JP2024068602A - 水栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気部材の収容スベースを確保しつつ、外径の小さいカバーを有する水栓を提供する。【解決手段】水栓1は、筒状となる樹脂製のカバー3と、カバー3の内部に配設された内部部材7と、内部部材7に配設された電気部材と、を備える。内部部材7は、筒状となる基部70と、基部70から互いに間隔をあけて突出し、先端部がカバー3の内側面と接する第1立壁71と第2立壁72と、を有する。カバー3のうち、第1立壁71及び第2立壁72の間に対応する箇所に、その他の箇所よりも薄い薄肉部32が形成されている。電気部材は、基部70の外側面のうち、第1立壁71及び第2立壁72の間に対応する箇所に位置する。【選択図】図4

Description

本開示は、水栓に関する。
従来の水栓として、様々な構成のものが知られている。例えば、台所で使用される吐水のON/OFFをセンサで行うセンサ付き水栓が知られている(特許文献1)。
特開2020-111973号公報
しかしながら、従来のセンサ付き水栓は、カバー内部に様々な電気機器を組み込む必要があるため、カバーの外径が大きくなってしまう。カバーを薄くして外径を小さくしようとすると、カバーの強度を足りなくなってしまう。
本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、電気部材の収容スベースを確保しつつ、外径の小さいカバーを有する水栓を提供することにある。
上記課題を解決するために本開示の一態様の水栓は、筒状となる樹脂製のカバーと、前記カバーの内部に配設された内部部材と、前記内部部材に配設された電気部材とを備える。前記内部部材は、筒状となる基部と、前記基部から互いに間隔をあけて突出し、先端部が前記カバーの内側面と接する第1立壁と第2立壁と、を有する。前記カバーのうち、前記第1立壁及び前記第2立壁の間に対応する箇所に、その他の箇所よりも薄い薄肉部が形成されている。前記電気部材は、前記基部の外側面のうち、前記第1立壁及び前記第2立壁の間に対応する箇所に位置することを特徴とする。
本開示は、電気部材の収容スベースを確保しつつ、外径の小さいカバーを有する水栓を提供することができる。
図1は、本開示の実施形態における水栓の斜視図である。 図2は、同上の水栓の後方からの斜視図である。 図3は、同上の水栓のカバーを外した状態の斜視図である。 図4は、同上の水栓の断面図である。 図5は、同上の内部部材を構成する本体部の斜視図である。 図6は、同上の内部部材を構成するホルダー部の斜視図である。 図7は、同上のホルダー部を構成する上ホルダーの斜視図である。 図8は、同上のホルダー部を構成する下ホルダーの斜視図である。 図9は、同上の水栓のカバーの斜視図である。 図10は、同上の水栓のカバーの断面図である。 図11は、同上のカバーにホルダーを挿入する前の状態を示す図である。 図12は、同上のカバーにホルダーを挿入した後の状態を示す図である。
以下に、本開示に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によって本開示が限定されるものではない。
(実施形態)
図1、図2に示す水栓1は、台所で使用されるセンサ付きのシングルレバー式の水栓装置である。図1に示されるように、水栓1は、ヘッド部2と、カバー3と、水栓本体4と、レバー5と、センサ6と、センサ6の検出によって吐水ON/OFFの制御が行われる電子吐水装置(図示せず)と、を備える。
ヘッド部2は、先端側(下流側)の端部に、湯水を吐水する吐水口21が形成された部材である。ヘッド部2は、内部に流路を有する筒状(本実施形態では円筒状)した樹脂製の部材(以下、筒状部材20とする)により主な部分が構成される。ヘッド部2の吐水口21からの湯水の吐出の形態としては、一まとめの水流となるストレート吐水とシャワー吐水の二種類の吐水形態が利用可能であり、使用者が使用時にいずれかの形態を選択して切り替えることができる。ヘッド部2の筒状部材20の後方側には、プッシュボタン22が取り付けられている。プッシュボタン22の操作によって、吐水口21からの二種類の吐水形態であるストレート吐水とシャワー吐水の間で切り替えることができる。
