JP2024509759A - Mek阻害剤n-((r)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶性固体及びその使用 - Google Patents

Mek阻害剤n-((r)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶性固体及びその使用 Download PDF

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Abstract

本開示は、a)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態、及び任意選択で1つ以上の薬学的に許容される担体を含む薬学的組成物;c)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態を、腫瘍、がん、またはRasopathy障害の治療を必要とする対象に投与することによる腫瘍、がん、またはRasopathy障害の治療方法;ならびにN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの本質的に純粋な形態IVを生成する方法に関する。【選択図】なし

Description

本開示は、a)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの合成方法;b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態;c)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態、及び任意選択で1つ以上の薬学的に許容される担体を含む薬学的組成物;ならびに腫瘍、がん、またはRasopathy障害の治療を必要とする対象に、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態を投与することによる、腫瘍、がん、またはRasopathy障害の治療方法に関する。
N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド(「ミルダメチニブ」または「PD-0325901」)は、マイトジェン活性化プロテインキナーゼのキナーゼ1(「MEK1」)及びマイトジェン活性化プロテインキナーゼのキナーゼ2(「MEK2」)を阻害するように設計された小分子薬物である。MEK1及びMEK2は、マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(「MAPK」)シグナル伝達経路において重要な役割を果たすタンパク質である。MAPK経路は、細胞の生存及び増殖にとって重要であり、この経路の過剰活性化は、腫瘍の発達及び増殖につながることが示されている。ミルダメチニブは、MEK1及びMEK2の非常に強力かつ特異的なアロステリック非ATP競合阻害剤である。その作用機序のおかげで、ミルダメチニブは、細胞外調節MAPキナーゼERK1及びERK2のリン酸化を著しく阻害し、それによってインビトロ及びインビボの両方で腫瘍細胞の成長障害をもたらす。さらに、MEK/ERK活性の炎症性サイトカイン誘発性の増加が、関節リウマチ及び他の炎症性疾患に関連する炎症、疼痛、及び組織破壊に寄与することを示している証拠がある。
N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、前述されている。WO2002/006213は、結晶形態I及びIIを記載している。米国特許第7,060,856号(「’856特許」)は、形態IVを生成する方法を記載している。’856特許は、この方法によって生成された材料が90%超の形態IVであったことを示している(’856特許、実施例1)。’856特許はまた、生成された材料の示差走査熱量測定(「DSC」)が、2つの形態の混合物であることと一致して、110℃での融解の開始、ならびに117℃での開始を伴う小さなピークを示すと述べている。
WO2006/134469(「’469PCT公開」)はまた、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの合成方法も記載している。’469PCT公開は、本方法が、’856特許として発行された米国特許出願第10/969,681号に開示された多型形態IVに適合する生成物をもたらすことを報告している。
異なる多型形態の特性の差異は、溶解度または生物学的利用能の差異によって引き起こされるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの加工性に影響を与える有効用量または物理的特性の差異をもたらす可能性がある。故に、腫瘍、がん、またはRasopathy障害の治療に使用するための、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの多型形態の組成物の必要性が存在する。
図1Aは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの本質的に純粋な結晶形態IVに対応するX線粉末回折パターン(「XRPD」)である。 図1Bは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの本質的に純粋な結晶形態IVに対応する熱重量分析サーモグラム(「TGA」)及び示差走査熱量測定サーモグラム(「DSC」)である。 図2Aは、結晶形態Vに対応するX線粉末回折パターン(「XRPD」)である。 図2Bは、結晶形態Vに対応する熱重量分析サーモグラム(「TGA」)及び示差走査熱量測定サーモグラム(「DSC」)である。 図3Aは、結晶形態VIに対応するXRPDである。 図3Bは、結晶形態VIに対応するDSC及びTGAである。 図4Aは、結晶形態VIIに対応するXRPDである。 図4Bは、結晶形態VIIに対応するDSC及びTGAである。 図5Aは、結晶形態VIIIに対応するXRPDである。 図5Bは、結晶形態VIIIに対応するDSC及びTGAである。 図6Aは、結晶形態IXに対応するXRPDである。 図6Bは、結晶形態IXに対応するDSC及びTGAである。 図7Aは、結晶形態Xに対応するXRPDである。 図7Bは、結晶形態Xに対応するDSC及びTGAである。 図8Aは、結晶形態XIに対応するXRPDである。 図8Bは、結晶形態XIに対応するDSC及びTGAである。 図9Aは、結晶形態XIIに対応するXRPDである。 図9Bは、結晶形態XIIに対応するDSC及びTGAである。 図10Aは、結晶形態XIIIに対応するXRPDである。 図10Bは、結晶形態XIIIに対応するDSC及びTGAである。 図11Aは、結晶形態IVに対応するXRPDとオーバーレイされた結晶形態XIVに対応するXRPDである。 図11Bは、結晶形態XIVに対応するDSC及びTGAである。 図12Aは、結晶形態XVに対応するXRPDである。 図12Bは、結晶形態XVに対応するDSC及びTGAである。 図13Aは、結晶形態XVIに対応するXRPDである。 図13Bは、結晶形態XVIに対応するDSC及びTGAである。 図14Aは、結晶形態XVIIに対応するXRPDである。 図14Bは、結晶形態XVIIに対応するDSC及びTGAである。 図15Aは、結晶形態XVIIIに対応するXRPDである。 図15Bは、結晶形態XVIIIに対応するDSC及びTGAである。 図16Aは、結晶形態XIXに対応するXRPDである。 図16Bは、結晶形態XIXに対応するDSC及びTGAである。 図17Aは、結晶形態XXに対応するXRPDである。 図17Bは、結晶形態XXに対応するDSC及びTGAである。 図18Aは、結晶形態XXIに対応するXRPDである。 図18Bは、結晶形態XXIに対応するDSC及びTGAである。 図19Aは、結晶形態XXIIに対応するXRPDである。 図19Bは、結晶形態XXIIに対応するDSC及びTGAである。 図20Aは、結晶形態XXIIIに対応するXRPDである。 図20Bは、結晶形態XXIIIに対応するDSC及びTGAである。 図21Aは、結晶形態XXIVに対応するXRPDである。 図21Bは、結晶形態XXIVに対応するDSC及びTGAである。 図22Aは、非晶質ミルダメチニブに対応するXRPDである。 図22Bは、非晶質ミルダメチニブに対応するDSC及びTGAである。
結晶形態及び非晶質固体
本開示は、異常なMEK1またはMEK2活性が関与する障害、例えば、がん、腫瘍、または神経線維腫症1型などのRasopathy障害の治療を、それを必要とする対象において行うために有用な組成物及び方法を特徴とする。いくつかの態様では、本開示は、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの新規の多型形態、及び汚染形態、例えば、形態Iを実質的に含まない純粋な形態IVを使用して、それらを生成する方法を特徴とする。
いくつかの態様では、本開示は、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを合成する新規の方法を特徴とする。いくつかの態様では、本明細書に記載の、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの合成方法は、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの純粋な形態IVの生成に有用である。
いくつかの態様では、本明細書に記載の方法及び組成物は、カプセルまたは錠剤の全体を飲み込むのに苦労している患者、例えば、小児患者、または嚥下障害がある患者、例えば、食道癌、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脳卒中、アカラシア、または食道狭窄の患者を治療するために有用である。
いくつかの態様では、本開示は、式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態を提供し、
Figure 2024509759000001
これらは、下記からなる群から選択される:
a)5.4±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
b)5.9±0.2、7.2±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
c)5.3±0.2、10.6±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
d)5.4±0.2、10.7±0.2、及び18.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
e)6.7±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
f)10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
g)5.5±0.2、6.9±0.2、及び10.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
h)10.1±0.2、17.3±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
i)4.6±0.2、5.1±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
j)4.6±0.2、23.4±0.2、及び25.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
k)5.5±0.2、14.7±0.2、及び20.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
l)6.0±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
m)5.9±0.2、10.1±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
n)4.6±0.2、10.7±0.2、及び15.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
o)10.2±0.2、11.6±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
p)7.8±0.2、14.0±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
q)5.5±0.2、8.2±0.2、及び16.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
r)7.2±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
s)5.4±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;ならびに
t)7.2±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、12.5±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図2Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約35℃~約100℃で約2.7重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約95℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での第1の吸熱開始、及び約95℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図2Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図2Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態Vである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.9±0.2、7.2±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.9±0.2、7.2±0.2、9.3±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図3Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約25℃~約125℃で約2.4重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約41℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約70℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約41℃での吸熱開始を有し、約70℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約41℃での吸熱開始を有し、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約70℃での吸熱開始を有し、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約41℃での第1の吸熱開始、約70℃での第2の吸熱開始、及び約109℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図3Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図3Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態VIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.3±0.2、10.6±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.3±0.2、10.6±0.2、13.9±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図4Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約120℃で約5.2重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約85℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約110℃での吸熱イベントを有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約85℃で第1の吸熱開始、及び約110℃で第2の吸熱イベントを有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図4Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図4Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態VIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、10.7±0.2、及び18.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、10.7±0.2、18.7±0.2、及び23.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図5Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約112℃で約3.3重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約81℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約81℃で第1の吸熱開始、及び約110℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図5Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図5Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態VIIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、6.7±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、6.7±0.2、8.0±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図6Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約28℃~約128℃で約4.6重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約84℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約107℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約84℃での吸熱開始を有し、約107℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約84℃での吸熱開始を有し、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約107℃での吸熱開始を有し、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約84℃での第1の吸熱開始、約107℃での第2の吸熱開始、及び約114℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図6Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図6Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態IXである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図7Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約115℃で約2.9重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図7Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図7Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態Xである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、6.9±0.2、及び10.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、6.9±0.2、10.1±0.2、及び19.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図8Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約175℃で約7.6重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃で第1の吸熱開始、及び約104℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図8Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図8Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、10.1±0.2、17.3±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、10.1±0.2、17.3±0.2、21.5±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図9Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約160℃で約8.5重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約72℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約72℃で第1の吸熱開始、及び約109℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図9Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図9Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、5.1±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、5.1±0.2、6.4±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図10Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約20℃~約100℃で約3.1重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約55℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約55℃で第1の吸熱開始、及び約109℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図10Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図10Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XIIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、23.4±0.2、及び25.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、23.4±0.2、25.2±0.2、及び30.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図11Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約0.15重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約111℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図11Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図11Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XIVである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、14.7±0.2、及び20.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、14.7±0.2、20.9±0.2、及び26.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図12Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約3.8重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図12Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図12Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XVである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、6.0±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、6.0±0.2、12.8±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図13Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約2.1重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約74℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約74℃での吸熱開始を有し、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約74℃での吸熱開始を有し、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約102℃での吸熱開始を有し、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約74℃での第1の吸熱開始、約102℃での第2の吸熱開始、及び約114℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図13Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図13Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XVIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.9±0.2、10.1±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.9±0.2、10.1±0.2、11.7±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図14Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約100℃で約2.7重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図14Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図14Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XVIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、10.7±0.2、及び15.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、10.7±0.2、15.9±0.2、及び19.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図15Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約150℃で約1.6重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約83℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図15Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図15Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XVIIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、10.2±0.2、11.6±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、10.2±0.2、11.6±0.2、17.1±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図16Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約23℃~約92℃で約1.85重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約98℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約115℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃での吸熱開始を有し、約98℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃での吸熱開始を有し、約115℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約98℃での吸熱開始を有し、約115℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃での第1の吸熱開始、約98℃での第2の吸熱開始、及び約115℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図16Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図16Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XIXである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.8±0.2、14.0±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.8±0.2、14.0±0.2、15.6±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図17Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約29℃~約126℃で約2.6重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約92℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での吸熱開始を有し、約92℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での吸熱開始を有し、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約92℃での吸熱開始を有し、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での第1の吸熱開始、約92℃での第2の吸熱開始、及び約110℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図17Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図17Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XXである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、8.2±0.2、及び16.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、8.2±0.2、16.7±0.2、及び17.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図18Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約110℃で約14.1重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約52℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約90℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約52℃で第1の吸熱開始、及び約90℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図18Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図18Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XXIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.2±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.2±0.2、18.6±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図19Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約26℃~約135℃で約13.8重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約65℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約65℃での吸熱開始を有し、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約65℃での吸熱開始を有し、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約89℃での吸熱開始を有し、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約65℃での第1の吸熱開始、約89℃での第2の吸熱開始、及び約102℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図19Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図19Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XXIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、6.5±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図20Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約27℃~約137℃で約4.4重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約81℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約101℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約81℃で第1の吸熱開始、及び約101℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図20Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図20Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XXIIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.2±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.2±0.2、9.5±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図21Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約119℃で約1.2重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図21Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図21Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XXIVである。
いくつかの態様では、本開示は、式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質形態を提供する。
Figure 2024509759000002
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質形態は、実質的に図22Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質形態は、a)実質的に図22Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図22Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、XRPDパターンは、(a)入射ビーム側で次のように:可変発散スリット(10mmの照射長さ)、0.04radのソーラースリット、固定散乱防止スリット(0.50°)、及び10mmのビームマスクであるように構成され、ならびに(b)回折ビーム側で次のように:可変散乱防止スリット(10mmの観測された長さ)及び0.04radのソーラースリットであるように構成された、X’CELERATOR(登録商標)Real Time Multi-Strip検出器を備えたNi濾過CuKα(45kV/40mA)放射及び0.03°2θのステップサイズを使用する、PANALYTICAL(登録商標)X’Pert Pro回折計を使用して生成されるか、または(a)入射ビーム側で次のように:Goebelミラー、ミラー出口スリット(0.2mm)、2.5°ソーラースリット、ビームナイフであるように構成され、ならびに(b)回折ビーム側で次のように:散乱防止スリット(8mm)及び2.5°ソーラースリットであるように構成された、LYNXEYE(商標)検出器を備えた、CuKα(40kV/40mA)放射及び0.03°2θのステップサイズを使用するBRUKER(登録商標)D8(登録商標)ADVANCE(商標)システムを使用して生成され、試料はゼロバックグラウンドSiウエハ上に平らに取り付けられる。いくつかの態様では、DSCパターンは、TA Instruments Q100またはQ2000の示差走査熱量計を使用して、約15℃/分の温度上昇速度で生成される。
薬学的組成物
いくつかの態様では、本開示は、本明細書に記載のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体と、1つ以上の薬学的に許容される担体とを含む薬学的組成物(例えば、カプセル、錠剤、粉末、顆粒、ミニタブレット、またはペレット)を目的とする。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、経口投与用である。いくつかの態様では、薬学的組成物は、固体剤形である。いくつかの態様では、薬学的組成物は、カプセル、錠剤(例えば、分散性錠剤もしくは口腔分散性錠剤)、粉末(例えば、分散性粉末)、顆粒(例えば、分散性顆粒)、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)、またはペレット(例えば、分散性ペレット)である。いくつかの態様では、薬学的組成物は、錠剤(例えば、分散性錠剤もしくは口腔分散性錠剤)またはカプセルである。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、カプセルである。いくつかの態様では、カプセルは、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。いくつかの態様では、カプセルは、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.25重量/重量%~約1.5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、カプセルは、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。いくつかの態様では、カプセルは、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.25重量/重量%~約1.5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、カプセルは、約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約2.5重量/重量%~約7.0重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び(d)成分(a)~(c)を封入するゼラチンカプセル。いくつかの態様では、カプセルは、約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約2.5重量/重量%~約7.0重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び(d)成分(a)~(c)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、薬学的組成物は錠剤である。いくつかの態様では、錠剤は、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、錠剤の各成分は、以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。いくつかの態様では、錠剤は、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、錠剤の各成分は、以下のとおりである:(a)約0.25重量/重量%~約1.5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び(d)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤は、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、錠剤の各成分は、以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。いくつかの態様では、錠剤は、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、錠剤の各成分は、以下のとおりである:(a)約0.25重量/重量%~約1.5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び(d)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤は、約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、錠剤の各成分は、以下のとおりである:(a)約2.5重量/重量%~約7.0重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、及び(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤。いくつかの態様では、錠剤は、約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、錠剤の各成分は、以下のとおりである:(a)約2.5重量/重量%~約7.0重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、及び(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、経口投与用である。いくつかの態様では、薬学的組成物は、分散性口腔分散性である。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、錠剤、粉末、顆粒、ミニタブレット、またはペレット(ビーズとも呼ばれる)である。
いくつかの態様では、薬学的組成物は粉末である。いくつかの態様では、薬学的組成物は、分散性粉末である。いくつかの態様では、カプセルまたはサシェは、分散性粉末を含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、顆粒の形態である。いくつかの態様では、顆粒は、分散性顆粒である。いくつかの態様では、カプセルまたはサシェは、分散性顆粒を含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、ミニタブレットの形態である。いくつかの態様では、ミニタブレットは、分散性ミニタブレットである。いくつかの態様では、カプセルまたはサシェは、分散性ミニタブレットを含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、ペレットの形態である。いくつかの態様では、ペレットは、分散性ペレットである。いくつかの態様では、カプセルまたはサシェは、分散性ペレットを含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は錠剤である。いくつかの態様では、錠剤は、分散性錠剤である。いくつかの態様では、錠剤は、口腔分散性錠剤である。
いくつかの態様では、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットである薬学的組成物は、約0.1mg~約20mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットである薬学的組成物は、約0.1mg~約20mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである:(a)約0.2重量/重量%~約1.5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約75重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3重量/重量%~約8重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットである薬学的組成物は、約0.1mg~約20mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットである薬学的組成物は、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含む。いくつかの態様では、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットである薬学的組成物は、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含む。いくつかの態様では、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットである薬学的組成物は、約3mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含む。いくつかの態様では、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットである薬学的組成物は、約4mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含む。
いくつかの態様では、希釈剤のうちの少なくとも1つは、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される。いくつかの態様では、希釈剤のうちの少なくとも1つは、微結晶セルロースである。
いくつかの態様では、崩壊剤のうちの少なくとも1つは、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される。いくつかの態様では、崩壊剤のうちの少なくとも1つは、クロスカルメロースナトリウムである。
いくつかの態様では、香料剤のうちの少なくとも1つは、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される。いくつかの態様では、香料剤のうちの少なくとも1つは、ブドウ香料である。
いくつかの態様では、甘味料のうちの少なくとも1つは、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される。いくつかの態様では、甘味料のうちの少なくとも1つは、スクラロースである。
いくつかの態様では、滑沢剤のうちの少なくとも1つは、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される。いくつかの態様では、滑沢剤のうちの少なくとも1つは、ステアリン酸マグネシウムである。
治療方法
いくつかの態様では、本開示は、腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療する方法であって、そのような治療を必要とする対象に、本明細書に記載の薬学的組成物(例えば、カプセル、錠剤、粉末、顆粒、ミニタブレット、またはペレット)を投与することを含む方法を提供する。
いくつかの態様では、本開示は、腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療するための医薬品の製造のための、本明細書に記載の薬学的組成物(例えば、カプセル、錠剤、粉末、顆粒、ミニタブレット、またはペレット)の使用を提供する。
いくつかの態様では、腫瘍は、神経線維腫である。いくつかの態様では、腫瘍は、神経線維腫症1型に関連する神経線維腫である。いくつかの態様では、腫瘍は、皮膚神経線維腫、叢状神経線維腫、視路神経膠腫、低悪性度神経膠腫、高悪性度神経膠腫、または悪性末梢神経鞘腫瘍からなる群から選択される。いくつかの態様では、腫瘍は、叢状神経線維腫である。
いくつかの態様では、対象は、神経線維腫症1型、神経線維腫症2型、心臓・顔・皮膚症候群、コステロ症候群、レギウス症候群、ヌーナン症候群、及び多発性黒子を伴うヌーナン症候群からなる群から選択されるRasopathy障害を有すると診断されている。
いくつかの態様では、がんは、皮膚癌、悪性末梢神経鞘癌、白血病、リンパ腫、組織球腫瘍、肺癌、乳癌、卵巣癌、腎臓癌、結腸直腸癌、甲状腺癌、胆管癌、尿路上皮癌、子宮腫瘍、胃癌、肉腫、膀胱癌、頭頚部癌、子宮内膜癌、食道癌、腺様嚢胞癌、胆嚢癌、前立腺癌、口腔癌、子宮頚癌、膵臓癌、黒色腫、肝細胞癌、胆道癌、及び腹膜の漿液癌からなる群から選択される。いくつかの態様では、白血病は、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、及び慢性骨髄性白血病からなる群から選択される。いくつかの態様では、リンパ腫は、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、及びワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症からなる群から選択される。いくつかの態様では、肺癌は、肺腺癌、扁平上皮非小細胞肺癌、非扁平上皮非小細胞肺癌、及び小細胞肺癌からなる群から選択される。
いくつかの態様では、対象は、変異または他の異常が、特定のがんに特徴的な機能の獲得または喪失を引き起こす1つ以上の遺伝子における変異または他の異常を有し、1つ以上の遺伝子における変異または他の異常が、KRAS、NRAS、HRAS、BRAF、MEK1、MEK2、RASA1、MAP2K4、NF1、またはNF2のうちの1つ以上における変異または他の異常である。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの個々の用量は、2つ以上のカプセル、2つ以上の錠剤(例えば、分散性錠剤)、2回以上の用量の粉末(例えば、分散性粉末)、2回以上の用量の顆粒(例えば、分散性顆粒)、2回以上の用量のミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)、2回以上の用量のペレット(例えば、分散性ペレット)、またはそれらの組み合わせとして投与される。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットであり、薬学的組成物は、対象に投与される前に飲料用液体中に分散される。例えば、3mgの用量のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、2つの分散性錠剤-1つは2mgを含有し、もう1つは1mgを含有する分散性錠剤として、または各々が1mgを含有する3つの分散性錠剤として投与され得る。別の例として、1.5mgの用量のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、2つの分散性剤形-1つの分散性錠剤は1mgを含有し、分散性粉末の別個の単位は0.5mgを含有する分散性剤形として、または各々が0.5mgを含有する分散性粉末の3つの単位として投与され得る。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、20mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、10mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、8mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、6mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、2mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、1mgを超えない1日の総用量で投与される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約0.1mg~約20mgである。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約0.5mgである。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約1mgである。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約2mgである。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約4mgである。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約6mgである。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約8mgである。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約20mg投与される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、1日2回投与される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約0.1mg~約10mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約0.5mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約1mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約2mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約3mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約4mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約10mgの用量で1日2回投与される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、1日1回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約0.1mg~約20mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約0.5mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約1mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約2mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約4mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約8mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約10mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約20mgの用量で1日1回投与される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、20mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、10mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、8mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、6mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、4mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、2mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、1mgを超えない1日の総用量で投与される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、以下を含む28日間の投与サイクルで投与される:(a)1日の総用量が投与される21日間、及び(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、以下を含む28日間の投与サイクルで投与される:(a)1日の総用量が投与される連続した21日間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、以下を含む28日間の投与サイクルで投与される:(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)1日の総用量が投与される5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない2日間を含む、3つの7日間の期間、ならびに(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、以下を含む28日間の投与サイクルで投与される:(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)1日の総用量が投与される連続した5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した2日間を含む、3つの7日間の期間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間。
いくつかの態様では、28日間の投与サイクルは、合計24の連続した28日間の投与サイクルまで繰り返される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、1日の総用量が投与される28日間を含む28日間の投与サイクルで投与される。
いくつかの態様では、対象は、嚥下障害を経験する。いくつかの態様では、対象は、神経系の疾患、筋肉衰弱、発達障害、脳卒中、外傷、解剖学的欠損、がん、がんの治療、アレルギー反応、認知症、記憶喪失、または認知機能低下のうちの1つ以上によって引き起こされる嚥下障害を経験する。
いくつかの態様では、対象は、小児対象である。
N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド及び本質的に純粋な形態IVの調製方法
式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの新規な生成方法であって、
Figure 2024509759000003
以下のスキームIに示されるように、PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)を、1-プロピルホスホン酸無水物(「T3P」)であるカップリング試薬と反応させて、901アセトニドを得ることを含む、方法が、本明細書で開示される。
スキーム1
Figure 2024509759000004
いくつかの態様では、T3Pは、溶液中にある。いくつかの態様では、T3Pは、酢酸エチル中の溶液として提供される。
いくつかの態様では、式(I)の本質的に純粋な形態IVのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する方法は、以下のスキームIIに示されるように、(a)PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)を、T3Pであるカップリング試薬と反応させて、901アセトニドを得ることと、(b)901アセトニドを酸で処理して、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを形成することと、を含む。
スキームII
Figure 2024509759000005
いくつかの態様では、式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの本質的に純粋な結晶形態IVの合成は、スキームIIIに従って記載される反応を含む。
スキームIII
Figure 2024509759000006
いくつかの態様では、式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの本質的に純粋な形態IVの合成は、スキームIVで以下に示されるとおりである。
スキームIV
Figure 2024509759000007
いくつかの態様では、本明細書に提供される方法は、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの本質的に純粋な形態IVであり、かつ≦0.2%の二量体不純物PF-00191189を含有する結晶組成物を提供する。
Figure 2024509759000008
いくつかの態様では、結晶組成物は、約0.05重量%~約0.19重量%の二量体不純物PF-00191189を含有する。いくつかの態様では、結晶組成物は、検出可能な量の二量体不純物PF-00191189を含有しない。
定義
本明細書に記載される開示の理解を容易にするために、多数の用語を以下に定義する。
一般に、本明細書で使用される専門用語、ならびに本明細書に記載される有機化学、医薬化学、及び薬理学における実験室手順は、当該技術分野において周知であり、一般的に使用されているものである。特に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術及び科学用語は、概して、本開示が属する当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。
