JP2024060752A - 車両 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024060752000001
【課題】各種機器の動作に対する自動運転システムの判断と、ユーザの判断とに差異が生じた場合に、各種機器を最適に動作させる。
【解決手段】VCIBは、ヘッドライトドライバ入力がAUTOモードである場合(S1においてYES)、ADKからのヘッドライトモード要求を受け付ける(S2)。VCIBは、現在のヘッドライトドライバ入力を特定する(S3)。VCIBは、第1対応情報を読み出し、特定されたヘッドライトドライバ入力、および受け付けられたヘッドライトモード要求を第1対応情報に照会させて、ヘッドライトの点灯状態を決定する(S4)。
【選択図】図7

Description

本開示は、自動運転が可能に構成された車両に関する。
近年、車両の自動運転に関する技術の開発が進められている。たとえば、特開2018-132015号公報(特許文献1)には、車両の動力を統括的に管理する動力システムと、各種車載器の電力供給等を統括的に管理する電源システムと、車両の自動運転制御を統括的に実行する自動運転システムとを備えた車両が開示されている。
特開2018-132015号公報
ここで、ヘッドライト、フロントワイパおよびリアワイパ等の各種機器の動作に対する自動運転システムの判断と、ユーザの判断とに差異が生じる場合があり得る。この場合に、一律でいずれか一方の判断を優先させる構成とすることは、各種機器の最適な動作とならない場合がある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、各種機器の動作に対する自動運転システムの判断と、ユーザの判断とに差異が生じた場合に、各種機器を最適に動作させることである。
(1)この開示のある局面に係る車両は、自動運転システムが搭載可能に構成された車両である。車両は、自動運転システムからの指令に従って車両制御を実行する車両プラットフォームと、車両プラットフォームと自動運転システムとの間のインターフェースを行なう車両制御インターフェースボックスとを備える。車両プラットフォームは、機器および機器の動作をユーザが指示するための操作装置を含む。車両制御インターフェースボックスは、自動運転システムから、機器の動作要求を受け付ける。車両制御インターフェースボックスは、機器の動作状態を決定するための対応情報を記憶している。車両制御インターフェースボックスは、操作装置に対するユーザ操作に基づく操作要求と、動作要求とが異なる場合、操作要求、動作要求および対応情報とを用いて、機器の動作状態を決定する。
上記構成によれば、車両制御インターフェースボックスは、機器の動作状態を決定するための対応情報を記憶している。操作要求と動作要求とが異なる場合には、車両制御インターフェースボックスは、操作要求と動作要求とを対応情報に照会させて機器の動作状態を決定することができる。対応情報を適切に定めておくことにより、操作要求と動作要求とに差異が生じた場合に、機器を最適に動作させることができる。
(2)ある実施の形態においては、機器は、ヘッドライトを含む。ヘッドライトは、動作モードとして、OFFモード、TAILモード、HEADモード、AUTOモード、およびHIモードを含む。車両制御インターフェースボックスは、操作要求がAUTOモードを要求している場合に、動作要求を受け付ける。
上記構成によれば、ユーザがAUTOモードを選択している場合に、自動運転システムからの動作要求が受け付けられるようにすることができる。
(3)ある実施の形態においては、操作装置は、HIモードを要求する第1の位置と、HIモードを要求しない第2の位置とを切り替える第1操作部と、OFFモード、TAILモード、HEADモード、およびAUTOモードを選択可能に構成された第2操作部とを含む。車両制御インターフェースボックスは、操作要求および動作要求のいずれかがHIモードを要求するとき、対応情報に基づいて、HIモードをHEADモードおよびAUTOモードよりも優先させる。
上記構成によれば、操作要求がHIモードを要求するか(第1操作部が第1の位置であるか)、または、動作要求がHIモードを要求するとき、対応情報に基づいて、HIモードをHEADモードおよびAUTOモードよりも優先させる。このように対応情報を定めておくことにより、ヘッドライトを最適に動作させることができる。
(4)ある実施の形態においては、車両制御インターフェースボックスは、受け付けている動作要求がOFFモードまたはTAILモードを要求する場合、対応情報に基づいて、ヘッドライトの動作状態を最後に動作していたモードに決定する。
上記構成によれば、受け付けている動作要求がOFFモードまたはTAILモードである場合には、ヘッドライトの動作状態が最後に動作していたモードに決定される。上記の決定を導くように対応情報を定めておくことにより、ヘッドライトを最適に動作させることができる。
(5)ある実施の形態においては、車両制御インターフェースボックスは、受け付けている動作要求がOFFモードまたはTAILモードを要求する場合において、第2操作部がAUTOモードからOFFモード、TAILモード、またはHEADモードに切り替えられたとき、対応情報に基づいて、ヘッドライトの動作状態を最後に動作していたモードに決定する。
動作要求を受け付けた後に、ユーザがAUTOモードからOFFモード、TAILモード、またはHEADモードに第2操作部を切り替える場合がある。この場合には、ヘッドライトの動作状態が最後に動作していたモードに決定される。上記の決定を導くように対応情報を定めておくことにより、ヘッドライトを最適に動作させることができる。
(6)ある実施の形態においては、車両制御インターフェースボックスは、第1操作部が第1の位置であり、かつ、第2操作部がAUTOモードを選択している場合において、動作要求がHEADモードまたはAUTOモードであるとき、対応情報に基づいて、ヘッドライトの動作状態をHIモードに決定し、第1操作部が第2の位置であり、かつ、第2操作部がAUTOモードを選択している場合において、動作要求がHEADモードまたはAUTOモードであるとき、対応情報に基づいて、ヘッドライトの動作状態を最後に動作していたモードに決定する。
上記構成によれば、HEADモードまたはAUTOモードの動作要求を受け付けた場合に、第1操作部が第1の位置であるか第2の位置によって異なるヘッドライトの動作状態を決定する。上記の決定を導くように対応情報を定めておくことにより、ヘッドライトを最適に動作させることができる。
(7)ある実施の形態においては、機器は、フロントワイパを含む。車両制御インターフェースボックスは、操作要求と動作要求とが異なる場合、対応情報に基づいて、フロントワイパをより動作させる方の要求に従って、フロントワイパの動作状態を決定する。
上記構成によれば、操作要求と動作要求とが異なる場合に、フロントワイパをより動作させるように、フロントワイパの動作状態を決定する。上記の決定を導くように対応情報を定めておくことにより、フロントワイパを最適に動作させることができる。
(8)ある実施の形態においては、車両制御インターフェースボックスは、操作要求および動作要求のいずれかがHIモードであるとき、フロントワイパの動作状態をHIモードに決定する。
上記構成によれば、操作要求と動作要求とが異なる場合に、フロントワイパをより動作させることができる。
(9)ある実施の形態においては、機器は、リアワイパを含む。車両制御インターフェースボックスは、操作要求と動作要求とが異なる場合、対応情報に基づいて、リアワイパをより動作させる方の要求に従って、リアワイパの動作状態を決定する。
上記構成によれば、操作要求と動作要求とが異なる場合に、リアワイパをより動作させるように、リアワイパの動作状態を決定する。上記の決定を導くように対応情報を定めておくことにより、リアワイパを最適に動作させることができる。
(10)ある実施の形態においては、車両制御インターフェースボックスは、操作要求および動作要求のいずれかがHIモードであるとき、リアワイパの動作状態をHIモードに決定する。
上記構成によれば、操作要求と動作要求とが異なる場合に、リアワイパをより動作させることができる。
本開示によれば、各種機器の動作に対する自動運転システムの判断と、ユーザの判断とに差異が生じた場合に、各種機器を最適に動作させることができる。
本開示の実施の形態に従う車両の概要を示す図である。 図1に示したADK(ADS)およびVPの構成をより詳細に示す図である。 コンビネーションスイッチを説明するための図である。 ヘッドライトドライバ入力を説明するための図である。 ライト動作モード要求を説明するための図である。 第1対応情報を説明するための図である。 ヘッドライトモード状態を決定するための処理の手順を示すフローチャートである。 フロントワイパドライバ入力を説明するための図である。 フロントワイパ動作モード要求を説明するための図である。 第2対応情報を説明するための図である。 フロントワイパ状態を決定するための処理の手順を示すフローチャートである。 リアワイパドライバ入力を説明するための図である。 リアワイパ動作モード要求を説明するための図である。 第3対応情報を説明するための図である。 リアワイパ状態を決定するための処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<全体構成>
