JP2024506344A - 後混合の炭酸飲料を調製及び分配するための装置 - Google Patents

Abstract

曝気された飲料を調製するための装置（１０）であって、曝気される液体を収容するチャンバ（３２）を画定する取り外し可能な瓶（３０）と、瓶（３０）に係合し且つ瓶（３０）を密封するための曝気瓶インターフェース（４０）と、ガス源（５０）を瓶インターフェース（４０）に接続するガス入口ライン６０と、ガス源（５０）からガス入口ライン（６０）を介して曝気瓶インターフェース（４０）へのガスの供給を制御するガス供給機構（７０）と、曝気液分配器ステージ（１００）であって、曝気液分配器出口（１１０）と、曝気液が、瓶（３０）のチャンバ（３２）から曝気瓶インターフェース（４０）を介して曝気液分配器出口（１１０）に流れることを可能にする液体出口ライン（１２０）と、瓶（３０）から液体出口ライン（１２０）を介して曝気液分配器出口（１１０）への曝気液の排出を制御する液流制御装置（１３０）とを含む曝気液分配器ステージ（１００）と、風味付け液分配器（２１０）であって、風味付け液分配器出口（２１２）と、ガス圧によって作動する風味付け液分配器機構（２１４）と、曝気瓶インターフェース（４０）内のガス出口（２２２）を含むガス出口ライン（２２０）とを含む風味付け液分配器（２１０）と、圧力制御ステージ（２４０）であって、ガス出口ライン（２２０）に接続され、且つ最初の曝気ステップ中に瓶（３０）から受け取った加圧ガスを貯蔵するガスリザーバ（２５０）と、曝気液分配器ステージ（１００）を介した瓶（３０）からの曝気液の排出前に、瓶（３０）内のガス圧のレベルを下げるために瓶からガスを抜くように動作可能な排気機構（２４２）とを含む圧力制御ステージ（２４０）とを備える装置。

Description

本発明は、曝気飲料を調製するための装置、詳細には、限定されないが、炭酸飲料を調製するための装置及び対応する方法に関する。

家庭用炭酸デバイスは、当技術分野で周知であり、炭酸化される液体を受容するためのチャンバを画定する取り外し可能な曝気瓶と、取り外し可能な曝気瓶に係合し、且つそのチャンバを密封するように動作可能な曝気瓶インターフェースと、加圧ＣＯ_２ガスを含有するガスシリンダを曝気瓶インターフェースに流体接続するように動作可能なガス入口ラインであって、典型的には曝気瓶インターフェースによって支持されたガス入口ノズル内で終了し、曝気瓶が曝気瓶インターフェースに係合すると曝気瓶のチャンバ内に延在するように構成されたガス入口ラインと、ガスシリンダからガス入口ラインを介して曝気瓶への加圧ＣＯ_２ガスの供給を制御するためのガス供給機構（手動作動式機械弁又は電気制御式電磁弁のいずれかを含む）とを含む、曝気ステージの提供を基本とする。

使用時、液体（典型的には水）は、取り外し可能な曝気瓶のチャンバに加えられ、取り外し可能な曝気瓶は、曝気瓶インターフェースに密封式に接続される。取り外し可能な曝気瓶が適所で密封されると、ガス供給機構は、ガスシリンダから、密封された取り外し可能な曝気瓶のチャンバ内の液体にＣＯ_２を移送するように（デバイスのタイプに依存して手動又は電子のいずれかで）動作し、それにより液体を炭酸化する。所望のレベルの炭酸化に依存して、ガス供給機構は、所望の量のＣＯ_２を液体に移送するために１回又は複数回作動され得る。所望のレベルに炭酸化されると、取り外し可能な曝気瓶は、使用者によってデバイスから取り外され、炭酸液が消費され得る。炭酸液が風味付けされることを意図する場合、風味付け（典型的には風味付けシロップの形態における）は、取り外し可能な曝気瓶がデバイスから取り外された後、取り外し可能な曝気瓶内の炭酸液に追加され得る。

本出願人は、先行技術の家庭用炭酸デバイスよりはるかに高い柔軟性を提供する一方、複雑性の追加を最小に抑えながら向上した機能性を提供する、改良された曝気デバイスが求められていることを特定した。

本発明の第１の態様によれば、曝気された（例えば、炭酸化された）飲料を調製するための装置であって、曝気される液体（例えば、水）を受容するためのチャンバを画定する取り外し可能な曝気瓶、取り外し可能な曝気瓶に係合し、且つそのチャンバを密封するように動作可能な曝気瓶インターフェース、ガス源（例えば、置換可能なガス（例えば、ＣＯ_２）シリンダ）を曝気瓶インターフェースに流体接続するように動作可能なガス入口ライン及びガス源からガス入口ラインを介して曝気瓶インターフェースへのガスの供給を制御するためのガス供給機構を含む曝気ステージと、曝気液分配器出口、曝気液が、取り外し可能な曝気瓶のチャンバから曝気液分配器出口に流れることを可能にするために、曝気瓶インターフェースを曝気液分配器出口に流体接続するように動作可能な液体出口ライン及び取り外し可能な曝気瓶から液体出口ラインを介して曝気液分配器出口への曝気液の排出を制御するための液流制御装置を含む曝気液分配器ステージとを含む装置が提供される。

一実施形態では、装置は、曝気瓶インターフェースに提供されたガス出口を含むガス出口ラインと、圧力制御ステージであって、ガス出口ラインに接続され、且つ最初の曝気ステップ中に取り外し可能な曝気瓶から受け取られた加圧ガスを貯蔵するように動作可能なガスリザーバ及び曝気液分配器ステージを介した取り外し可能な曝気瓶からの曝気液の排出前に、取り外し可能な曝気瓶内のガス圧のレベルを下げるために、後続のベントステップ中に取り外し可能な曝気瓶からガスを抜くように動作可能な排気機構を含む圧力制御ステージとをさらに含む。

このようにして、曝気飲料の調製（例えば、１度に１つの飲料）を可能にし、且つ（従来の家庭用炭酸装置と同様の）取り外し可能な曝気瓶から又は曝気液分配器出口を介して曝気飲料を提供する選択肢を使用者に提供する、家庭用（例えば、携帯型）デバイスが提供され、最初の曝気は、最初の曝気ステージに適した第１の（高められた）圧力で実行され、及び曝気飲料の分配は、特定の状況において曝気のより良好な保持を保証し得る第２の（より低い）圧力で実行される。本明細書の目的のために、用語「曝気」及びその同義語は、概して、任意の気体を液体に追加することを指すために使用される。用語「炭酸化」及びその同義語は、ＣＯ_２ガスを液体に追加することを指すために本明細書で使用される。

一実施形態では、本装置は、風味付け液分配器出口を含む風味付け液分配器を含む風味付け液（例えば、風味付けシロップ）分配器ステージをさらに含み、風味付け液分配器は、ガス圧（例えば、曝気プロセス中にチャンバのヘッド部で発生し、且つ最初の曝気ステージ中にガス出口ラインを介してガスリザーバに供給される）によって作動される風味付け液分配器機構を含む。

一実施形態では、風味付け液分配器機構は、ガスリザーバからのガス圧によって駆動される。
このようにして、従来の家庭用炭酸化デバイスでは廃棄されるであろうガス圧を使用して動作される風味付け液分配器を含む装置が提供される。有利には、ガスリザーバを提供することにより、風味付け液分配器のガス駆動動作は、曝気液分配プロセスと異なる（例えば、より高い）圧力で実施され、且つ風味付け液分配器機構の駆動によりよく適したものになり得る。

一実施形態では、ガスリザーバは、ガス出口ラインに流体接続された（例えば、並列又は直列において）チャンバを含む。
一実施形態では、チャンバは、指向性流れ弁（例えば、逆止弁）を介してガス出口ラインに接続される。

一実施形態では、ガス供給機構は、最初の曝気ステージ中、取り外し可能な曝気瓶内のガス圧を第１の圧力Ｐ_１まで上昇させるように動作可能であり、及び圧力制御ステージは、後続のベントステップ中（例えば、曝気液の排出前）、排気機構を介して、取り外し可能な曝気瓶内のガス圧を第２の圧力Ｐ_２まで（例えば、圧力センサを参照して）低下させるように動作可能である。

一実施形態では、ガスリザーバは、実質的に第１の圧力Ｐ_１において加圧ガスを受け取り且つ貯蔵するように動作可能である。
一実施形態では、Ｐ_２＜０．８＊Ｐ_１（例えば、Ｐ_２＜０．７＊Ｐ_１、例えばＰ_２＜０．６＊Ｐ_１、例えばＰ_２＜０．５＊Ｐ_１、例えばＰ_２＜０．４＊Ｐ_１）である。

一実施形態では、排気機構は、排気弁を含む。
一実施形態では、排気弁は、ガス出口ラインに流体接続される（例えば、曝気瓶インターフェースのガス出口とガス出口弁との間の地点、例えば曝気瓶インターフェースのガス出口とガスリザーバとの間の地点において）。

一実施形態では、ガスリザーバは、風味付け液分配器機構の複数回の動作のために構成されたガス貯蔵容量を有する（例えば、風味付け液分配器機構を介した風味付け液の第１及び第２のショットの放出を連続的に作動させるため（例えば、より大型の取り外し可能な曝気瓶システムの場合））。

一実施形態では、液流制御装置は、弁（例えば、電磁弁）を含む。
一実施形態では、液流制御装置は、曝気液が、取り外し可能な曝気瓶から曝気液分配器出口に排出されるとき、液分配器出口からの曝気液の実質的に一定の流量（例えば、実質的に一定の体積流量）を維持するように動作可能な流量調整器をさらに含む。

一実施形態では、装置は、密封されたチャンバ内のガス圧（例えば、曝気ステップ中、密封されたチャンバのヘッドスペースで発生する圧力）を使用して、取り外し可能な曝気瓶から曝気液分配器出口に曝気液を移送するように構成される。

別の実施形態では、装置は、取り外し可能な曝気瓶から曝気液分配器出口に曝気液を移送するために、取り外し可能な曝気瓶に加圧ガス（例えば、加圧空気）を供給するように動作可能なポンプ（例えば、空気ポンプ）をさらに含む。

一実施形態では、圧力制御ステージは、ポンプからの加圧ガスが、取り外し可能な曝気瓶に入る（例えば、そのチャンバのヘッドに入る）ことを可能にする前に、後続のベントステップ中、取り外し可能な曝気瓶内のガス圧を下げる（例えば、実質的に大気圧まで）ように動作可能である。

一実施形態では、ポンプは、実質的に一定の圧力（例えば、圧力Ｐ_３、ここで、Ｐ_３＜Ｐ_１である）で加圧ガスを供給するように動作可能である。
一実施形態では、液体出口ラインは、取り外し可能な曝気瓶が曝気瓶インターフェースによって係合されるとき、チャンバの下部（最下部）に位置付けられた曝気液を受容するための開口部を有する浸漬管を含む。一実施形態では、浸漬管は、曝気瓶インターフェースによって支持される。

一実施形態では、風味付け液分配器出口は、（例えば、風味付け液及び曝気液の両方が同時に受容器、例えば飲用グラス内に分配されることを可能にするために）曝気液分配器出口に隣接して位置決めされる。

一実施形態では、風味付け液分配器出口及び曝気液分配器出口は、風味付け液と曝気液との空気中混合を行うように構成される（例えば、位置決めされる）。一実施形態では、風味付け液分配器出口及び曝気液分配器出口は、装置の外側（例えば、隣接する風味付け液分配器出口及び曝気液分配器出口の下に置かれた受容器の内側）で空気中混合を行うように構成される。

一実施形態では、風味付け液分配器ステージは、ガスリザーバから（例えば、ガス出口ラインを介して）風味分配器機構へのガスの排出を制御するためのガス出口弁をさらに含む。

一実施形態では、ガス出口弁は、風味付け液分配器機構とガスリザーバとの間に提供される。
一連の実施形態では、風味付け液分配器は、風味付け液を、風味付け液分配器内に受容された風味カプセル（例えば、単一使用／単一供給用風味カプセル）から分配するように構成される。

一実施形態では、風味付け液分配器機構は、以下の機能：風味付け液分配器内に受容された風味カプセルを開く（例えば、破断する）こと、風味付け液を、開放された風味カプセルから風味付け液分配器出口に送り出す（例えば、風味付け液を、開放された風味カプセルから風味付け分配器出口に送り出す）ことの１つ又は複数を実行するように動作可能である。

一実施形態では、風味付け液分配器機構は、（例えば、風味カプセルを開放（例えば、破断）部材に対して付勢し、且つ／又は（例えば、風味カプセルを潰すことによって）風味付け液を、開放された風味カプセルから送り出すために）、風味付け液分配器内に受容された風味カプセルに分配力を加えるように動作可能なカプセル分配（例えば、ピストンなどのカプセル開放機構）機構を含む。

一実施形態では、カプセル開放機構は、ガスリザーバに貯蔵されたガスのガス圧によって（例えば、直接）駆動される。
一実施形態では、風味カプセルは、本発明の第４の態様のいずれかの実施形態によって定義される通りである。

一実施形態では、装置は、ガス供給機構、液流制御装置機構、風味付け液分配器ステージ（例えば、ガス出口弁）及び排気機構の１つ又は複数を動作させるための制御装置（例えば、電子制御装置）をさらに含む。

一実施形態では、電子制御装置は、液流制御装置機構を作動させる前に、排気機構を開いて、取り外し可能な曝気瓶内の圧力を第２の圧力Ｐ_２まで下げる（すなわち取り外し可能な曝気瓶のチャンバを部分的に排気する）ように動作可能である。

