JP2024088181A - 冷凍装置 - Google Patents

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篤 塩谷
隆英 伊藤
拓馬 山下
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Abstract

【課題】圧縮機における機械損失の低減と、信頼性確保を両立できる-60℃の超低温を実現するための冷凍装置を提供する。【解決手段】本開示に係る冷凍装置100は、第一冷媒が循環する低温側冷凍サイクルCLと、第二冷媒が循環する高温側冷凍サイクルCHと、第一冷媒と第二冷媒とが熱交換するよう、低温側冷凍サイクルと高温側冷凍サイクルとを接続する中間熱交換器10と、を備え、第一冷媒は、CO2およびR32を含む混合冷媒であり、第二冷媒は、CO2であり、低温側冷凍サイクルの圧縮機2に、動粘度が40℃で5.2mm2/s以上19.8mm2/s以下の冷凍機油が貯留されている。【選択図】図1

Description

本開示は、冷凍装置、特にカスケードサイクル型の冷凍装置に関するものである。
近年、環境保護の観点からGWP(地球環境係数)値の低い冷媒の使用が求められている。低GWPを実現可能な冷媒として、HFC冷媒および二酸化炭素(CO)冷媒などがある。HFC冷媒としては、R23およびR32などが知られている。R23のGWPは14,800である。R32のGWPは、675である。CO冷媒のGWPは、1である。
このような低GWP冷媒を用いた場合、冷凍装置の冷凍能力の妨げとなることがある。特に、-45℃から-70℃程度の超低温を目標温度とする冷凍装置では、その影響が顕著である。
低GWP冷媒を用いる場合の措置として、冷凍装置に用いられる圧縮機の圧縮比を高めることが考えられる。しかしながら、単に圧縮比を高めた場合、圧縮機の吐出温度が過度に高くなり、所望の冷凍能力を発揮できなくなる虞がある。
特許文献1では、カスケードサイクル型の構成を採用することで、低GWPと高い冷凍能力とを両立させることが可能な冷凍装置を実現している。カスケードサイクル型の冷凍装置は、低温側冷凍サイクル、高温側冷凍サイクル、およびこれらの間に設けられた中間熱交換器と、を主に備えている。特許文献1において、低温側冷凍サイクルを循環する冷媒はCOとR32とを含む混合冷媒であり、高温側冷凍サイクルを循環する冷媒はCOのみである。
従来、一般的なHFC冷媒には、ISO粘度グレードVG32,VG68,VG75等の冷凍機油が組み合わせられている。CO冷媒には、ISO粘度グレードVG68の冷凍機油が組み合わせられている。
例えば、従来の超低温対応の冷凍装置では、R23にアルキルベンゼン油のISO VG32(バーレルフリーズ32SAM,松村石油株式会社製)を組み合わせて使用されている。
例えば、特許文献1に記載のカスケードサイクル型の冷凍装置では、両冷凍サイクルにISO粘度グレードVG68の冷凍機油が用いられている。
特開2022-55607号公報
特許文献1に記載の冷凍装置は超低温を目標温度とした運転が可能である。超低温で運転した場合、圧縮機外に出た冷凍機油の流動性が低下し、圧縮機への油戻りが悪くなる。これにより機械損失が増加し、圧縮機の機械効率が低下する。適用する冷凍機油の低粘度化により、流動性の低下を抑制できる。しかしながら、冷凍機油の低粘度化は、油膜負荷能力を低下させ、軸受の摩耗、寿命低下および焼付き等による潤滑のトラブルが懸念される。このようなトラブルは、冷凍装置の信頼性を低下させる。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、圧縮機における機械損失の低減と、信頼性確保を両立できる-60℃の超低温を実現するための冷凍装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の冷凍装置は以下の手段を採用する。
