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Description
本発明は、分割体又は流体溜めを内部に有するディスペンサーであって、分割体又は流体溜めが、ディスペンサー内のガス又は空気がディスペンサー内で浸漬管を通って排出されることを少なくとも部分的に防止するように配置されたものに関する。本発明はさらに、流体ディスペンサーに使用するための分割体であって、分割体が、使用時にディスペンサー中のガス/空気及び液体の混合を少なくとも部分的に防止するものに関する。
ノズル装置を通って流体を分配する加圧流体ディスペンサー及び非加圧流体ディスペンサーの両方を提供することが知られており、それらは、ノズル装置に接続された浸漬管を含むことができ、それを通って流体が分配される。
ノズル装置は、一般に容器(containers又はvessels)からの様々な流体の分配を容易にするために使用される。例えば、ノズル装置は、一般にエアロゾル缶のような加圧流体で満たした容器に付けられ、容器に貯蔵された流体が分配されることができる手段を提供する。さらに、いわゆるポンプ及びトリガー活性化ノズル装置はまた、一般に非加圧容器の液体内容物が操作者によってポンプ又はトリガーの操作に反応して都合良く分配されることを可能にするために使用される。あまり多く使用されていない別の方式は、容器の内側の空気及び液体を加圧するためにポンプ又はトリガーを使用し、この圧力は、液体が使い尽されると容器が一杯になるまで補給されることができる。これは、使用時のエアロゾル缶と効果的に同じになる。
典型的なノズル装置は、流体がノズル装置にアクセスする入口、流体が外部環境中に分配される出口、及び流体が入口から出口へ流れることができる内部流路を含む。さらに、従来のノズル装置は、例えば手動操作のポンプもしくはトリガー又はエアロゾル缶のような作動手段を含む。作動手段の操作は、ノズル装置が取り付けられる容器からノズル装置の入口内に流体を流れさせ、そこでそれは流体流路に沿って出口に流れる。
多くの濃縮液、発泡体又はペーストは、手動操作エアロゾル缶、ポンプ又はトリガーを使用して送出され、それらは、流体が底部から上部まで吸引され、出口を通って出るように容器の上部又は出口から底部に達する浸漬管を持つことが多い。ときどき、これらの浸漬管は、容器の一部であり、容器の中心にあるか、又は容器の壁に沿っており、特にプラスチック容器であることができる。例えば、練り歯磨、制汗剤、デオドラント、香水、消臭スプレー、消毒剤、ペンキ、殺虫剤、研磨剤、ヘアケア製品、医薬品、シェービングゲル及びフォーム、水及び潤滑剤を含む多数の商業製品は、このようにして分配されることができる。
ほとんどの液体は容器内に保持されるだけであり、空気が、ポンプ又はトリガーで容器の残りを吸引し、空気又は高圧ガスがエアロゾルのための容器又は加圧容器の残りを吸引する。これは、ほとんどの液体に対して問題ないが、幾らかは、空気から、又はエアロゾル缶の場合には加圧された高圧ガス(それは、空気又はブタン又はCO2のような他の代替物でありうる)からの分離を保ち続けることが必要である。食品のような幾らかの製品は、逃げてしまい、シェービングゲルのような他のものは、膨張して使用不可能か又は安定不可能になる。これはまた、装置が使用されるときに空気又は高圧ガスの不測の損失を防止し、これは問題でありうる。
液体を空気又は高圧ガスから分離する問題は、一般に二つの異なる方法でアプローチされている。エアロゾル缶では、変形可能なバッグが缶に使用されるか、又はバッグを介して弁に取り付けられる。液体は、缶の内側のバッグに保持され、バッグは、缶自体の封止されたまわりの部分又は缶内の弁のまわりのいずれかにあり、高圧ガスは、缶の内側でかつバッグのまわりにある。出口弁が作動装置を押し下げることによって開放されるとき、バッグに作用するガス圧力は、弁及び作動装置を通って液体を追い出し、バッグが圧縮される。バッグは、高圧ガスと液体を分離して保つように四つ以下の異なる層の材料から作られることが多く、それらは、相対的に高価であり、組み立て工程は、一般に高価で複雑である。バッグは、内容物を完全に空にしないことが多く、5〜10%の液体が、バッグ中に残る傾向である。
ポンプ及びトリガーを用いてバッグが使用されることもあり、別のアプローチは、液体と空気の間の「伴板(follower plates)」と称される造形板を使用することであった。伴板は、容器が空になるときに液体に従っていく。これらの板は、容器の側壁に対して封止し、通常ベースの方への容器中の液体の上流にある。液体が放出されると、板は下流に移動し、液体室を満たして保つ。これが行なわれるためには、容器の壁は平行でなければならず、容器は、通常、管状又は楕円形状である。板は、通常、液体のほとんど又は実質的に全てを容器の外に追い出すことができるように容器の下流端又は頂部の形状に適合するように造形される。もし容器の頂部が肩上に縮小した首部を有する標準的な瓶又は容器のように造形されるなら、そのとき室の底部は、伴板が底部を通って挿入されることができるように開放されなければならない。あるいは、閉じた底部では、容器の頂部は、伴板が頂部から挿入されることができるように容器の残りと同じサイズ及び形状でなければならない。
伴板の利点としては、それらが上記の他の手段より作ったり組み立てたりするのが比較的安価なことが挙げられる。一つの欠点は、それらが浸漬管とともに又はエアロゾル缶の内側に又は小さな首部及び閉鎖ベースを有する瓶もしくは容器とともに使用されることができないことである。
バッグは、ポンプ又はトリガー容器に広く使用され、それらは、容器が作られた後に挿入される別個のバッグであることができるか、又はそれらは、容器中に成形されることができる。液体は、バッグの内側に入れられ、バッグをつぶすポンプ又はトリガーによってバッグの外に吸引されることによって送出される。空気は、バッグがつぶれるにつれて容器壁又は頂部の穴又は開口を通って容器中に、次いでバッグのまわりに吸引され、空気は雰囲気圧である。あるときには、バッグは、一つのプラスチック又はゴムから作られ、別のときには、それは、液体を保護するために要求されるバリヤー特性に依存して異なる材料の層から作られる。これらのシステムは、一般に伴板より高価であるが、それらは融通が利き、標準的な容器を使用することができる。バッグは、薄いので、層から作られる傾向を持ち、一方伴板は、より厚く、頑丈なバリヤーを作る、強くて耐薬品性のプラスチックから作られる傾向を持つ。
エアロゾル缶には二つの一般的なタイプがあり、一つは、缶の長さに沿って継目を持ち、かつ本体に接合された別個の頂部及び底部を持つものであり、他は、継目がなく、かつ一体成形される一つの部分及び本体に接合された別個の頂部から作られるものである。既知の伴板は、継目のある容器では作用しないだろう。なぜなら継目のために封止がないからである。縮小した首直径を有する継目のない缶では、伴板の挿入を妨げる縮小した首部のために伴板を使用することができず、浸漬管を含むエアロゾル缶での別の問題は、存在するいかなる浸漬管も伴板の邪魔になることである。
それゆえ、本発明の実施形態の目的は、ディスペンサー中の空気/ガス又は高圧ガスの少なくとも一部の分配液からの分離を可能にし、かつ空気/ガス又は高圧ガスの浸漬管中又はディスペンサーから外への漏出を防止又は低減する流体ディスペンサーを提供することである。また、本発明の実施形態の目的は、幅広い種類のディスペンサーに使用されることができ、かつ頑丈であり、インサートを作るのに比較的安価であり、継目を有するディスペンサー、縮小した直径の首部を有するディスペンサー及びエアロゾル又は他の加圧容器を含む幅広い種類の流体ディスペンサー中に挿入されることができる流体ディスペンサーにおいて使用するための分割体又は流体溜めを提供することである。
また、本発明の目的は、上記の従来技術の少なくとも一つの問題を克服又は緩和することである。
本発明の第一態様によれば、ベースを含む加圧ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって封止された開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が、浸漬管、加圧ディスペンサーから失われた圧縮ガスを減少するために浸漬管と接触する流体溜め、圧縮ガス、及び分配液を含み、前記流体溜めの大部分が浸漬管の外側に位置され、流体溜めが、使用時に分配液の容量を保持するために配置された多孔質材料を含み、多孔質材料が、使用時に流体溜め中の圧縮ガスの少なくとも一部が液体によって置き換えられ、前記圧縮ガスの少なくとも一部を加圧ディスペンサー中に噴出できるように構成され、分配要素が、分配要素の作動時に少なくとも0.5秒間連続的に分配液を分配するように構成される、加圧ディスペンサーが提供される。
本発明の第二態様によれば、ベースを含む加圧ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって封止された開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が、浸漬管又は出口、加圧ディスペンサーから失われた圧縮ガスを減少するために浸漬管又は出口と接触する流体溜め、圧縮ガス、及び分配液を含み、流体溜めが、使用時に分配液の容量を保持するために配置された多孔質材料を含み、多孔質材料が、使用時に流体溜め中の圧縮ガスの少なくとも一部が液体によって置き換えられ、前記圧縮ガスの少なくとも一部を加圧ディスペンサー中に噴出できるように構成される、加圧ディスペンサーが提供される。
本発明の第三態様によれば、以下の工程を含む、本発明の第一又は第二態様の加圧ディスペンサーを形成する方法が提供される:
(a)ベースを含むディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;そして任意の順序で又は一緒に、
(b)請求項1〜33のいずれかに記載の多孔質流体溜めをディスペンサー中に挿入すること;
(c)流体入口端を有する浸漬管をディスペンサーの開放端中に挿入すること;及び
(d)分配液及び圧縮ガスをディスペンサーに加えること。
(a)ベースを含むディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;そして任意の順序で又は一緒に、
(b)請求項1〜33のいずれかに記載の多孔質流体溜めをディスペンサー中に挿入すること;
(c)流体入口端を有する浸漬管をディスペンサーの開放端中に挿入すること;及び
(d)分配液及び圧縮ガスをディスペンサーに加えること。
本発明の第四態様によれば、ベースを含む流体ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって閉じられた開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が浸漬管を含み、流体ディスペンサーが分割体を含むものが提供される。
本発明の第五態様によれば、ベースを含む加圧ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって封止された開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が、浸漬管、加圧ディスペンサーから失われた圧縮ガスを減少するために浸漬管と接触する流体溜め、圧縮ガス、及び分配液を含み、流体溜めが、使用時に分配液の容量を保持するために配置された多孔質材料を含み、多孔質材料が、少なくとも10ppi(インチあたりの細孔数/細胞数)、少なくとも20ppi、又は少なくとも30ppi、かつ100ppi以下、又は80ppi以下の細孔又は細胞密度を有する多孔質材料又は細胞材料を含む、加圧ディスペンサーが提供される。
本発明の第六態様によれば、以下の工程を含む、本発明の第一、第二、第四、又は第五態様のいずれか一つのディスペンサーを形成する方法が提供される:
(e)ベースを含む流体ディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;そして任意の順序で又は一緒に、
(f)請求項のいずれか一つに記載の多孔質分割体をディスペンサー中に挿入すること、及び
(g)流体入口端を有する浸漬管をディスペンサーの開放端中に挿入すること。
(e)ベースを含む流体ディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;そして任意の順序で又は一緒に、
(f)請求項のいずれか一つに記載の多孔質分割体をディスペンサー中に挿入すること、及び
(g)流体入口端を有する浸漬管をディスペンサーの開放端中に挿入すること。
本発明の第七態様によれば、本発明の第六態様の流体ディスペンサーから流体を分配する方法であって、ディスペンサーを形成し、液体の少なくとも一部が多孔質分割体材料に入るように分配液でディスペンサーを部分的に満たすこと、ガス又は空気でディスペンサーを部分的に満たすこと、及び分配要素を作動して分配液の少なくとも一部を分配することを含む方法が提供される。