本明細書及び添付の特許請求の範囲において、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈上他の意味を明確に示さない限り、複数の指示対象を含む。「a」(または「an」)という用語、ならびに「1つ以上」及び「少なくとも1つ」という用語は、本明細書で互換的に使用され得る。ある特定の態様では、「a」または「an」という用語は、「単一の」を意味する。他の態様では、「a」または「an」という用語は、「2つ以上」または「複数の」を含む。
さらに、本明細書で使用される「及び/または」は、他のものがあろうとなかろうと、2つの指定された特徴または構成要素のそれぞれの具体的な開示として解釈されるべきである。したがって、本明細書の「A及び/またはB」などの語句で使用される「及び/または」という用語は、「A及びB」、「AまたはB」、「A」(単独)、ならびに「B」(単独)を含むことが意図される。同様に、「A、B、及び/またはC」などの語句で使用される「及び/または」という用語は、以下の態様の各々を包含することが意図される:A、B、及びC;A、B、またはC;AまたはC;AまたはB;BまたはC;A及びC;A及びB;B及びC;A(単独);B(単独);ならびにC(単独)。
「ミルダメチニブ」及び「PD-0325901」という用語は、単一のエナンチオマーN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを指す。
「対象」という用語は、霊長類(例えば、ヒト)、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、イヌ、ネコ、ウサギ、ラット、またはマウスが挙げられるが、これらに限定されない動物を指す。「対象」及び「患者」という用語は、本明細書において、例えば、ヒト対象などの哺乳動物対象を指して互換的に使用される。
「小児」という用語は、治療の時点で21歳未満のヒト対象を示す。「小児」という用語は、新生児(出生から生後28日まで)、乳幼児(生後29日から2歳未満)、児童(2歳から12歳未満)、及び青少年(12歳から21歳まで(22歳の誕生日まで、ただし22歳の誕生日を除く))を含む、様々な亜集団にさらに分けることができる。例えば、Berhman R E,Kliegman R,Arvin A M,Nelson W E.Nelson Textbook of Pediatrics,15th Ed.Philadelphia:W.B.Saunders Company,1996、Rudolph A M,et al.Rudolph’s Pediatrics,21st Ed.New York:McGraw-Hill,2002、及びAvery M D,First L R.Pediatric Medicine,2nd Ed.Baltimore:Williams & Wilkins;1994を参照されたい。特に、新生児、乳児、及び幼児などの年少の小児患者は、カプセル全体または錠剤全体を飲み込むことが困難である場合がある。
本明細書で使用される「分散性」という用語は、水もしくは別の飲料用液体(例えば、非水飲料)、または対象の口に入れたときに対象自身の唾液と合わせたときに、撹拌もしくは温度変更を加えるかまたは加えずに崩壊及び/または溶解する組成物(例えば、錠剤、粉末、顆粒、ミニタブレット、またはペレット(「ビーズ」としても知られる))を指す。いくつかの態様では、分散性組成物は、水もしくは別の飲料用液体と合わせた後、10分、9分、8分、7分、6分、5分、4分、3分、2分、もしくは1分以内に崩壊または溶解する。そのような崩壊または溶解は、完全である必要はない。例えば、分散性錠剤は、ほぼ完全に溶解し得るが、いくつかの未溶解粒子状物質が残存してもよい。
「口腔分散性」という用語は、別個の容器中で最初に溶解または崩壊することを必要とせずに、経口投与された場合に、対象の口内で溶解または崩壊する(すなわち、対象の唾液中で溶解または崩壊する)ことができる組成物を指す。
本明細書で使用される場合、「治療する(treat)」、「治療した(treated)」、及び「治療すること(treating)」という用語は、治療的処置及び予防的もしくは防止的手段の両方を意味し、その目的は、望ましくない生理学的状態、障害、または疾患を予防もしくは減速(軽減)すること、または有益なもしくは所望の臨床結果を得ることである。したがって、治療を必要としているものには、既に障害と診断されているもの、または障害を有することが疑われるものが含まれる。有益なまたは所望の臨床結果としては、検出可能または検出不可能にかかわらず、症状の軽減;状態、障害、もしくは疾患の程度の減少;状態、障害、もしくは疾患の安定化(すなわち、悪化していない)状況;状態、障害、もしくは疾患の進行の発症の遅延または減速;状態、障害、もしくは疾患状況の改善もしくは寛解(部分的もしくは完全な);患者により必ずしも識別可能ではない少なくとも1つの測定可能な身体パラメータの改善;または状態、障害、もしくは疾患の増強もしくは改善が挙げられるが、これらに限定されない。治療には、過剰なレベルの副作用なしに臨床的に重要な応答を引き出すことが含まれる。治療はまた、治療を受けていない場合の予測生存期間と比較して、生存期間を延長させることを含む。「治療上有効な量」という用語は、投与されるとき、治療される障害、疾患、もしくは状態の症状のうちの1つ以上の発症を予防するか、またはある程度緩和するのに十分である化合物の量を含むことを意味する。「治療有効量」という用語はまた、研究者、獣医師、医師、または臨床医によって探求されている細胞、組織、系、動物、またはヒトの生物学的応答もしくは医学的応答を引き出すのに十分である化合物の量を指す。
ある特定の態様では、患者が、以下の:腫瘍のサイズの縮小;特定の腫瘍に関連する1つ以上の症状の軽減;腫瘍の体積の減少;生活の質の改善;無増悪生存期間(PFS)、無病生存期間(DFS)、全生存期間(OS)、無転移生存期間(MFS)の増加、完全奏効(CR)、微小残存病変(MRD)、部分奏効(PR)、安定疾患(SD)、進行性疾患(PD)の減少、無増悪期間(TTP)の増加、またはそれらの任意の組み合わせのうちの1つ以上を示す場合、本明細書に記載の方法に従って、対象は腫瘍の「治療」に成功する。いくつかの態様では、所与の腫瘍における治療アウトカムの国内でまたは国際的に許容される基準を使用して、有効量のミルダメチニブがこれらの特定のエンドポイント(例えば、CR、PFS、PR)のいずれかを満たすかどうかを決定することができる。
ある特定の態様では、対象は、患者が以下の:がん細胞の数の低減もしくは完全な不在;特定のがんに関連する1つ以上の症状の軽減;罹患率及び死亡率の低下;生活の質の改善;無増悪生存期間(PFS)、無病生存期間(DFS)、全生存期間(OS)、無転移生存期間(MFS)の増加、完全奏効(CR)、微小残存病変(MRD)、部分奏効(PR)、安定疾患(SD)、進行性疾患(PD)の減少、無増悪期間(TTP)の増加、またはそれらの任意の組み合わせのうちの1つ以上を示す場合、本明細書に開示される方法に従って、がん、例えば、肺癌または卵巣癌の「治療」に成功する。いくつかの態様では、所与のがんにおける治療アウトカムの国内でまたは国際的に許容される基準を使用して、有効量のミルダメチニブがこれらの特定のエンドポイント(例えば、CR、PFS、PR)のいずれかを満たすかどうかを決定することができる。
「薬学的に許容される担体」、「薬学的に許容される賦形剤」、「生理学的に許容される担体」、または「生理学的に許容される賦形剤」という用語は、液体または固体の賦形剤、溶媒、または封入材料などの、薬学的に許容される材料、組成物、またはビヒクルを指す。一態様では、各成分は、薬学的製剤の他の成分と適合性があるという意味で「薬学的に許容される」ものであり、過度の毒性、刺激、アレルギー反応、免疫原性、または他の問題もしくは合併症を伴わずに、ヒト及び動物の組織もしくは臓器と接触させて使用するのに好適であり、合理的なベネフィット/リスク比に見合う。Remington:The Science and Practice of Pharmacy,21st Edition,Lippincott Williams & Wilkins:Philadelphia,PA,2005、Handbook of Pharmaceutical Excipients,5th Edition,Rowe et al.,Eds.,The Pharmaceutical Press and the American Pharmaceutical Association:2005、及びHandbook of Pharmaceutical Additives,3rd Edition,Ash and Ash Eds.,Gower Publishing Company:2007;Pharmaceutical Preformulation and Formulation,Gibson Ed.,CRC Press LLC:Boca Raton,FL,2004(参照により本明細書に組み込まれる)を参照されたい。賦形剤としては、例えば、接着防止剤、抗酸化剤、結合剤、コーティング剤、圧縮助剤、崩壊剤、染料(着色剤)、軟化剤、乳化剤、充填剤(希釈剤)、フィルム形成剤またはコーティング剤、香料、芳香剤、流動促進剤(流動強化剤)、滑沢剤、防腐剤、印刷インク、吸着剤、懸濁剤または分散剤、甘味料、及び水和物水を挙げることができる。例示的な賦形剤としては、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム(二塩基性)、ステアリン酸カルシウム、硫酸カルシウム、クロスカルメロース、架橋ポリビニルピロリドン、クエン酸、クロスポビドン、システイン、エチルセルロース、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ラクトース、ステアリン酸マグネシウム、マルチトール、マンニトール、メチオニン、メチルセルロース、メチルパラベン、微結晶セルロース、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポビドン、アルファ化デンプン、プロピルパラベン、パルミチン酸レチニル、シェラック、二酸化ケイ素、カルボキシメチルセルロースナトリウム、クエン酸ナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、ソルビトール、デンプン(トウモロコシ)、ステアリン酸、スクロース、タルク、二酸化チタン、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンC、及びキシリトールが挙げられるが、これらに限定されない。
「薬学的組成物」という用語は、本明細書で使用される場合、1つ以上の薬学的に許容される賦形剤(担体)を用いて製剤化される本明細書に記載の化合物を含有する組成物を表し、哺乳動物における疾患の治療のための治療レジメンの一部として、政府規制機関の承認によって製造または販売され得る。薬学的組成物は、例えば、単位剤形(例えば、錠剤(例えば、分散性錠剤)、粉末(例えば、分散性粉末)、カプセル、顆粒、ミニタブレット、ペレット、カプレット、ゲルキャップ、またはシロップ)での経口投与用に製剤化され得る。
「約」または「およそ」という用語は、当業者によって決定される特定の値に対する許容誤差の範囲内であることを意味し、それは、その値がどのように測定または決定されるかに一部は依存する。いくつかの態様では、「約」または「およそ」という用語は、1、2、3、または4の標準偏差内を意味する。いくつかの態様では、「約」または「およそ」という用語は、参照量、レベル、値、数、頻度、パーセンテージ、寸法、サイズ、量、重量、または長さに対して30、25、20、15、10、9、8、7、6、5、4、3、2、または1%ほど変化する量、レベル、値、数、頻度、パーセンテージ、寸法、サイズ、量、重量、または長さを意味する。
本明細書で使用される場合、「投与」という用語は、対象または系への組成物(例えば、化合物または本明細書に記載されるような化合物を含む調製物)の投与を指す。動物対象への(例えば、ヒトへの)投与は、本明細書に記載のものなどの任意の適切な経路によるものであり得る。
「溶媒和物」という用語は、非共有結合分子間力によって結合された溶媒の化学量論的または非化学量論的量をさらに含む、本明細書に提供される化合物またはその塩を指す。溶媒が水である場合、溶媒和物は水和物である。溶媒がエタノールを含む場合、化合物はエタノール溶媒和物であり得る。
「結晶性」という用語は、本明細書で使用される場合、構造単位の秩序ある配置からなる固体形態を指す。同じ化合物の異なる結晶形態、またはそれらの塩、水和物、もしくは溶媒和物は、固体状態における分子の異なる充填から生じ、これは、異なる結晶対称性及び/または単位格子パラメータをもたらす。異なる結晶形態は、通常、異なるX線回折パターン、赤外線スペクトル、融点、密度、硬度、結晶形状、光学的及び電気的特性、安定性、ならびに溶解度を有する。例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences,18th ed.,Mack Publishing,Easton PA,173(1990);The United States Pharmacopeia,23rd ed.,1843-1844(1995)(参照により本明細書に組み込まれる)を参照されたい。
結晶形態は、一般に、粉末X線回折(XRPD)によって特徴付けられる。反射のXRPDパターン(ピーク、典型的には2度θで表される)は、一般に特定の結晶形態の指紋とみなされる。XRPDピークの相対強度は、特に試料の調製技法、結晶サイズの分布、フィルター、試料の取り付け手順、及び用いられる特定の計器に応じて広く変動し得る。いくつかの例では、計器の種類または設定に応じて、新たなピークが観測され得るか、または既存のピークが消失し得る。いくつかの例では、計器の種類または設定、計器の感度、測定条件、及び/または結晶形態の純度に応じて、XRPDパターンにおける任意の特定のピークは、一重項、二重項、三重項、四重項、または多重項として現れ得る。いくつかの例では、XRPDにおける任意の特定のピークは、対称形状または非対称形状、例えば、肩を有する形状で現れ得る。さらに、計器の変化及び他の要因は、2θ値に影響を及ぼし得る。これらの変動を理解する当業者は、XRPDを使用し、ならびに他の既知の物理化学的技術を使用して、特定の結晶形態を定義する特徴または特性を識別もしくは確認することができる。
化合物に適用される「無水物」という用語は、化合物が結晶格子内に構造水を含有しない結晶形態を指す。
本明細書で使用される場合、形態IVに関して「本質的に純粋な」という用語は、単一の形態IVの結晶とN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶組成物との間のXRPD及び/またはDSCパターンにおける検出可能な差異を観測することによって決定されるような、形態IVを含む組成物が検出可能な量の別の多型形態(例えば、形態Iまたは形態II)を含有しないことを意味する。しかしながら、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの「本質的に純粋な」形態IVは、限定されないが、化学合成中に生成される合成反応物または副産物などの不純物を含むことができる。
本明細書で使用される場合、遺伝子に適用される「異常」という用語は、野生型遺伝子に関連する配列、発現レベル、または処理されたmRNA配列を変更させる変異、染色体損失もしくは融合、エピジェネティック化学修飾、または他の事象を指す。
本明細書で言語「含む(comprising)」を用いて態様が記載されている場合はどこでも、「からなる(consisting of)」及び/または「から本質的になる(consisting essentially of)」という観点から記載される他の類似の態様も提供されることが理解される。
1つ以上の態様の詳細は、以下の説明に記載されている。他の特色、目的、及び利点は、明細書及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの新規の結晶形態及び非晶質固体が本明細書に記載されている。N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの治療的投与を必要とする患者を治療するための薬学的組成物(例えば、カプセル、錠剤、分散性及び非分散性剤形)ならびに方法も本明細書に記載される。さらに、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態IVの純粋な組成物を生成する新規な方法が本明細書に記載される。
結晶形態及び非晶質固体
本開示は、部分的には、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの新規の結晶形態に関する。全ての薬学的化合物及び組成物と同様に、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの化学的及び物理的特性は、その商業開発において重要である。これらの特性としては、(1)モル体積、嵩密度及び吸湿性などの充填特性、(2)融解温度、蒸気圧及び溶解度などの熱力学的特性、(3)溶解速度及び安定性などの運動特性(周囲条件での、特に湿気に対する、及び貯蔵条件下の安定性を含む)、(4)表面積、濡れ性、界面張力及び形状などの表面特性、(5)硬度、引張強度、圧縮性、取り扱い性、流れ及びブレンドなどの機械的特性、ならびに(6)濾過特性が挙げられるが、これらに限定されない。これらの特性は、例えば、化合物及びその化合物を含む薬学的組成物の加工及び貯蔵に影響を与え得る。
いくつかの態様では、本開示は、式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態を提供し、
Figure 2024509759000009
これらは、下記からなる群から選択される:
a)5.4±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
b)5.9±0.2、7.2±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
c)5.3±0.2、10.6±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
d)5.4±0.2、10.7±0.2、及び18.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
e)6.7±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
f)10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
g)5.5±0.2、6.9±0.2、及び10.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
h)10.1±0.2、17.3±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
i)4.6±0.2、5.1±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
j)4.6±0.2、23.4±0.2、及び25.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
k)5.5±0.2、14.7±0.2、及び20.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
l)6.0±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
m)5.9±0.2、10.1±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
n)4.6±0.2、10.7±0.2、及び15.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
o)10.2±0.2、11.6±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
p)7.8±0.2、14.0±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
q)5.5±0.2、8.2±0.2、及び16.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
r)7.2±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
s)5.4±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;ならびに
t)7.2±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、12.5±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図2Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約35℃~約100℃で約2.7重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約95℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での第1の吸熱開始、及び約95℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図2Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図2Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態Vである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.9±0.2、7.2±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.9±0.2、7.2±0.2、9.3±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図3Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約25℃~約125℃で約2.4重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約41℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約70℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約41℃での吸熱開始を有し、約70℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約41℃での吸熱開始を有し、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約70℃での吸熱開始を有し、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約41℃での第1の吸熱開始、約70℃での第2の吸熱開始、及び約109℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図3Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図3Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態VIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.3±0.2、10.6±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.3±0.2、10.6±0.2、13.9±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図4Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約120℃で約5.2重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約85℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約110℃での吸熱イベントを有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約85℃で第1の吸熱開始、及び約110℃で第2の吸熱イベントを有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図4Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図4Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態VIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、10.7±0.2、及び18.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、10.7±0.2、18.7±0.2、及び23.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図5Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約112℃で約3.3重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約81℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約81℃で第1の吸熱開始、及び約110℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図5Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図5Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態VIIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、6.7±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、6.7±0.2、8.0±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図6Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約28℃~約128℃で約4.6重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約84℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約107℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約84℃での吸熱開始を有し、約107℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約84℃での吸熱開始を有し、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約107℃での吸熱開始を有し、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約84℃での第1の吸熱開始、約107℃での第2の吸熱開始、及び約114℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図6Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図6Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態IXである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図7Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約115℃で約2.9重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図7Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図7Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態Xである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、6.9±0.2、及び10.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、6.9±0.2、10.1±0.2、及び19.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図8Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約175℃で約7.6重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃で第1の吸熱開始、及び約104℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図8Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図8Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、10.1±0.2、17.3±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、10.1±0.2、17.3±0.2、21.5±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図9Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約160℃で約8.5重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約72℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約72℃で第1の吸熱開始、及び約109℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図9Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図9Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、5.1±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、5.1±0.2、6.4±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図10Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約20℃~約100℃で約3.1重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約55℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約55℃で第1の吸熱開始、及び約109℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図10Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図10Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XIIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、23.4±0.2、及び25.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、23.4±0.2、25.2±0.2、及び30.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図11Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約0.15重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約111℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図11Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図11Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XIVである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、14.7±0.2、及び20.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、14.7±0.2、20.9±0.2、及び26.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図12Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約3.8重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図12Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図12Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XVである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、6.0±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、6.0±0.2、12.8±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図13Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約2.1重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約74℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約74℃での吸熱開始を有し、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約74℃での吸熱開始を有し、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約102℃での吸熱開始を有し、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約74℃での第1の吸熱開始、約102℃での第2の吸熱開始、及び約114℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図13Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図13Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XVIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.9±0.2、10.1±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.9±0.2、10.1±0.2、11.7±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図14Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約100℃で約2.7重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図14Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図14Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XVIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、10.7±0.2、及び15.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、4.6±0.2、10.7±0.2、15.9±0.2、及び19.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図15Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約150℃で約1.6重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約83℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図15Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図15Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XVIIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、10.2±0.2、11.6±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、10.2±0.2、11.6±0.2、17.1±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図16Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約23℃~約92℃で約1.85重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約98℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約115℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃での吸熱開始を有し、約98℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃での吸熱開始を有し、約115℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約98℃での吸熱開始を有し、約115℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約69℃での第1の吸熱開始、約98℃での第2の吸熱開始、及び約115℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図16Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図16Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XIXである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.8±0.2、14.0±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.8±0.2、14.0±0.2、15.6±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図17Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約29℃~約126℃で約2.6重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約92℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での吸熱開始を有し、約92℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での吸熱開始を有し、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約92℃での吸熱開始を有し、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約77℃での第1の吸熱開始、約92℃での第2の吸熱開始、及び約110℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図17Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図17Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XXである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、8.2±0.2、及び16.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.5±0.2、8.2±0.2、16.7±0.2、及び17.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図18Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約110℃で約14.1重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約52℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約90℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約52℃で第1の吸熱開始、及び約90℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図18Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図18Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XXIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.2±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.2±0.2、18.6±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図19Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約26℃~約135℃で約13.8重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約65℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約65℃での吸熱開始を有し、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約65℃での吸熱開始を有し、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約89℃での吸熱開始を有し、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約65℃での第1の吸熱開始、約89℃での第2の吸熱開始、及び約102℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図19Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図19Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XXIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、5.4±0.2、6.5±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図20Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約27℃~約137℃で約4.4重量%を失うことを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約81℃で吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約101℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約81℃で第1の吸熱開始、及び約101℃で第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図20Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図20Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XXIIIである。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.2±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、7.2±0.2、9.5±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、実質的に図21Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約119℃で約1.2重量%失うことを示す。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、a)実質的に図21Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図21Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態は、形態XXIVである。
いくつかの態様では、本開示は、式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質形態を提供する。
Figure 2024509759000010
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質形態は、実質的に図22Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質形態は、a)実質的に図22Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/またはb)実質的に図22Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする。
いくつかの態様では、XRPDパターンは、(a)入射ビーム側で次のように:可変発散スリット(10mmの照射長さ)、0.04radのソーラースリット、固定散乱防止スリット(0.50°)、及び10mmのビームマスクであるように構成され、ならびに(b)回折ビーム側で次のように:可変散乱防止スリット(10mmの観測された長さ)及び0.04radのソーラースリットであるように構成された、X’CELERATOR(登録商標)Real Time Multi-Strip検出器を備えたNi濾過CuKα(45kV/40mA)放射及び0.03°2θのステップサイズを使用する、PANALYTICAL(登録商標)X’Pert Pro回折計を使用して生成されるか、または(a)入射ビーム側で次のように:Goebelミラー、ミラー出口スリット(0.2mm)、2.5°ソーラースリット、ビームナイフであるように構成され、ならびに(b)回折ビーム側で次のように:散乱防止スリット(8mm)及び2.5°ソーラースリットであるように構成された、LYNXEYE(商標)検出器を備えた、CuKα(40kV/40mA)放射及び0.03°2θのステップサイズを使用するBRUKER(登録商標)D8(登録商標)ADVANCE(商標)システムを使用して生成され、試料はゼロバックグラウンドSiウエハ上に平らに取り付けられる。いくつかの態様では、DSCパターンは、TA Instruments Q100またはQ2000の示差走査熱量計を使用して、約15℃/分の温度上昇速度で生成される。
薬学的組成物
いくつかの態様では、本開示は、本明細書に記載のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体と、1つ以上の薬学的に許容される担体とを含む薬学的組成物を提供する。
いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で10重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で9重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で8重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で7重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で6重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で5重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で4重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で3重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で2重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で1重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で0.5重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質固体は、合計で0.4重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む。いくつかの態様では、所望の結晶形態または非晶質形態は、本質的に純粋な他の結晶形態及び/または非晶質固体である。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、経口投与用である。いくつかの態様では、薬学的組成物は、固体剤形である。いくつかの態様では、薬学的組成物は、カプセル、錠剤(例えば、分散性錠剤)、粉末(例えば、分散性粉末)、顆粒(例えば、分散性顆粒)、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)、またはペレット(例えば、分散性ペレット)である。いくつかの態様では、薬学的組成物(例えば、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレット)は、1つ以上の薬学的に許容される担体をさらに含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、経口投与用である。いくつかの態様では、薬学的組成物は、口腔分散性である。
いくつかの態様では、飲料用液体は、水、牛乳またはジュース(例えば、オレンジジュースまたはリンゴジュース)である。いくつかの態様では、飲料用液体は水である。いくつかの態様では、飲料用液体はジュースである。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、錠剤、粉末、顆粒、ミニタブレット、またはペレットである。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、粉末である。いくつかの態様では、粉末は、分散性粉末である。いくつかの態様では、カプセルまたはサシェは、分散性粉末を含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、顆粒の形態である。いくつかの態様では、顆粒は、分散性顆粒である。いくつかの態様では、カプセルまたはサシェは、分散性顆粒を含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、ミニタブレットの形態である。いくつかの態様では、ミニタブレットは、分散性ミニタブレットである。いくつかの態様では、カプセルまたはサシェは、分散性ミニタブレットを含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、ペレットの形態である。いくつかの態様では、ペレットは、分散性ペレットである。いくつかの態様では、カプセルまたはサシェは、分散性ペレットを含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、錠剤である。いくつかの態様では、錠剤は、分散性錠剤である。いくつかの態様では、分散性錠剤は、口腔分散性錠剤である。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.1mg、約0.2mg、約0.3mg、約0.4mg、約0.5mg、約0.6mg、約0.7mg、約0.8mg、約0.9mg、約1mg、約1.5mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約5.5mg、約6mg、約6.5mg、約7mg、約7.5mg、約8mg、約8.5mg、約9mg、約9.5mg、もしくは約10mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約3mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約4mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶組成物を含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.1重量/重量%~約5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.1重量/重量%、約0.2重量/重量%、約0.3重量/重量%、約0.4重量/重量%、約0.5重量/重量%、約0.6重量/重量%、約0.7重量/重量%、約0.8重量/重量%、約0.9重量/重量%、約1重量/重量%、約1.1重量/重量%、約1.2重量/重量%、約1.3重量/重量%、約1.4重量/重量%、約1.5重量/重量%、約1.6重量/重量%、約1.7重量/重量%、約1.8重量/重量%、約1.9重量/重量%、約2重量/重量%、約2.1重量/重量%、約2.2重量/重量%、約2.3重量/重量%、約2.4重量/重量%、約2.5重量/重量%、約2.6重量/重量%、約2.7重量/重量%、約2.8重量/重量%、約2.9重量/重量%、約3重量/重量%、約3.1重量/重量%、約3.2重量/重量%、約3.3重量/重量%、約3.4重量/重量%、約3.5重量/重量%、約3.6重量/重量%、約3.7重量/重量%、約3.8重量/重量%、約3.9重量/重量%、約4重量/重量%、約4.1重量/重量%約4.2重量/重量%、約4.3重量/重量%、約4.4重量/重量%、約4.5重量/重量%、約4.6重量/重量%、約4.7重量/重量%、約4.8重量/重量%、約4.9重量/重量%、約5重量/重量%、約5.1重量/重量%、約5.2重量/重量%、約5.3重量/重量%、約5.4重量/重量%、約5.5重量/重量%、約5.6重量/重量%、約5.7重量/重量%、約5.8重量/重量%、約5.9重量/重量%、約6重量/重量%、約6.1重量/重量%、約6.2重量/重量%、約6.3重量/重量%、約6.4重量/重量%、約6.5重量/重量%、約6.6重量/重量%、約6.7重量/重量%、約6.8重量/重量%、約6.9重量/重量%、もしくは約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.8重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、1つ以上の希釈剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約70重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約50重量/重量%、約51重量/重量%、約52重量/重量%、約53重量/重量%、約54重量/重量%、約55重量/重量%、約56重量/重量%、約57重量/重量%、約58重量/重量%、約59重量/重量%、約60重量/重量%、約61重量/重量%、約62重量/重量%、約63重量/重量%、約64重量/重量%、約65重量/重量%、約66重量/重量%、約67重量/重量%、約68重量/重量%、約69重量/重量%、約70重量/重量%、約71重量/重量%、約72重量/重量%、約73重量/重量%、約74重量/重量%、約75重量/重量%、約76重量/重量%、約77重量/重量%、約78重量/重量%、約79重量/重量%、約80重量/重量%、約81重量/重量%、約82重量/重量%、約83重量/重量%、約84重量/重量%、約85重量/重量%、約86重量/重量%、約87重量/重量%、約88重量/重量%、約89重量/重量%、約90重量/重量%、約91重量/重量%、約92重量/重量%、約93重量/重量%、約94重量/重量%、約95重量/重量%、約96重量/重量%、約97重量/重量%、または約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約90重量/重量%の1つ以上の希釈剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約93重量/重量%の1つ以上の希釈剤を含む。
いくつかの態様では、希釈剤のうちの少なくとも1つは、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される。いくつかの態様では、希釈剤のうちの少なくとも1つは、微結晶セルロースである。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、約50重量/重量%~約98重量/重量%の微結晶セルロースを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約70重量/重量%~約95重量/重量%の微結晶セルロースを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約85重量/重量%~約95重量/重量%の微結晶セルロースを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約50重量/重量%、約51重量/重量%、約52重量/重量%、約53重量/重量%、約54重量/重量%、約55重量/重量%、約56重量/重量%、約57重量/重量%、約58重量/重量%、約59重量/重量%、約60重量/重量%、約61重量/重量%、約62重量/重量%、約63重量/重量%、約64重量/重量%、約65重量/重量%、約66重量/重量%、約67重量/重量%、約68重量/重量%、約69重量/重量%、約70重量/重量%、約71重量/重量%、約72重量/重量%、約73重量/重量%、約74重量/重量%、約75重量/重量%、約76重量/重量%、約77重量/重量%、約78重量/重量%、約79重量/重量%、約80重量/重量%、約81重量/重量%、約82重量/重量%、約83重量/重量%、約84重量/重量%、約85重量/重量%、約86重量/重量%、約87重量/重量%、約88重量/重量%、約89重量/重量%、約90重量/重量%、約91重量/重量%、約92重量/重量%、約93重量/重量%、約94重量/重量%、約95重量/重量%、約96重量/重量%、約97重量/重量%、または約98重量/重量%の微結晶セルロースを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約90重量/重量%の微結晶セルロースを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約93重量/重量%の微結晶セルロースを含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約1.0重量/重量%、約1.1重量/重量%、約1.2重量/重量%、約1.3重量/重量%、約1.4重量/重量%、約1.5重量/重量%、約1.6重量/重量%、約1.7重量/重量%、約1.8重量/重量%、約1.9重量/重量%、約2.0重量/重量%、約2.1重量/重量%、約2.2重量/重量%、約2.3重量/重量%、約2.4重量/重量%、約2.5重量/重量%、約2.6重量/重量%、約2.7重量/重量%、約2.8重量/重量%、約2.9重量/重量%、約3.0重量/重量%、約3.1重量/重量%、約3.2重量/重量%、約3.3重量/重量%、約3.4重量/重量%、約3.5重量/重量%、約3.6重量/重量%、約3.7重量/重量%、約3.8重量/重量%、約3.9重量/重量%、約4.0重量/重量%、約4.1重量/重量%、約4.2重量/重量%、約4.3重量/重量%、約4.4重量/重量%、約4.5重量/重量%、約4.6重量/重量%、約4.7重量/重量%、約4.8重量/重量%、約4.9重量/重量%、約5.0重量/重量%、約5.1重量/重量%、約5.2重量/重量%、約5.3重量/重量%、約5.4重量/重量%、約5.5重量/重量%約5.6重量/重量%、約5.7重量/重量%、約5.8重量/重量%、約5.9重量/重量%、約6.0重量/重量%、約6.1重量/重量%、約6.2重量/重量%、約6.3重量/重量%、約6.4重量/重量%、約6.5重量/重量%、約6.6重量/重量%、約6.7重量/重量%、約6.8重量/重量%、約6.9重量/重量%、約7.0重量/重量%、約7.1重量/重量%、約7.2重量/重量%、約7.3重量/重量%、約7.4重量/重量%、約7.5重量/重量%、約7.6重量/重量%、約7.7重量/重量%、約7.8重量/重量%、約7.9重量/重量%、約8.0重量/重量%、約8.1重量/重量%、約8.2重量/重量%、約8.3重量/重量%、約8.4重量/重量%、約8.5重量/重量%、約8.6重量/重量%、約8.7重量/重量%、約8.8重量/重量%、約8.9重量/重量%、約9.0重量/重量%、約9.1重量/重量%、約9.2重量/重量%、約9.3重量/重量%、約9.4重量/重量%、約9.5重量/重量%、約9.6重量/重量%、約9.7重量/重量%、約9.8重量/重量%、約9.9重量/重量%、もしくは約10.0重量/重量%の1つ以上の崩壊剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約5重量/重量%の1つ以上の崩壊剤を含む。
いくつかの態様では、崩壊剤のうちの少なくとも1つは、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される。いくつかの態様では、崩壊剤のうちの少なくとも1つは、クロスカルメロースナトリウムである。いくつかの態様では、崩壊剤は、クロスカルメロースナトリウムである。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約1重量/重量%~約10重量/重量%のクロスカルメロースナトリウムを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約3.5重量/重量%~約6重量/重量%のクロスカルメロースナトリウムを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約1.0重量/重量%、約1.1重量/重量%、約1.2重量/重量%、約1.3重量/重量%、約1.4重量/重量%、約1.5重量/重量%、約1.6重量/重量%、約1.7重量/重量%、約1.8重量/重量%、約1.9重量/重量%、約2.0重量/重量%、約2.1重量/重量%、約2.2重量/重量%、約2.3重量/重量%、約2.4重量/重量%、約2.5重量/重量%、約2.6重量/重量%、約2.7重量/重量%、約2.8重量/重量%、約2.9重量/重量%、約3.0重量/重量%、約3.1重量/重量%、約3.2重量/重量%、約3.3重量/重量%、約3.4重量/重量%、約3.5重量/重量%、約3.6重量/重量%、約3.7重量/重量%、約3.8重量/重量%、約3.9重量/重量%、約4.0重量/重量%、約4.1重量/重量%、約4.2重量/重量%、約4.3重量/重量%、約4.4重量/重量%、約4.5重量/重量%、約4.6重量/重量%、約4.7重量/重量%、約4.8重量/重量%、約4.9重量/重量%、約5重量/重量%、約5.1重量/重量%、約5.2重量/重量%、約5.3重量/重量%、約5.4重量/重量%、約5.5重量/重量%約5.6重量/重量%、約5.7重量/重量%、約5.8重量/重量%、約5.9重量/重量%、約6.0重量/重量%、約6.1重量/重量%、約6.2重量/重量%、約6.3重量/重量%、約6.4重量/重量%、約6.5重量/重量%、約6.6重量/重量%、約6.7重量/重量%、約6.8重量/重量%、約6.9重量/重量%、約7.0重量/重量%、約7.1重量/重量%、約7.2重量/重量%、約7.3重量/重量%、約7.4重量/重量%、約7.5重量/重量%、約7.6重量/重量%、約7.7重量/重量%、約7.8重量/重量%、約7.9重量/重量%、約8.0重量/重量%、約8.1重量/重量%、約8.2重量/重量%、約8.3重量/重量%、約8.4重量/重量%、約8.5重量/重量%、約8.6重量/重量%、約8.7重量/重量%、約8.8重量/重量%、約8.9重量/重量%、約9.0重量/重量%、約9.1重量/重量%、約9.2重量/重量%、約9.3重量/重量%、約9.4重量/重量%、約9.5重量/重量%、約9.6重量/重量%、約9.7重量/重量%、約9.8重量/重量%、約9.9重量/重量%、もしくは約10.0重量/重量%のクロスカルメロースナトリウムを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約5重量/重量%のクロスカルメロースナトリウムを含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.1重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.1重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%、約0.1重量/重量%、約0.2重量/重量%、約0.3重量/重量%、約0.4重量/重量%、約0.5重量/重量%、約0.6重量/重量%、約0.7重量/重量%、約0.8重量/重量%、約0.9重量/重量%、約1重量/重量%、約1.1重量/重量%、約1.2重量/重量%、約1.3重量/重量%、約1.4重量/重量%、約1.5重量/重量%、約1.6重量/重量%、約1.7重量/重量%、約1.8重量/重量%、約1.9重量/重量%、約2重量/重量%、約2.1重量/重量%、約2.2重量/重量%、約2.3重量/重量%、約2.4重量/重量%、約2.5重量/重量%、約2.6重量/重量%、約2.7重量/重量%、約2.8重量/重量%、約2.9重量/重量%、約3.0重量/重量%、約3.1重量/重量%、約3.2重量/重量%、約3.3重量/重量%、約3.4重量/重量%、約3.5重量/重量%、約3.6重量/重量%、約3.7重量/重量%、約3.8重量/重量%、約3.9重量/重量%、約4.0重量/重量%、約4.1重量/重量%、約4.2重量/重量%、約4.3重量/重量%、約4.4重量/重量%、約4.5重量/重量%、約4.6重量/重量%、約4.7重量/重量%、約4.8重量/重量%、約4.9重量/重量%、または約5.0重量/重量%の1つ以上の滑沢剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約1重量/重量%の1つ以上の滑沢剤を含む。