本開示に係る冷凍装置は、第一冷媒が循環する低温側冷凍サイクルと、第二冷媒が循環する高温側冷凍サイクルと、前記第一冷媒と前記第二冷媒とが熱交換するよう、前記低温側冷凍サイクルと前記高温側冷凍サイクルとを接続する中間熱交換器と、を備え、前記第一冷媒は、COおよびR32を含む混合冷媒であり、前記第二冷媒は、COであり、前記低温側冷凍サイクルの圧縮機に、動粘度が40℃で5.2mm/s以上19.8mm/s以下の冷凍機油が貯留されている。
本開示によれば、圧縮機における機械損失の低減と、信頼性確保を両立できる-60℃の超低温を実現するための冷凍装置となる。
本開示の一実施形態に係る冷凍装置の構成を示す冷媒回路図である。 本開示の一実施形態に係る冷凍装置のサイクル線図である。 冷媒溶解粘度と油膜厚さとの関係を示す図である。 冷媒溶解粘度と動粘度との関係を検討した結果を示す図である。 冷媒溶解粘度と動粘度との関係を検討した結果を示す図である。 粘度グレードと機械効率比との関係を示す図である。
以下に、本開示に係る冷凍装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
(冷凍装置の構成)
図1は、本実施形態に係る冷凍装置100の構成を示す冷媒回路図である。冷凍装置100は、カスケードサイクル型の冷凍装置である。冷凍装置100は、低温側冷凍サイクルCL、高温側冷凍サイクルCH、低温側冷凍サイクルCLと高温側冷凍サイクルCHとを接続する中間熱交換器10、およびガスインジェクション回路9を備えている。
低温側冷凍サイクルでは、室内の空気と冷媒(後述する第一冷媒)との間で熱交換が行われる。高温側冷凍サイクルCHでは、外気と冷媒(後述する第二冷媒)との間で熱交換が行われる。外気と熱交換した冷媒(第二冷媒)は、中間熱交換器10で低温側冷凍サイクル側の冷媒(第一冷媒)と熱交換する。
(低温側冷凍サイクルの構成)
低温側冷凍サイクルCLは、蒸発器1、第一圧縮機2、低温側膨張弁3(低温側第一膨張弁31および低温側第二膨張弁32)および低温側レシーバ81を有している。
第一圧縮機2、低温側第一膨張弁31、低温側レシーバ81、低温側第二膨張弁32、および蒸発器1は、第一冷媒の流れ方向の上流側から下流側に向かって順に配置され、低温側配管P1で環状に接続されている。
低温側配管P1の内部には第一冷媒が充填されている。第一冷媒は、二酸化炭素(CO、GWP:1)およびR32(ジフルオロメタン、GWP:675)を含む混合冷媒である。混合冷媒の主成分は、COである。R32は、混合冷媒の総重量に対して16重量%以上22重量%以下の範囲で含まれ得る。混合冷媒において、COおよびR32は、CO:R32=78:22(重量比)で混合され得る。
第一圧縮機2は、蒸発器1から供給された低圧の気相冷媒を圧縮して、高温高圧の気相冷媒を生成する。第一圧縮機2は、高温側冷凍サイクルの圧縮機(後述の第二圧縮機4)よりも大容量である。
第一圧縮機2は、例えばスクロータリー(登録商標)と称される二段圧縮機である。第一圧縮機2では、低圧側(吸入側)としてロータリー圧縮機21が用いられ、高圧側(吐出側)としてスクロール圧縮機22が用いられている。ロータリー圧縮機21とスクロール圧縮機22とは、同軸に連結されている。
第一圧縮機2は、ラジアル上部軸受およびラジアル下部軸受を備えている(不図示)。ラジアル上部軸受(ドライブ軸受)は、旋回スクロールの背面の端部に配置され、ドライブブッシュを回転可能に支持する。ラジアル下部軸受(メイン軸受)は、駆動軸を回転可能に支持する。第一圧縮機2では、スクロール圧縮機22よりもロータリー圧縮機21の方が、軸受の摺動面は大きい。
第一圧縮機2は、第一冷凍機油が貯留される貯留部(不図示)を備えている。貯留部に貯留される第一冷凍機油の基油は、エステル油、エーテル油、グリコール油および鉱物油からなる群から選択される1種または2種以上の油である。第一冷凍機油は、第一圧縮機2内の軸受の摺動面に潤滑油として作用する。第一冷凍機油は、中温中圧雰囲気で作動する。
