JP2026080098A - 包装箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】箱の内部で物品が動くことを抑制できる包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱は、物品が収容される収容部を備える。収容部は、両端に開口を有しかつ対向する第一面部および第二面部を含む本体部を含む。本体部の両端には、第一固定フラップおよび第二固定フラップが設けられる。第一固定フラップは第一面部に連接される。第二固定フラップは第二面部に連接される。第一固定フラップおよび第二固定フラップの先端側の一部分は、第一固定フラップを第一面部に対して直交させかつ第二固定フラップを第二面部に対して直交させた際に互いに重なる。第一固定フラップの先端側の一部分には第一連結部が設けられている。第二固定フラップの先端側の一部分には第二連結部が設けられる。第一固定フラップおよび第二固定フラップは、開口よりも内側に折り曲げられた傾斜状態で第一連結部と第二連結部が連結されることにより傾斜状態が維持される。
【選択図】図13
【解決手段】包装箱は、物品が収容される収容部を備える。収容部は、両端に開口を有しかつ対向する第一面部および第二面部を含む本体部を含む。本体部の両端には、第一固定フラップおよび第二固定フラップが設けられる。第一固定フラップは第一面部に連接される。第二固定フラップは第二面部に連接される。第一固定フラップおよび第二固定フラップの先端側の一部分は、第一固定フラップを第一面部に対して直交させかつ第二固定フラップを第二面部に対して直交させた際に互いに重なる。第一固定フラップの先端側の一部分には第一連結部が設けられている。第二固定フラップの先端側の一部分には第二連結部が設けられる。第一固定フラップおよび第二固定フラップは、開口よりも内側に折り曲げられた傾斜状態で第一連結部と第二連結部が連結されることにより傾斜状態が維持される。
【選択図】図13
Description
本開示は、包装箱に関する。
例えば特許文献1を参照すれば、物品を包装するための包装具としてブリスターパックが従来から使用されている。ブリスターパックは、物品の形状に合わせて成形されたプラスチック製の透明なカバーと台紙とを備え、カバーおよび台紙によって物品を挟むことにより、物品を外部から視認可能に包装する。しかし、近年においては、環境問題の観点からプラスチックを使用しない取り組みが行われており、包装具においても、紙製の包装具の使用が望まれている。
紙製の包装具としては、箱型の包装具である包装箱が使用されている。包装箱は、収容される物品を外部からの衝撃などから保護する役割を果たす。また、包装箱は、箱の外面に印刷された文字および図案などにより、物品を宣伝広告するうえ、物品を装飾する役割を果たす。
包装箱に物品を単に収容しただけでは、例えば包装箱が輸送される際に、箱の内部で物品が動くことにより、物品が破損するおそれがある。箱の内部で物品が動かないようにするために、包装箱に物品とともに緩衝材、または、物品を固定するための固定部材などを収容することも考えられるが、その分、コストが高騰する。
そこで、緩衝材などを収容することなく、箱の内部で物品が動くことを抑制できる包装箱を提供することを本開示の目的の一つとする。
本開示に従った包装箱は、第一物品が収容される収容部を備える。前記収容部は、対向する第一面部および第二面部を含み、内部の前記第一物品の収容空間を取り囲む本体部であって、軸方向の両端にそれぞれ開口を有する本体部を含む。前記本体部の前記両端のそれぞれの端には、第一固定フラップおよび第二固定フラップが設けられる。前記第一固定フラップは、前記第一面部に折り曲げ可能に連接される。前記第二固定フラップは、前記第二面部に折り曲げ可能に連接される。前記第一固定フラップの先端側の一部分および前記第二固定フラップの先端側の一部分は、前記第一固定フラップを前記第一面部に対して直交させかつ前記第二固定フラップを前記第二面部に対して直交させた際に互いに重なる。前記第一固定フラップの前記先端側の一部分には、第一連結部が設けられている。前記第二固定フラップの前記先端側の一部分には、第二連結部が設けられている。前記第一固定フラップおよび前記第二固定フラップは、それぞれ前記開口よりも内側に折り曲げられた傾斜状態で前記第一連結部と前記第二連結部が連結されることにより、前記傾斜状態が維持される。
本開示に従った包装箱において、前記第一連結部は前記第一固定フラップの先端縁の一部分に形成された凹みであり、前記第二連結部は前記第二固定フラップの先端縁の一部分から突き出る突起であってもよい。
本開示に従った包装箱において、前記第一面部は前記本体部における天面を構成し、前記第二面部は前記本体部における底面を構成していてもよい。
本開示に従った包装箱において、前記本体部は、対向する一対の側面を構成する第三面部および第四面部をさらに含み、前記第三面部または前記第四面部には、前記第二面部との境界の一部分と、前記一部分の一方の端から前記第三面部または前記第四面部を横切って他方の端に延びる切り取り線とによって区画される開封片が設けられていてもよい。
本開示に従った包装箱において、前記第一面部には、前記第一面部を厚み方向に貫通する貫通孔が形成されており、前記貫通孔には、前記物品とは別に前記第一面部に載置される物品の一部分が差し込まれてもよい。
本開示の包装箱によれば、箱の内部で物品が動くことを抑制できる。
本開示に従った包装箱の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図面において同一または対応する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
<包装箱の全体構成の説明>
まず、図1から図4を参照して、本開示の一実施の形態に係る包装箱100の全体構成の概要について説明する。なお、本開示においては、第一収容部1に対して第二収容部2側が下方向とされ、その反対側であるヘッダー部3側が上方向とされている。つまり、図1における縦方向が上下方向とされている。また、第一収容部1の一対の第一開口10が向かい合う方向および第二収容部2の一対の第二開口40が向かい合う方向が左右方向とされている。つまり、図1における横方向が左右方向とされている。また、ヘッダー部3の主面と直交する方向が前後方向とされている。つまり、図1における奥行き方向(縦方向および横方向に直交する方向)が前後方向とされている。
