JP2024515728A - 自動ドロッパーを備える化粧品容器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、化粧品がスポイト管に自動的に充填されるようにする、自動ドロッパーを備える化粧品容器に関する。本発明は、キャップ部をクローズさせた後、オープンさせる過程で、充填誘導部の内容積が大きくなるように変化するので、ユーザーがヘッドを別途押圧することなく、容器本体の化粧品がスポイト管に自動的に充填されるという効果がある。【選択図】図4

Description

本発明は、自動ドロッパーを備える化粧品容器に関し、より詳細には、化粧品がスポイト管に自動的に充填されるようにする、自動ドロッパーを備える化粧品容器に関する。
女性の経済活動が増加しながら女性の購買力が増加するにつれて、若さの維持や環境汚染による老化防止、しわ改善、紫外線遮断のための機能性化粧品の需要が増加している。このような機能性化粧品は、外部汚染に非常に脆弱であるため、一般クリームタイプの化粧品のように手で取って内容物を使用するか、或いはローションのように容器の開口部を手の平に当接させて化粧品の内容物を排出させて使用すると、手から汚染物質が化粧品容器の本体内に浸透して化粧品の内容物が変質するおそれがある。
これにより、一部の機能性化粧品は、スポイト型化粧品容器に提供され、スポイトを用いて内容物を抽出することができるように構成される。スポイト型化粧品容器は、化粧品を取り出す過程における化粧品の変質を防ぐことができ、定量の内容物を抽出することができて化粧品内容物の定量を塗り付けようとする部位に正確に供給することができるため、化粧品の内容物を無駄にしないようにしている。
図1は、従来のスポイト型化粧品容器を示す図である。図1を参照すると、従来のスポイト型化粧品容器は、内部に化粧品が収容される容器本体110と、容器本体110の開口部を開閉することができるキャップ部120と、キャップ部120の上部に備えられ、圧力の変化を発生させる弾性材質の加圧部130と、加圧部130の下方に延設され、容器本体110の内部に収容された化粧品を吸入、排出するスポイト管140と、を含む。
このような従来のスポイト型化粧品容器は、使用時にスポイト管140を容器本体200内の化粧品内容物に浸した状態で、加圧部130を押圧した後、キャップ部120を容器本体110から分離して使用しなければならない。このように、従来技術は、ユーザーが使用するたびに加圧部130を押圧しなければならないので、使用が煩わしいという問題点がある。
上述した従来技術の問題点を解決するための本発明の目的は、化粧品が自動的にスポイト管に充填されるようにする、自動ドロッパーを備える化粧品容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、内部に化粧品が収容される容器本体と、容器本体の上側に装着されるキャップ部、キャップ部に備えられ、圧力の変化を発生させる弾性材質の加圧部、及び加圧部の下方に延設され、容器本体の内部に収容された化粧品を吸入又は排出するスポイト管を有する自動ドロッパーと、を含む化粧品容器において、前記加圧部は、前記キャップ部の上部に突設される中空のヘッドと、前記ヘッドの下側から下方に延設されて前記キャップ部の内部に位置する弾性材質の充填誘導部と、前記充填誘導部の下部に位置し、前記スポイト管が連結される連結部と、を含み、前記充填誘導部の下側または前記連結部は、前記容器本体に支持され、前記キャップ部の上下移動による前記ヘッドと前記連結部との離隔距離に応じて前記充填誘導部の形態が可変しながら前記充填誘導部の内容積が変化することを特徴とする、自動ドロッパーを備える化粧品容器を提供する。
また、前記キャップ部は、前記ヘッドの下側外周縁が結合されるヘッド連結部と、前記ヘッド連結部の下部から延設されて前記容器本体の上側に装着される本体連結部と、を含み、前記容器本体は、前記本体連結部に挿入される挿入部と、前記挿入部の下方に延設される収容部と、を含み、前記本体連結部に前記挿入部が挿入された状態で、前記本体連結部が前記挿入部に沿って下降すると、前記ヘッドが前記連結部に近づくように位置して前記充填誘導部の内容積が小さくなるように変化し、前記本体連結部が前記挿入部に沿って下降した状態で前記本体連結部が前記挿入部に沿って上昇すると、前記ヘッドが前記連結部から遠ざかるように位置して前記充填誘導部の内容積が大きくなるように変化し、前記容器本体に貯蔵された化粧品が前記スポイト管を介して前記充填誘導部の方向に吸入されるように構成されることを特徴とする、自動ドロッパーを備える化粧品容器を提供する。