COおよびR32を含む混合冷媒との組み合わせにおいて、第一冷凍機油の冷媒溶解粘度は、温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaで0.32cP以上、好ましくは0.43cP以上0.51cP以下、さらに好ましくは0.47cPである。
温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaでの冷媒溶解粘度が0.32cP以上であれば、クライテリアをクリアする厚さの油膜が軸受の摺動面に形成され得る。
温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaでの冷媒溶解粘度が0.43cP以上であれば、クライテリアの20%余裕のある油膜厚差を確保できる。温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaでの冷媒溶解粘度が0.51cP以下であれば、現行機の90%程度の機械効率を確保できる。
COおよびR32を含む混合冷媒との組み合わせにおいて、第一冷凍機油の冷媒溶解粘度は、温度12.3℃、絶対圧力2.5MPaで0.32cP以上0.8cP以下、好ましくは0.70cP以上0.78cP以下、好ましくは0.74cPである。
圧縮機において信頼性確保のためには第一冷凍機油の粘度は高いほうが有利である。しかしながら、第一冷凍機油の粘度が高すぎると、機械効率が低下する。第一冷凍機油の冷媒溶解粘度が、温度12.3℃、絶対圧力2.5MPaのとき0.8cP以下であれば、クライテリアの2倍程度の厚さの油膜が軸受の摺動面に形成されるとともに、機械効率の観点からも現行機対比での大幅な効率低下を回避できる。よって、低段側冷凍サイクルに求められる運転点のうち比較的広い範囲で、信頼性と機械効率を両立できる。
第一冷凍機油の動粘度は、40℃で5.2mm/s以上19.8mm/s以下、好ましくは6.12mm/s以上16.5mm/s以下、より好ましくは6.12mm/s以上11.0mm/s以下、さらに好ましくは7.14mm/s以上8.14mm/s以下、最も好ましく7.64mm/sはである。動粘度は、JIS-K2283に準拠した方法で測定した値である。
15℃での第一冷凍機油の密度は、0.917g/cm以上0.928g/cm以下、好ましくは0.917g/cm以上0.921g/cm以下、より好ましくは0.921g/cmである。密度は、JIS-K2249に準拠した方法で測定した値である。
第一冷凍機油の引火点は、179℃以上185℃以下、好ましくは179℃以上181℃以下、より好ましくは181℃である。引火点は、JIS-K2265に準拠した方法で測定した値である。
第一圧縮機2で生成された高温高圧の気相冷媒は、中間熱交換器10に流入する。中間熱交換器10では、高温側冷凍サイクルCH中の第二冷媒(低温低圧の液相冷媒)と、低温側冷凍サイクル中の第一冷媒(高温高圧の気相冷媒)との間で熱交換が行われる。これにより、低温側冷凍サイクルCLでは、中間熱交換器10を流通する気相冷媒が凝縮し、高圧の液相冷媒が生成される。
高圧の液相冷媒は、低温側第一膨張弁31、低温側レシーバ81および低温側第二膨張弁32をこの順で通過する。高圧の液相冷媒は、低温側第一膨張弁31を通過することで一定程度圧力が下がり、中圧中温の液相冷媒となる。この液相冷媒は、低温側レシーバ81に貯留されて気液分離される。このうち、気相成分はガスインジェクション回路9としての低温側回路91を通じて第一圧縮機2(具体的には、高圧側のスクロール圧縮機22の上流側の位置)に供給される。つまり、低温側回路91を通じて、圧縮される前の低温の第一冷媒(気相成分)が第一圧縮機2に送られる。
低温側レシーバ81を通過した中温中圧の液相冷媒は、低温側第二膨張弁32を通過することでさらに圧力が下がり、低温低圧の液相冷媒となる。
低温側第二膨張弁32を経て低温低圧となった液相冷媒は、蒸発器1に流入する。蒸発器1は、冷凍室(冷凍対象となる部屋)の内部に設けられている。蒸発器1では、冷凍室内の空気と第一冷媒との間で熱交換が行われる。
