JP2024517411A - ダイオード放射線センサ - Google Patents

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Abstract

Figure 2024517411000001
基板(3;103;203;303)と、第1のタイプのドーピングでドープされ、基板(3;103;203;303)の前面(4)に形成される半導体材料の第1の層(8)と、第1のタイプとは電気的に反対の符号の第2のタイプのドーピングでドープされるとともに、基板(3;103;203;303)内に第1の深さで形成され、それにより、第1の層(8)と第2の層(9)との間に高電界領域(10)を形成する半導体材料の第2の層(9)と、第2のタイプのドーピングでドープされ、基板(3;103;203;303)内に第1の深さよりも深い第2の深さで形成される半導体材料の第3の層(12)と、基板(3;103;203;303)の外周に形成され、基板(3;103;203;303)の前面(4)と後面(5;105;205)との間の中間領域まで基板(3;103;203;303)内に深さ方向で延在する第1の絶縁領域(15;315)とを備えるダイオード放射線センサ。パッシベーション層(18;118;218;318)が、第1の絶縁領域(8)の側壁と基板(3;103;203;303)との間に介在される。
【選択図】図2

Description

定義
本特許において、デバイスにおけるパッシベーション層は半導体材料の層を意味するが、デバイスの通常動作中にパッシベーション層が形成される基板に存在するものと同じタイプの十分に高い濃度の多数キャリアをパッシベーション層が含むため、空にされないパッシベーション層が取得される。
本発明は、放射線センサの分野、特にダイオード放射線センサの分野に適用することができる。
より詳細には、本発明は、1つ以上の電荷増倍ダイオードを有するセンサに関する。
放射線センサは、単一光子アバランシェダイオード(SPAD)を含む。単一のSPADは、ガイガーモードで動作するように分極される電荷増倍ダイオードから成る。センサは、マイクロセル又はピクセルとも呼ばれる単一のSPAD又はSPADのセットから成ることができる。複数のSPADから成るセンサは、一般に並列に接続されるSPADから成るSiPMとも呼ばれるシリコン光電子増倍管センサを含む。
一般に、図1に示されるように、マイクロセルMは、一般にエピタキシャルである半導体材料の基板Sに形成される。そのような基板Sにおいて、ドープされた半導体材料の第1の層P1は、第1のタイプの導体(異なることなく、n型又はp型であるが、基板Sのドーピングとは反対の符号であり得る)であると識別される。そのような第1の層P1は、基板Sの前面に形成される。
その後、第1の層P1と反対の符号のドープされた半導体材料の第2の層P2があり、この第2の層P2は基板S内に深さ方向で形成される。基板は、一般にP2と同じ符号であるが、より少ない量でドープされる。次いで、一般に、P2と同じ符号のドープされた最下層(bottom layer)PFが存在する。ダイオード供給源は、必ずしもそうである必要はないが、一般に、第1の層P1と最下層PFとの間にあり、供給源にしたがって、第1の層P1と第2の層P2との間又は第1の層P1と最下層PFとの間に空領域が形成される。いずれの場合も、第1の層P1と第2の層P2との間に、適切な分極の存在下で、ダイオード電荷の増倍効果をもたらすための高電界Eを伴う領域が形成される。
それぞれのSPADごとに、2つの極又は2つの電気接点のうちの少なくとも一方が、想定されるように正しく動作するためにその近傍から機能的に絶縁されなければならない。そのような理由のために、一般に電気的な、場合によっては光学的な絶縁領域Rが、通常、それらの間に形成される。実際に、隣接セル間の光学的絶縁は、必須ではないが、光学的クロストークに関して関連するノイズを低減するために望ましい。
しかしながら、このことは、デバイスの体積の一部が絶縁領域Rに専用であることを意味する。
更に、第2の層P2は、仮想ガードリング型(VGR)であり得るガードリングを実質的に得るために、すなわち、活性領域の縁部で過度に高い電界を防止するために、そのような領域Rから離間されなければならない。
