JP2024510498A - スイッチングレギュレータのための電磁干渉緩和 - Google Patents

スイッチングレギュレータのための電磁干渉緩和 Download PDF

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Abstract

スイッチングレギュレータドライバ(400)において、感知回路(402)が、トランジスタ電流入力と感知回路出力とを有する。論理回路(404)が、論理回路入力と、第1及び第2の出力とを有する。論理回路入力は、感知回路出力に結合される。カウンタ(406)が、カウンタクロック入力と、カウンタ制御入力と、カウンタ出力とを有する。カウンタクロック入力は、第1の出力に結合される。カウンタ制御入力は、第2の出力に結合される。カウンタ(406)は、カウンタ出力においてカウント値を提供するように構成される。プログラム可能駆動強度回路(408)が、駆動強度回路入力及びトランジスタ制御出力を有する。駆動強度回路入力は、カウンタ出力に結合される。プログラム可能駆動強度回路(408)は、カウント値に基づいて、トランジスタ制御出力における駆動電流を調整するように構成される。

Description

スイッチングレギュレータは、入力直流(DC)電圧を、入力DC電圧よりも高いか又は低い大きさのDC出力電圧に変換する電子回路である。種々のタイプのスイッチングレギュレータが利用可能である。例えば、降圧コンバータ、昇圧コンバータ、昇降圧コンバータなどがある。
バックコンバータは、例えば、スイッチノードにおいてローサイドトランジスタ(スイッチとしても動作する)に結合されるハイサイドトランジスタ(スイッチとして動作する)を含む。コントローラが、制御信号をアサートして、ハイサイドトランジスタ及びローサイドトランジスタを相互に開閉させ、それによって、(A)入力電圧からハイサイドトランジスタを介しスイッチノードを介するインダクタ及びキャパシタへの電流経路と、(b)接地からローサイドトランジスタを介しスイッチノードを介するインダクタ及びキャパシタへの電流経路とを交互に開く。ハイトランジスタ及びローサイドトランジスタを相互に開閉することによって、方形波の電圧(ほぼ入力電圧と接地との間でトグルする)がスイッチノード上に生成される。方形波は、印加される入力電圧及び目標出力電圧の関数であるデューティサイクルを有し、ハイローサイドトランジスタのためのコントローラによって実装される。方形波は次いで、インダクタ及びコンデンサによってフィルタリングされて、DC出力電圧を生成し、DC出力電圧は、電気的負荷に電力を供給するために用いられ得る。
スイッチングレギュレータドライバにおいて、感知回路が、トランジスタ電流入力と感知回路出力とを有する。論理回路が、論理回路入力と、第1及び第2の出力とを有する。論理回路入力は、感知回路出力に結合される。カウンタが、カウンタクロック入力と、カウンタ制御入力と、カウンタ出力とを有する。カウンタクロック入力は、第1の出力に結合される。カウンタ制御入力は、第2の出力に結合される。カウンタは、カウンタ出力においてカウント値を提供するように構成される。プログラム可能駆動強度回路が、駆動強度回路入力とトランジスタ制御出力とを有する。駆動強度回路入力は、カウンタ出力に結合される。プログラム可能駆動強度回路は、カウント値に基づいて、トランジスタ制御出力における駆動電流を調整するように構成される。
一例に従ったバックコンバータの一部を図示する。
一例に従った、バックコンバータのスイッチノード電圧リンギングを図示するタイミング図である。
一例に従った、スイッチノード電圧リンギングを低減するためのドライバの動作を図示するタイミング図である。
一例に従った、スイッチノード電圧リンギングを低減するためのトランジスタドライバを図示する概略図である。
上述のように、スイッチングレギュレータは、入力電圧を、入力電圧とは異なる大きさ(より高い又はより低い)の出力電圧に変換する。スイッチングレギュレータにおいて、1つ又は複数のトランジスタが開閉されて、特定のデューティサイクルを有する波形がスイッチノード上に生成される。図1は、ハイサイド(HS)トランジスタがスイッチノード110においてローサイド(LS)トランジスタに結合されるバックコンバータの一部を図示する。この例において、HS及びLSスイッチはいずれもnチャネル電界効果トランジスタ(NFET)であるが、他の例において、他のタイプのトランジスタとして実装し得る。HSトランジスタのドレインが入力電圧(Vin)に結合され、LSトランジスタのソースが接地に結合される。スイッチノード110上の電圧はVswと示されている。インダクタL1が、スイッチ及びコンデンサCoutに結合される。インダクタL1とコンデンサCoutとの間の接続は、レギュレータの出力(Vout)である。ドライバ102が、コントローラ101からデジタル入力信号HS_ENを受信する入力を有する。ドライバ102は、HSトランジスタのゲートに結合される出力を有する。コントローラ101によってHS_ENがアサートされると(例えば、論理ハイ)、ドライバ102は、その出力に電圧を生成してHSトランジスタをオンにすることによって応答し、電流I_hsは、Vinから、HSトランジスタを介して、スイッチノード110を介して、インダクタL1に流れる。同様に、ドライバ104は、コントローラからデジタル入力信号LS_ENを受信する入力を有し、LSトランジスタのゲートに結合される出力も有する。LS_ENがアサートされると(例えば、論理ハイ)、ドライバ104は、LSトランジスタをオンにするためにその出力に電圧を生成することによって応答する。LSトランジスタがオンであるとき、電流I_lsは、接地からLSトランジスタを介し、スイッチノード110を介してインダクタL1に流れる。
図1は、入力電圧VinとHSトランジスタのドレインとの間の寄生インダクタンスLp_hsも示す。LSトランジスタのソースと接地との間に別の寄生インダクタンスLp-lsも存在する。これらの寄生インダクタンスは、例えば、スイッチングレギュレータが搭載される回路基板への接続、及び回路基板内のトレースから生じる。
シュートスルー電流を回避するために、コントローラ101は、ドライバ102及び104に、HSトランジスタとLSトランジスタの両方を同時にオンにするように命令しない。代わりに、コントローラ101は、HSトランジスタ及びLSトランジスタのオン/オフ状態を切り替える間の「デッドタイム」を実装する。例えば、HSトランジスタがオン(及びLSトランジスタがオフ)である場合、コントローラ101は、HSトランジスタをオフにするために、HS_EN(例えば、論理ロー)をまずデアサートする。HSトランジスタがオフであることを保証するための短い時間期間(デッドタイム)の後、コントローラは、LS_ENをアサートして、ドライバ104にLSトランジスタをオンにさせる。LSトランジスタをオフにした後、HSトランジスタをオンにする前にもデッドタイムが課される。