なお、蒸発器1には、ファンによって冷凍室内の空気を強制的に送ることが望ましい。低温の液相冷媒によって冷凍室内の熱が吸収されることで、冷凍室内の温度が低くなる方向に変化する。つまり、冷凍室内が冷却される。これに伴って、蒸発器1を流通する液相冷媒は、その温度が上昇するとともに、液相から気相に変化する。
蒸発器1を経て気相となった冷媒は再び第一圧縮機2に吸入される。このようなサイクルが連続的に行われることで、冷凍室の温度が所望の値に調節される。
低温側冷凍サイクルの諸元を以下に例示する。
蒸発温度-62[℃](LP=0.2[MPaA]※)
HP/MP=2.4/0.6[MPaA]
Nc=104[rps]
Ts/Td=-55/95[℃]、油温(圧縮機内)=0[℃]等
※負荷側(LP側)はほぼ一定であり、HP側(高温側のLP側)もほぼ一定となるため、圧力条件はあまり大きく変化しない。
HP:スクロール圧縮機42の吐出圧力
MP:ロータリー圧縮機41の吐出圧力
LP:ロータリー圧縮機41の吸入圧力
Nc:実回転数
Ts:吸入温度
Td:吐出温度
(高温側冷凍サイクルの構成)
高温側冷凍サイクルCHは、第二圧縮機4、放熱器5、高温側膨張弁6(高温側第一膨張弁61および高温側第二膨張弁62)および高温側レシーバ82を有している。
第二圧縮機4、放熱器5、高温側第一膨張弁61、高温側レシーバ82および高温側第二膨張弁62は、第二冷媒の流れ方向上流側から下流側に向かって順に配置され、高温側配管P2によって環状に接続されている。
高温側配管P2の内部には第二冷媒が充填されている。第二冷媒は、二酸化炭素(CO)のみを含む。
第二圧縮機4は、中間熱交換器10から供給された低圧の気相冷媒を圧縮して、高温高圧の気相冷媒を生成する。第二圧縮機4は、いわゆるスクロータリー型と呼ばれる二段圧縮機である。低圧側としてロータリー圧縮機41が用いられ、高圧側としてスクロール圧縮機42が用いられている。ロータリー圧縮機41とスクロール圧縮機42は、同軸に連結されている。
第二圧縮機4は、ラジアル上部軸受およびラジアル下部軸受を備えている(不図示)。ラジアル上部軸受(ドライブ軸受)は、旋回スクロールの背面の端部に配置され、ドライブブッシュを回転可能に支持する。ラジアル下部軸受(メイン軸受)は、駆動軸を回転可能に支持する。第二圧縮機4では、スクロール圧縮機42よりもロータリー圧縮機41の方が、軸受の摺動面は大きい。
第二圧縮機4は、第二冷凍機油が貯留される貯留部(不図示)を備えている。貯留部に貯留される第二冷凍機油は、エステル油、エーテル油、グリコール油および鉱物油からなる群から選択される1種または2種以上の油を基油とする。エステル油は、例えば、ポリオールエステル油であってよい。第二冷凍機油は、第二圧縮機4内の軸受の摺動面に潤滑油として作用する。第二冷凍機油は、中温中圧雰囲気で作動する。
CO冷媒との組み合わせにおいて、第二冷凍機油の冷媒溶解粘度は、温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaで9.96cP以上10.04以下、好ましくは10cPである。
CO冷媒との組み合わせにおいて、第二冷凍機油の冷媒溶解粘度は、温度12.3℃、絶対圧力2.5MPaで12.16cP以上12.24以下、好ましくは12.2cPである。
第二冷凍機油の動粘度は、40℃で61.2mm/s以上74.8mm/s、好ましくは68mm/sである。
15℃での第二冷凍機油の密度は、0.96g/cmである。
第二冷凍機油の引火点は、254℃である。
第二圧縮機4で生成された高温高圧の気相冷媒は、放熱器5に流入する。放熱器5は、冷凍室(冷凍対象となる部屋)の外部に設けられている。放熱器5では、第二冷媒と外部の空気との間で熱交換が行われる。
なお、放熱器5には不図示のファンによって外気が強制的に送られることが望ましい。これにより、放熱器5では気相冷媒が凝縮し、高圧の液相冷媒が生成される。