ガス供給機構の動作を制御するように動作可能な制御装置を含む装置の場合、風味カプセルは、機械可読識別子（例えば、バーコード）を含み得る。
一実施形態では、装置は、（例えば、センサを使用して）機械可読識別子を読み取るように動作可能であり、及び電子制御装置は、機械可読識別子に基づいて分配パラメータ（例えば、必要な曝気の程度及び／又は水体積）を選択するように動作可能である。

別の一連の実施形態では、風味付け液分配器は、バルク容器（例えば、風味付け液分配器によって受容される）から風味付け液（例えば、風味付けシロップ）を分配するように構成される。バルク容器は、複数の飲料を作るのに十分な風味付け液を貯蔵するように構成される（例えば、１０回分以上の分量の風味付け液、例えば２０回分以上の分量の風味付け液）。

一実施形態では、風味付け液分配器機構は、バルク容器に関連付けられたバルク容器分配器モジュールを含む。
一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、ガスリザーバに貯蔵されたガスのガス圧によって（例えば、直接）駆動される。

一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、取り外し可能なバルク容器を受容する／係合するように構成される。
別の実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、バルク容器に一体化される。

一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、風味付け液分配器出口を含む。
一実施形態では、バルク容器は、可変容量（例えば、圧潰可能）容器である。
別の実施形態では、バルク容器は、固定容量（例えば、非圧潰可能又は剛性）容器である。

固定容量容器の場合、一実施形態では、バルク容器は、風味付け液がバルク容器から分配されるとき、ガス（例えば、空気又はＣＯ_２）がバルク容器に入ることを可能にするための入口を有し得る。

一実施形態では、装置は、入口に接続可能な（例えば、直接又はバルク容器分配器モジュールを介して接続可能な）ガス収集器（例えば、ＣＯ_２収集器）を含む。
一実施形態では、ガス収集器は、取り外し可能な曝気瓶の密封されたチャンバ（例えば、曝気プロセス中若しくは後続の排気サイクル中にチャンバのヘッド内で圧力が発生するとき）又はガスリザーバからガスを受け取るように構成される。

一実施形態では、ガス収集器は、開放型（例えば、開放バケット型）ガス収集器である。
一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、バルク容器から風味付け液を受け取るように構成されたチャンバ（例えば、計量チャンバ）を含む。

一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、風味付け液がバルク容器からチャンバに流れることを可能にするように動作可能な指向性弁（例えば、逆止フラップ弁）を含む。

一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、第１の（例えば、後退した）構成（例えば、第１の位置）と、第２の（例えば、前進した）構成（例えば、第２の位置）との間で移動可能なダイヤフラムを含み、風味付け液の分配は、ダイヤフラムが第１の構成から第２の構成に移動するときに行われる。

一実施形態では、第１の構成において、チャンバは、バルク容器からの風味付け液で充填されるように構成され、及び第１の構成から第２の構成へのダイヤフラムの移動は、チャンバから風味付け液を分配させる。

一実施形態では、第２の構成から第１の構成への移動は、チャンバがバルク容器からの風味付け液で再充填されることを可能にする。
一実施形態では、第１の構成から第２の構成への移動は、ガスリザーバからの正圧に応答して行われる。

一実施形態では、第２の構成から第１の構成への移動は、負圧に応答して行われる。
一実施形態では、装置は、ダイヤフラムを第２の構成から第１の構成に移動させるように動作可能な手段（例えば、吸引デバイス）をさらに含む。

一実施形態では、吸引デバイスは、ガス収集器が充填されるとき、チャンバ内に負圧を発生させるように動作可能なベンチュリノズルを含む。
一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、チャンバから風味付け液を受け取るための分配器出口弁（例えば、圧力作動式スリーブ弁）をさらに含む。

一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、分配器出口弁から風味付け液を受け取るための出口ノズルをさらに含む。
一実施形態では、ダイヤフラム、分配器出口弁及び出口ノズルの２つ以上は、単一の構成要素（例えば、一体型ダイヤフラム）として提供される。

一実施形態では、装置は、ガス供給機構の動作を制御するように動作可能な電子制御装置をさらに含み、及びバルク容器は、機械可読識別子を含み、装置は、機械可読識別子を読み取るように動作可能であり、及び電子制御装置は、機械可読識別子に基づいて分配パラメータ（例えば、必要な曝気の程度及び／又は水体積）を選択するように動作可能である。

一実施形態では、ガス供給機構は、ガスがガス供給部から流れることを選択的に許容するように動作可能なガス供給弁を含む。
一実施形態では、ガス供給機構は、ガス供給弁を動作させるように構成された枢動可能な弁作動部材を含む。一実施形態では、枢動可能な弁作動部材は、ソレノイド（例えば、電子制御ソレノイド）によって駆動される。

一実施形態では、曝気瓶インターフェースは、ガス入口ラインの一部を形成するガス入口ノズルを含み、ガス入口ノズルは、取り外し可能な曝気瓶が曝気瓶インターフェースによって係合されるとき、取り外し可能な曝気瓶のチャンバの内側に延在するように構成される。

一実施形態では、取り外し可能な曝気瓶の容積は、実質的に２リットル以下（例えば、実質的に１．５リットル以下（例えば、実質的に１リットル以下、実質的に０．５リットル以下）である。

一実施形態では、取り外し可能な曝気瓶は、基部及び開放頂部を含む。
一実施形態では、曝気瓶インターフェースは、取り外し可能な曝気瓶の開放頂部を密封するように構成される。

本発明の第２の態様によれば、バルク容器と共に使用するためのバルク容器分配器モジュールが提供される。
一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、ガスリザーバに貯蔵されたガスのガス圧によって（例えば、直接）駆動される。

一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、取り外し可能なバルク容器を受容する／係合するように構成される。
別の実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、バルク容器に一体化される。

一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、風味付け液分配器出口を含む。
一実施形態では、バルク容器は、可変容量（例えば、圧潰可能）容器である。
別の実施形態では、バルク容器は、固定容量（例えば、非圧潰可能又は剛性）容器である。

固定容量容器の場合、一実施形態では、バルク容器は、風味付け液がバルク容器から分配されるとき、ガス（例えば、空気又はＣＯ_２）がバルク容器に入ることを可能にするための入口を有し得る。

一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、バルク容器から風味付け液を受け取るように構成されたチャンバ（例えば、計量チャンバ）を含む。
一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、風味付け液がバルク容器からチャンバに流れることを可能にするように動作可能な指向性弁（例えば、逆止フラップ弁）を含む。

一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、第１の（例えば、後退した）構成（例えば、第１の位置）と、第２の（例えば、前進した）構成（例えば、第２の位置）との間で移動可能なダイヤフラムを含み、風味付け液の分配は、ダイヤフラムが第１の構成から第２の構成に移動するときに行われる。

一実施形態では、第１の構成において、チャンバは、バルク容器からの風味付け液で充填されるように構成され、及び第１の構成から第２の構成へのダイヤフラムの移動は、チャンバから風味付け液を分配させる。

一実施形態では、第２の構成から第１の構成への移動は、チャンバがバルク容器からの風味付け液で再充填されることを可能にする。
一実施形態では、第１の構成から第２の構成への移動は、ガスリザーバからの正圧に応答して行われる。

一実施形態では、第２の構成から第１の構成への移動は、負圧に応答して行われる。
一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、チャンバから風味付け液を受け取るための分配器出口弁（例えば、圧力作動式スリーブ弁）をさらに含む。

一実施形態では、バルク容器分配器モジュールは、分配器出口弁から風味付け液を受け取るための出口ノズルをさらに含む。
一実施形態では、ダイヤフラム、分配器出口弁及び出口ノズルの２つ以上は、単一の構成要素（例えば、一体型ダイヤフラム）として提供される。

本発明の第３の態様によれば、曝気デバイスを使用して曝気液を調製する方法が提供され、本方法は、取り外し可能な曝気瓶のチャンバに液体を充填することと、取り外し可能な曝気瓶を曝気デバイスの曝気瓶インターフェースに取り付け、且つチャンバを密封することと、最初の曝気ステップ中、加圧ガスをチャンバに移送することにより、取り外し可能な曝気瓶のチャンバ内の液体を曝気することと、最初の曝気ステップ中又はそれに続いて、加圧ガスを、チャンバから、ガス出口ラインに接続されたガスリザーバに移送することと、先行するステップに続いて、取り外し可能な曝気瓶のチャンバ内のガス圧（例えば、取り外し可能な曝気瓶のチャンバのヘッド内のガス圧）を下げ、その後、チャンバのヘッド内の低下したガス圧を実質的に使用して、液体出口ラインによって曝気瓶インターフェースに接続された曝気液分配器出口を介して、取り外し可能な曝気瓶のチャンバから受容器に曝気液を移送して、取り外し可能な曝気瓶のチャンバから曝気液を排出することと、ガスリザーバからの加圧ガスを風味付け液分配器の風味付け液分配機構に供給して、風味付け液の分配を促すことにより、風味付け液分配器から受容器内に風味付け液を分配することとを含む。

一実施形態では、最初の曝気ステップは、取り外し可能な曝気瓶内のガス圧を第１の圧力Ｐ_１まで上げることを含み、及びガス圧を下げるステップは、取り外し可能な曝気瓶内のガス圧を第２の圧力Ｐ_２まで下げることを含む。

一実施形態では、加圧ガスをチャンバからガスリザーバに移送するステップは、実質的に第１の圧力Ｐ_１で貯蔵するためにガスをガスリザーバに移送することを含む。
一実施形態では、風味付け液分配器は、曝気液分配器出口に隣接して位置決めされた風味付け液分配器出口を有する。

一実施形態では、方法は、（例えば、風味付け液と曝気液との空気中混合を達成するために）風味付け液と曝気液とを受容器内に実質的に同時に分配することをさらに含む。
一実施形態では、風味付け液を風味付け液分配器から分配するステップは、風味カプセルを風味付け液分配器内に挿入することを含み、及び風味付け液分配器に供給された加圧ガスは、風味付け液分配器内に受容された風味カプセルに分配力を加えるために（例えば、風味カプセルを開放（例えば、破断）部材に対して付勢し、且つ／又は風味付け液を、開放された風味カプセルから（例えば、風味カプセルを圧潰することによって）送り出すために）、カプセル開放機構を駆動する。

別の実施形態では、風味付け液分配器から風味付け液を分配するステップは、バルク容器（例えば、風味付け液分配器によって受容される）を提供することを含み、及び風味付け液分配器に供給された加圧ガスは、バルク容器に関連付けられたバルク容器分配器モジュールの動作を駆動する。

一実施形態では、曝気デバイスは、本発明の第１の態様のいずれかの実施形態によって定義されるようなデバイスである。
一実施形態では、風味カプセルは、本発明の第４の態様のいずれかの実施形態によって定義される通りである。

本発明の第４の態様によれば、分配される流体（例えば、乾燥又は液体流体）を収容する密封された圧潰可能な容器（例えば、可撓性バッグ又は蛇腹型／ベローズ型容器）と、圧潰可能な容器の端部に取り付けられたキャップであって、流体を分配するための出口（例えば、中央出口）を画定するキャップと、少なくとも１つの刺突要素とを含む（例えば、曝気デバイスのための）カプセルであって、使用時、圧潰可能な容器とキャップとの間（例えば、圧潰可能な容器の端部とキャップとの間）の相対移動は、少なくとも１つの刺突要素が、圧潰可能な容器を破断することを引き起こし、それにより、流体は、圧潰可能な容器から出口に流れることを許容される、カプセルが提供される。

一実施形態では、分配される流体は、乾燥流体（例えば、粉末）である。
別の実施形態では、分配される流体は、液体（例えば、シロップ又はゲル）である。
一実施形態では、分配カプセルは、風味分配カプセルであり、及び流体は、風味付け流体（例えば、風味付け粉末又は風味付け液（例えば、風味付けシロップ又は風味付けゲル））である。

一実施形態では、風味付け流体は、風味付け液（例えば、風味付けシロップ又は風味付けゲル）である。
一実施形態では、少なくとも１つの刺突要素は、キャップ上に提供される。

一実施形態では、少なくとも１つの刺突要素は、出口を中心に周方向に延在する。
一実施形態では、少なくとも１つの刺突要素は、複数の（例えば、出口を中心に周方向に離間された）要素を含む。

別の実施形態では、少なくとも１つの刺突要素は、（例えば、出口を閉囲する）実質的に環状の切断縁部を含む。
一実施形態では、圧潰可能な容器は、少なくとも１つの刺突要素に対して（例えば、風味付け分配器のピストンによって）付勢されるように構成される。

一実施形態では、圧潰可能な容器の端部は、少なくとも１つの刺突要素に対向する破裂可能な膜部を含む。
一実施形態では、実質的に環状の切断縁部は、破裂可能な膜部に対して傾斜している（例えば、実質的に環状の切断縁部の前縁が刺突点を形成する）。

一実施形態では、圧潰可能な容器の端部は、キャップによって受容される。
一実施形態では、圧潰可能な容器の端部は、（例えば、端部がキャップの内側に捕捉されるが、キャップに対して第１の捕捉位置と第２の捕捉位置との間で摺動可能である状態で）キャップ内に摺動可能に受容される。

第１の一連の実施形態では、カプセルは、圧潰可能な容器を収容するためのチャンバを画定する外側スリーブをさらに含む。
一実施形態では、外側スリーブは、圧潰可能な容器の側方側面を実質的に囲むように構成される。