図1は、本開示の実施の形態に従う車両10の概要を示す図である。図1を参照して、車両10は、自動運転キット(以下、「ADK(Autonomous Driving Kit)」と表記する。)200と、車両プラットフォーム(以下、「VP(Vehicle Platform)」と表記する。)120とを備える。ADK200は、VP120に取付可能(搭載可能)に構成されている。ADK200とVP120とは、VP120に搭載される車両制御インターフェースボックス111(後述)を通じて相互に通信可能に構成されている。
VP120は、ADK200からの制御要求(指令)に従って自動運転を行なうことができる。なお、図1では、VP120とADK200とが離れた位置に示されているが、ADK200は、実際にはVP120を構成するベース車両100(後述)のルーフトップ等に取り付けられる。ADK200は、VP120から取り外すことも可能である。ADK200が取り外されている場合には、VP120は、ユーザの運転により走行することができる。この場合、VP120は、マニュアルモードによる走行制御(ユーザ操作に応じた走行制御)を実行する。
ADK200は、車両10の自動運転を行なうための自動運転システム(以下、「ADS(Autonomous Driving System)」と表記する。)202を含む。ADS202は、たとえば、車両10の走行計画を作成する。そして、ADS202は、作成された走行計画に従って車両10を走行させるための各種指令(制御要求)を、指令毎に定義されたAPI(Application Program Interface)に従ってVP120へ出力する。また、ADS202は、VP120の状態(車両状態)を示す各種信号を、信号毎に定義されたAPIに従ってVP120から受信する。そして、ADS202は、受信した車両状態を走行計画の作成に反映する。ADS202の詳細な構成については、後ほど説明する。
VP120は、ベース車両100と、車両制御インターフェースボックス(以下、「VCIB(Vehicle Control Interface Box)」と表記する。)111とを含む。
ベース車両100は、ADK200(ADS202)からの制御要求に従って各種車両制御を実行する。ベース車両100は、車両を制御するための各種システムおよび各種センサを含む。具体的には、ベース車両100は、統合制御マネージャ115と、ブレーキシステム121と、ステアリングシステム122と、パワートレーンシステム123と、アクティブセーフティシステム125と、ボディシステム126と、車輪速センサ127A,127Bと、ピニオン角センサ128と、カメラ129Aと、レーダセンサ129B,129Cとを含む。
統合制御マネージャ115は、プロセッサおよびメモリを含み、車両の動作に関わる上記各システム(ブレーキシステム121、ステアリングシステム122、パワートレーンシステム123、アクティブセーフティシステム125、ボディシステム126)を統合して制御する。
ブレーキシステム121は、各車輪に設けられる制動装置を制御するように構成される。制動装置は、たとえば、アクチュエータによって調整される油圧を用いて動作するディスクブレーキシステム(図示せず)を含む。
ブレーキシステム121には、車輪速センサ127A,127Bが接続される。車輪速センサ127Aは、前輪の回転速度を検出し、その検出値をブレーキシステム121へ出力する。車輪速センサ127Bは、後輪の回転速度を検出し、その検出値をブレーキシステム121へ出力する。
また、ブレーキシステム121は、ADK200からVCIB111および統合制御マネージャ115を介して出力される所定の制御要求に従って、制動装置に対する制動指令を生成する。そして、ブレーキシステム121は、生成された制動指令を用いて制動装置を制御する。なお、統合制御マネージャ115は、各車輪の回転速度に基づいて車両の速度(車速)を算出することができる。
ステアリングシステム122は、車両の操舵輪の操舵角を、操舵装置を用いて制御するように構成される。操舵装置は、たとえば、アクチュエータにより操舵角の調整が可能なラック&ピニオン式の電動パワーステアリング(EPS:Electric Power Steering)を含む。
ステアリングシステム122には、ピニオン角センサ128が接続される。ピニオン角センサ128は、操舵装置を構成するアクチュエータの回転軸に連結されたピニオンギヤの回転角(ピニオン角)を検出し、その検出値をステアリングシステム122へ出力する。
また、ステアリングシステム122は、ADK200からVCIB111および統合制御マネージャ115を介して出力される所定の制御要求に従って、操舵装置に対する操舵指令を生成する。そして、ステアリングシステム122は、生成された操舵指令を用いて操舵装置を制御する。
パワートレーンシステム123は、複数の車輪の少なくとも1つに設けられる電動パーキングブレーキ(EPB:Electric Parking Brake)システムと、ベース車両100のトランスミッションに設けられるパーキングロック(P-Lock)システムと、シフトレンジを選択するためのシフト装置を含む推進システムとを制御する。パワートレーンシステム123の詳細な構成については、後ほど図2にて説明する。
アクティブセーフティシステム125は、カメラ129Aおよびレーダセンサ129B,129Cを用いて車両前方または後方の障害物(歩行者、自転車、駐車車両、電柱等)を検出する。アクティブセーフティシステム125は、車両10と障害物との間の距離、および車両10の移動方向に基づいて、車両10が障害物と衝突する可能性があるかどうかを判定する。そして、アクティブセーフティシステム125は、衝突の可能性があると判定する場合、車両の制動力が増加するように、統合制御マネージャ115を介してブレーキシステム121へ制動指令を出力する。
ボディシステム126は、たとえば、車両10の走行状態または環境等に応じて、方向指示器、ヘッドライト、ハザードランプ、ホーン、フロントワイパ、リアワイパ等の各種機器(いずれも図示せず)を制御するように構成される。ボディシステム126は、ADK200からVCIB111および統合制御マネージャ115を介して出力される所定の制御要求に従って、上記の各種機器を制御する。
VCIB111は、CAN(Controller Area Network)等を通じてADK200のADS202と通信可能に構成される。VCIB111は、通信される信号毎に定義された所定のAPIを実行することにより、ADS202から各種制御要求を受信し、また、VP120の状態をADS202へ出力する。VCIB111は、ADS202から制御要求を受信すると、その制御要求に対応する制御指令を、統合制御マネージャ115を介して制御指令に対応するシステムへ出力する。また、VCIB111は、ベース車両100の各種情報を各システムから統合制御マネージャ115を介して取得し、ベース車両100の状態を車両状態としてADS202へ出力する。
なお、車両10は、MaaS(Mobility as a Service)システムの構成の一つとして採用され得る。MaaSシステムは、車両10に加えて、たとえば、データサーバと、モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF:Mobility Service Platform)とをさらに備える(いずれも図示せず)。
MSPFとは、各種モビリティサービスが接続される統一プラットフォームである。MSPFには、自動運転関連のモビリティサービスが接続される。MSPFには、自動運転関連のモビリティサービス以外にも、ライドシェア事業者、カーシェア事業者、レンタカー事業者、タクシー事業者、保険会社等により提供されるモビリティサービスが接続され得る。モビリティサービスを含む各種モビリティサービスは、MSPF上で公開されたAPIを用いて、MSPFが提供する様々な機能をサービス内容に応じて利用することができる。
VP120は、MaaSシステムのデータサーバと無線通信するための通信I/F(インターフェース)としてDCM(Data Communication Module)をさらに備えている(図示せず)。DCMは、たとえば、速度、位置、自動運転状態のような各種車両情報をデータサーバへ出力する。また、DCMは、たとえば、自動運転関連のモビリティサービスにおいて車両10を含む自動運転車両の走行を管理するための各種データを、モビリティサービスからMSPFおよびデータサーバを通じて受信する。