高圧の液相冷媒は、高温側第一膨張弁61、高温側レシーバ82および高温側第二膨張弁62をこの順で通過する。高圧の液相冷媒は、高温側第一膨張弁61を通過することで一定程度圧力が下がり、中圧中温の液相冷媒となる。この液相冷媒は、高温側レシーバ82に貯留されて気液分離される。このうち、気相成分はガスインジェクション回路9としての高温側回路92を通じて第二圧縮機4(具体的には、高圧側のスクロール圧縮機42の上流側の位置)に供給される。つまり、高温側回路92を通じて、圧縮される前の低温の第二冷媒(気相成分)が第二圧縮機4に送られる。
高温側レシーバ82を通過した中温中圧の液相冷媒は、高温側第二膨張弁62を通過することでさらに圧力が下がり、低温低圧の液相冷媒となる。
高温側第二膨張弁62を経て低温低圧となった液相冷媒は、中間熱交換器10に流入する。中間熱交換器10では、高温側冷凍サイクルCH中の第二冷媒(低温低圧の液相冷媒)と、後述する低温側冷凍サイクル中の第一冷媒(高温高圧の気相冷媒)との間で熱交換が行われる。これに伴って、高温側冷凍サイクルCHでは、中間熱交換器10を流通する液相冷媒の温度が上昇するとともに、液相から気相に変化する。
中間熱交換器10を経て気相となった冷媒は、再び第二圧縮機4に吸入される。高温側冷凍サイクルCHでは、このようなサイクルが連続的に行われる。
(作用効果)
カスケードサイクル型の冷凍装置では、第一圧縮機2および第二圧縮機4で必要とされる圧縮比をそれぞれ小さく抑えることができる。その結果、これら圧縮機から吐出される冷媒の温度(吐出温度)をさらに下げることができる。つまり、冷凍装置100の冷凍能力をさらに高めることができる。
図2に上記実施形態に係る冷凍装置のサイクル線図を示す。同図において、横軸は比エンタルピ、縦軸は圧力、実線は高温側冷凍サイクルCH、破線は低温側冷凍サイクルCLである。図2に示すように、カスケードサイクル型の冷凍装置では、高温側冷凍サイクルCHと低温側冷凍サイクルCLのサイクル線図が互いに中間位置(中間熱交換器10)で重畳される。
これにより、高温側冷凍サイクルCHのみを用いた場合に比べて、より低い温度にまで冷媒の温度を下げることができる。例えば、高温側冷凍サイクルCHの放熱器出口温度が34℃である場合、低温側冷凍サイクルCLでは蒸発温度を-68℃程度の超低温とすることができる。
カスケードサイクル型の冷凍装置では、低温側冷凍サイクルCLと高温側冷凍サイクルCHとで異なる種類の冷媒を用いることが可能となる。冷媒としてCOを主として用いることにより、低GWPを実現できる。COにR32を混合させた混合冷媒は、COのみを冷媒とした場合に比べて冷凍能力をさらに高めることが可能である。
R32の配合を16重量%以上22重量%以下にすることで、GWPを150以下に抑え、国際的な規制値以下とすることが可能となる。これにより、低GWPと高い冷凍能力とを両立させることが可能な冷凍装置100を提供することができる。
高温側冷凍サイクルCHでは、COのみを第二冷媒として用いることから、R32を混合した場合に比べて密度が過度に低くならない。これにより、第二圧縮機4で必要とされる圧縮比を小さく抑えることもできる。
低温側冷凍サイクルCLにおいて、動粘度が40℃で5.2mm/s以上19.8mm/sの冷凍機油を第一圧縮機2に適用することで、信頼性確保と機械損失低減の両立が可能となる。
低温側冷凍サイクルCLにおいて、冷媒溶解粘度が温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaにおいて0.43cP以上0.51cP以下である冷凍機油を第一圧縮機2に適用することで、-60℃で運転させた場合であっても、信頼性確保と機械損失低減の両立が可能となる。
図3に、第一圧縮機2の運転温度時における冷凍機油の冷媒溶解粘度と、軸受の摺動面に形成される油膜厚さとの関係を示す。運転条件は、温度4.4℃または12.3℃、絶対圧力2.5MPaとした。図3の横軸は冷媒溶解粘度(cP)、縦軸は油膜厚さ(μm)、実線はメイン軸受の油膜厚さ、破線はドライブ軸受の油膜厚さである。
