JP2024517794A - 適応可能なフェンスブレーシング - Google Patents

Abstract

装置および関連する方法は、フェンス支柱を斜めにブレースするための張力調整モジュールおよび／または様々なフェンス構成のためにフェンス支柱を柔軟にブレースするための適応フェンスブラケットを有するフェンスブレース装置に関する。例示的な例では、フェンス張力モジュールは、張力調整リンクに結合された張力調整モジュールを含み得る。例えば、フェンス張力モジュールは、張力調整リンクの張力が調整されるように、フェンス張力モジュールに対する張力調整リンクの位置を調整してもよい。適応型フェンスブラケットは、例えば、バタフライクランプと、例えば、フェンスレールおよび／または他の張力部材に結合して様々なフェンスブレース構成を形成するように構成された２つのサイドアームを有する適応型Ｃブラケットとを含み得る。バタフライクランプは、例えば、フェンス支柱のブレードに係合する稜線部を含んでもよい。様々な実装は、有利には、適応性および安全なフェンス構造を提供し得る。

Description

関連アプリケーションへの相互参照
本出願は、２０２１年４月３０日にムハンマドムニールによって提出され、発明の名称が「適応可能なフェンスブレース」である米国特許仮出願第６３／１８２，２６０号の優先権の利益を主張する。この出願はまた、２０２２年２月３日にムハンマド・ムニールによって提出され、発明の名称が「多用途フェンスブレース」である米国仮出願第６３／３０６，３８８号の優先権の利益を主張する。本出願は、前述の出願の全内容を参照により本明細書に組み入れる。

様々な実装は、一般に、フェンスブレースなどのフェンシングおよび／またはブレースに関連する。

農場、牧草地、牧場、および他の実体の境界フェンスは、Ｔ支柱および／または木製支柱などの垂直に立てられた支持部材で作られることが多い。支柱は、例えば、金属線の柵および／または有刺鉄線を支持するために使用することができる。

垂直に立てられた支持部材は、例えば、強度と安定性を生み出すために、フェンスの端、一定の間隔で、および／またはコーナーとＴ字路でブレースする必要がある場合がある。Ｔ支柱は、例えば、地面に打ち込まれ得る鋼製の支柱であり得る。木製の支柱は、例えば、手動でまたは機器の助けを借りて支柱ホールを掘ることを必要とするか、および／または（例えば、油圧ラムによって）駆動され得る。木製の支柱やＴ支柱など、多くの種類の支柱は、適切にブレースされていないと、歪みや崩壊に対して脆弱であることがよくある。

装置および関連する方法は、フェンス支柱を斜めにブレースするための張力調整モジュールおよび／または様々なフェンス構成のためにフェンス支柱を柔軟にブレースするための適応フェンスブラケットを有するフェンスブレース装置に関する。例示的な例では、フェンス張力モジュールは、張力調整リンクに結合された張力調整モジュールを含み得る。例えば、フェンス張力モジュールは、張力調整リンクの張力が調整されるように、フェンス張力モジュールに対する張力調整リンクの位置を調整してもよい。適応型フェンスブラケットは、例えば、バタフライクランプと、例えば、フェンスレールおよび／または他の張力部材に結合して様々なフェンスブレース構成を形成するように構成された２つのサイドアームを有する適応型Ｃブラケットとを含み得る。バタフライクランプは、例えば、フェンス支柱のブレードに係合する稜線部を含んでもよい。様々な実装は、有利には、適応性および安全なフェンス構造を提供し得る。

様々な実装が、１つ以上の利点を達成し得る。いくつかの実装形態は、例えば、複数のサイズのフェンス支柱に有利に適応的にクランプするためのスペースを作成するために、バタフライクランプとブラケットとの間のピンチ部分を含み得る。いくつかの実装形態は、例えば、有利には、２つ以上の隣接するフェンス支柱を接続するフェンスレールおよび／または斜めの接続リンクに有利に適応的に結合し得る様々なサイズの開口部を含み得る。例えば、いくつかの実装形態は、張力調整リンクにおける張力を変化させることにおいて精度および／または容易性を高めるためのギアボックスを含み得る。例えば、いくつかの実装形態は、張力調整リンクで張力を固定するためのロックユニットを含み得る。いくつかの実装形態は、例えば、ねじ付き棒にねじ式に結合するためのねじ付き受承チャネルを含み得る。いくつかの実装形態は、例えば、張力調整リンクにおける張力を容易に調整するためのクランクハンドルを含み得る。

様々な実装の詳細は、添付の図面および以下の説明に記載される。他の特徴および利点は、説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかであろう。

図１は、例示的なユースケース・シナリオにおいて採用される例示的なイージー・ロバスト・フェンス・ブレース・システム（ＥＲＦＢＳ）を描写する。 図２Ａおよび図２Ｂは、例示的な張力調整棒に結合された例示的なフェンスブレースギアボックス（ＦＢＧＢ）と、フック端部（図２Ａ）および係合端部（図２Ｂ）を有する例示的な連結部材とを描写する。 図２Ａおよび図２Ｂは、例示的な張力調整棒に結合された例示的なフェンスブレースギアボックス（ＦＢＧＢ）と、フック端部（図２Ａ）および係合端部（図２Ｂ）を有する例示的な連結部材とを描写する。 図３は、図２Ａおよび図２Ｂを参照して記載されるＦＢＧＢ１６５の断面図である。 図４は、図２Ａおよび図２Ｂを参照して記載されるようなＦＢＧＢの例示的なギア配置を示す。 図５は、例示的な張力調整ブレースの斜視図を描いている。 図６は、図５に記載されるような張力調整ブレースの断面図を描写する。 図７Ａは、２つの受承チャネルを有する例示的な張力調整ブレースを示す。 図７Ｂは、図７Ａに記載される例示的な張力調整ブレースの断面図を示す。 図７Ｃは、図７Ａに記載されるような例示的な張力調整ブレースの分解図を示す 図８は、フェンス支柱をブレースする例示的な適応型フェンスブレース（ＡＦＢ）の斜視図を描いている。 図９は、例示的なバタフライクランプの斜視図を描いている。 図１０は、例示的なＣブラケットの斜視図を描いている。 図１１は、例示的なＡＦＢの上面図を示す。 図１２は、図９のバタフライクランプ、図１０のＣブラケット、およびフェンス支柱を組み合わせた例示的なＡＦＢの第２の例示的な配置を示す。 図１３Ａ、図１３Ｂ、および図１３Ｃは、ＡＦＢの様々な位置に設置されたフェンスレール１１５の一端を有する例示的なＡＦＢ配置の上面図を示す。 図１３Ａ、図１３Ｂ、および図１３Ｃは、ＡＦＢの様々な位置に設置されたフェンスレール１１５の一端を有する例示的なＡＦＢ配置の上面図を示す。 図１３Ａ、図１３Ｂ、および図１３Ｃは、ＡＦＢの様々な位置に設置されたフェンスレール１１５の一端を有する例示的なＡＦＢ配置の上面図を示す。 図１４Ａ、図１４Ｂ、図１４Ｃ、および図１４Ｄは、２つのフェンスレールを結合する例示的なＡＦＢの上面図を示す。 図１４Ａ、図１４Ｂ、図１４Ｃ、および図１４Ｄは、２つのフェンスレールを結合する例示的なＡＦＢの上面図を示す。 図１４Ａ、図１４Ｂ、図１４Ｃ、および図１４Ｄは、２つのフェンスレールを結合する例示的なＡＦＢの上面図を示す。 図１４Ａ、図１４Ｂ、図１４Ｃ、および図１４Ｄは、２つのフェンスレールを結合する例示的なＡＦＢの上面図を示す。 図１５Ａ、図１５Ｂ、および図１５Ｃは、木製支柱、Ｔ支柱、およびそれらの組み合わせを有するＥＲＦＢＳの例示的な適用を描写する。 図１５Ａ、図１５Ｂ、および図１５Ｃは、木製支柱、Ｔ支柱、およびそれらの組み合わせを有するＥＲＦＢＳの例示的な適用を描写する。 図１５Ａ、図１５Ｂ、および図１５Ｃは、木製支柱、Ｔ支柱、およびそれらの組み合わせを有するＥＲＦＢＳの例示的な適用を描写する。 図１６Ａおよび図１６Ｂは、例示的なブレースレールを描写する。 図１６Ａおよび図１６Ｂは、例示的なブレースレールを描写する。

各種図面における同様の参照記号は、同様の要素を示す。

理解を助けるために、この文書は以下のように構成される。まず、様々な実装形態の議論を紹介するのを助けるために、フェンスを迅速かつ確実にブレースするための例示的な容易で堅牢なフェンスブレースシステムが、図１を参照して紹介される。第２に、その導入は、フェンスブレースギアボックスのいくつかの例示的な実装の図２乃至４を参照しての説明につながる。第３に、図５乃至図７Ｃを参照して、例示的な張力調整モジュールの様々な実装を導入する。第４に、図８乃至図１２を参照して、議論は、例示的な適応型フェンスブレースの様々な用途を示す例示的な実装に向けられる。第５に、図１３Ａ乃至１５Ｃを参照して、この文献は、容易で堅牢なフェンスブレースシステムを使用して安全なフェンスを設置するのに有用な例示的な装置および方法を記載する。最後に、この明細書では、簡単な堅牢なフェンスブレースシステムに関連するさらなる実装、例示的な応用、および態様について説明する。

