JP2024087765A - 超音波流量センサ - Google Patents

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淳也 岡田
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Abstract

【課題】超音波流量センサを取り付けるための作業に手間がかからない取り付け具及び取り付け具を配管に固定する方法を提供する。【解決手段】超音波流量センサ10は、本体アセンブリ12と本体アセンブリの両端に配置されるクランプアセンブリ36によって構成される。本体アセンブリは超音波素子26、28を収容するハウジング20を備え、クランプアセンブリはクランプバンド58を備える。クランプアセンブリは、ハウジングに対して、配管と接触するハウジングの底面と垂直な方向に変位可能に支持される。【選択図】図4

Description

本発明は、配管の外側に取り付けられる超音波流量センサに関する。
従来から、配管の外側に超音波流量センサを取り付け、該配管の内側を流れる流体の流量を測定する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、超音波素子を保持する素子保持部と、素子保持部を保持するとともに配管の外面に着脱可能に取り付けられる取り付け具とを備えた超音波流量スイッチが記載されている。この超音波流量スイッチは、取り付け具上で配管の半径方向における素子保持部の位置を調整することができるように構成されている。
特許第6474682号公報
しかしながら、上記超音波流量センサでは、取り付け具を配管に固定する工程と、その後に素子保持部を取り付け具に固定する工程とを要する。このため、超音波流量センサを取り付けるための作業に手間がかかる。
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
本発明は、配管の外側に取り付けられる超音波流量センサであって、本体アセンブリと本体アセンブリの両端に配置されるクランプアセンブリによって構成される。本体アセンブリは超音波素子を収容するハウジングを備え、クランプアセンブリはクランプバンドを備え、クランプアセンブリは、ハウジングに対して、配管と接触可能なハウジングの底面と垂直な方向に変位可能に支持される。
本発明に係る超音波流量センサによれば、クランプバンドで配管を締め付けるだけで、本体アセンブリをクランプアセンブリとともに一体的に配管に取り付けることができる。また、クランプアセンブリは、本体アセンブリのハウジングに対して配管の径方向に変位可能に支持されるので、本体アセンブリとクランプアセンブリが一体的に連結される場合と比べて、製造上の誤差が超音波流量センサの配管への取付姿勢に影響を及ぼすことが少なく、配管の軸ずれが可及的に防止される。
図1は、本発明の第1実施形態に係る超音波流量センサが第1配管に取り付けられたときの外観図である。 図2は、図1の超音波流量センサのII-II線に沿う断面図である。 図3は、図1の超音波流量センサのIII-III線に沿う断面図である。 図4は、図1の超音波流量センサについて、クランプアセンブリを本体アセンブリから分離した様子を示す図である。 図5は、図1の超音波流量センサのクランプアセンブリを部品に展開した図である。 図6は、第2配管取付け用に変更した図1の超音波流量センサのクランプアセンブリを部品に展開した図である。 図7は、図1の超音波流量センサが第1配管に取り付けられた場合と第2配管に取り付けられた場合とを対比して示す図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係る超音波流量センサが第1配管に取り付けられたときの外観図である。 図9は、図8の超音波流量センサのIX-IX線に沿う断面図である。 図10は、図8の超音波流量センサのクランプアセンブリを部品に展開した図である。 図11は、第2配管取付け用に変更した図8の超音波流量センサのクランプアセンブリを部品に展開した図である。 図12は、本発明の第3実施形態に係る超音波流量センサが第1配管に取り付けられたときの外観図である。 図13は、図12の超音波流量センサのA-A線に沿う断面図である。 図14は、図12の超音波流量センサのB-B線に沿う断面図である。 図15は、図12の超音波流量センサについて、クランプアセンブリを本体アセンブリから分離した様子を示す図である。 図16は、図12の超音波流量センサのクランプアセンブリを部品に展開した図である。 図17は、第2配管取付け用に変更した図12の超音波流量センサについての図13に対応する断面図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る超音波流量センサ10について、図1~図7を参照しながら説明する。図1に示されるように、超音波流量センサ10は、本体アセンブリ12および本体アセンブリ12の両端に配置されるクランプアセンブリ36によって構成される。これらのクランプアセンブリ36は、互いに同一の構造である。超音波流量センサ10は、円筒状の配管80の外側に取り付けられる。
超音波流量センサ10が配管80に取り付けられた状態を想定して、配管80の長手方向に平行な向きをX方向という。X方向に沿う方向から見て、超音波流量センサ10の略中心を通るように延びる配管80の直径と平行な向きをZ方向という。Z方向に関し、配管80から離れる向きを「上」とし、配管80に近づく向きを「下」として、以下、上下に関する言葉を用いる。すなわち、上下に関する言葉を用いたときは、図2における上下方向を意味する。
