JP2024057986A - 光電変換パネルの製造方法、x線撮像パネルの製造方法、及び光電変換パネル - Google Patents

光電変換パネルの製造方法、x線撮像パネルの製造方法、及び光電変換パネル Download PDF

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Abstract

Figure 2024057986000001
【課題】基板を分断した後においても、静電気が印加されにくい光電変換パネルの製造方法、X線撮像パネルの製造方法、及び光電変換パネルを提供する。
【解決手段】光電変換パネル1の製造方法は、額縁領域R2に、フォトダイオード41を形成し、TFT15又はフォトダイオード14のいずれか一方と、フォトダイオード41とを接続する第1配線51aであって、部分P1と平面視で重なる第1配線51aを形成し、部分P1とは平面視で重ならないで、第2部分P2と平面視で重なる第2配線52aを形成し、部分P1と部分P2との間の部分P3を形成することを含む。部分P3は、第1配線51a及び第2配線52aが平面視で重ならない部分である。その後、光電変換パネル1の製造方法は、部分P3上において、フォトダイオード41及び基板101を分断することを含む。
【選択図】図10

Description

本開示は、光電変換パネルの製造方法、X線撮像パネルの製造方法、及び光電変換パネルに関する。
特許文献1には、基板を分断ラインに沿って分断する工程を含む半導体発光装置の製造方法が開示されている。この製造方法は、基板に複数の電極を形成する工程と、基板を分断する工程の前に、複数の電極の全てに接続される短絡配線を、分断ラインを跨ぐように基板上に形成する工程と、を含む。短絡配線は、金属製の薄膜から構成されている。
特開平7-99344号公報
上記特許文献1に記載されている半導体発光装置では、基板を分断ラインに沿って分断する工程が行われた後、基板の外端面には、金属製の薄膜からなる短絡配線が露出する。このため、露出した短絡配線に対して、基板の外部から静電気が印加されやすい状態となる。これにより、基板が分断された後において、半導体発光装置では、基板上の素子の静電気放電破壊(ESD:Electro Static Discharge)が生じやすい状態になるという問題点がある。
そこで、本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、基板を分断した後においても、静電気が印加されにくい光電変換パネルの製造方法、X線撮像パネルの製造方法、及び光電変換パネルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の第1の態様に係る光電変換パネルの製造方法は、基板上の画素領域にトランジスタを形成し、前記画素領域に、前記トランジスタに接続された第1フォトダイオードを形成し、前記画素領域の外側の領域に、第2フォトダイオードを形成し、前記トランジスタ又は前記第1フォトダイオードのいずれか一方と、前記第2フォトダイオードとを接続する第1配線であって、前記第2フォトダイオードの第1部分と平面視で重なる第1配線を形成し、前記第2フォトダイオードの前記第1部分とは平面視で重ならないで、前記第2フォトダイオードの第2部分と平面視で重なる第2配線を形成し、前記第2フォトダイオードの前記第1部分と前記第2フォトダイオードの前記第2部分との間の第3部分であって、前記第1配線及び前記第2配線が平面視で重ならない第3部分上において、前記第2フォトダイオード及び前記基板を分断する。
第2の態様に係るX線撮像パネルの製造方法は、基板上の画素領域にトランジスタを形成し、前記画素領域に、前記トランジスタに接続された第1フォトダイオードを形成し、前記画素領域の外側の領域に、第2フォトダイオードを形成し、前記トランジスタ又は前記第1フォトダイオードのいずれか一方と、前記第2フォトダイオードとを接続する第1配線であって、前記第2フォトダイオードの第1部分と平面視で重なる第1配線を形成し、前記第2フォトダイオードの前記第1部分とは平面視で重ならないで、前記第2フォトダイオードの第2部分と平面視で重なる第2配線を形成し、前記画素領域を覆うようにシンチレータを形成し、前記第2フォトダイオードの前記第1部分と前記第2フォトダイオードの前記第2部分との間の第3部分であって、前記第1配線及び前記第2配線が平面視で重ならない第3部分上において、前記第2フォトダイオード及び前記基板を分断する。
第3の態様に係る光電変換パネルは、基板と、前記基板上の画素領域に形成されたトランジスタと、前記画素領域に形成されたフォトダイオードであって、前記トランジスタに接続されたフォトダイオードと、前記画素領域の外側の領域に形成された半導体層であって、前記フォトダイオードが形成された層と同一の層に形成された半導体層と、前記トランジスタ又は前記フォトダイオードのいずれか一方と、前記半導体層とを接続する第1配線であって、前記半導体層の第1部分と平面視で重なる第1配線と、を備え、前記半導体層の前記第1配線が平面視で重ならない部分は、前記基板の端面に露出している。
上記の製造方法によれば、光電変換パネル又はX線撮像パネルの分断面に第1配線及び第2配線が露出しない。この結果、基板を分断した後においても、分断面から静電気が印加されにくい光電変換パネル及びX線撮像パネルを製造することができる。そして、上記の構成によれば、光電変換パネル(基板)の分断面(端面)に、第1配線が露出しない。これにより、分断面から静電気が印加されにくい光電変換パネルを構成することができる。
図1は、光電変換パネル1を含むX線撮像パネル10を備えるX線撮像装置100を示す模式図である。 図2は、光電変換パネル1の概略構成を示す平面模式図である。 図3は、光電変換パネル1の一部の構成を示す平面図である。 図4は、図3のA1-A2線に沿った光電変換パネル1の断面図である。 図5は、図3のA3-A4a線に沿った光電変換パネル1の断面図である。 図6は、図3のA3-A4b線に沿った光電変換パネル1の断面図である。 図7は、光電変換パネル1の製造工程を説明するためのフロー図である。 図8は、基板101を分断する工程(ステップS20)の前の状態の光電変換パネル1aを説明するための平面模式図である。 図9は、基板101を分断する工程の前の光電変換パネル1aの一部の構成を説明するための平面図である。 図10は、図9のB3-B4a-B5線に沿った光電変換パネル1aの断面図である。 図11は、図9のB3-B4b-B5線に沿った光電変換パネル1aの断面図である。 図12は、変形例による光電変換パネル201の一部の断面図である。 図13は、変形例による光電変換パネル201bの一部の断面図である。