スイッチングレギュレータが、HS及びLSトランジスタのオン/オフ状態を特定用途向けの周波数で切り替える。一例において、スイッチング周波数は100KHz~1MHzの範囲内である。各スイッチングサイクルの間、HSトランジスタとLSトランジスタの両方が(同時にではないが)オンにされる。図2は、このようなスイッチングサイクルの一部を図示するタイミング図である。201において、LSトランジスタはオンであり、HSトランジスタはオフである。LS_EN信号はデアサートされ(立ち下がりエッジ202)、デッドタイム203がどちらのトランジスタもオンでないことを保証する。コントローラ101は、HS_ENをハイにアサートする(立ち上がりエッジ204)。
波形211は、LSトランジスタを介する電流(I_ls)である。波形213は、HSトランジスタを介する電流(I_hs)である。LSトランジスタが、完全にオフになり、LS_ENの後続のエッジ202に続く電流の導通を停止し、HSが、HS_ENの立ち上がりエッジ204に続いて完全にオンになるのに、有限の時間を要する。電流I_lsは205に示されるように急速に低下し、電流I_hsは206に示されるように急速に増加する。波形211及び214は、リンギングがそれぞれのトランジスタ遷移状態(HSトランジスタがオンになり、LSトランジスタがオフになる)として電流I_hs及びI_ls上で生じ得ることを図示する。リンギングは、Lp_hsと、HSトランジスタのチャネル抵抗と、スイッチノード110の寄生容量とを含む共振回路が形成されることにより生じる。波形214は、スイッチノード電圧Vswを図示する。LSトランジスタがオンであるとき、Vswは、最初はローであり、次いで、インダクタ電流の連続的な流れを維持するためにLSトランジスタのボディダイオードが強制的に順方向バイアスされ、221に示されるように、デッドタイム203の間、わずかに負に立ち下がり、次いでHSトランジスタがオンになるにつれて立ち上がりリンギングする。
スイッチノード110上のリンギングは、導電性及び放射性の高周波数電磁干渉(EMI)を生成する可能性があり、これは、残念ながら、例えば、Vinの同じ電圧ドメインを共有するシステム内の他の構成要素によって受信される可能性がある。例えば、Vinがバッテリの電圧である自動車では、自動車内の他の回路が電圧レギュレータからEMI信号を受信し得る。スイッチングレギュレータにおけるリンギングを低減するための本明細書に記載され手法は、HSトランジスタをオンにするためのプロセスの部分の間に、HSトランジスタのゲートへの駆動電流を低減することであり、さもなければ、その間、より上位レベルのリンギングが生じ得る。
種々の例に従って、本明細書において、HSトランジスタのゲートへの駆動電流を3つのフェーズに区分するアダプティブハイサイドゲートドライバについて説明する。第1のフェーズにおいて、比較的大きい大きさであるが、短い持続時間の駆動電流がHSトランジスタのゲートに供給される。この高電流パルスは、ゲート-ソース間電圧(Vgs)をトランジスタの閾値電圧に迅速に到達させる。HSトランジスタのVgsが閾値電圧に向かって増加するにつれて、HSトランジスタは依然としてオフであり、いかなるドレイン電流も導通し得ず、そのため、スイッチノードリンギングは、この時間期間の間、発生し得ない。次に続く第2のフェーズにおいて、駆動電流がスイッチノードリンギングを減衰させるために、より低いレベルに低減される。スイッチノード電圧が上昇し始めると、アダプティブハイサイドゲートドライバは、HSトランジスタのゲートへの駆動電流の大きさを増大させて、トランジスタのターンオンプロセスを完了する。第2のフェーズの間の駆動電流の大きさは、本明細書に記載されようにプログラム可能であり、スイッチノード上に過剰なリンギングを引き起こすことなく、駆動電流をできるだけ大きくしてトランジスタを迅速にオンにする。
本明細書に記載の実施例は、HSトランジスタのためのアダプティブドライバに関する。LSトランジスタのボディダイオードは、LSトランジスタが「オン」になる前に導通し、それによって、LSトランジスタを介する電流の変化率に起因するLp_ls寄生インダクタンスへの影響は、すでに緩和されているので、LSトランジスタのための同様のアダプティブドライバは含まれないことがある。
図3は、本明細書に記載のアダプティブハイサイドゲートドライバを含むスイッチングレギュレータと、従来のハイサイドゲートドライバを含むスイッチングレギュレータとの比較を図示するタイミング図である。従来のハイサイドゲートドライバは、HSトランジスタのゲートに大きな駆動電流を流してトランジスタをオンさせる。破線の波形は、従来のハイサイドゲートドライバ用であり、実線の曲線は、アダプティブハイサイドゲートドライバ用である。時間t0において、コントローラは、HS_EN信号(図3には図示せず)をアサートして、ゲートドライバがHSトランジスタをターンオンし始める。
従来のハイサイドゲートドライバの場合、ドライバは、HSトランジスタのゲートへの駆動電流を急速に増加させ(301に図示するように)、HSトランジスタが完全にオンになるまで(302に図示するように)そのハイレベルの駆動電流を維持する。HSトランジスタのチャネルが導通し始めると、ドレイン電流(Id(hs))は、303に図示するように非常に急速に増加し、その後、定常状態電流(304)に整定する。305において示すように、スイッチノード上で高度のリンギング結果が得られる。
本明細書に記載されるアダプティブハイサイドゲートドライバの場合、ゲートへの駆動電流はまた、初期フェーズ311の間ハイであり、トランジスタのVgsを閾値電圧に到達させる。しかしながら、(従来のハイサイドゲートドライバの場合のように)駆動電流をハイレベルに維持するのではなく、アダプティブハイサイドゲートドライバは、306において示すように駆動電流を減少させる。一実施例において、初期フェーズ311は、一定の時間期間(例えば、2ns)にわたって生じる。第2のフェーズ312の間のゲート電流は、本明細書で説明するようにアダプティブに構成されて、HSトランジスタのターンオンプロセスを完了するようにハイであるが、一方で、(従来のハイサイドゲートドライバの場合の303におけるより高い変化率と比較して)307において示すようにドレイン電流の変化率を低減する。ドレイン電流をより低い率で増加させることによって、308において示すようにスイッチノード上のリンギングの結果がはるかに少なくなる。第3のフェーズ313は、アダプティブハイサイドゲートドライバが、(309において示すように)スイッチノード電圧Vswが上昇し始めたことを検出することに応答して開始する。Vswが上昇していると判定されると、スイッチノードリンギングをさらに悪化させることなく、HSトランジスタへの駆動電流を再び増加させることができる(310)。