図１は、例示的なユースケースシナリオにおいて採用された例示的なイージーロバストフェンスブレースシステム（ＥＲＦＢＳ）１００を描写する。例えば、ＥＲＦＢＳ１００は、安全かつ堅固に構築されたフェンスであってもよい。この例では、ＥＲＦＢＳ１００は、基体１１０（例えば、地面）の一端部で部分的に沈められた２つの垂直フェンス支柱１０５を含む。例えば、フェンス支柱１０５は、Ｔ支柱、Ｙ支柱、または星柱の変形であり得る。いくつかの実装形態では、フェンス支柱１０５は鋼製であってもよい。この例では、フェンス支柱１０５は、フェンス支柱１０５の長手方向軸に沿って、スタッド１０６を含む。例えば、スタッド１０６は、例えば、図示しないワイヤーフェンスがフェンス支柱１０５を上下に摺動するのを防止し得る。いくつかの実装形態では、ワイヤフェンスは、限定ではなく例として、有刺鉄線を含み得る。金網としては、例えば、高張力線を挙げることができる。いくつかの例では、金網フェンスは、ネット電線を含み得る。

フェンス支柱１０５の間に、ＥＲＦＢＳ１００は、フェンス支柱１０５の両端部において水平に結合されたフェンスレール１１５を含む。いくつかの実装形態では、フェンスレール１１５は、長さを調節可能であってもよい。例えば、使用時には、フェンスレール１１５は、フェンス支柱１０５間の様々な距離に合わせて長さを調整してもよい。この例では、フェンスレール１１５は、外側レール１２０と、内側レール１２５と、連結部材１３０（例えば、長さ調整ボルト）とを含む。いくつかの実装形態では、一方または両方の側壁部において、外側レール１２０および内側レール１２５の各々は、レールの端部から間隔を空けた複数の開口を含む。例えば、外側レール１２０を内側レール１２５に対して摺動させ、外側レール１２０と内側レール１２５の一対の開口部を揃えることにより、フェンスレール１１５を所望の長さに調整してもよい。例えば、連結部材１３０は、内側レール１２５と外側レール１２０との間の整列した開口部を通して固定することによって、重なり合う端部を所定の位置にボルトで固定することによって、フェンスレールを所望の長さに固定するために使用され得る。

いくつかの実施態様では、フェンスレール１１５は、例えば、長方形のチューブ（例えば、正方形のチューブ）を含み得る。第１のフェンスレールは、例えば、第２のフェンスレール内で摺動し得る。いくつかの実装形態では、例えば、フェンスレール１１５は、開放形状（例えば、アングル鉄などの「Ｌ字型」）を含み得る。

描かれた例では、フェンスレール１１５は、適応フェンスブレース（ＡＦＢ１３５）によってフェンス支柱１０５の各々に（対向端部で）結合される。例えば、ＡＦＢ１３５は、フェンス支柱１０５とフェンスレール１１５との間の接続を配置する際に柔軟性を提供し得る。

図１に描かれた拡大図に示されるように、ＡＦＢ１３５は、フェンス支柱１０５のスタッド１０６と係合する（例えば、機械的に結合する）ように構成されたスロット１４０を含む。いくつかの実装形態では、ＡＦＢ１３５は、ＡＦＢ１３５がフェンス支柱１０５にしっかりと固定されるように、フェンス支柱１０５に係合するためのクランプユニットおよびブラケットを含み得る。ＡＦＢ１３５の様々な実装は、図８乃至１２を参照してさらに議論される。

描かれた例では、ＡＦＢ１３５は、フェンス支柱１０５をフェンスレール１１５と接続するための連結要素１４５を含む。例えば、連結機能１４５は、フェンスレール１１５に確実に接続するための締結ボルト１４６を受け取り得る。したがって、例えば、フェンス支柱１０５とＡＦＢ１３５との間の安全な係合により、フェンス支柱１０５はフェンスレール１１５に確実に接続される。様々な実装形態において、ＡＦＢ１３５は、フェンス支柱１０５に係合するための複数の方法を提供し得る。したがって、ＡＦＢ１３５は、いくつかの例では、ＥＲＦＢＳ１００を構築する際に有利に柔軟性を提供し得る。

ＡＦＢ１３５はまた、張力調整棒１５５を介して隣接するフェンス支柱１０５に対角結合する連結要素１５０を含む。いくつかの実装形態では、隣接するフェンス支柱１０５に接続することによって、ＥＲＦＢＳ１００は、ＥＲＦＢＳ１００に対する回転力（例えば、「トルク」またはモーメント）に対して追加の補強を有し得る。

この例に示されるように、ＥＲＦＢＳ１００は、フェンスブレースギアボックス（ＦＢＧＢ１６５）を含む。ＦＢＧＢ１６５は、この例では、張力調整棒１５５と連結部材１６０（例えば接続リンク）とを連結することにより、隣接する２本のフェンス支柱１０５を斜めに接続する。例えば、ＦＢＧＢ１６５は、補強および安定性を有利に改善するために、フェンス支柱１０５間の張力を調整するために使用され得る。いくつかの例では、ＥＲＦＢＳ１００の張力は、例えば、気象条件および／または他の外部外乱のために、しばらくの間使用された後に低下し得る。たとえば、張力が低下したＥＲＦＢＳ１００は強度が低下する可能性がある。いくつかの実装形態では、ＦＢＧＢ１６５を使用して、フェンス支柱１０５間の張力を再調整して、フェンス強度を所望のレベルに維持することができる。

この例では、ＦＢＧＢ１６５はさらに、フェンス支柱１０５（連結部材１６０に関連して）とＦＢＧＢ１６５との間の固定長で連結部材１６０を受け取る。図１の拡大図Ｂに示されるように、ＦＢＧＢ１６５は、ＦＢＧＢ１６５を介して張力調整棒１５５を受け取る。図示されるように、貫通長さ１７０は、ＦＢＧＢ１６５を通過させてもよい。いくつかの実装形態では、ＦＢＧＢ１６５は、貫通長さ１７０を調整することによって、２つの隣接するフェンス支柱１０５間の張力を調整し得る。例えば、貫通長さ１７０を長くすることによって、フェンス支柱１０５間の張力を締め付けることができる。例えば、フェンス支柱１０５間の張力は、貫通長さ１７０を減少させることによって緩められてもよい。

いくつかの実装形態では、ＦＢＧＢ１６５は、ロックユニットをさらに含み得る。例えば、係止ユニットは、張力調整棒１５５に沿ってねじ切りするナットであってもよい。いくつかの実施形態では、張力調整棒１５５の貫通長さ１７０を固定するために、ロックユニットをＦＢＧＢ１６５に対して締め付けてもよい。

ＥＲＦＢＳ１００は、張力調整ブレース１７５を含む。図示されているように、張力調整ブレース１７５は、ギアボックスを使用せずに張力調整機能を提供し得る。

図２Ａおよび図２Ｂは、フック端部（図２Ａ）および係合端部（図２Ｂ）を有する例示的な張力調整棒１５５および例示的な連結部材１６０に結合された例示的なＦＢＧＢ１６５を描写する。例えば、張力調整棒１５５は、ねじ軸であってもよい。例えば、張力調整棒１５５は、一端がフェンス支柱１０５に接続されていてもよい。例えば、連結部材１６０は、他のフェンス支柱に斜めに接続されていてもよい。連結部材１６０は、ギアボックスハウジング２０５で受け取られる。ＦＢＧＢ１６５は、図示しない内部ギアシステムを操作するためのハンドル２１０をさらに含む。例えば、内部ギアシステムは、ＦＢＧＢ１６５に対する張力調整棒１５５の相対位置を調整するために使用され得る。

張力調整棒１５５は、この例では、完全ねじ付き棒である。他の実施形態では、張力調整棒１５５は、端部でねじ切りされた部分的にねじ付き棒であってもよい。いくつかの例では、張力調整棒１５５は、張力調整棒１５５のいずれかの端部で把持しやすいように部分的にねじ切りされてもよい。

棒（例えば、１５５、１６０）は、終端部（例えば、ＦＢＧＢ１６５に対して遠位端部）を備え得る。図２Ａに描かれた例では、張力調整棒１５５および連結部材１６０の遠位端には、それぞれフック端部２１５が設けられている。例えば、フック端部２１５は、支柱および／またはＡＦＢ１３５に係合するために使用され得る。したがって、例えば、ユーザは、フェンス（例えば、ブレース、ワイヤ）に張力を適用するために、再利用可能な張力ツールとしてＦＢＧＢを適用してもよい。例えば、ユーザは、ＦＢＧＢ１６５を使用してフェンスに張力をかけ、次いで、斜めのブレース棒、張力調整ブレース１７５、ワイヤ、および／またはケーブルを適用してもよい。