まず、図1から図4を参照して、本開示の一実施の形態に係る包装箱100の全体構成の概要について説明する。なお、本開示においては、第一収容部1に対して第二収容部2側が下方向とされ、その反対側であるヘッダー部3側が上方向とされている。つまり、図1における縦方向が上下方向とされている。また、第一収容部1の一対の第一開口10が向かい合う方向および第二収容部2の一対の第二開口40が向かい合う方向が左右方向とされている。つまり、図1における横方向が左右方向とされている。また、ヘッダー部3の主面と直交する方向が前後方向とされている。つまり、図1における奥行き方向(縦方向および横方向に直交する方向)が前後方向とされている。
本実施の形態に係る包装箱100は、厚紙、ダンボール紙などの各種公知の紙製の基材を用いて形成できる。なお、包装箱100の素材は上述した材料に限定されない。
包装箱100は、第一収容部1および第二収容部2を備える。図12および図13を参照して、包装箱100は、二つの別々の物品である第一物品101および第二物品102を両者がぶつからないように個々に包装できる。具体的には、第二収容部2の上方に第一収容部1が配置されており、第一収容部1に第一物品101が収容され、第二収容部2に第二物品102が収容される。このように包装箱100は、第一物品101および第二物品102を上下二段に分けた状態で包装できる。なお、第一物品101および第二物品102は、本実施の形態では異なる物品であるが、同種の物品であってもよい。
図1から図4を参照して、包装箱100は、さらにヘッダー部3を備えていてもよい。ヘッダー部3は第一収容部1の上方に配置される。ヘッダー部3には、包装箱100を例えば店頭において陳列する際に包装箱100をフックに吊り下げるための貫通孔30が形成できる。貫通孔30は、例えばヘッダー部3の上縁に近い部分において左右方向の中央位置に形成できる。また、ヘッダー部3には、包装箱100によって包装される商品に関する説明、例えば商品の宣伝広告のための文字および図案などが表示できる。
図12、図13および図16を参照して、包装箱100に包装される商品としては、水洗トイレの貯水タンク上部の手洗い器に設置されて使用される薬液供給器が例示される。薬液供給器は、芳香成分、消臭成分、洗浄成分などを含む薬液を収容する薬液容器、および、薬液容器を支持するカップ状の支持体を備える。薬液供給器は、支持体に薬液容器がセットされた状態で使用されるが、店頭における陳列の際には、薬液容器および支持体が別々の状態で包装される。そのため、包装箱100の第一収容部1に薬液容器が第一物品101として収容され、包装箱100の第二収容部2に支持体が第二物品102として収容される。
第一物品101である薬液容器は、内容物である薬液を収容する本体部103、および、本体部103に収容された薬液を排出する口部104を含む。本体部103は、例えばやや扁平なドーム状を呈する。また、本体部103は、例えば図16における左右方向における長さが奥行方向における長さよりも大きい横長形状を呈する。口部104は、本体部103の下面に一体形成されかつ本体部103の内部空間と連通する筒状の首部、および、首部に取り付けられて首部の下端に位置する開口を塞ぐキャップを含む。口部104の図16における左右の幅および奥行方向の幅は本体部103の図16における左右の幅および奥行方向の幅よりもかなり小さい。薬液容器は、口部104が下方を向いた状態で第一収容部1に収容される。
第二物品102である支持体は薬液容器を支持するボウル部105を含む。ボウル部105の下面には、該下面から突き出る棒状の部材106および板状の部材107などが一体形成されている。ボウル部105は、例えば図16における左右方向における長さが奥行方向における長さよりも大きい横長形状を呈する。また、ボウル部105は、例えば下方に向かうに連れて図16における左右方向における長さが次第に小さくなる形状を呈する。支持体は、棒状の部材106および板状の部材107が下方を向いた状態では自立困難である。そのため、支持体は、ボウル部105が下方を向いた状態で第二収容部2に収容される。支持体は上下逆さまの状態で第二収容部2に収容される。そのため、支持体が第二収容部2に収容された状態では、図13に示すように、ボウル部105の左右方向における長さは上方に向かうに連れて次第に小さくなり、棒状の部材106および板状の部材107などはボウル部105から上方に突き出る。
次に、包装箱100を構成する各部分の構成の詳細について説明する。
(ヘッダー部の説明)
図1から図4を参照して、ヘッダー部3は、第一ヘッダー片31および第二ヘッダー片32を含む。ヘッダー部3は、第一ヘッダー片31および第二ヘッダー片32が重ね合わされることにより形成される。これにより、ヘッダー部3の強度が向上される。
図1から図4を参照して、ヘッダー部3は、第一ヘッダー片31および第二ヘッダー片32を含む。ヘッダー部3は、第一ヘッダー片31および第二ヘッダー片32が重ね合わされることにより形成される。これにより、ヘッダー部3の強度が向上される。
第一ヘッダー片31および第二ヘッダー片32は薄板状である。第一ヘッダー片31および第二ヘッダー片32を正面から見た形状は、例えば矩形状、本実施の形態では長方形状を呈する。第一ヘッダー片31および第二ヘッダー片32は、概ね同じ大きさである。
第二ヘッダー片32は、第一ヘッダー片31の上縁に連接されている。第二ヘッダー片32は、第一ヘッダー片31の上縁において第一ヘッダー片31に対して折り返されることにより、第一ヘッダー片31と重ね合わされている。第一ヘッダー片31および第二ヘッダー片32は、接着剤、両面テープなどにより少なくとも一部分同士が接合されることにより、固定されていてもよい。
(第一収容部の説明)
図3、図4、図7および図9を参照して、第一収容部1は、内部に第一物品101を収容できる収容空間17を有する筒状を呈する。つまり、第一収容部1は、内部の収容空間17を取り囲む形状を呈する。第一収容部1は、軸方向の両端に位置する一対の開口である第一開口10を有する。それぞれの第一開口10の少なくとも一部分は開放されており、一対の第一開口10は、第一収容部1の外部から第一収容部1内の第一物品101を視認するための窓としての役割を果たす。
図3、図4、図7および図9を参照して、第一収容部1は、内部に第一物品101を収容できる収容空間17を有する筒状を呈する。つまり、第一収容部1は、内部の収容空間17を取り囲む形状を呈する。第一収容部1は、軸方向の両端に位置する一対の開口である第一開口10を有する。それぞれの第一開口10の少なくとも一部分は開放されており、一対の第一開口10は、第一収容部1の外部から第一収容部1内の第一物品101を視認するための窓としての役割を果たす。