図1を再度参照すると、HSトランジスタを介するドレイン電流I_hsの急激な増大が、寄生インダクタンスLp_hs両端間の電圧降下をもたらす。寄生インダクタンスLp_hs両端間の電圧降下の大きさは、I_hsの変化率とLp_hsのインダクタンスとの積である。従って、I_hsの変化率が大きくなるにつれて、寄生インダクタンスLp_hs両端間の電圧降下が大きくなる。Lp_hsの上側端子は、固定電圧であるVinに結合される。そのため、寄生インダクタンスLp_hs両端間の電圧降下は、インダクタンスの下側端子上の電圧の降下を必要とする。寄生インダクタンスLp_hsの下側端子は、HSトランジスタのドレイン上の電圧である。以下に説明するように、HSトランジスタのドレイン上の電圧を監視することによって、HSトランジスタがオンになるにつれてI_hsがどれくらい急速に増加しているかを判定し得る。アダプティブハイサイドゲートドライバは、HSトランジスタのドレイン上の電圧を閾値と比較する。HSトランジスタのドレイン電圧が、過剰なリンギングがI_hs及びスイッチノード110上で発生する可能性が高いことを示すしきい値を超える場合、次のスイッチングサイクルにおいて、アダプティブハイサイドゲートドライバは、第2のフェーズ312の間、HSトランジスタのゲートへの駆動電流を低減する(図3)。アダプティブハイサイドゲートドライバは、HSトランジスタのドレイン上の電圧がもはや閾値を超えなくなるまで、各後続のスイッチングサイクルにおいてHSトランジスタのゲートへの駆動電流を減少させ続ける。
図4は、図1のゲートドライバ102を実装するために用いられ得るアダプティブハイサイドゲートドライバの実施例を示す概略図である。概略図の右側は、スイッチノード110においてLSトランジスタに結合されたHSトランジスタを示す。アダプティブハイサイドゲートドライバ400は、感知回路402と、論理回路404と、カウンタ406と、プログラム可能駆動強度回路408と、スイッチノード遷移検出回路410と、ORゲート412と、NANDゲート441~444と、ワンショット430と、デコーダ432とを含む。以下、ドライバ400の説明を、HSトランジスタのターンオンプロセスの3フェーズについて説明する。
上述のように、初期フェーズは、比較的高いレベルの駆動電流がHSトランジスタのゲートに供給される、固定(しかし短い)期間である。HS_EN信号は、ワンショット430の入力に結合される。ワンショット430は、ORゲート412の入力に結合される出力を有する。ORゲート412の出力(及びORゲートの出力上の信号415)は、デコーダ432「全選択」入力に結合される。デコーダ432は複数の出力を有し、その各々は、それぞれのNANDゲート441~444の入力に結合される。NANDゲート441~444の他の入力は、HS_EN信号を受け取る。プログラム可能駆動強度回路408は、複数のPFET451~454を含む。NANDゲート441~444の出力は、それぞれのPFET451~454のゲートに結合される。NANDゲート441~444からの出力信号は、論理ハイであるゲートの両方の入力に応答して論理ローになる。従って、HS_ENが論理ハイである(アダプティブハイサイドゲートドライバ400がHSトランジスタをオンにし始めるようにする)場合、NANDゲート441~444の出力は、それぞれのデコーダの出力がハイにアサートされることに応答して論理ローになり、それによってその特定のPFET451~454をオンにする。所与のPFET451~454がオンである場合、駆動電流は、PFETを介してHSトランジスタのゲートに流れる。そのため、デコーダ432は、PFET451~454のうちの1つ又は複数をオンにさせ、それによって、HSトランジスタのゲートへの駆動電流の量を制御する。
(HSトランジスタのターンオンプロセスを開始する)HS_EN上の立ち上がりエッジに応答して、ワンショット430は、ワンショットによって実装される持続時間の間、出力パルス(論理ハイ)を生成する。一例においてワンショットの出力パルスの幅は2nsであるが、必要に応じて2ns以外であってもよい。ワンショットの出力パルスの幅は、HSトランジスタのVgsを0Vからその閾値電圧まで増加させるのに要する時間を近似する時間量である。ワンショット430からの短い持続時間の正の出力パルスは、ORゲート412の出力上の信号415に対して同様の出力パルスをもたらす(ORゲート412の他方の入力は、このサイクルのこの時点で論理ローである)。信号415上の短い持続時間のパルスは、その「全選択」入力上でデコーダ432によって受信され、それに応答して、NANDゲート441~444へのデコーダの出力信号のすべてがハイにアサートされる。この時点で、すべてのNANDゲート441~444の両方の入力が論理ハイであり、これにより、NANDゲート441~444からプログラム可能ドライバ強度回路408内のすべてのPFET451~454のゲートへの出力信号が論理ローになり、それにより、PFET451~454のすべてをオンにして、HSトランジスタのゲートに大きな駆動電流(プログラム可能駆動強度回路408が生成し得る最大電流)を提供する。
この初期フェーズの間、プログラム可能ドライバ強度回路408によってHSトランジスタのゲートに供給されるハイレベルの駆動電流は、HSトランジスタのVgsをHSトランジスタの閾値電圧に向かって急速に上昇させる。ワンショットの出力パルスは次いで、再びローに遷移し、これにより、ORゲート414からの出力信号415が論理ローになる。論理ローになる信号415は、第1のフェーズ311の終わり及び第2のフェーズ312の始まりと一致する。
第2のフェーズ312は、デコーダ432がカウンタ406からのカウント値CNT1に従って、PFET451~454のすべてをオンにすることから、PFETのサブセットのみをオンにすることに切り替わることで開始する。PFET451~454の全てではないが一部をターンオンすることによって、HSトランジスタのゲートへの駆動電流の大きさが減少する(図3に306で示す)。第2のフェーズ312の間、HSトランジスタのVgsが閾値電圧に達し、ドレイン電流がHSトランジスタを介して流れ始める。感知回路402は、コンデンサC1と、抵抗R1,R2とを含む。C1は、VINと、従って、HSトランジスタのドレイン427と、R1との間に結合される。ノードAは、C1とR1の間の接続点である。C1とR1の組み合わせは、HSトランジスタのドレイン上の電圧をハイパスフィルタリングするためのハイパスフィルタを形成する。上述のように、HSトランジスタのゲートへのドレイン電流の突然の突入が、寄生インダクタンスLp_HS(図1)に起因して、HSトランジスタのドレイン上の電圧降下(その大きさはHSトランジスタを介する電流の変化率に比例する)を引き起こす。
