JP2024519890A - 改善されたプロセス均一性のための基板ハロー配置 - Google Patents

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Abstract

基板位置において基板を支持するように配設された、基板プラテンと、基板位置の周りに配設された、ハローリングと、ハローリングの周りに配設され、第1の開孔を画定する、外側ハローとを含む基板ホルダアセンブリであって、外側ハローが、ハローリングを係合させるように配設され、ハローリングが、少なくとも部分的に第1の開孔内に配設され、ハローリングが、第1の開孔内に同心円状に配置された第2の開孔を画定し、外側ハローおよびハローリングが、少なくとも部分的に、シリコン、炭化ケイ素、ドープされたシリコン、石英、およびセラミックから形成された、基板ホルダアセンブリ。【選択図】図1A

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その出願の内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、2021年5月25日に出願された米国非仮特許出願第17/329,883号の優先権を主張する。
本開示の実施形態は、半導体ワークピース処理に関し、より詳細には、プロセス均一性のための基板ハローを使用する半導体ワークピース処理に関する。
プラズマ支援およびイオンビーム支援デバイス処理では、目的は、しばしば、基板にわたるプロセス均一性を生成することである。半導体ウエハなど、基板は、プラズマまたはイオンビーム処理を受けるように設計されていないプロセスチャンバ、基板、または他の構成要素を保護するために、しばしば、ハローなどのハードウェアによって囲まれるように配置される。基板の大部分は、比較的均一な処理を受け得るが、基板の周辺の近くのエッジ効果の存在が頻繁に観測され、エッジ効果は、均一でないプロセス結果、ならびに汚染、粒子生成、および他の望ましくない結果を含み得る。
これらおよび他の考慮事項に関して、本開示が提供される。
一実施形態では、基板アセンブリが、外側ハローを含み得、外側ハローは、第1の材料を備え、第1の開孔を画定する。基板ホルダが、ハローリングを含み得、ハローリングは、第2の材料を含み、少なくとも部分的に第1の開孔内に配設される。ハローリングは、第1の開孔内に同心円状に配置された第2の開孔を画定し得、ハローリングは、中に基板に収容するように結合される。
本開示の例示的な実施形態による基板アセンブリが、第1の開孔を画定する外側ハローと、少なくとも部分的に第1の開孔内に配設されたハローリングであって、ハローリングが、第1の開孔内に同心円状に配置された第2の開孔を画定し、ハローリングが、中に基板を収容するように結合された、ハローリングとを含み得、外側ハローおよびハローリングが、少なくとも部分的に、シリコン、炭化ケイ素、ドープされたシリコン、石英、およびセラミックのうちの1つから形成される。
本開示の例示的な実施形態による基板ホルダアセンブリが、基板位置において基板を支持するように配設された、基板プラテンと、基板位置の周りに配設された、ハローリングと、ハローリングの周りに配設され、第1の開孔を画定する、外側ハローとを含み得、外側ハローが、ハローリングを係合させるように配設され、ハローリングが、少なくとも部分的に第1の開孔内に配設され、ハローリングが、第1の開孔内に同心円状に配置された第2の開孔を画定し、外側ハローおよびハローリングが、少なくとも部分的に、シリコン、炭化ケイ素、ドープされたシリコン、石英、およびセラミックから形成される。
本開示の例示的な実施形態による処理装置が、プロセスチャンバと、プロセスチャンバ中に配設された基板ホルダアセンブリとを含み得、基板ホルダアセンブリが、基板位置において基板を支持するように配設された、基板プラテンと、基板位置の周りに配設された、ハローリングと、ハローリングの周りに配設され、ハローリングを係合させるように構成された、外側ハローとを含み、外側ハローおよびハローリングが、少なくとも部分的に、シリコン、炭化ケイ素、ドープされたシリコン、石英、およびセラミックから形成される。
添付の図面は、以下のように、本開示の原理の実際的適用例を含む、本開示の例示的な手法を示す。