MSPFにおいては、ADKの開発に必要な車両状態および車両制御の各種データを利用するためのAPIが公開されている。各種モビリティサービスは、MSPF上で公開されたAPIを用いて、MSPFが提供する様々な機能をサービス内容に応じて利用することができる。たとえば、自動運転関連のモビリティサービスは、MSPF上で公開されたAPIを用いて、データサーバと通信を行なう自動運転車両の運転制御データや、データサーバに蓄えられた情報等をMSPFから取得することができる。また、自動運転関連のモビリティサービスは、上記APIを用いて、車両10を含む自動運転車両を管理するためのデータ等をMSPFへ送信することができる。
図2は、図1に示したADK200(ADS202)およびVP120の構成をより詳細に示す図である。図2を参照して、ADK200のADS202は、コンピュータ210と、HMI(Human Machine Interface)230と、認識用センサ260と、姿勢用センサ270と、センサクリーナ290とを含む。
コンピュータ210は、通信モジュール210A,210Bを含む。通信モジュール210A,210Bは、VCIB111と通信可能に構成される。コンピュータ210は、車両10の自動運転時に、各種センサ(後述)を用いて、車両周辺の環境、ならびに車両10の姿勢、挙動および位置を取得するとともに、VP120からVCIB111を経由して車両状態を取得し、車両10の次の動作(加速、減速、曲がる等)を設定する。そして、コンピュータ210は、設定された次の動作を実現するための各種指令をVP120のVCIB111へ出力する。
HMI230は、自動運転時、ユーザの操作を要する運転時、自動運転とユーザの操作を要する運転との間での移行時等に、ユーザへの情報の提示やユーザ操作の受け付けを行なう。HMI230は、たとえば、VP120に設けられるタッチパネルディスプレイ等の入出力装置(図示せず)と接続可能に構成される。
認識用センサ260は、車両周辺の環境を認識するためのセンサである。認識用センサ260は、たとえば、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)、ミリ波レーダ、およびカメラのうちの少なくとも1つを含んで構成される。
LIDARは、レーザ光(赤外線)をパルス状に照射し、対象物に反射して戻ってくるまでの時間によって距離を計測するための距離計測装置である。ミリ波レーダは、波長の短い電波を対象物に照射し、対象物から戻ってきた電波を検出して、対象物までの距離や方向を計測する距離計測装置である。カメラは、たとえば、車室内のルームミラーの裏側に配置されており、車両10の前方の撮影に用いられる。カメラによって撮影された画像や映像に対する人工知能(AI)や画像処理用プロセッサを用いた画像処理によって、車両10の前方にある他の車両、障害物、人等が認識可能となる。認識用センサ260によって取得された情報は、コンピュータ210へ出力される。
姿勢用センサ270は、車両10の姿勢、挙動、位置を検出するためのセンサである。姿勢用センサ270は、たとえば、IMU(Inertial Measurement Unit)と、GPS(Global Positioning System)とを含んで構成される。
IMUは、たとえば、車両10の前後方向、左右方向および上下方向の加速度と、車両10のロール方向、ピッチ方向およびヨー方向の角速度とを検出する。GPSは、地球の軌道上を周回する複数のGPS衛星から受信する情報を用いて車両10の位置を検出する。姿勢用センサ270によって取得された情報は、コンピュータ210へ出力される。
センサクリーナ290は、各種センサに付着した汚れを除去するように構成される。センサクリーナ290は、たとえば、カメラのレンズや、レーザまたは電波の照射部等に付着した汚れを、洗浄液やワイパー等を用いて除去する。
VCIB111は、VCIB111Aと、VCIB111Bとを含む。VCIB111A,111Bの各々は、ECU(Electronic Control Unit)によって構成される。ECUは、図示しないCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、メモリ(ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory))とを含んで構成される。ROMは、プロセッサによって実行可能なプログラムを記憶する。プロセッサは、ROMに記憶されたプログラムに従って各種処理を実行する。
VCIB111A,111Bは、それぞれADS202の通信モジュール210A,210Bと相互に通信可能に接続されている。また、VCIB111AとVCIB111Bとも、相互に通信可能に接続されている。VCIB111Bは、VCIB111Aと比較して同等の機能を有しているが、VP120を構成する複数のシステムに対する接続先が一部異なる。
VCIB111A,111Bの各々は、ADS202とVP120との間で制御要求および車両状態を中継する。より具体的には、VCIB111Aについて代表的に説明すると、VCIB111Aは、ADS202から出力される各種制御要求を、制御要求毎に定義されたAPIに従って受信する。そして、VCIB111Aは、受信した制御要求に対応する指令を生成し、制御要求に対応するベース車両100のシステムへ出力する。本実施の形態では、ADS202から受信される制御要求は、ベース車両100のトランクドア(バックドア)の開閉作動を指令するトランク動作コマンド(Trunk Operate Command)を含む。
また、VCIB111Aは、VP120の各システムから出力される車両情報を受け、VP120の車両状態を示す情報を、車両状態毎に定義されたAPIに従ってADS202へ送信する。ADS202へ送信される、車両状態を示す情報は、VP120の各システムから出力される車両情報と同一の情報であってもよいし、ADS202で実行される処理に用いられる情報が上記の車両情報から抽出されたものであってもよい。
一部のシステム(たとえば、ブレーキや操舵)の動作に関して同等の機能を有するVCIB111AおよびVCIB111Bが備えられることにより、ADS202とVP120との間の制御系統が冗長化されている。これにより、システムの一部に何らかの障害が発生した場合に、適宜制御系統を切り替えたり、障害が発生した制御系統を遮断したりすることによって、VP120の機能(曲がる、止まる等)を維持することができる。
ブレーキシステム121は、ブレーキシステム121A,121Bを含む。ステアリングシステム122は、ステアリングシステム122A,122Bを含む。パワートレーンシステム123は、EPBシステム123Aと、P-Lockシステム123Bと、推進システム124と含む。
VCIB111Aと、ブレーキシステム121A、ステアリングシステム122A、EPBシステム123A、P-Lockシステム123B、推進システム124、およびボディシステム126とは、通信バスを介して相互に通信可能に接続される。また、VCIB111Bと、ブレーキシステム121B、ステアリングシステム122B、およびP-Lock123とは、通信バスを介して相互に通信可能に接続される。
ブレーキシステム121A,121Bは、各車輪に設けられる複数の制動装置を制御可能に構成される。ブレーキシステム121Bは、ブレーキシステム121Aと同等の機能を有するようにしてもよいし、或いは、一方は、各車輪の車両走行時の制動力を独立して制御可能に構成され、他方は、車両走行時に各車輪において同じ制動力が発生するように制御可能に構成されてもよい。
ブレーキシステム121A,121Bは、ADS202からVCIB111を介して受ける制御要求に従って、制動装置に対する制動指令を生成する。ブレーキシステム121A,121Bは、たとえば、一方のブレーキシステムにおいて生成された制動指令を用いて制動装置を制御し、そのブレーキシステムに異常が発生する場合に、他方のブレーキシステムにおいて生成された制動指令を用いて制動装置を制御する。
ステアリングシステム122A,122Bは、車両10の操舵輪の操舵角を、操舵装置を用いて制御可能に構成される。ステアリングシステム122Bは、ステアリングシステム122Aと比較して同様の機能を有する。
ステアリングシステム122A,122Bは、ADS202からVCIB111を介して受ける制御要求に従って、操舵装置に対する操舵指令を生成する。ステアリングシステム122A,122Bは、たとえば、一方のステアリングシステムにおいて生成された操舵指令を用いて操舵装置を制御し、そのステアリングシステムに異常が発生する場合に、他方のステアリングシステムにおいて生成された操舵指令を用いて操舵装置を制御する。
EPBシステム123Aは、EPBを制御可能に構成される。EPBは、制動装置とは別に設けられ、アクチュエータの動作によって車輪を固定する。EPBは、たとえば、複数の車輪の一部に設けられるパーキングブレーキ用のドラムブレーキをアクチュエータにより作動させて車輪を固定したり、ブレーキシステム121A,121Bとは別に制動装置に供給される油圧を調整可能とするアクチュエータを用いて制動装置を作動させて車輪を固定したりする。
