JP2024064471A - ロボットシステムの制御方法およびロボットシステム - Google Patents

ロボットシステムの制御方法およびロボットシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ロボットの減速制御の異常を精度よく検知することのできるロボットシステムの制御方法およびロボットシステムを提供する。【解決手段】ロボットと、前記ロボットの動作を制御するロボット制御部と、前記ロボットの動作を監視する安全監視部と、を有するロボットシステムの制御方法であって、前記ロボット制御部が減速指令に基づいて前記ロボットを減速制御する減速制御ステップと、前記減速制御ステップ中、前記安全監視部が前記ロボットの動作速度を所定間隔で取得し、取得した前記動作速度に基づいて算出される速度変化から前記減速制御の異常を検知する異常検知ステップと、を含む。【選択図】図6

Description

本発明は、ロボットシステムの制御方法およびロボットシステムに関する。
人と共同で作業を行う人共存型のロボットの分野では、安全監視ユニットによりロボットの動作を監視し、ロボットの異常や不具合を検知した場合にロボットを非常停止する構成が知られている。例えば、特許文献1には、ロボットが停止命令を受けた後のロボットの減速状態を監視するロボット制御装置が記載されている。
特開2011-152612号公報
しかしながら、特許文献1のロボット制御装置では、ロボットの最高速度に基づいて算出された比較速度を用いて監視を行うため、ロボットが最高速度でない速度から減速する場合、減速異常を十分に検知できないおそれがある。
本発明のロボットシステムの制御方法は、ロボットと、前記ロボットの動作を制御するロボット制御部と、前記ロボットの動作を監視する安全監視部と、を有するロボットシステムの制御方法であって、
前記ロボット制御部が減速指令に基づいて前記ロボットを減速制御する減速制御ステップと、
前記減速制御ステップ中、前記安全監視部が前記ロボットの動作速度を所定間隔で取得し、取得した前記動作速度に基づいて算出される速度変化から前記減速制御の異常を検知する異常検知ステップと、を含む。
本発明のロボットシステムは、ロボットと、
前記ロボットの動作を制御するロボット制御部と、
前記ロボットの動作を監視する安全監視部と、を有するロボットシステムであって、
前記ロボット制御部は、減速指令に基づいて前記ロボットを減速制御し、
前記安全監視部は、前記減速制御中、前記ロボットの動作速度を所定間隔で取得し、取得した前記動作速度に基づいて算出される速度変化から前記減速制御の異常を検知する。
好適な実施形態に係るロボットシステムの構成図である。 減速制御が異常な状態を示すグラフである。 減速制御が異常な状態を示すグラフである。 減速制御が異常な状態を示すグラフである。 減速制御が正常な状態を示すグラフである。 ロボットシステムの制御方法を示すフローチャートである。 ロボットシステムの制御方法を示すフローチャートである。
以下、本発明のロボットシステムの制御方法およびロボットシステムを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、好適な実施形態に係るロボットシステムの構成図である。図2~図4は、それぞれ、減速制御が異常な状態を示すグラフである。図5は、減速制御が正常な状態を示すグラフである。図6および図7は、それぞれ、ロボットシステムの制御方法を示すフローチャートである。
図1に示すロボットシステム1は、ロボット2と、ロボット2の駆動を制御するロボット制御部3と、ロボット2の駆動を監視する安全監視部4と、を有する。
ロボット2は、駆動軸を6つ有する6軸垂直多関節ロボットである。ロボット2は、ベース21と、ベース21に回動自在に連結されたロボットアーム22と、ロボットアーム22の先端に装着されたツール23と、を有する。
また、ロボットアーム22は、6本のアーム221、222、223、224、225、226が回動自在に連結されたロボティックアームであり、6つの関節J1、J2、J3、J4、J5、J6を備えている。これら6つの関節J1~J6のうち、関節J2、J3、J5が曲げ関節であり、関節J1、J4、J6がねじり関節である。関節J1、J2、J3、J4、J5、J6には、それぞれ、モーターMとエンコーダーEとが設置されている。ロボット制御部3は、ロボットシステム1の運転中、各関節J1~J6について、エンコーダーEの出力が示す関節J1~J6の回転角度を目標位置に一致させるフィードバック制御を実行する。このようなロボットアーム22の先端には、制御点としてのツールセンターポイント(以下、「TCP」と言う。)が設定されている。