一実施形態では、外側スリーブは、（例えば、カプセル開放機構の）ピストンヘッドを摺動可能に受容するように構成される。
一実施形態では、圧潰可能な容器は、ピストン接触面（例えば、圧潰可能な容器の端部に対して実質的に反対側の端部における）を画定する。

一実施形態では、ピストン接触面は、外側スリーブに対して凹んでいる。
一実施形態では、外側スリーブは、キャップと一体的に形成される（例えば、単一部品として形成される）。

第２の一連の実施形態（例えば、外側スリーブなし）において、キャップは、圧潰可能な容器とキャップとの間の相対移動を防止するように構成された取り外し可能なカラー部（例えば、引き裂きカラー部）をさらに画定し、取り外し可能なカラー部の取り外しは、圧潰可能な容器とキャップとの間の相対移動を可能にする。

一実施形態では、取り外し可能なカラー部は、キャップの上部（例えば、上部周縁部）に接続される（例えば、壊れ易く接続される）。
一実施形態では、取り外し可能なカラー部は、圧潰可能な容器の一部（例えば、下部）を実質的に囲む。

一実施形態では、取り外し可能なカラー部は、突出したプルタブを含む。
一実施形態では、キャップは、圧潰可能な容器の端部を受容するための内側スリーブをさらに画定する。

一実施形態では、圧潰可能な容器の端部は、第１の位置から第２の位置までキャップに対して移動可能であり、第１の位置から第２の位置への端部の移動によって、少なくとも１つの刺突要素が圧潰可能な容器を破断する。

一実施形態では、圧潰可能な容器の端部の前方部分は、圧潰可能な容器が第１の位置にあるときに内側スリーブ内に受容され、及び端部は、圧潰可能な容器が第１の位置から第２の位置に移動するとき、内側スリーブ内にさらに前進するように構成される。

一実施形態では、キャップは、圧潰可能な容器が第１の位置にあるとき、圧潰可能な容器の端部に係合するように構成され、且つ前進方向と反対の方向へのキャップに対する圧潰可能な容器の端部の移動を防止するように構成された第１の保持部材を含む。

一実施形態では、キャップは、圧潰可能な容器が第２の位置にあるとき、圧潰可能な容器の端部に係合するように構成され、且つ前進方向と反対の方向へのキャップに対する圧潰可能な容器の端部の移動を防止するように構成された第２の保持部材を含む。

一実施形態では、第１及び第２の保持部材の１つ又は複数は、前進方向におけるキャップに対する端部の移動を許容する（例えば、端部がキャップに挿入されることを可能にするための傾斜ランプ面を形成する）ように構成された先細形状を有する第１の端部（例えば、前進方向に対する後方端部）を画定するリブ（例えば、連続又は非連続の円周方向に延在するリブ）を含む。

一実施形態では、そのリブ又は各リブは、前進方向と反対の方向へのキャップに対する端部の移動を提示するように構成された第２の端部（例えば、前進方向に対する先端部）をさらに画定する。

一実施形態では、第２の端部は、前進方向／軸に対して実質的に垂直に延在するプロファイルを画定する。
一実施形態では、圧潰可能な容器は、折り畳み式ベローズ状プロファイルを画定する本体を含む。

一実施形態では、圧潰可能な容器は、可撓性パウチプロファイルを画定する本体を含む。
一実施形態では、本体（例えば、折り畳み式ベローズ状プロファイル又は可撓性パウチプロファイルを有する本体）は、流体を受容するための流体貯蔵チャンバと、その先端部の流体貯蔵チャンバへの開口部とを画定する。

一実施形態では、開口部は、破裂可能な膜部によって密封される。
一実施形態では、曝気デバイスは、本発明の第１の態様のいずれかの実施形態によって定義されるようなデバイスである。

本発明の第５の態様によれば、分配される流体（例えば、乾燥又は液体流体）を収容するチャンバを画定する（例えば、実質的に剛性の壁の）容器と、容器のチャンバを密封するプランジャであって、第１の位置と第２の位置との間で容器に対して移動可能であるプランジャとを含むカプセル（例えば、曝気デバイスのためのカプセル）が提供され、容器及びプランジャは、脆弱シール部及び穿刺要素（例えば、内部穿刺要素）を含む相互係合可能な部分を有し、脆弱シール部は、穿刺要素によって穿刺されると、流体をチャンバから分配するために容器内に少なくとも１つの孔を形成するように構成され、使用時、第１の位置から第２の位置への容器に対するプランジャの相対移動は、穿刺要素が、少なくとも１つの孔を形成するために脆弱シール部を穿刺することを引き起こし、第１の位置から第２の位置への容器に対するプランジャの相対移動は、前進方向に行われ、及びプランジャは、容器に対して第２の位置と第３の位置との間で前進方向にさらに移動可能であり、第２の位置から第３の位置への容器に対するプランジャの相対移動は、容器とプランジャとによって囲まれたチャンバの容積を減少させ、且つ流体をチャンバから少なくとも１つの孔を通して流出させ、第１の位置から第２の位置への容器に対するプランジャの移動は、プランジャ又は容器の一方の局所的な部分（例えば、中央部分）の、プランジャ又は容器の前記一方の隣接部分（例えば、周囲の外側部分）に対する相対移動を含む。

このようにして、第１の位置から第２の位置への最初の移動中、容器とプランジャとによって囲まれたチャンバの容積の最小限の減少及びしたがって駆動ピストンの前進に対する最小限の抵抗で脆弱シール部の破壊が達成され得るカプセルが提供される。

一実施形態では、分配される流体は、乾燥流体（例えば、粉末）である。
別の実施形態では、分配される流体は、液体（例えば、シロップ又はゲル）である。
一実施形態では、分配カプセルは、風味分配カプセルであり、及び流体は、風味付け流体（例えば、風味付け粉末又は風味付け液（例えば、風味付けシロップ又は風味付けゲル））である。

一実施形態では、局所的な部分は、中央部分であり、及び隣接部分は、周囲の外側部分（例えば、実質的に環状の周囲の外側部分）である。
一実施形態では、プランジャが第１の位置から第２の位置まで容器に対して移動するとき、局所的な部分は、隣接部分に対して後退位置から前進位置まで移動する。

一実施形態では、第２の位置から第３の位置への容器に対するプランジャの移動は、プランジャ又は容器の前記一方の少なくとも隣接部分の移動（例えば、プランジャ又は容器の前記一方の局所的な部分及び隣接部分の移動）を含む。一実施形態では、第２の位置から第３の位置への移動中、実質的にプランジャ全体が容器に対して移動する。

一実施形態では、プランジャは、ピストン係合面を含む。
一実施形態では、局所的な部分は、プランジャに提供される。この実施形態では、局所的な部分は、ピストン係合面の隆起セクションに関連付けられ得る。一実施形態では、ピストン係合面の隆起セクションは、プランジャの隣接部分のピストン係合面と実質的に同じ高さの位置に移動するように構成される。

別の実施形態では、局所的な部分は、容器（例えば、容器のベース部分）に提供される。
一実施形態では、穿刺要素は、局所的な部分に提供される（それにより、局所的な部分の移動は、穿刺要素を脆弱シールに向かって前進させる）。しかしながら、別の実施形態では、脆弱シールは、局所的な部分に提供され得る（それにより、局所的な部分の移動は、穿刺要素に向かって脆弱シールを前進させる）。

一実施形態では、局所的な部分は、隣接部分に結合された前進可能な部材（例えば、前進可能な中央部材）を含む。
一実施形態では、前進可能な部材は、枢動可能部材又は可撓性部材（例えば、枢動可部材又は可撓性中央部材）を含む。

一実施形態では、局所的な部分は、枢動可能な円錐台状部材を含む。
一実施形態では、局所的な部分は、可撓性ドーム状部材を含む。
一実施形態では、局所的な部分は、可撓性の入り組んだ（例えば、可撓性の起伏のある入り組んだ）部材を含む。

一実施形態では、相互係合可能な部分は、所定の孔プロファイルを有する少なくとも１つの孔を形成するように構成される。このようにして、流体を（例えば、所定の割合で）分配するための制御された流路を形成するように動作可能な風味カプセルが提供され得る。

一実施形態では、第１の位置において、流体の上のチャンバ内に空気空間が提供され、空気空間は、第１の位置から第２の位置への相対移動を実質的に流体の圧縮なしに可能にするように構成される。

一実施形態では、プランジャが第２の位置から第３の位置に移動するとき、容器及びプランジャによって範囲を区切られたチャンバの容積は、実質的にゼロに低減される。
一実施形態では、プランジャは、（例えば、プランジャの後方端部がチャンバの内側に捕捉されるが、第２の位置と第３の位置との間で摺動可能である状態で）チャンバ内に摺動可能に装着される。

一実施形態では、容器は、基（例えば、上）端部及び先（例えば、下）端部を含む。
一実施形態では、チャンバは、プランジャを受容するために基端部に開口部を画定する。

一実施形態では、チャンバは、脆弱シール部と開口部との間（例えば、容器の基部と開口部との間）に延在する周囲チャンバ壁を含む。
一実施形態では、プランジャは、周囲チャンバ壁の内面（例えば、内周面）に対して密封するように構成された周囲密封面を含むヘッド部を含む。

一実施形態では、ヘッド部の周囲密封面は、周囲チャンバ壁の変形によって周囲チャンバ壁の内面に対して密封するように構成される。
一実施形態では、周囲チャンバ壁の内面は、先細である（例えば、開口部から距離が増加するにつれて減少する断面積を有する）。

一実施形態では、ヘッド部の周囲密封面は、周囲チャンバ壁の内面に対して密封するように動作可能な１つ又は複数の密封要素（例えば、伸縮性密封リング）を含む。
一実施形態では、穿刺要素は、長尺状のシャフト（例えば、中央シャフト）を含む。第１の位置では、長尺状のシャフトは、流体の全高を通して、脆弱シール部に隣接する点まで実質的に延在し得る。

一実施形態では、穿刺要素は、プランジャ上に提供され、及び脆弱シール部は、容器上に提供される。しかしながら、別の実施形態では、穿刺要素は、容器上に提供され得、及び脆弱シール部は、プランジャ上に提供される。

脆弱シール部が容器上に提供される場合、一実施形態では、脆弱シール部は、容器の基部上（例えば、容器の基部上の中央の場所）に提供される。
一実施形態では、容器の基部は、流体を脆弱シール部に向かって方向付けるように動作可能な傾斜プロファイルを有する内面を有する。

一実施形態では、プランジャは、容器の基部の内面の対応する傾斜プロファイルを有する内面（例えば、穿刺要素がプランジャ上に提供される場合には後方内面）を有し、それにより、第３の位置では、プランジャの内面（例えば、後方内面）は、容器の基部の内面に実質的に係合して、例えばプランジャが第３の位置にあるときに流体が容器から実質的に評価されることを可能にする）。

一実施形態では、局所的な部分が前進位置にあるとき、プランジャの内面（例えば、穿刺要素がプランジャ上に提供される場合にはプランジャの後方内面）が容器の基部の内面に実質的に係合するように（例えば、プランジャが第３の位置にあるとき、流体が容器から実質的に評価されることを可能にするように）、プランジャ及び容器の基部の対向する内面が構成される。

穿刺要素がプランジャ上に提供される場合、一実施形態では、穿刺要素は、プランジャのヘッド部から脆弱シール部に向かって延在する。
一実施形態では、穿刺要素は、前方孔を形成する部分（例えば、孔を形成する先端又はスパイク）と、後方孔に係合する部分（例えば、孔に係合するシャフト）とを含む。

一実施形態では、穿刺要素の後方孔に係合する部分及び脆弱シール部は、後方孔に係合する部分が、脆弱シール部を破断させる、前方孔を形成する部分によって形成された孔内に係合されるとき、第１及び第２の断面形状が、後方孔に係合する部分の周囲に少なくとも１つの流れ隙間を形成するために組み合わさるように構成された第１及び第２の断面形状を含む。

一実施形態では、第１及び第２の断面形状は、流体が通って流れるための出口を一緒に形成する、後方孔に係合する部分を中心に所定の構成のｎ個の流れ隙間を形成するために組み合わさる。

一実施形態では、ｎ個の流れ隙間は、脆弱シール部の中心軸に対して周方向に離間される（例えば、実質的に等しく周方向に離間される）。
一実施形態では、第１の断面形状は、実質的に円形形状である。

一実施形態では、第２の断面形状は、ｎ個の先端を有する星形（例えば、十字形）又はｎ角形形状である。しかしながら、ｎ個の（例えば、予想通りの大きさの）流れ隙間の形成をもたらす第１及び第２の断面形状のあらゆる組み合わせ（例えば、異なる形状の第１及び第２の断面形状の組み合わせ）は、所望の技術的効果を達成するために適切であり得る。

一実施形態では、第１の断面形状（例えば、実質的な円形形状）は、断面積Ａ_１を有し、及び第２の断面形状（例えば、ｎ角形形状）は、断面積Ａ_２を有する。一実施形態では、Ａ_２＞Ａ_１である。

一実施形態では、穿刺要素の後方孔に係合する部分は、第１の断面形状を含み、及び脆弱シール部は、第２の断面形状を含む。しかし、別の実施形態では、脆弱シール部は、第１の断面形状を含み得、及び穿刺要素の後方孔に係合する部分は、第２の断面形状を含み得る。別の実施形態では、穿刺要素の後方孔に係合する部分及び脆弱シール部のそれぞれは、第１及び第２の断面形状の一部（例えば、一方の形状の半分及び他方の形状の半分）を画定する。