したがって、SiPMでは、各SPADの高感度領域は、絶縁領域R及びガードリングVGRに起因してその総面積よりも著しく小さく、それにより、セルのいわゆるデッドエッジ(dead edge)が形成される。マイクロセルの総面積に対する高感度領域の比率としてセルのフィルファクタを定義することにより、この数が多いほど、単一セルがより効率的であることは明らかである。更に、マイクロセルが小さいほど、隆起したデッドエッジがより有害であることは明らかである。
したがって、これまで述べてきたことに関し、マイクロセルのフィルファクタは、第1に、絶縁領域の形成のために失われる空間によって影響され、第2に、仮想ガードリングを形成する必要な間隔によって影響される。
しかしながら、絶縁領域は、SiPM又は同様のタイプの光学センサにとって更にマイナスの側面も有する。
第1に、絶縁領域は、基板の前面(front surface)と後面(rear surface)の両方の連続性に影響を及ぼす。そのような2つの面のうちの一方が光子入口表面として使用されるため、そのような領域の存在がそのような面上に物理的不連続部を生み出すことは明らかである。
更に、基板の表面上の不連続部は、表面のトポグラフィの変化をもたらし、その結果、更なる要素の支持構成又は基板表面処理に問題が生じる。
本発明の目的は、上記の欠点を少なくとも部分的に克服し、入射光子がセンサ自体を形成するダイオードの電荷を増倍する効果を可能な限り最大の確率でトリガする能力に関し同等のセンサに対して改善された性能を有する放射線センサを提供することである。
特に、本発明の目的は、暗計数率を大幅に(又は過度に)増大させることなくマイクロセルのフィルファクタが従来技術の同等のセンサに対して改善されるダイオード放射線センサを提供することである。
より詳細には、本発明の目的は、絶縁領域が、基板へのより低い入射を有し、いわゆるデッドエッジの発生に対するそれらの寄与を実質的に相殺しないにしても減少させる、電荷増倍ダイオード放射線センサ(一般的にはアバランシェダイオード)を提供することである。
また、基板で発生した電荷を高電界領域に搬送し、電荷増倍効果を効果的にトリガするダイオード型の放射線センサを提供することを目的とする。
最後であるが、重要な目的は、絶縁領域が、既知の光学センサにおいて生じるものに関し、光子の入射面に対してゼロではないにしても制限された影響を及ぼすダイオード放射線センサを提供することである。
そのような目的、並びに以下でより明確になる他の目的は、本開示の不可欠な部分とみなされるべき、以下の特許請求の範囲に係るダイオード放射線センサによって達成される。
特に、ダイオード放射線センサは、必ずしもそうとは限らないが、一般的には、ガイガーモードで動作するように分極される1つ以上の電荷増倍ダイオードから成る。そのような意味で、センサは、半導体材料で形成され、2つの表面、すなわち、前面と、前面の反対側の後面とを有する基板を備える。
少なくとも前面の近くには、n型であろうとp型であろうと、第1のタイプのドーピングでドープされる半導体材料の少なくとも第1の層がある。そのような第1の層は、基板の前面の少なくとも第1の中央領域を覆うように形成される。
第1のタイプとは電気的に反対の符号の第2のタイプのドーピングでドープされる半導体材料の少なくとも第2の層も存在する。そのような第2の層は、基板内に第1の深さで形成され、第1の層と実質的に平行に延びて、センサの適切な分極の存在下で、2つの層間に高電界を伴う領域を特定する第2の領域に影響を及ぼす。言い換えれば、2つの層は、その作動面積、したがってその電荷増倍レベルが同じダイオードの電源によって決定されるようなタイプのダイオードの電荷増倍領域を形成する。
本発明の一態様によれば、放射線センサは、第2のタイプのドーピングでドープされ、第1の深さよりも深い第2の深さで基板内に形成される半導体材料の少なくとも第3の層も備える。特に、第3の層は、平面投影において横方向であり、最大で第2の領域と重なり合う第3の領域に影響を及ぼす。
