JP2024095379A - 化粧料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布中に浸透感が向上され、また塗布後のべたつき感が改善された新規な化粧料組成物を提供する。
【解決手段】化粧料組成物であって、多糖系増粘剤、下記式(1)で表される構造を有するポリマー、及び水を含み、
式(1)において、R、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子又は炭素数1~4のアルキル基であり、Aは、炭素数2~4のアルキレン基であり、かつm及びnは、それぞれ独立して、1.0~50であり、ポリマーの数平均分子量が、10,000以下であり、かつポリマーのIOB値が、0.4~1.8である、組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、化粧料組成物に関する。
化粧料にとろみ感を付与するために、例えば多糖系増粘剤等を配合することが知られている。
例えば、特許文献1では、(A)2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸又はその塩、(メタ)アクリル酸及び/又はそのエステル、並びにN,N-ジメチルアクリルアミドを構成単位として含むクロスポリマーと、(B)多糖系増粘剤と、(C)粉体とを含有し、成分(A)と(B)との含有質量比(A:B)が、1:3~3:1であることを特徴とする水中油型乳化メイクアップ化粧料が開示されている。
特開2012-241006号公報
しかしながら、多糖系増粘剤を含む化粧料は、塗布中に浸透感が損なわれたり、塗布後にべたつき感が生じたりする場合がある。このため、このような多糖系増粘剤を含む化粧料の使用感について、依然として改善する余地がある。
本発明は、上記の事情を改善しようとするものであり、その目的は、塗布中に浸透感が向上され、また塗布後のべたつき感が改善された新規な化粧料組成物を提供することである。
上記の目的を達成する本発明は、以下のとおりである。
〈態様1〉
化粧料組成物であって、
多糖系増粘剤、下記式(1)で表される構造を有するポリマー、及び水を含み、
前記式(1)において、R、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子又は炭素数1~4のアルキル基であり、Aは、炭素数2~4のアルキレン基であり、かつm及びnは、それぞれ独立して、1.0~50であり、
前記ポリマーの数平均分子量が、10,000以下であり、かつ
前記ポリマーのIOB値が、0.4~1.8である、
組成物。
〈態様2〉
前記式(1)において、Aが、下記式(2)で表され:
前記式(2)において、Rは、炭素数1又は2のアルキル基である、
態様1に記載の組成物。
〈態様3〉
前記ポリマーが、ランダム共重合体である、態様1又は2に記載の組成物。
〈態様4〉
前記式(1)において、mが2以上であり、かつRの少なくとも一部が、メチル基である、態様1~3のいずれか一項に記載の組成物。
〈態様5〉
前記式(1)において、R及びRの少なくとも一方が、メチル基である、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
〈態様6〉
前記多糖系増粘剤が、キサンタンガム、タマリンドガム、サクシノグリカン、及びヒアルロン酸からなる群より選択される少なくとも1つを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
〈態様7〉
可溶化系化粧料組成物である、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
〈態様8〉
水中油型乳化化粧料組成物である、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
本発明によれば、塗布中に浸透感が向上され、また塗布後のべたつき感が改善された新規な化粧料組成物を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について詳述する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、発明の本旨の範囲内で種々変形して実施できる。
《化粧料組成物》
本発明の化粧料組成物(以下、単に「本発明の組成物」とも称する)は、
多糖系増粘剤、下記式(1)で表される構造を有するポリマー、及び水を含み、
式(1)において、R、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子又は炭素数1~4のアルキル基であり、Aは、炭素数2~4のアルキレン基であり、かつm及びnは、それぞれ独立して、1.0~50であり、
ポリマーの数平均分子量が、10,000以下であり、かつ
ポリマーのIOB値が、0.4~1.8である、
組成物
である。
本発明の組成物は、多糖系増粘剤を含んでいるにも関わらず、従来の化粧料に比べて、塗布中に浸透感が向上され、そして塗布後のべたつき感も改善されている。
理論に限定されるものではないが、これは、主に、本発明のポリマーの特性、すなわち式(1)で示す特有の構造、特定の範囲の数平均分子量(10,000以下)、及び特定の範囲のIOB(Inorganic Organic Balance)値(0.4~1.8)に由来するものと推測する。
また、特定の構造をもつ本発明ポリマーは、両親媒性であり、水相に溶解する傾向があるものの、疎水的な性質も有するため、多糖系増粘剤と共に被膜を形成し、それによって塗布後のべたつき感が改善されると考えられる。
