JP2024067241A - 車載装置およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本開示の目的は、車両の乗員にマルチメディア情報を提供する車載装置の操作感に関する情報を好適なタイミングで収集可能な技術を提供することである。【解決手段】車両の乗員にマルチメディア情報を提供する車載装置は、乗員が車載装置を操作している最中に乗員から発せられた音声に乗員の不快感を示す第1音声が含まれていた場合、当該音声が取得された時点を含む所定期間中における車載装置の操作ログをサーバ装置に送信する。【選択図】図3

Description

本開示は、車両の乗員にマルチメディア情報を提供する車載装置およびシステムに関する。
特許文献1には車両用表示システムが開示されている。特許文献1に記載の車両用表示システムは、ディスプレイおよびマルチメディア情報部を備える。ディスプレイは、車両のドライバーが視認できるように車両に設けられている。マルチメディア情報取得部はマルチメディア情報を取得する。マルチメディア情報は、テキストまたは画像の形をなす情報である。ディスプレイには、車両の外部環境を表す情報に含まれる他車両に重なるようにマルチメディア情報が表示される。
特開2019-133260号公報
本開示の目的は、車両の乗員にマルチメディア情報を提供する車載装置の操作感に関する情報を好適なタイミングで収集可能な技術を提供することである。
本開示の第一の態様に係る車載装置は、
車両の乗員にマルチメディア情報を提供する車載装置であって、
前記乗員が前記車載装置を操作している最中に前記乗員から発せられた音声に前記乗員の不快感を示す第1音声が含まれていた場合、前記音声が取得された時点を含む所定期間中における前記車載装置の操作ログをサーバ装置に送信することを実行する制御部を備える。
本開示の第二の態様に係るシステムは、
車両の乗員にマルチメディア情報を提供する車載装置と、前記車載装置とネットワークを介して通信するサーバ装置と、を含むシステムであって、
前記車載装置は、前記乗員が前記車載装置を操作している最中に前記乗員から発せられた音声に前記乗員の不快感を示す第1音声が含まれていた場合、前記音声が取得された時点を含む所定期間中における前記車載装置の操作ログを前記サーバ装置に送信する。
本開示の他の態様は、上記の車載装置が実行する方法、該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを記憶した非一時的記憶媒体である。
本開示によれば、車両の乗員にマルチメディア情報を提供する車載装置の操作感に関する情報を好適なタイミングで収集することができる。
図1は、実施形態に係る情報管理システムの概略構成を示す図である。 図2は、車載装置における、乗員によって操作される操作部の構成の一例を示す図である。 図3は、情報管理システムによる情報収集の流れを説明するための図である。 図4は、車載装置の機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。 図5は、ログ情報データベースに記憶されるログ情報を示す図である。 図6は、車載装置において実行される情報処理のフローを示すフローチャートである。 図7は、管理サーバにおいて実行される情報処理のフローを示すフローチャートである。
本開示の第一の態様に係る車載装置は車両の乗員にマルチメディア情報を提供する。マルチメディア情報は、例えば、地図情報、目的地までの経路に関する情報、車両の状態に関する情報、車両の周囲の状況に関する情報、交通情報、ニュース、SNS(Social networking service)、電子メール、広告、またはエンターテイメント情報(音楽、テレビ
、ラジオ、または映画等)を含む情報である。マルチメディア情報は、車載装置が搭載された車両内において、画像(静止画または動画)、テキスト、または音声として提供される。
また、車載装置は車両の乗員によって操作される装置である。乗員による車載装置の操作は、例えば、タッチパネルディスプレイまたはハードウェアボタンを介して行われてもよい。また、乗員による車載装置の操作は、乗員が音声を発することによって行われてもよい。また、車載装置はサーバ装置とネットワークを介して通信可能である。サーバ装置は、車載装置が搭載された車両の外部に設置されている装置である。
車載装置は制御部を備える。そして、制御部は、車両の乗員が車載装置を操作している最中に乗員から発せられた音声に第1音声が含まれていた場合、所定期間中における車載装置の操作ログをサーバ装置に送信する。ここで、第1音声は、乗員の不快感を示す音声である。また、所定期間は、第1音声が含まれる音声が取得された時点を含む期間である。
車両の乗員が車載装置を操作しているときに、例えば、意図した操作がし難かったり、操作の仕方が分かり難かったりした場合、乗員が車載装置の操作を不快に感じることがあり得る。また、乗員が車載装置の操作を不快に感じた場合、第1音声を乗員が発することがあり得る。車載装置は、このようなときに発せられた第1音声を含む音声を取得する。
車両の乗員が不快感を示す第1音声を発した要因が車載装置の操作にある場合、所定期間の操作ログには、乗員が不快に感じた車載装置の操作のログが含まれている可能性が高い。そのため、車載装置からサーバ装置に送信された操作ログを解析することで、乗員が不快に感じた車載装置の操作を特定することができる。