また、ツール23は、ワークWを保持するハンドである。ただし、ツール23の構成は、特に限定されず、目的の作業によって適宜選択することができる。
以上、ロボット2について説明したが、ロボット2の構成は、特に限定されない。例えば、スカラロボット(水平多関節ロボット)、上述のロボットアーム22を2本備えた双腕ロボット等であってもよい。また、ベース21が固定されていない自走式のロボットであってもよい。
ロボット制御部3は、例えば、図示しないホストコンピューターからの動作指令に基づいてロボット2の駆動を制御する。ロボット制御部3は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサーと、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部装置との接続を行う外部インターフェースと、を有する。メモリーにはプロセッサーにより実行可能な各種プログラムが保存され、プロセッサーは、メモリーに記憶された各種プログラム等を読み込んで実行することができる。
安全監視部4は、ロボット制御部3によるロボット2の駆動を監視し、ロボット2の減速時に異常を検知すると、ロボット2を緊急停止させる。緊急停止の方法は、特に限定されず、例えば、ロボット2の電源を遮断してもよいし、予めロボット2に物理的なブレーキ装置を装着しておき、ブレーキ装置を作動させることによりロボット2を停止させてもよい。安全監視部4は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサーと、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部装置との接続を行う外部インターフェースと、を有する。メモリーにはプロセッサーにより実行可能な各種プログラムが保存され、プロセッサーは、メモリーに記憶された各種プログラム等を読み込んで実行することができる。
安全監視部4は、次の3つの方法によりロボット制御部3によるロボット2の減速制御時の異常を検知する。
<第1の方法>
第1の方法では、安全監視部4は、まず、ロボット制御部3がロボット2を減速制御している最中、所定周期毎にロボット2の動作速度Vを繰り返し検出する。本実施形態の動作速度Vは、TCPの動作速度を意味する。ただし、動作速度Vとしては、特に限定されず、適宜設定することができ、例えば、ワークWの動作速度であってもよい。また、動作速度Vは、各アーム221~226の長さ、各関節J1~J6のオフセット量、ソフトウェア原点への補正量(補正パルス値)等の制御パラメーターと、各エンコーダーEからの出力つまり各関節J1~J6の回転角度と、に基づいて検出することができる。ただし、動作速度Vの検出方法は、特に限定されず、例えば、レーザードップラー計測器を用いて検出してもよいし、ロボットアーム22に慣性センサーを取り付け、この慣性センサーの出力に基づいて検出してもよい。また、所定周期は、実時間を用いて計測してもよいし、ロボット制御部3が有するクロック周波数を用いて決定してもよい。また所定周期としては、特に限定されないが、本実施形態では、5[ミリ秒]程度に設定されている。
次に、安全監視部4は、ある時刻、本実施形態では直近の時刻において取得した動作速度Vが、1つ前の時刻において取得した動作速度V以上となる状態が所定回数Nだけ連続して生じた場合に異常を検知する。
異常が検知される例について、図2に基づいて説明する。なお、図2は、ロボット2の減速制御を行っているにも関わらず、何等かの異常で動作速度Vが途中で加速する状態を示している。また、図示の例ではN=3である。同図に示すように、安全監視部4は、所定周期つまり時刻T1、T2、T3、…毎に動作速度Vを検出する。同図の例では、時刻T8において取得した動作速度Vが1つ前の時刻T7において取得した動作速度V以上であり、時刻T8の次の時刻T9において取得した動作速度Vが1つ前の時刻T8において取得した動作速度V以上であり、時刻T9の次の時刻T10において取得した動作速度Vが1つ前の時刻T9において取得した動作速度V以上である。このように、3回連続で直近の時刻において取得した動作速度Vが前回の時刻において取得した動作速度V以上となった場合、安全監視部4は、ロボット2の異常を検知し、ロボット2を緊急停止させる。
