JP2024057653A - 生成システム、及び生成プログラム - Google Patents

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裕昭 山崎
宗幸 大東
晃一 石川
将次郎 平
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Abstract

【課題】生成される階層化工程情報の使い勝手を向上させることが可能となる生成システム及び生成プログラムを提供する事を目的とする。【解決手段】建物に関する工事の階層化された工程を示す階層化工程情報を生成する情報処理システム100であって、第1の階層に属する第1の工程に関連付けられる第2の工程であって、第1の階層の下位の階層である第2の階層に属する第2の工程を特定するための特定用条件であって、第1の工程の実行手法の候補に関する特定用条件を示す条件内容セット情報が格納されている工程セット関連情報DB223と、第1の工程の実行手法として建物の工事で採用される実行手法関連情報であり、ユーザによって入力された実行手法関連情報を取得する取得部231と、条件内容セット情報と、取得部231が取得した実行手法関連情報とに基づいて、階層化工程情報を生成する生成部232と、を備える。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り ・発行日 :2022年7月20日 刊行物 :2022年度日本建築学会大会(北海道) 学術講演梗概集 建築デザイン発表梗概集(第227頁~第228頁) ・開催日 :2022年9月8日 集会名 :2022年度日本建築学会大会(北海道)(主催者:一般社団法人 日本建築学会)、WEB開催
本発明は、生成システム、及び生成プログラムに関する。
従来、工事の工程を示す情報の一例として工程表が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平09-256635号公報
ところで、工程表等の工程を示す情報の生成作業は、作業者各々が定める独自の生成基準等に基づいて行われていた現状があり、作業者各々の属人的な要素が工程を示す情報に入り込み、様々な構成の情報が生成されてしまい、当該情報の使い勝手が低下してしまう可能性があった。
そこで、使い勝手の良い工程を示す情報を生成するための技術が要望されていた。
本発明は上記事実に鑑みなされたもので、生成される階層化工程情報の使い勝手を向上させることが可能となる生成システム及び生成プログラムを提供する事を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の生成システムは、建物に関する工事の階層化された工程を示す階層化工程情報を生成する生成システムであって、第1の階層に属する第1の工程に関連付けられる第2の工程であって、前記第1の階層の下位の階層である第2の階層に属する前記第2の工程を特定するための特定用条件であって、前記第1の工程の実行手法の候補に関する前記特定用条件を示す特定用条件情報が格納されている格納手段と、前記第1の工程の実行手法として前記建物の工事で採用される実行手法関連情報であり、ユーザによって入力された前記実行手法関連情報を取得する取得手段と、前記格納手段の前記特定用条件情報と、前記取得手段が取得した前記実行手法関連情報とに基づいて、前記階層化工程情報を生成する生成手段と、を備える。
請求項2に記載の生成システムは、請求項1に記載の生成システムにおいて、前記取得手段は、前記実行手法関連情報として入力される候補となる複数の候補実行手法関連情報を前記ユーザ側に表示する表示処理と、ユーザが前記複数の候補実行手法関連情報の内の1個以上の候補実行手法関連情報を選択して入力した場合に、当該1個以上の候補実行手法関連情報を、前記実行手法関連情報として取得する取得処理と、を実行する。
請求項3に記載の生成システムは、請求項1又は2に記載の生成システムにおいて、前記取得手段は、前記第2の工程が実行される前記建物内の領域を示す領域情報であって、ユーザによって入力された前記領域情報を取得し、前記生成手段は、前記取得手段が取得した前記領域情報に基づいて、前記階層化工程情報を生成する。
請求項4に記載の生成プログラムは、建物に関する工事の階層化された工程を示す階層化工程情報を生成する生成プログラムであって、コンピュータを、第1の階層に属する第1の工程に関連付けられる第2の工程であって、前記第1の階層の下位の階層である第2の階層に属する前記第2の工程を特定するための特定用条件を示す特定用条件情報が格納されている格納手段と、前記第1の工程の実行手法に関する実行手法関連情報であって、ユーザによって入力された前記実行手法関連情報を取得する取得手段と、前記格納手段の前記特定用条件情報と、前記取得手段が取得した前記実行手法関連情報とに基づいて、前記階層化工程情報を生成する生成手段と、として機能させる。
請求項1に記載の生成システム、及び請求項4に記載の生成プログラムによれば、格納手段の特定用条件情報と、取得手段が取得した実行手法関連情報とに基づいて、階層化工程情報を生成することにより、例えば、特定用条件情報を基準にして階層化工程情報を生成することができるので、階層化工程情報を生成する作業者の属人的な要素が入り込む余地を削減し、生成される階層化工程情報の使い勝手を向上させることが可能となる。
