JP2024500026A - ユーザ機器の測位方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

この出願は、ユーザ機器の測位方法及び装置を提供する。その方法は、第1のネットワーク要素が、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信して、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように第2のネットワーク要素に指示する、ステップを含む。その次に、第1のUE又は第2のUEは、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を算出してもよく、それによって、第2のネットワーク要素は、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出し、第1の測位要求応答メッセージによって第1のネットワーク要素に第1のUEの位置情報を送信する。このように、第1のUEは、第2のUEを介して測位されてもよい。このことは、UEの測位の精度を改善する。

Description

この出願は、通信技術の分野、特に、ユーザ機器の測位方法及び装置に関する。
測位サービスの支援は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project, 3GPP)に導入されている。その測位サービスは、無線通信ネットワークにおいて重要な付加価値型のサービスとなっている。
現在では、ターゲットユーザ機器(user equipment, UE)が測位されるときに、一般的には、ターゲットUEは、そのターゲットUEの信号強度及び周辺の基地局の信号強度等の情報を収集し、そして、その次に、コアネットワークに収集した情報を送信し、コアネットワークは、ターゲットUEが収集する情報に基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出する。ターゲットUEが屋内に位置しているときに、ターゲットUEが収集する信号強度は、建物の遮蔽又はネットワークのデッドアングルが原因となって弱くなる場合があるため、ターゲットUEの算出されている位置情報は、精度が十分ではない。
この出願は、ユーザ機器の測位方法及び装置を提供して、UEの測位精度を改善する。
第1の態様によれば、この出願は、ユーザ機器の測位方法を提供する。その方法は、第1のネットワーク要素が、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信するステップを含む。前記第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する。前記第1のネットワーク要素は、前記第2のネットワーク要素が送信する第1の測位要求応答メッセージを受信する。前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの第1の位置情報を含む。
上記の技術的解決方法によれば、第2のネットワーク要素は、他のUEを介してターゲットUEを測位し、そして、他のUEを介して、他のUEとターゲットUEとの間の相対的な位置を取得して、ターゲットUEの位置情報を取得することが可能である。ターゲットUEが周囲の基地局の信号強度を測定する従来技術の方法と比較して、この方式は、より正確な測定データを収集することを可能とする。したがって、ターゲットUEの測位の精度はより高くなる。
この出願の実施形態において、
"他のUE" は、また、"補助UE"、"支援UE"、"第2のUE"と称されてもよいということに留意するべきである。当業者は、これらの2つが同じ意味を有するということを理解するはずである。
ある1つの可能な設計において、前記第1の測位要求メッセージは、前記第1のUEの識別情報、前記第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む。
上記の技術的解決方法によれば、第1のネットワーク要素が第2のネットワーク要素に送信する第1の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報、第2のUEの識別情報、又は測位精度情報を含んでいてもよい。このように、第2のネットワーク要素は、第2のUEの識別情報に基づいて、第1のUEを測位してもよい。
ある1つの可能な設計において、第1のネットワーク要素が、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信する前に、当該方法は、前記第1のネットワーク要素が、前記第2のネットワーク要素に第2の測位要求メッセージを送信するステップをさらに含む。前記第2の測位要求メッセージは、前記第1のUEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する。前記第1のネットワーク要素は、前記第2のネットワーク要素が送信する第2の測位要求応答メッセージを受信する。前記第2の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの第2の位置指示情報を含む。前記第2の位置指示情報は、前記第1のUEの第2の位置の精度情報が前記測位精度情報を満たさないということを示すか、又は、前記第1のUEの第2の位置情報を示す。
上記の技術的解決方法によれば、第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素がフィードバックする測位要求応答メッセージに基づいて、第2のネットワーク要素が算出するターゲットUEの近似的な位置又はターゲットUEの位置情報が精度要件を満たしているか否かを知ることが可能である。
ある1つの可能な設計において、第1のネットワーク要素が、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信することは、以下のことを含む。
前記第1のネットワーク要素は、前記第1のUEの前記第2の位置指示情報に基づいて、前記第2のネットワーク要素に前記第1の測位要求メッセージを送信する
上記の技術的解決方法によれば、第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素が算出するターゲットUEの位置情報が、精度要件を満たしていないときに、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信してもよく、又は、ターゲットUEの位置情報及び測位要求メッセージの中の精度要件に基づいて、第2のネットワーク要素が算出するターゲットUEの位置情報が精度要件を満たしているか否かを決定し、そして、その位置情報が精度要件を満たしていないときに、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信し、それによって、第2のネットワーク要素は、他のUEに基づいて、ターゲットUEを測位する。したがって、ターゲットUEの測位の精度を改善する。
第2の態様によれば、この出願は、ユーザ機器の測位方法を提供する。その方法は、第2のネットワーク要素が、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージを受信するステップを含む。前記第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する。前記第2のネットワーク要素は、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位し、そして、前記第1のネットワーク要素に第1の測位要求応答メッセージを送信する。前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの位置情報を含む。
上記の技術的解決方法によれば、第2のネットワーク要素は、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージに基づいて、ターゲットUEを測位して、補助UEを介してターゲットUEの位置情報を算出してもよく、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記第1の測位要求メッセージは、前記第1のUEの識別情報、前記第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む。
上記の技術的解決方法によれば、第2のネットワーク要素は、第1のネットワーク要素が送信するターゲットUEの識別情報、補助UEの識別情報、及び測位精度情報に基づいて、ターゲットUEを測位してもよく、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記第2のネットワーク要素が、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位することは、前記第2のネットワーク要素が、前記第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するステップを含む。前記第3の測位要求メッセージは、前記第2のUEと前記第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように前記第2のUEに指示する。前記第3の測位要求メッセージは、前記第1のUEの前記識別情報を含む。前記第2のネットワーク要素は、前記第2のUEが送信する前記相対的な位置情報を受信し、そして、前記第2のUEの前記識別情報に基づいて、前記第2のUEの位置情報を決定する。前記第2のネットワーク要素は、前記相対的な位置情報及び前記第2のUEの前記位置情報に基づいて、前記第1のUEの前記位置情報を決定する。
上記の技術的解決方法によれば、第2のネットワーク要素は、補助UEに測位要求メッセージを送信し、それによって、補助UEは、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を計算し、その次に、第2のネットワーク要素は、相対的な位置及び補助UEの位置情報に基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出する。
ある1つの可能な設計において、前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する前記ステップの前に、当該方法は、前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEの前記識別情報を取得するステップをさらに含む。
この出願のこの実施形態において、第2のネットワーク要素は、以下の複数の方式によって、第2のUEの識別情報を取得してもよい。
方式1: (例えば、AMF等の)第3のネットワーク要素から第2のUEの識別情報を取得する方式。
方式2: 第1のネットワーク要素から第2のUEの識別情報を取得する方式。
方式3: 第2のUEの登録情報に基づいて、第2のUEの識別情報を取得する方式。
上記の複数の方式によって、第2のネットワーク要素は、補助UEの識別情報を取得し、そして、さらに、補助UEに測位要求メッセージを送信してもよく、それによって、補助UEは、補助UEとターゲットUEとの間の相対的な位置を算出することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記第2のネットワーク要素が、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位することは、以下のことを含む。
前記第2のネットワーク要素は、前記第1のUEに第4の測位要求メッセージを送信する。前記第4の測位要求メッセージは、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように前記第1のUEに指示する。前記第4の測位要求メッセージは、前記第2のUEの前記識別情報を含む。前記第2のネットワーク要素は、前記第1のUEが送信する前記相対的な位置情報を受信し、そして、前記第2のUEの前記識別情報に基づいて、前記第2のUEの位置情報を決定する。前記第2のネットワーク要素は、前記相対的な位置情報及び前記第2のUEの前記位置情報に基づいて、前記第1のUEの前記位置情報を決定する。
上記の技術的解決方法によれば、ターゲットUEは、測位要求メッセージに基づいて、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を算出し、そして、その次に、コアネットワークにその相対的な位置を送信してもよく、コアネットワークは、相対的な位置及び補助UEの位置情報に基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出する。
第3の態様によれば、この出願は、ユーザ機器の測位方法を提供する。その方法は、第2のUEが、第2のネットワーク要素に第1の登録要求メッセージを送信するステップを含む。第1の登録要求は、第2のUEの識別情報及び第2のUEの能力情報を含む。第2のUEは、第2のネットワーク要素が送信する第3の測位要求メッセージを受信する。第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示する。第3の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報を含む。
上記の技術的解決方法によれば、補助UEは、登録プロセスにおいて、補助UEの識別情報及び能力情報等を報告してもよい。このように、他のネットワーク要素は、補助UEの関連する情報を取得し、そして、さらに、ターゲットUEを測位するのに補助UEを使用して、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
ある1つの可能な設計において、当該方法は、第2のUEが、第2のネットワーク要素に第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を送信するステップをさらに含む。
上記の技術的解決方法によれば、補助UEとターゲットUEとの間の相対的な位置情報を算出した後に、補助UEは、第2のネットワーク要素に相対的な位置情報を送信してもよく、それによって、第2のネットワーク要素は、ターゲットUEの位置情報を算出する。
ある1つの可能な設計において、その方法は、第2のUEが、第1のUEに第5の測位要求メッセージを送信するステップをさらに含む。第5の測位要求メッセージは、測位アルゴリズムを含む。第5の測位要求メッセージは、測位アルゴリズムに基づいて測定データを取得するように第1のUEに指示する。第2のUEは、第1のUEが送信する測定データを受信する。
上記の技術的解決方法によれば、補助UEは、ターゲットUEに測位要求メッセージを送信してもよく、それによって、ターゲットUEは、測位位置情報のために必要となる測定データを取得し、そして、その次に、補助UEは、ターゲットUEがフィードバックする測定データに基づいて、補助UEとターゲットUEとの間の相対的な位置情報を算出してもよい。
第4の態様によれば、この出願は、ユーザ機器の測位装置を提供する。そのユーザ機器の測位装置は、第1の態様における複数の方法の例において、第1のネットワーク要素を実装する機能を有する。その機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。ある1つの可能な設計において、当該ユーザ機器の測位装置は、送信ユニット及び受信ユニットを含む。前記送信ユニットは、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信するように構成される。前記第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する。前記受信ユニットは、前記第2のネットワーク要素が送信する第1の測位要求応答メッセージを受信するように構成される。前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの第1の位置情報を含む。これらのユニットは、第1の態様における複数の方法の例において、複数の対応する機能を実行してもよい。詳細については、それらの複数の方法の例における詳細な説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
第5の態様によれば、この出願は、ユーザ機器の測位装置を提供する。そのユーザ機器の測位装置は、第2の態様における複数の方法の例において、第2のネットワーク要素を実装する機能を有する。その機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。ある1つの可能な設計において、当該ユーザ機器の測位装置は、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージを受信するように構成される受信ユニットであって、前記第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する、受信ユニットと、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位するように構成される測位ユニットと、前記第1のネットワーク要素に第1の測位要求応答メッセージを送信するように構成される送信ユニットであって、前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの位置情報を含む。これらのユニットは、第2の態様における複数の方法の例において、複数の対応する機能を実行してもよい。詳細については、それらの複数の方法の例における詳細な説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
第6の態様によれば、ユーザ機器の測位装置が提供される。そのユーザ機器の測位装置は、上記の複数の方法の実施形態における第1のネットワーク要素であってもよく、又は、第1のネットワーク要素の中に配置されるチップであってもよい。その装置は、受信機、送信機、及び少なくとも1つのプロセッサを含む。受信機は、第1の態様又は第1の態様の複数の実装のうちのいずれか1つにしたがった方法においてユーザ機器の測位装置が実行するメッセージ受信操作を実行するように構成される。送信機は、第1の態様又は第1の態様の複数の実装のうちのいずれか1つにしたがった方法においてユーザ機器の測位装置が実行するメッセージ送信操作を実行するように構成される。
第7の態様によれば、ユーザ機器の測位装置が提供される。そのユーザ機器の測位装置は、上記の複数の方法の実施形態における第2のネットワーク要素であってもよく、又は、第2のネットワーク要素の中に配置されるチップであってもよい。そのユーザ機器の測位装置は、受信機、送信機、及び少なくとも1つのプロセッサを含む。受信機は、第1の態様又は第1の態様の複数の実装のうちのいずれか1つにしたがった方法においてユーザ機器の測位装置が実行するメッセージ受信操作を実行するように構成される。送信機は、第1の態様又は第1の態様の複数の実装のうちのいずれか1つにしたがった方法において、ユーザ機器の測位装置が実行するメッセージ送信操作を実行するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、命令を呼び出して、第2の態様又は第2の態様のうちのいずれか1つにしたがった方法において、ユーザ機器の測位装置が実行するメッセージ処理操作を実行する。
第8の態様によれば、ユーザ機器の測位装置が提供される。ユーザ機器の測位装置は、第3の態様における複数の方法の例において、第2のUEを実装する機能を有する。その機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。ある1つの可能な設計において、ユーザ機器の測位装置は、送信ユニットを含み、その送信ユニットは、第2のネットワーク要素に第1の登録要求メッセージを送信し、第1の登録要求は、第2のUEの識別情報及び第2のUEの能力情報を含み、第2のネットワーク要素が送信する第3の測位要求メッセージを受信する、ように構成され、第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示し、第3の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報を含む。
第9の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードが実行されるときに、上記の態様において第1のネットワーク要素が実行する方法を実行する。
第10の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。そのコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。そのコンピュータプログラムコードが実行されるときに、上記の態様において第2のネットワーク要素が実行する方法を実行する。
第11の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。そのコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。そのコンピュータプログラムコードが実行されるときに、上記の態様において第2のUEが実行する方法を実行する。
第12の態様によれば、この出願は、チップシステムを提供する。そのチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ及びトランシーバーを含む。プロセッサは、命令を実行して、第1の態様又は第2の態様のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行する。そのチップシステムは、チップを含んでもよく、又は、チップ及び他の個別の構成要素を含んでもよい。
第13の態様によれば、この出願は、さらに、ユーザ機器の測位システムを提供し、そのユーザ機器の測位システムは、第4の態様のうちのいずれか1つにしたがったユーザ機器の測位装置及び第5の態様のうちのいずれか1つにしたがったユーザ機器の測位装置を含むか、又は、第6の態様のうちのいずれか1つにしたがったユーザ機器の測位装置及び第7の態様のうちのいずれか1つにしたがったユーザ機器の測位装置を含む。
第14の態様によれば、この出願は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。そのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納する。コンピュータプログラムが実行されるときに、上記の態様において第1のネットワーク要素が実行する方法を実装する。
第15の態様によれば、この出願は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。そのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納する。そのコンピュータプログラムが実行されるときに、上記の態様において第2のネットワーク要素が実行する方法を実装する。
第16の態様によれば、この出願は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。そのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納する。そのコンピュータプログラムが実行されるときに、上記の態様において第2のUEが実行する方法を実装する。
第4の態様から第16の態様までの技術的解決方法及びこの出願の複数の実施形態における対応する実現可能な実装が達成する有益な効果については、第1の態様、第2の態様、第3の態様、及び対応する複数の可能な実装における上記の技術的効果を参照するべきであるということを理解するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
この出願のある1つの実施形態にしたがった5Gネットワークアーキテクチャの概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがった適用シナリオの概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったUEの位置関係の概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位装置の論理的な構成の概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位装置の構成の概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位装置の論理的な構成の概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位装置の構成の概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位システムの構成の概略的な図である。
この出願の複数の実施形態の目的、技術的解決方法、及び利点をより明確にするために、以下の記載は、さらに、複数の添付の図面を参照して、この出願の複数の実施形態を詳細に説明する。
最初に、"システム"及び"ネットワーク"の語は、この出願の複数の実施形態の中で、交換可能に使用されてもよく、"少なくとも1つの"は、1つ又は複数を意味し、"複数の"は、2つ又はそれ以上を意味するということに留意するべきである。"及び/又は"の語は、複数の関連する対象の間の関連性関係を説明し、3つの関係が存在する場合があるということを示す。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する場合、A及びBの双方が存在する場合、及び、Bのみが存在する場合、の複数の場合を示してもよく、AとBは、単数であってもよく又は複数であってもよい。記号"/"は、一般的に、複数の関連する対象の間の"又は"の関係を示す。"以下の項目(部分)のうちの少なくとも1つ"又はそれらの同様の表現は、単数の項目(部分)又は複数の項目(部分)の任意の組み合わせを含むこれらの項目の任意の組み合わせを指す。例えば、a、b、又はcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、a及びb、a及びc、b及びc、又は、a、b、及びcを示してもよく、a、b、及びcは単数であってもよく又は複数であってもよい。加えて、特に明記されていない限り、この出願の複数の実施形態の中の"第1の"及び"第2の"等のような序数は、複数の対象を区別することを意図しているが、複数の対象の順序、時系列、優先度、又は重要度を限定することを意図してはいない。
図1Aは、この出願のある1つの実施形態にしたがった5Gネットワークアーキテクチャの概略的な図である。図1Aに示されている5Gネットワークアーキテクチャは、(無線)アクセスネットワーク((radio) access network, (R)AN)ネットワーク要素、ユーザ機器(user equipment, UE)、ユーザプレーン機能(user plane function, UPF)ネットワーク要素、データネットワーク(data network, DN)、アクセス及びモビリティ管理機能(access and mobility management function, AMF)ネットワーク要素、セッション管理機能(session management function, SMF)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(policy control function, PCF)ネットワーク要素、統合データ管理(unified data management, UDM)ネットワーク要素、位置管理機能(location management function, LMF)ネットワーク要素、及び、ゲートウェイモバイル位置センター(gateway mobile location center, GMLC)等を含んでもよい。
以下の記載は、この出願におけるネットワーク要素の機能を簡単に説明する。
(R)ANは、端末デバイスに無線通信機能を提供するデバイスである。通信事業者のネットワークに接続するために、端末デバイスは、最初に、(R)ANに接続し、そして、その次に、(R)ANを介して、通信事業者のネットワークのサービスノードに接続されてもよい。この出願における(R)ANデバイスは、これらには限定されないが、5Gにおける次世代基地局(gNodeB, gNB)、進化型のNodeB(evolved NodeB, eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller, RNC)、NodeB(NodeB, NB)、基地局コントローラ(base station controller, BSC)、基地局装置(base transceiver station, BTS)、ホーム基地局(例えば、home evolved NodeB, 又は、home NodeB, HNB)、ベースバンドユニット(baseband unit, BBU)、送信受信点(transmission reception point, TRP)、送信点(transmission point, TP)、及び、移動体交換センター等を含む。この出願における(R)ANデバイスは、また、例えば、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network, WLAN)アクセスネットワーク又は固定のネットワークアクセスネットワーク等の非3GPPアクセスデバイスを含む。
