JP2024517313A - 残留水除去装置及び食器洗浄機 - Google Patents

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朱喜青
劉日超
李翔
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Foshan Shunde Midea Washing Appliances Manufacturing Co Ltd
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/42Details
    • A47L15/4214Water supply, recirculation or discharge arrangements; Devices therefor
    • A47L15/4223Devices for water discharge, e.g. devices to prevent siphoning, non-return valves

Abstract

残留水除去装置及び食器洗浄機であって、そのうち、残留水除去装置(10)は、内部に第1通路(110)が形成された給水本体(100)と、給水本体(100)と互いに結合して、内部に第2通路(210)が形成された排水本体(200)と、を含み、そのうち、第1通路(110)は第2通路(210)と連通し、第1通路(110)は第2通路(210)と連通する連通口を有し、連通口の面積は第1通路(110)及び第2通路(210)の連通口以外の部分の横断面面積以下であり、第1通路(110)の少なくとも一部は第2通路(210)に向かう方向に横断面が徐々に減少するように設置されており、第1通路(110)と第2通路(210)との連通箇所は導水通路(120)を介して残留水出口と連通され、食器洗浄機は排水装置と残留水除去装置(10)とを含む。家電製品に残った残留水が迅速かつ効果的に完全に除去され、細菌が繁殖すること及び異臭が発生すること等を回避し、ユーザ体験を向上させることができる。【選択図】図1

Description

本願は、2021年5月12日に出願された出願番号202110520920.6及び202121015411.Xの中国特許出願の優先権を主張し、その全内容は引用により本願に組み込まれる。
本願は、家電製品の技術分野に関し、特に、残留水除去装置及び食器洗浄機に関する。
人々の生活水準の継続的な向上に伴い、家庭用食器洗浄機の乾燥性能に対する人々の要求はますます高まっている。現在、市場にあるすべての食器洗浄機には残留水問題があり、即ち、食器洗浄機の最底部にある受け皿における水を食器洗浄機の外部に完全に排出することができず、食器洗浄機の受け皿の底部に水が長時間に亘って残っていると、食器洗浄機の内部に細菌が繁殖し、異臭が発生し、ユーザ体験に深刻な影響を与える可能性がある。
現在、ベンチュリー理論に基づいて設計された残留水除去装置があり、当該装置の一端は圧力のある水道水に接続し、他端は排水管に接続し、中間部は受け皿の残留水と繋がり、水道水を装置内に供給すると中間部に負圧が発生し、負圧によって残留水をチャンバーに吸い込み、残留水は水道水とともに排水管を通って食器洗浄機の外部へ排出される。既存の残留水除去装置のベンチュリー装置は一体成形して設置されているため、残留水除去装置の製造工程が複雑になり、製造コストが高くなり、かつ、一体成形して設置されたベンチュリー装置は残留水除去の効率要求を満たすことが困難である。
上記の内容は、発明の技術案の理解を補助するためにのみ使用されており、上記の内容が従来技術として認められることを意味するものではない。
本願の主な目的は、上記の技術的課題の少なくとも1つを解決することを目的とした残留水除去装置を提案することである。
上記目的を達成するために、本願で提案される残留水除去装置は、内部に第1通路が形成された給水本体と、前記給水本体と互いに結合して、内部に第2通路が形成された排水本体と、を含み、前記第1通路は前記第2通路と連通し、前記第1通路は前記第2通路と連通する連通口を有し、前記連通口の面積は前記第1通路及び前記第2通路の前記連通口以外の部分の横断面面積以下であり、前記第1通路の少なくとも一部は前記第2通路に向かう方向において横断面が徐々に減少するように設置されており、前記第1通路と前記第2通路との連通箇所は導水通路を介して残留水出口と連通されている。
一実施例では、前記給水本体と前記排水本体との一方には中央挿入軸が設置され、他方には前記中央挿入軸に適合する中央挿入孔が設置されている。
一実施例において、前記給水本体と前記排水本体との結合箇所の外周に第1シール層が被覆されている。
一実施例において、前記給水本体と前記排水本体との結合箇所の外周に前記第1シール層が射出成形されている。
一実施例において、前記給水本体における前記排水本体に近い一端に第1制限部が設置され、前記排水本体における前記給水本体に近い一端に第2制限部が設置され、前記第1シール層は、前記第1制限部及び前記第2制限部に適合する第1嵌合部を含む。
一実施例において、前記第1制限部は、前記給水本体の周壁に開設された第1環状凹溝を含み、前記第2制限部は、前記排水本体の周壁に開設された第2環状凹溝を含み、前記第1嵌合部は、前記第1環状凹溝に嵌設された第1環状ボスと、前記第2環状凹溝に嵌設された第2環状ボスとを含み、前記第1シール層は、前記第1環状ボス及び前記第2環状ボスを接続する第1シールリングを更に含む。
一実施例において、前記第1シール層は、プラスチック材質で製造される。
一実施例において、前記残留水除去装置は更に給水継手を含み、前記給水継手は前記給水本体における前記排水本体から離れた一端に密封接続され、前記給水継手内には前記第1通路と連通する給水通路が形成され、前記給水通路内には第1逆止弁が設置され、前記第1逆止弁は前記給水通路から第1通路へ一方向に導通される。
一実施例において、前記給水継手と前記給水本体との一方の端面には第1制限ポストが設置され、他方には第1制限スロットが設置され、前記第1制限ポストと前記第1制限スロットとは互いに嵌合する。
一実施例において、前記給水継手と前記給水本体とは互いに結合されており、前記給水本体と前記給水継手との結合箇所の外周には第2シール層が被覆されている。
一実施例において、前記給水本体と前記給水継手との結合箇所の外周に前記第2シール層が射出成形されている。
一実施例において、前記残留水除去装置は更に排水継手を含み、前記排水継手は前記排水本体における前記給水本体から離れた一端に密封接続され、前記排水継手内には前記第2通路と連通する排水通路が形成され、前記排水通路内には第2逆止弁が設置され、前記第2逆止弁は前記第2通路から排水通路へ一方向に導通される。
一実施例において、前記排水継手と前記排水本体とは互いに結合されており、前記排水本体と前記排水継手との結合箇所の外周には第3シール層が被覆されている。
一実施例において、前記排水本体と前記排水継手との結合箇所の外周に前記第3シール層が射出成形されている。
一実施例において、前記残留水除去装置は喉部を更に含み、前記喉部は前記給水本体に接続し、前記喉部の内部に前記第1通路の出水端と連通する喉通路が形成され、前記喉通路の横断面面積は、前記第1通路及び前記第2通路の横断面面積よりも小さく、前記喉部の外周に環状チャンバーが形成され、前記喉通路は前記環状チャンバーを介して前記第2通路と連通され、前記環状チャンバーは前記導水通路と連通している。
一実施例において、前記環状チャンバーは前記給水本体内に設置され、及び/又は、前記環状チャンバーは、内径が前記第1通路から前記第2通路に向かって徐々に小さくなるように設置された漸減区間を含む。
本願で提案される食器洗浄機は、給水口及び残留水出口を有する受け皿を含む排水装置と、給水本体と排水本体とを含む残留水除去装置と、を含み、給水本体の内部には第1通路が形成され、排水本体は前記給水本体と互いに結合して、前記排水本体の内部には第2通路が形成され、前記第1通路は前記第2通路と連通し、前記第1通路は前記第2通路と連通する連通口を有し、前記連通口の面積は前記第1通路及び前記第2通路の前記連通口以外の部分の横断面面積以下であり、前記第1通路の少なくとも一部は前記第2通路に向かう方向において横断面が徐々に減少するように設置されており、前記第1通路と前記第2通路との連通箇所は導水通路を介して残留水出口と連通され、前記残留水除去装置は給水本体が前記給水口と連通し、前記残留水除去装置は第1通路と第2通路との連通箇所が導水通路を介して前記残留水出口と連通している。