論理回路404は、コンパレータ421及び422と、デュアルラッチ424と、排他的NORゲート426と、フリップフロップ428とを含む。この例においてコンパレータ421及び422は、電流コンパレータであるが、他の実施例において電圧コンパレータとして実装し得る。この例において、コンパレータ421及び422の正の入力(+)は、共に及び抵抗器R2に結合される。正の入力コンパレータの電圧はほぼ一定である。従って、R2、I_R2を介する電流はノードA上の電圧の関数であり、ノードA上の電圧は、C1及びR1を含むハイパスフィルタのフィルタリングされた出力である。HSのドレイン上の電圧が急激に減少するにつれて、ノードA上の電圧も急激に減少する。ノードA上の電圧の降下の結果として、電流I_R2は増加する。
コンパレータ421は、電流I_R2を基準電流IREF1と比較する。コンパレータ422は、電流I_R2を基準電流IREF2と比較する。一実施例において、IREF2はIREF1より大きい電流である。COMP1はコンパレータ421からの出力信号であり、COMP2はコンパレータ422からの出力信号である。I_R2がIREF2より大きいことに応答して、コンパレータ422は、COMP2を論理ハイ状態にアサートする。I_R2がIREF2よりも小さいことに応答して、コンパレータ422は、COMP2を論理ロー状態に強制する。同様に、I_R2がIREF1よりも大きいことに応答して、コンパレータ421は、COMP1を論理ハイ状態にアサートする。I_R2がIREF1よりも小さいことに応答して、コンパレータ421は、COMP1を論理ロー状態に強制する。従って、COMP1及びCOMP2は、I_R2が、両方の基準電流を上回るか、両方の基準電流を下回るか、又は基準電流間にあるかを示す。
I_R2が両方の基準電流よりも大きいことは、HSトランジスタを介するドレイン電流が、スイッチノード110上の過剰なリンギングが起こりやすいほど充分に高い率で増加していることを示し、そのため、HSトランジスタのゲートへの駆動電流が減少されるべきである。i_R2がIREF2よりも小さく、IREF1よりも大きい(すなわち、i_R2が基準電流間の範囲にある)ことは、HSトランジスタのドレイン電流(i_hs)の変化率が有害なスイッチノード電圧リンギングを生成するほど大きくないことを示し、駆動電流は変更されるべきでない。両方の基準電流を下回るI_R2は有害なスイッチノード電圧リンギングが起こりそうにないが、過剰なスイッチノード電圧リンギングも生成することなく、HSトランジスタのゲートへの駆動電流の大きさを増加させてHSトランジスタのターンオンプロセスを加速し得ることを示す。
COMP1及びCOMP2は、デュアルラッチ424によってラッチされる。デュアルラッチ424のクロック入力への信号はL2Hであり、これは、スイッチノード遷移検出回路410(後述する)内のコンパレータ461からの出力信号である。コンパレータ461は、スイッチノード電圧Vswを基準電圧(約0V)と比較して、Vswが立ち上がっているときを検出する。信号L2Hはコンパレータ461からの出力信号であり、従って、増大し始めるVswに応答してハイにアサートされる(図3の点309)。
ラッチされたCOMP2信号は、カウンタ406のアップ/ダウン制御入力に結合される。アップ/ダウン制御入力へのラッチされたCOMP2信号の論理ローが、カウンタ406をカウントアップさせる(すなわち、その出力カウント値CNT1を増分させる)。あるいは、アップ/ダウン制御入力へのラッチされたCOMP2信号の論理ハイが、カウンタ406をカウントダウンさせる(CNT1を減分させる)。カウンタ406はカウンタのクロック入力の立ち上がりエッジに応答してクロックされ、カウンタへのクロック信号はフリップフロップ428のQ出力によって供給される。フリップフロップ428のデータ(D)入力は、排他的NORゲート426の出力に結合される。ラッチされたCOMP1及びCOMP2信号は、排他的NORゲート426の入力に結合される。排他的NORゲート426からの出力信号UPDATEは、その入力が反対の極性を有するとき(一方の入力が0であり、他方の入力が1である)、論理0である。それ以外の場合(両方の入力が0、又は両方の入力が1の場合)、UPDATEは論理1になる。論理1であるUPDATEは、(a)I_R2が大きすぎて、HSトランジスタのためのターンオンプロセスの後続のサイクルの第2のフェーズの間、HSトランジスタへの駆動電流が低減されるべきであることを意味するか、又は(b)I_R2が非常に小さいので、HSトランジスタのゲートへの駆動電流が増大されるべきであることを示す。論理0であるUPDATEは、HSトランジスタのゲートへの駆動電流が変更されるべきでないことを示す。
フリップフロップ428は、HS_ONと標された信号によってクロックされる。HS_ONが、例えば、そのゲート-ソース間電圧がその最大値に達したとき、HSトランジスタが完全にオンになることに応答してハイにアサートされ、それによって、スイッチノード電圧Vswが入力電圧Vin付近の値に達し、その値に落ち着いたことを示す。HS_ENはアクティブローCLR入力に接続され、これは、ローにアサートされると、Q出力(カウンタ406のクロック入力に提供される)をリセットさせる。いくつかの実施例において、フリップフロップ428が、その入力上にUPDATE及びHS_ONを有するANDゲートで置き換えられる。I_R2が両方の基準電流IREF1及びIREF2よりも大きいとき、又はI_R2が両方の基準電流よりも小さいとき、UPDATEは、論理1であり、フリップフロップ428を介してクロックされてカウンタ406をクロックし、それによってカウンタの出力カウント値CNT1を増分又は減分する。一例において、カウンタ406は3ビットカウンタであり、従って、CNT1は3ビット2進値である。しかしながら、カウンタ406は、他の実施例において、2ビット又は3ビットを超えるカウンタであってもよい。
カウンタ406のカウントする方向は、カウンタのアップ/ダウン制御入力上のラッチされたCOMP2信号によって制御される。COMP2は、I_R2がIREF2よりも大きいことに応答してハイである。IREF2はIREF1よりも大きく、従って、COMP2が論理ハイであることは、I_R2が両方の基準電流よりも大きいことを示す。COMP2が論理ハイであることに応答して、カウンタ406は、カウントダウンするように構成され、それによって、次にカウンタがクロックされるときにCNT1を減分する。COMP2が論理ローであることに応答して、カウンタ406はカウントアップするように構成され、それによって、カウンタが次にクロックされるときにCNT1を増分する。