また、前記本体連結部の内周縁にキャップねじ山が形成され、前記挿入部の外周縁に前記キャップねじ山と螺合できるように本体ねじ山が形成され、前記本体連結部を正回転させて前記キャップねじ山と前記本体ねじ山とが螺合されると、前記ヘッドが前記連結部に近づくように下降し、前記キャップ部を逆回転させて前記キャップねじ山と前記本体ねじ山との螺合が解除されると、前記ヘッドが前記連結部から遠ざかるように昇降することを特徴とする、自動ドロッパーを備える化粧品容器を提供する。
また、前記ヘッド連結部の内周縁に嵌合部が形成され、前記ヘッドの下側外周縁に前記嵌合部に嵌合されるように上部嵌合部が形成され、前記本体連結部が前記挿入部に沿って上昇するとき、前記ヘッド連結部が前記ヘッドの下側を上方に上昇させることを特徴とする、自動ドロッパーを備える化粧品容器を提供する。
また、前記充填誘導部は、中空の柱状をし、一側は前記ヘッドに連結され、他側は前記連結部に連結され、前記充填誘導部の一側と他側の間の外側は複数の凸部と複数の凹部が立てられた状態で交互に繰り返し配列されて形成され、前記凸部と前記凹部は、前記本体連結部が正回転する方向に沿って螺旋状に曲がるように形成され、前記本体連結部が正回転するにつれて前記ヘッドが前記連結部に近づくように下降すると、前記凸部と前記凹部の曲がった角度が次第に小さくなるように弾性変形し、前記本体連結部が逆回転するにつれて、前記凸部と前記凹部の曲がった角度が次第に大きくなるように復元されると、前記ヘッドが前記連結部から遠ざかるように上昇し、前記充填誘導部の内容積が大きくなるように変化することを特徴とする、自動ドロッパーを備える化粧品容器を提供する。
また、前記充填誘導部は、中空の柱状をし、一側は前記ヘッドに連結され、他側は前記連結部に連結され、一側と他側の間の外側は、複数の凸部と複数の凹部が上下方向に積層されながら交互に繰り返し配列されて形成され、前記本体連結部が正回転するにつれて前記ヘッドが前記連結部に近づくように下降すると、隣り合った一対の前記凸部間の間隔が次第に小さくなるように弾性変形し、前記本体連結部が逆回転するにつれて、隣り合った一対の前記凸部間の間隔が次第に大きくなるように復元されると、前記ヘッドが前記連結部から遠ざかるように上昇し、前記充填誘導部の内容積が大きくなるように変化することを特徴とする、自動ドロッパーを備える化粧品容器を提供する。
本発明は、キャップ部をクローズさせた後、オープンさせる過程で、充填誘導部の内容積が大きくなるように変化するので、ユーザーがヘッドを別途押圧することなく、容器本体の化粧品がスポイト管に自動的に充填されるという効果がある。
また、ヘッドがヘッド連結部に物理的に結合されるように構成されるので、本体連結部が挿入部に沿って上昇するとき、ヘッド連結部がヘッドの下側を上方に上昇させて、充填誘導部の内容積は常に一定に大きくなるように誘導され、スポイト管を介して充填誘導部の方向に吸入される化粧品の量も常に一定に維持されるという効果がある。
また、充填誘導部は、単純な構造で形成されるので、製造コストがダウンして単価を下げることができるという効果がある。
また、充填誘導部の凸部と凹部はキャップ部の正回転方向に沿って螺旋状に曲がるように形成されるので、本体連結部が充填誘導部の上側を押下すると、凸部と前記凹部の曲がった角度が容易に小さくなるように弾性変形するという効果がある。
また、充填誘導部の凸部と前記凹部は上下方向にジグザグ状に形成されるので、本体連結部が充填誘導部の上側を押下すると、隣り合った一対の凸部間の間隔が容易に小さくなるように弾性変形するという効果がある。
従来のスポイト型化粧品容器を示す図である。 本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器を概略的に示す図である。 本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器を分解して示す図である。 本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器の加圧部及びスポイト管を説明するために示す図である。 本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器の断面を示す図である。 本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器のキャップ部が容器本体に結合された状態を示す図である。 本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器のキャップ部が容器本体から結合解除された状態を示す図である。 本発明の好適な第2実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器を分解して示す図である。 本発明の好適な第2実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器の加圧部及びスポイト管を説明するために示す図である。 本発明の好適な第2実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器のキャップ部が容器本体に結合された状態を示す図である。 本発明の好適な第2実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器のキャップ部が容器本体から結合解除された状態を示す面である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器をさらに詳細に説明する。
