JP2025027770A - サイドスタンド装置及び鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

Figure 2025027770000001
【課題】スタンドスイッチへの車体振動の影響を抑制することを目的とする。
【解決手段】サイドスタンド装置30は、リーン車両の車幅方向一方側に固定される支持部材32と、前記支持部材32に回動可能に支持されたスタンドバー40と、前記支持部材32に取付けられて、前記スタンドバー40の回動状態を検知するスタンドスイッチ50と、前記スタンドスイッチ50を、第1防振部材80を介して前記支持部材32に締結する締結部材60と、規制部材70と、を備える。規制部材70は、前記締結部材60に取付けられる取付部分72と、前記支持部材32に嵌合されることで前記支持部材32に対して前記締結部材60の周方向両側に回り止めされる嵌合部分74と、前記取付部分72と前記嵌合部分74とを連結する連結部分76とを含む。
【選択図】図2

Description

この開示は、サイドスタンド装置及び鞍乗型車両に関する。
特許文献1には、スタンド本体と、スタンド本体を車体側に取着するための取付ブラケットと、スタンド本体の回動状態を検知するリミットスイッチとを備えるサイドスタンド装置が開示されている。
特開2012-56346号公報
車両によっては、車体振動が電装部品であるスタンドスイッチに影響することがある。
そこで、本開示は、スタンドスイッチへの車体振動の影響を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、サイドスタンド装置は、リーン車両の車幅方向一方側に固定される支持部材と、前記支持部材に回動可能に支持されたスタンドバーと、前記支持部材に取付けられて、前記スタンドバーの回動状態を検知するスタンドスイッチと、前記スタンドスイッチを、第1防振部材を介して前記支持部材に締結する締結部材と、前記締結部材に取付けられる取付部分と、前記支持部材に嵌合されることで前記支持部材に対して前記締結部材の周方向両側に回り止めされる嵌合部分と、前記取付部分と前記嵌合部分とを連結する連結部分とを含む規制部材と、を備える。
このサイドスタンド装置によると、スタンドスイッチへの車体振動の影響を抑制できる。
実施形態に係るサイドスタンド装置を備える自動二輪車の全体構成を示す側面図である。 サイドスタンド装置を示す側面図である。 サイドスタンド装置を示す側面図である。 サイドスタンド装置を示す側面図である。 サイドスタンド装置を示す分解斜視図である。 図2のVI-VI線における断面図である。 図2のVII-VII線における断面図である。
以下、実施形態に係るサイドスタンド装置及びこれを備える鞍乗型車両について説明する。鞍乗型車両は、例えば、車両の走行方向に並ぶように設けられる2つの車輪を有する二輪車である。二輪車は、左右方向に傾斜したリーン姿勢となることが可能なリーン車両の一例である。サイドスタンド装置は、車両の停止中に当該二輪車が左右方向に倒れないように支える装置である。以下の実施形態では、二輪車が自動二輪車である例が説明される。
図1はサイドスタンド装置30を備える自動二輪車10の全体構成を示す側面図である。なお、以下の説明において、上下、前後及び左右について言及する場合、各方向は、次のように定義される。まず、自動二輪車10の前輪18及び後輪24が路面に接地する側が下であり、その反対側が上である。また、自動二輪車10が走行する際の走行方向が前であり、その反対側が後ろである。さらに、ユーザが運転者として自動二輪車10に乗った状態で、当該ユーザを基準とする左右が自動二輪車10の左右である。幅方向という場合、左右の車幅方向である。
自動二輪車10では、車体フレーム11の前側に前輪18が回転可能に設けられる。車体フレーム11の後側に後輪24が回転可能に設けられる。車体フレーム11には、動力ユニットとしてエンジン20が搭載されている。エンジン20の駆動によって後輪24が回転駆動される。動力ユニットは、電動モータ等であってもよい。
車体フレーム11における前後方向中間部の上側にシート21が設けられている。シート21に対して前側に燃料タンク22が設けられている。車体フレーム11の前側にハンドル17が設けられている。このため、シート21に跨った運転者が前方を向いた状態でハンドル17を操作することができる。
ハンドル17が操作されることによって、前輪18の向きが変更される。ここでは、車体フレーム11の前部にヘッドパイプ12が設けられている。ヘッドパイプ12には、ステアリングシャフト13が回転可能に挿通されている。ステアリングシャフト13には、アッパーブラケット14とアンダーブラケット15とが支持されている。アッパーブラケット14とアンダーブラケット15とによって、フロントフォーク16が下方に向けて延在するように支持されている。フロントフォーク16の下端部に前輪18が回転可能に支持されている。
ハンドル17が、アッパーブラケット14及びアンダーブラケット15の少なくとも一方に支持されている。ハンドル17が操作されると、ステアリングシャフト13、アッパーブラケット14、アンダーブラケット15及びフロントフォーク16がヘッドパイプ12の軸周りに回転する。この回転と共に、前輪18もヘッドパイプ12の軸周りに回転して、前輪18の向きが変る。
後輪24は、車体フレーム11の後部から後方に向けて延びるスイングアーム23によって回転可能に支持される。