本願の残留水除去装置は、給水本体の第1通路と排水本体の第2通路とがベンチュリー管構造を構成するようにする。第1通路は圧力のある水道水に接続し、第2通路は排水管に接続し、第1通路と第2通路との連通箇所は導水通路を介して残留水出口に連通されることにより、水道水が第1通路から第2通路へ流れると、第1通路と第2通路との連通箇所に負圧が発生し、負圧によって残留水出口から流出された残留水が導水通路を介して第1通路と第2通路との連通箇所に吸い込まれ、残留水と水道水とは、第2通路を通って排水管へ流れ、家電製品の外部へ排出される。このようにして、家電製品に残った残留水が迅速かつ効果的に完全に除去され、細菌が繁殖すること及び異臭が発生すること等を回避し、ユーザ体験を向上させることができる。且つ、ウォーターポンプとヒーターとの組み合わせで残留水を除去する構成に比べて、本装置は構成が簡単で、ウォーターポンプの目詰まりのリスクもなく、残留水除去効率と安全性がより高い。
また、給水本体と排水本体とを別体に設置することで、給水本体と排水本体との一体成形の困難性を低減し、成形工程を簡略化することができ、更に、製造コストを低減することができる一方、給水本体及び/又は排水本体の内部構成をより複雑に設計できるので、給水本体及び/又は排水本体の内部通路を設計し、更に構造設計(例えば、給水本体と排水本体との接続箇所に環状チャンバーを設置すること)により、残留水除去装置の吸引効果を向上させ、残留水除去装置の残留水収容量を増大させ、残留水除去装置の残留水吸着効率及び効果を効果的に向上させることができる。
本願の実施例または従来技術の技術案をより明確に説明するために、以下、実施例または従来技術の記述に使用される必要な図面を簡単に説明し、以下の図面は、本願のいくつかの実施例にすぎず、当業者にとって、創造的な労力を払わずにこれらの図面に示された構成に基づいて他の関連図面を得ることも明らかである。
本願の残留水除去装置の一実施例の構造模式図である。 図1におけるA部の一部拡大図である。 図1における残留水除去装置の分解構造模式図である。 図3における給水本体と排水本体との一部の構造模式図である。 図3における給水継手部の構造模式図である。 図3における排水継手部の構造模式図である。
10 残留水除去装置
100 給水本体
110 第1通路
111 給水端
112 出水端
120 導水通路
130 第1制限部
140 中央挿入孔
150 第4制限部
160 第1制限ポスト
170 環状チャンバー
171 漸減区間
200 排水本体
210 第2通路
220 第2制限部
230 中央挿入軸
240 第6制限部
250 第2制限ポスト
300 給水継手
310 給水通路
320 第3制限部
330 第1制限スロット
400 排水継手
410 排水通路
420 第5制限部
430 第2制限スロット
510 第1シール層
511 第1嵌合部
512 第1シールリング
520 第2シール層
521 第2嵌合部
522 第2シールリング
530 第3シール層
531 第3嵌合部
532 第3シールリング
600 第1逆止弁
700 第2逆止弁
800 喉部
810 喉通路
本願の目的の実現、機能特徴及び利点について、実施例と結合し、添付図面を参照して更に説明する。
説明する必要なものとして、本願の実施例において、「第1」、「第2」などに関する記述がある場合、当該「第1」、「第2」などの記述は、記述的な目的のためにのみ使用され、それらの相対的な重要性を示すまたは暗示するものとして、または示された技術的特徴の数を暗黙的に指定するものとして理解できない。したがって、「第1」及び「第2」で限定される特徴は、明示的または暗黙的に少なくとも1つの当該特徴を含むことが可能である。なお、全文中に記載される「及び/又は」とは、三つの並列案を含むことを意味する。例えば、「A及び/又はB」は、A案、又はB案、又はA及びBの両方が同時に満たされる案を意味する。
本願は、家電製品用の残留水除去装置を提案するものである。当該家電製品は、食器洗浄機や洗濯機などの残留水を除去する必要がある電気器具であってもよい。
本願の実施例において、図1~図3に示すように、残留水除去装置10は、給水本体100と排水本体200とを含む。給水本体100の内部には第1通路110が形成され、排水本体200と給水本体100とは互いに結合され、排水本体200の内部には第2通路210が形成されている。そのうち、第1通路110は第2通路210と連通し、第1通路110は第2通路210と連通する連通口を有し、連通口の面積は第1通路110及び第2通路210の連通口以外の部分の横断面面積以下であり、第1通路110の少なくとも一部は第2通路210に向かう方向に横断面が徐々に減少するように設置されており、第1通路110と第2通路210との連通箇所は導水通路120を介して残留水出口と連通されている。
本実施例において、給水本体100は給水管と連通するためのものであり、給水本体100は給水管と直接に連通してもよいし、給水継手300などの構成物を介して給水管と間接に連通してもよい。排水本体200は排水管と連通するためのものであり、排水本体200は排水管と直接に連通してもよいし、排水継手400などの構成物を介して排水管と間接に連通してもよい。当該排水管は家電製品の排水口に接続された排水管でもよいし、別途に設置された排水管でもよい。導水通路120は直接に残留水出口に結合されてもよいし、導水管などの構成物によって残留水出口との結合を実現してもよい。導水通路120は第1通路110と第2通路210との連通箇所と連通すれば、導水通路120は導水管の内チャンバーによって形成されてもよいし、給水継手300または排水継手400内に開設された通路であってもよい。選択的に、加工を容易にするために、給水本体100及び排水本体200は、全体として管状に設置される。もちろん、給水本体100及び排水本体200は、他の形状に設置されることも可能であり、給水本体100及び排水本体200の形状は、実際のニーズに応じて選択及び設計することができ、ここでは、特に限定しない。
給水本体100と排水本体200とは互いに結合されており、具体的に、給水本体100と排水本体200とは端部が対向して接続されている。具体的に、給水本体100と排水本体200とは、差込構造または制限構造を設けることにより、互いに差込接続することができる。もちろん、いくつかの実施例において、給水本体100と排水本体200との端面を互いに結合することも可能である。給水本体100と排水本体200とを別体に設置することによって、給水本体100と排水本体200との一体成形の困難性を低減し、成形工程を簡略化することができ、更に、製造コストを低減することができる一方、給水本体100及び/又は排水本体200の内部構成をより複雑に設計できるので、給水本体100と排水本体200との内部通路を設計し、更に構造設計(例えば、給水本体100と排水本体200との接続箇所に環状チャンバーを設置すること)により、残留水除去装置の吸引効果を向上させ、残留水除去装置10の残留水収容量を増大させ、残留水除去装置10の残留水吸着効率及び効果を効果的に向上させることができる。
第1通路110は、給水本体100の軸方向に沿って給水本体100を貫通するように設置され、第2通路210は、排水本体200の軸方向に沿って排水本体200を貫通するように設置される。流体抵抗を低減するために、選択的に、第1通路110及び第2通路210の横断面は、円形に設置され、第1通路110及び第2通路210は、同軸に設置される。第1通路110と第2通路210とは互いと連通されており、第1通路110と第2通路210とは直接に結合して連通されており、第1通路110と第2通路210との連通箇所は喉口である。第1通路110と第2通路210とは喉通路810を介して連通することも可能である。当該喉通路810は給水本体100内に形成されてもよいし、排水本体200内に形成されてもよい。