図２Ｂに描かれた例では、張力調整棒１５５および連結部材１６０の遠位端は、それぞれ、係合端部２２０を備えている。係合端部２２０は、図示されているように、例えば、ＡＦＢ１３５に（例えば、ピン、スクリュー、および／またはボルトによって）結合されるように構成され得る。例えば、ＦＢＧＢ１６５は、調整可能な張力フェンスブレースモジュール（例えば、斜めフェンスブレース）として（例えば、永久的に、半永久的に）設置され得る。

末端端部（例えば、２１５、２２０）は、それぞれの棒（複数可）に解放可能に結合され得る。例えば、端子端部は、対応する棒の遠位端を受け取るようにねじ込まれてもよい。いくつかの実装形態では、端子端部は、棒に固定的に結合（例えば、溶接）されてもよい。いくつかの実装形態では、端子端部が棒に固定されてもよい。いくつかの実装形態は、限定ではなく例として、棒に回転可能に結合され得る（例えば、スエージされたスイベルジョイントなどのスイベルジョイントによって）。スイベルジョイントを有する実装は、例えば、有利には、ＦＢＧＢ１６５を動作のための所望の向きに再配置することを可能にし得る。

いくつかの例では、様々な材料を使用して、１つ以上の構成要素を作製することができる。例えば、張力調整棒１５５は、より優れた耐久性および軽量化のためにアルミニウムで作製されてもよい。いくつかの例では、張力調整棒１５５は、より高い耐食性のために真鍮棒で作られてもよい。いくつかの実装において、鋼、チタン、青銅、および／または銅などの他の金属材料が使用されてもよい。いくつかの実施態様では、ポリマーおよび／または繊維強化ポリマー（例えば、炭素繊維、ガラス繊維）が使用され得る。

図３は、図２Ａおよび図２Ｂを参照して記載されるＦＢＧＢ１６５の断面図である。この例では、ＦＢＧＢ１６５は、ピニオンギア３１０に動作可能に結合されたリングギア３０５を含む。例えば、ピニオンギア３１０の回転は、リングギア３０５において対応する回転を誘導してもよい。

この例では、ピニオンギア３１０はハンドル２１０に作動可能に結合する。例えば、ハンドル２１０における回転運動は、ピニオンギア３１０において回転を誘導してもよく、ピニオンギア３１０における回転は、次に、リングギア３０５における回転を誘導し得る。

図示されるように、ＦＢＧＢ１６５は、張力調整棒１５５を受け取るためのねじ付きルーメン３１５を含む。例えば、張力調整棒１５５は、ねじ付きルーメン３１５に回転可能に挿入され得る。いくつかの実装形態では、ねじ付きルーメン３１５の少なくとも一部は、リングギア３０５によって駆動され得る。例えば、リングギア３０５は、ＦＢＧＢ１６５に対する張力調整棒１５５の相対位置を調節するために、ねじ付きルーメン３１５の一部を回転させ得る。

ＦＢＧＢ１６５は、連結部材１６０に解放可能に結合するように構成されたブレースチャンバ３２０を含む。いくつかの実施形態では、ブレースチャンバ３２０は、連結部材１６０をしっかりと受け入れるためにねじ込まれてもよい。いくつかの実施形態では、ブレースチャンバ３２０は、連結部材１６０を所定の位置に固定するための摩擦誘発材料を含み得る。図示されるように、ブレースチャンバ３２０は、ねじ付きルーメン３１５に実質的に平行な軸で連結部材１６０を受け取り得る。

ブレースチャンバ３２０は、ソフトストップユニット３２５を含む。いくつかの実施形態では、ブレースチャンバ３２０への連結部材１６０の挿入中に、ソフトストップユニット３２５は、過度の張力によるブレースチャンバへの損傷を回避するための張力緩和を有利に提供し得る。いくつかの実施形態では、ソフトストップユニット３２５は、ゴム製ストップであってもよい。いくつかの実装形態では、ソフトストップユニット３２５は、コイルスプリングであってもよい。

図４は、図２Ａおよび図２Ｂを参照して説明されるようなＦＢＧＢ１６５の例示的なギア配置を示す。この図では、ハウジング２０５は、内部ギアシステムの見やすさのために取り外されている。リングギア３０５は、張力調整棒１５５を受けるための延長ボア４０５を含む。例えば、延長ボア４０５は、張力調整棒１５５にねじ込み可能に係合するように構成され得る。

動作中、ハンドル２１０は、ピニオンギア３１０を回すように操作され得る。リングギア３０５に略垂直な回転軸を有するピニオンギア３１０は、延長ボア４０５が張力調整棒１５５と同心円状に係合するようにリングギア３０５で回転を誘起してもよい。例えば、ＦＢＧＢ１６５に対する張力調整棒１５５の相対位置が変更されてもよい。いくつかの例では、ＦＢＧＢ１６５によって接続されたフェンス支柱間の張力は、有利に選択的に調節され得る。

様々な実装形態において、ＥＲＦＢＳ１００のセットアップの間、ＦＢＧＢ１６５は、張力調整棒１５５が第１の長手方向軸に沿ってねじ付きルーメン３１５内を摺動することを許容される摺動モードで選択的に動作し得る。ＦＢＧＢ１６５は、いくつかの実装形態において、リングギア３０５が張力調整棒１５５をＦＢＧＢ１６５にねじ込み結合するねじ切りモードで動作し得る。いくつかの例では、リングギア３０５は、ＦＢＧＢ１６５における張力を選択的に調整するために、ハンドル２１０によって動作可能に回転され得る。所望の張力に達した後、いくつかの実装形態では、ＦＢＧＢ１６５は、ロックユニットがＦＢＧＢ１６５に対して静止位置に張力調整棒をクランプするロックモードで動作し得る。いくつかの実装形態では、ＦＢＧＢ１６５は、摺動モードを備えていなくてもよい。

図５は、例示的な張力調整ブレース１７５の斜視図を描いている。様々な例において、張力調整ブレース１７５は、ＦＩＧＵＲＥ１においてＦＢＧＢ１６５の代わりに使用され得る。図に示すように、張力調整ブレース１７５は、張力調整棒１５５を受けるためのチャネル５０５と、連結部材１６０を受け入れるチャンバ５１０とを備えている。この例では、張力調整ブレース１７５は、回転部材５１５（例えば、描かれているようなノブ）をさらに含む。いくつかの実装形態では、回転部材５１５は、例えば、ボルトとして構成され得る。例えば、回転ノブは、工具（例えば、レンチ）によって操作可能であってもよい。回転ノブは、例えば、いくつかの実装形態においてハンドグリップを省略し得る。

図６は、図５に記載されるような張力調整ブレース１７５の断面図を描写する。図示されるように、回転部材５１５は、クランプブロック６０５と作動可能に係合するねじ付きシャフトを有する。例えば、回転部材５１５の回転は、クランプブロック６０５がチャネル５０５に沿って長手方向軸に垂直な軸内を移動するように誘導し得る。いくつかの例では、チャネル５０５が張力調整棒１５５を受け取ると、クランプブロック６０５が係合して、張力調整棒１５５が摺動するのを防止し得る。様々な実施形態において、クランプブロック６０５は、有利にはねじ付き張力調整棒１５５をしっかりと把持するためにねじ切りされ得る。

描かれた例では、クランプブロック６０５は、少なくとも部分的にエラストマーであり得る。例えば、クランプブロック６０５は、少なくとも１つの端子パッド６１０および端子パッド６１５（例えば、天然ゴム、加硫ゴム、ポリウレタン）を含み得る。いくつかの実装形態では、端子パッドは、限定ではなく例として、ショアＤ ６０ ８０デュロメータ材料から形成され得る。このような比較的剛性の高いゴムは、クランプブロック６０５がロックモードに動作するときに、張力調整棒１５５の回転および／または軸方向変位に有利に抵抗し得る。いくつかの実装形態では、端子パッド６１０は、例えば、金属（例えば、所定のクランプ圧力下で変形可能）であってもよい。端子パッド６１０は、例えば、アルミニウム（例えば、６０１０アルミニウム）、真鍮、および／または銅であり得る。

いくつかの実装形態では、端子パッド６１０は、例えば、ねじ切りされてもよい。端子パッド６１５は、例えば、最大型締力を調整することができる。クランプブロック６０５とブレース１７５内の対応するキャビティとの間のスペース許容差は、例えば、少なくとも１つの端子パッド６１０と（ねじ付き）棒との係合中に、クランプブロック６０５が軸方向に（例えば、チャネル５０５と平行に）移動することを可能にし得る（例えば、端子パッド６１０のねじ山が棒のねじ山に係合することを可能にする）。