図2は、本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器を概略的に示す図であり、図3は、本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器を分解して示す図である。
図2及び図3を参照すると、本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパー200を備える化粧品容器1000は、例えば、スポイト型化粧品容器に適用されるもので、容器本体100及び自動ドロッパー200を含む。
容器本体100は、長さ方向に沿って長尺状に形成され、内部に液状の化粧品が収容されるように空間が形成される収容部110と、収容部110の開放上端に沿って上方に延設される挿入部120と、を含む。挿入部120は、収容部110よりも小さい直径を有するように形成される。収容部110は、例えば、透明または半透明材質で形成され、ユーザーが収容部110内の化粧品の残量を容易に確認することができるように構成される。収容部110に収容される化粧品は、液状の機能性化粧品であってもよい。挿入部120の外周縁には、後述するキャップねじ山216と螺合できるように本体ねじ山122が形成される。このような容器本体100は、例えば、ガラスまたはプラスチックなどで形成できる。
そして、挿入部120の内周縁にはワイパー130が装着できる。ワイパー130は、後述するスポイト管230の外側に付いた内容物を押し出すものであって、軟質または弾性材質で形成できる。このようなワイパー130は、通常の構成であり、省略されてもよい。自動ドロッパー200は、収容部110に収容された化粧品を吸入した後、これを外部に点滴するためのものであり、キャップ部210、加圧部220及びスポイト管230を含む。
キャップ部210は、挿入部120の外周縁を囲むように形成される本体連結部214と、本体連結部214の上部から上方に延設されるヘッド連結部212と、を含む。本体連結部214の内周縁にキャップねじ山216が形成され、挿入部120に本体連結部214が挿入されるように装着されると、本体ねじ山122とキャップねじ山216とが互いに螺合される。加圧部220及びスポイト管230は、後述することにする。
図4は、本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器の加圧部及びスポイト管を説明するために示す図であり、図5は、本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器の断面を示す図である。
図2乃至図5を参照すると、加圧部220は、キャップ部210の上部に突設される中空のヘッド222と、ヘッド222の下側から下方に延設されてキャップ部210の内部に位置する弾性材質の充填誘導部224と、充填誘導部224の下部に位置し、後述するスポイト管230が連結される連結部226と、を含む。
ヘッド222及び充填誘導部224は、復元力を有するように弾性材質で出来ており、一体に形成されてもよい。連結部226は、充填誘導部224の下部に一体に形成できる。そして、ヘッド222と充填誘導部224との間に形成される上部嵌合部223にヘッド連結部212が嵌合され、連結部226の内周縁に形成される下部嵌合部227にスポイト管230の上部が嵌合される。この時、ヘッド連結部212の内周縁に沿って凹状に嵌合部213が形成され、ヘッド222の下側外周縁に嵌合部213に嵌合されるように上部嵌合部223が突設される。このように嵌合部213に上部嵌合部223が物理的に嵌合されるので、ヘッド222とヘッド連結部213とは互いに堅固に結合される。一方、上部嵌合部223は、嵌合部213に係止された状態で回転可能に結合されてもよい。
連結部226は、ワイパー130の上部に挿入される。そして、充填誘導部224の下側または連結部226は容器本体100に支持される。このために、例えば、連結部226の上側外周縁に沿って支持部228が突設される。そして、支持部228は、容器本体100の挿入部120の上部に装着される。