本開示の実施形態による、処理装置の側面図を示す概略図である。 本開示の実施形態による、基板ホルダアセンブリの正面から見た図を示す概略図である。 本開示の実施形態による、別の処理装置の側面図を示す概略図である。 本開示の実施形態による、別の基板ホルダアセンブリの正面斜視図である。 図2Aの切り取られたA-Aに沿った断面図である。 本開示による、ファスナの断面図である。 本開示の実施形態による、追加の基板ホルダアセンブリの斜視破断図である。
図面は、必ずしも一定の縮尺であるとは限らない。図面は、表現にすぎず、本開示の特定のパラメータを描くものではない。図面は、本開示の例示的な実施形態を示すものであり、したがって、範囲を限定するものと見なされるべきではない。図面において、同様の番号付けは同様の要素を表す。
次に、いくつかの実施形態が示されている、添付の図面を参照しながら、本実施形態が以下でより十分に説明される。本開示の主題は、多くの異なる形態で具現され得、本明細書に記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全であり、主題の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。同様の番号は、全体にわたって同様の要素を指す。
本明細書で使用される、単数形で具陳され、「a」または「an」という単語で始まる要素または動作は、別段に示されているものを除いて、場合によっては複数の要素または動作を含むものとして理解されたい。さらに、本明細書の様々な実施形態は、1つまたは複数の要素または構成要素のコンテキストにおいて説明されている。要素または構成要素は、特定の処理を実施するように構成された任意の構造を備え得る。実施形態が、例として、あるトポロジーで、限られた数の要素とともに説明されることがあるが、実施形態は、所与の実施形態に望まれるように代替のトポロジーでより多いまたはより少ない要素を含み得る。「一実施形態(one embodiment)」または「一実施形態(an embodiment)」への言及は、その実施形態に関して説明される特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味することに留意されたい。本明細書の様々な箇所に現れる「一実施形態では(in one embodiment)」、「いくつかの実施形態では(in some embodiments)」、および「様々な実施形態では(in various embodiments)」という句は、必ずしもすべてが同じ実施形態を指すとは限らない。
次に図1Aを参照すると、処理装置100が示されており、処理装置100は、半導体ウエハなど、基板を処理するために使用され得る。処理装置100は、プロセスチャンバ102を含む。プロセスチャンバ102は、基板ホルダアセンブリ106を含み、基板ホルダアセンブリ106の構造および機能が以下で説明される。手短に言えば、基板ホルダアセンブリ106は、基板110を保持するように配設された基板プラテン108と、外側ハロー112と、ハローリング114とを含み得る。外側ハロー112およびハローリング114は、(以下でさらに説明される)ハローベース115に取外し可能に固定され得、基板の処理を調整および改善するための基板アセンブリ116として機能し得る。図1Aに示されているように、プロセスチャンバ102は、基板アセンブリ116中に配設された基板110を処理するために使用される、処理核種104を含み得る。
図1Aにさらに示されているように、外側ハロー112は、そのエッジがA1によって示されている、第1の開孔を画定し、ハローリング114は、そのエッジがA2によって示されている、第2の開孔を画定し、第2の開孔は、第1の開孔内に同心円状に配置される。図示のように、ハローリング114は、第2の開孔内に基板110を収容するように結合され得る。
異なる実施形態による処理装置100は、基板110に対するエッチング処理を実施するためのエッチングツール、堆積ツール、またはエッチングツールと堆積ツールとの組合せであり得る。いくつかの実施形態では、処理装置100は、基板110に、注入される種を導入するための注入ツールであり得る。したがって、処理装置100は、反応性イオンエッチングツールなどのプラズマエッチングツール、プラズマドーピング(PLAD)装置、プラズマ強化化学気相堆積(PECVD)ツール、イオンビームツール、反応性イオンビームエッチングツールを含む、プラズマベースのツール、または他のツールであり得る。