上記のことから、第3の層は、第3の層が、第2の層上に部分的に重なることができるが、高電界領域のためのフレームを実質的に形成し、放射線の入射に起因して電荷の収集が生じる基板の領域との間に位置されることを主張することによって簡略化され得る。この意味で、第3の層は、好適には、基板内で生成された電荷が仮想ガードリングに向かうのを防ぎ、電荷を高電界領域に集束させる。言い換えれば、第3の層は、基板内に生成され、したがって高電界領域に向けられる電荷に関して実質的に漏斗機能を果たす。好適には、これは、そのような領域の拡張に関係なく当てはまる。
上記の実行により、センサの電圧降下の関連部分は、一般に、第1の層と第2の層との間に位置される。これは、第1の層が最も高い電界を有する領域であるからである。ほぼ同じ電圧降下が第1の層と第3の層との間でも特定される。これは、第3の層が一般に第2の層と同じ電位にあるからである。第3の層の上方でアバランシェの増大を回避するために、第3の層と第1の層との間の電圧降下が、第1の層と第2の層との間の電圧降下よりも著しく長い経路で発生されることが重要である。第2の層よりも深い第3の層の実行は、好適には、前述の経路を増大できるようにし、相殺しないにしても追加の電荷増倍を制限する。
本発明の他の態様によれば、放射線センサは、基板の外周に形成されて前面から前面と後面との間の中間領域まで同じ基板内に深さ方向で延在する少なくとも第1の絶縁領域を備える。特に、そのような第1の絶縁領域は、少なくとも第1及び第2の層上に横方向で配置される。図では、第1の絶縁領域がはるかに超えていることが観察されるが、これは本発明を限定するものとみなされるべきではない。
したがって、センサを形成する電荷増倍ダイオードの表面層間には、電気的、一般的には光学的な絶縁が存在する。しかしながら、好適には、絶縁領域によって横方向で影響されない基板の部分は、絶縁領域の悪影響を受けず、本発明の放射線センサのフィルファクタ値を増大させる。言い換えれば、絶縁領域は、下にある基板ではなく、電荷増倍が発生するダイオードの領域のみを絶縁することに限定することができ、その流入を回避することが分かる。
更に、実際にトレンチを形成するそのような絶縁領域は、両方の表面に影響を及ぼさず、前面のみに影響を及ぼすことが更に有利である。これは、後面が連続的で影響を受けず、したがって放射線の正確な入射に影響を及ぼし得る要素が存在しないか、又はいずれの場合もその高感度面を減少させるため、後面に照射されるように意図されたセンサの場合に特に有利である。
更に、追加の表面層の生成又はマイクロレンズなどの追加の要素の配置に悪影響を及ぼす可能性がある後面の不連続部はない。
更に好適には、光子収集領域の同じ体積において、本発明のセンサは、はるかに小さい高電界領域を有し、したがって、一般にセンサの暗ノイズのかなりの部分を形成するこの領域で生成されるノイズが低減される。
本発明の他の態様によれば、少なくとも1つのパッシベーション層が、第1の絶縁領域の側壁部と基板との間に、少なくとも第3の層の第2の深さから基板の後面に向かって介在される。特に、層は、デバイスの通常動作中に基板のものと同じタイプの多数キャリアを十分に高い濃度で含むため、空にはならない。
したがって、好適には、第3の層から基板の底部に向かって始まる絶縁領域の少なくとも1つの側方部分の不動態化が存在し、それにより、高電界領域を横切る最適な経路から電荷を逸脱することによって電荷の収集を妨げるか、さもなければ電荷の収集に悪影響を及ぼし得る電磁場の発生を回避する。これは、絶縁領域が電荷増倍ダイオードよりも深い場合に特に有利である。
更に好適には、パッシベーション層は、第1の絶縁領域と基板との間の界面において生成される帯電素子の収集領域内にパッシベーション層が注入されることを防止する。
更に好適には、パッシベーション層が電気接点によって分極される場合、それは、基板に入射する放射線によって生成された電荷を高電界領域に向けて集束させる能力に寄与することができる。更に、絶縁領域が第3の層に対して基板の特に深い場合、前述の電荷の搬送作用に対するその側方不動態化の寄与が明らかに重要であることが依然として有利に観察される。
本発明の更なる特徴及び利点は、添付図面を用いて非限定的な例として示される、本発明に係る光学センサの好ましいが非排他的な実施形態の詳細な説明に照らしてより明らかになる。