一実施形態では、脆弱シール部は、中心軸（例えば、中心出口軸）から半径方向に延在する複数の周方向に離間された脆弱線を含み、且つ脆弱シール部を複数の変位可能なフラップ部に分割する変位可能なフラッププロファイルを画定する。

一実施形態では、変位可能なフラッププロファイルは、（例えば、フラップのそれぞれの隣接する対が、中心軸から延在して端部領域で終了する脆弱線によって分離される状態で）中心軸からそれぞれの端部領域にそれぞれ延在する複数の周方向に離間された半径方向に延在する変位可能なフラップを含む。

一実施形態では、複数の変位可能なフラップのそれぞれは、屈曲可能な薄壁部（例えば、プラスチック材料の屈曲可能な薄壁部）によって形成される。
一実施形態では、複数の脆弱線のそれぞれは、破断可能な薄壁部（例えば、プラスチック材料の破断可能な薄壁部）によって形成される。

一実施形態では、複数の変位可能なフラップのそれぞれは、（例えば、脆弱線が穿刺要素の穿刺作用によって壊されるとき、フラップの形状を維持するようにフラップを補強するために）脆弱線に沿って延在する補強された縁部を有する。

一実施形態では、それぞれの変位可能なフラップは、（例えば、変位可能なフラップの概念上のヒンジ縁部に隣接する、補強された領域の材料によって形成された）補強されたヒンジ縁部を有する。

一実施形態では、複数の脆弱線は、中心軸に対して実質的に等しく周方向に離間される。
一実施形態では、中心軸に対して実質的に等しい半径方向長さの複数の脆弱線である。

一実施形態では、複数の変位可能なフラップは、実質的に三角形のフラップである。
脆弱シール部が第２の断面形状を含む場合、一実施形態では、変位可能なフラッププロファイルは、ｎ角形の変位可能なフラッププロファイルである。

一実施形態では、ｎ角形の変位可能なフラッププロファイルは、中心軸から延在する複数のｎ個の脆弱線を含み、且つ複数のｎ個の変位可能なフラップ（例えば、ｎ個の実質的に三角形の変位可能なフラップ）を一緒に画定する。

一実施形態では、ｎ≧３（例えば、ｎ≧４、例えばｎ≧５、例えばｎ≧６）である。
一実施形態では、第１及び第２の断面形状は、ｎ個の変位可能なフラップが開位置内に押し入れられるとき、穿刺要素の後方孔に係合する部分が、前方孔を形成する部分によって形成された孔に完全に係合するため、複数のｎ個の流れ隙間が、後方孔に係合する部分を中心に（１つの流れ隙間がｎ角形の外部形状の各頂点において）形成されるように構成される。

一実施形態では、カプセルは、脆弱シール部の下流に（例えば、脆弱シール部が容器基部上に提供される場合、容器の基部の裏面に）提供され、流体を少なくとも１つの孔から受容するように動作可能な出口ノズル（例えば、実質的に円柱の出口ノズル）をさらに含む。

一実施形態では、第３の位置において、穿刺要素の前方部（例えば、後方孔に係合する部分の前方部）は、中心流体案内要素を形成するために出口ノズルの全長に実質的に沿って延びている。

一実施形態では、第３の位置において、穿刺要素の前方部（例えば、穿刺要素の先端又は後方孔に係合する部分の前方部）は、出口ノズルの出口開口部を越えて突出する。
一実施形態では、穿刺要素は、流体をその外面に沿って穿刺要素の先端に向かって方向付けるように構成される。

一実施形態では、穿刺要素は、複数の平行な流体流れを先端に向かって方向付け、且つ流体が先端から離れるときに流体流れを流体の１つの流れに再結合させるように構成される。

別の実施形態では、穿刺要素は、流体流れの複数の噴霧を先端から（例えば、複数の平行な流れを平行に維持することによって）分配するように構成される。
一実施形態では、穿刺要素は、プランジャの外（上若しくは下）面及び／又は容器の外（上若しくは下）面に（例えば、風味付け分配器の（例えば、ＣＯ_２駆動）ピストンによって）加えられた力によって脆弱シール部に対して付勢されるように構成される。

一実施形態では、曝気デバイスは、本発明の第１の態様のいずれかの実施形態によって定義されるようなデバイスである。
ここで、本発明の実施形態について添付図面を参照して例として記載する。

本発明の実施形態による曝気デバイスの概略図である。 図１の曝気デバイスの概略システム図である。 図１の曝気デバイスの一部の概略図である。 図１の曝気デバイスのいくつかの部分の概略システム図である。 図１の曝気デバイスで使用するための、本発明の第１の実施形態による風味カプセルの概略断面図である。 図５の風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図５の風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図５の風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図１の曝気デバイスで使用するための、本発明の第２の実施形態による風味カプセルの概略断面図である。 図１の曝気デバイスで使用するための、本発明の第２の実施形態による風味カプセルの概略断面図である。 図７Ａ～７Ｂの風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図７Ａ～７Ｂの風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図７Ａ～７Ｂの風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図１の曝気デバイスで使用するための、本発明のさらなる実施形態による風味カプセルの概略断面図である。 図９の風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図９の風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図９の風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図９の風味カプセルの分解斜視図である。 図９の風味カプセルの分解側面図である。 図９の風味カプセルの動作を示す概略斜視図である。 図９の風味カプセルの動作を示す概略斜視図である。 図９の風味カプセルの動作を示す概略斜視図である。 図９の風味カプセルの動作を示す概略斜視図である。 図９の風味カプセルの動作を示す概略斜視図である。 図９の風味カプセルの動作を示す概略斜視図である。 図９の風味カプセルの容器の概略斜視図であり、刺突可能なベース部分の脆弱シール部の詳細を示す。 図１３に示された脆弱シール部の概略断面図である。 図９の風味カプセルと共に使用するための代替の容器設計の概略斜視図であり、刺突可能なベース部分の第１の代替の脆弱シール部の詳細を示す。 図１５に示される代替の脆弱シール部の概略断面図である。 図９の風味カプセルと共に使用するためのさらなる代替の容器設計の概略斜視図であり、刺突可能なベース部分の第２の代替の脆弱シール部の詳細を示す。 図１７の代替の脆弱シール部の動作を示す概略詳細図である。 図１７の代替の脆弱シール部の動作を示す概略詳細図である。 図１７の代替の脆弱シール部の動作を示す概略詳細図である。 図１７の代替の脆弱シール部の動作を示す概略詳細図である。 図９のカプセルで使用するための第１の代替プランジャ設計の概略斜視図である。 図１９の第１の代替プランジャ設計の動作を示す概略断面図である。 図１９の第１の代替プランジャ設計の動作を示す概略断面図である。 図９のカプセルで使用するための第２の代替プランジャ設計の概略斜視図である。 図２１の第２の代替プランジャ設計の動作を示す概略断面図である。 図２１の第２の代替プランジャ設計の動作を示す概略断面図である。 図１の曝気デバイスで使用するための、本発明のさらなる実施形態による風味カプセルの概略斜視図である。 図２３Ａの風味カプセルの断面図である。 図２３Ａの風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図２３Ａの風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 図２３Ａの風味カプセルの動作を示す概略断面図である。 発明のさらなる実施形態による曝気デバイスの概略図である。 風味分配器ステージの詳細を示す、図２５の曝気デバイスの概略システム図である。 図２５の曝気デバイスのバルク容器分配器ジュールの概略図である。 曝気デバイスの動作中の図２５の曝気デバイスの風味分配器ステージの動作を示す概略図である。 曝気デバイスの動作中の図２５の曝気デバイスの風味分配器ステージの動作を示す概略図である。 曝気デバイスの動作中の図２５の曝気デバイスの風味分配器ステージの動作を示す概略図である。 曝気デバイスの動作中の図２５の曝気デバイスの風味分配器ステージの動作を示す概略図である。 曝気デバイスの動作中の図２５の曝気デバイスの風味分配器ステージの動作を示す概略図である。 曝気デバイスの動作中の図２５の曝気デバイスの風味分配器ステージの動作を示す概略図である。 図２５の曝気デバイスと共に使用するための代替のバルク容器分配器モジュールの概略断面図である。 図２５の曝気デバイスと共に使用するための代替のバルク容器分配器モジュールの概略断面図である。

図１及び図２は、ハウジング１２並びに曝気する液体（典型的には水）を受容するためのチャンバ３２を画定する取り外し可能な４５０ｍｌの曝気瓶３０と、取り外し可能な曝気瓶３０に係合し、且つチャンバ３２を密封するように動作可能な曝気瓶インターフェース４０と、加圧ＣＯ_２ガスを含有する置換可能なガスシリンダ５０と、ガスシリンダ５０を曝気瓶インターフェース４０に流体接続するように動作可能なガス入口ライン６０と、ガスシリンダ５０からガス入口ライン６０を介して曝気瓶インターフェース４０へのガスの供給を制御するためのガス供給機構７０とを含む曝気ステージ２０を含む、曝気飲料を調製するための携帯型家庭用曝気デバイス１０を示す。

取り外し可能な曝気瓶３０は、基部３４及び先細の開放頂部３６を含む。曝気瓶インターフェース４０は、縦に傾斜した軸に沿って取り外し可能な曝気瓶３０を取り付けることができ、取り外すことができるように枢動可能であり、曝気瓶３０が完全に係合されるとき、取り外し可能な曝気瓶３０の開放頂部３６を密封するように構成される。曝気瓶インターフェース４０は、ガス入口ライン６０の一部を形成するガス入口管６２を含み、ガス入口管６２は、取り外し可能な曝気瓶３０が曝気瓶インターフェース４０によって係合されるとき、取り外し可能な曝気瓶３０のチャンバ３２の内側に延在するように構成され、加圧ガスをチャンバ３２内に含有された液体中に放出するためのガス入口ノズル６２Ａを有する。

図３に示されるように、ガス供給機構７０は、ガスシリンダ５０からガスが流れることを選択的に許容するように動作可能な弁７２及びガス供給機構ソレノイド７６によって駆動される枢動可能な弁作動部材７４を含む。

曝気ステージ２０に加えて、曝気デバイス１０は、電子制御装置８０並びに２つの任意選択的に作動可能なステージ：曝気液分配器ステージ１００及び風味分配器ステージ２００をさらに含む。

曝気液分配器ステージ１００は、曝気液を飲料容器１５０内に分配するための曝気液分配器出口１１０と、取り外し可能な曝気瓶３０のチャンバ３２から曝気液分配器出口１１０に曝気液が流れることを可能にするために、曝気瓶インターフェース４０を曝気液分配器出口１１０に流体連結するように動作可能な液体出口ライン１２０と、取り外し可能な曝気瓶３０から液体出口ライン１２０を介して曝気液分配器出口１１０への曝気液の排出を制御するための液流制御装置１３０とを含む。液流制御装置１３０は、液流電磁弁１３２及び流量調整器１３４を含む。

液体出口ライン１２０は、取り外し可能な曝気瓶３０が曝気瓶インターフェース４０によって係合されるとき、チャンバ３２の最下部に位置付けられた曝気液を受容するための開口部１２２Ａを有する曝気瓶インターフェース４０によって支持された浸漬管１２２を含む。

風味分配器ステージ２００は、風味付け液分配器出口２１２及び風味分配器機構２１４を含む風味付け液分配器２１０と、取り外し可能な曝気瓶３０のヘッドスペースから風味付け液分配器２１０にガスを供給するように動作可能なガス出口ライン２２０であって、曝気瓶インターフェース４０内に提供されたガス出口２２２を含むガス出口ライン２２０と、取り外し可能な曝気瓶３０からガス出口ライン２２０を介して風味分配器機構２１４へのガスの排出を制御するためのガス出口電磁弁２３０と、放出弁２３２と、ガス出口２２２とガス出口電磁弁２３０との間でガス出口ライン２２０に流体接続された圧力制御ステージ２４０とを含む。

風味付け液分配器出口２１２は、風味付け液及び曝気液の両方が飲料容器１５０内に同時に分配されることを可能にするために、曝気液分配器出口１１０に隣接して位置付けられ、風味付け液分配器出口２１２及び曝気液分配器出口１１０は、飲料容器１５０内で風味付け液と曝気液との空気中混合を行うように位置付けられる。このようにして風味付け液を分配した後、装置由来の風味付け液を洗浄する必要性が最小限に抑えられる。

風味分配器機構２１４は、使い捨ての風味カプセル３００を受容するための風味カプセル受容器２１６及び圧力駆動ピストン２１８を含む。ピストン２１８は、曝気プロセス中に取り外し可能な曝気瓶３０のチャンバ３２のヘッド内で発生したガス圧からのガス圧により、ガス出口ライン２２０を介して作動され、シロップポンプとして作用する。

図５に示されるように、風味カプセル３００は、風味付けシロップ３２０を収容する密封された圧潰可能な容器３１０と、圧潰可能な容器３１０の端部３１２を摺動可能に受容するための容器受領部３３２並びに風味付けシロップ３２０を分配するための中央出口３３６を画定する基部３３４及び基部３３４から延在し、中央出口３３６を中心に周方向に延在する少なくとも１つの刺突要素３３８を画定するキャップ３３０とを含む。

圧潰可能な容器３１０は、風味付けシロップ３２０を受容するためのチャンバ３１６を画定する可撓性パウチ部３１４と、ピストン接触面３１４Ａと、チャンバへの開口部を密封する破裂可能な膜部３１８とを含み、破裂可能な膜部３１８は、圧潰可能な容器の端部３１２に置かれる。

