JP2024079335A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システムおよび加工システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システムおよび加工システム Download PDF

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浩司 林
Koji Hayashi
浩二 團
Koji Dan
直人 浜田
Naoto Hamada
健一 井上
Kenichi Inoue
良一 鈴木
Ryoichi Suzuki
将和 伊藤
Masakazu Ito
浩一 飯田
Koichi Iida
俊茂 藤井
Toshishige Fujii
敦 齊藤
Atsushi Saito
修司 加藤
Shuji Kato
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Abstract

【課題】加工装置と干渉しないように加工された被加工物の位置を把握すること。【解決手段】加工装置70による被加工物の曲げ加工をシミュレーションするサーバ40であって、被加工物を設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、第1の曲げ加工された被加工物が加工装置70と干渉する場合に、加工装置70と干渉しないように被加工物を設計情報に基づくことなく第2の曲げ加工する加工情報を生成する3D処理部46と、前記第2の曲げ加工する加工情報に基づいて、被加工物における第2の曲げ加工の位置を示す入出力画面1000を生成する生成部42と、を備える。【選択図】図13

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システムおよび加工システムに関する。
特許文献1には、患者の歯の特定の位置と関連する第1のアーチワイヤ形状を準備する工程と、所定の寸法を有するアーチワイヤスロット内で摺動する適切なアーチワイヤを形成するアーチワイヤ形状に関連する干渉パラメータの許容範囲を定義する工程と、前記第1のアーチワイヤ形状が前記許容範囲を外れて拡大する干渉パラメータを有することを測定する工程と、干渉パラメータが前記許容範囲を外れて拡大する前記第1のアーチワイヤ形状の少なくとも一部を、前記干渉パラメータがもはや前記許容範囲を外れて拡大しないアーチワイヤ形状に修正する工程と、を含む、歯科矯正アーチワイヤを作製する方法が記載されている。
特許文献2には、演算部が、柔軟物の周辺の障害物を仮想3次元空間内で設定する障害物設定工程と、演算部が、形状計算工程による形状計算結果に基づき、前記柔軟物が前記障害物と干渉するか否かを判断する干渉判断工程と、を備えた柔軟物の状態計算方法が記載されている。
特開2017‐127673号公報 特開2016‐133902号公報
本発明は、加工装置と干渉しないように加工された被加工物の位置を把握することを課題とする。
本発明の請求項1は、加工装置による被加工物の曲げ加工をシミュレーションする情報処理装置であって、被加工物を設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、第1の曲げ加工された被加工物が加工装置と干渉する場合に、加工装置と干渉しないように被加工物を設計情報に基づくことなく第2の曲げ加工する加工情報を生成する加工情報生成手段と、第2の曲げ加工する加工情報に基づいて、被加工物における第2の曲げ加工の位置を示す表示画面を生成する表示画面生成手段と、を備える。
本発明によれば、加工装置と干渉しないように加工された被加工物の位置を把握することができる。
本発明の実施形態に係る加工システムの全体構成図である。 本実施形態に係る端末装置、サーバのハードウエア構成図である。 本実施形態に係る加工装置のハードウエア構成図である。 本実施形態に係る加工装置の機構の説明図である。 本実施形態に係る加工システムの機能ブロック図である。 本実施形態に係る加工情報管理テーブルの一例を示す概念図である。 本実施形態に係る処理の一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る設計処理の説明図である。 本実施形態に係る曲げ位置の微修正の説明図である。 本実施形態に係る曲げ角度の補正の説明図である。 本実施形態に係る入出力画面の説明図である。 本実施形態に係る曲げ加工変更処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る加工シミュレーション画面の説明図である。 本実施形態に係る加工装置の変形例のハードウエア構成図である。 図14に示した変形例に係る機構の説明図である。 本実施形態に係る設計処理の変形例の説明図である。 本実施形態に係る加工システムの機能ブロック図の変形例である。 図17に示した変形例に係る入出力画面の説明図である。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの一例である管理システムの全体構成図である。本実施形態の加工システム1は、加工装置70、端末装置10、およびサーバ40によって構築されている。
サーバ40は、情報処理装置の一例であり、端末装置10は、情報処理装置の他の例であり、サーバ40および端末装置10は、情報処理システムを構成する。
端末装置10およびサーバ40は、それぞれ加工装置70と同じ工場や作業場内に設置されていてもよく、遠隔地に設置されていても良い。端末装置10およびサーバ40は、単一のコンピュータによって構成されてもよいし、複数のコンピュータによって構成されてもよく、専用のソフトウエアプログラムがインストールされた汎用的なPC(Personal Computer)であってもよい。
端末装置10およびサーバ40は、通信ネットワーク3を介して通信することができる。通信ネットワーク3は、インターネット、移動体通信網、LAN(LocalAreaNetwork)等によって構築されている。通信ネットワーク3には、有線通信だけでなく、3G(3rdGeneration)、WiMAX(WorldwideInteroperabilityforMicrowaveAccess)、LTE(LongTermEvolution)等の無線通信によるネットワークが含まれてもよい。
加工装置70は、被加工物の一例としてのワイヤWを曲げ加工する機械である。端末装置10と加工装置70とは、どのような接続形態で接続されてもよい。例えば、端末装置10と加工装置70とは、専用の接続線、有線LAN(Local Area Network)等の有線ネットワーク、または無線ネットワーク等により接続されるものとすればよい。端末装置10と加工装置70は、直接接続されずに、データの受け渡しのみを行ってもよい。
図2は、本実施形態に係る端末装置、サーバのハードウエア構成図である。端末装置10、10Bの各ハードウエア構成は同様であり、端末装置10として100番台の符号で示されている。サーバの各ハードウエア構成は、400番台の符号で示されている。
以下、端末装置10の各ハードウエア構成について説明するが、サーバ40の各ハードウエア構成は同様であるため説明を省略する。
端末装置10は、コンピュータによって構築されており、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HD(Hard Disk)104、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ105、ディスプレイI/F106および通信I/F107を備えている。
これらのうち、CPU101は、端末装置10全体の動作を制御する。ROM102は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶する。 RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。