以下、本開示の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本開示は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本開示の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。また、以下の説明において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、その繰り返しの説明は省略する。また、実施形態および変形例に記載された各構成は、本開示の要旨を逸脱しない範囲において適宜組み合わされてもよいし、変更されてもよい。また、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
[X線撮像装置100の構成]
図1は、本実施形態における光電変換パネル1を含むX線撮像パネル10を備えるX線撮像装置100を示す模式図である。X線撮像装置100は、光電変換パネル1とシンチレータ2とを含むX線撮像パネル10と、制御部3と、X線源4とを備える。
図1に示すように、制御部3は、ゲート制御回路3aと、信号読出回路3bと、バイアス電圧供給回路3cとを含む。ゲート制御回路3aは、光電変換パネル1のゲート端子31に接続されている。また、信号読出回路3bは、データ端子32に接続されている。バイアス電圧供給回路3cは、バイアス端子33に接続されている。
X線源4は、被写体Sに対しX線を照射する。被写体Sを透過したX線は、光電変換パネル1の上部に配置されたシンチレータ2において蛍光(以下、シンチレーション光)に変換される。X線撮像装置100は、シンチレーション光をX線撮像パネル10において撮像することにより、X線画像を生成する。
図2は、光電変換パネル1の概略構成を示す平面模式図である。光電変換パネル1の基板101上には、複数のゲート端子31と、複数のデータ端子32と、バイアス端子33と、複数のフォトダイオード14と、複数の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)15とが形成されている。また、光電変換パネル1の基板101上には、複数のゲート線11と、複数のデータ線12と、バイアス線13とが形成されている。また、複数のフォトダイオード141及び142は、矩形状の基板101の4つの端面101aの各々に配置されている。すなわち、基板101の端面101aに、分断された複数のフォトダイオード141及び複数のフォトダイオード142が露出している。複数のフォトダイオード141及び142は、それぞれ、複数のゲート線11と、複数のデータ線12と、バイアス線13とのいずれかと、電気的に接続されている。すなわち、複数のフォトダイオード141及び142は、ゲート線11と、データ線12と、バイアス線13とのうちのいずれかを介して、フォトダイオード14又はTFT15に接続されている。
複数のゲート線11は、複数のTFT15のゲート電極15aとゲート端子31とを接続する。複数のデータ線12は、複数のTFT15のソース電極15cとデータ端子32とを接続する。バイアス線13は、複数のフォトダイオード14とバイアス端子33とを接続する。
図2に示すように、光電変換パネル1には、画素領域R1(アクティブ領域)と、額縁領域R2とが設けられている。画素領域R1は、例えば、平面視で矩形状を有する。画素領域R1とは、複数の画素20が形成された領域である。画素20は、ゲート線11とデータ線12とにより区画された領域である。額縁領域R2は、画素領域R1の外側に設けられている。額縁領域R2には、ゲート端子31とデータ端子32とバイアス端子33とフォトダイオード141及び142とが配置されている。
また、図2に示すように、画素領域R1では、複数のゲート線11と複数のデータ線12とが、互いに交差するように形成されている。これにより、複数の画素20は、平面視でマトリクス状に形成されている。光電変換パネル1は、アクティブマトリクス基板を含む。また、バイアス線13は、例えば、データ線12に沿って形成されている。そして、画素20の各々に、フォトダイオード14およびTFT15が設けられている。
また、図2に示すように、額縁領域R2では、複数のゲート端子31がY方向に並んで配置されている。また、額縁領域R2では、複数のデータ端子32とバイアス端子33とが、X方向に並んで配置されている。複数のゲート端子31は、ゲート制御回路3aからのゲート信号をゲート線11に伝達する。複数のデータ端子32は、信号読出回路3bからの読み出し電圧をデータ線12に印加する。また、複数のデータ端子32は、データ信号をデータ線12及びTFT15を介してフォトダイオード14から取得して、データ信号を信号読出回路3bに伝達する。バイアス端子33は、バイアス電圧供給回路3cからのバイアス電圧をバイアス線13に供給する。
図1に示す制御部3は、X線源4からX線を照射して、信号読出回路3bにより取得したデータ信号に基づいて、X線画像を生成する。フォトダイオード14は、バイアス線13からバイアス電圧が印加されている状態で、被写体Sを透過したX線をシンチレータが変換したシンチレーション光の光量に応じた電荷に変換し、電荷に応じた信号(データ信号)をTFT15に伝達する。そして、制御部3は、各ゲート線11に対して、ゲート制御回路3aから順次選択的にゲート信号を供給させる。ゲート信号が供給されたTFT15はオン状態となる。データ線12には、信号読出回路3bにより読み出し電圧が印加され、TFT15がオン状態になると、フォトダイオード14において変換された電荷に応じた信号(データ信号)が、読み出し電圧に印加される。そして、信号読出回路3bは、データ信号を取得する。制御部3は、画素領域R1における各画素20のデータ信号に基づいて、X線画像を生成する。
(光電変換パネル1の構成の詳細)
図3~図6を参照して、光電変換パネル1の構成の詳細について説明する。図3は、光電変換パネル1の一部の構成を示す平面図である。図4は、図3のA1-A2線に沿った光電変換パネル1の断面図である。図5は、図3のA3-A4a線に沿った光電変換パネル1の断面図である。図6は、図3のA3-A4b線に沿った光電変換パネル1の断面図である。図3に示すように、TFT14とデータ端子32とは、データ線12により接続されている。また、データ端子32と端面101aとの間に、フォトダイオード141及び142が配置されている。フォトダイオード141及び142とデータ端子32とは、データ線12により接続されている。また、データ線12は、配線12aと接続電極12bと接続電極12cと配線12dとを含む。なお、図2に示すゲート線11が接続されたフォトダイオード141及び142の構成、及びバイアス線13が接続されたフォトダイオード141及び142の構成は、データ線12が接続されたフォトダイオード141及び142と同様であるため、説明を省略する。