少なくとも１つの刺突要素３３８は、中央出口３３６を中心に周方向に離間された複数の要素又は中央出口３３６を実質的に閉囲する実質的に環状の切断縁部を含み得る。
圧力制御ステージ２４０は、関連付けられた逆止弁２５４を有する２７ｍｌガスリザーバチャンバ２５２の形態のガスリザーバ２５０と、チャンバ３２内のガス圧を環境に開放するように動作可能な排気電磁弁２４２と、圧力スイッチ２４４と、グラファイト破裂ディスク２４６及び機械的圧力開放弁２４８の形態の安全機能とを含む。

電子制御装置８０は、ガス供給機構ソレノイド７６、液流電磁弁１３２、ガス出口電磁弁２３０、放出弁２３２及び排気電磁弁２４２のそれぞれの動作を制御するためのユーザ入力に応答する。圧力スイッチ２４４は、チャンバ３２内の圧力を監視し、ａ）適切な炭化圧力がチャンバ内で達成されたとき、ガス供給機構ソレノイド７６を遮断し、且つｂ）排気電磁弁２４２を開放して、チャンバ内の圧力を所定の曝気液分配レベルまで低減するようにシステムに命令するために使用される。

使用時、曝気液は、曝気デバイス１０から以下の２つの独特な方法で分配され得る：使用者は、取り外し可能な曝気瓶３０を曝気瓶インターフェース４０から切り離し、曝気液を取り外し可能な曝気瓶３０から分配し得る（例えば、風味付けが追加されない場合若しくは風味付け液の瓶からの風味付けが所望される場合）か、又は取り外し可能な曝気瓶３０を曝気瓶インターフェース４０に密封して連結したままで、曝気液を曝気液分配器出口８０から風味付けの有無に関わらず分配するように制御装置を作動させ得る。

曝気デバイス１０が作動すると、電子制御装置８０がガス供給機構ソレノイド７６を開いて、取り外し可能な曝気瓶内に含有された液体を曝気する初期曝気ステップが開始される。通常、これは、６００～１０００ｋＰａ（６～１０バール）の範囲のヘッドスペース圧力を発生させ、このヘッドスペース圧力のガスは、開放したガス排出ライン２２０を介してガスリザーバチャンバ２５２に集まる。

曝気液分配器出口からの分配が不要である場合、取り外し可能な曝気瓶は、この段階で取り外すことができ、制御装置は、放出弁２３２及び排気電磁弁２４２を介してガスリザーバチャンバ２５２からガスを排出する。

曝気液分配器出口からの分配が選択される場合、電子制御装置８０は、ヘッドスペース圧力を好ましい液体移送値（この例では約３００ｋＰａ（約３バール））まで低減するために排気電磁弁２４２を開き、その後、排気電磁弁２４２を閉じ、液流電磁弁１３２を開いて、曝気プロセス中に密封チャンバ３２のヘッド内で発生したガス圧を使用して、曝気液を、取り外し可能な曝気瓶３０から液体出口ライン１２０を介して曝気液分配器出口８０に移送することを可能にする。流量調整器１０４は、取り外し可能な曝気瓶３０から曝気液分配器出口８０に曝気液が排出されるとき、液分配器出口８０からの曝気液の実質的に一定の体積流量を維持する。チャンバ３２からの曝気液の排出は、ヘッド圧力が不十分で継続できなくなるまで続く。

風味付けの分配が選択される場合、電子制御装置８０は、ガスリザーバチャンバ２５２からガス出口ライン２２０を介して風味分配器機構２１４に加圧ガスを移送することを可能にするために、液流電磁弁１３２と並行してガス出口電磁弁２３０を追加として開く。ガスリザーバチャンバ２５２内のガスは、実質的に初期曝気圧であるため、風味付け分配器機構は、曝気液分配器よりも高い圧力によって駆動される。ガスリザーバチャンバ２５２からの比較的高い圧力ガスにより、風味分配器機構２１４のピストン２１８は、設置された風味カプセル３００のピストン接触面３１４Ａに向かって駆動され、圧潰可能な容器３１０の端部３１２をキャップ３３０の基部３３４に向かって付勢し、それにより少なくとも１つの刺突要素３３８が圧潰可能な容器３１０の破裂可能な膜部３１８を破断して、風味付けシロップ３２０が圧潰可能な袋３１０から中央出口３３６に流れることを可能にする（図６Ａ及び図６Ｂ）。破裂可能な膜部３１８が破断されると、ガス圧は、圧潰可能な容器３１０を実質的に折り畳むためにピストン２１８を前方に駆動し続け、それにより実質的に全ての風味付けシロップ３２０を風味カプセル３００から運んで、風味付け液分配器出口２１２から出す（図６Ｃ）。このようにして計量された投与量（曝気液へのシロップの正確な測定値）は、従来の家庭用炭酸デバイス内の廃棄されるであろうガス圧を使用して動作される風味分配器機構２１４で追加され得る。

図４を参照すると、典型的な動作シーケンスの一例が示されており、これは、曝気液分配器出口からの分配が風味付けの分配と組み合わせて選択された状況のものである。
フェーズ１
排気弁２４２が閉じる。

一時停止（０．２秒）。
ガス供給弁７６が開く（圧力センサは８００ｋＰａ（８バール）に設定）。
一時停止（０．２秒）。

ガス供給弁７６が閉じる。
フェーズ２
排気弁２４２が開く（圧力が３００ｋＰａ（３バール）に下がる）。

排気弁２４２が閉じる。
一時停止（０．５秒）。
液流弁１３２が開く（１４秒）。

ガス出口電磁弁２３０が３秒後に開く。
液流弁１３２及びガス出口電磁弁２３０が閉じる。
フェーズ３
排気弁２４２が開く。

有利には、ガスリザーバ２５０を提供することにより、曝気液分配及び風味付け分配のために使用されるガス圧が異なり、異なる作業に最適な値に設定されることを可能にする。例えば、状況により、曝気液の分配後の炭酸の所望の保持レベルを確実にするために、曝気液分配ステップでより低い圧力が望ましい場合がある。さらに、ガスリザーバ２５０は、加圧ガスの複数回チャージを可能にするような大きさにすることができる（例えば、複数の風味カプセルの使用を可能にするためであり、これは、大容量の取り外し可能な曝気瓶を受容することができる機械に望ましい場合がある）。

図７Ａ及び図７Ｂは、図１の曝気デバイス１０の修正された形態と共に使用するための風味カプセル３００’の第１の代替実施形態を示し、風味カプセル３００’は、以下を含む：風味付けシロップ３２０’を含む密封された圧潰可能な容器３１０’及び圧潰可能な容器３１０’の本体部分３１４’を受容するための外側スリーブ部分３３１Ａと、圧潰可能な容器３１０’の端部３１２’を摺動可能に受容するための内側スリーブ３３２’を画定するキャップ部分３３１Ｂと、風味付けシロップ３２０’を分配するための中央出口３３６’を画定するベース部分３３４’と、中央出口３３６’に隣接してベース部分３３４’から延在する少なくとも１つの刺突要素３３８’とを含む一体型外側スリーブ／キャップ３３０’。

圧潰可能な容器３１０’の本体部分３１４’は、折り畳まれるベローズ形状を有し、風味付けシロップ３２０’を受容するためのチャンバ３１６’、ピストン接触面３１４Ａ’及びチャンバ３１６’への開口部を密封する破裂可能な膜部分３１８’を画定し、破裂可能な膜部分３１８’は、圧潰可能な容器の端部３１２’に位置する。

示されるように、キャップ部分３３１Ｂは、圧潰可能な容器の端部３１２’に提供されたロックフランジ３１２Ａを摺動可能に受容するための中間スリーブ３３３をさらに含み、中間スリーブ３３３は、前進方向へのロックフランジ３１２の前進を可能にするが、反対方向へのロックフランジ３１２の引き抜きを防止する先細形状を特徴とする第１及び第２の保持部材３３３Ａ、３３３Ｂを含み、それにより圧潰可能な容器３１０’を一体型外側スリーブ／キャップ３３０’内に保持する。

一実施形態では、本体部分３１４’は、高性能ポリエチレン（ＨＰＰＥ：ｈｉｇｈ ｐｅｒｆｏｒｍａｎｃｅ ｐｏｌｙｅｔｈｙｌｅｎｅ）から形成される。
一実施形態では、一体型外側スリーブ／キャップ３３０’は、高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ：ｈｉｇｈ ｄｅｎｓｉｔｙ ｐｏｌｙｅｔｈｙｌｅｎｅ）から形成される。

一実施形態では、破裂可能な膜部分３１８’は、溶着ＨＰＰＥ膜である（例えば、充填ライン上のプロセスで溶着される）。
図８Ａ～８Ｃを参照すると、曝気デバイス１０のピストン２１８は、設置された風味カプセル３００’のピストン接触面３１４Ａ’に向かって前進し、圧潰可能な容器３１０’の端部３１２’をキャップ３３０’のベース部分３３４’に向かって付勢し、それにより少なくとも１つの刺突要素３３８’が圧潰可能な容器３１０’の破裂可能な膜部分３１８’を破断させ、風味付けシロップ３２０’が圧潰可能な容器３１０’から中央出口３３６’に流れることを可能にする（図８Ａ及び図８Ｂ）。破裂可能な膜部分３１８’が破断すると、ガス圧がピストン２１８’を前進させ続け、圧潰可能な容器３１０’を実質的に圧潰し、それにより実質的に全ての風味付けシロップ３２０’を風味カプセル３００’から押し出し、風味付け液分配器出口２１２の外に押し出す（図８Ｃ）。

図９～１４は、曝気デバイス１０内で使用するための風味カプセル４００の第２の代替実施形態を示す。
風味カプセル４００は、風味付けシロップ４３０を収容するチャンバ４２０を画定する実質的に剛性の容器４１０と、容器のチャンバ４２０内に摺動可能に装着され、且つチャンバ４２０を密封するプランジャ４４０とを含む２部構造を含む。容器４１０は、チャンバ４２０への開口部４２２が置かれる基端部４１０Ａ及び円筒出口ノズル４１４を備えた基部４１２を形成する先端部４１０Ｂを含む。空気空間４２６は、第１の位置から第２の位置へのプランジャ４４０の移動を許容するために、風味付けシロップのいかなる圧縮も実質的に必要とすることなくチャンバ内で風味付けシロップ４３０の上に提供される。

図１１Ａ～１１Ｂ及び図１０に示されるように、容器４１０及びプランジャ４４０は、出口ノズル４１４の真上の容器４１０の基部４１２上に提供された中央の脆弱シール部４５０及びプランジャ４４０上に提供された中央穿刺要素４６０を含む相互係合可能な部分を有する。脆弱シール部４５０は、穿刺要素４６０によって穿刺されたとき、風味付けシロップを分配するための中央孔４７０を形成するように構成される。

図１１Ａ及び図１１Ｂに示されるように、チャンバ４２０は、容器４１０の基部４１２と開口部４２２との間に延在する先細の周囲チャンバ壁４２４を含み、周囲チャンバ壁４２４は、開口部４２２からの距離が増加するにつれて低減する断面積を有する。

プランジャ４４０は、ピストン２１８によって係合されるように構成されたピストン接触面４４１Ａ（隆起した中央スピゴットセクション４４１Ｂ及び環状周囲部分４４２Ｂを含む）を画定する上面４４１と、周囲チャンバ壁４２４の内周面４２４Ａに対して密封するように構成された周囲密封面４４４とを含むヘッド部分４４２を含み、周囲密封面４４４は、少なくとも１つの密封リング４４６を含む。先細の点から考えると、ヘッド部分４４２は、周囲チャンバ壁４２４の変形によって周囲チャンバ壁４２４の内周面４２４Ａに対して密封するように構成される。

図１０Ａ～１０Ｃに示されるように、プランジャ４４０のヘッド部分４４２は、穿刺要素４６０を取り囲み、環状周囲部分４４２Ｂに枢動可能に結合された外周を有する円錐台形状を有する枢動可能な局所的な中央部分４４２Ａを含む。

図１０Ｂに示すように、駆動ピストン（図示せず）の前進は、隆起した中央スピゴットセクション４４１Ｂに係合し、局所的な中央部分４４２Ａを枢動させ、環状周囲部分４４２Ｂがその初期位置に留まる間、穿刺要素４６０を脆弱シール部４５０に対して付勢する。このようにして、チャンバ４２０から風味付けシロップ４３０を分配するための孔４７０を形成するための脆弱シール部４５０の破壊は、駆動ピストンに対する最小限の抵抗（例えば、最小限の空気圧縮、プランジャ４４０と容器４１０との間の摺動摩擦なし）で達成される。

示されるように、容器４１０の基部４１２は、風味付けシロップ４３０を脆弱シール部４５０に向かって方向付けるように動作する傾斜プロファイルを備えた内面４１２Ａを有し、プランジャ４４０のヘッド部分４４２は、対応する傾斜プロファイルを備えた後方内面４４２Ａを有し、局所的な中央部分４４２Ａが前進位置へ移動されると、それにより、第３の位置では、ヘッド部分４４２の後方内面４４２Ａは、容器４１０の基部４１２の内面４４２Ａを実質的に係合する。

穿刺要素４６０は、プランジャ４４０のヘッド部分４４２から風味付けシロップ４３０を通して脆弱シール部４５０に向かって延在する後方孔に係合するシャフト４６２と、前方孔を形成するスパイク４６４とを含む。

示されるように、後方孔に係合するシャフト４６２及び前方孔を形成するスパイク４６４は、十字形断面を有する。
後方孔に係合するシャフト４６２は、断面積Ａ_１の第１の断面形状を有し、脆弱シール部４５０は、所定の流れ隙間構成を形成するために、後方孔に係合するシャフト４６２の第１の断面形状と組み合わせるように構成された断面積Ａ_２（ここで、Ａ_１＜Ａ_２である）の第２の断面形状を含む。