最新技術に係る放射線センサを概略図で示す。 本発明に係る放射線センサを概略図で示す。 図2の放射線センサの実施形態の変形例を示す。 図2の放射線センサの実施形態の変形例を示す。 図2の放射線センサの実施形態の変形例を示す。
引用された図、特に図2を参照すると、放射線センサ1は、必ずしもそうとは限らないが、一般には、ガイガーモードで動作するように分極される1つ以上の電荷増倍ダイオード2を有するものとして記載される。説明を容易にするために、図に示されるセンサ1は単一のダイオード2を備えるが、そのような態様は本発明を限定するものと見なされてはならないことは明らかである。
より詳細には、電荷増倍ダイオード2は、一般に、インパクトイオン化機構に起因してアバランシェ型である。
したがって、センサ1は基板3を備え、該基板3は、半導体材料から形成されて、2つの表面、すなわち、前面4と、前面4の反対側の後面5とを有する。
前面4上には、第1のタイプのドーピングでドープされた半導体材料の第1の層8がある。図では、そのようなドーピングはn型であるが、この態様も本発明を限定するものと見なされてはならない。実際に、本明細書本文で引用されたドーピングのタイプの逆は、本特許の目的のためにいかなる違いも生じない。
第1の層8の厚さも、センサ1の設計パラメータにしたがって任意とすることができる。一般に、図面から推定することができるものにかかわらず、本特許に示される全ての層の厚さは、本発明に対する制限を伴うことなく放射線センサの設計パラメータに従うことが規定されている。
基板3の前面上の第1の層8の位置もまた、本発明にとって非限定的であると考えられる特徴である。これは、ここには示されていない実施形態の変形例が存在し、同じ第1の層が基板の深さ方向に(ただし前面の近く)に形成され、電気接点によって前面と接続されるからである。
第1の層8は、基板3の前面4の第1の中央領域を覆うように形成される。
第1のタイプとは電気的に反対の符号の第2のタイプのドーピングでドープされる半導体材料の第2の層9も存在する。一般に、基板3にも第2のタイプのドーピングがドープされるが、第2の層のドーピングレベルよりも低いドーピングレベルでドープされる。同様に、一般に、基板の後面5上には、一般に基板のドーピングに対してより高いドーピングで、第2のタイプのドーピングによりドープされる更なる層40がある。図では、そのような更なるドープ層40が後面5全体を覆うことが分かるが、そのような態様は、更なるドープ層が基板の後面の一部のみを覆う本発明の異なる実施形態を限定するものとみなされるべきではない。
第2の層9は、基板3内の第1の深さに形成され、第2の領域に影響を及ぼすように第1の層8と実質的に平行に延在する。更に、第2の層9と第1の層8との間には、センサ1の適切な分極の存在下で、電荷増倍を発生させるための高電界領域10が検出可能である。
第1の層8及び第2の層9の外周には、同様の機能を果たすセルの縁部からの分離空間、実質的に仮想ガードリング11があり、すなわち、仮想ガードリングは、活性領域の縁部における高電界を防止する機能を有する。
本発明の一態様によれば、光学センサ1は、第2のタイプのドーピング(したがって、第2の層9のドーピングと一致する)でドープされるとともに第1の深さよりも深い第2の深さで基板3内に形成される半導体材料の第3の層12を備え、すなわち、この第3の層は、第2の層9の深さに対して深い深さで基板3内にある。特に、第3の層12は、平面投影において第2の領域の側方にある第3の領域に影響を及ぼす。
すなわち、第3の層12は、前述したように、電荷増倍ダイオード2のためのフレームを実質的に形成する。この意味で、好適には、第3の層は、基板3内で生成された電荷が仮想ガードリング11に向かうのを防ぎ、それらの電荷をインパクトイオン化による増倍が起こる高電界領域10に集束させる。
既に、実質的な漏斗効果について言及した。これは、漏斗効果が、電荷増倍効果が得られる高電界領域10への放射線の入射により基板3で発生した電荷を搬送する機能を、粗くはあるが効果的に実証するからである。
好適には、電荷の効率的な集束機構に類似するこのような搬送に起因して、少なくとも第2の層9及び高電界層10のサイズは、第1の層8のサイズではないにしても縮小することができ、それにより、以下の利点が得られる。