本発明の第八態様によれば、ディスペンサーにおいて圧縮ガス又は空気から分配液を少なくとも部分的に分離するための分割体であって、分割体が、弾性的に変形可能な部材を含み、弾性的に変形可能な部材が、ディスペンサー中にその一端を通って挿入され、分割体がディスペンサー中に挿入されることができる第一位置から分割体がディスペンサー内で少なくとも部分的なバリヤーを形成することができる第二位置に移動するように構成されている、分割体が提供される。
本発明の第九態様によれば、以下の工程を含む、流体ディスペンサーを二つの室に分離する方法が提供される:
(a)ベースを含む流体ディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;
(b)本発明の第八態様の分割体を与えること;
(c)分割体を第二位置から第一位置に移動すること;
(d)分割体を流体ディスペンサー中に挿入すること;及び
(e)分割体を第二位置に移動してディスペンサーを二つの室に分離する部分的なバリヤーを少なくとも形成すること。
(a)ベースを含む流体ディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;
(b)本発明の第八態様の分割体を与えること;
(c)分割体を第二位置から第一位置に移動すること;
(d)分割体を流体ディスペンサー中に挿入すること;及び
(e)分割体を第二位置に移動してディスペンサーを二つの室に分離する部分的なバリヤーを少なくとも形成すること。
本発明の第十態様によれば、ベースを含み、さらに本発明の第八態様の分割体を含む流体ディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲し、分割体が、ディスペンサー内に二つの室を形成し、使用時に室のサイズを変化するためにディスペンサー壁の上下に移動可能である、流体ディスペンサーが提供される。
本発明の第十一態様によれば、以下の工程を含む、本発明の第十態様の流体ディスペンサーから流体を分配する方法が提供される:
(a)分配液で室の一つを少なくとも部分的に満たすこと;
(b)加圧ガス又は空気で他の室を満たすこと;
(c)分配液を分配要素と作動可能に接続すること;及び
(d)分配要素を作動して分配液を分割しかつディスペンサー内の分割体を移動すること。
(a)分配液で室の一つを少なくとも部分的に満たすこと;
(b)加圧ガス又は空気で他の室を満たすこと;
(c)分配液を分配要素と作動可能に接続すること;及び
(d)分配要素を作動して分配液を分割しかつディスペンサー内の分割体を移動すること。
具体的には、本発明は、以下の(1)〜(93)の構成を有するものである。
(1)ベースを含む加圧ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって封止された開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が、浸漬管、加圧ディスペンサーから失われた圧縮ガスを減少するために浸漬管と接触する流体溜め、圧縮ガス、及び分配液を含み、前記流体溜めの大部分が浸漬管の外側に位置され、流体溜めが、使用時に分配液の容量を保持するために配置された多孔質材料を含み、多孔質材料が、使用時に流体溜め中の圧縮ガスの少なくとも一部が液体によって置き換えられ、前記圧縮ガスの少なくとも一部を加圧ディスペンサー中に噴出できるように構成され、分配要素が、分配要素の作動時に少なくとも0.5秒間連続的に分配液を分配するように構成される、加圧ディスペンサー。
(2)多孔質材料が発泡材料又は細胞材料である、(1)に記載の加圧ディスペンサー。
(3)発泡材料又は細胞材料が、閉細胞、開細胞、又は閉細胞と開細胞の組み合わせを含む、(2)に記載の加圧ディスペンサー。
(4)発泡材料又は細胞材料が、細胞を通る液体の自由な流れを可能にするように適応された細胞を含む、(1)〜(3)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(5)流体溜めが、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、又はそれらの組み合わせから選択されるポリマー材料を含む、(1)〜(4)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(6)多孔質材料が、焼結材料又は射出成形材料である、(1)〜(5)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(7)多孔質材料が、弾性材料及び/又は変形可能材料である、(1)〜(6)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(8)多孔質材料が、非可撓性材料である、(1)〜(7)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(9)流体溜めが、少なくとも0.5ml、少なくとも1ml、又は少なくとも2mlの分配液を保持する、(1)〜(8)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(10)流体溜めが、少なくとも5mlの分配液を保持する、(9)に記載の加圧ディスペンサー。
(11)多孔質材料が、少なくとも10ppi(インチあたりの細孔数)、少なくとも20ppi、又は少なくとも30ppiを含む、(1)〜(10)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(12)多孔質材料が、80ppi以下、75ppi以下、又は70ppi以下を含む、(1)〜(11)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(13)多孔質材料が、少なくとも20ppiを含み、かつ少なくとも0.5mlの分配液を保持する、(1)〜(12)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(14)10ml〜5000ml、又は20ml〜1000mlの貯蔵容量を有する、(1)〜(13)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(15)流体溜めが、加圧ディスペンサー内にバリヤーを形成し、バリヤーを通って浸漬管が延びており、浸漬管が、加圧ディスペンサーのベースに又はその近くに位置される流体入口端を有する、(1)〜(14)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(16)流体溜めが、浸漬管の流体入口端に又はその近くに位置される、(15)に記載の加圧ディスペンサー。
(17)流体溜めが、浸漬管の流体入口端をカバーする、(16)に記載の加圧ディスペンサー。
(18)流体溜めが、流体入口を含む浸漬管の端に栓を形成する、(17)に記載の加圧ディスペンサー。
(19)浸漬管が、その端に流体入口を含み、かつ浸漬管の長さに沿って位置される第二の流体入口を含み、流体溜めが両流体入口をカバーする、(17)又は(18)に記載の加圧ディスペンサー。
(20)流体溜めが、浸漬管に固定して接続されている、(14)〜(19)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(21)流体溜めが、流体ディスペンサーに架かっており、加圧ディスペンサーを二つの室に分割する、(14)〜(20)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(22)加圧ディスペンサーが、流体入口端を有する浸漬管を含んでおり、流体入口端が、加圧ディスペンサーのベースに又はその近くに、流体溜めの下に位置される、(21)に記載の加圧ディスペンサー。
(23)加圧ディスペンサーのベースが、少なくとも一つの山頂部を含み、流体溜めが、少なくとも一つの室が山頂部から延びる凹所に形成されるように山頂部に接触する、(21)又は(22)に記載の加圧ディスペンサー。
(24)ガスが、圧縮空気又は高圧ガスである、(1)〜(23)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(25)流体溜めが、発泡材料又は細胞材料であり、発泡材料又は細胞材料の細胞が、加圧ディスペンサーが挿入、傾斜、振動、又はそれらのいずれかの組み合わせをされるときに細胞内に液体を保持するように適応されている、(1)〜(24)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(26)細胞が、流体ディスペンサーに存在する液体の少なくとも10容量%、又は少なくとも20容量%、又は少なくとも50容量%、又は少なくとも60容量%を保持するように寸法決定されている、(25)に記載の加圧ディスペンサー。
(27)流体溜めが、いかなる好適な密度も有する発泡材料又は細胞材料である、(1)〜(26)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(28)流体溜めが、いかなる好適な細胞サイズも有する発泡材料又は細胞材料である、(1)〜(27)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(29)圧縮ガス又は空気を含むエアロゾルを含む、(14)〜(28)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(30)分配要素が、作動時に少なくとも1ml、少なくとも2ml、又は少なくとも5mlを分配するように構成される、(1)〜(29)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(31)分配要素が、作動時に20ml以下、15ml以下、又は10ml以下を分配するように構成される、(1)〜(30)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(32)多孔質材料が、少なくとも50ミクロン、少なくとも100ミクロン、又は少なくとも200ミクロンの平均細孔サイズを有する細孔を含む、(1)〜(31)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(33)多孔質材料が、1000ミクロン以下、750ミクロン以下、又は500ミクロン以下の平均細孔サイズを有する細孔を含む、(1)〜(32)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(34)以下の工程を含む、(1)〜(33)のいずれかに記載の加圧ディスペンサーを形成する方法:
(a)ベースを含むディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;そして任意の順序で又は一緒に、
(b)(1)〜(33)のいずれかに記載の多孔質流体溜めをディスペンサー中に挿入すること;
(c)流体入口端を有する浸漬管をディスペンサーの開放端中に挿入すること;及び
(d)分配液及び圧縮ガスをディスペンサーに加えること。
(35)工程(b)が工程(c)の後に実施される、(34)に記載の方法。
(36)工程(b)が工程(c)の前に実施される、(34)に記載の方法。
(37)多孔質流体溜めが、反応体又は前駆体成分として加えられ、ディスペンサー内に発泡体を形成する、(34)〜(36)のいずれかに記載の方法。
(38)方法が、分配要素を浸漬管に接続することをさらに含む、(34)〜(37)のいずれかに記載の方法。
(39)工程(b)が、ディスペンサーの内側で弾性又は変形可能な流体溜めを接続して流体溜めによって分離された少なくとも二つの室を形成することを含む、(34)〜(38)のいずれかに記載の方法。
(40)工程(b)が、浸漬管をディスペンサー中に挿入する前に流体溜めを浸漬管に接続することを含む、(34)〜(39)のいずれかに記載の方法。
(41)工程(b)が、浸漬管をディスペンサー中に挿入する前に浸漬管の入口端を分割体でカバーすることを含む、(40)に記載の方法。
(42)浸漬管が、一つより多い入口を有し、工程(b)が、浸漬管をディスペンサー中に挿入する前に浸漬管の入口の全てを流体ディスペンサーでカバーすることを含む、(41)に記載の方法。
(43)ディスペンサーのベースが、少なくとも一つの山頂部を含み、流体ディスペンサーが、それがベースの少なくとも一つの山頂部上に載るように挿入される、(34)〜(42)のいずれかに記載の方法。
(44)(34)〜(43)のいずれかに記載の方法によってディスペンサーを形成し、液体の少なくとも一部が多孔質流体溜め材料に入り、圧縮ガスでディスペンサーを部分的に満たし、分配要素を作動して分配液の少なくとも一部を分配するように分配液でディスペンサーを部分的に満たすことを含む、(1)〜(33)のいずれかに記載の加圧ディスペンサーから流体を分配する方法。