請求項2に記載の生成システムによれば、実行手法関連情報として入力される候補となる複数の候補実行手法関連情報をユーザ側に表示することにより、例えば、様々なユーザに対して、予め定められた情報(複数の候補実行手法関連情報)を入力させることができるので、属人的な要素が入り込む余地を確実に削減することが可能となる。また、例えば、階層化工程情報の生成作業の作業効率を向上させることが可能となる。
請求項3に記載生成システムによれば、領域情報に基づいて階層化工程情報を生成することにより、例えば、領域を考慮して階層化工程情報を生成することができるので、階層化工程情報の有用性を向上させることが可能となる。
本実施の形態に係る情報処理システムを機能概念的に示すブロック図である。 工程を例示した図である。 展開条件関連情報を例示した図である。 工程展開条件関連付け情報を例示した図である。 工程セット関連情報を例示した図である。 複数の工程を例示した図である。 エリア関連情報を例示した図である。 工程表関連情報を例示した図である。 各階層の工程を例示した図である。 展開条件及び各階層の工程を例示した図である。 生成処理のフローチャートである。 工程表画面の表示例である。 工程表画面の表示例である。 工程表画面の表示例である。 工程表画面の表示例である。 工程表画面の表示例である。 工程表画面の表示例である。 展開条件及び各階層の工程を例示した図である。 工程表関連情報を例示した図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る生成システム、及び生成プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、生成システム及び生成プログラムに関する。本発明に係る生成システムは、階層化工程情報を生成するためのシステムである。
「階層化工程情報」とは、建物に関する工事の階層化された工程を示す情報であり、例えば、階層化された工程のいわゆる工程表を作成するために用いられる情報を含む概念である。「階層」とは、段階的に定められた複数の層を示す概念であり、例えば、上位の階層から下位の階層に向かうにつれて、より具体的又は詳細な事項を示している。
「工程」とは、建物に関する工事を複数の段階に分業する場合の当該各段階を示す概念であり、例えば、各階層において1個以上の工程が含まれる。
そして、以下の実施の形態においては、4個の層に階層化された工程を示す階層化工程情報を生成する場合を例示して説明するが、階層の個数は4個に限定されるものではなく、他の個数(例えば、3個、5個等)であってもよい。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まず、図1は、本実施の形態に係る情報処理システムを機能概念的に示すブロック図であり、また、図2は、工程を例示した図である。
===階層及び工程===
本実施の形態では、図2の「階層」の欄に示すように、第1階層~第4階層の各層に対して、「工程」の欄に示す各工程(例えば、「第1階層」の「地盤基礎工事」及び「躯体工事」等、「第2階層」の「立上り」等)が候補として定められている場合を例示して説明する。
第1階層~第4階層の内の第1階層は最上位の階層であり、例えば、基本設計のフェーズに対応する工程が属する階層である。また、第2階層は、第1階層の直下の階層であり、例えば、実施設計のフェーズに対応する工程が属する階層である。また、第3階層は、第2階層の直下の階層であり、例えば、詳細設計のフェーズに対応する工程が属する階層である。第4階層は、最下位の階層であり、例えば、施工のフェーズに対応する工程が属する階層である。なお、ここで説明の各フェーズは例示であり、これらに限らない。
なお、各階層について、上位の階層及び当該階層の直下の階層各々が「第1の階層」及び「第2の階層」に対応するものと解釈し、当該第1の階層及び第2の階層に属する工程が「第1の工程」及び「第2の工程」に対応するものと解釈してもよい。
すなわち、例えば、図2の第2階層及び第3階層との間では、第2階層が「第1の階層」に対応し、第3階層が「第2の階層」に対応するものと解釈し、第2階層に属する工程である「立上り」等が「第1の工程」に対応し、第3階層に属する工程である「型枠」等が「第2の工程」に対応するものと解釈してもよい。
===情報処理システム===
図1の情報処理システム100は、生成システムであり、例えば、端末装置1、及びサーバ装置2を備え、これらの各装置が相互に通信可能となっている。
(構成‐端末装置)
図1の端末装置1は、ユーザによって携帯される装置であり、例えば、タブレット端末又はスマートフォンであり、一例としては、通信部11、タッチパッド12、ディスプレイ13、記録部14、及び制御部15を備える。
なお、端末装置1としては、例えば、パーソナルコンピュータ等の他の端末装置を用いることもできる。