〈画素領域R1内の構成〉
図4に示すように、TFT15は、ゲート線11(図2参照)に接続されるゲート電極15aと、半導体活性層15bと、データ線12に接続されるソース電極15cと、フォトダイオード14に接続されるドレイン電極15dとを有する。また、フォトダイオード14は、光電変換層16と、カソード14bと、アノード14cと、を含む。光電変換層16は、カソード14bとアノード14cとの間に設けられている。そして、ドレイン電極15dとカソード14bとは、コンタクトホールCH1内に設けられたカソード接続電極14aを介して接続されている。
接続電極12bの一部は、コンタクトホールCH2内に配置され、コンタクトホールCH2を介して配線12aに接続されている。バイアス線13は、一部がコンタクトホールCH3内に形成されている。
また、図4に示すように、ゲート電極15aは、基板101上に形成されている。基板101は、例えば、絶縁性を有するガラス基板である。ゲート電極15aは、例えば、タングステン(W)及び窒化タンタル(TaN)を材料として含む積層膜として構成されている。ゲート電極15aを覆うように、ゲート絶縁膜102が設けられている。ゲート絶縁膜102は、例えば、上層に酸化ケイ素(SiO)からなる絶縁膜と、下層に窒化ケイ素(SiN)からなる絶縁膜とが積層されて構成されている。
半導体活性層15bと、半導体活性層15bに接続されたソース電極15c及びドレイン電極15dとは、ゲート絶縁膜102を介してゲート電極15aの上に形成されている。半導体活性層15bは、酸化物半導体からなる。酸化物半導体は、例えば、インジウム(In)、ガリウム(Ga)及び亜鉛(Zn)を所定の比率で含有するアモルファス酸化物半導体である。この構成によれば、アモルファスシリコン(a-Si)と比べ、薄膜トランジスタ15のオフリーク電流を低減することができる。薄膜トランジスタ15のオフリーク電流が小さいと、高感度なセンサーパネルが得られ、低被ばくの光電変換パネル1を得ることができる。なお、半導体活性層15bは、これに限られず、InGaO(ZnO)、酸化マグネシウム亜鉛(MgZn1-xO)、酸化カドミウム亜鉛(CdZn1-xO)、酸化カドミウム(CdO)、InSnZnO(In(インジウム)、Sn(スズ)、Zn(亜鉛)を含む)もの、In(インジウム)-Al(アルミニウム)-Zn(亜鉛)-O(酸素)系のアモルファス酸化物半導体等を用いてもよい。また、酸化物半導体としては、「非晶質」、「結晶質(多結晶、微結晶、c軸配向を含む)」の材料も適用可能である。
ソース電極15c及びドレイン電極15dは、ゲート絶縁膜102の上において半導体活性層15bの一部と接するように配置されている。また、ソース電極15c及びドレイン電極15dは、同一層上に形成されている。ソース電極15c及びドレイン電極15dは、例えば、アルミニウム(Al)からなる金属膜を、チタン(Ti)からなる2つの金属膜が挟むように積層された3層構造を有する。
図4に示すように、ゲート絶縁膜102の上において、ソース電極15c及びドレイン電極15dを覆うように保護膜103が設けられている。保護膜103は、例えば、酸化ケイ素(SiO)により構成されている。保護膜103の上層に、平坦化膜104が設けられている。すなわち、平坦化膜104は、薄膜トランジスタ15の上部を平坦化する。平坦化膜104は、樹脂材料(有機材料)を含む有機絶縁膜により構成されている。
カソード接続電極14aは、平坦化膜104の上層に形成されている。接続電極12bは、平坦化膜104の上層で、かつ、カソード接続電極14aと同層に形成されている。カソード接続電極14aは、コンタクトホールCH1内に形成され、ドレイン電極15dとカソード14bとを接続している。接続電極12bは、コンタクトホールCH2内に形成され、ソース電極15cと配線12aとを接続している。カソード接続電極14a及び接続電極12bは、例えば、チタン(Ti)からなる2つの金属膜がアルミニウム(Al)からなる金属膜を挟むように積層された3層構造を有する。ここで、カソード接続電極14a及び接続電極12bにアルミニウムが含まれることにより、アルミニウムはITOに比べて電気抵抗値が小さいので、カソード接続電極14a及び接続電極12bの電気抵抗値が低くなる。
カソード接続電極14a及び接続電極12bの上層に、無機絶縁膜105aが形成されている。無機絶縁膜105aには、接続電極12bの上にコンタクトホールCH4が設けられており、コンタクトホールCH4内には、配線12aの一部が設けられている。また、無機絶縁膜105aは、例えば、窒化ケイ素(SiN)または二酸化ケイ素(SiO)により構成されている。
フォトダイオード14のカソード14bは、カソード接続電極14aよりも上層において、無機絶縁膜105aの一部を覆うように形成されている。また、カソード14bとカソード接続電極14aとは、接触している。カソード14bは、例えば、チタン(Ti)により形成されている。
光電変換層16は、カソード14bの上層に形成されている。光電変換層16は、n型非晶質半導体層161、真性非晶質半導体層162、p型非晶質半導体層163が順に積層されて構成されている。n型非晶質半導体層161は、n型不純物(例えば、リン)がドーピングされたアモルファスシリコンからなる。真性非晶質半導体層162は、真性のアモルファスシリコンからなる。真性非晶質半導体層162は、n型非晶質半導体層161に接して形成されている。p型非晶質半導体層163は、p型不純物(例えば、ボロン)がドーピングされたアモルファスシリコンからなる。p型非晶質半導体層163は、真性非晶質半導体層162に接して形成されている。アノード14cは、光電変換層16の上に形成されている。アノード14cは、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)で構成されている。そして、アノード14cを覆うように、無機絶縁膜105cが形成されている。無機絶縁膜105cには、バイアス線13の一部が設けられるコンタクトホールCH3が形成されている。無機絶縁膜105cは、例えば、窒化ケイ素(SiN)または、二酸化ケイ素(SiO)により構成されている。