-仮想ガードリング11のための空間が潜在的により多く存在する。
これは、一般に重要であるが、セルの小さいサイズにとって基本的であり、仮想ガードリング11が有効であるために必要な最小サイズは、第1の層8及び第2の層9のための空間を残すことなく、セルの全幅を使用する。
-ダイオード2の容量が低減され、これにより、特にアナログSiPMで通常使用されるいわゆる「耐クエンチ性」によって得られる受動的電荷増倍クエンチ機構の場合、より速い充電時間でマイクロセルを構築することが可能になる。
-より低いカソード容量は、検出された各光子について高電界層10を通過する電荷の平均数として定義される、電荷増倍効果から導出されるより低い利得にも対応する。全体的に低い利得は、関連するノイズを少なくすることを可能にする。
しかしながら、半導体材料12の第3の層によって実行される集束効果は、更なる建設的な手段の使用も可能にする。
本発明の他の態様によれば、放射線センサ1は第1の絶縁領域15を備え、第1の絶縁領域15は、基板3の外周に形成されるとともに、前面4から始まって前面と後面5との間の中間領域まで同じ基板3内に深さ方向で延びる。特に、この図は、そのような第1の絶縁領域15が少なくとも第1の層8、第2の層9、及び第3の層12において側方に配置されることを示している。しかしながら、そのような態様は、例えば、絶縁領域が最初の2つの層に隣接するだけであるか、又は第3の層よりも深い、本発明の異なる実施形態を限定するものとみなされるべきではない。しかしながら、更なる実施形態の変形例については後述する。
一般に、絶縁領域15は、基板3をエッチングし、そのようにして得られた溝に、必ずしもそうではないが一般にはアイソレータ(一般には、同じ基板3が形成される半導体材料の酸化物)である1つ以上の材料を挿入することによって形成されるが、このような態様も本発明を限定するものとみなすべきではなく、材料は任意であってもよく、絶縁領域は、記載されたものに対して異なる方法で得ることができる。上記の場合にも依然として当てはまるが、一般には、ただし必ずしもそうではなく、半導体材料はシリコンであり、したがって酸化物はシリコンである。
いずれの場合でも、絶縁領域15の機能は、少なくともセンサ1を形成する隣接セルの表面部分間の機能的分離である。前述したように、絶縁領域15は、その後に高電界領域10に向けられる電荷の収集を妨げるか、さもなければ悪影響を及ぼし得る電界又は電磁場を生成する可能性があるため、絶縁領域15によって横方向に影響されない基板部分3は、そのような起こり得る悪影響を受けず、本発明の放射線センサ1のフィルファクタ値を増大させる。
更に、好適には、実際にはトレンチを形成するそのような絶縁領域15は、両面に影響を及ぼさず、前面4のみに影響を及ぼす。これは、後面5が連続的で影響を受けず、したがって光子の入射に影響を及ぼし得る要素がないため、後面5に照射されるように意図された放射線センサ1の場合に特に有利である。
それでも、前述したように、追加の表面層の生成又はレンズなどの追加の要素の位置決めに悪影響を及ぼし得る不連続部が後面上にない。
本発明の他の態様によれば、パッシベーション層18が、第3の層12に対する第2の深さから始まって、第1の絶縁領域15の側壁部と基板3との間に介在される。
本発明の幾つかの実施形態によれば、パッシベーション層は、第2のタイプのドーピングでドープされた半導体材料の層から成る。本発明の他の実施形態によれば、パッシベーション層は、第1の絶縁領域の対象部分を適切に分極することにより第1の絶縁領域に隣接する基板部分に適切な電荷を誘起することによって形成される。したがって、前述のパッシベーション層が形成される態様は、本発明にとって限定的な特徴ではない。
いずれの場合も、図面において、パッシベーション層18が第1の絶縁領域15全体と基板3との間に介在されることが分かるが、そのような態様は本発明を限定するものとみなされるべきではない。
したがって、好適には、絶縁領域15の前述の側壁部は、縁部において不動態化され、基板3と第1の絶縁領域15との間の界面における熱生成キャリアの注入を低減する。すなわち、センサ1の暗電流が低減される。更に、同じ不動態化によって、基板3からの電荷の収集を妨げる電磁場の発生が回避される。