通信部11は、外部機器(例えば、サーバ装置2)との間で通信を行う通信手段である。タッチパッド12は、ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。ディスプレイ13は、各種の情報を表示する情報表示手段であり、例えば、上記のタッチパッド12と当該ディスプレイ13とがタッチパネルとして一体形成されている。記録部14は、プログラム及び各種のデータを記録する記録手段である。制御部15は、端末装置1を制御する制御手段であり、例えば、CPU、RAM、及びROM等の内部メモリ等を用いて構成されている。
(構成‐サーバ装置)
サーバ装置2は、例えば、通信部21、記録部22、及び制御部23を備える。
(構成‐サーバ装置‐通信部)
図1の通信部21は、外部機器(例えば、端末装置1)との間で通信を行う通信手段である。
(構成‐サーバ装置-記録部)
図1の記録部22は、サーバ装置2の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段である。この記録部22は、例えば、展開条件関連情報データベース221(以下、データベースを「DB」と称する)、工程展開条件関連付け情報DB222、工程セット関連情報DB223、エリア関連情報DB224、及び工程表関連情報DB225を備える。
(構成‐サーバ装置-記録部-展開条件関連情報DB)
図1の展開条件関連情報DB221は、展開条件関連情報を格納する格納手段である。
図3は、展開条件関連情報を例示した図である。なお、本願の説明で用いる情報以外の具体的な情報の図示は省略されており適宜「・・・」と図示されている(他の各図も同様である)。「展開条件関連情報」は、上位の階層の工程から下位の階層の工程に展開するために用いられる展開条件に関連する情報である。なお、ここでの「上位」及び「下位」という用語は、相対的な表現として用いられている(以下の説明でも同様)。また、上位の階層に属する工程(つまり、上位の階層の工程)、及び下位の階層に属する工程(つまり、下位の階層の工程)を、「上位の工程」及び「下位の工程」とも称する。
「上位の階層の工程から下位の階層の工程に展開する」とは、上位の階層の工程に関連する下位の階層の工程を特定する、選択する、又は生成することを示す概念であるものと解釈してもよい。なお、展開条件については、上位の階層の工程から下位の階層の工程を特定する条件であるものと解釈することもできるので、「特定用条件」に対応するものと解釈してもよい。
展開条件関連情報は、例えば、図3に示す各項目の情報が相互に関連付けられている。
図3の「条件項目情報」とは、展開条件の項目を示す情報である。展開条件としては、各階層に属する工程を実行する際に採用される実行手法(例えば、工法、対象の種類、又はその他の手法等)に対応する条件が定められている。そして、図3の条件項目情報としては、例えば、「構工法」、「躯体立上げ工法」等が格納されている。
図3の「条件内容情報」とは、展開条件の具体的な内容を示す情報である。図3では、例えば、前述の実行手法に関する具体的な内容として、構工法が順打ちであることを示す「構工法:順打ち」、構工法が逆打ちであることを示す「構工法:逆打ち」等が格納されている。
そして、このような図3の展開条件関連情報の最上段の情報については、例えば、展開条件の項目(つまり、実行手法の項目)である「溝工法」の具体的な内容が、「構工法:順打ち」(構工法が順打ちであること)及び「構工法:逆打ち」(工法が逆打ちであること)を含むことが示されている。なお、このような展開条件関連情報の格納手法については、後述する。
(構成‐サーバ装置-記録部-工程展開条件関連付け情報DB)
図1の工程展開条件関連付け情報DB222は、工程展開条件関連付け情報を格納する格納手段である。
図4は、工程展開条件関連付け情報を例示した図である。「工程展開条件関連付け情報」は、各階層の各工程と、展開条件の項目とを相互に関連付ける情報であり、例えば、図4に示す各項目の情報が相互に関連付けられている。
なお、図4の条件項目情報は、図3の同一名称の情報と同様である。
図4の「工程情報」とは、工程を示す情報である(図4では、「第1階層」に属する「地盤基礎工事」を示す「地盤基礎工事(第1階層)」等)。
そして、このような図4の工程展開条件関連付け情報の2段目に図示されている情報については、例えば、「第1階層」に属する工程である「躯体工事」の展開条件の項目が「構工法」等であることが図示されている。すなわち、工程である「躯体工事」と実行手法である「構工法」等とが相互に関連付けられている。なお、このような工程展開条件関連付け情報の格納手法については、後述する。
(構成‐サーバ装置-記録部-工程セット関連情報DB)
図1の工程セット関連情報DB223は、工程セット関連情報を格納する格納手段である。
図5は、工程セット関連情報を例示した図である。「工程セット関連情報」は、上位の工程の直下となる下位の工程を特定するために用いられる情報であり、例えば、図5に示す各項目の情報が相互に関連付けられている。
なお、図5の工程情報は、図4の同一名称の情報と同様である。