いくつかの態様では、滑沢剤のうちの少なくとも1つは、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される。いくつかの態様では、滑沢剤のうちの少なくとも1つは、ステアリン酸マグネシウムである。いくつかの態様において、滑沢剤は、ステアリン酸マグネシウムである。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約5重量/重量%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.1重量/重量%~約5重量/重量%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約2重量/重量%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.1重量/重量%~約2重量/重量%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%、約0.1重量/重量%、約0.2重量/重量%、約0.3重量/重量%、約0.4重量/重量%、約0.5重量/重量%、約0.6重量/重量%、約0.7重量/重量%、約0.8重量/重量%、約0.9重量/重量%、約1重量/重量%、約1.1重量/重量%、約1.2重量/重量%、約1.3重量/重量%、約1.4重量/重量%、約1.5重量/重量%、約1.6重量/重量%、約1.7重量/重量%、約1.8重量/重量%、約1.9重量/重量%、約2重量/重量%、約2.1重量/重量%、約2.2重量/重量%、約2.3重量/重量%、約2.4重量/重量%、約2.5重量/重量%、約2.6重量/重量%、約2.7重量/重量%、約2.8重量/重量%、約2.9重量/重量%、約3.0重量/重量%、約3.1重量/重量%、約3.2重量/重量%、約3.3重量/重量%、約3.4重量/重量%、約3.5重量/重量%、約3.6重量/重量%、約3.7重量/重量%、約3.8重量/重量%、約3.9重量/重量%、約4.0重量/重量%、約4.1重量/重量%、約4.2重量/重量%、約4.3重量/重量%、約4.4重量/重量%、約4.5重量/重量%、約4.6重量/重量%、約4.7重量/重量%、約4.8重量/重量%、約4.9重量/重量%、または約5.0重量/重量%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約0.1重量/重量%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約1重量/重量%のステアリン酸マグネシウムを含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%、約0.1重量/重量%、約0.2重量/重量%、約0.3重量/重量%、約0.4重量/重量%、約0.5重量/重量%、約0.6重量/重量%、約0.7重量/重量%、約0.8重量/重量%、約0.9重量/重量%、約1重量/重量%、約1.1重量/重量%、約1.2重量/重量%、約1.3重量/重量%、約1.4重量/重量%、約1.5重量/重量%、約1.6重量/重量%、約1.7重量/重量%、約1.8重量/重量%、約1.9重量/重量%、約2重量/重量%、約2.1重量/重量%、約2.2重量/重量%、約2.3重量/重量%、約2.4重量/重量%、約2.5重量/重量%、約2.6重量/重量%、約2.7重量/重量%、約2.8重量/重量%、約2.9重量/重量%、約3.0重量/重量%、約3.1重量/重量%、約3.2重量/重量%、約3.3重量/重量%、約3.4重量/重量%、約3.5重量/重量%、約3.6重量/重量%、約3.7重量/重量%、約3.8重量/重量%、約3.9重量/重量%、約4.0重量/重量%、約4.1重量/重量%、約4.2重量/重量%、約4.3重量/重量%、約4.4重量/重量%、約4.5重量/重量%、約4.6重量/重量%、約4.7重量/重量%、約4.8重量/重量%、約4.9重量/重量%、または約5.0重量/重量%の1つ以上の香料剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約2重量/重量%の1つ以上の香料剤を含む。
いくつかの態様では、香料剤のうちの少なくとも1つは、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される。いくつかの態様では、香料剤のうちの少なくとも1つは、ブドウ香料である。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約5.0重量/重量%のブドウ香料を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約2.5重量/重量%のブドウ香料を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%、約0.1重量/重量%、約0.2重量/重量%、約0.3重量/重量%、約0.4重量/重量%、約0.5重量/重量%、約0.6重量/重量%、約0.7重量/重量%、約0.8重量/重量%、約0.9重量/重量%、約1重量/重量%、約1.1重量/重量%、約1.2重量/重量%、約1.3重量/重量%、約1.4重量/重量%、約1.5重量/重量%、約1.6重量/重量%、約1.7重量/重量%、約1.8重量/重量%、約1.9重量/重量%、約2重量/重量%、約2.1重量/重量%、約2.2重量/重量%、約2.3重量/重量%、約2.4重量/重量%、約2.5重量/重量%、約2.6重量/重量%、約2.7重量/重量%、約2.8重量/重量%、約2.9重量/重量%、約3.0重量/重量%、約3.1重量/重量%、約3.2重量/重量%、約3.3重量/重量%、約3.4重量/重量%、約3.5重量/重量%、約3.6重量/重量%、約3.7重量/重量%、約3.8重量/重量%、約3.9重量/重量%、約4.0重量/重量%、約4.1重量/重量%、約4.2重量/重量%、約4.3重量/重量%、約4.4重量/重量%、約4.5重量/重量%、約4.6重量/重量%、約4.7重量/重量%、約4.8重量/重量%、約4.9重量/重量%、または約5.0重量/重量%のブドウ香料剤を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約2重量/重量%のブドウ香料を含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%、約0.1重量/重量%、約0.2重量/重量%、約0.3重量/重量%、約0.4重量/重量%、約0.5重量/重量%、約0.6重量/重量%、約0.7重量/重量%、約0.8重量/重量%、約0.9重量/重量%、約1重量/重量%、約1.1重量/重量%、約1.2重量/重量%、約1.3重量/重量%、約1.4重量/重量%、約1.5重量/重量%、約1.6重量/重量%、約1.7重量/重量%、約1.8重量/重量%、約1.9重量/重量%、約2重量/重量%、約2.1重量/重量%、約2.2重量/重量%、約2.3重量/重量%、約2.4重量/重量%、約2.5重量/重量%、約2.6重量/重量%、約2.7重量/重量%、約2.8重量/重量%、約2.9重量/重量%、約3.0重量/重量%、約3.1重量/重量%、約3.2重量/重量%、約3.3重量/重量%、約3.4重量/重量%、約3.5重量/重量%、約3.6重量/重量%、約3.7重量/重量%、約3.8重量/重量%、約3.9重量/重量%、約4.0重量/重量%、約4.1重量/重量%、約4.2重量/重量%、約4.3重量/重量%、約4.4重量/重量%、約4.5重量/重量%、約4.6重量/重量%、約4.7重量/重量%、約4.8重量/重量%、約4.9重量/重量%、または約5.0重量/重量%の1つ以上の甘味料を含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約1重量/重量%の1つ以上の甘味料を含む。
いくつかの態様では、甘味料のうちの少なくとも1つは、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される。いくつかの態様では、甘味料のうちの少なくとも1つは、スクラロースである。いくつかの態様では、甘味料は、スクラロースである。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約5重量/重量%のスクラロースを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%~約2重量/重量%のスクラロースを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、0重量/重量%、約0.1重量/重量%、約0.2重量/重量%、約0.3重量/重量%、約0.4重量/重量%、約0.5重量/重量%、約0.6重量/重量%、約0.7重量/重量%、約0.8重量/重量%、約0.9重量/重量%、約1重量/重量%、約1.1重量/重量%、約1.2重量/重量%、約1.3重量/重量%、約1.4重量/重量%、約1.5重量/重量%、約1.6重量/重量%、約1.7重量/重量%、約1.8重量/重量%、約1.9重量/重量%、約2重量/重量%、約2.1重量/重量%、約2.2重量/重量%、約2.3重量/重量%、約2.4重量/重量%、約2.5重量/重量%、約2.6重量/重量%、約2.7重量/重量%、約2.8重量/重量%、約2.9重量/重量%、約3.0重量/重量%、約3.1重量/重量%、約3.2重量/重量%、約3.3重量/重量%、約3.4重量/重量%、約3.5重量/重量%、約3.6重量/重量%、約3.7重量/重量%、約3.8重量/重量%、約3.9重量/重量%、約4.0重量/重量%、約4.1重量/重量%、約4.2重量/重量%、約4.3重量/重量%、約4.4重量/重量%、約4.5重量/重量%、約4.6重量/重量%、約4.7重量/重量%、約4.8重量/重量%、約4.9重量/重量%、または約5.0重量/重量%のスクラロースを含む。いくつかの態様では、薬学的組成物は、約1重量/重量%のスクラロースを含む。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、カプセルである。いくつかの態様では、カプセルは、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、カプセルは、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.25重量/重量%~約1.5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、カプセルは、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、カプセルは、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.25重量/重量%~約1.5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。いくつかの態様では、カプセルは、約3mgの本明細書に記載のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、カプセルは、約3mgの本明細書に記載のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.25重量/重量%~約1.5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。いくつかの態様では、カプセルは、約4mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、カプセルは、約4mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約0.25重量/重量%~約1.5重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び(e)成分(a)~(d)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、カプセルは、約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約2.5重量/重量%~約7.0重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び(d)成分(a)~(c)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、カプセルは、約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含み、カプセルの各成分は、以下のとおりである:(a)約2.5重量/重量%~約7.0重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び(d)成分(a)~(c)を封入するゼラチンカプセル。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、錠剤(例えば、分散性錠剤)である。いくつかの態様では、錠剤は、分散性錠剤である。いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約0.5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約0.5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約1mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約1mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約2mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約2mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約3mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約3mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約4mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約4mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、錠剤(例えば、分散性錠剤)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約0.1mg~約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物は、飲料用液体中に分散可能であり、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである。(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、約0.1mg~約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物は、飲料用液体中に分散可能であり、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである。(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、錠剤(例えば、分散性錠剤)は、投与前に飲料用液体に溶解される。いくつかの態様では、飲料用液体は、水、牛乳またはジュース(例えば、オレンジジュースまたはリンゴジュース)である。いくつかの態様では、飲料用液体は、水である。いくつかの態様では、飲料用液体は、ジュースである。いくつかの態様では、錠剤は、対象の唾液中で口腔分散性である。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、粉末位(例えば、分散性粉末)である。いくつかの態様において、粉末(例えば、分散性粉末)は、分散性粉末である。いくつかの態様では、カプセルまたはサシェは、分散性粉末を含む。いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約0.5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約0.5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約1mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約1mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約2mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約2mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約3mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約3mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約4mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約4mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、粉末(例えば、分散性粉末)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約0.1mg~約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物は、飲料用液体中に分散可能であり、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである。(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、約0.1mg~約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物は、飲料用液体中に分散可能であり、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである。(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、粉末(例えば、分散性粉末)は、投与前に飲料用液体に溶解される。いくつかの態様では、飲料用液体は、水、牛乳またはジュース(例えば、オレンジジュースまたはリンゴジュース)である。いくつかの態様では、飲料用液体は、水である。いくつかの態様では、飲料用液体は、ジュースである。いくつかの態様では、粉末は、対象の唾液中で口腔分散性である。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、顆粒(例えば、分散性顆粒)の形態である。いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、分散性顆粒である。いくつかの態様では、カプセルまたはサシェは、分散性顆粒を含む。いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約0.5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約0.5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約1mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約1mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約2mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約2mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約3mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約3mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約4mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約4mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、顆粒(例えば、分散性顆粒)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約0.1mg~約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物は、飲料用液体中に分散可能であり、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである。(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、約0.1mg~約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物は、飲料用液体中に分散可能であり、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである。(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、顆粒(例えば、分散性顆粒)は、投与前に飲料用液体に溶解される。いくつかの態様では、飲料用液体は、水、牛乳またはジュース(例えば、オレンジジュースまたはリンゴジュース)である。いくつかの態様では、飲料用液体は、水である。いくつかの態様では、飲料用液体は、ジュースである。いくつかの態様では、顆粒は、対象の唾液中で口腔分散性である。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の形態である。いくつかの態様では、ミニタブレットは、分散性ミニタブレットである。いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約0.5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約0.5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約1mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約1mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約2mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約2mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約3mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約3mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約4mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約4mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約0.1mg~約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物は、飲料用液体中に分散可能であり、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである。(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、約0.1mg~約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物は、飲料用液体中に分散可能であり、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである。(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)は、投与前に飲料用液体に溶解される。いくつかの態様では、飲料用液体は、水、牛乳またはジュース(例えば、オレンジジュースまたはリンゴジュース)である。いくつかの態様では、飲料用液体は、水である。いくつかの態様では、飲料用液体は、ジュースである。いくつかの態様では、ミニタブレットは、対象の唾液中で口腔分散性である。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、ペレット(例えば、分散性ペレット)の形態である。いくつかの態様では、ペレットは、分散性ペレットである。いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約0.5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約0.5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約1mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約1mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約2mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約2mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約3mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約3mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約4mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約4mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約5mgの本明細書に記載されるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質形態を含み、ペレット(例えば、分散性ペレット)の各成分は以下のとおりである:(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約0.1mg~約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物は、飲料用液体中に分散可能であり、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである。(a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態、(b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、約0.1mg~約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、薬学的組成物は、飲料用液体中に分散可能であり、薬学的組成物の各成分は、以下のとおりである。(a)約0.5重量/重量%~約1.2重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態、(b)約85重量/重量%~約95重量/重量%の1つ以上の希釈剤、(c)約3.5重量/重量%~約6重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、(d)0重量/重量%~約2.5重量/重量%の1つ以上の香料剤、(e)0重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び(f)約0.5重量/重量%~約2重量/重量%の1つ以上の滑沢剤。
いくつかの態様では、ペレット(例えば、分散性ペレット)は、投与前に飲料用液体に溶解される。いくつかの態様では、飲料用液体は、水、牛乳またはジュース(例えば、オレンジジュースまたはリンゴジュース)である。いくつかの態様では、飲料用液体は、水である。いくつかの態様では、飲料用液体は、ジュースである。いくつかの態様では、ペレットは、対象の唾液中で口腔分散性である。
治療方法
いくつかの態様では、本開示は、腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療する方法であって、そのような治療を必要とする対象に、本明細書に記載の薬学的組成物を投与することを含む方法を提供する。
いくつかの態様では、腫瘍は、神経線維腫である。いくつかの態様では、腫瘍は、神経線維腫症1型に関連する神経線維腫である。いくつかの態様では、腫瘍は、皮膚神経線維腫、叢状神経線維腫、視路神経膠腫、低悪性度神経膠腫、高悪性度神経膠腫、または悪性末梢神経鞘腫瘍からなる群から選択される。いくつかの態様では、腫瘍は、叢状神経線維腫である。
いくつかの態様では、対象は、神経線維腫症1型、神経線維腫症2型、心臓・顔・皮膚症候群、コステロ症候群、レギウス症候群、ヌーナン症候群、及び多発性黒子を伴うヌーナン症候群からなる群から選択されるRasopathy障害を有すると診断されている。
いくつかの態様では、がんは、皮膚癌、悪性末梢神経鞘癌、白血病、リンパ腫、組織球腫瘍、肺癌、乳癌、卵巣癌、腎臓癌、結腸直腸癌、甲状腺癌、胆管癌、尿路上皮癌、子宮腫瘍、胃癌、肉腫、膀胱癌、頭頚部癌、子宮内膜癌、食道癌、腺様嚢胞癌、胆嚢癌、前立腺癌、口腔癌、子宮頚癌、膵臓癌、黒色腫、肝細胞癌、胆道癌、及び腹膜の漿液癌からなる群から選択される。いくつかの態様では、白血病は、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、及び慢性骨髄性白血病からなる群から選択される。いくつかの態様では、リンパ腫は、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、及びワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症からなる群から選択される。いくつかの態様では、肺癌は、肺腺癌、扁平上皮非小細胞肺癌、非扁平上皮非小細胞肺癌、及び小細胞肺癌からなる群から選択される。
いくつかの態様では、対象は、変異または他の異常が、特定のがんに特徴的な機能の獲得または喪失を引き起こす1つ以上の遺伝子における変異または他の異常を有し、1つ以上の遺伝子における変異または他の異常が、KRAS、NRAS、HRAS、BRAF、MEK1、MEK2、RASA1、MAP2K4、NF1、またはNF2のうちの1つ以上における変異または他の異常である。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの個々の用量は、2つ以上のカプセル、錠剤(例えば、分散性錠剤)、粉末(例えば、分散性粉末)の用量、顆粒(例えば、分散性顆粒)の用量、ミニタブレット(例えば、分散性ミニタブレット)の用量、ペレット(例えば、分散性ペレット)の用量、またはそれらの組み合わせとして投与される。例えば、3mgの用量のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、2つのカプセル-1つは2mgを含有し、もう1つは1mgを含有するカプセルとして、または各々が1mgを含有する3つのカプセルとして投与され得る。別の例として、1.5mgの用量のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、2つの分散性剤形-1つの分散性錠剤は1mgを含有し、分散性粉末の別個の単位は0.5mgを含有する分散性剤形として、または各々が0.5mgを含有する分散性粉末の3つの単位として投与され得る。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが1日2回以上投与される場合、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、患者が各投与で異なる用量を受けるように分割することができる。例えば、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量が1日2回投与される2mgである場合、患者は、朝に0.5mg(例えば、1つの0.5mg錠剤(例えば、分散性錠剤)として)、夕方に1.5mg(例えば、1つの0.5mg用量の粉末(例えば、分散性粉末)及び1つの1mgカプセルとして)を受けることができる。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、本明細書に記載の薬学的組成物の投与当たり約0.1mg~約20mgの量で提供される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態は、投与当たり約0.1mg、約0.2mg、約0.3mg、約0.4mg、約0.5mg、約0.6mg、約0.7mg、約0.8mg、約0.9mg、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、または約20mgの量で提供される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態は、投与当たり約0.5mgの量で提供される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態は、投与当たり約1mgの量で提供される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態は、投与当たり約2mgの量で提供される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態は、投与当たり約3mgの量で提供される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態は、投与当たり約4mgの量で提供される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態は、投与当たり約5mgの量で提供される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態は、投与当たり約10mgの量で提供される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態は、投与当たり約20mgの量で提供される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1つ以上の結晶形態または非晶質形態を含む薬学的組成物は、1日に1回、2回、3回、または4回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、1日2回投与される。
いくつかの態様では、本開示は、腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、本明細書に記載の薬学的組成物を投与することを含む方法を提供し、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約0.1mg~約10mgで1日2回投与される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、本明細書に記載の薬学的組成物を介して投与され、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、0.5mg、1mg、2mg、3mg、4mg、5mg、6mg、7mg、8mg、9mg、10mg、11mg、12mg、13mg、14mg、15mg、16mg、17mg、18mg、19mg、または20mgを超えない1日の総用量で提供される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、20mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、15mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、12mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、10mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、8mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、6mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、4mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、2mgを超えない1日の総用量で投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、1mgを超えない1日の総用量で投与される。
いくつかの態様では、本開示は、腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、本明細書に記載の薬学的組成物を投与することを含む方法を提供し、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約0.1mg~約20mgの用量で1日1回投与される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、1日1回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約0.1mg~約20mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約0.1mg、約0.2mg、約0.3mg、約0.4mg、約0.5mg、約0.6mg、約0.7mg、約0.8mg、約0.9mg、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、または約20mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約0.5mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約1mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約2mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約3mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約4mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約5mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約6mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約7mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約8mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約9mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約10mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約11mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約12mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約13mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約14mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約15mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約16mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約17mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約18mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約19mgの用量で1日1回投与される。いくつかの態様ではN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、約20mgの用量で1日1回投与される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約0.1mg~約10mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約0.1mg、約0.2mg、約0.3mg、約0.4mg、約0.5mg、約0.6mg、約0.7mg、約0.8mg、約0.9mg、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、または約10mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約0.25mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約0.5mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約1mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約2mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約3mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約4mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約5mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約6mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約7mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約8mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約9mgの用量で1日2回投与される。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの1日の総用量は、それぞれ約10mgの用量で1日2回投与される。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、以下を含む28日間の投与サイクルで投与される:(a)1日の総用量が投与される21日間、及び(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、以下を含む28日間の投与サイクルで投与される:(a)1日の総用量が投与される連続した21日間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、以下を含む28日間の投与サイクルで投与される:(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)1日の総用量が投与される5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない2日間を含む、3つの7日間の期間、ならびに(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間。いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、以下を含む28日間の投与サイクルで投与される:(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)1日の総用量が投与される連続した5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した2日間を含む、3つの7日間の期間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間。
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドは、1日の総用量が投与される28日間を含む28日間の投与サイクルで投与される。
いくつかの態様では、28日間の投与サイクルは、合計24の連続した28日間の投与サイクルまで繰り返される。
いくつかの態様では、薬学的組成物は、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットであり、薬学的組成物は、対象に投与される前に飲料用液体(例えば、水またはジュース(例えば、オレンジジュースもしくはリンゴジュース))中に分散される。
いくつかの態様では、組成物は、最初に剤形を別個の容器で溶解することなく対象に投与される口腔分散性剤形(例えば、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレット)である。
いくつかの態様では、対象は、嚥下障害を経験する。いくつかの態様では、対象は、神経系の疾患、筋肉衰弱、発達障害、脳卒中、外傷、解剖学的欠損、がん、がんの治療、アレルギー反応、認知症、記憶喪失、または認知機能低下のうちの1つ以上によって引き起こされる嚥下障害を経験する。いくつかの態様では、対象は、自閉症スペクトラム障害を有すると診断されている。いくつかの態様では、対象は、頭蓋顔面障害を有すると診断されている。いくつかの態様では、対象は、重症筋無力症を有すると診断されている。いくつかの態様では、対象は、遅発性ジスキネジアを有すると診断されている。
いくつかの態様では、対象は、小児対象である。いくつかの態様では、対象は、18歳未満、17歳未満、16歳未満、15歳未満、14歳未満、13歳未満、12歳未満、11歳未満、10歳未満、9歳未満、8歳未満、7歳未満、6歳未満、5歳未満、4歳未満、3歳未満、2歳未満、または1歳未満である。いくつかの態様では、対象は、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳、7歳、8歳、9歳、10歳、11歳、12歳、13歳、14歳、15歳、16歳、または17歳である。いくつかの態様では、対象は、13歳未満である。いくつかの態様では、対象は、12歳未満である。いくつかの態様では、対象は、11歳未満である。いくつかの態様では、対象は、10歳未満である。いくつかの態様では、対象は、9歳未満である。いくつかの態様では、対象は、8歳未満である。いくつかの態様では、対象は、7歳未満である。いくつかの態様では、対象は、6歳未満である。いくつかの態様では、対象は、5歳未満である。いくつかの態様では、対象は、4歳未満である。いくつかの態様では、対象は、3歳未満である。いくつかの態様では、対象は、2歳未満である。いくつかの態様では、対象は、1歳未満である。いくつかの態様では、対象は、約2~約18歳である。いくつかの態様では、対象は、約3~約17歳である。いくつかの態様では、対象は、約4~約16歳である。いくつかの態様では、対象は、約5~約15歳である。いくつかの態様では、対象は、約6~約14歳である。いくつかの態様では、対象は、約7~約13歳である。いくつかの態様では、対象は、約8~約12歳である。
いくつかの態様では、対象は、高齢者対象である。いくつかの態様では、対象は、30歳を超える、35歳を超える、40歳を超える、45歳を超える、50歳を超える、55歳を超える、60歳を超える、65歳を超える、70歳を超える、75歳を超える、80歳を超える、85歳を超える、90歳を超える、95歳を超える、または100歳を超える。いくつかの態様では、対象は、50歳を超える。いくつかの態様では、対象は、60歳を超える。いくつかの態様では、対象は、70歳を超える。いくつかの態様では、対象は、80歳を超える。いくつかの態様では、対象は、90歳を超える。いくつかの態様では、対象は、100歳を超える。
いくつかの態様では、本開示は、がん、腫瘍、またはRasopathy障害を治療するための医薬品の製造のための、本明細書に記載の薬学的組成物の使用を提供する。
N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミド及び本質的に純粋な形態IVの調製方法
式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの新規な生成方法であって、
Figure 2024509759000011
以下のスキームIに示されるように、PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)を、1-プロピルホスホン酸無水物(「T3P」)であるカップリング試薬と反応させて、901アセトニドを得ることを含む、方法が、本明細書で開示される。
スキーム1
Figure 2024509759000012
いくつかの態様では、T3Pは、溶液中にある。いくつかの態様では、T3Pは、酢酸エチル中の溶液として提供される。
いくつかの態様では、式(I)の本質的に純粋な形態IVのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する方法は、以下のスキームIIに示されるように、(a)PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)を、T3Pであるカップリング試薬と反応させて、901アセトニドを得ることと、(b)901アセトニドを酸で処理して、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを形成することと、を含む。
スキームII
Figure 2024509759000013
いくつかの態様では、式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの本質的に純粋な結晶形態IVの合成は、スキームIIIに従って記載される反応を含む。
スキームIII
Figure 2024509759000014
いくつかの態様では、式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの本質的に純粋な形態IVの合成は、スキームIVで以下に示されるとおりである。
スキームIV
Figure 2024509759000015
いくつかの態様では、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを調製する方法は、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの本質的に純粋な形態IVである結晶組成物をもたらす。
いくつかの態様では、本質的に純粋な形態IVの結晶組成物は、≦0.2%の二量体不純物PF-00191189を含有する。

Figure 2024509759000016
いくつかの態様では、本質的に純粋な形態IVの結晶組成物は、約0.05重量%~約0.19重量%の二量体不純物PF-00191189を含有する。いくつかの態様では、本質的に純粋な形態IVの結晶組成物は、約0.05重量%~約0.15重量%の二量体不純物PF-00191189を含有する。いくつかの態様では、本質的に純粋な形態IVの結晶組成物は、約0.05重量%~約0.10重量%の二量体不純物PF-00191189を含有する。いくつかの態様では、本質的に純粋な形態IVの結晶組成物は、検出可能な量の二量体不純物PF-00191189を含有しない。
いくつかの態様では、二量体不純物PF-00191189の量は、高速液体クロマトグラフィー(「HPLC」)を使用して決定される。いくつかの態様では、275nmの紫外線検出器を使用する逆相液体クロマトグラフィーが使用される。
略語及び頭字語
Figure 2024509759000017
Figure 2024509759000018
実施例1:形態IVの種結晶の生成
工程1:「側鎖」、PD-0337792の調製
14.4kgのアルコール(化学純度99.4%、光学純度99.6%の鏡像異性体過剰)を、トルエン中の97.5kgの9.7重量/重量%のPD-0337792(IPGA)溶液に変換した(全体収率約60%)。トリフラート活性化を、トリフリン酸無水物の添加中に温度を-20℃より低く維持することによって、200Lの反応器内で実施した。次いで、得られた活性化アルコールを、固体N-ヒドロキシフタルイミド(NHP)を含有する400Lの反応器に移し、反応を周囲温度で発生させて完了させた。最終的な塩基の脱保護を、アンモニア水(約28%溶液、5当量、34kg)を添加することによって実施した。反応完了後、トルエンから蒸留により水を除去し、得られた固体副産物を濾別して生成物溶液を得た。
工程2:PD-0315209の調製
このプロセスは、出発物質2,3,4-トリフルオロ安息香酸(12kg、1当量)及び2-フルオロ-4-ヨードアニリン(16.4kg、1.02当量)からリチウムアミド塩基(5kg、3.2当量)を用いて、理論上80%で21.4kg(99.4重量/重量%のアッセイ)を得た。TFBA及びFIAの全溶液の5%を50℃でリチウムアミドスラリーに添加することによって、反応を開始させた。この反応は、変色及びわずかな発熱によって観察された、約10分の最小開始期間を示した。THF中の残りのTFBA/FIA溶液を、反応温度を45~55℃以内に維持しながら、1時間以内に圧力缶を通してゆっくりと添加した。操作全体で(アンモニアガス放出による)著しい圧力上昇は観察されなかった。
工程3:PD-0325901の調製
潜在的なガス生成を軽減するために、CDI充填に修正を加えた。溶媒添加の前後に(ショットローダーを介して)CDIの2つの等しい部分を固体FIPFAに添加した。2つの固体CDI添加(それぞれ4.6kg)の間のタイミングは、30分を超えてはならない。次いで、2つの中間体フィルターケークをエタノールで溶解した。過剰なエタノールを蒸留し、PD-0325901の再結晶化の前に、トルエンで約5%体積/体積%のエタノールに置き換えた。実験室研究では、トルエン及びアセトニトリルからの結晶化、ならびにトルエン中のエタノールからの再結晶化は、多形体変換に不可欠である不純物を低減することができないことが示唆された。0.2%を超えるレベルの二量体不純物(PF-00191189)の存在は、望ましくない多形体の形成をもたらすことが知られている。
Figure 2024509759000019
最終反応混合物からの粗結晶化は、二量体不純物PF-00191189を約1.9%まで低減させ、その後の再結晶化は、それを約0.4%までさらに減少させた。その結果、望ましくない多形体が産生された。DSCパターンは、約80℃(低溶融形態II)及び約117℃(形態I)の2つの異なる融点を示した。また、処理中に、固体は予想よりもはるかに低い温度(実際の約10℃、予想は約40℃)で結晶化した。再結晶の不成功は、粗製物の不完全な乾燥の結果としての溶媒組成の変化に起因すると推測される。粗生成物が約28kg(理論上は26kg)であった場合、エタノール溶解前の粗湿潤ケークの乾燥を約36時間後に停止した。
多形体変換
最終的なEtOH/水結晶化からの約7.4kgのPD-0325901(混合多形)及び以前のEtOH/トルエン濾液からの沈殿物を多形体変換に進めた。両方の産出物を、一定の重量までフィルターで別々に乾燥させ、それぞれをEtOH中に溶解させた。組み合わせたEtOH溶液をHPLCによって分析し、推定量16.4kgのPD-0325901を得た。再結晶は、EtOHを真空蒸留によって除去し、溶媒組成を65℃でトルエン中で約5%のEtOHに調整した後に開始した(すなわち、EtOHを完全な固体溶解まで65℃で滴加する)。
満足のいく結果を確実なものにするために、5℃までのゆっくりとした4時間の冷却ランプ、続いて12時間の撹拌を行った。得られたスラリーを濾過し、再び、一定の重量になるまで、フィルター中で完全に乾燥させた(約3日間)。精製した固体は99.8%純粋なPD-0325901を示し、検出されるレベルの二量体不純物PF-00191189は示さなかった。
乾燥した固体(15.4kg)を、フィルターから正確に4体積のEtOH(62L)に再溶解させ、反応器に移し、30~35℃でゆっくりと(約3時間)水(308L)を添加することによって沈殿させ、20℃に冷却し、12時間撹拌した。2時間で採取したスラリー試料のDSC分析は、固体が完全に形態IV(所望の多形体)であることを示す。
21.4kgのPD-0315209、9.7kgのCDI(1.05当量)、9.7%のPD-0337792のトルエン溶液(1.1当量)91kgを使用して、12.74kgのPD-0325901を得た(アッセイ99.4%、100%の形態IV、収率約48%)。
実施例2:PD-0325901のアッセイ/不純物及び同定
PD-0325901は、275nmでのUV検出を伴う逆相液体クロマトグラフィーによってプロセス不純物及び分解物から分離される。PD-0325901の同定を、HPLC保持時間に加えて、赤外線またはプロトンNMRスペクトルのいずれかを得ることによって実施する。純度評価については、プロセス不純物及び分解物を、それらの特徴的な相対保持時間によって特定し、面積正規化によって定量化する。
クロマトグラフィー条件:Agilent Zorbax SB C18、5μm、4.6×250mm(または同等物)、流量は1.0mL/分であり、カラム温度は30℃であり、検出器の波長は275nmであり、希釈剤は50/50アセトニトリル/水であり、移動相Aは水中の0.1%のトリフルオロ酢酸(TFA)であり、移動相Bはメタノールであり、以下の勾配条件である。アッセイは、基準標準に対して決定され、無水の無溶媒ベースで報告される。指定不純物及び未指定不純物の定量化は、面積パーセントで報告される。総不純物は、0.05%の報告閾値を超えて存在する全ての不純物の合計である。
Figure 2024509759000020
実施例3:形態IVの調製のための改善されたプロセス
実施例1に記載されるように、形態IVとしてミルダメチニブを生成する合成方法は、二量体不純物PF-00191189を有する形態IVを生成し、さらなる工程は、生成物を、形態I及び形態IIの望ましくない多形体を有しない本質的に純粋な形態IVに変換することが必要であった。したがって、追加の処理工程なしに本質的に純粋な形態IVを生成する方法を開発する必要があった。
ミルダメチニブ製造プロセス
この経路は、提案された出発物質(S)-(+)-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-メタノール(SGA)、2,3,4-トリフルオロ安息香酸(TFBA)、2-フルオロ-4-ヨードアニリン(FIA)、及びN-ヒドロキシフタルイミド(NHP)を使用して、全体で6つの化学工程を有する収束的な4工程合成である。最後の工程(工程4)は、ミルダメチニブの本質的に純粋な形態IVを提供する。
ミルダメチニブの調製のためのスキーム:
工程1(PD-0337792(IPGA)の調製):清浄で乾燥した100ガロンの反応器に、トルエン(139.3kg、8体積)及び(S)-(+)-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-メタノール(SGA;20.0kg、1.0当量)を充填した。トリエチルアミン(18.8kg、1.22当量)を反応器に充填した。反応器の内容物を撹拌し、-10±10℃に冷却した。トリフルオロメタンスルホン酸無水物(43.5kg、1.02当量)を、窒素下で清浄な50-Lの丸底フラスコに添加し、次いで≦10℃の温度まで冷却した。冷却したトリフルオロメタンスルホン酸無水物を、内部温度を-10±10℃に維持しながら、100ガロンの反応器にゆっくりと移した。反応混合物を-10±10℃で30分間撹拌した。TLCによる反応モニタリングは、変換が完了したことを示した。内部温度を-10±10℃に維持しながら、無水トルエン(99.8kg、5.75体積)を反応器に充填し、続いてN-ヒドロキシフタルイミド(26.4kg、1.07当量)を充填した。内容物を20±5℃まで温め、次いで、トリフラート中間体がTLCによって検出できなくなるまで、この温度で少なくとも5時間撹拌した。反応混合物を2つの等しい部分に分割した。各トルエン溶液を、USP精製水(66kg、6.7体積)でクエンチした。次いで、トルエン溶液をUSP精製水(66kg、6.7体積)で2回洗浄した。
トルエン溶液を、100ガロン反応器内で再結合させた。有機溶液を、28%の水酸化アンモニウム溶液(41.5kg、7.8当量)で処理した。内容物を35±5℃に加熱し、次いで12時間以上(「NLT」)撹拌した。反応が完了したら、より下にある水相を除去した。トルエン溶液を、トルエンの共沸蒸留を介して乾燥させた。次いで、トルエン溶液を最小撹拌体積まで濃縮した。濃縮した溶液を濾過して、副産物の固体を除去した。ケークをトルエンで洗浄し、濾液を合わせた。トルエン溶液のアッセイは8.6kg(36.7%収率)のPD-0337792(IPGA)が存在することを示した。
工程2(PD-0315209の調製):清浄で乾燥した100ガロン反応器を窒素でパージし、次いで、リチウムアミド(LiNH2、8.8kg、3.4当量)、続いてテトラヒドロフラン(THF、56.8kg、3.2体積)で充填した。混合物を10±10℃まで冷却し、次いで追加のTHF(15.1kg、0.85体積)を反応器に充填し、続いてTHF(26.4kg、1.15体積)中の2,3,4-トリフルオロ安息香酸(TFBA、20.0kg、1.0当量)の溶液を充填した。反応混合物を50℃NMT(「それ以下」)に加熱した。THF(17.8kg、1体積)中の2-フルオロ-4-ヨードアニリン(FIA、27.5kg、1.02当量)の溶液を、NMT 50℃でバッチ温度を維持し、添加の間に1時間撹拌しながら、反応器に少しずつ添加した。添加を完了した後、反応混合物を、50±10℃でさらに3時間撹拌した。反応が完了すると、混合物をNMT 10℃に冷却し、次いで、USP精製水(120.3kg、6体積)でクエンチした。反応混合物を約30ガロンまで蒸留し、その後、メチルt-ブチルエーテル(MTBE、118.6kg、8体積)を添加した。次いで、MTBE溶液を2Mの塩酸溶液(89.5kg)でpH=7にクエンチした。次いで、水相を除去した。MTBE溶液をセライトを通して濾過した後、5%のブライン溶液(104.1kg、5.2体積)で2回洗浄し、続いて1Mの塩酸溶液(77.4kg)で洗浄した。MTBE溶液をトルエンと溶媒交換し、続いて体積を約50ガロンに調整した。この混合物を75±5℃まで1時間加熱し、次いで、20±5℃まで冷却し、1時間撹拌した。生成物を濾過し、トルエン(68.1kg、約4体積)で洗浄し、次いで、40℃で真空下で乾燥させて、25.2kgのPD-0315209(56.4%収率)を得た。
工程3(粗PD-0325901の調製):清浄で乾燥した100ガロン反応器を窒素でパージし、次いで、PD-0315209(18.0kg、1当量)及びTHF(113.0kg、7体積)を充填した。混合物を5±5℃まで冷却した。N,N-ジイソプロピルエチルアミン(15.1kg、2.55当量)を、NMT 25℃の温度を維持しながら充填した。混合物を5±5℃まで冷却し、次いで10分間撹拌した。トルエン中のPD-0337792溶液(合計121.7kg、1.3当量)を、5±5℃で反応器に充填し、続いて、酢酸エチル(42.0kg、1.45当量)中の50%T3Pを充填した。反応混合物を10±5℃でNLT 3時間撹拌した。カップリングを完了まで進めるために、酢酸エチル(4.1kg、0.15当量)中のN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.9kg、0.3当量)及び50%T3Pの追加の充填を行った。反応物を5%水酸化ナトリウム溶液(50kg)に逆クエンチした後、5%ブライン(55.4kg)で洗浄した。有機溶液を濃縮し、次いで溶媒をトルエンと交換した。アセトニトリル(43.0kg、2.4体積)を反応器に添加し、続いて2Mの塩酸(117.6kg、5.1当量)を添加した。混合物を、16時間後に反応が完了するまで、25±5℃で撹拌した。底部水相を除去し、次いで反応混合物を5%ブライン(75.2kg)で洗浄した。有機相を濃縮し、次いで溶媒をトルエンと交換して、適切な体積にした。次いで、混合物を75±5℃に30分間加熱し、次いで20℃にゆっくりと冷却した。固体を濾過し、次いでトルエン(31.1kg、1.7体積)で洗浄した。
