資源を支援するため、
IIDを使用しCECで走行することができるというこ
とは重要な成果である。そして、CECはマイクロコー
ド化ハイパーバイザ、又はソフトウェア・ハイパーバイ
ザのいずれかでIIDを支援し、OSがいずれかのII
Dを処理しなければならないこと、又は、その要求入出
力資源がCECの他のOSと共用されることを知るべき
ことを無視することができる。
【0074】従って、図2のA及びBにおいて、CHS
C命令を処理するOSプログラムは如何なるIIDをも
認知せず、IIDはOSに対して暗黙に指定されるもの
と思われる。IIDはCRQB31又はCRPB32の
どちらのOSバージョンにも存在しない(それらはどの
OSの記憶装置にも存在するが)。従って、これらOS
制御ブロックのIIDフィールドは全部0のようなダミ
ー文字で満たされる。
【0075】そのIIDを処理するため、ハイパーバイ
ザはCRQB31(IIDを持たない)を入出力サブシ
ステムの記憶領域に複写し、要求OSのIIDを挿入す
る。そのため、IIDは、ハイパーバイザが入出力サブ
システムに対して使用可能にする各CRQB31のハイ
パーバイザ・バージョンに存在するのみである。このよ
うな方法により、ハイパーバイザは要求OSのIIDを
各CRQB31と関連づける。
【0076】次に、この情報はCRQB31のハイパー
バイザ・バージョンにおけるOSに対する入出力サブシ
ステムによって処理される。入出力サブシステムによる
コマンドの処理中、関連するハイパーバイザCRQB3
1との関連は維持され、それによって正しいIID(及
びOS)と共に処理される入出力サブシステムの正しい
関連が維持される。これは各コマンドのために処理され
るマイクロコードの各要素の関連が維持される。
【0077】コマンドに対する入出力サブシステムの処
理中、入出力サブシステム・マイクロコード・プログラ
ミングはCRPB32を構築し、関連するハイパーバイ
ザCRQB32からのIIDをそこに複写する。
【0078】図2は特定のCRPB32を受けて正しい
OSの識別を使用可能にするべきである正しいOSに対
するIIDを複写するハイパーバイザを表わす。それは
入出力サブシステムがハイパーバイザ及びCRPB32
の入出力サブシステム・バージョンを、0にしてCRP
B32のOSバージョンからIID値を除去した全II
Dフィールドを有する記憶装置のOS領域に複写するこ
とによって、現在処理されている各コマンドに対し応答
しなければならないときには常に行われる。
【0079】故に、IIDはCRQB31又はCRPB
32のどちらのOS複写にも発見されず、ハイパーバイ
ザ及びこれら制御ブロックの入出力サブシステム・バー
ジョンにおいてのみ存在する。前述のように、このII
Dの操作はマイクロコード化ハイパーバイザ又はソフト
ウェア・ハイパーバイザのどちらかで実行することがで
きるため、IIDはどのOSプログラムにも可視ではな
い。(米国特許出願(PO992026)のCRQBに
見られる“OS選択IID”フィールドはその明細書の
CRQB31に存在するべきではないと思われるであろ
う。それはその出願で測定のためにのみ使用される。)
【0080】IIDは米国特許出願(PO99201
6)及び本願明細書に記述されている方法で共用入出力
資源に対する要求制御ブロックの処理及び取扱いのため
に入出力サブシステムによって使用される。入出力サブ
システム制御ブロックは、米国特許出願PO99201
6に記述されているように入出力サブシステムに位置付
けされる。
【0081】構成コマンド 新たなCHSCコマンドはそれらのCRQB31に含ま
れている新修飾命令コードを供給する。これら新たなコ
マンドは関連米国特許出願PO992016の図8,1
1及び図13及び対応する説明と同等な本願の図8,1
1及び図13に示す入出力資源制御ブロックのアレイの
構成を設定し、変更する。これら各図はそれぞれチャン
ネル制御ブロック(CHCB)、共用サブチャンネル制
御ブロック(SSCB)、及び論理制御単位制御ブロッ
ク(LCUCB)を示す。
【0082】米国特許出願PO992016の図16A
及び16Bは、入出力サブシステムの制御ブロックの異
なるタイプ全べての組合せを示す。共用装置クラスタは
装置を共用する1以上の論理制御単位の集合として定義
される。図14に示すようなLCUCB は単に1つの論理制
御単位を含む共用装置クラスタを表わす。CHPID 当りLC
UCB 内で論理制御単位のアドレスを複写することによっ
て、LCUCB は複数の論理制御単位を有する共用装置クラ
スタを表わすことができる。
【0083】この好ましい実施例に記述した新コマンド
の操作は、共用及び非共用両資源を支援する図8,11
及び図15の制御ブロック・アレイによって表わされる
タイプのアレイの制御ブロックの数及び状態を変更す
る。これらコマンドはこれらいずれのアレイに対しても
制御ブロックを加え、削除することができ、現存する制
御ブロック内で状態を変更することができる。
【0084】例えば、これらコマンドは、非共用入出力
資源に対する制御ブロックを加え、削除すると同様、共
用入出力資源に対する制御ブロックの共用集合を加え、
削除することができる。他のコマンドは、入出力資源を
活動的に共用するOSの数を変更するため、如何なる制
御ブロックの共用集合もオンライン又はオフラインで変
更することができる。
【0085】制御ブロックの特定の構成は入出力サブシ
ステムに記憶されている入出力資源構成データ集合(IO
CDS)のCECに詳細に示される。IOCDS は通常システム
が初期に生成されたときに固定として与えられる。
【0086】その後、システム入出力構成を変更する最
も容易な方法は、入出力資源が再構成されている間、C
ECが操作の継続を可能にする動的コマンドを使用する
ことである。これら動的コマンドはそのコマンドによっ
て影響を受けていない全入出力資源の使用継続を可能に
する。
【0087】この好ましい実施例によって提供される新
処理を有する動的再構成コマンドは以下の如くである。 1.“チャンネル経路構成変更”コマンド。その固有な
コマンド応答ブロックは図3に示す。
【0088】2.“制御単位構成変更”コマンド。その
固有なコマンド応答ブロックは図4に示す。 3.“入出力装置構成変更”コマンド。その固有なコマ
ンド応答ブロックは図5に示す。
【0089】4.“構成モード変更”コマンド。このコ
マンドはその後の動的入出力構成コマンドを遂行するシ
ステム・モードを設定する。その固有なコマンド応答ブ
ロックは図6に示す。
【0090】これらコマンドは入出力サブシステムによ
り、非同期で実行される。それらはCHSC命令の下で
提供されるコマンドの全バージョン・タイプである。C
PUは、“コマンド要求ブロック”(CRQB)が入出
力サブシステムに対して供給されたときに発生するCH
SC命令を遂行すると直ちに解放される。
【0091】好ましい実施例の命令コード修飾子 ここに記述する好ましい実施例において、新コマンドの
操作は命令コード修飾子フィールドに対する新たな値に
よりコマンド要求ブロック(CRQB)31で表わされ
る。コマンドの命令コード(OC)フィールドは共用資
源を支援することができない前バージョンのコマンドで
使用されるものと同一の値を有する。
【0092】好ましい実施例のコマンドにおける共用集合単位 共用資源に対する入出力構成の変更は、米国特許出願P
O992016に記述されている“共用集合”と称する
資源制御単位に対する好ましい実施例で行われる。
【0093】共用集合は入出力サブシステムに対して与
えられた全IIDの値に対する集合の分離した制御ブロ
ックを有する。この好ましい実施例の共用集合における
各制御ブロックは該集合内の各他の制御ブロックとそれ
らのフィールド構造が同一である。すなわち、特定タイ
プの各制御ブロックにおける各フィールドは制御ブロッ
クの開始に相当する位置と同一位置に同一サイズのフィ
ールドを有する。
【0094】共に出願中の米国特許出願PO99201
6におけるその定義とは異なる1つの相違は共用集合の
定義にある。すなわち、その出願の明細書において、共
用集合は、図8のビットUが共用状態に設定されている
限り、単一の制御ブロックのみを持つであろう。
【0095】これはその集合における初期制御ブロック
の構造(イメージ)が、同一である追加の制御ブロック
を受けうるようその共用集合が後に再構成されることを