HD104は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ105は、CPU101の制御にしたがってHD104に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。ディスプレイI/F106は、ディスプレイ106aに画像を表示させる回路である。ディスプレイ106aは、カーソル、メニュー、ウインドウ、文字または画像等の各種情報を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)等の表示部の一種である。通信I/F107は、加工装置70等の他の装置との通信に用いられるインターフェースである。 通信I/F107は、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)に対応したNIC(Network Interface Card)等である。
また、端末装置10は、センサI/F108、音入出力I/F109、入力I/F110、メディアI/F111、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ112を備えている。
センサI/F108は、検知装置30に含まれるセンサアンプ302を介して検知情報を受信するインターフェースである。音入出力I/F109は、CPU101の制御に従ってスピーカ109aおよびマイク109bとの間で音信号の入出力を処理する回路である。入力I/F110は、端末装置10に所定の入力手段を接続させるためのインターフェースである。
キーボード110aは、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。マウス110bは、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行う入力手段の一種である。
メディアI/F111は、フラッシュメモリ等の記録メディア111aに対するデータの読み出しまたは書き込み(記憶)を制御する。DVD-RWドライブ112は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW112aに対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。また、DVD-RWドライブ112は、ブルーレイディスク(登録商標)に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御するブルーレイドライブであってもよい。
また、端末装置10は、バスライン113を備えている。バスライン113は、CPU101等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
なお、上記各プログラムが記憶されたHDやCD-ROM等の記録媒体は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内または国外へ提供されることができる。端末装置10は、例えば、本発明に係るプログラムが実行されることで本発明に係る出力制御方法を実現する。
図3は、本実施形態に係る加工装置のハードウエア構成図である。加工装置70は、CPU701、ROM702、RAM703、ディスプレイI/F704、通信I/F705、駆動回路706、および入力I/F708を備えている。
これらのうち、CPU701は、加工装置70全体の動作を制御する。ROM702は、IPL等のCPU701の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM703は、CPU701のワークエリアとして使用される。ディスプレイI/F704は、ディスプレイ704aに画像を表示させる回路である。ディスプレイ704aは、カーソル、メニュー、ウインドウ、文字または画像等の各種情報を表示する液晶や有機EL等の表示部の一種である。
通信I/F705は、端末装置10等の他の装置との通信に用いられるインターフェースである。通信I/F705は、例えば、TCP/IPに対応したNIC等である。
駆動回路706は、ステッピングモータ706a~706cの駆動を制御する回路である。ステッピングモータ706a~706cは、後述する回転機構A50a、回転機構B50b、および繰出機構50cをそれぞれ駆動させる。
入力I/F708は、加工装置70に所定の入力手段を接続させるためのインターフェースである。キーボード708aは、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。マウス708bは、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行う入力手段の一種である。
また、加工装置70は、バスライン710を備えている。バスライン710は、CPU701等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
図4は、本実施形態に係る加工装置の機構の説明図である。
図4(a)に示すように、繰出機構50cは、ワイヤWを繰り出して加工装置70の吐出位置Dから吐出させる。回転機構A50aは、ワイヤWを繰り出す方向を回転軸として、ワイヤWを回転させる。回転機構B50bは、ワイヤWを繰り出す方向と平行な平面内で、ワイヤWを保持しながら回転することにより、吐出位置Dから吐出されたワイヤWを曲げ加工する。
加工装置70の駆動回路706は、加工情報に基づき、これらの回転機構A50a、回転機構B50b、および繰出機構50cを駆動して、ワイヤWの第1の位置を所定の方向に曲げ加工した後に、ワイヤWを繰り出して、ワイヤWの第1の位置とは異なる第2の位置を所定の方向に曲げ加工することを繰り返す。
図4(b)は、加工されたワイヤWを示す図である。ワイヤWには、始端W0と終端W1の間に複数の曲げ加工位置B1~B13が形成される。
図5は、本実施形態に係る管理システムの機能ブロック図である。
<端末装置の機能構成>
端末装置10は、送受信部11、通信部21、受付部13、表示制御部14、および記憶・読出部19を備える。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、HD104からRAM103上に展開されたプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。
また、端末装置10は、図2に示されているRAM103及びHD104により構築される記憶部100を有している。記憶部100は、記憶手段の一例である。
送受信部11は、通信ネットワーク3を介して、サーバ40等の他の装置との間で、各種データまたは情報の送受信を行う機能である。送受信部11は、主に、図2に示した通信I/F107およびCPU101で実行されるプログラム等によって実現される。送受信部11は、送信手段および受信手段の一例である。
通信部21は、加工装置70との間で各種データ(または情報)の送受信を行う機能である。通信部21は、例えば、加工装置70に対して駆動回路706を駆動するための加工情報を送信する。通信部21は、主に、図2に示した通信I/F107、およびCPU101で実行されるプログラム等によって実現される。
受付部13は、図2に示したキーボード110a等の入力手段に対するユーザ入力を受け付ける機能である。受付部13は、主に、図2に示したCPU101で実行されるプログラム等によって実現される。