図1Aに概略的に示されているように、処理装置100は、処理種104を生成し、および含んでいることがあり、処理種104は、基板110の基板処理を実施するための適切な種を表し得る。したがって、処理種は、イオン、反応性イオン、反応性中性物、注入種などを含み得る。処理種104は、プロセスチャンバ102内に含まれているように示されているが、様々な実施形態では、処理装置100は、プロセスチャンバ102とは別個の、イオン源、プラズマ源を含む、複数のチャンバを含み得る。他の実施形態では、プロセスチャンバ102は、プラズマチャンバであり得る。実施形態はこのコンテキストに限定されない。
次に図1Bを参照すると、基板アセンブリ116の一実施形態を示す正面図が示されている。この例では、処理種104は、示されている直交座標系のX-Y平面内の断面図に示されている、細長イオンビームまたはリボンビームとして構成される。リボンビームは、知られている装置の場合のように、プラズマチャンバから抽出プレートを通して提供され得る。次に図1Cを参照すると、処理装置150が示されており、処理装置150は、上記で説明されたプロセスチャンバ102に隣接するプラズマチャンバ152を含む。処理種104は、知られている装置の場合のように、プラズマチャンバ152中のプラズマ154からリボンビームとして抽出される。
図1Bおよび図1Cに示されているように、基板ホルダアセンブリ106は、いくつかの実施形態では、矢印によって示されているように、示されている直交座標系のY軸に平行な方向に沿って走査され得る。いくつかの実施形態では、処理種104を含んでいるリボンビームは、幅Wによって特徴づけられ得、幅Wは、基板直径Dを超える。このようにして、基板110の全体が、処理種104により処理され得る。
様々な実施形態によれば、外側ハロー112は、任意の好適な材料(たとえば、シリコン、炭化ケイ素、ドープされたシリコン、石英、セラミックなど)など、第1の材料から形成され得る。外側ハロー112は、たとえば、(以下でさらに説明される)複数のタイルから形成され得る。様々な実施形態では、ハローリング114は、第2の材料から形成され得、第2の材料は、第1の材料(たとえば、シリコン、炭化ケイ素、ドープされたシリコン、石英、セラミックなど)と同じであり得るか、または第1の材料とは異なり得る。
様々な実施形態では、ハローリング114は、以下で説明されるように、可逆的に着脱可能な様式で外側ハロー112に結合され得る。ハローリング114は、したがって、任意の数の異なるハローリングを表し得、ハローリング114の材料は、特定の適用例に従って選択され得る。したがって、あるハローリング114が、別のハローリングの代わりに使用され得、摩耗または損傷による置換を可能にする。さらに、第1のハローリング材料から作られた第1のハローリングが、適切なときに、異なる第2のハローリング材料から作られた第2のハローリングの代わりに使用され得る。たとえば、基板110の材料が変更されたとき、または処理装置100の処理条件が十分に変えられたとき、ハローリング114の別のハローリングとの交換が適切であり得る。
本開示の様々な実施形態による基板アセンブリ116の1つの機能は、ハローリング114が基板110のいくつかの性質を模擬するという意味で、基板110の直径を効果的に拡張することである。一例として、基板110がシリコンウエハまたはシリコン合金ウエハであるとき、ハローリング114は、シリコン、炭化ケイ素、ドープされたシリコン、石英、またはセラミック(たとえば、イットリア/ジルコニアブレンド)など、同様の材料から構成され得る。このようにして、基板110およびハローリング114が、直径Dを有する基板のように処理種104に「見える」ので、プロセス核種104によって基板110のエッジの近くに通常ならば生成されるエッジ効果が、低減されるかまたはなくされ得る。したがって、幅Wが基板の直径Dを超えるので、エッジ効果は、処理種104によって画定されるリボンビームの外側エッジ、またはハローリング114の外側エッジにおいて発生し得る。
参考までに、知られているハロー構成では、ハローは、イオンビームまたはプラズマによる処理下で機械的および熱的ロバストネスを提供するために、チタンなど、金属から形成されたモノリシック片であり得る。したがって、基板がハローに接触する領域の近くのエッジ効果は、少なくとも部分的に、基板とハローとの間の材料の差により生成され得る。
