JP2024071055A - 射出成形装置および樹脂製薄厚シート部材の製造方法 - Google Patents

射出成形装置および樹脂製薄厚シート部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂製薄厚シート部材を薄厚化する。【解決手段】薄肉部と、厚さが薄肉部の厚さよりも厚い厚肉部とを有する樹脂製薄厚シート部材を製造するための射出成形装置100は、第1金型111と、第1金型111に対向するように配置されると共に、厚肉部に対応する第1キャビティ121を第1金型111との間に形成する第2金型112と、第1金型111に対向するように、かつ、第2金型112に隣り合うように配置されると共に、第2キャビティ122を第1金型111との間に形成する第3金型113と、第3金型113を第1金型111側に駆動して、第2キャビティ122を圧縮して薄肉部に対応させる駆動機構150とを備える。第1金型111には、第1キャビティ121に連通する第1ゲートG1と、第2キャビティ122に連通する第2ゲートG2とが設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、射出成形装置および樹脂製薄厚シート部材の製造方法に関する。
従来、部分的に薄肉部を有する合成樹脂の成形品を成形するための射出成形装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この射出成形装置は、雄型と雌型とを有し、雄型と雌型のいずれか一方に成形品の薄肉部に対応した形状の摺動ブロックが配された金型を備えている。この射出成形装置では、摺動ブロックを後退させた状態で金型内のキャビティに溶融樹脂の射出を行った後、摺動ブロックをキャビティ内に前進させることにより、溶融樹脂を圧縮して薄肉部を成形する。
特開平1-184114号公報
従来の射出成形装置では、キャビティにおいて薄肉部に対応する部分とは異なる周縁から溶融樹脂をキャビティに供給する。このため、キャビティにおいて薄肉部に対応する部分に溶融樹脂が流入するまでに時間がかかり、溶融樹脂の温度が低下することによる溶融樹脂の固化(以下、冷却固化という)が進むことがある。溶融樹脂の冷却固化が進むと、溶融樹脂を圧縮しにくくなり、成形品を薄厚化できないことがある。
本発明は、樹脂製薄厚シート部材を薄厚化できる射出成形装置および樹脂製薄厚シート部材を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、薄肉部と、厚さが前記薄肉部の厚さよりも厚い厚肉部とを有する樹脂製薄厚シート部材を製造するための射出成形装置であって、第1金型と、前記第1金型に対向するように配置されると共に、前記厚肉部に対応する第1キャビティを前記第1金型との間に形成する第2金型と、前記第1金型に対向するように、かつ、前記第2金型に隣り合うように配置されると共に、第2キャビティを前記第1金型との間に形成する第3金型と、前記第3金型を前記第1金型側に駆動して、前記第2キャビティを圧縮して前記薄肉部に対応させる駆動機構とを備え、前記第1金型には、前記第1キャビティに連通する第1ゲートと、前記第2キャビティに連通する第2ゲートとが設けられている、射出成形装置を提供する。
この構成によれば、第2キャビティに連通する第2ゲートを介して溶融樹脂が第2キャビティ内に供給される。このため、第1ゲートを介して第1キャビティに供給された溶融樹脂が第1キャビティ内を通って第2キャビティ内に供給される場合と比較して、高い温度の溶融樹脂が第2キャビティに供給される。その結果、第3金型により第2キャビティを圧縮しやすくなり、樹脂製薄厚シート部材を薄厚化できる。
一実施形態の射出成形装置は、前記第1ゲートを介して前記第1キャビティ内へ供給される溶融樹脂の量を調整する第1調整機構と、前記第2ゲートを介して前記第2キャビティ内へ供給される溶融樹脂の量を調整する第2調整機構と、前記第1調整機構、前記第2調整機構、および前記駆動機構を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記第2ゲートから前記第2キャビティへの溶融樹脂の供給後、前記第1ゲートから前記第1キャビティへ溶融樹脂の供給中に、前記駆動機構による前記第2キャビティの圧縮が行われるように、前記第1調整機構、前記第2調整機構、および前記駆動機構を制御する。