端末デバイスは、また、UEと称されてもよく、無線トランシーバー機能を有するデバイスであり、屋内デバイス又は屋外デバイス、ハンドヘルドデバイス、又は、車載型デバイスを含むといったように陸上に配置されてもよく、(例えば、船舶の上といったように)水上に配置されてもよく、或いは、(例えば、航空機の上、気球、又は、衛星といったように)空中に配置されてもよい。端末デバイスは、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ(pad)、無線送受信機能を有するコンピュータ、仮想現実感(virtual reality, VR)端末、拡張現実感(augmented reality, AR)端末、産業制御(industrial control)における無線端末、自動運転(self-driving)における無線端末、遠隔医療(remote medical)における無線端末、スマートグリッド(smart grid)における無線端末、輸送安全性(transportation safety)における無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末、又は、スマートホーム(smart home)における無線端末等であってもよい。
端末デバイスは、通信事業者のネットワークが提供する(例えば、N1等の)インターフェイスを介して通信事業者のネットワークへの接続を確立し、そして、通信事業者のネットワークが提供するデータ及び/又は音声等のサービスを使用してもよい。端末デバイスは、さらに、通信事業者のネットワークを介してDNにアクセスし、DNに展開されるキャリアサービス及び/又はサードパーティが提供するサービスを使用してもよい。サードパーティは、通信事業者のネットワーク及び端末デバイス以外のサービスプロバイダーであってもよく、端末デバイスに対してデータ及び/又は音声等の他のサービスを提供してもよい。サードパーティの具体的な表現形態は、実際の適用シナリオに基づいて具体的に決定されてもよく、本明細書においては限定されない。
UPFネットワーク要素は、通信事業者が提供するゲートウェイであり、通信事業者のネットワークとDNとの間の通信のためのゲートウェイである。UPFネットワーク要素は、データパケットルーティング及び伝送、パケット検出、サービス使用状況報告、サービス品質(Quality of Service, QoS)処理、合法的傍受、アップリンクパケット検出、及びダウンリンクデータパケット格納等のユーザプレーン関連の機能を含む。
DNは、また、パケットデータネットワーク(packet data network, PDN)と称されてもよく、通信事業者のネットワークの外部に位置するネットワークである。通信事業者のネットワークは、複数のDNにアクセスしてもよく、それらのDNに複数のサービスを展開して、端末デバイスにデータ及び/又は音声等のサービスを提供してもよい。例えば、DNは、スマート工場のプライベートネットワークであり、スマート工場の作業場の中に設置されているセンサは、端末デバイスであってもよく、センサの制御サーバは、DNの中に配置され、制御サーバは、センサにサービスを提供してもよい。センサは、制御サーバと通信して、制御サーバの指示を取得し、そして、それらの指示に基づいて、制御サーバに、収集したセンサデータを伝送等してもよい。他の例として、DNは、企業の社内ネットワークであり、企業の従業員の携帯電話又はコンピュータは、端末デバイスであってもよく、従業員の携帯電話又はコンピュータは、企業の社内ネットワークの中の情報及びデータリソース等にアクセスしてもよい。
AMFネットワーク要素は、オペレータネットワークが提供する制御プレーンネットワーク要素であり、端末デバイスによってオペレータネットワークにアクセスするためのアクセス制御及びモビリティ管理に関与する。例えば、アクセス制御及びモビリティ管理は、モビリティ状況管理、一時的なユーザ識別子割り当て、ユーザの認証及び認可、ユーザ位置更新、ネットワークへのユーザ登録、及びユーザのハンドオーバー等の機能を含む。
SMFネットワーク要素は、通信事業者のネットワークが提供する制御プレーンネットワーク要素であり、端末デバイスのプロトコルデータユニット(protocol data unit, PDU)セッションの管理に関与する。PDUセッションは、PDUを伝送するのに使用されるチャネルであり、端末デバイスは、PDUセッションによって、DNにPDUを伝送する必要がある。SMFネットワーク要素は、PDUセッションの確立、保守管理、及び削除等に関与する。SMFネットワーク要素は、(例えば、UPFとANとの間のトンネル保守管理を含むセッションの確立、修正、解放等の)セッション管理、UPFネットワーク要素の選択及び制御、サービス及びセッション継続性(Service and Session Continuity, SSC)モードの選択、及びローミング等のセッションに関連する機能を含む。
PCFネットワーク要素は、キャリアが提供する制御プレーン機能であり、ネットワークの中のネットワーク要素のためのポリシーを提供するように設定される。ある1つの実装において、ポリシーは、アクセス制御ポリシー、モビリティ管理ポリシー、課金関連ポリシー、QoS関連ポリシー、及び認可関連ポリシー等を含んでもよい。
UDMネットワーク要素は、通信事業者が提供する制御プレーンネットワーク要素であり、通信事業者のネットワークの中に、加入永続識別子(subscription permanent identifier, SUPI)、認証情報(credential)、セキュリティコンテキスト(security context)、及び加入者の加入データ等の情報を格納する役割を担う。UDMネットワーク要素の中に格納されている情報は、端末デバイスが通信事業者のネットワークにアクセスするときに、認証及び認可のために使用されてもよい。通信事業者のネットワークの中の加入者は、具体的には、例えば、中国電信股分有限公司のSIMカードを使用するユーザ又は中国移動通信集団有限公司のSIMカードを使用するユーザ等の通信事業者のネットワークが提供するサービスを使用するユーザであってもよい。加入者の加入永続識別子(Subscription Permanent Identifier, SUPI)は、SIMカードの番号等であってもよい。加入者の認証情報及びセキュリティコンテキストは、SIMカードの暗号化鍵又はSIMカードの暗号化に関連する情報等の小さなファイルに格納され、認証及び/又は認可のために使用される。セキュリティコンテキストは、ユーザの(例えば、携帯電話等の)ローカル端末の中に格納されるクッキー(cookie)又はトークン(token)等であってもよい。加入者の加入データは、例えば、SIMカードのトラフィックパッケージ又は使用されているネットワーク等のSIMカードの支援サービスであってもよい。永久識別子、認証情報、セキュリティコンテキスト、クッキー(cookie)、及びトークンは、認証及び認可に関連する情報と同等であり、本発明のこの出願書類における説明を容易にするために、限定されることはなく又は互いに区別されることはないということに留意するべきである。特に明記されていない限り、この出願の複数の実施形態における説明のためのある1つの例として、セキュリティコンテキストを使用する。しかしながら、この出願の複数の実施形態は、また、他の方式によって説明される認証及び/又は認可情報に適用可能である。
LMFネットワーク要素は、主として、測位サービスの測位要求を管理し、測位リソースを割り当てるように構成される。
GMLCネットワーク要素は、主として、測位クライアント及びアプリケーション機能からの測位要求を受信し及び処理し、測位サービスのために適切なAMFを選択し、そして、測位クライアント及びアプリケーション機能に位置結果を返送する、ように構成される。
もちろん、図1Aに示されているネットワークアーキテクチャは、例えば、アプリケーション機能(Application Function, AF)ネットワーク要素等の他のネットワーク要素をさらに含んでもよいということを理解することが可能である。AFネットワーク要素は、主として、アプリケーション層サービスを提供し、5Gコアネットワークとの対話を支援して、例えば、データルーティング決定又はポリシー制御機能に影響を与えるサービス等のサービス又はネットワーク側に提供されるいくつかのサードパーティサービスを提供する。
図1Aに示されているネットワークアーキテクチャにおいて、N1、N2、N3、N4、及びN6等は、インターフェイスシーケンス番号であるということに留意するべきである。インターフェイスシーケンス番号の意味については、3GPP標準プロトコルによって定義されている意味を参照するべきである。このことは、本明細書においては限定されない。
この出願は、また、第4世代(the 4th generation, 4G)ネットワークアーキテクチャに適用されてもよいということに留意するべきである。例えば、4Gにおけるモビリティ管理エンティティ(mobility management entity, MME)は、この出願におけるアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素の機能を提供する。4GにおけるMME及びサービングゲートウェイ(serving gateway, SGW)は、この出願におけるセッション管理機能ネットワーク要素の機能を提供する。4Gにおけるパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN gateway, PGW)は、この出願におけるコアネットワークUPFの機能を提供する。4Gにおけるデータ分析ネットワーク要素は、この出願におけるデータ分析ネットワーク要素の機能を提供する。加えて、図1Aに示されているネットワーク要素の形式及び数は、ある1つの例として使用されているにすぎず、この出願に対する限定を構成しない。
6G通信システム等の将来的な通信システムにおいては、ネットワーク要素又はデバイスは、依然として、4G通信システム又は5G通信システムにおけるネットワーク要素又はデバイスの名称を使用してもよく、或いは、他の名称を有してもよい。ネットワーク要素又はデバイスの機能は、ある1つの独立したネットワーク要素によって完了されてもよく、複数のネットワーク要素によって共同で完了されてもよい。このことは、この出願の実施形態においては限定されない。
実際の配置において、複数のネットワーク要素は、共に配置されてもよい。例えば、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、セッション管理機能ネットワーク要素と共に配置されてもよく、セッション管理機能ネットワーク要素は、ユーザプレーン機能ネットワーク要素と共に配置されてもよい。2つのネットワーク要素が共に配置されるときに、この出願の複数の実施形態によって提供される2つのネットワーク要素の間の対話は、共に配置されているネットワーク要素の内部操作となるか、又は、省略されてもよい。
図1Bは、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図1Bを参照するべきである。その方法は、以下のステップを含む。
S101. 外部AFは、GMLC又はNEFに測位要求メッセージを送信する。
測位要求メッセージは、ターゲットUEの識別情報又は測位精度情報を含んでもよい。測位要求メッセージは、ターゲットUEを測位することを要求するのに使用されてもよい。それに対応して、GMLC又はNEFは、外部AFが送信する測位要求メッセージを受信する。
もちろん、外部AFは、代替的に、測位クライアントであってもよく、又は、位置サービス(location service, LCS)クライアント(client)等と称されてもよいということを理解することが可能である。このことは、この出願においては限定されない。
S102. GMLCは、AMFに測位要求メッセージを送信する。
S103. AMFは、測位要求メッセージに基づいて、LMFを決定する。
この出願においては、AMFは、測位要求メッセージの中の測位精度情報及び遅延情報等に基づいて、その測位要求メッセージのためのLMFを選択してもよい。例えば、複数の異なるLMFは、(例えば、低遅延測位をサポートするか又は低遅延測位をサポートしない、といった)複数の異なる測位能力を有する。AMFは、利用可能なLMFをローカル構成に照会してもよく、又は、利用可能なLMFをネットワークサーバに照会し、そして、その次に、LMFの能力及び測位要求メッセージの中の遅延要件に基づいて、現在の測位要求のために役立つLMFを決定してもよい。
S104. AMFは、LMFに測位要求メッセージを送信する。
それに対応して、LMFは、AMFが送信する測位要求メッセージを受信する。LMFは、受信した測位要求メッセージに基づいて、例えば、観測された到着時間差(observed time difference of arrival, OTDOA)、全地球的航法衛星システム(global navigation satellite system, GNSS)、無線忠実度(wireless fidelity, Wi-Fi)、又はBluetooth(Bluetooth, BT)等の測位方法を選択してもよい。
GNSSは、全地球的測位システム(global positioning system, GPS)、全地球的航法衛星システム(global navigation satellite system, GLONASS)、北斗衛星測位システム(BeiDou navigation satellite system, BDS)、準天頂衛星システム(quasi-zenith satellite system, QZSS)、及び/又は衛星ベースの強化システム(satellite based augmentation system, SBAS)を含んでもよい。
加えて、測位方法を選択するときに、LMFは、1つ又は複数の測位方法を選択してもよい。このことは、この出願においては限定されない。
S102乃至S104は、また、GMLCがLMFに第1の測位要求メッセージを送信することと称されてもよい。
S105. LMFは、ターゲットUEが報告する測定データを取得し、そして、ターゲットUEが報告する測定データに基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出する。
ある1つの可能な実装において、LMFが測位方法を選択した後に、LMFは、ターゲットUEに通知メッセージを送信してもよい。通知メッセージは、LMFが選択する測位方法に基づいて、対応する測定データを収集するようにターゲットUEに通知してもよい。
それに対応して、LMFが送信する通知メッセージを受信した後に、ターゲットUEは、通知メッセージに基づいて、測定データを収集し、そして、その次に、LMFにその収集した測定データを報告してもよく、それによって、LMFは、測定データに基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出する。
S106. LMFは、外部AFにターゲットUEの位置情報をフィードバックする。
ターゲットUEの位置情報を算出した後に、LMFは、外部AFにターゲットUEの算出した位置情報をフィードバックしてもよい。
図1Bに示されている実施形態にしたがった測位方法において、一旦、ターゲットUEが屋内に入ると、ターゲットUEを測位するときに、ターゲットUEが収集する測定信号は、建造物の遮蔽又はネットワークカバレッジのデッドアングル等の問題が原因となって、弱くなる場合がある。すなわち、ターゲットUEが周囲の基地局から収集する測定データは、不正確になる場合がある。この場合には、LMFが算出するターゲットUEの位置情報の精度が低くなる場合がある。
このことを考慮して、この出願のある1つの実施形態は、新たなUEの測位方法を提供する。その測位方法においては、ターゲットUEとともに、建物によって遮蔽されていない他のUEを使用して、ターゲットUEの測位を支援し、それによって、ターゲットUEの位置情報は、他のUEの位置情報を使用して算出することが可能となる。このことは、ターゲットUEの算出される位置情報の精度を改善することを可能とする。
以下の記載は、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法を詳細に説明する。
この出願におけるその方法を説明する前に、最初に、さらに、この出願における適用シナリオを説明して、この解決方法の理解を容易にする。
図2は、この出願のある1つの実施形態にしたがった適用シナリオの概略的な図である。図2を参照するべきである。適用シナリオは、複数のUE及び複数の基地局を含んでもよい。図2においては、解説のために、3つの基地局及び4つのUEが存在するある1つの例を使用する。その図の中に示されている破線のボックスは、屋内工場の範囲を表し、UE1は、ターゲットUE、すなわち、測位されるべきUEであり、UE2は、固定された位置にあるUEであり、UE3及びUE4は、その工場の中の他のUEであるということを仮定する。
例えば、UE2は、工場の中の固定の機械アーム又は移動範囲の中の固定のフォークリフト等であってもよく、通信のために使用されるレーダーデバイスは、UE2に配備されている場合がある。UE3及びUE4は、固定の端末であってもよく、又は、移動端末であってもよい。このことは、この出願においては限定されない。
この出願における図2に示されているシナリオにおいて、測定信号は、レーダーデバイスを介してUE1とUE2との間で送信され及び受信されてもよく、UE1は、基地局1、基地局2、及び基地局3から測定データを取得してもよい。そのときに、UE1又はUE2は、UE2の位置及びUE1が取得する測定データを使用することによって、UE2とUE1との間の相対的な位置を算出する。さらに、コアネットワーク(LMF又はAMF)は、相対的な位置及びUE2の位置を使用することによってUE1の位置を算出する。このように、UE2は、UE1を測位するのに使用されて、UEの測位の精度を改善する。
説明を容易にするために、以下の記載においては、測位されるべきUEは、"ターゲットUE"又は"第1のUE"と示され、ターゲットUEと共に使用されて、建造物には遮蔽されない他の固定の端末デバイスは、支援UE又は"第2のUE"と示される。第1のUEは、図2に示されている実施形態の中では、UE1であると理解されてもよく、支援UEは、図2に示されている実施形態の中では、UE2であると理解されてもよいということを理解することが可能である。
図3は、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図3に示されているように、その方法は、以下のステップを含んでもよい。
S301. 第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信する。
第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のUEを測位するように第2のネットワーク要素に指示する。
S302. 第2のネットワーク要素は、第2のUEを介して第1のUEを測位して、第1のUEの位置情報を取得する。
それに対応して、第2のネットワーク要素は、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージを受信し、そして、第1の測位要求メッセージに基づいて、第2のUEを使用することによって第1のUEを測位して、第1のUEの位置情報を取得する。
S303. 第2のネットワーク要素は、第1のネットワーク要素に、第1の測位要求応答メッセージを送信する。
第1の測位要求応答メッセージは、第1のUEの位置情報を含む。
図3に示されている実施形態における測位方法において、第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素に測位要求メッセージを送信して、補助UEを介してターゲットUEを測位するように第2のネットワーク要素に指示してもよい。第2のネットワーク要素がターゲットUEを直接的に測位する従来技術と比較して、この方法は、ターゲットUEの位置情報の精度がより高くなる、すなわち、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
以下の記載は、複数の特定の実施形態を参照して、図3に示されている実施形態におけるステップを詳細に説明する。
この出願の複数の実施形態において、説明のために、第1のネットワーク要素がGMLCであり、第2のネットワーク要素がLMF又はAMFであるある1つの例を使用する。
以下の記載は、最初に、説明のために、第1のネットワーク要素がGMLCであり、第2のネットワーク要素がLMFであるある1つの例を使用する。図4A及び図4Bは、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図4A及び図4Bを参照するべきである。その方法は、以下のステップを含む。
S401. 外部AFは、コアネットワークに第1の測位要求メッセージを送信して、ターゲットUEの位置情報を測位する。
具体的には、ステップS401は、図1Bに示されている実施形態におけるステップS101乃至ステップS105を含んでもよい。したがって、このステップの具体的な実装プロセスについては、図1Bに示されている実施形態の中の関連する説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
S402. LMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を送信する。それに対応して、GMLCは、LMFが送信する第1のUEの第1の位置指示情報を受信する。
S401において取得されるターゲットUEの位置情報は、LMFが従来技術での解決方法に基づいて算出するターゲットUEの位置指示情報であるということを理解することが可能である。説明を容易にするために、その情報は、"第1の位置指示情報"と示されてもよい。
第1の位置指示情報は、第1のUEの第1の位置情報を示してもよく、又は、第1のUEの第1の位置の精度情報が測位精度情報を満たさないということを示してもよい。
S402において、LMFは、AMFに第1のUEの第1の位置指示情報を送信し、AMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を転送するということに留意するべきである。
S403. GMLCは、LMFに第2の測位要求メッセージを送信する。それに対応して、LMFは、GMLCが送信する第2の測位要求メッセージを受信する。
本明細書における第2の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のUEを測位するようにLMFに指示する。言い換えると、第1のUEを測位するときに、LMFは、補助的な測位を実行するのに第2のUEを使用してもよい。
具体的には、第2の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報、第2のUEの識別情報、及び測位精度情報のうち少なくとも1つを含んでもよい。測位精度情報は、第1のUEの位置情報の精度範囲を示してもよい。第2のUEの識別情報は、第2のUEの識別子であってもよく、又は、第2のUEの位置情報等であってもよい。
ある1つの可能な実装において、GMLCは、AMFを介してLMFに第2の測位要求メッセージを送信してもよい。言い換えると、ステップS403は、GMLCが、AMFに第2の測位要求メッセージを送信するステップを含み、AMFは、LMFに第2の測位要求メッセージを転送してもよい。
この出願のこの実施形態において、GMLCは、ステップS402における第1の位置指示情報に基づいて、LMFに第2の測位要求メッセージを送信してもよい。具体的には、以下の場合を含んでもよい。
場合1: GMLCは、ターゲットUEの第1の位置情報の精度が、測位精度情報を満たさないということを決定する。
GMLCが、LMFが送信する第1のUEの第1の位置情報を受信した後に、GMLCは、第1の測位要求メッセージの中の測位精度情報に基づいて、第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲に達しているか否かを決定してもよい。第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲の中にない場合には、その第1の位置情報の精度は、第1の位置情報の精度が低いということを示す。第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲の中にある場合には、その第1の位置情報の精度は、第1の位置情報の精度が高いということを示す。
第2の測位要求メッセージの中に含まれる測位精度情報は、あらかじめ設定されている精度範囲であるということを理解することが可能である。
場合2: LMFは、ターゲットUEの第1の位置情報の精度が測位精度情報を満たさないということを決定する。
LMFが、ターゲットUEの第1の位置情報を算出した後に、LMFは、第1の測位要求メッセージの中に含まれる測位精度情報に基づいて、ターゲットUEの第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲に達しているか否かを決定してもよい。第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲の中にない場合には、その第1の位置情報の精度は、LMFが算出する第1の位置情報の精度が低いということを示す。第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲の中にある場合には、その第1の位置情報の精度は、LMFが算出する第1の位置情報の精度が高いということを示す。
LMFが、ターゲットUEの第1の位置情報の精度が低いということを決定するときに、第1の位置指示情報は、第1の位置情報の精度情報が測位精度を満たしていないということを示す情報を含んでもよい。第1の位置指示情報を受信した後に、GMLCは、LMFに第2の測位要求メッセージを送信してもよい。
S403によって、第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素に、S301における第1の測位要求メッセージを送信する。
S404. LMFは、第2のUEの識別情報を取得し、そして、測位アルゴリズムを決定する。
この出願の実施形態において、LMFは、以下のいくつかの方式によって第2のUEの識別情報を取得してもよい。詳細は、以下のようになる。
第1の方式においては、LMFは、AMFから第2のUEの識別情報を取得してもよい。
この方式においては、AMFは、第2のUEを選択し、そして、その次に、LMFは、AMFから第2のUEの識別情報を取得する。具体的には、AMFは、例えば、ターゲットUEに近い第2のUEを選択してもよい、といったように、ターゲットUEの第1の位置情報に基づいて、第2のUEを選択してもよい。
第2の方式においては、LMFは、GMLCから第2のUEの識別情報を取得してもよい。
第3の方式においては、LMFは、第2のUEの登録情報に基づいて、第2のUEの識別情報を取得してもよい。
S403における第2の測位要求メッセージが、第2のUEの識別情報を含む場合には、LMFは、GMLCから第2のUEの識別情報を取得してもよく、或いは、第2の測位要求メッセージが、第2のUEの識別情報江尾含まない場合には、LMFは、AMFから第2のUEの識別情報を取得するか又は第2のUEの登録情報を取得してもよいということに留意するべきである。
GMLCが、最初に、AMFに第2の測位要求メッセージを送信し、且つ、AMFが、LMFに第2の測位要求メッセージを転送する場合に、AMFは、そのメッセージを転送するときに、第2の測位要求メッセージの中に第2のUEの識別情報を含めてもよいということを理解することが可能である。このように、LMFは、AMFから第2のUEの識別情報を取得することが可能である。
第2のUEの登録情報は、第2のUEの位置情報、能力情報、及び識別情報等を含んでもよい。例えば、第2のUEは、(例えば、第2のUEの端末タイプは、相対的な測位計算をサポートする端末である、といったように)第2のUEの端末タイプ及び第2のUEの相対的な測位カバレッジ範囲を報告し、そして、第2のUEが登録処理において測位計算機能を有するということを示してもよい。登録情報は、また、加入データと称されてもよく、UDM、ユーザデータリポジトリ(user data repository, UDR)、又は他のデータベースの中に格納されてもよい。第2のUEの能力情報は、第2のUEが相対的な測位計算をサポートし、且つ、測位計算機能を有するということであると理解されてもよい。
ある1つの可能な実装において、第2のUEは、第2のネットワーク要素に登録要求メッセージを送信し、そして、第2のネットワーク要素が送信する第3の測位要求メッセージを受信してもよい。第1の登録要求は、第2のUEの識別情報及び第2のUEの能力情報を含んでもよい。第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示する。第3の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報を含む。