(45)圧縮ガスが、多孔質材料に連行されることを少なくとも部分的に防止され、従って液体が分配されるときにディスペンサーを出ることを少なくとも部分的に防止される、(44)に記載の方法。
(46)ベースを含む加圧ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって封止された開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が、浸漬管、加圧ディスペンサーから失われた圧縮ガスを減少するために浸漬管と接触する流体溜め、圧縮ガス、及び分配液を含み、流体溜めが、使用時に分配液の容量を保持するために配置された多孔質材料を含み、多孔質材料が、少なくとも10ppi(インチあたりの細孔数/細胞数)、少なくとも20ppi、又は少なくとも30ppi、かつ100ppi以下、又は80ppi以下の細孔又は細胞密度を有する多孔質材料又は細胞材料を含む、加圧ディスペンサー。
(47)ベースを含む加圧ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって封止された開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が、浸漬管、加圧ディスペンサーから失われた圧縮ガスを減少するために浸漬管と接触する流体溜め、圧縮ガス、及び分配液を含み、流体溜めが、使用時に分配液の容量を保持するために配置された多孔質材料を含み、多孔質材料が、少なくとも0.5ml、少なくとも1ml、少なくとも2ml、又は少なくとも5mlの容量を保持する、加圧ディスペンサー。
(48)ディスペンサーにおいて圧縮ガス又は空気から分配液を少なくとも部分的に分離するための分割体であって、分割体が、弾性的に変形可能な部材を含み、弾性的に変形可能な部材が、ディスペンサー中にその一端を通って挿入され、分割体がディスペンサー中に挿入されることができる第一位置から分割体がディスペンサー内で少なくとも部分的なバリヤーを形成することができる第二位置に移動するように構成されている、分割体。
(49)分割体が、弱化部の少なくとも一つの領域又は線を含み、そのまわりに分割体が、第一位置と第二位置の間で移動されることができる、(48)に記載の分割体。
(50)弱化部の少なくとも二つの領域もしくは線、又はそれらの組み合わせを含む、(48)に記載の分割体。
(51)分割体が弾性材料から形成され、分割体が、弾性材料を変形することによって第一位置と第二位置の間で移動可能である、(48)〜(50)のいずれかに記載の分割体。
(52)単一の一体部材から形成された、(48)〜(51)のいずれかに記載の分割体。
(53)複数片を一緒に接続して形成された、(48)〜(52)のいずれかに記載の分割体。
(54)複数片が弾性接合部を含み、そのまわりで分割体が、第一位置と第二位置の間で移動可能である、(53)に記載の分割体。
(55)天然もしくは合成ゴム、弾性もしくは変形可能なポリマー材料、又はそれらの組み合わせを含む、(48)〜(54)のいずれかに記載の分割体。
(56)分割体が、天然もしくは合成ゴム、弾性もしくは変形可能なポリマー材料、又はそれらの組み合わせから本質的になる、(55)に記載の分割体。
(57)分割体が、それを通る少なくとも一つの開口を含み、その開口が、使用時に浸漬管を受けるように配置されている、(48)〜(56)のいずれかに記載の分割体。
(58)分割体が、開口を通って延びる浸漬管を含む、(57)に記載の分割体。
(59)分割体が、浸漬管の上下に移動可能である、(58)に記載の分割体。
(60)分割体が、使用時に、分割体と、開口を通って挿入された浸漬管との間に少なくとも部分的な封止を形成するように配置された封止材料を含む、(57)〜(59)のいずれかに記載の分割体。
(61)分割体が、使用時に、分割体と、使用時に分割体が位置されるディスペンサーとの間に少なくとも部分的な封止を形成するように配置された封止材料を含む、(48)〜(60)のいずれかに記載の分割体。
(62)封止材料が、使用時に分割体が位置されるディスペンサーの壁に接触するように配置された分割体の部分上に位置される、(61)に記載の分割体。
(63)封止材料が、天然もしくは合成ゴム、弾性もしくは変形可能なポリマー材料、又はそれらの組み合わせを含む、(60)〜(62)のいずれかに記載の分割体。
(64)分割体の少なくとも一部が、分割体を横切るガスの移動を防止又は低減する材料を含む、(48)〜(63)のいずれかに記載の分割体。
(65)分割体が、ガス不透過性材料で少なくとも部分的に被覆されている、(64)に記載の分割体。
(66)ガス不透過性材料が金属又は金属含有材料を含む、(65)に記載の分割体。
(67)流体ディスペンサーを二つの室に分離する方法であって、以下の工程を含む方法:
(a)ベースを含む流体ディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;
(b)(48)〜(66)のいずれかに記載の分割体を与えること;
(c)分割体を第二位置から第一位置に移動すること;
(d)分割体を流体ディスペンサー中に挿入すること;及び
(e)分割体を第二位置に移動してディスペンサーを二つの室に分離する部分的なバリヤーを少なくとも形成すること。
(68)ディスペンサーの開放端が、周囲壁と比較して減少した直径を有する、(67)に記載の方法。
(69)分割体が、第二位置にあるときに流体ディスペンサー壁の上下に移動可能である、(67)に記載の方法。
(70)分割体が、その内部を通る開口を含み、方法が、分割体の流体ディスペンサー中への挿入の前、中又は後に開口を通って浸漬管を挿入することを含む、(67)〜(69)のいずれかに記載の方法。
(71)浸漬管が、トリガースプレー、スプレーノズル、スプレーポンプ、又はディスペンサーヘッドの一部である、(70)に記載の方法。
(72)分割体が、開口と浸漬管の間に封止を形成するように配置された、開口の縁のまわりの封止材料を含む、(70)又は(71)に記載の方法。
(73)分割体が、浸漬管の上下に移動可能である、(70)〜(72)のいずれかに記載の方法。
(74)流体ディスペンサーが、加圧又は非加圧流体ディスペンサーである、(67)〜(73)のいずれかに記載の方法。
(75)方法が、分配液で流体ディスペンサーの一つの室を少なくとも部分的に満たすことをさらに含む、(67)〜(74)のいずれかに記載の方法。
(76)方法が、分割体がディスペンサー中に挿入された後に分配液で流体ディスペンサーを少なくとも部分的に満たすことを含む、(75)に記載の方法。
(77)分配液が、開口又は浸漬管を通って挿入される、(64)〜(68)のいずれかに従属するときの(75)又は(76)に記載の方法。
(78)分配液が、分割体の上に位置される、(76)又は(77)に記載の方法。
(79)分配液が、流体ディスペンサー中への分割体の挿入の前に流体ディスペンサーに添加される、(75)に記載の方法。
(80)加圧ガスが、流体ディスペンサーに添加される、(75)〜(79)のいずれかに記載の方法。
(81)加圧ガスが、分配液を含まない流体ディスペンサーの室に添加される、(80)に記載の方法。
(82)分配液が、加圧ガスの添加前に流体ディスペンサーに加えられる、(81)に記載の方法。
(83)加圧ガスが、分配液の添加前に流体ディスペンサーに加えられる、(82)に記載の方法。
(84)ベース及び(48)〜(66)のいずれかに記載の分割体を含む流体ディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲し、分割体が、ディスペンサー内に二つの室を形成し、使用時に室のサイズを変化するためにディスペンサー壁の上下に移動可能である、流体ディスペンサー。
(85)開放端が、周囲壁と比較して減少した直径を有し、それが、減少した直径の首部として形成されうる、(84)に記載の流体ディスペンサー。
(86)ディスペンサーの開放端が、分配要素を含む、(84)又は(85)に記載の流体ディスペンサー。
(87)分配要素が、ノズル、ポンプトリガースプレー、又はディスペンサーヘッドを含む、(86)に記載の流体ディスペンサー。
(88)流体ディスペンサーが、分割体の一方の側上に分配液を含み、分割体の他方の側上にガスを含む、(81)〜(84)のいずれかに記載の流体ディスペンサー。
(89)分割体の内部を通って延び、かつ流体入口を有する浸漬管を含み、分配液が、浸漬管入口を含む分割体の側に位置される、(85)に記載の流体ディスペンサー。
(90)(84)〜(89)のいずれかに記載の流体ディスペンサーから流体を分配する方法であって、以下の工程を含む方法:
(a)分配液で室の一つを少なくとも部分的に満たすこと;
(b)加圧ガス又は空気で他の室を満たすこと;
(c)分配液を分配要素と作動可能に接続すること;及び
(d)分配要素を作動して分配液を分配しかつディスペンサー内の分割体を移動すること。
(91)ディスペンサーが、分配要素に接続された浸漬管を含み、工程(d)が、浸漬管の入口を分配液中に挿入することを含む、(90)に記載の方法。
(92)添付図面を参照してここに実質的に記載された、分割体、流体ディスペンサー、又は方法。
(93)流体溜めが、分配液と実質的に同じ屈折率を有する、(1)〜(33)のいずれかに記載のディスペンサー。
(1)ベースを含む加圧ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって封止された開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が、浸漬管、加圧ディスペンサーから失われた圧縮ガスを減少するために浸漬管と接触する流体溜め、圧縮ガス、及び分配液を含み、前記流体溜めの大部分が浸漬管の外側に位置され、流体溜めが、使用時に分配液の容量を保持するために配置された多孔質材料を含み、多孔質材料が、使用時に流体溜め中の圧縮ガスの少なくとも一部が液体によって置き換えられ、前記圧縮ガスの少なくとも一部を加圧ディスペンサー中に噴出できるように構成され、分配要素が、分配要素の作動時に少なくとも0.5秒間連続的に分配液を分配するように構成される、加圧ディスペンサー。
(2)多孔質材料が発泡材料又は細胞材料である、(1)に記載の加圧ディスペンサー。
(3)発泡材料又は細胞材料が、閉細胞、開細胞、又は閉細胞と開細胞の組み合わせを含む、(2)に記載の加圧ディスペンサー。
(4)発泡材料又は細胞材料が、細胞を通る液体の自由な流れを可能にするように適応された細胞を含む、(1)〜(3)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(5)流体溜めが、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、又はそれらの組み合わせから選択されるポリマー材料を含む、(1)〜(4)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(6)多孔質材料が、焼結材料又は射出成形材料である、(1)〜(5)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(7)多孔質材料が、弾性材料及び/又は変形可能材料である、(1)〜(6)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(8)多孔質材料が、非可撓性材料である、(1)〜(7)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(9)流体溜めが、少なくとも0.5ml、少なくとも1ml、又は少なくとも2mlの分配液を保持する、(1)〜(8)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(10)流体溜めが、少なくとも5mlの分配液を保持する、(9)に記載の加圧ディスペンサー。
(11)多孔質材料が、少なくとも10ppi(インチあたりの細孔数)、少なくとも20ppi、又は少なくとも30ppiを含む、(1)〜(10)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(12)多孔質材料が、80ppi以下、75ppi以下、又は70ppi以下を含む、(1)〜(11)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(13)多孔質材料が、少なくとも20ppiを含み、かつ少なくとも0.5mlの分配液を保持する、(1)〜(12)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(14)10ml〜5000ml、又は20ml〜1000mlの貯蔵容量を有する、(1)〜(13)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(15)流体溜めが、加圧ディスペンサー内にバリヤーを形成し、バリヤーを通って浸漬管が延びており、浸漬管が、加圧ディスペンサーのベースに又はその近くに位置される流体入口端を有する、(1)〜(14)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(16)流体溜めが、浸漬管の流体入口端に又はその近くに位置される、(15)に記載の加圧ディスペンサー。