いくつかの実施態様では、張力調整動作において、張力調整棒１５５を張力調整ブレース１７５に対して所望の長さに摺動させることによって所望の張力を達成してもよい。いくつかの例では、回転部材５１５を回して、クランプブロック６０５と張力調整棒１５５との間の摩擦を増加させることができる。例えば、張力調整棒１５５は、摩擦が（予め決定された）閾値を超えた場合に摺動するのを防止してもよい。したがって、例えば、張力調整ブレース１７５は、張力調整棒で張力を調整するための代替オプションを提供し得る。いくつかの実装形態では、張力調整ブレース１７５は、有利には、フェンス支柱１０５を斜めにブレースするためのより手頃な代替手段を提供し得る。

いくつかの実装形態では、棒の終端部は、図２Ａおよび図２Ｂに関して論じられるようなスイベルジョイントを備えていてもよい。このような実装形態では、例えば、棒の終端部は、装具されるべき反対側の端部（例えば、第１の支柱および第２の支柱）と係合されてもよい。回転部材５１５は、クランプブロック６０５が摺動モード（例えば、棒がチャネル５０５を通って軸方向に摺動することを可能にする）になるように動作され得る。例えば、摩擦係数および／または垂直力は、対応する所定のねじ切り閾値Ｔｔを下回っている。

棒が所望の位置にあると、回転部材５１５は、クランプブロック６０５がねじ切りモードになるように（例えば、摩擦係数および／または垂直力が対応するＴｔを上回り、対応する所定のクランプ閾値Ｔｃを下回るように棒を係合するように）動作され得る。棒および／またはブレース１７５は、棒がブレース１７５に対して、チャネル５０５の長手方向軸に沿って軸方向に平行移動するように、互いに対して回転され得る。したがって、棒には、例えば所望の張力を棒に加えるために有利にねじを付けることができる。所望の張力が達成されると、回転部材５１５は、クランプブロック６０５がクランプモードになるように動作され得る。例えば、摩擦係数および／または垂直力は、対応するＴｃを上回ってもよい。たとえば、Ｔｃ＞Ｔｔなどである。したがって、ユーザは、有利には、棒を摺動モードに素早く位置決めし、ねじ切りモードで所望の張力を生成し、次いで棒を所定の位置にクランプすることができる。

図７Ａは、２つの受承チャネル７０５、７１０を有する例示的な張力調整ブレース７００を示す。いくつかの実施形態では、ＥＲＦＢＳ１００は、張力調整ブレース７００に対角結合された２本の張力調整棒１５５を含み得る。一部の例では、張力調整ブレース７００は、張力調整ブレース７００と対応する張力調整棒１５５との間の相対位置を調整することによって受けた張力調整棒１５５の各々の張力を調整し得る。張力調整ブレース７００は、さらに２つの制御部材７１５、７２０を含む。いくつかの実装形態では、制御部材７１５、７２０は六角形のソケットであってもよい。例えば、制御部材７１５、７２０は、六角レンチ（例えば、Ｚアレンレンチ等の六角レンチ）を挿入回転させることによって制御され得る。

図７Ｂは、図７Ａに記載されるような例示的な張力調整ブレース７００の断面図を示す。図７Ｃは、図７Ａに記載される例示的な張力調整ブレース７００の分解図を示す。この例では、張力調整ブレース７００は、チャネル７０５、７１０のそれぞれについて、クランプブロック７２５を含む。クランプブロック７２５の各々は、受け取った張力調整棒を保持するために使用され得る。クランプブロック７２５の各々は、この例では、対応する制御部材７１５、７２０（ソケット付きボルトとして描かれる）と押圧接触し得る。様々な例において、スプリングコイル７３０は、張力調整棒または張力調整ブレース７００の損傷を防止するために過剰な張力が回避されるように、張力逃がしチャンバ７５５内に受け取られ得る。スプリングコイル７３０は、例えば、クランプブロック７２５をチャネル７０５から遠ざけて、クランプブロック７２５の垂直位置がブロック上部７４０内の制御部材７１５、７２０の位置によって決定されるように（例えば、図示されるようにねじ穴を通して）クランプブロック７２５をチャネル７０５から遠ざけるように促し得る。

描かれているように、ブロック上部７４０は、ファスナー７４４（例えば、圧入、ねじ込み）係合キャビティ７４５（例えば、ねじ込み、ファスナーを押さえて受け取るサイズ）によってブレース７００の本体に（例えば、解放可能に）結合される。キャビティ７５０は、クランプブロック７２５をブレース７００の本体に（摺動して）受け取るように構成されている。

いくつかの実装形態では、クランプブロック７２５は、例えば、クランプブロック６０５に関して少なくとも開示されるように構成され得る。いくつかの実装形態では、例えば、クランプブロック７２５は、対応するゴムパッドを含み得る。図示されるようないくつかの実装形態では、クランプブロック７２５は、ねじ付きブロック７３５を含み得る。

ねじ付きブロック７３５は、図示されるように、制御部材７１５、７２０の動作に応答して、対応するルーメン（例えば、チャネル７０５、７１０）を通して操作されるねじ付き棒を選択的に係合するように構成されたねじ端部を含む。

いくつかの実装形態では、動作において、制御部材７１５がチャネル７０５に向かって回転および駆動されるとき、スプリングコイル７３０は、クランプブロック７２５に向かって押圧され得る。例えば、張力調整棒がチャネル７０５で受け取られ、制御部材７１５がチャネルに向かって回転した場合、張力調整棒は、張力調整ブレース７００において所望の位置に固定されてもよい。

図８は、フェンス支柱１０５をブレースする例示的な適応型フェンスブレース（ＡＦＢ）１３５の斜視図を描写する。図示されているように、ＡＦＢ１３５は、バタフライクランプ８０５およびＣブラケット８１０を含む。この例では、バタフライクランプ８０５がフェンス支柱１０５のブレード側に設置されている。Ｃブラケット８１０は、フェンス支柱１０５の反対側、スタッド側に設置されている。図示されるように、Ｃブラケット８１０の対応する側壁部８１５は、この構成におけるフェンス支柱１０５のブレード８２０と同じ方向に各側面から延びている。フェンス支柱１０５の本体は、この例に示すように、バタフライクランプ８０５とＣブラケット８１０との間に挟まれている。

この例では、バタフライクランプ８０５およびＣブラケット８１０は、ボルト８２５ａ、８２５ｂを使用して互いに、結果としてフェンス支柱１０５に固定される（例えば、８２５ｂは、対応する開口の直径に対応するような、８２５ａよりも大きい直径を有し得る）。図示されているように、フェンス支柱１０５は、ＡＦＢ１３５がフェンス支柱１０５に固定されている場合にスロット１４０を通って突出するスタッド８３０を含む。

図９は、例示的なバタフライクランプ８０５の斜視図を描いている。この例では、バタフライクランプ８０５は、リブ受承チャネル９０５を含む。例えば、リブ受承チャネル９０５は、長手方向軸に沿ってＴ支柱の稜線部分を受け取り得る。リブ受承チャネル９０５から、バタフライクランプ８０５は、２つの側壁部８１５を含む。この例では、側壁部８１５は、水平に整列した２対の第１の開口９１５を含む。いくつかの実装形態では、第１の開口９１５は、使用中に、Ｔ支柱に確実に結合するためのブラケットと共に位置合わせされ得る。側壁部８１５は、この例では、水平に整列した１対の第２の開口９２０をさらに含む。いくつかの実装形態では、第２の開口９２０は、第１の開口９１５よりも大きくてもよい。例えば、第２の開口９２０は、張力調整棒１５５および／または連結部材１６０と結合するために使用され得る。

この例では、バタフライクランプ８０５は、リブ受承チャネル９０５と側壁部８１５の各々との間の適応フェーシング９２５をさらに含む。いくつかの実装形態では、適応型フェーシングは、異なるサイズおよび厚さのフェンス支柱に適応的に結合するためのスペースを提供し得る。

図１０は、例示的なＣブラケット８１０の斜視図を描いている。Ｃブラケット８１０は、後壁部１１０５を含む。後壁部１１０５は、この例に示されるように、フェンス支柱１０５のスタッド側に係合し得る。この例では、Ｃブラケット８１０は、フェンス支柱１０５のスタッド８３０を受け入れるための２つのスロット１４０を含む。Ｃブラケット８１０はまた、この例では、バタフライクランプ８０５に位置合わせするための第１の開口１００５および第２の開口１０１０を含む。

例えば、Ｔ支柱のスタッドは、スロット１４０を通って突出し得る。後壁部１１０５は、水平に整列した２対の第１の開口１００５を含む。いくつかの実装形態では、第１の開口１００５は、バタフライクランプ８０５の第１の開口９１５に位置合わせされ得る。後壁部１１０５は、この例では、水平に整列された１対の第２の開口１０１０をさらに含む。いくつかの実装形態では、第２の開口１０１０は、第１の開口１００５よりも大きくてもよい。例えば、第２の開口１０１０は、第２の開口９２０とともに、張力調整棒１５５または連結部材１６０と確実に結合するために使用され得る。