表示制御部14は、図2に示したディスプレイ106aに各種画面を表示させる機能である。表示制御部14は、例えば、WEBブラウザ等を用いて、HTML(HyperText Markup Language)等により生成された画像データに係る画面を、ディスプレイ106aに表示させる。表示制御部14は、主に、図2に示したディスプレイI/F106、およびCPU101で実行されるプログラム等によって実現される。
記憶・読出部19は、記憶部100に各種データを記憶させ、または記憶部100から各種データを読み出す機能である。記憶・読出部19は、主に、図2に示したCPU101で実行されるプログラム等によって実現される。
記憶部100は、主に、図2に示したROM102、HD104および記録メディア111aによって実現される。記憶部100は、記憶手段の一例である。
<サーバの機能構成>
サーバ40は、送受信部41、生成部42、受付部43、表示制御部44、3D設計部45、3D処理部46、および記憶・読出部49を備える。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、HD404からRAM403上に展開されたプログラムに従ったCPU401からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。
また、サーバ40は、図2に示されているRAM403及びHD404により構築される記憶部4000を有している。記憶部4000は、記憶手段の一例である。
送受信部41は、通信ネットワーク3を介して、端末装置10等の他の装置との間で各種データまたは情報の送受信を行う機能である。送受信部41は、主に、図2に示した通信I/F407およびCPU401で実行されるプログラム等によって実現される。送受信部41は、送信手段および受信手段の一例である。
生成部42は、ディスプレイ406aや端末装置10のディスプレイ106aに表示させる各種画像データを生成する機能である。生成部42は、主に、図2に示したCPU401で実行されるプログラム等によって実現される。生成部42は、表示画面生成手段の一例である。
受付部43は、図2に示したキーボード410a等の入力手段に対するユーザ入力を受け付ける機能である。受付部43は、主に、図2に示したCPU401で実行されるプログラム等によって実現される。
表示制御部44は、図2に示したディスプレイ406aに各種画面を表示させる機能である。表示制御部44は、例えば、WEBブラウザ等を用いて、HTML(HyperText Markup Language)等により生成された画像データに係る画面を、ディスプレイ406aに表示させる。表示制御部44は、主に、図2に示したディスプレイI/F406、およびCPU401で実行されるプログラム等によって実現される。
3D設計部45は、主に、図2に示したCPU401の処理によって実現され、各種3D設計処理を行う機能である。3D設計部45は、3D設計手段の一例である。
3D処理部46は、主に、図2に示したCPU401の処理によって実現され、3Dシミュレーション等の各種3D処理を行う機能である。3D処理部46は、加工情報生成手段の一例であり、加工装置70によるワイヤWの曲げ加工をシミュレーションする。なおシミュレーションとは、現実の対象や現象から特徴的な要素を抽出してモデル化し、模擬的に実践や再現することを示す。また、何らかの物事を行うのに備え、似たような状況であらかじめ行うことを含めてもよい。
記憶・読出部49は、記憶部4000に各種データを記憶させ、または記憶部4000から各種データを読み出す機能である。記憶・読出部49は、主に、図2に示したCPU401で実行されるプログラム等によって実現される。
記憶部4000は、主に、図2に示したROM402、HD404および記録メディア411aによって実現される。記憶部4000には、加工情報管理DB4001が構築されている。加工情報管理DB4001は、後述する加工情報管理テーブルによって構成されている。
<加工装置の機能構成>
加工装置70は、通信部71、駆動制御部73、駆動部74、設定部75、受付部76、および表示制御部77を備える。
通信部71は、端末装置10等の他の装置との間で各種データ(または情報)の送受信を行う機能である。通信部71は、例えば、駆動回路706を駆動するための加工情報を端末装置10から受信する。通信部71は、主に、図3に示した通信I/F705、およびCPU701で実行されるプログラム等によって実現される。
駆動制御部73は、通信部71が受信した加工情報に基づいて、駆動部74を駆動制御する機能である。駆動制御部73は、例えば、図3に示す駆動回路706によって実現される。駆動制御部73は、主に、図3に示した駆動回路706、およびCPU701で実行されるプログラム等によって実現される。
駆動部74は、駆動制御部73による駆動制御の対象となる機能である。駆動部74は、例えば、駆動制御部73によって駆動制御されるアクチュエータであり、主に、図3に示すステッピングモータ706a等によって実現される。なお、駆動部74は、加工に用いられるものであればどのようなアクチュエータであってもよい。また、駆動部74は、二つ以上備えられていてもよい。
設定部75は、加工装置70の各種動作を設定する機能である。設定部75は、主に、図3に示したCPU701で実行されるプログラム等によって実現される。
受付部76は、図3に示したキーボード708a等の入力手段に対するユーザ入力を受け付ける機能である。受付部76は、例えば、ディスプレイ704aに表示された画面に対する入力に応じて、出力項目の選択を受け付ける。受付部76は、主に、図3に示した入力I/F708、およびCPU701で実行されるプログラム等によって実現される。
表示制御部77は、図3に示したディスプレイ704aに各種画面情報を表示させる機能である。表示制御部77は、例えば、ディスプレイ704aに画面を表示させる。表示制御部77は、主に、図3に示したディスプレイI/F704、およびCPU701で実行されるプログラム等によって実現される。
図6は、本実施形態に係る加工情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
加工情報管理テーブルは、加工装置70を駆動するための加工情報を管理するためのテーブルである。記憶部4000には、図6に示されているような加工情報管理テーブルによって構成されている加工情報管理DB4001が構築されている。
この加工情報管理テーブルでは、加工情報として、加工識別情報、ワイヤWの材質を示す情報、ワイヤWの太さを示す情報、ワイヤWのスプリングバック量を示す情報、加工装置を識別する加工装置識別情報、ワイヤWの第1~第n加工位置を示す情報、ワイヤWの加工変更位置を示す情報、ワイヤWの加工変更量を示す情報、および加工変更されたワイヤWを評価する加工変更評価情報が関連づけられて管理されている。
ここで、加工識別情報、ワイヤWの材質、ワイヤWの太さ、ワイヤWのスプリングバック量、加工装置識別情報、およびワイヤWの第1~第n加工位置は、設計情報の一例であり、ワイヤWの加工変更位置およびワイヤWの加工変更量は、加工シミュレーション情報の一例である。
加工識別情報は、加工装置70を駆動するための加工情報を識別するための情報であり、一例として、歯列矯正用のワイヤWを加工する場合には、患者の識別情報に対応する。
ワイヤWの第1~第n加工位置は、図4で説明したように、加工装置70により曲げ加工される設計情報であり、XYZの三次元座標で示される。
加工変更位置は、ワイヤWの第1~第n加工位置のうち、設計情報とは異なる曲げ加工を行う位置であり、図6では、第9加工位置B9が加工変更位置であることを示している。
加工変更量は、加工変更位置における設計情報に基づく曲げ加工に対する変更後の曲げ加工の変更量を示し、加工変更位置の次の加工位置における設計情報に基づく三次元座標に対する変更後の三次元座標の差分で示される。