〈多糖系増粘剤〉
本発明の組成物は、多糖系増粘剤を含む。多糖系増粘剤を含むことによって、化粧料組成物に粘度(とろみ感)を付与することができる。
本発明において、多糖系増粘剤としては、特に限定されず、例えば、キサンタンガム、タマリンドガム、サクシノグリカン、ジェランガム、スクレロチウムガム、アラビアガム、アルカリゲネス産生多糖体、ヒドロキシエチルセルロース、グアーガム、カラギーナン、ヒアルロン酸、チューベロース多糖体、シロキクラゲ多糖体、ローカストビーンガム、酸化セルロース等が挙げられ、これらの多糖系増粘剤の1種又は2種以上を用いてもよい。これらの中でも、多糖系増粘剤は、キサンタンガム、タマリンドガム、サクシノグリカン、及びヒアルロン酸からなる群より選択される少なくも1つを含むことが好ましい。なお、ヒアルロン酸は、塩の状態で用いられてもよい。かかるヒアルロン酸の塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等の金属塩が挙げられる。
本発明の組成物において、多糖系増粘剤の含有量は、特に限定されず、例えば、組成物全体に対して、0.01質量%以上、0.05質量%以上、0.1質量%以上、0.2質量%以上、0.3質量%以上、0.4質量%以上、又は0.5質量%以上であってよく、また、1.0質量%以下、0.9質量%以下、0.8質量%以下、0.7質量%以下、0.6質量%以下、又は0.5質量%以下であってよい。
〈本発明のポリマー〉
本発明の組成物は、以下に説明する本発明のポリマーを含む。本発明のポリマーは、下記式(1)で表される構造を有する:
式(1)において、R、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子又は炭素数1~4のアルキル基である。なお、本発明において、炭素数1~4のアルキル基として、例えばメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、sec-ブチル基、及びtert-ブチル基等が挙げられる。また、本発明の効果を損なわない限り、これらのアルキル基は、更に置換基を有していてもよい。置換基としては、特に限定されず、例えばハロゲノ基等が挙げられる。
本発明の一実施形態によれば、式(1)において、R、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、sec-ブチル基、又はtert-ブチル基であってよい。
本発明の一実施形態によれば、式(1)において、Rは、水素原子、メチル基又はエチル基であることが好ましい。また、mが2以上である場合、すなわち、複数のRが存在する場合、各々のRは、それぞれ同じであってもよく、異なっていてもよく、特に、Rの少なくとも一部は、メチル基であることが好ましい。Rの少なくとも一部がメチル基である場合には、例えば、本発明の組成物の使用感を向上させる観点から好ましい。
本発明の一実施形態によれば、式(1)において、Rは、水素原子と炭素数1~4のアルキル基とが混在していている状態であってよい。すなわち、Rの一部は水素原子であり、かつ他の一部は炭素数1~4のアルキル基であってよい。好ましくは、Rの一部は水素原子であり、かつ他の一部はメチル基である。
本発明の一実施形態によれば、式(1)において、Rは、水素原子、メチル基又はエチル基であることが好ましく、特に、メチル基であることがより好ましい。
本発明の一実施形態によれば、式(1)において、Rは、水素原子と炭素数1~4のアルキル基とが混在していている状態であってよい。すなわち、Rの一部は水素原子であり、かつ他の一部は炭素数1~4のアルキル基であってよい。好ましくは、Rの一部は水素原子であり、かつ他の一部はメチル基である。
本発明の一実施形態によれば、式(1)において、Rは、水素原子、メチル基又はエチル基であることが好ましく、特に、メチル基であることがより好ましい。
本発明の一実施形態によれば、式(1)において、R及びRの少なくとも一方は、メチル基であることが好ましい。
式(1)において、Aは、炭素数2~4のアルキレン基である。より具体的には、Aは例えば、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、イソブチレン基等であってよいが、これらに限定されない。特に、Aは、下記式(2)で表されることが好ましい:
式(2)において、Rは、炭素数1又は2のアルキル基である。より具体的には、Rは、メチル基又はエチル基であってよい。
式(1)において、m及びnは、それぞれの構成単位の平均付加モル数を表す。m及びnは、それぞれ独立して、1.0~50であり、より具体的には、1.0以上、1.5以上、2.0以上、3.0以上、4.0以上、5.0以上、6.0以上、7.0以上、8.0以上、9.0以上、又は10以上であってよく、また50以下、45以下、40以下、35以下、34以下、32以下、30以下、28以下、26以下、25以下、24以下、22以下、20以下、18以下、16以下、15以下、14以下、12以下、10以下、又は5.0以下であってよい。
また、式(1)において、mは、1.0以上14以下であることが好ましく、2.0以上5.0以下であることがより好ましい。また、式(1)において、nは、2.0以上34以下であることが好ましく、6.0以上12以下であることがより好ましい。
本発明の一実施形態によれば、式(1)において、m+nは、4.0以上、4.5以上、5.0以上、6.0以上、7.0以上、8.0以上、9.0以上、10以上、11以上、12以上、13以上、14以上、又は15以上であってよく、また50以下、45以下、40以下、35以下、30以下、25以下、20以下、15以下、又は12以下であってよい。