可能にする。1つのブロックがそのビットUを非共用状
態に設定した場合、それは共用集合ではなく、“イメー
ジ”制御ブロックは加えることができない。
【0096】用語“イメージ”は共用集合における他の
制御ブロックとその構造が同一のため、ここでは共用集
合の制御ブロックを称するものとして使用される場合が
ある。しかし、共用集合における“イメージ”の状態
は、異なるOSが同一共用資源に対して異なる操作を行
うことができる異なる状態に個々に設定することができ
る。
【0097】従って、ここで本好ましい実施例において
記述する各“加入”コマンドは制御ブロックの1以上の
共用集合を入出力サブシステムに対するIOCDに加入
するものとする。そして、ここで本好ましい実施例にお
いて記述する各“削除”コマンドは制御ブロックの1以
上の共用集合を入出力サブシステムに対するIOCDか
ら削除するものとする。
【0098】ここで記述する各“変更”コマンドは、シ
ステム内の異なるOS(異なるIIDが割り当てられ
る)が共用集合の各制御ブロックによって別々に表わさ
れる同一の共用入出力資源を別々に処理することができ
るよう、共用集合内の1以上の制御ブロックのそれぞれ
の状態を設定する。
【0099】コマンドの予期した機能を実行するよう特
定のコマンドによって呼出されたマイクロコード・プロ
グラムが入出力サブシステムに与えられる。かくして、
マイクロコード・プログラムは加入コマンドによって呼
出され、CRQB31のサブチャンネル番号に対応する
指定位置のような、そのコマンド要求ブロック31で指
定された識別制御ブロック・アレイの位置に共用集合を
加入する。
【0100】他のマイクロコード・プログラムは削除コ
マンドによって呼出され、そのコマンド要求ブロック3
1で指定した位置の識別された制御ブロック・アレイに
対する共用集合を削除する。更に、他のマイクロコード
・プログラムは変更コマンドによって呼出され、そのコ
マンド要求ブロック31で指定された共用集合の1以上
の制御ブロックにおける1以上の状態を変更する。
【0101】コマンド要求ブロックの互換性制約 コマンド要求ブロックのある標識は、先行タイプの入出
力資源制御ブロックとの互換性を得るために、特定タイ
プの制御ブロックに対するコマンドの変更操作を制限す
る。
【0102】マスク表示に対する構成変更が発生するとき CRQBの“初期アクセス・ビット・マスク”はCEC
の各論理区分に対する次の活動コマンドの際に発生する
CECの入出力サブシステムの将来の入出力構成を制御
する。区分活動コマンドを有する各OSに対する制御ブ
ロックのみが入出力構成に受入れられる。
【0103】そこで、初期アクセス・マスクはそれらの
構成ブロックが構成されたIIDと、それらの区分に活
動コマンドが発行されなかったため、それらのIIDを
構成しなかった他のIIDとを表わすことができる。従
って、区分が次の活動を受けたときに、各先行コマンド
のため1に設定された未済の初期アクセス・マスク・ビ
ットを有する各チャンネルはそれぞれの区分に対して構
成される。これはマスクが1に設定されたマスク・ビッ
トのIIDを所有する区分のOSに対するチャンネルに
対し、制御ブロックを活動させることになる。
【0104】あるCECにおいて、各種のリセット・コ
マンドはどれも先に遂行した“チャンネル経路構成変
更”コマンドのマスクを1ビット状態に設定したそのI
IDを有する各共用チャンネル制御ブロックの活動に使
用することができる。かかるリセット・コマンドは、例
えば、パワー・オン・リセット等のような入出力サブシ
ステムをリセットする如何なるリセット・タイプのもの
でもよい。
【0105】他方、CRQBの“再構成アクセス・ビッ
ト・マスク”は、そのコマンド遂行が終了するとすぐC
ECの入出力サブシステムの入出力構成を変更する。次
に、そのマスク・ビット位置に1を有する各OSに対す
る制御ブロックは、直ちに、そのOSにより資源に対し
て向けられたその後の“オン・ライン構成変更”(vary
-on-line)コマンドにより活動とすることができる候補
制御ブロックとして構成される。
【0106】コマンド要求ブロックにおけるアクセス・
ビット・マスク アクセス・ビット・マスクは、この明細書で記述する本
発明による新たなコマンドと同じ名称を有する先行バー
ジョンのコマンドに、そのもの及びその概念の両方共使
用されていなかったので、本発明により新規である。
【0107】各アクセス・ビット・マスクのビットの数
はCECに割当てられたIIDの最大数を表わす。マス
クの各ビットの位置はマスクのIID値を表わす。その
ビットが1の状態に設定された場合、その制御ブロック
における共用集合のそのIID位置に設定される。その
ビットが0状態に設定された場合、そのIIDにおける
ブロックの状態は、コマンドのタイプ及びマスクのタイ
プに従って変更され、又は変更されないかもしれない。
【0108】CRQB31の“初期アクセス・ビット・
マスク”はマスクによって影響を受けるIID値を示
す。マスクの各ビットの位置はシステムに対し使用可能
なIID値の全体集合におけるそれぞれのIID値を表
わす。マスクのどのビット位置におけるビット“1”
も、そこで表わすIID値が選択されたことを示す。I
ID値がOSを表わすシステムにおいて、このマスクは
資源に対する構成に変更を指定したOSを示す。
【0109】CRQB31の“候補アクセス・ビット・
マスク”は候補となるサブチャンネルの制御ブロックに
対するIID値を示す。1ビットを有するマスクの各ビ
ット位置は、指定された候補制御ブロックを有するII
D値の全体集合におけるそれぞれのIID値を示す。
【0110】IID値がOSを示すCECにおいて、こ
のマスクは指定サブチャンネルに対して与えられた候補
制御ブロックを有するOSを示す。従って、マスクで候
補と指定した各IIDに対する各指定共用サブチャンネ
ルに対するマスクの候補ビットは候補状態に設定され
る。
【0111】チャンネル経路構成変更コマンド チャンネル経路構成変更コマンドは入出力構成の定義に
ある指定チャンネルの記述を加入、変更、又は削除する
ことができる操作を行わせる。暗黙IIDの包含、先行
技術の加入及び削除操作に関連する変更操作による拡
張、及び新修飾操作コードは共用チャンネルの定義を変
更する機構を与える。
【0112】加入及び削除操作は図3に示すように、コ
マンド要求ブロックにおける命令コード(OC)として
前述の先行技術で定義されている。加入又は変更のタイ
プは、更に、図3に示すようなコマンド要求ブロックに
おける命令コード修飾(OCQ)として前述の先行技術
で定義された修飾命令コードによって指定される。
【0113】次に、加入操作を変更する修飾命令コード
について説明する。非共用イメージの再構成 指定チャンネルは非共用チャンネルとして入出力構成の
定義に加えられる。そのチャンネルは、そのとき、1O
Sのみに構成することができる。又、そのチャンネルは
再構成アクセスが設定された他のOSに対し再構成する
ことができる。
【0114】このチャンネルは図3に示すようなコマン
ド要求ブロックの再構成アクセス・ビット・マスクにお
いて指定される入出力構成の定義で与えられた如何なる
OSの1つに対しても構成することができる。OSがそ
の後に可動化したときにチャンネルに対し初期アクセス
を持つよう定義することができる。初期アクセスが設定
されるべきOSは図3に示すようなコマンド要求ブロッ
クの初期アクセス・ビット・マスクによって指定され
る。
【0115】非共用非イメージ再構成 指定チャンネルは非共用チャンネルとして入出力構成の
定義に加えられる。チャンネルは1OSに対してのみ構
成することができ、その後、そのOSのみに対し構成解
除又は構成を行うことができる。そのチャンネルはその
後他の提供されたOSに対して再構成することはできな
い。
【0116】チャンネルを構成することができる単一の
OSは図3に示すようなコマンド要求ブロックの再構成
アクセス・ビット・マスクで指定される。同じOSは、
又そのOSが後に活動化するときに、チャンネルに対し
て初期アクセスを与えることができる。図3に示すよう
なコマンド要求ブロックの初期アクセス・ビット・マス
クはそのチャンネルに対する初期アクセスが設定される
べきときに、再構成アクセス・ビット・マスクと同じO
Sの指定に使用される。
【0117】共用化 指定したチャンネルが共用チャンネルとして入出力構成