図5の「条件内容セット情報」とは、展開条件の具体的な内容のセットを示す情報であり、具体的には、図3の条件内容情報のセットを示す情報である。なお、「セット」とは、複数個の組み合わせ、及び、1個のみを示す概念とする。図5では、「躯体立上げ工法」が「順打ち」であり、「柱工法」が「在来RC」であり、「梁工法」が「在来RC」であり、「仕口工法」が「在来RC」であることを示す「躯体立上げ工法:順打ち、柱工法:在来RC、梁工法:在来RC、仕口工法:在来RC」等が例示されている。
なお、図5の条件内容セット情報については、上位の工程(第1の工程)に対する下位の工程(第2の工程)を特定するために用いられる情報であり、当該工程の実行手法の具体的な内容の候補を示すので「特定用条件情報」(つまり、第1の階層に属する第1の工程に関連付けられる第2の工程であって、第1の階層の下位の階層である第2の階層に属する第2の工程を特定するための特定用条件であって、第1の工程の実行手法の候補に関する特定用条件を示す情報)に対応するものと解釈してもよい。
図5の「下位工程セット情報」とは、下位の工程のセットを示す情報であり、例えば、複数の工程を示す場合は、工程自体と当該工程の実行順序を示す情報であり、1個のみの工程を示す場合は、当該工程自体を示す情報である。
図6は、複数の工程を例示した図である。図6においては、例えば、第3階層に属する相互に関連する工程である「型枠」、「配筋」等が工程表の形式(つまり、工程自体及び工程の実行順序を特定可能な形式)で図示されている。具体的には、「型枠」及び「配筋」の実行が順次完了した後に、「柱筋」及び「止枠」を実行し、「止め枠」及び「スポコン」の両方の実行が完了した後に「CON打設」を実行することが示されている。
図5の下位工程セット情報の具体的な構成は任意であるが、例えば、工程と当該工程の前後の実行順序となる工程とを特定する構成を採用する場合を例示する。そして、この場合、図6の「型枠」のように前工程が存在せず、後工程が「配筋」である場合は、図5に示すように「型枠(前:無、後:配筋)」が格納され、すなわち、図6の複数の工程を示す情報として図5の「立上り(第2階層)」に関連付けられている下位工程セット情報が格納されることになる。
そして、このような図5の工程セット関連情報の「立上り(第2階層)」に関連付けられている情報については、例えば、「第2層」の「立上り」の工程に関連付けられている展開条件の具体的な内容のセットである「躯体立上げ工法:順打ち、柱工法:在来RC、梁工法:在来RC、仕口工法:在来RC」に関連付けられている下位の階層の工程のセットが図6に図示されている工程のセットであることが示されている。なお、このような工程セット関連情報の格納手法については、後述する。
(構成‐サーバ装置-記録部-エリア関連情報DB)
図1のエリア関連情報DB224は、エリア関連情報を格納する格納手段である。
図7は、エリア関連情報を例示した図である。「エリア関連情報」とは、各工程が実行される領域であるエリアに関する情報であり、例えば、図7に示す各項目の情報が相互に関連付けられている。
図7の「エリア項目情報」とは、エリアの項目を示す情報である(図7では、「棟」等)。図7の「エリア情報」とは、エリアを示す情報(つまり、領域を示す領域情報)である(図7では、「1号棟」等)。
そして、このような図7のエリア関連情報の「棟」に関連つけられている情報については、項目である「棟」に属するエリアが「1号棟」及び「2号棟」等であることが示されている。なお、このようなエリア関連情報の格納手法については、後述する。
(構成‐サーバ装置-記録部-工程表関連情報DB)
図1の工程表関連情報DB225は、工程表関連情報を格納する格納手段である。
図8は、工程表関連情報を例示した図であり、また、図9は、各階層の工程を例示した図であり、また、図10は、展開条件及び各階層の工程を例示した図である。なお、図9においては、図8の工程表関連情報で特定される各工程が図示されており、また、図10においては、図8の各工程の一部、及び当該各工程を展開するための展開条件の一部が図示されている。
また、図10においては、各工程に設定されたエリアが「(5階)」等の括弧書きで例示されている。例えば、第2階層の「立上り」については、「立上り」に直接設定されたエリアである「5階」等が図示されている。また、例えば、第3階層の「配筋」については、「配筋」に直接設定されたエリアである「A工区」と、「配筋」の上位の工程である「立上り」に設定されて「配筋」にも間接的に設定されたエリアである「5階」とを示す「5階/A工区」が図示されている。また、例えば、第4階層の「配筋」については、(第4階層の)「配筋」に直接設定されたエリアである「柱」と、(第4階層の)「配筋」の上位の工程である(第3階層の)「配筋」に設定されて(第4階層の)「配筋」にも間接的に設定されたエリアである「A工区」と、(第3階層の)「配筋」の上位の工程である「立上り」に設定されて(第4階層の)「配筋」にも間接的に設定されたエリアである「5階」とを示す「5階/A工区/柱」が図示されている。なお、この(第4階層の)「配筋」及び「5階/A工区/柱」については、5階のA工区における柱に対して「配筋」の工程が行われることを示している。