第2キャビティの圧縮後に第1キャビティへの溶融樹脂の供給を行うと、第2キャビティの圧縮により圧延されて冷却固化が進行した溶融樹脂と第1キャビティに供給された溶融樹脂との間に界面が形成される。上記界面の温度が低いと、上記界面にウェルドラインが発生し、製造された樹脂製薄厚シート部材の強度が低下することがある。これに対して、この構成では、第1ゲートから第1キャビティへ溶融樹脂の供給中に、第2キャビティの圧縮が行われるので、第2キャビティ内の溶融樹脂と第1キャビティ内の溶融樹脂との間の界面の温度低下が抑制され、ウェルドラインの発生が抑制されるので、製造された樹脂製薄厚シート部材の強度の低下を抑制できる。
一実施形態では、前記第1キャビティの厚さは、前記第2キャビティの厚さよりも厚い。
一実施形態では、前記第1ゲートは、前記第2金型に対向しており、前記第2ゲートは、前記第3金型に対向している。
一実施形態では、前記第2ゲートの数は、1個である。
本発明の第2の態様は、薄肉部と、厚さが前記薄肉部の厚さよりも厚い厚肉部とを有する樹脂製薄厚シート部材を製造するための樹脂製薄厚シート部材の製造方法であって、第1金型と、この第1金型に対向するように配置された第2金型とを閉じて、前記厚肉部に対応する第1キャビティを前記第1金型と前記第2金型との間に形成することと、前記第1金型と、前記第1金型に対向するように、かつ、前記第2金型に隣り合うように配置された第3金型とを閉じて、第2キャビティを前記第1金型と前記第3金型との間に形成することと、前記第1キャビティおよび前記第2キャビティへ溶融樹脂を供給すると共に、前記第3金型を前記第1金型側に駆動機構で駆動して、前記第2キャビティを圧縮して前記薄肉部に対応させることとを有し、前記第1キャビティへの溶融樹脂の供給は、前記第1金型に設けられて前記第1キャビティに連通する第1ゲートを介して行う一方、前記第2キャビティへの溶融樹脂の供給は、前記第1金型に設けられて前記第2キャビティに連通する第2ゲートを介して行う、樹脂製薄厚シート部材の製造方法を提供する。
この構成によれば、第2キャビティに連通する第2ゲートを介して溶融樹脂が第2キャビティ内に供給される。このため、第1ゲートを介して第1キャビティに供給された溶融樹脂が第1キャビティ内を通って第2キャビティ内に供給される場合と比較して、高い温度の溶融樹脂が第2キャビティに供給される。その結果、第3金型により第2キャビティを圧縮しやすくなり、薄厚の樹脂製薄厚シート部材を製造できる。
前記第2ゲートから前記第2キャビティへの溶融樹脂の供給後、前記第1ゲートから前記第1キャビティへ溶融樹脂の供給中に、前記第2キャビティの圧縮が行われてもよい。
第2キャビティの圧縮後に第1キャビティへの溶融樹脂の供給を行うと、第2キャビティの圧縮により圧延されて冷却固化が進行した溶融樹脂と第1キャビティに供給された溶融樹脂との間に界面が形成される。上記界面の温度が低いと、上記界面にウェルドラインが発生し、製造された樹脂製薄厚シート部材の強度が低下することがある。これに対して、この構成では、第1ゲートから第1キャビティへ溶融樹脂の供給中に、第2キャビティの圧縮が行われるので、第2キャビティ内の溶融樹脂と第1キャビティ内の溶融樹脂との間の界面の温度低下が抑制され、ウェルドラインの発生が抑制されるので、製造された樹脂製薄厚シート部材の強度の低下を抑制できる。
本発明によれば、樹脂製薄厚シート部材を薄厚化できる。
本発明の実施形態に係るシート部材の斜視図。 図1のII-II線に沿った断面図。 本発明の実施形態に係る射出成形装置の構成を示す模式的な断面図。 本発明の実施形態に係る金型の上面図。 本発明の実施形態に係る射出成形装置の動作を示すタイムチャート。 本発明の実施形態に係る射出成形中の射出成形装置の断面図。 本発明の実施形態に係る射出成形中の射出成形装置の断面図。 本発明の実施形態に係る射出成形中の射出成形装置の断面図。 比較例に係る射出成形装置の模式的な断面図。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る樹脂製薄厚シート部材1(以下、単にシート部材1という)の模式的な斜視図である。図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。シート部材1は、熱可塑性樹脂の射出成形により製造される。