EPBシステム123Aは、ADS202からVCIB111を介して受ける制御要求に従ってEPBを制御する。
P-Lockシステム123Bは、P-Lock装置を制御可能に構成される。P-Lock装置は、ベース車両100のトランスミッション内の回転要素に連結して設けられる歯車(ロックギヤ)の歯部に対して、アクチュエータにより位置が調整されるパーキングロックポールの先端に設けられた突起部を嵌合させる。これにより、トランスミッションの出力軸の回転が固定され、車輪が固定される。
P-Lockシステム123Bは、ADS202からVCIB111を介して受ける制御要求に従ってP-Lock装置を制御する。P-Lockシステム123Bは、ADS202からの制御要求がシフトレンジをパーキングレンジ(Pレンジ)にする要求を含む場合にP-Lock装置を作動させ、制御要求がシフトレンジをPレンジ以外にする要求を含む場合にP-Lock装置の作動を解除する。
推進システム124は、シフト装置を用いたシフトレンジの切り替えが可能であり、かつ、駆動源を用いた車両10の移動方向に対する車両10の駆動力を制御可能に構成される。切り替え可能なシフトレンジとしては、たとえば、Pレンジと、ニュートラルレンジ(Nレンジ)と、前進走行レンジ(Dレンジ)と、後進走行レンジ(Rレンジ)とを含む。駆動源は、たとえば、モータジェネレータやエンジン等を含む。
推進システム124は、ADS202からVCIB111を介して受ける制御要求に従って、シフト装置と駆動源とを制御する。
アクティブセーフティシステム125は、ブレーキシステム121Aと通信可能に接続されている。アクティブセーフティシステム125は、上述のとおり、カメラ129Aおよびレーダセンサ129Bを用いて車両前方の障害物等(障害物や人)を検出し、障害物等との距離によって衝突の可能性があると判定する場合、制動力が増加するようにブレーキシステム121Aに制動指令を出力する。
ボディシステム126は、ADS202からVCIB111を介して受ける制御要求(制御指令)に従って、各種機器を制御する。各種機器には、ヘッドライト、フロントワイパ、およびリアワイパが含まれる。また、ボディシステム126は、ヘッドライト、フロントワイパ、およびリアワイパを手動操作するためのコンビネーションスイッチ300(図3)からの制御指令に従って、ヘッドライト、フロントワイパ、およびリアワイパを制御する。
車両10においては、たとえば、ユーザのHMI230に対する操作等によって自律ステートとして自律モードが選択された場合に、自動運転が実施される。上述のように、ADS202は、自動運転中においては、まず、走行計画を作成する。走行計画の例としては、たとえば、直進を継続する計画、予め定められた走行経路中の所定の交差点で左折/右折する計画、走行車線を変更する計画等が挙げられる。
ADS202は、作成された走行計画に従って車両10が動作するために必要な制御的な物理量(加速度、減速度、タイヤ切れ角等)を算出する。ADS202は、APIの実行周期毎の物理量を分割する。ADS202は、APIを用いて、分割された物理量を表す制御要求をVCIB111へ出力する。さらに、ADS202は、VP120から車両状態(車両の実際の移動方向、車両の固定化の状態等)を取得し、取得された車両状態を反映した走行計画を再作成する。このようにして、ADS202は、車両10の自動運転を可能とする。
各種機器(ヘッドライト、フロントワイパ、およびリアワイパ)は、コンビネーションスイッチ300(図3)に対するユーザ操作、または、ADK200からの制御指令(動作モード要求)に基づいて制御される。VCIB111は、コンビネーションスイッチ300(図3)に対するユーザ操作、または、ADK200からの指令に基づいた制御指令を生成し、当該制御指令をボディシステム126に出力する。ボディシステム126は、制御指令に従って、各種機器を操作する。
図3は、コンビネーションスイッチ300を説明するための図である。以下では、コンビネーションスイッチ300を「コンビスイッチ300」と表記する場合がある。
コンビスイッチ300は、ヘッドライトに対する操作を行なうためのレバースイッチ310と、フロントワイパおよびリアワイパを操作するためのレバースイッチ320とを備える。
ヘッドライトは、動作状態(動作モード)として、「TAILモード」、「HEADモード」、「AUTOモード」、「HIモード」および「OFFモード」を含む。「TAILモード」は、スモールライト(車幅灯)を点灯させるモードである。「HEADモード」は、ヘッドライトを点灯し、かつ、ロービームに設定するモードである。「AUTOモード」は、車両10の周囲の照度に基づいて、VP120(本実施の形態においてはボディシステム126)が動作モードを自動で設定するモードである。「HIモード」は、ヘッドライトを点灯し、かつ、ハイビームに設定するモードである。「OFFモード」は、ヘッドライトを消灯するモードである。
ヘッドライトの動作モードは、レバースイッチ310に対する操作によってユーザが設定することができる。レバースイッチ310を操作してユーザが設定したヘッドライトの動作モードを、「ヘッドライト設定モード」と表記する場合がある。コンビスイッチ300は、設定されたヘッドライト設定モードを示す信号(以下「ヘッドライトドライバ入力(Headlight_Driver_Input)」とも称する)をVCIB111に出力する。すなわち、コンビスイッチ300からVCIB111に、ヘッドライトに対するドライバの操作入力が通知される。
レバースイッチ310は、操作部311を含む。ユーザは、操作部311を操作することにより、ヘッドライト設定モードを、「OFFモード」、「TAILモード」、「AUTOモード」、および「HEADモード」のいずれかに設定することができる。操作部311は、OFFモードを設定するためのモード位置313、TAILモードを設定するためのモード位置314、AUTOモードを設定するためのモード位置315、およびHEADモードを設定するためのモード位置316を含む。ユーザは、基準位置312に所望のモード位置を合わせることにより、ヘッドライト設定モードを所望のモードに設定することができる。図3では、基準位置312にモード位置313が合わせられている。なお、操作部311は、本実施の形態に係る「第2操作部」に相当する。
さらに、レバースイッチ310は、2段階に位置を設定することができる。2段階の位置は、通常のレバーステータスである位置(ロービーム位置)と、HIのレバーステータスの位置(ハイビーム位置)とを含む。レバースイッチ310がロービーム位置である場合には、ロービームが使用される。レバースイッチ310がハイビーム位置である場合には、ハイビームが使用される。たとえば、図3において、レバースイッチ310がロービーム位置であるとすると、コンビスイッチ300は、OFFモードをヘッドライト設定モードとしたヘッドライトドライバ入力をVCIB111に出力する。たとえば、図3において、レバースイッチ310がハイビーム位置であるとすると、コンビスイッチ300は、HIモードをヘッドライト設定モードとしたヘッドライトドライバ入力をVCIB111に出力する。なお、レバースイッチ310の位置を切り替えるための機構は、本開示に係る「第1操作部」に相当する。
図4は、ヘッドライトドライバ入力を説明するための図である。図4には、ヘッドライトドライバ入力と、対応する値との関係が示されている。具体的には、「Value」の欄に値が示され、「Description」の欄にヘッドライトドライバ入力が示されている。なお、「Remarks」の欄には、備考が記載されている。
図4を参照して、0の値は、「OFFモード」を示す。1の値は、「TAILモードON」を示す。2の値は、「LOモードON」、換言すれば「HEADモードON」を示す。3の値は、「AUTOモードON」を示す。4の値は、「HIモードON」を示す。7の値は、「無効(invalid)」を示す。なお、本実施の形態においては、5および6の値は用いられていないが、適宜設定して利用することも可能である。
基準位置312にモード位置313が合わせられ、オフ位置接点信号がONのとき、コンビスイッチ300は、「0」をVCIB111に出力する。基準位置312にモード位置314が合わせられ、テール位置接点信号がONのとき、コンビスイッチ300は、「1」をVCIB111に出力する。基準位置312にモード位置316が合わせられ、ヘッド位置接点信号がONのとき、コンビスイッチ300は、「2」をVCIB111に出力する。基準位置312にモード位置315が合わせられ、オート位置接点信号がONのとき、コンビスイッチ300は、「3」をVCIB111に出力する。レバースイッチ310がハイビーム位置に位置され、HI位置接点信号がONのとき、コンビスイッチ300は、「4」をVCIB111に出力する。