(17)流体溜めが、浸漬管の流体入口端をカバーする、(16)に記載の加圧ディスペンサー。
(18)流体溜めが、流体入口を含む浸漬管の端に栓を形成する、(17)に記載の加圧ディスペンサー。
(19)浸漬管が、その端に流体入口を含み、かつ浸漬管の長さに沿って位置される第二の流体入口を含み、流体溜めが両流体入口をカバーする、(17)又は(18)に記載の加圧ディスペンサー。
(20)流体溜めが、浸漬管に固定して接続されている、(14)〜(19)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(21)流体溜めが、流体ディスペンサーに架かっており、加圧ディスペンサーを二つの室に分割する、(14)〜(20)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(22)加圧ディスペンサーが、流体入口端を有する浸漬管を含んでおり、流体入口端が、加圧ディスペンサーのベースに又はその近くに、流体溜めの下に位置される、(21)に記載の加圧ディスペンサー。
(23)加圧ディスペンサーのベースが、少なくとも一つの山頂部を含み、流体溜めが、少なくとも一つの室が山頂部から延びる凹所に形成されるように山頂部に接触する、(21)又は(22)に記載の加圧ディスペンサー。
(24)ガスが、圧縮空気又は高圧ガスである、(1)〜(23)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(25)流体溜めが、発泡材料又は細胞材料であり、発泡材料又は細胞材料の細胞が、加圧ディスペンサーが挿入、傾斜、振動、又はそれらのいずれかの組み合わせをされるときに細胞内に液体を保持するように適応されている、(1)〜(24)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(26)細胞が、流体ディスペンサーに存在する液体の少なくとも10容量%、又は少なくとも20容量%、又は少なくとも50容量%、又は少なくとも60容量%を保持するように寸法決定されている、(25)に記載の加圧ディスペンサー。
(27)流体溜めが、いかなる好適な密度も有する発泡材料又は細胞材料である、(1)〜(26)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(28)流体溜めが、いかなる好適な細胞サイズも有する発泡材料又は細胞材料である、(1)〜(27)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(29)圧縮ガス又は空気を含むエアロゾルを含む、(14)〜(28)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(30)分配要素が、作動時に少なくとも1ml、少なくとも2ml、又は少なくとも5mlを分配するように構成される、(1)〜(29)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(31)分配要素が、作動時に20ml以下、15ml以下、又は10ml以下を分配するように構成される、(1)〜(30)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(32)多孔質材料が、少なくとも50ミクロン、少なくとも100ミクロン、又は少なくとも200ミクロンの平均細孔サイズを有する細孔を含む、(1)〜(31)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(33)多孔質材料が、1000ミクロン以下、750ミクロン以下、又は500ミクロン以下の平均細孔サイズを有する細孔を含む、(1)〜(32)のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
(34)以下の工程を含む、(1)〜(33)のいずれかに記載の加圧ディスペンサーを形成する方法:
(a)ベースを含むディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;そして任意の順序で又は一緒に、
(b)(1)〜(33)のいずれかに記載の多孔質流体溜めをディスペンサー中に挿入すること;
(c)流体入口端を有する浸漬管をディスペンサーの開放端中に挿入すること;及び
(d)分配液及び圧縮ガスをディスペンサーに加えること。
(35)工程(b)が工程(c)の後に実施される、(34)に記載の方法。
(36)工程(b)が工程(c)の前に実施される、(34)に記載の方法。
(37)多孔質流体溜めが、反応体又は前駆体成分として加えられ、ディスペンサー内に発泡体を形成する、(34)〜(36)のいずれかに記載の方法。
(38)方法が、分配要素を浸漬管に接続することをさらに含む、(34)〜(37)のいずれかに記載の方法。
(39)工程(b)が、ディスペンサーの内側で弾性又は変形可能な流体溜めを接続して流体溜めによって分離された少なくとも二つの室を形成することを含む、(34)〜(38)のいずれかに記載の方法。
(40)工程(b)が、浸漬管をディスペンサー中に挿入する前に流体溜めを浸漬管に接続することを含む、(34)〜(39)のいずれかに記載の方法。
(41)工程(b)が、浸漬管をディスペンサー中に挿入する前に浸漬管の入口端を分割体でカバーすることを含む、(40)に記載の方法。
(42)浸漬管が、一つより多い入口を有し、工程(b)が、浸漬管をディスペンサー中に挿入する前に浸漬管の入口の全てを流体ディスペンサーでカバーすることを含む、(41)に記載の方法。
(43)ディスペンサーのベースが、少なくとも一つの山頂部を含み、流体ディスペンサーが、それがベースの少なくとも一つの山頂部上に載るように挿入される、(34)〜(42)のいずれかに記載の方法。
(44)(34)〜(43)のいずれかに記載の方法によってディスペンサーを形成し、液体の少なくとも一部が多孔質流体溜め材料に入り、圧縮ガスでディスペンサーを部分的に満たし、分配要素を作動して分配液の少なくとも一部を分配するように分配液でディスペンサーを部分的に満たすことを含む、(1)〜(33)のいずれかに記載の加圧ディスペンサーから流体を分配する方法。
(45)圧縮ガスが、多孔質材料に連行されることを少なくとも部分的に防止され、従って液体が分配されるときにディスペンサーを出ることを少なくとも部分的に防止される、(44)に記載の方法。
(46)ベースを含む加圧ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって封止された開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が、浸漬管、加圧ディスペンサーから失われた圧縮ガスを減少するために浸漬管と接触する流体溜め、圧縮ガス、及び分配液を含み、流体溜めが、使用時に分配液の容量を保持するために配置された多孔質材料を含み、多孔質材料が、少なくとも10ppi(インチあたりの細孔数/細胞数)、少なくとも20ppi、又は少なくとも30ppi、かつ100ppi以下、又は80ppi以下の細孔又は細胞密度を有する多孔質材料又は細胞材料を含む、加圧ディスペンサー。
(47)ベースを含む加圧ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって封止された開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が、浸漬管、加圧ディスペンサーから失われた圧縮ガスを減少するために浸漬管と接触する流体溜め、圧縮ガス、及び分配液を含み、流体溜めが、使用時に分配液の容量を保持するために配置された多孔質材料を含み、多孔質材料が、少なくとも0.5ml、少なくとも1ml、少なくとも2ml、又は少なくとも5mlの容量を保持する、加圧ディスペンサー。
(48)ディスペンサーにおいて圧縮ガス又は空気から分配液を少なくとも部分的に分離するための分割体であって、分割体が、弾性的に変形可能な部材を含み、弾性的に変形可能な部材が、ディスペンサー中にその一端を通って挿入され、分割体がディスペンサー中に挿入されることができる第一位置から分割体がディスペンサー内で少なくとも部分的なバリヤーを形成することができる第二位置に移動するように構成されている、分割体。
(49)分割体が、弱化部の少なくとも一つの領域又は線を含み、そのまわりに分割体が、第一位置と第二位置の間で移動されることができる、(48)に記載の分割体。
(50)弱化部の少なくとも二つの領域もしくは線、又はそれらの組み合わせを含む、(48)に記載の分割体。
(51)分割体が弾性材料から形成され、分割体が、弾性材料を変形することによって第一位置と第二位置の間で移動可能である、(48)〜(50)のいずれかに記載の分割体。
(52)単一の一体部材から形成された、(48)〜(51)のいずれかに記載の分割体。
(53)複数片を一緒に接続して形成された、(48)〜(52)のいずれかに記載の分割体。
(54)複数片が弾性接合部を含み、そのまわりで分割体が、第一位置と第二位置の間で移動可能である、(53)に記載の分割体。
(55)天然もしくは合成ゴム、弾性もしくは変形可能なポリマー材料、又はそれらの組み合わせを含む、(48)〜(54)のいずれかに記載の分割体。
(56)分割体が、天然もしくは合成ゴム、弾性もしくは変形可能なポリマー材料、又はそれらの組み合わせから本質的になる、(55)に記載の分割体。
(57)分割体が、それを通る少なくとも一つの開口を含み、その開口が、使用時に浸漬管を受けるように配置されている、(48)〜(56)のいずれかに記載の分割体。
(58)分割体が、開口を通って延びる浸漬管を含む、(57)に記載の分割体。
(59)分割体が、浸漬管の上下に移動可能である、(58)に記載の分割体。
(60)分割体が、使用時に、分割体と、開口を通って挿入された浸漬管との間に少なくとも部分的な封止を形成するように配置された封止材料を含む、(57)〜(59)のいずれかに記載の分割体。
(61)分割体が、使用時に、分割体と、使用時に分割体が位置されるディスペンサーとの間に少なくとも部分的な封止を形成するように配置された封止材料を含む、(48)〜(60)のいずれかに記載の分割体。
(62)封止材料が、使用時に分割体が位置されるディスペンサーの壁に接触するように配置された分割体の部分上に位置される、(61)に記載の分割体。
(63)封止材料が、天然もしくは合成ゴム、弾性もしくは変形可能なポリマー材料、又はそれらの組み合わせを含む、(60)〜(62)のいずれかに記載の分割体。
(64)分割体の少なくとも一部が、分割体を横切るガスの移動を防止又は低減する材料を含む、(48)〜(63)のいずれかに記載の分割体。
(65)分割体が、ガス不透過性材料で少なくとも部分的に被覆されている、(64)に記載の分割体。
(66)ガス不透過性材料が金属又は金属含有材料を含む、(65)に記載の分割体。
(67)流体ディスペンサーを二つの室に分離する方法であって、以下の工程を含む方法:
(a)ベースを含む流体ディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;
(b)(48)〜(66)のいずれかに記載の分割体を与えること;
(c)分割体を第二位置から第一位置に移動すること;
(d)分割体を流体ディスペンサー中に挿入すること;及び
(e)分割体を第二位置に移動してディスペンサーを二つの室に分離する部分的なバリヤーを少なくとも形成すること。
(68)ディスペンサーの開放端が、周囲壁と比較して減少した直径を有する、(67)に記載の方法。
(69)分割体が、第二位置にあるときに流体ディスペンサー壁の上下に移動可能である、(67)に記載の方法。
(70)分割体が、その内部を通る開口を含み、方法が、分割体の流体ディスペンサー中への挿入の前、中又は後に開口を通って浸漬管を挿入することを含む、(67)〜(69)のいずれかに記載の方法。
(71)浸漬管が、トリガースプレー、スプレーノズル、スプレーポンプ、又はディスペンサーヘッドの一部である、(70)に記載の方法。
(72)分割体が、開口と浸漬管の間に封止を形成するように配置された、開口の縁のまわりの封止材料を含む、(70)又は(71)に記載の方法。
(73)分割体が、浸漬管の上下に移動可能である、(70)〜(72)のいずれかに記載の方法。