粗固体を100ガロン反応器に戻し、続いてトルエン中の5%エタノール(170.0kg)を充填した。混合物を75±5℃に60分間加熱し、溶液を得た後、20℃にゆっくりと冷却した。固体を濾過し、次いでトルエン(31kg、1.7体積)で2回洗浄した。湿潤ケークを、45℃にて真空下で乾燥させて、8.2kgの粗PD-0325901(37.1%収率)を得た。
工程4(本質的に純粋な形態IVのミルダメチニブの調製):清浄で乾燥した100ガロン反応器を窒素でパージし、次いで、USP精製水(164.1kg、20体積)、続いてエタノール(200プルーフ、20.8kg、3.25体積)で充填した。溶液を35±5℃に加熱した。別の容器で、粗PD-0325901(8.1kg、1当量)をエタノール(200プルーフ、40.5kg、6.3体積)に溶解した。この溶液の一部(14.4kg)を60分かけて100ガロン反応器に添加した。実施例1で調製したPD-0325901形態IVの種(82.6g、1重量%)を反応器に添加して、沈殿を容易にした。混合物を35±5℃で撹拌しながら、粗PD-0325901/エタノール溶液の残り(34.3kg)を90分かけて反応器に添加した。反応器の内容物を35±5℃で5.5時間撹拌し続けた後、20℃にゆっくりと冷却した。次いで、固体を濾過し、USP精製水(16.5kg、2体積)で洗浄し、次いで、45℃にて真空下で16時間乾燥させた。乾燥した固体を10メッシュの篩を通してスクリーニングして、5.7kgのPD-0325901形態IV(70.4%収率)を得た。
本明細書で使用される本質的に純粋な形態IVについてのXRPDパターンを図1Aに示す。本明細書で使用される本質的に純粋な形態IVのTGA及びDSC分析を図1Bに示す。
実施例4:およその動力学的溶解度
実施例3によって調製されたミルダメチニブの溶解度を30種の溶媒中で評価した。溶解度は、溶解点または最大体積(1.8mL)に達するまで、溶媒の少量のアリコートを固定量の固体(約10mg)に投与することによって、室温(RT;約23℃)で視覚的に推定した。RTで未溶解の固体を含有する試料を40℃で1時間加熱し、溶解を目視で評価した。溶解度データを以下の表1に示す。

Figure 2024509759000022
実施例5:包括的な結晶形態スクリーニング
約450の結晶化実験を、実施例3で調製したミルダメチニブを使用して実施し、ミルダメチニブの新規多形体及び溶媒和物/水和物を特定した。投入材料の結晶化方法及び固体形態の説明をここに記載する。
結晶化モード
スクリーニング研究では、4つの主なタイプの結晶化モードを用いた。
スラリー平衡:
○5、25、及び50℃で48~72時間の等温
○40~5℃(1時間)で48時間の熱サイクル
ミルダメチニブの清澄化溶液の急速冷却及び制御された冷却:
○0.1℃/分の速度で50℃から5℃まで制御冷却し、5℃ごとに1時間保持した後、5℃で5日間保持し、続いて-20℃(残りの溶液の場合)で6~9日間保持した
○制御不能な速度で50℃から-20℃まで急速冷却した後、-20℃で4~14日間保持する
ミルダメチニブの清澄化溶液の急速蒸発及び低速蒸発:
○周囲条件で最大30日間の低速蒸発
○周囲温度で減圧下にて最大3日間の急速蒸発
室温での飽和及び清澄化されたミルダメチニブ溶液への貧溶媒の添加:
○急速な貧溶媒の添加及び周囲温度で最大11日間の撹拌
Figure 2024509759000023
Figure 2024509759000024
実施例6:非晶質材料の調製及び実験
メタノール及びTHF中のミルダメチニブの100mg/mL溶液(それぞれA-1及びA-2)の減圧下での急速蒸発(Genevac(登録商標)真空遠心分離機)によって、非晶質ミルダメチニブを100mgスケールで調製した。
ミルダメチニブの溶液(100mg/mL)をメタノール及びTHF中で調製し、各溶液を3つの等しい部分に分割して、1)RTの開放安定性評価、2)RTでの閉鎖安定性評価、及び3)-20℃での閉鎖安定性評価に使用した。急速蒸発後の観察により、メタノール由来の試料はほとんどが乾燥したガラス状の材料であり、THF由来の試料はほとんどが粘着性のある暗い琥珀色のガムであることが明らかになった。
急速蒸発後の6つ全ての試料(メタノール及びTHFの両方から3つ)のPXRD分析は、非晶質状態を示した。各溶媒からの1つの試料に対して、他の分析(例えば、PLM、TGA-IR、DSC)を実施した。最初の分析に続いて、各溶媒からの1つの試料を、開放バイアル内でRTにて、キャップ付きバイアル内でRTにて、及びキャップ付きバイアル内で-20℃にて保管した。
1日後のPXRD及びPLM分析は、メタノールからのA-1a(RTで開放)及びA-1b(RTでキャップされた)における結晶化を示さなかった。A-1c(-20℃でキャップされた)は分析しなかった。
1日後のPXRD及びPLM分析は、THFからのA-2a(RTで開放)中の形態IVへの結晶化を示した。A-2b(RTでキャップされた)及びA-2c(-20℃でキャップされた)は分析しなかった。
非晶質ミルダメチニブ(A-1)は、メタノール溶液からの減圧下での急速蒸発によって100mgスケールで成功裏に調製されたため、この方法を使用して、スクリーンにおけるスラリー熟成実験のための投入材料として使用するための非晶質材料を含有するバイアルを調製した。
Figure 2024509759000025
非晶質材料(A-1)の特性評価
PXRD及びPLM分析は、材料が非結晶性であることを示した。DSC分析は、非晶質相と一致する200℃までの融解吸熱を示さなかった。TGA-IR分析は、26℃から200℃までの加熱の際に、水及びメタノールの約1.3重量%の損失を示した。非晶質ミルダメチニブは、RTで少なくとも24時間、開放バイアル及び閉鎖バイアルの両方で物理的に安定していた。
実施例7:結晶形スクリーンの結果
結晶形スクリーンは、結晶性及び非晶質投入材料、ならびに様々な結晶化モード、溶媒、及び温度を網羅する約450の結晶化実験から構成された。
4つの水和物(形態VI、XIII、XIX及びXXと表示される)が観察され、新規の形態であるように見える。非溶媒和形態IVと2つの安定した水和物(形態VI及びXIX)との間で行った水分活性実験は、形態IVが水和物形態VI及びXIXよりも水活性(aw)0.6~0.99でより安定であることを示した。
観察された15個の溶媒和物(形態V、VII~XII、XV~XVIII、及びXXI~XXIVと表示される)には、プロセス関連トルエン(形態V)、トルエン/MIBK(形態VIII)、及び不安定トルエン(形態IX)溶媒和物が含まれた。
添加されるトルエンの量を変化させて、RTで1.1/0.5(体積/体積)の水/エタノール中でトルエン溶媒和物(形態V)を撹拌することを伴うミルダメチニブ/プロセス溶媒変換研究は、トルエン/エタノールからの粗ミルダメチニブが純粋なトルエン溶媒和物である場合、最終結晶化に入るトルエンレベルを制御することが重要であり得ることを示した。しかしながら、粗APIが、主により少ない量のトルエン溶媒和物を有する形態IVである場合、粗ミルダメチニブ中のトルエンレベルをモニタリングすることはそれほど重要ではない場合がある。
スラリー熟成及び蒸発スクリーニング結果の概要
Figure 2024509759000026
Figure 2024509759000027
Figure 2024509759000028
Figure 2024509759000029
Figure 2024509759000030
冷却及び溶媒-貧溶媒スクリーニング結果の概要
Figure 2024509759000031
Figure 2024509759000032
Figure 2024509759000033
Figure 2024509759000034
実施例8:ミルダメチニブの得られた結晶形態の説明
以下のセクションでは、ミルダメチニブについて観察された結晶形態の各々の物理的特性について説明し、概説する。
一過性非溶媒和形態XIV
形態IVに非常に類似した一過性非溶媒和形態である形態XIVについての特性評価データを、図12A及び図12Bに提示する。PXRD及びPLM分析は、材料が結晶性であることを示す。DSC分析は、約111℃で開始する単一の鋭い吸熱を示す(ΔH=85.6J/g)。TGA-IR分析は、150℃までに約0.15重量%の損失を示し、非溶媒和形態を示している。形態XIVは、周囲条件で4日以内に形態IVに変換することが見出された。形態XIVは、さらなる研究(例えば、相対安定性試験)に使用されるようにスケールアップされなかった。
トルエン溶媒和物形態V
プロセス関連トルエン溶媒和物である形態Vについての特性評価データを、図3A及び図3Bに提示する。PXRD及びPLM分析は、材料が結晶性であることを示す。DSC分析は、約77℃(ΔH=44.3J/g)及び約95℃(ΔH=33.2J/g)で開始する2つの重なり合う吸熱を示す。TGA-IR分析は、100℃に加熱したときのトルエンの約2.7重量%(0.15当量)の損失、及び185℃に加熱したときのトルエンの約4.7重量%(0.26当量)の全損失を示し、溶媒和形態を示している。形態Vは、周囲条件において≧10日間安定であることが見出された。形態Vをスケールアップして、ミルダメチニブの結晶化プロセスに焦点を合わせた研究に使用した。
形態Vの調製
ミルダメチニブ(308.0mg)を3.0mLのメタノールに溶解し、溶液を0.2μmのPTFEフィルターを通して濾過した。溶液を減圧(GeneVac(登録商標))下で一晩急速に蒸発させ、非晶質材料を得た。トルエン(150μL)及び撹拌ディスクを非晶質生成物に添加し、混合物を25℃で35分間撹拌した。種(約1mg)を添加し、試料を25℃で23時間撹拌した。湿った固形物を窒素流動チャンバ内で3時間乾燥させた。バッチ重量は約212mgであり、収率は約69重量%の形態Vであった。
形態VIII(トルエン/MIBK溶媒和物)
トルエン/MIBK溶媒和物である形態VIIIについての特性評価データを、図6A及び図6Bに提示する。PXRD及びPLM分析は、材料が結晶性であることを示す。DSC分析は、約81℃で開始する広い吸熱(ΔH=67.1J/g)、続いて約110℃で開始する小さな広い吸熱(ΔH=7.1J/g)を示す。TGA-IR分析は、112℃に加熱した際のトルエン及びMIBKの約3.3重量%の損失、ならびに112~150℃に加熱した際のトルエン及びMIBKの約0.8重量%のさらなる追加の損失を示し、溶媒和形態を示している。形態VIIIは、周囲条件で≧2日間安定であった。形態VIIIは、さらなる研究(例えば、ミルダメチニブ結晶化プロセスに焦点を合わせた研究)のためにスケールアップされなかった。
不安定なトルエン溶媒和物形態IX
不安定なトルエン溶媒和物である形態IXについての特性評価データを、図7A及び図7Bに提示する。PXRD及びPLM分析は、材料が結晶性であることを示す。DSC分析は、約84℃で開始する広い吸熱(ΔH=17.1J/g)、約107℃での吸熱(ΔH=12.4J/g)、及び約114℃で開始するより鋭い吸熱(ΔH=39.6J/g)を示す。TGA-IR分析は、128℃に加熱した際にトルエンの約4.6重量%の損失を示し、溶媒和形態を示している。形態IXは、周囲条件で20時間後に形態IVへの著しい変換を示した。形態IXは、さらなる研究(例えば、ミルダメチニブ結晶化プロセスに焦点を合わせた研究)のためにスケールアップされなかった。
水和物形態VI
水和物である形態VIについての特性評価データを、図4A及び図4Bに提示する。PXRD及びPLM分析は、材料が結晶性であることを示す。DSC分析は、約41℃(ΔH=11.4J/g)、約70℃(ΔH=48.1J/g)、及び約109℃(ΔH=21.3J/g)で開始する3つの広い吸熱を示す。TGA-IR分析は、125℃に加熱した際に約2.4重量%(0.7当量)の水の損失を示し、水和形態を示している。形態VIは、周囲条件において固体状態で≧2週間安定であることが見出された。形態VIをスケールアップして、非溶媒和形態IVと安定な水和物との間の水分活性研究に使用した。
形態VI/形態IV混合物の調製
ミルダメチニブ(120.8mg)を1.0mLのメタノールに溶解した。溶液を0.2μmのPTFEフィルターを通して濾過し、減圧下(GeneVac(登録商標))で一晩急速に蒸発させた。水(1.0mL)及び撹拌ディスクを乾燥固体に添加し、続いて種(約0.1mg)を添加した。懸濁液を25℃で24時間混合し、固体を真空濾過によって単離した。バッチ重量は約58mgであり、収率は、約48重量%の形態VIと形態IVとの混合物であった。
水和物形態IX
水和物である形態IXについての特性評価データを、図7A及び図7Bに提示する。PXRD及びPLM分析は、材料が結晶性であり、なんらかの形態IVを含有することを示す。DSC分析は、約55℃(ΔH=66.8J/g)及び約109℃(ΔH=25.5J/g)で開始する2つの広い吸熱を示す。TGA-IR分析は、100℃に加熱した際に約3.1重量%(0.9当量)の水の損失を示し、水和形態を示している。形態IXは、スクリーニング中に1回のみ(相純粋として)観察され、周囲条件において固体状態で形態IVにゆっくりと変換することが観察された。形態IXは、さらなる研究(例えば、水分活性研究)のためにスケールアップされなかった。
水和物形態XIX
水和物である形態XIXについての特性評価データを、図17A及び図17Bに提示する。PXRD及びPLM分析は、材料が結晶性であることを示す。DSC分析は、約69℃で開始する広い吸熱(ΔH=28.5J/g)、続いて約98℃で開始する発熱(ΔH=13.5J/g)、及び約115℃で開始する鋭い吸熱(ΔH=59.6J/g)を示す。TGA-IR分析は、92℃に加熱した際に約1.85重量%(0.5当量)の水の損失を示し、水和形態を示している。形態XIXは、キャップ付きバイアル内で≧2週間安定であることが見出された。形態XIXをスケールアップして、非溶媒和形態IVと安定な水和物との間の水分活性研究に使用した。
形態XIXの調製
ミルダメチニブ(約497mg)を、50℃で10分間混合することによって、3.0mLの水:MeOH(40:60体積/体積)に溶解させた。溶液を、0.2μmのPTFEフィルターを通して、50℃で第2のバイアルに熱濾過した。溶液を-20℃まで急速に冷却し、種(1~2mg)を添加し、旋回させることによって分散させた。30分後、生成物は厚いペーストであったので、1.0mLのさらなる溶媒を添加し、懸濁液を-20℃で30分間冷却した。低温懸濁液中の固体を真空濾過によって単離し、次いで16時間空気乾燥させた。バッチ重量は約278mgであり、収率は約56重量%の形態XIXであった。
水和物形態XX
水和物である形態XXについての特性評価データを、図18A及び図18Bに提示する。PXRD及びPLM分析は、材料が結晶性であることを示す。DSC分析は、約77℃(ΔH=29.0J/g)、約92℃(ΔH=9.8J/g)、及び約110℃(ΔH=6.8J/g)で開始する3つの広い吸熱を示す。TGA-IR分析は、126℃に加熱した際に主に少量のアセトニトリルを含む水の約2.6重量%(0.7当量)の損失を示し、水和形態を示している。形態XXの第2の低結晶性の試料のTGA-IR分析は、加熱時に水だけが発生することを示した。形態XXは、周囲条件で10日以内に形態IVに変換することが見出された。形態XXは、さらなる研究(例えば、水分活性研究)のためにスケールアップされなかった。
他の非プロセス関連溶媒和物(形態VII、X~XII、XV~XVIII、XXI~XXIV)
非プロセス関連溶媒和物(形態VII、X~XII、XV~XVIII、及びXXI~XXIV)の概要を表2に示す。これらの溶媒和物についての特性評価データを図5A~5B、8A~8B、9A~9B、10A~10B、13A~13B、14A~14B、15A~15B、16A~16B、19A~19B、20A~20B、21A~21B、及び22A~22Bに示す。
Figure 2024509759000035
本明細書に提示される各形態のPXRD、TGA、及びDSCデータを、図2A~2B、3A~3B、4A~4B、5A~5B、6A~6B、7A~7B、8A~8B、9A~9B、10A~10B、11A~11B、12A~12B、13A~13B、14A~14B、15A~15B、16A~16B、17A~17B、18A~18B、19A~19B、20A~20B、21A~21B、22A~22B、及び23A~23Bに示す。
実施例9:23℃での水和物の水分活性研究
安定した水和形態VI及びXIXの水分活性研究を実行して、それらの相対熱力学的安定性を決定した。研究は、23℃で様々な水/エタノール混合物中で実行され、0.6~0.99の水活性(aw)を提供した。水分活性範囲には、ミルダメチニブ製造プロセスの現在の最終分離工程のおおよその水分活性が含まれる。飽和懸濁液を、試験溶媒中で過剰のミルダメチニブを16時間撹拌することによって調製した。懸濁液を濾過し、等量の形態VI及び形態XIXを含有する混合物上に移した。
懸濁液を目標温度で撹拌し、3日及び5日でサンプリングし、PXRDによって分析した。結果を以下に概説し、全ての実験が形態IVを生成したことを示す。水和物は、より高い水分活性で動力学的に好まれ得る。
実施例10:真空オーブンによる特定の形態の乾燥
特定の形態の乾燥試験を、45℃での真空オーブン内で一晩実行した。乾燥後、試料をRTに10分間平衡化し、約70%の周囲の実験室湿度でPXRDによって分析した。結果を以下に要約する。
●形態V(トルエン溶媒和物):変化しないままであった。
●形態VI(水和物):形態Aに部分的に変換された。
●形態XIII(水和物):形態XIII/形態IV混合物は形態IVに変換された。
●形態XIX(水和物):変化しないままであった。
特定の形態の脱溶媒和/脱水研究を、100℃で5分間保持しながら、25から100℃まで15℃/分の加熱速度で緩い蓋を有するTGAパン中で実行した。試料をTGA上でRTまで空冷し、結晶性である場合、PXRDによって分析した。結果を以下に要約する。
●形態V(トルエン溶媒和物):冷却後、観察された試料は溶融し、外観は透明な暗い琥珀色(溶融し、溶融した非晶質状態で固化し、分解の可能性があった)。
●形態VI(水和物):冷却後、観察された試料は溶融し、外観は透明な暗い琥珀色(溶融し、溶融した非晶質状態で固化し、分解の可能性があった)。
●形態XIX(水和物):冷却後、観察された試料は非常にわずかに粘着性があったが、固体粒子(溶融していない)であった。PXRDは、形態Iを示した。
実施例11:トルエンスパイクスラリー研究
様々な量のトルエンを添加して、プロセス関連のトルエン溶媒和物(形態V)を、水:エタノール(1.1/0.5体積/体積)中で、RTで一晩撹拌した。懸濁液を濾過し、固体をPXRDによって分析した。結果を以下に要約する。
●トルエンを添加しない場合、形態Vは相純粋な形態IVに変換した。
●0.5%のトルエンを添加した場合(ミルダメチニブの重量と比較して)、形態Vは、大部分が形態IVに変換され、いくらかのより少量の形態Vを伴った。
●1%及び2%のトルエンが添加される場合、PXRDデータは定性的で可変であったため、形態Vの比較的高い量が観察されたが、1%のトルエンと2%のトルエンとを区別することは困難であった。
トルエンスパイクスラリー研究の結果は、トルエン/エタノールに由来する粗ミルダメチニブが純粋なトルエン溶媒和物である場合、最終的な結晶化に入るトルエンレベルを制御することが重要であることを示唆している。しかしながら、粗ミルダメチニブが、主により少ない量のトルエン溶媒和物を有する形態IVである場合、粗ミルダメチニブ中のトルエンレベルをモニタリングすることはそれほど重要ではない場合がある。
実施例12:形態IVの単結晶X線回折分析
好適な単一の形態IVの結晶を、CuKα INCOATEC Imusマイクロフォーカスソース(λ=1.54178Å)を備えたBruker D8 Venture Photon II CPAD回折計を使用して分析した。シミュレートされたPXRDパターンを、以下に示される低温(100K)構造及び室温(298K、25℃)単位セルパラメータから算出した。室温での単位セルは、当初、151,1°回折フレームから収集した235個の反射に基づいて、差分ベクトル法によって決定した。単位セルパラメータは、その後、Saint(Bruker(2020).SAINT.Data Reduction Software)によるデータインテグレーション中に精製され、19.1Åと1.1Åの解像度の間に記録された903の反射に基づいている。シミュレートされたパターンは、図1Aに示すような実験形態IVのパターンと一致した。
Figure 2024509759000036
Figure 2024509759000037
実施例13:カプセル製剤
Figure 2024509759000038
実施例14:分散性錠剤
Figure 2024509759000039
この明細書に記述される全ての刊行物、特許、及び特許出願は、各個別の刊行物、特許、または特許出願が、その全体において参照により組み込まれることが明確かつ個別に示されているのと同程度に、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。本出願における用語が、参照により本明細書に組み込まれる文書において異なるように定義されていることが判明した場合、本明細書に提供される定義は、その用語の定義として機能するこ。
本発明を、その特定の態様に関連付けて説明してきたが、本発明は、さらなる修正が可能であり、この出願は、一般に、本発明が関連する技術分野内の既知のまたは慣例的な実践の範囲内である本開示からのそのような逸脱を含む原理に従った任意の変形例、用途、または適合を包含することを目的としており、上述された本質的な特徴に適用することができ、特許請求の範囲内にあるとおりであることが理解されるであろう。
本明細書に記載の様々な実施形態に加えて、本開示は、E1からE275まで番号付けされる以下の実施形態を含む。実施形態のこのリストは、例示的なリストとして提示され、本出願は、これらの実施形態に限定されない。
E1.式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態であって、
Figure 2024509759000040
5.4±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.9±0.2、7.2±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.3±0.2、10.6±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.4±0.2、10.7±0.2、及び18.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
6.7±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.5±0.2、6.9±0.2、及び10.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
10.1±0.2、17.3±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
4.6±0.2、5.1±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
4.6±0.2、23.4±0.2、及び25.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.5±0.2、14.7±0.2、及び20.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
6.0±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.9±0.2、10.1±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
4.6±0.2、10.7±0.2、及び15.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
10.2±0.2、11.6±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
7.8±0.2、14.0±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.5±0.2、8.2±0.2、及び16.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
7.2±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.4±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;ならびに
7.2±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態からなる群から選択される、前記結晶形態。
E2.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E3.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、12.5±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E2に記載の結晶形態。
E4.TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約35℃~約100℃で約2.7重量%失うことを示す、E2またはE3に記載の結晶形態。
E5.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E2~E4のいずれか1つに記載の結晶形態。
E6.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約95℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E2~E5のいずれか1つに記載の結晶形態。
E7.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での第1の吸熱開始及び約95℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E2~E6のいずれか1つに記載の結晶形態。
E8.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図2Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E2~E7のいずれか1つに記載の結晶形態。
E9.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図2Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図2Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E2~E8のいずれか1つに記載の結晶形態。
E10.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態Vである、E2~E9のいずれか1つに記載の結晶形態。
E11.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、7.2±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E12.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、7.2±0.2、9.3±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E11に記載の結晶形態。
E13.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約25℃~約125℃で約2.4重量%失うことを示す、E11またはE12に記載の結晶形態。
E14.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約41℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E11~E13のいずれか1つに記載の結晶形態。
E15.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約70℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E11~E14のいずれか1つに記載の結晶形態。
E16.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E11~E15のいずれか1つに記載の結晶形態。
E17.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約41℃での第1の吸熱開始、約70℃での第2の吸熱開始、及び約109℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E11~E16のいずれか1つに記載の結晶形態。
E18.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図3Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E11~E17に記載の結晶形態。
E19.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図3Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図3Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E11~E18に記載の結晶形態。
E20.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態VIである、E11~E19のいずれか1つに記載の結晶形態。
E21.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.3±0.2、10.6±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E22.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.3±0.2、10.6±0.2、13.9±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E21に記載の結晶形態。
E23.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約120℃で約5.2重量%失うことを示す、E21またはE22に記載の結晶形態。
E24.N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約85℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E21~E23のいずれか1つに記載の結晶形態。
E25.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E21~E24のいずれか1つに記載の結晶形態。
E26.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約85℃での第1の吸熱開始及び約110℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E21~E25のいずれか1つに記載の結晶形態。
E27.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図4Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E21~E26のいずれか1つに記載の結晶形態。
E28.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図4Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図4Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E21~E27のいずれか1つに記載の結晶形態。
E29.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態VIIである、E21~E28のいずれか1つに記載の結晶形態。
E30.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、10.7±0.2、及び18.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E31.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、10.7±0.2、18.7±0.2、及び23.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E30に記載の結晶形態。
E32.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約112℃で約3.3重量%失うことを示す、E30またはE31に記載の結晶形態。
E33.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E30~E32のいずれか1つに記載の結晶形態。
E34.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E30~E33のいずれか1つに記載の結晶形態。
E35.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での第1の吸熱開始及び約110℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E30~E34のいずれか1つに記載の結晶形態。
E36.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図5Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E30~E35のいずれか1つに記載の結晶形態。
E37.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図5Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図5Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E30~E36のいずれか1つに記載の結晶形態。
E38.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態VIIIである、E30~E37のいずれか1つに記載の結晶形態。
E39.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.7±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E40.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.7±0.2、8.0±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E39に記載の結晶形態。
E41.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約28℃~約128℃で約4.6重量%失うことを示す、E39またはE40に記載の結晶形態。
E42.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約84℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E39~E41のいずれか1つに記載の結晶形態。
E43.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約107℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E39~E42のいずれか1つに記載の結晶形態。
E44.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E39~E43のいずれか1つに記載の結晶形態。
E45.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約84℃での第1の吸熱開始、約107℃での第2の吸熱開始、及び約114℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E39~E44のいずれか1つに記載の結晶形態。
E46.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図6Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E39~E45のいずれか1つに記載の結晶形態。
E47.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図6Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図6Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E39~E46のいずれか1つに記載の結晶形態。
E48.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態IXである、E39~E47のいずれか1つに記載の結晶形態。
E49.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶。
E50.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E49に記載の結晶。
E51.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約115℃で約2.9重量%失うことを示す、E49またはE50に記載の結晶形態。
E52.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E49~E51のいずれか1つに記載の結晶形態。
E53.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図7Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E49~E52のいずれか1つに記載の結晶形態。
E54.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図7Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図7Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E49~E53のいずれか1つに記載の結晶形態。
E55.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態Xである、E49~E54のいずれか1つに記載の結晶形態。
E56.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、6.9±0.2、及び10.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E57.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、6.9±0.2、10.1±0.2、及び19.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E56に記載の結晶形態。
E58.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約175℃で約7.6重量%失うことを示す、E56またはE57に記載の結晶形態。
E59.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E56~E58のいずれか1つに記載の結晶形態。
E60.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E56~E59のいずれか1つに記載の結晶形態。
E61.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での第1の吸熱開始及び約104℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E56~E60のいずれか1つに記載の結晶形態。
E62.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図8Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E56~E61のいずれか1つに記載の結晶形態。
E63.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図8Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図8Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E56~E62のいずれか1つに記載の結晶形態。
E64.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIである、E56~E63のいずれか1つに記載の結晶形態。
E65.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.1±0.2、17.3±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E66.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.1±0.2、17.3±0.2、21.5±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E65に記載の結晶形態。
E67.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約160℃で約8.5重量%失うことを示す、E65またはE66に記載の結晶形態。
E68.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約72℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E65~E67のいずれか1つに記載の結晶形態。
E69.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E65~E68のいずれか1つに記載の結晶形態。
E70.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約72℃での第1の吸熱開始及び約109℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E65~E69のいずれか1つに記載の結晶形態。
E71.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図9Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E65~E70のいずれか1つに記載の結晶形態。
E72.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図9Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図9Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E65~E71のいずれか1つに記載の結晶形態。
E73.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIIである、E65~E72のいずれか1つに記載の結晶形態。
E74.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、5.1±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E75.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、5.1±0.2、6.4±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E74に記載の結晶形態。
E76.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約20℃~約100℃で約3.1重量%失うことを示す、E74またはE75に記載の結晶形態。
E77.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約55℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E74~E76のいずれか1つに記載の結晶形態。
E78.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E74~E77のいずれか1つに記載の結晶形態。
E79.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約55℃での第1の吸熱開始及び約109℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E74~E78のいずれか1つに記載の結晶形態。
E80.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図10Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E74~E79のいずれか1つに記載の結晶形態。
E81.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図10Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図10Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E74~E80のいずれか1つに記載の結晶形態。
E82.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIIIである、E74~E81のいずれか1つに記載の結晶形態。
E83.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、23.4±0.2、及び25.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E84.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、23.4±0.2、25.2±0.2、及び30.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E83に記載の結晶形態。
E85.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約0.15重量%失うことを示す、E83またはE84に記載の結晶形態。
E86.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約111℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E83~E85のいずれか1つに記載の結晶形態。
E87.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図11Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E83~E86のいずれか1つに記載の結晶形態。
E88.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図11Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図11Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E83~E87のいずれか1つに記載の結晶形態。
E89.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIVである、E83~E88のいずれか1つに記載の結晶形態。
E90.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、14.7±0.2、及び20.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E91.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、14.7±0.2、20.9±0.2、及び26.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E90に記載の結晶形態。
E92.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約3.8重量%失うことを示す、E90またはE91に記載の結晶形態。
E93.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E90~E92のいずれか1つに記載の結晶形態。
E94.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図12Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E90~E93のいずれか1つに記載の結晶形態。
E95.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図12Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図12Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E90~E94のいずれか1つに記載の結晶形態。
E96.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVである、E90~E95のいずれか1つに記載の結晶形態。
E97.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.0±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E98.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.0±0.2、12.8±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E97に記載の結晶形態。
E99.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約2.1重量%失うことを示す、E97またはE98に記載の結晶形態。
E100.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約74℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E97~E99のいずれか1つに記載の結晶形態。
E101.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E97~E100のいずれか1つに記載の結晶形態。
E102.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E97~E101のいずれか1つに記載の結晶形態。
E103.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約74℃での第1の吸熱開始、約102℃での第2の吸熱開始、及び約114℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E97~E102のいずれか1つに記載の結晶形態。
E104.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図13Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E97~E103のいずれか1つに記載の結晶形態。
E105.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図13Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図13Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E97~E104のいずれか1つに記載の結晶形態。
E106.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVIである、E97~E105のいずれか1つに記載の結晶形態。
E107.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、10.1±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E108.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、10.1±0.2、11.7±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E107に記載の結晶形態。
E109.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約100℃で約2.7重量%失うことを示す、E107またはE108に記載の結晶形態。
E110.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E107~E109のいずれか1つに記載の結晶形態。
E111.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図14Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E107~E110のいずれか1つに記載の結晶形態。
E112.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図14Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図14Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E107~E111のいずれか1つに記載の結晶形態。
E113.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVIIである、E107~E112のいずれか1つに記載の結晶形態。
E114.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、10.7±0.2、及び15.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E115.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、10.7±0.2、15.9±0.2、及び19.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E114に記載の結晶形態。
E116.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約150℃で約1.6重量%失うことを示す、E114またはE115に記載の結晶形態。
E117.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約83℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E114~E116のいずれか1つに記載の結晶形態。
E118.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図15Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E114~E117のいずれか1つに記載の結晶形態。
E119.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図15Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図15Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E114~E118のいずれか1つに記載の結晶形態。
E120.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVIIIである、E114~E119のいずれか1つに記載の結晶形態。
E121.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.2±0.2、11.6±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E122.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.2±0.2、11.6±0.2、17.1±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E121に記載の結晶形態。
E123.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約23℃~約92℃で約1.85重量%失うことを示す、E121またはE122に記載の結晶形態。
E124.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E121~E123のいずれか1つに記載の結晶形態。
E125.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約98℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E121~E124のいずれか1つに記載の結晶形態。
E126.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約115℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E121~E125のいずれか1つに記載の結晶形態。
E127.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での第1の吸熱開始、約98℃での第2の吸熱開始、及び約115℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E121~E126のいずれか1つに記載の結晶形態。
E128.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図16Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E121~E127のいずれか1つに記載の結晶形態。
E129.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図16Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図16Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E121~E128のいずれか1つに記載の結晶形態。
E130.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIXである、E121~E129のいずれか1つに記載の結晶形態。
E131.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.8±0.2、14.0±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E132.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.8±0.2、14.0±0.2、15.6±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E131に記載の結晶形態。
E133.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約29℃~約126℃で約2.6重量%失うことを示す、E131またはE132に記載の結晶形態。
E134.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E131~E133のいずれか1つに記載の結晶形態。
E135.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約92℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E131~E134のいずれか1つに記載の結晶形態。
E136.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E131~E135のいずれか1つに記載の結晶形態。
E137.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での第1の吸熱開始、約92℃での第2の吸熱開始、及び約110℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E131~E136のいずれか1つに記載の結晶形態。
E138.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図17Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E131~E137のいずれか1つに記載の結晶形態。
E139.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図17Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図17Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E131~E138のいずれか1つに記載の結晶形態。
E140.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXである、E131~E139のいずれか1つに記載の結晶形態。
E141.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、8.2±0.2、及び16.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E142.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、8.2±0.2、16.7±0.2、及び17.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E141に記載の結晶形態。
E143.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約110℃で約14.1重量%失うことを示す、E141またはE142に記載の結晶形態。
E144.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約52℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E141~E143のいずれか1つに記載の結晶形態。
E145.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約90℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E141~E144のいずれか1つに記載の結晶形態。
E146.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約52℃での第1の吸熱開始及び約90℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E141~E145のいずれか1つに記載の結晶形態。
E147.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図18Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E141~E146のいずれか1つに記載の結晶形態。
E148.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図18Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図18Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E141~E147のいずれか1つに記載の結晶形態。
