JP2024079126A - 施工管理システム、施工管理方法、及び施工管理プログラム - Google Patents

施工管理システム、施工管理方法、及び施工管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施工現場において、作業者が属する協力会社同士の複雑な対応関係に基づいて、効果的に作業実績を管理できる施工管理システム、施工管理方法及び施工管理プログラムを提供する。
【解決手段】ネットワークNWを介して複数の端末90(2)及び認証手段と通信可能に構成されている情報処理装置と、データベースと、を備える施工管理システムにおいて、情報処理装置10は、送信部101と、受信部102と、実績管理部103と、を備える。送信部101は請負業者に属する個人を識別可能な入場者情報を認証手段3へ送信し、受信部102は認証手段による認証処理結果を受信する。実績管理部103は、認証処理結果から特定される職務担当と、請負業者が紐づけられた施工体制における請負業者の従属関係と、を利用して、施工現場における作業予定と、入場者情報に基づく実績情報と、を対応させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、施工管理システム、施工管理方法、及び施工管理プログラムに関する。
近年、施工現場において作業者の入退場や作業実績を管理する様々な工夫がなされている。
例えば特許文献1には、建設現場において、ユーザが携帯する通信端末の位置情報とユーザの顔情報とによってユーザ認証を行う技術が開示されている。また特許文献1には、記録された入退場者の履歴等を利用して、あらかじめ準備されたテンプレートを用いて各種報告書を作成できることも開示されている。
特開2020-71814号公報
ところで、実際の施工現場では、あらかじめ定められた予定に基づいて複数の協力会社が並行して各種作業を行っている。しかしながら特許文献1の技術では、ユーザの入退場履歴を管理できる一方、作業実績等の各種情報と入退場履歴との紐づけや複数の協力会社同士の複雑な対応関係等を適切に管理することは困難である。
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みて行われたものであって、その目的は、作業者が属する協力会社同士の複雑な対応関係に基づいて、効果的に作業実績を管理できる施工管理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、施工現場における作業実績を管理する施工管理システムであって、
前記施工管理システムは、送信部と、受信部と、実績管理部と、を備え、
前記送信部は、請負業者に属する個人を識別可能な入場者情報を認証手段へ送信し、
前記受信部は、前記認証手段による認証処理結果を受信し、
前記実績管理部は、前記認証処理結果から特定される職務担当と、前記請負業者が紐づけられた施工体制における前記請負業者の従属関係と、を利用して、前記施工現場における作業予定と、前記入場者情報に基づく実績情報と、を対応させる。
また、本発明は、施工現場における作業実績を管理する施工管理システムが実行する施工管理方法であって、
前記施工管理システムは、送信部と、受信部と、実績管理部と、を備え、
前記送信部が、請負業者に属する個人を識別可能な入場者情報を認証手段へ送信するステップと、
前記受信部が、前記認証手段による認証処理結果を受信するステップと、
前記実績管理部が、前記認証処理結果から特定される職務担当と、前記請負業者が紐づけられた施工体制における前記請負業者の従属関係と、を利用して、前記施工現場における作業予定と、前記入場者情報に基づく実績情報と、を対応させるステップと、を含む。
また、本発明は、施工現場における作業実績を管理する施工管理プログラムであって、
コンピュータを、送信部と、受信部と、実績管理部と、として機能させ、
前記送信部は、請負業者に属する個人を識別可能な入場者情報を認証手段へ送信し、
前記受信部は、前記認証手段による認証処理結果を受信し、
前記実績管理部は、前記認証処理結果から特定される職務担当と、前記請負業者が紐づけられた施工体制における前記請負業者の従属関係と、を利用して、前記施工現場における作業予定と、前記入場者情報に基づく実績情報と、を対応させる。
このような構成にすることで、協力会社同士の対応関係に基づいて、効果的に作業実績を管理することができる。
本発明の好ましい形態では、前記施工管理システムは、更に算出部を備え、
前記実績情報は、前記施工現場へ入場した入場者の実績人数を含み、
前記算出部は、前記職務担当と、前記作業実績及び/または前記作業予定に含まれる分類と、前記従属関係と、に基づいて、前記実績人数を前記分類ごとに算出し、その算出結果と、前記作業予定と、を対応させる。
このような構成にすることで、簡単に分類ごとの実績人数を算出することができる。
本発明の好ましい形態では、前記算出部は、前記従属関係において最も近い上位請負業者に関する前記分類に、前記上位請負業者に対して下位の下位請負業者の前記入場者を集約して前記実績人数を算出する。