第1通路110の給水端111は第2通路210から離れた一端であり、第1通路110の出水端112は第2通路210に近い一端である。第1通路110の連通口の面積を第1通路110及び第2通路210の連通口以外の部分の横断面面積よりも小さくすることにより、第1通路110の横断面面積をその給水端111から第2通路210に向かって徐々に小さく設置し、第1通路110及び第2通路210がベンチュリー管構造を形成する。第2通路210の横断面面積は、第1通路110に近い一端から第1通路110から離れた一端に向かって徐々に大きくなるように設置したり、第1通路110の横断面面積が軸方向で等しくなるように設置したりすることができる。第1通路110は圧力のある水道水に接続し、第2通路210は排水管に接続し、第1通路110と第2通路210との連通箇所は導水通路120を介して残留水出口に接続されることにより、水道水が第1通路110から第2通路210へ流れると、第1通路110と第2通路210との連通箇所に負圧が発生し、負圧によって残留水出口から流出された残留水が導水通路120を介して第1通路110と第2通路210との連通箇所に吸い込まれ、残留水と水道水とは、第2通路210を介して排水管へ流れ、家電製品の外部へ排出される。このようにして、家電製品に残った残留水が迅速かつ効果的に完全に除去され、細菌が繁殖すること及び異臭が発生すること等を回避し、ユーザ体験を向上させることができる。且つ、ウォーターポンプとヒーターとの組み合わせで残留水を除去する構成に比べ、本装置は構成が簡単で、ウォーターポンプの目詰まりのリストもなく、より効率的で安全な残留水除去が可能である。
本願の残留水除去装置10は、給水本体100の第1通路110と排水本体200の第2通路210とがベンチュリー管構造を構成するようにする。第1通路110は圧力のある水道水に接続し、第2通路210は排水管に接続し、第1通路110と第2通路210との連通箇所は導水通路120を介して残留水出口に接続されることにより、水道水が第1通路110から第2通路210へ流れると、第1通路110と第2通路210との連通箇所に負圧が発生し、負圧によって残留水出口から流出された残留水が導水通路120を介して第1通路110と第2通路210との連通箇所に吸い込まれ、残留水と水道水とは、第2通路210を介して排水管へ流れ、家電製品の外部へ排出される。このようにして、家電製品内に残った残留水が迅速かつ効果的に完全に除去され、細菌が繁殖すること及び異臭が発生すること等を回避し、ユーザ体験を向上させることができる。且つ、ウォーターポンプとヒーターとの組み合わせで残留水を除去する構成に比べ、本装置は構成が簡単で、ウォーターポンプの目詰まりのリスクもなく、より効率的で安全な残留水除去が可能である。
また、給水本体100と排水本体200とを別体に設置することによって、給水本体100と排水本体200との一体成形の困難性を低減し、成形工程を簡略化することができ、更に、製造コストを低減することができる一方、給水本体100及び/又は排水本体200の内部構成をより複雑に設計できるので、給水本体100と排水本体200との内部通路を設計し、更に構造設計(例えば、給水本体100と排水本体200との接続箇所に環状チャンバーを設置すること)により、残留水除去装置の吸引効果を向上させ、残留水除去装置10の残留水収容量を増大させ、残留水除去装置10の残留水吸着効率及び効果を効果的に向上させることができる。
一実施例において、図1~図4に示すように、給水本体100と排水本体200との一方には中央挿入軸230が設置され、他方には中央挿入軸230に適合する中央挿入孔140が設置される。
本実施例において、具体的に、中央挿入軸230は、給水本体100と排水本体200との一方の端面の中央に設置される。中央挿入軸230と中央挿入孔140との嵌合により、給水本体100と排水本体200とが仮固定され、給水本体100と排水本体200との同軸度が保証され、ひいては、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周を第1シール層510で被覆することがより容易になる。選択的に、中央挿入軸230が中央挿入孔140に緊密に嵌合されていれば、給水本体100と排水本体200との仮固定時の接続安定性を保証できる。
一実施例において、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周に第1シール層510が被覆されている。
給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周に第1シール層510が被覆されていると、第1シール層510は、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周に嵌設されていてもよいし、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周に接着されていてもよいし、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周に射出成形されていてもよい。ここで、第1シール層と給水本体100及び排水本体200との接続態様は限定されず、給水本体100と排水本体200との結合箇所をシールするように、第1シール層510は給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周を被覆すればよい。第1シール層510の材質は、必要に応じて選択して限定することができ、例えば、第1シール層510はゴム材質でもよく、その場合、第1シール層510は、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周を接着、包着、嵌着などの方法で被覆することができる。第1シール層510はプラスチック材質でもよく、その場合、第1シール層510は、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周を射出成形方式により被覆することができる。
また、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周を第1シール層510で被覆することにより、給水本体100と排水本体200との端面にシール部材を設置することより、給水本体100と排水本体200との結合箇所におけるシールを実現するとともに、給水本体100と排水本体200との接続作用を果たすことができ、給水本体100と排水本体200との結合箇所の耐圧強度を高くすることができ、高圧状態でも水漏れしないようにシール保持することができる。また、給水本体100と排水本体200とを超音波にて溶接することより、給水本体100と排水本体200との接続の一貫性を保証しやすく、浸水リスクを低減し、ひいては残留水除去装置10の全体的なシール効果を向上させることができる。
更に、図1及び図2を参照して、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周に第1シール層510が射出成形される。
本実施例において、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周に第1シール層510が射出成形されることで、給水本体100と排水本体200との結合箇所に対して接着剤被覆処理を実行する。具体的に、当該第1シール層510は、接着剤被覆リングである。選択的に、第1シール層510は、プラスチック材質で製造される。当該プラスチック材料として、具体的に、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等を挙げることができる。第1シール層510の厚さ及び幅は、ここで具体的に限定されないが、実際のニーズに応じて選択及び設計することができる。給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周に第1シール層510を射出成形することにより、給水本体100と排水本体200との結合箇所のシールを実現するだけでなく、給水本体100と排水本体200とを射出成形工程により接続させるので、給水本体100と排水本体200とを接続するために別途に他の構造を設ける必要がなく、シール性が良く、接続信頼性が良い。即ち、給水本体100と排水本体200との接続箇所は耐圧強度が高く、高圧状態でも水漏れしないようにシール保持することができる。給水本体100と排水本体200とを通常のシールリング方式で密封することより、装置は簡単で信頼性があり、装置の部品点数を減らし、組立工程を簡略化し、長時間使用時の漏水リスクを低減することができる。また、給水本体100と排水本体200とを超音波にて溶接することより、給水本体100と排水本体200との接続の一貫性を保証しやすく、浸水リスクを低減することができる。