E149.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIである、E141~E148のいずれか1つに記載の結晶形態。
E150.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E151.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、18.6±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E150に記載の結晶形態。
E152.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約26℃~約135℃で約13.8重量%失うことを示す、E150またはE151に記載の結晶形態。
E153.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約65℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E150~E152のいずれか1つに記載の結晶形態。
E154.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E150~E153のいずれか1つに記載の結晶形態。
E155.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E150~E154のいずれか1つに記載の結晶形態。
E156.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約65℃での第1の吸熱開始、約89℃での第2の吸熱開始、及び約102℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E150~E155のいずれか1つに記載の結晶形態。
E157.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図19Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E150~E156のいずれか1つに記載の結晶形態。
E158.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図19Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図19Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E150~E157のいずれか1つに記載の結晶形態。
E159.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIIである、E150~E158のいずれか1つに記載の結晶形態。
E160.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E161.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、6.5±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E160に記載の結晶形態。
E162.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約27℃~約137℃で約4.4重量%失うことを示す、E160またはE161に記載の結晶形態。
E163.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E160~E162のいずれか1つに記載の結晶形態。
E164.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約101℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E160~E163のいずれか1つに記載の結晶形態。
E165.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での第1の吸熱開始及び約101℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E160~E164のいずれか1つに記載の結晶形態。
E166.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図20Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E160~E165のいずれか1つに記載の結晶形態。
E167.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図20Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図20Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E160~E166のいずれか1つに記載の結晶形態。
E168.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIIIである、E160~E167のいずれか1つに記載の結晶形態。
E169.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E1に記載の結晶形態。
E170.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、9.5±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、E169に記載の結晶形態。
E171.TGAは、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約119℃で約1.2重量%失うことを示す、E169またはE170に記載の結晶形態。
E172.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、E169~E171のいずれか1つに記載の結晶形態。
E173.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図21Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、E169~E172のいずれか1つに記載の結晶形態。
E174.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図21Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図21Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E169~E173のいずれか1つに記載の結晶形態。
E175.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIVである、E169~E174のいずれか1つに記載の結晶形態。
E176.式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質固体。
Figure 2024509759000041
E177.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質固体が、実質的に図22Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項176に記載の非晶質固体。
E178.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質固体が、
a)実質的に図22Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図22Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、E176またはE177に記載の非晶質固体。
E179.薬学的組成物であって、請求項1~175のいずれか1つに記載の結晶形態、または請求項176~178のいずれか1つに記載の非晶質固体と、1つ以上の薬学的に許容される担体と、を含む、前記薬学的組成物。
E180.前記結晶形態または非晶質固体が、合計で10重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、E179に記載の薬学的組成物。
E181.前記結晶形態または非晶質固体が、合計で5重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、E179に記載の薬学的組成物。
E182.前記結晶形態または非晶質固体が、合計で2重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、E179に記載の薬学的組成物。
E183.前記結晶形態または非晶質固体が、合計で1重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、E179に記載の薬学的組成物。
E184.前記結晶形態または非晶質固体が、合計で0.5重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、E179に記載の薬学的組成物。
E185.前記結晶形態または非晶質固体が、合計で0.1重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、E179に記載の薬学的組成物。
E186.前記薬学的組成物が、経口投与用である、E179~E185のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E187.前記薬学的組成物が、固体剤形である、E179~E186のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E188.前記薬学的組成物が、カプセル、錠剤、粉末、顆粒、ミニタブレット、またはペレットである、E179~E187のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E189.前記薬学的組成物が、カプセルである、E188に記載の薬学的組成物。
E190.前記カプセルが、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記カプセルの各成分が、以下:
a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び
e)成分a~dを封入するゼラチンカプセル、のとおりである、E189に記載の薬学的組成物。
E191.前記カプセルが、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記カプセルの各成分が、以下:
a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び
e)成分a~dを封入するゼラチンカプセル、のとおりである、E189に記載の薬学的組成物。
E192.前記カプセルが、約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記カプセルの各成分が、以下:
a)約2.5重量/重量%~約7.0重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び
d)成分a~cを封入するゼラチンカプセル、のとおりである、E189に記載の薬学的組成物。
E193.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、E190~E192のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E194.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、E193に記載の薬学的組成物。
E195.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、E190~E194のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E196.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、E195に記載の薬学的組成物。
E197.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、E190~E196のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E198.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、E197に記載の薬学的組成物。
E199.前記薬学的組成物が、錠剤である、E188に記載の薬学的組成物。
E200.前記錠剤が、分散性錠剤である、E199に記載の薬学的組成物。
E201.前記分散性錠剤が、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性錠剤の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、E200に記載の薬学的組成物。
E202.前記分散性錠剤が、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性錠剤の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、E200に記載の薬学的組成物。
E203.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、E201またはE202に記載の薬学的組成物。
E204.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、E203に記載の薬学的組成物。
E205.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、E201~E204のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E206.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、E205に記載の薬学的組成物。
E207.前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、E201~E206のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E208.前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、E207に記載の薬学的組成物。
E209.前記分散性錠剤のうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、E201~E208のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E210.前記甘味料が、スクラロースである、E209に記載の薬学的組成物。
E211.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、E201~E210のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E212.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、E211に記載の薬学的組成物。
E213.前記錠剤が、口腔分散性錠剤である、E199~E212のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E214.前記薬学的組成物が、粉末である、E188に記載の薬学的組成物。
E215.前記粉末が、分散性粉末である、E214に記載の薬学的組成物。
E216.前記分散性粉末が、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、分散性粉末の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、E215に記載の薬学的組成物。
E217.前記分散性粉末が、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、分散性粉末の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、E215に記載の薬学的組成物。
E218.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、E216またはE217に記載の薬学的組成物。
E219.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、E218に記載の薬学的組成物。
E220.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、E216~E219のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E221.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、E220に記載の薬学的組成物。
E222.前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、E216~E221のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E223.前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、E222に記載の薬学的組成物。
E224.前記分散性粉末のうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、E216~E223のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E225.前記甘味料が、スクラロースである、E224に記載の薬学的組成物。
E226.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、E216~E225のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E227.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、E226に記載の薬学的組成物。
E228.前記粉末が、口腔分散性粉末である、E215~E227のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E229.前記薬学的組成物が、顆粒である、E188に記載の薬学的組成物。
E230.前記顆粒が、分散性顆粒である、E229に記載の薬学的組成物。
E231.前記分散性顆粒が、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、分散性顆粒の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、E230に記載の薬学的組成物。
E232.前記分散性顆粒が、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、分散性顆粒の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、E230に記載の薬学的組成物。
E233.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、E231またはE232に記載の薬学的組成物。
E234.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、E233に記載の薬学的組成物。
E235.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、E231~E234のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E236.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、E235に記載の薬学的組成物。
E237.前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、E231~E236のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E238.前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、E237に記載の薬学的組成物。
E239.前記分散性顆粒のうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、E231~E238のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E240.前記甘味料が、スクラロースである、E239の薬学的組成物。
E241.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、E231~E240のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E242.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、E241に記載の薬学的組成物。
E243.前記顆粒が、口腔分散性顆粒である、E229~E242のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E244.前記薬学的組成物が、ミニタブレットである、E188に記載の薬学的組成物。
E245.前記ミニタブレットが、分散性ミニタブレットである、E244に記載の薬学的組成物。
E246.前記分散性ミニタブレットが、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、分散性ミニタブレットの各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、E245に記載の薬学的組成物。
E247.前記分散性ミニタブレットが、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、分散性ミニタブレットの各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、E245に記載の薬学的組成物。
E248.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、E246またはE247に記載の薬学的組成物。
E249.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、E248に記載の薬学的組成物。
E250.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、E246~E249のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E251.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、E250に記載の薬学的組成物。
E252.前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、E246~E251のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E253.前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、E252に記載の薬学的組成物。
E254.前記分散性ミニタブレットのうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、E246~E253のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E255.前記甘味料が、スクラロースである、E254に記載の薬学的組成物。
E256.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、E246~E255のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E257.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、E256に記載の薬学的組成物。
E258.前記ミニタブレットが、口腔分散性ミニタブレットである、E244~E257のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E259.前記薬学的組成物が、ペレットである、E188に記載の薬学的組成物。
E260.前記ペレットが、分散性ペレットである、E259の薬学的組成物。
E261.前記分散性ペレットが、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、分散性ペレットの各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、E260に記載の薬学的組成物。
E262.前記分散性ペレットが、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、分散性ペレットの各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、E260に記載の薬学的組成物。
E263.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、E261またはE262に記載の薬学的組成物。
E264.前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、E263に記載の薬学的組成物。
E265.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、E261~E264のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E266.前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、E265に記載の薬学的組成物。
E267.前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、E261~E266のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E268.前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、E267に記載の薬学的組成物。
E269.前記分散性ペレットのうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、E261~E268のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E270.前記甘味料が、スクラロースである、E269の薬学的組成物。
E271.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、E261~E270のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E272.前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、E271に記載の薬学的組成物。
E273.前記ペレットが、口腔分散性ペレットである、E259~E272のいずれか1つに記載の薬学的組成物。
E274.腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療する方法であって、そのような治療を必要とする対象に、E179~E273のいずれか1つに記載の薬学的組成物を投与することを含む、前記方法。
E275.前記腫瘍が、神経線維腫である、E274に記載の方法。
E276.前記腫瘍が、神経線維腫症1型に関連する神経線維腫である、E274またはE275に記載の方法。
E277.前記腫瘍が、皮膚神経線維腫、叢状神経線維腫、視路神経膠腫、低悪性度神経膠腫、高悪性度神経膠腫、及び悪性末梢神経鞘腫瘍からなる群から選択される、請求項E274~E276のいずれか1つに記載の方法。
E278.前記腫瘍が、叢状神経線維腫である、E277に記載の方法。
E279.前記対象が、神経線維腫症1型、神経線維腫症2型、心臓・顔・皮膚症候群、コステロ症候群、レギウス症候群、ヌーナン症候群、及び多発性黒子を伴うヌーナン症候群からなる群から選択されるRasopathy障害を有すると診断されている、E274~E278のいずれか1つに記載の方法。
E280.前記がんが、皮膚癌、悪性末梢神経鞘癌、白血病、リンパ腫、組織球腫瘍、肺癌、乳癌、卵巣癌、腎臓癌、結腸直腸癌、甲状腺癌、胆管癌、尿路上皮癌、子宮腫瘍、胃癌、肉腫、膀胱癌、頭頚部癌、子宮内膜癌、食道癌、腺様嚢胞癌、胆嚢癌、前立腺癌、口腔癌、子宮頚癌、膵臓癌、黒色腫、肝細胞癌、胆道癌、及び腹膜の漿液癌からなる群から選択される、E274~E279のいずれか1つに記載の方法。
E281.前記白血病が、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、及び慢性骨髄性白血病からなる群から選択される、E280に記載の方法。
E282.前記リンパ腫が、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、及びワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症からなる群から選択される、E280に記載の方法。
E283.前記肺癌が、肺腺癌、扁平上皮非小細胞肺癌、非扁平上皮非小細胞肺癌、及び小細胞肺癌からなる群から選択される、E280に記載の方法。
E284.前記対象が、変異または他の異常が、特定のがんに特徴的な機能の獲得または喪失を引き起こす1つ以上の遺伝子における前記変異または他の異常を有し、前記1つ以上の遺伝子における変異または他の異常が、KRAS、NRAS、HRAS、BRAF、MEK1、MEK2、RASA1、MAP2K4、NF1、またはNF2のうちの1つ以上における変異または他の異常である、E274~E283のいずれか1つに記載の方法。
E285.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、20mgを超えない1日の総用量で投与される、E274~E284のいずれか1つに記載の方法。
E286.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、10mgを超えない1日の総用量で投与される、E274~E284のいずれか1つに記載の方法。
E287.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、8mgを超えない1日の総用量で投与される、E274~E284のいずれか1つに記載の方法。
E288.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、6mgを超えない1日の総用量で投与される、E274~E284のいずれか1つに記載の方法。
E289.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日1回投与される、E274~E288のいずれか1つに記載の方法。
E290.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.1mg~約20mgの用量で1日1回投与される、E289に記載の方法。
E291.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.5mgの用量で1日1回投与される、E290に記載の方法。
E292.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約1mgの用量で1日1回投与される、E290に記載の方法。
E293.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約2mgの用量で1日1回投与される、E290に記載の方法。
E294.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約4mgの用量で1日1回投与される、E290に記載の方法。
E295.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約6mgの用量で1日1回投与される、E290に記載の方法。
E296.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約8mgの用量で1日1回投与される、E290に記載の方法。
E297.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約20mgの用量で1日1回投与される、E290に記載の方法。
E298.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日2回投与される、E274~E288のいずれか1つに記載の方法。
E299.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.1mg~約10mgの用量で1日2回投与される、E298に記載の方法。
E300.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.5mgの用量で1日2回投与される、E298に記載の方法。
E301.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約1mgの用量で1日2回投与される、E298に記載の方法。
E302.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約2mgの用量で1日2回投与される、E298に記載の方法。
E303.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約3mgの用量で1日2回投与される、E298に記載の方法。
E304.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約4mgの用量で1日2回投与される、E298に記載の方法。
E305.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約10mgの用量で1日2回投与される、E298に記載の方法。
E306.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの個々の用量が、2つ以上のカプセル、2つ以上の錠剤、2回以上の用量の分散性粉末、2回以上の用量の顆粒、2回以上の用量のミニタブレット、2回以上の用量のペレット、またはそれらの組み合わせとして投与される、E274~E305のいずれか1つに記載の方法。
E307.前記薬学的組成物が、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットであり、前記分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットが、前記対象に投与される前に、飲料用液体中に分散される、E274~E306のいずれか1つに記載の方法。
E308.前記対象が、神経系の疾患、筋肉衰弱、発達障害、脳卒中、外傷、解剖学的欠損、がん、がんの治療、アレルギー反応、認知症、記憶喪失、または認知機能低下のうちの1つ以上によって引き起こされる嚥下障害を経験する、E307に記載の方法。
E309.前記対象が、小児対象である、E307またはE308に記載の方法。
E310.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される21日間、及び(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、E274~E309のいずれか1つに記載の方法。
E311.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される連続した21日間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、E274~E309のいずれか1つに記載の方法。
E312.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない2日間を含む、前記3つの7日間の期間、ならびに(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、E274~E309のいずれか1つに記載の方法。
E313.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される連続した5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した2日間を含む、前記3つの7日間の期間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、E274~E309のいずれか1つに記載の方法。
E314.前記28日間の投与サイクルが、合計24の連続した28日間の投与サイクルまで繰り返される、E310~E313のいずれか1つに記載の方法。
E315.腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療するための医薬品の製造のための、E179~E273のいずれか1つに記載の薬学的組成物の使用。
E316.前記腫瘍が、神経線維腫である、E315に記載の使用。
E317.前記腫瘍が、神経線維腫症1型に関連する神経線維腫である、E315またはE316に記載の使用。
E318.前記腫瘍が、皮膚神経線維腫、叢状神経線維腫、視路神経膠腫、低悪性度神経膠腫、高悪性度神経膠腫、及び悪性末梢神経鞘腫瘍からなる群から選択される、E315~E317のいずれか1つに記載の使用。
E319.前記腫瘍が、叢状神経線維腫である、E318に記載の使用。
E320.前記対象が、神経線維腫症1型、神経線維腫症2型、心臓・顔・皮膚症候群、コステロ症候群、レギウス症候群、ヌーナン症候群、及び多発性黒子を伴うヌーナン症候群からなる群から選択されるRasopathy障害を有すると診断されている、E315~E319のいずれか1つに記載の使用。
E321.前記がんが、皮膚癌、悪性末梢神経鞘癌、白血病、リンパ腫、組織球腫瘍、肺癌、乳癌、卵巣癌、腎臓癌、結腸直腸癌、甲状腺癌、胆管癌、尿路上皮癌、子宮腫瘍、胃癌、肉腫、膀胱癌、頭頚部癌、子宮内膜癌、食道癌、腺様嚢胞癌、胆嚢癌、前立腺癌、口腔癌、子宮頚癌、膵臓癌、黒色腫、肝細胞癌、胆道癌、及び腹膜の漿液癌からなる群から選択される、E315~E320のいずれか1つに記載の使用。
E322.前記白血病が、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、及び慢性骨髄性白血病からなる群から選択される、E321に記載の効用。
E323.前記リンパ腫が、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、及びワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症からなる群から選択される、E321に記載の使用。
E324.前記肺癌が、肺腺癌、扁平上皮非小細胞肺癌、非扁平上皮非小細胞肺癌、及び小細胞肺癌からなる群から選択される、E321に記載の使用。
E325.前記対象が、変異または他の異常が、特定のがんに特徴的な機能の獲得または喪失を引き起こす1つ以上の遺伝子における前記変異または他の異常を有し、前記1つ以上の遺伝子における変異または他の異常が、KRAS、NRAS、HRAS、BRAF、MEK1、MEK2、RASA1、MAP2K4、NF1、またはNF2のうちの1つ以上における変異または他の異常である、E315~E324のいずれか1つに記載の使用。
E326.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、20mgを超えない1日の総用量で投与される、E315~E325のいずれか1つに記載の使用。
E327.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、10mgを超えない1日の総用量で投与される、E315~E325のいずれか1つに記載の使用。
E328.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、8mgを超えない1日の総用量で投与される、E315~E325のいずれか1つに記載の使用。
E329.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、6mgを超えない1日の総用量で投与される、E315~E325のいずれか1つに記載の使用。
E330.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日1回投与される、E315~E329のいずれか1つに記載の使用。
E331.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.1mg~約20mgの用量で1日1回投与される、E330に記載の使用。
E332.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.5mgの用量で1日1回投与される、E331に記載の使用。
E333.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約1mgの用量で1日1回投与される、E331に記載の使用。
E334.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約2mgの用量で1日1回投与される、E331に記載の使用。
E335.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約4mgの用量で1日1回投与される、E331に記載の使用。
E336.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約6mgの用量で1日1回投与される、E331に記載の使用。
E337.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約8mgの用量で1日1回投与される、E331に記載の使用。
E338.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約20mgの用量で1日1回投与される、E331に記載の使用。
E339.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日2回投与される、E315~E329のいずれか1つに記載の使用。
E340.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.1mg~約10mgの用量で1日2回投与される、E339に記載の使用。
E341.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.5mgの用量で1日2回投与される、E340に記載の使用。
E342.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約1mgの用量で1日2回投与される、E340に記載の使用。
E343.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約2mgの用量で1日2回投与される、E340に記載の使用。
E344.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約3mgの用量で1日2回投与される、E340に記載の使用。
E345.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約4mgの用量で1日2回投与される、E340に記載の使用。
E346.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約10mgの用量で1日2回投与される、E340に記載の使用。
E347.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの個々の用量が、2つ以上のカプセル、2つ以上の錠剤、2回以上の用量の分散性粉末、2回以上の用量の顆粒、2回以上の用量のミニタブレット、2回以上の用量のペレット、またはそれらの組み合わせとして投与される、E315~E346のいずれか1つに記載の使用。
E348.前記薬学的組成物が、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットであり、前記分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットが、前記対象に投与される前に、飲料用液体中に分散される、E315~E347のいずれか1つに記載の使用。
E349.前記対象が、神経系の疾患、筋肉衰弱、発達障害、脳卒中、外傷、解剖学的欠損、がん、がんの治療、アレルギー反応、認知症、記憶喪失、または認知機能低下のうちの1つ以上によって引き起こされる嚥下障害を経験する、E348に記載の使用。
E350.前記対象が、小児対象である、E348またはE349に記載の使用。
E351.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される21日間、及び(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、E315~E350のいずれか1つに記載の使用。
E352.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される連続した21日間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、E315~E350のいずれか1つに記載の使用。
E353.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない2日間を含む、前記3つの7日間の期間、ならびに(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、E315~E350のいずれか1つに記載の使用。
E354.前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される連続した5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した2日間を含む、前記3つの7日間の期間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、E315~E350のいずれか1つに記載の使用。
E355.前記28日間の投与サイクルが、合計24の連続した28日間の投与サイクルまで繰り返される、E351~E354のいずれか1つに記載の使用。
E356.式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する方法であって、
Figure 2024509759000042
前記方法が、PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)をカップリング試薬1-プロピルホスホン酸無水物(T3P)と反応させて、スキーム1に示されるような901アセトニドを得ることを含む、前記方法。
スキーム1
Figure 2024509759000043
E357.前記1-プロピルホスホン酸無水物が溶液中にある、E356に記載の方法。
E358.前記1-プロピルホスホン酸無水物が、酢酸エチル中の溶液として提供される、E356またはE357に記載の方法。
E359.式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する前記方法が、a)PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)を、1-プロピルホスホン酸無水物(T3P)であるカップリング試薬と反応させて、901アセトニドを得ることと、b)901アセトニドを酸で処理して、スキームIIに示されるような、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを形成することと、を含む、E356に記載の方法。
スキームII
Figure 2024509759000044
E360.式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する前記方法が、
Figure 2024509759000045
PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)をカップリング試薬と反応させて、901アセトニドを得ることと、
901アセトニドを酸で処理して、スキームIIIによるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを形成することと、を含む、E356に記載の方法。
スキームIII
Figure 2024509759000046
E361.E356~E360のいずれか1つに記載の方法によって調製された、本質的に純粋な形態IVのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドである、結晶組成物。
E362.前記結晶組成物が、≦0.2%の二量体不純物PF-00191189を含有する、E361に記載の結晶組成物。
Figure 2024509759000047
E363.前記結晶組成物が、約0.05重量%~約0.19重量%の二量体不純物PF-00191189を含有する、E361またはE362に記載の結晶組成物。
E364.前記結晶組成物が、検出可能な量の二量体不純物PF-00191189を含有しない、E361~E363のいずれか1つに記載の結晶組成物。
E364.前記結晶組成物が、検出可能な量の二量体不純物PF-00191189を含有しない、E361~E363のいずれか1つに記載の結晶組成物。
以下に、出願時の特許請求の範囲の記載を示す。
[請求項1]
式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態であって、
5.4±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.9±0.2、7.2±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.3±0.2、10.6±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.4±0.2、10.7±0.2、及び18.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
6.7±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.5±0.2、6.9±0.2、及び10.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
10.1±0.2、17.3±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
4.6±0.2、5.1±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結
晶形態;
4.6±0.2、23.4±0.2、及び25.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.5±0.2、14.7±0.2、及び20.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
6.0±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.9±0.2、10.1±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
4.6±0.2、10.7±0.2、及び15.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
10.2±0.2、11.6±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
7.8±0.2、14.0±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.5±0.2、8.2±0.2、及び16.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
7.2±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
5.4±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;ならびに
7.2±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態からなる群から選択される、前記結晶形態。
[請求項2]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項3]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、12.5±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項2に記載の結晶形態。
[請求項4]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約35℃~約100℃で約2.7重量%失うことを示す、請求項2または請求項3に記載の結晶形態。
[請求項5]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項2~4のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項6]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約95℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項2~5のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項7]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での第1の吸熱開始及び約95℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項2~6のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項8]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図2Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項2~7のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項9]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図2Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図2Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項2~8のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項10]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態Vである、請求項2~9のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項11]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、7.2±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項12]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、7.2±0.2、9.3±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項11に記載の結晶形態。
[請求項13]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約25℃~約125℃で約2.4重量%失うことを示す、請求項11または請求項12に記載の結晶形態。
[請求項14]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約41℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項11~13のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項15]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約70℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項11~14のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項16]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項11~15のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項17]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約41℃での第1の吸熱開始、約70℃での第2の吸熱開始、及び約109℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項11~16のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項18]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図3Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項11~17のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項19]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図3Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図3Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項11~18のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項20]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態VIである、請求項11~19のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項21]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.3±0.2、10.6±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項22]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.3±0.2、10.6±0.2、13.9±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項21に記載の結晶形態。
[請求項23]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約120℃で約5.2重量%失うことを示す、請求項21または請求項22に記載の結晶形態。
[請求項24]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約85℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項21~23のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項25]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項21~24のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項26]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約85℃での第1の吸熱開始及び約110℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項21~25のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項27]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図4Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項21~26のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項28]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図4Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図4Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項21~27のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項29]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態VIIである、請求項21~28のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項30]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、10.7±0.2、及び18.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項31]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、10.7±0.2、18.7±0.2、及び23.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項30に記載の結晶形態。
[請求項32]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約112℃で約3.3重量%失うことを示す、請求項30または請求項31に記載の結晶形態。
[請求項33]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項30~32のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項34]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項30~33のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項35]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での第1の吸熱開始及び約110℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項30~34のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項36]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図5Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項30~35のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項37]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図5Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図5Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項30~36のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項38]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態VIIIである、請求項30~37のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項39]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.7±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項40]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.7±0.2、8.0±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項39に記載の結晶形態。