第一収容部1は、第一物品101が載置される底面を構成する底面部として第一面部11を含む。第一面部11は薄板状である。第一面部11を正面から見た形状は、例えば矩形状、本実施の形態では長方形状を呈する。
第一面部11には、第一面部11を厚み方向に貫通する貫通孔14が形成されている。貫通孔14は、例えば第一面部11の左右方向および前後方向の中央位置に形成できる。貫通孔14は、第一物品101の一部分が差し込まれることにより、第一物品101を第一面部11の所定の位置に保持する役割を果たす。これにより、包装箱100が輸送される際に第一物品101が第一収容部1内で動くことを抑制できる。
本実施の形態では、図13を参照して、第一物品101である薬液容器の口部104が貫通孔14に差し込まれる。そのため、薬液容器の口部104は第一面部11を突き抜けて第二収容部2内に突き出ている。これに対して、薬液容器の本体部103は第一面部11上に留まっており、第一面部11に載置されている。
図9を参照して、貫通孔14を正面から見た形状は、特に限定されるものではなく、第一物品101の一部分、本実施の形態では薬液容器の口部104を差し込み可能であり、薬液容器の本体部103を動きが抑制された状態で第一面部11上に載置できれば、種々の形状にできる。本実施の形態では、貫通孔14を正面から見た形状は八角形状であるが、正方形状などの他の多角形状、円形状などであってもよい。
貫通孔14を形作る孔の周縁には、貫通孔14の内側に向かって突き出る複数の支持片15が設けられている。複数の支持片15は貫通孔14の周方向に沿って配置されている。それぞれの支持片15は、貫通孔14の周縁において第一面部11と折り曲げ可能に連接されている。貫通孔14に第一物品101の一部分である薬液容器の口部104が差し込まれた際に、複数の支持片15は、下側に折れ曲がって薬液容器の口部104の側面に接触し、薬液容器の口部104を側方から支持する。これにより、第一物品101である薬液容器は、第一収容部1の第一面部11にぐらつきが抑制された状態で載置できる。
それぞれの支持片15を正面から見た形状は、特に限定されるものではなく、本実施の形態のような六角形状の他、台形状、矩形状、半円形状などであってもよい。
図3、図4、図7および図9を参照して、第一収容部1は、対向する一対の側面を構成する第一側面部および第二側面部として第二面部12および第三面部13をさらに含む。第二面部12および第三面部13は薄板状である。第二面部12および第三面部13を正面から見た形状は、例えば矩形状、本実施の形態では長方形状を呈する。
第一収容部1は、第一面部11、第二面部12および第三面部13により構成できる。第二面部12および第三面部13の下縁は、第一面部11を前後方向において挟むように配置されている。第二面部12および第三面部13は、上方に向かうに連れて互いの間隔が狭まるように傾斜しており、第二面部12および第三面部13の上縁同士は接触している。つまり、第一収容部1は、軸方向に直交する断面(横断面)が三角形状である角張った筒状に形成できる。なお、第一収容部1は、高さよりも軸方向の長さ(一対の第一開口10の間の距離)が大きい横長の筒状を呈しているが、第一収容部1の形状は必ずしも横長の筒状には限定されない。
図12を参照して、第一収容部1の第二面部12および第三面部13が上方に向かうに連れて内側に傾斜していることにより、第一収容部1に収容される第一物品101は第二面部12および第三面部13により挟持され得る。これにより、第一物品101は、第一収容部1の第一面部11にぐらつきが抑制された状態で載置できる。
図1、図3および図7を参照して、第二面部12は、ヘッダー部3の第一ヘッダー片31の下方に連接されている。つまり、第一ヘッダー片31から第二面部12が下方に延びるような形で第一ヘッダー片31および第二面部12が面一に連なっている。第二面部12の左右方向における長さと第一ヘッダー片31の左右方向における長さとは概ね同じである。
第二面部12および第一ヘッダー片31の境界には切り取り線92が形成されている。切り取り線92は、例えば、ミシン目、半切れ線(ハーフカット線)により形成できる。切り取り線92は、外力が加わることにより容易に破断する線である。図15を参照して、第二面部12は切り取り線92において第一ヘッダー片31から容易に引き剥がすことができる。これにより、第一収容部1が開封され、第一収容部1に収容された第一物品101が取り出し可能となる。
図2から図4および図7を参照して、第三面部13は、ヘッダー部3の第二ヘッダー片32の下方に連接されている。つまり、第二ヘッダー片32から第三面部13が下方に延びるような形で第二ヘッダー片32および第三面部13が面一に連なっている。第三面部13の左右方向における長さと第二ヘッダー片32の左右方向における長さとは概ね同じである。
第三面部13および第二ヘッダー片32の境界には罫線(折り目)82が形成されている。なお、第三面部13および第二ヘッダー片32の境界には切り取り線が形成されていてもよい。また、第三面部13および第二ヘッダー片32の間には明確な境界が存在せず、両者の間は段差、凸凹がなく平らであってもよい。
図3、図4および図8を参照して、第一収容部1の軸方向の両端には、それぞれ突出部16が設けられていてもよい。一対の突出部16は第一面部11よりも上方に突き出ており、それぞれが対応する第一開口10の一部分、つまりは、第一開口10において第一面部11に近い部分である下部を塞いでいる。これにより、図12を参照して、第一収容部1に収容された第一物品101は、第一収容部1の軸方向の両端において窓として開放されている第一開口10を通って第一収容部1の外部に抜け出ることが抑制される。突出部16を正面から見た形状は、特に限定されるものではなく、本実施の形態のような長方形状などの矩形状の他、台形状、半楕円形状などの凸形状であってもよい。
第一開口10の高さ(上下方向における長さ)、つまりは、第一収容部1の高さは、第一面部11に載置される第一物品101の高さ、本実施の形態では、図13に示す薬液容器のうちの第一面部11上に位置する本体部103の高さよりも大きい。一方、第一開口10において突出部16よりも上方領域における高さ、つまりは、第一開口10の上端と突出部16の上縁との間の鉛直距離は、第一面部11に載置される第一物品101の高さ、本実施の形態では、図13に示す薬液容器のうちの第一面部11上に位置する本体部103の高さよりも小さくできる。これにより、第一収容部1に収容された第一物品101が第一開口10から第一収容部1の外部に抜き取られるおそれが低下する。
突出部16は、詳細は後述するが、第二収容部2の閉鎖部6を構成する一対の閉鎖フラップ61,62の一部分により形成できる。
(第二収容部の説明)