本体アセンブリ12は、上部ハウジング14および下部ハウジング20が組み合わされることによって直方体状に構成される。図3に示されるように、下部ハウジング20の内部には、第1経路部材22および第2経路部材24が配置される。第1経路部材22の上面には第1超音波素子26が接合され、第2経路部材24の上面には第2超音波素子28が接合されている。下部ハウジング20の内部空間は、第1経路部材22および第2経路部材24によって閉塞される。第1経路部材22の下面および第2経路部材24の下面は、下部ハウジング20の底面20aより若干下方に位置する。
下部ハウジング20は、X方向の両端から突出する支持部30を備える。支持部30を含む下部ハウジング20の底部にプレート状のカプラントホルダ76が固定される。カプラントホルダ76は、中央に矩形状の開口を有する。ゴム材料から矩形シート状に構成されたカプラント74が下部ハウジング20の底面20aに取り付けられる。カプラント74の外周部は、下部ハウジング20とカプラントホルダ76の内周部の間で挟持される。
下部ハウジング20の底面20aは、第1経路部材22および第2経路部材24とともに、カプラント74を介して配管80と接触可能である。第1超音波素子26および第2超音波素子28の一方から送信された超音波は、第1経路部材22および第2経路部材24の一方を通り、さらにカプラント74を通って、配管80内の流体に入射される。流体を通過した超音波は、配管80内で反射され、カプラント74を通り、さらに第1経路部材22および第2経路部材24の他方を通って、第1超音波素子26および第2超音波素子28の他方で受信される。
図4に示されるように、カプラントホルダ76の一部は、支持部30からX方向に突出し、その突出端部から上方に延びる係合爪78を備える。支持部30の上面30aは、一対の係合ピン32を備える。図3に示されるように、弾性を有するクッション材34が支持部30の上部に配置される。直方体状のクッション材34は、上面34aと一つの側面34bとが交差する箇所に切欠き状の段部34cを有する。上部ハウジング14の下端と下部ハウジング20との間で固定されるスペーサ21がクッション材34の段部34cに係合し、クッション材34の抜け止めがなされる。クッション材34の上部は、支持部30の上面30aから所定量突出する。
上部ハウジング14の内部には、回路基板16が配置される。回路基板16は、第1超音波素子26および第2超音波素子28で検出される信号に基づいて、配管80を流れる流体の流量を算出する。上部ハウジング14は、コネクタ18を備える。回路基板16は、コネクタ18を介して外部装置と電気的に接続される。なお、参照符号17で示されるのは、流量を表示する表示画面である。
図5に示されるように、クランプアセンブリ36は、クランプボデイ38、クランププレート48およびクランプバンド58を含む。クランプボデイ38は、配管80を受容する凹部40を下部に有する。クランプボデイ38は、凹部40を構成する2つの傾斜平面40a、40b上で、円筒状の配管80の外面に当接する。傾斜平面40a、40bにおける配管80との接触位置は、配管80の外径によって異なる。後述する2種類の配管についていえば、外径が大きい第2配管80-2の場合は、外径が小さい第1配管80-1の場合と比べて、傾斜平面40a、40bにおける配管との接触位置は、長さLだけ下方である(図7参照)。
クランプボデイ38は、一対の第1ねじ孔42および一対の第2ねじ孔44を有する(図2参照)。第1ねじ孔42は、クランプボデイ38の頂面38aに開口する。クランプボデイ38は、クランプバンド58を取り付けるための基準面38bを有する。基準面38bは、頂面38aより下方に位置し、かつ、凹部40より上方に位置する。第2ねじ孔44は、クランプボデイ38の基準面38bに開口する。クランプボデイ38は、凹部40の上方において係合溝46を有する(図3参照)。カプラントホルダ76の係合爪78は、クランプボデイ38の係合溝46に挿入可能である。クランプボデイ38は、配管80の軸心を含む平面であってZ方向に延びる平面に関し、対称形状を有する。
図6に示されるように、クランププレート48の一方の面は、一様な平面であり、クッション材34および下部ハウジング20の支持部30の上面30aと当接可能な第1当接面48aを構成する。図5に示されるように、クランププレート48の他方の面の一部は、前記長さLだけ厚みを増している。クランププレート48の他方の面は、この厚みを増した領域において、クッション材34および下部ハウジング20の支持部30の上面30aと当接可能な第2当接面48bを構成する。換言すれば、クランププレート48の他方の面は、厚みを増した第2当接面48bおよび厚みを増していない基礎面48cを有する。第2当接面48bは、第1当接面48aと平行である。
クランププレート48は、第1当接面48aから第2当接面48bまで延びる一対の係合孔50を有する。下部ハウジング20の係合ピン32は、クランププレート48の係合孔50に挿入可能である。クランププレート48は、一対のスリット52および一対の挿通孔54を有する。一対のスリット52および一対の挿通孔54は、第1当接面48aから基礎面48cまでクランププレート48を貫通する。一対のスリット52は、X方向に延びる。一対の挿通孔54は、一対のスリット52の間に位置する。スリット52は、後述する締付ねじ72の小径軸部72bを挿入可能である。クランププレート48の挿通孔54は、クランプボデイ38の第1ねじ孔42と整合する位置にある。