[請求項41]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約28℃~約128℃で約4.6重量%失うことを示す、請求項39または請求項40に記載の結晶形態。
[請求項42]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約84℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項39~41のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項43]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約107℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項39~42のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項44]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項39~43のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項45]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約84℃での第1の吸熱開始、約107℃での第2の吸熱開始、及び約114℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項39~44のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項46]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図6Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項39~45のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項47]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図6Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図6Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項39~46のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項48]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態IXである、請求項39~47のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項49]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項50]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項49に記載の結晶形態。
[請求項51]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約115℃で約2.9重量%失うことを示す、請求項49または請求項50に記載の結晶形態。
[請求項52]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項49~51のいずれか1項に記載
の結晶形態。
[請求項53]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図7Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項49~52のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項54]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図7Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図7Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項49~53のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項55]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態Xである、請求項49~54のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項56]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、6.9±0.2、及び10.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項57]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、6.9±0.2、10.1±0.2、及び19.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項56に記載の結晶形態。
[請求項58]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約175℃で約7.6重量%失うことを示す、請求項56または請求項57に記載の結晶形態。
[請求項59]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項56~58のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項60]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項56~59のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項61]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での第1の吸熱開始及び約104℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項56~60のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項62]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図8Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項56~61のいずれか1項
に記載の結晶形態。
[請求項63]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図8Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図8Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項56~62のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項64]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIである、請求項56~63のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項65]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.1±0.2、17.3±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項66]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.1±0.2、17.3±0.2、21.5±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項65に記載の結晶形態。
[請求項67]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約160℃で約8.5重量%失うことを示す、請求項65または請求項66に記載の結晶形態。
[請求項68]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約72℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項65~67のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項69]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項65~68のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項70]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約72℃での第1の吸熱開始及び約109℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項65~69のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項71]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図9Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項65~70のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項72]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図9Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図9Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項65~71のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項73]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIIである、請求項65~72のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項74]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、5.1±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項75]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、5.1±0.2、6.4±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項74に記載の結晶形態。
[請求項76]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約20℃~約100℃で約3.1重量%失うことを示す、請求項74または請求項75に記載の結晶形態。
[請求項77]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約55℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項74~76のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項78]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項74~77のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項79]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約55℃での第1の吸熱開始及び約109℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項74~78のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項80]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図10Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項74~79のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項81]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図10Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図10Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項74~80のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項82]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XII
Iである、請求項74~81のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項83]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、23.4±0.2、及び25.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項84]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、23.4±0.2、25.2±0.2、及び30.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項83に記載の結晶形態。
[請求項85]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約0.15重量%失うことを示す、請求項83または請求項84に記載の結晶形態。
[請求項86]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約111℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項83~85のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項87]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図11Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項83~86のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項88]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図11Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図11Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項83~87のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項89]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIVである、請求項83~88のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項90]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、14.7±0.2、及び20.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項91]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、14.7±0.2、20.9±0.2、及び26.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項90に記載の結晶形態。
[請求項92]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約3.8重量%失うことを示す、請求項90または請求項91に
記載の結晶形態。
[請求項93]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項90~92のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項94]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図12Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項90~93のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項95]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図12Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図12Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項90~94のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項96]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVである、請求項90~95のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項97]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.0±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項98]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.0±0.2、12.8±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項97に記載の結晶形態。
[請求項99]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約2.1重量%失うことを示す、請求項97または請求項98に記載の結晶形態。
[請求項100]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約74℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項97~99のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項101]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項97~100のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項102]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項97~101のいずれか1項に
記載の結晶形態。
[請求項103]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約74℃での第1の吸熱開始、約102℃での第2の吸熱開始、及び約114℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項97~102のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項104]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図13Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項97~103のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項105]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図13Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図13Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項97~104のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項106]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVIである、請求項97~105のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項107]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、10.1±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項108]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、10.1±0.2、11.7±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項107に記載の結晶形態。
[請求項109]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約100℃で約2.7重量%失うことを示す、請求項107または請求項108に記載の結晶形態。
[請求項110]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項107~109のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項111]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図14Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項107~110のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項112]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図14Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図14Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項107~請求項111のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項113]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVIIである、請求項107~112のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項114]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、10.7±0.2、及び15.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項115]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、10.7±0.2、15.9±0.2、及び19.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項114に記載の結晶形態。
[請求項116]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約150℃で約1.6重量%失うことを示す、請求項114または請求項115に記載の結晶形態。
[請求項117]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約83℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項114~116のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項118]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図15Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項114~117のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項119]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図15Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図15Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項114~請求項118のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項120]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVIIIである、請求項114~119のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項121]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.2±0.2、11.6±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項122]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.2±
0.2、11.6±0.2、17.1±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項121に記載の結晶形態。
[請求項123]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約23℃~約92℃で約1.85重量%失うことを示す、請求項121または請求項122に記載の結晶形態。
[請求項124]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項121~123のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項125]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約98℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項121~124のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項126]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約115℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項121~125のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項127]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での第1の吸熱開始、約98℃での第2の吸熱開始、及び約115℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項121~126のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項128]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図16Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項121~127のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項129]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図16Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図16Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項121~128のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項130]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIXである、請求項121~129のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項131]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.8±0.2、14.0±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項132]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(
2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.8±0.2、14.0±0.2、15.6±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項131に記載の結晶形態。
[請求項133]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約29℃~約126℃で約2.6重量%失うことを示す、請求項131または請求項132に記載の結晶形態。
[請求項134]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項131~133のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項135]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約92℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項131~134のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項136]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項131~135のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項137]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での第1の吸熱開始、約92℃での第2の吸熱開始、及び約110℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項131~136のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項138]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図17Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項131~137のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項139]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図17Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図17Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項131~138のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項140]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXである、請求項131~139のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項141]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、8.2±0.2、及び16.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項142]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、8.2±0.2、16.7±0.2、及び17.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項141に記載の結晶形態。
[請求項143]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約110℃で約14.1重量%失うことを示す、請求項141または請求項142に記載の結晶形態。
[請求項144]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約52℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項141~143のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項145]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約90℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項141~144のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項146]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約52℃での第1の吸熱開始及び約90℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項141~145のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項147]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図18Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項141~146のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項148]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図18Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図18Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項141~147のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項149]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIである、請求項141~148のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項150]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項151]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、18.6±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項150に記載の結晶形態。
[請求項152]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約26℃~約135℃で約13.8重量%失うことを示す、請求項150または請求項151に記載の結晶形態。
[請求項153]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約65℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項150~152のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項154]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項150~153のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項155]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項150~154のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項156]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約65℃での第1の吸熱開始、約89℃での第2の吸熱開始、及び約102℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項150~155のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項157]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図19Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項150~156のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項158]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図19Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図19Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項150~157のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項159]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIIである、請求項150~158のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項160]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項161]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、6.5±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項160に記載の結晶形態。
[請求項162]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約27℃~約137℃で約4.4重量%失うことを示す、請求項160または請求項161に記載の結晶形態。
[請求項163]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項160~162のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項164]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約101℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項160~163のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項165]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での第1の吸熱開始及び約101℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項160~164のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項166]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図20Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項160~165のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項167]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図20Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図20Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項160~166のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項168]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIIIである、請求項160~167のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項169]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
[請求項170]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、9.5±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項169に記載の結晶形態。
[請求項171]
TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約119℃で約1.2重量%失うことを示す、請求項169または請求項170に記載の結晶形態。
[請求項172]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項169~171のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項173]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図21Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項169~172のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項174]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
a)実質的に図21Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図21Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項169~173のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項175]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIVである、請求項169~174のいずれか1項に記載の結晶形態。
[請求項176]
式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質固体。
[請求項177]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質固体が、実質的に図22Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項176に記載の非晶質固体。
[請求項178]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質固体が、
a)実質的に図22Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
b)実質的に図22Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項176または請求項177に記載の非晶質固体。
[請求項179]
薬学的組成物であって、
請求項1~175のいずれか1項に記載の結晶形態、または請求項176~178のいずれか1項に記載の非晶質固体と、1つ以上の薬学的に許容される担体と、を含む、前記薬学的組成物。
[請求項180]
前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で10重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
[請求項181]
前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で5重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
[請求項182]
前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で2重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
[請求項183]
前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で1重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
[請求項184]
前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で0.5重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
[請求項185]
前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で0.1重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
[請求項186]
前記薬学的組成物が、経口投与用である、請求項179~185のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項187]
前記薬学的組成物が、固体剤形である、請求項179~186のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項188]
前記薬学的組成物が、カプセル、錠剤、粉末、顆粒、ミニタブレット、またはペレットである、請求項179~187のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項189]
前記薬学的組成物が、カプセルである、請求項188に記載の薬学的組成物。
[請求項190]
前記カプセルが、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記カプセルの各成分が、以下:
a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び
e)成分a~dを封入するゼラチンカプセル、のとおりである、請求項189に記載の薬学的組成物。
[請求項191]
前記カプセルが、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記カプセルの各成分が、以下:
a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び
e)成分a~dを封入するゼラチンカプセル、のとおりである、請求項189に記載の薬学的組成物。
[請求項192]
前記カプセルが、約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記カプセルの各成分が、以下:
a)約2.5重量/重量%~約7.0重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び
d)成分a~cを封入するゼラチンカプセル、のとおりである、請求項189に記載の薬学的組成物。
[請求項193]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項190~192のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項194]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項193に記載の薬学的組成物。
[請求項195]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項190~194のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項196]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項195に記載の薬学的組成物。
[請求項197]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項190~196のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項198]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項197に記載の薬学的組成物。
[請求項199]
前記薬学的組成物が、錠剤である、請求項188に記載の薬学的組成物。
[請求項200]
前記錠剤が、分散性錠剤である、請求項199に記載の薬学的組成物。
[請求項201]
前記分散性錠剤が、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性錠剤の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項200に記載の薬学的組成物。
[請求項202]
前記分散性錠剤が、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性錠剤の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項200に記載の薬学的組成物。
[請求項203]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項201または請求項202に記載の薬学的組成物。
[請求項204]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項203に記載の薬学的組成物。
[請求項205]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項201~204のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項206]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項205に記載の薬学的組成物。
[請求項207]
前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、請求項201~206のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項208]
前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、請求項207に記載の薬学的組成物。
[請求項209]
前記分散性錠剤のうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、請求項201~208のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項210]
前記甘味料が、スクラロースである、請求項209に記載の薬学的組成物。
[請求項211]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カ
ルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項201~210のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項212]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項211に記載の薬学的組成物。
[請求項213]
前記錠剤が、口腔分散性錠剤である、請求項199~212のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項214]
前記薬学的組成物が、粉末である、請求項188に記載の薬学的組成物。
[請求項215]
前記粉末が、分散性粉末である、請求項214に記載の薬学的組成物。
[請求項216]
前記分散性粉末が、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性粉末の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項215に記載の薬学的組成物。
[請求項217]
前記分散性粉末が、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性粉末の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項215に記載の薬学的組成物。
[請求項218]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項216または請求項217に記載の薬学的組成物。
[請求項219]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項218に記載の薬学的組成物。
[請求項220]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、
請求項216~219のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項221]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項220に記載の薬学的組成物。
[請求項222]
前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、請求項216~221のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項223]
前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、請求項222に記載の薬学的組成物。
[請求項224]
前記分散性粉末のうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、請求項216~223のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項225]
前記甘味料が、スクラロースである、請求項224に記載の薬学的組成物。
[請求項226]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項216~225のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項227]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項226に記載の薬学的組成物。
[請求項228]
前記粉末が、口腔分散性粉末である、請求項215~227のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項229]
前記薬学的組成物が、顆粒である、請求項188に記載の薬学的組成物。
[請求項230]
前記顆粒が、分散性顆粒である、請求項229に記載の薬学的組成物。
[請求項231]
前記分散性顆粒が、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性顆粒の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項230に記載の薬学的組成物。
[請求項232]
前記分散性顆粒が、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3
,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性顆粒の各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項230に記載の薬学的組成物。
[請求項233]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項231または請求項232に記載の薬学的組成物。
[請求項234]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項233に記載の薬学的組成物。
[請求項235]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項231~234のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項236]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項235に記載の薬学的組成物。
[請求項237]
前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、請求項231~236のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項238]
前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、請求項237に記載の薬学的組成物。
[請求項239]
前記分散性顆粒のうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、請求項231~238のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項240]
前記甘味料が、スクラロースである、請求項239に記載の薬学的組成物。
[請求項241]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項231~240のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項242]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項24
1に記載の薬学的組成物。
[請求項243]
前記顆粒が、口腔分散性顆粒である、請求項229~242のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項244]
前記薬学的組成物が、ミニタブレットである、請求項188に記載の薬学的組成物。
[請求項245]
前記ミニタブレットが、分散性ミニタブレットである、請求項244に記載の薬学的組成物。
[請求項246]
前記分散性ミニタブレットが、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性ミニタブレットの各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項245に記載の薬学的組成物。
[請求項247]
前記分散性ミニタブレットが、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性ミニタブレットの各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項245に記載の薬学的組成物。
[請求項248]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項246または請求項247に記載の薬学的組成物。
[請求項249]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項248に記載の薬学的組成物。
[請求項250]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項246~249のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項251]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項
250に記載の薬学的組成物。
[請求項252]
前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、請求項246~251のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項253]
前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、請求項252に記載の薬学的組成物。
[請求項254]
前記分散性ミニタブレットのうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、請求項246~253のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項255]
前記甘味料が、スクラロースである、請求項254に記載の薬学的組成物。
[請求項256]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項246~255のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項257]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項256に記載の薬学的組成物。
[請求項258]
前記ミニタブレットが、口腔分散性ミニタブレットである、請求項244~257のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項259]
前記薬学的組成物が、ペレットである、請求項188に記載の薬学的組成物。
[請求項260]
前記ペレットが、分散性ペレットである、請求項259に記載の薬学的組成物。
[請求項261]
前記分散性ペレットが、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性ペレットの各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項260に記載の薬学的組成物。
[請求項262]
前記分散性ペレットが、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性ペレットの各成分が、以下:
a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシ
プロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項260に記載の薬学的組成物。
[請求項263]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項261または請求項262に記載の薬学的組成物。
[請求項264]
前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項263に記載の薬学的組成物。
[請求項265]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項261~264のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項266]