示された例では、第１の断面形状は、ｎ個の先端を有する星形（この例では十字形）であり、図１３及び図１４に示されるように、第２の断面形状は、平坦な一定の直径の円形断面形状である。このようにして、第１及び第２の断面形状は、後方孔に係合するシャフト４６２が形成された孔４７０内に、１つの流れ隙間がｎ個の辺の星形の各頂点にある状態で完全に係合されるとき、後方孔に係合するシャフト４６２を中心にｎ個が実質的に等しく周方向に離間された流れ隙間４７２の所定の構成を形成するように組み合わされる。これは、チャンバ４２０から流出する流体の流れを制御する。

前方孔を形成するスパイク４６４によって破断されたとき（図１２Ｄ～１２Ｆ）、変位可能な三角形のフラップ部４５４は、外側に折り畳まれて４つの三角形の花弁及び４つの小さい流れ隙間４７２を形成する。

使用時に最初に穿刺するステップ中、プランジャ４４０の局所的な中央部分４４２Ａは、容器４１０及び環状周囲部分４４２Ｂに対して（例えば、上面４４１に提供された中央スピゴット４４１Ｂ対して駆動するＣＯ_２圧力によって作動された駆動ピストン２１８によって）第１の位置（図１０Ａ）から第２の位置（図１０Ｂ）に移動可能であり、容器４１０に対する第１の位置から第２の位置へのプランジャ４４０の局所的な中央部分４４２の移動により、穿刺要素４６０は、チャンバ４２０から風味付けシロップ４３０を分配するための孔４７０を形成するように脆弱シール部４５０を穿刺する。

脆弱シール部４５０が穿刺されると、全体プランジャ４４０（ここで、局所的な中央部分４４２Ａは、前進位置にある）は、排出するステップ中に容器４１０に対して第３の位置（図１０Ｃ）にさらに移動可能であり、ここで、駆動ピストンは、中央スピゴット４４１Ｂ及び環状周囲部分４４２Ｂに当接し、プランジャ４４０が容器４１０に対して第２の位置から第３の位置に移動することにより、風味付けシロップ４３０をチャンバ４２０から流出させて孔４７０を通過させる。

第３の位置では、穿刺要素４６０は、中央風味付け流れ案内要素を形成するために、出口ノズル４１４の全長に実質的に沿って延在する。
風味カプセル４００の一部４１０及び４４０の両方（並びに曝気デバイス１０の関連部）は、熱可塑性高分子と同様に、生体材料、生分解可能及び堆肥可能材料の範囲からも作成されるように設計され得る。

風味付けシロップは、穿刺要素４６０の側面を流れ落ち、風味付けシロップが頂部を離れると流体の１つの流れに戻る。
代替設計では、スパイクは、流体の複数の噴霧が発生するように、個々の噴霧を１つの流れに戻さなくてもよい。

脆弱シール部４５０が破断すると、ガス圧は、ピストン２１８を前方に駆動し続けて、実質的に全ての風味付けシロップ４３０を風味カプセル４００から押し出し、出口ノズル４１４の外に押し出す。

図１５及び図１６は、風味カプセル４００に使用するための代替容器４１０’を示し（共通する特徴に適宜ラベルを付す）、脆弱シール部４５０の平坦な一定直径の円形断面形状が円錐台状の円形断面形状４５０’に置き換えられた代替脆弱シール部４５０’を含む。

図１７及び図１８Ａ～Ｄは、風味カプセル４００に使用するためのさらに別の代替容器４１０’’を示し（ここでも共通する特徴に適宜ラベル付けを付す）、円形断面形状を有する穿刺要素と共に使用するための脆弱シール部４５０’’を含む。示されるように、脆弱シール部４５０’’は、それぞれプラスチック材料の破断可能な薄壁セクションによって形成され、中心軸「Ａ」から端部領域４５３Ａまで半径方向に延在する、複数の実質的に等しい長さであり且つ円周方向に等間隔に配置されたｎ本の弱化線４５３を含む変位可能なフラップ形状４５２を画定する。ｎ本の弱化線４５３は、それぞれプラスチック材料の曲げ可能な薄壁セクションによって形成され、弱化線４５３によって分離された、複数の円周方向に間隔をあけた半径方向に延在するｎ個の変位可能な三角形フラップ部分４５４に脆弱シール部４５０を分割する。代替的な設計では、変位可能なフラップ形状は、追加部品であり得るか、又は２種類の異なる材料を組み込んだツーショット成形品であり得る。

複数のｎ個の変位可能な三角形フラップ４５４のそれぞれは、穿刺要素の穿刺作用によって弱化線が破られるときにフラップがその形状を維持するように促すために、弱化線４５３に沿って延在する補強縁部４５４Ａと、各ヒンジ縁部に隣接する材料の補強領域４５５によって形成される補強ヒンジ縁部４５４Ｂとを有する。

前方孔形成スパイク４６４（図１８Ａ～１８Ｄ）によって破断されると、変位可能な三角形フラップ部分４５４は、外側に曲げられ、三角形の花弁及び６つの小さい流れ隙間４７２を形成する。

前の実施形態と同様に、風味付けシロップは、穿刺要素の側面を下方に流れ、先端から離れると１つの流体の流れに戻る。
再び代替の設計では、スパイクは、流体の複数の噴流が生成されるように、個々の噴流を１つの流れに戻さないことがある。

図１９及び図２０Ａ～Ｂは、風味カプセル４００内で使用するための代替プランジャ４４０’を示し（共通する特徴に適宜ラベルを付す）、局所的中央部分４４２Ａと均等な方法で動作するように構成された可撓性ドーム状プロファイルを有する局所的中央部分４４２Ａ’を含む。

図２１及び図２２Ａ～Ｂは、風味カプセル４００内で使用するためのさらに別の代替プランジャ４４０’’を示し（共通する特徴に適宜ラベルを付す）、局所的中央部分４４２Ａと均等な方法で動作するように構成された可撓性の起伏のある入り組んだプロファイルを有する局所的中央部分４４２Ａ’’を含む。

図２３Ａ及び図２３Ｂは、図１の曝気デバイス１０の修正形態と共に使用するための風味カプセル５００のさらなる代替実施形態を示し、風味カプセル５００は、風味付けシロップ５２０を収容する密封された圧潰可能な容器５１０、キャップ５３０及びプルタブ部分５４２を有する引き裂きカラー５４０を含む。

キャップ５３０は、フレア状の上部５３０Ａ及び円筒状の下部５３０Ｂを含む。下部５３０Ｂは、圧潰可能な容器５１０の端部５１２を摺動可能に受容するためのスリーブ５３２と、風味付けシロップ５２０を分配するための中央出口５３６を画定するベース部分５３４と、中央出口５３６に隣接してベース部分５３４から延在する少なくとも１つの刺突要素５３８とを画定する。引き裂きカラー５４０は、フレア状上部５３０Ａの上方周縁部５３１に壊れ易く接続され、圧潰可能な容器５１０の本体部分５１４の先端部５１４Ｂを囲み、且つそれに当接するように構成される。

圧潰可能な容器５１０の本体部分５１４は、折り畳まれるベローズ形状を有し、風味付けシロップ５２０を受容するためのチャンバ５１６、ピストン接触面５１４Ａ及びチャンバ５１６への開口部を密封する破裂可能な膜部分５１８を画定し、破裂可能な膜部分５１８は、圧潰可能な容器の端部５１２に位置する。

示されるように、内側スリーブ５３２及び端部５１２は、端部５１２の前進方向への前進を可能にするが、反対方向への端部５１２の引き抜きを防止するために、協働する保持部材５５０Ａ、５５０Ｂ（例えば、突出した環状リブ）を含み、それにより圧潰可能な容器５１０をキャップ５３０内に保持する。

図２４Ａ～２４Ｃを参照して示されるように、引き裂きカラー５４０は、圧潰可能な容器５１０の端部５１２を少なくとも１つの刺突要素５３８に向かって前進させることを可能にするために、（例えば、使用者がプルタブ部分５４２を引っ張ることによって）最初に取り外されなければならない。このようにして、輸送中又は落下中の風味カプセル５００の偶発的な作動を防止することができる。引き裂きカラー５４０は、開封明示機能としても機能し得る。

一実施形態では、本体部分５１４及びキャップ５３０は、中密度ポリエチレン（ＭＤＰＥ：ｍｅｄｉｕｍ ｄｅｎｓｉｔｙ ｐｏｌｙｅｔｈｙｌｅｎｅ）から形成される。
一実施形態では、破裂可能膜部分５１８は、ヒートシール膜である（例えば、充填ライン上のプロセスでヒートシールされる）。

一実施形態では、風味カプセル３００、３００’、４００、５００は、バーコードを含み得、電子制御装置８０は、さらに向上した風味付けの投与量を実現するために、バーコードに基づいて（例えば、バーコードリーダモジュールを使用して）分配パラメータ（例えば、必要な曝気の程度及び／又は水体積）を選択するように動作する。

本発明のさらなる実施形態によれば、図２５は、曝気デバイス１０に基づく曝気飲料を調製するための代替の携帯型家庭用曝気デバイス１０’を示し（共通する特徴に適宜ラベルを付す）、カプセル３００及び関連するカプセル分配部品は、風味付け液出口２１２’を組み込んだ一体型バルク容器分配モジュール６１０を有する取り外し可能なバルク容器６００に置き換えられている。さらに、任意選択的な低圧空気ポンプ２６０は、逆止弁２６２を介してガス出口ライン２２０’に接続され、分配段階中にチャンバ３２’のヘッドスペースに低圧ガスの一定流量を供給し、取り外し可能な瓶３０’から曝気液分配器出口１１０’に曝気液を移送する。

バルク容器６００は、ネック部６０４を有する通気性固定容積（例えば、非圧潰性）瓶６０２を含む。バルク容器６００は、曝気デバイス１０’の複数回の使用にわたって複数回分の一定量の風味付けシロップを供給するように構成される。バルク容器分配モジュール６１０及び風味付け液出口２１２’が容器に一体化されるため、異なる風味のバルク容器を風味汚染のリスクなしに容易に交換することができる。一般に、バルク容器６００は、単純なプラグイン式デバイスであり得る。バルク容器界面の圧力が実質的に均衡しているため、保持機能は必要ない。

図２６Ａ及び図２６Ｂに示されるように、バルク容器分配モジュール６１０は、ハウジング１２’によって支持されたバルク容器受容器２７０と係合するように構成された上部キャップ部分６２０及び下部ハウジング６３０を含み、バルク容器受容器２７０は、ベース２７０Ａと、ベースから延在する直立環状壁２７０Ｂとを含む。

上部キャップ部分６２０は、瓶６０２のネック部６０４を受容するように構成されたカラー６２０Ａと、ベース部分６２０Ｂとを含む。ベース部分６２０Ｂは、風味付けシロップが重力下で瓶６０２から流出することを可能にするための逆止め入口フラップ弁６２３と関連付けられた複数の入口孔６２２と、半径方向最外側のガス入口６２６からガス出口弁６２９と関連付けられた隆起した中央ガス出口６２８まで延在するガスライン６２４とを画定する。環状シール６２１は、瓶６０２と上部キャップ部分６２０との間の接続をシールする。

下部ハウジング６３０は、入口孔６２２を介してバルク容器６００から風味付けシロップを受け取るように構成された計量チャンバ６３４を画定する円筒形上部ハウジングセクション６３２と、バルク容器受容器２７０のベース２７０Ａに提供された孔２７４に係合するように構成された縮径円筒形ノズルハウジング６３６とを含む。ノズルハウジング６３６は、ガス入口６７２と計量チャンバ６３４との間に延在するガスライン６７０をさらに画定する。

細径の先端６５０Ａ及び広径の後方端６５０Ｂを含む中央シャフト６５０は、上部キャップ部分６２０によって支持され、計量チャンバ６３４を通して中央に延在する。ノズルハウジング６３６は、中央シャフト６５０の先端６５０Ａを受容するための中央ボア６３８を画定する。中央シャフト６５０は、入口ポート６５４と出口ポート６５６との間に延在する中央通路６５２を画定する。

中央シャフト６５０に取り付けられるのは、計量チャンバ６３４に受容される上部ダイヤフラム部分７１０と、ボア６３８に受容される下部ダイヤフラム部分７２０とを含む可撓性シリコーン製ダイヤフラム構成要素７００である。

上部ダイヤフラム部分７１０は、中央シャフト６５０の後方端６５０Ｂの下端に結合され、計量チャンバ６３４の上部周縁に結合される。
下部ダイヤフラム部分７２０は、出口ポート６５６を覆う圧力作動式スリーブ弁７２２を形成し、風味付け液出口２１２’として機能する出口ノズル７４０を画定する端部７３０を含む。

示されるように、下部ダイヤフラム部分７２０によって形成される出口ノズル７４０及びスリーブ弁７２２と上部ダイヤフラム部分７１０とは、可撓性シリコーンの単一の連続片として形成される。

上部ダイヤフラム部分７１０は、計量チャンバ６３４内において後退位置（図２７Ｄに示す）と前進位置（図２７Ｆに示す）との間で移動可能であり、後退位置から前進位置への移動により、計量チャンバ６３４内に受容された風味付けシロップが入口ポート６５４に入り、中央通路６５２を通して出口ポート６５６に流れ、圧力作動式スリーブ弁７２２により風味付けシロップが出口ノズル７４０を通して分配される。上部ダイヤフラム部分７１０の前進位置から後退位置への移動により、風味付けシロップが瓶６０２から計量チャンバ６３４に入る。