ヘッド部2の上流側には、ホース8(図4参照)の先端部(下流側端部)が接続される。ホース8は、ゴム等の可撓性を有する部材により構成される。なお、ヘッド部2は、特に樹脂製に限定されない。ヘッド部2(筒状部材20)は、特に円筒状に形成されなくてもよい。また、ヘッド部2(筒状部材20)は、特に樹脂により形成されなくてもよい。また、ヘッド部2に接続される管は、可撓性を有するホース8に限定されない。
ヘッド部2は、カバー3から引き出し可能に構成される。すなわち、ヘッド部2は、カバー3の先端部(下流側端部)に装着された状態と、カバー3の先端部から離脱した状態とが選択的に採り得る。ヘッド部2がカバー3の先端部から下流側(湯水の流れる方向における下流側)引き出されると、ヘッド部2に接続されたホース8もカバー3と共にカバー3の先端部から下流側に引き出される。なお、ヘッド部2は、必ずしもカバー3に対して着脱可能に構成されなくてもよい。
水栓本体4は、カバー3の上流側に配置される。水栓本体4の内部には、給水管、給湯管、混合水管及び湯水混合カートリッジ(図示せず)が収容されている。レバー5の操作によって、湯水混合カートリッジは、湯と水の混合割合を調整して所望の温度および流量の混合水を作る。
図3、図4,図5に示すように、水栓1は、カバー3の内部に配設された内部部材7と、内部部材7の内部空間73に収容されるホース8とを備える。カバー3は、筒状であり樹脂成型品である。具体的には、本実施形態においては、カバー3は、図1、図2に示すように、外径が28~33mmの弓なりに曲がった円筒であり、表面は金属メッキがなされている。ここで、便宜上、図1、図2において符号30で示す方向を、カバー3の軸方向として定義する。カバー3の軸方向は、カバー3の延びる長手方向であり、かつ、内部において湯水が流れる方向である。
なお、カバー3は、樹脂成型品に限定されるものではなく、例えば金属製等の樹脂以外の材料を一部に含む樹脂成型品であったり、樹脂を含まない材料により形成されてもよい。また、カバー3の外径は、28~33mmに限定されない。カバー3の厚みは、2~4mmが好ましいが、1~5mm等であってもよく、特に限定されない。また、カバー3は、湾曲した円筒状に限定されず、直線的な円筒が組み合わされた形状や、湾曲した楕円筒等の湾曲した非円筒の筒状に形成されてもよい。
内部部材7は、筒状をした樹脂成型品で、カバー3の内部に配設されている。内部部材7は、後述する電気部材を保持する電気部材保持部材となるものである。内部部材7は、カバー3の内部に配置され、カバー3の内部に配置される電気部材をカバー3に対して所定の位置に配置させる。また、内部部材7は、ホース8を保持するホース保持部材となるものである。また、内部部材7は、電気部材とは別のセンサ6を保持するセンサ保持部材となるものである。図3に示すように、内部部材7は、主たる構成要素である、筒状となる本体部75と、ヘッド部2を取り付けるホルダー74と、を有する。なお、内部部材7は、樹脂成型品でなくてもよく、例えば金属等、樹脂以外の材料により形成されてもよい。
本体部75は、主たる構成要素である、筒状となる基部70を有する。基部70は、カバー3の内側面に接して、軸方向30に沿って延びている。すなわち、基部70の長手方向とカバー3の長手方向とは同じである。ホルダー74については後述する。ホース8は内部部材7の内部空間73に収容される。ホース8は、ヘッド部2と混合水管とに接続されている。電気部材となるコネクタ62は、内部部材7の外側面に配設される。コネクタ62は、電子吐水装置(図示せず)とセンサ6からの配線とを連結する。
図4、図5に示すように、本体部75は、先端部がカバー3の内側面と接する高さの第1立壁71及び第2立壁72を有する。第1立壁71及び第2立壁72は、互いに周方向300において間隔をあけて、基部70から、カバー3及び基部70の径方向(周方向300と直交する方向)の外側に突出している。第1立壁71及び第2立壁72は、基部70の長手方向(軸方向30)に沿って延びている。第1立壁71及び第2立壁72は、同じ方向に延びている。すなわち、第1立壁71及び第2立壁72は、基部70から平行に突出している。また、第1立壁71及び第2立壁72は、基部70の長手方向(軸方向30)において平行に延びている。なお、第1立壁71及び第2立壁72は、必ずしも基部70から平行に突出しなくてもよい。また、第1立壁71及び第2立壁72は、必ずしも基部70の長手方向において平行に延びなくてもよい。