図において、第3の層12によって影響を受ける第3の領域は、第1の側ではパッシベーション層18と接触しているが、反対側では、第2の層9とパッシベーション層18との間の距離と実質的に一致する長さにわたって延在することが更に分かる。
好適には、第3の層12及びパッシベーション層18は同じタイプの極性を有するため、それらの電気接点は、必要であると考えられる場合、例えばパッシベーション層18に接続された電気接点によって、それらに一緒に電力を供給することを可能にする。したがって、そのような単一の電源は、基板3に入射する光子によって生成された電荷を高電界領域10に向かって集束させる能力を高める。
明らかに、そのような特徴は、本発明を限定するものと見なされてはならない。実際には、第3の層とパッシベーション層とが互いに接触している必要がないのと同様に、第3の層とパッシベーション層との両方が供給される必要はなく、又はともに供給される必要もない。また、反対側の第3の層が第2の層とパッシベーション層との間の距離と実質的に一致する長さにわたって延在するという事実は、本発明を限定するものとみなされるべき特徴ではなく、第3の層の延在は、平面投影において第3の層と第2の層とが部分的に重なり合うように大きくなり得る。
更に、図では、第3の層12がセンサ1の表面に平行に延在することが分かるが、そのような態様もまた、本発明を限定するものとみなされるべきではなく、第3の層は、実質的に斜めの延在部又は任意の他のものを有することができる。
しかしながら、好適には、絶縁領域15が第3の層12の基板3においてより深い場合、パッシベーション層18は、第3の層12によって実行される前述の電荷の搬送作用において能動的に協働することが依然として分かる。
パッシベーション層18が第3の層12にしたがって適切に分極されていれば、そのような寄与も有利に増大する。
更に好適には、絶縁領域15が第3の層12よりも基板3において特に深い場合、前述の電荷の搬送作用に対するパッシベーション層18の寄与が確実に関連することにも留意されたい。
そのような第3の層12との協働は、今述べたことに限定されない。実際、パッシベーション層18が存在しない場合、絶縁領域15は、望ましくない電界によって基板3内の電荷の収集を妨げる可能性がある。
図では、半導体材料の第1の層8が固有ではないことが分かる。実際には、半導体材料の第4の層20が、常に第1のタイプのドーピングでドープされ、第1の層8の上方の基板3の前面4上に形成される。特に、第4の層20のドーピングは、第1の層8のドーピングよりも多い。それにより、実質的に、第1の層8がパターニングされ、すなわち、第1の層8は、好適には、特に縁部においてそれに関与する電界をモデル化することを可能にするドーピング漸次性を有する。更に、ドーピング勾配を更にモデル化するために、第4の層20及び第1の層8において異なるドーピング種を使用することができる。いずれの場合も、これは仮想ガードリング11の効果を高める。したがって、潜在的に、そのような仮想ガードリング11の拡張を低減することができる。
後者の態様は、実際には、放射線センサ1の効率に関連する。前述の場合、実際には、第1の領域の外周とパッシベーション層18(すなわち、第1の層8とパッシベーション層18との間)との間の距離は、第2の領域(したがって、第2の層9)と同じパッシベーション層18との間の距離と同様に、予め規定される。しかしながら、ここには示されていない実施形態の変形例によれば、第1の領域は、基板の前面全体を実質的に覆う絶縁領域と接触している。そのような場合、パッシベーション層が絶縁領域を所定の深さからのみ覆うことは明らかである。
基板3の前面上の第4の層20の位置もまた、本発明にとって非限定的であると考えられる特徴である。これは、同じ第4の層が、基板の深さ方向に形成され(ただし、前面の近くであり、いずれにせよ前面と第1の層との間に少なくとも部分的に介在される)、電気接点によって前面と接続される、ここには示されていない実施形態の変形例があるからである。しかしながら、他の実施形態の変形例では、同じ第4の層が成形されて前述の電気接点を備える。