なお、Nとしては、3に限定されず、2以下であってもよいし、4以上であってもよい。ただし、Nとしては、3以上10以下程度であることが好ましい。これにより、より精度よくかつ短時間でロボット2の減速制御時の異常を検知することができる。ここで、ロボット2では、ノイズ等の影響により瞬間的に動作速度Vが変動し、当該変動が原因となって、実際には正常な減速制御がなされ動作速度Vが減少しているにも関わらず、直近の時刻において取得した動作速度Vが前回の時刻において取得した動作速度V以上となる場合が考えられる。このような場合、Nが少なすぎると、正常な減速制御が行われているにも関わらず異常と誤検知してしまうおそれがある。一方、Nが多すぎると、異常が生じてから異常を検知するまでに時間がかかり、異常が生じてからロボット2が緊急停止するまでの時間が長くなるおそれがある。
このような方法によれば、直近の時刻において取得した動作速度Vと1つ前の時刻において取得した動作速度Vとを比較するため、減速異常を精度よく検知することができる。
<第2の方法>
第2の方法では、安全監視部4は、まず、ロボット制御部3がロボット2を減速制御している最中、所定周期毎にロボット2の動作速度Vを繰り返し検出する。動作速度Vの検出方法は、前述した第1の方法と同様である。次に、安全監視部4は、ある時刻、本実施形態では直近の時刻において取得した動作速度Vが、M回前の時刻において取得した動作速度V以上の場合に異常を検知する。ただし、M≧2である。
異常が検知される例について、図3に基づいて説明する。なお、図3は、ロボット2の減速制御を行っているにも関わらず、何等かの異常で動作速度Vが途中で加速する状態を示している。また、図示の例では、M=6である。同図に示すように、安全監視部4は、所定周期つまり時刻T1、T2、T3、…、毎に動作速度Vを検出する。そして、同図の例では、時刻T10において取得した動作速度Vが6回前の時刻T4において取得した動作速度V以上となる。このように、今回の時刻において取得した動作速度Vが6回前の時刻において取得した動作速度V以上となった場合、安全監視部4は、ロボット2の異常を検知し、ロボット2を緊急停止させる。
なお、Mとしては、2以上であれば、特に限定されないが、5以上10以下程度であることが好ましい。これにより、より精度よくかつ短時間でロボット2の減速制御の異常を検知することができる。ここで、第1の方法でも述べたように、ロボット2では、ノイズ等の影響により瞬間的に動作速度Vが変動し、当該変動が原因となって、実際には正常な減速制御がなされ動作速度Vが減少しているにも関わらず、直近の時刻において取得した動作速度VがM回前の時刻において取得した動作速度V以上となる場合が考えられる。このような場合、Mが少なすぎると今回の時刻とM回前の時刻との間隔が小さく、その間に動作速度Vが十分に低下せず、前述したノイズに起因する瞬間的な動作速度Vの変動によって今回の時刻における動作速度VがM回前の時刻における動作速度V以上となり、正常な減速制御が行われているにも関わらず異常と誤検知されるおそれがある。一方、Mが多すぎると、異常を検知するまでに時間がかかり、異常が発生してからロボット2が緊急停止するまでの時間が長くなるおそれがある。
このような方法によれば、直近の時刻において取得した動作速度VとM回前の時刻において取得した動作速度Vとを比較するため、減速異常を精度よく検知することができる。
<第3の方法>
第3の方法では、安全監視部4は、ロボット2の予想停止時刻Tsにおける動作速度Vが所定速度V0以上の場合に異常を検知する。なお、予想停止時刻Tsは、例えば、減速指令に基づいて求めることができる。また、減速指令に基づかず、減速指令に基づいて減速制御を開始してから所定時刻が経過した時刻とすることもできる。また、所定速度V0は、実質的に停止とみなせる程の低速に設定される。
異常が検知される例について、図4に基づいて詳細に説明する。なお、図4は、ロボット2の減速制御時の減速度が命令よりも低い状態を示している。同図に示すように、安全監視部4は、所定周期つまり時刻T1、T2、T3、…、毎に動作速度Vを検出する。そして、同図の例では、時刻T10と時刻T11との間に予想停止時刻Tsが位置しており、時刻T11において取得した動作速度Vが所定速度V0よりも大きい。このように、予想停止時刻Tsにおける動作速度V、より具体的には、予想停止時刻Tsを超えた直後に検出する動作速度Vが所定速度V0以上の場合、安全監視部4は、ロボット2の異常を検知し、ロボット2を緊急停止させる。
このような方法によれば、予想停止時刻Tsにおける動作速度Vに基づいて異常を検知するため、減速異常を精度よく検知することができる。