描かれた例では、Ｃブラケット８１０は、後壁部１１０５の上部２／３から垂直に延びる側壁部８１５を含む。いくつかの実装形態では、側壁部８１５の各々は、装置を固定するための水平に配置された（２つの）横対向開口１１１５の組を含み得る。様々な実装形態において、横対向開口１１１５は、フェンス支柱１０５をフェンスレール１１５に結合するために使用され得る。

いくつかの実装形態では、バタフライクランプ８０５は、裏壁部１１０５として説明されるような特徴を有する平板であるブラケットに結合することもできる。

いくつかの実施形態では、開口９２０、対応開口１０１０、および付随するナット１２０５ａ、１２０５ｂを有するボルト８２５ａ、８２５ｂの組み合わせは、二重の目的であってもよい。例えば、この組み合わせは、対応するブラケットをフェンス支柱１０５に補強することに加えて、張力調整棒１５５および連結部材１６０をＡＦＢ１３５に固定するために使用され得る。

図１１は、例示的なＡＦＢ１３５の上面図を示す。この例に示されるように、バタフライクランプ８０５とＣブラケットとが組み合わされると、ＡＦＢ１３５は、バタフライクランプ８０５の適応フェーシング９２５によって作成されたピンチギャップ１３０５を含む。したがって、ＡＦＢ１３５は、様々なサイズおよび厚さのフェンス支柱１０５に有利に適合し得る。

図１２は、図９のバタフライクランプ８０５、図１１のＣブラケット８１０、およびフェンス支柱１０５を組み合わせた例示的なＡＦＢ１３５の第２の例示的な配置を示す。図示されているように、バタフライクランプ８０５、Ｃブラケット８１０、およびフェンス支柱１０５は、図８で説明したのと同様の方法で固定される。図示されているように、Ｃブラケット８１０は、ボルト８２５ａ、８２５ｂおよびナット１２０５ａ、１２０５ｂによってバタフライクランプ８０５に固定されている。この例では、側壁部８１５はブレード８２０とは逆方向に延びている。

図１３Ａ、図１３Ｂ、および図１３Ｃは、ＡＦＢ１３５の様々な位置に設置されたフェンスレール１１５の一端を有する例示的なＡＦＢ１３５配置の上面図を示す。図１３Ａを参照すると、一端のフェンスレール１１５は、Ｃブラケット８１０の側壁部８１５の間に設置されている。図示されるように、締結ボルト１５０５は、側壁部８１５上の一対の開口１１１５ａ、１１１５ｂ、およびフェンスレール１１５の開口を貫通する。例えば、締結ボルト１５０５は、締結ボルト１５０５の雄ねじセグメント上にねじ込まれた雌ねじナット１５１０で固定される。

図１３Ｂを参照すると、フェンスレール１１５は、Ｃブラケット８１０の側壁部８１５の１つの外側に設置される。この例では、側壁部８１５（例えば、サイドアーム）は、フェンス支柱１０５のスタッド側にある。図示されるように、締結ボルト１５０５は、フェンスレール１１５上の開口部と、側壁部８１５上の開口１１１５とを横断する。例えば、締結ボルト１５０５は、締結ボルト１５０５の雄ねじ部分に螺合する雌ねじナット１５１０で固定される。

図１３Ｃを参照すると、フェンスレール１１５は、側壁部８１５の間に設置される。この例に示すように、側壁部８１５は、フェンス支柱１０５のブレード側にある。この場合、締結ボルト１５０５は、例えば、側壁部８１５の開口１１１５の外側の組を横断することができる。

図１４Ａ、図１４Ｂ、図１４Ｃ、および図１４Ｄは、２つのフェンスレール１１５を結合する例示的なＡＦＢ１３５の上面図を示す。図１４Ａを参照すると、ＡＦＢ１３５は、別のＣブラケット８１０ｂに結合され、Ｃブラケット８１０ａ、８１０ｂの組み合わせを有する拡張ＡＦＢ１６００を作成する。いくつかの例では、ＡＦＢ１６００のいずれかの側は、フェンスレール１１５を固定するために利用可能な側壁部８１５を有し得る。この例に示すように、第１のフェンスレール１１５ａがＣブラケット８１０ａに締結され、第２のフェンスレール１１５ｂがＣブラケット８１０ｂに締結されている。

図１４Ｂを参照すると、フェンスレール１１５ａ，１１５ｂは、ＡＦＢ１３５の側壁部８１５の外側に設置される。この例では、締結ボルト１６０５は、フェンスレール１１５ａ、開口１１１５の内側の組、およびフェンスレール１１５ｂを横断する。この例では、締結ボルト１６０５はナット１６１０で固定されている。ＡＦＢ１３５へのフェンスレールの同様の取り付けを図１４Ｃに示する。フェンスレール１１５ａ，１１５ｂは、図１４Ｃに示す例に示すように、ＡＦＢ１３５の側壁部８１５の外側に設置されている。この例では、締結ボルト１６０５は、フェンスレール１１５ａ、開口部１１１５の外側セット、およびフェンスレール１１５ｂを横断する。この例では、締結ボルト１６０５はナット１６１０で固定されている。

フェンスのコーナーおよびＴ接合部をブレースするために、フェンスレール１１５は、いくつかの実施態様では、互いに垂直に設置されてもよい。図１４Ｄに示すように、ＡＦＢ１３５はコーナーフェンス支柱に設置されている。フェンスレール１１５ａは、例えば、側壁部８１５の外側に締結されていてもよい。フェンスレール１１５ｂは、例えばサイドアームの間に締結されていてもよい。締結ボルト１６０５は、いくつかの実装形態では、フェンスレール１１５ａ、開口１１１５ａ、フェンスレール１１５ｂの側面、および開口１１１５ｂの端部を横断し得る。締結ボルト１６０５は、例えばナット１６１０で固定されてもよい。

図１５Ａ、図１５Ｂ、および図１５Ｃは、木製支柱、Ｔ支柱、およびそれらの組み合わせによるＥＲＦＢＳ１００の例示的な応用を示す。例えば、図１５Ａは、フェンス支柱１０５（描かれているようなＴ支柱）を用いて構築されたコーナーフェンスブレース１５０１を描いている。様々な実施形態において、隣接するフェンス支柱１０５は、１本または２本の張力調整棒のいずれかによって斜めに装具されてもよい。図１５Ｂおよび図１５Ｃに示されるように、ブレースは、木材支柱１５０５を使用して少なくとも部分的に構築され得る。例えば、コーナーフェンスブレース１５０２は、２つのＴ支柱（フェンス支柱１０５）に結合された隅部の木材支柱１５０５を描いている。コーナーフェンスブレース１５０３は、３つの木材支柱１５０５を描いています。

描かれているように、張力調整棒は、フェンスレール１１５の連結要素を介して、（例えば、ＡＦＢ１３５を使用する代わりに）木材支柱１５０５に結合され得る。例えば、連結部材１５１０は、木材支柱１５０５に埋め込まれてもよい。連結部材１５１０は、例えば、木材支柱１５０５に開けられた穴を通して締結されるボルトであってもよい。いくつかの実施形態では、張力調整棒の端部（例えば、ブレース１７５および／またはブレース７００に結合される）は、（例えば、フェンスレール１１５に結合される代わりに）連結部材１５１０に直接結合され得る。

いくつかの例（図示せず）では、ＡＦＢ１３５は、木材支柱１５０５に（例えば、第１の開口１００５および／または第２の開口１０１０を介して）結合され得る。フェンスレール１１５および／または張力モジュール（例えば、ブレース１７５、ブレース７００）は、ＡＦＢ１３５を介して木材支柱１５０５に結合され得る。

図１６Ａおよび図１６Ｂは、例示的なブレースレールを描いている。図１６Ａに描かれているように、フェンスレール１１５は、内側レール１２５と外側レール１２０とから組み立てられる。描かれた例では、内側レール１２５および外側レール１２０は、それぞれ、略矩形の断面（例えば、描かれているような正方形の断面）を有する。内側レール１２５は、外側レール１２０内で摺動可能に受けられるように構成されている。内側レール１２５には、内側レール１２５の長手方向軸に沿って分布する第１組の開口１８２０が設けられている。外側レール１２０は、外側レール１２０の長手軸に沿って分布する第２組の開口１８２５を備えている。内側レール１２５と外側レール１２０の長手方向軸が整列され、内側レール１２５と外側レール１２０が所望の長さまで一緒に摺動すると、第１の開口の組１８２０のうちの少なくとも１つは、第２の開口の組１８２５のうちの少なくとも１つと位置合わせされ、連結部材１３０（例えば、ボルトとナット、ピン）は、フェンスレール１１５を所望の長さに固定するために、対応する開口を通して結合され得る。