サイドスタンド装置30は、自動二輪車10の下部に設けられる。サイドスタンド装置30は、自動二輪車10に対して回動することで、収納位置(図1の実線)と車体支持位置(図1の仮想線)との間で変位可能である。本実施形態では、サイドスタンド装置30は、自動二輪車10の一側、ここでは、左側の下部に設けられる。このため、自動二輪車10は、前輪18及び後輪24が地面に接する部分を中心として一側(左側)に傾いた状態(通常はわずかに傾いた状態)で、サイドスタンド装置30によって支えられる。
サイドスタンド装置30が設けられる箇所は、自動二輪車10を支えることができる箇所であればよく、特に限定されない。図1では、エンジン20の一側下部にサイドスタンド装置30が設けられる例が示される。サイドスタンド装置30の位置は、エンジン20の近くである。このため、サイドスタンド装置30の位置は、自動二輪車10において、エンジン20の振動が比較的伝わりやすい箇所であると言える。
図2から図4はサイドスタンド装置30を示す側面図である。図2は、車両左側から見た側面図であり、図3及び図4は車両右側から見た側面図である。また、図2及び図3は、スタンドバー40が収納位置にある状態を示し、図4はスタンドバー40が車体支持位置にある状態を示している。図5は、サイドスタンド装置30を示す分解斜視図である。図5において、スタンドバー40と、支持部材32の固定相手とが省略されている。図6は図2のVI-VI線における断面図である。図7は図2のVII-VII線における断面図である。
サイドスタンド装置30は、支持部材32とスタンドバー40とスタンドスイッチ50と締結部材60と規制部材70とを備える。支持部材32は、自動二輪車10に固定されており、スタンドバー40、スタンドスイッチ50及び規制部材70を支持する。スタンドバー40は、支持部材32に対して回動することで、自動二輪車10に対して収納位置と車体支持位置との間で変位可能である。図1において、収納位置あるスタンドバー40が実線で示され、車体支持位置にあるスタンドバー40が仮想線で示されている。スタンドスイッチ50は、スタンドバー40の回動状態を検知する。例えば、スタンドスイッチ50の検知結果は、自動二輪車10の制御に用いられる。締結部材60は、第1防振部材80を介してスタンドスイッチ50を支持部材32に締結する。規制部材70は、スタンドスイッチ50の回り止めを行う。スタンドスイッチ50は、規制部材70が設けられていない状態で締結部材60の軸回りに回転し得る。規制部材70が設けられることによって、締結部材60の軸回りにおけるスタンドスイッチ50の回転が抑制される。以下、サイドスタンド装置30の各部についてより具体的に説明する。
支持部材32は、自動二輪車10の車幅方向一方側に固定される。支持部材32は、例えば、金属板によって形成される。金属板の一方主面を支持部材32の第1面32Aとし、金属板の他方主面を支持部材32の第2面32Bとする。係る金属板は、第1面32Aが内側となり、第2面32Bが外側となるように曲げ線32BLに沿って曲げ加工されている。ここでは支持部材32は、第1面32Aが車幅方向外側を向き、第2面32Bが車幅方向内側を向き、曲げ線32BLが前後方向に沿って延びる姿勢で車体に固定されている。従って、支持部材32は、曲げ線32BLよりも上側の領域(以下、上側領域32Uと言う)と曲げ線32BLよりも下側の領域(以下、下側領域32Lと言う)を有する。支持部材32の姿勢は、特に限定されないが、ここでは、上側領域32Uの主面が鉛直方向に平行であり、下側領域32Lの主面が鉛直方向に対して傾斜する姿勢とされている。下側領域32Lは下方に行くにつれて車幅方向外側に向かうように傾斜している。図2から図4では、下側領域32Lにおける主面に対して直交する方向から見た図が示されている。上側領域32U及び下側領域32Lの役割は、特に限定されないが、ここでは、上側領域32Uが自動二輪車10への固定に用いられ、下側領域32Lがスタンドバー40、スタンドスイッチ50及び規制部材70の支持に用いられている。
ここでは支持部材32と自動二輪車10とは溶接によって固定されている。またここでは、自動二輪車10において支持部材32と固定される部材は、車幅方向に延びる金属パイプ状のクロスチューブ25である。図5に示すように、クロスチューブ25に固定される前の支持部材32の上縁には、クロスチューブ25が嵌る凹部が形成されている。支持部材32において、当該凹部を含む部分が車体固定部34とされている。図4に示すように、当該凹部にクロスチューブ25が嵌り、当該凹部の内面とクロスチューブ25の外面とが接した状態で両者が溶接固定される。もっとも、支持部材32と自動二輪車10との固定態様は、溶接以外の固定態様であってもよく、例えば締結などであってもよい。また、自動二輪車10において支持部材32と固定される部材は、クロスチューブ25以外の部材であってもよく、例えば、前後方向に延びるダウンチューブなどであってもよい。
図5に示すように、下側領域32Lには、3つの貫通孔32H1、32H2、32H3と1つの凹部32Cとが形成されている。3つの貫通孔32H1、32H2、32H3は、支持部材32の第1面32A及び第2面32Bを貫通している。3つの貫通孔32H1、32H2、32H3は前後方向に沿って前方からこの順で並んでいる。貫通孔32H1は、2つの貫通孔32H2、32H3よりも上下方向において上側に位置する。2つの貫通孔32H2、32H3は、上下方向において同程度の位置にある。貫通孔32H1は、スタンドスイッチ50の締結に用いられる。貫通孔32H2は、スタンドスイッチ50との嵌合に用いられる。貫通孔32H3は、スタンドバー40の締結に用いられる。