また、安全監視部4は、次の方法によりロボット制御部3によるロボット2の減速制御が正常であると判断する。この方法では、安全監視部4は、まず、ロボット制御部3がロボット2を減速制御している最中、所定周期毎にロボット2の動作速度Vを繰り返し検出する。動作速度Vの検出方法は、前述した第1の方法と同様である。そして、図5に示すように、安全監視部4は、予想停止時刻Tsよりも前に動作速度Vが所定速度V0未満となった場合に、減速制御が正常に終了したと判断し、その旨を通知する。
以上、ロボットシステム1の構成について簡単に説明した。次に、ロボットシステム1の制御方法について説明する。図6に示すように、ロボットシステム1の制御方法は、ロボット制御部3が減速指令に基づいてロボット2を減速制御する減速制御ステップS1と、減速制御ステップS1中、安全監視部4がロボット2の動作速度Vを所定間隔で取得し、取得した動作速度Vに基づいて算出される速度変化から減速制御の異常を検知する異常検知ステップS2と、を含む。このように、減速制御中の動作速度Vの速度変化から減速制御の異常を検知することにより、減速制御の異常を精度よく検知することができる。以下、詳細に説明する。
[減速制御ステップS1]
減速制御ステップS1では、ロボット制御部3は、例えば、図示しないホストコンピューターの減速指令に基づいて駆動中のロボット2を減速して停止させる減速制御を行う。
[異常検知ステップS2]
図7に示すように、異常検知ステップS2では、まず、安全監視部4は、ステップS21として、時刻Tを0に初期化する。なお、時刻Tは、整数である。次に、安全監視部4は、ステップS22として、1周期に相当する一定間隔Tcycが経過したかを判断する。本実施形態では、時刻Tを一定間隔Tcycで除算した時の余りが0になるときに一定間隔Tcycが経過したと判断する。一定間隔Tcycが経過していない場合、時刻Tをインクリメントつまり1つ増量し、再びステップS22を実行する。一定間隔Tcycが経過した場合、安全監視部4は、ステップS23として、ロボット2の動作速度Vを検出する。
次に、安全監視部4は、ステップS24として、第1の方法を用いてロボット2の減速制御の異常を検知する。つまり、直前の時刻Tnにおいて取得した動作速度Vn≧時刻Tn-1において取得した動作速度Vn-1、時刻Tn-1において取得した動作速度Vn-1≧時刻Tn-2において取得した動作速度Vn-2、かつ、時刻Tn-2において取得した動作速度Vn-2≧時刻Tn-3において取得した動作速度Vn-3であるかを判断する。Vn≧Vn-1、Vn-1≧Vn-2、かつ、Vn-2≧Vn-3の場合、安全監視部4は、ロボット2の減速制御の異常を検知する。
一方で、Vn≧Vn-1、Vn-1≧Vn-2、かつ、Vn-2≧Vn-3でない場合、安全監視部4は、ステップS25として、第2の方法を用いてロボット2の減速制御の異常を検知する。つまり、直前の時刻Tnにおいて取得した動作速度Vn≧6回前の時刻Tn-6において取得した動作速度Vn-6であるかを判断する。Vn≧Vn-6の場合、安全監視部4は、ロボット2の減速制御の異常を検知する。
一方で、Vn≧Vn-6でない場合、安全監視部4は、ステップS26として、第3の方法を用いてロボット2の減速制御の異常を検知する。つまり、時刻Tが予想停止時刻Ts直後の時刻Ts+1のときに取得した動作速度Vs+1≧所定速度V0であるかを判断する。Vs+1≧V0の場合、安全監視部4は、ロボット2の減速制御の異常を検知する。
一方で、Vs+1≧V0でない場合、安全監視部4は、ステップS27として、直前の時刻において取得した動作速度Vn≦所定速度V0であるかを判断する。Vn≦V0の場合、安全監視部4は、ロボットが正常に停止したと判断する。一方で、Vn>V0の場合、安全監視部4は、時刻Tをインクリメントし、再びステップS22を実行する。
前述したステップS24、S25、S26においてロボット2の減速制御の異常を検知した場合および前述したステップS27において正常に停止したと判断した場合、安全監視部4は、ステップS28として、各モーターMの電源を遮断する。
このような方法によれば、3つの方法を用いてロボット2の減速制御の異常を検知するため、ロボット2の減速制御の異常をより精度よく検知することができる。なお、ステップS24、S25、S26、S27の順番は、特に限定されない。例えば、ロボット2の減速制御の異常をできるだけ早期に検知したいという観点からすると、優先度は、S25≧S24>S26>S27となり、優先度の高いステップから順に行うことができる。