描かれた例では、内側レール１２５および外側レール１２０はそれぞれ、遠位端部に開口１８３５ａを備えている。例えば、開口１８３５ａは、レールの遠位端を支柱に（例えば、直接、ボルトによって、ＡＦＢ１３５に）固定するために使用され得る。開口１８１５は、例えば、遠位端の内側に到達する（例えば、開口１８３５ａの内側に到達する）レールの内部へのアクセスを提供するように構成され得る。開口１８１５は、例えば、有利には、ボルト、ナット、および／または他の連結部材を固定するためのアクセスを提供し得る。

描かれた例では、内側レール１２５および外側レール１２０は、それぞれ、遠位端のすぐ近位に少なくとも１つの開口１８３５ｂを備えている。例えば、少なくとも１つの開口１８３５ｂは、フェンスレール１１５をホスト（例えば、支柱、ＡＦＢ１３５、木製支柱内のアンカー）に結合するために使用され得る。

図示されるように、内側レール１２５および外側レール１２０は、それぞれ、長手方向軸から実質的に直交して延びる連結部材１８４０（例えば、図示されるような穴を有するタブ）を備えている。連結部材１８４０は、例えば、斜めの支持棒の端部（例えば、ＦＢＧＢ１６５の係合端部２２０、ブレース１７５の棒１５５および／または連結部材１６０、および／またはブレース７００）を結合可能に受承してもよい。

図１６Ｂに描かれているように、フェンスレール１１５は、第１のレール１８５０および第２のレール１８５５から組み立てられる。描かれた例では、第１のレール１８５０は、第１の組の開口１８６０を備えている。第２のレール１８５５は、第２の組の開口１８６５を備えている。描かれた例では、開口１８６５はそれぞれ、フェンスレール１１５の長手方向軸に実質的に平行な第１方向に（例えば、スロットとして）延びている。開口１８６０はそれぞれ、フェンスレール１１５の長手方向軸に実質的に直交する第２の方向に（例えば、スロットとして）延びる。第１のレール１８５０および第２のレール１８５５が、それらの対応する長手方向軸が実質的に位置合わせされるように位置合わせされるときに、第１のレール１８５０および第２のレール１８５５は、第１の組の開口１８６０と第２の組の開口１８６５のうちの対応する開口を介して結合される少なくとも１つの連結部材１３０によって一体的に結合され得る。図示されるように、異なる方向に延びる（例えば、図示されるように互いに実質的に直交する）開口１８６０および開口１８６５によって、ユーザは、それらを通して少なくとも１つの連結部材１３０を挿入するために開口を容易に位置合わせし得る。

スロットは、例えば、有利には、第１のレール１８５０および第２のレール１８５５の厚さに起因する穴内のオフセットに関係なく、開口部を位置合わせすることを可能にし得る。例えば、スロットは、第１のレール１８５０および第２のレール１８５５を、内側または外側のレールとして交換可能に使用することを可能にし得る（例えば、一方が他方の内側にネストされ得る、および／または他方の上に座ることができるように、互いの内側にネストされ得る）。

様々な実装が図を参照して説明されてきたが、他の実装も可能である。いくつかの実装形態では、ＦＢＧＢ１６５は、様々なギア比を含み得る。例えば、リングギア３０５とピニオンギア３１０とは、１：１乃至３：１の比率を有し得る。いくつかの実施形態では、ウォームギアがＦＢＧＢ１６５で使用され得る。ウォームギアは、例えば、減速ギアであり得る。いくつかの実装形態では、ＦＢＧＢ１６５は自動ブレーキシステムを含むことができる。例えば、張力調整棒１５５における張力が閾値を超えた場合、ＦＢＧＢ１６５は、張力調整棒の長さ調整を自動的に停止してもよい。たとえば、セルフブレーキシステムは、ＦＢＧＢでの過度の張力を回避し、フェンスを損傷から保護することができます。いくつかの実装形態では、減速ウォームギア（例えば、ピニオンギア３１０の代わりにリングギア３０５を駆動するなど）をセルフブレーキ（例えば、セルフロック）システムとして構成してもよい。例えば、ウォームギアは、ねじ棒に加えられる張力に応じてリングギア３０５の回転を防止してもよい。そのような実装の中には、例えば、ストップブロックを持たないものがあり得る。

いくつかの実施形態では、トルク伝達は、対応する図に描かれているようなリングギア３０５およびピニオンギア３１０によって提供され得る。いくつかの例では、リングギア３０５および／または駆動ギア（例えば、ピニオンギア３１０）は、かさギアとして構成され得る。ギアは、例えば、平ギアとして実装されてもよい。

いくつかの実装形態（例えば、ＦＢＧＢ１６５の）は、停止ブロック（複数可）を含み得る。例えば、ストップブロックは、自己制動機構として構成されてもよい。いくつかの実装形態では、ストップブロックは、手動で作動される制動機構として構成されてもよい。ストップブロックは、例えば、回転部材（例えば、ギア、ねじ付き棒）に対してクランプして、張力に応答したねじ付き棒の回転を防止し得る。一部の実装では、たとえば、停止ブロックを省略できる。

いくつかの実装形態では、クランプ・ブロック（例えば、６０５、７２５）は、フローティング・ブロックとして構成され得る。例えば、浮動ブロックは、少なくとも１次元において大きい対応する本体（例えば、１７５、７００）内の空洞内に位置決めされ得る。したがって、フローティングブロックは、ブロックがねじ付き棒と整列できるように（例えば、摺動モードからねじ切りモードまたはクランプモードに操作されるときにねじ山を嵌合して整列させるため）、少なくとも１つの軸に沿って「浮く」余地を有することができる。端子パッド（例えば、６１５）は、例えば、（予め決定された）最小摩擦を提供し、「ガタつき」を防止し、および／または「スロップ」を低減するために、キャビティ内に設けられ得る、（例えば、ブロックが５１５、７１５、および／または７２０によってクランプされている場合）。

いくつかの実施形態では、ピニオンギア３１０は、六角ソケットによって駆動され得る。例えば、ピニオンギア３１０は、六角ソケットに六角レンチを挿入することによって操作され得る。

例示的なシステムが図１を参照して説明されているが、他の実装は、他の産業、科学、医療、商業、および／または住宅用途に展開され得る。

例示的な態様では、支柱ブレースブラケットは、バタフライクランプを含み得る。バタフライクランプは、フェンス支柱の第１の長手方向リブを受け取るように構成されたリブ受承チャネルを含み得る。フェンス支柱は長手方向軸に沿って延びてもよい。バタフライクランプは、リブ受承チャネルの対応する近位縁部から延び、フェンス支柱の第２の長手方向リブと位置合わせされるように構成されたタブを含み得る。第１の長手方向リブおよび第２の長手方向リブは、長手方向軸に直交する平面で交差していてもよい。支柱ブレースブラケットは、受承ブラケットを含むことができる。受承ブラケットは、第２の長手方向リブの面から延びる少なくとも１つのスタッドを受けるように構成された留め具開口部を含む第１の壁部を含み得る。受承ブラケットは、第１の壁部の反対側の縁から延びる２つの側壁部を含み得、それぞれが横方向レールに解放可能に結合するように構成されたカップリング開口を備える。バタフライクランプおよび受承ブラケットが第１の壁部の両側で一体的に結合されている場合、締結開口部は、長手方向軸に平行な平行移動に抵抗するために少なくとも１つのスタッドに係合してもよく、リブ受承チャネルは、長手方向軸を中心とした回転に抵抗するために第１の長手方向リブに係合してもよい。

バタフライクランプおよび受承ブラケットが一体的に結合される場合、２つの側壁部は、複数の側レールの各々がフェンス支柱から実質的に直交して延びるように、複数の側レールに解放可能に結合するように構成され得る。

リブ受承チャネルの近位端は、バタフライクランプと受承ブラケットが一体的に結合されてフェンス支柱を支持するように、タブの水平面と近位端の平面とを接続するオフセットブリッジを含んでもよく、オフセットブリッジと受承ブラケットの最初の壁部は、フェンス支柱の複数の形状に適合するように構成された適応スペースを作成する。

支柱ブレースブラケットは、受承ブラケットに結合された第２受承ブラケットを含み得る。

２つの側壁部は、それぞれ、第１の壁部の対応する近位縁の実質的に３分の２から延び得る。２つの側壁部は、横方向レールに解放可能に結合するために、１対以上の同軸に整列された結合開口部を含み得る。

例示的な態様では、張力モジュールは、ねじ付き棒が第１の長手方向軸に沿って延びるように、遠位端に開口を有するとともにチャネルを通してねじ付き棒を摺動可能に受け入れるように構成されたルーメンを画定するチャネルを含むことができる。張力モジュールは、第１の長手方向軸と実質的に平行な第２の長手方向軸に沿って延びる接続リンクに結合するように構成された近位端部に連結部材を含み得る。張力モジュールは、リングギアが回転するとねじ棒が第１の長手方向軸に沿って移動するように、ねじ棒に同心で少なくとも部分的にねじ結合されたリングギアを含むことができる。張力モジュールは、リングギアに作動可能に結合され、リングギアに垂直な回転軸を有する第２ギアを含み得る。第２のギアは、第２のギアが第１の回転方向に回転すると、第２のギアがねじ付き棒の周りのリングギアの回転運動を誘発し、張力モジュールに対するねじ付き棒の位置が変化するように構成されてもよい。