図4および図7を参照して、第二収容部2は、内部に第二物品102を収容できる収容空間49を有する筒状の本体部4を含む。つまり、本体部4は、内部の収容空間49を取り囲む形状を呈する。また、第二収容部2は、本体部4の軸方向の両端に位置する一対の固定部5と、本体部4の軸方向の両端に位置する一対の開口である第二開口40を塞ぐ一対の閉鎖部6と、を含む。
図4および図7を参照して、第二収容部2は、内部に第二物品102を収容できる収容空間49を有する筒状の本体部4を含む。つまり、本体部4は、内部の収容空間49を取り囲む形状を呈する。また、第二収容部2は、本体部4の軸方向の両端に位置する一対の固定部5と、本体部4の軸方向の両端に位置する一対の開口である第二開口40を塞ぐ一対の閉鎖部6と、を含む。
(本体部の説明)
図4、図7および図11を参照して、本体部4は、軸方向に直交する断面(横断面)が矩形状である角張った筒状に形成できる。なお、本体部4は、高さよりも軸方向の長さ(一対の第二開口40の間の距離)が大きい横長の筒状を呈しているが、本体部4の形状は必ずしも横長の筒状には限定されない。この本体部4は、上下方向に間隔をあけて対向する天面および底面と、天面および底面と直交しかつ前後方向に間隔をあけて対向する一対の側面である第一側面および第二側面と、を有する。
図4、図7および図11を参照して、本体部4は、軸方向に直交する断面(横断面)が矩形状である角張った筒状に形成できる。なお、本体部4は、高さよりも軸方向の長さ(一対の第二開口40の間の距離)が大きい横長の筒状を呈しているが、本体部4の形状は必ずしも横長の筒状には限定されない。この本体部4は、上下方向に間隔をあけて対向する天面および底面と、天面および底面と直交しかつ前後方向に間隔をあけて対向する一対の側面である第一側面および第二側面と、を有する。
本体部4は、天面を構成する天面部として第一面部11を含む。つまり、本体部4の天面部には、第一収容部1の底面を構成する第一面部11が用いられており、第一面部11は第一収容部1の底面および第二収容部2における本体部4の天面を兼用する。また、本体部4は、底面を構成する底面部41、第一側面を構成する第一側面部42、および第二側面を構成する第二側面部43をさらに含む。なお、本実施の形態では、第一面部11および底面部41が、特許請求の範囲に記載の「対向する第一面部および第二面部」に該当する。また、第一側面部42および第二側面部43が、特許請求の範囲に記載の「対向する一対の側面を構成する第三面部および第四面部」に該当する。
底面部41、第一側面部42および第二側面部43は薄板状である。底面部41、第一側面部42および第二側面部43を正面から見た形状は矩形状、本実施の形態では長方形状を呈する。底面部41は第一面部11と概ね同じ大きさであり、第一側面部42および第二側面部43は概ね同じ大きさである。
本体部4の高さ、つまりは、第二開口40の高さ(上下方向における長さ)は、本体部4に収容される第二物品102の高さよりも大きい。また、本体部4の高さは、図13を参照して、底面部41に載置される第二物品102と、天面を構成する第一面部11に載置される第一物品101において貫通孔14を通り抜けて本体部4内に突き出る部分、本実施の形態では、薬液容器のうちの口部104との間に十分な間隔が設けられる大きさとされている。
図4、図7および図11を参照して、底面部41は、第一側面部42および第二側面部43の下縁に連接されている。底面部41は、第一側面部42および第二側面部43と概ね直交しており、天面をなす第一面部11と概ね平行である。
図1を参照して、第一側面部42は、第一収容部1の第二面部12の下方に連接されている。つまり、第二面部12から第一側面部42が第一面部11よりも下方に延びるような形で第二面部12および第一側面部42が面一に連なっている。本実施の形態では、ヘッダー部3の第一ヘッダー片31、第一収容部1の第二面部12および第二収容部2の第一側面部42が面一に連なっている。第一側面部42の左右方向における長さと第二面部12の左右方向における長さとは概ね同じである。
第一側面部42および第二面部12の間には境界が存在せず、両者の間は段差、凸凹がなく平らである。なお、第一側面部42および第二面部12の間には罫線(折り目)が形成されていてもよく、両者の間に明確な境界が存在していてもよい。
第一側面部42には、切り取り線44が形成されている。切り取り線44は、例えば、ミシン目、半切れ線(ハーフカット線)により形成できる。切り取り線44は、外力が加わることにより容易に破断する線である。切り取り線44の両方の端は、第一側面部42において底面部41との境界である下縁に左右方向に間隔をあけて位置している。切り取り線44は、一方の端から第一側面部42を横切って他方の端まで延びている。
第一側面部42において底面部41との境界の一部分45と切り取り線44とによって区画される部分は開封片46である。開封片46を切り取り線44に沿って切り取って第一側面部42の他の部分から引き剥がすと、図14に示すように、第二収容部2には、開封片46が開くことにより、第二物品102の取り出し口47となる開口が形成される。これにより、第二収容部2に収容された第二物品102が取り出し口47を通して取り出し可能となる。
切り取り線44は、左右方向における長さが上方に向かうにしたがって次第に小さくなる先細り形状に形成できる。例えば、切り取り線44の形状は、半円形状、半楕円形状、逆U字形状(Uの字を上下逆さまにした形状)、三角形状、台形状にできる。この切り取り線44の形状は、第二収容部2に収容される第二物品102の正面から見た形状に対応している。具体的には、第二物品102である薬液供給器の支持体におけるボウル部105の正面から見た形状が、図13に示すように、左右方向における長さが上方に向かうに連れて次第に小さくなる先細り形状であるため、切り取り線44の形状も先細り形状とされている。なお、切り取り線44の形状は矩形状などのその他の形状であってもよい。
図11を参照して、第二側面部43は、第一面部11の前後方向に間隔をあけて配置される一対の側縁のうちの一方の側縁に連接されている。第二側面部43は、底面部41と概ね直交しており、第一側面部42と概ね平行である。なお、図7を参照して、第一面部11の他方の側縁には糊付け片48が連接されている。糊付け片48は、第一面部11と概ね直交するように上方に折り曲げられて、第一収容部1の第二面部12の内側面に接着剤、両面テープなどを用いて固定されている。