(74)流体ディスペンサーが、加圧又は非加圧流体ディスペンサーである、(67)〜(73)のいずれかに記載の方法。
(75)方法が、分配液で流体ディスペンサーの一つの室を少なくとも部分的に満たすことをさらに含む、(67)〜(74)のいずれかに記載の方法。
(76)方法が、分割体がディスペンサー中に挿入された後に分配液で流体ディスペンサーを少なくとも部分的に満たすことを含む、(75)に記載の方法。
(77)分配液が、開口又は浸漬管を通って挿入される、(64)〜(68)のいずれかに従属するときの(75)又は(76)に記載の方法。
(78)分配液が、分割体の上に位置される、(76)又は(77)に記載の方法。
(79)分配液が、流体ディスペンサー中への分割体の挿入の前に流体ディスペンサーに添加される、(75)に記載の方法。
(80)加圧ガスが、流体ディスペンサーに添加される、(75)〜(79)のいずれかに記載の方法。
(81)加圧ガスが、分配液を含まない流体ディスペンサーの室に添加される、(80)に記載の方法。
(82)分配液が、加圧ガスの添加前に流体ディスペンサーに加えられる、(81)に記載の方法。
(83)加圧ガスが、分配液の添加前に流体ディスペンサーに加えられる、(82)に記載の方法。
(84)ベース及び(48)〜(66)のいずれかに記載の分割体を含む流体ディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲し、分割体が、ディスペンサー内に二つの室を形成し、使用時に室のサイズを変化するためにディスペンサー壁の上下に移動可能である、流体ディスペンサー。
(85)開放端が、周囲壁と比較して減少した直径を有し、それが、減少した直径の首部として形成されうる、(84)に記載の流体ディスペンサー。
(86)ディスペンサーの開放端が、分配要素を含む、(84)又は(85)に記載の流体ディスペンサー。
(87)分配要素が、ノズル、ポンプトリガースプレー、又はディスペンサーヘッドを含む、(86)に記載の流体ディスペンサー。
(88)流体ディスペンサーが、分割体の一方の側上に分配液を含み、分割体の他方の側上にガスを含む、(81)〜(84)のいずれかに記載の流体ディスペンサー。
(89)分割体の内部を通って延び、かつ流体入口を有する浸漬管を含み、分配液が、浸漬管入口を含む分割体の側に位置される、(85)に記載の流体ディスペンサー。
(90)(84)〜(89)のいずれかに記載の流体ディスペンサーから流体を分配する方法であって、以下の工程を含む方法:
(a)分配液で室の一つを少なくとも部分的に満たすこと;
(b)加圧ガス又は空気で他の室を満たすこと;
(c)分配液を分配要素と作動可能に接続すること;及び
(d)分配要素を作動して分配液を分配しかつディスペンサー内の分割体を移動すること。
(91)ディスペンサーが、分配要素に接続された浸漬管を含み、工程(d)が、浸漬管の入口を分配液中に挿入することを含む、(90)に記載の方法。
(92)添付図面を参照してここに実質的に記載された、分割体、流体ディスペンサー、又は方法。
(93)流体溜めが、分配液と実質的に同じ屈折率を有する、(1)〜(33)のいずれかに記載のディスペンサー。
本発明の第八〜第十一態様は、弾性的に変形可能な分割体又は伴板を提供し、それは、縮小した首部を通って適合し、かつ標準的な伴板として機能するように再形成することができるように変形されるだろう。ある実施形態では、分割体は、実質的に中央に開口を有してもよく、それを通って、浸漬管が、浸漬管と分割体の間に少なくとも一つの封止があるように延びることができ、この封止は、通常、分割体の一体化部分である。両方の場合において、分割体とディスペンサーの間を封止する分割体の外側のまわりに封止があってもよく、この封止は、通常、分割体の一体化部分である。内側及び外側の封止は、気密であるが、分割体が要求により缶の上下に移動することを可能にするのに十分に緩いものであることができる。分割体は、そのある部分においてのみ弾性的に変形可能であることができ、又はそれは、全て弾性的に変形可能であることができる。分割体は、ポリマー又は天然もしくは合成ゴムから作られることができ、一つの構成要素であり、かつ一つの材料から作られることができるが、もし特定のバリヤー特性が要求されるなら、二つ以上の材料又は一つ以上の材料の二つ以上の部分が使用されることができ、又は分割体の一部は、バリヤー特性を高めるために何らかの方法で被覆されることができる。例えば、それは、ペイント、被覆、又はさらには一つ以上の側面を金属で被覆もしくはメッキされてもよい。
分割体は、伴板であることができる。
二つの室は、ディスペンサーの内側に作られることができ、一方は分割体の上流に、他方はその下流に作られることができる。空気又は圧縮ガスは、通常、分割体の上流にあり、液体は、分割体の下流にある。もし浸漬管が全く使用されないなら、下流室は、出口を壁として使用することができ、もし浸漬管が使用されるなら、非出口端又はベースが壁として使用されることができる。浸漬管が全くないと、分割体は、ディスペンサーの上部又は出口端の方に移動することができ、浸漬管があると、分割体は、閉鎖端又はベースの方に移動することができる。分割体は、ディスペンサーの端と実質的に同じ形状であるように造形されることができ、それに向かって、分割体は、液体の全て又は実質的に全てが空になることができるように移動する。
エアロゾルの形の流体ディスペンサーのために好ましい、ある実施形態では、分割体は、ディスペンサーの閉鎖端(通常はベース)又は下流に位置されることができ、浸漬管は、分割体の中央穴を通って延び、その又は各々の封止は、ディスペンサーの下流端に接触することができる。浸漬管の上流端は、浸漬管の端のまわりに間隙があり、流体がそれを通って流れるように造形されることができる。ディスペンサーの上にキャップがあってもよく、それは、エアロゾルの場合には弁カップの弁上に位置されることができ、浸漬管は、弁入口に接続されることができる。下流壁と分割体の間のいかなる空気も実質的に吸い出されることができる。液体は、浸漬管を通ってそれを開放するように持ち上げられた弁を介して下流室中にポンプで送られることができ、分割体は、液体によって下流に押されることができ、必要な液体の全てが室に加えられるまで移動しつづけることができる。浸漬管は、移動してはならず、浸漬管の下流端は、弁が自動的に閉じるように弁を解放することによって閉じられることができる。
上流室における空気は、弁カップのまわりで排出することが可能であり、弁カップは、所定位置に固定されるだけであり、下流室が液体で満たされ、分割体が上流に移動されるように封止されない。いったん液体室が満たされると、空気を含有するディスペンサーの半分から三分の二になることができ、液体室は、加圧空気又は高圧ガス又はガスのために使用されることができる。もしディスペンサーが空気を含むなら、加圧空気は、弁カップの下で加圧空気をポンピングすることによってガス室に加えられることができ、いったん必要な圧力に達したら、弁がそれを封止する位置にしわを作ることができる。もしブタンのような高圧ガスが空気の代わりに使用されるなら、上流室に残るいかなる空気も除去され、次いで必要な高圧ガスで置き換えられ、続いて前のようにしわを作ることによって弁カップを封止するだろう。
流体が分配されると、分割体は、流体と接触しつづけるベースに向かって下流に移動することができ、ガス室の弁は、増加し、ガスの圧力の減少を起こす。このプロセスは、流体の実質的に全てが排出されるまで継続することができるが、ガス室には空気又はガスがまだ存在することができ、その圧力は、流体を排出するために必要な圧力に依存するだろう。それは、通常、1〜3barであることができる。作用は、例えばブタンのような高圧ガスと同じであるが、他の高圧ガスは、ディスペンサーの可使時間全体にわたって一定の圧力を維持することができる。
エアロゾル缶を含む、本発明の流体ディスペンサーの代替実施形態では、液体は、出口壁又は弁を有する室(下流室)内に存在することができ、空気又は高圧ガスは、ベースを有する室(上流室)内に存在することができる。閉鎖された壁又はベースにより、分割体は、ディスペンサーの出口端で開始することができ、浸漬管をなしにすることができる。いかなる残留空気も下流室から吸引されることができ、次いで流体を弁を通して下流室中に加えることができ、弁は、分割体を上流にディスペンサーのベース壁に向かって押し、圧縮ガス又は空気の高圧ガスのためにディスペンサー内部容積の半分から三分の一ぐらいを残す。上流容器壁又はベースに穴があってもよく、一方向入口弁は、空気又は高圧ガスを上流室中にポンプで送ることを可能にする。流体が分配されると、分割体は下流に移動することができ、上流室における圧力は減少することができる。この実施形態の一つの利点は、浸漬管が全くないことである。
ポンプ又はトリガーを含む実施形態では、液体は、通常、出口を有する上部室又は下部室に入れられ、空気は、ベースを有する下流室又は上流室に入れられるだろう。分割体は、ディスペンサーの下流端で開始することができ、浸漬管をなしにすることができる。いかなる残留空気も下流室から吸引することができ、次いで液体を下流室内に加え、分割体を上流に通常ディスペンサーの上流壁に向かって押すことができる。上流容器には穴があってもよく、この穴は、空気又はガスを逃がすことができ、従って残留する空気は、いつも雰囲気圧である。流体が分配されると、分割体は、下流に移動することができ、空気は、室壁の同じ穴を通って空気室内に吸引されて雰囲気圧を維持することができる。
ポンプ又はトリガー装置を含む実施形態では、ディスペンサー上部の開放端は、ポンプ又はトリガーで閉鎖されることができる。流体が分配されると、液体室に真空が作られることができ、液体室が液体で一杯になるように分割体を下流に移動させることができる。これは、空気室に負圧を作り、従って空気は、ディスペンサーの外側から入り、それを雰囲気圧に保つ。この作用は、分割体が実質的に全ての液体を排出した上流壁に会うまで継続することができる。
ポンプ又はトリガーを含む実施形態では、液体は、ベース又は閉鎖壁を有する室(下流室)内に入れられ、空気は、開口を有する室(上流室)内に入れられることができる。分割体は、容器の下流又はベース端で開始することができ、浸漬管があってもよい。最初にいかなる残留空気も下流室から吸引することができ、次いで液体を浸漬管を通して下流室内に加えることができ、それは、分割体を上流に容器の上流壁又は開放端に向かって押す。上流ディスペンサー壁又は上部に空気を逃がすことができる穴又は開口があってもよく、従って残留する空気又はガスは、常に実質的に雰囲気圧にある。流体が分配されると、分割体は、流体に従うことができ、空気は、実質的に雰囲気圧を維持するために室壁の同じ穴を通って空気室中に吸引される。
分割体のための好適な材料は、例えばポリエチレン又はポリプロピレンのようなプラスチックであることができる。これらは、多くの液体及び高圧ガスに対して極めて抵抗性を持つ。
変形可能な分割体を達成する一つの方法は、極めて薄い部分のような弱化線又は弱化領域、例えば相対的に容易な変形を可能にする環状の「V」形状の溝を使用することである。別の方法は、ポリエチレン又はポリプロピレンのような相対的に硬質の材料と組み合わせた分割体に閉鎖細胞材料のような多孔質発泡剤の混合物を使用することであり、それは、弾性変形可能であり、かつ化学的に耐性を有する。代替法は、変形するために必要な領域に弱化部分を有する第一材料と、その上に成形されるか又は取り付けられる、第一材料の可撓性タイプ又はエラストマーのような弾性的に変形可能な材料との二つの材料を使用することであり、このようにして機械的な特性を第二材料で加えながら化学的バリヤーを維持することができる。
ディスペンサー中に浸漬管を含む実施形態では、浸漬管は、硬質プラスチック材料から、又は硬い可撓性のプラスチック材料から作られることができる。幾つかのディスペンサーは、ディスペンサーの本体に一体的な浸漬管を持つことができ、これらは、伴板の浸漬管の代わりに使用されることができる。