いくつかの非限定的な実施形態によれば、直径Dは、幅Wを超え得、走査中に、プロセス種104によって画定されるリボンビームの外側エッジは、最も広い部分において、ハローリング114の材料にわたって走査される。様々な実施形態によれば、直径Dは、300mmを超え得、いくつかの場合には、450mmの範囲内であり得る。ハローリング114の幅Wは、15mmから75mmのオーダーのものであり得る。実施形態はこのコンテキストに限定されない。
再び図1Aを参照すると、ハローリング114は、その前面の半径方向最外エッジにおいて形成された環状の第1のノッチまたはショルダ120(以下、「第1のショルダ120」)と、その前面の半径方向最内エッジにおいて形成された環状の第2のノッチまたはショルダ122(以下、「第2のショルダ122」)とを有し得る。外側ハロー112は、その裏面の半径方向最内エッジにおいて形成された環状ノッチまたはショルダ124(以下、「ショルダ124」)を有し得、外側ハロー112のショルダ124は、ハローリング114の第1のショルダ120に向かい合って嵌合当接して(in confronting, mating abutment with)配設され、ハローリング114の前面は、外側ハロー112の前面と同一平面上にある。ハローリング114の第2のショルダ122は、基板の厚さ110に等しい深度を有し得、基板110を受けるためのカウンタボアを画定し得、基板110の前面は、図示のように、ハローリング114の前面と同一平面上にある。
様々な実施形態では、本開示による基板アセンブリが、ファスナアセンブリをさらに含み得、ファスナアセンブリは、外側ハロー112およびハローリング114をハローベース115に可逆的に取り付けるように適応される(図1A参照)。たとえば、図2Aを参照すると、本開示による基板アセンブリ200が、上側ハロー112Aと、下側ハロー112Bとを含み得、ハローリング114は、上側ハロー112A内に同心円状に構成される。図示のように、上側ハロー112Aは、複数のタイルから形成され、下側ハロー112Bは、複数のタイルから形成される。様々な代替実施形態では、上側ハロー112Aは、単一のタイルから形成され得、および/または下側ハロー112Bは、単一のタイルから形成され得る。本開示はこの点について限定されない。基板アセンブリ200は、ハローリング114と、上側ハロー112Aと、下側ハロー112Bとをハローベース115に結合する、複数のファスナ206として構成されたファスナアセンブリをさらに含む。
図2Bを参照すると、ファスナ206のうちの1つを通って延びる図2Aの断面A-Aを通る断面図が示されている。図2Bに示されているように、ファスナ206は、スタッド214を含み得、スタッド214は、セラミックまたは被覆された材料から形成され得る。スタッド214は、外側ハロー112およびハローリング114の前面と平坦に係合して(in flat engagement with)配設された(および、随意に、図示のように、その中に形成されたカウンタボア内に配設された)ヘッド部分214Aと、ヘッド部分214Aから外側ハロー112またはハローリング114を通っておよびハローベース115を通って延びるシャンク部分214Bとを含み得る。シャンク部分214Bは、ハローベース115の裏側に対向し、その裏側から離間した、それぞれのショルダ214Cを画定し得る。ファスナ206は、弾性材料(たとえば、ばね鋼、プラスチック、複合材料など)から形成された略U字形保持クリップ(retaining clip)216をさらに含み得る。保持クリップ216は、中に形成されたそれぞれのノッチ218A、218Bを有する第1のフィンガ216Aおよび第2のフィンガ216Bを含み得る。保持クリップ216が図2Bに示されているように動作可能に設置されるとき、スタッド214のシャンク部分214Bは、ノッチ218A、218B内に配設され得、第1のフィンガ216Aおよび第2のフィンガ216Bは、シャンク部分214Bのショルダ214Cとハローベース115の裏面との間に圧縮されて(すなわち、互いのほうへ圧縮されて)保持され得る。したがって、保持クリップ216は、スタッド214のシャンク部分214Bに対して後ろ向きの力を加え、スタッド214のヘッド部分214Aをハローベース115の前面のほうへ引き寄せて、外側ハロー112とハローリング114とをそれと堅固に係合して保持し得る。