図4の例において、デコーダ432は、その選択入力上の2進CNT1カウント値をサーモメトリックコードに変換し、サーモメトリックコードをNANDゲート441~444に提供する。一例において、プログラム可能駆動強度回路408は、8つのPFETを含み、8つのPFETの各々にNANDゲート441~444がある。3ビットのCNT1値は、この例において、デコーダ432によって8ビットのサーモメトリックコード(最小1)から8つのNANDゲートに変換され、それによって8つのPFETを個別にオン又はオフにする。例えば、CNT1が10進数6(2進数で110)である場合、8つのPFETのうちの7つ(6+最小1)へのゲート信号はロー(残りのゲート信号は論理ハイ)にプルされて、7つのPFETをオンにする。CNT1が10進2(2進で010)である場合、8つのPFETのうちの3つ(2+最小1)へのゲート信号は、ロー(残りの5つのゲート信号は論理ハイ)にプルされて、8つのPFETのうちの3つのみをオンにする。
HSトランジスタが完全にオンになると、コンパレータ461からのL2Hのハイアサートの際に、COMP1及びCOMP2がデュアルラッチ424を介してラッチされる。次いで、ラッチされたCOMP1及びCOMP2信号は、カウンタ406を制御するために用いられて、CNT1の変化を引き起こし(I_R2が両方の基準電流よりも大きいか又は両方の基準電流よりも小さい場合)、それによって、(I_R2が両方の基準電流よりも小さい場合)HSトランジスタの駆動電流を増加させ、又は、(I_R2が両方の基準電流よりも大きい場合)駆動電流を減少させる。I_R2がIREF1基準電流とIREF2基準電流との間にある場合、排他的NORゲートからのUPDATEは論理0であり、フリップフロップ428の出力は論理0であり、カウンタ406はクロックされず、カウンタ406がクロックされない場合、CNT1への更新はなく、駆動電流強度は不変のままである。
HSトランジスタのターンオンプロセスの第2のフェーズ312の間、プログラム可能駆動強度回路408は、カウンタ406からのカウント値CNT1に基づいて、HSトランジスタのゲートへの駆動電流の大きさを調整するように構成される。図4の例は、二進カウント値CNT1を、PFET451~454をオンオフするためのサーモメトリックコードに変換するデコーダ432を含む。PFETはほぼ等しいサイズであり、従って、各PFET(「オン」のとき)を介してHSトランジスタのゲートにほぼ同じ量の電流が流れる。別の実施例において、PFET451~454は2進重み付けされ得、従って、1つのPFETを介する駆動電流はl×であり、別のPFETを介する駆動電流は2×であり、別のPFETを介する駆動電流は4×である、等となる。PFETS451~454が2進重み付けされる実施例において、デコーダが省かれてもよく、2進カウント値CNT1がNANDゲート441~444に提供されてもよい。
スイッチノード遷移検出回路410がスイッチノード電圧Vswの上昇を検出することに応答して、第2のフェーズ312が終了し、第3のフェーズ313が開始する。スイッチノード遷移検出回路410は、ORゲート412の入力への出力信号467を生成する。ハイにアサートされると、出力信号467は(ORゲート412及びNANDゲート414を介して)信号415を再び論理ハイにする(信号415は、第1のフェーズ311の間、論理ハイであり、次いで、第2のフェーズ312の間、ローであった)。信号415が論理ハイである場合、デコーダ432は、プログラム可能駆動強度回路408内のPFET451~454のすべてをオンにし、それによって、より大きな駆動電流(図3の310)をHSトランジスタのゲートに流すことによって、(第1のフェーズ311の間に行ったように)応答する。
スイッチノード遷移検出回路410は、コンパレータ461と、ドライバ遅延補償回路462と、フリップフロップ463と、カウンタ464と、遅延ライン465と、マルチプレクサ466とを含む。上述のように、コンパレータ461は、L2H信号を論理ハイ状態にアサートし、それによって、Vswが増加していることを示す。コンパレータ461からのL2H信号は、フリップフロップ463のD入力に結合される。ドライバ遅延補償回路462は、フリップフロップ463のクロック入力を駆動する遅延要素(例えば、1つ又はそれ以上の直列接続されたバッファ、インバータなど)である。フリップフロップ463は、カウンタ464のカウント方向(アップ又はダウン)を判定する。カウンタ464は、HS_ONによってスイッチングサイクル毎にクロックされ、その出力CNT2は、マルチプレクサ466を介する遅延ライン465の長さを判定する。マルチプレクサ466の出力467は、遅延ライン465によってHS_EN遅延され、ORゲート412の入力(スイッチノード遷移検出回路410の外部)及びドライバ遅延補償回路462の入力に結合される。マルチプレクサ466の出力467は、フェーズ313を開始するために論理ハイにアサートされる。全体として、スイッチノード遷移検出回路410の要素は、時間ループを実装する。
スイッチノード遷移検出回路410によってつくられる時間ループの目的は、プログラム可能駆動強度回路408内のPFET451~454のすべての係合をスイッチノード110の立ち上がり電圧に整合させることであり、比較が成される。しかしながら、マルチプレクサ466の出力467をコンパレータ461の出力(L2H)と単に比較することは、概して、出力467がL2Hをアサートさせ、従って常にL2Hをアサートさせるよう導くので、充分ではない。従って、ドライバ遅延補償回路462によって時間補正が実装される。ドライバ遅延補償回路462によって信号467に加えられる遅延量は、ORゲート412、デコーダ432、NANDゲート441~444、HS FETへのゲート信号へのプログラム可能駆動強度回路408、及びコンパレータ461の遅延を介する信号467の総伝搬遅延を考慮する。ドライバ遅延補償回路462は、直列接続された論理ゲートのチェーンを用いて、上述の要素の遅延に一致するように実装され得る。信号467の上述の総伝搬遅延の最小の変動性が与えられると、ドライバ遅延補償回路462はフリップフロップ463へのクロック入力上に、第3のフェーズ313が開始すべきときに生じる対応する立ち上がりエッジを生成する。
フリップフロップ463は、出力Q及びQbar出力を有する。この例では、フリップフロップ463のQbar出力が用いられる。ドライバ遅延補償回路462からの出力信号がフリップフロップ463をクロックするとき、フリップフロップからのQbar出力は、0又は1のいずれかである。フリップフロップ463がクロックするときにVswが立ち上がり始めた(L2Hが1である)場合、Qbar出力は0となる。そうでない場合、フリップフロップクロックのときにVswがまだ立ち上がり始めていない(L2Hが0である)場合、Qbar出力は1になる。従って、フリップフロップ463は時間コンパレータとして働き、Qbar出力の論理状態は、第3のフェーズ313が開始すると予想されるときにVswが立ち上がり始めたかどうかを示す。
フリップフロップ463のQbar出力は、カウンタ464のアップ/ダウン制御入力に結合される。カウンタ464は、アップ/ダウン制御入力の論理状態が1であることに応答して、その出力カウント値CNT2を増分し、アップ/ダウン制御入力の論理状態が0であることに応答して、CNT2を減分するアップ/ダウンカウンタである。