一実施例において、図2に示すように、給水本体100における排水本体200に近い一端に第1制限部130が設置され、排水本体200における給水本体100に近い一端に第2制限部220が設置され、第1シール層510は、第1制限部130及び第2制限部220に適合する第1嵌合部511を含む。
本実施例において、第1制限部130は、具体的に、給水本体100の周壁に設置された凹溝及び/又は突起を含むことができる。当該凹溝と突起との数は1つでもよいし、複数でもよい。複数の凹溝や突起は、給水本体100の軸方向に間隔を空けて設置されてもよいし、給水本体100の周方向に間隔を空けて設置されてもよい。同様に、第2制限部220も、具体的に、排水本体200の周壁に設置された凹溝及び/又は突起を含むことができる。当該凹溝と突起との数は1つでもよいし、複数でもよい。複数の凹溝や突起は、排水本体200の軸方向に間隔を空けて設置されてもよいし、排水本体200の周方向に間隔を空けて設置されてもよい。第1嵌合部511は、具体的に、突起/凹溝に適合する凹溝/突起を含む。給水本体100に第1制限部130が設置され、排水本体200に第2制限部220が設置され、第1シール層510が第1制限部130と第2制限部220とに適合する第1嵌合部511を含むことにより、第1シール層510が給水本体100と排水本体200との結合箇所に射出成形されやすくする一方、第1シール層510と給水本体100及び排水本体200との接触面積を大きくすることができ、第1シール層510と給水本体100及び排水本体200との接続が緊密で安定するように保証すると同時に、第1制限部130、第2制限部220と第1嵌合部511は構造シールでき、多重シールでき、更に給水本体100及び排水本体200に対する第1シール層510のシール効果を向上できる。
更に、図1乃至図4を参照すると、第1制限部130は、給水本体100の周壁に開設された第1環状凹溝を含み、第2制限部220は、排水本体200の周壁に開設された第2環状凹溝を含み、第1嵌合部511は、第1環状凹溝に嵌設された第1環状ボスと、第2環状凹溝に嵌設された第2環状ボスとを含み、第1シール層510は、第1環状ボス及び第2環状ボスを接続する第1シールリング512を更に含む。
本実施例において、給水本体100及び排水本体200に対する第1シール層510の接続シール性を保証するために、通常、給水本体100と排水本体200との外径は同じであり、給水本体100と排水本体200とが同軸に設置されている。開設された第1環状凹溝の深さと開設された第2環状凹溝の深さとは一致していることが可能である。第1環状凹溝と第2環状凹溝の数は1つでもよいし、複数でもよい。第1環状凹溝及び第2環状凹溝の数が複数である場合、複数の第1環状凹溝及び複数の第2環状凹溝は、給水本体100の軸方向に間隔を空けて配置される。
第1制限部130は、給水本体100の周壁に開設された第1環状凹溝を含み、第2制限部220は、排水本体200の周壁に開設された第2環状凹溝を含むことにより、第1環状凹溝と第2環状凹溝とは接着剤収容溝を構成する。第1シール層510が給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周に射出成形されると、熔融したシール材は第1環状凹溝及び第2環状凹溝に均等に充填されることで、それぞれ第1環状ボスと第2環状ボスとを形成するとともに、第1環状ボスと第2環状ボスとを接続する第1シールリング512を形成する。このような構成により、給水本体100と排水本体200との接続をより強固にし、両者のシール効果をより良くすることができる一方、給水本体100と排水本体200との同軸度を保証することができるので、接着剤被覆した後装置全体の寸法精度を確保し、浸水リスクを低減することができる。
実際には、給水本体100と排水本体200とを接続する手順は、以下のようにすることができる。
まず、給水本体100と排水本体200とを相互に挿着する。
次に、挿着された給水本体100と排水本体200とを接着剤被覆金型のキャビティに入れる。
再び、接着剤被覆材を給水本体100と排水本体200との環状凹溝に充填し、給水本体100と排水本体200との挿着箇所の表面を覆って接着剤被覆層(第1シール層510)を形成するように、液体である接着剤被覆材を接着剤被覆金型のキャビティに注入する。
最後に、接着剤被覆層を成形した後、接続された給水本体100と排水本体200を取り出す。
一実施例では、図1、図3及び図5を参照して、残留水除去装置10は更に給水継手300を含み、給水継手300は給水本体100における排水本体200から離れた一端に密封接続され、給水継手300内には第1通路110と連通する給水通路310が形成され、給水通路310内には第1逆止弁600が設置され、第1逆止弁600は給水通路310から第1通路110へ一方向に導通される。
本実施例では、給水継手300は、具体的に管状構造である。もちろん、給水継手300は、他の形状の構造でもよい。給水通路310は、給水継手300の軸方向に沿って給水継手300を貫通するように設置され、給水継手300の一端は給水本体100に接続され、他端は水道管に接続されるために使用される。流体抵抗を低減するために、選択的に、第1通路110及び給水通路310の横断面は、円形に設置され、第1通路110及び給水通路310は、同軸に設置される。給水継手300と給水本体100との密封接続の方式は、例えば、シールリングによる密封接続、シール接着剤による接続、接着剤被覆による接続など、多数の方式があり、ここでは詳しく列挙しない。具体的に、第1逆止弁600を、給水通路310における第1通路110に近い一端に取り付けることができる。第1逆止弁600の構成は多種多様であるが、給水通路310から第1通路110への一方向導通を実現し、第1通路110における水が給水通路310に還流するのを防止することができればよく、ここでは第1逆止弁600の構成について具体的に限定しない。給水継手300と給水本体100とを別体に設置することにより、第1逆止弁600を給水継手300内に取り付けることが容易になる。第1逆止弁600を給水継手300内に集積することにより、第1逆止弁600を給水管内に設置することより、第1逆止弁600の取り付けがより容易になり、しかも残留水除去装置10の集積度が高く、全体構造がよりコンパクトであり、モジュール化生産に有利である。
一実施例では、図3~図5を参照して、給水継手300と給水本体100との一方の端面には第1制限ポスト160が設置され、他方には第1制限スロット330が設置され、第1制限ポスト160と第1制限スロット330とは互いに嵌合する。
本実施例では、第1制限ポスト160の数は1つでもよいし、複数でもよい。第1制限ポスト160が1つである場合、第1制限ポスト160は、給水継手300または給水本体100の端面の中央部に設置されてもよいし、端面における周縁に近い位置に設置されてもよい。第1制限ポスト160の数が複数である場合、複数の第1制限ポスト160を給水本体100の周方向に間隔を空けて設置することができる。一実施例では、給水本体100の端面には、複数の第1制限ポスト160が設置され、複数の第1制限ポスト160は、給水本体100の周方向に間隔を空けて設置されている。第1制限ポスト160と第1制限スロット330との嵌合により、給水本体100と給水継手300とが仮固定され、給水本体100と排水本体200との同軸度が保証され、ひいては、給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周を第2シール層520で被覆することがより容易になる。選択的に、第1制限ポスト160が第1制限スロット330に緊密に嵌合されていれば、給水本体100と給水継手300との仮固定時の接続安定性を保証できる。
上記実施例に加えて、更に、図1及び図3に示すように、給水継手300と給水本体100とは互いに結合されており、給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周には第2シール層520が被覆されている。