なお、コンビスイッチ300は、接点同時ON時には、「LO>AUTO>TAIL>OFF」の優先順位に従って決定した値をVCIB111に出力する。たとえば、オート位置接点信号とテール位置接点信号とが同時ONのとき、コンビスイッチ300は、優先順位に従って「3」をVCIB111に出力する。
VCIB111は、ヘッドライト設定モードがAUTOモードである場合には、ADK200からのライト作動モード要求(制御要求)を受け付ける。ADK200は、所定の周期毎に、ヘッドライトの点灯状態を指令するライト動作モード要求(Headlight_Mode_Command)をVCIB111へ出力する。ライト動作モード要求を受けたVCIB111は、ヘッドライト設定モードがAUTOモードである場合には、当該ライト動作モード要求を受け付ける。
図5は、ライト動作モード要求を説明するための図である。図5には、ライト動作モード要求と、対応する値との関係が示されている。具体的には、「Value」の欄に値が示され、「Description」の欄にライト動作モード要求が示されている。なお、「Remarks」の欄には、備考が記載されている。
図5を参照して、0の値は、「要求なし(No request)」を示す。1の値は、「TAILモード要求(TAIL mode request)」を示す。2の値は、「HEADモード要求(HEAD mode request)」を示す。3の値は、「AUTOモード要求(AUTO mode request)」を示す。4の値は、「HIモード要求(HI mode request)」を示す。5の値は、「OFFモード要求(OFF mode request)」を示す。なお、本実施の形態においては、6および7の値は用いられていないが、適宜設定して利用することも可能である。
本実施の形態に係るVCIB111は、ヘッドライトドライバ入力とライト作動モード要求との関係により、ヘッドライトモード状態(Headlight_Mode_Status)を決定するための第1対応情報をメモリに記憶している。ヘッドライトモード状態は、ヘッドライトの点灯状態を通知する信号である。上述のとおり、VCIB111は、ヘッドライト設定モードがAUTOモードである場合に、ライト動作モード要求を受け付ける。VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力、ライト作動モード要求および第1対応情報を用いて、ヘッドライトモード状態を決定する。さらに、VCIB111がライト動作モード要求を受け付けた後に、ユーザがレバースイッチ310を操作して、ヘッドライト設定モードを他のモードに変更することもあり得る。このような場合にも、VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力、ライト作動モード要求および第1対応情報を用いて、ヘッドライトモード状態を決定する。VCIB111は、決定されたヘッドライトモード状態に応じた制御指令を生成し、生成された制御指令をVP120(ボディシステム126)に出力する。
図6は、第1対応情報を説明するための図である。VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力およびライト動作モード要求を第1対応情報に照合させるとにより、ヘッドライトの動作モードを決定する。
図6を参照して、ヘッドライトドライバ入力(図6ではDriver input)は、レバースイッチ310がロービーム位置(通常のレバーステータスである位置)であるか、ハイビーム位置であるかによって大別されている。レバースイッチ310がロービーム位置である場合には、VCIB111は、上段の対応するヘッドライトドライバ入力と、対応するライト作動モード要求とを参照する。レバースイッチ310がハイビーム位置である場合には、VCIB111は、下段の対応するヘッドライトドライバ入力と、対応するライト作動モード要求とを参照する。基本的には、VCIB111は、最後に動作していたモードを優先する。VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力およびライト動作モード要求のいずれかがHIを示す場合、HIをHEADおよびAUTOより優先させる。
VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力およびライト動作モード要求のいずれかがHIモードである場合、換言すれば、ヘッドライトドライバ入力がHIモードである場合(レバースイッチ310がハイビーム位置である)、あるいは、ライト動作モード要求がHIモードである場合、HIモードをHEADモードおよびAUTOモードよりも優先させる。具体的には、図6を参照して、ヘッドライトドライバ入力がHIモードであり(レバースイッチ310がハイビーム位置、かつ、基準位置312がモード位置315)、かつ、ライト動作モード要求がHEADモードまたはAUTOモードである場合、VCIB111は、第1対応情報に従って、ヘッドライトモード状態をHIモードに決定する。ヘッドライトドライバ入力がHEADモードまたはAUTOモード(レバースイッチ310がロービーム位置、かつ、基準位置312がモード位置315またはモード位置316)であり、かつ、ライト動作モード要求がHIモードである場合、VCIB111は、第1対応情報に従って、ヘッドライトモード状態をHIモードに決定する。VCIB111は、ヘッドライトモード状態をHIにするための制御指令をVP120に出力する。
また、VCIB111は、受け付けたライト動作モード要求がOFFモードまたはTAILモードである場合、ヘッドライトモード状態をLatestに決定する。Latestは、最後(直前)のヘッドライトモード状態を意味する。VCIB111は、決定されたヘッドライトモード状態にするための制御指令をVP120に出力する。
また、VCIB111は、OFFモードまたはTAILモードのライト動作モード要求を受け付けた場合において、ユーザがレバースイッチ310を操作して、ヘッドライト設定モードをAUTOモードからOFFモード、TAILモード、またはHEADモードのいずれかに切り替えたとき、ヘッドライトモード状態をLatestに決定する。VCIB111は、決定されたヘッドライトモード状態にするための制御指令をVP120に出力する。
また、VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力がAUTOモード(レバースイッチ310がロービーム位置、かつ、基準位置312がモード位置315)である場合において、受け付けたライト動作モード要求がHEADモードまたはAUTOモードであるとき、ヘッドライトモード状態をLatestに決定する。VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力がHIモード(レバースイッチ310がハイビーム位置、かつ、基準位置312がモード位置315)である場合において、受け付けたライト動作モード要求がHEADモードまたはAUTOモードであるとき、ヘッドライトモード状態をHIモードに決定する。VCIB111は、決定されたヘッドライトモード状態にするための制御指令をVP120に出力する。
図7は、ヘッドライトモード状態を決定するための処理の手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートの処理は、所定の制御周期毎にメインルーチンから呼び出され、VCIB111により実行される。なお、図7、後述の図11および図15のフローチャートの処理は、VCIB111によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部がVCIB111内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。
S1において、VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力がAUTOモードであるか否かを判断する。VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力がAUTOモードである場合(S1においてYES)、処理をS2に進める。VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力がAUTOモードONでない場合(S1においてNO)、処理をS5に進める。
S2において、VCIB111は、ADK200からのライト動作モード要求を受け付けることを決定する。
S3において、VCIB111は、現在のヘッドライトドライバ入力を特定する。この時点で、ユーザがレバースイッチ310を操作して、基準位置312にモード位置315以外が合わせられている場合(S1以降に基準位置312に合わせられたモード位置がモード位置315から変更されている場合)には、そのモード位置に応じたヘッドライトドライバ入力を、現在のヘッドライトドライバ入力として特定する。