以前は、本発明の利点の1つは、絶縁領域15が基板3の後面5に影響を及ぼさないことであると言われていた。しかしながら、特定の状況では、隣接するダイオード2と基板3間の結合に全体的に影響を及ぼす分離が存在することが必要な場合がある。
図3に示す実施形態の変形例によれば、センサ100が半導体材料の第5の層130を備え、この第5の層130は、第2のタイプのドーピングでドープされ、パッシベーション層118と基板103の後面105との間に介在される。そのような第5の層130は、好適には、センサ100の隣接セル間の機能的隔離を増大させることを可能にする。
更に、第5の層130は、一般には同じタイプの更なるドープ層140を有する後面105と接触している。バックライト付きセンサ100内で光子入口窓を覆うそのような更なる層140は、給電されなければならない。好適には、そのような電源は、第5の層130及びパッシベーション層118を介して、したがって、センサ100の前面に配置された電気接点を有することができる。これにより、センサ100の背面の金属化を回避することができる。
しかしながら、そのような絶縁は、図1に示される更なる実施形態の変形例によれば、特に光学レベルでは不十分であると考えることができ、図4に示すように、放射線センサ200は、基板203の外周に作られ、後面205から深さ方向に延びる第2の絶縁領域232を備える。したがって、好適には、隣接するセル間の機能的絶縁を適切に較正することができる。
この場合も、パッシベーション層218と同じ利点を有し、第2のタイプのドーピングを有し、設計パラメータに応じた厚さを有するドープ半導体材料の第6の層233が、第2の絶縁領域232と基板203との間に介在される。しかしながら、このような態様も、本発明を限定するものとみなされるべきではなく、第6の層は、異なる実施形態の変形例には存在しなくてもよい。
第2の絶縁領域232の深さも本発明を限定するものではない。言い換えれば、第2の絶縁領域232がパッシベーション層218と接することは必須ではない。第1に、実際には、本明細書に示されていない異なる実施形態の変形例によれば、第2の絶縁領域は、第6の層がパッシベーション層に接触するのと同じように第1の絶縁領域に接触する。
図5に示される更なる実施形態の変形例によれば、第1の絶縁領域315及び第2の絶縁領域332は、パッシベーション層318及び第6の層333と同様に離間したままである。隣接するセル間の機能的絶縁を確保するために、第2のタイプのドーピングを伴うドープ半導体材料の第7の層335がそれらの間に介在される。
上記に照らして、本発明の放射線センサは、全ての予め設定された目的を達成することが理解される。
特に、マイクロセルの充填率が改善されているため、同等のセンサに対して性能が改善されている。
より詳細には、絶縁領域は、基板への入射がより低く、それらを覆う特別なドーピング層の存在によって、いわゆるデッドエッジの発生に対するそれらの寄与を実質的に相殺しないにしても減少させる。
第3の層及びパッシベーション層は、基板内で発生した電荷の高電界層への搬送を改善し、電荷増倍効果を効果的に引き起こすことを可能にする。
本発明は、添付の特許請求の範囲に全て含まれる多くの変更及び変形を受ける可能性がある。更に、添付の特許請求の範囲によって規定される発明の保護範囲から逸脱することなく、全ての詳細が更に他の技術的に等価な要素によって置き換えられてもよく、材料が必要に応じて異なってもよい。

Claims (10)

  1. 1つ以上の電荷増倍ダイオード(2)を有するダイオード放射線センサにおいて、前記放射線センサ(1;100;200;300)は、
    -前面(4)と、前記前面(4)の反対側の後面(5;105;205)とを有する、半導体材料から形成される基板(3;103;203;303)と、
    -第1のタイプのドーピングでドープされ、前記基板(3;103;203;303)の前記前面(4)の少なくとも第1の中央領域を覆うように前記基板(3;103;203;303)の前記前面(4)の少なくとも近くに形成される半導体材料の少なくとも1つの第1の層(8)と、
    -前記第1のタイプとは電気的に反対の符号の第2のタイプのドーピングでドープされ、前記基板(3;103;203;303)内の第1の深さに形成される半導体材料の少なくとも1つの第2の層(9)であって、