「工程表関連情報」とは、建物に関する工事の階層化された工程を示す階層化工程情報であり、具体的には、生成された階層化された工程を示す情報であり、例えば、工程表を生成するために用いられる情報等を含む概念である。
本実施の形態では、例えば、情報処理システム100を用いて、図9の工程を生成する場合について主に例示して説明する。工程表関連情報の具体的な構成は、図9に示す階層化された工程等を示す限りにおいて任意であり、例えば、図8に示すように項目「第1階層生成情報」の情報~項目「第4階層生成情報」の情報が相互に関連付けられている。
===第1階層生成情報===
図8の項目「第1階層生成情報」の情報は、生成された第1階層の工程等を示す情報であり、例えば、生成工程情報、設定エリア情報、及び関連情報を含む。
「生成工程情報」は、生成された工程のセットを示す情報であり、例えば、図5の下位工程セット情報と同様な構成の情報であって、工程自体と当該工程の実行順序を示す情報である。生成工程情報は、例えば、図8に示すように、図9の第1階層に属する躯体工事の工程を示す「躯体工事(前:地盤工事、後:…)」等である。
「設定エリア情報」は、生成工程情報が示す工程が実行される建物のエリアとして設定された当該エリアを示す情報である(図8では、設定されたエリアが存在しないことを示す「無」、又は、不図示であるが、1号棟が設定されたことを示す「1号棟」等)。
「関連情報」は、生成工程情報が示す工程に関するその他の情報である。この関連情報の種類や構成は任意であるが、本実施の形態では、工期を示す情報が含まれていることとする。関連情報は、例えば、工期が2022年aa月bb日~2022年cc月dd日であることを示す「工期(2022/aa/bb~2022/cc/dd)」等が格納されている。なお、年月日は説明の便宜上の記載となっている。
===第2階層生成情報===
図8の項目「第2階層生成情報」の情報は、生成された第2階層の工程等を示す情報であり、例えば、生成工程情報、設定エリア情報、及び関連情報を含む。なお、生成工程情報、設定エリア情報、及び関連情報は、第1階層生成情報の同一名称の情報と同様であるので、説明を省略する(第3階層生成情報及び第4階層生成情報の同一名称の情報も同様とする)。
特に、第2階層生成情報については、第2階層に属する各工程が、第1階層に属する何れの工程の直下の工程であるかを特定可能となっており、例えば、第2層の「立上り」が第1層の「地盤基礎工事」では無く「躯体工事」の直下の工程となっていること等が示されている。なお、本実施の形態では、このような上位及び直下となる下位の各工程の関係については、図8に示すようにデータ構造で特定する場合について例示されているが、これに限らず、当該関係を示す他の情報を用いてもよい(第3階層生成情報及び第4階層生成情報も同様とする)。
また、第2階層生成情報の関連情報においては、設定されたエリアである5階の億期が2022年7月11日~2022年8月16日である「5階工期(2022/7/11~2022/8/16)」等が格納されている。
===第3階層生成情報===
図8の項目「第3階層生成情報」の情報は、生成された第3階層の工程等を示す情報であり、例えば、生成工程情報、設定エリア情報、及び関連情報を含む。
特に、第3階層生成情報については、第3階層に属する各工程が、第2階層に属する何れの工程の直下の工程であるかを特定可能となっており、例えば、第3層の「型枠」等が第2層の「立上り」の直下の工程となっていること等が示されている。
===第4階層生成情報===
図8の項目「第4階層生成情報」の情報は、生成された第4階層の工程等を示す情報であり、例えば、生成工程情報、設定エリア情報、及び関連情報を含む。
特に、第4階層生成情報については、第4階層に属する各工程が、第3階層に属する何れの工程の直下の工程であるかを特定可能となっており、例えば、第4層の「配筋」及び「機械継手」等が第3層の「配筋」の直下の工程となっていること等が示されている。
そして、このような図8の工程表関連情報については、例えば、図9及び図10に例示されている工程及び設定されたエリアを示している。なお、このような工程表関連情報については、概略的には、後述の生成処理を実行することにより格納される。
(構成‐サーバ装置-制御部)
図1の制御部23は、サーバ装置2を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである(他の装置の制御部も同様にして構成されていることとする)。
制御部23は、機能概念的には、例えば、取得部231、及び生成部232を備える。
(構成‐サーバ装置-制御部-取得部)
取得部231は、第1の工程の実行手法として建物の工事で採用される実行手法関連情報であり、ユーザによって入力された実行手法関連情報を取得する取得手段である。また、取得部231は、例えば、実行手法関連情報として入力される候補となる複数の候補実行手法関連情報をユーザ側に表示する表示処理と、ユーザが複数の候補実行手法関連情報の内の1個以上の候補実行手法関連情報を選択して入力した場合に、当該1個以上の候補実行手法関連情報を、実行手法関連情報として取得する取得処理と、を実行する。また、取得部231は、例えば、第2の工程が実行される建物内の領域を示す領域情報であって、ユーザによって入力された領域情報を取得する。