図1および図2を参照すると、シート部材1は、薄肉部2と、薄肉部2に連なって設けられた厚肉部3とを備える。シート部材1の全体的な形状は、矩形板状である。
薄肉部2は、上面視で矩形状である。薄肉部2の厚みTa1は、例えば、0.5mmである。
厚肉部3は、上面視で矩形枠状である。厚肉部3の厚みTa2は、薄肉部2の厚みTa1よりも厚い。厚肉部3の厚みTa2は、例えば、3.0mmである。厚肉部3は、薄肉部2を取り囲むように配置されている。言い換えれば、上面視で、厚肉部3の内側に薄肉部2が配置されている。
次に、図3および図4を参照して、本実施形態のシート部材1を製造するための射出成形装置100を説明する。図3は、本実施形態の射出成形装置100の模式的な断面図である。図4は、後述する金型110の上面図である。
図3を参照すると射出成形装置100は、金型110を備える。
金型110は、固定金型111と、固定金型111の下に配置された可動金型112と、固定金型111の下に配置された圧縮金型113とを備える。本実施形態では、固定金型111は、上型であり、可動金型112および圧縮金型113は、固定金型111の下に配置された下型である。固定金型111は、本発明の第1金型の一例である。可動金型112は、本発明の第2金型の一例である。圧縮金型113は、本発明の第3金型の一例である。
固定金型111と可動金型112と圧縮金型113とにより、シート部材1(図1に示す)を成形するための空間であるキャビティ120が画定される。キャビティ120は、シート部材1の厚肉部3を成形するための第1キャビティ121と、シート部材1の薄肉部2を成形するための第2キャビティ122とを有する。このキャビティ120には、固定金型111に設けられた第1スプルー130Aおよび第2スプルー130Bを介して、溶融状態の樹脂(以下、単に溶融樹脂という)が注入される。
以下の説明において、第1スプルー130Aおよび第2スプルー130Bのそれぞれを特に区別する必要がない場合、これらのうちの1つを単にスプルー130という場合がある。
スプルー130は、スプルー本体131と、バルブピン132と、アクチュエータ133とを備える。
スプルー本体131は、略円筒状の部材である。スプルー本体131には、図示しない樹脂供給装置から溶融樹脂が供給される。スプルー本体131の内部は、溶融樹脂が通過可能になっており、スプルー本体131の先端部においてキャビティ120と流体的に連通している。具体的には、第1スプルー130Aのスプルー本体131の先端部に、スプルー本体131の内部と第1キャビティ121とを流体的に連通する第1ゲートG1が形成されている。つまり、本実施形態の第1ゲートG1は、所謂ダイレクトゲートである。また、第2スプルー130Bのスプルー本体131の先端部に、スプルー本体131の内部と第2キャビティ122とを流体的に連通する第2ゲートG2が形成されている。つまり、本実施形態の第2ゲートG2は、所謂ダイレクトゲートである。固定金型111と可動金型112とが型締めされている状態の場合にのみ溶融樹脂がスプルー本体131を介してキャビティ120内に供給される。
バルブピン132は、スプルー本体131の内部に配置された棒状の部材である。バルブピン132は、スプルー本体131の軸方向の移動可能になっている。具体的には、バルブピン132は、スプルー本体131の内部とキャビティ120内との流体的な連通を遮断する位置と、スプルー本体131の内部とキャビティ120内との流体的な連通を許容する位置とに移動可能である。
アクチュエータ133は、バルブピン132をスプルー本体131の軸方向に移動させる。アクチュエータ133は、バルブピン132に機械的に接続されている。アクチュエータ133は、例えば、エアシリンダである。
以下の説明において、第1ゲートG1および第2ゲートG2のそれぞれを特に区別する必要がない場合、これらのうちの1つを単にゲートGという場合がある。本実施形態のゲートGは、所謂バルブゲートである。言い換えれば、射出成形装置100には、ゲートGを介してキャビティ120へ供給する溶融樹脂の量を調整する調整機構が設けられている。本実施形態では、第1スプルー130Aのバルブピン132とアクチュエータ133とにより、第1ゲートG1を介して第1キャビティ121へ供給する溶融樹脂の量を調整する第1調整機構が構成されている。また、本実施形態では、第2スプルー130Bのバルブピン132とアクチュエータ133とにより、第2ゲートG2を介して第2キャビティ122へ供給する溶融樹脂の量を調整する第2調整機構が構成されている。