無機絶縁膜105bは、フォトダイオード14及び無機絶縁膜105aの少なくとも一部を覆うように形成されている。また、無機絶縁膜105bは、フォトダイオード14の上面の一部とフォトダイオード14の側面とを覆う。また、無機絶縁膜105bには、コンタクトホールCH3及びCH4が形成されている。無機絶縁膜105bは、例えば、無機絶縁膜として構成されており、窒化ケイ素(SiN)により構成されている。
平坦化膜106は、フォトダイオード14よりも上層に形成され、無機絶縁膜105bを覆うように形成されている。また、平坦化膜106は、フォトダイオード14を覆い、フォトダイオード14により形成される段差部分を平坦化する。平坦化膜106は、例えば、平坦化膜104と同様の材料(有機絶縁膜)からなる。また、平坦化膜106には、コンタクトホールCH3及びCH4が形成されている。
無機絶縁膜107aは、平坦化膜106の上層に形成されている。無機絶縁膜107aには、コンタクトホールCH3及びCH4が形成されている。無機絶縁膜107aの上層に、配線12a及びバイアス線13が形成されている。
そして、コンタクトホールCH4内において、配線12aと接続電極12bとが接続される。また、コンタクトホールCH3内において、バイアス線13とフォトダイオード14のアノード14cとが接続される。配線12a及びバイアス線13は、例えば、チタン(Ti)からなる2つの金属膜がアルミニウム(Al)からなる金属膜を挟むように積層された3層構造を有する層と、ITOから構成される層とを有する。
無機絶縁膜107bは、無機絶縁膜107a、配線12a及びバイアス線13を覆うように形成されている。また、無機絶縁膜107a及び107bは、パッシベーション膜(保護膜)である。無機絶縁膜107a及び107bは、例えば、窒化ケイ素(SiN)または二酸化ケイ素(SiO)により構成されている。
平坦化膜108は、無機絶縁膜107bを覆うように形成されている。平坦化膜108は、配線12a及びバイアス線13よりも上方の部分を平坦化する。また、平坦化膜108は、例えば、平坦化膜104と同様の材料(有機絶縁膜)からなる。
〈額縁領域R2の構成〉
図5に示すように、配線12aは、接続電極12cを介して、画素領域R1と額縁領域R2とに亘って延びる配線12dに接続されている。接続電極12cは、カソード接続電極14a及び接続電極12bと同一の材料でかつ同一の層に形成されている。また、配線12dは、ソース電極15c及びドレイン電極15dと同一の材料(金属膜)でかつ同一の層に形成されている。
配線12dの上層に、端子32が形成されている。端子32は、例えば、ITOから構成されている。端子32と配線12dとの間に、接続電極32a、32b、及び32cが設けられている。接続電極32aは、端子32の画素領域R1側に配置されている。接続電極32cは、端子32の端面101a側に配置されている。接続電極32cは、接続電極32aと接続電極32bとに跨って配置されている。接続電極32a、及び32bは、カソード接続電極14a及び接続電極12cと同一の材料でかつ同一の層に形成されている。接続電極32cは、配線12aと同一の材料でかつ同一の層に形成されている。
また、図5に示すように、配線12dは、第1配線51bを介して、第1配線51aに接続されている。第1配線51bは、カソード接続電極14a及び接続電極12cと同一の材料でかつ同一の層に形成されている。第1配線51aは、配線12aと同一の材料でかつ同一の層に形成されている。
第1配線51aの一部は、フォトダイオード141の一部と平面視で重なるように配置されている。フォトダイオード141は、n型非晶質半導体層411a、真性非晶質半導体層412a、p型非晶質半導体層413a、及びアノード41aが順に積層されて構成されている。ここで、フォトダイオード141は、後述するフォトダイオード41の一部が基板101上に残存したものである。n型非晶質半導体層411aは、n型非晶質半導体層161と同一の材料でかつ同一の層に形成されている。真性非晶質半導体層412aは、真性非晶質半導体層162と同一の材料でかつ同一の層に形成されている。p型非晶質半導体層413aは、p型非晶質半導体層163と同一の材料でかつ同一の層に形成されている。アノード41aは、アノード14cと同一の材料でかつ同一の層に形成されている。アノード41aは、コンタクトホールCH11に一部が配置された第1配線51aに接続されている。そして、n型非晶質半導体層411a、真性非晶質半導体層412a、及びp型非晶質半導体層413aは、端面101aに露出している。本実施形態では、アノード41aは、端面101aに露出していない。また、第1配線51aは、端面101aに露出していない。これにより、端面101aから、アノード41a及び第1配線51aに対して静電気が侵入するのを防止することができる。
図6に示すように、第1配線51bは、フォトダイオード142に接続されている。第1配線51bの一部は、フォトダイオード142の一部と平面視で重なるように配置されている。フォトダイオード142は、n型非晶質半導体層421a、及び真性非晶質半導体層422a、及びp型非晶質半導体層423aが順に積層されて構成されている。n型非晶質半導体層421aは、n型非晶質半導体層161と同一の材料でかつ同一の層に形成されている。真性非晶質半導体層422aは、真性非晶質半導体層162と同一の材料でかつ同一の層に形成されている。p型非晶質半導体層423aは、p型非晶質半導体層163と同一の材料でかつ同一の層に形成されている。n型非晶質半導体層421aは、第1配線51aに接続されている。そして、n型非晶質半導体層421a、真性非晶質半導体層422a、及びp型非晶質半導体層423aは、端面101aに露出している。また、第1配線51bは、端面101aに露出していない。これにより、端面101aから、第1配線51bに対して静電気が侵入するのを防止することができる。
[光電変換パネル1の製造方法]
次に、本実施形態による光電変換パネル1の製造方法について説明する。図7は、光電変換パネル1の製造工程を説明するためのフロー図である。図8は、基板101を分断する工程(ステップS20)の前の状態の光電変換パネル1aを説明するための平面模式図である。なお、基板101を分断する工程の前の光電変換パネルを「光電変換パネル1a」と呼び、基板101を分断する工程の後の光電変換パネルを「光電変換パネル1」と呼ぶ。図9は、基板101を分断する工程の前の光電変換パネル1aの一部の構成を説明するための平面図である。図10は、図9のB3-B4a-B5線に沿った光電変換パネル1aの断面図である。図11は、図9のB3-B4b-B5線に沿った光電変換パネル1aの断面図である。