メイン軸受の油膜厚さのクライテリアは0.68μm、ドライブ軸受の油膜厚さのクライテリアは0.61μmである。クライテリアは、運転時に安定して油膜が形成され、油膜切れによる軸受部分の潤滑不良を起こさないために必要な油膜厚さである。油膜厚さのクライテリアは、軸受諸元(軸受隙間、軸受表面性状)、回転数、温度条件等によって決まる。油膜厚さが薄すぎると油膜が安定せず、油膜切れによる潤滑不良が生じ、軸受部故障の要因となり得る。
図3によれば、冷媒溶解粘度は0.32cP以上でこれらのクライテリアをクリアできることがわかる。すなわち、温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaでの冷媒溶解粘度が0.32cP以上の冷凍機油を適用することで、軸受の信頼性を確保できる。温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaでの冷媒溶解粘度が0.43cP以上0.51cP以下の冷凍機油を適用すると、裕度を持たせることができるため、より確実に信頼性を確保できる。
運転温度が高くなると冷媒溶解粘度も上昇する。冷媒溶解粘度が高くなりすぎると、機械効率の低下につながる。図3によれば、冷媒溶解粘度が0.8cPの冷凍機油は、クライテリアの2倍程度の厚さの油膜を軸受の摺動面に形成できる。この結果から、比較的高い温度帯(12.3℃)、絶対圧力2.5MPaでの冷媒溶解粘度が0.8cP以下であれば、十分な厚さの油膜を得られることがわかる。
温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaでの冷媒溶解粘度と、40℃の動粘度との関係を検討した。
任意のエステル油系の冷凍機油A,Bについて、JIS K2283に準拠した方法で動粘度(40℃、100℃)を測定した。測定結果に基づいて、動粘度(4.4℃、12.3℃)を算出した。次に、冷凍機油Aについて、圧力2.5MPa、温度4.4℃または12.3℃の運転条件での冷媒溶解度(%)および冷媒溶解粘度(cP)を温度-圧力、冷媒溶解粘度、冷媒溶解粘度チャートから得た。各温度におけるB/Aの動粘度比および冷凍機油Aの冷媒溶解粘度から冷凍機油Bの冷媒溶解粘度を算出した。
結果を図4,5に示す。冷凍機油Aの動粘度は、40℃で64.2mm/s、100℃で8.0mm/s、12.3℃で363mm/s、4.4℃で697mm/sであった。冷凍機油Bの動粘度は、40℃で7.6mm/s、100℃で2.1mm/s、12.3℃で22mm/s、4.4℃で33mm/sであった。
冷凍機油Aの絶対圧力2.5MPa、温度12.3℃での冷媒溶解度は19.1%、冷媒溶解粘度は12.2cPであった。冷凍機油Aの絶対圧力2.5MPa、温度4.4℃での冷媒溶解度は22.9%、冷媒溶解粘度は10.0cPであった。
冷凍機油Bの絶対圧力2.5MPa、温度12.3℃での冷媒溶解粘度は0.74cPであった。冷凍機油Bの絶対圧力2.5MPa、温度4.4℃での冷媒溶解粘度は0.47cPであった。
冷凍機油Bの絶対圧力2.5MPa、温度4.4℃での冷媒溶解粘度に対する0.32cPの比を冷凍機油Bの40℃での動粘度に乗じて、冷媒溶解粘度0.32cPを40℃での動粘度mm/sに換算した。冷媒溶解粘度0.32cPの40℃での動粘度は、5.202mm/sであった。
上記結果から、動粘度が40℃で5.2mm/s以上の冷凍機油を適用することで、軸受の信頼性を確保できるといえる。
なお、上記では、冷凍機油Bの40℃の動粘度を冷媒溶解粘度から換算しているが、この換算方法は、「カスケードサイクル型の冷凍装置の低温側冷凍サイクル冷媒」、「COとR32との混合冷媒」および、「エステル油、エーテル油、グリコール油および鉱物油を基油とする冷凍機油」という上記実施形態の組み合わせにおいてのみ有効である。本発明者らは、事前にCO冷媒、R32冷媒の単一冷媒に対する冷凍機油A,Bの冷媒溶解粘度を計測するなどの検討を行い、「カスケードサイクル型の冷凍装置の低温側冷凍サイクル冷媒」、「COとR32との混合冷媒」および、「エステル油、エーテル油、グリコール油および鉱物油を基油とする冷凍機油」という上記実施形態の組み合わせにおいて、冷媒溶解粘度から動粘度を換算できるとの結論に至った。上記実施形態の組み合わせから外れる条件において、上記のような冷媒溶解粘度と動粘度との関係が成り立つとは限らない。