本発明の一実施形態によれば、式(1)において、m:nは、1:10~10:1であってよい。
本発明のポリマーは、数平均分子量は、10,000以下である。より具体的には、本発明のポリマーの数平均分子量は、例えば、10,000以下、5,000以下、3,500以下、3,000以下、2,500以下、2,000以下、1,500以下、1,400以下、1,300以下、1,200以下、1,100以下、1,000以下、900以下、800以下、700以下、又は600以下であってよく、また130以上、150以上、200以上、250以上、300以上、350以上、400以上、450以上、又は500以上であってよい。また、本発明のポリマーの数平均分子量は、300以上3,500以下であることが好ましく、500以上1,200以下であることがより好ましい。
本発明のポリマーのIOB値は、0.4~1.8である。より具体的には、本発明のポリマーのIOB値は、例えば、0.4以上、0.5以上、0.6以上、又は0.7以上であってよく、また1.8以下、1.6以下、1.4以下、又は1.2以下であってよい。また、本発明のポリマーのIOB値は、0.7以上1.2以下であることが好ましい。
ここで、IOB値とは、Inorganic/Organic Balance(無機性/有機性比)の略であって、無機性値の有機性値に対する比率を表す値であり、有機化合物の極性の度合いを示す指標となるものである。IOB値は、具体的には、IOB値=無機性値/有機性値として表される。「無機性値」、「有機性値」のそれぞれについては、例えば、分子中の炭素原子1個について「有機性値」が20、水酸基1個について「無機性値」が100といったように、各種原子又は官能基に応じた「無機性値」、「有機性値」が設定されており、有機化合物中の全ての原子及び官能基の「無機性値」、「有機性値」を積算することによって、当該有機化合物のIOB値を算出することができる(例えば、甲田善生著、「有機概念図-基礎と応用-」、p.11~17、三共出版、1984年発行参照)。なお、IOB値の決定方法については、実施例に記載の方法を参照できる。
本発明のポリマーは、ブロック共重合体であってもよく、ランダム共重合体であってもよいが、ランダム共重合体であることが好ましい。
本発明のポリマーの製造方法は、特に限定されず、例えば、各構成単位に対応するエポキシドを付加重合することによって行ったよい。また、付加重合は、ブロック重合であってもよく、ランダム重合であってもよいが、ランダム重合であることが好ましい。
また、本発明のポリマーの製造方法は、上記の付加重合によって得られたポリマーに対して、更にハロゲン化アルキルと反応させることを更に含んでよい。ハロゲン化アルキルとの反応を介して、得られたポリマーの分子内の水酸基は、アルキル基によって封鎖されて、その結果ポリマー全体の疎水性を所望のとおりに調整することができる。本発明において、ポリマーの分子内において、アルキル基による水酸基の封鎖率は、例えば30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、又は55%以上であってよく、また60%以下、59%以下、58%以下、57%以下、56%以下、又は55%以下であってよい。なお、アルキル基による水酸基の封鎖率は、実施例に記載の方法によって求めることができる。
本発明のポリマーの特徴の一つとして、高い水溶性及び高い脂溶性を兼備することである。
本発明のポリマーの水への溶解度は、例えば、10質量%以上、20質量%以上、30質量%以上、40質量%以上、又は50質量%以上であり得る。
また、本発明のポリマーの脂溶性の指標として、例えばオリーブ油への溶解度を用いることができる。本発明のポリマーのオリーブ油への溶解度は、例えば、0.01質量%以上、0.05質量%以上、0.10質量%以上、0.50質量%以上、又は1.00質量%以上であり得る。なお、本発明のポリマーのオリーブ油への溶解度の上限値は特に限定されず、例えば10質量%以下であってよい。
本発明の組成物において、本発明のポリマーの含有量は、特に限定されず、例えば、組成物全体に対して、0.01質量%以上、0.02質量%以上、0.03質量%以上、0.04質量%以上、0.05質量%以上、0.06質量%以上、0.07質量%以上、0.08質量%以上、0.09質量%以上、0.1質量%以上、0.2質量%以上、0.3質量%以上、0.4質量%以上、0.5質量%以上、0.6質量%以上、0.7質量%以上、0.8質量%以上、0.9質量%以上、1.0質量%以上、2.0質量%以上、3.0質量%以上、4.0質量%以上、又は5.0質量%以上であってよく、また、10質量%以下、9.0質量%以下、8.0質量%以下、7.0質量%以下、6.0質量%以下、5.0質量%以下、4.0質量%以下、3.0質量%以下、2.0質量%以下、又は1.0質量%以下であってよい。
〈水〉
本発明の組成物は、水を含む。本発明の組成物に用いられる水として、特に制限はなく、例えば、化粧料、及び医薬部外品において使用される水であってよい。例えば、イオン交換水、蒸留水、超純水、及び水道水を使用することができる。
本発明の組成物において、水の含有量は特に限定されず、組成物全体に対して、例えば30質量%以上、40質量%以上、50質量%以上、60質量%以上、70質量%以上、80質量%以上、又は90質量%以上であってよく、また95質量%以下、90質量%以下、85質量%以下、80質量%以下、75質量%以下、又は70質量%以下であってよい。なお、水の含有量は、目的とする化粧料組成物の用途に合わせて、適宜調整してよい。