加工変更評価情報は、加工変更位置における加工変更により得られたワイヤWに対するユーザの評価を示し、一例として、○は加工変更が問題なかったことを示し、 は加工変更に問題があったことを示すが、より詳細な評価情報を含んでも良い。
加工変更位置、加工変更量および加工変更評価情報は、設計情報とは異なる曲げ加工を行う位置が複数の場合には、複数の位置について、加工情報管理テーブルにおいて管理される。
図7は、本実施形態に係る処理の一例を示すシーケンス図である。
端末装置10の受付部13は、ユーザが設計画面を要求する情報を入力することにより、要求を受け付ける(ステップS1)。
送受信部11は、設計画面を要求する要求情報をサーバ40に対して送信し、サーバ40の送受信部41は、端末装置10から送信された要求情報を受信する(ステップS2)。
生成部42は、送受信部41が受信した要求情報に基づき、設計画面500を生成する(ステップS3)。
送受信部41は、生成部42が生成した設計画面500を示す設計画面情報を端末装置10に送信し、端末装置10の送受信部11は、サーバ40から送信された設計画面情報を受信する(ステップS4)。
表示制御部14は、受信した設計画面情報に基づく設計画面500をディスプレイ106aに表示させて、ユーザが設計画面500に対してワイヤWの設計情報を入力することにより、受付部13は、設計情報の入力を受け付ける(ステップS5)。
送受信部11は、設計情報をサーバ40に対して送信し、サーバ40の送受信部41は、端末装置10から送信された設計情報を受信する(ステップS6)。
3D設計部45は、送受信部41が受信した設計情報に基づき、ワイヤWの設計処理を実行し、生成部42は、3D設計部45が実行した設計処理に基づき、設計画面500を更新する(ステップS7)。
送受信部41は、生成部42が更新した設計画面500を示す設計画面情報を端末装置10に送信し、端末装置10の送受信部11は、サーバ40から送信された設計画面情報を受信する(ステップS8)。
ステップS5~S8を繰り返して設計処理が完了すると、記憶・読出部49は、設計情報を加工情報管理DB4001に記憶させる(ステップS9)。
端末装置10の受付部13は、ユーザが加工識別情報とともに、加工シミュレーションを要求する情報を入力することにより、要求を受け付ける(ステップS10)。
送受信部11は、加工シミュレーションを要求する要求情報を加工識別情報とともにサーバ40に対して送信し、サーバ40の送受信部41は、端末装置10から送信された要求情報および加工識別情報を受信する(ステップS11)。
記憶・読出部49は、加工識別情報を検索キーとして加工情報管理DB4001から設計情報を読み出し、生成部42は、記憶・読出部49が読み出した設計情報に基づき、入出力画面1000を生成する(ステップS12)。
送受信部41は、生成部42が生成した入出力画面1000を示す入出力画面情報を端末装置10に送信し、端末装置10の送受信部11は、サーバ40から送信された入出力画面情報を受信する(ステップS13)。
表示制御部14は、受信した入出力画面情報に基づく入出力画面1000をディスプレイ106aに表示させて、ユーザが入出力画面1000に対してワイヤWの加工シミュレーション情報を入力することにより、受付部13は、加工シミュレーション情報の入力を受け付ける(ステップS14)。
送受信部11は、加工シミュレーション情報をサーバ40に対して送信し、サーバ40の送受信部41は、端末装置10から送信された加工シミュレーション情報を受信する(ステップS15)。
3D処理部46は、送受信部41が受信した加工シミュレーション情報に基づき、ワイヤWの加工シミュレーションを実行し、生成部42は、3D処理部46が実行した加工シミュレーションに基づき、入出力画面1000を更新する(ステップS16)。
送受信部41は、生成部42が更新した入出力画面1000を示す入出力画面情報を端末装置10に送信し、端末装置10の送受信部11は、サーバ40から送信された入出力画面情報を受信する(ステップS17)。
ステップS14~S17を繰り返して加工シミュレーションが完了すると、記憶・読出部49は、加工シミュレーション情報を加工情報管理DB4001に記憶させ(ステップS18)、送受信部41は、設計情報および加工シミュレーション情報を含む加工情報を端末装置10に送信する(ステップS19)。
端末装置10の受付部13は、ユーザが加工を指示する情報および加工情報の送信を指示する情報を入力することにより、指示を受け付ける(ステップS10)。
通信部21は、加工を指示する指示情報を加工情報とともに加工装置70に対して送信し、加工装置70の通信部71は、端末装置10から送信された加工情報を受信する(ステップS21)。
駆動制御部73は、通信部71が受信した加工情報に基づいて、駆動部74を駆動制御して、ワイヤWを曲げ加工する(ステップS22)。
端末装置10の受付部13は、ユーザが加工識別情報とともに、加工変更評価情報を入力することにより、加工変更評価情報を受け付ける(ステップS23)。
送受信部11は、加工変更評価情報を加工識別情報とともにサーバ40に対して送信し、サーバ40の送受信部41は、端末装置10から送信された加工変更評価情報および加工識別情報を受信する(ステップS24)。
記憶・読出部49は、加工識別情報に関連付けて加工変更評価情報を加工情報管理DB4001に記憶させる(ステップS25)。
以上において、図5におけるサーバ40の機能を端末装置10に一体化し、図7におけるサーバ40の処理も端末装置10が実行しても良い。
図8は、本実施形態に係る設計処理の説明図である。
図8(a)は、図7のステップS7で説明した設計画面500を示し、設計画面500は、歯科矯正用ワイヤを装着する患者の口腔内の歯列の3DデータTと、設計中の歯科矯正用ワイヤWとを表示する。
図8(b)は、図7のステップS3およびS5に対応する具体的な処理を示す。
サーバ40の生成部42は、送受信部41が受信した要求情報に基づき、歯列の3DデータHを読み込んで、歯列の3DデータHを含む設計画面500を生成する(ステップS31)。
歯列の3DデータHは、予め記憶部4000に記憶されたものでもよく、端末装置10から送信されたものでもよい。
ユーザが設計画面500に対してワイヤWの設計情報として曲げ加工位置Bを入力することにより、受付部13は、設計情報の入力を受け付ける(ステップS32)。
図9は、本実施形態に係る曲げ位置の微修正の説明図である。
図9は、ワイヤWの曲げ加工位置Bを微修正するための設計画面500の具体例を示し、設計画面500は、操作画面510と、設計表示画面550を含む。
操作画面510は、前移動ボタン511、後移動ボタン512、X軸プラス移動ボタン513、X軸マイナス移動ボタン514、Y軸プラス移動ボタン515、Y軸マイナス移動ボタン516、Z軸プラス移動ボタン517、Z軸マイナス移動ボタン518、およびXYZ軸表示ボックス519を含む。
設計表示画面550は、歯列の3DデータTと、設計中の歯科矯正用ワイヤWを表示する。
前移動ボタン511は、曲げ加工位置Bを始端W0側へ所定量移動させることを指示するボタンであり、後移動ボタン512は、曲げ加工位置Bを終端W1側へ所定量移動させることを指示するボタンである。
X軸プラス移動ボタン513は、曲げ加工位置BをX軸プラス方向へ所定量移動させることを指示するボタンであり、X軸マイナス移動ボタン514は、曲げ加工位置BをX軸マイナス方向へ所定量移動させることを指示するボタンである。
Y軸プラス移動ボタン515は、曲げ加工位置BをY軸プラス方向へ所定量移動させることを指示するボタンであり、Y軸マイナス移動ボタン516は、曲げ加工位置BをY軸マイナス方向へ所定量移動させることを指示するボタンである。
Z軸プラス移動ボタン517は、曲げ加工位置BをZ軸プラス方向へ所定量移動させることを指示するボタンであり、Z軸マイナス移動ボタン518は、曲げ加工位置BをZ軸マイナス方向へ所定量移動させることを指示するボタンである。