図6に、粘度グレードと圧縮機の機械効率比との関係を示す。同図において、横軸は粘度グレード、縦軸は機械効率比、●はロータリー機械効率比(冷媒:CO+R32、温度:-45℃)、〇はスクロール機械効率比(冷媒:CO+R32、温度:-45℃)、▲はロータリー機械効率比(冷媒:CO、温度:-10℃)、△はスクロール機械効率比(冷媒:CO+R32、温度:-10℃)である。同図において、縦軸の機械効率比は、現行機であるCO用圧縮機のロータリー機械効率(冷媒:CO、温度:-10℃)の実績値の96%を1とした。粘度グレードは、ISO粘度グレードである。冷凍機油は、エステル油系である。
CO単一冷媒を用いた高温側冷凍サイクル(冷媒:CO、温度:-10℃)は、COとR32との混合冷媒を用いた低温側冷凍サイクル(CO+R32、温度:-45℃)よりも機械効率比が高かった。低温側冷凍サイクルにおいて、ロータリー圧縮機は、スクロール圧縮機よりも機械効率比が高い傾向を示し、その傾向は粘度グレードが低下すると顕著になった。
機械効率比は、現行機であるCO用圧縮機の機械効率の80%(効率比0.8以上)を確保できることが好ましい。図6によれば、粘度グレードが20以下で、低温側冷凍サイクルのロータリー機械効率比が0.8以上となる。粘度グレード20の動粘度は、40℃で19.8mm/s以下である。このことから、動粘度が40℃で19.8mm/s以下の冷凍機油を用いることで、現行機と比べて効率比0.8以上を実現できる。
上記実施形態に係る冷凍装置では、ガスインジェクション回路9によって、第一圧縮機2および第二圧縮機4の少なくとも一方に、圧縮される前の低温の第一冷媒または第二冷媒が供給される。これにより、例えば第一圧縮機2および第二圧縮機4を複数段の圧縮機によって構成した場合に、これら複数段の中間位置に低温の冷媒を供給することで、最終的な冷媒の吐出温度をさらに下げることが可能となる。
ガスインジェクション回路9は、低温側冷凍サイクルCLおよび高温側冷凍サイクルCHのそれぞれに設けられている。これにより、低温側冷凍サイクルCLと高温側冷凍サイクルCHの双方で、圧縮機(第一圧縮機2、および第二圧縮機4)の吐出温度を下げることが可能となる。
ガスインジェクション回路9は、高圧側のスクロール圧縮機22,42の上流側に冷媒を供給するように構成されている。スクロール圧縮機22,42では、ケーシングの内部を流通する冷媒が、流れ方向等の制約をあまり受けることなく圧縮室に向けて流入する構成が採られる。つまり、ロータリー圧縮機21,41に比べて、スクロール圧縮機22,42では圧縮室の外部に他の冷媒を追加しやすいと言える。これにより、ガスインジェクション回路9によってより容易かつ円滑に冷媒を追加することが可能となる。
〈付記〉
以上説明した実施形態に記載の冷凍装置は、例えば以下のように把握される。
本開示の第一態様に係る冷凍装置(100)は、第一冷媒が循環する低温側冷凍サイクル(CL)と、第二冷媒が循環する高温側冷凍サイクル(CH)と、前記第一冷媒と前記第二冷媒とが熱交換するよう、前記低温側冷凍サイクルと前記高温側冷凍サイクルとを接続する中間熱交換器(10)と、を備え、前記第一冷媒は、COおよびR32を含む混合冷媒であり、前記第二冷媒は、COであり、前記低温側冷凍サイクルの圧縮機(2)に、動粘度が40℃で5.2mm/s以上19.8mm/sの冷凍機油が貯留されている。
上記態様の冷凍装置では、低温側冷凍サイクルおよび高温側冷凍サイクルを備えたカスケードサイクル型を採用することで、各冷凍サイクルの圧縮機で必要とされる圧縮比をそれぞれ小さく抑えることができる。その結果、これら圧縮機から吐出される冷媒の温度(吐出温度)をさらに下げ、冷凍機械の冷凍能力をさらに高めることができる。