前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項265に記載の薬学的組成物。
[請求項267]
前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、請求項261~266のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項268]
前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、請求項267に記載の薬学的組成物。
[請求項269]
前記分散性ペレットのうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、請求項261~268のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項270]
前記甘味料が、スクラロースである、請求項269に記載の薬学的組成物。
[請求項271]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項261~270のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
[請求項272]
前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項271に記載の薬学的組成物。
[請求項273]
前記ペレットが、口腔分散性ペレットである、請求項259~272のいずれか1項に
記載の薬学的組成物。
[請求項274]
腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療する方法であって、そのような治療を必要とする対象に、請求項179~273のいずれか1項に記載の薬学的組成物を投与することを含む、前記方法。
[請求項275]
前記腫瘍が、神経線維腫である、請求項274に記載の方法。
[請求項276]
前記腫瘍が、神経線維腫症1型に関連する神経線維腫である、請求項274または請求項275に記載の方法。
[請求項277]
前記腫瘍が、皮膚神経線維腫、叢状神経線維腫、視路神経膠腫、低悪性度神経膠腫、高悪性度神経膠腫、及び悪性末梢神経鞘腫瘍からなる群から選択される、請求項274~276のいずれか1項に記載の方法。
[請求項278]
前記腫瘍が、叢状神経線維腫である、請求項277に記載の方法。
[請求項279]
前記対象が、神経線維腫症1型、神経線維腫症2型、心臓・顔・皮膚症候群、コステロ症候群、レギウス症候群、ヌーナン症候群、及び多発性黒子を伴うヌーナン症候群からなる群から選択されるRasopathy障害を有すると診断されている、請求項274~278のいずれか1項に記載の方法。
[請求項280]
前記がんが、皮膚癌、悪性末梢神経鞘癌、白血病、リンパ腫、組織球腫瘍、肺癌、乳癌、卵巣癌、腎臓癌、結腸直腸癌、甲状腺癌、胆管癌、尿路上皮癌、子宮腫瘍、胃癌、肉腫、膀胱癌、頭頚部癌、子宮内膜癌、食道癌、腺様嚢胞癌、胆嚢癌、前立腺癌、口腔癌、子宮頚癌、膵臓癌、黒色腫、肝細胞癌、胆道癌、及び腹膜の漿液癌からなる群から選択される、請求項274~279のいずれか1項に記載の方法。
[請求項281]
前記白血病が、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、及び慢性骨髄性白血病からなる群から選択される、請求項280に記載の方法。
[請求項282]
前記リンパ腫が、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、及びワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症からなる群から選択される、請求項280に記載の方法。
[請求項283]
前記肺癌が、肺腺癌、扁平上皮非小細胞肺癌、非扁平上皮非小細胞肺癌、及び小細胞肺癌からなる群から選択される、請求項280に記載の方法。
[請求項284]
前記対象が、変異または他の異常が、特定のがんに特徴的な機能の獲得または喪失を引き起こす1つ以上の遺伝子における前記変異または他の異常を有し、前記1つ以上の遺伝子における変異または他の異常が、KRAS、NRAS、HRAS、BRAF、MEK1、MEK2、RASA1、MAP2K4、NF1、またはNF2のうちの1つ以上における変異または他の異常である、請求項274~283のいずれか1項に記載の方法。
[請求項285]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、20mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項274~284のいずれか1項に記載の方法。
[請求項286]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(
2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、10mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項274~284のいずれか1項に記載の方法。
[請求項287]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、8mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項274~284のいずれか1項に記載の方法。
[請求項288]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、6mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項274~284のいずれか1項に記載の方法。
[請求項289]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日1回投与される、請求項274~288のいずれか1項に記載の方法。
[請求項290]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.1mg~約20mgの用量で1日1回投与される、請求項289に記載の方法。
[請求項291]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.5mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
[請求項292]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約1mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
[請求項293]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約2mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
[請求項294]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約4mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
[請求項295]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約6mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
[請求項296]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約8mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
[請求項297]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約20mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
[請求項298]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日2回投与される、請求項274~288のいずれか1項に記載の方法。
[請求項299]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.1mg~約10mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
[請求項300]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.5mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
[請求項301]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約1mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
[請求項302]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約2mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
[請求項303]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約3mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
[請求項304]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約4mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
[請求項305]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約10mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
[請求項306]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの個々の用量が、2つ以上のカプセル、2つ以上の錠剤、2回以上の用量の分散性粉末、2回以上の用量の顆粒、2回以上の用量のミニタブレット、2回以上の用量のペレット、またはそれらの組み合わせとして投与される、請求項274~305のいずれか1項に記載の方法。
[請求項307]
前記薬学的組成物が、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットであり、前記分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットが、前記対象に投与される前に、飲料用液体中に分散される、請求項274~306のいずれか1項に記載の方法。
[請求項308]
前記対象が、神経系の疾患、筋肉衰弱、発達障害、脳卒中、外傷、解剖学的欠損、がん、がんの治療、アレルギー反応、認知症、記憶喪失、または認知機能低下のうちの1つ以上によって引き起こされる嚥下障害を経験する、請求項307に記載の方法。
[請求項309]
前記対象が、小児対象である、請求項307または請求項308に記載の方法。
[請求項310]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される21日間、及び(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)
-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項274~309のいずれか1項に記載の方法。
[請求項311]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される連続した21日間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項274~309のいずれか1項に記載の方法。
[請求項312]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない2日間を含む、前記3つの7日間の期間、ならびに(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項274~309のいずれか1項に記載の方法。
[請求項313]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される連続した5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した2日間を含む、前記3つの7日間の期間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項274~309のいずれか1項に記載の方法。
[請求項314]
前記28日間の投与サイクルが、合計24の連続した28日間の投与サイクルまで繰り返される、請求項310~313のいずれか1項に記載の方法。
[請求項315]
腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療するための医薬品の製造のための、請求項179~273のいずれか1項に記載の薬学的組成物の使用。
[請求項316]
前記腫瘍が、神経線維腫である、請求項315に記載の使用。
[請求項317]
前記腫瘍が、神経線維腫症1型に関連する神経線維腫である、請求項315または請求項316に記載の使用。
[請求項318]
前記腫瘍が、皮膚神経線維腫、叢状神経線維腫、視路神経膠腫、低悪性度神経膠腫、高悪性度神経膠腫、及び悪性末梢神経鞘腫瘍からなる群から選択される、請求項315~317のいずれか1項に記載の使用。
[請求項319]
前記腫瘍が、叢状神経線維腫である、請求項318に記載の使用。
[請求項320]
前記対象が、神経線維腫症1型、神経線維腫症2型、心臓・顔・皮膚症候群、コステロ症候群、レギウス症候群、ヌーナン症候群、及び多発性黒子を伴うヌーナン症候群からな
る群から選択されるRasopathy障害を有すると診断されている、請求項315~319のいずれか1項に記載の使用。
[請求項321]
前記がんが、皮膚癌、悪性末梢神経鞘癌、白血病、リンパ腫、組織球腫瘍、肺癌、乳癌、卵巣癌、腎臓癌、結腸直腸癌、甲状腺癌、胆管癌、尿路上皮癌、子宮腫瘍、胃癌、肉腫、膀胱癌、頭頚部癌、子宮内膜癌、食道癌、腺様嚢胞癌、胆嚢癌、前立腺癌、口腔癌、子宮頚癌、膵臓癌、黒色腫、肝細胞癌、胆道癌、及び腹膜の漿液癌からなる群から選択される、請求項315~320のいずれか1項に記載の使用。
[請求項322]
前記白血病が、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、及び慢性骨髄性白血病からなる群から選択される、請求項321に記載の使用。
[請求項323]
前記リンパ腫が、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、及びワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症からなる群から選択される、請求項321に記載の使用。
[請求項324]
前記肺癌が、肺腺癌、扁平上皮非小細胞肺癌、非扁平上皮非小細胞肺癌、及び小細胞肺癌からなる群から選択される、請求項321に記載の使用。
[請求項325]
前記対象が、変異または他の異常が、特定のがんに特徴的な機能の獲得または喪失を引き起こす1つ以上の遺伝子における前記変異または他の異常を有し、前記1つ以上の遺伝子における変異または他の異常が、KRAS、NRAS、HRAS、BRAF、MEK1、MEK2、RASA1、MAP2K4、NF1、またはNF2のうちの1つ以上における変異または他の異常である、請求項315~324のいずれか1項に記載の使用。
[請求項326]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、20mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項315~325のいずれか1項に記載の使用。
[請求項327]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、10mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項315~325のいずれか1項に記載の使用。
[請求項328]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、8mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項315~325のいずれか1項に記載の使用。
[請求項329]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、6mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項315~325のいずれか1項に記載の使用。
[請求項330]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日1回投与される、請求項315~329のいずれか1項に記載の使用。
[請求項331]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.1mg~約20mgの用量で1日1回投与される、請求項330に記載の使用。
[請求項332]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.5mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
[請求項333]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約1mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
[請求項334]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約2mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
[請求項335]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約4mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
[請求項336]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約6mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
[請求項337]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約8mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
[請求項338]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約20mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
[請求項339]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日2回投与される、請求項315~329のいずれか1項に記載の使用。
[請求項340]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.1mg~約10mgの用量で1日2回投与される、請求項339に記載の使用。
[請求項341]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.5mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
[請求項342]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約1mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
[請求項343]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約2mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
[請求項344]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(
2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約3mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
[請求項345]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約4mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
[請求項346]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約10mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
[請求項347]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの個々の用量が、2つ以上のカプセル、2つ以上の錠剤、2回以上の用量の分散性粉末、2回以上の用量の顆粒、2回以上の用量のミニタブレット、2回以上の用量のペレット、またはそれらの組み合わせとして投与される、請求項315~346のいずれか1項に記載の使用。
[請求項348]
前記薬学的組成物が、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットであり、前記分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットが、前記対象に投与される前に、飲料用液体中に分散される、請求項315~347のいずれか1項に記載の使用。
[請求項349]
前記対象が、神経系の疾患、筋肉衰弱、発達障害、脳卒中、外傷、解剖学的欠損、がん、がんの治療、アレルギー反応、認知症、記憶喪失、または認知機能低下のうちの1つ以上によって引き起こされる嚥下障害を経験する、請求項348に記載の使用。
[請求項350]
前記対象が、小児対象である、請求項348または請求項349に記載の使用。
[請求項351]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される21日間、及び(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項315~350のいずれか1項に記載の使用。
[請求項352]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される連続した21日間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項315~350のいずれか1項に記載の使用。
[請求項353]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない2日間を含む、前記3つの7日間の期間、ならびに(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項315
~350のいずれか1項に記載の使用。
[請求項354]
前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される連続した5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した2日間を含む、前記3つの7日間の期間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項315~350のいずれか1項に記載の使用。
[請求項355]
前記28日間の投与サイクルが、合計24の連続した28日間の投与サイクルまで繰り返される、請求項351~354のいずれか1項に記載の使用。
[請求項356]
式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する方法であって、
前記方法が、PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)をカップリング試薬1-プロピルホスホン酸無水物(T3P)と反応させて、スキーム1に示されるような901アセトニドを得ることを含む、前記方法。
スキーム1
[請求項357]
前記1-プロピルホスホン酸無水物が溶液中にある、請求項356に記載の方法。
[請求項358]
前記1-プロピルホスホン酸無水物が、酢酸エチル中の溶液として提供される、請求項356または請求項357に記載の方法。
[請求項359]
式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する前記方法が、a)PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)を、1-プロピルホスホン酸無水物(T3P)であるカップリング試薬と反応させて、901アセトニドを得ることと、b)901アセトニドを酸で処理して、スキームIIに示さ
れるような、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを形成することと、を含む、請求項356に記載の方法。
スキームII
[請求項360]
式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する前記方法が、
PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)をカップリング試薬と反応させて、901アセトニドを得ることと、
901アセトニドを酸で処理して、スキームIIIによるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを形成することと、を含む、請求項356に記載の方法。
スキームIII
[請求項361]
請求項356~360のいずれか1項に記載の方法によって調製された、本質的に純粋な形態IVのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドである、結晶組成物。
[請求項362]
前記結晶組成物が、≦0.2%の二量体不純物PF-00191189を含有する、請求項361に記載の結晶組成物。
[請求項363]
前記結晶組成物が、約0.05重量%~約0.19重量%の二量体不純物PF-00191189を含有する、請求項361または請求項362に記載の結晶組成物。
[請求項364]
前記結晶組成物が、検出可能な量の二量体不純物PF-00191189を含有しない、請求項361~363のいずれか1項に記載の結晶組成物。

Claims (364)

  1. 式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態であって、
    Figure 2024509759000048
    5.4±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    5.9±0.2、7.2±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    5.3±0.2、10.6±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    5.4±0.2、10.7±0.2、及び18.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    6.7±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    5.5±0.2、6.9±0.2、及び10.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    10.1±0.2、17.3±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    4.6±0.2、5.1±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    4.6±0.2、23.4±0.2、及び25.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    5.5±0.2、14.7±0.2、及び20.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    6.0±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    5.9±0.2、10.1±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    4.6±0.2、10.7±0.2、及び15.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    10.2±0.2、11.6±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    7.8±0.2、14.0±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    5.5±0.2、8.2±0.2、及び16.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    7.2±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;
    5.4±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態;ならびに
    7.2±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とするN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態からなる群から選択される、前記結晶形態。
  2. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  3. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、12.5±0.2、17.5±0.2、及び22.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項2に記載の結晶形態。
  4. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約35℃~約100℃で約2.7重量%失うことを示す、請求項2または請求項3に記載の結晶形態。
  5. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項2~4のいずれか1項に記載の結晶形態。
  6. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約95℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項2~5のいずれか1項に記載の結晶形態。
  7. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での第1の吸熱開始及び約95℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項2~6のいずれか1項に記載の結晶形態。
  8. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図2Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項2~7のいずれか1項に記載の結晶形態。
  9. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図2Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図2Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項2~8のいずれか1項に記載の結晶形態。
  10. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態Vである、請求項2~9のいずれか1項に記載の結晶形態。
  11. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、7.2±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  12. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、7.2±0.2、9.3±0.2、及び21.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項11に記載の結晶形態。
  13. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約25℃~約125℃で約2.4重量%失うことを示す、請求項11または請求項12に記載の結晶形態。
  14. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約41℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項11~13のいずれか1項に記載の結晶形態。
  15. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約70℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項11~14のいずれか1項に記載の結晶形態。
  16. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項11~15のいずれか1項に記載の結晶形態。
  17. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約41℃での第1の吸熱開始、約70℃での第2の吸熱開始、及び約109℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項11~16のいずれか1項に記載の結晶形態。
  18. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図3Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項11~17のいずれか1項に記載の結晶形態。
  19. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図3Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図3Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項11~18のいずれか1項に記載の結晶形態。
  20. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態VIである、請求項11~19のいずれか1項に記載の結晶形態。
  21. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.3±0.2、10.6±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  22. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.3±0.2、10.6±0.2、13.9±0.2、及び16.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項21に記載の結晶形態。
  23. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約120℃で約5.2重量%失うことを示す、請求項21または請求項22に記載の結晶形態。
  24. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約85℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項21~23のいずれか1項に記載の結晶形態。
  25. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項21~24のいずれか1項に記載の結晶形態。
  26. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約85℃での第1の吸熱開始及び約110℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項21~25のいずれか1項に記載の結晶形態。
  27. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図4Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項21~26のいずれか1項に記載の結晶形態。
  28. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図4Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図4Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項21~27のいずれか1項に記載の結晶形態。
  29. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態VIIである、請求項21~28のいずれか1項に記載の結晶形態。
  30. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、10.7±0.2、及び18.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  31. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、10.7±0.2、18.7±0.2、及び23.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項30に記載の結晶形態。
  32. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約112℃で約3.3重量%失うことを示す、請求項30または請求項31に記載の結晶形態。
  33. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項30~32のいずれか1項に記載の結晶形態。
  34. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項30~33のいずれか1項に記載の結晶形態。
  35. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での第1の吸熱開始及び約110℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項30~34のいずれか1項に記載の結晶形態。
  36. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図5Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項30~35のいずれか1項に記載の結晶形態。
  37. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図5Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図5Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項30~36のいずれか1項に記載の結晶形態。
  38. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態VIIIである、請求項30~37のいずれか1項に記載の結晶形態。
  39. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.7±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  40. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.7±0.2、8.0±0.2、13.5±0.2、及び22.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項39に記載の結晶形態。
  41. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約28℃~約128℃で約4.6重量%失うことを示す、請求項39または請求項40に記載の結晶形態。
  42. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約84℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項39~41のいずれか1項に記載の結晶形態。
  43. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約107℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項39~42のいずれか1項に記載の結晶形態。
  44. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項39~43のいずれか1項に記載の結晶形態。
  45. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約84℃での第1の吸熱開始、約107℃での第2の吸熱開始、及び約114℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項39~44のいずれか1項に記載の結晶形態。
  46. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図6Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項39~45のいずれか1項に記載の結晶形態。
  47. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図6Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図6Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項39~46のいずれか1項に記載の結晶形態。
  48. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態IXである、請求項39~47のいずれか1項に記載の結晶形態。
  49. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  50. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、10.6±0.2、19.6±0.2、及び24.8±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項49に記載の結晶形態。
  51. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約115℃で約2.9重量%失うことを示す、請求項49または請求項50に記載の結晶形態。
  52. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項49~51のいずれか1項に記載の結晶形態。
  53. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図7Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項49~52のいずれか1項に記載の結晶形態。
  54. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図7Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図7Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項49~53のいずれか1項に記載の結晶形態。
  55. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態Xである、請求項49~54のいずれか1項に記載の結晶形態。
  56. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、6.9±0.2、及び10.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  57. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、6.9±0.2、10.1±0.2、及び19.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項56に記載の結晶形態。
  58. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約175℃で約7.6重量%失うことを示す、請求項56または請求項57に記載の結晶形態。
  59. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項56~58のいずれか1項に記載の結晶形態。
  60. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項56~59のいずれか1項に記載の結晶形態。
  61. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での第1の吸熱開始及び約104℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項56~60のいずれか1項に記載の結晶形態。
  62. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図8Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項56~61のいずれか1項に記載の結晶形態。
  63. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図8Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図8Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項56~62のいずれか1項に記載の結晶形態。
  64. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIである、請求項56~63のいずれか1項に記載の結晶形態。
  65. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.1±0.2、17.3±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  66. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.1±0.2、17.3±0.2、21.5±0.2、及び22.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項65に記載の結晶形態。
  67. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約160℃で約8.5重量%失うことを示す、請求項65または請求項66に記載の結晶形態。
  68. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約72℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項65~67のいずれか1項に記載の結晶形態。
  69. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項65~68のいずれか1項に記載の結晶形態。
  70. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約72℃での第1の吸熱開始及び約109℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項65~69のいずれか1項に記載の結晶形態。
  71. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図9Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項65~70のいずれか1項に記載の結晶形態。
  72. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図9Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図9Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項65~71のいずれか1項に記載の結晶形態。
  73. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIIである、請求項65~72のいずれか1項に記載の結晶形態。
  74. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、5.1±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  75. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、5.1±0.2、6.4±0.2、及び14.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項74に記載の結晶形態。
  76. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約20℃~約100℃で約3.1重量%失うことを示す、請求項74または請求項75に記載の結晶形態。
  77. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約55℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項74~76のいずれか1項に記載の結晶形態。
  78. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約109℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項74~77のいずれか1項に記載の結晶形態。
  79. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約55℃での第1の吸熱開始及び約109℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項74~78のいずれか1項に記載の結晶形態。
  80. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図10Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項74~79のいずれか1項に記載の結晶形態。
  81. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図10Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図10Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項74~80のいずれか1項に記載の結晶形態。
  82. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIIIである、請求項74~81のいずれか1項に記載の結晶形態。
  83. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、23.4±0.2、及び25.2±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  84. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、23.4±0.2、25.2±0.2、及び30.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項83に記載の結晶形態。
  85. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約0.15重量%失うことを示す、請求項83または請求項84に記載の結晶形態。
  86. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約111℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項83~85のいずれか1項に記載の結晶形態。
  87. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図11Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項83~86のいずれか1項に記載の結晶形態。
  88. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図11Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図11Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項83~87のいずれか1項に記載の結晶形態。
  89. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIVである、請求項83~88のいずれか1項に記載の結晶形態。
  90. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、14.7±0.2、及び20.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  91. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、14.7±0.2、20.9±0.2、及び26.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項90に記載の結晶形態。
  92. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約3.8重量%失うことを示す、請求項90または請求項91に記載の結晶形態。
  93. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項90~92のいずれか1項に記載の結晶形態。
  94. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図12Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項90~93のいずれか1項に記載の結晶形態。
  95. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図12Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図12Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項90~94のいずれか1項に記載の結晶形態。
  96. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVである、請求項90~95のいずれか1項に記載の結晶形態。
  97. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.0±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  98. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、6.0±0.2、12.8±0.2、17.1±0.2、及び20.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項97に記載の結晶形態。
  99. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約150℃で約2.1重量%失うことを示す、請求項97または請求項98に記載の結晶形態。
  100. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約74℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項97~99のいずれか1項に記載の結晶形態。
  101. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項97~100のいずれか1項に記載の結晶形態。
  102. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約114℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項97~101のいずれか1項に記載の結晶形態。
  103. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約74℃での第1の吸熱開始、約102℃での第2の吸熱開始、及び約114℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項97~102のいずれか1項に記載の結晶形態。
  104. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図13Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項97~103のいずれか1項に記載の結晶形態。
  105. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図13Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図13Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項97~104のいずれか1項に記載の結晶形態。
  106. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVIである、請求項97~105のいずれか1項に記載の結晶形態。
  107. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、10.1±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  108. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.9±0.2、10.1±0.2、11.7±0.2、及び15.5±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項107に記載の結晶形態。
  109. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約40℃~約100℃で約2.7重量%失うことを示す、請求項107または請求項108に記載の結晶形態。
  110. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項107~109のいずれか1項に記載の結晶形態。
  111. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図14Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項107~110のいずれか1項に記載の結晶形態。
  112. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図14Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図14Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項107~請求項111のいずれか1項に記載の結晶形態。
  113. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVIIである、請求項107~112のいずれか1項に記載の結晶形態。
  114. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、10.7±0.2、及び15.9±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  115. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、4.6±0.2、10.7±0.2、15.9±0.2、及び19.6±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項114に記載の結晶形態。
  116. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約150℃で約1.6重量%失うことを示す、請求項114または請求項115に記載の結晶形態。
  117. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約83℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項114~116のいずれか1項に記載の結晶形態。
  118. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図15Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項114~117のいずれか1項に記載の結晶形態。
  119. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図15Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図15Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項114~請求項118のいずれか1項に記載の結晶形態。
  120. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XVIIIである、請求項114~119のいずれか1項に記載の結晶形態。
  121. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.2±0.2、11.6±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  122. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、10.2±0.2、11.6±0.2、17.1±0.2、及び20.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項121に記載の結晶形態。
  123. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約23℃~約92℃で約1.85重量%失うことを示す、請求項121または請求項122に記載の結晶形態。
  124. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項121~123のいずれか1項に記載の結晶形態。
  125. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約98℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項121~124のいずれか1項に記載の結晶形態。
  126. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約115℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項121~125のいずれか1項に記載の結晶形態。