S4において、VCIB111は、第1対応情報を読み出す。VCIB111は、S3で特定された現在のヘッドライトドライバ入力、および、S2で受け付けられたライト動作モード要求を第1対応情報に照会させて、ヘッドライトの点灯状態(ヘッドライトモード状態)を決定する。そして、VCIB111は、処理をS6に進める。
S5において、VCIB111は、ADK200からのライト動作モード要求を受け付けないことを決定する。
S6において、VCIB111は、制御指令を生成する。S2からS4の処理を実行した場合には、VCIB111は、S4で決定されたヘッドライトモード状態を実現するための制御指令を生成する。S5の処理を実行した場合には、VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力に従う制御指令を生成する。
S7において、VCIB111は、S6で生成された制御指令をVP120(ボディシステム126)に出力する。
再び図3を参照して、レバースイッチ320は、フロントワイパの操作部330と、リアワイパの操作部340とを含む。
フロントワイパは、動作モードとして、「OFFモード」、「LOモード」、「HIモード」、「間欠動作モード」、「AUTOモード」および「MISTモード」を含む。「OFFモード」は、フロントワイパを停止させるモードである。「LOモード」は、第1の速度でフロントワイパを動作させるモードである。「HIモード」は、第1の速度よりも速い第2の速度でフロントワイパを動作させるモードである。「間欠動作モード」は、フロントワイパを間欠的に動作させるモードである。間欠動作モードにおいては、設定位置332に対する操作部333の位置に基づいて、フロントワイパの動作間隔が設定される。「AUTOモード」は、フロントガラスに設けられた雨滴感知センサの検出結果に基づいて、VP120がLOモードおよびHIモードを自動で選択するモードである。雨滴感知センサが反応しなければ、AUTOモードではフロントワイパは動かない。「MISTモード」は、フロントワイパを所定の回数(たとえば1回)だけ作動させるモードである。
フロントワイパの動作モードは、レバースイッチ320の操作部330に対する操作によってユーザが設定することができる。操作部330を操作してユーザが設定したフロントワイパの動作モードを「フロントワイパ設定モード」と表記する場合がある。コンビスイッチ300は、設定されたフロントワイパ設定モードを示す信号(以下「フロントワイパドライバ入力(Windshieldwiper_Front_Driver_Input)」とも称する)をVCIB111に出力する。すなわち、コンビスイッチ300からVCIB111に、フロントワイパに対するドライバの操作入力が通知される。
ユーザは、操作部330を操作することにより、フロントワイパ設定モードを、「OFFモード」、「LOモード」、「HIモード」、「間欠動作モード」、「AUTOモード」および「MISTモード」のいずれかに設定することができる。操作部330は、OFFモードを設定するためのモード位置、LOモードを設定するためのモード位置、HIモードを設定するためのモード位置、間欠動作モードを設定するためのモード位置、AUTOモードを設定するためのモード位置、およびMISTモードを設定するためのモード位置を有する。なお、図3における操作部330の「ON」は、LOモードを設定するためのモード位置を示している。ユーザは、たとえば操作部330を矢印331の方向に回転させることにより、フロントワイパ設定モードを所望のモードに設定することができる。図3では、フロントワイパ設定モードがOFFモードに設定されている。
図8は、フロントワイパドライバ入力を説明するための図である。図8には、フロントワイパドライバ入力と、対応する値との関係が示されている。具体的には、「Value」の欄に値が示され、「Description」の欄にフロントワイパドライバ入力が示されている。なお、「Remarks」の欄には、備考が記載されている。
図8を参照して、0の値は、「OFFモード位置(OFF position)」を示す。1の値は、「LOモード位置(LO mode position)」を示す。2の値は、「HIモード位置(HI mode position)」を示す。3の値は、「間欠動作モード位置(Intermitten mode position)」を示す。4の値は、「AUTOモード位置(AUTO mode position)」を示す。5の値は、「MISTモード(1回払拭)位置(MIST mode(one time wiping) position)」を示す。7の値は、「無効(invalid)を示す。なお、本実施の形態においては、6の値は用いられていないが、適宜設定して利用することも可能である。
OFF位置接点信号がONのとき、コンビスイッチ300は、「0」をVCIB111に出力する。LO位置接点信号がONのとき、コンビスイッチ300は、「1」をVCIB111に出力する。HI位置接点信号がONのとき、コンビスイッチ300は、「2」をVCIB111に出力する。INT位置接点信号(Intermittent)がONのとき、コンビスイッチ300は、「3」をVCIB111に出力する。AUTO位置接点信号がONのとき、コンビスイッチ300は、「4」をVCIB111に出力する。MIST位置接点信号がONのとき、コンビスイッチ300は、「5」をVCIB111に出力する。
なお、コンビスイッチ300は、接点同時ON時には、「HI>AUTO>LO>MIST>OFF」の優先順位に従って決定した値をVCIB111に出力する。たとえば、HI位置接点信号とOFF位置接点信号とが同時ONのとき、コンビスイッチ300は、優先順位に従って「2」をVCIB111に出力する。また、コンビスイッチ300は、接点全オープン時には、0を出力する。
VCIB111は、ADK200からフロントワイパ動作モード要求(Windshieldwiper_Mode_Front_Command)を受ける。ADK200は、所定の周期毎に、フロントワイパの動作モードを指令するフロントワイパ動作モード要求をVCIB111へ出力する。
図9は、フロントワイパ動作モード要求を説明するための図である。図9には、フロントワイパ動作モード要求と、対応する値との関係が示されている。具体的には、「Value」の欄に値が示され、「Description」の欄にフロントワイパ動作モード要求が示されている。なお、「Remarks」の欄には、備考が記載されている。
図9を参照して、0の値は、「停止要求(OFF mode request)」を示す。1の値は、「LOモード要求(LO mode request)」を示す。2の値は、「HIモード要求(HI mode request)」を示す。3の値は、「間欠動作モード要求(Intermittent mode request)」を示す。4の値は、「AUTOモード要求(AUTO mode request)」を示す。5の値は、「MISTモード要求(MIST mode request)」を示す。なお、本実施の形態においては、6および7の値は用いられていないが、適宜設定して利用することも可能である。
VCIB111は、フロントワイパドライバ入力とフロントワイパ動作モード要求とが異なる要求である場合、フロントワイパをより動作させる方の要求に従った制御指令を生成し、生成された制御指令をVP120(ボディシステム126)に出力する。VCIB111は、フロントワイパドライバ入力とフロントワイパ動作モード要求との関係により、フロントワイパ状態(Windshieldwiper_Mode_Front_Status)を決定するための第2対応情報をメモリに記憶している。フロントワイパ状態は、フロントワイパの動作状態を通知する信号である。
図10は、第2対応情報を説明するための図である。VCIB111は、フロントワイパドライバ入力およびフロントワイパ動作モード要求を第2対応情報に照合させるとにより、フロントワイパの動作モードを決定する。
VCIB111は、フロントワイパドライバ入力とフロントワイパ動作モード要求とが異なる要求である場合、メモリから第2対応情報を読み出し、フロントワイパドライバ入力およびフロントワイパ動作モード要求を第2対応情報に照合させる。VCIB111は、フロントワイパドライバ入力およびフロントワイパ動作モード要求のいずれかがHIモードである場合、フロントワイパ状態をHIにするための制御指令をVP120に出力する。
VCIB111は、たとえば、フロントワイパドライバ入力が2の値(HIモード位置)、かつ、フロントワイパ動作モード要求が1の値(LOモード要求)である場合、フロントワイパ状態をHIにするための制御指令をVP120に出力する。VCIB111は、たとえば、フロントワイパドライバ入力が5の値(MISTモード位置)、かつ、フロントワイパ動作モード要求が1の値(LOモード要求)である場合、フロントワイパ状態をLOにするための制御指令をVP120に出力する。また、VCIB111は、たとえば、フロントワイパドライバ入力が3の値(間欠動作モード位置)または5の値(MISTモード位置)、かつ、フロントワイパ動作モード要求が3の値(間欠動作モード要求)または5の値(MISTモード要求)である場合、フロントワイパ状態をLOにするための制御指令をVP120に出力する。