の定義に加入されると、図3に示すようなコマンド要求
ブロックのチャンネル経路タイプ(CHPT)フィール
ドが直列入出力チャンネルを指定する。
【0118】そのチャンネルは同時に複数のOSに対し
て構成することができ、同時に全構成OSに対する入出
力操作を遂行するよう使用される。各共用イメージに対
して1つのチャンネル・イメージが入出力構成の定義に
加えられる。ハイパーバイザの制御の下にCECが操作
しているとき、1チャンネル・イメージは図3に示すよ
うなコマンド要求ブロックの再構成アクセス・ビット・
マスクで指定した各OSに対する入出力構成の定義に加
えることができる。
【0119】そのチャンネルは、それらOSがハイパー
バイザによって後に活動したとき、図3に示すようなコ
マンド要求ブロックの初期アクセス・ビット・マスクで
指定した各OSに対し初期的に構成される。
【0120】以下、新たな変更(MODIFY)操作を供給す
る修飾命令コードについて説明する。加入アクセス 前に定義したチャンネルの入出力構成の定義は指定チャ
ンネルのアクセスに使用することができるOSの現行集
合に対し1以上のOSを加入することによって変更され
る。指定チャンネル及びOSは入出力構成の定義で現在
定義されていなければならない。後に再構成されるかも
しれないチャンネルのOS集合に対しOSを加えること
ができる。
【0121】再構成アクセスは非共用イメージ再構成チ
ャンネル及び共用チャンネルの両方に対して加えること
ができる。図3に示すようなコマンド要求ブロックの再
構成アクセス・ビット・マスクは再構成アクセスが加え
られるべきOSを指定する。再構成アクセスを有するO
Sの変更集合における各OSに対するチャンネルは、後
に、次に示すように構成することができる。
【0122】(1)非共用イメージ再構成チャンネル:
このチャンネルはOSの変更した再構成アクセス集合に
おける1つの如何なるOSにも構成することができる。 (2)共用チャンネル:このチャンネルは変更した再構
成アクセス集合における如何なるOSにも同時に構成す
ることができる。
【0123】無条件変更削除アクセス 入出力構成の定義は指定チャンネルのアクセスに使用す
ることができるOSの現行集合から1以上のOSを削除
することによって変更される。指定チャンネル及びOS
は入出力構成の定義に現在定義されていなければならな
い。
【0124】再構成のアクセスは非共用イメージ再構成
チャンネル及び共用チャンネルの両チャンネルに対して
削除することができる。図3に示すようなコマンド要求
ブロックにおける再構成アクセス・ビット・マスクは、
再構成が削除されるべきであるOSを指定する。そのチ
ャンネルに対して再構成アクセスを有するOSの集合か
ら削除された各OSに対するチャンネルは、そのOSが
現在そのチャンネルにアクセスし、そのチャンネルがそ
の後そのOSに構成されないかもしれない場合、そのO
Sから構成解除される。
【0125】指定チャンネルが共用チャンネルにあると
きに、その対応するチャンネル・イメージを削除するこ
とができるが、チャンネルの定義は、全OSがチャンネ
ルに対して再構成アクセスを有するOSの集合から削除
されるときでさえ、共用チャンネル又は非共用チャンネ
ルのいずれかに対する現行入出力構成の定義から削除さ
れることはない。
【0126】1以上のOSが無条件変更削除アクセス操
作によって共用チャンネル又は非共用イメージ再構成チ
ャンネルに対する入出力構成の定義から削除されると
き、この削除の通知が影響するOSに対して行われる。
この通知の方法は各影響するOSに対するチャンネル報
告ワード(CRW)の表示により行われる。
【0127】条件付変更削除アクセス 入出力構成の定義は、指定したOSが現在チャンネルに
構成されていないときにのみ、その指定チャンネルのア
クセスに使用することができる現行OS集合から1以上
のOSを削除することによって変更される。
【0128】指定チャンネルが指定チャンネルに構成さ
れないときに、OSは、前述のような無条件変更削除ア
クセスが指定されたときのように、指定OSに対する指
定チャンネルへの再構成アクセスを削除する。1以上の
指定OSが指定チャンネルに構成されるとき、指定チャ
ンネルに対する再構成アクセスは指定OSのいずれに対
しても変更されない。誤り応答コード及び応答コード修
飾子は要求した変更が行われなかったことを示すコマン
ド応答ブロックに記憶される。
【0129】以下、図3に示すような再構成アクセス・
ビット・マスク及び初期アクセス・ビット・マスクを説
明する。再構成アクセス・ビット・マスク CECがハイパーバイザの制御の下に操作していると
き、このビット・マスクは、図9に示すような加入操作
又は変更操作のいずれかが実行されたとき、指定チャン
ネルに対して再構成アクセスを有するOS集合からOS
が削除され、加えられるべきであるということを表示す
るために使用される。指定チャンネルに対する再構成ア
クセスを有する各OSに対するチャンネルは適切な再構
成操作の使用によってOSに構成することができる。
【0130】加入操作が指定され、又は変更修飾命令コ
ードが加入アクセス操作を指定したとき、このマスクの
ビット位置が1であると、それは対応する番号のOSが
指定チャンネルに対する再構成アクセスを有するOSの
集合に加えられるべきであるということを示す。対応す
る番号のビットが0のときは、そのOSは指定チャンネ
ルに対する再構成アクセスを有するOSの集合には加え
られない。
【0131】変更(MODIFY)操作が指定され、変更修飾
命令コードが変更・削除アクセス操作を指定したとき、
このマスクのビット位置が1であると、それは対応する
番号のOSが再構成アクセスを有するOSの集合から削
除されるべきこと、及びそのチャンネルはそのOSが現
在そのチャンネルをアクセスしており、要求が無条件削
除アクセス操作である場合、指定OSから構成解除され
ることを示す。
【0132】その上、対応する番号のOSが現在そのチ
ャンネルに対する初期アクセスを有するOSの集合にあ
る場合、OSに対する初期アクセスも又削除される。対
応する番号のビットが0のとき、そのOSは指定チャン
ネルに対する再構成アクセスを有するOSの集合から削
除されるべきではない。
【0133】加入操作が指定され、修飾命令コードが非
共用非イメージ再構成チャンネルを指定したときには、
このマスクの1ビットのみが1に設定されなければなら
ない。
【0134】加入操作が指定され、修飾命令コードが非
共用イメージ再構成チャンネルか共用チャンネルのいず
れかを指定したときには、与えられたOSに対応する全
ビットを1に設定することができ、与えられたOSに対
応する少くとも1ビットが1に設定されなければならな
い。
【0135】変更操作が指定されたとき、このマスクは
全0を含めてはならない。削除(DELETE)操作が指定さ
れたとき、又はCECがハイパーバイザの制御の下に操
作していないときには、このビット・マスクは無視され
る。
【0136】初期アクセス・ビット・マスク CECがハイパーバイザの制御の下に操作していると
き、このビットマスクはどのOSが指定チャンネルに対
する初期アクセスを有するOSの集合に置かれるべきか
を示すことに使用される。
【0137】加入操作が指定されたとき、このマスクの
ビット位置の1は対応する番号のOSが指定チャンネル
に対する初期アクセスを有するOSの集合に加えられる
べきであるということを示す。対応する番号のビットが
0であるとき、そのOSは指定チャンネルに対する初期
アクセスを有するOSの集合に加えられるべきではな
い。
【0138】加入操作が指定され、修飾命令コードが非
共用イメージ再構成チャンネル又は非共用非イメージ再
構成チャンネルを指定したとき、このマスクの1ビット
のみが1でよく、再構成アクセス・ビット・マスクの対
応するビットも1でなければならない。
【0139】加入操作が指定され、修飾命令コードが共
用チャンネルを指定したとき、与えられたOS全べてに
対する全ビットは1に設定されることができ、それは、
又、再構成アクセス・ビット・マスクのそれら対応する
ビットも1に設定したということである。
【0140】指定チャンネルに対する初期アクセスを有
する各OSに対するチャンネルは、OSがハイパーバイ
ザによって遂行されるOS活動処理の一部として後に活
動されたときに、OSに構成される。
【0141】後掲の表1はCECがハイパーバイザの制