〈その他の成分〉
本発明の組成物は、目的とする用途に合わせて、上述した成分の他に、その他の成分を更に含んでよい。以下では例示的に説明するが、本発明はこれらの成分によって制限されることはない。
(保湿剤)
本発明の組成物は、保湿剤を更に含んでよい。保湿剤として、特に限定されず、例えばグリセリン、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、PEG-8(ポリエチレングリコール)、トリメチルグリシン、グルコース、ソルビトール、及びマルチトールが挙げられる。これらの保湿剤は、1種類単独で使用されてもよく、2種類以上の組み合わせで使用されてもよい。
本発明の組成物において、保湿剤を含む場合のその含有量は、特に限定されず、例えば、組成物全体に対して、0.5質量%以上、1.0質量%以上、2.0質量%以上、3.0質量%以上、4.0質量%以上、5.0質量%以上、6.0質量%以上、7.0質量%以上、8.0質量%以上、9.0質量%以上、又は10質量%以上であってよく、また、30質量%以下、25質量%以下、20質量%以下、15質量%以下、12質量%以下、又は10質量%以下であってよい。
(界面活性剤)
本発明の組成物は、界面活性剤を更に含んでよい。界面活性剤としては、例えば、ノニオン界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤等挙げられる。これらの界面活性剤は、1種類単独で使用されてもよく、2種類以上の組み合わせで使用されてもよい。
ノニオン界面活性剤としては、特に限定されず、例えば、PPG-13デシルテトラデセス-24、モノイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、モノイソステアリン酸PEG-10、モノイソステアリン酸PEG-12、モノオレイン酸ポリエチレングリコール400、モノステアリン酸ポリエチレングリコール400、モノステアリン酸POE(20)ソルビタン等が挙げられるが、これらに限定されない。なお、本明細書において、「POE」は、ポリオキシエチレン基を意味する。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、セッケン用素地、ラウリン酸塩(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、アンモニウム、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン等の各塩。以下においても同じ)、パルミチン酸塩等の脂肪酸セッケン;ラウリル硫酸塩等の高級アルキル硫酸エステル塩;POEラウリル硫酸塩等のアルキルエーテル硫酸エステル塩;ラウロイルサルコシン塩等のN-アシルサルコシン酸塩;POEオレイルエーテルリン酸塩、POEステアリルエーテルリン酸塩等のリン酸エステル塩;ジ-2-エチルヘキシルスルホコハク酸塩、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸塩、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸塩等のスルホコハク酸塩;リニアドデシルベンゼンスルホン酸塩等のアルキルベンゼンスルホン酸塩;N-ラウロイルグルタミン酸塩、N-ミリストイル-L-グルタミン酸塩等のN-アシルグルタミン酸塩;N-ラウロイルグルタミン酸塩、N-ミリストイルグルタミン酸塩、N-ステアロイルグルタミン酸塩等のN-アシルグルタミン酸塩;N-ラウロイルグリシン塩、N-ミリストイルグリシン塩、N-ステアロイルグリシン塩等のN-アシルグリシン塩;N-ラウロイルアラニン塩、N-ミリストイルアラニン塩、N-ステアロイルアラニン塩等のN-アシルアラニン塩;N-ラウロイルアスパラギン酸塩、N-ミリストイルアスパラギン酸塩、N-ステアロイルアスパラギン酸塩等のN-アシルアスパラギン酸塩;N-ココイル-N-メチルタウリン塩、N-ラウロイル-N-メチルタウリン塩、N-ミリストイル-N-メチルタウリン塩、N-ステアロイル-N-メチルタウリン塩、N-ココイルタウリン塩等の長鎖アシル低級アルキル型タウリン塩;ドデカン-1,2-ジオール酢酸エーテル塩等のヒドロキシエーテルカルボン酸塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸塩等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩;ロート油等の硫酸化油;POEアルキルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸塩、N-パルミトイルアスパラギン酸ジ塩等が挙げられるが、これらに限定されない。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N’-ジメチル-3,5-メチレンピペリジニウム)、塩化セチルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモリホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられるが、これらに限定されない。