第1立壁71及び第2立壁72の先端部は、カバー3の内側面に接している。なお、第1立壁71及び第2立壁72の先端部の両方がカバー3の内側面に接する必要はなく、第1立壁71及び第2立壁72のいずれかの先端部がカバー3の内側面に接すればよい。
基部70の第1立壁71及び第2立壁72と反対側の外側面は、カバー3の内側面に接している。これにより、本体部75は、第1立壁71、第2立壁72及び第1立壁71及び第2立壁72と反対側の外側面の3点により支持され得る。なお、基部70の第1立壁71及び第2立壁72と反対側の外側面に、カバー3の内側面に接する第3立壁及び第4立壁が突出していてもよい。第3立壁及び第4立壁は、第1立壁71及び第2立壁72の基部70からの突出方向と反対の方向に突出する。
カバー3のうち、周方向300における第1立壁71及び第2立壁72の間に薄肉部32が形成されている。薄肉部32の厚みは、周方向300におけるカバー3の薄肉部32の他の箇所の厚みよりも薄い。薄肉部32は、カバー3のうち、周方向300において、第1立壁71及び第2立壁72の間の全長にわたって形成されてもよいし、第1立壁71及び第2立壁72の間の一部に形成されてもよい。また、薄肉部32は、カバー3のうち、第1立壁71及び第2立壁72の間における軸方向30の一部にのみ形成されてもよいし、軸方向30の全長にわたって形成されてもよい。
カバー3は、薄肉部32において、外側面は凹んでおらず、内側面が隣接する箇所に対して凹んでいる。具体的には、本実施形態においては、薄肉部32の箇所におけるカバー3の厚みは1.1~1.4mmで、その他の箇所の厚みは2.3~2.7mmであるが、カバー3の厚みは前記数値に限定されない。コネクタ62は、基部70の外側面のうち、第1立壁71及び第2立壁72の間に位置する。
電気部材(コネクタ62)は、基部70の外側面のうち、第1立壁71及び第2立壁72の間に対応する箇所に位置する。電気部材(コネクタ62)は、基部70の外側面に、ビス止め、接着、嵌め込み等の適宜の方法により、取り付けられる。
薄肉部32の厚みを、カバー3の他の箇所の厚みよりも薄くすることで、カバー3の内側面(薄肉部32が形成された部分)と内部部材7との間を広くすることができる。また、第1立壁71及び第2立壁72は、薄肉部32に接することで、薄肉部32を支持しているので、カバー3の強度を維持しつつ、コネクタ62の収容するスペースを確保することができる。
また、コネクタ62は、カバー3の内側面(薄肉部32が形成された部分)と接している。これにより、カバー3に薄肉部32が形成されていない場合と比較して、カバー3を大型化することなくカバー3内の限られたスペースに電気部材(コネクタ62)を収めやすくなる。また、コネクタ62が配設される箇所におけるカバー3の内側面の断面(筒状をしたカバー3が延びる軸方向30と直交する断面)における形状は、薄肉部32が台形状となり、この断面の周方向における薄肉部32の他の箇所は円形状である。
カバー3は、センサ6の位置決めを行うセンサ位置決め部を有する。センサ位置決め部は、カバー3に形成された開口部34である。
内部部材7の外側面に、センサ6が配設される。具体的には、センサ6は、内部部材7の本体部75の基部70の外側面に配設される。
センサ6は、物体を検知する装置である。センサ6は、例えば赤外線センサを有する赤外線検知装置であり、赤外線の発信部及び受信部を備え、物体として使用者の手等の有無を検知する。センサ6としては、赤外線センサではなく、レーザ等を利用する検知装置であってもよい。
ホルダー74は、ヘッド部2を取り付ける部材である。ホルダー74は、筒状をした樹脂成型品である。ホルダー74は、基部70と同様に軸方向30に延びる。ホルダー74は、本体部75(基部70)に着脱可能である。ホルダー74の上流側(ホース8を流れる湯水の上流側)の端部は、本体部75(基部70)の下流側の端部に着脱可能に取り付けられる。
ホルダー74は、軸方向30方向に延びて径方向(特に上下方向)に分割される上ホルダー76及び下ホルダー77を有する。上ホルダー76及び下ホルダー77は、共に半筒状をしている。