特に圧縮空気を有し、ポンプ又はトリガーを有する既知のエアロゾル缶での一つの問題は、缶の回転を起こしうる360°にわたってかかるエアロゾルを使用することができないことである。なぜなら、缶が回転すると、浸漬管の上流端は、ときどき液体の代わりに空気又は高圧ガスと接触することがありうるからである。エアロゾルにとって、これは主要な問題であることができる。なぜならばガス又は空気は、極めて迅速に失われていき、液体が缶中に残ったり又は缶寿命の終了近くに極めて低圧になったり、性能の最終的な低下をもたらすからである。上記の本発明の分割体及びディスペンサーは、この問題を克服するか又は緩和する。実施形態では、液体を空気又は高圧ガスから分離しつづける必要はないが、代わりに、どのようにディスペンサーが振動、傾斜又は反転されるかにかかわらず浸漬管の上流端を液体に常に浸漬しつづけることが必要である。幾らかのガス又は空気が失われてもよいが、最小にすべきである。上記の分割体及び浸漬管の配置は、これらの用途で使用されることができる。いかなる封止も常に維持されることは必須ではない。なぜならば分割体は、ディスペンサーが傾斜又は振動されるときに浸漬管の上流端から離れる液体の迅速な移動を防止又は低下するバリヤーとして作用できるからである。そして、一つ又は両方の封止が漏出できるように構成されることができる。なぜならばいったんディスペンサーが直立されると、空気又は高圧ガス及び液体は、最も上の室に戻る傾向を示し、液体は、特に高圧ガスが加圧されるディスペンサーでは下部室に戻る傾向を示すからである。分割体には、液体が下流室に戻ることができる小さな穴が存在することができる。分割体中の封止又は穴におけるいかなる間隙も、分割体がガス又は高圧ガスによって液体に向かって押されることを確実にするために十分に小さくすべきである。このため、分割体は食品産業に使用される包装のように相対的に薄くすべきであり、又はそれは、閉鎖細胞発泡分割体もしくはさらに液体が分割体を貫通することを防止する不透過性層又は膜を表面上に有する開放細胞発泡分割体であることができる。
分割体は、移動することは必要でなく、従って分割体は、ディスペンサー内で移動不可能であることができる。それは、好ましくは分割体とディスペンサーのベースの間に形成された小さな室を有するディスペンサーの下流端近くの位置に固定されることができる。浸漬管は、分割体を通って、分配される流体を含有する室内に延びてもよい。流体は、分配されるいかなる流体も交換するために分割体を通って又はそのまわりに及ぶことができる。流体が室に入ることができる速度はかなりのものであるが、それが分配される流れより大きい。なぜならば分配されるために利用可能な流体が常にあるからである。もしディスペンサーが傾斜又は振動されるなら、室からの流体の損失は、減少されることができ、置換する空気又はガスの量もまた減少される。流体が分配されている間に失われる小さな室内のいかなる空気又はガスも分割体がない場合の損失と比べてかなり減少される。さらに、いったんディスペンサーが直立すると、空気又はガスは、分割体を過ぎて又はそれを通って上方に移動し、流体によって置換されるだろう。
ある実施形態では、分割体は、発泡体のような多孔質材料から作られ、浸漬管の上流端は、発泡体の内側に位置される。液体は、今、分割体のまわりを通っていくことができるが、通常は、液体が吸引されるか又は押されるか又はそれを通るときにそれを通過するだろう。ディスペンサー壁に対して分割体を封止する必要性はなくてもよく、さらに多孔質材料が十分に液体自体を保持することができるので分割体とディスペンサーのベースの間に室を作る必要性はなくてもよい。ある実施形態では、ディスペンサーは、一つ以上の造形されたベース又はベース中のピークを有してもよく、実質的に平坦な多孔質分割体を含み、それは、少なくとも一つの室がピークから延びる各凹所に形成されるようにピーク又は各ピークに接触する。液体は、多孔質分割体の内側から浸漬管を通って吸引されることができ、これは、それを置換するための多くの液体を生じる。もしディスペンサーが直立しているなら、そのとき上の多孔質分割体から多くの液体がそれに吸収されるだろうし、分割体の下の室は、液体で一杯になることができ、いかなる空気又は高圧ガスも分割体のまわりに又はそれを通ってその上の室内に行くことができる。もしディスペンサーが転倒されるなら、そのとき液体は、分割体から浸漬管及び出口に行き、分割体の上の小さな室の内側の液体は空気又は高圧ガスを有する発泡体中に吸収され、空気又は高圧ガスが分割体を通って又はそのまわりに行くことによってそれを置換する。容器が直立と転倒の二つの両極端間のどこかに傾斜されるとき、液体は、分割体の少なくとも一部に接触し、吸収されるだろう。これは、小さい室が空になり、液体が分割体から抽出されるまで、継続することができるが、ディスペンサーは、それらが使用される多くの角度にわたって移動される傾向があり、従って液体は、小さな室に素早く補給することができる。室及び分割体内の流体の溜めは、一般にいかなる一回のありそうな使用法に対しても十分以上なものである。それは、一般に多くの空気又は高圧ガス(もしあれば)を失う必要はないことを意味する。また、多くの用途のために小さい室を持つ必要はなく、発泡分割体は、十分な容量の流体を保持するために十分に大きくすべきである。分割体は、ディスペンサーのベース又は壁に接触してもよく、浸漬管のまわりに保持されてもよく、又は浸漬管がその内側で押されるいかなる形状であってもよい。一般的に、それは、浸漬管の上流端上に又はそのまわりに位置され、ディスペンサーの下流壁及びベースに接触してもよい。これらの実施形態は、一般的に香水のような製品で使用される小さいディスペンサーのためのものである。この場合、発泡分割体は、例えば浸漬管の端上の栓又は棒のように極めて小さいことがありうる。大きいディスペンサーに対しては、栓又は棒の形の分割体はまた、有用である。ある実施形態では、封止用途で使用されるバッカー棒のような開放細胞棒を使用してもよい。
多孔質栓又は棒は、発泡体が相対的に安いので問題に対する一つの解決策である。それは、ディスペンサーにおいて縮小した首部を通して容易に押され、もしそれが首部より大きいなら、それは容易に再形成する。それは、プラスチック、合成又は天然ゴム、紙、又は安定な多孔質材料を形成する他の材料を含む多くの材料から作られることができ、多孔質材料は、ディスペンサーの内側に材料を噴射又は混合することによってディスペンサーの内側に作られることさえできる。液体及びガス又は高圧ガスは、その中に迅速に流れることができるが、ディスペンサーがまわりに移動されたり又は振動されたりするときに液体のほとんどを保持してもよい。多孔質材料は、ガス又は空気より液体を当然吸収し、ガスを液体で置換し、従って実際には極めて少ないガス又は空気が失われる。幾つかの閉鎖細胞発泡体は、材料又は外部層中に穴を作ることによって開放細胞発泡体に変換されることができ、これらの材料もまた使用することができる。
いかなる好適な吸収又は多孔質材料も上記の開放細胞発泡体の代わりに使用してもよい。但し、吸収材料は、ディスペンサー及び流体環境において安定であり、流体がそれを通って容易に流れることが必要である。必要な特性を有するいかなる材料も適切である。様々な発泡体及び吸収剤が幾つかの用途のために一緒に組み合わされることができる。
幾つかの発泡体又は吸収剤は、液体を通すことだけを可能にし、ガス又は空気を妨げるように設計され、これらはまた、浸漬管の端に又は出口のまわりに接続されることができる。
本発明のさらなる態様及び特徴は、添付図面を参照して例示としてのみ与えられる本発明の多数の実施形態の以下の記述から理解されるだろう。
図1及び2は、造形された分割板又は伴板120の形の本発明の分割体及び本発明による浸漬管110を有する加圧エアロゾル缶100の形の本発明の加圧ディスペンサーを示す。下流室103は、分配される流体を含有し、下流壁101は、壁102及び縮小した開口又は首部105を有する缶のベースである。上流室壁は、缶の首部105及び弁カップ106を含む。弁115は、開口107に挿入されかつ封止され、弁カップ106は、108で首部105のまわりでしわを寄せられかつ封止される。浸漬管110は、下流端で弁115上の首部117上に固定され、分割板の穴123を貫通し、上流端111でベース101にほとんど接触する。高圧ガス又は空気は、上流室104に含有されている。分割板120は、缶壁102に対して封止する二つの外側環状封止121及び122、及び浸漬管110に対して封止する二つの内側環状封止124及び125を有する。分配される流体は、弁棒118を持ち上げて弁を内部的に開放し、流体を弁及び浸漬管を通してポンピングして下部室103に送ることによって弁出口106を通して満たされる。弁棒は、次いで緩められ、弁を閉鎖し、流体中で封止する。エアロゾル弁は、全て標準的なものであり、その作用は、ここでは示されない。分割板120の形の分割体は、缶の首部105を通って缶の内側に置かれ、それを内側にもたらすために変形されなければならず、次いでそれは、いったん内側に入ると弾性的に変形しなければならない。あるときには浸漬管110は、分割板120の変形前に分割板120の内側にあり、他のときには浸漬管110は、後で分割板120を通して置かれる。分割板120は、通常、ベース101に接触することを開始し、そのベース126は、缶100のベース101に一致するように造形され、それは、室103が満たされると浸漬管110及び缶壁102をずらして持ち上げるだろう。通常、室103は、そのとき缶容量の50〜75%であるだろう。
高圧ガス又は空気は、次いで圧力下でポンピングされて缶の首部105と分割板120の間に形成された上部室104中に送られるだろう。いったん満たされると、弁カップ106及び缶首部105は、108で一緒にしわを寄せられ、永久封止を形成するだろう。二つの室の内容物は、分割板120のまわりの封止124,125,122及び121のために混合することができない。
流体が弁棒118上の作動装置を押し下げることによって弁115の出口116を通って分配されるとき、分割板は、下流に移動し、実質的に流体に接触したままになる。これは、上流室104のサイズを増加する。結局、分割板120は、ベース101に接触し、それまでに室103中の実質的に全ての流体が排出される。
室104中の高圧ガスは、空気又はガスであることが多く、結果として室内の圧力は、流体が分配されると減少するだろう。ときには、それは、ブタンのようなvocであり、液体及びガス中に存在し、多くの液体がガスに変わることによって流体が追い出されるときに同じ圧力を維持するだろう。
分割板120は、通常、硬く、相対的に薄い板であるが、それは、必要により幅広い範囲の材料で作られることができ、例えば閉鎖細胞発泡板であることができ、それは、変形されて押されて縮小された開口に対する可撓性を分割板に与えるだろう。開放細胞発泡体から作られた幾つかの生成物は、外側のまわりに不透過性層又は膜を有するか、又は何も通過しないように被覆され、これらもまた、使用可能である。
図1は、出口弁115を有する加圧缶を示すが、図3及び5に示されたポンプ又はトリガーと同様に、弁115の代わりにポンプ又はトリガーを有する非加圧容器でも同じ配置を等しく使用することができる。これらの実施形態では、ポンプもしくはトリガーに又はそれらとディスペンサーの間の連結に漏出穴があり、それは、空気が分割板120の動きによって押されたり又は引っ張られたりすることを可能にし、雰囲気圧で上部室104中の空気を維持する。流体は、分割板が挿入される前に下流に又は下流室103に位置されることができる。ポンプ又はトリガーは、流体をポンピングして室103から浸漬管110を通ってポンプ又はトリガー出口から外に送る。そのとき分割板は、容器のベース101の方に吸引され、空気は、上部室104内に引っ張られる。
図2では、分割板220に浸漬管又は対応する穴がないことを除いて図1と同様の配置の本発明の実施形態のディスペンサーがある。今回、缶を満たすために、流体は、ポンピングされて弁棒118を通って上部室104内に送られ、分割板220は、弁115の近くの缶の上部から離れて下方に缶のベース101に向かって移動する。高圧ガス又は空気は、そのとき缶のベース101上の穴201内に固定されている一方向弁(図示せず)を介して下部室103に加えられ、これは、充填後に永久に封止する。流体が弁棒118上の作動装置を押すことによって放出されるとき、上部室104は、分割板が上方に出口に向かって移動するにつれてサイズを減少する。下部室200は、そのとき容積を増加し、voc高圧ガスが使用されない限り、室内のガス圧力を減少させる。
図2は、出口弁を有する本発明の加圧缶を示すが、図3及び5に示されたポンプ又はトリガーと同様に、弁115の代わりにポンプ又はトリガーを有する非加圧容器でも等しく使用することができる。これらの実施形態では、ディスペンサーのベース又は下部壁に穴201があるが、その内側に弁はない。穴は、分割板220の動きによって空気を押したり又は引っ張ったりすることを可能にし、雰囲気圧で下部室103内の空気を維持する。分割板が挿入され、容器101のベースの近くに押された後、流体は、下流又は上部室104内に入れられる。ポンプ又はトリガーは、流体をポンピングして室104からそれらの入口219を通ってポンプ又はトリガー出口から外に送る。分割板は、そのときディスペンサーの上部又は出口の方に引っ張られ、空気は、穴201を介して下部室103内に引っ張られる。
これは、エアロゾル缶を含む加圧容器で又はポンプもしくはトリガーのための非加圧容器で使用されることができる図1〜6の実施形態の全てに当てはまる。