クランププレート48は、一対の取付ねじ56によってクランプボデイ38に固定される。取付ねじ56は、クランププレート48の挿通孔54に挿通され、クランプボデイ38の第1ねじ孔42に螺合する。クランププレート48は、第1当接面48aまたは基礎面48cがクランプボデイ38の頂面38aに当接した状態でクランプボデイ38に固定される。すなわち、クランププレート48の第1当接面48aおよび基礎面48cのうちいずれか一方が選択されてクランプボデイ38の頂面38aに当接する。クランププレート48は、クランプボデイ38の基準面38bを上方から覆う。
クランプバンド58は、可撓性を有する帯状のバンド部60、バンド部60の一端に接続された厚肉の第1固定部62およびバンド部60の他端に接続された厚肉の第2固定部64を有する。バンド部60は、配管80の外面に適合するようにU字状に折曲されている。第1固定部62および第2固定部64は、その上面から下面まで延びるねじ孔66を有する。これらのねじ孔66の内径は、クランプボデイ38の第2ねじ孔44の内径より大きい。第2固定部64は、ドライバ等の工具の先端を挿入可能な溝部68を有する。
クランプバンド58については、バンド部60の長さが異なる2種類が用意されている。以下において、バンド部60の長さが短い方のクランプバンド58を第1クランプバンド58-1という場合がある。また、バンド部60の長さが長い方のクランプバンド58を第2クランプバンド58-2という場合がある。
クランプバンド58は、連結ねじ70によってクランプボデイ38に連結される。連結ねじ70の軸部の外径は、クランプバンド58のねじ孔66の内径より小さい。連結ねじ70は、クランプバンド58の第1固定部62のねじ孔66に挿通され、クランプボデイ38の一方の第2ねじ孔44に螺合される。これにより、クランプバンド58の第1固定部62は、連結ねじ70の頭部とクランプボデイ38の基準面38bとの間で挟持される。これにより、第1固定部62はクランプボデイ38に固定される。
クランプアセンブリ36は、クランプボデイ38の凹部40とクランプバンド58のバンド部60で配管80が挟持されることによって、配管80に取り付けられる。クランプボデイ38とクランプバンド58で配管80を締め付ける力の大きさは、締付ねじ72によって調整可能である。第2固定部64は、締付ねじ72の回動量を調整することによって、クランプボデイ38に対して位置変更可能に取り付けられる。
図2に示されるように、締付ねじ72は、頭部72aと、頭部72aに連なる小径軸部72bと、小径軸部72bに連なる大径軸部72cとを有する。大径軸部72cには雄ねじが形成されている。大径軸部72cの長さ(雄ねじの長さ)は、クランプバンド58の第1固定部62および第2固定部64の厚さ(ねじ孔66の長さ)より長い。頭部72aの外径および大径軸部72cの外径は、クランププレート48のスリット52の幅より大きく、小径軸部72bの外径は、クランププレート48のスリット52の幅より小さい。
締付ねじ72の大径軸部72cは、第2固定部64のねじ孔66に螺合する。締付ねじ72の頭部72aがクランププレート48に当接した状態で、締付ねじ72が螺進方向に回動すると、クランプバンド58の第2固定部64は、クランプボデイ38に対して上方に変位する。このため、第1固定部62がクランプボデイ38に固定されていれば、クランプボデイ38の凹部40とクランプバンド58のバンド部60との間で囲まれる空間が狭くなる。第2固定部64の上方への変位量が大きいほど、クランプボデイ38とクランプバンド58で配管80を締め付ける力が大きくなる。
本発明の実施形態に係る超音波流量センサ10は、以上のように構成される。次に、クランプボデイ38、クランププレート48およびクランプバンド58が相互に分離された状態からクランプアセンブリ36を組み立て、該クランプアセンブリ36を本体アセンブリ12に連結し、それを配管80に取り付けるまでの手順について説明する。超音波流量センサ10は、外径が異なる2種類の配管80に取り付けることができる。すなわち、超音波流量センサ10は、外径が小さい所定の第1配管80-1および外径が大きい所定の第2配管80-2のいずれにも取り付けることができる。
図5に示されるように、超音波流量センサ10を第1配管80-1に取り付ける場合は、第1クランプバンド58-1を使用する。第1クランプバンド58-1の第1固定部62および第2固定部64をクランプボデイ38の基準面38b上に置く。なお、この場合、第1固定部62と第2固定部64の間隔を拡げてバンド部60を変形させる必要がある。
前述したように、クランプボデイ38は対称形状を有するので、第2固定部64をクランプボデイ38の一対の第2ねじ孔44のいずれと向き合う位置においてもよい。後述する締付ねじ72の回動操作が容易になるように、配管80が設置された環境に応じて、第2固定部64が向き合う第2ねじ孔44を選択することができる。
次に、連結ねじ70を第1固定部62のねじ孔66に挿通し、クランプボデイ38の一方の第2ねじ孔44に螺合する。これにより、第1クランプバンド58-1がクランプボデイ38に連結される。その後、クランププレート48の第1当接面48aがクランプボデイ38の頂面38aと当接するようにクランププレート48をクランプボデイ38の上に置く。すなわち、第2当接面48bを上向きにして、クランププレート48をクランプボデイ38の上に置く。この場合、締付ねじ72の小径軸部72bをクランププレート48のスリット52に予め挿入しておく。