例示的な実施形態では、ファスナ206によって生成される最大保持力(holding force)は、1lb.~1.5lb.であり得る。クランプ力のこの制限は、特に、外側ハロー112およびハローリング114が、シリコンなど、もろい材料から作られた実施形態において、外側ハロー112およびハローリング114が保持力の応力の下で破損しないことを保証することを助ける。
図2Cを参照すると、代替ファスナ306を示す断面図が示されている。上記で説明されたファスナアセンブリの様々な実施形態では、ファスナ306は、ファスナ206のうちの1つまたは複数の代わりに使用され得る。ファスナ306は、セラミックまたは被覆された材料から形成されたスタッド314を含み得る。スタッド314は、外側ハロー112およびハローリング114の前面と平坦に係合して配設された(および、随意に、図示のように、その中に形成されたカウンタボア内に配設された)ヘッド部分314Aと、ヘッド部分314Aから外側ハロー112またはハローリング114を通っておよびハローベース115を通って延びるシャンク部分314Bとを含み得る。シャンク部分314Bは、ハローベース115の裏側に近接して配設されたねじ付き端部314Cを有し得る。ファスナ306は、ハローベース115の裏側におけるカウンタボア318中に配設され、スタッド314のシャンク部分314Bを囲む、コイルばね316をさらに含み得る。ファスナ306は、スタッド314のねじ付き端部314Cを螺合し、ナット320とカウンタボア318内のハローベース115の裏面322との間のコイルばね316を圧縮する、ナット320をさらに含み得る。したがって、ナットがねじ付き端部314C上に締め付けられるので、ナット320に対してコイルばね316によって加えられる後ろ向きの力が増加し、スタッド314のヘッド部分314Aをハローベース115の前面のほうへ引き寄せて、外側ハロー112(またはハローリング11)をそれと堅固に係合して保持する。
例示的な実施形態では、ファスナ306によって生成される最大保持力は、1lb.~1.5lb.であり得る。クランプ力のこの制限は、特に、外側ハロー112およびハローリング114が、シリコンなど、もろい材料から作られた実施形態において、外側ハロー112およびハローリング114が保持力の応力の下で破損しないことを保証することを助ける。
図3を参照すると、本開示による基板アセンブリ400の一実施形態が示されており、ハローリング402が、外側リング406と、外側リング406内に配設された内側リング404とを備える。内側リング404は、上記で説明されたように、第2の開孔を画定する。外側リング406と内側リング404とは、スペーサ408として示されている間隙またはスペーサによって、互いから分離されるか、あるいは互いに電気的に絶縁され得る。いくつかの実施形態では、外側リング406は、第1のリング材料を備え、内側リング404は、第1のリング材料とは異なる第2のリング材料を備える。いくつかの実施形態によれば、内側リング404は、電気的にバイアスされ得、または外側リング406は、電気的にバイアスされ得、いくつかの実施形態では、内側リング404および外側リング406は、それぞれ、電圧源410および電圧源412によって示されているように、異なる電気バイアスを受けるように個々に結合され得る。いくつかの実施形態では、基板プラテン108も電圧源420に結合され得、外側ハロー112は、電圧源422に別個に結合される。したがって、処理中に、内側リング404に印加される電圧と外側リング406に印加される電圧とは、同じであり得るかまたは互いに異なり得る。さらに、内側リング404および/または外側リング406は、基板プラテン108に印加される電圧と同じ電圧、または基板プラテン108に印加される電圧とは異なる電圧においてバイアスされ得る。同様に、外側ハロー112は、内側リング404、外側リング406、および基板プラテン108のうちのいずれかに印加される電圧と同じ電圧または異なる電圧を受けるように結合され得る。