  127. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約69℃での第1の吸熱開始、約98℃での第2の吸熱開始、及び約115℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項121~126のいずれか1項に記載の結晶形態。
  128. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図16Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項121~127のいずれか1項に記載の結晶形態。
  129. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図16Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図16Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項121~128のいずれか1項に記載の結晶形態。
  130. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XIXである、請求項121~129のいずれか1項に記載の結晶形態。
  131. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.8±0.2、14.0±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  132. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.8±0.2、14.0±0.2、15.6±0.2、及び17.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項131に記載の結晶形態。
  133. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約29℃~約126℃で約2.6重量%失うことを示す、請求項131または請求項132に記載の結晶形態。
  134. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項131~133のいずれか1項に記載の結晶形態。
  135. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約92℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項131~134のいずれか1項に記載の結晶形態。
  136. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約110℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項131~135のいずれか1項に記載の結晶形態。
  137. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約77℃での第1の吸熱開始、約92℃での第2の吸熱開始、及び約110℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項131~136のいずれか1項に記載の結晶形態。
  138. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図17Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項131~137のいずれか1項に記載の結晶形態。
  139. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図17Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図17Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項131~138のいずれか1項に記載の結晶形態。
  140. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXである、請求項131~139のいずれか1項に記載の結晶形態。
  141. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、8.2±0.2、及び16.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  142. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.5±0.2、8.2±0.2、16.7±0.2、及び17.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項141に記載の結晶形態。
  143. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約110℃で約14.1重量%失うことを示す、請求項141または請求項142に記載の結晶形態。
  144. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約52℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項141~143のいずれか1項に記載の結晶形態。
  145. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約90℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項141~144のいずれか1項に記載の結晶形態。
  146. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約52℃での第1の吸熱開始及び約90℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項141~145のいずれか1項に記載の結晶形態。
  147. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図18Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項141~146のいずれか1項に記載の結晶形態。
  148. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図18Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図18Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項141~147のいずれか1項に記載の結晶形態。
  149. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIである、請求項141~148のいずれか1項に記載の結晶形態。
  150. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  151. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、18.6±0.2、21.7±0.2、及び29.1±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項150に記載の結晶形態。
  152. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約26℃~約135℃で約13.8重量%失うことを示す、請求項150または請求項151に記載の結晶形態。
  153. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約65℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項150~152のいずれか1項に記載の結晶形態。
  154. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約89℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項150~153のいずれか1項に記載の結晶形態。
  155. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約102℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項150~154のいずれか1項に記載の結晶形態。
  156. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約65℃での第1の吸熱開始、約89℃での第2の吸熱開始、及び約102℃での第3の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項150~155のいずれか1項に記載の結晶形態。
  157. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図19Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項150~156のいずれか1項に記載の結晶形態。
  158. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図19Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図19Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項150~157のいずれか1項に記載の結晶形態。
  159. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIIである、請求項150~158のいずれか1項に記載の結晶形態。
  160. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  161. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、5.4±0.2、6.5±0.2、9.7±0.2、及び10.7±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項160に記載の結晶形態。
  162. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約27℃~約137℃で約4.4重量%失うことを示す、請求項160または請求項161に記載の結晶形態。
  163. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項160~162のいずれか1項に記載の結晶形態。
  164. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約101℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項160~163のいずれか1項に記載の結晶形態。
  165. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約81℃での第1の吸熱開始及び約101℃での第2の吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項160~164のいずれか1項に記載の結晶形態。
  166. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図20Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項160~165のいずれか1項に記載の結晶形態。
  167. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図20Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図20Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項160~166のいずれか1項に記載の結晶形態。
  168. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIIIである、請求項160~167のいずれか1項に記載の結晶形態。
  169. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
  170. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、7.2±0.2、9.5±0.2、20.6±0.2、及び23.0±0.2度の2θのピークを有するXRPDパターンを特徴とする、請求項169に記載の結晶形態。
  171. TGAは、前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約30℃~約119℃で約1.2重量%失うことを示す、請求項169または請求項170に記載の結晶形態。
  172. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、約104℃での吸熱開始を有するDSCサーモグラムを示す、請求項169~171のいずれか1項に記載の結晶形態。
  173. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、実質的に図21Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項169~172のいずれか1項に記載の結晶形態。
  174. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、
    a)実質的に図21Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図21Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項169~173のいずれか1項に記載の結晶形態。
  175. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態が、形態XXIVである、請求項169~174のいずれか1項に記載の結晶形態。
  176. 式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質固体。
    Figure 2024509759000049
  177. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質固体が、実質的に図22Aに示されるようなXRPDパターンを特徴とする、請求項176に記載の非晶質固体。
  178. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの非晶質固体が、
    a)実質的に図22Bに示されるようなTGAプロファイル、及び/または
    b)実質的に図22Bに示されるようなDSCプロファイルを特徴とする、請求項176または請求項177に記載の非晶質固体。
  179. 薬学的組成物であって、
    請求項1~175のいずれか1項に記載の結晶形態、または請求項176~178のいずれか1項に記載の非晶質固体と、1つ以上の薬学的に許容される担体と、を含む、前記薬学的組成物。
  180. 前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で10重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
  181. 前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で5重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
  182. 前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で2重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
  183. 前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で1重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
  184. 前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で0.5重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
  185. 前記結晶形態または前記非晶質固体が、合計で0.1重量%未満の1つ以上の他の結晶形態及び/または非晶質固体を含む、請求項179に記載の薬学的組成物。
  186. 前記薬学的組成物が、経口投与用である、請求項179~185のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  187. 前記薬学的組成物が、固体剤形である、請求項179~186のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  188. 前記薬学的組成物が、カプセル、錠剤、粉末、顆粒、ミニタブレット、またはペレットである、請求項179~187のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  189. 前記薬学的組成物が、カプセルである、請求項188に記載の薬学的組成物。
  190. 前記カプセルが、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記カプセルの各成分が、以下:
    a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び
    e)成分a~dを封入するゼラチンカプセル、のとおりである、請求項189に記載の薬学的組成物。
  191. 前記カプセルが、約2mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記カプセルの各成分が、以下:
    a)約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d)0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、及び
    e)成分a~dを封入するゼラチンカプセル、のとおりである、請求項189に記載の薬学的組成物。
  192. 前記カプセルが、約5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記カプセルの各成分が、以下:
    a)約2.5重量/重量%~約7.0重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b)約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c)約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、及び
    d)成分a~cを封入するゼラチンカプセル、のとおりである、請求項189に記載の薬学的組成物。
  193. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項190~192のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  194. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項193に記載の薬学的組成物。
  195. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項190~194のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  196. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項195に記載の薬学的組成物。
  197. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項190~196のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  198. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項197に記載の薬学的組成物。
  199. 前記薬学的組成物が、錠剤である、請求項188に記載の薬学的組成物。
  200. 前記錠剤が、分散性錠剤である、請求項199に記載の薬学的組成物。
  201. 前記分散性錠剤が、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性錠剤の各成分が、以下:
    a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
    e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
    f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項200に記載の薬学的組成物。
  202. 前記分散性錠剤が、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性錠剤の各成分が、以下:
    a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
    e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
    f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項200に記載の薬学的組成物。
  203. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項201または請求項202に記載の薬学的組成物。
  204. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項203に記載の薬学的組成物。
  205. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項201~204のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  206. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項205に記載の薬学的組成物。
  207. 前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、請求項201~206のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  208. 前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、請求項207に記載の薬学的組成物。
  209. 前記分散性錠剤のうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、請求項201~208のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  210. 前記甘味料が、スクラロースである、請求項209に記載の薬学的組成物。
  211. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項201~210のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  212. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項211に記載の薬学的組成物。
  213. 前記錠剤が、口腔分散性錠剤である、請求項199~212のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  214. 前記薬学的組成物が、粉末である、請求項188に記載の薬学的組成物。
  215. 前記粉末が、分散性粉末である、請求項214に記載の薬学的組成物。
  216. 前記分散性粉末が、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性粉末の各成分が、以下:
    a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
    e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
    f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項215に記載の薬学的組成物。
  217. 前記分散性粉末が、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性粉末の各成分が、以下:
    a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
    e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
    f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項215に記載の薬学的組成物。
  218. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項216または請求項217に記載の薬学的組成物。
  219. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項218に記載の薬学的組成物。
  220. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項216~219のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  221. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項220に記載の薬学的組成物。
  222. 前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、請求項216~221のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  223. 前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、請求項222に記載の薬学的組成物。
  224. 前記分散性粉末のうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、請求項216~223のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  225. 前記甘味料が、スクラロースである、請求項224に記載の薬学的組成物。
  226. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項216~225のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  227. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項226に記載の薬学的組成物。
  228. 前記粉末が、口腔分散性粉末である、請求項215~227のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  229. 前記薬学的組成物が、顆粒である、請求項188に記載の薬学的組成物。
  230. 前記顆粒が、分散性顆粒である、請求項229に記載の薬学的組成物。
  231. 前記分散性顆粒が、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性顆粒の各成分が、以下:
    a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
    e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
    f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項230に記載の薬学的組成物。
  232. 前記分散性顆粒が、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性顆粒の各成分が、以下:
    a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
    e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
    f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項230に記載の薬学的組成物。
  233. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項231または請求項232に記載の薬学的組成物。
  234. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項233に記載の薬学的組成物。
  235. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項231~234のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  236. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項235に記載の薬学的組成物。
  237. 前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、請求項231~236のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  238. 前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、請求項237に記載の薬学的組成物。
  239. 前記分散性顆粒のうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、請求項231~238のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  240. 前記甘味料が、スクラロースである、請求項239に記載の薬学的組成物。
  241. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項231~240のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  242. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項241に記載の薬学的組成物。
  243. 前記顆粒が、口腔分散性顆粒である、請求項229~242のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  244. 前記薬学的組成物が、ミニタブレットである、請求項188に記載の薬学的組成物。
  245. 前記ミニタブレットが、分散性ミニタブレットである、請求項244に記載の薬学的組成物。
  246. 前記分散性ミニタブレットが、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性ミニタブレットの各成分が、以下:
    a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
    e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
    f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項245に記載の薬学的組成物。
  247. 前記分散性ミニタブレットが、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性ミニタブレットの各成分が、以下:
    a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
    e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
    f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項245に記載の薬学的組成物。
  248. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項246または請求項247に記載の薬学的組成物。
  249. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項248に記載の薬学的組成物。
  250. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項246~249のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  251. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項250に記載の薬学的組成物。
  252. 前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、請求項246~251のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  253. 前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、請求項252に記載の薬学的組成物。
  254. 前記分散性ミニタブレットのうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、請求項246~253のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  255. 前記甘味料が、スクラロースである、請求項254に記載の薬学的組成物。
  256. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項246~255のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  257. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項256に記載の薬学的組成物。
  258. 前記ミニタブレットが、口腔分散性ミニタブレットである、請求項244~257のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  259. 前記薬学的組成物が、ペレットである、請求項188に記載の薬学的組成物。
  260. 前記ペレットが、分散性ペレットである、請求項259に記載の薬学的組成物。
  261. 前記分散性ペレットが、約0.5mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性ペレットの各成分が、以下:
    a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
    e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
    f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項260に記載の薬学的組成物。
  262. 前記分散性ペレットが、約1mgのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを含み、前記分散性ペレットの各成分が、以下:
    a.約0.1重量/重量%~約7重量/重量%のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの結晶形態または非晶質固体、
    b.約50重量/重量%~約98重量/重量%の1つ以上の希釈剤、
    c.約1重量/重量%~約10重量/重量%の1つ以上の崩壊剤、
    d.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の香料剤、
    e.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の甘味料、及び
    f.0重量/重量%~約5重量/重量%の1つ以上の滑沢剤、のとおりである、請求項260に記載の薬学的組成物。
  263. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロース、ラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、スクロース、アルファ化デンプン、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、及び二塩基性リン酸カルシウムからなる群から選択される、請求項261または請求項262に記載の薬学的組成物。
  264. 前記希釈剤のうちの少なくとも1つが、微結晶セルロースである、請求項263に記載の薬学的組成物。
  265. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、微結晶セルロース、デンプン、アルファ化デンプン、低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及びアルギン酸からなる群から選択される、請求項261~264のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  266. 前記崩壊剤のうちの少なくとも1つが、クロスカルメロースナトリウムである、請求項265に記載の薬学的組成物。
  267. 前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料、バブルガム香料、キャラメル香料、オレンジ香料、レモン香料、イチゴ香料、ラズベリー香料、ミント香料、ペパーミント香料、グレープフルーツ香料、パイナップル香料、ナシ香料、桃香料、バニラ香料、バナナ香料、またはチェリー香料が含まれるが、これらに限定されない天然または合成風味からなる群から選択される、請求項261~266のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  268. 前記香料剤のうちの少なくとも1つが、ブドウ香料である、請求項267に記載の薬学的組成物。
  269. 前記分散性ペレットのうちの少なくとも1つの甘味料が、スクラロース、アセスルファム、サッカリン、スクロース、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース、及びアスパルテームからなる群から選択される、請求項261~268のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  270. 前記甘味料が、スクラロースである、請求項269に記載の薬学的組成物。
  271. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ジベヘン酸グリセロール、ステアリン酸、水素化植物油、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、蜜蝋、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクからなる群から選択される、請求項261~270のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  272. 前記滑沢剤のうちの少なくとも1つが、ステアリン酸マグネシウムである、請求項271に記載の薬学的組成物。
  273. 前記ペレットが、口腔分散性ペレットである、請求項259~272のいずれか1項に記載の薬学的組成物。
  274. 腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療する方法であって、そのような治療を必要とする対象に、請求項179~273のいずれか1項に記載の薬学的組成物を投与することを含む、前記方法。
  275. 前記腫瘍が、神経線維腫である、請求項274に記載の方法。
  276. 前記腫瘍が、神経線維腫症1型に関連する神経線維腫である、請求項274または請求項275に記載の方法。
  277. 前記腫瘍が、皮膚神経線維腫、叢状神経線維腫、視路神経膠腫、低悪性度神経膠腫、高悪性度神経膠腫、及び悪性末梢神経鞘腫瘍からなる群から選択される、請求項274~276のいずれか1項に記載の方法。
  278. 前記腫瘍が、叢状神経線維腫である、請求項277に記載の方法。
  279. 前記対象が、神経線維腫症1型、神経線維腫症2型、心臓・顔・皮膚症候群、コステロ症候群、レギウス症候群、ヌーナン症候群、及び多発性黒子を伴うヌーナン症候群からなる群から選択されるRasopathy障害を有すると診断されている、請求項274~278のいずれか1項に記載の方法。
  280. 前記がんが、皮膚癌、悪性末梢神経鞘癌、白血病、リンパ腫、組織球腫瘍、肺癌、乳癌、卵巣癌、腎臓癌、結腸直腸癌、甲状腺癌、胆管癌、尿路上皮癌、子宮腫瘍、胃癌、肉腫、膀胱癌、頭頚部癌、子宮内膜癌、食道癌、腺様嚢胞癌、胆嚢癌、前立腺癌、口腔癌、子宮頚癌、膵臓癌、黒色腫、肝細胞癌、胆道癌、及び腹膜の漿液癌からなる群から選択される、請求項274~279のいずれか1項に記載の方法。
  281. 前記白血病が、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、及び慢性骨髄性白血病からなる群から選択される、請求項280に記載の方法。
  282. 前記リンパ腫が、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、及びワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症からなる群から選択される、請求項280に記載の方法。
  283. 前記肺癌が、肺腺癌、扁平上皮非小細胞肺癌、非扁平上皮非小細胞肺癌、及び小細胞肺癌からなる群から選択される、請求項280に記載の方法。
  284. 前記対象が、変異または他の異常が、特定のがんに特徴的な機能の獲得または喪失を引き起こす1つ以上の遺伝子における前記変異または他の異常を有し、前記1つ以上の遺伝子における変異または他の異常が、KRAS、NRAS、HRAS、BRAF、MEK1、MEK2、RASA1、MAP2K4、NF1、またはNF2のうちの1つ以上における変異または他の異常である、請求項274~283のいずれか1項に記載の方法。
  285. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、20mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項274~284のいずれか1項に記載の方法。
  286. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、10mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項274~284のいずれか1項に記載の方法。
  287. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、8mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項274~284のいずれか1項に記載の方法。
  288. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、6mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項274~284のいずれか1項に記載の方法。
  289. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日1回投与される、請求項274~288のいずれか1項に記載の方法。
  290. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.1mg~約20mgの用量で1日1回投与される、請求項289に記載の方法。
  291. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.5mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
  292. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約1mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
  293. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約2mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
  294. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約4mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
  295. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約6mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
  296. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約8mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
  297. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約20mgの用量で1日1回投与される、請求項290に記載の方法。
  298. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日2回投与される、請求項274~288のいずれか1項に記載の方法。
  299. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.1mg~約10mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
  300. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.5mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
  301. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約1mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
  302. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約2mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
  303. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約3mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
  304. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約4mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
  305. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約10mgの用量で1日2回投与される、請求項298に記載の方法。
  306. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの個々の用量が、2つ以上のカプセル、2つ以上の錠剤、2回以上の用量の分散性粉末、2回以上の用量の顆粒、2回以上の用量のミニタブレット、2回以上の用量のペレット、またはそれらの組み合わせとして投与される、請求項274~305のいずれか1項に記載の方法。
  307. 前記薬学的組成物が、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットであり、前記分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットが、前記対象に投与される前に、飲料用液体中に分散される、請求項274~306のいずれか1項に記載の方法。
  308. 前記対象が、神経系の疾患、筋肉衰弱、発達障害、脳卒中、外傷、解剖学的欠損、がん、がんの治療、アレルギー反応、認知症、記憶喪失、または認知機能低下のうちの1つ以上によって引き起こされる嚥下障害を経験する、請求項307に記載の方法。
  309. 前記対象が、小児対象である、請求項307または請求項308に記載の方法。
  310. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される21日間、及び(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項274~309のいずれか1項に記載の方法。
  311. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される連続した21日間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項274~309のいずれか1項に記載の方法。
  312. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない2日間を含む、前記3つの7日間の期間、ならびに(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項274~309のいずれか1項に記載の方法。
  313. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される連続した5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した2日間を含む、前記3つの7日間の期間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項274~309のいずれか1項に記載の方法。
  314. 前記28日間の投与サイクルが、合計24の連続した28日間の投与サイクルまで繰り返される、請求項310~313のいずれか1項に記載の方法。
  315. 腫瘍、がん、またはRasopathy障害を治療するための医薬品の製造のための、請求項179~273のいずれか1項に記載の薬学的組成物の使用。
  316. 前記腫瘍が、神経線維腫である、請求項315に記載の使用。
  317. 前記腫瘍が、神経線維腫症1型に関連する神経線維腫である、請求項315または請求項316に記載の使用。
  318. 前記腫瘍が、皮膚神経線維腫、叢状神経線維腫、視路神経膠腫、低悪性度神経膠腫、高悪性度神経膠腫、及び悪性末梢神経鞘腫瘍からなる群から選択される、請求項315~317のいずれか1項に記載の使用。
  319. 前記腫瘍が、叢状神経線維腫である、請求項318に記載の使用。
  320. 前記対象が、神経線維腫症1型、神経線維腫症2型、心臓・顔・皮膚症候群、コステロ症候群、レギウス症候群、ヌーナン症候群、及び多発性黒子を伴うヌーナン症候群からなる群から選択されるRasopathy障害を有すると診断されている、請求項315~319のいずれか1項に記載の使用。
  321. 前記がんが、皮膚癌、悪性末梢神経鞘癌、白血病、リンパ腫、組織球腫瘍、肺癌、乳癌、卵巣癌、腎臓癌、結腸直腸癌、甲状腺癌、胆管癌、尿路上皮癌、子宮腫瘍、胃癌、肉腫、膀胱癌、頭頚部癌、子宮内膜癌、食道癌、腺様嚢胞癌、胆嚢癌、前立腺癌、口腔癌、子宮頚癌、膵臓癌、黒色腫、肝細胞癌、胆道癌、及び腹膜の漿液癌からなる群から選択される、請求項315~320のいずれか1項に記載の使用。
  322. 前記白血病が、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、及び慢性骨髄性白血病からなる群から選択される、請求項321に記載の使用。
  323. 前記リンパ腫が、B細胞リンパ腫、T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、及びワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症からなる群から選択される、請求項321に記載の使用。
  324. 前記肺癌が、肺腺癌、扁平上皮非小細胞肺癌、非扁平上皮非小細胞肺癌、及び小細胞肺癌からなる群から選択される、請求項321に記載の使用。
  325. 前記対象が、変異または他の異常が、特定のがんに特徴的な機能の獲得または喪失を引き起こす1つ以上の遺伝子における前記変異または他の異常を有し、前記1つ以上の遺伝子における変異または他の異常が、KRAS、NRAS、HRAS、BRAF、MEK1、MEK2、RASA1、MAP2K4、NF1、またはNF2のうちの1つ以上における変異または他の異常である、請求項315~324のいずれか1項に記載の使用。
  326. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、20mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項315~325のいずれか1項に記載の使用。
  327. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、10mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項315~325のいずれか1項に記載の使用。
  328. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、8mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項315~325のいずれか1項に記載の使用。
  329. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、6mgを超えない1日の総用量で投与される、請求項315~325のいずれか1項に記載の使用。
  330. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日1回投与される、請求項315~329のいずれか1項に記載の使用。
  331. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.1mg~約20mgの用量で1日1回投与される、請求項330に記載の使用。
  332. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約0.5mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
  333. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約1mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
  334. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約2mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
  335. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約4mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
  336. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約6mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
  337. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約8mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
  338. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、約20mgの用量で1日1回投与される、請求項331に記載の使用。
  339. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、1日2回投与される、請求項315~329のいずれか1項に記載の使用。
  340. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.1mg~約10mgの用量で1日2回投与される、請求項339に記載の使用。
  341. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約0.5mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
  342. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約1mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
  343. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約2mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
  344. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約3mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
  345. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約4mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
  346. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの前記1日の総用量が、それぞれ約10mgの用量で1日2回投与される、請求項340に記載の使用。
  347. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドの個々の用量が、2つ以上のカプセル、2つ以上の錠剤、2回以上の用量の分散性粉末、2回以上の用量の顆粒、2回以上の用量のミニタブレット、2回以上の用量のペレット、またはそれらの組み合わせとして投与される、請求項315~346のいずれか1項に記載の使用。
  348. 前記薬学的組成物が、分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットであり、前記分散性錠剤、分散性粉末、分散性顆粒、分散性ミニタブレット、または分散性ペレットが、前記対象に投与される前に、飲料用液体中に分散される、請求項315~347のいずれか1項に記載の使用。
  349. 前記対象が、神経系の疾患、筋肉衰弱、発達障害、脳卒中、外傷、解剖学的欠損、がん、がんの治療、アレルギー反応、認知症、記憶喪失、または認知機能低下のうちの1つ以上によって引き起こされる嚥下障害を経験する、請求項348に記載の使用。
  350. 前記対象が、小児対象である、請求項348または請求項349に記載の使用。
  351. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される21日間、及び(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項315~350のいずれか1項に記載の使用。
  352. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)前記1日の総用量が投与される連続した21日間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項315~350のいずれか1項に記載の使用。
  353. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない2日間を含む、前記3つの7日間の期間、ならびに(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項315~350のいずれか1項に記載の使用。
  354. 前記N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが、(a)3つの7日間の期間であって、それぞれ、(i)前記1日の総用量が投与される連続した5日間、及び(ii)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した2日間を含む、前記3つの7日間の期間、続いて(b)N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドが投与されない連続した7日間、を含む28日間の投与サイクルで投与される、請求項315~350のいずれか1項に記載の使用。
  355. 前記28日間の投与サイクルが、合計24の連続した28日間の投与サイクルまで繰り返される、請求項351~354のいずれか1項に記載の使用。
  356. 式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する方法であって、
    Figure 2024509759000050
    前記方法が、PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)をカップリング試薬1-プロピルホスホン酸無水物(T3P)と反応させて、スキーム1に示されるような901アセトニドを得ることを含む、前記方法。
    スキーム1
    Figure 2024509759000051
  357. 前記1-プロピルホスホン酸無水物が溶液中にある、請求項356に記載の方法。
  358. 前記1-プロピルホスホン酸無水物が、酢酸エチル中の溶液として提供される、請求項356または請求項357に記載の方法。
  359. 式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する前記方法が、a)PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)を、1-プロピルホスホン酸無水物(T3P)であるカップリング試薬と反応させて、901アセトニドを得ることと、b)901アセトニドを酸で処理して、スキームIIに示されるような、N-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを形成することと、を含む、請求項356に記載の方法。
    スキームII
    Figure 2024509759000052
  360. 式(I)のN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを生成する前記方法が、
    Figure 2024509759000053
    PD-0315209(FIPFA)及びPD-0337792(IPGA)をカップリング試薬と反応させて、901アセトニドを得ることと、
    901アセトニドを酸で処理して、スキームIIIによるN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドを形成することと、を含む、請求項356に記載の方法。
    スキームIII
    Figure 2024509759000054
  361. 請求項356~360のいずれか1項に記載の方法によって調製された、本質的に純粋な形態IVのN-((R)-2,3-ジヒドロキシプロポキシ)-3,4-ジフルオロ-2-(2-フルオロ-4-ヨード-フェニルアミノ)-ベンズアミドである、結晶組成物。
  362. 前記結晶組成物が、≦0.2%の二量体不純物PF-00191189を含有する、請求項361に記載の結晶組成物。
    Figure 2024509759000055
  363. 前記結晶組成物が、約0.05重量%~約0.19重量%の二量体不純物PF-00191189を含有する、請求項361または請求項362に記載の結晶組成物。
  364. 前記結晶組成物が、検出可能な量の二量体不純物PF-00191189を含有しない、請求項361~363のいずれか1項に記載の結晶組成物。
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