XYZ軸表示ボックス519は、XYZ軸を表示させるか否かを指示する操作を受け付ける。
受付部13が、操作画面510における各種ボタン、ボックスに対する操作を受け付けると、生成部42は、各種ボタン、ボックスの指示内容に基づき、設計表示画面550の表示内容を生成、更新する。
図10は、本実施形態に係る曲げ角度の補正の説明図である。
図10(a)は、図7のステップS7に対応する処理を示し、3D設計部45は、ワイヤWの設計上の曲げ角度x[度]に対して、ワイヤWの材質k(SUSなど)、ワイヤWの太さΦ[mm]に基づき補正量を算出する関数f(X,k,Φ)を予め備えている。
3D設計部45は、図7のステップS5でユーザが入力した設計情報から、ワイヤWの材質k、太さΦ、および設計上の曲げ角度X[度]を取得する(ステップS41)。
3D設計部45は、X=0、または、|X|>X0(k)[度]を判定する(ステップS42)。ここで、X0(k)[度]は、ワイヤWの材質k毎に決まる閾値であり、一例として、歯科矯正用のクラスプ線の場合には、45度である。
3D設計部45は、ステップS42がNOの場合は、ワイヤWの材質k、太さΦに基づき、補正量f(X,k,Φ)を計算する(ステップS43)。
3D設計部45は、補正後の曲げ角度Y[度]を、Y=X+f(X,k,Φ)とする(ステップS44)。
3D設計部45は、補正後の曲げ角度Yを、図4で説明した回転機構B50bの軸回転量に変換する(ステップS45)。
以上により、3D設計部45は、ワイヤWを曲げたときの戻りを考慮して、補正後の曲げ角度を大きくすることにより、ワイヤWの設計上の曲げ角度を確実に実現することができる。
図10(b)は、曲げ角度X[度]と、補正後の曲げ角度Y[度]との関係の例を示す図であり、横軸は、曲げ角度X[度]、縦軸は、補正後の曲げ角度Y[度]を表す。
図10(a)で説明したように、3D設計部45は、ワイヤWを曲げたときの戻りを考慮して、補正後の曲げ角度を大きくするが、補正後の曲げ角度の大きさは、ワイヤWの種類(SUSなどや、ベンディング係数が異なる材質)、ワイヤW径、などにより異なる。
図11は、本実施形態に係る入出力画面の説明図である。
入出力画面1000は、操作画面1100と、表示画面1500を含む。操作画面1100は、ドロップダウンリスト1110、ファイル選択画面1120、レシピ選択画面1130、二次加工画面1140、および加工実行画面1150を含み、表示画面1500は、加工シミュレーション画面1510、および表示選択画面1520を含む。
ドロップダウンリスト1110は、アプリへのログイン、ログアウトを行ったり、ユーザ名を表示したりするドロップダウンリストである。
ファイル選択画面1120は、加工識別情報を表示し、図7のステップS10で説明した加工識別情報および加工シミュレーションを要求する情報を入力するファイル選択ボタン1112を含む。
レシピ選択画面1130は、ドロップダウンリスト1131、ドロップダウンリスト1132、ドロップダウンリスト1133、登録ボタン1134、および削除ボタン1135を含む。
ドロップダウンリスト1131は、ワイヤWの材質および太さと、加工装置識別情報の組み合わせを示す登録済みレシピを選択したり、新規にレシピ名を入力したりするためのドロップダウンリストである。
ドロップダウンリスト1132は、ワイヤWの材質および太さを示すワイヤWの種類を選択するドロップダウンリストであり、ドロップダウンリスト1131でレシピ名を選択すると、選択されたレシピ名に係るワイヤWの種類を表示する。
ドロップダウンリスト1133は、加工装置識別情報を選択するドロップダウンリストであり、ドロップダウンリスト1131でレシピ名を選択すると、選択されたレシピ名に係る加工装置識別情報を表示する。
登録ボタン1134および削除ボタン1135は、レシピを登録および削除するためのボタンであり、管理者のみ実行可能で、一般ユーザは実行不可である。
二次加工画面1140は、前移動ボタン1141、後移動ボタン1142、自動二次加工ボタン1143、微調整ボタン1144、A回転プラスボタン1145、A回転マイナスボタン1146、B回転プラスボタン1147、およびB回転マイナスボタン1148を含む。
前移動ボタン1141は、曲げ加工位置Bを始端W0側へ所定量移動させることを指示するボタンである。
後移動ボタン1142は、曲げ加工位置Bを終端W1側へ所定量移動させることを指示するボタンである。
自動二次加工ボタン1143は、ワイヤWを設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、第1の曲げ加工されたワイヤWが加工装置70と干渉する場合に、加工装置70と干渉しないように自動でワイヤWを第2の曲げ加工することを指示するボタンである。なお干渉とは、装置において動作させた際の部品のぶつかりや当たりや接触を示す。本実施形態では、第1の曲げ加工されたワイヤWと加工装置70のぶつかり等を説明しているが、干渉する対象はこの例に限られない。
微調整ボタン1144は、図9で説明した設計画面500と同様のワイヤWの曲げ加工位置Bを微修正するための画面を表示することを指示するボタンである。
A回転プラスボタン1145は、曲げ加工位置Bにおいて、設計値に対して回転機構A50aを図4(a)に示したプラス側に所定量回転させることを指示するボタンである。
A回転マイナスボタン1146は、曲げ加工位置Bにおいて、設計値に対して回転機構A50aを図4(a)に示したマイナス側に所定量回転させることを指示するボタンである。
B回転プラスボタン1147は、曲げ加工位置Bにおいて、設計値に対して回転機構B50bを図4(a)に示したプラス側に所定量回転させることを指示するボタンである。
B回転マイナスボタン1148は、曲げ加工位置Bにおいて、設計値に対して回転機構B50bを図4(a)に示したマイナス側に所定量回転させることを指示するボタンである。
すなわち、A回転プラスボタン1145およびA回転マイナスボタン1146は、曲げ加工位置Bにおいて、設計値に対して曲げ加工の向きの変更を指示するボタンであり、B回転プラスボタン1147およびB回転マイナスボタン1148は、曲げ加工位置Bにおいて、設計値に対して曲げ加工の度合いの変更を指示するボタンである。
加工実行画面1150は、ファイル出力ボタン1151および加工ボタン1152を含む。ファイル出力ボタン1151および加工ボタン1152は、図7のステップS10で説明した加工情報の送信の指示する情報および加工を指示する情報を入力するボタンである。
加工シミュレーション画面1510は、加工装置70によるワイヤWの曲げ加工をシミュレーションした結果を表示する。
表示選択画面1520は、チェックボックス1521~1525を含む。
チェックボックス1521は、加工シミュレーション画面1510に加工装置70を表示させるか否かを指示する操作を受け付ける。
チェックボックス1522は、加工シミュレーション画面1510に表示される加工装置70を半透明に表示させるか否かを指示する操作を受け付ける。
チェックボックス1523は、加工シミュレーション画面1510に表示される加工装置70におけるワイヤWと干渉する領域を表示させるか否かを指示する操作を受け付ける。
チェックボックス1524は、加工シミュレーション画面1510にXYZ軸を表示させるか否かを指示する操作を受け付ける。
チェックボックス1525は、加工シミュレーション画面1510に加工装置70から未吐出のワイヤWを表示させるか否かを指示する操作を受け付ける。
受付部13が、チェックボックス1521~1525に対する操作を受け付けると、生成部42は、チェックボックス1521~1525の指示内容に基づき、加工シミュレーション画面1510の表示内容を生成、更新する。