    前記第2の層(9)が、前記第1の層(8)と前記第2の層(9)との間の第2の領域に影響を及ぼすように前記第1の層(8)と実質的に平行であり、
    前記第2の領域が、前記センサ(1;100;200;300)の分極により、電荷増倍効果をもたらすための高電界領域(10)を生成する、第2の層(9)と、
    -前記第2のタイプのドーピングでドープされ、前記第1の深さよりも深い第2の深さで前記基板(3;103;203;303)内に形成される半導体材料の少なくとも1つの第3の層(12)であって、
    平面投影において横方向であり且つ最大でも前記第2の領域と部分的に重なり合う第3の領域に影響を及ぼす、第3の層(12)と、
    -前記基板(3;103;203;303)の周囲に形成され、少なくとも前記第1の層(8)及び前記第2の層(9)に対して横方向に配置されるように前記前面(4)から前記前面(4)と前記後面(5;105;205)との間の中間領域まで前記基板(3;103;203;303)内に深さ方向で延在する少なくとも1つの第1の絶縁領域(15;315)と、
    少なくとも前記第3の層(12)の前記第2の深さから前記後面(5;105;205)に向かって前記第1の絶縁領域(8)の少なくとも側壁部と前記基板(3;103;203;303)との間に介在されるパッシベーション層(18;118;218;318)と、
    を備えるダイオード放射線センサ。
  2. 前記第1のタイプのドーピングでドープされ、前記第1の層(8)の上方の前記基板(3;103;203;303)の前記前面(4)の少なくとも近くに形成される半導体材料の少なくとも1つの第4の層(20)を備え、
    前記第4の層(20)の前記ドーピングは、前記第1の層(8)の導電率よりも大きい前記第4の層(20)の導電率を得るように前記第1の層(8)の前記ドーピングよりも多い、請求項1に記載の放射線センサ。
  3. 前記第2の領域の外周の各点は、前記パッシベーション層(18;118;218;318)から少なくとも1つの所定の距離だけ離間される、請求項1又は2に記載の放射線センサ。
  4. 第1の側で前記第3の層(12)によって影響を受ける前記第3の領域は、前記パッシベーション層(18;118;218;318)と接触しており、
    前記所定の距離と少なくとも一致する長さにわたって反対方向に延びる、請求項3に記載の放射線センサ。
  5. 前記第2のタイプのドーピングでドープされ、前記パッシベーション層(118)と前記基板(103)の前記後面(105)との間に介在される半導体材料の少なくとも1つの第5の層(130)を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の放射線センサ。
  6. 前記基板(203;303)の外周に形成され、前記後面(205)から始まって前記基板(203;303)内に深さ方向に延びる少なくとも1つの第2の絶縁領域(232;332)を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の放射線センサ。
  7. 前記第2のタイプのドーピングでドープされる半導体材料の少なくとも1ツールの第6の層(233;333)を備え、前記第6の層(233;333)は、前記第2の絶縁領域(232;332)と前記基板(203;303)との間に介在される、請求項6に記載の放射線センサ。
  8. 前記第2のタイプのドーピングでドープされ、前記パッシベーション層(318)と前記第6の層(333)との間に介在される半導体材料の少なくとも1つの第7の層(335)を備える、請求項7に記載の放射線センサ。
  9. 前記絶縁領域(15;232;332)が前記半導体材料の酸化物から形成される、請求項1から8のいずれか一項に記載の放射線センサ。
  10. 前記基板の前記後面上に前記第2のタイプのドーピングでドープされる更なる層(40;140)を備える、請求項1から9のいずれか一項に記載の放射線センサ。
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