バルク容器受容器２７０の環状壁２７０Ｂは、開放頂部型のＣＯ_２収集領域２７２（例えば、開放バケット領域）を画定し、これは、バルク容器分配モジュール６１０を取り囲み、ベンチャーノズル２８０に接続されたＣＯ_２供給管２７４を介して、排気サイクル中に取り外し可能な瓶３０’からＣＯ_２を受け取るように構成される。ベンチュリノズル２８０は、排気サイクル中に取り外し可能な曝気瓶３０’からＣＯ_２収集領域２７２に流れるガスを受け取るように構成され、ガス入口６７２に接続された上流タップ２８２を含む。ＣＯ_２供給管２７４を介してＣＯ_２収集領域２７２に入る排気ガスは、分配モジュール６１０のガス入口６２６の周囲の環境に押し寄せ、計量チャンバ６３４が風味付けシロップで満たされるにつれて、ガスライン６２４／ガス出口６２８を介して瓶６０２にＣＯ_２が引き込まれることを可能にする。開放頂部のため、余分なＣＯ_２は、ＣＯ_２収集領域２７２から大気中に排出され、圧力が瓶６０２内に蓄積されることを防ぐ。この例では、ＣＯ_２の押し寄せが示されているが、単純な空気充填ベントも可能である（例えば、瓶６０２内の風味付けシロップが空気との長時間の接触に適している場合）。

動作中、曝気デバイス１０’は、曝気デバイス１０と同じ機能性を提供する（例えば、取り外し可能な曝気瓶３０’から直接、又は風味付け液出口２１２’を介した任意選択的な風味付けと共に曝気液分配器出口８０’を介して曝気液を分配する能力）。しかしながら、図２７Ａ～２７Ｆに示されるように、ガスサイクルは、内部構造の変更を考慮して修正される。

ステップ１（図２７Ａ）では、システムは、上部ダイヤフラム部分７１０が前進位置にある休止状態にある。排気電磁弁２４２’は、開いており、３／２ガス出口電磁弁２３０’を介したガスリザーバ２５０’接続は、閉じている。

ステップ２（図２７Ｂ）では、システムが炭酸化している間、排気電磁弁２４２’は、閉じられている。このステップ中、取り外し可能な曝気瓶３０’のヘッドスペースからの加圧されたＣＯ_２は、後に風味付けシロップを分配する際に使用するためにガスリザーバ２５０’に渡される。３／２ガス出口電磁弁２３０’を介したガスリザーバ２５０’接続は、ガスリザーバ２５０’からの加圧ＣＯ_２の放出を防ぐために閉じたままである。

ステップ３（図２７Ｃ）において、排気電磁弁２４２’は、システムが、取り外し可能な曝気瓶３０’のヘッドスペース内の圧力をより低い圧力まで下げる（この場合、曝気液の分配は、空気ポンプ２６０によって供給されるガス圧を使用するため、ほぼ大気圧まで下げる）ために排気サイクルを実行する際に開かれる。排出されたＣＯ_２がベンチュリノズル２８０を通過するとき、ベンチュリノズル２８０は、上流タップ２８２で負圧を発生させ、上部ダイヤフラム部分７１０を後退位置に吸引し、計量チャンバ６３４を風味付けシロップで満たす。この場合にも、３／２ガス出口電磁弁２３０’を介したガスリザーバ２５０’接続は、ガスリザーバ２５０’からの加圧ＣＯ_２の放出を防ぐために閉じたままである。複数の炭酸化サイクルの場合、排気電磁弁２４２’は、炭酸化サイクル中及び炭酸化の終わりに作動させることができる。

ステップ４（図２７Ｄ）では、排気サイクルが完了し、計量チャンバ６３４に一定量の風味付けシロップが完全に充填される。
ステップ５（図２７Ｅ）では、システムは、分配中であり、ここで、空気ポンプ２６０は、取り外し可能な曝気瓶３０’のヘッドスペースに低圧の空気を送り、浸漬管１２２’を通して曝気液を曝気液分配器出口８０’に押し上げる。この分配モードでは、排気電磁弁２４２’は、閉じられ、３／２ガス出口電磁弁２３０’を介したガスリザーバ２５０’接続は、開かれ、ガスリザーバ２５０’からの貯留された加圧ＣＯ_２は、ガス入口６７２を介して計量チャンバ６４０に流入する。ガスリザーバ２５０’からのこの正のガス圧は、上部ダイヤフラム部分７１０を圧潰させ、風味付けシロップを出口ノズル７４０から押し出し、曝気液分配器出口８０’を介した曝気液の流れと結合させる。この風味付けシロップ分配動作は、計量チャンバ６３４が空になり、上部ダイヤフラム部分７１０が後退位置に戻されるまで続く。

ステップ６（図２７Ｆ）では、分配プロセスが完了し、システムは、排気電磁弁２４２’が再び開き、３／２ガス出口電磁弁２３０’を介したガスリザーバ２５０’接続が閉じられた休止状態に戻る。

このようにして、ガスリザーバ２５０’からの貯留ガスが上部ダイヤフラム部分７１０を圧潰させ、計量チャンバ６３４に受容された風味付けシロップを分配するために使用され、炭酸化サイクル後に排気されたＣＯ_２が瓶６０２を再充填し、且つベンチュリノズル２８０により、計量チャンバ６３４に減圧状態を作り出し、上部ダイヤフラム部分７１０を吸引して計量チャンバを再充填するために使用されるシステムが提供される。

一実施形態では、取り外し可能なバルク容器６００は、所定の向きでバルク容器受容器２７０内に設置されるように構成される（例えば、機械に取り付けたときに瓶と分配器との偶発的な切り離しを防止するため）。一例では、瓶６０２は、単一の平坦な側面部分（例えば、回転防止部分）を有する実質的に円筒形の形状を有し得る。瓶６０２は、ハウジング１２’に対して単一の向きでバルク容器受容器に設置されるように構成され得る。これにより、完成される飲料の炭酸レベル及び水の体積を設定するために製品データ（例えば、電子制御装置８０’によって読み取られるバーコード）を「スマートに」読み取るための瓶６０２の向きも可能になる。

上述した固定容量バルク容器６００の代替として、バルク容器分配モジュール６１０の簡易バージョンは、瓶へのガス入口を省略することができる可変容量バルク容器（例えば、バッグ又は圧潰可能な瓶）に使用され得る。

図２８Ａは、可変容量容器と共に使用するための単純な中央密封栓を含む第１の代替バルク容器分配モジュール６１０’の例を示す。
図２８Ｂは、無菌充填製品のための膜６０８を含む可変容量容器と共に使用するための膜刺突要素６８０を含む第２の代替バルク容器分配モジュール６１０’’の例を示す。

認識されるように、携帯型家庭用曝気デバイス１０、１０’は、従来の家庭用炭酸デバイスを超える十分な機能強化及び柔軟性を提供する一方、従来の家庭用炭酸デバイスのヘッドスペース内で利用可能なガス圧によって実質的に動力供給される。このようにして、機能強化及び向上した柔軟性は、曝気デバイスの複雑性及びコストの追加を最小限に抑えて提供される。

Claims (70)