このような構成にすることで、分類条件に対応した実績人数を算出することができる。
本発明の好ましい形態では、前記分類は、前記入場者の識別情報及び/または職種情報を含み、
前記算出部は、前記認証処理結果から特定される前記入場者の識別情報及び/または職種情報と、前記作業予定に含まれる分類と、前記従属関係と、に基づいて、前記実績人数を前記分類ごとに算出する。
このような構成にすることで、複雑な分類条件に対応した実績人数を算出することができる。
本発明の好ましい形態では、前記算出部は、前記分類に含まれない前記入場者を前記実績人数から除外して前記作業予定に対応させる。
このような構成にすることで、分類条件に対応していない実績人数を除外することができる。
本発明の好ましい形態では、前記施工管理システムは、更に表示処理部を備え、
前記表示処理部は、前記算出部による実績人数と、外部から入力された入力実績人数と、を異なる表現態様で表示処理し、その表示処理の結果を送信する。
このような構成にすることで、外部から入力された人数を簡単に確認することができる。
本発明の好ましい形態では、前記算出部は、前記入場者情報に基づく実績人数と、外部から入力された入力実績人数と、を比較し、前記実績人数と前記入力実績人数との実績差異を算出し、その算出結果と、前記作業予定と、を対応させる。
このような構成にすることで、実績差異と作業予定とを対応させて確認することができる。
前記算出部は、前記作業予定と前記実績情報とを比較し、該作業予定と該実績情報との実績差異を算出する。
このような構成にすることで、実績差異と実績情報とを対応させて確認することができる。
前記施工管理システムは、更に書類作成部を備え、
前記職務担当は、前記請負業者に属する個人であり、
前記書類作成部は、前記認証処理結果から特定される前記個人に関する個人情報を、前記施工現場で利用される現場書類に紐づけて出力する。
このような構成にすることで、効率良く現場書類を作成することができる。
前記施工管理システムは、更に表示処理部を備え、
前記職務担当は、前記請負業者に属する個人であり、
前記表示処理部は、前記入場者情報に基づく前記個人に関する個人情報を表示処理する。
このような構成にすることで、施工現場において、個人の入場履歴やスキルなどを確認することができる。
本発明によれば、施工体制を利用して所定の処理を実行することで、施工管理システムに係る新規な技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るシステム構成のブロック図を示す。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置及び端末のハードウェア構成の一例の概略図を示す。 本発明の一実施形態に係る施工管理システムの概略イメージ図を示す。 本発明の一実施形態に係る施工管理システムの処理手順のフローチャートを示す。 本発明の一実施形態に係る施工管理システムで利用される各情報の一例を示す。 本発明の一実施形態に係る施工体制の一例を示す。 本発明の一実施形態に係る施工管理システムで利用される各情報の一例を示す。 本発明の一実施形態に係る施工管理システムにおける作業実績の概略イメージ図を示す。 本発明の一実施形態に係る施工管理システムにおける実績人数の算出の一例を示す。 本発明の一実施形態に係る施工現場における現場書類の一例を示す。
以下、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。図面には好ましい実施形態が示されている。しかし、多くの異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されない。
例えば、本実施形態では施工管理システムの構成、動作等について説明するが、実行される方法、装置、コンピュータプログラム等によっても、同様の作用効果を奏することができる。本実施形態におけるプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一過性の記録媒体として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよい。
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらハードウェア資源によって具体的に実現され得るソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含み得る。
本実施形態において「情報」とは、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行され得る。
広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)及びメモリ(Memory)等を適宜組み合わせることによって実現される回路である。即ち、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等を含むものである。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように施工管理システム1は、情報処理装置10及びデータベースDBを備える。施工管理システム1は、ネットワークNWを介して複数の端末2(図1では符号2(a)~2(c))、及び認証手段3と通信可能に構成されている。