クランププレート48をクランプボデイ38の上に置いた後、一対の取付ねじ56をクランププレート48の挿通孔54に挿通し、クランプボデイ38の第1ねじ孔42に螺合する。これにより、クランププレート48がクランプボデイ38に固定され、クランプアセンブリ36の組立てが完了する。以上の作業を一対のクランプアセンブリ36について行う。
クランプアセンブリ36の組立てが完了したとき、締付ねじ72の小径軸部72bがクランププレート48のスリット52に挿入されている。締付ねじ72の頭部72aおよび大径軸部72cの外径はスリット52の幅より大きいので、締付ねじ72がクランプボデイ38から外れることがない。すなわち、締付ねじ72がクランプボデイ38から脱落して紛失するおそれがない。
その後、下部ハウジング20の係合ピン32をクランププレート48の係合孔50に下方から挿入するとともに、カプラントホルダ76の係合爪78をクランプボデイ38の係合溝46に下方から挿入する。下部ハウジング20の支持部30の上面30aから突出するクッション材34は、クランププレート48の第1当接面48aに当接する。クランプアセンブリ36は、下部ハウジング20に対して、X方向に変位不能に、かつ、Z方向(配管80の径方向)に変位可能に支持(連結)される。また、クランプアセンブリ36は、本体アセンブリ12から落下することがない。上記連結作業を一対のクランプアセンブリ36について行う。
一対のクランプアセンブリ36と本体アセンブリ12との連結状態を維持しながら、第1配管80-1を一対の第1クランプバンド58-1の内側に挿通し、第1配管80-1の長手方向に対する超音波流量センサ10の取り付け位置を調整する。このとき、各クランプアセンブリ36において、締付ねじ72は第2固定部64のねじ孔66に螺合されておらず、クランプボデイ38の凹部40と第1クランプバンド58-1のバンド部60との間で囲まれる空間は十分に大きい。このため、第1配管80-1を第1クランプバンド58-1の内側に容易に挿通することができる。
その後、各クランプアセンブリ36において、締付ねじ72の頭部72aに工具を係合して締付ねじ72を回動し、締付ねじ72を第2固定部64のねじ孔66に螺合する。締付ねじ72の頭部72aがクランププレート48に当接した後、さらに締付ねじ72を回動すると、第1クランプバンド58-1の第2固定部64がクランプボデイ38の基準面38bから離間して上方に変位する。このため、第1配管80-1は、クランプボデイ38に対して上方に相対変位し、クランプボデイ38の凹部40と第1クランプバンド58-1のバンド部60との間で挟持され締め付けられる。
第1配管80-1がクランプボデイ38に対して上方に相対変位する過程において、本体アセンブリ12の下部ハウジング20は、第1配管80-1に当接してクランプボデイ38に対して上方に変位する。これにより、クッション材34は、クランププレート48の第1当接面48aに押さえられて圧縮される。クッション材34は、第1配管80-1をクランプボデイ38と第1クランプバンド58-1で締め付ける際に本体アセンブリ12に衝撃荷重が伝わるのを防止する作用を奏する。
クッション材34が下部ハウジング20の支持部30の上面30aから突出しない位置まで圧縮されると、支持部30の上面30aがクランププレート48の第1当接面48aに当接し、クランプボデイ38に対する下部ハウジング20の上方への変位が止まる。このとき、第1経路部材22および第2経路部材24は、カプラント74を介して第1配管80-1と所定の圧力で接触する。
クランプボデイ38と第1クランプバンド58-1で第1配管80-1を締め付ける力が所望の大きさとなったところで、第1配管80-1に対する超音波流量センサ10の取り付けが完了する。なお、クッション材34は、支持部30の上面30aから突出しない位置まで圧縮されなくてもよく、クッション材34が支持部30の上面30aから若干突出した状態で、超音波流量センサ10の取り付けが完了してもよい。
図6に示されるように、超音波流量センサ10を第2配管80-2に取り付ける場合は、第2クランプバンド58-2を使用する。連結ねじ70を用いて第2クランプバンド58-2をクランプボデイ38に連結した後、クランププレート48の基礎面48cがクランプボデイ38の頂面38aと当接するようにクランププレート48をクランプボデイ38の上に置く。すなわち、第1当接面48aを上向きにして、クランププレート48をクランプボデイ38の上に置く。その後、取付ねじ56を用いてクランププレート48をクランプボデイ38に固定すると、クランプアセンブリ36の組立てが完了する。
その後、下部ハウジング20の係合ピン32をクランププレート48の係合孔50に下方から係合するとともに、カプラントホルダ76の係合爪78をクランプボデイ38の係合溝46に下方から係合させる。下部ハウジング20の支持部30の上面30aから突出するクッション材34は、クランププレート48の第2当接面48bに当接する。一対のクランプアセンブリ36と本体アセンブリ12との連結状態を維持しながら、第2配管80-2を一対の第2クランプバンド58-2の内側に挿通し、第2配管80-2の長手方向に対する超音波流量センサ10の取り付け位置を調整する。
その後、締付ねじ72を用いて第2配管80-2をクランプボデイ38と第2クランプバンド58-2の間で締め付けることで、第2配管80-2に対する超音波流量センサ10の取り付けが完了する。超音波流量センサ10を第2配管80-2に取り付けた場合は、超音波流量センサ10を第1配管80-1に取り付けた場合と比べて、本体アセンブリ12がクランプアセンブリ36に対して前記長さLだけ下方に位置する(図7参照)。