充填誘導部224は、中空の柱状をし、フレキシブルな材質で形成される。このような充填誘導部224は、一側がヘッド222に連結され、他側は連結部226に連結され、その一側と他側との間の外側は、複数の凸部224aと複数の凹部224bが立てられた状態で交互に繰り返し配列されて形成される。凸部224aは、充填誘導部224の外部方向に膨らんで形成され、凹部224bは、充填誘導部224の内部方向に凹んで形成されてもよい。このとき、凸部224aと凹部224bは、キャップ部210が正回転する方向に沿って螺旋状に曲がるように形成される。そして、挿入部120に挿入されたキャップ部210の正回転または逆回転に応じてキャップ部210が上下移動すると、ヘッド222と連結部226との離隔距離が変化する。このとき、充填誘導部224の形態が可変して充填誘導部224の内容積が変化する。このような充填誘導部224は、単純な構造で形成されるので、製造コストがダウンして単価を下げることができるという効果がある。
スポイト管230は、例えば、ガラスや合成樹脂などで形成され、上側は下部嵌合部227に嵌合され、下側は連結部226の下方に延設されて容器本体100の収容部110に位置する。そして、ヘッド222に加わる外部圧力によってヘッド222の内容積が変化すると、ヘッド222の内容積の変化による圧力の変化が発生して、収容部110に収容された化粧品がスポイト管230に沿ってヘッド222の方向に流入するか、或いはスポイト管230に流入した化粧品が下方に排出されるように構成される。
以下、本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器の作用について説明する。
図6は、本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器のキャップ部が容器本体に結合された状態を示す図である。
図6を参照すると、本体連結部214を挿入部120に挿入させた状態で、キャップ部210をクローズさせるためにキャップ部210の本体連結部214を正回転させる。すると、キャップねじ山216と本体ねじ山122とが螺合されながら本体連結部214が下降する。そして、本体連結部214に連結されたヘッド222は連結部226に近づくように下降する一方、支持部228は挿入部120に支持されてそれ以上の下降が不可能なので、ヘッド222と支持部228との間の充填誘導部224の高さが低くなるように下降する。このとき、凸部224aと凹部224bは、キャップ部210が正回転する方向に沿って螺旋状にさらに曲がり、凸部224aと凹部224bの曲がった角度が次第に小さくなるように弾性変形し、これにより、充填誘導部224の上側は下方に下降する。すると、充填誘導部224の内容積が小さくなるように変化する。
このように、充填誘導部224の凸部224aと凹部224bはキャップ部210の正回転方向に沿って螺旋状に曲がるように形成されるので、本体連結部214が充填誘導部224の上側を押下すると、凸部224aと凹部224bの曲がった角度が容易に小さくなるように弾性変形するという効果がある。
そして、ヘッド222の上部嵌合部223はヘッド連結部212の嵌合部213に嵌合された状態であるので、本体連結部214が所定の長さだけ下降するとき、キャップ部222はヘッド連結部212に沿って下降するので、充填誘導部224の高さは所定の高さだけ正確に下降して、充填誘導部224の小さくなる内容積が常に一定になるという効果がある。
図7は、本発明の好適な第1実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器のキャップ部が容器本体から結合解除された状態を示す図である。
図7を参照すると、キャップ部210をオープンさせるためにキャップ部210を逆回転させると、キャップねじ山216と本体ねじ山122との螺合が解除されながら、本体連結部214が上昇し、本体連結部214に連結されたヘッド222も連結部226から遠ざかるように上昇する。このとき、ヘッド222に連結された充填誘導部224が自体の弾性力によって元の状態に復元されることにより、充填誘導部224の内容積が大きくなるように変化する。すなわち、本体連結部214が逆回転することにより、凸部224aと凹部224bの曲がった角度が次第に大きくなるように復元されるので、ヘッド222が連結部226から遠ざかるように上昇し、充填誘導部224の内容積が大きくなるように変化するのである。すると、充填誘導部224の内部気圧差によって、容器本体100に収容された化粧品がスポイト管230を介して充填誘導部224の方向に自動的に吸入される。
このように、本発明は、キャップ部210をクローズさせた後、オープンさせる過程で、充填誘導部224の内容積が大きくなるように変化するので、ユーザーがヘッド222を別途押圧することなく、容器本体100の化粧品がスポイト管230に自動的に充填されるという効果がある。