遅延ライン465は、複数の直列接続された遅延要素465a~465dを含む。任意の数の遅延要素が存在し得る。一例において、各遅延要素465a~465dが250ピコ秒(ps)の遅延を実装する。遅延ライン465への入力はHS_ENである。遅延要素465aからの出力信号は、250psだけ遅延されたHS_ENである。遅延要素465bは追加の250ps遅延を加え、従って、遅延要素465bからの出力信号は500psだけ遅延されたHS_ENなどとなる。
遅延ライン465内の隣接する遅延要素間の接続点は、タップされ、マルチプレクサ466の入力に提供される。カウンタの出力カウント値CNT2は、マルチプレクサ366の選択信号である。CNT2が増分すると、後続の遅延(より大きい遅延)要素465a~465dからの出力信号が、マルチプレクサの出力信号として選択される。CNT2が減分すると、前の遅延(より小さい遅延)要素465a~465dからの出力信号が、マルチプレクサの出力信号として選択される。
カウンタ464に入力されるクロックは、HS_ON(上述)である。HSトランジスタが完全にオンにされると、HS_ONがハイにアサートされ、カウンタ464をクロックしてCNT2を増分又は減分する。フリップフロップ463がクロックされるときにVswが立ち上がり始めていない(L2Hが0である)場合、カウンタ464のアップ/ダウン制御入力は1になり、これは、カウンタ464をカウントアップさせる。フリップフロップ463がクロックされるときにVswが立ち上がり始めると(L2Hが1である)、カウンタ464のアップ/ダウン制御入力は0となり、これは、カウンタ464をカウントダウンさせる。HS_ENの立ち上がりエッジとマルチプレクサの出力信号467の立ち上がりエッジとの間の時間遅延の量は、その時間遅延が第2のフェーズ312の持続時間に等しくなるまで、増分するように調整される。そうなると、マルチプレクサ466からの信号467の正のアサートにより、デコーダ432は、第3のフェーズ313の間、プログラム可能駆動強度回路内のPFET451~454のすべてをオンにする。
カウンタ464がカウントアップして時間遅延を増加させると、最終的にフリップフロップは、Vswがすでに立ち上がり始めた時点でクロックし、これは、フリップフロップのD入力が1になり、Qbar出力が0になり、カウンタのsアップ/ダウン制御入力が0になることを意味する。アップ/ダウン制御入力が0の場合、カウンタはその時点でカウントダウンするように構成される。カウンタ464は、各後続のスイッチングサイクルとともに、アップカウンタとして構成されることとダウンカウンタとして構成されることとの間でトグルし得る。しかしながら、遅延要素465a~465dの時間遅延量(例えば、250ps)は、第3のフェーズ313の開始点を繰り返し変更することが、スイッチノード110上のリンギングを実質的に増加させるのに充分ではない程度に充分に小さい。
本記載において、「結合する」という用語は、本記載と一貫する機能的関係を可能にする接続、通信、又は信号経路を包含し得る。例えば、デバイスAがデバイスBを制御して或る行為を実施するための信号を生成する場合、(A)第1の例において、デバイスAは直接接続によってデバイスBに結合されるか、又は(b)第2の例において、介在構成要素CがデバイスAとデバイスBとの間の機能的関係を変更しない場合、デバイスAは介在構成要素Cを介してデバイスBに結合され、そのため、デバイスBはデバイスAによって生成された制御信号を介してデバイスAによって制御される。
或るタスク又は機能を実施する「ように構成される」デバイスは、その機能を実施するために、製造業者によって製造時に構成され(例えば、プログラムされ、及び/又は配線接続され)、及び/又は、その機能及び/又は他の付加的な又は代替の機能を実施するために、製造後にユーザによって構成可能(又は再構成可能)であり得る。こういった構成は、デバイスのファームウェア及び/又はソフトウェアプログラミングを介してもよく、ハードウェア構成要素の構築及び/又はレイアウトを介してもよく、デバイスの相互接続を介してもよく、又はそれらの組み合わせを介してもよい。
本明細書で用いるとき、用語「端子」、「ノード」、「相互接続」、「ピン」、及び「リード」は、互換的に用いられる。特に断りのない限り、これらの用語は、概して、デバイス要素、回路要素、集積回路、デバイス、又は他の電子機器もしくは半導体構成要素の間の相互接続、又はそれらの終端を意味するために用いられる。
特定の構成要素を含むものとして本明細書に記載される回路又はデバイスは代わりに、それらの構成要素に結合されて、記載される回路又はデバイスを形成するように適合されてもよい。例えば、1つ又は複数の半導体素子(トランジスタなど)、1つ又は複数の受動素子(抵抗器、コンデンサ、及び/又はインダクタなど)、及び/又は1つ又は複数のソース(電圧及び/又は電流源など)を含むものとして説明される構造は代わりに、単一の物理デバイス(例えば、半導体ダイ及び/又は集積回路(IC)パッケージ)内の半導体素子のみを含み得、製造時又は製造時の後に、例えば、エンドユーザー及び/又は第三者によって、説明される構造を形成するために、受動素子及び/又はソースの少なくともいくつかに結合されるように適合されてもよい。
本明細書において特定のトランジスタの使用について説明しているが、他のトランジスタ(又は同等のデバイス)を代わりに用いてもよい。例えば、pチャネル電界効果トランジスタ(「PFET」)は、回路にほとんど又は全く変化がないNFETで置き換えられてもよい。また、他のタイプのトランジスタ(バイポーラ接合トランジスタ(BJT)など)が用いられてもよい。
本明細書において、電界効果トランジスタ(FET)が「オン」であるとの言及は、FETの導通チャネルが存在し、ドレイン電流がFETを介して流れていることを意味する。本明細書において、FETが「オフ」であるとの言及は、導通チャネルが存在せず、ドレイン電流がFETを介して流れていないことを意味する。しなしながら、「オフ」FETはトランジスタのボディダイオードを流れる電流を有し得る。
本明細書で説明する回路は、構成要素交換前に利用可能な機能と少なくとも部分的に同様の機能を提供するように、付加的な又は異なる構成要素を含むように再構成可能である。抵抗器として示される構成要素は、特に明記しない限り、概して、示される抵抗器によって表されるインピーダンスの量を提供するために、直列及び/又は並列に結合される任意の1つ又は複数の要素を表す。例えば、単一の構成要素として本明細書に示され、記載される抵抗器又はコンデンサは代わりに、それぞれ、同じノード間で並列に結合される複数の抵抗器又はコンデンサであり得る。例えば、単一の構成要素として本明細書に示され、説明される抵抗器又はコンデンサは代わりに、それぞれ、単一の抵抗器又はコンデンサと同じ2つのノード間に直列に結合される、複数の抵抗器又はコンデンサであり得る。