第２ギアは、ピニオンギアを含んでもよい。第２のギアは、ウォームギアを含んでもよい。

張力モジュールは、ハンドルがユーザによって操作されるときに第２のギアの回転を誘導するように構成されたレバーアームを含み得る。レバーアームは、第２のギアに解放可能に結合されたハンドルを含み得る。

リングギアは、少なくとも１つの転がり軸受によってハウジングに取り付けられてもよい。

連結部材は、チャネルに対する接続リンクの位置が調整可能であるように、接続リンクを受承するように構成されたスレッド付きチャネルを含み得る。

例示的な態様では、張力モジュールは、身体の遠位端部に開口部を有し、実質的に身体を通って延びるルーメンを画定するチャネルを含む身体を含み得る。チャネルは、張力調整リンクが第１の長手方向軸に沿って延びるように、チャネルを介して張力調整リンクを摺動的に受承するように構成されてもよい。張力モジュールは、身体の近位端部に結合機能を含み得る。結合機能は、第１の長手方向軸と略平行な第２の長手方向軸に沿って延びる接続リンクに結合するように構成されてもよい。張力モジュールは、張力調整リンクを張力モジュールと選択的に係合するように構成された張力調整モジュールを含み得る。張力調整モジュールは、以下の間で選択的に操作できる。摺動モードでは、チャネルは、張力リンクがルーメン内で第１の長手方向軸に沿って摺動できるように構成される。張力モジュールが張力リンクに張力を加える張力モードでは、接続リンクの近位端と張力リンクの遠位端との間の張力は、張力モジュールに対する張力リンクの位置を変更することによって調整される。

張力調整リンクは、ねじ付き棒を含み得る。張力調整モードは、張力調整モジュールがチャネル内のねじ付き棒をねじ込みで係合するねじ切りモードであってもよい。張力調整モードでは、張力調整動作は、ねじ付き棒と張力調整モジュールとをねじ結合することを含み得る。

張力調整モジュールは、張力調整リンクを選択的に係合するように構成されたクランプブロックを含み得る。張力調整モジュールは、第１の長手方向軸に垂直な力が加えられると、クランプブロックが張力調整リンクに係合して張力モジュールに対する張力調整リンクの位置を調節するように、クランプブロックに動作可能に結合された張力印加ユニットを含み得る。

クランプブロックは、張力調整リンクをねじ込み可能に係合するように構成されたねじ面を含み得る。

クランプブロックは、エラストマーエンドモジュールを含み得る。エラストマーエンドモジュールは、少なくともショアＤ６０のデュロメータ定格で構成され得る。

張力モジュールは、ロックモジュールを含み得る。張力モジュールは、ロックモジュールが張力モジュールに対して静的な位置で張力調整リンクをクランプするロックモードにおいて、さらに選択的に動作可能であってもよい。

結合機能は、張力モジュールへの過剰な張力を緩和するように構成された接続リンク受承エンドモジュールを含み得る。結合機能は、コイルスプリングを含み得る。

張力調整モジュールは、接続リンクの張力と張力調整リンクの張力とが独立して調整可能になるように、接続リンクを選択的に係合するようにさらに構成されてもよい。

結合機能は、チャネルに対する接続リンクの位置が調整可能であるように、接続リンクを受承するスレッド化チャネルを含む。張力調整モジュールは、ねじ付き棒に解放可能に結合されたマイタギアをさらに含み得る。

例示的な態様として、適応可能なフェンスブレースレールは、第１の長手方向軸に沿って延びる第１のレールを含み得る。第１のレールは、遠位端部に第１の開口部を含み得る。第１のレールは、第１の長手方向軸に実質的に平行な第１の線において第１のレールの少なくとも一部に沿って分布する第１のレールの壁部に第１の複数の開口を含み得る。適応可能なフェンスブレースレールは、第２の長手方向軸に沿って延びる第２のレールを含み得る。第２レールは、遠位端部に第２の開口部を含み得る。第２のレールは、第２の長手方向軸に実質的に平行な第２の線において、第２のレールの少なくとも一部に沿って分布する第２のレールの壁部に第２の複数の開口部を含み得る。前記第１のレールおよび前記第２のレールは、前記第１のレールおよび前記第２のレールが前記第１の長手方向軸および前記第２の長手方向軸と略整列するように位置合わせされたときに、少なくとも１つの連結部材が前記第１の複数の開口部のうちの少なくとも１つおよび前記第２の複数の開口部のうちの少なくとも１つを通過して前記第１のレールを前記第２のレールに結合するように構成され得、次いで、第１のレールおよび第２のレールは、フィールド調整可能なブレースレールに結合され、ここで、第１のレールの遠位端および第２のレールの遠位端は、フィールド調整可能なブレースレールの反対側の端部を形成する。フィールド調整可能なブレースレールは、第１の支柱と第２の支柱とが互いに向かう動きによって誘発される圧縮力に抵抗するように、第１の開口によって第１の支柱に結合され、第２の開口によって第２の支柱に結合されるように構成され得る。

第１の開口および第２の開口のうちの少なくとも１つは、フィールド調整可能なブレースレールの対応する端部を、支柱に対して所定の向きで支柱に結合されたブラケットに結合するように構成され得る。

第１の複数の開口部は、第１の長手方向軸に実質的に平行に延びるスロットを含み得る。第２の複数の開口部は、第２の長手方向軸に実質的に直交して延びるスロットを含んでもよい。

第１のレールおよび第２のレールの少なくとも一方は、Ｌ字型の断面によって実質的に画定されてもよい。第１のレールおよび第２のレールの少なくとも一方は、閉じた断面によって実質的に規定されてもよい。閉断面は、実質的に矩形であってもよい。

第１のレールおよび第２のレールの少なくとも一方は、第１のレールおよび第２のレールの他方に摺動的に組み立てる構成であってもよい。

適応可能なフェンスブレースレールは、第１の長手方向軸および第２の長手方向軸の少なくとも一方から実質的に直交して延びる連結部材を含み得る。連結部材は、斜めの張力部材に解放可能に結合する構成としてもよい。

多数の実装が記載されている。それにもかかわらず、様々な変更がなされ得ることが理解されよう。例えば、開示された技術のステップが異なる順序で実施された場合、または開示されたシステムの構成要素が異なる様式で組み合わされた場合、または構成要素が他の構成要素で補完された場合に、有利な結果が達成され得る。したがって、他の実装は、以下の特許請求の範囲の範囲内で企図される。

Claims (35)