本実施例では、給水継手300と給水本体100とは互いに結合されており、具体的に、給水継手300と給水本体100とは端部が対向して接続される。給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周に第2シール層520が被覆されていると、第2シール層520は、給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周に嵌設されていてもよいし、給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周に接着されていてもよいし、給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周に射出成形されていてもよい。ここで、第2シール層520と給水本体100及び給水継手300との接続態様は限定されず、給水本体100と給水継手300との結合箇所をシールするように第2シール層520は給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周を被覆すればよい。第2シール層520の材質は、必要に応じて選択して限定することができ、例えば、第2シール層520はゴム材質でもよく、その場合、第2シール層520は、給水本体100と排水本体200との結合箇所の外周を接着、包着、嵌着などの方法で被覆することができる。第2シール層520はプラスチック材質でもよく、その場合、第2シール層520は、給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周を射出成形方式により被覆することができる。
給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周を第2シール層520で被覆することにより、給水本体100と給水継手300との端面にシール部材を設置することより、給水本体100と給水継手300との結合箇所におけるシールを実現するとともに、給水本体100と給水継手300との接続作用を果たすことができ、給水本体100と給水継手300との結合箇所の耐圧強度を高くすることができ、高圧状態でも水漏れしないようにシール保持することができる。また、給水本体100と給水継手300とを超音波にて溶接することより、給水本体100と給水継手300との接続の一貫性を保証しやすく、浸水リスクを低減し、ひいては残留水除去装置10の全体的なシール効果を向上させることができる。
一実施例において、図5を併せて参照して、給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周に第2シール層520が射出成形される。
本実施例において、給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周に第2シール層520が射出成形されることで、給水本体100と給水継手300との結合箇所に対して接着剤被覆処理を実行する。具体的に、当該第2シール層520は、接着剤被覆リングである。選択的に、第2シール層520は、プラスチック材質で製造される。プラスチック材料として、具体的に、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等を挙げることができる。第2シール層520の厚さ及び幅は、ここで具体的に限定されないが、実際のニーズに応じて選択及び設計することができる。給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周に第2シール層520を射出成形することにより、給水本体100と給水継手300とのシールを実現するだけでなく、給水本体100と給水継手300とを射出成形工程により接続させるので、給水本体100と排水本体200とを接続するために別途に他の構造を設ける必要がなく、シール性が良く、接続信頼性が良い。即ち、給水本体100と給水継手300との接続箇所は耐圧強度が高く、高圧状態でも水漏れしないようにシール保持することができる。給水本体100と給水継手300とを通常のシールリング方式で密封することより、装置は簡単で信頼性があり、装置の部品点数を減らし、組立工程を簡略化し、長時間使用時の漏水リスクを低減することができる。また、給水本体100と給水継手300とを超音波にて溶接することより、給水本体100と給水継手300との接続の一貫性を保証しやすく、浸水リスクを低減することができる。
一実施例において、図1、図3及び図5に示すように、給水継手300における給水本体100に近い一端に第3制限部320が設置され、給水本体100における給水継手300に近い一端に第4制限部150が設置され、第2シール層520は、第2制限部及び第3制限部320に適合する第2嵌合部521を含む。
本実施例において、第3制限部320は、具体的に、給水継手300の周壁に設置された凹溝及び/又は突起を含むことができる。当該凹溝と突起の数は1つでもよいし、複数でもよい。複数の凹溝や突起は、給水継手300の軸方向に間隔を空けて設置されてもよいし、給水継手300の周方向に間隔を空けて設置されてもよい。同様に、第4制限部150も、具体的に、給水本体100の周壁に設置された凹溝及び/又は突起を含むことができる。当該凹溝と突起の数は1つでもよいし、複数でもよい。複数の凹溝や突起は、給水本体100の軸方向に間隔を空けて設置されてもよいし、給水本体100の周方向に間隔を空けて設置されてもよい。第2嵌合部521は、具体的に、突起/凹溝に適合する凹溝/突起を含む。給水継手300に第3制限部320が設置され、給水本体100に第4制限部150が設置され、第2シール層520が第3制限部320と第4制限部150とに適合する第2嵌合部521を含むことにより、第2シール層520が給水本体100と給水継手300との結合箇所に射出成形されやすくする一方、第2シール層520と給水本体100及び給水継手300との接触面積を大きくすることができ、第2シール層520と給水本体100及び給水継手300との接続が緊密で安定するように保証すると同時に、第3制限部320、第4制限部150と第2嵌合部521は構造シールでき、多重シールでき、更に給水本体100及び給水継手300に対する第2シール層520のシール効果を向上できる。
更に、第3制限部320は、給水継手300の周壁に開設された第3環状凹溝を含み、第4制限部150は、給水本体100の周壁に開設された第4環状凹溝を含み、第2嵌合部521は、第3環状凹溝に嵌設された第3環状ボスと、第4環状凹溝に嵌設された第4環状ボスとを含み、第2シール層520は、第3環状ボス及び第4環状ボスを接続する第2シールリング522を更に含む。
本実施例において、給水本体100及び給水継手300に対する第2シール層520の接続シール性を保証するために、通常、給水本体100と給水継手300とを同軸に設置する。開設された第3環状凹溝の深さと開設された第4環状凹溝の深さとは一致していることが可能である。第3環状凹溝と第4環状凹溝の数は1つでもよいし、複数でもよい。第3環状凹溝及び第4環状凹溝の数が複数である場合、複数の第3環状凹溝及び複数の第4環状凹溝は、給水本体100の軸方向に間隔を空けて設置される。
第3制限部320は、給水継手300の周壁に開設された第3環状凹溝を含み、第4制限部150は、給水本体100の周壁に開設された第4環状凹溝を含むことにより、第3環状凹溝と第4環状凹溝とは接着剤収容溝を構成する。第2シール層520が給水本体100と給水継手300との結合箇所の外周に射出成形されると、熔融したシール材は第3環状凹溝及び第4環状凹溝に均等に充填されることで、それぞれ第3環状ボスと第4環状ボスとを形成するとともに、第3環状ボスと第4環状ボスとを接続する第2シールリング522を形成する。このような構成により、給水本体100と給水継手300との接続をより強固にし、両者のシール効果をより良くすることができる一方、給水本体100と給水継手300との同軸度を保証することができるので、接着剤被覆した後装置全体の寸法精度を確保し、浸水リスクを低減することができる。
実際には、給水継手300と給水本体100とを接続する手順は、以下のようにすることができる。
まず、給水継手300と給水本体100とを相互に挿着する。
次に、挿着された給水本体100と給水継手300とを接着剤被覆金型のキャビティに入れる。
再び、接着剤被覆材を給水継手300と給水本体100との環状凹溝に充填し、給水継手300と給水本体100との挿着箇所の表面を覆って接着剤被覆層を形成するように、液体である接着剤被覆材を接着剤被覆金型のキャビティに注入する。
最後に、接着剤被覆層を成形した後、接続された給水継手300と給水本体100とを取り出す。