本開示によれば、車両の乗員が車載装置の操作を不快に感じた場合に、当該操作のログをサーバ装置にリアルタイムで収集することができる。また、乗員が不快に感じた車載装置の操作とは無関係のログを収集することを避けることができる。
以下、本開示の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、および、その相対配置等は、特に記載がない限りは本開示の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<第1実施形態>
(システム構成)
図1は、本実施形態に係る情報管理システムの概略構成を示す図である。情報管理システム1は、車載装置の操作感に関する情報を収集するシステムである。車載装置100は車両10に搭載されている。車載装置100は、車両10の乗員(運転者または同乗者)にマルチメディア情報を提供する装置である。
情報管理システム1において、車載装置100は、ネットワークN1を介して管理サーバ300と接続されている。ここで、ネットワークN1としては、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)、または携帯電話等の電話通信網が採用されてもよい。
車載装置100はコンピュータを含んで構成される。車載装置100を構成するコンピュータは、プロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103、および通信インターフェース(通信I/F)104を有する。
ここで、プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)またはD
SP(Digital Signal Processor)である。主記憶部102は、例えば、RAM(Random
Access Memory)である。補助記憶部103は、例えば、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、またはフラッシュメモリである。また、補助記憶部103
は、リムーバブルメディア(可搬記録媒体)を含んでもよい。ここで、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、SDカード、または、CD-ROM、DVDディスク、若しくはブルーレイディスクのようなディスク記録媒体である。
補助記憶部103には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、および各種情報テーブル等が格納されている。そして、プロセッサ101が、補助記憶部103に記憶されたプログラムを主記憶部102にロードして実行することによって、後述するような様々な処理が実現される。
通信I/F104は、所定の無線通信規格によりネットワークN1を介して管理サーバ300との間で無線通信を行うためのインターフェースである。所定の無線通信規格としては、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、または5G(5th Generation)を例示することができる。通信I/F104は、無線通信のための無線通信回
路を含んで構成される。
なお、車載装置100は、必ずしも単一の物理的構成によって実現される必要はなく、互いに連携する複数台のコンピュータによって構成されてもよい。また、車載装置100における一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、車載装置100は車両10の乗員によって操作される。図2は、車載装置100における、乗員によって操作される操作部の構成の一例を示す図である。車載装置100は、操作部として、タッチパネルディスプレイ20を備えている。タッチパネルディスプレイ20には、乗員に提供する情報が表示されると共に、乗員によってタッチ操作される一または複数のボタン20aおよびレバー20bが表示される。さらに、車載装置100は、操作部として、タッチパネルディスプレイ20の他に、一または複数のハードウェアボタン21を備えている。そして、車載装置100は、乗員によって操作部が操作されると、その操作ログをログ情報として記憶する。
また、車両10の車室内にはマイク200が設けられている。マイク200は、車両10の乗員が発した音声を収音する。ここで、乗員が車載装置100の操作部を操作しているときに、その操作を不快に感じた場合、乗員が不快感を示す第1音声を乗員が発するこ
とがあり得る。このときに乗員から発せられた第1音声も他の音声と同様にマイク200によって収音される。
そして、情報管理システム1は、マイク200によって収音される音声を利用して、車載装置100の操作感に関する情報を収集する。図3は、情報管理システム1による情報収集の流れを説明するための図である。車両10において乗員が発した音声がマイク200によって収音されると、マイク200から車載装置100に音声情報が送信される。
車載装置100においては、乗員によって車載装置100が操作されている最中にマイク200から音声情報を受信すると、その音声情報に乗員の不快感を示す第1音声が含まれているか否かが判別される。そして、音声情報に第1音声が含まれていた場合、車載装置100は、その音声情報を受信した時点を含む所定期間中の操作ログをネットワークN1を介して管理サーバ300に送信する。これにより、車両10の乗員が車載装置100を操作している最中に第1音声を発した場合、そのときの操作に関する操作ログが管理サーバ300に収集される。