第1配管80-1に取り付けられていた超音波流量センサ10を第2配管80-2に取り付ける場合は、クランププレート48を一旦外す必要があるほか、第1クランプバンド58-1を外す必要がある。その手順としては、クランプボデイ38、クランププレート48および第1クランプバンド58-1が相互に分離された状態になるまで、前述した手順を逆に辿ればよい。第1クランプバンド58-1の第1固定部62および第2固定部64をクランプボデイ38の基準面38bから離脱させるときは、バンド部60を変形させる必要がある。この場合、ドライバ等の工具の先端を第2固定部64の溝部68に差し込むことで、バンド部60を変形させる作業が容易になる。
本実施形態に係る超音波流量センサ10によれば、締付ねじ72によってクランプバンド58で配管80を締め付けるだけで、本体アセンブリ12をクランプアセンブリ36とともに一体的に配管80に取り付けることができる。
また、クランプアセンブリ36は、本体アセンブリ12の下部ハウジング20に対して、配管80の径方向に変位可能に支持される。このため、本体アセンブリ12とクランプアセンブリ36が一体的に連結されると場合と比べて、製造上の誤差が超音波流量センサ10の配管80への取付姿勢に影響を及ぼすことが少なく、配管80の軸ずれが可及的に防止される。
また、クランプボデイ38は、2つの傾斜平面40a、40b上で配管80の外面に当接する凹部40を有する。このため、様々な外径を有する配管80に対応することができる。
本実施形態に係る超音波流量センサ10では、第1経路部材22および第2経路部材24がカプラント74を介して配管80と接触する。しかしながら、カプラント74は必ずしも必要ではなく、第1経路部材22および第2経路部材24が直接配管80と接触してもよい。
また、使用頻度の高い2種類の外径を有する配管を想定し、超音波流量センサ10を第1配管80-1または第2配管80-2のいずれかに取り付けることとしたが、3種類以上の配管80に取り付けることも可能である。その場合は、クランプバンド58およびクランプボデイ38を適宜交換すればよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る超音波流量センサ90について、図8~図11を参照しながら説明する。クランプアセンブリ36は、クランプボデイ38、クランププレート92およびクランプバンド58を含む。なお、第2実施形態に係る超音波流量センサ90において、上述した超音波流量センサ10と同一または同等の構成要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
クランプボデイ38については、基準面38bから頂面38aまでの距離が前記長さLだけ異なる2種類が用意されている。以下において、基準面38bから頂面38aまでの距離が大きいクランプボデイ38を第1クランプボデイ38-1という場合がある。また、基準面38bから頂面38aまでの距離が小さいクランプボデイ38を第2クランプボデイ38-2という場合がある。第1クランプボデイ38-1は、第1実施形態のクランプボデイ38と同一である。第2クランプボデイ38-2は、第1クランプボデイ38-1の上部を前記長さLだけ切除したものである。
クランププレート92は、一様な厚みを有し、クランププレート92の両面は、一様な平面である。クランププレート92は、厚み方向に貫通する一対の係合孔94を有し、下部ハウジング20の係合ピン32は、クランププレート92の係合孔94に挿入可能である。クランププレート92は、厚み方向に貫通する一対のねじ孔96を有する。
クランププレート92は、厚み方向に貫通する一対の挿通孔98を有する。クランププレート92は、一対の取付ねじ56によってクランプボデイ38に固定される。取付ねじ56は、クランププレート92の挿通孔98に挿通され、クランプボデイ38の第1ねじ孔42に螺合する。クランププレート92は、配管80の軸心を含む平面であってZ方向に延びる平面に関し、対称形状を有する。
クランプバンド58については、バンド部60の長さが短い第1クランプバンド58-1と、バンド部60の長さが長い第2クランプバンド58-2の2種類が用意されている。
クランプボデイ38とクランプバンド58で配管80を締め付ける力の大きさは、締付ねじ72によって調整可能である。雄ねじが形成された締付ねじ72の大径軸部72cは、クランププレート92のねじ孔96、および、クランプバンド58の第2固定部64のねじ孔66に螺合可能である。
超音波流量センサ90を第1配管80-1に取り付ける場合は、第1クランプボデイ38-1および第1クランプバンド58-1を使用する。第1クランプバンド58-1の第1固定部62および第2固定部64を第1クランプボデイ38-1の基準面38b上に置き、連結ねじ70を第1固定部62のねじ孔66に挿通し、第1クランプボデイ38-1の一方の第2ねじ孔44に螺合する。
次に、クランププレート92を第1クランプボデイ38-1の上に置く。この場合、クランププレート92のいずれの面を上に向けてもよい。また、締付ねじ72の大径軸部72cをクランププレート92のねじ孔96に予め螺合しておくとよい。締付ねじ72をクランププレート92に予め連結しておくことで、その後の作業性が向上するほか、締付ねじ72の紛失が防止される。次に、一対の取付ねじ56をクランププレート92の挿通孔98に挿通し、第1クランプボデイ38-1の第1ねじ孔42に螺合する。