情報処理装置10は、サーバとして動作し、端末2は施工現場に配置されて入場者(例えば作業者)の入退場などに関する情報を得るための端末であり、認証手段3は入場者情報に基づいて認証処理を行うものである。
ネットワークNWは、本実施形態では、IP(Internet Protocol)ネットワークであるが、通信プロトコルの種類に制限はなく、更に、ネットワークの種類、規模にも制限はない。
なお、情報処理装置10として、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能である。また、後述の機能構成要素を複数のコンピュータに実現させ、施工管理システム1を構成することも可能である。
端末2として、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルデバイス等を利用することができる。端末2は、ウェブブラウザアプリケーションを記憶している。本実施形態では、端末2に設けられる撮影手段などにより入場者の顔画像が撮影され、情報処理装置10は端末2から当該顔画像などを含んだ入場者情報を受信する。
認証手段3は、施工現場における作業者の入退場を認証するためのサーバなどである。認証手段3は、情報処理装置10または端末2から入場者情報を受け付け、認証処理結果を情報処理装置10へ送信する。なお、本実施形態では、端末2と認証手段3とがネットワーク接続されているが、例えば端末2の内部に当該認証手段3の機能を備えることもできる。この場合、端末2は、顔画像などを含んだ入場者情報を取得すると共に、その入場者情報に基づいて認証処理結果を得ることができる。
<ハードウェア構成>
図2(a)は、情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、ハードウェア構成として、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、を備える。
制御部11は、CPU等の1又は2以上のプロセッサを含み、本発明に係る施工管理プログラム、OS、その他のアプリケーションを実行することで、情報処理装置10の動作処理全体を制御する。
記憶部12は、HDD、SSD、ROM、RAM等であって、本発明に係る施工管理プログラム及び、制御部11がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。制御部11が、記憶部12に記憶されている施工管理プログラムに基づき、処理を実行することによって、後述する機能構成が実現される。
通信部13は、ネットワークNWとの通信制御を実行して、情報処理装置10を動作させるために必要な入力や、動作結果に係る出力を行う。
図2(b)は端末90(図1における端末2)のハードウェア構成の一例を示す図である。端末90は、ハードウェア構成として、制御部91と、記憶部92と、通信部93と、入力部94と、出力部95と、を備える。
端末90の制御部91は、CPU等の1以上のプロセッサを含み、端末90の動作処理全体を制御する。端末90の記憶部92は、HDD、SSD、ROM、RAM等であって、上述のウェブブラウザアプリケーション並びに、制御部91がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。
端末90の通信部93は、ネットワークとの通信を制御する。端末90の入力部94は、タッチパネル、マウス及びキーボード等であって、ユーザによる操作要求を制御部91に入力する。端末90の出力部95は、ディスプレイ等であって、制御部91の処理の結果等を表示する。
<機能構成>
図2(a)に示すように、情報処理装置10は、機能構成として、送信部101、受信部102、実績管理部103、算出部104、書類作成部105、表示処理部106、を備える。これらは、ソフトウェア(記憶部12に記憶されている)による情報処理が、ハードウェア(制御部11等)によって具体的に実現されたものである。
送信部101は、施工管理に必要な情報を送信する。本実施形態における送信部101は、協力会社などの請負業者に属する個人を識別可能な入場者情報を認証手段3へ送信する。
受信部102は、外部からの各種情報を受け付ける。本実施形態における受信部102は、端末2からの入場者情報や認証手段3による認証処理結果を受信する。
実績管理部103は、入場者情報に基づく実績情報などを管理する。本実施形態における実績管理部103は、認証手段3による認証処理結果から特定される職務担当と、請負業者が紐づけられた施工体制における請負業者の従属関係と、を利用して、施工現場における作業予定と、入場者情報に基づく実績情報と、を対応させる。