給水継手300と給水本体100とを相互に挿着する工程を、挿着された給水本体100と排水本体200とを接着剤被覆金型のキャビティに入れる工程の前に実行することができることが理解される。即ち、給水継手300、給水本体100、排水本体200の3者を相互に挿着させた後、挿着された給水継手300、給水本体100、排水本体200を一緒に接着剤被覆金型の中に入れて接着剤被覆処理を実行することが可能である。もちろん、給水継手300と給水本体100とを相互に挿着する工程は、接着剤被覆層を成形した後、接続された給水本体100と排水本体200とを取り出す工程の後に実行されてもよい。即ち、給水本体100と排水本体200とを接着剤被覆して接続してから、給水本体100と給水継手300とを接着剤被覆して接続する。
一実施例では、図1、図3及び図6に示すように、残留水除去装置10は更に排水継手400を含み、排水継手400は排水本体200における給水本体100から離れた一端に密封接続され、排水継手400内には第2通路210と連通する排水通路410が形成され、排水通路410内には第2逆止弁700が設置され、第2逆止弁700は第2通路210から排水通路410へ一方向に導通される。
本実施例では、排水継手400は、具体的に管状構造である。もちろん、排水継手400は、他の形状の構成でもよい。排水通路410は、排水継手400の軸方向に排水継手400を貫通するように設置し、排水継手400の一端は排水本体200に接続され、他端は排水管に接続されるために使用される。流体抵抗を低減するために、選択的に、第2通路210及び排水通路410の横断面は円形に設置され、第2通路210及び排水通路410は、同軸に設置される。排水継手400と排水本体200との密封接続の方式は、例えばシールリングによる密封接続、シール接着剤による接続、接着剤被覆による接続など、多数の方式があり、ここでは詳しく列挙しない。具体的に、第2逆止弁700を、排水通路410における第2通路210に近い一端に取り付けることができる。第2逆止弁700の構成は多種多様であるが、第2通路210から排水通路410への一方向導通を実現し、排水通路410における水が第2通路210に還流するのを防止することができればよく、ここでは第2逆止弁700の構成について具体的に限定しない。排水継手400と排水本体200とを別体に設置することにより、第2逆止弁700を排水継手400内に取り付けることが容易になる。第2逆止弁700を排水継手400内に集積することにより、第2逆止弁700を排水管内に設置することより、第2逆止弁700の取り付けがより容易になり、しかも残留水除去装置10の集積度が高く、全体構造がよりコンパクトであり、モジュール化生産に有利である。
一実施例では、図3、図4及び図6に示すように、排水継手400と排水本体200との一方の端面には第2制限ポスト250が設置され、他方には第2制限スロット430が設置され、排水継手400と排水本体200との相対的な回転を制限するように、第2制限ポスト250と第2制限スロット430とは互いに嵌合する。
本実施例では、第2制限ポスト250の数は1つでもよいし、複数でもよい。第2制限ポスト250が1つである場合、第2制限ポスト250は、排水継手400または排水本体200の端面の中央部に設置されてもよいし、端面における周縁に近い位置に設置されてもよい。第2制限ポスト250の数が複数である場合、複数の第2制限ポスト250を排水本体200の周方向に間隔を空けて設置することができる。一実施例では、排水本体200の端面には、複数の第2制限ポスト250が設置され、複数の第2制限ポスト250は、排水本体200の周方向に間隔を空けて設置されている。第2制限ポスト250と第2制限スロット430との嵌合により、排水本体200と排水継手400とが仮固定され、排水本体200と排水本体200との同軸度が保証され、ひいては、排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周を第3シール層530で被覆することがより容易になる。選択的に、第2制限ポスト250が第2制限スロット430に緊密に嵌合されていれば、排水本体200と排水継手400との仮固定時の接続安定性を保証できる。
上記実施例に加えて、更に、図及び図3に示すように、排水継手400と排水本体200とは互いに結合されており、排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周には第3シール層530が被覆されている。
本実施例では、排水継手400と排水本体200とは互いに結合されており、具体的に、排水継手400と排水本体200とは端部が対向して接続される。排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周に第3シール層530が被覆されていると、第3シール層530は、排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周に嵌設されていてもよいし、排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周に接着されていてもよいし、排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周に射出成形されていてもよい。ここで、第3シール層530と排水本体200及び排水継手400との接続態様は限定されず、排水本体200と排水継手400との結合箇所をシールするように、第3シール層530は排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周を被覆すればよい。第3シール層530の材質は、必要に応じて選択して限定することができ、例えば、第3シール層530はゴム材質でもよく、その場合、第3シール層530は、排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周を接着、包着、嵌着などの方法で被覆することができる。第3シール層530はプラスチック材質でもよく、その場合、第3シール層530は、排水継手400と排水本体200との結合箇所の外周を射出成形方式により被覆することができる。
排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周を第3シール層530で被覆することにより、排水本体200と排水継手400との端面にシール部材を設置することより、排水本体200と排水継手400との結合箇所におけるシールを実現するとともに、排水本体200と排水継手400との接続作用を果たすことができ、排水本体200と排水継手400との結合箇所の耐圧強度を高くすることができ、高圧状態でも水漏れしないようにシール保持することができる。また、排水本体200と排水継手400とを超音波にて溶接することより、排水本体200と排水継手400との接続の一貫性を保証しやすく、浸水リスクを低減し、ひいては残留水除去装置10の全体的なシール効果を向上させることができる。
一実施例において、図6を併せて参照して、排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周に第3シール層530が射出成形される。
本実施例において、排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周に第3シール層530が射出成形されることで、排水本体200と排水継手400との結合箇所に対して接着剤被覆処理を実行する。具体的に、当該第3シール層530は、接着剤被覆リングである。選択的に、第3シール層530は、プラスチック材質で製造される。当該プラスチック材料として、具体的に、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等を挙げることができる。第3シール層530の厚さ及び幅は、ここで具体的に限定されないが、実際のニーズに応じて選択及び設計することができる。排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周に第3シール層530を射出成形することにより、排水本体200と排水継手400とのシールを実現するだけでなく、排水本体200と排水継手400とを射出成形工程により接続させるので、給水本体100と排水本体200とを接続するために別途に他の構造を設ける必要がなく、シール性が良く、接続信頼性が良い。即ち、排水本体200と排水継手400との接続箇所は耐圧強度が高く、高圧状態でも水漏れしないようにシール保持することができる。排水本体200と排水継手400とを通常のシールリング方式で密封することより、装置は簡単で信頼性があり、装置の部品点数を減らし、組立工程を簡略化し、長時間使用時の漏水リスクを低減することができる。また、排水本体200と排水継手400とを超音波にて溶接することより、排水本体200と排水継手400との接続の一貫性を保証しやすく、浸水リスクを低減することができる。