光電変換パネル1の額縁領域R2における製造方法のうち、データ線12、データ端子32、及びデータ線12に接続されたフォトダイオード141及び142の製造方法を、以下において説明する。そして、額縁領域R2におけるゲート線11及びバイアス線13は、額縁領域R2におけるデータ線12と同一の構成であるため、説明を省略する。額縁領域R2におけるゲート端子31及びバイアス端子33は、額縁領域R2におけるデータ端子32と同一の構成であるため、説明を省略する。ゲート線11に接続されたフォトダイオード141及び142とバイアス線13に接続されたフォトダイオード141及び142は、データ線12に接続されたフォトダイオード141及び142と同一の構成であるため、説明を省略する。なお、基板101が分断される工程(ステップS20)前の状態のフォトダイオード141及び142を、それぞれ、フォトダイオード41及び42と呼ぶ。
図7に示すように、ステップS1において、画素領域R1では、基板101上にゲート電極15a(図4参照)が成膜され、パターニングされる。また、このステップS1において、図8に示すように、額縁領域R2では、基板101上にゲート線11が成膜され、パターニングされる。
ステップS2において、ゲート電極15a及びゲート線11を覆うように、ゲート絶縁膜102が成膜され、パターニングされる。そして、ステップS3において、画素領域R1では、ゲート絶縁膜102の上に、半導体活性層15b(図4参照)が成膜され、パターニングされる。
ステップS4において、画素領域R1では、ゲート絶縁膜102の上に、ソース電極15c及びドレイン電極15dが成膜され、パターニングされる。これにより、薄膜トランジスタ15が形成される。また、このステップS4において、図10及び図11に示すように、額縁領域R2では、ゲート絶縁膜102の上に、データ線12の一部である配線12dと、ショートリング53とが形成される。ショートリング53は、例えば、ソース電極15c及びドレイン電極15dと同一の材料から構成されている。
図8に示すように、ショートリング53は、平面視における基板101の分断線CLの外側に配置されている。ショートリング53は、複数のゲート端子31と、複数のデータ端子32と、バイアス端子33との各々を、フォトダイオード41及び42を介して接続されている。ショートリング53は、平面視で矩形の枠状に形成されている。そして、ショートリング53は、光電変換パネル1の製造工程において、基板101を分断する工程(ステップS20)までの期間内に、複数のゲート端子31と、複数のデータ端子32と、バイアス端子33との各々を短絡させる。これにより、画素領域R1内のフォトダイオード14又はTFT15が帯電した場合でも、他の部分に静電気を拡散させて、静電気破壊を防止することができる。
ステップS5において、図4に示すように、画素領域R1では、ゲート絶縁膜102の上において、ソース電極15c及びドレイン電極15dを覆うように保護膜103が成膜され、パターニングされる。また、図10及び図11に示すように、額縁領域R2では、ゲート絶縁膜102の上において、配線12dを覆うように保護膜103が成膜され、パターニングされる。
ステップS6において、図4に示すように、画素領域R1では、保護膜103の上に、平坦化膜104が成膜される。
ステップS7において、画素領域R1では、カソード接続電極14a及び接続電極12bが形成される。また、ステップS7において、額縁領域R2では、接続電極12c、32a、及び32bと、第1配線51bと、第2配線52aと、が形成される。
図9に示すように、第2配線52aは、光電変換パネル1aの分断線CLの外側において、フォトダイオード41とショートリング53とを接続する。第2配線52aは、例えば、カソード接続電極14aと同一の材料から構成されている。
ステップS8において、無機絶縁膜105aが成膜され、パターニングされる。そして、ステップS9において、画素領域R1では、無機絶縁膜105aの一部と、カソード接続電極14aの上にフォトダイオード14のカソード14b(図4参照)が成膜され、パターニングされる。
ステップS10において、画素領域R1では、光電変換層16(図4参照)が成膜される。具体的には、n型非晶質半導体層161、真性非晶質半導体層162、p型非晶質半導体層163が順に積層される。また、図10に示すように、ステップS10において、額縁領域R2では、平面視で第2配線52aに重なるように、n型非晶質半導体層411、真性非晶質半導体層412、p型非晶質半導体層413が順に積層される。また、図11に示すように、ステップS10において、額縁領域R2では、平面視で第1配線51bに重なるように、n型非晶質半導体層421、真性非晶質半導体層422、p型非晶質半導体層423が順に積層される。
ステップS11において、画素領域R1では、p型非晶質半導体層163の上層にアノード14cが成膜される。また、ステップS11において、額縁領域R2では、第2配線52aと重ならない領域において、p型非晶質半導体層413の一部を覆うようにアノード41aが成膜される。また、ステップS11において、額縁領域R2では、第1配線51bと重ならない領域において、p型非晶質半導体層413の一部を覆うようにアノード42aが成膜される。
ステップS12において、無機絶縁膜105bが成膜され、パターニングされる。ステップS13において、画素領域R1において、図4に示すように、平坦化膜106が形成される。ステップS14において、無機絶縁膜107aが成膜され、パターニングされる。ステップS15において、データ線12のうちの配線12a、バイアス線13、第1配線51a、第2配線52b、及び接続電極32cが成膜され、パターニングされる。図9に示すように、第1配線51a及びデータ線12は、フォトダイオード41とTFT15とを接続する配線である。また、第1配線51b及びデータ線12は、フォトダイオード42とTFT15とを接続する配線である。また、第2配線52bは、光電変換パネル1aの分断線CLの外側において、フォトダイオード42とショートリング53とを接続する。第2配線52bは、例えば、データ線12のうちの配線12a及びバイアス線13と同一の材料から構成されている。
ステップS15までの製造工程を実施することにより、額縁領域R2において、分断線CLを跨ぐように、フォトダイオード41が完成する。また、額縁領域R2において、フォトダイオード41に逆並列に接続されたフォトダイオード42が完成する。また、フォトダイオード42は、分断線CLを跨ぐように形成される。これにより、フォトダイオード41及び42により、データ線12からショートリング53に電流を流すことができるとともに、ショートリング53からデータ線12に電流を流すことができる。これにより、光電変換パネル1aが正極に帯電した場合、及び、光電変換パネル1aが負極に帯電した場合のいずれでも、フォトダイオード41及び42を介して、ショートリング53に放電することができる。