第1ゲートG1は、第1キャビティ121に流体的に連通している。第1ゲートG1は、可動金型112に対向して配置されている。
第2ゲートG2は、後述する第2キャビティ122に流体的に連通している。第2ゲートG2は、圧縮金型113に対向して配置されている。
可動金型112は、固定金型111に上下方向に対向するように配置されている。可動金型112は、固定金型111との間に、シート部材1の厚肉部3(図1に示す)に対応する第1キャビティ121を形成する。可動金型112は、固定金型111に近づくように移動したり、固定金型111から離れるように移動したりすることが可能となっている。本実施形態では、可動金型112は、固定金型111と可動金型112とが対向する方向、つまり上下方向に移動可能である。
射出成形装置100は、固定金型111と可動金型112とを開閉する開閉機構140を有する。開閉機構140は、固定金型111と可動金型112とが対向する方向、つまり上下方向に可動金型112を駆動する。開閉機構140は、可動金型112に機械的に接続されている。開閉機構140は、例えば、油圧シリンダである。
圧縮金型113は、固定金型111と上下方向に対向するように配置されている。圧縮金型113は、固定金型111との間に、シート部材1の薄肉部2を成形するための第2キャビティ122を形成する。圧縮金型113は、可動金型112に隣り合うように配置されている。圧縮金型113は、可動金型112に取り付けられており、可動金型112に対して相対的に移動可能になっている。圧縮金型113は、固定金型111に近づくように移動したり、固定金型111から離れるように移動したりすることが可能となっている。本実施形態では、圧縮金型113は、固定金型111と圧縮金型113とが対向する方向、つまり上下方向に移動可能である。圧縮金型113が固定金型111側に移動することで、圧縮金型113は、第2キャビティ122を圧縮してシート部材1の薄肉部2(図1に示す)に対応させる。
図3では、圧縮金型113は、圧縮金型113の成形面と可動金型112の成形面とが平坦になるように、可動金型112と位置合わせされている。つまり、図3では、圧縮金型113の成形面と可動金型112の成形面とは、面一になっている。以下の説明において、圧縮金型113が図3に示す位置にあるとき、圧縮金型113が基準位置にあるという場合がある。一方で、圧縮金型113が第2キャビティ122を圧縮してシート部材1の薄肉部2に対応させる位置(図8に示す位置)にあるとき、圧縮金型113が圧縮位置にあるという場合がある。なお、圧縮金型113が基準位置にあるときに、圧縮金型113の成形面と可動金型112の成形面とは面一になっていなくてもよい。
射出成形装置100は、圧縮金型113を固定金型111側に駆動して、第2キャビティ122を圧縮して薄肉部2に対応させる駆動機構150を備える。駆動機構150は、固定金型111と圧縮金型113とが対向する方向、つまり上下方向に圧縮金型113を駆動する。駆動機構150は、圧縮金型113を上側、つまり固定金型111側に向けて押すように構成されている。駆動機構150は、例えば、油圧シリンダである。
射出成形装置100は、制御部160を備える。制御部160は、第1スプルー130A(詳細には、第1調整機構)、第2スプルー130B(詳細には、第2調整機構)、開閉機構140、駆動機構150、および図示しない樹脂供給装置と電気的に接続されている。
制御部160は、第1ゲートG1および第2ゲートG2の開閉を制御する。具体的には、制御部160は、スプルー130のバルブピン132の動作を制御する。これにより、制御部160は、ゲートGの開閉のタイミングおよび溶融樹脂の射出量を制御する。
制御部160は、開閉機構140の動作を制御する。これにより、制御部160は、金型110の開閉のタイミングを制御する。
制御部160は、駆動機構150の動作を制御する。これにより、制御部160は、圧縮金型113の動作タイミング、および圧縮圧力を制御する。
制御部160は、樹脂供給装置からスプルー130に供給される溶融樹脂の温度および圧力を制御する。これにより、制御部160は、ゲートGからキャビティ120内に供給される溶融樹脂の射出速度を制御する。