凹部32Cは、前後方向において2つの貫通孔32H2、32H3の間に位置する。凹部32Cは、上下方向において2つの貫通孔32H2、32H3よりも上側に位置し、貫通孔32H1と同程度の位置にある。凹部32Cは、底を有する有底穴である。凹部32Cの開口は、第1面32Aに形成されている。凹部32Cは、規制部材70との嵌合に用いられる。
スタンドバー40の収納位置及び車体支持位置は、特に限定されないが、ここでは以下のように設定されている。スタンドバー40の収納位置は、スタンドバー40の先端部が、スタンドバー40の車体支持位置におけるスタンドバー40の先端部の位置よりも上方に配置される位置である。収納位置は、自動二輪車10の走行中において、地面に対する接触を避ける位置であると捉えられてもよい。車体支持位置は、スタンドバー40が自動二輪車10による支持箇所から下方又は斜め下方に延びる姿勢である。車体支持位置において、スタンドバー40の先端部が前輪18及び後輪24のうち地面に接地する箇所から一側方外側に位置する状態となる。
スタンドバー40は、細長い形状に形成されている。スタンドバー40の基端部は、自動二輪車10に回転可能に支持されている。スタンドバー40が基端部を中心として回転することによって、車体支持位置においてスタンドバー40の先端部が地面に近づき、収納位置においてスタンドバー40の先端部が地面から離れる。スタンドバー40の基端部は、バー締結部材43を介して回転可能に貫通孔32H3に締結されている。スタンドバー40の基端部の構成は特に限定されないが、ここでは、スタンドバー40の基端部はU字状に形成されて支持部材32を左右方向に挟み込む挟持部を有する。挟持部には、締結部材60が挿通される挿通孔が形成されている。バー締結部材43が、スタンドバー40の挿通孔及び支持部材32の貫通孔32H3を貫通した状態で、締結されている。バー締結部材43は例えば、ボルト44及びナット47である。バー締結部材43は、リベットなどであってもよい。スタンドバー40の中間部は挟持部から真っすぐ延びる。スタンドバー40の先端部にはフランジ部が設けられている。フランジ部は、当該スタンドバー40が車体支持位置に変位した状態で、地面に対して平行な姿勢とされる。これにより、サイドスタンド装置30の接地面積が大きくされている。スタンドバー40の先端部は、フランジ部の代わりとして、スタンドバー40自体が曲げ加工及び扁平加工されて接地面積を増やせるようにされていてもよい。
スタンドバー40において、収納位置を超えた回動及び車体支持位置を超えた回動は、例えば支持部材32によって規制されている。具体的には、支持部材32は、貫通孔32H3よりも上方において後方に向けて延びる部分と、貫通孔32H3よりも前方において下方に向けて延びる部分とを有する。貫通孔32H3よりも上方において後方に向けて延びる部分は、スタンドバー40が収納位置に位置した状態で、それ以上上方に回転することを規制する。貫通孔32H3よりも前方において下方に向けて延びる部分は、スタンドバー40が車体支持位置に位置した状態で、それ以上前方に回転することを規制する。従って、これらの部分は、スタンドバー40の回転を規制するスタンドバー規制部とされる。
スタンドバー40は、スプリング48によって付勢されている。スプリング48は、細長く、かつ、弾性的に伸縮変形可能な部材である。スプリング48は、例えば、コイルばねである。図3に示すように、支持部材32にスプリング48の一端が係止するピン36が設けられる。ピン36は、支持部材32の第2面32Bから突出する。スタンドバー40にはスプリング48の他端が係止するピン41が設けられている。ピン41は、スタンドバー40の長手方向中間部から車幅方向内側に突出する。スプリング48とピン36、41との係止は、如何なるものであってもよく、例えば図3に示すように、スプリング48の端部をJ字のフック状に形成し、そのフック状部分を、ピン36、41に引っ掛けることによってなされていてもよい。
支持部材32の第2面32Bにおけるピン36の位置は、貫通孔32H3に締結されるバー締結部材43とは別の位置である。これにより、スタンドバー40の回動によって、2つのピン36、41の間隔、つまり、スプリング48の伸長度合が変化する。ここでは、バー締結部材43を挟んで一方側にピン36が位置し、他方側にピン41が位置する。この場合、2つのピン36、41と、バー締結部材43とが一直線上に並ぶ場合に、2つのピン36、41の間隔が最も大きくなる。ここでは、スタンドバー40が収納位置と車体支持位置との間で変位している途中の中間位置で、2つのピン36、41と、バー締結部材43とが一直線上に並ぶ。スタンドバー40が収納位置及び車体支持位置のそれぞれの位置にある状態で、2つのピン36、41の間隔は上記中間位における間隔よりも小さくなる。スタンドバー40が収納位置にある状態での2つのピン36、41の間隔と、車体支持位置にある状態での2つのピン36、41の間隔とは、同程度であってもよいし、いずれか一方が他方よりも大きくてもよい。ここでは、スタンドバー40が収納位置にある状態での2つのピン36、41の間隔が、車体支持位置にある状態での2つのピン36、41の間隔よりも小さい。