また、ヘッド222の上部嵌合部223はヘッド連結部212の嵌合部213に嵌合された状態であるので、キャップ部210が逆回転することにより、本体連結部214が所定の長さだけ上昇するとき、キャップ部222はヘッド連結部212に沿って上昇するので、充填誘導部224の高さは所定の高さだけ正確に上昇する。このとき、充填誘導部224の内容積が常に一定に大きくなるので、スポイト管230を介して充填誘導部224の方向に吸入される化粧品の量も常に一定に維持され、常に定量の化粧品を正確に供給することができるという効果がある。
図8は、本発明の好適な第2実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器を分解して示す図であり、図9は、本発明の好適な第2実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器の加圧部及びスポイト管を説明するために示す図である。
図8及び図9を参照すると、本発明の好適な第2実施形態による自動ドロッパー200を備える化粧品容器1000は、容器本体100及び自動ドロッパー200を含み、自動ドロッパー200に備えられる充填誘導部225が異なるように構成される。
充填誘導部225は、中空の柱状に形成されるが、一側はヘッド222と一体に連結され、他側は連結部226と一体に連結される。そして、充填誘導部225の一側と他側との間の外側は、複数の凸部225aと複数の凹部225bが上下方向に積層されながら交互に繰り返し配列され、凸部225aと凹部225bが上下方向にジグザグ状に繰り返される。凸部225aは、充填誘導部225の外部方向に膨らんで形成され、凹部225bは、充填誘導部225の内部方向に凹んで形成されてもよい。
以下、本発明の好適な第2実施形態による自動ドロッパー200を備える化粧品容器の作用について説明する。
図10は、本発明の好適な第2実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器のキャップ部が容器本体に結合された状態を示す図である。
図9及び図10を参照すると、本体連結部214を挿入部120に挿入させた状態で、キャップ部210をクローズさせるためにキャップ部210の本体連結部214を正回転させる。すると、キャップねじ山216と本体ねじ山122とが螺合されながら本体連結部214が下降する。そして、本体連結部214に連結されたヘッド222は連結部226に近づくように下降する一方、支持部228は挿入部120に支持されてそれ以上の下降が不可能なので、ヘッド222と支持部228との間の充填誘導部225の高さが低くなるように下降する。このとき、隣り合った一対の凸部225a間の間隔が次第に小さくなるように弾性変形し、これにより、充填誘導部225の上側は下方に下降する。すると、充填誘導部225の内容積が小さくなるように変化する。
このように、充填誘導部225の凸部225aと凹部225bは上下方向にジグザグ状に形成されるので、本体連結部214が充填誘導部225の上側を押下すると、隣り合った一対の凸部225a間の間隔が容易に小さくなるように弾性変形するという効果がある。
図11は、本発明の好適な第2実施形態による自動ドロッパーを備える化粧品容器のキャップ部が容器本体から結合解除された状態を示す図である。
図11を参照すると、キャップ部210をオープンさせるためにキャップ部210を逆回転させると、キャップねじ山216と本体ねじ山122との螺合が解除されながら、本体連結部214が上昇し、本体連結部214に連結されたヘッド222も連結部226から遠ざかるように上昇する。このとき、ヘッド222に連結された充填誘導部225が自体の弾性力によって元の状態に復元されることにより、充填誘導部225の内容積が大きくなるように変化する。すなわち、本体連結部214が逆回転することにより、隣り合った一対の凸部225a間の間隔が次第に大きくなるように復元されるので、ヘッド222が連結部226から遠ざかるように上昇し、充填誘導部225の内容積が大きくなるように変化するのである。すると、充填誘導部225の内部気圧差によって、容器本体100に収容された化粧品がスポイト管230を介して充填誘導部225の方向に自動的に吸入される。
本発明は、前記実施形態で詳細に説明したが、本発明をこれに限定しないことは当然であり、本発明の技術思想の範囲内で多様な変形及び修正が可能であることは当業者にとって明らかである。それらの変形及び修正が添付の請求の範囲の範疇に属するものであれば、その技術思想も本発明に属すると見なすべきである。
1000 化粧品容器
100 容器本体
110 収容部
120 挿入部
122 本体ねじ山
130 ワイパー
200 自動ドロッパー
210 キャップ部
212 ヘッド連結部
213 嵌合部
214 本体連結部
216 キャップねじ山