図3および図4を参照すると、第1キャビティ121は、厚肉部3(図1に示す)と実質的に同一の寸法および形状を有する。図4に示すように、第1キャビティ121は、上面視で矩形枠状である。図3に示すように、第1キャビティ121の厚みTb1は、厚肉部3の厚みTa2と実質的に同一である。つまり、第1キャビティ121の厚みTb1は、例えば、3.0mmである。
第2キャビティ122は、図4に示すように、上面視で薄肉部2(図1に示す)と同一の寸法および形状を有する。具体的には、第2キャビティ122は、上面視で矩形状である。一方で、第2キャビティ122の厚みTb2は、圧縮金型113の位置により変化する。第2キャビティ122の厚みTb2は、圧縮金型113が最も固定金型111側に近づいた位置、つまり圧縮位置にあるとき、薄肉部2の厚みTa1と実質的に同一である。また、第2キャビティ122の厚みTb2は、圧縮金型113が圧縮位置から下方に(つまり、固定金型111から離れる方向に)移動したとき、薄肉部2の厚みTa1よりも厚くなる。例えば、第2キャビティ122の厚みTb2は、圧縮金型113が基準位置にあるとき、薄肉部2の厚みTa1よりも厚い。
図4に示すように、本実施形態では、4個の第1ゲートG1および1個の第2ゲートG2が金型110に設けられている。第1ゲートG1は、上面視で矩形枠状である第1キャビティ121の各辺の中央に1個ずつ配置されている。第2ゲートG2は、上面視で矩形状である第2キャビティ122の中央部に配置されている。ここで、本実施形態における第2キャビティ122の中央部とは、第2キャビティ122の上面視における2本の対角線の交点を示す。第2キャビティ122の中央部は、これに限定されず、上面視で、第2キャビティ122の外形に対して、例えば相似比1/3の相似形であって、第2キャビティ122と同心に配置された図形の内側領域であってもよい。
次に、図5を参照して、本実施形態のシート部材1を製造するための製造方法を説明する。図5は、本実施形態のシート部材1を製造するときの射出成形装置100の動作を表すタイムチャートである。具体的には、図5は、本実施形態のシート部材1を製造するときの第1ゲートG1の開閉と、第2ゲートG2の開閉と、圧縮金型113のストロークと、圧縮金型113の圧縮圧力の時間推移を示す。ここで、圧縮金型113のストロークとは、基準位置からの上下方向における圧縮金型113の移動量を示す。圧縮金型113のストロークは、圧縮金型113が基準位置にあるとき、0[mm]を示し、圧縮金型113が圧縮位置にあるとき、S[mm]を示す。圧縮金型113が圧縮位置にあるときの圧縮金型113のストロークSは、例えば3[mm]である。
まず、時刻t0において、第2ゲートG2を開く。その後、時刻t0から時刻t1まで、第2ゲートG2を開いて第2キャビティ122内に溶融樹脂を射出する。このとき、第1ゲートG1は、閉じており、圧縮金型113は、基準位置にある。
図6は、時刻t0から時刻t1までのある時点での射出成形装置100の模式的な断面図である。図6を参照すると、固定金型111と可動金型112とが型締めされている状態で、第2ゲートG2を開いて溶融樹脂を第2キャビティ122内に供給している。第2ゲートG2を介した溶融樹脂の射出量は、後述する圧縮金型113による第2キャビティ122の圧縮により第2キャビティ122内の溶融樹脂が第1キャビティ121内に漏れないように調整されてもよい。また、第2ゲートG2を介した溶融樹脂の射出量は、後述する圧縮金型113による第2キャビティ122の圧縮により第2キャビティ122内の溶融樹脂が第1キャビティ121内に漏れるように調整されてもよい。この場合、シート部材1にウェルドラインが発生した場合であっても、ウェルドラインが厚肉部3に形成されるため、ウェルドラインが薄肉部2に形成される場合と比較して、製造されたシート部材1の強度の低下を抑制することができる。
次に、時刻t1において、第2ゲートG2を閉じて第2キャビティ122内への溶融樹脂の射出を止める一方、第1ゲートG1を開いて第1キャビティ121内への溶融樹脂の射出を開始するとともに、圧縮金型113を駆動して第2キャビティ122の圧縮を開始する。その後、時刻t1から時刻t2まで、第1ゲートG1を開いて第1キャビティ121内へ溶融樹脂を射出するとともに、圧縮金型113を駆動して第2キャビティ122を圧縮する。つまり、第1ゲートG1を介した第1キャビティ121内への溶融樹脂の射出と、圧縮金型113による第2キャビティ122の圧縮とを並行して行う。図7は、時刻t1から時刻t2までのある時点での射出成形装置100の模式的な断面図である。