算出部104は、施工現場における入退場の実績を実績人数として算出する。本実施形態における算出部104は、職務担当と、作業実績及び/または作業予定に含まれる分類と、従属関係と、に基づいて、施工現場へ入場した実績人数を分類ごとに算出し、その算出結果と、作業予定と、を対応させる。
また、算出部104は、従属関係において最も近い上位請負業者に関する分類に、上位請負業者に対して下位の下位請負業者の入場者を集約して実績人数を算出することができる。さらに算出部104は、認証処理結果から特定される入場者の識別情報及び/または職種情報と、作業実績及び/または作業予定に含まれる分類と、従属関係と、に基づいて、施工現場へ入場した実績人数を分類ごとに算出することができる。
算出部104は、分類に含まれない入場者を実績人数から除外して作業予定に対応させても良い。例えば算出部104は、入場者情報に基づく実績人数と外部から入力された入力実績人数とを比較し、実績人数と入力実績人数との実績差異を算出し、あるいは作業予定と実績情報とを比較し、該作業予定と該実績情報との実績差異を算出することもできる。
書類作成部105は、施工現場で利用される現場書類を作成する。本実施形態における書類作成部105は、認証処理結果から特定される個人(請負業者に属する個人)に関する個人情報を、施工現場で利用される現場書類に紐づけて出力する。
表示処理部106は、施工現場における実績情報などを表示処理する。本実施形態において表示処理部106は、算出部104による実績人数と、外部から入力された入力実績人数と、を異なる表現態様で表示処理する。また、表示処理部106は、入場者情報に基づく個人に関する個人情報を表示処理する。
<データベースDB>
図1のデータベースDBは、ユーザ登録に関する情報、元請会社や協力会社などの会社情報、職務に関する情報、施工現場に関する情報、施工現場における施工体制に関する情報、入場者情報、その他施工管理に必要な情報などを格納する。これらの一部又は全部は、記憶部12等に格納されてもよいし、これらの一部が別のデータベース等に格納されてもよい。
以下、図3~10を参照して、施工管理システム1の説明及び各機能構成要素による処理内容について説明する。
<施工管理システムの概要>
本実施形態に係る施工管理システム1は、施工現場における入場者(作業者)の入場者情報を利用して認証処理を行い、その認証処理結果に基づいて当該施工現場の作業予定や作業実績などを管理するためのシステムである。
図3には、本発明の一実施形態に係る施工管理システムの概略イメージ図を示す。同図に示すように、施工現場Aへ訪れた作業者(請負業者に属する個人)は、当該施工現場Aの入場ゲートなどに設けられた端末2(a)を利用して本人であることを確認するための認証を行う(図3(1)を参照)。本実施形態では、認証手段3を利用して作業者の顔認証が行われる。
この時、端末2(a)は入場者である作業者を撮影し、入場者の顔画像や特徴量(入場者を特定する為の特徴量)などを含んだ入場者情報を取得する。情報処理装置10は、この入場者情報を受信し(図3の(2)を参照)、その後、情報処理装置10は入場者情報を認証手段3へ送信する(図3の(3)を参照)。また、図3の点線矢印で示すように、入場者情報を端末2から直接認証手段3へ送信することもできる(図3の(2a)を参照)。
なお、入場者情報に含まれる特徴量は、撮影された画像を端末2(a)によって特徴量へ変換(特徴量を抽出)し、その後に端末2(a)から情報処理装置10へ送信される構成にしても良いし、あるいは情報処理装置10が入場者情報を受信した後、当該撮影された画像を特徴量に変換してから入場者情報を認証手段3へ送信することもできる。
そして認証手段3によって入場者の認証処理が行われ、情報処理装置10は認証手段3から認証処理結果を受信する(図3(4)を参照)。情報処理装置10は、認証処理結果に基づいて当該施工現場Aにおける入場者の入場を許可する(図3の(5)を参照)。さらに情報処理装置10は、認証手段3による認証処理結果に基づいて、施工現場Aにおける作業予定や作業実績などを管理する(図3の(6)を参照)。
本実施形態における施工管理システムは、概略以上のような流れで各処理を行う。以下、本実施形態に係る施工管理システムの具体的な処理手順について詳しく説明する。
<各種情報の登録>
図4は、一実施形態に係る施工管理システムの処理手順を示すフローチャートである。S201において、本システムのユーザは、事前にユーザ登録をする。図5(a)に示すように、ユーザ登録情報は、ユーザの氏名、連絡先、ユーザが属する会社(請負業者)に関する情報(後述する会社ID)、登録日、などの情報を含んでユーザIDで管理される。
これに加えて、本実施形態では作業者などのユーザが属する元請会社や協力会社などに関する会社情報、現場監督や土木などの職務に関する情報、それぞれの施工現場に関する情報なども事前に登録しておく。図5(b)に示すように、会社情報は、A会社やD建設などの会社名、会社の連絡先、会社の住所、元請会社か協力会社かを示す種別、などを含んで会社IDで管理される。この会社情報には、例えば一人親方などに関する情報を含めることもできる。