両性界面活性剤としては、例えば、2-ウンデシル-N,N,N-(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)-2-イミダゾリンナトリウム、2-ココイル-2-イミダゾリニウムヒドロキシド-1-カルボキシエチルオキシ-2ナトリム塩等のイミダゾリン系両性界面活性剤、2-ヘプタデシル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤等が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の組成物において、界面活性剤を含む場合のその含有量は、特に限定されず、例えば、組成物全体に対して、0.01質量%以上10質量%以下、0.1質量%以上5.0質量%以下、又は0.2質量%以上3.0質量%以下であってよい。
(その他の任意添加成分)
本発明の組成物は、上記成分の他に、本発明の目的・効果を損なわない範囲で、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる他の任意添加成分、例えば、キレート剤、低級アルコール、pH調整剤、酸化防止剤、粉末成分、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。但し、これら例示に限定されるものでない。
キレート剤としては、例えば、エデト酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム等が挙げられるが、これらに限定されない。
低級アルコールとしては、例えば、エタノール、イソプロパノール等が挙げられるが、これらに限定されない。
pH調整剤としては、例えば、乳酸-乳酸ナトリウム、クエン酸-クエン酸ナトリウム等の緩衝剤;アミノ酸(例えば、グリシン等)等が挙げられるが、これらに限定されない。
酸化防止剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)等が挙げられるが、これらに限定されない。
粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、ベントナイト、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、無水ケイ酸、酸化チタン、酸化亜鉛等);有機粉末(例えば、セルロース粉末等);無機顔料(例えば、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄、黒酸化鉄等);有機顔料(例えば、アルミニウムレーキ等)等が挙げられるが、これらに限定されない。
〈本発明の組成物の剤型及び用途〉
本発明の組成物の剤型は、目的に合わせて任意に調整することができる。例えば、本発明の組成物は、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水-油二層系、水-油-粉末三層系、ジェル、ミスト、スプレー、ムース、ロールオン、若しくはスティック等であってもよく、又は不織布等のシートに含浸あるいは塗布した製剤等であってもよい。また、乳化系として、例えば水中油型乳化組成物であってもよく、油中水型乳化組成物であってもよい。
また、本発明の組成物は、上述した剤型に合わせて、1種類以上の油分を更に含んでよい。油分としては、特に限定されず、例えば、極性油、炭化水素油、シリコーン油、又は香料等挙げられる。
また、本発明の化粧料の製品形態は、特に限定されず、例えば、化粧水、乳液、クリーム、パック等のフェーシャル化粧料;ファンデーション、口紅、アイシャドー等のメーキャップ化粧料;日焼け止め化粧料(サンスクリーン剤);ボディー化粧料;芳香化粧料;メーク落とし、ボディーシャンプー等の皮膚洗浄料;ヘアリキッド、ヘアトニック、ヘアコンディショナー、シャンプー、リンス、育毛料等の毛髪化粧料;又は軟膏等であってよい。
以下に実施例を挙げて、本発明について更に詳しく説明を行うが、本発明はこれらに限定されるものではない。
《合成例1及び2》
以下の合成例1及び2は、それぞれ下記式(3)で表される構造を有するポリマーを合成した:
なお、式(3)において、[]内は、ランダム共重合体である。
〈合成例1〉
合成例1:R=H、R=H、R=CH、R=CH、m=2.0、及びn=6.0のポリマー1
下記方法で合成を行い、ポリマー1を得た。
メタノール128g及び触媒として水酸化カリウム6.4gをオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら80℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置によりグリシドール592gとプロピレンオキシド1392gの混合物を95℃にて20時間かけて滴下させ、その後5時間攪拌した。オートクレーブより反応組成物を取り出し、塩酸で中和してpH6~7とし、含有する水分を除去するため減圧-0.095MPa(50mmHg)、100℃で1時間処理した。更に処理後生成した塩を除去するため濾過を行い、合成例1のポリマー1、2000gを得た。
以下では、得られたポリマー1に対して、各種の物性値を求めた。
(数平均分子量)
得られたポリマー1の数平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)測定により算出した。システムとしてSHODEX(登録商標) GPC101GPC専用システム、示差屈折率計としてSHODEX RI-71s、ガードカラムとしてSHODEX KF-G、カラムとしてHODEX KF804Lを3本連続装着し、カラム温度40℃、展開溶剤としてテトラヒドロフランを1ml/分の流速で流し、得られた反応物の0.1重量%テトラヒドロフラン溶液0.1mlを注入し、BORWIN GPC計算プログラムを用いて屈折率強度と溶出時間で表されるクロマトグラムを得る。このクロマトグラムからポリエチレングリコールを標準とし、数平均分子量を求めたところ、約530であった。