そして、時刻t2において、第1ゲートG1を開いたまま、第1ゲートG1を介した第1キャビティ121内への溶融樹脂の射出から、第1キャビティ121内の溶融樹脂の保圧に移行する。具体的には、制御部160は、時刻t1から時刻t2までは、溶融樹脂の射出速度を制御するのに対して、時刻t2から時刻t3までは、第1キャビティ121内の溶融樹脂に加える圧力、つまり溶融樹脂を射出する圧力を制御する。また、時刻t2から時刻t3まで、圧縮金型113は、時刻t1から時刻t2までと同様に、第2キャビティ122を圧縮する。制御部160は、時刻t2から時刻t3まで、つまり第1キャビティ121内の溶融樹脂を保圧している間、第1キャビティ121内の溶融樹脂に加える圧力が圧縮金型113による第2キャビティ122の圧縮を妨げないように、図示しない樹脂供給装置を制御する。
その後、時刻t3において、第1ゲートG1を閉じて第1キャビティ121内の溶融樹脂の保圧を止めるとともに、圧縮金型113による第2キャビティ122の圧縮を止める。図8は、時刻t3における射出成形装置100の模式的な断面図である。時刻t3以降は、圧縮金型113を圧縮位置に維持しながら、金型110を冷却して、溶融樹脂を固化させる。溶融樹脂が固化した後に、固定金型111と可動金型112とを型開きして、シート部材1を取り出す。
本実施形態では、圧縮金型113は、時刻t1において第2キャビティ122の圧縮を開始した後、時刻t1から時刻t3まで、圧縮圧力を変動させながら第2キャビティ122を圧縮する。具体的には、時刻t1から時刻t4では、圧縮金型113は、第1圧力P1で第2キャビティ122を圧縮する。その後、時刻t4から時刻t5では、圧縮金型113は、第1圧力P1よりも低い第2圧力P2で第2キャビティ122を圧縮する。そして、時刻t5から時刻t3では、圧縮金型113は、第2圧力P2よりも低い第3圧力P3で第2キャビティ122を圧縮する。
圧縮金型113による第2キャビティ122の圧縮開始直後である時刻t1から時刻t4では、圧縮圧力を第2圧力P2および第3圧力P3よりも高い第1圧力P1で維持することで、溶融樹脂が固化する前に第2キャビティ122内に溶融樹脂を行き渡らせることができる。一方で、圧縮圧力が高い状態が長時間維持されると、シート部材1に内部応力が残留し易いため、時刻t4から時刻t5では、圧縮圧力を第1圧力P1よりも低い第2圧力P2で維持することで、シート部材1に内部応力が残留することを抑制することができる。また、溶融樹脂の固化が概ね進行した時刻t5から時刻t3では、圧縮圧力を第2圧力P2よりも低い第3圧力P3で維持することで、シート部材1の寸法安定性を向上することができる。
本実施形態に係る射出成形装置100およびシート部材1の製造方法は、以下の機能を有する。
本実施形態では、第2キャビティ122に連通する第2ゲートG2を介して溶融樹脂が第2キャビティ内に供給される。このため、第1ゲートG1を介して第1キャビティ121に供給された溶融樹脂が、第1キャビティ121を通って第2キャビティ122内に流入する場合と比較して、高い温度の溶融樹脂が第2キャビティ122に供給される。その結果、第3金型113により第2キャビティ122を圧縮しやすくなり、シート部材1を薄厚化できる。
また、第1キャビティ121に溶融樹脂を供給するための第1ゲートG1と第2キャビティ122に溶融樹脂を供給するための第2ゲートG2とが独立して設けられている。このため、キャビティ120内に溶融樹脂を射出するときの条件(射出条件)、例えば、溶融樹脂の温度、射出する速度、および射出するタイミングなどをそれぞれのゲートGで適宜変更できる。その結果、各ゲートGでの射出条件を調整することで、シート部材1の板厚差、つまりシート部材1が薄肉部2と厚肉部3とを有することに起因して生じる不良現象、例えば、充填不良および製品の反りなどの発生を抑えることができる。
仮に第2キャビティ122の圧縮後に第1キャビティ121への溶融樹脂の供給を行うと、第2キャビティ122の圧縮により圧延されて冷却固化が進行した溶融樹脂と第1キャビティ121に供給された溶融樹脂との間に界面が形成される。この場合、上記界面の温度が低いと、上記界面にウェルドラインが発生し、製造されたシート部材1の強度が低下することがある。これに対して、本実施形態では、第2キャビティ122の圧縮中に、第1ゲートG1から第1キャビティ121へ溶融樹脂の供給が行われる。このため、第2キャビティ122内の溶融樹脂と第1キャビティ121内の溶融樹脂との間に界面が形成される前に、第2キャビティ122内の溶融樹脂の冷却固化が進行することを抑制できる。このため、上記界面での温度低下が抑制され、ウェルドラインの発生が抑制されるので、製造されたシート部材1の強度の低下を抑制できる。