(構成‐サーバ装置-制御部-生成部)
生成部232は、格納手段の特定用条件情報と、取得手段が取得した実行手法関連情報とに基づいて、階層化工程情報を生成する生成手段である。生成部232は、例えば、前記取得手段が取得した領域情報に基づいて、階層化工程情報を生成する。なお、この制御部23の各部によって行われる処理については、後述する。
(各DBの情報の格納手法)
次に、各DBの情報の格納手法の一例について説明する。図3の展開条件関連情報、図4の工程展開条件関連付け情報、図5の工程セット関連情報、及び図7のエリア関連情報については、図8で例示した工程表関連情報の生成について標準化すること(つまり、可能な限り属人的な要素を排除して客観的な基準に沿って図8の工程表関連情報を生成すること)を目的として、例えば、管理者等が建物の建設に関するの実情を考慮して生成した上でサーバ装置2に入力することにより格納されることとする。
ここでは、例えば、図3の展開条件関連情報、図4の工程展開条件関連付け情報、及び図5の工程セット関連情報については、管理者が、あらゆる種類の建物の建設に関するの実情を考慮して、各階層に属する工程を及び各工程の様々な実行手法を把握し、また、これらの各工程に関して実行手法を実行する際に行われるより具体的な工程(つまり、下位の工程)を把握した上で、これらの把握結果に基づいて格納してもよい(つまり、実情に沿った情報を格納してもよい)。特に、図5の工程セット関連情報については、「工程情報」が示す工程に関して「条件内容セット情報」が示す実行手法を実行する際に行われる、より具体的な工程を把握した上で、当該把握結果に基づいて格納してもよい。
すなわち、これらの図3~図5の各情報については、建設する建物の種類又は建設プロジェクト(対象となる建物を建設するプロジェクト)に関わらず、共通の予め定められた情報が格納されていることしてもよい。
また、例えば、図7のエリア関連情報については、図3~図5の各情報と同様に、
管理者が、建設で想定されるあらゆるエリアを把握した上で、把握結果に基づいて格納してもよく、すなわち、建設する建物の種類又は建設プロジェクトに関わらず、共通の予め定められた情報が格納されていることしてもよい。
なお、バリエーションとしては、図3~図5及び図7の各情報については、建物の種類又は建設プログジェクトに応じて各情報の候補が定められており、建物の種類に応じて各情報を格納してもよいし、あるいは、管理者によって一部又は全部の情報が更新(変更)されることとしてもよい。
(処理)
次に、本実施の形態に係る情報処理システム100によって実行される生成処理について説明する。
図11は、生成処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。生成処理は、図8の工程表関連情報を生成する処理であり、例えば、工程表画面を表示して当該工程表画面を介して入力される情報等に基づいて工程表関連情報を生成する処理であり、一例としては、サーバ装置2によって実行される処理である。
この生成処理は、例えば、ユーザが自己の端末装置1を介して、所定操作を行った場合に、実行を開始する。
===工程表画面===
まず、工程表画面について説明する。図12~図17は工程表画面の表示例である。
「工程表画面」とは、工程に関する各種情報を表示又は入力するための画面であり、例えば、図8の工程表関連情報を生成するためのユーザインターフェースとなる画面である。
この工程表画面(当該画面に含まれる各種情報も含む)は、図1のサーバ装置2の制御部23が、工程表画面を表示するための画面情報を生成して端末装置1に送信することにより、図1の端末装置1のディスプレイ13に表示される画面である。なお、以下では、当該工程表画面を表示するためのサーバ装置2及び端末装置1の間の通信に関す説明は適宜省略する。
工程表画面は、第1選択ボタン31(図12)、第2選択ボタン32、第3選択ボタン33、第4選択ボタン34(以下、「各選択ボタン」)、個別工程情報表示入力欄4、展開条件エリア表示入力欄5(図15)、及び工程表表示欄6を備える。なお、工程表示画面には、その他の各種情報に関する欄が設けられているが、ここでは、説明の便宜上一部の欄のみを図示して説明する。
=各選択ボタン=
図12の各選択ボタンは、工程が属する階層を選択するためのボタンである。例えば、第1選択ボタン31は、第1階層を選択するためのボタンであり、また、第2選択ボタン32は、第2階層を選択するためのボタンであり、また、第3選択ボタン33は、第3階層を選択するためのボタンであり、また、第4選択ボタン34は、第4階層を選択するためのボタンである。なお、各図では、ユーザにタップされたボタンについては、説明の便宜上ハッチング(斜線)が付されている。
=個別工程情報表示入力欄=
図15の個別工程情報表示入力欄4は、ユーザによって選択された工程に関する情報を表示したり、当該工程に関する情報を入力したりするための欄である。個別工程情報表示入力欄4は、例えば、図15に示す各欄を有する。