例えば、第2のUEは、LMF又はAMFに(第1の登録要求メッセージ等の)登録要求メッセージを送信する。第3の測位要求メッセージの具体的な機能の実装については、以下の複数の実施形態における詳細な説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は説明されない。
例えば、LMFは、第2のUEが登録処理の中で報告する位置情報及びLMFがステップS402において算出する第1のUEの位置情報に基づいて、第1のUEに近い第2のUEを選択してもよい。
他の例では、LMFは、第2のUEとして第1のUEの近傍にある固定のデバイスを選択してもよい。第2のUEに関する情報は、LMFの中で構成されてもよい。
複数の実施形態のうちのいくつかにおいて、LMFは、以下のいくつかの方式によって測位アルゴリズムを決定してもよい。
方法1: UE能力に基づいて測位アルゴリズムを決定する。例えば、UE能力がWi-Fi測位をサポートしているが、ブルートゥース測位をサポートしていない場合に、LMFは、Wi-Fi測位アルゴリズムを選択してもよい。
方法2: 測位精度に基づいて測位アルゴリズムを決定する。例えば、UEが測位方法のすべてをサポートしているが、測位精度の要件が高いということを仮定する。この場合には、LMFは、高い精度の位置情報を取得することが可能である測位アルゴリズムを選択してもよい。
もちろん、LMFは、代替的に、他の方式によって測位アルゴリズムを決定してもよいということを理解することが可能である。例えば、LMFは、代替的に、遅延要件に基づいて測位アルゴリズムを決定してもよく、又は、測位精度及び遅延要件に基づいて、測位アルゴリズムを決定してもよい。このことは、この出願においては限定されない。
S405. LMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する。
本明細書における第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示する。第3の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報を含んでもよい。
選択的に、第3の測位要求メッセージは、LMFがステップS404において決定する測位アルゴリズムをさらに含んでもよい。
それに対応して、第2のUEは、AMFが送信する第3の測位要求メッセージを受信し、第3の測位要求メッセージの中に含まれる第1のUEの識別情報に基づいて、第1のUEに測位要求メッセージを送信してもよい。
S406. 第2のUEは、第1のUEに第4の測位要求メッセージを送信する。それに対応して、第1のUEは、第2のUEが送信する第4の測位要求メッセージを受信する。
第4の測位要求メッセージは、LMFがステップS404において決定する測位アルゴリズムを含んでもよい。第4の測位要求メッセージは、測位アルゴリズムに基づいて測定データを収集するように第1のUEに指示してもよい。すなわち、複数の異なる測位アルゴリズムは、異なる測定データを必要とする。
アルゴリズムとして、例えば、OTDOA等のダウンリンク測位方法が選択されているということを仮定する。この場合には、第1のUEが収集する測定データは、第2のUEが送信する測位参照信号(positioning reference signal, PRS)であってもよい。もちろん、第1のUEは、指定された時間の中で複数のPRS信号を収集し、そして、その次に、複数のPRS信号の平均値を算出する等してもよい。このことは、この出願においては限定されない。
アルゴリズムとしてアップリンク到達時間差(Uplink Time Difference of Arrival, UTDOA)、GNSS、又は複数のアルゴリズムの組み合わせを選択するときに、測定される必要があるデータは、代替的に、第2のUEが送信する無線信号の強度であってもよいということに留意するべきである。
選択的に、測定される必要があるデータは、無線信号の伝送角度及び送信電力等をさらに含んでもよい。このことは、この出願においては限定されない。
S407. 第1のUEは、第2のUEに測定データをフィードバックする。
第2のUEが送信する第4の測位要求メッセージを受信した後に、第1のUEは、第4の測位要求メッセージの中に含まれる測位アルゴリズムに基づいて、対応する測定データを収集し、そして、その次に、第2のUEにその測定データをフィードバックしてもよい。
S408. 第2のUEは、第1のUEがフィードバックする測定データに基づいて、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置を算出する。
その相対的な位置は、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な距離及び第1のUEと第2のUEとの間の相対的な角度を含んでもよい。
例えば、第1のUEが収集する測定データが、第2のUEが送信する信号強度である場合に、その信号強度を収集した後に、第1のUEは、第2のUEにその収集した測定データを報告してもよい。それに対応して、測定データを受信した後に、第2のUEは、その測定データに基づいて、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置を算出してもよい。
この出願のこの実施形態において、信号強度と2つのUEの間の距離との間の対応関係を定義してもよく、そして、その次に、収集した信号強度に基づいて、2つのUEの間の距離を決定する。例えば、信号強度と2つのUEの間の距離との間の対応関係は、以下のようになるということを仮定する。
例えば、信号強度が3[db]であるときに、その信号強度は、2つのUEの間の距離が10[m]であるということを示し、信号強度が5[db]であるときに、その信号強度は、2つのUEの間の距離が20[m]であるということを示す。
S409. 第2のUEは、LMFに第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を送信する。
S4010. LMFは、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出する。
ある1つの可能な実装において、LMFは、第2のUEがS409において送信する相対的な位置及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出してもよい。
第2のUEの位置情報は、第2のUEの識別情報に基づいて決定されてもよい。上記のステップから、LMFは、ステップS404において第2のUEの識別情報を取得し、そして、さらに、第2のUEに測位要求メッセージを送信してもよいということを知ることが可能である。したがって、LMFは、S409において、第2のUEの識別情報に基づいて、第2のUEの位置情報を決定してもよい。
UEの識別情報とUEの位置情報との間の対応関係は、識別情報が1であるときに、UEの位置情報は、(A1,B1)となり、識別情報が2であるときに、UEの位置情報は、(A2,B2)となる、ようになっている。S409における第2のUEの識別情報が2であり、且つ、第2のUEの位置情報が(A2,B2)であるということを仮定する。
例えば、図5を参照するべきである。第1のUEは、UE1であり、第2のUEは、UE2であり、LMFが算出するUE1とUE2との間の相対的な距離は、Lであり、UE1とUE2との間の相対的な角度は、αであり、且つ、UE2の位置情報は、(x2,y2)であるということを仮定する。この場合には、上記の既知の情報に基づいて、計算によって、UE1の位置情報を取得することが可能である。
第2のネットワーク要素は、S404からS4010までを通じて第2のUEを使用することによって、第1のUEを測位して、第1のUEの位置情報を取得する。
S4011. LMFは、外部AFに測位要求応答メッセージを送信する。
測位要求応答メッセージは、S4010における第1のUEの位置情報を含む。説明を容易にするために、第2のUEを介して特定される第1のUEの位置情報は、"第2の位置情報"として示されてもよい。言い換えると、LMFは、外部AFに第1のUEの第2の位置情報を送信してもよい。
S4011において、LMFは、GMLCに測位要求応答メッセージ(すなわち、GMLCが開始する第2の測位要求メッセージの応答メッセージ)を送信してもよく、そして、その次に、GMLCは、外部AFに測位要求応答メッセージを転送してもよい。
第1の位置情報と比較して、第2の位置情報は、より正確であるとともにより精密であるということを理解することが可能である。
S408において、第2のUEは、代替的に、AMFに第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置を送信してもよく、S409において、AMFは、相対的な位置及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出してもよい。
図4A及び図4Bに示されている実施形態における測位方法においては、GMLCは、LMFに測位要求メッセージを送信して、補助UEを介してターゲットUEを測位するようにLMFに指示してもよく、そして、その次に、LMFは、ターゲットUEに要求メッセージを送信して、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を算出するようにターゲットUEに指示してもよく、それによって、ターゲットUEは、LMFに相対的な位置を送信し、LMFは、ターゲットUEの位置情報を算出する。上記の方法によれば、コアネットワーク(LMF)は、補助UEが算出する相対的な位置情報を使用することによって、ターゲットUEの精度の高い位置情報を取得して、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
図6A及び図6Bは、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図6A及び図6Bを参照するべきである。その方法は、以下のステップを含む。
S601. 外部AFは、コアネットワークに第1の測位要求メッセージを送信して、ターゲットUEの位置情報を測位する。
具体的には、ステップS601は、図1Bに示されている実施形態におけるステップS101乃至S105を含んでもよい。したがって、このステップの具体的な実装プロセスについては、図1Bに示されている実施形態における関連する説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
S602. LMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を送信する。それに対応して、GMLCは、LMFが送信する第1のUEの第1の位置指示情報を受信する。
ステップS601において取得されるターゲットUEの位置情報は、LMFが従来技術での解決方法に基づいて算出するターゲットUEの位置指示情報であるということを理解することが可能である。説明を容易にするために、その位置情報は、"第1の位置指示情報"と示されてもよい。
S602において、LMFは、AMFに第1の位置指示情報を送信してもよく、AMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を転送するということに留意するべきである。
S603. GMLCは、LMFに第2の測位要求メッセージを送信する。
S604. LMFは、第2のUEの識別情報を取得し、測位アルゴリズムを決定する。
ステップS602、ステップS603、及びステップS604については、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるステップS402、ステップS403、及びステップS404の説明を参照するべきであるということを理解することが可能である。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
S605. LMFは、第1のUEに第5の測位要求メッセージを送信する。
第5の測位要求メッセージは、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を算出するように第1のUEに指示する。
複数の実施形態のうちのいくつかにおいて、第5の測位要求メッセージは、第2のUEの識別情報を含んでもよい。言い換えると、ステップS604を実行した後に、LMFは、選択されたUEの識別子(すなわち、第2のUEの識別情報)を第1のUEに通知してもよく、それによって、第1のUEは、そのUEの識別子に基づいて、対応するUEを発見することが可能である。
選択的に、第5の測位要求メッセージは、LMFがステップS604において決定する測位アルゴリズムをさらに含んでもよい。
S606. 第1のUEは、第2のUEに第6の測位要求メッセージを送信する。それに対応して、第2のUEは、第1のUEが送信する第6の測位要求メッセージを受信する。
選択的に、第6の測位要求メッセージは、LMFがステップS604において決定する測位アルゴリズムを含む。第6の測位要求メッセージは、決定した測位アルゴリズムに基づいて対応する測定データを収集するように第2のUEに指示する。
S607. 第2のUEは、第1のUEに測定データをフィードバックする。
第6の測位要求メッセージを受信した後に、第2のUEは、測位アルゴリズムに対応する測定データを収集し、そして、その次に、第1のUEに測定データをフィードバックしてもよく、それによって、第1のUEは、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置を算出する。
S608. 第1のUEは、第2のUEがフィードバックする測定データに基づいて、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置を算出する。
例えば、第2のUEが収集する測定データが、第2のUEの信号強度及び周囲の基地局の信号強度である場合に、第2のUEの信号強度及び周囲の基地局の信号強度を収集した後に、第2のUEは、第1のUEにその収集した測定データを報告してもよい。それに対応して、その測定データを受信した後に、第1のUEは、その測定データに基づいて、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置を算出してもよい。
この出願のこの実施形態において、測定データ(すなわち、信号強度)に対応する2つのUEの間の距離は、信号強度と2つのUEの間の距離との間のあらかじめ設定されている対応関係に基づいて決定されてもよい。詳細については、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるステップS408の具体的な説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
S609. 第1のUEは、LMFに第1のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を送信する。
S6010. LMFは、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出する。
第2のネットワーク要素は、S604からS6010までを通じて第2のUEを使用することによって、第1のUEを測位して、第1のUEの位置情報を取得する。
S6011. LMFは、外部AFに測位要求応答メッセージを送信する。
LMFは、GMLCに測位要求応答メッセージ(すなわち、GMLCが開始する第2の測位要求メッセージの応答メッセージ)を送信してもよく、その次に、GMLCは、外部AFに測位要求応答メッセージを転送するということに留意するべきである。
ステップS6010及びステップS6011については、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるステップS4010及びステップS4011の説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
図6A及び図6Bに示されている実施形態における測位方法においては、GMLCは、LMFに測位要求メッセージを送信して、補助UEを介してターゲットUEを測位するようにLMFに指示してもよく、そして、その次に、LMFは、ターゲットUEに要求メッセージを送信して、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を算出するようにターゲットUEに指示してもよく、それによって、ターゲットUEは、LMFに相対的な位置を送信し、LMFは、ターゲットUEの位置情報を算出する。上記の方法によれば、ターゲットUEは、補助UEの正確な位置を使用することによって、計算することで、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を取得してもよく、それによって、LMFが算出するターゲットUEの位置情報がより正確になる。
以下の記載は、説明のために、第1のネットワーク要素がGMLCであり、第2のネットワーク要素がAMFであるある1つの例を使用する。
図7A及び図7Bは、この出願のある1つの実施形態にしたがったさらに別のユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図7A及び図7Bを参照するべきである。その方法は、以下のステップを含んでもよい。
S701. 外部AFは、コアネットワークに第1の測位要求メッセージを送信して、ターゲットUEの位置情報を測位する。
具体的には、ステップS701は、図1Bに示されている実施形態におけるステップS101乃至S105を含んでもよい。したがって、このステップの具体的な実装プロセスについては、図1Bに示されている実施形態における関連する説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。S702. LMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を送信する。それに対応して、GMLCは、LMFが送信する第1のUEの第1の位置指示情報を受信する。
LMFは、AMFに第1のUEの第1の位置指示情報を送信してもよく、AMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を転送するということに留意するべきである。
S703. GMLCは、AMFに第2の測位要求メッセージを送信する。
S704. AMFは、第2のUEを選択し、測位アルゴリズムを決定する。
S705. AMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する。
ある1つの可能な実装において、AMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信してもよい。第3の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報及び第2のUEの識別情報を含んでもよい。第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示してもよい。
S706. 第2のUEは、第1のUEに第4の測位要求メッセージを送信する。それに対応して、第1のUEは、第2のUEが送信する第4の測位要求メッセージを受信する。
第4の測位要求メッセージは、測位アルゴリズムに基づいて、測定データを収集するように第1のUEに指示してもよい。
S707. 第1のUEは、第2のUEに測定データをフィードバックする。
S708. 第2のUEは、第1のUEがフィードバックする測定データに基づいて、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を算出する。
S709. 第2のUEは、AMFに第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を送信する。
S7010. AMFは、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出する。
S7011. AMFは、外部AFに測位要求応答メッセージを送信する。
ステップS7011において、AMFは、GMLCに測位要求応答メッセージ(すなわち、GMLCが開始する第2の測位要求メッセージの応答メッセージ)を送信してもよく、そして、その次に、GMLCは、外部AFに測位要求応答メッセージを転送する。
図7A及び図7Bに示されている実施形態におけるAMFは、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるLMFが実行する方法を実行するということに留意するべきである。図7A及び図7Bに示されている実施形態におけるステップS701乃至S703及びS706乃至S7011については、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるステップS401乃至S403及びS406乃至S4011の説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
図7A及び図7Bに示されている実施形態と図4A及び図4Bに示されている実施形態との間の相違点は、図4A及び図4Bに示されている実施形態においては、LMFが第2のUEを決定し、そして、LMFが第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するのに対して、図7A及び図7Bに示されている実施形態においては、AMFが第2のUEを決定し、そして、AMFが第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するということを含む。図7A及び図7Bに示されている実施形態におけるステップS704の具体的な実装については、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるステップS404を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップS704が実行された後に、AMFは、代替的に、LMFに、選択されている第2のUE及び決定されている測位アルゴリズムを転送してもよく、LMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するということを理解することが可能である。代替的に、ステップS703の後に、AMFは、LMFに、GMLCが送信する第2の測位要求メッセージを転送してもよく、LMFは、第2のUEの識別情報を決定する。S705において、LMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する。
図7A及び図7Bに示されている実施形態における測位方法においては、GMLCは、AMFに測位要求メッセージを送信して、補助UEを介してターゲットUEを測位するようにAMFに指示してもよく、そして、その次に、AMFは、補助UEに要求メッセージを送信して、補助UEとターゲットUEとの間の相対的な位置を算出するように補助UEに指示してもよく、それによって、補助UEは、AMFに相対的な位置を送信し、AMFは、ターゲットUEの位置情報を算出する。上記の方法によれば、AMFは、補助UEの位置情報及び補助UEが算出する相対的な位置に基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出してもよい。補助UEを介してターゲットUEの位置情報を算出する方法は、建物の遮蔽及びネットワークデッドアングル等の問題が原因となって、ターゲットUEの算出されている位置情報が不正確となるという問題を回避するとともに、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
図8A及び図8Bは、この出願のある1つの実施形態にしたがったさらに別のユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図8A及び図8Bを参照するべきである。その方法は、以下のステップを含んでもよい。
S801. 外部AFは、コアネットワークに第1の測位要求メッセージを送信して、ターゲットUEの位置情報を測位する。
S802. LMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を送信する。それに対応して、GMLCは、LMFが送信する第1のUEの第1の位置指示情報を受信する。
ステップS802において、LMFは、AMFに第1のUEの第1の位置指示情報を送信してもよく、そして、その次に、AMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を送信する。
S803. GMLCは、AMFに第2の測位要求メッセージを送信する。
S804. AMFは、第2のUEを選択し、測位アルゴリズムを決定する。
S805. AMFは、第1のUEに第5の測位要求メッセージを送信する。
ある1つの可能な実装において、AMFは、第1のUEに第5の測位要求メッセージを送信してもよい。第5の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報及び第2のUEの識別情報を含んでもよい。第5の測位要求メッセージは、第1のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第1のUEに指示してもよい。
S806. 第1のUEは、第2のUEに第6の測位要求メッセージを送信する。それに対応して、第2のUEは、第1のUEが送信する第6の測位要求メッセージを受信する。
第6の測位要求メッセージは、測位アルゴリズムに基づいて対応する測定データを収集するように第2のUEに指示してもよい。
S807. 第2のUEは、第1のUEに測定データをフィードバックする。
S808. 第1のUEは、第2のUEがフィードバックする測定データに基づいて、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を算出する。
S809. 第1のUEは、AMFに第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を送信する。
S8010. AMFは、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出する。
S8011. AMFは、外部AFに測位要求応答メッセージを送信する。
ステップS8011において、AMFは、最初に、GMLCに測位要求応答メッセージ(すなわち、GMLCが開始する第2の測位要求メッセージの応答メッセージ)を送信してもよく、そして、その次に、GMLCは、外部AFに測位要求応答メッセージを転送する。
図8A及び図8Bに示されている実施形態におけるAMFは、図6A及び図6Bに示されている実施形態におけるLMFが実行する方法を実行するということに留意するべきである。図8A及び図8Bに示されている実施形態におけるステップS801乃至S803及びS806乃至S8011については、図6A及び図6Bに示されている実施形態におけるステップS601乃至S603及びS606乃至S6011の説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。図8A及び図8Bに示されている実施形態と図6A及び図6Bに示されている実施形態との間の相違点は、図6A及び図6Bに示されている実施形態においては、LMFが第2のUEを決定し、そして、LMFが第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するのに対して、図8A及び図8Bに示されている実施形態においては、AMFが第2のUEを決定し、そして、AMFが第1のUEに第3の測位要求メッセージを送信するという点にある。図8A及び図8Bに示されている実施形態におけるステップS804の具体的な実装については、図6A及び図6Bに示されている実施形態におけるステップS604を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
もちろん、ステップS804が実行された後に、AMFは、代替的に、LMFに選択されている第2のUE及び決定されている測位アルゴリズムを転送してもよく、LMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するということを理解することが可能である。代替的に、ステップS803の後に、AMFは、LMFに、GMLCが送信する第2の測位要求メッセージを転送してもよく、LMFは、第2のUEの識別情報を決定する。S805において、LMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する。
図8A及び図8Bに示されている実施形態における測位方法においては、GMLCは、AMFに測位要求メッセージを送信して、補助UEを介してターゲットUEを測位するようにAMFに指示してもよく、そして、その次に、AMFは、ターゲットUEに要求メッセージを送信して、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を算出するようにターゲットUEに指示してもよく、それによって、ターゲットUEは、AMFに相対的な位置を送信し、AMFは、ターゲットUEの位置情報を算出する。