実際には、排水継手400と排水本体200とを接続する手順は、以下のようにすることができる。
まず、排水継手400と排水本体200とを相互に挿着する。
次に、挿着された排水本体200と排水継手400とを接着剤被覆金型のキャビティに入れる。
再び、接着剤被覆材を排水本体200と排水継手400との環状凹溝に充填し、排水本体200と排水継手400との挿着箇所の表面を覆って接着剤被覆層を形成するように、液体である接着剤被覆材を接着剤被覆金型のキャビティに注入する。
最後に、接着剤被覆層を成形した後、接続された排水継手400と排水本体200とを取り出す。
排水継手400と排水本体200とを相互に挿着する工程を、挿着された給水本体100と排水本体200とを接着剤被覆金型のキャビティに入れる工程の前に実行することができることが理解される。即ち、給水本体100、排水本体200、排水継手400の3者を相互に挿着させた後、または、給水継手300、給水本体100、排水本体200、排水継手400の4者を相互に挿着させた後、挿着された給水本体100、排水本体200、排水継手400を一緒に接着剤被覆金型のキャビティ中に入れて接着剤被覆すること、または、挿着された給水継手300、給水本体100、排水本体200、排水継手400を一緒に接着剤被覆金型の中に入れて接着剤被覆処理を実行することが可能である。もちろん、給水継手300と給水本体100とを相互に挿着する工程は、接着剤被覆層を成形した後、接続された給水本体100と排水本体200とを取り出す工程の後に実行されてもよい。即ち、給水本体100と排水本体200とを接着剤被覆して接続してから、排水本体200と排水継手400とを接着剤被覆して接続する。
一実施例において、図1、図3及び図6に示すように、排水継手400における排水本体200に近い一端に第5制限部420が設置され、排水本体200における排水継手400に近い一端に第6制限部240が設置され、第3シール層530は、第5制限部及び第6制限部240に適合する第3嵌合部531を含む。
本実施例において、第5制限部420は、具体的に、排水継手400の周壁に設置された凹溝及び/又は突起を含むことができる。当該凹溝と突起の数は1つでもよいし、複数でもよい。複数の凹溝や突起は、排水継手400の軸方向に間隔を空けて設置されてもよいし、排水継手400の周方向に間隔を空けて設置されてもよい。同様に、第6制限部240も、具体的に、排水本体200の周壁に設置された凹溝及び/又は突起を含むことができる。当該凹溝と突起の数は1つでもよいし、複数でもよい。複数の凹溝や突起は、排水本体200の軸方向に間隔を空けて設置されてもよいし、排水本体200の周方向に間隔を空けて設置されてもよい。第3嵌合部531は、具体的に、突起/凹溝に適合する凹溝/突起を含む。排水継手400に第5制限部420が設置され、排水本体200に第6制限部240が設置され、第3シール層530が第5制限部420と第6制限部240とに適合する第3嵌合部531を含むことにより、第3シール層530が排水本体200と排水継手400との結合箇所に射出成形されやすくする一方、第3シール層530と排水本体200及び排水継手400との接触面積を大きくすることができ、第3シール層530と排水本体200及び排水継手400との接続が緊密で安定するように保証すると同時に、第5制限部420、第6制限部240と第3嵌合部531は構造シールでき、多重シールでき、更に排水本体200及び排水継手400に対する第3シール層530のシール効果を向上できる。
更に、再び図1、図3及び図6を参照すると、第5制限部420は、排水継手400の周壁に開設された第5環状凹溝を含み、第6制限部240は、排水本体200の周壁に開設された第6環状凹溝を含み、第3嵌合部531は、第5環状凹溝に嵌設された第5環状ボスと、第6環状凹溝に嵌設された第6環状ボスとを含み、第3シール層530は、第5環状ボス及び第6環状ボスを接続する第3シールリング532を更に含む。
排水本体200及び排水継手400に対する第3シール層530の接続シール性を保証するために、通常、排水本体200と排水継手400とを同軸に設置する。開設された第5環状凹溝の深さと開設された第6環状凹溝の深さとは一致していることが可能である。第5環状凹溝と第6環状凹溝の数は1つでもよいし、複数でもよい。第5環状凹溝及び第6環状凹溝の数が複数である場合、複数の第5環状凹溝及び複数の第6環状凹溝は、排水本体200の軸方向に間隔を空けて設置される。
第5制限部420は、排水継手400の周壁に開設された第5環状凹溝を含み、第6制限部240は、排水本体200の周壁に開設された第6環状凹溝を含むことにより、第5環状凹溝と第6環状凹溝とは接着剤収容溝を構成する。第3シール層530が排水本体200と排水継手400との結合箇所の外周に射出成形されると、熔融したシール材は第5環状凹溝及び第6環状凹溝に均等に充填されることで、それぞれ第5環状ボスと第6環状ボスとを形成するとともに、第5環状ボスと第6環状ボスとを接続する第3シールリング532を形成する。このような構成により、排水本体200と排水継手400との接続をより強固にし、両者のシール効果をより良くすることができる一方、排水本体200と排水継手400との同軸度を保証することができるので、接着剤被覆した後装置全体の寸法精度を確保し、浸水リスクを低減することができる。
一実施例では、図1から図4を参照して、残留水除去装置10は喉部800を更に含み、喉部800は給水本体100に接続し、喉部800の内部に第1通路110の出水端112と連通する喉通路810が形成され、喉通路810は、第1通路110及び第2通路210の横断面面積よりも小さい横断面面積を有し、喉部800の外周に環状チャンバー170が形成され、喉通路810は環状チャンバー170を介して第2通路210と連通され、環状チャンバー170は導水通路120と連通している。
本実施例では、喉部800は具体的に円筒状に設置されている。喉部800は給水本体100に接続され、即ち、喉部800は第1通路110の出水端112に接続されている。喉通路810は環状チャンバー170を介して第2通路210と連通し、即ち、喉部800の端面と第2通路210の入口端とは間隔を空けて設置される。第1通路110と第2通路210との長さは、実際のニーズに応じて設計することができ、喉通路810の長さは、一般的に第1通路110及び第2通路210の長さよりもはるかに短い。喉通路810の横断面面積は、第1通路110及び第2通路210の横断面面積よりも小さい。喉通路810の横断面面積は最小である。喉通路810は給水継手300内に形成されてもよいし、排水継手400内に形成されてもよい。環状チャンバー170は給水継手300内に形成されてもよいし、排水継手400内に形成されてもよい。環状チャンバー170は、喉部800の外周を囲繞して設置されていることが理解される。環状チャンバー170の最大内径と喉通路810の内径との比は、実際のニーズに応じて選択及び設計することができる。
喉部800の外周に環状チャンバー170が形成することにより、水流が第1通路110から喉通路810に流れた後、喉通路810における水流の水圧が増大し、流速が緩やかになり、水流が環状チャンバー170内に流入した後、水流の圧力が瞬間的に減少し、流速が増大することにより、環状チャンバー170内に負圧が形成され、このように負圧により、残留水出口の残留水が導水通路120を介して環状チャンバー170内に吸い込まれ、残留水を水道水と共に排水通路410内に流入させ、排水管から排出させる。喉通路810において負圧を形成する従来のベンチュリー管と比較して、導水通路120を環状チャンバー170と連通させるように喉部800の外周に環状チャンバー170を設置することで、負圧を環状チャンバー170内に形成するようにし、負圧を増大させることができ、残留水除去装置10の残留水収容量を増大させることができ、残留水除去装置10の残留水吸着の効率と効果を効果的に向上させることができる。選択的に、環状チャンバー170の最大内径と喉通路810の内径との比は2により大きいまたは等しく、5により小さいまたは等しい。このようにして、環状チャンバー170内に形成される負圧及び残留水容量を最大限に向上させることができ、更に残留水除去装置10の残留水吸着の効率と効果を最大限に高めることができる。