また図5(c)に示すように、職務情報は、現場監督、土木、とび、などの職務(職種)、職務の内容に関する情報、を含んで職務IDで管理される。図5(c)では代表的な職務情報(職務マスタ)を示しているが、例えば元請会社ごとにそれぞれの職務情報を記憶部12へ格納しておくこともできる。すなわち、元請会社に対して協力会社などが定まった段階で、元請会社ごとに設けられた職務情報から該当する職務を協力会社へ紐づけることができる。このように複数の職務情報を有する構成にすることで、例えば元請会社ごとに職務の呼び名が異なっていたり、あるいは職務の呼び名が同一であっても異なる職務内容である場合にも柔軟に対応することができる。さらに図5(d)に示すように、施工現場に関する情報は、A施工現場やB施工現場などの現場名、施工現場の住所、施工期間、その他施工現場の作業において必要な情報を含んで施工現場IDで管理される。
S202において、施工現場における施工体制を登録する。本実施形態では、この施工体制を利用して作業実績などを管理する。図6には、本発明の一実施形態に係る施工体制の一例を示す。同図に示すように、施工体制には元請会社と複数の協力会社同士(請負業者)の従属関係が示されている。図6における施工体制は、従属関係等が一目で分かるように図式化して表現されている。図6は、本実施形態における施工体制を理解するための概略イメージであるが、実際には施工現場、元請会社と複数の協力会社同士の従属関係、などを含んだ情報として記憶部12に格納される(図示は省略)。詳細は後述するが、この施工体制には、ユーザに関する情報(ユーザID)や当該ユーザに対する職務(職務ID)が紐づけられる。図6では元請Aに対し、1次から5次までの協力会社、及びその従属関係が、とび、土木、内装などの職務ごとに示されている。
図6では、職務として「とび作業」を行う協力会社として、D建設(1次)、E工務店(2次)が示され、「土木作業」を行う協力会社として、F組(1次)、G工業(2次)、H機工(3次)が示される。また、「内装作業」を行う協力会社として、J内装(1次)、K工務店(2次)、Lハウス(3次)、山田太郎(4次)、佐藤一郎(5次)、中村次郎(5次)が示されている。
また、図6に示すように、施工体制には元請会社や協力会社の情報を含んだ会社情報、及び施工現場の情報などが紐づけられている。このように、施工体制に会社情報や施工現場情報を紐づけることで、協力会社同士の複雑な従属関係が生じ得る施工現場において、施工現場の状況や作業実績を効率良く管理することができる。
そして、図7(a)に示すように施工体制情報(施工体制に関する情報)は、施工現場情報の施工現場ID、会社情報の会社ID、ユーザ情報のユーザID、一次や二次などの会社同士の従属関係に関する情報、親会社の会社ID、職務に関する職務ID、などを含んで施工体制IDで管理される。本実施形態では、この施工体制情報にユーザID、会社ID、施工現場ID、職務IDなどを紐づけることで、施工現場における複雑な従属関係や職務等を効果的に管理することができる。また、施工管理情報には入場者IDを紐づけることもできる。
<認証処理>
図4のS203において、情報処理装置10の送信部101は入場者の入場者情報を認証手段3へ送信する。本実施形態では、情報処理装置10の受信部102が入場者情報を端末2から受信した後に、送信部101はその入場者情報を認証手段3へ送信する。
入場者情報は、例えば協力会社などの請負業者に属する個人を識別可能な情報である。図7(b)に示すように、入場者情報は、入場者の顔画像や入場者を識別するための特徴量、施工現場への入退場を記録した入場者記録、などを含んで入場者IDで管理される。この入場者情報に基づいて、認証手段3が認証処理などを行う。
本実施形態における認証手段3は、あらかじめ当該認証手段3に格納される認証情報に基づいて認証処理を行う。例えば図7(c)に示すように、認証情報として、ユーザID、施工体制ID、顔画像や特徴量などの認証画像、本人であるか否かを示す認証処理の結果、などに入場者IDが紐づけられて、認証IDで管理される。例えば、入場者情報に含まれる顔画像と認証画像とを比較することで、本人認証を行うことができる。この認証情報は、情報処理装置10の記憶部12及び端末2にも格納される。
図4のS204において、情報処理装置10の受信部102は、認証手段3による認証処理結果を受信する。図3に示したように情報処理装置10は、この認証処理結果に基づいて入場者の入場を許可する信号を端末2へ送信することができる。
S205において、情報処理装置10の実績管理部103は、認証処理結果から職務担当を特定する。この認証処理結果には、例えば施工現場において正当な入場者であるか否かを示す認証に関する情報、及びユーザIDなどが含まれる。
本実施形態では認証処理結果から、職務担当として請負業者に属する個人を特定することもできるし、あるいは、個人は特定せずに、当該個人の入場者情報に基づいて職務担当として協力会社(例えば図6におけるE工務店やJ内装など)を特定することもできる。例えば、図6に示される「1人親方」も、認証処理結果から職務担当として特定することができる。つまり、本実施形態における職務担当は、個人や協力会社(1人親方)などである。