ホルダー74は、凹状のガイド部82を有する。ホルダー74は、円筒状をした基部から径方向の外側に突出する第1リブ761及び第2リブ762を有する。第1リブ761及び第2リブ762は、互いに周方向300において間隔をあけて突出している。ホルダー74の周方向300における第1リブ761と第2リブ762の間の部分がガイド部82となる。ガイド部82は、軸方向30においてセンサ6よりも長い。
次に、ホルダー74のカバー3への取り付け方法を説明する。
図3~図8に示すように、水栓1は、筒状のカバー3と、カバー3の内部に配設された内部部材7と、内部部材7の内部空間73に引き出し可能に収容されるホース8と、ホース8の先端に接続される吐水口21を備えたヘッド部2と、を備える。図6~図8に示すように、ホルダー74は、分割した上ホルダー76及び下ホルダー77を有する。ヘッド部2は、ホルダー74に着脱自在であり、ヘッド部2をホルダー74に固定した状態であっても、ホルダー74から取り外した状態であっても、吐水を行うことができる。
図9に示すように、ヘッド部2に接続済のホース8が内部空間73に収容されるように、上ホルダー76及び下ホルダー77を連結させてホルダー74を形成させた後、ホルダー74をカバー3の吐出側の先端の開口部31に挿入させて固定させる。ホース8をカバー3に収納した後からでも、ホルダー74をカバー3に取り付けることができる。
下ホルダー77はカバー3にネジ35(図2参照)により固定される。図6に示すように、上ホルダー76は、下ホルダー77に対する下方向へのすべり(ずれ)を防止する引っ掛かり構造を有する。引っ掛かり構造とは、上ホルダー76に形成された前方斜め下方に向いた突起78と、この突起78に爪嵌合する、下ホルダー77に形成された凹部79とにより形成される。上ホルダー76と下ホルダー77は接着固定されておらず、下ホルダー77をネジ35でカバー3に固定させることで、下ホルダー77はカバー3に固定され、上ホルダー76は引っ掛かり構造により上ホルダー76に係わり合い、固定される。
図9、図10に示すように、カバー3の内側面は、左右両側のそれぞれに、カバー3の軸方向に伸びた凹溝33を有する。図7に示すように、上ホルダー76は、左右端部に凹溝33に入る凸リブ81を有する。このような構成により、カバー3の外径の小さい水栓1であっても、容易に組み立てることができる。また、上ホルダー76に凸リブ81を設け、凹溝33にはまることで、上ホルダー76が傾くことを抑制する。さらに、ヘッド部2がホルダー74に取り付けられている状態において、ヘッド部2に対する前方からの荷重で、ホルダー74が傾いて、カバー3からホルダー74が飛び出すことを抑制する。
次に、センサ6の取り付け方法を説明する。
水栓1は、筒状となるカバー3と、カバー3の内部に配設された内部部材7と、内部部材7の内部空間73に引き出し可能に収容されるホース8と、ホース8の先端に接続される吐水口21を備えたヘッド部2と、内部部材7の外側面に配設されたセンサ6と、を備える。内部部材7は、ヘッド部2を取り付けるホルダー74と、本体部75を有する。
図6、図7、図11、図12に示すように、ホルダー74は、センサ6よりも長い凹状のガイド部82を外側面に有する。図11に示すように、カバー3は、内側にセンサ位置決め部を有する。ここで、センサ位置決め部とは、カバー3に設けた、センサ6の開口部34である。
カバー3の内部に本体部75を配設させた後、センサ6を水栓1に取り付けるためセンサ6を、ガイド部82の本体部75側(軸方向30に沿う上流側)に載せた状態で、ホルダー74をカバー3の開口部31より挿入させる。図11、12では省略しているが、センサ6はコネクタ62と配線によって接続されている。センサ6は、ガイド部82を移動しながら、センサ位置決め部である開口部34に係合して位置決めされる。ガイド部82は、ヘッド部2側において本体部75側よりもカバー3に対する間隔が狭くなっているため、ホルダー74をカバー3に挿入することに合わせて、ガイド部82によりセンサ6は徐々にカバー3に押し付けられる。このように、外径の小さいカバー3の水栓1であっても容易に組み立てることができる。また、水栓1を解体する上においても容易である。
図3に示すように、センサ6の表面の一部にパッキン63を配設させた状態で、ホルダー74をカバー3に挿入させてもよい。
(まとめ)