次に、下部ハウジング20の係合ピン32をクランププレート92の係合孔94に挿入するとともに、カプラントホルダ76の係合爪78をクランプボデイ38の係合溝46に挿入する。第1配管80-1を一対の第1クランプバンド58-1の内側に挿通した後、締付ねじ72を第2固定部64のねじ孔66に螺合する。このとき、締付ねじ72は、クランププレート92のねじ孔96に案内されつつ第2固定部64のねじ孔66に螺合するので、締付ねじ72がガタつくことがない。
締付ねじ72の頭部72aがクランププレート92に当接した後、さらに締付ねじ72を回動する。第1配管80-1は、クランプボデイ38に対して上方に相対変位し、クランプボデイ38の凹部40と第1クランプバンド58-1のバンド部60との間で挟持され締め付けられる。これと同時に、クッション材34が圧縮され、支持部30の上面30aがクランププレート92に当接する。第1経路部材22および第2経路部材24は、カプラント74を介して第1配管80-1と所定の圧力で接触する。
超音波流量センサ90を第2配管80-2に取り付ける場合は、第2クランプボデイ38-2および第2クランプバンド58-2を使用する。取り付けるまでの作業手順は、前述した超音波流量センサ10を第2配管80-2に取り付ける場合と同様である。超音波流量センサ90を第2配管80-2に取り付けた場合は、超音波流量センサ90を第1配管80-1に取り付けた場合と比べて、本体アセンブリ12がクランプアセンブリ36に対して前記長さLだけ下方に位置する。
本実施形態に係る超音波流量センサ90によれば、締付ねじ72によってクランプバンド58で配管80を締め付けるだけで、本体アセンブリ12をクランプアセンブリ36とともに一体的に配管80に取り付けることができる。また、クランプアセンブリ36は、本体アセンブリ12の下部ハウジング20に対して、配管80の径方向に変位可能に支持されるので、配管80の軸ずれが可及的に防止される。
また、クランププレート92は、締付ねじ72の大径軸部72cが螺合可能なねじ孔96を有するので、締付ねじ72を回動する際の作業性が向上するほか、締付ねじ72の紛失を防止できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る超音波流量センサ100について、図12~図17を参照しながら説明する。なお、第3実施形態に係る超音波流量センサ100において、上述した超音波流量センサ10、90と同一または同等の構成要素に同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
図16に示されるように、クランプアセンブリ102は、クランプボデイ104およびクランプバンド58を含む。図15に示されるように、クランプボデイ104は、矩形状の第1壁部106と、第1壁部106の一方の長辺に相当する端縁から下方に延びる一対の第2壁部108と、第1壁部106の他方の長辺に相当する端縁から下方に延びる第3壁部110とを備える。第3壁部110は、下部ハウジング20の支持部30の端面30bに当接する。第2壁部108に連なる第4壁部112は、クランプバンド58の内側に当接する。第3壁部110に連なる一対の第5壁部114は、傾斜平面114aを有する(図13参照)。一対の傾斜平面114aは、配管80を受容する凹部40を構成する。
第1壁部106は、厚み方向に貫通する挿通孔106aと、厚み方向に貫通するねじ孔106bとを有する。第1壁部106の下面は、クッション材34および下部ハウジング20の支持部30の上面30aに当接可能である。クランプボデイ104は、第1壁部106を備えることによって、上述した超音波流量センサ90におけるクランププレート92の機能を兼ね備えている。クランプボデイ104は、第2壁部108に連なる係合片108aを備え、係合片108aは、第3壁部110に向かって延びる(図15参照)。
カプラントホルダ116は、固定ねじ117によって下部ハウジング20に固定される(図14参照)。カプラントホルダ116は、X方向の両端から延びる延出部116aと、各延出部116aから上方に延びる一対の係合片116bとを備える。クランプボデイ104の第2壁部108は、カプラントホルダ116の係合片116bと下部ハウジング20の側面20bとの間に差し込まれる。クランプボデイ104の係合片108aは、カプラントホルダ116の係合片116bと下部ハウジング20の支持部30との間に差し込まれる。カプラントホルダ116の延出部116aは、下方に突出する突起部116cを備え、突起部116cは、配管80と向き合う。突起部116cの下端は、第1経路部材22の下面および第2経路部材24の下面よりも上方に位置する。
クランプバンド58のバンド部60は、第1曲折部60aおよび第2曲折部60bを有する。第1曲折部60aから第1固定部62までの距離は、バンド部60の第2曲折部60bから第2固定部64までの距離よりも長い。クランプバンド58は、連結ねじ70によってクランプボデイ104に連結される。連結ねじ70は、クランプボデイ104の第1壁部106の挿通孔106aに挿通され、クランプバンド58の第1固定部62のねじ孔66に螺合される。これにより、クランプボデイ104の第1壁部106は、連結ねじ70の頭部70aとクランプバンド58の第1固定部62との間で挟持される。