(機能構成)
次に、車載装置100の機能構成について図4に基づいて説明する。図4は、車載装置100の機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。なお、本実施形態においては、車載装置100が、本開示に係る車載装置に相当する。
車載装置100は、通信部110、制御部120、およびログ情報データベース(ログ情報DB)130を機能部として有している。通信部110は車載装置100をネットワークN1に接続する機能を有する。通信部110は通信I/F104によって実現することができる。
制御部120は、車載装置100を制御するための演算処理を行う機能を有する。制御部120はプロセッサ101によって実現することができる。制御部120は、ログ生成部1201、音声情報取得部1202、判別部1203、および抽出部1204を機能部として有している。
ログ生成部1201は、車両10の乗員によって車載装置100が操作されると操作ログを生成する。ログ生成部1201によって生成された操作ログはログ情報としてログ情報DB130に記憶される。図5は、ログ情報DB130に記憶されるログ情報(操作ログ)を示す図である。図5に示すように、ログ情報DB130に記憶される操作ログは操作日時と操作内容とを含んでいる。車両10の乗員によって車載装置100が操作される毎にログ情報DB130にログ情報が追加される。なお、ログ情報DB130は、プロセッサ101によってデータベース管理システム(Database Management System)のプログラムが実行されることで補助記憶部103に構築される。
音声情報取得部1202は、マイク200から送信された音声情報を取得する。車両10の乗員が発した音声がマイク200によって収音される毎に、音声情報取得部1202は音声情報を取得する。そして、判別部1203は、乗員が前記車載装置100を操作している最中に音声情報取得部1202よって音声情報が取得された場合、取得された音声情報に第1音声が含まれているか否かを判別する。
ここで、乗員の不快感を示す音声には様々なパターンがある。車載装置100は、第1音声に該当する複数パターンの音声テキストを補助記憶部103に予め記憶しておいてもよい。そして、判別部1203は、音声情報取得部1202よって取得された音声情報における音声のテキストに、予め記憶された第1音声に該当する複数パターンの音声テキス
トのうちのいずれかが含まれるか否かを判別してもよい。
また、音声情報に第1音声が含まれているか否かの判別は、音声のトーンに基づいて行われてもよい。この場合、車載装置100は、第1音声に該当する複数パターンの音声のトーンを補助記憶部103に予め記憶しておいてもよい。そして、判別部1203は、音声情報取得部1202よって取得された音声情報における音声に、予め記憶された第1音声に該当する複数パターンの音声のトーンのうちのいずれかが含まれるか否かを判別してもよい。
また、判別部1203は、機械学習により生成された訓練済みの機械学習モデルを使用することで、音声情報に第1音声が含まれているか否かの判別を行ってもよい。この場合、機械学習モデルは、推論処理の演算を実行するための1つ以上の演算パラメータを備える。機械学習モデルの演算パラメータの値は、学習データを使用した機械学習により、与えられた音声情報に第1音声が含まれているか否かを判別する推論処理を遂行可能なように適宜調整されてよい。なお、機械学習モデルの種類は、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。機械学習モデルは、例えば、ニューラルネットワークであってよい。
抽出部1204は、判別部1203において、音声情報取得部1202よって取得された音声情報に第1音声が含まれていると判定された場合に、その音声情報が取得された時点を含む所定期間中の操作ログをログ情報DB130から抽出する。ここで、所定期間は、操作ログが示す車載装置100の操作と音声情報が示す乗員の音声とが関連性を有する可能性があると考えられる期間として予め定められている。
そして、制御部120は、抽出部1204によって操作ログが抽出されると、抽出された操作ログを通信部110を介して管理サーバ300に送信する処理を実行する。
管理サーバ300では、車載装置100から受信した操作ログを解析することで、乗員が不快に感じた車載装置100の操作を特定する。車両10の乗員が第1音声を発した要因が車載装置100の操作にある場合、所定期間中の操作ログには、乗員が不快に感じた車載装置100の操作のログが含まれている可能性が高い。そのため、車載装置100から受信した操作ログを解析することで、乗員が不快に感じた車載装置100の操作を特定することができる。
(情報処理)
次に、ログ情報収集のために車載装置100において実行される情報処理のフローについて図6に基づいて説明する。図6は、車載装置100において実行される情報処理のフローを示すフローチャートである。本フローは、車載装置100の制御部120によって実行される。
本フローでは、先ず、S101において、マイク200から送信された音声情報が取得される。次に、S102において、車載装置100が乗員によって操作されている最中であるか否かが判別される。S102において否定判定された場合、すなわち、車載装置100が操作されていない場合、本フローの実行は終了される。