ここでは、2つのピン36、41の間隔が最も小さい状態でも、スプリング48は弾性的に伸長された状態とされている。従って、スタンドバー40が収納位置にある状態で、スプリング48は、スタンドバー40を収納位置に向けて付勢している。同様に、スタンドバー40が車体支持位置にある状態で、スプリング48は、スタンドバー40を車体支持位置に向けて付勢している。ユーザは、収納位置及び車体支持位置のうちでいずれか一方の位置にあるスタンドバー40を、2つのピン36、41とバー締結部材43とが一直線上に並ぶ中間位置まで、スプリング48の付勢力に抗して回動させる。スタンドバー40が、2つのピン36、41とバー締結部材43とが一直線上に並ぶ中間位置を越えると、スプリング48が収縮し始め、スタンドバー40を収納位置及び車体支持位置のうちでいずれか他方の位置に向けて付勢する。
ピン36は、支持部材32の第2面32Bのうちで凹部32Cの反対側の位置から突出している。係る凹部32Cは、以下のように形成される。まず、ピン36の挿入前の状態で、支持部材32を構成する金属板における凹部32Cの位置に、金属板を貫通する貫通孔が形成される。ピン36が第2面32Bから当該貫通孔の中間部まで挿入される。当該貫通孔のうちで、第1面32A側の開口を含む一部が残ると共に、第2面32B側の開口を含む他の一部がピン36によって塞がれる。これにより、有底穴状の凹部32Cが形成される。従って、凹部32Cの底は、ピン36の底面によって構成されている。なお、凹部32Cは、ピン36とは別の位置に設けられてもよい。
スタンドバー40が収納位置に変位した状態で、自動二輪車10が走行する。スタンドバー40が車体支持位置に変位した状態で、スタンドバー40が自動二輪車10をその一側から支持する。スタンドスイッチ50は、例えば、スタンドバー40が収納位置にあるかどうか、又は、スタンドバー40が車体支持位置にあるかどうかを検知する。スタンドスイッチ50の検知結果は例えばECU(電子制御ユニット)などの自動二輪車10の制御部に送られる。自動二輪車10の制御部は、スタンドスイッチ50によって検知されたスタンドバー40の回動状態に基づき、自動二輪車10を制御する。制御部は、例えば、スタンドバー40が車体支持位置にある状態でエンジン20がかからないように自動二輪車10を制御する。これにより、スタンドバー40が車体支持位置にある状態で、車両が走行することを抑制できる。
ここではスタンドスイッチ50がリミットスイッチであるものとして説明される。リミットスイッチは、アクチュエータによって、可動接点を動かして回路を切り替えるスイッチである。スタンドスイッチ50は、リミットスイッチ以外のスイッチであってもよく、例えば、磁気検知式のスイッチなどであってもよい。スタンドスイッチ50は、スイッチ本体と筐体52とアクチュエータとを含む。
スイッチ本体は、可動接点と、可動接点に接続された回路とを含む。回路には配線55の一端が接続されている。当該配線55を介して、スタンドスイッチ50からの信号が、制御部に伝送される。筐体52は、スイッチ本体を収容する。
アクチュエータは、可動接点を動かす。ここでは、アクチュエータは、筐体52の外に回転可能に支持された可動部56を含む。例えば、アクチュエータは、可動部56の回転軸57に連結されて筐体52内部に収まる図示省略のプランジャをさらに含む。可動部56が回転することで、プランジャが可動接点を動かし、回路を切り替える。可動部56の基端部が筐体52に回転可能に支持されている。可動部56の先端部は、筐体52の外方に延びている。可動部56は、例えば、金属板によって構成される。可動部56の先端部は、二股状に延びる一対の脚部を有する。スタンドバー40には、当該一対の脚部の間に嵌る係合突起42が形成されている。スタンドバー40が回転することで、一対の脚部の間に位置する係合突起42が、脚部の基端部と先端部との間で動く。このとき係合突起42が脚部を押すことにより、可動部56が回転軸57回りに回転する。
スタンドスイッチ50は支持部材32の第2面32B側に位置する。スタンドスイッチ50の筐体52には、締結部材60を通す挿通孔53が形成されている。締結部材60は、第1防振部材80を介してスタンドスイッチ50を支持部材32に締結する。
第1防振部材80は、支持部材32の貫通孔32H1に嵌っている。第1防振部材80は、ゴムなどの弾性材料によって形成されている。第1防振部材80は、筒部81とフランジ部82、83とを有する。筒部81は、例えば、円筒状に形成されており、貫通孔32H1を貫通している。筒部81は軸方向に沿って貫通孔32H1よりも長尺である。筒部81の第1端部は支持部材32の第1面32Aの外側に突出している。フランジ部82は、筒部81の第1端部から外周側に突出し、支持部材32の第1面32Aに係止している。筒部81の第2端部は、支持部材32の第2面32Bの外側に突出している。フランジ部83は、筒部81の第2端部から外周側に突出し、支持部材32の第2面32Bに係止している。筐体52はフランジ部83の端面に接触している。
ここでは第1防振部材80にはカラー85が挿入されている。カラー85は、筒部86及びフランジ部87を有する。カラー85は金属又は硬質樹脂製である。筒部86は第1防振部材80の第1端部から第2端部又はその手前まで挿入されている。カラー85のフランジ部87は筒部86の一端から外周側に突出している。フランジ部87は、第1防振部材80のフランジ部82に係止している。