(重量平均分子量)
得られたポリマー1の重量平均分子量は、上記と同様にGPC計算によって求めて、約859であった。
(多分散度)
上記で求めた数平均分子量及び重量平均分子量の結果から、ポリマー1の多分散度Mw/Mnは、1.62であった。
(IOB値)
得られたポリマー1のIOB値は、以下のように求めたところ、1.1であった。
より具体的には、ポリマー1において、有機性値として、炭素を20、iso分岐を-10にて計算した。また、無機性値は、水酸基を100、エーテル結合を20にて計算した。
・メタノール部位:(炭素数1、水酸基1)×1
有機性値:20
無機性値:100
・グリシドール部位:(炭素数3、iso分岐1、水酸基1、エーテル結合1)×2
有機性値:(60-10)×2=100
無機性値:(100+20)×2=240
・プロピレンオキシド部位:(炭素数3、iso分岐1、エーテル結合1)×6
有機性値:(60-10)×6=300
無機性値:20×6=120
以上、合計有機性値が420となる、合計無機性値が460となるため、IOB値が1.09となる。
(曇点)
得られたポリマー1に対して、5wt%水溶液を調製し、85℃に加温後、冷却し、透明溶液となる温度は74℃であった。よって、ポリマー1の曇点は、74℃であることが分かった。
(水酸基価)
得られたポリマー1の水酸基価は、JIS K-1557-1の測定方法に従い測定したところ、294であった。
(水への溶解性)
得られたポリマー1の水への溶解性は、後述する「相溶性評価」の方法と同じように求めたところ、50質量%以上であった。
(オリーブ油への溶解性)
得られたポリマー1のオリーブ油への溶解性は、以下のように求めた。すなわち、ポリマー1を、濃度が1.0wt%となるようオリーブ油と混合し、外観を確認した。均一であれば「〇」とした。この場合、ポリマー1のオリーブ油への溶解性は、1.0質量%であった。
以上で測定したポリマー1の各種物性値は、下記の表1に示す。
〈合成例2〉
合成例2:R=H及びCH、R=H及びCH、R=CH、R=CH、m=2.0、及びn=6.0のポリマー2
下記方法で合成を行い、ポリマー2を得た。
メタノール128gと触媒として水酸化カリウム6.4gをオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら80℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置によりグリシドール592gとプロピレンオキシド1392gの混合物を95℃にて20時間かけて滴下させ、その後2時間攪拌した。次に、水酸化カリウム244gを仕込み、系内を乾燥窒素で置換した後、系内を乾燥窒素で置換した後、塩化メチル200gを温度80~130℃で圧入し5時間反応させた。その後オートクレーブより反応組成物を取り出し、塩酸で中和してpH6~7とし、含有する水分を除去するため減圧-0.095MPa(50mmHg)、100℃で1時間処理した。更に処理後生成した塩を除去するため濾過を行い、ポリマー2、1820gを得た。塩化メチルを反応させる前にサンプリングし、精製したものの水酸基価が125であったことから、RとRにおけるメチル基と水素原子の割合(CH/H)は0.57であることが分かった。すなわち、ポリマー2の水酸基封鎖率が57%であった。
上述したポリマー1の場合と同様に、得られたポリマー2に対して、各種の物性値を求めて、それぞれの結果は下記の表1に示す。
《実施例1~7及び比較例1》
以下の表2に示す処方に基づき、実施例1~7及び比較例1の組成物(化粧水)を、それぞれ調製し、下記の評価方法に基づき、使用性を評価した。得られた結果は表2に示す。
なお、特に断りのない限り、後述する表2及び表3中の数値は、配合量を表し、単位は質量%である。
(塗布中の浸透感の評価)
各組成物を、専門パネル7人が肌に塗布した際の効果を下記のように評価し、下記のように分類する:
「A」:パネル7名中5名以上が塗布中の浸透感を感じると回答した;
「B」:パネル7名中3名以上4名以下が塗布中の浸透感を感じると回答した;
「C」:パネル7名中1名以上2名以下が塗布中の浸透感を感じると回答した;
「D」:パネル7名全員が浸透感を感じないと回答した。
(塗布後の肌のべたつき感の評価)
「A」:パネル7名中5名以上がべたつきが無いと回答した;
「B」:パネル7名中3名以上4名以下がべたつきが無いと回答した;
「C」:パネル7名中1名以上2名以下がべたつきが無いと回答した;
「D」:パネル7名全員がべたつきを感じると回答した。
表2から明らかなように、本発明のポリマーを含まず、多糖系増粘剤としてキサンタンガムを含んでいる比較例1の組成物は、塗布中の浸透感はなく、そして塗布後のべたつき感も感じるという評価結果が得られた。
これに対して、本発明のポリマーを含む実施例1~7の組成物は、いずれも、塗布中に浸透感が向上されて、かつ塗布後のべたつき感も改善されていることが分かった。
《実施例8~13及び比較例2~4》
以下の表3に示す処方に基づき、実施例8~13及び比較例2~4の組成物(化粧水)を、それぞれ調製し、上記と同様な評価方法に基づき、使用性を評価した。得られた結果は表3に示す。
なお、実施例8及び9並びに比較例2は、多糖系増粘剤としてタマリンドガムを用いた。実施例10及び11並びに比較例3は、多糖系増粘剤としてサクシノグリカンを用いた。実施例12及び13並びに比較例4は、多糖系増粘剤としてヒアルロン酸ナトリウムを用いた。