同様に、受付部13が、二次加工画面1140における前移動ボタン1141、後移動ボタン1142、A回転プラスボタン1145、A回転マイナスボタン1146、B回転プラスボタン1147、およびB回転マイナスボタン1148に対する操作を受け付けると、生成部42は、これらのボタンの指示内容に基づき、加工シミュレーション画面1510の表示内容を生成、更新する。
図12は、本実施形態に係る曲げ加工変更処理の一例を示すフローチャートであり、図7に示したステップS16に対応する。
3D処理部46は、ワイヤWの加工シミュレーションを実行することにより、ワイヤWが加工装置70と干渉するか判断する(ステップS51)。
ステップS51で干渉がない場合には、3D処理部46は、設計情報を変えずに加工情報を生成する(ステップS52)。この場合、図6に示した加工情報管理テーブルにおけるワイヤWの加工変更位置およびワイヤWの加工変更量はデータ無しとなる。
ステップS51で干渉がある場合、受付部13が、自動二次加工ボタン1143の操作を受け付けると(ステップS53)、3D処理部46は、自動で、ワイヤWが加工装置70と干渉しないように所定の曲げ加工位置Bにおける曲げ加工を変更する(ステップS54)。
この場合、3D処理部46は、図6に示した他の加工識別情報に係る加工変更評価情報に基づき、曲げ加工を変更する。これにより、加工済みの他のワイヤWに対するユーザの評価に基づき、ユーザが変更された曲げ加工を設計情報に基づく形状に復元しやすいように、曲げ加工の向きや度合いを適切に変更することができる。
受付部13が、自動二次加工ボタン1143の操作を受け付けていない場合は、ユーザが、ワイヤWが加工装置70と干渉しないように二次加工画面1140における各種ボタンを操作し、3D処理部46は、二次加工画面1140における各種ボタンの指示内容に基づき、所定の曲げ加工位置Bにおける曲げ加工を変更する(ステップS55)。
ステップS54およびS55において、所定の曲げ加工位置Bにおける変更前の曲げ加工が第1の曲げ加工の一例であり、所定の曲げ加工位置Bにおける変更後の曲げ加工が第2の曲げ加工の一例である。
また、ステップS54およびS55において、曲げ加工の変更は、曲げ加工の向きの変更、および曲げ度合いの変更の少なくとも一方を含む。
なお、第2の曲げ加工を行う曲げ加工位置Bは、第1の曲げ加工を行う曲げ加工位置Bとは必ずしも同じ位置でなくてもよく、第1の曲げ加工を変更することなく、第1の曲げ加工を行う曲げ加工位置Bよりも始端W0側の位置で、第2の曲げ加工を行うことにより、第1の曲げ加工を行っても、ワイヤWが加工装置70と干渉しないようにしてもよい。
3D処理部46は、ステップS54またはS55で変更された曲げ加工を反映した加工情報を生成して、記憶・読出部49は、加工情報を加工情報管理DB4001に記憶させる(ステップS56)。この場合、図6に示した加工情報管理テーブルにおけるワイヤWの加工変更位置およびワイヤWの加工変更量が記憶される。ステップS56は、加工情報生成ステップの一例である。
生成部42は、ステップS54またはS55で曲げ加工が変更された曲げ加工位置Bを識別表示する入出力画面1000を生成、更新する(ステップS57)。生成部42は、ステップS54またはS55で変更された曲げ加工を反映した加工情報を用いて、入出力画面1000を生成、更新する。ステップS57は、表示画面生成ステップの一例である。
図13は、本実施形態に係る加工シミュレーション画面の説明図である。
図13(a)は、図11に示したチェックボックス1523が選択された場合の加工シミュレーション画面1510を示す。
加工シミュレーション画面1510は、ワイヤWと干渉する干渉領域70iを、ワイヤWと干渉しない非干渉領域70nと識別表示している。
図13(b)は、図11に示したチェックボックス1521が選択されない場合の加工シミュレーション画面1510を示す。
加工シミュレーション画面1510は、図12で説明した曲げ加工が変更された曲げ加工位置B9およびB12を、曲げ加工が変更されていない曲げ加工位置Bと識別表示している。この構成により、加工装置と干渉しないように加工された被加工物の位置、例えば曲げ加工位置B9およびB12、をユーザが把握することが可能となる。また、この構成により、加工装置と干渉しないように、被加工物を所望の形状に加工することが可能となる。
図14は、本実施形態に係る加工装置の変形例のハードウエア構成図である。
図14に示す変形例は、駆動回路706が、さらにステッピングモータ706d~706fの駆動を制御する点で図3に示した加工装置と異なる。ステッピングモータ706d~706fは、後述する矯正機構1 50d、矯正機構2 50e、および矯正回転機構50fをそれぞれ駆動させる。
図15は、図14に示した変形例に係る機構の説明図である。
図15(a)に示すように、まず、矯正機構1 50dおよび矯正機構2 50eが、ワイヤWを挟み、繰出機構50cが、ワイヤWを繰り出すことにより、ワイヤWに張力をかけてワイヤWの曲がりを直線に矯正する。
次に、繰出機構50cを停止し、矯正回転機構50fが、ワイヤWを繰り出す方向を回転軸として、矯正機構2 50eを回転させることにより、矯正機構2 50eに挟まれたワイヤWをねじって、ワイヤWのねじれを矯正する。
続いて、図15(b)に示すように、矯正機構1 50dおよび矯正機構2 50eが、ワイヤWの挟み込みを解除し、繰出機構50cが、ワイヤWを繰り出して加工装置70の吐出位置Dから吐出させる。
図16は、本実施形態に係る設計処理の変形例の説明図である。
図16は、変形例における図7のステップS7で説明した設計画面500を示し、設計画面500は、宝飾品の一例として、丸玉宝飾品JとワイヤWを含むネックレスNの3Dデータを表示する。
ユーザが設計画面500に対して、ワイヤWの設計情報としてループRの位置や大きさを入力することにより、受付部13は、設計情報の入力を受け付ける。
図17は、本実施形態に係る加工システムの機能ブロック図の変形例であり、図5に示した機能ブロック図に対して、サーバ40が解析部47を備える点が異なる。
図18は、図17に示した変形例に係る入出力画面の説明図であり、図11に示した入出力画面1000に対して、コメント画面1143Cを表示する点が異なる。
本変形例のサーバ40は、後述するように、収集した加工変更評価情報の履歴情報を解析して、解析結果をユーザへ通知すると共に、設定変更する提案を行う。
サーバ40の3D処理部46は、後述するように、図6に示した他の加工識別情報に係る加工変更評価情報に基づき、曲げ加工を変更する。
ここで、ワイヤWと加工装置70の干渉を避ける方法には複数の対応がある。一例としてワイヤWを所定方向に45度曲げる加工、または、所定方向とは反対となる方向に315度曲げる加工の2種類がある。歯科技工士などのユーザにとっては45度曲げる加工よりも315度曲げる加工の方が作業しやすい場合があり、加工変更評価情報としても、45度よりも315度曲げる加工の方が高い評価となる場合がある。
そこで、解析部47は、図6に示した他の加工識別情報に係る加工変更評価情報の履歴情報を解析する。315度曲げる加工が45度曲げる加工よりも高い評価である場合(例:各々の加工が5回ずつ行われた場合に、315度曲げる加工における〇の数が多い場合)には、解析部47は、ユーザに設定変更する提案を行う情報を、送受信部41を経由して、端末装置10へ送信する。
端末装置10の送受信部11がユーザに設定変更する提案を行う情報を受信すると、表示制御部14は、図18に示すように、「過去の自動二次加工において、45度に曲げるよりも315度に曲げる方がユーザの評価が高い傾向にあります。自動二次加工において、315度に曲げる加工を実行させますか?」の文言を含むコメント画面1143Cを入出力画面1000に表示させ、ユーザに設定変更する提案を行う。