御の下に操作しているときの許可された再構成アクセス
・マスク及び初期アクセス・マスクの仕様の要約を例示
する。
【0142】OSに対するチャンネル・アクセスが削除
されたとき、構成解除されたチャンネルがサブチャンネ
ル・イメージと関連する最後の使用可能な構成チャンネ
ルであった場合、構成解除されたチャンネルと関連する
全サブチャンネル・イメージもそれらの関連するOSか
ら構成解除される。
【0143】各構成解除されたサブチャンネル・イメー
ジに対するサブチャンネル・イメージは関連するイメー
ジにおいて操作するOSによってもはや使用可能ではな
い。サブチャンネル・イメージをアドレスする入出力命
令に関するサブチャンネルに対するOSによるサブチャ
ンネル・イメージのその後の使用は、サブチャンネル・
イメージがOSに対して設置されていないときと同じ状
態となる。
【0144】制御単位構成変更コマンド 制御単位構成変更コマンドは入出力構成の定義における
制御単位の記述を加え、変更し、又は削除する操作を遂
行する。
【0145】加入、変更、削除操作に対する暗黙のII
Dの含有は共用チャンネルに接続された制御単位の定義
を変更するための機構を与える。加入、変更、削除操作
は、図4に示すようなコマンド要求ブロックの命令コー
ド(OC)として前述の先行技術において定義される。
【0146】加入、変更、又は削除のタイプは、図4に
示すようなコマンド要求ブロックの命令コード修飾子
(OCQ)として前述の先行技術において定義された修
飾命令コードによって指定することができる。
【0147】CECがハイパーバイザの制御の下に操作
するとき、制御単位構成変更コマンドを遂行するOSか
らの全接続チャンネルは同一特性を持たなければならな
い。特に、それらは全共用チャンネルか、又は全非共用
チャンネルのどちらかでなければならない。
【0148】しかし、制御単位が加入されるとき、又は
チャンネルが前に構成された制御単位に加えられると
き、そして接続チャンネルが共用として構成されている
場合、各接続チャンネルを共用するOSの集合は異なる
ものでもよい。すなわち、全接続チャンネルは同じOS
の集合によって共用される必要はない。
【0149】入出力装置構成変更コマンド 入出力装置構成変更コマンドは、共用チャンネルに接続
されている制御単位に接続されている1以上の入出力装
置の入出力構成定義の記述を加入、変更、又は削除する
操作を与えるよう拡張することができる。そして、現
在、3操作全べてに対する暗黙IIDが用意される。
【0150】加入及び変更操作に加え、新たな修飾命令
コードが指定OSに対する入出力装置を選択的に定義す
るべき機構が与えられる。加入、変更、又は削除のタイ
プは、図5に示すようなコマンド要求ブロックの命令コ
ード修飾子として前述の先行技術に定義されている修飾
命令コードによって指定することができる。
【0151】新たな加入操作に対する変更は図5に示す
ようなコマンド要求ブロックにおける候補イメージ・ビ
ット・マスクの発明からなる。候補イメージ・ビット・
マスクは、指定入出力装置が共用チャンネルに接続され
たとき、指定装置に対してアクセスしなければならない
OSを指定する。候補イメージ・ビット・マスクによっ
て指定された各OSに対する1つのサブチャンネル・イ
メージは入出力装置のアクセスに使用することができる
指定装置に加えられる。
【0152】指定入出力装置のために加えられた各サブ
チャンネル・イメージは同じサブチャンネル番号で構成
される。このマスクは、指定入出力装置が非共用チャン
ネルに接続されたとき、又はCECがハイパーバイザの
制御のもとに操作していないときには無視される。非共
用チャンネルに接続された入出力装置に対するサブチャ
ンネルは、CECがハイパーバイザの制御のもとに操作
していないときに加えられる。
【0153】以下、本発明により新規である変更操作に
対する修飾命令コードについて説明する。イメージ加入アクセス 入出力構成の定義は前に定義された入出力装置のアクセ
スに使用することができるサブチャンネル・イメージの
現行リストに対し1以上のサブチャンネル・イメージを
加えることによって変更される。図5に示すようなコマ
ンド要求ブロックの候補イメージ・ビット・マスクはサ
ブチャンネル・イメージが加えられるべきであるOSを
指定する。
【0154】候補イメージ・ビット・マスクによって指
定された各OSに対し1サブチャンネル・イメージが加
えられる。前に指定した入出力装置に対してそれぞれ加
えられたサブチャンネル・イメージは同じサブチャンネ
ル番号で構成される。変更操作の結果加えられたサブチ
ャンネル・イメージは初期設定状態にあり、使用可能で
はない。
【0155】指定入出力装置を接続するチャンネルが指
定OSに対して構成状態にあるとき、経路設置マスク
(PIM)の対応するビットと関連するサブチャンネル
・イメージに対する経路使用可能マスク(PAM)とは
1に設定される。
【0156】チャンネルが非構成状態にあるときには、
適当なPIMビットのみが1に設定される。この修飾命
令コードは、CECがハイパーバイザの制御のもとに操
作しているとき、変更操作が指定されているとき、及び
指定入出力装置が1以上の共用チャンネルに接続されて
いるときにのみ指定することができる。
【0157】イメージ削除アクセス 入出力構成の定義は前に指定した入出力装置のアクセス
に使用することができるサブチャンネル・イメージの現
行リストから1以上のサブチャンネル・イメージを削除
することによって変更される。
【0158】コマンド要求ブロックの候補イメージ・ビ
ット・マスク(図5に示すような)は、サブチャンネル
・イメージが削除されるべきOSを指定する。候補イメ
ージ・ビット・マスクによって指定された各OSにつ
き、前に指定された装置のアクセスにそのOSが使用し
たサブチャンネル・イメージは削除される。変更操作の
結果削除されたサブチャンネル・イメージは0に設定さ
れた装置番号有効ビットを持つ。
【0159】しかし、与えられた全OSによるアクセス
が削除されたときでも、指定入出力装置の記述は入出力
装置の定義から削除されない。この修飾命令コードはC
ECがハイパーバイザの制御のもとに操作していると
き、変更操作が指定されているとき、指定入出力装置が
1以上の共用チャンネルに接続されているときにのみ指
定することができる。
【0160】以下、図5に示すような候補イメージ・ビ
ット・マスクについて説明する。候補イメージ・ビット・マスク CECがハイパーバイザの制御のもとに操作している場
合、このマスクは、どのOSが指定入出力装置をアクセ
スして入出力構成の定義に加えることができるか、又は
入出力構成の定義から削除することができるサブチャン
ネル・イメージを持つべきかの指定に使用される。この
マスクは指定装置が1以上の共用チャンネルに接続され
るときにのみ適用される。
【0161】加入操作が指定されたとき、このビット・
マスクのビット位置にある1が、それに対応する番号の
OSが指定入出力装置に対しアクセスする候補であるこ
とを示す。1のサブチャンネル・イメージは、装置が接
続されているチャンネルのいずれかに対し対応するOS
がアクセスするか否かについて、このマスクで指定した
各OSに対し個々に加えられる。
【0162】各加えられたサブチャンネル・イメージは
同一サブチャンネル番号で構成され、各OSは指定装置
の同時アクセスに使用することができ、装置が接続され
た1以上の共用チャンネルに対してそのOSがアクセス
可能にする。
【0163】加入操作が指定された場合、このビット・
マスクのビット位置に0があると、それは対応する番号
のOSは指定入出力装置に対してアクセスする候補では
ないことを示す。サブチャンネル・イメージは対応する
OSに対して作成されない。
【0164】変更操作が指定され、修飾命令コードがイ
メージ加入アクセス操作を指定したとき、1サブチャン
ネル・イメージはこのマスクの対応するビットが1であ
る各OSに加えられる。その対応するビットが0のとき
には、対応するOSに対しサブチャンネル・イメージは
加えられない。現在、指定入出力装置をアクセスするサ
ブチャンネル・イメージを持つOSはマスクで指定され
ない。
【0165】変更操作が指定され、修飾命令コードがイ
メージ削除アクセス操作を指定した場合、このマスクの
ビット位置が1であると、それは対応する番号のOSが
指定入出力装置から削除されるアクセスを持つべきであ