220 加圧部
222 ヘッド
223 上部嵌合部
224 充填誘導部
224a 凸部
224b 凹部
225 充填誘導部
225a 凸部
225b 凹部
226 連結部
227 下部嵌合部
228 支持部
230 スポイト管

Claims (6)

  1. 内部に化粧品が収容される容器本体と、容器本体の上側に装着されるキャップ部、キャップ部に備えられ、圧力の変化を発生させる弾性材質の加圧部、及び加圧部の下方に延設され、容器本体の内部に収容された化粧品を吸入又は排出するスポイト管を有する自動ドロッパーと、を含む化粧品容器において、
    前記加圧部は、前記キャップ部の上部に突設される中空のヘッドと、前記ヘッドの下側から下方に延設されて前記キャップ部の内部に位置する弾性材質の充填誘導部と、前記充填誘導部の下部に位置し、前記スポイト管が連結される連結部と、を含み、
    前記充填誘導部の下側または前記連結部は、前記容器本体に支持され、前記キャップ部の上下移動による前記ヘッドと前記連結部との離隔距離に応じて前記充填誘導部の形態が可変しながら前記充填誘導部の内容積が変化することを特徴とする、自動ドロッパーを備える化粧品容器。
  2. 前記キャップ部は、前記ヘッドの下側外周縁が結合されるヘッド連結部と、前記ヘッド連結部の下部から延設されて前記容器本体の上側に装着される本体連結部と、を含み、
    前記容器本体は、前記本体連結部に挿入される挿入部と、前記挿入部の下方に延設される収容部と、を含み、
    前記本体連結部に前記挿入部が挿入された状態で、前記本体連結部が前記挿入部に沿って下降すると、前記ヘッドが前記連結部に近づくように位置して前記充填誘導部の内容積が小さくなるように変化し、前記本体連結部が前記挿入部に沿って下降した状態で前記本体連結部が前記挿入部に沿って上昇すると、前記ヘッドが前記連結部から遠ざかるように位置して前記充填誘導部の内容積が大きくなるように変化し、前記容器本体に貯蔵された化粧品が前記スポイト管を介して前記充填誘導部の方向に吸入されるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動ドロッパーを備える化粧品容器。
  3. 前記本体連結部の内周縁にキャップねじ山が形成され、
    前記挿入部の外周縁に前記キャップねじ山と螺合できるように本体ねじ山が形成され、
    前記本体連結部を正回転させて前記キャップねじ山と前記本体ねじ山とが螺合されると、前記ヘッドが前記連結部に近づくように下降し、
    前記キャップ部を逆回転させて前記キャップねじ山と前記本体ねじ山との螺合が解除されると、前記ヘッドが前記連結部から遠ざかるように昇降することを特徴とする、請求項2に記載の自動ドロッパーを備える化粧品容器。
  4. 前記ヘッド連結部の内周縁に嵌合部が形成され、
    前記ヘッドの下側外周縁に前記嵌合部に嵌合されるように上部嵌合部が形成され、
    前記本体連結部が前記挿入部に沿って上昇するとき、前記ヘッド連結部が前記ヘッドの下側を上方に上昇させることを特徴とする、請求項3に記載の自動ドロッパーを備える化粧品容器。
  5. 前記充填誘導部は、中空の柱状をし、一側は前記ヘッドに連結され、他側は前記連結部に連結され、
    前記充填誘導部の一側と他側の間の外側は複数の凸部と複数の凹部が立てられた状態で交互に繰り返し配列されて形成され、前記凸部と前記凹部は、前記本体連結部が正回転する方向に沿って螺旋状に曲がるように形成され、
    前記本体連結部が正回転するにつれて前記ヘッドが前記連結部に近づくように下降すると、前記凸部と前記凹部の曲がった角度が次第に小さくなるように弾性変形し、
    前記本体連結部が逆回転するにつれて、前記凸部と前記凹部の曲がった角度が次第に大きくなるように復元されると、前記ヘッドが前記連結部から遠ざかるように上昇し、前記充填誘導部の内容積が大きくなるように変化することを特徴とする、請求項3に記載の自動ドロッパーを備える化粧品容器。
  6. 前記充填誘導部は、中空の柱状をし、一側は前記ヘッドに連結され、他側は前記連結部に連結され、一側と他側の間の外側は、複数の凸部と複数の凹部が上下方向に積層されながら交互に繰り返し配列されて形成され、
    前記本体連結部が正回転するにつれて前記ヘッドが前記連結部に近づくように下降すると、隣り合った一対の前記凸部間の間隔が次第に小さくなるように弾性変形し、前記本体連結部が逆回転するにつれて、隣り合った一対の前記凸部間の間隔が次第に大きくなるように復元されると、前記ヘッドが前記連結部から遠ざかるように上昇し、前記充填誘導部の内容積が大きくなるように変化することを特徴とする、請求項3に記載の自動ドロッパーを備える化粧品容器。
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