表3から明らかなように、本発明のポリマーを含まず、かつ多糖系増粘剤を含んでいる比較例2~4の組成物は、多糖系増粘剤の種類にかかわらず、いずれも、塗布中の浸透感の評価及び塗布後のべたつき感の評価において、悪い結果となったことが分かった。
これらの比較例に対して、本発明のポリマーを含む実施例8~13の組成物は、いずれも、塗布中に浸透感が向上されて、かつ塗布後のべたつき感も改善されていることが分かった。
《処方例》
以下では、本発明の組成物の処方例を例示的に挙げる。なお、本発明は、以下の処方例によって何ら限定されるものではない。また、処方例中の「ポリマー1」及び「ポリマー2」は、それぞれ上述した「合成例1」及び「合成例2」で合成された「ポリマー1」及び「ポリマー2」である。
〈処方例1 水中油型乳液〉
配合成分 含有量(質量%)
水 残余
ポリマー1 0.5
グリセリン 10
BG 5.0
DPG 5.0
ジメチコン 3.0
ジグリセリン 1.0
ニコチン酸アミド 5.0
(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリ
マー 1.0
塩化Na 0.5
キサンタンガム 0.2
ポリクオタニウム-51 0.01
グルタミン酸 0.1
アスパラギン酸 0.1
チャ葉エキス 0.01
アセチルヒアルロン酸Na 0.01
ヒアルロン酸Na 0.01
トリメチルシロキシケイ酸 0.1
メチオニン 0.01
水溶性コラーゲン 0.01
クエン酸Na 0.1
メタリン酸Na 0.1
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロス
ポリマー 0.05
エタノール 0.5
水酸化K 0.03
クエン酸 0.1
ピロ亜硫酸Na 0.1
アラニン 0.1
BHT 0.01
フェノキシエタノール 0.6
クロルフェネシン 0.2
香料 0.05
合計: 100
〈処方例2 水中油型乳液〉
配合成分 含有量(質量%)
水 残余
ポリマー1 1.0
ニコチン酸アミド 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
酢酸DL-α-トコフェロール 0.1
海藻エキス 0.01
塩化マグネシウム 0.01
塩化カルシウム 0.01
レモンエキス 0.05
グリセリン 5.0
ジプロピレングリコール 5.0
エタノール 4.0
1,3-ブチレングリコール 3.0
メチルポリシロキサン 3.0
ベヘニルアルコール 1.5
α-オレフィンオリゴマー 1.0
キシリトール 1.0
リンゴ酸ジイソステアリル 2.0
テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット 1.0
ステアリルアルコール 0.5
N-ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウム 0.3
エデト酸二ナトリウム 0.02
キサンタンガム 0.1
クエン酸ナトリウム 0.1
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.05
クエン酸 0.02
L-アルギニン塩酸塩 0.01
イソプロパノール 0.01
トウキエキス 0.01
dl-α-トコフェロール2-L-アスコルビン酸リン酸ジエス
テルカリウム塩 0.01
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
ヒキオコシエキス 0.01
シソエキス 0.01
ヨクイニンエキス 0.01
フェノキシエタノール 0.5
合計: 100
〈処方例3 水中油型乳液〉
配合成分 含有量(質量%)
水 残余
ポリマー1 0.5
4-メトキシサリチル酸カリウム塩 2.0
ニコチン酸アミド 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
グルコシルヘスペリジン 0.01
セイヨウサンザシエキス 0.01
ウコンエキス 0.01
ムクロジエキス 0.001
イノシット 0.01
イリス根エキス 0.01
イチョウエキス 0.01
オランダカラシエキス 0.01
水溶性コラーゲン(F) 0.01
グリセリン 6.0
1,3-ブチレングリコール 6.0
α-オレフィンオリゴマー 4.0
エタノール 3.0
2-エチルヘキサン酸セチル 3.0
メチルポリシロキサン 3.0
ジプロピレングリコール 2.0
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 1.5
ポリエチレングリコール1000 1.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 1.0
ベヘニルアルコール 0.5
ワセリン 0.5
ポリエチレングリコール20000 0.5
ステアリン酸 0.4
イソステアリン酸 0.3
ベヘニン酸 0.3
バチルアルコール 0.2
カルボキシビニルポリマー 0.2
水酸化カリウム 0.2
サクシノグリカン 0.1
エデト酸二ナトリウム 0.03
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オ
クチルドデシル) 0.1
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.01
フェノキシエタノール 0.6
香料 0.05
合計: 100
〈処方例4 水中油型クリーム〉
配合成分 含有量(質量%)
水 残余