ることを示す。各指定OSに対して構成したサブチャン
ネル・イメージは入出力構成の定義から削除される。
【0166】その対応するビットが0の場合、サブチャ
ンネル・イメージは対応するOSから削除されない。現
在、指定入出力装置をアクセスするサブチャンネル・イ
メージを持たないOSはマスクに指定されない。加入操
作が指定される場合は少くとも与えられたOSに対する
1ビットはこのマスクにおいて1でなければならない。
【0167】変更操作が指定され、修飾命令コードがイ
メージ加入アクセス操作を指定する場合、このマスクの
少なくとも与えられたOSに対する1ビットは1でなけ
ればならず、指定OSはどれも、現在、指定装置に対し
てアクセスしているOSの集合に存在してはならない。
変更操作が指定され、修飾命令コードがイメージ削除操
作を指定する場合、このマスクの少くとも1ビットは1
でなければならず、指定OSの全べては、現在、指定装
置に対してアクセスしているOSの集合に存在しなけれ
ばならない。
【0168】このマスクは、指定装置が非共用装置に接
続され、削除操作が指定され、又はCECがハイパーバ
イザの制御のもとに操作しているときには、無視され
る。
【0169】CECがハイパーバイザの制御のもとに操
作しているとき、現行入出力構成の定義によって与えら
れた全OSは、装置が共用チャンネルに構成されている
と、指定入出力装置をアクセスしうる候補である。この
場合、各々が同一サブチャンネル番号を有する1サブチ
ャンネル・イメージがそれぞれ与えられたOSに対して
作成される。
【0170】後掲の表2は、許可される候補のイメージ
・ビット・マスクの仕様の要約を例示する表である。
【0171】構成モード変更コマンド 構成モード変更コマンドは、前述の如く、入出力構成の
定義を変更するCHSCコマンドの遂行を成功させるに
必要な構成モードの開始及び終了を制御する。
【0172】暗黙のIIDとホーマット仕様の定義とを
含み、後続する動的入出力構成コマンドに対し構成モー
ドを設定するべき機構を提供する。ホーマット仕様は図
6に示し、及び下記に示すように、コマンド要求ブロッ
クにおいて定義される。
【0173】ホーマット(Fmt) このフィールドは、OSが後続する動的入出力構成コマ
ンドに対して使用されるコマンド要求ブロック及びコマ
ンド応答ブロックのホーマットを指定する2進値を含
む。指定値はチャンネル・サブシステムにおいて設置さ
れた値と比較される。
【0174】双方の値が等しくない場合、チャンネル・
サブシステムは指定ホーマットを有する動的入出力構成
コマンドに対するコマンド要求ブロックを受入れること
ができず、及びチャンネル・サブシステムは構成モード
に入らない。チャンネル・サブシステムが既に構成モー
ドにある場合、このコマンドが遂行され、その値は無視
される。
【0175】チャンネル・サブシステムは、チャンネル
経路構成変更(制御単位構成の変更、入出力装置構成の
変更、及び構成情報CHSCコマンドの記憶等)に対す
るコマンド要求ブロック及びコマンド応答ブロックの遂
行ホーマットの判別にこの値を使用する。
【0176】ホーマット0 OSはホーマット0のコマンド要求ブロックを使用して
ホーマット0のコマンド応答ブロックを予期する。チャ
ンネル・サブシステムはホーマット0のコマンド要求ブ
ロックを受入れ、動的入出力構成機能が設置され、複数
イメージ機能が設置されていないときに、ホーマット0
のコマンド応答ブロックを記憶する。
【0177】ホーマット1 OSはホーマット1のコマンド要求ブロックを使用し
て、ホーマット1のコマンド応答ブロックを予期する。
チャンネル・サブシステムはホーマット1のコマンド要
求ブロックを受入れ、動的入出力構成機能が設置され、
複数イメージ機能が設置されているときに、ホーマット
1のコマンド応答ブロックを記憶する。
【0178】OSは、OSが使用して、構成変更コマン
ドのコマンド要求ブロックにおかれ、チャンネル・サブ
システムが処理することを期待するコマンド要求ブロッ
クのホーマットの値を指定する。
【0179】これは、チャンネル経路構成変更コマン
ド、制御単位構成変更コマンド、入出力装置構成変更コ
マンド、OSが構成モードにあるときの構成情報記憶コ
マンド等に関連するコマンド要求ブロックの概念をチャ
ンネル・サブシステムが正しく処理しない可能性を防止
するために必要である。
【0180】制御単位構成変更及び入出力装置構成変更
のコマンド応答ブロック コマンド応答ブロックの適当な共用装置クラスタ(SD
C)ブロックにおける暗黙のIIDは、ハイパーバイザ
に対し、指定した共用装置クラスタ・ブロックが、その
試みにより、制御単位構成変更コマンド及び入出力装置
構成変更コマンドの遂行を確認するようなOSを識別す
る。
【0181】図7は共用装置クラスタにおける情報のサ
ブセットを含む共用装置クラスタ・ブロックを示す。
【0182】コマンド応答ブロックの適当なサブチャン
ネル・ブロックにおける暗黙のIID及びサブチャンネ
ル番号は、ハイパーバイザに対し、指定サブチャンネル
・イメージが、試みにより、制御単位構成変更コマンド
及び入出力装置構成変更コマンドの遂行と関連するよう
なOSを識別する。
【0183】コマンド応答ブロックの共用装置クラスタ
・ブロック及びサブチャンネル・ブロックに含まれてい
るIIDは、コマンド応答ブロックを主記憶装置に記憶
する前にハイパーバイザにより使用され、除去される。
【0184】構成情報記憶コマンド 構成情報記憶コマンドは図15に示され、以下で説明す
るように、コマンド応答ブロックの適当なフィールドに
複数のイメージ機能関係情報を供給するよう拡張され
る。
【0185】非共用チャンネルに対する残りのサブチャ
ンネル・イメージ要素 これらは非共用チャンネルに対して構成される装置に対
し使用可能な残りのサブチャンネル・イメージ要素の数
を指定する32ビット無符号の2進数整数である。
【0186】残りの制御単位要素 これらは非共用チャンネルに対して構成される装置に対
し使用可能な残りの制御単位要素の数を指定する32ビ
ット無符号の2進数整数である。
【0187】非共用チャンネルに対する残りの共用装置クラスタ要素 これらは非共用チャンネルに対して構成される装置に対
し使用可能な残りの共用装置クラスタ要素の数を指定す
る32ビット無符号の2進数整数である。
【0188】共用チャンネルに対する残りのサブチャン
ネル・イメージ要素 これらは共用チャンネルに対して構成される装置に対し
使用可能な残りのサブチャンネル・イメージ要素の数を
指定する32ビット無符号の2進数整数である。
【0189】共用チャンネルに対する残りの共用装置クラスタ要素 これらは共用チャンネルに対して構成される装置に対し
使用可能な残りの共用装置クラスタ要素の数を指定する
32ビット無符号の2進数整数である。
【0190】CECがハイパーバイザの制御のもとに操
作しているときには、下記のような状況が発生する。 (1)非共用チャンネルに対して構成される各装置を支
援するよう要求されるサブチャンネル・イメージ要素の
数は接続されている非共用再構成チャンネルの数と、接
続されている非共用非再構成チャンネルのいずれかと関
連する固有のOSの数とを加えた数に等しい。
【0191】(2)非共用チャンネルと関連する各共用
装置クラスタを支援するよう要求される共用装置クラス
タ要素の数は接続されている非共用再構成チャンネルの
数と、接続されている非共用非再構成チャンネルのいず
れかと関連する固有のOSの数とを加えた数に等しい。
【0192】(3)1サブチャンネル・イメージ要素は
共用チャンネルに構成される各装置を支援するよう要求
される。共用チャンネルに対する各サブチャンネル・イ
メージ要素は入出力構成の定義に与えられた各OSに対
する1サブチャンネル・イメージのために十分なスペー
スを含む。故に、共用チャンネルに対する残りのサブチ
ャンネル・イメージ要素は共用チャンネルに対する入出
力構成の定義に加えることができる装置の数を指定す
る。
【0193】(4)1共用装置クラスタ要素は共用チャ
ンネルと関連する各共用装置クラスタを支援するよう要
求される。故に、共用チャンネルと関連する共用装置ク
ラスタに対する残りの共用装置クラスタ要素は、共用チ
ャンネルに対する入出力構成の定義に加えることができ
る共用装置クラスタの数を指定する。
【0194】(5)1制御単位要素は入出力構成の定義