一方、S102において肯定判定された場合、次にS103の処理が実行される。S103においては、S101で取得された音声情報に第1音声が含まれているか否かが判別される。S103において否定判定された場合、すなわち、音声情報に第1音声が含まれていない場合、本フローの実行は終了される。この場合、操作ログは管理サーバ300に送信されない。
一方、S103において肯定判定された場合、次にS104の処理が実行される。S104においては、S101で音声情報が取得された時点を含む所定期間中の操作ログがログ情報DB130から抽出される。次に、S105において、S104で抽出された操作ログが管理サーバ300に送信される。その後、本フローの実行は終了される。
本実施形態に係る情報管理システム1によれば、車両10の乗員が車載装置100の操作を不快に感じた場合に、当該操作のログを管理サーバ300にリアルタイムで収集することができる。また、乗員が不快に感じた車載装置100の操作とは無関係のログを収集することを避けることができる。
なお、上記の実施形態において、車載装置100の操作は、操作部として設けられたタッチパネルディスプレイ20またはハードウェアボタン21によって行われるが、車載装置100は乗員の音声によって操作されてもよい。この場合でも、乗員が発した音声によって車載装置100が操作されると、その操作ログがログ情報DB130に記憶される。
<第2実施形態>
本実施形態に係る情報管理システムの概略構成は、上記の第1実施形態に係る情報管理システムの概略構成と同様である。また、本実施形態に係る車載装置の機能構成は、上記の第1実施形態に係る車載装置の機能構成と同様である。ただし、本実施形態では、車載装置100において、操作ログに加え、操作ログ以外のログもログ情報としてログ情報DB130に記憶される。
具体的には、車載装置100においては、乗員へのマルチメディア情報の提供のための処理のログ(以下、「処理ログ」を称する場合もある。)がログ生成部1201によって生成される。そして、生成された処理ログがログ情報としてログ情報DB130に記憶される。さらに、車載装置100においては、車載装置100と他の機器との間の通信のログ(以下、「通信ログ」を称する場合もある。)がログ生成部1201によって生成される。ここで、車載装置100と通信する他の機器は、例えば、乗員が所持する端末、車両10に搭載された機器(ECU等)、または、車両10の外部に存在する通信機器であってもよい。そして、生成された通信ログがログ情報としてログ情報DB130に記憶される。車載装置100における処理ログおよび通信ログの生成は所定の分解能で実行される。
乗員が車載装置100を操作している最中に不快感を示す第1音声を発したとしても、その要因が車載装置100の操作以外である場合もあり得る。例えば、車載装置100において、乗員へのマルチメディア情報の提供のために本来実行されるべき処理が、車載装置100の不具合により実行されなかった場合に、乗員が第1音声を発する場合もあり得る。また、車載装置100において、本来実行されるべき他の機器との通信が、車載装置100の不具合または通信障害により実行されなかった場合に、乗員が第1音声を発する場合もあり得る。
そこで、本実施形態に係る車載装置100では、乗員が前記車載装置100を操作している最中に取得された音声情報に第1音声が含まれていた場合、所定期間中の操作ログに加え、所定期間中の処理ログおよび通信ログがログ情報DB130から抽出される。そして、抽出された操作ログ、処理ログ、および通信ログが管理サーバ300に送信される。
これにより、車両10の乗員が車載装置100の操作中に車載装置100の操作、処理、または通信に関し不快感を持った場合、その不快感の要因を示すログを管理サーバ300にリアルタイムで収集することができる。そして、管理サーバ300では、車載装置100から受信した操作ログ、処理ログ、および通信ログを解析することで、乗員が不快に
感じた要因を特定する。
ただし、管理サーバ300において、各種のログを解析しても乗員が不快に感じた要因を特定できない場合がある。例えば、乗員へのマルチメディア情報の提供のための処理の不具合または他の機器との通信の不具合が乗員の不快感の要因だったとしても、その不具合を示すログがログ情報DB130に格納されていなければ、管理サーバ300において処理ログおよび通信ログを解析しても乗員が不快に感じた要因を特定できない。
そこで、管理サーバ300は、各種のログを解析しても乗員が不快に感じた要因を特定できなかった場合、車載装置100に対して、ログ生成部1201による処理ログおよび通信ログの生成の分解能を一時的に所定の分解能よりもアップさせる指令を送信する。車載装置100において、ログ生成部1201による処理ログおよび通信ログの生成の分解能をアップさせることで、所定の分解能では検出できなかった不具合を示す処理ログまたは通信ログが生成され、ログ情報DB130に格納される可能性がある。そして、不具合を示す処理ログまたは通信ログがログ情報DB130に格納されれば、管理サーバ300におけるこれらのログの解析により、乗員が不快に感じた要因を特定することが可能となる。
(情報処理)
ここで、管理サーバ300においてログ解析時に実行される情報処理のフローについて図7に基づいて説明する。図7は、管理サーバ300において実行される情報処理のフローを示すフローチャートである。