上記の記載は、主として、複数のネットワーク要素の間の対話の観点から、この出願によって提供される解決方法を説明している。上記の機能を実装するために、各々のネットワーク要素は、各々の機能を実行するための対応するハードウェア構成及び/又はソフトウェアモジュールを含むということを理解することが可能である。当業者は、この明細書において開示されている複数の実施形態の中で説明されている複数の例と関連して、本発明におけるハードウェア又はハードウェア及びコンピュータソフトウェアの組み合わせによって、ユニット及びアルゴリズムステップを実装してもよいということを容易に認識するはずである。ある機能がハードウェアによって実行されるか、又は、コンピュータソフトウェアが駆動するハードウェアによって実行されるかは、それらの複数の技術的解決方法の特定の用途及び設計上の制約条件によって決まる。当業者は、複数の異なる方法を使用して、特定の用途の各々について、説明されている機能を実装してもよいが、その実装が本発明の範囲を超えるものであると解釈されるべきではない。
複数の添付の図面を参照して、以下の記載は、この出願の複数の実施形態において上記の方法を実装するように構成される装置を説明する。したがって、以下の実施形態において、上記の内容のすべてを使用することが可能である。反復される内容は、繰り返しては説明されない。
上記の複数の方法の実施形態の概念と同じ概念に基づいて、この出願のある1つの実施形態は、ユーザ機器の測位装置を提供する。一体化されているユニットを使用するときに、図9は、ユーザ機器の測位装置の論理的な構成の概略的な図である。ユーザ機器の測位装置は、(例えば、GMLC等の)第1のネットワーク要素によって実行されてもよい。図9を参照するべきである。ユーザ機器の測位装置900は、送信ユニット901及び受信ユニット902を含む。ある1つの例では、装置900は、上記の方式によって第1のネットワーク要素の機能を実装するように構成される。例えば、その装置は、第1のネットワーク要素であってもよく、又は、第1のネットワーク要素の中の、例えば、チップシステム等の装置であってもよい。
送信ユニット901は、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信するように構成される。第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように第2のネットワーク要素に指示する。受信ユニット902は、第2のネットワーク要素が送信する第1の測位要求応答メッセージを受信するように構成される。第1の測位要求応答メッセージは、第1のUEの第1の位置情報を含む。
ある1つの可能な実装において、第1の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報、第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む。
ある1つの可能な実装において、送信ユニット901は、さらに、第2のネットワーク要素に第2の測位要求メッセージを送信するように構成される。第2の測位要求メッセージは、第1のUEを測位するように第2のネットワーク要素に指示する。受信ユニット902は、さらに、第2のネットワーク要素が送信する第2の測位要求応答メッセージを受信するように構成される。第2の測位要求応答メッセージは、第1のUEの第2の位置指示情報を含む。第2の位置指示情報は、第1のUEの第2の位置の精度情報が測位精度情報を満たさないということを示すか、又は、第1のUEの第2の位置情報を示す。
ある1つの可能な実装において、送信ユニット901は、特に、第1のUEの第2の位置指示情報に基づいて、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信する、という方式によって、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信するように構成される。
実装のためにハードウェア形式を使用するときに、この出願のこの実施形態において、送信ユニット901は、通信インターフェイス、送信機、又はトランシーバー回路等であってもよい。受信ユニット902は、通信インターフェイス、受信機、又はトランシーバー回路等であってもよい。通信インターフェイスは、一般的な語であり、1つ又は複数のインターフェイスを含んでもよい。
送信ユニット901が送信機であり、且つ、受信ユニット902が受信機であるときに、この出願のこの実施形態におけるユーザ機器の測位装置900は、図10に示されてもよい。図10に示されているように、この出願のある1つの実施形態は、ユーザ機器の測位装置1000を提供する。例えば、測位装置は、第1のネットワーク要素であってもよい。ユーザ機器の測位装置1000は、送信機1001、受信機1002、プロセッサ1003、及びメモリ1004を含んでもよい。メモリ1004は、命令又はプログラムを格納する。プロセッサ1003は、メモリ1004の中に格納されている命令又はプログラムを実行するように構成される。送信機1001は、上記の実施形態において送信ユニット901が実行する操作を実行するように構成される。受信機1002は、上記の実施形態において受信ユニット902が実行する操作を実行するように構成される。
この出願の複数の実施形態にしたがったユーザ機器の測位装置900又はユーザ機器の測位装置1000は、図3に示されている実施形態における第1のネットワーク要素に対応するとともに、図4A及び図4B、図6A及び図6B、図7A及び図7B、図8A及び図8Bに示されている実施形態におけるGMLCネットワーク要素に対応してもよいということを理解するべきである。加えて、ユーザ機器の測位装置900又はユーザ機器の測位装置1000におけるモジュールの操作及び/又は機能は、図3、図4A及び図4B、図6A及び図6B、図7A及び図7B、図8A及び図8Bに示されている実施形態における対応する手順を実装するのに個別に使用される。簡潔さのために、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
図11に示されているように、この出願のある1つの実施形態は、さらに、ユーザ機器の測位装置の論理的な構成の概略的な図を提供する。図11を参照するべきである。ユーザ機器の測位装置1100は、受信ユニット1101、測位ユニット1102、及び送信ユニット1103を含む。ある1つの例として、装置1100は、上記の方法における第2のネットワーク要素の機能を実装するように構成される。例えば、装置は、LMFであってもよく、又は、例えば、LMFの中のチップシステム等の装置であってもよい。
受信ユニット1101は、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージを受信するように構成される。第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように第2のネットワーク要素に指示する。測位ユニット1102は、第1のUEを測位するように構成される。送信ユニット1103は、第1のネットワーク要素に第1の測位要求応答メッセージを送信するように構成される。第1の測位要求応答メッセージは、第1のUEの位置情報を含む。
ある1つの可能な実装において、第1の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報、第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む。
ある1つの可能な実装において、測位ユニット1102は、特に、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信し、第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示し、第3の測位要求メッセージは、第1のUEの前記識別情報を含み、第2のUEが送信する相対的な位置情報を受信し、そして、第2のUEの識別情報に基づいて、第2のUEの位置情報を決定し、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を決定する、という方式によって、第2のUEを介して第1のUEを測位するように構成される。
ある1つの可能な実装において、当該装置は、取得ユニット1104をさらに含む。取得ユニット1104は、第2のUEの識別情報を取得するように構成される。
取得ユニット1104は、特に、第3のネットワーク要素から第2のUEの識別情報を取得するか、第1のネットワーク要素から第2のUEの識別情報を取得するか、又は、第2のUEの登録情報に基づいて、第2のUEの識別情報を取得する、という方式によって、第2のUEの前記識別情報を取得するように構成される。
ある1つの可能な実装において、測位ユニット1102は、特に、第1のUEに第4の測位要求メッセージを送信し、第4の測位要求メッセージは、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第1のUEに指示し、第4の測位要求メッセージは、第2のUEの前記識別情報を含み、第1のUEが送信する相対的な位置情報を受信し、そして、第2のUEの識別情報に基づいて、第2のUEの位置情報を決定し、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの前記位置情報を決定する、という方式によって、第2のUEを介して第1のUEを測位するように構成される。
実装のためにハードウェア形式を使用するときに、この出願のこの実施形態において、受信ユニット1101は、通信インターフェイス、受信機、又はトランシーバー回路等であってもよい。送信ユニット1103は、通信インターフェイス、送信機、又はトランシーバー回路等であってもよい。通信インターフェイスは、一般的な語であり、1つ又は複数のインターフェイスを含んでもよい。
受信ユニット1101が受信機であり、且つ、送信ユニット1103が送信機であるときに、この出願のこの実施形態におけるユーザ機器の測位装置1100は、図12に示されてもよい。図12に示されているように、この出願のある1つの実施形態は、ユーザ機器の測位装置1200を提供する。例えば、測位装置は、第2のネットワーク要素であってもよい。ユーザ機器の測位装置1200は、受信機1201、送信機1202、プロセッサ1203、及びメモリ1204を含んでもよい。メモリ1204は、命令又はプログラムを格納する。プロセッサ1203は、メモリ1204の中に格納されている命令又はプログラムを実行するように構成される。受信機1201は、上記の実施形態において受信ユニット1101が実行する操作を実行するように構成される。送信機1202は、上記の実施形態において送信ユニット1103が実行する操作を実行するように構成される。
この出願の複数の実施形態にしたがったユーザ機器の測位装置1100又はユーザ機器の測位装置1200は、図3に示されている実施形態における第2のネットワーク要素に対応するとともに、図4A及び図4B、及び、図6A及び図6Bに示されている実施形態におけるLMFネットワーク要素、又は、図7A及び図7B、及び、図8A及び図8Bに示されている実施形態におけるAMFネットワーク要素に対応してもよいということを理解するべきである。加えて、ユーザ機器の測位装置1100又はユーザ機器の測位装置1200におけるモジュールの操作及び/又は機能は、図3、図4A及び図4B、図6A及び図6B、図7A及び図7B、図8A及び図8Bに示されている実施形態における対応する手順を個別に実装する。簡潔さのために、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
この出願の複数の実施形態の中で言及されているプロセッサは、中央処理ユニット(central processing unit, CPU)であってもよく、プロセッサは、さらに、他の汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)、又は他のプログラム可能な論理デバイス、離散ゲート又はトランジスタ論理デバイス、或いは、離散ハードウェア構成要素等であってもよいということを理解するべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は、プロセッサは、いずれかの従来のプロセッサ等であってもよい。
さらに、この出願の複数の実施形態の中で言及されているメモリは、揮発性メモリであってもよく又は不揮発性メモリであってもよく、或いは、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含んでもよいということを理解することが可能である。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(programmable ROM, PROM)、消去可能な且つプログラム可能な読み取り専用メモリ(erasable PROM, EPROM)、電気的に消去可能な且つプログラム可能な読み取り専用メモリ(electrically EPROM, EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)であってもよい。制限ではなく例として、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(static RAM, SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(dynamic RAM, DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM, SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM, DDR SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM, ESDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM, SLDRAM)、及び直接ランバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM, DR RAM)等の多くの形式のRAMを使用してもよい。
プロセッサが、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又はその他のプログラム可能な論理デバイス、離散ゲート又はトランジスタ論理デバイス、又は離散ハードウェア構成要素であるときに、メモリ(記憶モジュール)は、一体化されて、プロセッサとなるということに留意するべきである。
この明細書の中で説明されているメモリは、これらには限定されないが、これらのメモリ及び他の適切なタイプのメモリを含むことを意図しているということに留意するべきである。
さらに、図13は、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器の測位システム1300の概略的な図である。そのシステム1300は、ユーザ機器の測位装置1301及びユーザ機器の測位装置1302を含んでもよい。例えば、ユーザ機器の測位装置1301は、ユーザ機器の測位装置1302に第1の測位要求メッセージを送信するように構成されてもよい。第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するようにユーザ機器の測位装置1302に指示する。ユーザ機器の測位装置1302は、ユーザ機器の測位装置1301が送信する第1の測位要求メッセージを受信し、第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するようにユーザ機器の測位装置1302に指示し、第1のUEを測位し、そして、ユーザ機器の測位装置1301に第1の測位要求応答メッセージを送信する、ように構成され、第1の測位要求応答メッセージは、第1のUEの位置情報を含む。
ユーザ機器の測位方法のためにそのシステムを使用するときに、そのシステムの具体的な実装プロセス及び対応するシステムの有益な効果については、上記の方法の実施形態の中の関連する説明を参照するべきであり、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されないということを理解することが可能である。
上記の方法の実施形態の概念と同じ概念に基づいて、この出願のある1つの実施形態は、さらに、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。そのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納する。そのプログラムがプロセッサによって実行されるときに、コンピュータが、上記の方法の実施形態及び方法の実施形態の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて、第1のネットワーク要素又は第2のネットワーク要素が実行する操作を実行することを可能とする。
上記の方法の実施形態の概念と同じ概念に基づいて、この出願は、さらにコンピュータプログラム製品を提供する。そのコンピュータプログラム製品がコンピュータによって呼び出され、そして、実行されるときに、そのコンピュータが、上記の方法の実施形態及び方法の実施形態の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて、第1のネットワーク要素又は第2のネットワーク要素が実行する操作を実装することを可能とする。
上記の方法の実施形態の概念と同じ概念に基づいて、この出願は、さらに、チップ又はチップシステムを提供する。そのチップは、プロセッサを含んでもよい。チップは、さらに、メモリ(又は、記憶モジュール)及び/又はトランシーバー(又は、通信モジュール)を含んでもよく、或いは、そのチップは、メモリ(又は、記憶モジュール)及び/又はトランシーバー(又は、通信モジュール)に結合される。トランシーバー(又は、通信モジュール)は、そのチップが有線通信及び/又は無線通信を行うのを支援するように構成されてもよく、メモリ(又は、記憶モジュール)は、プログラムを格納するように構成されてもよい。プロセッサは、プログラムを呼び出して、上記の方法の実施形態及びそれらの方法の実施形態の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて第1のネットワーク要素又は第2のネットワーク要素が実行する操作を実装する。チップシステムは、チップを含んでもよく、或いは、メモリ(又は、記憶モジュール)及び/又はトランシーバー(又は、通信モジュール)等の他の個別の構成要素及びチップを含んでもよい。
上記のプロセスのシーケンス番号は、この出願の複数の実施形態における実行順序を意味するものではないということを理解するべきである。それらのプロセスの実行順序は、それらのプロセスの機能及び内部論理に基づいて決定されるべきであり、この出願の複数の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定としても解釈されるべきではない。
当業者は、この明細書の中で開示されている複数の実施形態の中で説明されている複数の例と関連して、電子的なハードウェアによって又はコンピュータソフトウェア及び電子的なハードウェアの組み合わせによって、ユニット及びアルゴリズムステップを実装してもよいということを認識することが可能である。機能がハードウェア方式によって実行されるか又はソフトウェア方式によって実行されるかは、技術解決方法の特定の用途及び設計上の制約条件によって決まる。当業者は、複数の異なる方法を使用して、特定の用途の各々について、説明されている機能を実装してもよいが、その実装が、この出願の範囲を超えると解釈されるべきではない。
当業者は、便利で且つ簡単な説明のために、上記のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法の実施形態における対応するプロセスを参照するべきであるということを明確に理解することが可能であり、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
この出願によって提供される複数の実施形態のうちのいくつかにおいて、他の方式によって、開示されているシステム、装置、及び方法を実装してもよいということを理解するべきである。例えば、上記の装置の実施形態は、例であるにすぎない。例えば、ユニットの分割は、論理的な機能の分割であるにすぎず、実際の実装の際には他の分割であってもよい。例えば、複数のユニット又は構成要素を組み合わせ又は一体化して、他のシステムとしてもよく、複数の機能のうちの一部を無視してもよく、又は、実行しなくてもよい。加えて、示され又は説明されている相互の結合又は直接的な結合又は通信接続は、いくつかのインターフェイスによって実装されてもよい。電気的な形態、機械的な形態、又は他の形態によって、複数の装置又は複数のユニットの間の間接的な結合又は通信接続を実装してもよい。
個別の部分として説明されているユニットは、物理的に分離されていてもよく、又は、物理的に分離されていなくてもよく、複数のユニットとして示されている部分は、複数の物理的なユニットであってもよく、又は、複数の物理的なユニットでなくてもよく、1つの場所に位置していてもよく、又は、複数のネットワークユニットにわたって分散されていてもよい。それらの複数のユニットのうちのいくつか又はすべては、実際の要件に基づいて選択されて、実施形態の解決方法の目的を達成してもよい。
加えて、この出願の複数の実施形態における複数の機能ユニットを一体化して、1つの処理ユニットとしてもよく、それらの複数のユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよく、或いは、2つ又はそれ以上のユニットを一体化して、1つのユニットとしてもよい。
複数の機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、且つ、独立した製品として販売され又は使用されるときに、それらの複数の機能は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の中に格納されてもよい。そのような理解に基づいて、この出願の複数の技術的解決方法は、本質的に、又は、従来の技術に寄与する部分、又は、技術的解決方法の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体の中に格納され、いくつかの命令を含み、それらのいくつかの命令は、この出願の複数の実施形態の中で説明されている方法の複数のステップのうちのすべて又は一部を実行するように、(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイス等であってもよい)コンピュータデバイスに指示する。記憶媒体は、プログラムコードを格納することが可能であるUSBフラッシュドライブ、取り外し可能なハードディスク、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)、磁気ディスク、又は光ディスク等の任意の媒体を含む。
上記の説明は、この出願の特定の実装であるにすぎず、この出願の複数の実施形態の保護の範囲を限定することを意図してはいない。この出願の複数の実施形態の中で開示されている技術的範囲の中で当業者が容易に考え出す変形又は置換は、この出願の保護の範囲の中に属するものとする。したがって、この出願の実施形態の保護の範囲は、特許請求の範囲の保護の範囲にしたがうものとする。

この出願は、通信技術の分野、特に、ユーザ機器の測位方法及び装置に関する。
測位サービスの支援は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project, 3GPP)に導入されている。その測位サービスは、無線通信ネットワークにおいて重要な付加価値型のサービスとなっている。
現在では、ターゲットユーザ機器(user equipment, UE)が測位されるときに、一般的には、ターゲットUEは、そのターゲットUEの信号強度及び周辺の基地局の信号強度等の情報を収集し、そして、その次に、コアネットワークに収集した情報を送信し、コアネットワークは、ターゲットUEが収集する情報に基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出する。ターゲットUEが屋内に位置しているときに、ターゲットUEが収集する信号強度は、建物の遮蔽又はネットワークのデッドアングルが原因となって弱くなる場合があるため、ターゲットUEの算出されている位置情報は、精度が十分ではない。
この出願は、ユーザ機器の測位方法及び装置を提供して、UEの測位精度を改善する。
第1の態様によれば、この出願は、ユーザ機器の測位方法を提供する。その方法は、第1のネットワーク要素が、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信するステップを含む。前記第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する。前記第1のネットワーク要素は、前記第2のネットワーク要素が送信する第1の測位要求応答メッセージを受信する。前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの第1の位置情報を含む。
上記の技術的解決方法によれば、第2のネットワーク要素は、他のUEを介してターゲットUEを測位し、そして、他のUEを介して、他のUEとターゲットUEとの間の相対的な位置を取得して、ターゲットUEの位置情報を取得することが可能である。ターゲットUEが周囲の基地局の信号強度を測定する従来技術の方法と比較して、この方式は、より正確な測定データを収集することを可能とする。したがって、ターゲットUEの測位の精度はより高くなる。
この出願の実施形態において、
"他のUE" は、また、"補助UE"、"支援UE"、"第2のUE"と称されてもよいということに留意するべきである。当業者は、これらの2つが同じ意味を有するということを理解するはずである。
ある1つの可能な設計において、前記第1の測位要求メッセージは、前記第1のUEの識別情報、前記第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む。
上記の技術的解決方法によれば、第1のネットワーク要素が第2のネットワーク要素に送信する第1の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報、第2のUEの識別情報、又は測位精度情報を含んでいてもよい。このように、第2のネットワーク要素は、第2のUEの識別情報に基づいて、第1のUEを測位してもよい。
ある1つの可能な設計において、第1のネットワーク要素が、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信する前に、当該方法は、前記第1のネットワーク要素が、前記第2のネットワーク要素に第2の測位要求メッセージを送信するステップをさらに含む。前記第2の測位要求メッセージは、前記第1のUEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する。前記第1のネットワーク要素は、前記第2のネットワーク要素が送信する第2の測位要求応答メッセージを受信する。前記第2の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの第2の位置指示情報を含む。前記第2の位置指示情報は、前記第1のUEの第2の位置の精度情報が前記測位精度情報を満たさないということを示すか、又は、前記第1のUEの第2の位置情報を示す。
上記の技術的解決方法によれば、第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素がフィードバックする測位要求応答メッセージに基づいて、第2のネットワーク要素が算出するターゲットUEの近似的な位置又はターゲットUEの位置情報が精度要件を満たしているか否かを知ることが可能である。
ある1つの可能な設計において、第1のネットワーク要素が、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信することは、以下のことを含む。
前記第1のネットワーク要素は、前記第1のUEの前記第2の位置指示情報に基づいて、前記第2のネットワーク要素に前記第1の測位要求メッセージを送信する
上記の技術的解決方法によれば、第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素が算出するターゲットUEの位置情報が、精度要件を満たしていないときに、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信してもよく、又は、ターゲットUEの位置情報及び測位要求メッセージの中の精度要件に基づいて、第2のネットワーク要素が算出するターゲットUEの位置情報が精度要件を満たしているか否かを決定し、そして、その位置情報が精度要件を満たしていないときに、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信し、それによって、第2のネットワーク要素は、他のUEに基づいて、ターゲットUEを測位する。したがって、ターゲットUEの測位の精度を改善する。