第1の態様の水栓1は、筒状となる樹脂製のカバー3と、カバー3の内部に配設された内部部材7と、内部部材7に配設された電気部材(コネクタ62)と、を備える。内部部材7は、筒状となる基部70と、基部70から互いに間隔をあけて突出し、先端部がカバー3の内側面と接する第1立壁71と第2立壁72と、を有する。カバー3のうち、第1立壁71及び第2立壁72の間に対応する箇所に、その他の箇所よりも薄い薄肉部32が形成されている。電気部材は、基部70の外側面のうち、第1立壁71及び第2立壁72の間に対応する箇所に位置する。
第1の態様によれば、カバー3を大型化することなくカバー3内の限られたスペースに電気部材を収めやすくなる。
第2の態様は、第1の態様との組み合わせにより実現され得る。第2の態様では、基部70の内部空間73に収容されたホース8を更に備える。
第2の態様によれば、基部70により、電気部材が位置する基部70の外側と水が流れるホース8が位置する基部70の内側とを区画することができる。
第3の態様は、第1又は第2の態様との組み合わせにより実現され得る。第3の態様では、電気部材は、カバー3の内側面と接する。
第3の態様によれば、カバー3内の限られたスペースに電気部材をより一層収めやすくなる。
第4の態様は、第1~第3のいずれかの態様との組み合わせにより実現され得る。第4の態様では、基部70は、カバー3の内側面と接する。
第4の態様によれば、カバー3内における内部部材7の安定性が向上する。
第5の態様は、第3の態様との組み合わせにより実現され得る。第5の態様では、カバー3の内側面のうち、電気部材が配設される薄肉部32の箇所の断面形状は台形状であり、その他の箇所の断面形状は円形状である。
第5の態様によれば、薄肉部32を形成しやすい。
第6の態様は、第5の態様との組み合わせにより実現され得る。第6の態様では、カバー3の外側面の断面形状は円形状である。
第6の態様によれば、カバー3の見栄えを損なうことがない。
第7の態様は、第1~第6のいずれかの態様との組み合わせにより実現され得る。第7の態様では、電気部材は、コネクタ62である。
第7の態様によれば、カバー3を大型化することなくカバー3内の限られたスペースにコネクタ62を収めやすくなる。
第8の態様の水栓1の製造方法は、カバー3の内部に本体部75を配設させた後、センサ6を、ガイド部82の本体部75側に載せた状態で、ホルダー74をカバー3の開口部31より挿入させることにより、センサ6は、ガイド部82を移動しながら、センサ位置決め部に係合して位置決めされる。
水栓1は、筒状となるカバー3と、カバー3の内部に配設された内部部材7と、内部部材7の内部空間73に引き出し可能に収容されるホース8と、ホース8の先端に接続される吐水口を備えたヘッド部2と、内部部材7の外側面に配設されたセンサ6と、を備える。内部部材7は、本体部75と、ヘッド部2を取り付けるホルダー74と、を有する。ホルダー74は、センサ6よりも長い凹状のガイド部82を外側面に有する。カバー3は、内側にセンサ位置決め部を有する。
第8の態様によれば、センサ6をガイド部82の本体部75側に載せた状態で、ホルダー74をカバー3の開口部31より挿入させることにより、センサ6をガイド部82に沿って移動させながら、センサ位置決め部に係合して位置決めされるため、組み立てやすい。
第9の態様は、第8の態様との組み合わせにより実現され得る。第9の態様では、カバー3は、センサ6の一部に係合する開口部34を有する。開口部34は、センサ位置決め部となる。
第9の態様によれば、センサ位置決め部を容易に形成することができる。
第10の態様は、第8又は第9の態様との組み合わせにより実現され得る。第10の態様では、センサ6の表面の一部にパッキン63を配設させた状態で、ホルダー74をカバー3に挿入させる。
第10の態様によれば、パッキン63により防水性を高めることができる。
第11の態様の水栓1は、筒状となるカバー3と、カバー3の内部に配設された内部部材7と、内部部材7の内部空間73に引き出し可能に収容されるホース8と、ホース8の先端に接続される吐水口を備えたヘッド部2と、内部部材7の外側面に配設されたセンサ6と、を備える。内部部材7は、本体部75と、ヘッド部2を取り付けるホルダー74と、を有する。ホルダー74は、センサ6よりも長い凹状のガイド部82を外側面に有する。ガイド部82に載置されたセンサ6は、カバー3の内側に形成されたセンサ位置決め部に係合する。