図10に示すように、フォトダイオード41のうちの第1配線51aと平面視で重なる部分を部分P1とし、フォトダイオード41のうちの第2配線52aと平面視で重なる部分を部分P2とする。また、部分P1と部分P2との間の部分を部分P3とする。部分P3は、第1配線51a、第2配線52a、及びアノード41aのいずれとも平面視で重なっていない。
図11に示すように、フォトダイオード42のうちの第1配線51bと平面視で重なる部分を部分P1aとし、フォトダイオード42のうちの第2配線52bと平面視で重なる部分を部分P2aとする。また、部分P1aと部分P2aとの間の部分を部分P3aとする。部分P3aは、第1配線51b、第2配線52b、及びアノード42aのいずれとも平面視で重なっていない。また、図9に示すように、フォトダイオード41とフォトダイオード42とは、平面視で分断線CLが延びる方向に隣接して形成される。
そして、ステップS16において、平坦化膜106の上において、配線12a、バイアス線13、第1配線51a、及び第2配線52bを覆うように無機絶縁膜107bが成膜され、接続電極32cが露出されるようにパターニングされる。ステップS17において、データ端子32が成膜され、パターニングされる。そして、ステップS18において、無機絶縁膜107bを覆うように平坦化膜108が成膜され、パターニングされる。
そして、ステップS19において、シンチレータ2が画素領域R1を覆うように配置される。ステップS20において、基板101が分断線CLに沿って分断される。ここで、分断線CLは、図10及び図11に示すように、フォトダイオード41の部分P3上、及びフォトダイオード42の部分P3a上に設けられている。すなわち、フォトダイオード41の部分P1と部分P2とが分断されるように、フォトダイオード41の部分P3上で、フォトダイオード41が分割される。また、フォトダイオード42の部分P1aと部分P2aとが分断されるように、フォトダイオード42の部分P3a上で、フォトダイオード42が分割される。これにより、図5に示すように、フォトダイオード41のうちの部分P1及び部分P3の一部のみが残存する。ここで、n型非晶質半導体層411、真性非晶質半導体層412、及びp型非晶質半導体層413が基板101の端面101aに露出した状態となるが、第1配線51aは、端面101aから露出していない。また、図6に示すように、フォトダイオード42のうちの部分P1a及び部分P3aの一部のみが残存する。ここで、n型非晶質半導体層421、真性非晶質半導体層422、及びp型非晶質半導体層423が基板101の端面101aに露出した状態となるが、第1配線51bは、端面101aから露出していない。
これにより、光電変換パネル1(X線撮像パネル10)が完成する。上記の製造方法によれば、光電変換パネル1の端面101a(分断面)に第1配線51a及び51b、及び第2配線52a及び52bが露出しない。この結果、基板101を分断した後においても、端面101aから静電気が印加されにくい光電変換パネル1(X線撮像パネル10)を製造することができる。
また、上記の製造方法によれば、フォトダイオード41及び42が、フォトダイオード14と同一の材料によりフォトダイオード14を形成する工程において、フォトダイオード41及び42が形成される。これにより、フォトダイオード14とフォトダイオード41及び42とを同一の工程において作成することができるので、光電変換パネル1の製造工程数を削減することができる。
また、上記の製造方法によれば、ステップS20(1つの工程)において、フォトダイオード41及び42が分断される。これにより、フォトダイオード41及び42をそれぞれ別の工程で分断する場合に比べて、光電変換パネル1の製造工程数を削減することができる。
また、上記の製造方法によれば、部分P3は、平面視でアノード41aと重ならない。また、部分P3aは、平面視でアノード42aと重ならない。これにより、アノード41a及びアノード42aが端面101aに露出しない。この結果、端面101aから静電気がより一層印加されにくい光電変換パネル1を製造することができる。
また、上記の製造方法によれば、フォトダイオード41及び42は、データ端子32に対して画素領域R1とは反対側に形成される。これにより、データ線12の一部をフォトダイオード41及び42とTFT15とを接続する配線として利用することができる。
[変形例]
以上、実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本開示を実施するための例示に過ぎない。よって、本開示は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、フォトダイオード41及び42のアノード41a及び42aを、端面101aに露出させない例を示したが、本開示はこれに限らない。例えば、図12及び図13に示す変形例による光電変換パネル201のように、アノード241aが分断面201aに露出されていてもよい。この場合、アノード241aは、金属製の材料を含まない導電性の部材により構成されている。例えば、アノード241aは、ITOから構成されている。
図12は、変形例による光電変換パネル201の一部の断面図である。図13は、変形例による光電変換パネル201bの一部の断面図である。なお、実施形態と同様の構成には、実施形態と同じ符号を用い説明を省略する。また、完成した状態の光電変換パネルを光電変換パネル201と呼び、製造途中の状態で基板101が分割される工程(ステップS20)よりも前の光電変換パネルを光電変換パネル201bと呼ぶ。また、分断後のフォトダイオードを、フォトダイオード241と呼び、分断前のフォトダイオードを、フォトダイオード341と呼ぶ。
図13に示すように、変形例による光電変換パネル201bは、フォトダイオード341が形成される。フォトダイオード341のアノード241aは、部分P1b、P2b、及びP3bに亘って形成されている。そして、基板101及びフォトダイオード341が分断されることにより、図12に示すように、分断面201aにフォトダイオード241のアノード241aが露出する。アノード241aは、金属製の材料よりも電気抵抗が大きいITOからなるので、分断面201aからの静電気の侵入を防止することができる。