第2の態様によれば、この出願は、ユーザ機器の測位方法を提供する。その方法は、第2のネットワーク要素が、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージを受信するステップを含む。前記第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する。前記第2のネットワーク要素は、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位し、そして、前記第1のネットワーク要素に第1の測位要求応答メッセージを送信する。前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの位置情報を含む。
上記の技術的解決方法によれば、第2のネットワーク要素は、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージに基づいて、ターゲットUEを測位して、補助UEを介してターゲットUEの位置情報を算出してもよく、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記第1の測位要求メッセージは、前記第1のUEの識別情報、前記第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む。
上記の技術的解決方法によれば、第2のネットワーク要素は、第1のネットワーク要素が送信するターゲットUEの識別情報、補助UEの識別情報、及び測位精度情報に基づいて、ターゲットUEを測位してもよく、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記第2のネットワーク要素が、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位することは、前記第2のネットワーク要素が、前記第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するステップを含む。前記第3の測位要求メッセージは、前記第2のUEと前記第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように前記第2のUEに指示する。前記第3の測位要求メッセージは、前記第1のUEの前記識別情報を含む。前記第2のネットワーク要素は、前記第2のUEが送信する前記相対的な位置情報を受信し、そして、前記第2のUEの前記識別情報に基づいて、前記第2のUEの位置情報を決定する。前記第2のネットワーク要素は、前記相対的な位置情報及び前記第2のUEの前記位置情報に基づいて、前記第1のUEの前記位置情報を決定する。
上記の技術的解決方法によれば、第2のネットワーク要素は、補助UEに測位要求メッセージを送信し、それによって、補助UEは、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を計算し、その次に、第2のネットワーク要素は、相対的な位置及び補助UEの位置情報に基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出する。
ある1つの可能な設計において、前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する前記ステップの前に、当該方法は、前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEの前記識別情報を取得するステップをさらに含む。
この出願のこの実施形態において、第2のネットワーク要素は、以下の複数の方式によって、第2のUEの識別情報を取得してもよい。
方式1: (例えば、AMF等の)第3のネットワーク要素から第2のUEの識別情報を取得する方式。
方式2: 第1のネットワーク要素から第2のUEの識別情報を取得する方式。
方式3: 第2のUEの登録情報に基づいて、第2のUEの識別情報を取得する方式。
上記の複数の方式によって、第2のネットワーク要素は、補助UEの識別情報を取得し、そして、さらに、補助UEに測位要求メッセージを送信してもよく、それによって、補助UEは、補助UEとターゲットUEとの間の相対的な位置を算出することが可能である。
ある1つの可能な設計において、前記第2のネットワーク要素が、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位することは、以下のことを含む。
前記第2のネットワーク要素は、前記第1のUEに第4の測位要求メッセージを送信する。前記第4の測位要求メッセージは、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように前記第1のUEに指示する。前記第4の測位要求メッセージは、前記第2のUEの前記識別情報を含む。前記第2のネットワーク要素は、前記第1のUEが送信する前記相対的な位置情報を受信し、そして、前記第2のUEの前記識別情報に基づいて、前記第2のUEの位置情報を決定する。前記第2のネットワーク要素は、前記相対的な位置情報及び前記第2のUEの前記位置情報に基づいて、前記第1のUEの前記位置情報を決定する。
上記の技術的解決方法によれば、ターゲットUEは、測位要求メッセージに基づいて、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を算出し、そして、その次に、コアネットワークにその相対的な位置を送信してもよく、コアネットワークは、相対的な位置及び補助UEの位置情報に基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出する。
第3の態様によれば、この出願は、ユーザ機器の測位方法を提供する。その方法は、第2のUEが、第2のネットワーク要素に第1の登録要求メッセージを送信するステップを含む。第1の登録要求メッセージは、第2のUEの識別情報及び第2のUEの能力情報を含む。第2のUEは、第2のネットワーク要素が送信する第3の測位要求メッセージを受信する。第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示する。第3の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報を含む。
上記の技術的解決方法によれば、補助UEは、登録プロセスにおいて、補助UEの識別情報及び能力情報等を報告してもよい。このように、他のネットワーク要素は、補助UEの関連する情報を取得し、そして、さらに、ターゲットUEを測位するのに補助UEを使用して、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
ある1つの可能な設計において、当該方法は、第2のUEが、第2のネットワーク要素に第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を送信するステップをさらに含む。
上記の技術的解決方法によれば、補助UEとターゲットUEとの間の相対的な位置情報を算出した後に、補助UEは、第2のネットワーク要素に相対的な位置情報を送信してもよく、それによって、第2のネットワーク要素は、ターゲットUEの位置情報を算出する。
ある1つの可能な設計において、その方法は、第2のUEが、第1のUEに第5の測位要求メッセージを送信するステップをさらに含む。第5の測位要求メッセージは、測位アルゴリズムを含む。第5の測位要求メッセージは、測位アルゴリズムに基づいて測定データを取得するように第1のUEに指示する。第2のUEは、第1のUEが送信する測定データを受信する。
上記の技術的解決方法によれば、補助UEは、ターゲットUEに測位要求メッセージを送信してもよく、それによって、ターゲットUEは、測位位置情報のために必要となる測定データを取得し、そして、その次に、補助UEは、ターゲットUEがフィードバックする測定データに基づいて、補助UEとターゲットUEとの間の相対的な位置情報を算出してもよい。
第4の態様によれば、この出願は、ユーザ機器の測位装置を提供する。そのユーザ機器の測位装置は、第1の態様における複数の方法の例において、第1のネットワーク要素を実装する機能を有する。その機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。ある1つの可能な設計において、当該ユーザ機器の測位装置は、送信ユニット及び受信ユニットを含む。前記送信ユニットは、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信するように構成される。前記第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する。前記受信ユニットは、前記第2のネットワーク要素が送信する第1の測位要求応答メッセージを受信するように構成される。前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの第1の位置情報を含む。これらのユニットは、第1の態様における複数の方法の例において、複数の対応する機能を実行してもよい。詳細については、それらの複数の方法の例における詳細な説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
第5の態様によれば、この出願は、ユーザ機器の測位装置を提供する。そのユーザ機器の測位装置は、第2の態様における複数の方法の例において、第2のネットワーク要素を実装する機能を有する。その機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。ある1つの可能な設計において、当該ユーザ機器の測位装置は、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージを受信するように構成される受信ユニットであって、前記第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する、受信ユニットと、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位するように構成される測位ユニットと、前記第1のネットワーク要素に第1の測位要求応答メッセージを送信するように構成される送信ユニットであって、前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの位置情報を含む。これらのユニットは、第2の態様における複数の方法の例において、複数の対応する機能を実行してもよい。詳細については、それらの複数の方法の例における詳細な説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
第6の態様によれば、ユーザ機器の測位装置が提供される。そのユーザ機器の測位装置は、上記の複数の方法の実施形態における第1のネットワーク要素であってもよく、又は、第1のネットワーク要素の中に配置されるチップであってもよい。その装置は、受信機、送信機、及び少なくとも1つのプロセッサを含む。受信機は、第1の態様又は第1の態様の複数の実装のうちのいずれか1つにしたがった方法においてユーザ機器の測位装置が実行するメッセージ受信操作を実行するように構成される。送信機は、第1の態様又は第1の態様の複数の実装のうちのいずれか1つにしたがった方法においてユーザ機器の測位装置が実行するメッセージ送信操作を実行するように構成される。
第7の態様によれば、ユーザ機器の測位装置が提供される。そのユーザ機器の測位装置は、上記の複数の方法の実施形態における第2のネットワーク要素であってもよく、又は、第2のネットワーク要素の中に配置されるチップであってもよい。そのユーザ機器の測位装置は、受信機、送信機、及び少なくとも1つのプロセッサを含む。受信機は、第1の態様又は第1の態様の複数の実装のうちのいずれか1つにしたがった方法においてユーザ機器の測位装置が実行するメッセージ受信操作を実行するように構成される。送信機は、第1の態様又は第1の態様の複数の実装のうちのいずれか1つにしたがった方法において、ユーザ機器の測位装置が実行するメッセージ送信操作を実行するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、命令を呼び出して、第2の態様又は第2の態様のうちのいずれか1つにしたがった方法において、ユーザ機器の測位装置が実行するメッセージ処理操作を実行する。
第8の態様によれば、ユーザ機器の測位装置が提供される。ユーザ機器の測位装置は、第3の態様における複数の方法の例において、第2のUEを実装する機能を有する。その機能は、ハードウェアによって実装されてもよく、又は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。ある1つの可能な設計において、ユーザ機器の測位装置は、送信ユニットを含み、その送信ユニットは、第2のネットワーク要素に第1の登録要求メッセージを送信し、第1の登録要求は、第2のUEの識別情報及び第2のUEの能力情報を含み、第2のネットワーク要素が送信する第3の測位要求メッセージを受信する、ように構成され、第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示し、第3の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報を含む。
第9の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードが実行されるときに、上記の態様において第1のネットワーク要素が実行する方法を実行する。
第10の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。そのコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。そのコンピュータプログラムコードが実行されるときに、上記の態様において第2のネットワーク要素が実行する方法を実行する。
第11の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。そのコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。そのコンピュータプログラムコードが実行されるときに、上記の態様において第2のUEが実行する方法を実行する。
第12の態様によれば、この出願は、チップシステムを提供する。そのチップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ及びトランシーバーを含む。プロセッサは、命令を実行して、第1の態様又は第2の態様のうちのいずれか1つにしたがった方法を実行する。そのチップシステムは、チップを含んでもよく、又は、チップ及び他の個別の構成要素を含んでもよい。
第13の態様によれば、この出願は、さらに、ユーザ機器の測位システムを提供し、そのユーザ機器の測位システムは、第4の態様のうちのいずれか1つにしたがったユーザ機器の測位装置及び第5の態様のうちのいずれか1つにしたがったユーザ機器の測位装置を含むか、又は、第6の態様のうちのいずれか1つにしたがったユーザ機器の測位装置及び第7の態様のうちのいずれか1つにしたがったユーザ機器の測位装置を含む。
第14の態様によれば、この出願は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。そのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納する。コンピュータプログラムが実行されるときに、上記の態様において第1のネットワーク要素が実行する方法を実装する。
第15の態様によれば、この出願は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。そのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納する。そのコンピュータプログラムが実行されるときに、上記の態様において第2のネットワーク要素が実行する方法を実装する。
第16の態様によれば、この出願は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。そのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納する。そのコンピュータプログラムが実行されるときに、上記の態様において第2のUEが実行する方法を実装する。
第4の態様から第16の態様までの技術的解決方法及びこの出願の複数の実施形態における対応する実現可能な実装が達成する有益な効果については、第1の態様、第2の態様、第3の態様、及び対応する複数の可能な実装における上記の技術的効果を参照するべきであるということを理解するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
この出願のある1つの実施形態にしたがった5Gネットワークアーキテクチャの概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがった適用シナリオの概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったUEの位置関係の概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位装置の論理的な構成の概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位装置の構成の概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位装置の論理的な構成の概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位装置の構成の概略的な図である。 この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位システムの構成の概略的な図である。
この出願の複数の実施形態の目的、技術的解決方法、及び利点をより明確にするために、以下の記載は、さらに、複数の添付の図面を参照して、この出願の複数の実施形態を詳細に説明する。
最初に、"システム"及び"ネットワーク"の語は、この出願の複数の実施形態の中で、交換可能に使用されてもよく、"少なくとも1つの"は、1つ又は複数を意味し、"複数の"は、2つ又はそれ以上を意味するということに留意するべきである。"及び/又は"の語は、複数の関連する対象の間の関連性関係を説明し、3つの関係が存在する場合があるということを示す。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する場合、A及びBの双方が存在する場合、及び、Bのみが存在する場合、の複数の場合を示してもよく、AとBは、単数であってもよく又は複数であってもよい。記号"/"は、一般的に、複数の関連する対象の間の"又は"の関係を示す。"以下の項目(部分)のうちの少なくとも1つ"又はそれらの同様の表現は、単数の項目(部分)又は複数の項目(部分)の任意の組み合わせを含むこれらの項目の任意の組み合わせを指す。例えば、a、b、又はcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、a及びb、a及びc、b及びc、又は、a、b、及びcを示してもよく、a、b、及びcは単数であってもよく又は複数であってもよい。加えて、特に明記されていない限り、この出願の複数の実施形態の中の"第1の"及び"第2の"等のような序数は、複数の対象を区別することを意図しているが、複数の対象の順序、時系列、優先度、又は重要度を限定することを意図してはいない。
図1Aは、この出願のある1つの実施形態にしたがった5Gネットワークアーキテクチャの概略的な図である。図1Aに示されている5Gネットワークアーキテクチャは、(無線)アクセスネットワーク((radio) access network, (R)AN)ネットワーク要素、ユーザ機器(user equipment, UE)、ユーザプレーン機能(user plane function, UPF)ネットワーク要素、データネットワーク(data network, DN)、アクセス及びモビリティ管理機能(access and mobility management function, AMF)ネットワーク要素、セッション管理機能(session management function, SMF)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(policy control function, PCF)ネットワーク要素、統合データ管理(unified data management, UDM)ネットワーク要素、位置管理機能(location management function, LMF)ネットワーク要素、及び、ゲートウェイモバイル位置センター(gateway mobile location center, GMLC)等を含んでもよい。
以下の記載は、この出願におけるネットワーク要素の機能を簡単に説明する。
(R)ANは、端末デバイスに無線通信機能を提供するデバイスである。通信事業者のネットワークに接続するために、端末デバイスは、最初に、(R)ANに接続し、そして、その次に、(R)ANを介して、通信事業者のネットワークのサービスノードに接続されてもよい。この出願における(R)ANデバイスは、これらには限定されないが、5Gにおける次世代基地局(gNodeB, gNB)、進化型のNodeB(evolved NodeB, eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller, RNC)、NodeB(NodeB, NB)、基地局コントローラ(base station controller, BSC)、基地局装置(base transceiver station, BTS)、ホーム基地局(例えば、home evolved NodeB, 又は、home NodeB, HNB)、ベースバンドユニット(baseband unit, BBU)、送信受信点(transmission reception point, TRP)、送信点(transmission point, TP)、及び、移動体交換センター等を含む。この出願における(R)ANデバイスは、また、例えば、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network, WLAN)アクセスネットワーク又は固定のネットワークアクセスネットワーク等の非3GPPアクセスデバイスを含む。
端末デバイスは、また、UEと称されてもよく、無線トランシーバー機能を有するデバイスであり、屋内デバイス又は屋外デバイス、ハンドヘルドデバイス、又は、車載型デバイスを含むといったように陸上に配置されてもよく、(例えば、船舶の上といったように)水上に配置されてもよく、或いは、(例えば、航空機の上、気球、又は、衛星といったように)空中に配置されてもよい。端末デバイスは、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ(pad)、無線送受信機能を有するコンピュータ、仮想現実感(virtual reality, VR)端末、拡張現実感(augmented reality, AR)端末、産業制御(industrial control)における無線端末、自動運転(self-driving)における無線端末、遠隔医療(remote medical)における無線端末、スマートグリッド(smart grid)における無線端末、輸送安全性(transportation safety)における無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末、又は、スマートホーム(smart home)における無線端末等であってもよい。
端末デバイスは、通信事業者のネットワークが提供する(例えば、N1等の)インターフェイスを介して通信事業者のネットワークへの接続を確立し、そして、通信事業者のネットワークが提供するデータ及び/又は音声等のサービスを使用してもよい。端末デバイスは、さらに、通信事業者のネットワークを介してDNにアクセスし、DNに展開されるキャリアサービス及び/又はサードパーティが提供するサービスを使用してもよい。サードパーティは、通信事業者のネットワーク及び端末デバイス以外のサービスプロバイダーであってもよく、端末デバイスに対してデータ及び/又は音声等の他のサービスを提供してもよい。サードパーティの具体的な表現形態は、実際の適用シナリオに基づいて具体的に決定されてもよく、本明細書においては限定されない。
UPFネットワーク要素は、通信事業者が提供するゲートウェイであり、通信事業者のネットワークとDNとの間の通信のためのゲートウェイである。UPFネットワーク要素は、データパケットルーティング及び伝送、パケット検出、サービス使用状況報告、サービス品質(Quality of Service, QoS)処理、合法的傍受、アップリンクパケット検出、及びダウンリンクデータパケット格納等のユーザプレーン関連の機能を含む。
DNは、また、パケットデータネットワーク(packet data network, PDN)と称されてもよく、通信事業者のネットワークの外部に位置するネットワークである。通信事業者のネットワークは、複数のDNにアクセスしてもよく、それらのDNに複数のサービスを展開して、端末デバイスにデータ及び/又は音声等のサービスを提供してもよい。例えば、DNは、スマート工場のプライベートネットワークであり、スマート工場の作業場の中に設置されているセンサは、端末デバイスであってもよく、センサの制御サーバは、DNの中に配置され、制御サーバは、センサにサービスを提供してもよい。センサは、制御サーバと通信して、制御サーバの指示を取得し、そして、それらの指示に基づいて、制御サーバに、収集したセンサデータを伝送等してもよい。他の例として、DNは、企業の社内ネットワークであり、企業の従業員の携帯電話又はコンピュータは、端末デバイスであってもよく、従業員の携帯電話又はコンピュータは、企業の社内ネットワークの中の情報及びデータリソース等にアクセスしてもよい。
AMFネットワーク要素は、オペレータネットワークが提供する制御プレーンネットワーク要素であり、端末デバイスによってオペレータネットワークにアクセスするためのアクセス制御及びモビリティ管理に関与する。例えば、アクセス制御及びモビリティ管理は、モビリティ状況管理、一時的なユーザ識別子割り当て、ユーザの認証及び認可、ユーザ位置更新、ネットワークへのユーザ登録、及びユーザのハンドオーバー等の機能を含む。
SMFネットワーク要素は、通信事業者のネットワークが提供する制御プレーンネットワーク要素であり、端末デバイスのプロトコルデータユニット(protocol data unit, PDU)セッションの管理に関与する。PDUセッションは、PDUを伝送するのに使用されるチャネルであり、端末デバイスは、PDUセッションによって、DNにPDUを伝送する必要がある。SMFネットワーク要素は、PDUセッションの確立、保守管理、及び削除等に関与する。SMFネットワーク要素は、(例えば、UPFとANとの間のトンネル保守管理を含むセッションの確立、修正、解放等の)セッション管理、UPFネットワーク要素の選択及び制御、サービス及びセッション継続性(Service and Session Continuity, SSC)モードの選択、及びローミング等のセッションに関連する機能を含む。
PCFネットワーク要素は、キャリアが提供する制御プレーン機能であり、ネットワークの中のネットワーク要素のためのポリシーを提供するように設定される。ある1つの実装において、ポリシーは、アクセス制御ポリシー、モビリティ管理ポリシー、課金関連ポリシー、QoS関連ポリシー、及び認可関連ポリシー等を含んでもよい。
UDMネットワーク要素は、通信事業者が提供する制御プレーンネットワーク要素であり、通信事業者のネットワークの中に、加入永続識別子(subscription permanent identifier, SUPI)、認証情報(credential)、セキュリティコンテキスト(security context)、及び加入者の加入データ等の情報を格納する役割を担う。UDMネットワーク要素の中に格納されている情報は、端末デバイスが通信事業者のネットワークにアクセスするときに、認証及び認可のために使用されてもよい。通信事業者のネットワークの中の加入者は、具体的には、例えば、中国電信股分有限公司のSIMカードを使用するユーザ又は中国移動通信集団有限公司のSIMカードを使用するユーザ等の通信事業者のネットワークが提供するサービスを使用するユーザであってもよい。加入者の加入永続識別子(Subscription Permanent Identifier, SUPI)は、SIMカードの番号等であってもよい。加入者の認証情報及びセキュリティコンテキストは、SIMカードの暗号化鍵又はSIMカードの暗号化に関連する情報等の小さなファイルに格納され、認証及び/又は認可のために使用される。セキュリティコンテキストは、ユーザの(例えば、携帯電話等の)ローカル端末の中に格納されるクッキー(cookie)又はトークン(token)等であってもよい。加入者の加入データは、例えば、SIMカードのトラフィックパッケージ又は使用されているネットワーク等のSIMカードの支援サービスであってもよい。永久識別子、認証情報、セキュリティコンテキスト、クッキー(cookie)、及びトークンは、認証及び認可に関連する情報と同等であり、本発明のこの出願書類における説明を容易にするために、限定されることはなく又は互いに区別されることはないということに留意するべきである。特に明記されていない限り、この出願の複数の実施形態における説明のためのある1つの例として、セキュリティコンテキストを使用する。しかしながら、この出願の複数の実施形態は、また、他の方式によって説明される認証及び/又は認可情報に適用可能である。