1. 支柱ブレースブラケットであって、
   バタフライクランプであって、
   フェンス支柱の第１の長手方向リブを受承するように構成されたリブ受承チャネルであって、前記フェンス支柱は長手方向軸に沿って延びている、リブ受承チャネルと、
   前記リブ受承チャネルの対応する近位縁から延び、前記フェンス支柱の第２の長手方向リブと位置合わせされるように構成された複数のタブであって、前記第１の長手方向リブおよび前記第２の長手方向リブは、前記長手方向軸に直交する平面において交差する、タブと、を含むバタフライクランプと、
   受承ブラケットであって、
   前記第２の長手方向リブの面から延びる少なくとも１つのスタッドを受承するように構成された締結開口を含む第１の壁部と、
   前記第１の壁部の対向する両縁から延びる２つの側壁部であって、それぞれが横方向のレールに解放可能に結合するように構成された結合開口を含む、２つの側壁部と、を含む受承ブラケットと、を含む受承ブラケットと、
   を備え、
   前記バタフライクランプと前記受承ブラケットとが前記第１の壁部の両側で一体的に結合されている場合に、前記締結開口は、前記長手方向軸に平行な並進に抵抗するために前記少なくとも１つのスタッドに係合し、前記リブ受承チャネルは、前記長手方向軸を中心とした回転に抵抗するために前記第１の長手方向リブに係合する、支柱ブレースブラケット。
2. 前記バタフライクランプと受承ブラケットが互いに結合されるときに、前記２つの側壁部は、複数の横方向のレールのそれぞれが前記フェンス支柱から実質的に直交して延びるように、複数の前記横方向のレールに解放可能に結合するように構成される、請求項１に記載の支柱ブレースブラケット。
3. 前記リブ受承チャネルの前記近位縁は、前記タブの水平面と前記近位縁の平面とを接続するオフセットブリッジを含み、これにより、前記バタフライクランプおよび前記受承ブラケットが一体的に結合されてフェンス支柱をブレースするとき、前記オフセットブリッジおよび前記受承ブラケットの第１の壁部は、前記フェンス支柱の複数の形状に適合するように構成された適応空間を形成する、請求項１に記載の支柱ブレースブラケット。
4. 前記受承ブラケットに結合された第２の受承ブラケットをさらに備える、請求項１に記載の支柱ブレースブラケット。
5. 前記２つの側壁部は、それぞれ、前記第１の壁部の対応する前記近位縁の実質的に３分の２から延びている、請求項１に記載の支柱ブレースブラケット。
6. 前記２つの側壁部は、横方向レールに解放可能に結合する２対以上の同軸配向結合開口を含む、請求項１に記載の支柱ブレースブラケット。
7. 張力モジュールであって、
   遠位端に開口を有し、ねじ付き棒が第１の長手方向軸に沿って延びるようにチャネルを通してねじ付き棒を摺動自在に受承するように構成されたルーメンを形成するチャネルと、
   第１の長手方向軸と略平行な第２の長手方向軸に沿って延びる接続リンクに結合するように構成された近位端部の連結部材と、
   リングギアが回転すると、前記ねじ付き棒が前記第１の長手方向軸に沿って移動するように誘導されるように、前記ねじ付き棒と同心円状に、かつ少なくとも部分的にねじ係合するように結合されたリングギアと、
   前記リングギアの回転軸に直交する回転軸を有する前記リングギアに作動可能に結合された第２のギアであって、前記第２のギアは、前記第２のギアが第１の回転方向に回転したときに、前記張力モジュールに対する前記ねじ付き棒の位置が変更されるように、前記第２のギアが前記ねじ付き棒を中心とした前記リングギアの回転運動を誘導するように構成される、第２のギアと、
   を備える、張力モジュール。
8. 前記第２のギアがピニオンギアからなる、請求項７に記載の張力モジュール。
9. 前記第２のギアがウォームギアからなる、請求項７に記載の張力モジュール。
10. ユーザによって操作されると、前記第２のギアの回転を誘導するように構成されるレバーアームをさらに備える、請求項７に記載の張力モジュール。
11. 前記レバーアームは、前記第２のギアに解放可能に結合されたハンドルを含む、請求項１０に記載の張力モジュール。
12. 前記リングギアは、少なくとも１つの転がり軸受によってハウジングに取り付けられている、請求項７に記載の張力モジュール。
13. 前記連結部材は、前記チャネルに対する前記接続リンクの位置が調整可能であるように前記接続リンクを受承するように構成されたねじ付きチャネルを含む、請求項７に記載の張力モジュール。
14. 張力モジュールであって、
    本体であって、前記本体は、前記本体の遠位端に開口を有するとともに前記本体を実質的に貫通するルーメンを形成するするチャネルを含み、前記チャネルは、張力調整リンクが第１の長手方向軸に沿って延びるように、前記チャネルを介して張力調整リンクを摺動可能に受承するように構成される、本体と、
    前記本体の近位端における連結要素であって、前記連結要素は、前記第１の長手方向軸と実質的に平行な第２の長手方向軸に沿って延びる接続リンクに結合するように構成される、連結要素と、
    前記張力調整リンクを前記張力モジュールと選択的に係合するように構成された張力調整モジュールであって、前記張力調整モジュールは、
    前記張力調整リンクが前記第１の長手方向軸に沿って前記ルーメン内を摺動できるように前記チャネルが構成される摺動モードと、
    前記接続リンクの近位端と前記張力調整リンクの遠位端との間の張力が調整されるように、前記張力調整モジュールに対する前記張力調整リンクの位置が変更されるように、前記張力調整モジュールが、前記張力調整リンクに対して張力調整動作を行う張力調整モードと、
    の間で選択的に作動可能である、張力調整モジュールと、
    を備える、張力モジュール。
15. 前記張力調整リンクは、ねじ付き棒からなる、請求項１４に記載の張力モジュール。
16. 前記張力調整モードは、前記張力調整モジュールが前記チャネル内の前記ねじ付き棒にねじ係合するねじモードである、請求項１５に記載の張力モジュール。
17. 前記張力調整モードにおいて、前記張力調整動作が、前記ねじ付き棒と前記張力調整モジュールとのねじ結合を含む、請求項１５に記載の張力モジュール。
18. 前記張力調整モジュールは、
    前記張力調整リンクを選択的に係合するように構成されたクランプブロックと、
    前記第１の長手方向軸に直交する力が加えられると、前記クランプブロックが前記張力調整リンクに係合して、前記張力調整モジュールに対する前記張力調整リンクの位置を調整するように、前記クランプブロックに作動可能に結合された張力印加ユニットと、
    を含む、請求項１４に記載の張力モジュール。
19. 前記クランプブロックは、前記張力調整リンクにねじ係合するように構成されたねじ面を含む、請求項１８に記載の張力モジュール。
20. 前記クランプブロックがエラストマーエンドモジュールを含む、請求項１８に記載の張力モジュール。
21. 前記エラストマーエンドモジュールは、少なくともショアＤ６０のデュロメータ定格で構成されている、請求項２０に記載の張力モジュール。
22. ロックモジュールをさらに備え、前記張力モジュールは、前記ロックモジュールが、前記張力モジュールに対して静的位置で前記張力調整リンクをクランプするロックモードでさらに選択的に作動可能である、請求項１４に記載の張力モジュール。
23. 前記連結要素は、前記張力モジュールへの過剰な張力を緩和するように構成された接続リンク受承エンドモジュールを含む、請求項１４に記載の張力モジュール。
24. 前記連結要素がコイルばねからなる、請求項１４に記載の張力モジュール。
25. 前記張力調整モジュールは、前記接続リンクの張力と前記張力調整リンクの張力とが独立して調整可能となるように、前記接続リンクに選択的に係合するようにさらに構成される、請求項１４に記載の張力モジュール。
26. 前記連結要素は、前記チャネルに対する前記接続リンクの位置が調整可能であるように前記接続リンクを受承するねじ付きチャネルを含む、請求項１４に記載の張力モジュール。
27. 前記張力調整モジュールは、前記ねじ付き棒に解放可能に結合されたマイタギアをさらに含む、請求項１５に記載の張力モジュール。
28. 適応可能なフェンスブレースレールであって、
    第１の長手方向軸に沿って延びる第１のレールであって、
    遠位端の第１の開口と、
    前記第１の長手方向軸に実質的に平行な第１の線において前記第１のレールの少なくとも一部に沿って分布する前記第１のレールの壁部における第１の複数の開口と、を含む、第１のレールと、
    第２の長手方向軸に沿って延びる第２のレールであって、
    遠位端の第２の開口と、
    前記第２の長手方向軸に実質的に平行な第２の線において前記第２のレールの少なくとも一部に沿って分布する前記第２のレールの壁部における第２の複数の開口と、を含む、第２のレールと、
    を備え、
    前記第１のレールおよび前記第２のレールは、前記第１の長手方向軸および前記第２の長手方向軸が実質的に整列するように前記第１のレールおよび前記第２のレールが位置合わせされ、また、前記第１のレールを前記第２のレールに結合するように、少なくとも１つの連結部材が前記第１の複数の開口のうちの少なくとも１つおよび前記第２の複数の開口のうちの少なくとも１つを通過すると、前記第１のレールおよび前記第２のレールがフィールド調整可能なブレースレールに結合され、前記第１のレールの前記遠位端および前記第２のレールの前記遠位端が前記フィールド調整可能なブレースレールの両端を形成し、
    前記フィールド調整可能なブレースレールは、前記第１の開口によって第１の支柱に、および前記第２の開口によって第２の支柱に結合するように構成されており、これにより、前記フィールド調整可能なブレースレールは、前記第１の支柱と前記第２の支柱とが互いに向かって移動することによって誘発される圧縮力に抵抗する、適応可能なフェンスブレースレール。
29. 前記第１の開口および前記第２の開口のうちの少なくとも１つは、前記フィールド調整可能なブレースレールの対応する端部を支柱に結合されたブラケットに、前記支柱に対して予め定められた配向で結合するように構成される、請求項２８に記載の適応可能なフェンス支持レール。
30. 前記第１の複数の開口は、第前記１の長手方向軸に対して実質的に平行に延びるスロットを含み、前記第２の複数の開口は、前記第２の長手方向軸に対して実質的に直交して延びるスロットを含む、請求項２８に記載の適応可能なフェンス支持レール。
31. 前記第１のレールおよび前記第２のレールのうちの少なくとも１つは、実質的にＬ字形の断面によって形成される、請求項２８に記載の適応可能なフェンス支持レール。
32. 前記第１のレールおよび前記第２のレールのうちの少なくとも１つは、実質的に閉断面によって形成される、請求項２８に記載の適応可能なフェンス支持レール。
33. 前記閉断面は実質的に矩形である、請求項３２に記載の適応可能なフェンス支持レール。
34. 前記第１のレールおよび前記第２のレールのうちの少なくとも１つは、前記第１のレールおよび前記第２のレールのうちの他方に摺動して組み立てられるように構成される、請求項２８に記載の適応可能なフェンス支持レール。
35. 前記第１の長手方向軸および前記第２の長手方向軸のうちの少なくとも一方から実質的に直交して延びる連結部材をさらに備え、前記連結部材は、斜めの引張部材に解放可能に結合するように構成される、請求項２８に記載の適応可能なフェンス支持レール。

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