図15の名称欄41は、工程の名称を表示等する欄である。期間欄42は、工期を表示等する欄である。棟階室欄43は、エリアとしての棟、階、又は室を表示等する欄である。エリア部位欄44は、エリアとしての工区又は部位を表示等する欄である。
=展開条件エリア表示入力欄=
図15の展開条件エリア表示入力欄5は、展開条件又はエリアに関する情報を表示したり、当該展開条件又はエリアに関する情報を入力したりするための欄であり、具体的には、下位の階層の工程に展開するための情報及び当該工程に設定されるエリアに関する情報が、表示されたり入力されたりする欄である。展開条件エリア表示入力欄5は、図15に示すように例えば、展開条件欄51、及びエリア欄52を有する。
<展開条件欄>
図15の展開条件欄51は、ユーザによって選択されて入力される展開条件の候補が表示される欄であり、ユーザが展開条件を選択して入力するための欄である。すなわち、展開条件欄51は、実行手法関連情報として入力される候補となる複数の候補実行手法関連情報が表示される欄であり、実行手法関連情報を入力するための欄である。
この展開条件欄51については、例えば、図3又は図4の条件項目情報に対応する情報(例えば、図15の「躯体立上げ工法」等)と、図3の条件内容情報に対応する情報(例えば、図15の「順打ち」及び「逆打ち」等)が表示され、図3の条件内容情報に対応する情報を入力可能となっている。
この図3の条件内容情報に対応する情報(つまり、展開条件)を入力させる手法としては、例えば、何れか1個の情報を入力させる手法(図15の「躯体立上げ工法」の「順打ち」及び「逆打ち」のようにラジオボタン(図中の丸印の部分)を用いて入力させる手法)(以下、「択一入力手法」)、又は、任意の個数の選択された情報を入力させる形式(図15の「柱工法」の「在来RC」、「PCa(工場製作)、及び「PCa(現場製作)」のようにチェックボックス(図中の矩形の部分)を用いて入力させる手法)(以下、「選択入力手法」)が用いられている。
<エリア欄>
図15のエリア欄52は、ユーザが下位の工程に設定するエリアを入力するための欄である。
=工程表表示欄=
図15の工程表表示欄6は、工程表を表示したり当該工程表に関する各種操作を入力したりするための欄であり、例えば、エリア表示欄61、及び、工程表示欄62を有する。
<エリア表示欄>
図15のエリア表示欄61は、工程に設定されているエリアを示す情報を表示する欄であり、設定されたエリア各々を示す表示領域において各エリアを示すテキスト情報が表示されている欄である。各図では、エリアである4階~6階等を示す各表示領域において、4階~6階等を示すテキスト情報である「4F」~「6F」等が表示されている。
<工程表示欄>
図15の工程表示欄62は、工程を示す工程線(図面中の矢印の図)及び工程を示すテキスト情報(「5階立上り」)が表示される欄であり、例えば、図面横方向において日付及び図面縦方向において設定されたエリアを示す表示領域において、各工程の工期及び設定されたエリアに対応する位置に、工程線が表示され、当該工程線の周辺にテキスト情報が表示される欄である。なお、図15では、テキスト情報としては、工程と当該工程に設定されたエリアとを示す「5階立上り」等が図示されているが、工程のみを示す「立上り」が表示されるように構成してもよい。
===生成処理===
次に、図11の生成処理について説明する。ここでは、例えば、図8の第1階層生成情報及び第2階層生成情報として図示されている情報が格納されている場合において、第3階層生成情報を生成して格納する場合を例示して説明する。
なお、第2階層生成情報及び第4階層生成情報については、以下に説明する場合と同様にして、上位の工程から展開することにより生成して格納することができるので、これらの情報の生成手法の詳細の例示は省略する。一方で、第1階層生成情報については最上位の工程に関する情報であるので、上位の工程から展開して生成することはできないが、例えば、工程表画面に対する所定操作(例えば、第1選択ボタン31をタップして選択した後に、各入力欄に対して情報を入力する操作等)、あるいは、他の任意の手法に基づいて、サーバ装置2が情報を生成して格納されることとしてもよい。
=SA1=
図11のSA1においてサーバ装置2の取得部231は、展開元となる上位の工程(以下、「展開元工程」)が属する階層(以下、「展開元階層」)を特定する。
具体的な処理は任意であるが例えば、サーバ装置2の制御により端末装置1のディスプレイ13に、図12の工程表画面(初期状態としては例えば、工程表表示欄6に何らの情報も表示されていない工程表画面)が表示されていることとする。ユーザが、タッチパッド12を介して、工程表画面の各選択ボタンの何れかのボタンをタップして選択した場合に、選択したボタンを示す情報がサーバ装置2に送信される。そして、サーバ装置2の取得部231は、送信された情報に基づいて、ユーザによって選択された選択ボタンを特定し、特定した選択ボタンに対応する階層を、展開元階層として特定する。
ここでは、例えば、ユーザが、図12の第2選択ボタン32(既に図8の工程表関連情報が生成されている階層である第2階層に対応する第2選択ボタン32)をタップして選択した場合、サーバ装置2の取得部231は、選択された第2選択ボタン32に対応する第2階層を、展開元階層として特定する。