一実施形態では、内側リング404、外側リング406、またはその2つは、それぞれ、ヒータ416およびヒータ418によって示されているように、基板110に与えられる加熱とは別個に加熱を受けるように構成され得る。異なる実施形態によれば、外側リング406と内側リング404とは、互いに異なる温度を受けるように結合され得る。基板プラテン108または基板110は、内側リング404および外側リング406とは別個に加熱されるようにヒータ424に結合され得、外側ハロー112は、ヒータ426に独立して結合される。したがって、これらの構成要素は、基板アセンブリ400の他の構成要素のための温度と同じ温度または異なる温度に加熱され得る。
ハローリング402など、ハローリングは、内側リング404のための第1の平面および外側リング406のための第2の平面など、複数の平面を画定するように、柔軟に構成され得る。したがって、バイアシングまたは加熱を、基板プラテンから独立して、または外側ハローから独立して、ハローリングまたは内側および外側ハローリングに与えることによって、基板の周辺の近くの局所環境が、エッジ効果を考慮するようにおよびプロセス均一性を改善するように慎重に調整または制御され得る。
シリコンハローがシリコンウエハのエッチングとともにイオンビームエッチングシステムにおいて採用された特定の実施形態では、ウエハにわたるエッチング速度変動が、ハローリングが使用されなかったときの5%の不均一性から、ハローリングを使用する場合の1%の均一性に改善された。
要約すると、本明細書で説明される実施形態は、少なくとも以下の技術的利点を提供する。第1の利点について、本実施形態は、着脱可能なハローリングを設けることによって、エッジ効果を低減する柔軟性を提供し、ハローリングの材料は、基板変更またはプロセス変更に適応するために変更され得る。第2の利点について、ハローリングとしての狭い挿入物の使用は、材料が摩耗に適応するために容易に置換されることを可能にする。
本開示は、本明細書で説明される特定の実施形態によって、範囲が限定されるべきではない。実際は、上記の説明および添付の図面から、本明細書で説明されるものに加えて、本開示の他の様々な実施形態および修正が当業者に明らかになろう。したがって、そのような他の実施形態および修正は、本開示の範囲内に入るものとする。さらに、本開示は、特定の目的のための特定の環境における特定の実施形態のコンテキストにおいて、本明細書で説明された。有用性がそれに限定されないこと、および、本開示が、任意の数の目的のための任意の数の環境において有益に実施され得ることを、当業者は認識されよう。したがって、以下に記載する特許請求の範囲は、本明細書で説明される本開示の全幅および全趣旨に鑑みて解釈されるべきである。

Claims (19)

  1. 第1の開孔を画定する外側ハローと、
    少なくとも部分的に前記第1の開孔内に配設されたハローリングであって、前記ハローリングが、前記第1の開孔内に同心円状に配置された第2の開孔を画定し、前記ハローリングが、中に基板を収容するように結合された、ハローリングと
    を備える、基板アセンブリであって、
    前記外側ハローおよび前記ハローリングが、少なくとも部分的に、シリコン、炭化ケイ素、ドープされたシリコン、石英、およびセラミックのうちの1つから形成された、
    基板アセンブリ。
  2. 前記外側ハローおよび前記ハローリングが、全体がシリコンから形成された、請求項1に記載の基板アセンブリ。
  3. 前記ハローリングが、外側リングと、前記外側リング内に配設された内側リングとを備え、前記内側リングが、前記第2の開孔を画定し、前記外側リングが、第1のリング材料を備え、前記内側リングが、前記第1のリング材料とは異なる第2のリング材料を備える、請求項1に記載の基板アセンブリ。
  4. ファスナアセンブリをさらに備え、前記ファスナアセンブリが、前記外側ハローおよび前記ハローリングをハローベースに可逆的に取り付けるように配設された、請求項1に記載の基板アセンブリ。
  5. 前記ファスナアセンブリが、ショルダを画定するシャンク部分を有するスタッドと、弾性材料から形成され、中に形成されたそれぞれのノッチをもつ第1のフィンガおよび第2のフィンガを有する、U字形保持クリップとを含むファスナを備え、前記スタッドの前記シャンク部分が、前記ノッチを通って延び、前記保持クリップが、前記ショルダと前記ハローベースの裏面との間に圧縮されて保持された、請求項4に記載の基板アセンブリ。