に加えられる各制御単位に対して要求される。故に、残
りの制御単位要素フィールドは入出力構成の定義に加え
ることができる制御単位の数を指定する。
【0195】構成イメージ・ビット・マスク このフィールドはどのOSが構成されるかを指定する構
成イメージ・ビット・マスクを含む。このマスクのビッ
ト位置における1は対応する番号のOSが構成されると
いうことを示す。
【0196】このマスクのビット位置における0は対応
する番号のOSが構成には与えられないということを示
す。CECがハイパーバイザの制御のもとに操作してい
るとき、このマスクは、又構成イメージ名フィールドに
おける8バイト項目のどれがOS名を含むかということ
を指定する。
【0197】構成イメージ名 このフィールドは256の8文字項目(EBCDIC)を含
む。各8文字項目は同じ番号のOSに対応する。構成イ
メージ・ビット・マスクの対応する番号のビットが1の
とき、その項目はOS名を含むことを示す。
【0198】構成イメージ・ビット・マスクの対応する
番号のビットが0であるとき、又はCECがハイパーバ
イザの制御のもとに操作していないときには、その項目
は0の2進数値を含む。
【0199】下記表1は許容された再構成アクセス・マ
スク及び初期アクセス・マスクに対する仕様の大要を示
す。
【0200】 表1 OC=加入 OC=変更 OC=変更 許容されたアクセス・マスクの仕様 OCQ =加入 OCQ =削除 及び結果の要約 −アクセス −アクセス ──────────────────────────────────── チャンネル経路のタイプ。 A B C A B C A B C ──────────────────────────────────── アクセス・マスク仕様: ////// ////// ////// ──────────────────────────────────── 両マスク全べて0である。 N N N - - - - - - ────────────────────────────────────
【0201】 無視された再構成−アクセス・マスク。 N N N Y N N Y N N 再構成−アクセス・マスクの1ビット は与えられたイメーシに対応しなけ ればならない。 Y Y Y - Y Y - Y Y 再構成−アクセス・マスク全べて0。 N N N - N N - N N 再構成−アクセス・マスクで >1 ビット=1。 N Y Y - Y Y - Y Y ────────────────────────────────────
【0202】 無視された初期−アクセス・マスク。 N N N Y Y Y Y Y Y 初期アクセス・マスクの1ビットは 与えられたイメージに対応しなけ ればならない。 Y Y Y - - - - - - 初期−アクセス・マスク全べて0。 Y Y Y - - - - - - 初期−アクセス・マスクで >1 ビット=1。 N N Y - - - - - - ────────────────────────────────────
【0203】 初期−アクセス・マスク ビット=1 及び 同一の再構成−アクセス・マスク ビット=0。 N N N - - - - - - 初期−アクセス・マスク ビット=0 及び 同一の再構成−アクセス・マスク ビット=1。 Y Y Y - - - - - - 初期−アクセス・マスク ビット=1 及び 同一の再構成−アクセス・マスク ビット=1。 Y Y Y - - - - - - ────────────────────────────────────
【0204】 アクセス−集合及びアクセス −マスク: ////// ////// ////// ──────────────────────────────────── 再構成−アクセス・マスクのビット は同一集合で0でなければならな い。 - - - - Y Y - N N 再構成−アクセス・マスクの1ビッ トは同一集合で1でなければなら ない。 - - - - N N - Y Y ────────────────────────────────────
【0205】 変更操作の結果: ////// ////// ////// ──────────────────────────────────── 加入−アクセスの結果: >1 再構成集合のイメージ。 - - - - Y Y - - - ──────────────────────────────────── 削除−アクセスの結果: 再構成−アクセス集合が空白。 - - - - - - - Y Y 初期−アクセス集合が空白。 - - - - - - - Y Y ────────────────────────────────────
【0206】記号一覧: A=非共用非イメージ再構成チャンネル B=非共用イメージ再構成チャンネル C=共用チャンネル −=適用不能 Y=イエス又は許容 N=ノー又は不許容
【0207】下記表2は許容された候補−イメージ・マ
スクに対する仕様の要約を表す表である。
【0208】 表2 候補−イメージ・マスクは共用チャンネルのみに適用 加入 変更 し、加入又は変更操作に対してのみ適用する。 加入 削除 ──────────────────────────────────── マスク全べて0。 N N N ──────────────────────────────────── マスクの1ビットは与えられたイメージに対応しなけ ればならない。 Y Y Y ──────────────────────────────────── 1ビット以上=マスクの1。 Y Y Y マスクの1ビットは集合の0でなければならない。 − Y N ──────────────────────────────────── マスクの1ビットは集合の1でなければならない。 − N Y ──────────────────────────────────── 変更が空白集合となる。 − N Y ──────────────────────────────────── Y=許容 N=不許容
【0209】共用入出力資源を持つCECの静的構成 共用チャンネルと、接続される制御単位及びそれらそれ
ぞれの入出力装置のような関連入出力資源との構成処理
も又、共用入出力をアクセスし制御するためにCECに
よって使用される入出力構成の定義を変更する非動的手
段の使用により提供することができる。
【0210】共用入出力資源の定義は入出力構成プログ
ラムによって処理することができる。その出力は保管さ
れ、パワー・オン・リセット(POR)又は初期機械ロ
ード(IML)機能がCECによって後に実行されたと
きに、CECによる後の使用のため、CECはロードさ
れる。
【0211】保管された入出力構成は後のパワー・オン
・リセット(POR)又はIML機能の一部としてCE
Cサービス・プロセッサによりCECのハードウェア・
システム領域(HSA)にロードされ、チャンネル・サ
ブシステム・マイクロコードがそれを使用して、共用入
出力資源がアクセスされたときにチャンネル・サブシス
テムが使用する所定の状態に共用サブチャンネル、制御
単位、及びチャンネル経路制御ブロック(PO9920
16参照)を初期化する。
【0212】POR又はIML機能の一部として、ハー
ドウェア・ハイパーバイザ・マイクロコードも又ロード
され、初期化することができる。POR又はIMLの
後、ハードウェア・ハイパーバイザは共用入出力資源を
アクセスする複数のOSを遂行するため、論理資源区分
を活動化することができる。
【0213】代替的に、ハードウェア・ハイパーバイザ
をPOR又はIML処理の一部としてロードせず、ソフ
トウェア・ハイパーバイザをロードしてもよい。かかる
POR又はIMLのため、CECはPOR又はIMLの
後にハイパーバイザを持つ初期プログラムをロードする
(IPLed)ことができる。それによって、その後に複数の
OSをロードし遂行して、共用入出力資源をアクセスす
るようにしたソフトウェア・ハイパーバイザを遂行す
る。
【0214】CECにおける入出力資源を活動化するこ
のPOR又はIML処理は、共用入出力資源のアクセス
を求めるOSのいずれともその操作と同時に実行するこ
とができないという意味においては動的ではない。それ
に較べ、前述のCHSC法は、入出力構成定義の共用及
び非共用入出力資源の変更はCECの複数のOSの操作
と同時に実行することができるということで動的であ
る。
【0215】以上、本発明の好ましい実施例について詳