締結部材60として、例えば、ボルト61及びナット64が設けられている。ボルト61の頭部63は支持部材32の第1面32A側に位置する。図6に示すように、ボルト61のボルト本体62は、カラー85及びスタンドスイッチ50を貫通している。ナット64は、ボルト本体62の先端に締結されている。カラー85が設けられることによって、ボルト61の締結時に頭部63によって第1防振部材80が強く圧縮されることが抑制される。なお、カラー85は省略されてもよい。
規制部材70は、支持部材32に対してスタンドスイッチ50が設けられる第2面32Bとは反対側の第1面32Aに設けられる。例えば、規制部材70は、金属又は樹脂製の板材によって構成される。規制部材70が金属板の場合、例えば、母材が打ち抜き加工及び曲げ加工されるによって所定の形状に形成される。樹脂板の場合、例えば、所定の形状を有するように、射出成型等によって形成される。例えば、図6に示すように、規制部材70を構成する板材の厚みは、支持部材32を構成する金属板の厚みよりも薄くてもよい。規制部材70は、取付部分72と嵌合部分74と連結部分76とを含む。取付部分72は、締結部材60に取付けられる部分である。嵌合部分74は、支持部材32に嵌合する部分である。連結部分76は、取付部分72と嵌合部分74とを連結する部分である。
図5に示すように、取付部分72には挿通孔72Hが形成されている。挿通孔72Hにボルト本体62が通されている。取付部分72における挿通孔72Hの周縁部は、支持部材32の第1面32Aとボルト61の頭部63との間に挟持されることによって締結部材60に取付けられている。規制部材70にはここでは取付部分72と一緒に、第1防振部材80のフランジ部82とカラー85のフランジ部87とが、支持部材32の第1面32Aとボルト61の頭部63との間に挟持される。取付部分72は、カラー85のフランジ部87とボルト61の頭部63との間に位置する。支持部材32のうちで取付部分72が対向する面は、第1面32Aである。第1面32Aは、支持部材32を挟んでスタンドスイッチ50と反対側の面である。取付部分72及びスタンドスイッチ50は、支持部材32に対して互いに反対側に位置する。取付部分72は第1面32Aの外側に位置し、スタンドスイッチ50は第2面32Bの外側に位置する。取付部分72及びスタンドスイッチ50は、取付状態で、一緒に回転するように締結部材60を介して締結されている。
支持部材32のうちで、規制部材70のうちの取付部分72が対向する第1面32Aに、規制部材70の嵌合部分74が嵌合する被嵌合部分32Cが設けられている。嵌合部分74が被嵌合部分32Cに嵌合することによって、規制部材70が支持部材32に対して締結部材60の周方向両側(貫通孔32H1周りの周方向両側)に回り止めされる。被嵌合部分32Cは、支持部材32のうちで、規制部材70のうちの取付部分72が対向する第1面32Aの周縁よりも内側となる領域に設けられている。被嵌合部分32Cは、凸形状に形成されてもよいし、凹形状に形成されてもよい。ここでは、上記凹部32C及びその周縁部が被嵌合部分32Cである。被嵌合部分32Cは、支持部材32における残余の面に対して支持部材32の厚み方向内側に退避する凹部32Cで実現されている。上記のように、凹部32Cは、ピン36が挿入される凹部が用いられる。嵌合部分74は、規制部材70を構成する板材が厚み方向に曲がってフック状に形成されている。フック状の嵌合部分74は、凹部32Cに嵌合する。
規制部材70の嵌合部分74には、支持部材32の被嵌合部分32Cに対して締結部材60の周方向両側に対向する対向部分がそれぞれ形成される。嵌合部分74のうちで板幅方向に沿った第1側縁部及び第2側縁部が、凹部32Cの内面にそれぞれ対向する対向部分である。なお、対向部分は凹部32Cの内面と接触していてもよいし、接触していなくてもよい。対向部分と凹部32Cの内面とが接触している場合も、凹部32Cの対向部分とみなす。
フック状の嵌合部分74において、板幅方向が、貫通孔32H1を中心とする同心円の接線方向に沿う。これにより、貫通孔32H1の軸回りに規制部材70が回転しようとした時に、フック状の嵌合部分74が凹部32Cの内面に接触しやすくなり、回転抑制されやすい。凹部32Cは軸方向外側から見て円形状に形成され、嵌合部分74の板幅が凹部32Cの直径と同程度とされている。嵌合部分74の第1側縁部及び第2側縁部のそれぞれは、凹部32Cの内面と接触するか、わずかな隙間で対向している。
第1防振部材80を用いる場合、第1防振部材80が変形する分のゆとりは許容され、このゆとりによって車体振動の伝達が抑えられる。このゆとりによって、支持部材32に対するスタンドスイッチ50の変位が生じうる。この場合でも、規制部材70によって回り止めされることによって、貫通孔32H1周りのスタンドスイッチ50の回転が抑制されることができる。
連結部分76は、貫通孔32H1と凹部32Cとを結ぶ方向に沿って延びる。ここでは、貫通孔32H1と凹部32Cとが前後方向に離れているため、連結部分76は、前後方向に延びる。また、連結部分76には、オフセット曲げ部77が設けられている。オフセット曲げ部77は、規制部材70を構成する板材の主面を第1面32Aの法線方向に沿ってオフセットさせる。ここでは、取付部分72は、第1防振部材80のフランジ部82の厚みとカラー85のフランジ部87の厚みとの和の分、支持部材32の第1面32Aから法線方向外側に離れている。オフセット曲げ部77が設けられていることによって、規制部材70のうちでオフセット曲げ部77よりも嵌合部分74側の部分は、取付部分72よりも第1面32Aに近づけられている。なお、図6に示すように、ここではオフセット曲げ部77よりも嵌合部分74側の部分は第1面32Aと離れている。オフセット曲げ部77よりも嵌合部分74側の部分は第1面32Aと接していてもよい。