LMFネットワーク要素は、主として、測位サービスの測位要求を管理し、測位リソースを割り当てるように構成される。
GMLCネットワーク要素は、主として、測位クライアント及びアプリケーション機能からの測位要求を受信し及び処理し、測位サービスのために適切なAMFを選択し、そして、測位クライアント及びアプリケーション機能に位置結果を返送する、ように構成される。
もちろん、図1Aに示されているネットワークアーキテクチャは、例えば、アプリケーション機能(Application Function, AF)ネットワーク要素等の他のネットワーク要素をさらに含んでもよいということを理解することが可能である。AFネットワーク要素は、主として、アプリケーション層サービスを提供し、5Gコアネットワークとの対話を支援して、例えば、データルーティング決定又はポリシー制御機能に影響を与えるサービス等のサービス又はネットワーク側に提供されるいくつかのサードパーティサービスを提供する。
図1Aに示されているネットワークアーキテクチャにおいて、N1、N2、N3、N4、及びN6等は、インターフェイスシーケンス番号であるということに留意するべきである。インターフェイスシーケンス番号の意味については、3GPP標準プロトコルによって定義されている意味を参照するべきである。このことは、本明細書においては限定されない。
この出願は、また、第4世代(the 4th generation, 4G)ネットワークアーキテクチャに適用されてもよいということに留意するべきである。例えば、4Gにおけるモビリティ管理エンティティ(mobility management entity, MME)は、この出願におけるアクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素の機能を提供する。4GにおけるMME及びサービングゲートウェイ(serving gateway, SGW)は、この出願におけるセッション管理機能ネットワーク要素の機能を提供する。4Gにおけるパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN gateway, PGW)は、この出願におけるコアネットワークUPFの機能を提供する。4Gにおけるデータ分析ネットワーク要素は、この出願におけるデータ分析ネットワーク要素の機能を提供する。加えて、図1Aに示されているネットワーク要素の形式及び数は、ある1つの例として使用されているにすぎず、この出願に対する限定を構成しない。
6G通信システム等の将来的な通信システムにおいては、ネットワーク要素又はデバイスは、依然として、4G通信システム又は5G通信システムにおけるネットワーク要素又はデバイスの名称を使用してもよく、或いは、他の名称を有してもよい。ネットワーク要素又はデバイスの機能は、ある1つの独立したネットワーク要素によって完了されてもよく、複数のネットワーク要素によって共同で完了されてもよい。このことは、この出願の実施形態においては限定されない。
実際の配置において、複数のネットワーク要素は、共に配置されてもよい。例えば、アクセス及びモビリティ管理機能ネットワーク要素は、セッション管理機能ネットワーク要素と共に配置されてもよく、セッション管理機能ネットワーク要素は、ユーザプレーン機能ネットワーク要素と共に配置されてもよい。2つのネットワーク要素が共に配置されるときに、この出願の複数の実施形態によって提供される2つのネットワーク要素の間の対話は、共に配置されているネットワーク要素の内部操作となるか、又は、省略されてもよい。
図1Bは、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図1Bを参照するべきである。その方法は、以下のステップを含む。
S101. 外部AFは、GMLC又はNEFに測位要求メッセージを送信する。
測位要求メッセージは、ターゲットUEの識別情報又は測位精度情報を含んでもよい。測位要求メッセージは、ターゲットUEを測位することを要求するのに使用されてもよい。それに対応して、GMLC又はNEFは、外部AFが送信する測位要求メッセージを受信する。
もちろん、外部AFは、代替的に、測位クライアントであってもよく、又は、位置サービス(location service, LCS)クライアント(client)等と称されてもよいということを理解することが可能である。このことは、この出願においては限定されない。
S102. GMLCは、AMFに測位要求メッセージを送信する。
S103. AMFは、測位要求メッセージに基づいて、LMFを決定する。
この出願においては、AMFは、測位要求メッセージの中の測位精度情報及び遅延情報等に基づいて、その測位要求メッセージのためのLMFを選択してもよい。例えば、複数の異なるLMFは、(例えば、低遅延測位をサポートするか又は低遅延測位をサポートしない、といった)複数の異なる測位能力を有する。AMFは、利用可能なLMFをローカル構成に照会してもよく、又は、利用可能なLMFをネットワークサーバに照会し、そして、その次に、LMFの能力及び測位要求メッセージの中の遅延要件に基づいて、現在の測位要求のために役立つLMFを決定してもよい。
S104. AMFは、LMFに測位要求メッセージを送信する。
それに対応して、LMFは、AMFが送信する測位要求メッセージを受信する。LMFは、受信した測位要求メッセージに基づいて、例えば、観測された到着時間差(observed time difference of arrival, OTDOA)、全地球的航法衛星システム(global navigation satellite system, GNSS)、無線忠実度(wireless fidelity, Wi-Fi)、又はBluetooth(Bluetooth, BT)等の測位方法を選択してもよい。
GNSSは、全地球的測位システム(global positioning system, GPS)、全地球的航法衛星システム(global navigation satellite system, GLONASS)、北斗衛星測位システム(BeiDou navigation satellite system, BDS)、準天頂衛星システム(quasi-zenith satellite system, QZSS)、及び/又は衛星ベースの強化システム(satellite based augmentation system, SBAS)を含んでもよい。
加えて、測位方法を選択するときに、LMFは、1つ又は複数の測位方法を選択してもよい。このことは、この出願においては限定されない。
S102乃至S104は、また、GMLCがLMFに第1の測位要求メッセージを送信することと称されてもよい。
S105. LMFは、ターゲットUEが報告する測定データを取得し、そして、ターゲットUEが報告する測定データに基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出する。
ある1つの可能な実装において、LMFが測位方法を選択した後に、LMFは、ターゲットUEに通知メッセージを送信してもよい。通知メッセージは、LMFが選択する測位方法に基づいて、対応する測定データを収集するようにターゲットUEに通知してもよい。
それに対応して、LMFが送信する通知メッセージを受信した後に、ターゲットUEは、通知メッセージに基づいて、測定データを収集し、そして、その次に、LMFにその収集した測定データを報告してもよく、それによって、LMFは、測定データに基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出する。
S106. LMFは、外部AFにターゲットUEの位置情報をフィードバックする。
ターゲットUEの位置情報を算出した後に、LMFは、外部AFにターゲットUEの算出した位置情報をフィードバックしてもよい。
図1Bに示されている実施形態にしたがった測位方法において、一旦、ターゲットUEが屋内に入ると、ターゲットUEを測位するときに、ターゲットUEが収集する測定信号は、建造物の遮蔽又はネットワークカバレッジのデッドアングル等の問題が原因となって、弱くなる場合がある。すなわち、ターゲットUEが周囲の基地局から収集する測定データは、不正確になる場合がある。この場合には、LMFが算出するターゲットUEの位置情報の精度が低くなる場合がある。
このことを考慮して、この出願のある1つの実施形態は、新たなUEの測位方法を提供する。その測位方法においては、ターゲットUEとともに、建物によって遮蔽されていない他のUEを使用して、ターゲットUEの測位を支援し、それによって、ターゲットUEの位置情報は、他のUEの位置情報を使用して算出することが可能となる。このことは、ターゲットUEの算出される位置情報の精度を改善することを可能とする。
以下の記載は、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法を詳細に説明する。
この出願におけるその方法を説明する前に、最初に、さらに、この出願における適用シナリオを説明して、この解決方法の理解を容易にする。
図2は、この出願のある1つの実施形態にしたがった適用シナリオの概略的な図である。図2を参照するべきである。適用シナリオは、複数のUE及び複数の基地局を含んでもよい。図2においては、解説のために、3つの基地局及び4つのUEが存在するある1つの例を使用する。その図の中に示されている破線のボックスは、屋内工場の範囲を表し、UE1は、ターゲットUE、すなわち、測位されるべきUEであり、UE2は、固定された位置にあるUEであり、UE3及びUE4は、その工場の中の他のUEであるということを仮定する。
例えば、UE2は、工場の中の固定の機械アーム又は移動範囲の中の固定のフォークリフト等であってもよく、通信のために使用されるレーダーデバイスは、UE2に配備されている場合がある。UE3及びUE4は、固定の端末であってもよく、又は、移動端末であってもよい。このことは、この出願においては限定されない。
この出願における図2に示されているシナリオにおいて、測定信号は、レーダーデバイスを介してUE1とUE2との間で送信され及び受信されてもよく、UE1は、基地局1、基地局2、及び基地局3から測定データを取得してもよい。そのときに、UE1又はUE2は、UE2の位置及びUE1が取得する測定データを使用することによって、UE2とUE1との間の相対的な位置を算出する。さらに、コアネットワーク(LMF又はAMF)は、相対的な位置及びUE2の位置を使用することによってUE1の位置を算出する。このように、UE2は、UE1を測位するのに使用されて、UEの測位の精度を改善する。
説明を容易にするために、以下の記載においては、測位されるべきUEは、"ターゲットUE"又は"第1のUE"と示され、ターゲットUEと共に使用されて、建造物には遮蔽されない他の固定の端末デバイスは、支援UE又は"第2のUE"と示される。第1のUEは、図2に示されている実施形態の中では、UE1であると理解されてもよく、支援UEは、図2に示されている実施形態の中では、UE2であると理解されてもよいということを理解することが可能である。
図3は、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図3に示されているように、その方法は、以下のステップを含んでもよい。
S301. 第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信する。
第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のUEを測位するように第2のネットワーク要素に指示する。
S302. 第2のネットワーク要素は、第2のUEを介して第1のUEを測位して、第1のUEの位置情報を取得する。
それに対応して、第2のネットワーク要素は、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージを受信し、そして、第1の測位要求メッセージに基づいて、第2のUEを使用することによって第1のUEを測位して、第1のUEの位置情報を取得する。
S303. 第2のネットワーク要素は、第1のネットワーク要素に、第1の測位要求応答メッセージを送信する。
第1の測位要求応答メッセージは、第1のUEの位置情報を含む。
図3に示されている実施形態における測位方法において、第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素に測位要求メッセージを送信して、補助UEを介してターゲットUEを測位するように第2のネットワーク要素に指示してもよい。第2のネットワーク要素がターゲットUEを直接的に測位する従来技術と比較して、この方法は、ターゲットUEの位置情報の精度がより高くなる、すなわち、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
以下の記載は、複数の特定の実施形態を参照して、図3に示されている実施形態におけるステップを詳細に説明する。
この出願の複数の実施形態において、説明のために、第1のネットワーク要素がGMLCであり、第2のネットワーク要素がLMF又はAMFであるある1つの例を使用する。
以下の記載は、最初に、説明のために、第1のネットワーク要素がGMLCであり、第2のネットワーク要素がLMFであるある1つの例を使用する。図4A及び図4Bは、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図4A及び図4Bを参照するべきである。その方法は、以下のステップを含む。
S401. 外部AFは、コアネットワークに第1の測位要求メッセージを送信して、ターゲットUEの位置情報を測位する。
具体的には、ステップS401は、図1Bに示されている実施形態におけるステップS101乃至ステップS105を含んでもよい。したがって、このステップの具体的な実装プロセスについては、図1Bに示されている実施形態の中の関連する説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
S402. LMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を送信する。それに対応して、GMLCは、LMFが送信する第1のUEの第1の位置指示情報を受信する。
S401において取得されるターゲットUEの位置情報は、LMFが従来技術での解決方法に基づいて算出するターゲットUEの位置指示情報であるということを理解することが可能である。説明を容易にするために、その情報は、"第1の位置指示情報"と示されてもよい。
第1の位置指示情報は、第1のUEの第1の位置情報を示してもよく、又は、第1のUEの第1の位置の精度情報が測位精度情報を満たさないということを示してもよい。
S402において、LMFは、AMFに第1のUEの第1の位置指示情報を送信し、AMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を転送するということに留意するべきである。
S403. GMLCは、LMFに第2の測位要求メッセージを送信する。それに対応して、LMFは、GMLCが送信する第2の測位要求メッセージを受信する。
本明細書における第2の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のUEを測位するようにLMFに指示する。言い換えると、第1のUEを測位するときに、LMFは、補助的な測位を実行するのに第2のUEを使用してもよい。
具体的には、第2の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報、第2のUEの識別情報、及び測位精度情報のうち少なくとも1つを含んでもよい。測位精度情報は、第1のUEの位置情報の精度範囲を示してもよい。第2のUEの識別情報は、第2のUEの識別子であってもよく、又は、第2のUEの位置情報等であってもよい。
ある1つの可能な実装において、GMLCは、AMFを介してLMFに第2の測位要求メッセージを送信してもよい。言い換えると、ステップS403は、GMLCが、AMFに第2の測位要求メッセージを送信するステップを含み、AMFは、LMFに第2の測位要求メッセージを転送してもよい。
この出願のこの実施形態において、GMLCは、ステップS402における第1の位置指示情報に基づいて、LMFに第2の測位要求メッセージを送信してもよい。具体的には、以下の場合を含んでもよい。
場合1: GMLCは、ターゲットUEの第1の位置情報の精度が、測位精度情報を満たさないということを決定する。
GMLCが、LMFが送信する第1のUEの第1の位置情報を受信した後に、GMLCは、第1の測位要求メッセージの中の測位精度情報に基づいて、第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲に達しているか否かを決定してもよい。第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲の中にない場合には、その第1の位置情報の精度は、第1の位置情報の精度が低いということを示す。第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲の中にある場合には、その第1の位置情報の精度は、第1の位置情報の精度が高いということを示す。
第2の測位要求メッセージの中に含まれる測位精度情報は、あらかじめ設定されている精度範囲であるということを理解することが可能である。
場合2: LMFは、ターゲットUEの第1の位置情報の精度が測位精度情報を満たさないということを決定する。
LMFが、ターゲットUEの第1の位置情報を算出した後に、LMFは、第1の測位要求メッセージの中に含まれる測位精度情報に基づいて、ターゲットUEの第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲に達しているか否かを決定してもよい。第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲の中にない場合には、その第1の位置情報の精度は、LMFが算出する第1の位置情報の精度が低いということを示す。第1の位置情報の精度が、あらかじめ設定されている精度範囲の中にある場合には、その第1の位置情報の精度は、LMFが算出する第1の位置情報の精度が高いということを示す。
LMFが、ターゲットUEの第1の位置情報の精度が低いということを決定するときに、第1の位置指示情報は、第1の位置情報の精度情報が測位精度を満たしていないということを示す情報を含んでもよい。第1の位置指示情報を受信した後に、GMLCは、LMFに第2の測位要求メッセージを送信してもよい。
S403によって、第1のネットワーク要素は、第2のネットワーク要素に、S301における第1の測位要求メッセージを送信する。
S404. LMFは、第2のUEの識別情報を取得し、そして、測位アルゴリズムを決定する。
この出願の実施形態において、LMFは、以下のいくつかの方式によって第2のUEの識別情報を取得してもよい。詳細は、以下のようになる。
第1の方式においては、LMFは、AMFから第2のUEの識別情報を取得してもよい。
この方式においては、AMFは、第2のUEを選択し、そして、その次に、LMFは、AMFから第2のUEの識別情報を取得する。具体的には、AMFは、例えば、ターゲットUEに近い第2のUEを選択してもよい、といったように、ターゲットUEの第1の位置情報に基づいて、第2のUEを選択してもよい。
第2の方式においては、LMFは、GMLCから第2のUEの識別情報を取得してもよい。
第3の方式においては、LMFは、第2のUEの登録情報に基づいて、第2のUEの識別情報を取得してもよい。
S403における第2の測位要求メッセージが、第2のUEの識別情報を含む場合には、LMFは、GMLCから第2のUEの識別情報を取得してもよく、或いは、第2の測位要求メッセージが、第2のUEの識別情報江尾含まない場合には、LMFは、AMFから第2のUEの識別情報を取得するか又は第2のUEの登録情報を取得してもよいということに留意するべきである。
GMLCが、最初に、AMFに第2の測位要求メッセージを送信し、且つ、AMFが、LMFに第2の測位要求メッセージを転送する場合に、AMFは、そのメッセージを転送するときに、第2の測位要求メッセージの中に第2のUEの識別情報を含めてもよいということを理解することが可能である。このように、LMFは、AMFから第2のUEの識別情報を取得することが可能である。
第2のUEの登録情報は、第2のUEの位置情報、能力情報、及び識別情報等を含んでもよい。例えば、第2のUEは、(例えば、第2のUEの端末タイプは、相対的な測位計算をサポートする端末である、といったように)第2のUEの端末タイプ及び第2のUEの相対的な測位カバレッジ範囲を報告し、そして、第2のUEが登録処理において測位計算機能を有するということを示してもよい。登録情報は、また、加入データと称されてもよく、UDM、ユーザデータリポジトリ(user data repository, UDR)、又は他のデータベースの中に格納されてもよい。第2のUEの能力情報は、第2のUEが相対的な測位計算をサポートし、且つ、測位計算機能を有するということであると理解されてもよい。
ある1つの可能な実装において、第2のUEは、第2のネットワーク要素に登録要求メッセージを送信し、そして、第2のネットワーク要素が送信する第3の測位要求メッセージを受信してもよい。第1の登録要求は、第2のUEの識別情報及び第2のUEの能力情報を含んでもよい。第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示する。第3の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報を含む。
例えば、第2のUEは、LMF又はAMFに(第1の登録要求メッセージ等の)登録要求メッセージを送信する。第3の測位要求メッセージの具体的な機能の実装については、以下の複数の実施形態における詳細な説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は説明されない。
例えば、LMFは、第2のUEが登録処理の中で報告する位置情報及びLMFがステップS402において算出する第1のUEの位置情報に基づいて、第1のUEに近い第2のUEを選択してもよい。
他の例では、LMFは、第2のUEとして第1のUEの近傍にある固定のデバイスを選択してもよい。第2のUEに関する情報は、LMFの中で構成されてもよい。
複数の実施形態のうちのいくつかにおいて、LMFは、以下のいくつかの方式によって測位アルゴリズムを決定してもよい。
方法1: UE能力に基づいて測位アルゴリズムを決定する。例えば、UE能力がWi-Fi測位をサポートしているが、ブルートゥース測位をサポートしていない場合に、LMFは、Wi-Fi測位アルゴリズムを選択してもよい。
方法2: 測位精度に基づいて測位アルゴリズムを決定する。例えば、UEが測位方法のすべてをサポートしているが、測位精度の要件が高いということを仮定する。この場合には、LMFは、高い精度の位置情報を取得することが可能である測位アルゴリズムを選択してもよい。
もちろん、LMFは、代替的に、他の方式によって測位アルゴリズムを決定してもよいということを理解することが可能である。例えば、LMFは、代替的に、遅延要件に基づいて測位アルゴリズムを決定してもよく、又は、測位精度及び遅延要件に基づいて、測位アルゴリズムを決定してもよい。このことは、この出願においては限定されない。
S405. LMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する。
本明細書における第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示する。第3の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報を含んでもよい。
選択的に、第3の測位要求メッセージは、LMFがステップS404において決定する測位アルゴリズムをさらに含んでもよい。
それに対応して、第2のUEは、AMFが送信する第3の測位要求メッセージを受信し、第3の測位要求メッセージの中に含まれる第1のUEの識別情報に基づいて、第1のUEに測位要求メッセージを送信してもよい。
S406. 第2のUEは、第1のUEに第4の測位要求メッセージを送信する。それに対応して、第1のUEは、第2のUEが送信する第4の測位要求メッセージを受信する。
第4の測位要求メッセージは、LMFがステップS404において決定する測位アルゴリズムを含んでもよい。第4の測位要求メッセージは、測位アルゴリズムに基づいて測定データを収集するように第1のUEに指示してもよい。すなわち、複数の異なる測位アルゴリズムは、異なる測定データを必要とする。
アルゴリズムとして、例えば、OTDOA等のダウンリンク測位方法が選択されているということを仮定する。この場合には、第1のUEが収集する測定データは、第2のUEが送信する測位参照信号(positioning reference signal, PRS)であってもよい。もちろん、第1のUEは、指定された時間の中で複数のPRS信号を収集し、そして、その次に、複数のPRS信号の平均値を算出する等してもよい。このことは、この出願においては限定されない。
アルゴリズムとしてアップリンク到達時間差(Uplink Time Difference of Arrival, UTDOA)、GNSS、又は複数のアルゴリズムの組み合わせを選択するときに、測定される必要があるデータは、代替的に、第2のUEが送信する無線信号の強度であってもよいということに留意するべきである。
選択的に、測定される必要があるデータは、無線信号の伝送角度及び送信電力等をさらに含んでもよい。このことは、この出願においては限定されない。
S407. 第1のUEは、第2のUEに測定データをフィードバックする。
第2のUEが送信する第4の測位要求メッセージを受信した後に、第1のUEは、第4の測位要求メッセージの中に含まれる測位アルゴリズムに基づいて、対応する測定データを収集し、そして、その次に、第2のUEにその測定データをフィードバックしてもよい。
S408. 第2のUEは、第1のUEがフィードバックする測定データに基づいて、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を算出する。
その相対的な位置情報は、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な距離及び第1のUEと第2のUEとの間の相対的な角度を含んでもよい。
例えば、第1のUEが収集する測定データが、第2のUEが送信する信号強度である場合に、その信号強度を収集した後に、第1のUEは、第2のUEにその収集した測定データを報告してもよい。それに対応して、測定データを受信した後に、第2のUEは、その測定データに基づいて、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置を算出してもよい。
この出願のこの実施形態において、信号強度と2つのUEの間の距離との間の対応関係を定義してもよく、そして、その次に、収集した信号強度に基づいて、2つのUEの間の距離を決定する。例えば、信号強度と2つのUEの間の距離との間の対応関係は、以下のようになるということを仮定する。
例えば、信号強度が3[db]であるときに、その信号強度は、2つのUEの間の距離が10[m]であるということを示し、信号強度が5[db]であるときに、その信号強度は、2つのUEの間の距離が20[m]であるということを示す。
S409. 第2のUEは、LMFに第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を送信する。
S4010. LMFは、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出する。
ある1つの可能な実装において、LMFは、第2のUEがS409において送信する相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出してもよい。
第2のUEの位置情報は、第2のUEの識別情報に基づいて決定されてもよい。上記のステップから、LMFは、ステップS404において第2のUEの識別情報を取得し、そして、さらに、第2のUEに測位要求メッセージを送信してもよいということを知ることが可能である。したがって、LMFは、S409において、第2のUEの識別情報に基づいて、第2のUEの位置情報を決定してもよい。
UEの識別情報とUEの位置情報との間の対応関係は、識別情報が1であるときに、UEの位置情報は、(A1,B1)となり、識別情報が2であるときに、UEの位置情報は、(A2,B2)となる、ようになっている。S409における第2のUEの識別情報が2であり、且つ、第2のUEの位置情報が(A2,B2)であるということを仮定する。
例えば、図5を参照するべきである。第1のUEは、UE1であり、第2のUEは、UE2であり、LMFが算出するUE1とUE2との間の相対的な距離は、Lであり、UE1とUE2との間の相対的な角度は、αであり、且つ、UE2の位置情報は、(x2,y2)であるということを仮定する。この場合には、上記の既知の情報に基づいて、計算によって、UE1の位置情報を取得することが可能である。