図11を参照して、第二側面部43の外側は外壁部8により覆われている。外壁部8は、第一収容部1の第三面部13の下方に連接されている。つまり、第三面部13から外壁部8が第一面部11よりも下方に延びるような形で第三面部13および外壁部8が面一に連なっている。本実施の形態では、ヘッダー部3の第二ヘッダー片32、第一収容部1の第三面部13および第二収容部2の外壁部8が面一に連なっている。外壁部8の左右方向における長さと第三面部13の左右方向における長さと概ね同じである。
(固定部の説明)
図4および図7を参照して、一対の固定部5のそれぞれは、第一固定フラップ51および第二固定フラップ52を含む。第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は薄板状である。図10を参照して、第一固定フラップ51および第二固定フラップ52を正面から見た形状は台形状を呈する。第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は概ね同じ大きさである。
図4および図7を参照して、一対の固定部5のそれぞれは、第一固定フラップ51および第二固定フラップ52を含む。第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は薄板状である。図10を参照して、第一固定フラップ51および第二固定フラップ52を正面から見た形状は台形状を呈する。第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は概ね同じ大きさである。
図4を参照して、第一固定フラップ51は、第一面部11の左右方向に間隔をあけて配置される一対の側縁にそれぞれ折り曲げ可能に連接されている。第二固定フラップ52は、本体部4の底面部41の左右方向に間隔をあけて配置される一対の側縁にそれぞれ折り曲げ可能に連接されている。
第一固定フラップ51は、第一面部11に対して直交する位置を越えて第二開口40よりも内側に位置するまで折り曲げられる。第二固定フラップ52は、底面部41に対して直交する位置を越えて第二開口40よりも内側に位置するまで折り曲げられる。
図11を参照して、第一固定フラップ51の高さ(上下方向における長さ)は、第二開口40の高さ(上下方向における長さ)の半分よりも大きい。また、第二固定フラップ52の高さ(上下方向における長さ)は、第二開口40の高さ(上下方向における長さ)の半分よりも大きい。そのため、第一固定フラップ51を第一面部11に対して直交させかつ第二固定フラップ52を底面部41に対して直交させた際に、第一固定フラップ51の先端側の一部分および第二固定フラップ52の先端側の一部分は互いに重なる。
図10および図11を参照して、第一固定フラップ51の先端側の一部分には、第一連結部53が設けられている。第二固定フラップ52の先端側の一部分には、第二連結部54が設けられている。なお、第一固定フラップ51の先端および先端縁とは、第一固定フラップ51において第一面部11に連接される側の端および側縁と反対側の端および側縁である。第二固定フラップ52の先端および先端縁とは、第二固定フラップ52において底面部41に連接される側の端および側縁と反対側の端および側縁である。
図4を参照して、第一連結部53および第二連結部54は、互いに連結されることにより、第一固定フラップ51および第二固定フラップ52を組み合わせてひとまとまりにする。第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は、それぞれ第二開口40よりも内側に折り曲げられた傾斜状態で、第一連結部53と第二連結部54が連結されることにより、傾斜状態が維持される。
このように本実施の形態では、固定部5を構成する第一固定フラップ51および第二固定フラップ52がそれぞれ第二開口40よりも内側に折り曲げられた傾斜状態に維持される。これにより、第一固定フラップ51の先端および第二固定フラップ52の先端が本体部4内の収容空間49に突き出る。そのため、図13を参照して、本体部4に収容される第二物品102は、本体部4の両端にそれぞれ位置する第一固定フラップ51および第二固定フラップ52により両側から挟まれる。よって、第二物品102は、動きが抑制された状態で本体部4に収容される。
また、本体部4の第一面部11および底面部41の間には、V字に組み合わされた第一固定フラップ51および第二固定フラップ52が介在している。そのため、第一面部11は、本体部4の両端にそれぞれ位置する第一固定フラップ51および第二固定フラップ52により下方より支持されている。よって、第一面部11に第一物品101が載置されていても、例えば方向箱100の輸送時などにおいて第一物品101の揺れなどにより第一面部11が撓むことが抑制される。その結果、第一物品101において第一面部11の貫通孔14を通って本体部4内に突き出た一部分が、本体部4に収容される第二物品102にぶつかることが抑制される。
図10および図11を参照して、本実施の形態では、第一連結部53として、第一固定フラップ51の先端縁の一部分に凹み55が形成されている。凹み55は、第一固定フラップ51の先端縁が部分的に第一面部11の方に深く入り込むことにより第一固定フラップ51に形成される。凹み55は一対の凸部56により挟まれている。凹み55は、第一固定フラップ51の先端縁において中央位置に形成できる。
また、第二連結部54として、第二固定フラップ52の先端縁の一部分に突起57が設けられている。突起57は、第二固定フラップ52の先端縁が部分的に突き出ることにより第二固定フラップ52に一体形成される。突起57は、第二固定フラップ52の先端縁において中央位置に形成できる。
図4および図11を参照して、第一固定フラップ51を折り曲げた後、第二固定フラップ52を折り曲げて、第二固定フラップ52の突起57を第一固定フラップ51の一対の凸部56の間の凹み55に差し込む。これにより、第一固定フラップ51および第二固定フラップ52がそれぞれ第二開口40よりも内側に折り曲げられた傾斜状態で固定される。
第一連結部53および第二連結部54の形態および形状は、第一連結部53および第二連結部54が互いに連結可能であれば、上述した形状の凹み55および突起57に限定されない。例えば、第一連結部53は、第一固定フラップ51の先端縁の近くに形成される横長のスリット状の孔であって、第二固定フラップ52の突起57を差し込み可能な孔であってもよい。
(閉鎖部の説明)
図3から図6および図8を参照して、一対の閉鎖部6のそれぞれは、第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62を含む。第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62は薄板状である。第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62を正面から見た形状は矩形状、本実施の形態では長方形状を呈する。第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62は概ね同じ大きさである。