スタンドスイッチ50と支持部材32とが第2防振部材90を介して支持される支持部分が締結部材60とは別に設けられている。筐体52は、支持部材32と対向する外面から支持部材32に向けて突出する嵌合凸部54を有する。支持部材32の貫通孔32H2に第2防振部材90が嵌っている。第2防振部材90には、嵌合凹部が形成されている。嵌合凸部54は、第2防振部材90の嵌合凹部に嵌っている。
筐体52のうちで可動部56を支持する面とは反対側の面に嵌合凸部54が設けられている。嵌合凸部54は、可動部56の回転軸57の延長線上に設けられている。嵌合凸部54は円柱状である。嵌合凸部54の中心軸は、可動部56の回転軸57の延長線と一致する。嵌合凸部54が可動部56の回転軸57の延長線上に設けられ、第2防振部材90を介して支持部材32に支持されていることによって、可動部56の回転軸57の反対側に位置する部分を第2防振部材90が支持することができる。これにより、可動部56の回転への車両振動の影響を低減できる。
ここでは第2防振部材90は、筒部91とフランジ部92、93とを有する。筒部91は、円筒状に形成されており、貫通孔32H2を貫通している。筒部91は軸方向に沿って貫通孔32H2よりも長尺である。筒部91の第1端部は支持部材32の第1面32Aの外側に突出している。フランジ部92は、筒部91の第1端部から外周側に突出して第1面32Aに係止している。筒部91の第2端部は、支持部材32の第2面32Bの外側に突出している。フランジ部93は、筒部91の第2端部から外周側に突出して第2面32Bに係止している。ここでは第2防振部材90は、底壁部94をさらに有する。底壁部94は筒部91の第1端部において、筒部91の開口を塞いでいる。第2防振部材90は、第2端部のみが開口する筒状の部材である。第2防振部材90の第2端部の開口部を含む部分が、嵌合凸部54が嵌る嵌合凹部である。第2防振部材90の第2端部の開口部を通じて嵌合凸部54が第2防振部材90の内部に挿入されている。嵌合凸部54の挿入量は特に限定されないが、ここでは、フランジ部93の位置までであり、嵌合凸部54は貫通孔32H2の内部までは挿入されていない。嵌合凸部54は貫通孔32H2の内部まで挿入されていてもよい。
ここでは規制部材70は、抜け止め部分78をさらに含む。抜け止め部分78は、筒部91の第1端部の外側に位置して、第2防振部材90が第1面32Aの外側に抜けることを抑制している。抜け止め部分78は、第2防振部材90の底壁部94の外面に接触している。抜け止め部分78は、連結部分76から取付部分72と嵌合部分74とを結ぶ方向と交差する方向に延びる。
取付部分72、嵌合部分74及び抜け止め部分78の各先端部は、三角形の3つの頂点をなすように配置されている。取付部分72、嵌合部分74及び抜け止め部分78の各先端部を連結するため、取付部分72と嵌合部分74との間の位置から抜け止め部分78に連なる部分が延びる。連結部分76がT字状に形成されている。規制部材70は、T字状をなしている。これにより、構造の小型化を図りやすい。
抜け止め部分78は、連結部分76のうちで、オフセット曲げ部77よりも嵌合部分74側に位置する部分から下方に延びる。締結部材60が締結される前に取付部分72がカラー85に接した状態で、抜け止め部分78及び第2防振部材90の互いに対向する面が、第1面32Aに対して同程度離れた位置となるように、オフセット曲げ部77は、規制部材70を構成する板材の厚み方向に曲がっている。第1面32Aの法線方向に沿ったオフセット曲げ部77のオフセット量は、第1面32Aからカラー85のフランジ部87までの高さ寸法と、第1面32Aから第2防振部材90の底壁部94までの高さ寸法との差と同程度である。締結部材60が締結されることで、第1防振部材80のうちで第1面32Aよりも外側に位置する部分が圧縮し、取付部分72が第1面32Aに近づき得る。この場合、抜け止め部分78にも第1面32Aに近づく向きの力がかかり、当該力によって、第2防振部材90が第1面32Aから第2面32Bに向かう向きに押さえられる。
<効果等>
以上のように構成されたサイドスタンド装置30によると、第1防振部材80を介して、スタンドスイッチ50を支持部材32に固定することで、スタンドスイッチ50に伝わる車体振動を抑えることができる。さらに締結部材60は、規制部材70に取付けられることで、規制部材70が支持部材32に嵌合することに起因して、規制部材70と共に支持部材32に対する変位が抑えられる。また規制部材70は、支持部材32に嵌合することで、構造の複雑化を抑えることができる。
スタンドスイッチ50への車体振動の影響が大きいことが見込まれる場合、スタンドスイッチ50の振動対策が求められることがある。第1防振部材80が設けられることによって、スタンドスイッチ50への車体振動の伝達が抑制される。また、スタンドスイッチ50がスタンドバー40のトルクを受けて回転しないように回り止めが求められることがある。例えば、可動部56を通じてスタンドスイッチ50にも貫通孔32H1周りのトルクが生じうる。規制部材70が設けられることによって、当該トルクによってスタンドスイッチ50が貫通孔32H1周りに回転することが抑制される。このように、本開示では、第1防振部材80及び規制部材70によって、これらの振動対策と回り止めとが、簡易な構造で両立できる。