本フローでは、先ず、S201において、車載装置100から受信した各種のログの解析が実行される。次に、S202において、S201における各種のログの解析によって乗員が不快に感じた要因が特定されたか否かが判別される。S202において肯定判定された場合、すなわち、乗員が不快に感じた要因が特定された場合、本フローの実行は終了される。
一方、S202において否定判定された場合、次にS203の処理が実行される。S203においては、処理ログおよび通信ログの生成の分解能を一時的に所定の分解能よりもアップさせる指令が車載装置100に送信される。その後、本フローの実行は終了される。車載装置100では、管理サーバ300から送信された指令が受信されると、処理ログおよび通信ログの生成の分解能が一時的に所定の分解能よりもアップされる。そして、一時的に所定の分解能よりもアップされた分解能で生成された処理ログおよび通信ログがログ情報DB130に記憶される。
なお、上記の実施形態では、車載装置100において、操作ログ以外のログとして処理ログおよび通信ログの両方が生成され、ログ情報としてログ情報DB130に記憶された。そして、操作ログと共に処理ログおよび通信ログの両方が車載装置100から管理サーバ300に送信された。しかしながら、車載装置100において生成され、管理サーバ300に送信される、操作ログ以外のログは、処理ログおよび通信ログのいずれか一方のみであってもよい。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。また、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行
されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、または光学式カードのような、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1・・・情報管理システム
10・・車両
100・・車載装置
110・・通信部
120・・制御部
130・・ログ情報データベース
200・・マイク
300・・管理サーバ

Claims (11)

  1. 車両の乗員にマルチメディア情報を提供する車載装置であって、
    前記乗員が前記車載装置を操作している最中に前記乗員から発せられた音声に前記乗員の不快感を示す第1音声が含まれていた場合、前記音声が取得された時点を含む所定期間中における前記車載装置の操作ログをサーバ装置に送信することを実行する制御部を備える、
    車載装置。
  2. 前記制御部は、
    前記音声のテキストに基づいて前記音声に前記第1音声が含まれているか否かを判別する、
    請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記制御部は、
    前記音声のトーンに基づいて前記音声に前記第1音声が含まれているか否かを判別する、
    請求項1に記載の車載装置。
  4. 前記制御部は、
    前記所定期間中における前記車載装置の操作ログと共に、前記所定期間中に前記車載装置において実行されたマルチメディア情報の提供のための処理のログを前記サーバ装置に送信する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。
  5. 前記制御部は、
    前記所定期間中における前記車載装置の操作ログと共に、前記所定期間中における前記車載装置と他の機器との間の通信のログを前記サーバ装置に送信する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。
  6. 車両の乗員にマルチメディア情報を提供する車載装置と、前記車載装置とネットワークを介して通信するサーバ装置と、を含むシステムであって、
    前記車載装置は、前記乗員が前記車載装置を操作している最中に前記乗員から発せられた音声に前記乗員の不快感を示す第1音声が含まれていた場合、前記音声が取得された時点を含む所定期間中における前記車載装置の操作ログを前記サーバ装置に送信する、
    システム。
  7. 前記車載装置は、
    前記音声のテキストに基づいて前記音声に前記第1音声が含まれているか否かを判別する、
    請求項6に記載のシステム。
  8. 前記車載装置は、
    前記音声のトーンに基づいて前記音声に前記第1音声が含まれているか否かを判別する、
    請求項6に記載のシステム。
  9. 前記車載装置は、
    前記所定期間中における前記車載装置の操作ログと共に、前記所定期間中に前記車載装置において実行されたマルチメディア情報の提供のための処理のログ、または、前記所定
    期間中における前記車載装置と他の機器との間の通信のログを前記サーバ装置に送信する、
    請求項6から8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. 前記サーバ装置は、
    前記車載装置から受信したログの解析結果に基づき、前記車載装置に対して、前記処理のログまたは前記通信のログ生成の分解能をアップさせる指令を送信する、
    請求項9に記載のシステム。
  11. 前記サーバ装置は、
    前記車載装置から受信したログを解析することで前記乗員の不快感と関連するログを特定できなかった場合、前記車載装置に対して、前記処理のログまたは前記通信のログ生成の分解能をアップさせる指令を送信する、
    請求項10に記載のシステム。
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