上記態様の冷凍装置では、低温側冷凍サイクルの第一冷媒と高温側冷凍サイクルの第二冷媒とが中間熱交換器で熱交換する。これにより、高温側冷凍サイクルのみを用いた場合に比べて、より低い温度にまで冷媒の温度を下げることができる。その結果、冷凍室内の温度-60℃を実現する超低温に対応した冷凍装置を提供できる。
上記態様の冷凍装置では、低温側冷凍サイクルCLと高温側冷凍サイクルCHとで異なる種類の冷媒を用いることが可能である。
低温側冷凍サイクルを循環する第一冷媒には、COおよびR32を含む混合冷媒を用いる。冷媒としてCOを用いることにより、低GWPを実現できる。R32を混合させた混合冷媒は、COのみを冷媒とした場合に比べて冷凍能力をさらに高めることが可能である。冷媒の主成分をCOとし、R32の配合を調整することで、GWP150以下、成績係数(COP)0.5を実現できる。これにより、低GWPと高い冷凍能力とを両立させることが可能な冷凍装置を提供できる。
高温側冷凍サイクルでは、COのみを第二冷媒として用いることから、R32を混合した場合に比べて密度が過度に低くならない。これにより、高温側冷凍サイクルの圧縮機で必要とされる圧縮比を小さく抑えることもできる。
低温側冷凍サイクルの圧縮機に、上記動粘度の冷凍機油を適用することで、クライテリアをクリアする厚さの油膜を摺動部に形成し、信頼性を確保できる。また、上記動粘度の冷凍機油の適用により、機械損失を低減できる。
本開示の第二態様に係る冷凍装置は、上記第一態様において、前記冷凍機油の冷媒溶解粘度が、温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaにおいて0.43cP以上0.51cP以下であってよい。
冷凍機油の冷媒溶解粘度を上記範囲とすることで、油膜厚さの裕度を確保しつつ、機械損失の低減をより抑えることができる。
本開示の第三態様に係る冷凍装置は、上記第一態様において、前記冷凍機油の冷媒溶解粘度が、温度12.3℃、絶対圧力2.5MPaにおいて0.70cP以上0.78cP以下であってよい。
冷凍機油の冷媒溶解粘度を上記範囲とすることで、油膜厚さの裕度を確保しつつ、機械損失の低減をより抑えることができる。
1 蒸発器
2 第一圧縮機(圧縮機)
3 低温側膨張弁
4 第二圧縮機
5 放熱器
6 高温側膨張弁
9 ガスインジェクション回路
10 中間熱交換器
21 ロータリー圧縮機
22 スクロール圧縮機
31 低温側第一膨張弁
32 低温側第二膨張弁
41 ロータリー圧縮機
42 スクロール圧縮機
61 高温側第一膨張弁
62 高温側第二膨張弁
81 低温側レシーバ
82 高温側レシーバ
91 低温側回路
92 高温側回路
100 冷凍装置
CH 高温側冷凍サイクル
CL 低温側冷凍サイクル
P1 低温側配管
P2 高温側配管

Claims (3)

  1. 第一冷媒が循環する低温側冷凍サイクルと、
    第二冷媒が循環する高温側冷凍サイクルと、
    前記第一冷媒と前記第二冷媒とが熱交換するよう、前記低温側冷凍サイクルと前記高温側冷凍サイクルとを接続する中間熱交換器と、
    を備え、
    前記第一冷媒は、COおよびR32を含む混合冷媒であり、
    前記第二冷媒は、COであり、
    前記低温側冷凍サイクルの圧縮機に、動粘度が40℃で5.2mm/s以上19.8mm/s以下の冷凍機油が貯留されている冷凍装置。
  2. 前記冷凍機油の冷媒溶解粘度は、温度4.4℃、絶対圧力2.5MPaにおいて0.43cP以上0.51cP以下である請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記冷凍機油の冷媒溶解粘度は、温度12.3℃、絶対圧力2.5MPaにおいて0.70cP以上0.78cP以下である請求項1に記載の冷凍装置。
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