また、支持部材32のうちで、規制部材70のうちの取付部分72が対向する第1面32Aに、規制部材70の嵌合部分74が嵌合する被嵌合部分32Cが設けられている。この場合、規制部材70のうちで、取付部分72と嵌合部分74とを支持部材32の同じ第1面32A側に形成することができ、規制部材70の構造を簡単化しやすい。
また、支持部材32のうちで、規制部材70のうちの取付部分72が対向する第1面32Aの周縁よりも内側となる領域に、規制部材70の嵌合部分74が嵌合する被嵌合部分32Cが設けられている。この場合、規制部材70のうちで、嵌合部分74を取付部分72に近づけることができ、規制部材70を小型化して構造を簡単化しやすい。
また、規制部材70の嵌合部分74には、支持部材32の被嵌合部分32Cに対して締結部材60の周方向両側に対向する対向部分がそれぞれ形成されている。この場合、周方向一方、周方向他方、それぞれで回り止めを実現できる。
また、支持部材32のうちで、規制部材70のうちの取付部分72が対向する第1面32Aは、支持部材32を挟んでスタンドスイッチ50と反対側の面である。この場合、規制部材70がスタンドスイッチ50と干渉することを抑制しやすく、また、規制部材70の構造を簡単化しやすい。
また、被嵌合部分32Cは、残余の面に対して支持部材32の厚み方向内側に退避する凹部32Cで実現され、嵌合部分74として凹部32Cに嵌合する。この場合、嵌合部分74は、規制部材70をなす部材の一部を折り曲げたフック状などとして、簡易に設けることができる。
また、凹部32Cは、スタンドバー40に付勢力を与えるためのスプリング48が嵌合するピン36が挿入される凹部が用いられる。この場合、スプリング48用のピン穴を凹部32Cとして用いることで、被嵌合部分32Cとして専用の凹部を形成する場合に比べて、加工工数を低減することができる。
また、スタンドスイッチ50と支持部材32とが第2防振部材90を介して支持される支持部分が締結部材60とは別に設けられている。この場合、第2防振部材90が設けられることで、スタンドスイッチ50への振動の影響をより低減できる。さらに、支持部材32へスタンドスイッチ50を取付ける時に、スタンドスイッチ50の嵌合凸部54が第2防振部材90の嵌合凹部に嵌合することにより、貫通孔32H1周りのスタンドスイッチ50の向きを所定の向きにしやすい。
また、規制部材70は、第2防振部材90の抜け止め部分78を含む。この場合、規制部材70によって支持部材32からの第2防振部材90の抜け止めもできる。
また、抜け止め部分78は、連結部分76から取付部分72と嵌合部分74とを結ぶ方向と交差する方向に延びる。この場合、第1防振部材80、第2防振部材90及び被嵌合部分32Cの位置関係の自由度が高まる。
<変形例>
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
本明細書及び図面は、下記の各態様を開示する。
第1の態様は、リーン車両の車幅方向一方側に固定される支持部材と、前記支持部材に回動可能に支持されたスタンドバーと、前記支持部材に取付けられて、前記スタンドバーの回動状態を検知するスタンドスイッチと、前記スタンドスイッチを、第1防振部材を介して前記支持部材に締結する締結部材と、前記締結部材に取付けられる取付部分と、前記支持部材に嵌合されることで前記支持部材に対して前記締結部材の周方向両側に回り止めされる嵌合部分と、前記取付部分と前記嵌合部分とを連結する連結部分とを含む規制部材と、を備える、サイドスタンド装置である。
第1の態様によると、第1防振部材を介して、スタンドスイッチを支持部材に支持することで、スタンドスイッチに伝わる車体振動を抑えることができる。さらに締結部材は、規制部材に取付けられることで、規制部材が支持部材に嵌合することに起因して、規制部材と共に支持部材に対する変位が抑えられる。また規制部材は、支持部材に嵌合することで、構造の複雑化を抑えることができる。
第2の態様は、第1の態様に係るサイドスタンド装置であって、前記支持部材のうちで、前記規制部材のうちの前記取付部分が対向する面に、前記規制部材の前記嵌合部分が嵌合する被嵌合部分が設けられているものである。この場合、規制部材のうちで、取付部分と嵌合部分とを支持部材の同じ面側に形成することができ、規制部材の構造を簡単化しやすい。
第3の態様は、第1の態様に係るサイドスタンド装置であって、前記支持部材のうちで、前記規制部材のうちの前記取付部分が対向する面の周縁よりも内側となる領域に、前記規制部材の前記嵌合部分が嵌合する被嵌合部分が設けられているものである。この場合、規制部材のうちで、嵌合部分を取付部分に近づけることができ、規制部材を小型化して構造を簡単化しやすい。
第4の態様は、第2又は第3の態様に係るサイドスタンド装置であって、前記規制部材の前記嵌合部分には、前記支持部材の前記被嵌合部分に対して前記締結部材の周方向両側に対向する対向部分がそれぞれ形成されるものである。この場合、周方向一方、周方向他方、それぞれでスタンドスイッチの回り止めを実現できる。
第5の態様は、第2から第4のいずれか1つの態様に係るサイドスタンド装置であって、前記支持部材のうちで、前記規制部材のうちの前記取付部分が対向する面は、前記支持部材を挟んで前記スタンドスイッチと反対側の面であるものである。この場合、規制部材がスタンドスイッチと干渉することを抑制しやすく、また、規制部材の構造を簡単化しやすい。