第2のネットワーク要素は、S404からS4010までを通じて第2のUEを使用することによって、第1のUEを測位して、第1のUEの位置情報を取得する。
S4011. LMFは、外部AFに測位要求応答メッセージを送信する。
測位要求応答メッセージは、S4010における第1のUEの位置情報を含む。説明を容易にするために、第2のUEを介して特定される第1のUEの位置情報は、"第2の位置情報"として示されてもよい。言い換えると、LMFは、外部AFに第1のUEの第2の位置情報を送信してもよい。
S4011において、LMFは、GMLCに測位要求応答メッセージ(すなわち、GMLCが開始する第2の測位要求メッセージの応答メッセージ)を送信してもよく、そして、その次に、GMLCは、外部AFに測位要求応答メッセージを転送してもよい。
第1の位置情報と比較して、第2の位置情報は、より正確であるとともにより精密であるということを理解することが可能である。
S408において、第2のUEは、代替的に、AMFに第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を送信してもよく、S409において、AMFは、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出してもよい。
図4A及び図4Bに示されている実施形態における測位方法においては、GMLCは、LMFに測位要求メッセージを送信して、補助UEを介してターゲットUEを測位するようにLMFに指示してもよく、そして、その次に、LMFは、ターゲットUEに要求メッセージを送信して、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を算出するようにターゲットUEに指示してもよく、それによって、ターゲットUEは、LMFに相対的な位置を送信し、LMFは、ターゲットUEの位置情報を算出する。上記の方法によれば、コアネットワーク(LMF)は、補助UEが算出する相対的な位置情報を使用することによって、ターゲットUEの精度の高い位置情報を取得して、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
図6A及び図6Bは、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図6A及び図6Bを参照するべきである。その方法は、以下のステップを含む。
S601. 外部AFは、コアネットワークに第1の測位要求メッセージを送信して、ターゲットUEの位置情報を測位する。
具体的には、ステップS601は、図1Bに示されている実施形態におけるステップS101乃至S105を含んでもよい。したがって、このステップの具体的な実装プロセスについては、図1Bに示されている実施形態における関連する説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
S602. LMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を送信する。それに対応して、GMLCは、LMFが送信する第1のUEの第1の位置指示情報を受信する。
ステップS601において取得されるターゲットUEの位置情報は、LMFが従来技術での解決方法に基づいて算出するターゲットUEの位置指示情報であるということを理解することが可能である。説明を容易にするために、その位置情報は、"第1の位置指示情報"と示されてもよい。
S602において、LMFは、AMFに第1の位置指示情報を送信してもよく、AMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を転送するということに留意するべきである。
S603. GMLCは、LMFに第2の測位要求メッセージを送信する。
S604. LMFは、第2のUEの識別情報を取得し、測位アルゴリズムを決定する。
ステップS602、ステップS603、及びステップS604については、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるステップS402、ステップS403、及びステップS404の説明を参照するべきであるということを理解することが可能である。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
S605. LMFは、第1のUEに第5の測位要求メッセージを送信する。
第5の測位要求メッセージは、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を算出するように第1のUEに指示する。
複数の実施形態のうちのいくつかにおいて、第5の測位要求メッセージは、第2のUEの識別情報を含んでもよい。言い換えると、ステップS604を実行した後に、LMFは、選択されたUEの識別子(すなわち、第2のUEの識別情報)を第1のUEに通知してもよく、それによって、第1のUEは、そのUEの識別子に基づいて、対応するUEを発見することが可能である。
選択的に、第5の測位要求メッセージは、LMFがステップS604において決定する測位アルゴリズムをさらに含んでもよい。
S606. 第1のUEは、第2のUEに第6の測位要求メッセージを送信する。それに対応して、第2のUEは、第1のUEが送信する第6の測位要求メッセージを受信する。
選択的に、第6の測位要求メッセージは、LMFがステップS604において決定する測位アルゴリズムを含む。第6の測位要求メッセージは、決定した測位アルゴリズムに基づいて対応する測定データを収集するように第2のUEに指示する。
S607. 第2のUEは、第1のUEに測定データをフィードバックする。
第6の測位要求メッセージを受信した後に、第2のUEは、測位アルゴリズムに対応する測定データを収集し、そして、その次に、第1のUEに測定データをフィードバックしてもよく、それによって、第1のUEは、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を算出する。
S608. 第1のUEは、第2のUEがフィードバックする測定データに基づいて、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を算出する。
例えば、第2のUEが収集する測定データが、第2のUEの信号強度及び周囲の基地局の信号強度である場合に、第2のUEの信号強度及び周囲の基地局の信号強度を収集した後に、第2のUEは、第1のUEにその収集した測定データを報告してもよい。それに対応して、その測定データを受信した後に、第1のUEは、その測定データに基づいて、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置を算出してもよい。
この出願のこの実施形態において、測定データ(すなわち、信号強度)に対応する2つのUEの間の距離は、信号強度と2つのUEの間の距離との間のあらかじめ設定されている対応関係に基づいて決定されてもよい。詳細については、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるステップS408の具体的な説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
S609. 第1のUEは、LMFに第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を送信する。
S6010. LMFは、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出する。
第2のネットワーク要素は、S604からS6010までを通じて第2のUEを使用することによって、第1のUEを測位して、第1のUEの位置情報を取得する。
S6011. LMFは、外部AFに測位要求応答メッセージを送信する。
LMFは、GMLCに測位要求応答メッセージ(すなわち、GMLCが開始する第2の測位要求メッセージの応答メッセージ)を送信してもよく、その次に、GMLCは、外部AFに測位要求応答メッセージを転送するということに留意するべきである。
ステップS6010及びステップS6011については、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるステップS4010及びステップS4011の説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
図6A及び図6Bに示されている実施形態における測位方法においては、GMLCは、LMFに測位要求メッセージを送信して、補助UEを介してターゲットUEを測位するようにLMFに指示してもよく、そして、その次に、LMFは、ターゲットUEに要求メッセージを送信して、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を算出するようにターゲットUEに指示してもよく、それによって、ターゲットUEは、LMFに相対的な位置を送信し、LMFは、ターゲットUEの位置情報を算出する。上記の方法によれば、ターゲットUEは、補助UEの正確な位置を使用することによって、計算することで、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を取得してもよく、それによって、LMFが算出するターゲットUEの位置情報がより正確になる。
以下の記載は、説明のために、第1のネットワーク要素がGMLCであり、第2のネットワーク要素がAMFであるある1つの例を使用する。
図7A及び図7Bは、この出願のある1つの実施形態にしたがったさらに別のユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図7A及び図7Bを参照するべきである。その方法は、以下のステップを含んでもよい。
S701. 外部AFは、コアネットワークに第1の測位要求メッセージを送信して、ターゲットUEの位置情報を測位する。
具体的には、ステップS701は、図1Bに示されている実施形態におけるステップS101乃至S105を含んでもよい。したがって、このステップの具体的な実装プロセスについては、図1Bに示されている実施形態における関連する説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。S702. LMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を送信する。それに対応して、GMLCは、LMFが送信する第1のUEの第1の位置指示情報を受信する。
LMFは、AMFに第1のUEの第1の位置指示情報を送信してもよく、AMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を転送するということに留意するべきである。
S703. GMLCは、AMFに第2の測位要求メッセージを送信する。
S704. AMFは、第2のUEを選択し、測位アルゴリズムを決定する。
S705. AMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する。
ある1つの可能な実装において、AMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信してもよい。第3の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報及び第2のUEの識別情報を含んでもよい。第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示してもよい。
S706. 第2のUEは、第1のUEに第4の測位要求メッセージを送信する。それに対応して、第1のUEは、第2のUEが送信する第4の測位要求メッセージを受信する。
第4の測位要求メッセージは、測位アルゴリズムに基づいて、測定データを収集するように第1のUEに指示してもよい。
S707. 第1のUEは、第2のUEに測定データをフィードバックする。
S708. 第2のUEは、第1のUEがフィードバックする測定データに基づいて、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を算出する。
S709. 第2のUEは、AMFに第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を送信する。
S7010. AMFは、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出する。
S7011. AMFは、外部AFに測位要求応答メッセージを送信する。
ステップS7011において、AMFは、GMLCに測位要求応答メッセージ(すなわち、GMLCが開始する第2の測位要求メッセージの応答メッセージ)を送信してもよく、そして、その次に、GMLCは、外部AFに測位要求応答メッセージを転送する。
図7A及び図7Bに示されている実施形態におけるAMFは、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるLMFが実行する方法を実行するということに留意するべきである。図7A及び図7Bに示されている実施形態におけるステップS701乃至S703及びS706乃至S7011については、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるステップS401乃至S403及びS406乃至S4011の説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
図7A及び図7Bに示されている実施形態と図4A及び図4Bに示されている実施形態との間の相違点は、図4A及び図4Bに示されている実施形態においては、LMFが第2のUEを決定し、そして、LMFが第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するのに対して、図7A及び図7Bに示されている実施形態においては、AMFが第2のUEを決定し、そして、AMFが第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するということを含む。図7A及び図7Bに示されている実施形態におけるステップS704の具体的な実装については、図4A及び図4Bに示されている実施形態におけるステップS404を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
ステップS704が実行された後に、AMFは、代替的に、LMFに、選択されている第2のUE及び決定されている測位アルゴリズムを転送してもよく、LMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するということを理解することが可能である。代替的に、ステップS703の後に、AMFは、LMFに、GMLCが送信する第2の測位要求メッセージを転送してもよく、LMFは、第2のUEの識別情報を決定する。S705において、LMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する。
図7A及び図7Bに示されている実施形態における測位方法においては、GMLCは、AMFに測位要求メッセージを送信して、補助UEを介してターゲットUEを測位するようにAMFに指示してもよく、そして、その次に、AMFは、補助UEに要求メッセージを送信して、補助UEとターゲットUEとの間の相対的な位置を算出するように補助UEに指示してもよく、それによって、補助UEは、AMFに相対的な位置を送信し、AMFは、ターゲットUEの位置情報を算出する。上記の方法によれば、AMFは、補助UEの位置情報及び補助UEが算出する相対的な位置に基づいて、ターゲットUEの位置情報を算出してもよい。補助UEを介してターゲットUEの位置情報を算出する方法は、建物の遮蔽及びネットワークデッドアングル等の問題が原因となって、ターゲットUEの算出されている位置情報が不正確となるという問題を回避するとともに、ターゲットUEの測位の精度を改善することが可能である。
図8A及び図8Bは、この出願のある1つの実施形態にしたがったさらに別のユーザ機器UEの測位方法のフローチャートである。図8A及び図8Bを参照するべきである。その方法は、以下のステップを含んでもよい。
S801. 外部AFは、コアネットワークに第1の測位要求メッセージを送信して、ターゲットUEの位置情報を測位する。
S802. LMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を送信する。それに対応して、GMLCは、LMFが送信する第1のUEの第1の位置指示情報を受信する。
ステップS802において、LMFは、AMFに第1のUEの第1の位置指示情報を送信してもよく、そして、その次に、AMFは、GMLCに第1のUEの第1の位置指示情報を送信する。
S803. GMLCは、AMFに第2の測位要求メッセージを送信する。
S804. AMFは、第2のUEを選択し、測位アルゴリズムを決定する。
S805. AMFは、第1のUEに第5の測位要求メッセージを送信する。
ある1つの可能な実装において、AMFは、第1のUEに第5の測位要求メッセージを送信してもよい。第5の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報及び第2のUEの識別情報を含んでもよい。第5の測位要求メッセージは、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第1のUEに指示してもよい。
S806. 第1のUEは、第2のUEに第6の測位要求メッセージを送信する。それに対応して、第2のUEは、第1のUEが送信する第6の測位要求メッセージを受信する。
第6の測位要求メッセージは、測位アルゴリズムに基づいて対応する測定データを収集するように第2のUEに指示してもよい。
S807. 第2のUEは、第1のUEに測定データをフィードバックする。
S808. 第1のUEは、第2のUEがフィードバックする測定データに基づいて、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を算出する。
S809. 第1のUEは、AMFに第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を送信する。
S8010. AMFは、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を算出する。
S8011. AMFは、外部AFに測位要求応答メッセージを送信する。
ステップS8011において、AMFは、最初に、GMLCに測位要求応答メッセージ(すなわち、GMLCが開始する第2の測位要求メッセージの応答メッセージ)を送信してもよく、そして、その次に、GMLCは、外部AFに測位要求応答メッセージを転送する。
図8A及び図8Bに示されている実施形態におけるAMFは、図6A及び図6Bに示されている実施形態におけるLMFが実行する方法を実行するということに留意するべきである。図8A及び図8Bに示されている実施形態におけるステップS801乃至S803及びS806乃至S8011については、図6A及び図6Bに示されている実施形態におけるステップS601乃至S603及びS606乃至S6011の説明を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。図8A及び図8Bに示されている実施形態と図6A及び図6Bに示されている実施形態との間の相違点は、図6A及び図6Bに示されている実施形態においては、LMFが第2のUEを決定し、そして、LMFが第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するのに対して、図8A及び図8Bに示されている実施形態においては、AMFが第2のUEを決定し、そして、AMFが第1のUEに第3の測位要求メッセージを送信するという点にある。図8A及び図8Bに示されている実施形態におけるステップS804の具体的な実装については、図6A及び図6Bに示されている実施形態におけるステップS604を参照するべきである。本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
もちろん、ステップS804が実行された後に、AMFは、代替的に、LMFに選択されている第2のUE及び決定されている測位アルゴリズムを転送してもよく、LMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するということを理解することが可能である。代替的に、ステップS803の後に、AMFは、LMFに、GMLCが送信する第2の測位要求メッセージを転送してもよく、LMFは、第2のUEの識別情報を決定する。S805において、LMFは、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する。
図8A及び図8Bに示されている実施形態における測位方法においては、GMLCは、AMFに測位要求メッセージを送信して、補助UEを介してターゲットUEを測位するようにAMFに指示してもよく、そして、その次に、AMFは、ターゲットUEに要求メッセージを送信して、ターゲットUEと補助UEとの間の相対的な位置を算出するようにターゲットUEに指示してもよく、それによって、ターゲットUEは、AMFに相対的な位置を送信し、AMFは、ターゲットUEの位置情報を算出する。
上記の記載は、主として、複数のネットワーク要素の間の対話の観点から、この出願によって提供される解決方法を説明している。上記の機能を実装するために、各々のネットワーク要素は、各々の機能を実行するための対応するハードウェア構成及び/又はソフトウェアモジュールを含むということを理解することが可能である。当業者は、この明細書において開示されている複数の実施形態の中で説明されている複数の例と関連して、本発明におけるハードウェア又はハードウェア及びコンピュータソフトウェアの組み合わせによって、ユニット及びアルゴリズムステップを実装してもよいということを容易に認識するはずである。ある機能がハードウェアによって実行されるか、又は、コンピュータソフトウェアが駆動するハードウェアによって実行されるかは、それらの複数の技術的解決方法の特定の用途及び設計上の制約条件によって決まる。当業者は、複数の異なる方法を使用して、特定の用途の各々について、説明されている機能を実装してもよいが、その実装が本発明の範囲を超えるものであると解釈されるべきではない。
複数の添付の図面を参照して、以下の記載は、この出願の複数の実施形態において上記の方法を実装するように構成される装置を説明する。したがって、以下の実施形態において、上記の内容のすべてを使用することが可能である。反復される内容は、繰り返しては説明されない。
上記の複数の方法の実施形態の概念と同じ概念に基づいて、この出願のある1つの実施形態は、ユーザ機器の測位装置を提供する。一体化されているユニットを使用するときに、図9は、ユーザ機器の測位装置の論理的な構成の概略的な図である。ユーザ機器の測位装置は、(例えば、GMLC等の)第1のネットワーク要素によって実行されてもよい。図9を参照するべきである。ユーザ機器の測位装置900は、送信ユニット901及び受信ユニット902を含む。ある1つの例では、装置900は、上記の方式によって第1のネットワーク要素の機能を実装するように構成される。例えば、その装置は、第1のネットワーク要素であってもよく、又は、第1のネットワーク要素の中の、例えば、チップシステム等の装置であってもよい。
送信ユニット901は、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信するように構成される。第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように第2のネットワーク要素に指示する。受信ユニット902は、第2のネットワーク要素が送信する第1の測位要求応答メッセージを受信するように構成される。第1の測位要求応答メッセージは、第1のUEの第1の位置情報を含む。
ある1つの可能な実装において、第1の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報、第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む。
ある1つの可能な実装において、送信ユニット901は、さらに、第2のネットワーク要素に第2の測位要求メッセージを送信するように構成される。第2の測位要求メッセージは、第1のUEを測位するように第2のネットワーク要素に指示する。受信ユニット902は、さらに、第2のネットワーク要素が送信する第2の測位要求応答メッセージを受信するように構成される。第2の測位要求応答メッセージは、第1のUEの第2の位置指示情報を含む。第2の位置指示情報は、第1のUEの第2の位置の精度情報が測位精度情報を満たさないということを示すか、又は、第1のUEの第2の位置情報を示す。
ある1つの可能な実装において、送信ユニット901は、特に、第1のUEの第2の位置指示情報に基づいて、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信する、という方式によって、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信するように構成される。
実装のためにハードウェア形式を使用するときに、この出願のこの実施形態において、送信ユニット901は、通信インターフェイス、送信機、又はトランシーバー回路等であってもよい。受信ユニット902は、通信インターフェイス、受信機、又はトランシーバー回路等であってもよい。通信インターフェイスは、一般的な語であり、1つ又は複数のインターフェイスを含んでもよい。
送信ユニット901が送信機であり、且つ、受信ユニット902が受信機であるときに、この出願のこの実施形態におけるユーザ機器の測位装置900は、図10に示されてもよい。図10に示されているように、この出願のある1つの実施形態は、ユーザ機器の測位装置1000を提供する。例えば、測位装置は、第1のネットワーク要素であってもよい。ユーザ機器の測位装置1000は、送信機1001、受信機1002、プロセッサ1003、及びメモリ1004を含んでもよい。メモリ1004は、命令又はプログラムを格納する。プロセッサ1003は、メモリ1004の中に格納されている命令又はプログラムを実行するように構成される。送信機1001は、上記の実施形態において送信ユニット901が実行する操作を実行するように構成される。受信機1002は、上記の実施形態において受信ユニット902が実行する操作を実行するように構成される。
この出願の複数の実施形態にしたがったユーザ機器の測位装置900又はユーザ機器の測位装置1000は、図3に示されている実施形態における第1のネットワーク要素に対応するとともに、図4A及び図4B、図6A及び図6B、図7A及び図7B、図8A及び図8Bに示されている実施形態におけるGMLCネットワーク要素に対応してもよいということを理解するべきである。加えて、ユーザ機器の測位装置900又はユーザ機器の測位装置1000におけるモジュールの操作及び/又は機能は、図3、図4A及び図4B、図6A及び図6B、図7A及び図7B、図8A及び図8Bに示されている実施形態における対応する手順を実装するのに個別に使用される。簡潔さのために、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
図11に示されているように、この出願のある1つの実施形態は、さらに、ユーザ機器の測位装置の論理的な構成の概略的な図を提供する。図11を参照するべきである。ユーザ機器の測位装置1100は、受信ユニット1101、測位ユニット1102、及び送信ユニット1103を含む。ある1つの例として、装置1100は、上記の方法における第2のネットワーク要素の機能を実装するように構成される。例えば、装置は、LMFであってもよく、又は、例えば、LMFの中のチップシステム等の装置であってもよい。
受信ユニット1101は、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージを受信するように構成される。第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するように第2のネットワーク要素に指示する。測位ユニット1102は、第1のUEを測位するように構成される。送信ユニット1103は、第1のネットワーク要素に第1の測位要求応答メッセージを送信するように構成される。第1の測位要求応答メッセージは、第1のUEの位置情報を含む。
ある1つの可能な実装において、第1の測位要求メッセージは、第1のUEの識別情報、第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む。
ある1つの可能な実装において、測位ユニット1102は、特に、第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信し、第3の測位要求メッセージは、第2のUEと第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第2のUEに指示し、第3の測位要求メッセージは、第1のUEの前記識別情報を含み、第2のUEが送信する相対的な位置情報を受信し、そして、第2のUEの識別情報に基づいて、第2のUEの位置情報を決定し、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの位置情報を決定する、という方式によって、第2のUEを介して第1のUEを測位するように構成される。