ポリマー2 1.0
エチルヘキサン酸セチル 7.0
グリセリン 5.0
エタノール 1.0
ニコチン酸アミド 5.0
ナイロン-12 5.0
セテアリルアルコール 5.0
DPG 5.0
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 5.0
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 3.0
ステアリン酸グリセリル 1.5
ジメチコン 1.0
リンゴ酸ジイソステアリル 1.0
エリスリトール 1.0
酢酸トコフェロール 0.2
カフェイン 0.1
キサンタンガム 0.05
サクシノグリカン 0.05
ムクロジ果皮エキス 0.01
アシタバ葉/茎エキス 0.01
チャ葉エキス 0.01
ユズ種子エキス 0.01
ナツメ果実エキス 0.01
トゲキリンサイ/ヒヂリメン/ミツイシコンブ/ウスバアオノリ
/ワカメエキス 0.01
ウコン根茎エキス 0.01
ミツイシコンブ/ワカメエキス 0.01
クロレラエキス 0.01
べへネス-20 0.5
(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー 0.1
カルボマー 0.07
BG 1.0
クエン酸Na 0.07
EDTA-3Na 0.05
水酸化K 0.06
クエン酸 0.05
ピロ亜硫酸Na 0.01
メタリン酸Na 0.02
ジピバリン酸PPG-3 0.1
トコフェロール 0.1
シリカ 0.1
フェノキシエタノール 0.7
香料 0.1
酸化鉄 0.01
合計: 100
〈処方例5 可溶化系化粧水〉
配合成分 含有量(質量%)
水 残余
ポリマー2 1.0
トラネキサム酸 2.0
ニコチン酸アミド 1.0
オランダカラシエキス 0.01
イノシット 0.01
水溶性コラーゲン(F) 0.01
塩酸リジン 0.01
ジプロピレングリコール 5.0
グリセリン 5.0
マルチトール 2.0
1,3-ブチレングリコール 1.0
ヒアルロン酸 0.05
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエ
ーテル 1.0
カルボキシビニルポリマー 0.3
エリスリトール 1.0
エデト酸二ナトリウム 0.02
リン酸L-アスコルビルマグネシウム 1.0
ポリアクリル酸ナトリウム 0.2
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.01
ローズマリー油 0.01
酵母エキス(3) 0.01
L-アルギニン塩酸塩 0.01
フェノキシエタノール 0.3
香料 0.02
合計: 100
〈処方例6 水中油型化粧水〉
配合成分 含有量(質量%)
水 残余
ポリマー2 1.0
ニコチン酸アミド 1.0
DPG 5.0
BG 5.0
グリセリン 5.0
ジグリセリン 3.0
メトキシサリチル酸K 3.0
乳酸桿菌/コメ発酵物 0.5
PEG-60水添ヒマシ油 1.0
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 1.0
2-O-エチルアスコルビン酸 0.3
エリスリトール 1.0
グリチルリチン酸2K 0.3
キサンタンガム 0.1
ポリアクリル酸Na 0.1
ユズ果実エキス 0.01
アセチルヒアルロン酸Na 0.01
ヒアルロン酸Na 0.01
ハマメリス葉エキス 0.01
カルボマー 0.15
ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2 1.0
水酸化K 0.2
EDTA-2Na 0.2
イソステアリルアルコール 1.0
イソステアリン酸 1.0
クエン酸Na 0.1
クエン酸 0.02
ピロ亜硫酸Na 0.01
フェノキシエタノール 0.6
香料 0.01
合計: 100

Claims (8)

  1. 化粧料組成物であって、
    多糖系増粘剤、下記式(1)で表される構造を有するポリマー、及び水を含み、
    前記式(1)において、R、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子又は炭素数1~4のアルキル基であり、Aは、炭素数2~4のアルキレン基であり、かつm及びnは、それぞれ独立して、1.0~50であり、
    前記ポリマーの数平均分子量が、10,000以下であり、かつ
    前記ポリマーのIOB値が、0.4~1.8である、
    組成物。
  2. 前記式(1)において、Aが、下記式(2)で表され:
    前記式(2)において、Rは、炭素数1又は2のアルキル基である、
    請求項1に記載の組成物。
  3. 前記ポリマーが、ランダム共重合体である、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記式(1)において、mが2以上であり、かつRの少なくとも一部が、メチル基である、請求項1又は2に記載の組成物。
  5. 前記式(1)において、R及びRの少なくとも一方が、メチル基である、請求項1又は2に記載の組成物。
  6. 前記多糖系増粘剤が、キサンタンガム、タマリンドガム、サクシノグリカン、及びヒアルロン酸からなる群より選択される少なくとも1つを含む、請求項1又は2に記載の組成物。
  7. 可溶化系化粧料組成物である、請求項1又は2に記載の組成物。
  8. 水中油型乳化化粧料組成物である、請求項1又は2に記載の組成物。
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