前述の説明における「接地」という語句の使用は、シャーシ接地、アース接地、浮動接地、仮想接地、デジタル接地、共通接地、及び/又は本説明の教示に適用可能であるか又は本説明の教示に適した任意の他の形態の接地接続を含む。本明細書において、特に明記しない限り、或るパラメータに先行する「約」、「およそ」又は「実質的に」はそのパラメータの+/10%内であることを意味する。
本発明の特許請求の範囲内で、説明した例示の実施例に改変が成され得、他の実施例が可能である。

Claims (20)

  1. スイッチングレギュレータドライバであって、
    トランジスタ電流入力と感知回路出力とを有する感知回路と、
    論理回路入力と第1及び第2の出力とを有する論理回路であって、前記論理回路入力が前記感知回路出力に結合されている、前記論理回路と、
    前記第1の出力に結合されるカウンタクロック入力、前記第2の出力に結合されるカウンタ制御入力、及びカウンタ出力を有するカウンタであって、前記カウンタ出力においてカウント値を提供するように構成される、前記カウンタと、
    駆動強度回路入力とトランジスタ制御出力とを有するプログラム可能駆動強度回路であって、前記カウント値に基づいて、前記トランジスタ制御出力における駆動電流を調整するように構成される、前記プログラム可能駆動強度回路と、
    を含む、スイッチングレギュレータドライバ。
  2. 請求項1に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記カウンタ出力と前記駆動強度回路入力との間に結合されるデコーダをさらに含む、スイッチングレギュレータドライバ。
  3. 請求項1に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記論理回路が、
    前記トランジスタ制御出力における前記駆動電流の変化率が閾値を上回るかどうかを検出し、
    前記駆動電流の前記変化率が前記閾値を上回ることに応答して、前記カウント値を変化させるために前記第1の出力又は前記第2の出力を調整する、
    ように構成される、
    スイッチングレギュレータドライバ。
  4. 請求項1に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記論理回路が、
    前記トランジスタ制御出力における前記駆動電流の変化率を示す信号が第1及び第2の閾値を上回るかどうかを検出し、
    前記信号が前記第1及び第2の閾値を上回ることに応答して、前記カウント値を増分するために前記第1の出力又は前記第2の出力を調整し、
    前記信号が前記第1及び第2の閾値を下回ることに応答して、前記カウント値を減分させるために前記第1の出力又は前記第2の出力を調整する、
    ように構成される、スイッチングレギュレータドライバ。
  5. 請求項4に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記論理回路が、前記信号が前記第1の閾値と前記第2の閾値との間にあることに応答して、前記カウンタが前記カウント値を増分又は減分することを防止するために前記第1の出力又は前記第2の出力を調整するように構成される、スイッチングレギュレータドライバ。
  6. 請求項1に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記感知回路がハイパスフィルタを含む、スイッチングレギュレータドライバ。
  7. 請求項1に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記論理回路が、
    コンパレータ出力と第1及び第2のコンパレータ入力とを有する第1のコンパレータであって、前記コンパレータ出力が前記第2の出力である、前記第1のコンパレータと、
    第2のコンパレータ出力と第3及び第4のコンパレータ入力とを有する第2のコンパレータと、
    ゲート出力と第1及び第2のゲート入力とを有する排他的ORゲートであって、前記第1のゲート入力が前記第1のコンパレータ出力に結合され、前記第2のゲート入力が前記第2のコンパレータ出力に結合される、前記排他的ORゲートと、
    フリップフロップ入力とフリップフロップ出力とを有するフリップフロップであって、前記フリップフロップ出力が前記第1の出力であり、前記フリップフロップ入力が前記ゲート出力に結合される、前記フリップフロップと、
    を含む、スイッチングレギュレータドライバ。
  8. 請求項1に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、
    前記論理回路が、
    前記トランジスタ制御出力における前記駆動電流の変化率が閾値を上回るかどうかを検出し、
    前記駆動電流の前記変化率が前記閾値を上回っていることに応答して、前記カウント値を変化させるために前記第1の出力又は前記第2の出力を調整する、
    ように構成されており、
    前記プログラム可能駆動強度回路が、前記変更されたカウント値に応答して前記動電流を減少させるように構成され、
    前記スイッチングレギュレータドライバが、トランジスタターンオン検出回路を更に含み、
    前記トランジスタターンオン検出回路が、
    トランジスタがオンになったかどうかを検出し、
    前記トランジスタがオンになったと検出したことに応答して、前記論理回路に信号を提供する、
    ように構成され、
    前記プログラム可能駆動強度回路が、前記提供された信号に応答して前記トランジスタにおける前記駆動電流を増加させるように構成される、
    スイッチングレギュレータドライバ。
  9. 請求項1に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、
    前記トランジスタ電流入力が第1のトランジスタ電流入力であり、
    前記スイッチングレギュレータドライバがさらに、
    第2のトランジスタ電流入力及びコンパレータ出力を有するコンパレータと、
    遅延回路出力を有する遅延回路と、
    フリップフロップクロック入力と、データ入力と、フリップフロップ出力とを有するフリップフロップと、
    を含み、
    前記フリップフロップクロック入力が遅延回路出力に結合され、前記データ入力がコンパレータ出力に結合される、
    スイッチングレギュレータドライバ。
  10. 請求項9に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、
    前記カウンタが第1のカウンタであり、
    前記スイッチングレギュレータドライバが、前記フリップフロップ出力に結合される第2の制御入力を有する第2のカウンタをさらに含む、
    スイッチングレギュレータドライバ。
  11. スイッチングレギュレータドライバであって、