ユーザがコメント画面1143Cに含まれる「Yes」ボタン1143C1を選択することで、受付部13は設定変更を指示する指示操作を受け付けて、送受信部11は、サーバ40に対して設定変更を受け入れる情報を送信する。ここで、「Yes」ボタン1143C1は、指示操作を受け付ける受付画面の一例である。
サーバ40の送受信部41が設定変更を受け入れる情報を受信すると、3D処理部46は、自動二次加工では45度でなく315度に曲げる加工を実行することとなり、よりユーザの希望にそった曲げ加工を提供することができる。
さらに、履歴情報や提案内容やユーザによる設定変更を行った情報を、記憶部4000に記憶してもよく、記憶部4000に記憶した情報を、通信ネットワーク3を介して接続される外部の装置に送信してもよい。
また、解析部47を端末装置10に配置して、端末装置10にて解析と設定変更する提案を行ってもよい。また解析部47を加工装置70に配置して、加工装置70にて解析と設定変更する提案を行ってもよい。
●まとめ●
[第1態様]
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の一例は、加工装置70による被加工物の曲げ加工をシミュレーションするサーバ40であって、被加工物を設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、第1の曲げ加工された被加工物が加工装置70と干渉する場合に、加工装置70と干渉しないように被加工物を設計情報に基づくことなく第2の曲げ加工する加工情報を生成する3D処理部46と、第2の曲げ加工する加工情報に基づいて、被加工物における第2の曲げ加工の位置を示す入出力画面1000を生成する生成部42と、を備える。
ここで、3D処理部46は、加工情報生成手段の一例であり、生成部42は、表示画面生成手段の一例であり、入出力画面1000は、表示画面の一例である。また、情報処理装置は、他の例として、端末装置10により構成されてもよい。
以上の構成により、加工装置70と干渉しないように加工された被加工物の位置を把握することができるとともに、ユーザは、加工後の被加工物における第2の曲げ加工の位置を確認することにより、第2の曲げ加工を設計情報に基づく形状に手動で復元し、被加工物を所望の形状に加工することができる。
[第2態様]
第1態様において、第2の曲げ加工は、曲げ加工の位置が第1の曲げ加工と同じで、曲げ加工の向き、および曲げ度合いの少なくとも1つが、第1の曲げ加工と異なる。
[第3態様]
第1態様または第2態様において、加工情報は、被加工物の第1の位置を所定の方向に曲げ加工した後に、被加工物を繰り出して、被加工物の第1の位置とは異なる第2の位置を所定の方向に曲げ加工することを繰り返すことを含む。
[第4態様]
第1態様~第3態様の何れかにおいて、サーバ40は、端末装置10に対して入出力画面1000を示す入出力画面情報を送信する送受信部41を備える。
[第5態様]
第4態様において、送受信部41は、端末装置10にさらに加工情報を送信する。他の態様として、メディアI/F411、DVD-RWドライブ412等により、記録メディア411a、DVD-RW412a等の記録媒体に加工情報を出力し、端末装置10のメディアI/F111、DVD-RWドライブ112等により、記録メディア、DVD-RW等の記録媒体から加工情報を読み込んでもよい。
[第6態様]
第1態様~第5態様の何れかにおいて、3D処理部46は、端末装置10の受付部43により受け付けられた第2の曲げ加工における曲げ加工の向き、および曲げ度合いの少なくとも1つを指示する指示情報に基づき、加工情報を生成する。これにより、ユーザの指示操作に基づき、確実に加工装置70と干渉しないように被加工物を加工することができる。
[第7態様]
第1態様~第6態様の何れかにおいて、サーバ40は、加工情報に基づき第2の曲げ加工された被加工物を評価する評価情報を記憶する記憶部4000を備える。
[第8態様]
第7態様において、3D処理部46は、他の被加工物における評価情報に基づき、加工情報を生成する。これにより、ユーザの評価に応じて、第2の曲げ加工を適切に行うことができる。
[第9態様]
第7態様または第8態様において、入出力画面1000は、評価情報を解析する解析部47による解析結果を表示させると共に、加工情報を変更することを指示する指示操作を受け付けるコメント画面1143Cを含み、
3D処理部46は、入出力画面1000のコメント画面1143Cで受け付けられた指示操作に基づき、前記加工情報を変更する
[第10態様]
第1態様~第9態様の何れかにおいて、被加工物は、ワイヤである。
[第11態様]
第10態様において、ワイヤは、歯列矯正用のワイヤである。
[第12態様]
第10態様または第11態様において、3D処理部46は、ワイヤのスプリングバック量に基づき、加工情報を生成する。
[第13態様]
第1態様~第12態様の何れかにおいて、サーバ40は、加工装置70を識別する識別情報と、ワイヤの材質を示す情報を対応付けて記憶する記憶部4000を備える。
[第14態様]
本発明の一実施形態に係る情報処理方法は、加工装置70による被加工物の曲げ加工をシミュレーションする情報処理方法であって、被加工物を設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、第1の曲げ加工された被加工物が加工装置70と干渉する場合に、加工装置70と干渉しないように被加工物を設計情報に基づくことなく第2の曲げ加工する加工情報を生成する加工情報生成ステップと、第2の曲げ加工する加工情報に基づいて、被加工物における第2の曲げ加工の位置を示す表示画面を生成する表示画面生成ステップと、を実行する。
[第15態様]
本発明の一実施形態に係るプログラムは、第14態様に係る情報処理方法をコンピュータに実行させる。
[第16態様]
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの一例は、加工装置70による被加工物の曲げ加工をシミュレーションするサーバ40と、サーバ40と通信可能な端末装置10を備え、サーバ40は、被加工物を設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、第1の曲げ加工された被加工物が加工装置70と干渉する場合に、加工装置70と干渉しないように被加工物を設計情報に基づくことなく第2の曲げ加工する加工情報を生成する3D処理部46と、第2の曲げ加工する加工情報に基づいて、被加工物における第2の曲げ加工の位置を示す入出力画面1000を生成する生成部42と、端末装置10に対して入出力画面1000を示す入出力画面情報を送信する送受信部41と、を備え、端末装置10は、表示画面情報を受信する送受信部11と、送受信部11が受信した入出力画面情報が示す入出力画面1000をディスプレイ106aに表示させる表示制御部14と、を備える。
[第17態様]
本発明の一実施形態に係る加工システム1の一例は、加工装置70と、加工装置70による被加工物の曲げ加工をシミュレーションするサーバ40と、サーバ40と通信可能な端末装置を備え、サーバ40は、被加工物を設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、第1の曲げ加工された被加工物が加工装置70と干渉する場合に、加工装置70と干渉しないように被加工物を設計情報に基づくことなく第2の曲げ加工する加工情報を生成する3D処理部46と、第2の曲げ加工する加工情報に基づいて、被加工物における第2の曲げ加工の位置を示す入出力画面1000を生成する生成部42と、端末装置10に対して入出力画面1000を示す入出力画面情報を送信する送受信部41と、を備え、端末装置10は、表示画面情報を受信する送受信部11と、送受信部11が受信した入出力画面情報が示す入出力画面1000をディスプレイ106aに表示させる表示制御部14と、を備え、加工装置70は、加工情報に基づき被加工物を曲げ加工する。