図3から図6および図8を参照して、一対の閉鎖部6のそれぞれは、第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62を含む。第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62は薄板状である。第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62を正面から見た形状は矩形状、本実施の形態では長方形状を呈する。第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62は概ね同じ大きさである。
第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62の幅(前後方向における長さ)は、第二開口40の幅(前後方向における長さ)と概ね同じにできる。第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62の高さ(上下方向における長さ)は、第二開口40の高さ(上下方向における長さ)と概ね同じ大きさにしてもよいが、本実施の形態では、第二開口40の高さ(上下方向における長さ)よりも大きい。これにより、第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62のそれぞれにおいて、第二開口40よりも上方に位置する部分であり、第一収容部1の第一面部11よりも上方に突き出る部分が、第一収容部1の突出部16として、第一収容部1の第一開口10の一部分である下部を塞いでいる。なお、第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62のどちらか一方が第一収容部1の第一面部11よりも上方に突き出る突出部16を含んでいればよく、必ずしも第一閉鎖フラップ61および第二閉鎖フラップ62の両方が突出部16を含む必要はない。
第一閉鎖フラップ61は、本体部4の第一側面部42において左右方向に間隔をあけて配置される一対の側縁、および、第一側面部42の上方に連接された第二面部12において左右方向に間隔をあけて配置される一対の側縁の一部分に、それぞれ折り曲げ可能に連接されている。第二閉鎖フラップ62は、本体部4の第二側面部43の外側に配置された外壁部8において左右方向に間隔をあけて配置される一対の側縁、および、外壁部8の上方に連接された第三面部13において左右方向に間隔をあけて配置される一対の側縁の一部分に、それぞれ折り曲げ可能に連接されている。
第二閉鎖フラップ62の先端縁には、差込フラップ63が折り曲げ可能に連接されている。なお、第二閉鎖フラップ62の先端縁とは、第二閉鎖フラップ62において外壁部8に連接される側の側縁と反対側の側縁である。第一閉鎖フラップ61および第一側面部42の境界には上下方向に延びる縦長のスリット状の孔である差込孔64が形成されている。
第一閉鎖フラップ61が第一側面部42に対して概ね直交するように折り曲げられ、第一閉鎖フラップ61の外側に第二閉鎖フラップ62が重ね合わされるように第二閉鎖フラップ62が外壁部8に対して概ね直交するように折り曲げられた後、差込孔64に差込フラップ63が差し込まれる。これにより、第一閉鎖フラップ61の外側に第二閉鎖フラップ62が固定されて第一閉鎖フラップ61とともに本体部4の第二開口40を塞ぐため、第二開口40が閉鎖される。また、これにより、外壁部8が本体部4の第二側面部43の外側に固定され、さらに、外壁部8の上方に連接された第二面部12が第三面部13と向かい合う位置に固定されることにより、第一収容部1の筒状が保持される。
なお、第二閉鎖フラップ62は、差込フラップ63および差込孔64を用いることなく、接着剤、両面テープなどを用いて第一閉鎖フラップ61の外側に固定してもよい。
(包装箱の組み立て方法)
本実施の形態に係る包装箱100は、例えば図17に示す一枚の紙製の基材7により組み立てられる。なお、基材7の形状は、あくまでも一例であり、図17に示す形状に限定されない。
本実施の形態に係る包装箱100は、例えば図17に示す一枚の紙製の基材7により組み立てられる。なお、基材7の形状は、あくまでも一例であり、図17に示す形状に限定されない。
基材7は、外壁部8および第三面部13を構成する第一板材70、第二ヘッダー片32を構成する第二板材71、第一ヘッダー片31を構成する第三板材72、第二面部12および第一側面部42を構成する第四板材73、底面部41を構成する第五板材74、第二側面部43を構成する第六板材75、第一面部11を構成する第七板材76、ならびに、糊付け片48を構成する第八板材77が、この順でそれぞれ隣接する板材同士の間に罫線(折り目)82-87または切り取り線92を介して連結される。
また、外壁部8および第三面部13を構成する第一板材70の両側に第二閉鎖フラップ62を構成する第九板材78が罫線(折り目)88を介して連結される。第二面部12および第一側面部42を構成する第四板材73の両側に第一閉鎖フラップ61を構成する第十板材79が罫線(折り目)89を介して連結される。底面部41を構成する第五板材74の両側に第二固定フラップ52を構成する第十一板材80が罫線(折り目)90を介して連結される。第一面部11を構成する第七板材76の両側に第一固定フラップ51を構成する第十二板材81が罫線(折り目)91を介して連結される。
次に、基材7を用いて包装箱100を組み立てる手順について説明する。まず、基材7を罫線83において180度折り曲げて、第二板材71と第三板材72を重ね合わせ、接着剤などを用いることにより両板材71,72を固定する。これにより、ヘッダー部3が形成される。
次に、基材7を罫線84において90度折り曲げ、罫線85において90度折り曲げ、罫線86において90度折り曲げる。これにより、横断面が矩形状を呈する筒状の本体部4が形作られる。そして、第八板材77を罫線87において90度折り曲げ、接着剤などを用いることにより第八板材77を第四板材73に固定する。これにより、本体部4が形成される。
次に、第十板材79を罫線89において90度を超える角度で折り曲げ、第九板材78を罫線88において90度を超える角度で折り曲げる。この際に、突起57を凹み55に嵌め込んで、両板材78,79を固定する。これにより、一対の固定部5が形成される。