    トランジスタ電流入力と感知回路出力とを有する感知回路と、
    第1のコンパレータ出力と、第1及び第2のコンパレータ入力とを有する第1のコンパレータであって、前記第1のコンパレータ入力が前記感知回路出力に結合され、前記第2のコンパレータ入力第1の基準端子に結合される、前記第1のコンパレータと、
    第2のコンパレータ出力と、第3及び第4のコンパレータ入力とを有する第2のコンパレータであって、前記第3のコンパレータ入力が前記感知回路出力に結合され、前記第4のコンパレータ入力が第2の基準端子に結合される、前記第2のコンパレータと、
    論理ゲート出力と第1及び第2の論理ゲート入力とを有する論理ゲートであって、前記第1の論理ゲート入力が前記第1のコンパレータ出力に結合され、前記第2の論理ゲート入力が前記第2のコンパレータ出力に結合される、前記論理ゲートと、
    カウンタクロック入力と、カウンタ制御入力と、カウンタ出力とを有するカウンタであって、前記カウンタクロック入力が前記論理ゲート出力に結合され、前記カウンタ制御入力が前記第2のコンパレータ出力に結合され、前記カウンタ出力においてカウント値を提供するように構成される、前記カウンタと、
    駆動強度回路入力とトランジスタ制御出力とを有するプログラム可能駆動強度回路であって、前記カウント値に基づいて、前記トランジスタ制御出力における駆動電流を調整するように構成される、前記プログラム可能駆動強度回路と、
    を含む、スイッチングレギュレータドライバ。
  12. 請求項11に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記論理ゲートが排他的ORゲートである、スイッチングレギュレータドライバ。
  13. 請求項11に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記論理ゲート出力と前記カウンタクロック入力との間に結合されるフリップフロップをさらに含む、スイッチングレギュレータドライバ。
  14. 請求項11に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記感知回路がハイパスフィルタを含む、スイッチングレギュレータドライバ。
  15. 請求項11に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、
    前記トランジスタ電流入力が第1のトランジスタ電流入力であり、
    前記スイッチングレギュレータドライバがさらに、
    第2のトランジスタ電流入力と第3のコンパレータ出力とを有する第3のコンパレータと、
    遅延回路出力を有する遅延回路と、
    フリップフロップクロック入力と、データ入力と、フリップフロップ出力とを有するフリップフロップであって、前記フリップフロップクロック入力が前記遅延回路出力に結合され、前記データ入力が前記第3のコンパレータ出力に結合される、前記フリップフロップと、
    を含む、スイッチングレギュレータドライバ。
  16. スイッチングレギュレータドライバであって、
    トランジスタ電流入力と感知回路出力とを有する感知回路と、
    論理回路入力と第1及び第2の出力とを有する論理回路であって、前記論理回路入力が前記感知回路出力に結合されている、前記論理回路と、
    駆動強度回路入力及びトランジスタ制御出力を有するプログラム可能駆動強度回路と、
    カウンタクロック入力と、カウンタ制御入力と、カウンタ出力とを有するカウンタと、
    を含み、
    前記カウンタクロック入力が第1の出力に結合され、前記カウンタ制御入力が第2の出力に結合され、
    前記カウンタが、
    ターンオンプロセスのフェーズの間、前記カウンタ出力において第1のカウント値を提供するように構成され、ここで、前記プログラム可能駆動強度回路が、第1のカウント値に応答して前記トランジスタ制御出力において駆動電流の第1のレベルを提供するように構成されており、
    前記第1のカウント値を提供した後、第2のカウント値を前記カウンタ出力に提供するように構成され、ここで、前記プログラム可能駆動強度回路が、前記第2のカウント値に応答して前記トランジスタ制御出力において前記駆動電流の第2のレベルを提供するように構成されており、前記駆動電流の前記第2のレベルが前記駆動電流の前記第1のレベルよりも大きい、
    スイッチングレギュレータドライバ。
  17. 請求項16に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記カウンタ出力と前記駆動強度回路入力との間に結合されるデコーダをさらに含み、前記デコーダが、前記第1及び第2のカウント値を信号に変換するように構成され、前記プログラム可能駆動強度回路が、前記駆動強度回路入力において前記信号を受信するように構成される、スイッチングレギュレータドライバ。
  18. 請求項16に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記論理回路が、
    前記トランジスタ制御出力における前記駆動電流の変化率が閾値を上回るかどうかを検出し、
    前記駆動電流の前記変化率が前記閾値を上回ることに応答して、前記カウント値を変化させるために前記第1の出力又は前記第2の出力を調整する、
    ように構成される、スイッチングレギュレータドライバ。
  19. 請求項16に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、前記論理回路が、
    前記トランジスタ制御出力における前記駆動電流の変化率を示す信号が第1及び第2の閾値を上回るかどうかを検出し、
    前記信号が前記第1及び第2の閾値を上回ることに応答して、カウント値を増分するため前記第1の出力又は前記第2の出力を調整し、
    前記信号が前記第1及び第2の閾値を下回ることに応答して、前記カウント値を減分させるために前記第1の出力又は前記第2の出力を調整する、
    ように構成される、
    スイッチングレギュレータドライバ。
  20. 請求項16に記載のスイッチングレギュレータドライバであって、
    前記トランジスタ電流入力が第1のトランジスタ電流入力であり、
    前記スイッチングレギュレータドライバがさらに、
    第2のトランジスタ電流入力とコンパレータ出力とを有するコンパレータと、
    遅延回路出力を有する遅延回路と、
    フリップフロップクロック入力と、データ入力と、フリップフロップ出力とを有するフリップフロップと、
    を含み、
    前記フリップフロップクロック入力が前記遅延回路出力に結合され、前記データ入力が前記コンパレータ出力に結合される、
    スイッチングレギュレータドライバ。
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