第2キャビティ122の圧縮後に第1キャビティ121への溶融樹脂の供給を行う場合に、第1キャビティ121内の溶融樹脂と第2キャビティ122内の溶融樹脂との界面の温度低下を抑制しようとすると、第2キャビティ122の圧縮にかける時間を短くすることも考えられる。しかし、この方法では、第2キャビティ122圧縮にかける時間が制限されるために、シート部材1の反りを抑制できないことがある。そこで、本発明者らは、第2ゲートG2から第2キャビティ122への溶融樹脂の供給後、第1ゲートG1から第1キャビティ121へ溶融樹脂の供給中に、第2キャビティ122の圧縮を行うという構成を見出した。この構成によれば、第2キャビティ122の圧縮と第1キャビティ121内への溶融樹脂の供給を並行して行うので、第2キャビティ122の圧縮にかける時間を確保できる。これにより、所定時間にわたって圧力を変動させながら第2キャビティ122を圧縮することができる。その結果、シート部材1に発生する内部応力が緩和され、シート部材1の反りが抑制されるので、歪みの少ないシート部材1を製造できる。
(比較例)
図9は、比較例に係る射出成形装置200の模式的な断面図である。比較例に係る射出成形装置200は、金型210が本実施形態の圧縮金型113を備えない点を除いて、射出成形装置100と同様の構成を有しており、詳細な説明を省略する。比較例に係る射出成形装置200では、固定金型211と可動金型212との間に薄肉部2の厚みTa1と実質的に同一な厚みを有する第2キャビティ222が形成されている。
図9の比較例では、第2キャビティ222の厚みが薄肉部2の厚みTa1と実質的に同一であるため、薄肉部2の厚みTa1を薄くすると、第2キャビティ222内での溶融樹脂の充填性が低くなることがある。このため、薄肉部2でショートショットが発生したり、厚み寸法の精度が低下したりすることがある。これに対して、本実施形態では、比較例の第2キャビティ222の厚みに比べて、第2キャビティ122の厚みが厚いので、比較例に比べて充填性が向上する。その結果、本実施形態では、薄肉部2におけるショートショットの発生および厚み寸法の精度の低下を抑制できる。
また、比較例に係る射出成形装置200において、薄肉部2におけるショートショットの発生および厚み寸法の精度の低下を抑制するためには、第2キャビティ222に連通する複数のゲートを設けることも考えられる。しかし、ゲートの数を増やすと、金型210の製造コストが上昇する。これに対して、本実施形態では、上述したように、比較例に比べて充填性が向上するので、ゲートの数を増やすことなく薄肉部2におけるショートショットの発生および厚み寸法の精度の低下を抑制できる。このため、本実施形態では、金型110の製造コストの上昇を抑制できる。
さらに、溶融樹脂の射出時において、本実施形態の第2キャビティ122の容積は、比較例の第2キャビティ222の容積よりも大きい。このため、本実施形態の第2キャビティ122内の溶融樹脂の圧力は、比較例の第2キャビティ222内の溶融樹脂の圧力より低くなる。その結果、本実施形態ではキャビティ120内での溶融樹脂の配向異方性を低減でき、製造されたシート部材1内での強度異方性も低減できる。
溶融樹脂の射出時において、本実施形態の第2キャビティ122の容積は、比較例の第2キャビティ222の容積よりも大きいため、第2キャビティ122内での溶融樹脂の固化速度は、比較例の第2キャビティ222内の溶融樹脂の固化速度よりも遅くなる。その結果、本実施形態では、比較例と比べて、ウェルドの発生を抑制できる。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、前記実施形態で記載した内容の一部を削除または置換したものを、この発明の一実施形態としてもよい。
例えば、第1ゲートG1および第2ゲートG2の数および配置は、前記実施形態に限定されない。前記実施形態では、第2ゲートG2が1つの例について説明したが、本発明は、これに限定されない。第2ゲートG2は、複数設けられてもよい。
また、シート部材1の形状および寸法は、前記実施形態に限定されない。