図3は、ベースに実質的に隣接して静止して位置される(但し、必要により高くすることができる)分割板又は円板325の形の本発明の分割体を有する本発明のディスペンサーの実施形態を示す。分割板325は、液体を吸収する開放細胞発泡板又は細胞材料板の形の多孔質材料から作られる。浸漬管310が存在し、それは、発泡板325内に浸透することができる傾斜した下流端311を有する。ディスペンサーは、ベース303から延びる単一の山頂部を有し、これは、ベース303と板325の間に少なくとも一つの環状室304を作る。容器300は、下半分に流体328を保持し、上半分に空気329を保持するものとして示されている。発泡板325は、流体で飽和され、板の下の環状室304はまた、浸漬管のようにそれで一杯である。ディスペンサーは、ポンプ320を含み、それは、ねじ付き上部315を有する容器の首部302の出口上に保持され、出口オリフィス322を有する。それはまた、上部にトリガーを持つことができ、又は配置は、加圧流体を有するエアロゾル缶であることができる。作動装置321が下に押されるとき、流体328は、オリフィス322を介して出ていき、これは、発泡板325を通って及び浸漬管310を通って容器300から吸引される。流体が発泡板325から吸引されるのと同じ速さで、それは、ガス圧力及び通常の吸収によって発泡体中に吸収される新しい流体によって置換される。加圧缶によれば、流体は、高圧ガス又は空気329の圧力によって発泡体325内に、次いで浸漬管を通って押しやられ、それはまた、発泡板325内に吸収される。
図3のディスペンサーが傾斜又は逆さまにされるとき、流体は、出口端313に向かって傾斜するか又は落下する。開放細胞発泡体325中の流体は、その板内にとどまる。小さい室304中の流体は、ディスペンサー300が傾斜又は逆さまにされるときに室内にとどまる傾向を有するが、幾らかは、その板中に又はそのまわりに逃げることがある。ディスペンサーがそのとき直立状態に戻ると、それは、素早く元の位置に戻る。もしディスペンサーがあちこち動き、振動され、傾斜され、又は逆さまにされるときに流体が放出されるなら、流体は、発泡板325から吸引され、いずれかの室からそれと接触する他の流体に置換され、従ってそれは、全ての角度にわたって放出を継続する。いったんディスペンサーが次いで支えながら角度を付けられたり又は直立したりすると、流体は、素早く小さな室及び発泡板325を満たし、空気は、大きな室329に戻るだろう。これはまた、エアロゾル缶で当てはまり、動作は、ディスペンサーがもはや逆さまにされないときに流体が発泡板及び小さな室304中の高圧ガスを置換し、動作が加圧される高圧ガスのために速くなることを除いて同じである。しかし、これらのディスペンサーは、通常の使用では実質的に直立して使用され、短期間で多く傾斜されたり又はひっくり返されたりしない。発泡板は、空気又はガスではなく流体がそれから吸引されることができるのに十分な容量で作られ、発泡板325にはまだ幾らか残る。ディスペンサーは、ほぼ直立した位置に戻り、流体が発泡板325中のいかなる空気又はガスも置換することを可能にし、流体又は空気が浸漬管に送出されることを防止する。従って、もし流体が出口322を通ってゆっくりと送出されるなら、少容量の発泡体だけが要求され、もしそれが素早く送出されるなら、多量の発泡体が要求される。最も好適な発泡体は、相対的に高いが、価格圧力のため最小にされることが必要であり、従って小さい室304は、良好な貯蔵室であることができ、それは、ディスペンサーが逆さまにされるときに発泡板325に多くの流体を供給するだろう。小さい発泡板325は、使用者が流体を送出することを可能にし、極めて少ない空気又は高圧ガスを失う。他の実施形態では、発泡板325は、そのベースの一部が造形され、環状溝303中に延びるか又はそれを満たしてもよく、浸漬管310の端部は、ディスペンサーのベース303のずっと近くにあってもよく、また環状室304中に傾斜されてもよい。分割板325は、必要によりいかなる造形であってもよく、例えばコストを低下するためにほぼ中央に大きな穴を有し、浸漬管が発泡分割板中に傾斜又は環中に傾斜することができる。
図4に示された実施形態は、図1(同様の番号は同様の構成要素を表わす)と同様のエアロゾル缶400を含み、分割板又は円板及び栓の代わりに細胞材料又は発泡体401の栓が浸漬管110の端にあり、環状溝403の内側部分がその下に小さな室を作らない。栓は、必要によりいかなる形状又はサイズ又は材料であることもでき、それは、ディスペンサー中で又は浸漬管上で組み立てられ、次いでディスペンサーの内側に置かれることができる。それは、示されたように又はディスペンサーのベース404の近くの他の位置に置かれることができ、それは、環状溝403の上に上げてその下に流体のための間隙を作ることができる。再び、エアロゾル缶が示されたが、それはまた、非加圧容器を有するポンプ又はトリガーであることができる。浸漬管110は、他の実施形態に対して上記したような入口穴111を含むが、第二穴406が浸漬管の途中に設けられる。穴111及び406は、栓部分401によってカバーされる。
缶が空になっていき、圧力が減少するときにスプレーの品質を改良するために分配液に追加の空気又はガスを送出することが有利であることが多く、理想的には圧力が低くなり、缶が空になっているほど、加えられる空気又はガスの容積が大きくなる。従来のディスペンサーにおいてこれを達成する一つの方法は、浸漬管により多くの穴を加えること又は浸漬管の端111からさらに上流に穴を加えることである。しかし、これは、通常、缶が使用されず、濃縮液のレベルが穴の下にあるとき、ガス又は空気が穴を通って浸漬管中に入り、浸漬管の底部から追い出される浸漬管中の濃縮液の多くを置換するような他の問題を起こす。これは、圧縮された空気缶に対して空気の実質的な損失を表わし、望ましくない。穴はまた、小さく、特にそれらを通って流れる濃縮液で容易にブロックされる。もし穴が浸漬管の端からずっと遠く離れているなら、そのとき空気又はガスが必要よりすぐに失われる。失われる空気又はガスは、缶の圧力に比例するが、あなた方は、実際には缶が空になるときに穴を通って送出される空気又はガスをもっと多く要求する。空気又はガスは、缶が傾斜され、振動され、又は逆さまにされるときに濃縮液がもはや穴をカバーしなくても穴406を通って逃げることができる。これらは、特に缶圧力をできるだけ高く保つことが必須であるので、圧縮空気エアロゾルでの全ての深刻な問題である。図4の実施形態に示されたように浸漬管110の端に発泡部分401を加えることによって、液体が浸漬管110から押し出される傾向が減少し、従って空気又はガスは、缶400が使用されないときに内側に入りにくい。第二の穴406はまた、缶が逆さまになるか又は傾斜されるときに発泡体を通る液体のための追加の出口ルートとして作用し、これは、浸漬管111の端の力が発泡体の全てから液体を吸引するために十分ではないことが多いので、より多くの流体を送出することを可能にする。別の解決策は、穴のまわりに弁を加えることであり、これは、穴407上のO−リング408のような弾性的に変形可能なバンドで達成される。バンド408は、低い圧力でそれが穴407を当然カバーするがそれを封止せず、代わりにそれを通る流れを減少するが、高圧でバンド408上の追加の力がそれに穴407を封止させ、流体が通ることを不可能にするように寸法決定される。圧力が高いほど、それはより多く封止し、圧力が低いほど、それを通ることを可能にする空気又はガスが多くなる。これは、必要とされるときにだけ多くの空気又はガスが送出され、缶寿命にわたって使用される空気又はガスが十分に制御されることができることを意味する。これは、浸漬管110の端に発泡栓部分401を持って又は持たずに使用されることができる。それは、浸漬管110上のどこにでも又は弁115のまわりであっても位置されることができるが、浸漬管の下方で使用されることが最も良好であることが多く、従ってそれは、缶圧力が余分のガス又は空気が穴を通って送出されるために必要とされるレベルまで低下したときにガス又は空気に露出されるにすぎない。多くの異なる化学物質がエアロゾルに使用され、これらの幾らかはバンドと反応し、それを大きく又は小さくし、次にこれは、それを異なる圧力でかつ異なる量だけ開放させる。逃げることができる空気又はガスがないためにもし分配液が穴をカバーするならそれが理想より早く開くとしても問題ない。バンドが低いほど、缶が使用されないときの浸漬管に対するガス又は空気の損失の問題が低下する。なぜならばそれは、液体レベルが穴の下にあるときに潜在的に問題になるにすぎず、それは、缶の寿命の間に損失は相対的に少ないことを意味するからである。圧縮空気エアロゾルについては、追加の空気は、一般的に缶寿命の最後の20〜25%に対して要求されるにすぎない。バンドはまた、必要により発泡体の内側に入れられることができる。一方向弁は、浸漬管の下流端111並びにバンドに加えられて、缶が静止しているときの空気又はガスのいかなる損失も防止することができる。それは、浸漬管中の液体のいずれの逃避も十分に防止するだろう。O−リングは、バンドより効果的に穴を封止するのでバンドのための良好な形状であることを見出した。O−リングは、缶圧力が増加するにつれて穴のまわりで大きく変形する。それはまた、缶における圧力の減少でより一貫した流れを増加する。
図5では、トリガー508及び容器500を含む本発明のディスペンサーの実施形態が与えられる。多孔質発泡体又は細胞材料栓510は、浸漬管505の端506上にあり、ベース503に近い。トリガー瓶は、特にベースにおいて大きい傾向があり、それゆえ発泡栓510は、組み立て前に浸漬管505に装着される。香水ポンプの形のスプレーポンプのような他の実施形態では、ディスペンサーは、極めて小さく、小さな発泡栓だけが必要とされ、浸漬管中に位置されることができる。幾つかのエアロゾル缶は極めて大きく、再び同じことが当てはまる。液体及び高圧ガスが永久に分離される必要がない、エアロゾル缶、ポンプ、及びトリガーを有するほとんどの用途では、これは効率的な構成であるが、栓の形状は、上記のものとは異なることができる。それは、相対的に簡単で安っぽく、設置しやすく、価格も相対的に低い。浸漬管はまた、可撓性であることができ、それは、発泡部分がそれに含まれる分配液の重量下であちこち動くことを可能にし、従ってそれは、液中に浸漬されたままである傾向を持つだろう。
図6は、トリガー、ポンプ又はエアロゾルであることができる容器601の一部からなる本発明のディスペンサーの実施形態を示し、容器601は、浸漬管609、及び上部表面を通っている小さな穴605,606,607及び部分環状封止602及び604を有する固定分割板607を含む。図3の実施形態の小さな室303と同様に、固定板607と容器601のベースの間に室がある。容器ベースに対する板607の接近性は、室のサイズを決定するが、それは、通常、図3のようにベースに近いだろう。空気又はガス並びに液体は、板607の小さな穴を通って又は幾らかの動きが可能であるように設定されている部分封止602及び604を通って一方の室から他の室に自由に移動することができるが、使用時に失われるガス又は空気がほとんどないようにそれを遅くすることができる。
一般にエアロゾル缶、特に圧縮空気又は高圧ガスで噴霧化されたスプレーを生成するものでは、ほとんど空の場合の缶内の圧力は、極めて低いことが多く、劣った噴射をもたらす。このときに液体中にこのガス又は空気の一部を加えることは噴射品質を大きく改良することが知られている。正しい発泡体サイズと組み合わせた浸漬管の注意深い配置は、噴射品質を高めるために使用されることができる。なぜならば発泡体からの液体は、発泡体中の空気又はガスと混合され、一緒に送出されるからである。また、浸漬管の端及びその直径を造形することはまた、液体中に吸引される高圧ガス又はガスの量を変更するだろう。缶中の液体レベルが減少するとき、それは発泡体中で減少し、ガス又は空気はそれを置換するだろう。従って、浸漬管がガス又は空気にさらされるとき、それは上の室から自由な走行路を持ち、それは液体とともに浸漬管を通ってすぐに吸引されるだろう。発泡体細胞サイズ及び浸漬管の端の角度の高さを変化することによって、液体に加えられる空気又はガスを制御することができ、それは、噴射品質を高める。既に記載したように、簡単で効果的な改良は、浸漬管の上流端から離れた浸漬管の側に穴(単数又は複数)を加えることであるが、図4の実施形態に示されたように発泡部分によってなおカバーされることができる。浸漬管中の穴は、通常極めて小さいが、多くのガス又は空気が逃げることをなお可能にするだろう。それは通常極めて多く、穴を発泡体でカバーすることによって、これはかなり減少され、許容可能なガス又は空気の損失で性能を高めることができる。