締付ねじ72の大径軸部72cは、クランプバンド58の第2固定部64のねじ孔66に螺合する。締付ねじ72の頭部72aがクランプボデイ104の第1壁部106に当接した状態で、締付ねじ72が螺進方向に回動すると、クランプバンド58の第2固定部64は、クランプボデイ104に対して上方に変位する。第2固定部64の上方への変位が大きいほど、クランプボデイ104とクランプバンド58で配管80を締め付ける力が大きくなる。
クランプボデイ104については、第5壁部114の配置が異なる第1クランプボデイ104-1および第2クランプボデイ104-2の2種類が用意されている。第5壁部114の配置を異ならせるのは、第5壁部114の傾斜平面114aに当接する配管80の径が異なっても、配管80の上端から第1壁部106までの長さを同じにするためである。図13および図17を参照すると理解されるように、本実施形態では、第2クランプボデイ104-2の第5壁部114は、第1クランプボデイ104-1の第5壁部114よりも上方寄りに配置されている。クランプバンド58については、バンド部60の長さが短い第1クランプバンド58-1と、バンド部60の長さが長い第2クランプバンド58-2の2種類が用意されている(図17参照)。
超音波流量センサ100を第1配管80-1に取り付ける場合は、第1クランプボデイ104-1および第1クランプバンド58-1を使用する。まず、連結ねじ70を第1クランプボデイ104-1の第1壁部106の挿通孔106aに挿通し、第1クランプバンド58-1の第1固定部62のねじ孔66に螺合する。第1壁部106が連結ねじ70の頭部70aと第1固定部62との間で挟持されるまで連結ねじ70を螺進方向に回動することにより、第1固定部62が第1クランプボデイ104-1に固定される。締付ねじ72の大径軸部72cを第1壁部106のねじ孔106bに螺合しておくとよい。
次に、第1クランプボデイ104-1の第2壁部108をカプラントホルダ116の係合片116bと下部ハウジング20の側面20bとの間に差し込むとともに、第1クランプボデイ104-1の係合片108aをカプラントホルダ116の係合片116bと下部ハウジング20の支持部30との間に差し込む。このとき、第1クランプボデイ104-1の第3壁部110は、下部ハウジング20の支持部30の端面30bに当接する。すなわち、第2壁部108がカプラントホルダ116の係合片116bと下部ハウジング20の側面20bとの間に差し込まれ、かつ、第3壁部110が下部ハウジング20の支持部30の端面30bに当接する。これにより、クランプアセンブリ102が下部ハウジング20に対してX方向に変位することが抑制される。この場合、下部ハウジング20に対するクランプアセンブリ102のX方向の変位が僅かに許容されてもよい。
第1配管80-1を一対の第1クランプバンド58-1の内側に挿通した後、締付ねじ72を第1クランプバンド58-1の第2固定部64のねじ孔66に螺合する。締付ねじ72の頭部72aが第1クランプボデイ104-1の第1壁部106に当接した後、さらに締付ねじ72を回動する。第1配管80-1は、第1クランプボデイ104-1に対して上方に変位し、第1クランプボデイ104-1の凹部40と第1クランプバンド58-1のバンド部60との間で挟持される。下部ハウジング20の支持部30の上面30aは、第1クランプボデイ104-1の第1壁部106に当接し、第1経路部材22および第2経路部材24は、カプラント74を介して第1配管80-1と所定の圧力で接触する。
締付ねじ72を回動して第1クランプボデイ104-1と第1クランプバンド58-1との間で第1配管80-1を挟持する作業において、下部ハウジング20を第1配管80-1に対して傾斜させようとする力が働く場合がある。すなわち、一対のクランプアセンブリ102のうち一方のみについて締付ねじ72の回動を進めると、下部ハウジング20の一対の支持部30のうち、当該クランプアセンブリ102に近接する支持部30のみが第1配管80-1に接近しようとする。この場合、当該支持部30に近接するカプラントホルダ116の延出部116aに形成された突起部116cが第1配管80-1に当接する。このため、下部ハウジング20の傾斜が抑制される。
超音波流量センサ100を第2配管80-2に取り付ける場合は、第2クランプボデイ104-2および第2クランプバンド58-2を使用する。その作業手順は、超音波流量センサ100を第1配管80-1に取り付ける場合と同様である。
本実施形態に係る超音波流量センサ100によれば、締付ねじ72によってクランプバンド58で配管80を締め付けるだけで、本体アセンブリ12をクランプアセンブリ36とともに一体的に配管80に取り付けることができる。また、クランプアセンブリ36は、本体アセンブリ12の下部ハウジング20に対して、配管80の径方向に変位可能に支持されるので、配管80の軸ずれが可及的に防止される。
また、第1壁部106は、締付ねじ72の大径軸部72cが螺合可能なねじ孔106bを有するので、締付ねじ72を回動する際の作業性が向上するほか、締付ねじ72の紛失を防止できる。また、クランプボデイ104がクランププレート92の機能を兼ねる第1壁部106を備えるので、クランプアセンブリ102の組立て作業が簡単である。
本発明に係る超音波流量センサは、上述した実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得る。
10、90、100…超音波流量センサ 12…本体アセンブリ
20…下部ハウジング(ハウジング) 20a…底面
22…第1経路部材(経路部材) 24…第2経路部材(経路部材)