以上、ロボットシステム1およびその制御方法について説明した。このようなロボットシステム1の制御方法は、前述したように、ロボット2と、ロボット2の動作を制御するロボット制御部3と、ロボット2の動作を監視する安全監視部4と、を有するロボットシステム1の制御方法であって、ロボット制御部3が減速指令に基づいてロボット2を減速制御する減速制御ステップS1と、減速制御ステップS1中、安全監視部4がロボット2の動作速度Vを所定間隔で取得し、取得した動作速度Vに基づいて算出される速度変化から減速制御の異常を検知する異常検知ステップS2と、を含む。このように、減速制御中の動作速度Vの速度変化から減速制御の異常を検知する方法によれば、減速制御の異常を精度よく検知することができる。
また、前述したように、異常検知ステップS2では、ある時刻において取得した動作速度Vが、1つ前の時刻において取得した動作速度V以上となる状態が、所定回数N連続して生じた場合に異常を検知する。このような方法によれば、減速異常を精度よく検知することができる。
また、前述したように、異常検知ステップS2では、ある時刻において取得した動作速度Vが、2つ以上前の時刻において取得した動作速度V以上の場合に異常を検知する。このような方法によれば、減速異常を精度よく検知することができる。
また、前述したように、ロボットシステム1は、ロボット2と、ロボット2の動作を制御するロボット制御部3と、ロボット2の動作を監視する安全監視部4と、を有するロボットシステム1であって、ロボット制御部3は、減速指令に基づいてロボット2を減速制御し、安全監視部4は、減速制御中、ロボット2の動作速度Vを所定間隔で取得し、取得した動作速度Vに基づいて算出される速度変化から減速制御の異常を検知する。このように、減速制御中の動作速度Vの速度変化から減速制御の異常を検知する構成によれば、減速制御の異常を精度よく検知することができる。
以上、本発明のロボットシステムの制御方法およびロボットシステムを図示の実施形態に基づいて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
1…ロボットシステム、2…ロボット、3…ロボット制御部、4…安全監視部、21…ベース、22…ロボットアーム、23…ツール、221…アーム、222…アーム、223…アーム、224…アーム、225…アーム、226…アーム、E…エンコーダー、J1…関節、J2…関節、J3…関節、J4…関節、J5…関節、J6…関節、M…モーター、S1…減速制御ステップ、S2…異常検知ステップ、S21…ステップ、S22…ステップ、S23…ステップ、S24…ステップ、S25…ステップ、S26…ステップ、S27…ステップ、S28…ステップ、T…時刻、Tcyc…一定間隔、Ts…予想停止時刻、V…動作速度、V0…所定速度、Vn…動作速度、W…ワーク

Claims (4)

  1. ロボットと、前記ロボットの動作を制御するロボット制御部と、前記ロボットの動作を監視する安全監視部と、を有するロボットシステムの制御方法であって、
    前記ロボット制御部が減速指令に基づいて前記ロボットを減速制御する減速制御ステップと、
    前記減速制御ステップ中、前記安全監視部が前記ロボットの動作速度を所定間隔で取得し、取得した前記動作速度に基づいて算出される速度変化から前記減速制御の異常を検知する異常検知ステップと、を含むことを特徴とするロボットシステムの制御方法。
  2. 前記異常検知ステップでは、ある時刻において取得した前記動作速度が、1つ前の時刻において取得した前記動作速度以上となる状態が、所定回数連続して生じた場合に前記異常を検知する請求項1に記載のロボットシステムの制御方法。
  3. 前記異常検知ステップでは、ある時刻において取得した前記動作速度が、2つ以上前の時刻において取得した前記動作速度以上の場合に前記異常を検知する請求項1に記載のロボットシステムの制御方法。
  4. ロボットと、
    前記ロボットの動作を制御するロボット制御部と、
    前記ロボットの動作を監視する安全監視部と、を有するロボットシステムであって、
    前記ロボット制御部は、減速指令に基づいて前記ロボットを減速制御し、
    前記安全監視部は、前記減速制御中、前記ロボットの動作速度を所定間隔で取得し、取得した前記動作速度に基づいて算出される速度変化から前記減速制御の異常を検知することを特徴とするロボットシステム。
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