(2)上記実施形態では、シンチレータ2を配置する工程(ステップS19)の後に、基板101及びフォトダイオード41及び42を分断する工程(ステップS20)を実施する例を示したが、本開示はこの例に限られない。すなわち、分断する工程の後に、シンチレータを配置する工程を実施してもよい。
(3)上記実施形態では、光電変換パネル1aに、フォトダイオード141とフォトダイオード141に逆並列に接続されたフォトダイオード142とを設ける例を示したが、本開示はこれに限らない。例えば、光電変換パネル1aが製造中に帯電する極が定まっている場合は、フォトダイオード141及びフォトダイオード142のいずれか一方のみが配置されてもよい。
(4)上記実施形態では、図8に示すように、複数のゲート線11、複数のデータ線12、及びバイアス線13の各々に、フォトダイオード141及び142を設ける例を示したが、本開示はこれに限らない。例えば、複数のゲート線11、複数のデータ線12、及びバイアス線13の一部のみの配線に、フォトダイオード141及び142が設けられてもよい。
(5)上記実施形態では、フォトダイオード141及び142を、フォトダイオード14と同一の工程で作成する例を示したが、本開示はこれに限らない。例えば、フォトダイオード141及び142を、フォトダイオード14よりも前の工程又は後の工程において作成してもよい。
(6)上記実施形態では、フォトダイオード141及び142を、同一の工程で分断する例を示したが、本開示はこれに限らない。例えば、フォトダイオード141及び142を互いに異なる工程で分断してもよい。
(7)上記第1~第3実施形態では、光電変換パネルを構成する層(膜)の材料の例を示したが、本開示はこの例に限られない。すなわち、上記した例以外の材料により光電変換パネルを構成する層(膜)を構成してもよい。
上述した光電変換パネルの製造方法、及びX線撮像パネルの製造方法は、以下のように説明することもできる。
第1の構成に係る光電変換パネルの製造方法は、基板上の画素領域にトランジスタを形成し、画素領域に、トランジスタに接続された第1フォトダイオードを形成し、画素領域の外側の領域に、第2フォトダイオードを形成し、トランジスタ又は第1フォトダイオードのいずれか一方と、第2フォトダイオードとを接続する第1配線であって、第2フォトダイオードのうちの第1部分と平面視で重なる第1配線を形成し、第2フォトダイオードのうちの第1部分とは平面視で重ならないで、第2フォトダイオードのうちの第2部分と平面視で重なる第2配線を形成し、第2フォトダイオードの第1部分と第2フォトダイオードの第2部分との間の第3部分であって、第1配線及び第2配線が平面視で重ならない第3部分上において、第2フォトダイオード及び基板を分断する(第1の構成)。
上記第1の構成によれば、光電変換パネルの分断面に第1配線及び第2配線が露出しない。この結果、基板を分断した後においても、分断面から静電気が印加されにくい光電変換パネルを製造することができる。ここで、フォトダイオードを設けずに、分断される箇所を跨ぐように、第1配線及び第2配線を半導体によって構成する場合には、分断面に金属製の配線が露出するが、半導体であるため、導電性の配線を分断するよりも静電気耐性は高くなる。しかし半導体配線は高抵抗であっても電流が流れるため、対策として十分ではない。これに対して、上記第1の構成によれば、光電変換パネルの製造中においては、分断前はフォトダイオードを介して、光電変換パネルに帯電した電荷を通電することができるとともに、光電変換パネルの製造後(基板の分断後)においては、分断面から静電気が印加されにくい光電変換パネルを製造することができる。
第1の構成において、第2フォトダイオードを形成することは、第1フォトダイオードと同一の材料により第1フォトダイオードを形成する際に、第2フォトダイオードを形成することを含んでもよい(第2の構成)。
上記第2の構成によれば、第1フォトダイオードと第2フォトダイオードとを同一の工程において作成することができるので、光電変換パネルの製造工程数を削減することができる。
第1又は第2の構成において、光電変換パネルの製造方法は、第2フォトダイオードと逆並列に接続された第3フォトダイオードであって、第1配線と平面視で重なる第4部分と、第2配線と平面視で重なる第5部分と、第1配線及び第2配線が平面視で重ならない第6部分とを有する第3フォトダイオードを、さらに形成することを含んでもよい。分断することは、第3フォトダイオードの第6部分上において、第3フォトダイオード及び基板を分断することを含んでもよい(第3の構成)。
上記第3の構成によれば、第2フォトダイオードと第3フォトダイオードとにより、第1配線から第2配線に電流を流すことができるとともに、第2配線から第1配線に電流を流すことができる。これにより、光電変換パネルが正極に帯電した場合、及び、光電変換パネルが負極に帯電した場合のいずれでも、第2フォトダイオード及び第3フォトダイオードを介して、第2配線に放電することができる。
第3の構成において、第3フォトダイオードを形成することは、第2フォトダイオードと隣接するように第3フォトダイオードを形成することを含んでよい。分断することは、第2フォトダイオード及び第3フォトダイオードを同時に分断することを含んでもよい(第4の構成)。
上記第4の構成によれば、第2フォトダイオード及び第3フォトダイオードを1つの工程で分断することができるので、光電変換パネルの製造工程数を削減することができる。
第1~第4の構成のいずれか1つにおいて、第2フォトダイオードを形成することは、第3部分に平面視で重ならないで第1部分に平面視で重なる電極であって、第1配線と第2フォトダイオードとを接続する電極を形成することを含んでもよい(第5の構成)。
上記第5の構成によれば、第1配線と第2フォトダイオードとの間に電極が設けられる場合でも、当該電極が分断面に露出されない。この結果、第1配線と第2フォトダイオードとの間に電極が設けられる場合でも、分断面から静電気が印加されにくい光電変換パネルを製造することができる。
第1~第5の構成のいずれか1つにおいて、光電変換パネルの製造方法は、画素領域の外側の領域に、第1配線に接続された端子を、さらに形成することを含んでもよい。第2フォトダイオードを形成することは、端子に対して画素領域とは反対側に、第2フォトダイオードを形成することを含んでもよい(第6の構成)。
上記第6の構成によれば、トランジスタ又は第1フォトダイオードと端子とを接続する配線の一部を第1配線として利用することができる。