次に、第二板材71を第六板材75の外側に重ねる。これにより、横断面が三角形状を呈する筒状の第一収容部1が形作られる。そして、第十二板材81を罫線91において90度折り曲げ、第九板材78を罫線88において90度折り曲げて第十二板材81の外側に重ねる。最後に、差込フラップ63を差込孔64に差し込む。これにより、一対の閉鎖部6が形成されて第二収容部2が形成されるとともに、第一収容部1が形成される。その結果、包装箱100が組み立てられる。
(包装箱の作用、効果)
本実施の形態に係る包装箱100においては、第二物品102が収容される本体部4は、軸方向の両端に第一固定フラップ51および第二固定フラップ52がそれぞれ設けられている。第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は、本体部4の対向する第一面部11および底面部41にそれぞれ折り曲げ可能に連接されている。第一固定フラップ51の先端側の一部分および第二固定フラップ52の先端側の一部分は、第一固定フラップ51を第一面部11に対して直交させかつ第二固定フラップ52を底面部41に対して直交させた際に互いに重なる。第一固定フラップ51の先端側の一部分には、第一連結部53として凹み55が設けられ、第二固定フラップ52の先端側の一部分には、第二連結部54として突起57が設けられる。第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は、それぞれ第二開口40よりも内側に折り曲げられた傾斜状態で第一連結部53と第二連結部54が連結されることにより、傾斜状態が維持される。
本実施の形態に係る包装箱100においては、第二物品102が収容される本体部4は、軸方向の両端に第一固定フラップ51および第二固定フラップ52がそれぞれ設けられている。第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は、本体部4の対向する第一面部11および底面部41にそれぞれ折り曲げ可能に連接されている。第一固定フラップ51の先端側の一部分および第二固定フラップ52の先端側の一部分は、第一固定フラップ51を第一面部11に対して直交させかつ第二固定フラップ52を底面部41に対して直交させた際に互いに重なる。第一固定フラップ51の先端側の一部分には、第一連結部53として凹み55が設けられ、第二固定フラップ52の先端側の一部分には、第二連結部54として突起57が設けられる。第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は、それぞれ第二開口40よりも内側に折り曲げられた傾斜状態で第一連結部53と第二連結部54が連結されることにより、傾斜状態が維持される。
本実施の形態に係る包装箱100においては、上述したように構成されていることにより、第一固定フラップ51の先端および第二固定フラップ52の先端が本体部4内の収容空間49に突き出る。そのため、第二物品102は、本体部4の両端にそれぞれ設けられた第一固定フラップ51および第二固定フラップ52により両側から挟まれることから、本体部4内において固定される。よって、本実施の形態に係る包装箱100によれば、第二物品102について動きを抑制した状態で本体部4に収容できる。
本実施の形態に係る包装箱100においては、第一連結部53が第一固定フラップ51の先端縁の一部分に形成された凹み55であり、第二連結部54は、第二固定フラップ52の先端縁の一部分から突き出る突起57である。そのため、まずは第一固定フラップ51を内側に折り曲げ、次に第二固定フラップ52を内側に折り曲げることにより、難なく凹み55に突起57が嵌まり込む。よって、本実施の形態に係る包装箱100によれば、第一連結部53と第二連結部54を容易に連結できる。
本実施の形態に係る包装箱100においては、第一固定フラップ51が第二収容部2の本体部4において天面を構成する第一面部11に連接され、第二固定フラップ52が第二収容部2の本体部4において底面を構成する底面部41に連接されている。そのため、一対の第二固定フラップ52は、図13を参照して、先端縁に向かうに連れて互いの間隔が小さくなるように本体部4の底面部41に対して傾斜している。つまりは、一対の第二固定フラップ52は、本体部4の内側に向かうに連れて底面部41からの鉛直距離が大きくなるように底面部41に対して傾斜している。そのため、第二物品102が図13に示す薬液供給器の支持体のような、左右方向における長さが上方に向かうに連れて次第に小さくなる形状のものである場合には、一対の第二固定フラップ52は第二物品102に対して上方から被さることから、第二物品102は本体部4内において強く固定される。よって、本実施の形態に係る包装箱100によれば、第二物品102について動きを効果的に抑制した状態で本体部4に収容できる。
本実施の形態に係る包装箱100においては、第二収容部2の本体部4は、第一側面部42および第二側面部43を含み、第一側面部42または第二側面部43には、底面部41との境界の一部分45と、該一部分45の一方の端から第一側面部42または第二側面部43を横切って他方の端に延びる切り取り線44とによって区画される開封片46が形成されている。そのため、本実施の形態に係る包装箱100によれば、開封片46を開くことにより、第二物品102を容易に第二収容部2から取り出せる。
本実施の形態に係る包装箱100においては、本体部4の天面を構成する第一面部11には、第一面部11を厚み方向に貫通する貫通孔14が形成されており、貫通孔14には、第一面部11に載置される第一物品101の一部分が差し込まれる。本実施の形態に係る包装箱100によれば、二つの別々の物品である第一物品101および第二物品102を両者がぶつからないように個々に包装できる。また、第一物品101についても動きを抑制した状態で包装できる。さらに、第一面部11および底面部41の間に介在する第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は、第一連結部53と第二連結部54が連結されることにより、V字に組み合わされた状態が維持される。そのため、第一面部11は、本体部4の両端にそれぞれ位置する第一固定フラップ51および第二固定フラップ52により下方より支持されている。よって、第一面部11に第一物品101が載置されていても、例えば方向箱100の輸送時などにおいて第一物品101の揺れなどにより第一面部11が撓むことが抑制される。その結果、第一物品101において第一面部11の貫通孔14を通って本体部4内に突き出た一部分が本体部4に収容される第二物品102とぶつかることを抑制できる。
(変形例)