S206において、実績管理部103は、施工現場における作業予定と入場者情報に基づく実績情報とを対応させる。具体的には、実績管理部103は、認証処理結果から特定される職務担当と、請負業者が紐づけられた施工体制における請負業者の従属関係と、を利用して、施工現場における作業予定と、入場者情報に基づく実績情報と、を対応させる。
なお、本明細書における実績情報は、施工現場における入場者の人数、職務担当が実施した作業内容や作業時間、当該施工現場においてその日に行われた作業に関して作業実績などを管理するために必要な情報も含んだ広義の意味で用いられる。
上記のとおり本実施形態における実績情報には、施工現場へ入場した入場者の人数(実績人数)を含む。情報処理装置10の算出部104は、職務担当と、作業予定や作業実績に含まれる協力会社ごとに示される分類と、施工体制における協力会社同士の従属関係と、に基づいて、実績人数を分類ごとに算出する。算出部104は、その算出結果と、作業予定と、を対応させる。
このように本実施形態では、施工体制を利用してS201~S206までの所定の処理を実行することで、簡単且つ効率良く施工現場における作業実績の管理を実現することができる。以下、作業実績について詳しく説明する。
<作業実績>
図8には、本発明の一実施形態に係る施工管理システムにおける作業実績の概略イメージ図を示す。作業実績は、施工現場におけるその日の実績人数や作業内容を管理するために利用される。
図8に示すように、施工現場では、作業工程やスケジュール等を作業予定として管理している。この作業予定は、例えば前日までに計画されたスケジュール(作業計画)などである。実績管理部103は、前日までに計画された工程やスケジュール及び施工体制に基づいて施工現場における作業予定を作成することができる。
作業実績には、作業予定に示される職務や当該職務に対する予定人数、協力会社の従属関係など(1次、2次など)の情報を反映させる。例えば図8における作業予定には「[1次]J内装 施工管理 1名」、「[2次]K工務店 壁ボード 3名」という予定が示され、これらの予定が作業実績に反映(コピー)されている。なお、作業予定の予定人数などが作業実績に反映される段階では、作業実績における実績人数は空白の状態である。図8では、作業予定に示される各情報を作業実績に反映させているが、例えば作業予定を作成(及び登録)せずに、作業実績に各情報を直接入力することもできる。
上記のとおり、算出部104は実績情報として実績人数(入場者実績)を算出することができる。例えば図8では、「[1次]J内装 1名(施工管理)」、「[2次]K工務店 3名(壁ボード)」、「[5次]中村次郎 1名(壁ボード)」の入場者実績、すなわち入場者実績合計が5名であることが分かる。
そして作業実績には、入場者実績に基づいて、「[1次]J内装 施工管理 1名」の予定人数に対し、「1人」の実績人数が反映され、「[2次]K工務店 壁ボード 3名」に対して「4人」の実績人数が反映されている。算出部104は、入場者実績における「[5次]中村次郎 1名(壁ボード)」として認証された実績人数を「[2次]K工務店 壁ボード 3人」に加算して実績人数を「4人」として算出している。
すなわち、本実施形態では、作業実績(または作業予定)に定められた協力会社ごとの分類に基づいて実績人数を反映することができる。算出部104は、施工体制における従属関係を利用して、分類ごとに実績人数を算出することができる。このように本システムでは、分類ごとに実績人数を反映する仕組みにすることで、施工現場ごとのルールや基準に対応して柔軟に作業実績を作成、管理することができる。
<実績人数の算出の一例>
図9には、本発明の一実施形態に係る施工管理システムにおける実績人数の算出の一例を示す。図9(a)では入場者実績として、「1次 A社 入場者 1名」、「2次 B社 入場者 2名」、「3次 C社 入場者 1名」、「2次 D社 入場者 3名」、の入場者実績が得られている。そして作業実績における分類(人数が反映される枠)は「1次 A社」であるため、作業実績にはA社に集約した人数7名(人工7名)が算出される。
つまり、算出部104は、従属関係において最も上位の請負業者(1次協力会社、上位請負業者とも呼ぶ)に関する分類に、下位の請負業者(2次協力会社や3次協力会社、下位請負業者とも呼ぶ)の入場者を集約して実績人数を算出することができる。
図9(b)では、入場者実績が図9(a)と同じである一方、作業実績における分類は「1次 A社」、「2次 B社」の2種類である。この場合、算出部104は「1次 A社 人工4名」、「2次 B社 人工3名」として実績人数を算出している。
つまり、算出部104は、1次協力会社であるA社の入場者1名に2次協力会社であるD社の入場者3名を集約し、2次協力会社であるB社の入場者2名に3次協力会社であるC社の入場者1名を集約して実績人数を算出している。
図9(b)において算出部104は、施工体制の従属関係において最も近い上位請負業者に関する分類に、上位請負業者に対して下位の下位請負業者の入場者を集約して実績人数を算出している。