第11の態様によれば、センサ6をガイド部82の本体部75側に載せた状態で、ホルダー74をカバー3の開口部31より挿入させることにより、センサ6をガイド部82に沿って移動させながら、センサ位置決め部に係合して位置決めされるため、組み立てやすい。
第12の態様の水栓1は、筒状のカバー3と、カバー3の内部に配設された内部部材7と、内部部材7の内部空間73に引き出し可能に収容されるホース8と、ホース8の先端に接続される吐水口を備えたヘッド部2と、を備える。内部部材7は、本体部75と、ヘッド部2を取り付けるホルダー74と、を有する。ホルダー74は、分割した上ホルダー76及び下ホルダー77を有する。
第12の態様によれば、ホース8をカバー3に収納した後からでも、ホルダー74を取り付けることができる。
第13の態様は、第12の態様との組み合わせにより実現され得る。第13の態様では、下ホルダー77はカバー3にネジ35により固定され、上ホルダー76は、下ホルダー77に対する下方向へのすべりを防止する引っ掛かり構造を有する。
第13の態様によれば、上ホルダー76の下ホルダー77に対する下方向へのすべり止めが行われる。
第14の態様は、第12又は第13の態様との組み合わせにより実現され得る。第14の態様では、カバー3の内側面の左右両側それぞれに、カバー3の軸方向に伸びた凹溝33を有する。上ホルダー76は左右端部に凹溝33に入る凸リブ81を有する。
第14の態様によれば、上ホルダー76(ホルダー74)のカバー3に対する位置決めが行われる。
第15の態様の水栓1の製造方法は、ヘッド部2をホース8に接続させた後、ホース8を挟みこんで上ホルダー76と下ホルダー77を連結させてホルダー74を形成させた後、ホルダー74をカバー3の開口部31に挿入させて固定させる。
水栓1は、筒状のカバー3と、カバー3の内部に配設された内部部材7と、内部部材7の内部空間73に引き出し可能に収容されるホース8と、ホース8の先端に接続される吐水口を備えたヘッド部2と、を備える。内部部材7は、本体部75と、ヘッド部2を取り付けるホルダー74と、を有する。ホルダー74は、分割した上ホルダー76及び下ホルダー77を有する。
第15の態様によれば、ホース8をカバー3に収納した後からでも、ホルダー74を取り付けることができる。
1 水栓
2 ヘッド部
3 カバー
4 水栓本体
5 レバー
6 センサ
7 内部部材
8 ホース
21 吐水口
22 プッシュボタン
31 開口部
32 薄肉部
33 凹溝
34 開口部
35 ネジ
62 コネクタ
63 パッキン
70 基部
71 第1立壁
72 第2立壁
73 内部空間
74 ホルダー
75 本体部
76 上ホルダー
77 下ホルダー
78 突起
79 凹部
81 凸リブ
82 ガイド部

Claims (7)

  1. 筒状となる樹脂製のカバーと、
    前記カバーの内部に配設された内部部材と、
    前記内部部材に配設された電気部材と、を備え、
    前記内部部材は、
    筒状となる基部と、
    前記基部から互いに間隔をあけて突出し、先端部が前記カバーの内側面と接する第1立壁と第2立壁と、を有し、
    前記カバーのうち、前記第1立壁及び前記第2立壁の間に対応する箇所に、その他の箇所よりも薄い薄肉部が形成されており、
    前記電気部材は、前記基部の外側面のうち、前記第1立壁及び前記第2立壁の間に対応する箇所に位置する
    水栓。
  2. 前記基部の内部空間に収容されたホースを更に備える
    請求項1記載の水栓。
  3. 前記電気部材は、前記カバーの前記内側面と接する
    請求項1記載の水栓。
  4. 前記基部は、前記カバーの前記内側面と接する
    請求項1記載の水栓。
  5. 前記カバーの前記内側面のうち、前記電気部材が配設される前記薄肉部の箇所の断面形状は台形状であり、その他の箇所の断面形状は円形状である
    請求項3記載の水栓。
  6. 前記カバーの外側面の断面形状は円形状である
    請求項5記載の水栓。
  7. 前記電気部材は、コネクタである
    請求項1記載の水栓。
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