細に説明したが、本発明はそれに限定されるものではな
く、本発明の理念の範囲において、広く変化変更可能で
ある。
【0216】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ことにより、複数のOSによって共用されるチャンネル
を有するシステムにおいて、非同期遂行可能なチャンネ
ル・サブシステム呼出命令を遂行することができるよう
にしたので、異なるOSの同時遂行が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術のCHSC命令のホーマットを示す
図。
【図2】本発明の一実施例によりCHSC命令のオペラ
ンドによりアドレスされた制御ブロックのオペレーティ
ング・システム・バージョンからOSイメージ識別子
(IID)のハイパーバイザ挿入及び除去を含むCHS
Cコマンドに対する操作の構成図。
【図3】チャンネル経路構成変更コマンドに対するCH
SCコマンド要求ブロックを例示する図。
【図4】制御単位構成変更コマンドに対するCHSCコ
マンド要求ブロックを例示する図。
【図5】入出力装置構成変更コマンドに対するCHSC
コマンド要求ブロックを例示する図。
【図6】構成モード変更コマンドに対するCHSCコマ
ンド要求ブロックを例示する図。
【図7】制御単位構成変更コマンド及び入出力装置構成
変更コマンドに対するCHSCコマンド要求ブロックの
共用装置クラスタ(SDC)ブロックを例示する図。
【図8】米国特許出願PO992016の対応する番号
の図と同一の説明を例示する図。
【図9】米国特許出願PO992016の対応する番号
の図と同一の説明を例示する図。
【図10】米国特許出願PO992016の対応する番
号の図と同一の説明を例示する図。
【図11】米国特許出願PO992016の対応する番
号の図と同一の説明を例示する図。
【図12】米国特許出願PO992016の対応する番
号の図と同一の説明を例示する図。
【図13】米国特許出願PO992016の対応する番
号の図と同一の説明を例示する図。
【図14】米国特許出願PO992016の対応する番
号の図と同一の説明を例示する図。
【図15】構成情報記憶コマンドに対するCHSCコマ
ンド要求ブロックを例示する図。
【符号の説明】
30 CHSC命令 32 コマンド要求ブロック 33 コマンド応答ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・(エヌエムエヌ)・カイア カラ アメリカ合衆国12590、ニューヨーク州、 ワッピンガース・ホールス、エッジヒ ル・ドライブ、118番地 (72)発明者 ケンネッツ・ジェイムス・フレドリック ス アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州、 パーキープシ、タマラック・ヒル・ドラ イブ、21番地 (72)発明者 マーテン・ジャン・ハルマ アメリカ合衆国12570、ニューヨーク州、 パーカーグ、ヒルサイド・ロード、ボッ クス24エイ、アールアール2 (番地な し) (72)発明者 ダビド・ウェイン・ホラー アメリカ合衆国12477、ニューヨーク州、 ソーガタイズ、アプルトリー・ドライ ブ、51番地 (72)発明者 ロガー・エルドレッド・ホーフ アメリカ合衆国12528、ニューヨーク州、 ハイランド、シャロン・ドライブ、7番 地 (72)発明者 スザンネ・マリー・ジョーン アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州、 パーキープシ、クローディ・ドライブ、 21番地 (72)発明者 アサフ・(エヌエムエヌ)・マロン アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州、 パーキープシ、ホロウ・レイン、1番地 (72)発明者 ジェイムス・チェスタ・マズロウスキ アメリカ合衆国12601、ニューヨーク州、 コール・ホロウ・ロード、12番地 (72)発明者 ケンネッツ・ジェイムス・オークス アメリカ合衆国12590、ニューヨーク州、 ワッピンガース・ホールス、ファーム・ ヴュー・ロード、13番地 (72)発明者 チャールス・エドワード・シャプレイ アメリカ合衆国12578、ニューヨーク州、 ソルト・ポイント、ハーレイ・ロード、 ボックス303アールアール1 (番地な し) (72)発明者 レスリー・ウッド・ウィマン アメリカ合衆国12601、ニューヨーク州、 パーキープシ、ハドソン・ハーバー・ド ライブ、1011番地

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力資源を共用制御するコンピュータ
    電子複合システムの入出力サブシステムを再構成する方
    法であって、 入出力資源に対する共用制御を構成する構成マスクの少
    くとも1フィールドを構成状態に設定し、前記1フィー
    ルドは前記コンピュータ電子複合システムにおいて異な
    る識別子が割当てられた1群の複数の制御プログラムの
    識別子を表わし、 前記マスクをアクセスし、共用集合の制御ブロックを選
    択し、前記資源を前記識別子により表わされる制御プロ
    グラムを構成するため前記マスクの1フィールドの識別
    子を前記制御ブロックに関連させるよう前記制御ブロッ
    クのフィールドを設定する構成変更コマンドを遂行す
    る、各工程を含むことを特徴とするコンピュータ電子複
    合システムにおける入出力サブシステムの再構成方法。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータ電子複合システムにお
    ける入出力サブシステムの再構成方法は、更に、物理的
    チャンネルの入出力装置/チャンネル識別子を与えて前
    記入出力資源を表わす工程を含むことを特徴とする請求
    項1記載のコンピュータ電子複合システムにおける入出
    力サブシステムの再構成方法。
  3. 【請求項3】 入出力資源を共用制御するコンピュータ
    電子複合システムの入出力サブシステムを再構成する方
    法であって、 入出力資源に対する共用制御用構成マスクの少くとも1
    フィールドを構成解除状態に設定し、前記1フィールド
    は前記コンピュータ電子複合システムにおいて異なる識
    別子が割当てられた1群の複数の制御プログラムの識別
    子を表わし、 前記マスクをアクセスし、前記マスクの1フィールドの
    前記識別子と関連する共用集合の制御ブロックを選択
    し、前記識別子により表わされる制御プログラムから前
    記資源を構成解除するべく前記マスクの1フィールドの
    識別子の前記制御ブロックとの関連を解除するよう前記
    制御ブロックのフィールドを変更するようにした構成変
    更コマンドを遂行する、各工程を含むことを特徴とする
    コンピュータ電子複合システムにおける入出力サブシス
    テムの再構成方法。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータ電子複合システムにお
    ける入出力サブシステムの再構成方法は、更に、 前記コンピュータ電子複合システムの資源を複数の区分
    に区割りし、如何なる前記区分もオペレーティング・シ
    ステムを含むことができ、各異なる前記区分は該区分の
    オペレーティング・システムに関連する各異なる識別子
    の値が割当てられ、 前記識別子の集合においてオペレーティング・システム
    を含む前記区分に対する識別子の全べてを含む、ことを
    特徴とする請求項1記載のコンピュータ電子複合システ
    ムにおける入出力サブシステムの再構成方法。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータ電子複合システムにお
    ける入出力サブシステムの再構成方法は、更に、 前記コンピュータ電子複合システムに現在表わされてい
    る各前記識別子に対するフィールドを含むよう前記マス
    クを構成し、前記フィールドと関連する前記識別子の値
    の1を前記マスクの各フィールドに位置付けし、 前記フィールドと関連する前記識別子が割当てられた制
    御ブロックにおける1以上の設定を制御する状態に前記