ある1つの可能な実装において、当該装置は、取得ユニット1104をさらに含む。取得ユニット1104は、第2のUEの識別情報を取得するように構成される。
取得ユニット1104は、特に、第3のネットワーク要素から第2のUEの識別情報を取得するか、第1のネットワーク要素から第2のUEの識別情報を取得するか、又は、第2のUEの登録情報に基づいて、第2のUEの識別情報を取得する、という方式によって、第2のUEの前記識別情報を取得するように構成される。
ある1つの可能な実装において、測位ユニット1102は、特に、第1のUEに第4の測位要求メッセージを送信し、第4の測位要求メッセージは、第1のUEと第2のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように第1のUEに指示し、第4の測位要求メッセージは、第2のUEの前記識別情報を含み、第1のUEが送信する相対的な位置情報を受信し、そして、第2のUEの識別情報に基づいて、第2のUEの位置情報を決定し、相対的な位置情報及び第2のUEの位置情報に基づいて、第1のUEの前記位置情報を決定する、という方式によって、第2のUEを介して第1のUEを測位するように構成される。
実装のためにハードウェア形式を使用するときに、この出願のこの実施形態において、受信ユニット1101は、通信インターフェイス、受信機、又はトランシーバー回路等であってもよい。送信ユニット1103は、通信インターフェイス、送信機、又はトランシーバー回路等であってもよい。通信インターフェイスは、一般的な語であり、1つ又は複数のインターフェイスを含んでもよい。
受信ユニット1101が受信機であり、且つ、送信ユニット1103が送信機であるときに、この出願のこの実施形態におけるユーザ機器の測位装置1100は、図12に示されてもよい。図12に示されているように、この出願のある1つの実施形態は、ユーザ機器の測位装置1200を提供する。例えば、測位装置は、第2のネットワーク要素であってもよい。ユーザ機器の測位装置1200は、受信機1201、送信機1202、プロセッサ1203、及びメモリ1204を含んでもよい。メモリ1204は、命令又はプログラムを格納する。プロセッサ1203は、メモリ1204の中に格納されている命令又はプログラムを実行するように構成される。受信機1201は、上記の実施形態において受信ユニット1101が実行する操作を実行するように構成される。送信機1202は、上記の実施形態において送信ユニット1103が実行する操作を実行するように構成される。
この出願の複数の実施形態にしたがったユーザ機器の測位装置1100又はユーザ機器の測位装置1200は、図3に示されている実施形態における第2のネットワーク要素に対応するとともに、図4A及び図4B、及び、図6A及び図6Bに示されている実施形態におけるLMFネットワーク要素、又は、図7A及び図7B、及び、図8A及び図8Bに示されている実施形態におけるAMFネットワーク要素に対応してもよいということを理解するべきである。加えて、ユーザ機器の測位装置1100又はユーザ機器の測位装置1200におけるモジュールの操作及び/又は機能は、図3、図4A及び図4B、図6A及び図6B、図7A及び図7B、図8A及び図8Bに示されている実施形態における対応する手順を個別に実装する。簡潔さのために、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
この出願の複数の実施形態の中で言及されているプロセッサは、中央処理ユニット(central processing unit, CPU)であってもよく、プロセッサは、さらに、他の汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)、又は他のプログラム可能な論理デバイス、離散ゲート又はトランジスタ論理デバイス、或いは、離散ハードウェア構成要素等であってもよいということを理解するべきである。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は、プロセッサは、いずれかの従来のプロセッサ等であってもよい。
さらに、この出願の複数の実施形態の中で言及されているメモリは、揮発性メモリであってもよく又は不揮発性メモリであってもよく、或いは、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含んでもよいということを理解することが可能である。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(programmable ROM, PROM)、消去可能な且つプログラム可能な読み取り専用メモリ(erasable PROM, EPROM)、電気的に消去可能な且つプログラム可能な読み取り専用メモリ(electrically EPROM, EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)であってもよい。制限ではなく例として、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(static RAM, SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(dynamic RAM, DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM, SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM, DDR SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM, ESDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM, SLDRAM)、及び直接ランバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM, DR RAM)等の多くの形式のRAMを使用してもよい。
プロセッサが、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又はその他のプログラム可能な論理デバイス、離散ゲート又はトランジスタ論理デバイス、又は離散ハードウェア構成要素であるときに、メモリ(記憶モジュール)は、一体化されて、プロセッサとなるということに留意するべきである。
この明細書の中で説明されているメモリは、これらには限定されないが、これらのメモリ及び他の適切なタイプのメモリを含むことを意図しているということに留意するべきである。
さらに、図13は、この出願のある1つの実施形態にしたがったユーザ機器の測位システム1300の概略的な図である。そのシステム1300は、ユーザ機器の測位装置1301及びユーザ機器の測位装置1302を含んでもよい。例えば、ユーザ機器の測位装置1301は、ユーザ機器の測位装置1302に第1の測位要求メッセージを送信するように構成されてもよい。第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するようにユーザ機器の測位装置1302に指示する。ユーザ機器の測位装置1302は、ユーザ機器の測位装置1301が送信する第1の測位要求メッセージを受信し、第1の測位要求メッセージは、第2のUEを介して第1のユーザ機器UEを測位するようにユーザ機器の測位装置1302に指示し、第1のUEを測位し、そして、ユーザ機器の測位装置1301に第1の測位要求応答メッセージを送信する、ように構成され、第1の測位要求応答メッセージは、第1のUEの位置情報を含む。
ユーザ機器の測位方法のためにそのシステムを使用するときに、そのシステムの具体的な実装プロセス及び対応するシステムの有益な効果については、上記の方法の実施形態の中の関連する説明を参照するべきであり、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されないということを理解することが可能である。
上記の方法の実施形態の概念と同じ概念に基づいて、この出願のある1つの実施形態は、さらに、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。そのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納する。そのプログラムがプロセッサによって実行されるときに、コンピュータが、上記の方法の実施形態及び方法の実施形態の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて、第1のネットワーク要素又は第2のネットワーク要素が実行する操作を実行することを可能とする。
上記の方法の実施形態の概念と同じ概念に基づいて、この出願は、さらにコンピュータプログラム製品を提供する。そのコンピュータプログラム製品がコンピュータによって呼び出され、そして、実行されるときに、そのコンピュータが、上記の方法の実施形態及び方法の実施形態の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて、第1のネットワーク要素又は第2のネットワーク要素が実行する操作を実装することを可能とする。
上記の方法の実施形態の概念と同じ概念に基づいて、この出願は、さらに、チップ又はチップシステムを提供する。そのチップは、プロセッサを含んでもよい。チップは、さらに、メモリ(又は、記憶モジュール)及び/又はトランシーバー(又は、通信モジュール)を含んでもよく、或いは、そのチップは、メモリ(又は、記憶モジュール)及び/又はトランシーバー(又は、通信モジュール)に結合される。トランシーバー(又は、通信モジュール)は、そのチップが有線通信及び/又は無線通信を行うのを支援するように構成されてもよく、メモリ(又は、記憶モジュール)は、プログラムを格納するように構成されてもよい。プロセッサは、プログラムを呼び出して、上記の方法の実施形態及びそれらの方法の実施形態の複数の可能な実装のうちのいずれか1つにおいて第1のネットワーク要素又は第2のネットワーク要素が実行する操作を実装する。チップシステムは、チップを含んでもよく、或いは、メモリ(又は、記憶モジュール)及び/又はトランシーバー(又は、通信モジュール)等の他の個別の構成要素及びチップを含んでもよい。
上記のプロセスのシーケンス番号は、この出願の複数の実施形態における実行順序を意味するものではないということを理解するべきである。それらのプロセスの実行順序は、それらのプロセスの機能及び内部論理に基づいて決定されるべきであり、この出願の複数の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定としても解釈されるべきではない。
当業者は、この明細書の中で開示されている複数の実施形態の中で説明されている複数の例と関連して、電子的なハードウェアによって又はコンピュータソフトウェア及び電子的なハードウェアの組み合わせによって、ユニット及びアルゴリズムステップを実装してもよいということを認識することが可能である。機能がハードウェア方式によって実行されるか又はソフトウェア方式によって実行されるかは、技術解決方法の特定の用途及び設計上の制約条件によって決まる。当業者は、複数の異なる方法を使用して、特定の用途の各々について、説明されている機能を実装してもよいが、その実装が、この出願の範囲を超えると解釈されるべきではない。
当業者は、便利で且つ簡単な説明のために、上記のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法の実施形態における対応するプロセスを参照するべきであるということを明確に理解することが可能であり、本明細書においては、詳細は繰り返しては説明されない。
この出願によって提供される複数の実施形態のうちのいくつかにおいて、他の方式によって、開示されているシステム、装置、及び方法を実装してもよいということを理解するべきである。例えば、上記の装置の実施形態は、例であるにすぎない。例えば、ユニットの分割は、論理的な機能の分割であるにすぎず、実際の実装の際には他の分割であってもよい。例えば、複数のユニット又は構成要素を組み合わせ又は一体化して、他のシステムとしてもよく、複数の機能のうちの一部を無視してもよく、又は、実行しなくてもよい。加えて、示され又は説明されている相互の結合又は直接的な結合又は通信接続は、いくつかのインターフェイスによって実装されてもよい。電気的な形態、機械的な形態、又は他の形態によって、複数の装置又は複数のユニットの間の間接的な結合又は通信接続を実装してもよい。
個別の部分として説明されているユニットは、物理的に分離されていてもよく、又は、物理的に分離されていなくてもよく、複数のユニットとして示されている部分は、複数の物理的なユニットであってもよく、又は、複数の物理的なユニットでなくてもよく、1つの場所に位置していてもよく、又は、複数のネットワークユニットにわたって分散されていてもよい。それらの複数のユニットのうちのいくつか又はすべては、実際の要件に基づいて選択されて、実施形態の解決方法の目的を達成してもよい。
加えて、この出願の複数の実施形態における複数の機能ユニットを一体化して、1つの処理ユニットとしてもよく、それらの複数のユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよく、或いは、2つ又はそれ以上のユニットを一体化して、1つのユニットとしてもよい。
複数の機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、且つ、独立した製品として販売され又は使用されるときに、それらの複数の機能は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の中に格納されてもよい。そのような理解に基づいて、この出願の複数の技術的解決方法は、本質的に、又は、従来の技術に寄与する部分、又は、技術的解決方法の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体の中に格納され、いくつかの命令を含み、それらのいくつかの命令は、この出願の複数の実施形態の中で説明されている方法の複数のステップのうちのすべて又は一部を実行するように、(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイス等であってもよい)コンピュータデバイスに指示する。記憶媒体は、プログラムコードを格納することが可能であるUSBフラッシュドライブ、取り外し可能なハードディスク、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)、磁気ディスク、又は光ディスク等の任意の媒体を含む。
上記の説明は、この出願の特定の実装であるにすぎず、この出願の複数の実施形態の保護の範囲を限定することを意図してはいない。この出願の複数の実施形態の中で開示されている技術的範囲の中で当業者が容易に考え出す変形又は置換は、この出願の保護の範囲の中に属するものとする。したがって、この出願の実施形態の保護の範囲は、特許請求の範囲の保護の範囲にしたがうものとする。

Claims (22)

  1. ユーザ機器の測位方法であって、
    第1のネットワーク要素によって、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信するステップであって、前記第1の測位要求メッセージは、第2のユーザ機器UEを介して第1のUEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する、ステップと、
    前記第1のネットワーク要素によって、前記第2のネットワーク要素が送信する第1の測位要求応答メッセージを受信するステップであって、前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの第1の位置情報を含む、ステップと、を含む、
    方法。
  2. 前記第1の測位要求メッセージは、前記第1のUEの識別情報、前記第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第1のネットワーク要素によって、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信する前記ステップの前に、当該方法は、
    前記第1のネットワーク要素によって、前記第2のネットワーク要素に第2の測位要求メッセージを送信するステップであって、前記第2の測位要求メッセージは、前記第1のUEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する、ステップと、
    前記第1のネットワーク要素によって、前記第2のネットワーク要素が送信する第2の測位要求応答メッセージを受信するステップであって、前記第2の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの第2の位置指示情報を含み、前記第2の位置指示情報は、前記第1のUEの第2の位置の精度情報が前記測位精度情報を満たさないということを示すか、又は、前記第1のUEの第2の位置情報を示す、ステップと、をさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 第1のネットワーク要素によって、第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信する前記ステップは、
    前記第1のネットワーク要素によって、前記第1のUEの前記第2の位置指示情報に基づいて、前記第2のネットワーク要素に前記第1の測位要求メッセージを送信するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. ユーザ機器の測位方法であって、
    第2のネットワーク要素によって、第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージを受信するステップであって、前記第1の測位要求メッセージは、第2のユーザ機器UEを介して第1のUEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する、ステップと、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位し、そして、前記第1のネットワーク要素に第1の測位要求応答メッセージを送信するステップであって、前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの位置情報を含む、ステップと、を含む、
    方法。
  6. 前記第1の測位要求メッセージは、前記第1のUEの識別情報、前記第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位する前記ステップは、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信するステップであって、前記第3の測位要求メッセージは、前記第2のUEと前記第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように前記第2のUEに指示し、前記第3の測位要求メッセージは、前記第1のUEの前記識別情報を含む、ステップと、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEが送信する前記相対的な位置情報を受信し、そして、前記第2のUEの前記識別情報に基づいて、前記第2のUEの位置情報を決定するステップと、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記相対的な位置情報及び前記第2のUEの前記位置情報に基づいて、前記第1のUEの前記位置情報を決定するステップと、を含む、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信する前記ステップの前に、当該方法は、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEの前記識別情報を取得するステップをさらに含み、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEの前記識別情報を取得する前記ステップは、
    前記第2のネットワーク要素によって、第3のネットワーク要素から前記第2のUEの前記識別情報を取得するステップ、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記第1のネットワーク要素から前記第2のUEの前記識別情報を取得するステップ、又は、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEの登録情報に基づいて、前記第2のUEの前記識別情報を取得するステップ、を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2のネットワーク要素によって、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位する前記ステップは、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記第1のUEに第4の測位要求メッセージを送信するステップであって、前記第4の測位要求メッセージは、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように前記第1のUEに指示し、前記第4の測位要求メッセージは、前記第2のUEの前記識別情報を含む、ステップと、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記第1のUEが送信する前記相対的な位置情報を受信し、そして、前記第2のUEの前記識別情報に基づいて、前記第2のUEの位置情報を決定するステップと、
    前記第2のネットワーク要素によって、前記相対的な位置情報及び前記第2のUEの前記位置情報に基づいて、前記第1のUEの前記位置情報を決定するステップと、を含む、請求項5又は6に記載の方法。
  10. ユーザ機器の測位装置であって、
    第2のネットワーク要素に第1の測位要求メッセージを送信するように構成される送信ユニットであって、前記第1の測位要求メッセージは、第2のユーザ機器UEを介して第1のUEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示する、送信ユニットと、
    前記第2のネットワーク要素が送信する第1の測位要求応答メッセージを受信するように構成される受信ユニットであって、前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの第1の位置情報を含む、受信ユニットと、を含む、
    装置。
  11. 前記第1の測位要求メッセージは、前記第1のUEの識別情報、前記第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記送信ユニットは、さらに、前記第2のネットワーク要素に第2の測位要求メッセージを送信するように構成され、前記第2の測位要求メッセージは、前記第1のUEを測位するように前記第2のネットワーク要素に指示し、
    前記受信ユニットは、さらに、前記第2のネットワーク要素が送信する第2の測位要求応答メッセージを受信するように構成され、前記第2の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの第2の位置指示情報を含み、前記第2の位置指示情報は、前記第1のUEの第2の位置の精度情報が前記測位精度情報を満たさないということを示すか、又は、前記第1のUEの第2の位置情報を示す、請求項10又は11に記載の装置。
  13. 前記送信ユニットは、特に、
    前記第1のUEの前記第2の位置指示情報に基づいて、前記第2のネットワーク要素に前記第1の測位要求メッセージを送信する、という方式によって、前記第2のネットワーク要素に前記第1の測位要求メッセージを送信するように構成される、請求項12に記載の装置。
  14. ユーザ機器の測位装置であって、
    第1のネットワーク要素が送信する第1の測位要求メッセージを受信するように構成される受信ユニットであって、前記第1の測位要求メッセージは、第2のユーザ機器UEを介して第1のUEを測位するように第2のネットワーク要素に指示する、受信ユニットと、
    前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位するように構成される測位ユニットと、
    前記第1のネットワーク要素に第1の測位要求応答メッセージを送信するように構成される送信ユニットであって、前記第1の測位要求応答メッセージは、前記第1のUEの位置情報を含む、送信ユニットと、を含む、
    装置。
  15. 前記第1の測位要求メッセージは、前記第1のUEの識別情報、前記第2のUEの識別情報、又は測位精度情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項14に記載の装置。
  16. 前記測位ユニットは、特に、
    前記第2のUEに第3の測位要求メッセージを送信し、前記第3の測位要求メッセージは、前記第2のUEと前記第1のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように前記第2のUEに指示し、前記第3の測位要求メッセージは、前記第1のUEの前記識別情報を含み、
    前記第2のUEが送信する前記相対的な位置情報を受信し、そして、前記第2のUEの前記識別情報に基づいて、前記第2のUEの位置情報を決定し、
    前記相対的な位置情報及び前記第2のUEの前記位置情報に基づいて、前記第1のUEの前記位置情報を決定する、という方式によって、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位するように構成される、請求項14又は15に記載の装置。
  17. 当該装置は、取得ユニットをさらに含み、
    前記取得ユニットは、前記第2のUEの前記識別情報を取得するように構成され、
    前記取得ユニットは、特に、
    第3のネットワーク要素から前記第2のUEの前記識別情報を取得するか、
    前記第1のネットワーク要素から前記第2のUEの前記識別情報を取得するか、又は、
    前記第2のUEの登録情報に基づいて、前記第2のUEの前記識別情報を取得する、という方式によって、前記第2のUEの前記識別情報を取得するように構成される、請求項16に記載の装置。
  18. 前記測位ユニットは、特に、
    前記第1のUEに第4の測位要求メッセージを送信し、前記第4の測位要求メッセージは、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の相対的な位置情報を決定するように前記第1のUEに指示し、前記第4の測位要求メッセージは、前記第2のUEの前記識別情報を含み、
    前記第1のUEが送信する前記相対的な位置情報を受信し、そして、前記第2のUEの前記識別情報に基づいて、前記第2のUEの位置情報を決定し、
    前記相対的な位置情報及び前記第2のUEの前記位置情報に基づいて、前記第1のUEの前記位置情報を決定する、という方式によって、前記第2のUEを介して前記第1のUEを測位するように構成される、請求項14又は15に記載の装置。
  19. ユーザ機器の測位装置であって、当該ユーザ機器の測位装置は、プロセッサ及びメモリを含み、前記メモリは、1つ又は複数のプログラムを格納するように構成され、前記1つ又は複数のプログラムは、コンピュータ実行可能な命令を含み、当該装置が動作しているときに、前記プロセッサは、前記メモリの中に格納されている前記1つ又は複数のプログラムを実行して、当該装置が請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の方法を実行することを可能とする、装置。
  20. ユーザ機器の測位装置であって、当該ユーザ機器の測位装置は、プロセッサ及びメモリを含み、前記メモリは、1つ又は複数のプログラムを格納するように構成され、前記1つ又は複数のプログラムは、コンピュータ実行可能な命令を含み、当該装置が動作しているときに、前記プロセッサは、前記メモリの中に格納されている前記1つ又は複数のプログラムを実行して、当該装置が請求項5乃至9のうちのいずれか1項に記載の方法を実行することを可能とする、装置。
  21. ユーザ機器の測位システムであって、当該ユーザ機器の測位システムは、請求項10乃至13のうちのいずれか1項に記載のユーザ機器の測位装置及び請求項14乃至18のうちのいずれか1項に記載のユーザ機器の測位装置を含む、システム。
  22. コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、前記コンピュータプログラムが実行されるときに、請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の方法又は請求項5乃至9のうちのいずれか1項に記載の方法を実装する、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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