多孔質又は細胞材料のタイプは、材料の内部、平均細胞サイズがどのくらいか、並びに利用可能な自由空間、及び部分の実際のサイズ及び密度が重要である。小さな室を有する極めて微細な細胞構造は、濃縮液の大きな流れ又は粘稠液であってもほとんど使用されない。同様に粗い細胞構造は、香水ポンプのような小さい流れに対しては実用的ではない。発泡体はまた、逆さまにされたとき、又は液体が切れたとき、又は容器が振動されたときに液体を保持することができることが必要であり、多くの粗い発泡体はそれらの条件では多くの液体を保持できないが、微細な発泡体は保持可能である。ある発泡体は、それらのサイズの15倍まで吸収するが、他の発泡体は、小さな容積しか吸収しない。それは幅広い種類の液体、送出システム、流れ、及び放出容積のために使用されることができるので、多くのタイプの発泡体が微細なものから粗いものまで使用され、幅広い範囲の特性及び材料で使用されるだろう。また、分割体部分自体の多くの形状及びサイズが使用されるだろう。分割体部分は、本質的に流体の溜めであり、従ってもし小さな放出があるなら、そのとき流体溜めは多くの液体を保持する必要はないが、もし大きな放出があるなら、その必要がある。また、もしディスペンサーが時間のほとんどを直立して使用されるなら、そのとき液体は分割体を通って流れることを維持し、結果として小さい分割体が要求されるが、もし分割体が、ディスペンサーが傾斜されたり、ひっくり返されたりされるためにしばしば液体がなくなるなら、より大きな溜めが必要となり、発泡部分はより大きくすることが必要であるだろう。開放細胞発泡分割体は不透過性表面を持つことができ、発泡分割体の側の一つ以上はこれを保持することができ、従って、液体及び空気又は高圧ガスが他の側を通って吸引されるか、又は表面の部分が微細な穴で広げられることができる。幾つかの閉鎖細胞発泡体は、もし表面が穴を有するなら開放細胞発泡体のように機能することができる。
ある実施形態では、多孔質又は細胞材料は、少なくとも50ミクロン、少なくとも100ミクロン、又は少なくとも200ミクロンの平均細孔サイズを有する細孔を含み、1000ミクロン以下、750ミクロン以下、又は500ミクロン以下の細孔サイズを持ってもよい。
ある実施形態では、多孔質材料のような流体溜めは、少なくとも10ppi(インチあたりの細孔数)、少なくとも20ppi、少なくとも30ppiを有する材料を含んでもよく、100ppi,80ppi,70ppi、又は60ppi以下を有していてもよい。
ある実施形態では、流体溜めは、少なくとも0.5mlの液体、又は少なくとも1ml又は少なくとも2mlの液体を保持してもよい。
ある実施形態では、流体溜めは、少なくとも0.5mlの液体を保持し、かつ少なくとも10ppi又は少なくとも20ppiを有する。
浸漬管を有するディスペンサーと関連した問題の一つは、輸送及び組み立て時に浸漬管上に分割体を保持していてもよいことであり、従って分割体は、浸漬管に永久に固定されることが必要でありうる。これは、熱溶接、超音波溶接、クリップ又はワイヤーでの固定、又は発泡体自体の代わりに発泡分割体の表面の部分を固定することを含む様々な方法でなされることができる。多孔質発泡分割体において好ましい方法は、発泡分割体及び浸漬管を通してピンを押し、発泡体を浸漬管上に捕獲するようにピンを曲げることである。これは、通常、浸漬管の入口の近くでなされる。ピンの代わりにステープル又は締め具を使用することができ、脚の一方又は両方をそれらの周囲で漏れるように造形することができ、これをピンのために配置することもできる。単に造形したり又は脚の表面を粗くすることは、かかる漏れを起こし、これは、発泡体の下で浸漬管において穴を作る代わりに使用されることができる。ステープル又はピンは、ディスペンサーがそれを浸漬管上に適切な位置に固定することによって噴射品質を改良するために80又は90%のような設定レベルに使用されたときにガス又は空気が浸漬管中に逃げるように位置されることができる。
ある発泡体のように幾つかの吸収剤は、ディスペンサーの内側に作られ、浸漬管は、組み立て時にその中に押し入れられることができ、ある場合には、これは、より良好な選択肢でありうる。
発泡分割体では、発泡体は、一般にその中に捕獲されたいかなる空気又はガスも素早く逃げることができるようにすべきであり、様々な化学薬品の範囲に対して耐性を有することができるべきである。
発泡体の容積は、装置が傾斜したり又は逆さまにされたり又は振動されたりしたときにディスペンサーが放出液体を保持することができるように十分に分配液を保持しなければならないので、重要でありうる。もし発泡体が濃縮液中に部分的に浸漬されるなら、そのときそれはその濃縮液上に近づく傾向を持ち、それは、ガス又は空気に優先して浸漬管の入口に行くだろうが、発泡体中の濃縮液が使用され、従って空気又はガスは、発泡体に入る新しい濃縮液とともに失われるだろう。もし発泡体が濃縮液に接触しないなら、そのとき発泡体中の濃縮液は、ガス又は空気が発泡体を通って失われるように追い出される。エアロゾルは、0.3〜4ml/秒の変動する割合で濃縮液を送出し、1ml/秒が一般的である。従って、もし少容量の発泡体があるにすぎず、従って発泡体が保持できる液体の量が少ないなら、そのとき液体は、素早く使用されることができ、空気又はガスは、素早く逃げ、それが臨界的になるまでに極めて短い時間しかかからない。発泡体の容積が大きくなるほど良好であり、一般的には1mlの発泡体は、必要とされる最小であるが、それは、3〜20mlでありうる。発泡体が保持できる液体に関して、これは、少なくとも0.5ml、好ましくは1〜3ml、さらに好ましくは3〜20mlであることができる。
発泡体は、インチあたりの細孔数、即ち「ppi」で測定され、この数値が小さいほど発泡体は粗くなり、この数値が大きいほど、発泡体が微細になる。インチあたりの細孔数が大きいほど、それらは微細になり、発泡体が緻密になる。90ppi以上のような高いppiの発泡体では、細孔サイズは、極めて小さく、それは、それらをフィルターのために好適にさせるが、それはまた、それらが保持できる液体の容積を減少する。逆に、20ppi以下の粗い発泡体は、はるかに多い液体を潜在的に保持することができる大きな細孔サイズを有する極めて低い密度の発泡体を持ち、それは、それを通って容易に流れるが、発泡体は、もしそれがそれに浸漬されないなら液体を保持することができない。ディスペンサーが逆さまにされたり又は振動される場合に発泡体が液体を保持することを可能とするが、できるだけ多くの濃縮液を保持する細孔サイズが使用されるべきである。これはまた、液体の粘度に依存する。なぜなら高い粘度ほど低い粘度より大きな細孔サイズで保持されることができ、粘度が大きいほど液体が通過することができるために必要とされる細孔サイズが大きくなるからである。多孔質材料は、好ましくは10ppiより大きく、最も好ましくは20ppiより大きいが、平均細孔サイズは、好ましくは120ミクロン未満、最も好ましくは90ミクロン未満である。
発泡材料は例示されたが、流体が自由に通って流れることができるいかなる吸収剤、細胞材料、又は多孔質材料も代わりに使用することができ、上記の細孔サイズ、容量、及びppiはそれに適用する。
直立した加圧ディスペンサーでは、空気又はガスは、存在する液体の上に落ち着く傾向があり、結果として多孔質材料が浸漬されるとき、空気又はガスの圧力は、液体がいかなる空気又はガスも材料から追い出してディスペンサー中に追いやるようにし、ガスを液体で置換し、発泡体が常に液体で一杯になることを確実にする。これはまた、ディスペンサーが実質的に空でないという条件で水平より上のどこかに傾斜されるなら当てはまる。加圧缶は、一般的に使用後は常に直立したままであるので、これは、発泡体が使用後に液体を再充填されることを意味するが、これは極めて素早い動作であるので、それは同様に使用時に再充填される傾向を持つ。もし液体のレベルが多孔質材料の上部より下にあるなら、そのときガスは、液体の上と同じ多孔質材料の位置になり、多孔質材料はまた、幾らかの液体を吸収し、空気をより高く動かすだろう。ガスは、浸漬管中に行く傾向を持たないだろう。なぜならばそれは液体で一杯であり、ガスは最も簡単な経路をとるからである。液体を発泡体中に押したり、ガス又は空気を出したりする力に加えて、多孔質材料は、液体を再び吸収し、ガス又は空気の少なくとも一部を置換するという自然な傾向がある。細孔サイズが大きいほど、液体がガス又は空気を置換することが容易である。
記載された本発明は、加圧ディスペンサー、又はポンプもしくはトリガーディスペンサーからの液体のスプレー、発泡体、又はボーラス投与薬を生成するために使用されることができる。
本発明は、最も実際的で好ましい実施形態であると現在考えられているものに関連して記載されたが、本発明は、開示された装置に限定されず、むしろ本発明の精神及び範囲内に含まれる様々な変形及び等価な構成を包含することを意図される。
Claims (15)
- ベースを含む加圧ディスペンサーであって、ベースのまわりに分配要素によって封止された開放端を有する周囲壁が包囲し、分配要素が、浸漬管、加圧ディスペンサーから失われた圧縮ガスを減少するために浸漬管と接触する流体溜め、圧縮ガス、及び分配液を含み、前記流体溜めの大部分が浸漬管の外側に位置され、流体溜めが、使用時に分配液の容量を保持するために配置された多孔質材料を含み、多孔質材料が、使用時に流体溜め中の圧縮ガスの少なくとも一部が液体によって置き換えられ、前記圧縮ガスの少なくとも一部を加圧ディスペンサー中に噴出できるように構成され、分配要素が、分配要素の作動時に少なくとも0.5秒間連続的に分配液を分配するように構成され、浸漬管が、穴及び前記穴のまわりの弁を含み、前記弁が、弾性的に変形可能なバンドを含み、低い圧力で前記弾性的に変形可能なバンドが前記穴を当然カバーするが前記穴を封止せず、代わりに前記穴を通る流れを減少するが、高圧で前記弾性的に変形可能なバンドの上の追加の力が前記弾性的に変形可能なバンドに前記穴を封止させ、流体が前記穴を通ることを不可能にする、加圧ディスペンサー。
- 多孔質材料が発泡材料又は細胞材料である、請求項1に記載の加圧ディスペンサー。
- 発泡材料又は細胞材料が、細胞を通る液体の自由な流れを可能にするように適応された細胞を含む、請求項1又は2に記載の加圧ディスペンサー。
- 多孔質材料が、少なくとも10ppi(インチあたりの細孔数)、少なくとも20ppi、もしくは少なくとも30ppiを含み、及び/又は多孔質材料が、80ppi以下、75ppi以下、もしくは70ppi以下を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
- 流体溜めが、加圧ディスペンサー内にバリヤーを形成し、バリヤーを通って浸漬管が延びており、浸漬管が、加圧ディスペンサーのベースに又はその近くに位置される流体入口端を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
- 流体溜めが、浸漬管の流体入口端に又はその近くに位置される、請求項5に記載の加圧ディスペンサー。
- 流体溜めが、浸漬管の流体入口端をカバーする、請求項6に記載の加圧ディスペンサー。
- 流体溜めが、流体入口を含む浸漬管の端に栓を形成する、請求項7に記載の加圧ディスペンサー。
- 浸漬管が、その端に流体入口を含み、かつ浸漬管の長さに沿って位置される第二の流体入口を含み、流体溜めが両流体入口をカバーする、請求項7又は8に記載の加圧ディスペンサー。
- 流体溜めが、発泡材料又は細胞材料であり、発泡材料又は細胞材料の細胞が、加圧ディスペンサーが挿入、傾斜、振動、又はそれらのいずれかの組み合わせをされるときに細胞内に液体を保持するように適応されている、請求項1〜9のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
- 多孔質材料が、少なくとも50ミクロン、少なくとも100ミクロン、もしくは少なくとも200ミクロンの平均細孔サイズを有する細孔を含み、及び/又は多孔質材料が、1000ミクロン以下、750ミクロン以下、もしくは500ミクロン以下の平均細孔サイズを有する細孔を含む、請求項1〜10のいずれかに記載の加圧ディスペンサー。
- 浸漬管に含まれる弁が、O−リングである、請求項1に記載の加圧ディスペンサー。
- 以下の工程を含む、請求項1〜12のいずれかに記載の加圧ディスペンサーを形成する方法:
(a)ベースを含むディスペンサーであって、開放端を有する周囲壁がベースのまわりを包囲するものを与えること;そして任意の順序で又は一緒に、
(b)請求項1〜12のいずれかに記載の多孔質流体溜めをディスペンサー中に挿入すること;
(c)流体入口端と穴と前記穴のまわりの弁とを有する浸漬管をディスペンサーの開放端中に挿入すること;及び
(d)分配液及び圧縮ガスをディスペンサーに加えること。 - 浸漬管が、一つより多い入口を有し、工程(b)が、浸漬管をディスペンサー中に挿入する前に浸漬管の入口の全てを流体ディスペンサーでカバーすることを含む、請求項13に記載の方法。
- 請求項13又は14に記載の方法によってディスペンサーを形成し、液体の少なくとも一部が多孔質流体溜め材料に入り、圧縮ガスでディスペンサーを部分的に満たし、分配要素を作動して分配液の少なくとも一部を分配するように分配液でディスペンサーを部分的に満たすことを含む、請求項1〜12のいずれかに記載の加圧ディスペンサーから流体を分配する方法。
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