図11は、フロントワイパ状態を決定するための処理の手順を示すフローチャートである。図11のフローチャートの処理は、所定の制御周期毎にメインルーチンから呼び出され、VCIB111により実行される。
S10において、VCIB111は、コンビスイッチ300からのフロントワイパドライバ入力(フロントワイパ制御要求)と、ADK200からのフロントワイパ動作モード要求とを受信しているか否かを判断する。フロントワイパドライバ入力およびフロントワイパ動作モード要求を受信している場合(S10においてYES)、VCIB111は、処理をS11に進める。フロントワイパドライバ入力およびフロントワイパ動作モード要求のいずれか一方を受信している場合(S10においてNO)、VCIB111は、S11の処理をスキップさせて、処理をS12に進める。
S11において、VCIB111は、第2対応情報を読み出す。VCIB111は、フロントワイパドライバ入力およびフロントワイパ動作モード要求を第2対応情報に照会させて、フロントワイパの動作状態(フロントワイパ状態)を決定する。
S12において、VCIB111は、制御指令を生成する。S11の処理を実行した場合には、VCIB111は、S11で決定されたフロントワイパ状態を実現するための制御指令を生成する。S11の処理をスキップさせた場合には、VCIB111は、フロントワイパドライバ入力およびフロントワイパ動作モード要求のうちの受信している要求に従う制御指令を生成する。
S13において、VCIB111は、S12で生成された制御指令をVP120(ボディシステム126)に出力する。
リアワイパは、動作モードとして、「OFFモード」、「LOモード」および「間欠動作モード」を含む。「OFFモード」は、リアワイパを停止させるモードである。「LOモード」は、所定の速度でフロントワイパを動作させるモードである。「間欠動作モード」は、リアワイパを間欠的に動作させるモードである。本実施の形態におけるリアワイパの間欠動作モードの動作間隔は、所定の間隔に固定されている。上述のフロントワイパのように、リアワイパも、動作間隔を設定できるように構成されてもよい。
リアワイパの動作モードは、レバースイッチ320の操作部340に対する操作によってユーザが設定することができる。操作部340を操作してユーザが設定したリアワイパの動作モードを「リアワイパ設定モード」と表記する場合がある。コンビスイッチ300は、設定されたリアワイパ設定モードを示す信号(以下「リアワイパドライバ入力(Windshieldwiper_Rear_Driver_Input)」とも称する)をVCIB111に出力する。すなわち、コンビスイッチ300からVCIB111に、リアワイパに対するドライバの操作入力が通知される。
ユーザは、操作部340を操作することにより、リアワイパ設定モードを、「OFFモード」、「LOモード」、および「間欠動作モード」のいずれかに設定することができる。操作部340は、OFFモードを設定するためのOFFモード位置、LOモードを設定するためのLOモード位置、および間欠動作モードを設定するための間欠動作モード位置を有する。ユーザは、基準位置341に所望のモード位置を合わせることにより、リアワイパ設定モードを所望のモードに設定することができる。図3では、リアワイパ設定モードがOFFモードに設定されている。なお、図3における操作部340の「ON」は、LOモードを設定するためのモード位置を示している。
図12は、リアワイパドライバ入力を説明するための図である。図12には、リアワイパドライバ入力と、対応する値との関係が示されている。具体的には、「Value」の欄に値が示され、「Description」の欄にフロントワイパドライバ入力が示されている。なお、「Remarks」の欄には、備考が記載されている。
図12を参照して、0の値は、「OFFモード位置(OFF position)」を示す。1の値は、「LOモード位置(Lo mode position)」を示す。3の値は、「間欠動作モード位置(Intermitten mode position)」を示す。7の値は、「無効(invalid)」を示す。なお、本実施の形態においては、2,4~6の値は用いられていないが、適宜設定して利用することも可能である。
ON位置接点信号(LO位置接点信号)がONのとき、コンビスイッチ300は、「1」をVCIB111に出力する。INT位置接点信号(Intermittent)がONのとき、コンビスイッチ300は、「3」をVCIB111に出力する。ON位置接点信号およびINT位置接点信号のいずれもOFFのとき、コンビスイッチ300は、「0」をVCIB111に出力する。
なお、コンビスイッチ300は、接点同時ON時には、「RrON>Rrin>OFF」の優先順位に従って決定した値をVCIB111に出力する。RrONはON位置接点信号を意味し、RrinはINT位置接点信号を意味する。たとえば、ON位置接点信号とINT位置接点信号とが同時ONのとき、コンビスイッチ300は、優先順位に従って「1」をVCIB111に出力する。
VCIB111は、ADK200からリアワイパ動作モード要求(Windshieldwiper_Mode_Rear_Command)を受ける。ADK200は、所定の周期毎に、リアワイパの動作モードを指令するリアワイパ動作モード要求をVCIB111へ出力する。
図13は、リアワイパ動作モード要求を説明するための図である。図13には、リアワイパ動作モード要求と、対応する値との関係が示されている。具体的には、「Value」の欄に値が示され、「Description」の欄にフロントワイパ動作モード要求が示されている。なお、「Remarks」の欄には、備考が記載されている。
図13を参照して、0の値は、「停止要求(OFF mode request)」を示す。1の値は、「LOモード要求(LO mode request)」を示す。3の値は、「間欠動作モード要求(Intermittent mode request)」を示す。なお、本実施の形態においては、2,4~7の値は用いられていないが、適宜設定して利用することも可能である。
VCIB111は、リアワイパドライバ入力とリアワイパ動作モード要求とが異なる要求である場合、リアワイパをより動作させる方の要求に従った制御指令を生成し、生成された制御指令をVP120(ボディシステム126)に出力する。VCIB111は、リアワイパドライバ入力とリアワイパ動作モード要求との関係により、リアワイパ状態(Windshieldwiper_Mode_Rear_Status)を決定するための第3対応情報をメモリに記憶している。リアワイパ状態は、リアワイパの動作状態を通知する信号である。
図14は、第3対応情報を説明するための図である。VCIB111は、リアワイパドライバ入力およびリアワイパ動作モード要求を第3対応情報に照合させるとにより、リアワイパの動作モードを決定する。
VCIB111は、リアワイパドライバ入力とリアワイパ動作モード要求とが異なる要求である場合、メモリから第3対応情報を読み出し、リアワイパドライバ入力およびリアワイパ動作モード要求を第3対応情報に照合させる。たとえば、リアワイパドライバ入力が1の値(LOモード位置)、かつ、リアワイパ動作モード要求が0の値(OFFモード要求)である場合、VCIB111は、リアワイパ状態をLOにするための制御指令をVP120に出力する。たとえば、リアワイパドライバ入力が3の値(間欠動作モード位置)、かつ、リアワイパ動作モード要求が1の値(LOモード要求)である場合、VCIB111は、リアワイパ状態をLOにするための制御指令をVP120に出力する。
図15は、リアワイパ状態を決定するための処理の手順を示すフローチャートである。図15のフローチャートの処理は、所定の制御周期毎にメインルーチンから呼び出され、VCIB111により実行される。
S20において、VCIB111は、コンビスイッチ300からのリアワイパドライバ入力(リアワイパ制御要求)と、ADK200からのリアワイパ動作モード要求とを受信しているか否かを判断する。リアワイパドライバ入力およびリアワイパ動作モード要求を受信している場合(S20においてYES)、VCIB111は、処理をS21に進める。リアワイパドライバ入力およびリアワイパ動作モード要求のいずれか一方を受信している場合(S20においてNO)、VCIB111は、S21の処理をスキップさせて、処理をS22に進める。
S21において、VCIB111は、第3対応情報を読み出す。VCIB111は、リアワイパドライバ入力およびリアワイパ動作モード要求を第3対応情報に照会させて、リアワイパの動作状態(リアワイパ状態)を決定する。