1 加工システム
3 通信ネットワーク
10 端末装置(情報処理装置の一例)
11 送受信部(送信手段、受信手段の一例)
13 受付部(受付手段の一例)
14 表示制御部(表示制御手段の一例)
19 記憶・読出部(記憶制御手段の一例)
106a ディスプレイ(表示部の一例)
40 サーバ(情報処理装置の一例)
41 送受信部(送信手段、受信手段の一例)
43 受付部(受付手段の一例)
44 表示制御部(表示制御手段の一例)
45 3D設計部(3D設計手段の一例)
46 3D処理部(3D処理手段の一例)
49 記憶・読出部(記憶制御手段の一例)
406a ディスプレイ(表示部の一例)
70 加工装置
4001 加工情報管理DB(加工情報管理手段の一例)
500 設計画面
1000 入出力画面
1510 加工シミュレーション画面
W ワイヤ
B 曲げ位置
D 吐出位置
T 歯列

Claims (17)

  1. 加工装置による被加工物の曲げ加工をシミュレーションする情報処理装置であって、
    前記被加工物を設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、前記第1の曲げ加工された前記被加工物が前記加工装置と干渉する場合に、前記加工装置と干渉しないように前記被加工物を設計情報に基づくことなく第2の曲げ加工する加工情報を生成する加工情報生成手段と、
    前記第2の曲げ加工する加工情報に基づいて、前記被加工物における前記第2の曲げ加工の位置を示す表示画面を生成する表示画面生成手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記第2の曲げ加工は、曲げ加工の位置が前記第1の曲げ加工と同じで、曲げ加工の向き、および曲げ度合いの少なくとも1つが、前記第1の曲げ加工と異なる請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記加工情報は、前記設計情報に基づき前記被加工物の第1の位置を所定の方向に曲げ加工した後に、前記被加工物を繰り出して、前記設計情報に基づき前記被加工物の前記第1の位置とは異なる第2の位置を所定の方向に曲げ加工することを繰り返すことを含む請求項1記載の情報処理装置。
  4. 端末装置に対して前記表示画面を示す表示画面情報を送信する送信手段を備えた請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記送信手段は、前記端末装置にさらに前記加工情報を送信する請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記加工情報生成手段は、受付手段により受け付けられた前記第2の曲げ加工における曲げ加工の向き、および曲げ度合いの少なくとも1つを指示する指示情報に基づき、前記加工情報を生成する請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記加工情報に基づき前記第2の曲げ加工された前記被加工物を評価する評価情報を記憶する記憶手段を備えた請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記加工情報生成手段は、他の被加工物における前記評価情報に基づき、前記加工情報を生成する請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記表示画面は、前記評価情報を解析する解析部による解析結果を表示させると共に、前記加工情報を変更することを指示する指示操作を受け付け、
    前記加工情報生成手段は、前記表示画面で受け付けられた前記指示操作に基づき、前記加工情報を変更する請求項7または8記載の情報処理装置。
  10. 前記被加工物は、ワイヤである請求項1記載の情報処理装置。
  11. 前記ワイヤは、歯列矯正用のワイヤである請求項10記載の情報処理装置。
  12. 前記加工情報生成手段は、前記ワイヤのスプリングバック量に基づき、前記加工情報を生成する請求項10記載の情報処理装置。
  13. 前記加工装置を識別する識別情報と、前記ワイヤの材質を示す情報を対応付けて記憶する記憶手段を備えた請求項10記載の情報処理装置。
  14. 加工装置による被加工物の曲げ加工をシミュレーションする情報処理方法であって、
    前記被加工物を設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、前記第1の曲げ加工された前記被加工物が前記加工装置と干渉する場合に、前記加工装置と干渉しないように前記被加工物を設計情報に基づくことなく第2の曲げ加工する加工情報を生成する加工情報生成ステップと、
    前記第2の曲げ加工する加工情報に基づいて、前記被加工物における前記第2の曲げ加工の位置を示す表示画面を生成する表示画面生成ステップと、
    を実行する情報処理方法。
  15. コンピュータに、請求項14記載の情報処理方法を実行させるプログラム。
  16. 加工装置による被加工物の曲げ加工をシミュレーションする情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能な端末装置を備えた情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記被加工物を設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、前記第1の曲げ加工された前記被加工物が前記加工装置と干渉する場合に、前記加工装置と干渉しないように前記被加工物を設計情報に基づくことなく第2の曲げ加工する加工情報を生成する加工情報生成手段と、
    前記第2の曲げ加工する加工情報に基づいて、前記被加工物における前記第2の曲げ加工の位置を示す表示画面を生成する表示画面生成手段と、
    前記端末装置に対して前記表示画面を示す表示画面情報を送信する送信手段と、を備え、
    前記端末装置は、
    前記表示画面情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記表示画面情報が示す前記表示画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備えた情報処理システム。
  17. 加工装置と、前記加工装置による被加工物の曲げ加工をシミュレーションする情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能な端末装置を備えた加工システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記被加工物を設計情報に基づき第1の曲げ加工すると、前記第1の曲げ加工された前記被加工物が前記加工装置と干渉する場合に、前記加工装置と干渉しないように前記被加工物を設計情報に基づくことなく第2の曲げ加工する加工情報を生成する加工情報生成手段と、
    前記第2の曲げ加工する加工情報に基づいて、前記被加工物における前記第2の曲げ加工の位置を示す表示画面を生成する表示画面生成手段と、
    前記端末装置に対して前記表示画面を示す表示画面情報を送信する送信手段と、
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記表示画面情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記表示画面情報が示す前記表示画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備え、
    前記加工装置は、前記加工情報に基づき前記被加工物を曲げ加工する、加工システム。
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