  6. 前記ファスナアセンブリが、ねじ付き端部をもつシャンク部分を有するスタッドと、前記ねじ付き端部を螺合するナットと、前記シャンク部分を囲み、前記ナットと前記ハローベースの裏面との間に圧縮されて保持された、コイルばねとを含むファスナを備える、請求項4に記載の基板アセンブリ。
  7. 前記ハローリングが、その前面の半径方向最外エッジにおいて形成された環状の第1のショルダと、その前記前面の半径方向最内エッジにおいて形成された環状の第2のショルダとを有し、前記外側ハローが、その裏面の半径方向最内エッジにおいて形成された環状ショルダを有し、前記外側ハローの前記ショルダが、前記第1のショルダに向かい合って嵌合当接して配設された、請求項1に記載の基板アセンブリ。
  8. 前記ハローリングの前記前面が、前記外側ハローの前面と同一平面上にある、請求項7に記載の基板アセンブリ。
  9. 基板位置において基板を支持するように配設された、基板プラテンと、
    前記基板位置の周りに配設された、ハローリングと、
    前記ハローリングの周りに配設され、第1の開孔を画定する、外側ハローと
    を備える、基板ホルダアセンブリであって、前記外側ハローが、前記ハローリングを係合させるように配設され、前記ハローリングが、少なくとも部分的に前記第1の開孔内に配設され、前記ハローリングが、前記第1の開孔内に同心円状に配置された第2の開孔を画定し、
    前記外側ハローおよび前記ハローリングが、少なくとも部分的に、シリコン、炭化ケイ素、ドープされたシリコン、石英、およびセラミックのうちの1つから形成された、
    基板ホルダアセンブリ。
  10. 前記外側ハローおよび前記ハローリングが、全体がシリコンから形成された、請求項9に記載の基板ホルダアセンブリ。
  11. 前記ハローリングが、外側リングと、前記外側リング内に配設された内側リングとを備え、前記内側リングが、前記第2の開孔を画定し、前記外側リングが、第1のリング材料を備え、前記内側リングが、前記第1のリング材料とは異なる第2のリング材料を備える、請求項9に記載の基板ホルダアセンブリ。
  12. ファスナアセンブリをさらに備え、前記ファスナアセンブリが、前記外側ハローおよび前記ハローリングをハローベースに可逆的に取り付けるように配設された、請求項9に記載の基板ホルダアセンブリ。
  13. 前記ハローリングが、その前面の半径方向最外エッジにおいて形成された環状の第1のショルダと、その前面の半径方向最内エッジにおいて形成された環状の第2のショルダとを有し、前記外側ハローが、その裏面の半径方向最内エッジにおいて形成された環状ショルダを有し、前記外側ハローの前記ショルダが、前記第1のショルダに向かい合って嵌合当接して配設された、請求項9に記載の基板ホルダアセンブリ。
  14. プロセスチャンバと、
    前記プロセスチャンバ中に配設された基板ホルダアセンブリと
    を備える、処理装置であって、前記基板ホルダアセンブリが、
    基板位置において基板を支持するように配設された、基板プラテンと、
    前記基板位置の周りに配設された、ハローリングと、
    前記ハローリングの周りに配設され、前記ハローリングを係合させるように構成された、外側ハローと
    を備え、
    前記外側ハローおよび前記ハローリングが、少なくとも部分的に、シリコン、炭化ケイ素、ドープされたシリコン、石英、およびセラミックのうちの1つから形成された、
    処理装置。
  15. 前記外側ハローおよび前記ハローリングが、全体がシリコンから形成された、請求項14に記載の処理装置。
  16. 前記ハローリングが、外側リングと、前記外側リング内に配設された内側リングとを備え、前記内側リングが、前記基板位置の周りに配設された、請求項14に記載の処理装置。
  17. 前記外側リングが、第1のリング材料を備え、前記内側リングが、前記第1のリング材料とは異なる第2のリング材料を備える、請求項16に記載の処理装置。
  18. 前記内側リングに電気的に結合された第1の電圧源と、前記第1の電圧源から独立して前記外側リングに電気的に結合された第2の電圧源とをさらに備える、請求項16に記載の処理装置。
  19. 前記内側リングに結合された第1のヒータと、前記第1のヒータから独立して前記外側リングに結合された第2のヒータとをさらに備える、請求項16に記載の処理装置。
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