図9(c)では、入場者実績として「1次 A社 入場者 1名」、「2次 B社 入場者 2名」、「3次 C社 入場者 1名」、の入場者実績が得られている。そして作業実績に用意されている分類(太枠表示)は「2次 B社」であるため、算出部104はB社の入場者2名に3次協力会社であるC社の入場者1名を集約して実績人数3名(人工3名)として算出している。
ここで、1次協力会社であるA社の人数の取り扱いについて説明する。上記のように図9(c)では、作業実績に用意されている分類は2次協力会社であるB社である(2次協力会社であるB社には、上位の1次協力会社であるA社の人数は集約されない)。しかしながら実際には1次協力会社であるA社の入場者1名の入場者実績を得ている。このように人数を入れる枠(分類)がない場合、本実施形態では作業実績に当該実績人数を反映させないようにしている。
すなわち、算出部104は、分類に含まれない入場者を実績人数から除外し、実績人数と作業予定とを対応させる。算出部104は、作業予定がコピーされた作業実績に、A社の入場者実績を除外して実績人数を反映させている。
図9(d)では、入場者実績として「1次 A社 入場者 1名」、「2次 B社 入場者 3名」、「1次 C社 入場者 1名」、「2次 A社 入場者 2名」、の入場者実績が得られ、A社は1次と2次の両方に分類されている。このように、例えば1次協力会社としてA社は土木作業を行い、且つ、A社が2次協力会社として内装作業を行うこともあり得る。
本実施形態ではこのような場合であっても図9(d)に示すように、算出部104は作業実績の分類ごとに「1次 A社 人工4名」、「1次 C社 人工3名」として実績人数を算出することができる。
すなわち、算出部104は、認証処理結果から特定される入場者の識別情報及び/または職種情報と、作業実績及び/または作業予定に含まれる分類と、施工体制の従属関係と、に基づいて、施工現場へ入場した実績人数を分類ごとに算出することができる。
また、算出部104は、入場者情報に基づく実績人数と、外部から入力された実績人数(入力実績情報と呼ぶ)と、を比較し、実績人数と入力実績人数との実績差異を算出し、その算出結果と、を作業予定と、を対応させることができる。さらに算出部104は、算出部は、作業予定と実績情報とを比較し、作業予定と実績情報との実績差異を算出することもできる。このような構成にすることで、実績人数や実績情報などにおける実績差異を簡単に確認することができる。
<現場書類の作成>
本実施形態における情報処理装置10は、書類作成部105及び表示処理部106を備える(図2(a)を参照)。例えば、職務担当として請負業者(協力会社)に属する個人を特定する場合、書類作成部105は認証処理結果から特定される個人に関する個人情報を、施工現場で利用される現場書類に紐づけて出力することができる。
例えば、所定条件に基づいた安全書類(KY用紙)や作業日誌に個人情報を紐づけて、すわなち、安全書類などのフォーマットに、請負業者に属する個人を特定する氏名や職務をあらかじめ反映させることで、個人の氏名等が入力された安全書類を簡単に作成することができる。
図10には、本発明の一実施形態に係る施工現場における現場書類の一例を示す。図10には、現場書類の一例として、KY記録表(上記の安全書類)の概略イメージを示す。図10(a)に示すように、KY記録表には各作業場所や作業内容に対する作業リスク等が表示されると共に、KY参加者が表示される。作業者は、例えば安全ミーティングやKY活動後の時間においてg参加者(自署)の欄にそれぞれ自分の氏名などを記入する必要がある。
これに対し、本実施形態では図10(b)に示すように、書類作成部105は認証手段3による認証処理結果から特定される個人に関する個人情報(図10(b)では氏名)を、あらかじめKY記録表に紐づけて出力し、あるいは表示処理部106は当該KY記録表を表示処理し、その表示処理の結果を端末2などに送信することができる。その結果、従来は手書きで対応していたKY参加者(自署)欄への氏名等の記入を省略することができる。例えば、書類作成部105は、請負業者同士の従属関係に基づく情報や個人のスキル等に関する情報を管理するための現場書類を作成(出力)することもできる。
また、本実施形態における表示処理部106は、請負業者に属する個人の個人情報(例えば職務の経験年数や保有資格の情報など)を表示処理することもできる。このように個人の保有資格などのスキルを表示処理することで、例えば元請会社や現場監督は作業予定などを作成、管理する際に当該個人情報を効果的に活用することができる。
以上のように本発明に係る施工管理システム1によれば、施工体制における請負業者の従属関係等を利用して所定の処理を実行することで、施工現場における作業実績や作業予定を効果的に管理することができる。
また、本実施形態では主に施工現場における作業実績について説明したが、本施工管理システム1を作業実績以外の他の管理に利用する場合にも本発明と同様の効果を得ることができる。
1 施工管理システム
2 端末
3 認証手段
10 情報処理装置