26…第1超音波素子(超音波素子) 28…第2超音波素子(超音波素子)
32…係合ピン 34…クッション材
36、102…クランプアセンブリ 38、104…クランプボデイ
40…凹部 40a、40b、114a…傾斜平面
46…係合溝 48、92…クランププレート
48a…第1当接面 48b…第2当接面
50…係合孔 52…スリット
58…クランプバンド 60…バンド部
62…第1固定部 64…第2固定部
68…溝部 72…締付ねじ
72a…頭部 72b…小径軸部
72c…大径軸部 74…カプラント
76、116…カプラントホルダ 78…係合爪
80…配管 96…ねじ孔
106…第1壁部 108…第2壁部
110…第3壁部 116a…延出部
116b…係合片 116c…突起部

Claims (16)

  1. 配管の外側に取り付けられる超音波流量センサであって、
    本体アセンブリと前記本体アセンブリの両端に配置されるクランプアセンブリによって構成され、前記本体アセンブリは超音波素子を収容するハウジングを備え、前記クランプアセンブリはクランプバンドを備え、
    前記クランプアセンブリは、前記ハウジングに対して、前記配管の径方向に変位可能に支持される超音波流量センサ。
  2. 請求項1記載の超音波流量センサにおいて、
    前記クランプアセンブリはクランプボデイを備え、前記クランプバンドは、可撓性を有するバンド部、前記バンド部の一端に接続される第1固定部および前記バンド部の他端に接続される第2固定部を備え、前記配管は前記クランプボデイと前記バンド部で挟持され、前記第1固定部は前記クランプボデイに固定され、前記第2固定部は前記クランプボデイに対して位置変更可能に取り付けられる超音波流量センサ。
  3. 請求項2記載の超音波流量センサにおいて、
    前記クランプボデイは、前記配管を受容する凹部を有し、前記凹部を構成する2つの傾斜平面上で前記配管に当接する超音波流量センサ。
  4. 請求項2記載の超音波流量センサにおいて、
    前記クランプアセンブリはクランププレートを備え、締付ねじの頭部が前記クランププレートに当接した状態で前記締付ねじが前記クランプバンドの前記第2固定部に螺進することで、前記クランプボデイに対する前記第2固定部の位置が変更される超音波流量センサ。
  5. 請求項4記載の超音波流量センサにおいて、
    前記ハウジングは係合ピンを備え、前記クランププレートは、前記係合ピンが挿入される係合孔を有する超音波流量センサ。
  6. 請求項4記載の超音波流量センサにおいて、
    前記クランププレートの一方の面は、一様な平面であって、前記ハウジングと当接可能な第1当接面を構成し、前記クランププレートの他方の面は、所定の領域で厚みを増すことで、前記ハウジングと当接可能な第2当接面を有する超音波流量センサ。
  7. 請求項4記載の超音波流量センサにおいて、
    前記クランププレートの両面は一様な平面である超音波流量センサ。
  8. 請求項2記載の超音波流量センサにおいて、
    前記クランプボデイの第1壁部は、前記ハウジングに当接し、締付ねじの頭部が前記第1壁部に当接した状態で、前記締付ねじが前記クランプバンドの前記第2固定部に螺進することで、前記クランプボデイに対する前記第2固定部の位置が変更される超音波流量センサ。
  9. 請求項8記載の超音波流量センサにおいて、
    前記超音波素子が取り付けられた経路部材は、カプラントを介して前記配管と接触し、前記カプラントは、カプラントホルダによって前記ハウジングに取り付けられ、前記クランプボデイの第2壁部が前記カプラントホルダの係合片と前記ハウジングとの間に差し込まれ、前記クランプボデイの第3壁部が前記ハウジングに当接する超音波流量センサ。
  10. 請求項9記載の超音波流量センサにおいて、
    前記カプラントホルダの端部から延びる延出部は、前記配管と向き合う突起部を備える超音波流量センサ。
  11. 請求項4記載の超音波流量センサにおいて、
    前記クランププレートに当接するクッション材が前記ハウジングに取り付けられる超音波流量センサ。
  12. 請求項4記載の超音波流量センサにおいて、
    前記締付ねじは、前記頭部に連なる小径軸部および前記小径軸部に連なる大径軸部を有し、前記大径軸部には雄ねじが形成され、前記クランププレートは、前記小径軸部を挿入可能なスリットを有し、前記頭部および前記大径軸部の外径は、前記スリットの幅より大きい超音波流量センサ。
  13. 請求項4記載の超音波流量センサにおいて、
    前記締付ねじは、前記頭部に連なる小径軸部および前記小径軸部に連なる大径軸部を有し、前記大径軸部には雄ねじが形成され、前記クランププレートは、前記大径軸部が螺合可能なねじ孔を有する超音波流量センサ。
  14. 請求項2記載の超音波流量センサにおいて、
    前記第2固定部は、工具の先端を挿入可能な溝部を有する超音波流量センサ。
  15. 請求項1記載の超音波流量センサにおいて、
    前記超音波素子が取り付けられた経路部材は、カプラントを介して前記配管と接触する超音波流量センサ。
  16. 請求項15記載の超音波流量センサにおいて、
    前記クランプアセンブリはクランプボデイを備え、前記カプラントは、カプラントホルダによって前記ハウジングに取り付けられ、前記カプラントホルダは係合爪を備え、前記クランプボデイは、前記係合爪が挿入される係合溝を有する超音波流量センサ。
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