また、前記実施形態では、第2ゲートG2を閉じて第2キャビティ122内への溶融樹脂の射出を止めた後に、第1ゲートG1を開いて第1キャビティ121内への溶融樹脂の射出を開始する例について説明したが、本発明は、これに限定されない。例えば、第2ゲートG2を閉じる前に第1ゲートG1を開いてもよい。また、第1ゲートG1と第2ゲートG2とは同時に開いてもよい。
1 樹脂製薄厚シート部材(シート部材)
2 薄肉部
3 厚肉部
100 射出成形装置
110 金型
111 固定金型(第1金型)
112 可動金型(第2金型)
113 圧縮金型(第3金型)
120 キャビティ
121 第1キャビティ
122 第2キャビティ
130 スプルー
130A 第1スプルー
130B 第2スプルー
131 スプルー本体
132 バルブピン
133 アクチュエータ
140 開閉機構
150 駆動機構
160 制御部
G ゲート
G1 第1ゲート
G2 第2ゲート

Claims (7)

  1. 薄肉部と、厚さが前記薄肉部の厚さよりも厚い厚肉部とを有する樹脂製薄厚シート部材を製造するための射出成形装置であって、
    第1金型と、
    前記第1金型に対向するように配置されると共に、前記厚肉部に対応する第1キャビティを前記第1金型との間に形成する第2金型と、
    前記第1金型に対向するように、かつ、前記第2金型に隣り合うように配置されると共に、第2キャビティを前記第1金型との間に形成する第3金型と、
    前記第3金型を前記第1金型側に駆動して、前記第2キャビティを圧縮して前記薄肉部に対応させる駆動機構と
    を備え、
    前記第1金型には、前記第1キャビティに連通する第1ゲートと、前記第2キャビティに連通する第2ゲートとが設けられている、射出成形装置。
  2. 前記第1ゲートを介して前記第1キャビティ内へ供給される溶融樹脂の量を調整する第1調整機構と、
    前記第2ゲートを介して前記第2キャビティ内へ供給される溶融樹脂の量を調整する第2調整機構と、
    前記第1調整機構、前記第2調整機構、および前記駆動機構を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記第2ゲートから前記第2キャビティへの溶融樹脂の供給後、前記第1ゲートから前記第1キャビティへ溶融樹脂の供給中に、前記駆動機構による前記第2キャビティの圧縮が行われるように、前記第1調整機構、前記第2調整機構、および前記駆動機構を制御する、請求項1に記載の射出成形装置。
  3. 前記第1キャビティの厚さは、前記第2キャビティの厚さよりも厚い、請求項1または2に記載の射出成形装置。
  4. 前記第1ゲートは、前記第2金型に対向しており、
    前記第2ゲートは、前記第3金型に対向している、請求項1または2に記載の射出成形装置。
  5. 前記第2ゲートの数は1個である、請求項1または2に記載の射出成形装置。
  6. 薄肉部と、厚さが前記薄肉部の厚さよりも厚い厚肉部とを有する樹脂製薄厚シート部材を製造するための樹脂製薄厚シート部材の製造方法であって、
    第1金型と、この第1金型に対向するように配置された第2金型とを閉じて、前記厚肉部に対応する第1キャビティを前記第1金型と前記第2金型との間に形成することと、
    前記第1金型と、前記第1金型に対向するように、かつ、前記第2金型に隣り合うように配置された第3金型とを閉じて、第2キャビティを前記第1金型と前記第3金型との間に形成することと、
    前記第1キャビティおよび前記第2キャビティへ溶融樹脂を供給すると共に、前記第3金型を前記第1金型側に駆動機構で駆動して、前記第2キャビティを圧縮して前記薄肉部に対応させることと
    を有し、
    前記第1キャビティへの溶融樹脂の供給は、前記第1金型に設けられて前記第1キャビティに連通する第1ゲートを介して行う一方、前記第2キャビティへの溶融樹脂の供給は、前記第1金型に設けられて前記第2キャビティに連通する第2ゲートを介して行う、樹脂製薄厚シート部材の製造方法。
  7. 前記第2ゲートから前記第2キャビティへの溶融樹脂の供給後、前記第1ゲートから前記第1キャビティへ溶融樹脂の供給中に、前記第2キャビティの圧縮が行われる、請求項6に記載の樹脂製薄厚シート部材の製造方法。
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