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
90 端末(端末2)
91 制御部
92 記憶部
93 通信部
94 入力部
95 出力部
101 送信部
102 受信部
103 実績管理部
104 算出部
105 書類作成部
106 表示処理部
NW ネットワーク

Claims (12)

  1. 施工現場における作業実績を管理する施工管理システムであって、
    前記施工管理システムは、送信部と、受信部と、実績管理部と、を備え、
    前記送信部は、請負業者に属する個人を識別可能な入場者情報を認証手段へ送信し、
    前記受信部は、前記認証手段による認証処理結果を受信し、
    前記実績管理部は、前記認証処理結果から特定される職務担当と、前記請負業者が紐づけられた施工体制における前記請負業者の従属関係と、を利用して、前記施工現場における作業予定と、前記入場者情報に基づく実績情報と、を対応させる、
    施工管理システム。
  2. 前記施工管理システムは、更に算出部を備え、
    前記実績情報は、前記施工現場へ入場した入場者の実績人数を含み、
    前記算出部は、前記職務担当と、前記作業実績及び/または前記作業予定に含まれる分類と、前記従属関係と、に基づいて、前記実績人数を前記分類ごとに算出し、その算出結果と、前記作業予定と、を対応させる、
    請求項1に記載の施工管理システム。
  3. 前記算出部は、前記従属関係において最も近い上位請負業者に関する前記分類に、前記上位請負業者に対して下位の下位請負業者の前記入場者を集約して前記実績人数を算出する、
    請求項2に記載の施工管理システム。
  4. 前記分類は、前記入場者の識別情報及び/または職種情報を含み、
    前記算出部は、前記認証処理結果から特定される前記入場者の識別情報及び/または職種情報と、前記作業予定に含まれる分類と、前記従属関係と、に基づいて、前記実績人数を前記分類ごとに算出する、
    請求項2に記載の施工管理システム。
  5. 前記算出部は、前記分類に含まれない前記入場者を前記実績人数から除外して前記作業予定に対応させる、
    請求項2に記載の施工管理システム。
  6. 前記施工管理システムは、更に表示処理部を備え、
    前記表示処理部は、前記算出部による実績人数と、外部から入力された入力実績人数と、を異なる表現態様で表示処理し、その表示処理の結果を送信する、
    請求項2に記載の施工管理システム。
  7. 前記算出部は、前記入場者情報に基づく実績人数と、外部から入力された入力実績人数と、を比較し、前記実績人数と前記入力実績人数との実績差異を算出し、その算出結果と、前記作業予定と、を対応させる、
    請求項2に記載の施工管理システム。
  8. 前記算出部は、前記作業予定と前記実績情報とを比較し、該作業予定と該実績情報との実績差異を算出する、
    請求項2に記載の施工管理システム。
  9. 前記施工管理システムは、更に書類作成部を備え、
    前記職務担当は、前記請負業者に属する個人であり、
    前記書類作成部は、前記認証処理結果から特定される前記個人に関する個人情報を、前記施工現場で利用される現場書類に紐づけて出力する、
    請求項1~8の何れかに記載の施工管理システム。
  10. 前記施工管理システムは、更に表示処理部を備え、
    前記職務担当は、前記請負業者に属する個人であり、
    前記表示処理部は、前記入場者情報に基づく前記個人に関する個人情報を表示処理する、
    請求項1または請求項2に記載の施工管理システム。
  11. 施工現場における作業実績を管理する施工管理システムが実行する施工管理方法であって、
    前記施工管理システムは、送信部と、受信部と、実績管理部と、を備え、
    前記送信部が、請負業者に属する個人を識別可能な入場者情報を認証手段へ送信するステップと、
    前記受信部が、前記認証手段による認証処理結果を受信するステップと、
    前記実績管理部が、前記認証処理結果から特定される職務担当と、前記請負業者が紐づけられた施工体制における前記請負業者の従属関係と、を利用して、前記施工現場における作業予定と、前記入場者情報に基づく実績情報と、を対応させるステップと、を含む、
    施工管理方法。
  12. 施工現場における作業実績を管理する施工管理プログラムであって、
    コンピュータを、送信部と、受信部と、実績管理部と、として機能させ、
    前記送信部は、請負業者に属する個人を識別可能な入場者情報を認証手段へ送信し、
    前記受信部は、前記認証手段による認証処理結果を受信し、
    前記実績管理部は、前記認証処理結果から特定される職務担当と、前記請負業者が紐づけられた施工体制における前記請負業者の従属関係と、を利用して、前記施工現場における作業予定と、前記入場者情報に基づく実績情報と、を対応させる、
    施工管理プログラム。
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