第6の態様は、第2から第5のいずれか1つの態様に係るサイドスタンド装置であって、前記被嵌合部分は、残余の面に対して前記支持部材の厚み方向内側に退避する凹部で実現され、前記嵌合部分として前記凹部に嵌合するものである。この場合、嵌合部分は、規制部材をなす部材の一部を折り曲げたフック状などとして、簡易に設けることができる。
第7の態様は、第6の態様に係るサイドスタンド装置であって、前記凹部は、前記スタンドバーに付勢力を与えるためのスプリングが嵌合するピンが挿入される凹部が用いられるものである。この場合、スプリング用のピン穴を凹部として用いることで、被嵌合部分として専用の凹部を形成する場合に比べて、加工工数を低減することができる。
第8の態様は、第1から第7のいずれか1つの態様に係るサイドスタンド装置であって、前記スタンドスイッチと前記支持部材とが第2防振部材を介して支持される支持部分が前記締結部材とは別に設けられているものである。この場合、第2防振部材が設けられることで、スタンドスイッチへの振動の影響をより低減できる。
第9の態様は、第8の態様に係るサイドスタンド装置であって、前記規制部材は、前記第2防振部材の抜け止め部分を含むものである。この場合、規制部材によって支持部材からの第2防振部材の抜け止めもできる。
第10の態様は、第9の態様に係るサイドスタンド装置であって、前記抜け止め部分は、前記連結部分から前記取付部分と前記嵌合部分とを結ぶ方向と交差する方向に延びるものである。この場合、第1防振部材、第2防振部材及び被嵌合部分の位置関係の自由度が高まる。
第11の態様は、第1から第10のいずれか1つの態様に係るサイドスタンド装置を備える、鞍乗型車両である。
上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 自動二輪車
11 車体フレーム
30 サイドスタンド装置
32 支持部材
32A 第1面
32B 第2面
32C 凹部(被嵌合部分)
32H1、32H2、32H3 貫通孔
36 ピン
40 スタンドバー
41 ピン
42 係合突起
48 スプリング
50 スタンドスイッチ
52 筐体
54 嵌合凸部
56 可動部
60 締結部材
70 規制部材
72 取付部分
74 嵌合部分
76 連結部分
78 抜け止め部分
80 第1防振部材
90 第2防振部材

Claims (11)

  1. リーン車両の車幅方向一方側に固定される支持部材と、
    前記支持部材に回動可能に支持されたスタンドバーと、
    前記支持部材に取付けられて、前記スタンドバーの回動状態を検知するスタンドスイッチと、
    前記スタンドスイッチを、第1防振部材を介して前記支持部材に締結する締結部材と、
    前記締結部材に取付けられる取付部分と、前記支持部材に嵌合されることで前記支持部材に対して前記締結部材の周方向両側に回り止めされる嵌合部分と、前記取付部分と前記嵌合部分とを連結する連結部分とを含む規制部材と、
    を備える、サイドスタンド装置。
  2. 請求項1に記載のサイドスタンド装置であって、
    前記支持部材のうちで、前記規制部材のうちの前記取付部分が対向する面に、前記規制部材の前記嵌合部分が嵌合する被嵌合部分が設けられている、サイドスタンド装置。
  3. 請求項1に記載のサイドスタンド装置であって、
    前記支持部材のうちで、前記規制部材のうちの前記取付部分が対向する面の周縁よりも内側となる領域に、前記規制部材の前記嵌合部分が嵌合する被嵌合部分が設けられている、サイドスタンド装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のサイドスタンド装置であって、
    前記規制部材の前記嵌合部分には、前記支持部材の前記被嵌合部分に対して前記締結部材の周方向両側に対向する対向部分がそれぞれ形成される、サイドスタンド装置。
  5. 請求項2又は請求項3に記載のサイドスタンド装置であって、
    前記支持部材のうちで、前記規制部材のうちの前記取付部分が対向する面は、前記支持部材を挟んで前記スタンドスイッチと反対側の面である、サイドスタンド装置。
  6. 請求項2又は請求項3に記載のサイドスタンド装置であって、
    前記被嵌合部分は、残余の面に対して前記支持部材の厚み方向内側に退避する凹部で実現され、
    前記嵌合部分として前記凹部に嵌合する、サイドスタンド装置。
  7. 請求項6に記載のサイドスタンド装置であって、
    前記凹部は、前記スタンドバーに付勢力を与えるためのスプリングが嵌合するピンが挿入される凹部が用いられる、サイドスタンド装置。
  8. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のサイドスタンド装置であって、
    前記スタンドスイッチと前記支持部材とが第2防振部材を介して支持される支持部分が前記締結部材とは別に設けられている、サイドスタンド装置。
  9. 請求項8に記載のサイドスタンド装置であって、
    前記規制部材は、前記第2防振部材の抜け止め部分を含む、サイドスタンド装置。
  10. 請求項9に記載のサイドスタンド装置であって、
    前記抜け止め部分は、前記連結部分から前記取付部分と前記嵌合部分とを結ぶ方向と交差する方向に延びる、サイドスタンド装置。
  11. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のサイドスタンド装置を備える、鞍乗型車両。
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