S22において、VCIB111は、制御指令を生成する。S21の処理を実行した場合には、VCIB111は、S21で決定されたリアワイパ状態を実現するための制御指令を生成する。S21の処理をスキップさせた場合には、VCIB111は、リアワイパドライバ入力およびリアワイパ動作モード要求のうちの受信している要求に従う制御指令を生成する。
S23において、VCIB111は、S22で生成された制御指令をVP120(ボディシステム126)に出力する。
以上のように、本実施の形態に係る車両10では、VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力とライト動作モード要求とを受信した場合、両要求を第1対応情報に照会させ、ヘッドライトモード状態を決定する。VCIB111は、ヘッドライトドライバ入力とライト動作モード要求とが異なる要求である場合、第1対応情報に従うことにより、基本的には、最新のもの(要求)を優先する。VCIB111は、決定されたヘッドライトモード状態に従う制御指令をVP120に出力する。第1対応情報を予め設定し、第1対応情報に従ってヘッドライトモード状態を決定することにより、ヘッドライトの動作に対するADK200の判断と、ユーザの判断とに差異が生じた場合に、ヘッドライトを最適に動作させることができる。
本実施の形態に係る車両10では、VCIB111は、フロントワイパドライバ入力とフロントワイパ動作モード要求とを受信した場合、両要求を第2対応情報に照会させ、フロントワイパモード状態を決定する。VCIB111は、フロントワイパドライバ入力とフロントワイパ動作モード要求とが異なる要求である場合、第2対応情報に従うことにより、フロントワイパをより動作させる方の要求に従った制御指令を生成する。第2対応情報を予め設定し、第2対応情報に従ってフロントワイパ状態を決定することにより、フロントワイパの動作に対するADK200の判断と、ユーザの判断とに差異が生じた場合に、フロントワイパを最適に動作させることができる。
本実施の形態に係る車両10では、VCIB111は、リアワイパドライバ入力とリアワイパ動作モード要求とを受信した場合、両要求を第3対応情報に照会させ、リアワイパモード状態を決定する。VCIB111は、リアワイパドライバ入力とリアワイパ動作モード要求とが異なる要求である場合、第3対応情報に従うことにより、リアワイパをより動作させる方の要求に従った制御指令を生成する。第3対応情報を予め設定し、第3対応情報に従ってリアワイパ状態を決定することにより、リアワイパの動作に対するADK200の判断と、ユーザの判断とに差異が生じた場合に、リアワイパを最適に動作させることができる。
[変形例]
実施の形態では、各種機器に対するADK200の判断と、ユーザの判断とに差異が生じた場合に、各種機器に応じた対応情報(第1~第3対応情報)に従って、VCIB111が、各種機器を動作させるための制御指令を生成する例を説明した。しかしながら、上記処理を実行するのはVCIB111に限られるものではなく、VP120が実行する構成を採用することも可能である。変形例においても、実施の形態と同様の効果を奏することができる。
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今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10 車両、100 ベース車両、111,111A,111B 車両制御インターフェースボックス(VCIB)、115 統合制御マネージャ、120 車両プラットフォーム(VP)、121,121A,121B ブレーキシステム、122,122A,122B ステアリングシステム、123 パワートレーンシステム、123A EPBシステム、123B P-Lockシステム、124 推進システム、125 アクティブセーフティシステム、126 ボディシステム、127A,127B 車輪速センサ、128 ピニオン角センサ、129A カメラ、129B,129C レーダセンサ、200 自動運転キット(ADK)、202 自動運転システム(ADS)、210 コンピュータ、210A,210B 通信モジュール、230 HMI、260 認識用センサ、270 姿勢用センサ、290 センサクリーナ、300 コンビネーションスイッチ(コンビスイッチ)、310,320 レバースイッチ、311,330,333,340 操作部、312,341 基準位置、313,314,315,316 モード位置、331 矢印、332 設定位置。

Claims (10)

  1. 自動運転システムが搭載可能に構成された車両であって、
    前記自動運転システムからの指令に従って車両制御を実行する車両プラットフォームと、
    前記車両プラットフォームと前記自動運転システムとの間のインターフェースを行なう車両制御インターフェースボックスとを備え、
    前記車両プラットフォームは、機器および前記機器の動作をユーザが指示するための操作装置を含み、
    前記車両制御インターフェースボックスは、前記自動運転システムから、前記機器の動作要求を受け付け、
    前記車両制御インターフェースボックスは、前記機器の動作状態を決定するための対応情報を記憶しており、
    前記車両制御インターフェースボックスは、前記操作装置に対するユーザ操作に基づく操作要求と、前記動作要求とが異なる場合、前記操作要求、前記動作要求および前記対応情報とを用いて、前記機器の動作状態を決定する、車両。
  2. 前記機器は、ヘッドライトを含み、
    前記ヘッドライトは、動作モードとして、OFFモード、TAILモード、HEADモード、AUTOモード、およびHIモードを含み、
    前記車両制御インターフェースボックスは、前記操作要求がAUTOモードを要求している場合に、前記動作要求を受け付ける、請求項1に記載の車両。
  3. 前記操作装置は、
    HIモードを要求する第1の位置と、HIモードを要求しない第2の位置とを切り替える第1操作部と、
    OFFモード、TAILモード、HEADモード、およびAUTOモードを選択可能に構成された第2操作部とを含み、
    前記車両制御インターフェースボックスは、前記操作要求および前記動作要求のいずれかがHIモードを要求するとき、前記対応情報に基づいて、前記HIモードをHEADモードおよびAUTOモードよりも優先させる、請求項2に記載の車両。
  4. 前記車両制御インターフェースボックスは、受け付けている前記動作要求がOFFモードまたはTAILモードを要求する場合、前記対応情報に基づいて、前記ヘッドライトの動作状態を最後に動作していたモードに決定する、請求項3に記載の車両。
  5. 前記車両制御インターフェースボックスは、受け付けている前記動作要求がOFFモードまたはTAILモードを要求する場合において、前記第2操作部がAUTOモードからOFFモード、TAILモード、またはHEADモードに切り替えられたとき、前記対応情報に基づいて、前記ヘッドライトの動作状態を最後に動作していたモードに決定する、請求項3に記載の車両。
  6. 前記車両制御インターフェースボックスは、
    前記第1操作部が前記第1の位置であり、かつ、前記第2操作部がAUTOモードを選択している場合において、前記動作要求がHEADモードまたはAUTOモードであるとき、前記対応情報に基づいて、前記ヘッドライトの動作状態をHIモードに決定し、
    前記第1操作部が前記第2の位置であり、かつ、前記第2操作部がAUTOモードを選択している場合において、前記動作要求がHEADモードまたはAUTOモードであるとき、前記対応情報に基づいて、前記ヘッドライトの動作状態を最後に動作していたモードに決定する、請求項3に記載の車両。
  7. 前記機器は、フロントワイパを含み、
    前記車両制御インターフェースボックスは、前記操作要求と前記動作要求とが異なる場合、前記対応情報に基づいて、前記フロントワイパをより動作させる方の要求に従って、前記フロントワイパの動作状態を決定する、請求項1に記載の車両。
  8. 前記車両制御インターフェースボックスは、前記操作要求および前記動作要求のいずれかがHIモードであるとき、前記フロントワイパの動作状態をHIモードに決定する、請求項7に記載の車両。
  9. 前記機器は、リアワイパを含み、
    前記車両制御インターフェースボックスは、前記操作要求と前記動作要求とが異なる場合、前記対応情報に基づいて、前記リアワイパをより動作させる方の要求に従って、前記リアワイパの動作状態を決定する、請求項1に記載の車両。
  10. 前記車両制御インターフェースボックスは、前記操作要求および前記動作要求のいずれかがHIモードであるとき、前記リアワイパの動作状態をHIモードに決定する、請求項9に記載の車両。
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