本開示の一実施の形態に係る包装箱100について説明したが、本開示に従った包装箱は、本開示の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変形ができ、例えば以下に示す変形が可能である。以下に例示する変形例の包装箱も、上記実施の形態に係る包装箱100と同様に本開示に記載の課題を解決できる。本開示に従った包装箱は、以下に例示する変形例を適宜組み合わせて適用できる。
本開示の一実施の形態に係る包装箱100について説明したが、本開示に従った包装箱は、本開示の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変形ができ、例えば以下に示す変形が可能である。以下に例示する変形例の包装箱も、上記実施の形態に係る包装箱100と同様に本開示に記載の課題を解決できる。本開示に従った包装箱は、以下に例示する変形例を適宜組み合わせて適用できる。
上記実施の形態に係る包装箱100において、第一収容部1は第一面部11、第二面部12および第三面部13により構成されていることにより、横断面が三角形状である筒状に形成されている。変形例の包装箱としては、第一収容部1が第一面部11、第二面部12および第三面部13に加えて天面部を備えていることにより、横断面が矩形状である筒状に形成されていてもよい。
上記実施の形態に係る包装箱100において、第二収容部2における第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は、本体部4の第一面部11および底面部41に連接されている。変形例の包装箱としては、第一固定フラップ51および第二固定フラップ52は、本体部4の対向する第一側面部42および第二側面部43に折り曲げ可能に連接されていてもよい。なお、この変形例では、第一側面部42および第二側面部43が、特許請求の範囲に記載の「対向する第一面部および第二面部」に該当する。
上記実施の形態に係る包装箱100は第一収容部1を備えているが、変形例の包装箱は、第一収容部1を備えておらず、ヘッダー部3および第二収容部2だけを備えていてもよい。
上記実施の形態に係る包装箱100はヘッダー部3を備えているが、変形例の包装箱は、ヘッダー部3を備えておらず、第一収容部1および第二収容部2だけ、あるいは、第二収容部2だけを備えていてもよい。
上記実施の形態に係る包装箱100において、第二収容部2の本体部4に設けられる開封片46は、例えば図18および図19に示すように、第一側面部42に形成された一対の直線状の切り取り線44によって区画される部分により構成されていてもよい。図18を参照して、一対の切り取り線44は、第一側面部42に、上下方向に間隔をあけた状態で左右方向に概ね平行に延びるように形成される。開封片46を一対の切り取り線44に沿って切り取って第一側面部42の他の部分から引き剥がすと、図19に示すように、第二収容部2には、開封片46が開くことにより、第二物品102の取り出し口47となる開口が形成される。これにより、第二収容部2に収容された第二物品102が取り出し口47を通して取り出し可能となる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 第一収容部、2 第二収容部、3 ヘッダー部、4 本体部、5 固定部、6 閉鎖部、7 基材、10 第一開口、11 第一面部、12 第二面部、13 第三面部、14 貫通孔、15 支持片、16 突出部、30 貫通孔、31 第一ヘッダー片、32 第二ヘッダー片、40 第二開口、41 底面部、42 第一側面部、43 第二側面部、44 切り取り線、45 一部分、46 開封片、47 取り出し口、48 糊付け片、49 外壁部、51 第一固定フラップ、52 第二固定フラップ、53 第一連結部、54 第二連結部、55 凹み、56 凸部、57 突起、61 第一閉鎖フラップ、62 第二閉鎖フラップ、63 差込フラップ、64 差込孔、70 第一板材、71 第二板材、72 第三板材、73 第四板材、74 第五板材、75 第六板材、76 第七板材、77 第八板材、78 第九板材、78 第十板材、80 第十一板材、81 第十二板材、83-91 罫線、92 切り取り線、100 包装箱、101 第一物品、102 第二物品、103 本体部、104 口部、105 ボウル部、106 棒状の部材、107 板状の部材
Claims (5)
- 物品が収容される収容部を備え、
前記収容部は、対向する第一面部および第二面部を含み、内部の前記物品の収容空間を取り囲む本体部であって、軸方向の両端にそれぞれ開口を有する本体部を含み、
前記本体部の前記両端のそれぞれの端には、第一固定フラップおよび第二固定フラップが設けられ、
前記第一固定フラップは、前記第一面部に折り曲げ可能に連接され、
前記第二固定フラップは、前記第二面部に折り曲げ可能に連接され、
前記第一固定フラップの先端側の一部分および前記第二固定フラップの先端側の一部分は、前記第一固定フラップを前記第一面部に対して直交させかつ前記第二固定フラップを前記第二面部に対して直交させた際に、互いに重なり、
前記第一固定フラップの前記先端側の一部分には、第一連結部が設けられており、
前記第二固定フラップの前記先端側の一部分には、第二連結部が設けられており、
前記第一固定フラップおよび前記第二固定フラップは、それぞれ前記開口よりも内側に折り曲げられた傾斜状態で前記第一連結部と前記第二連結部が連結されることにより、前記傾斜状態が維持される、包装箱。 - 前記第一連結部は、前記第一固定フラップの先端縁の一部分に形成された凹みであり、
前記第二連結部は、前記第二固定フラップの先端縁の一部分から突き出る突起である、請求項1に記載の包装箱。 - 前記第一面部は前記本体部における天面を構成し、前記第二面部は前記本体部における底面を構成する、請求項1に記載の包装箱。
- 前記本体部は、前記本体部における対向する一対の側面を構成する第三面部および第四面部をさらに含み、
前記第三面部または前記第四面部には、前記第二面部との境界の一部分と、前記一部分の一方の端から前記第三面部または前記第四面部を横切って他方の端に延びる切り取り線とによって区画される開封片が形成されている、請求項3に記載の包装箱。 - 前記第一面部には、前記第一面部を厚み方向に貫通する貫通孔が形成されており、
前記貫通孔には、前記物品とは別に前記第一面部に載置される物品の一部分が差し込まれる、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の包装箱。
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