第7の構成に係るX線撮像パネルの製造方法は、基板上の画素領域にトランジスタを形成し、画素領域に、トランジスタに接続された第1フォトダイオードを形成し、画素領域の外側の領域に、第2フォトダイオードを形成し、トランジスタ又は第1フォトダイオードのいずれか一方と、第2フォトダイオードとを接続する第1配線であって、第2フォトダイオードの第1部分と平面視で重なる第1配線を形成し、第2フォトダイオードの第1部分とは平面視で重ならないで、第2フォトダイオードの第2部分と平面視で重なる第2配線を形成し、画素領域を覆うようにシンチレータを形成し、第2フォトダイオードの第1部分と第2フォトダイオードの第2部分との間の第3部分であって、第1配線及び第2配線が平面視で重ならない第3部分上において、第2フォトダイオード及び基板を分断する(第7の構成)。
上記第7の構成によれば、X線撮像パネルの分断面に第1配線及び第2配線が露出しない。この結果、基板を分断した後においても、分断面から静電気が印加されにくいX線撮像パネルを製造することができる。
第8の構成に係る光電変換パネルは、基板と、基板上の画素領域に形成されたトランジスタと、画素領域に形成されたフォトダイオードであって、トランジスタに接続されたフォトダイオードと、画素領域の外側の領域に形成された半導体層であって、フォトダイオードが形成された層と同一の層に形成された半導体層と、トランジスタ又はフォトダイオードのいずれか一方と、半導体層とを接続する第1配線であって、半導体層の第1部分と平面視で重なる第1配線と、を備え、半導体層の第1配線が平面視で重ならない部分は、基板の端面に露出している(第8の構成)。
第8の構成によれば、光電変換パネル(基板)の分断面(端面)に、第1配線が露出しない。これにより、分断面から静電気が印加されにくい光電変換パネルを構成することができる。
1、1a、201、201a…光電変換パネル、2…シンチレータ、10…X線撮像パネル、11…ゲート線、12…データ線、13…バイアス線、14…フォトダイオード(画素領域R1に形成されたフォトダイオード)、15…TFT、31…ゲート端子、32…データ端子、33…バイアス端子、41、42、141、142、241、341…フォトダイオード(額縁領域R2に形成されたフォトダイオード)、51a、51b…第1配線、52a、52b…第2配線

Claims (8)

  1. 基板上の画素領域にトランジスタを形成し、
    前記画素領域に、前記トランジスタに接続された第1フォトダイオードを形成し、
    前記画素領域の外側の領域に、第2フォトダイオードを形成し、
    前記トランジスタ又は前記第1フォトダイオードのいずれか一方と、前記第2フォトダイオードとを接続する第1配線であって、前記第2フォトダイオードの第1部分と平面視で重なる第1配線を形成し、
    前記第2フォトダイオードの前記第1部分とは平面視で重ならないで、前記第2フォトダイオードの第2部分と平面視で重なる第2配線を形成し、
    前記第2フォトダイオードの前記第1部分と前記第2フォトダイオードの前記第2部分との間の第3部分であって、前記第1配線及び前記第2配線が平面視で重ならない第3部分上において、前記第2フォトダイオード及び前記基板を分断する、光電変換パネルの製造方法。
  2. 前記第2フォトダイオードを形成することは、前記第1フォトダイオードと同一の材料により前記第1フォトダイオードを形成する際に、前記第2フォトダイオードを形成することを含む、請求項1に記載の光電変換パネルの製造方法。
  3. 前記第2フォトダイオードと逆並列に接続された第3フォトダイオードであって、前記第1配線と平面視で重なる第4部分と、前記第2配線と平面視で重なる第5部分と、前記第1配線及び前記第2配線が平面視で重ならない第6部分とを有する第3フォトダイオードを、さらに形成し、
    前記分断することは、前記第3フォトダイオードの前記第6部分上において、前記第3フォトダイオード及び前記基板を分断することを含む、請求項1または2に記載の光電変換パネルの製造方法。
  4. 前記第3フォトダイオードを形成することは、前記第2フォトダイオードと隣接するように前記第3フォトダイオードを形成することを含み、
    前記分断することは、前記第2フォトダイオード及び前記第3フォトダイオードを同時に分断することを含む、請求項3に記載の光電変換パネルの製造方法。
  5. 前記第2フォトダイオードを形成することは、前記第3部分に平面視で重ならないで前記第1部分に平面視で重なる電極であって、前記第1配線と前記第2フォトダイオードとを接続する電極を形成することを含む、請求項1または2に記載の光電変換パネルの製造方法。
  6. 前記画素領域の外側の領域に、前記第1配線に接続された端子を、さらに形成し、
    前記第2フォトダイオードを形成することは、前記端子に対して前記画素領域とは反対側に、前記第2フォトダイオードを形成することを含む、請求項1または2に記載の光電変換パネルの製造方法。
  7. 基板上の画素領域にトランジスタを形成し、
    前記画素領域に、前記トランジスタに接続された第1フォトダイオードを形成し、
    前記画素領域の外側の領域に、第2フォトダイオードを形成し、
    前記トランジスタ又は前記第1フォトダイオードのいずれか一方と、前記第2フォトダイオードとを接続する第1配線であって、前記第2フォトダイオードの第1部分と平面視で重なる第1配線を形成し、
    前記第2フォトダイオードの前記第1部分とは平面視で重ならないで、前記第2フォトダイオードの第2部分と平面視で重なる第2配線を形成し、
    前記画素領域を覆うようにシンチレータを形成し、
    前記第2フォトダイオードの前記第1部分と前記第2フォトダイオードの前記第2部分との間の第3部分であって、前記第1配線及び前記第2配線が平面視で重ならない第3部分上において、前記第2フォトダイオード及び前記基板を分断する、X線撮像パネルの製造方法。
  8. 基板と、
    前記基板上の画素領域に形成されたトランジスタと、
    前記画素領域に形成されたフォトダイオードであって、前記トランジスタに接続されたフォトダイオードと、
    前記画素領域の外側の領域に形成された半導体層であって、前記フォトダイオードが形成された層と同一の層に形成された半導体層と、
    前記トランジスタ又は前記フォトダイオードのいずれか一方と、前記半導体層とを接続する第1配線であって、前記半導体層の第1部分と平面視で重なる第1配線と、を備え、
    前記半導体層の前記第1配線が平面視で重ならない部分は、前記基板の端面に露出している、光電変換パネル。
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