1. 曝気された飲料を調製するための装置であって、
   曝気ステージであって、
   曝気される液体を受容するためのチャンバを画定する取り外し可能な曝気瓶と、
   前記取り外し可能な曝気瓶に係合し、且つ前記チャンバを密封するように動作可能な曝気瓶インターフェースと、
   ガス源を前記曝気瓶インターフェースに流体接続するように動作可能なガス入口ラインと、
   前記ガス源から前記ガス入口ラインを介して前記曝気瓶インターフェースへのガスの供給を制御するためのガス供給機構と
   を含む曝気液分配器ステージと、
   曝気液分配器ステージであって、
   曝気液分配器出口と、
   曝気液が、前記取り外し可能な曝気瓶の前記チャンバから前記曝気液分配器出口に流れることを可能にするために、前記曝気瓶インターフェースを前記曝気液分配器出口に流体接続するように動作可能な液体出口ラインと、
   前記取り外し可能な曝気瓶から前記液体出口ラインを介して前記曝気液分配器出口への前記曝気液の排出を制御するための液流制御装置と
   を含む曝気液分配器ステージと、
   風味付け液分配器ステージであって、
   風味付け液分配器であって、
   風味付け液分配器出口と、
   ガス圧によって作動する風味付け液分配器機構と
   を含む風味付け液分配器と、
   前記曝気瓶インターフェースに提供されたガス出口を含むガス出口ラインと
   を含む風味付け液分配器ステージと
   を備える装置であって、
   前記装置は、圧力制御ステージをさらに備え、
   前記圧力制御ステージは、
   前記ガス出口ラインに接続され、且つ最初の曝気ステップ中に前記取り外し可能な曝気瓶から受け取られた加圧ガスを貯蔵するように動作可能なガスリザーバと、
   曝気液分配器ステージを介した取り外し可能な曝気瓶からの曝気液の排出前に、取り外し可能な曝気瓶内のガス圧のレベルを下げるために、後続のベントステップ中に取り外し可能な曝気瓶からガスを抜くように動作可能な排気機構と
   を備える、装置。
2. 前記ガスリザーバは、指向性流れ弁を介して前記ガス出口ラインに流体接続されたチャンバを備える、請求項１に記載の装置。
3. 請求項１又は２に記載の装置であって、
   前記ガス供給機構は、最初の曝気ステージ中、前記取り外し可能な曝気瓶内のガス圧を第１の圧力Ｐ_１まで上昇させるように動作可能であり、
   前記圧力制御ステージは、前記曝気液の排出前の後続のベントステップ中、前記排気機構を介して、前記取り外し可能な曝気瓶内の前記ガス圧を第２の圧力Ｐ_２まで低下させるように動作可能である、装置。
4. 前記ガスリザーバは、実質的に前記第１の圧力Ｐ_１で加圧ガスを受け取り且つ貯蔵するように動作可能である、請求項３に記載の装置。
5. 前記液流制御装置は、弁と、曝気液が前記取り外し可能な曝気瓶から前記曝気液分配器出口に排出されるときに、前記液分配器出口からの曝気液を実質的に一定の流量に維持するように動作可能な流量調整器をさらに含む、請求項１乃至４の何れか一項に記載の装置。
6. 前記装置は、前記曝気ステップ中に密封された前記チャンバのヘッドスペースで発生するガス圧を使用して、前記取り外し可能な曝気瓶から前記曝気液分配器出口に曝気液を移送するように構成される、請求項１乃至５の何れか一項に記載の装置。
7. 前記装置は、前記取り外し可能な曝気瓶から前記曝気液分配器出口に曝気液を移送するために、前記取り外し可能な曝気瓶に加圧ガスを供給するように動作可能なポンプをさらに含む、請求項１乃至５の何れか一項に記載の装置。
8. 前記圧力制御ステージは、前記ポンプからの加圧ガスが前記取り外し可能な曝気瓶に進入可能とする前に、後続のベントステップ中に前記取り外し可能な曝気瓶内のガス圧を下げるように動作可能である、請求項７に記載の装置。
9. 前記液体出口ラインは、前記取り外し可能な曝気瓶が前記曝気瓶インターフェースによって係合されるときに前記チャンバの下部に位置付けられた曝気液を受容するための開口部を有する浸漬管を含む、請求項１乃至８の何れか一項に記載の装置。
10. 前記風味付け液分配器出口は、前記曝気液分配器出口に隣接して位置決めされている、請求項１乃至９の何れか一項に記載の装置。
11. 前記風味付け液分配器出口及び前記曝気液分配器出口は、前記装置の外側で空気中混合を行うように構成される、請求項１０に記載の装置。
12. 前記風味付け液分配器は、前記風味付け液分配器内に受容された風味カプセルから風味付け液を分配するように構成される、請求項１乃至１１の何れか一項に記載の装置。
13. 前記風味付け液分配器機構は、前記風味付け液分配器内に受容された風味カプセルを開く機能と、開放された前記風味カプセルから風味付け液を前記風味付け液分配器出口に送り出す機能とのうち１つ又は複数の機能を実行するように動作可能である、請求項１２に記載の装置。
14. 前記風味付け液分配器機構は、前記風味付け液分配器内に受容された風味カプセルに分配力を加えるように動作可能なカプセル分配機構を含む、請求項１３に記載の装置。
15. 前記カプセル開放機構は、前記ガスリザーバに貯蔵されたガスのガス圧によって駆動される、請求項１４に記載の装置。
16. 前記装置は、前記ガス供給機構の動作を制御するように動作可能な電子制御装置をさらに含み、
    前記風味カプセルは機械可読識別子を含み、
    前記装置は、前記機械可読識別子を読み取るように動作可能であり、前記電子制御装置は、前記機械可読識別子に基づいて分配パラメータを選択するように動作可能である、請求項１２乃至１５の何れか一項に記載の装置。
17. 前記風味付け液分配器は、バルク容器から風味付け液を分配するように構成される、請求項１乃至１１の何れか一項に記載の装置。
18. 前記風味付け液分配器機構は、前記バルク容器に関連付けられたバルク容器分配器モジュールを含む、請求項１７に記載の装置。
19. 前記バルク容器分配器モジュールは、前記ガスリザーバに貯蔵されたガスのガス圧によって駆動される、請求項１８に記載の装置。
20. 前記バルク容器分配器モジュールは、前記バルク容器に一体化される、請求項１８または１９に記載の装置。
21. 前記バルク容器分配器モジュールは、前記風味付け液分配器出口を含む、請求項２０に記載の装置。
22. 前記バルク容器が固定容量容器である、請求項１７乃至２１の何れか一項に記載の装置。
23. 前記バルク容器は、前記風味付け液が前記バルク容器から分配されるときにガスが前記バルク容器に進入可能とするための入口を有する、請求項２２に記載の装置。
24. 前記装置は、前記入口に接続可能なガス収集器を含む、請求項２３に記載の装置。
25. 前記ガス収集器は、前記取り外し可能な曝気瓶の密封された前記チャンバ又は前記ガスリザーバからガスを受け取るように構成される、請求項２４に記載の装置。
26. 前記バルク容器分配器モジュールは、前記バルク容器から前記風味付け液を受け取るように構成されたチャンバを含む、請求項１８乃至２４の何れか一項に記載の装置。
27. 前記バルク容器分配器モジュールは、風味付け液が前記バルク容器から前記チャンバに流れることを可能にするように動作可能な指向性弁を含み、前記バルク容器分配器モジュールは、第１の構成と第２の構成との間で移動可能なダイヤフラムを含み、前記風味付け液の分配は、前記ダイヤフラムが前記第１の構成から前記第２の構成に移動するときに行われる、請求項２６に記載の装置。
28. 前記第１の構成において、前記チャンバは、前記バルク容器からの前記風味付け液で充填されるように構成され、前記第１の構成から前記第２の構成への前記ダイヤフラムの移動は、前記チャンバから風味付け液を分配させる、請求項２７に記載の装置。
29. 前記第２の構成から前記第１の構成への移動は、前記チャンバが前記バルク容器からの前記風味付け液で再充填されることを可能にする、請求項２８に記載の装置。
30. 前記第１の構成から前記第２の構成への移動は、前記ガスリザーバからの正圧に応答して行われ、前記第２の構成から前記第１の構成への移動は、負圧に応答して行われる、請求項２７乃至２９の何れか一項に記載の装置。
31. 前記装置は、前記ダイヤフラムを前記第２の構成から前記第１の構成に移動させるように動作可能な吸引デバイスをさらに含む、請求項３０に記載の装置。
32. 前記吸引デバイスは、前記ガス収集器が充填されるときに前記チャンバ内に負圧を発生させるように動作可能なベンチュリノズルを含む、請求項３１に記載の装置。
33. 前記バルク容器分配器モジュールは、前記チャンバから前記風味付け液を受け取るための分配器出口弁をさらに含む、請求項２６乃至３２の何れか一項に記載の装置。
34. 前記バルク容器分配器モジュールは、前記分配器出口弁から前記風味付け液を受け取るための出口ノズルをさらに含む、請求項３３に記載の装置。
35. 前記ダイヤフラム、前記分配器出口弁及び前記出口ノズルのうちの２つ以上は、単一の構成要素として提供される、請求項３４に記載の装置。
36. 前記装置は、前記ガス供給機構の動作を制御するように動作可能な電子制御装置をさらに含み、前記バルク容器は、機械可読識別子を含み、前記装置は、前記機械可読識別子を読み取るように動作可能であり、前記電子制御装置は、前記機械可読識別子に基づいて分配パラメータを選択するように動作可能である、請求項１７乃至３５の何れか一項に記載の装置。
37. 曝気デバイスを使用して曝気液を調製する方法であって、
    取り外し可能な曝気瓶のチャンバに液体を充填することと、
    前記取り外し可能な曝気瓶を前記曝気デバイスの曝気瓶インターフェースに取り付け、且つ前記チャンバを密封することと、
    最初の曝気ステップ中に、加圧ガスをチャンバに移送することにより、前記取り外し可能な曝気瓶の前記チャンバ内の液体を曝気することと、
    前記最初の曝気ステップ中又は前記最初の曝気ステップに続いて、前記チャンバから加圧ガスを、ガス出口ラインに接続されたガスリザーバに移送することと、
    先行するステップに続いて、前記取り外し可能な曝気瓶の前記チャンバ内のガス圧を下げることと、
    その後に、前記取り外し可能な曝気瓶の前記チャンバから曝気液を排出すべく、前記チャンバのヘッド内の低下した前記ガス圧を実質的に使用して、液体出口ラインによって前記曝気瓶インターフェースに接続された曝気液分配器出口を介して、前記取り外し可能な曝気瓶の前記チャンバから受容器に曝気液を移送することと、
    風味付け液の分配を促すべく、前記ガスリザーバからの加圧ガスを風味付け液分配器の風味付け液分配機構に供給することにより、前記風味付け液分配器から前記受容器内に前記風味付け液を分配することと
    を含む方法。
38. 請求項３７に記載の方法であって、前記最初の曝気ステップは、前記取り外し可能な曝気瓶内のガス圧を第１の圧力Ｐ_１まで上げることを含み、
    前記ガス圧を下げるステップは、前記取り外し可能な曝気瓶内のガス圧を第２の圧力Ｐ_２まで下げることを含み、
    加圧ガスを前記チャンバから前記ガスリザーバに移送するステップは、実質的に第１の圧力Ｐ_１で貯蔵するためにガスをガスリザーバに移送することを含む、方法。
39. 前記風味付け液分配器は、前記曝気液分配器出口に隣接して位置決めされた風味付け液分配器出口を有する、請求項３７または３８に記載の方法。
40. 前記方法は、前記風味付け液と前記曝気液との空気中での混合を達成するために、前記風味付け液と前記曝気液とを前記受容器内に実質的に同時に分配することをさらに含む、請求項３９に記載の方法。
41. 前記風味付け液を前記風味付け液分配器から分配するステップは、風味カプセルを風味付け液分配器内に挿入することを含み、前記風味付け液分配器に供給された前記加圧ガスは、前記風味付け液分配器内に受容された前記風味カプセルに分配力を加えるべく、カプセル開放機構を駆動する、請求項３７乃至４０の何れか一項に記載の方法。
42. 前記風味付け液分配器から風味付け液を分配するステップは、バルク容器を提供することを含み、前記風味付け液分配器に供給された前記加圧ガスは、前記バルク容器に関連付けられたバルク容器分配器モジュールの動作を駆動する、請求項３７乃至４０の何れか一項に記載の方法。
43. カプセルであって、
    分配される流体を収容するための密封された圧潰可能な容器と、
    前記圧潰可能な容器の端部に取り付けられたキャップであって、前記流体を分配するための出口を画定するキャップと、
    少なくとも１つの刺突要素と
    を備え、使用時、前記圧潰可能な容器と前記キャップとの間の相対移動によって、前記少なくとも１つの刺突要素が、前記圧潰可能な容器を破断することにより、前記流体が前記圧潰可能な容器から前記出口に流れることを可能とする、カプセル。
44. 前記少なくとも１つの刺突要素は、前記キャップ上に提供される、請求項４３に記載のカプセル。
45. 前記圧潰可能な容器の端部は、前記少なくとも１つの刺突要素に対向する破裂可能な膜部を含む、請求項４３または４４に記載のカプセル。
46. 前記カプセルは、前記圧潰可能な容器を収容するためのチャンバを画定する外側スリーブをさらに含む、請求項４３乃至４５の何れか一項に記載のカプセル。
47. 前記外側スリーブは、カプセル開放機構のピストンヘッドを摺動可能に受容するように構成され、前記圧潰可能な容器は、前記外側スリーブに対して凹んでいるピストン接触面を画定する、請求項４６に記載のカプセル。
48. 前記外側スリーブは、前記キャップと一体的に形成される、請求項４６又は４７に記載のカプセル。
49. 前記カプセルは、前記圧潰可能な容器と前記キャップとの間の相対移動を防止するように構成された取り外し可能なカラー部をさらに画定し、該取り外し可能なカラー部の取り外しは、前記圧潰可能な容器と前記キャップとの間の相対移動を可能にする、請求項４３乃至４５の何れか一項に記載のカプセル。
50. 前記取り外し可能なカラー部は、前記キャップの上部に接続される、請求項４９に記載のカプセル。
51. 前記取り外し可能なカラー部は、前記圧潰可能な容器の一部を実質的に囲む、請求項４９又は５０に記載のカプセル。
52. 前記取り外し可能なカラー部は、突出したプルタブを含む、請求項４９乃至５１の何れか一項に記載のカプセル。
53. 前記キャップは、前記圧潰可能な容器の端部を受容するための内側スリーブをさらに画定する、請求項４３乃至５２の何れか一項に記載のカプセル。
54. 請求項５３に記載のカプセルであって、
    前記圧潰可能な容器の前記端部は、第１の位置から第２の位置まで前記キャップに対して移動可能であり、前記第１の位置から前記第２の位置への前記端部の移動によって、前記少なくとも１つの刺突要素が前記圧潰可能な容器を破断し、
    前記圧潰可能な容器の端部の前方部分は、前記圧潰可能な容器が前記第１の位置にあるときに前記内側スリーブ内に受容され、前記端部は、前記圧潰可能な容器が前記第１の位置から前記第２の位置に移動するとき、前記内側スリーブ内にさらに前進するように構成される、カプセル。
55. 前記圧潰可能な容器は、折り畳み式ベローズ状プロファイルを画定する本体を含む、請求項４３乃至５４の何れか一項に記載のカプセル。
56. カプセルであって、
    分配される流体を収容するチャンバを画定する容器と、
    前記容器の前記チャンバを密封するプランジャであって、第１の位置と第２の位置との間で前記容器に対して移動可能であるプランジャと
    を備え、前記容器及び前記プランジャは、脆弱シール部及び穿刺要素を含む相互係合可能な部分を有し、前記脆弱シール部は、前記穿刺要素によって穿刺されると、前記流体を前記チャンバから分配するために前記容器内に少なくとも１つの孔を形成するように構成され、
    使用時、前記第１の位置から前記第２の位置への前記容器に対する前記プランジャの相対移動により、前記穿刺要素が、前記少なくとも１つの孔を形成するために前記脆弱シール部を穿刺し、
    前記第１の位置から前記第２の位置への前記容器に対する前記プランジャの相対移動は、前進方向に行われ、前記プランジャは、前記容器に対して前記第２の位置と第３の位置との間で前進方向にさらに移動可能であり、前記第２の位置から前記第３の位置への前記容器に対する前記プランジャの相対移動により、前記容器と前記プランジャとによって囲まれたチャンバの容積が減少するとともに、前記流体を前記チャンバから少なくとも１つの孔を通して流出させ、
    前記第１の位置から前記第２の位置への前記容器に対するプランジャの移動は、前記プランジャ又は前記容器の一方の局所的な部分の、前記プランジャ又は前記容器の前記一方の隣接部分に対する相対移動を含む、カプセル。
57. 前記局所的な部分は、中央部分であり、前記隣接部分は、周囲の外側部分である、請求項５６に記載のカプセル。
58. 前記第２の位置から前記第３の位置への容器に対するプランジャの移動は、前記プランジャ又は前記容器の前記一方の少なくとも前記隣接部分の移動を含む、請求項５６又は５７に記載のカプセル。
59. 前記局所的な部分は、前記プランジャに提供される、請求項５６乃至５８の何れか一項に記載のカプセル。
60. 前記穿刺要素は、前記局所的な部分に提供されている、請求項５６乃至５９の何れか一項に記載のカプセル。
61. 前記局所的な部分は、前記隣接部分に結合された前進可能な部材を含む、請求項５６乃至６０の何れか一項に記載のカプセル。
62. 前記前進可能な部材は、枢動可能部材又は可撓性部材を含む、請求項６１に記載のカプセル。
63. 前記脆弱シール部は、前記容器上に提供される、請求項５６乃至６２の何れか一項に記載のカプセル。
64. 請求項５６乃至６３の何れか一項に記載のカプセルであって、
    前記プランジャが前記第１の位置から前記第２の位置まで前記容器に対して移動するとき、前記局所的な部分は、前記隣接部分に対して後退位置から前進位置まで移動し、
    前記局所的な部分が前記前進位置にあるとき、前記プランジャの内面が前記容器の基部の内面に実質的に係合するように、前記プランジャ及び前記容器の前記基部の対向する前記内面が構成される、カプセル。
65. 前記穿刺要素は、前方孔を形成する部分と、後方孔に係合する部分とを含む、請求項５６乃至６４の何れか一項に記載のカプセル。
66. 前記穿刺要素の前記後方孔に係合する部分及び前記脆弱シール部は、第１及び第２の断面形状を含み、前記脆弱シール部を破断させる、前記前方孔を形成する部分によって形成された前記孔内に前記後方孔に係合する部分が係合するとき、前記第１及び前記第２の断面形状は、前記後方孔に係合する部分の周囲に少なくとも１つの流れ隙間を形成するために組み合わさるように構成される、請求項６５に記載のカプセル。
67. 前記第１及び前記第２の断面形状は、前記流体が通って流れるための出口を一緒に形成する、前記後方孔に係合する部分の周囲に所定の構成のｎ個の流れ隙間を形成するために組み合わされる、請求項６６に記載のカプセル。
68. 前記第２の断面形状は、ｎ個の先端を有する星形又はｎ角形形状である、請求項６７に記載のカプセル。
69. 前記カプセルは、前記脆弱シール部の下流に提供されるとともに、流体を前記少なくとも１つの孔から受容するように動作可能な出口ノズルをさらに含む、請求項５６乃至６８の何れか一項に記載のカプセル。
70. 前記第３の位置において、前記穿刺要素の前方部は、中心流体案内要素を形成するために前記出口ノズルの全長に実質的に沿って延びている、請求項６９に記載のカプセル。

Images