更に、図1及び図2に示すように、環状チャンバー170は、給水本体100内に設置されている。そして、導水通路120及び喉通路810も給水本体100内に形成される。もちろん、他の実施例では、環状チャンバー170、導水通路120、喉通路810を排水本体200内に設置してもよい。
一実施例では、環状チャンバー170は、内径が第1通路110から第2通路210に向かって徐々に小さくなるように設置された漸減区間171を含む。環状チャンバー170の内径が、第1通路110から第2通路210に向かって徐々に小さく設置されるように、環状チャンバー170の全体を漸減区間171として設置することができる。環状チャンバー170の一部を漸減区間171として設置することもできる。選択的に、環状チャンバー170における第2通路210に近い一部区間を漸減区間171として設置する。環状チャンバー170が漸減区間171を含むことにより、漸減区間171は環状チャンバー170内の残留水及び水道水に対して導流の役割を果たし、更に環状チャンバー170から第2通路210に流れる水流の流速を加速させ、残留水除去装置10の残留水吸着の効率を更に向上させる。
また、本願は排水装置と残留水除去装置10とを備える食器洗浄機を提案し、排水装置は受け皿を含み、受け皿は給水口と残留水出口とを備え、当該残留水除去装置10の具体的な構成については上記実施例を参照して、残留水除去装置10の給水本体100と給水口とは連通し、残留水除去装置10の第1通路110と第2通路210との連通箇所は導水通路120を介して残留水出口と連通し、本食器洗浄機は上述したすべての実施例のすべての技術案を採用しているので、少なくとも上述した実施例の技術案がもたらすすべての有益な効果を持っており、ここでは一つ一つ言及しないようにする。
実際に、食器洗浄機には本体も含まれており、本体には内タンクが含まれており、内タンクは食器を取り付けるために使用され、内タンクは水槽を限定し、受け皿は水槽の底部に設置され、食器を洗浄した後の汚水を収集するために使用され、受け皿の底部には残留水出口が設置されている。残留水出口に排水管が接続されたので、残留水除去装置10の排水継手400は排水管と連通可能である。具体的に排水ポンプを設置することもでき、排水ポンプの一端は排水管に接続され、他端は受け皿の残留水出口と連通する。食器洗浄機による食器洗浄が完了すると、汚水が受け皿内に入り、排水ポンプが作動し始め、受け皿内の水は排水管を通して直接に排出するが、排水ポンプは受け皿内の水を完全に排出することができず、残りの少量の水が受け皿に残ることがあり、この時、排水ポンプは作動を停止する。受け皿内の残留水を排出するために、給水管が給水継手300に向かうことにより、水流が給水継手300、給水本体100、排水継手400、排水本体200を通過した後、残留水は第1通路110と第2通路210との連通箇所で発生した負圧によって導水通路120を介して吸引され、更に受け皿の底部と排水ポンプとの間における残留水を徹底的に抽出することができる。
上記は本願の任意の実施例に過ぎず、本願の特許請求の範囲を限定するものではない。本願の発明思想において、本願の明細書及び添付された図面の内容を用いて行われた同等の構造変更、または他の関連技術分野において直接/間接的に適用されたものも、本願の特許請求の範囲に含まれる。

Claims (17)

  1. 残留水除去装置であって、前記残留水除去装置は、
    内部に第1通路が形成された給水本体と、
    前記給水本体と互いに結合し、内部に第2通路が形成された排水本体と、を含み、
    前記第1通路は前記第2通路と連通し、前記第1通路は前記第2通路と連通する連通口を有し、前記連通口の面積は前記第1通路及び前記第2通路の前記連通口以外の部分の横断面面積以下であり、前記第1通路の少なくとも一部は前記第2通路に向かう方向において横断面が徐々に減少するように設置されており、前記第1通路と前記第2通路との連通箇所は導水通路を介して残留水出口と連通されている、ことを特徴とする残留水除去装置。
  2. 前記給水本体と前記排水本体との一方には中央挿入軸が設置され、他方には前記中央挿入軸に適合する中央挿入孔が設置されている、請求項1に記載の残留水除去装置。
  3. 前記給水本体と前記排水本体との結合箇所の外周に第1シール層が被覆されている、請求項1に記載の残留水除去装置。
  4. 前記給水本体と前記排水本体との結合箇所の外周に前記第1シール層が射出成形されている、請求項3に記載の残留水除去装置。
  5. 前記給水本体における前記排水本体に近い一端に第1制限部が設置され、前記排水本体における前記給水本体に近い一端に第2制限部が設置され、前記第1シール層は、前記第1制限部及び前記第2制限部に適合する第1嵌合部を含む、請求項3に記載の残留水除去装置。
  6. 前記第1制限部は、前記給水本体の周壁に開設された第1環状凹溝を含み、前記第2制限部は、前記排水本体の周壁に開設された第2環状凹溝を含み、前記第1嵌合部は、前記第1環状凹溝に嵌設された第1環状ボスと、前記第2環状凹溝に嵌設された第2環状ボスとを含み、前記第1シール層は、前記第1環状ボス及び前記第2環状ボスを接続する第1シールリングを更に含む、請求項5に記載の残留水除去装置。
  7. 前記第1シール層は、プラスチック材質で製造される、請求項3に記載の残留水除去装置。
  8. 前記残留水除去装置は更に給水継手を含み、前記給水継手は前記給水本体における前記排水本体から離れた一端に密封接続され、前記給水継手内には前記第1通路と連通する給水通路が形成され、前記給水通路内には第1逆止弁が設置され、前記第1逆止弁は前記給水通路から第1通路へ一方向に導通される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の残留水除去装置。
  9. 前記給水継手と前記給水本体との一方の端面には第1制限ポストが設置され、他方には第1制限スロットが設置され、前記第1制限ポストと前記第1制限スロットとは互いに嵌合する、請求項8に記載の残留水除去装置。
  10. 前記給水継手と前記給水本体とは互いに結合されており、前記給水本体と前記給水継手との結合箇所の外周には第2シール層が被覆されている、請求項8に記載の残留水除去装置。
  11. 前記給水本体と前記給水継手との結合箇所の外周に前記第2シール層が射出成形されている、請求項10に記載の残留水除去装置。
  12. 前記残留水除去装置は更に排水継手を含み、前記排水継手は前記排水本体における前記給水本体から離れた一端に密封接続され、前記排水継手内には前記第2通路と連通する排水通路が形成され、前記排水通路内には第2逆止弁が設置され、前記第2逆止弁は前記第2通路から排水通路へ一方向に導通される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の残留水除去装置。
  13. 前記排水継手と前記排水本体とは互いに結合されており、前記排水本体と前記排水継手との結合箇所の外周には第3シール層が被覆されている、請求項12に記載の残留水除去装置。
  14. 前記排水本体と前記排水継手との結合箇所の外周に前記第3シール層が射出成形されている、請求項13に記載の残留水除去装置。
  15. 前記残留水除去装置は喉部を更に含み、前記喉部は前記給水本体に接続し、前記喉部の内部に前記第1通路の出水端と連通する喉通路が形成され、前記喉通路の横断面面積は、前記第1通路及び前記第2通路の横断面面積よりも小さく、前記喉部の外周に環状チャンバーが形成され、前記喉通路は前記環状チャンバーを介して前記第2通路と連通され、前記環状チャンバーは前記導水通路と連通している、請求項1に記載の残留水除去装置。
  16. 前記環状チャンバーは前記給水本体内に設置され、及び/又は、前記環状チャンバーは、内径が前記第1通路から前記第2通路に向かって徐々に小さくなるように設置された漸減区間を含む、請求項15に記載の残留水除去装置。
  17. 食器洗浄機であって、前記食器洗浄機は、
    給水口及び残留水出口を有する受け皿を含む排水装置と、
    給水本体が前記給水口と連通し、第1通路と第2通路との連通箇所が導水通路を介して前記残留水出口と連通している、請求項1から16のいずれか1項に記載の残留水除去装置と、を含む、ことを特徴とする食器洗浄機。
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