    マスクのフィールドの少くとも1つを設定する、各工程
    を含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ電
    子複合システムにおける入出力サブシステムの再構成方
    法。
  6. 【請求項6】 前記コンピュータ電子複合システムにお
    ける入出力サブシステムの再構成方法であって、前記遂
    行する工程は、更に、 構成変更コマンドを遂行して、前記構成変更コマンドの
    コマンド要求ブロックのマスクにおいて指定した共用入
    出力資源に対する現存の共用制御を加入−変更し、 前記コマンドによって示された共用集合の各制御ブロッ
    クに候補状態を設定して、前記コンピュータ電子複合シ
    ステムに対する入出力構成の共用集合においてまだ候補
    状態に設定されなかった制御ブロックのいずれかに候補
    状態を与える、各工程を含むことを特徴とする請求項1
    記載のコンピュータ電子複合システムにおける入出力サ
    ブシステムの再構成方法。
  7. 【請求項7】 前記コンピュータ電子複合システムにお
    ける入出力サブシステムの再構成方法であって、前記遂
    行する工程は、更に、 構成変更コマンドを遂行して、前記コマンドのコマンド
    要求ブロックのマスクにおいて指定した共用入出力資源
    に対する現存の共用制御を削除−変更し、 前記コマンドにより示された共用集合の各制御ブロック
    に候補状態を設定して、コンピュータ電子複合システム
    に対する入出力構成の共用集合において以前候補状態に
    又は活動状態に設定された制御ブロックのいずれかを候
    補状態から除去する、各工程を含むことを特徴とする請
    求項1記載のコンピュータ電子複合システムにおける入
    出力サブシステムの再構成方法。
  8. 【請求項8】 入出力資源を共用制御するコンピュータ
    電子複合システムの入出力サブシステムを再構成する方
    法であって、 前記コンピュータ電子複合システムの共用入出力資源に
    対して共用制御を構成するためのマスクを有する、コマ
    ンドを中央処理装置において遂行し、各制御ブロックが
    前記入出力資源を共用する前記コンピュータ電子複合シ
    ステムにおけるプログラムによって表わされた識別子集
    合の各異なるイメージ識別子に対して割当てるようにし
    た共用集合の入出力資源制御ブロックを供給することに
    より入出力サブシステムにおける共用制御を表わし、 関連する識別子に対するマスクの状態表示により制御さ
    れた状態に前記共用集合の制御ブロックを設定する、各
    工程を含むことを特徴とするコンピュータ電子複合シス
    テムにおける入出力サブシステムの再構成方法。
  9. 【請求項9】 前記コンピュータ電子複合システムにお
    ける入出力サブシステムの再構成方法は、更に、 前記制御ブロックの構成状態を示す共用集合の各制御ブ
    ロックに対する特別命令コード、チャンネル識別フィー
    ルド、及びマスク・フィールドを有するコマンドにおい
    て、共用チャンネル/装置として入出力資源を指定する
    工程を含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュー
    タ電子複合システムにおける入出力サブシステムの再構
    成方法。
  10. 【請求項10】 入出力資源を共用制御するコンピュー
    タ電子複合システムの入出力サブシステムを再構成する
    方法であって、 前記コンピュータ電子複合システムの共用入出力論理制
    御単位に対する共用制御を構成するためのマスクを含む
    コマンドを中央処理装置において遂行し、前記共用集合
    の入出力論理制御単位を制御ブロックに供給することに
    より前記入出力サブシステムにおける共用制御を表わ
    し、 各前記制御ブロックは前記コンピュータ電子複合システ
    ムにおいて表わされる1群の識別子の各異なるイメージ
    識別子と、前記識別子の集合における他の識別子により
    表わされた他のプログラムと共に前記入出力論理制御単
    位を共用する前記コンピュータ電子複合システムのプロ
    グラムを表わす各識別子とが割当てられ、 関連する識別子に対する前記マスクの状態表示により制
    御される状態に前記共用集合の制御ブロックを設定し、 制御ブロックの構成状態を示す共用集合における各制御
    ブロックに対する特別命令コード又はコード修飾子と、
    論理制御単位識別子フィールド及びマスク・フィールド
    とを有するコマンドの入出力論理制御単位を指定する、
    各工程を含むことを特徴とするコンピュータ電子複合シ
    ステムにおける入出力サブシステムの再構成方法。
  11. 【請求項11】 入出力資源を共用制御するコンピュー
    タ電子複合システムの入出力サブシステムを再構成する
    方法であって、 共用ビット・フィールド集合を有する少くとも1つの入
    出力資源制御ブロックを含む少くとも1つの共用集合を
    有する入出力サブシステムの入出力資源制御ブロックを
    共用状態に構成し、前記共用集合の各ブロックは前記コ
    ンピュータ電子複合システムにおける異なるオペレーテ
    ィング・システムと関連する値の各識別子を持つ異なる
    識別子値に設定されたイメージ識別子フィールドを含
    み、 共用集合における他の制御ブロックと同一のフィールド
    位置及びフィールド・サイズを有する前記共用集合に新
    たな制御ブロックを構成し、 共用ビット・フィールドを共用状態に設定し、新たな制
    御ブロックが共用集合に加えられるべき場合、有効フィ
    ールドを前記新たな制御ブロックの有効状態に設定する
    工程を含み、前記新たな制御ブロックのフィールドを所
    定のリセット状態に設定する、各工程を含むことを特徴
    とするコンピュータ電子複合システムにおける入出力サ
    ブシステムの構成方法。
  12. 【請求項12】 入出力資源を共用制御するコンピュー
    タ電子複合システムの入出力サブシステムを再構成する
    方法であって、 各ブロックが共用ビット・フィールド集合を持つ少くと
    も2つの制御ブロックの共用集合を有する入出力サブシ
    ステムの入出力資源制御ブロックを共用状態に構成し、
    各ブロックは各識別子の値が前記コンピュータ電子複合
    システムの異なるオペレーティング・システムと関連す
    る共用集合の各制御ブロックにおいて異なる識別子値に
    設定されたイメージ識別子フィールドを含み、前記共用
    集合の各制御ブロックは前記共用集合の他の制御ブロッ
    クと同一フィールド位置及びフィールド・サイズに構成
    され、 前記制御ブロックにより表わされた入出力資源に対しも
    はやアクセスするべきでない各オペレーティング・シス
    テムの識別子を有する共用集合の1以上の制御ブロック
    を削除する、各工程を含むことを特徴とするコンピュー
    タ電子複合システムにおける入出力サブシステムの再構
    成方法。
  13. 【請求項13】 入出力資源を制御するべくコンピュー
    タ電子複合システムの入出力サブシステムを再構成する
    方法であって、 フィールドから成るマスクを含むコマンド要求ブロック
    をアクセスする入出力サブシステム命令を遂行し、 前記マスクのフィールドに1以上の標識を設定して、各
    制御プログラムに対する入出力資源構成と関連させるた
    め前記コンピュータ電子複合システムの1以上のそれぞ
    れの制御プログラムに対する候補状態か又は非候補状態
    を前記資源に示し、資源制御ブロックが1以上の制御プ
    ログラムに対し構成することができる場合前記資源制御
    ブロックは共用可能であり、前記資源制御ブロックが一
    度に単一の制御プログラムに構成することができるのみ
    の場合前記資源制御ブロックは共用不能であることを特
    徴とするコンピュータ電子複合システムにおける入出力
    サブシステムの再構成方法。
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