=SA2=
図11のSA2においてサーバ装置2の取得部231は、SA1で特定した展開元階層の工程に関する工程表表示欄6の情報を、工程表画面に表示する。
具体的な処理は任意であるが例えば、図8の工程表関連情報を参照して、SA1で特定した展開元階層に対応する階層生成情報(具体的には、生成工程情報、設定エリア情報、関連情報)を取得し、また、展開元階層の上位の階層の設定エリア情報を取得し(なお、「展開元階層の上位の階層の設定エリア情報を取得」する処理は、展開元階層の上位の階層が存在する場合にのみ行うこととする)、取得した情報に基づいて、図12の工程表表示欄6に各種情報を表示する。
ここでは、例えば、SA1で第2階層を特定したので、図8の工程表関連情報を参照して、第2階層生成情報である「生成工程情報」=「立上り(前:無、後:…)」等、「設定エリア情報」=「1階~6階」等、及び「関連情報」=「5階工期(2022/7/11~2022/8/16)」等を取得する。また、図8の工程表関連情報を参照して、展開元階層の上位の階層に関する第1階層生成情報の「設定エリア情報」=「無」を取得する。次に、図13に示すように、取得した展開元階層及び上位の階層の設定エリア情報によって特定されるエリアを示す情報がエリア表示欄61に表示され、且つ、取得した生成工程情報、設定エリア情報、及び関連情報に対応する工程線及びテキスト情報が工程表示欄62に表示される画面情報を端末装置1に送信することにより、図13に示す工程表表示欄6を表示する。
<バリエーション>
なお、例えば、ユーザが、タッチパッド12を介して、図13の工程表表示欄6の情報に対して所定操作を行った場合、当該所定操作に対応する情報がサーバ装置2に送信されて、サーバ装置2が、当該所定操作に対応して工程表関連情報を更新するように構成してもよい。なお、このバリエーションは、図11のSA3以降(特に、SA4)にも適用可能である。
例えば、図13の工程表表示欄6の工程線の長さ又は位置を調整することにより、工程線に対応する工程の工期を変更する操作を行った場合に、調整後の工期に対応する情報が図8の関連情報として格納されるように構成してもよい。
=SA3=
図11のSA3においてサーバ装置2の取得部231は、展開元工程を特定する。
具体的な処理は任意であるが例えば、ユーザが、タッチパッド12を介して、工程表画面の工程表表示欄6に表示されている工程線をタップして選択した場合に、選択した工程線を示す情報がサーバ装置2に送信される。そして、サーバ装置2の取得部231は、送信された情報に基づいて、ユーザによって選択された工程線を特定し、特定した工程線に対応する工程を、展開元工程として特定する。
ここでは、例えば、ユーザが、5階の「立上り」を展開することを所望するして「5階立上り」の工程線をタップして選択した場合、サーバ装置2の取得部231は、選択された「5階立上り」の工程線に対応する5階の「立上り」を、展開元階層として特定する。
=SA4=
図11のSA4においてサーバ装置2の取得部231は、SA3で特定した展開元工程に関する情報を、工程表画面の個別工程情報表示入力欄4に表示する。
具体的な処理は任意であるが例えば、図8の工程表関連情報を参照して、SA3で特定した展開元工程に対応する生成工程情報、設定エリア情報、及び関連情報を取得し、取得した各情報に基づいて、個別工程情報表示入力欄4の各欄に情報を表示する。
ここでは、例えば、まず、SA3で5階の「立上り」を特定したので、図8の工程表関連情報を参照して、第2階層生成情報である「生成工程情報」=「立上り(前:無、後:…)」、「設定エリア情報」=「5階」等、及び「関連情報」=「5階工期(2022/7/11~2022/8/16)」を取得する。次に、取得した各情報に基づいて、図14に示す個別工程情報表示入力欄4の各情報を表示する。なお、この場合、図14の工程表表示欄6に示すように、SA3で特定した展開元工程に対する工程線(つまり、ユーザにタップして選択された工程線)を強調表示してもよい。
そして、図14の個別工程情報表示入力欄4の展開ボタン401をタップした場合に、SA5に移行する。
<バリエーション>
なお、例えば、ユーザが、図14に示す個別工程情報表示入力欄4の各欄に対して、タッチパッド12を介して、新たな情報を入力して所定操作(不図示の「保存」ボタンをタップする操作等)を行った場合、当該入力された情報がサーバ装置2に送信されて、サーバ装置2が、当該情報に基づいて工程表関連情報を更新するように構成してもよい。
=SA5=
図11のSA5においてサーバ装置2の取得部231は、工程画面の展開条件等入力欄5(図15)を表示する。
<展開条件欄>
展開条件等入力欄5(例えば図15)の展開条件欄51の表示について、具体的な処理は任意であるが例えば、図4の工程展開条件関連付け情報を参照して、SA1及びSA3で特定した展開元階層及び展開元工程を示す工程情報に関連付けられている条件項目情報を特定し、図3の展開条件関連情報を参照して、当該特定した条件項目情報に関連付けられている条件内容情報を特定する。次に、特定した条件項目情報及び条件内容情報に基づいて、ユーザによって入力される展開条件の候補となる情報及び当該情報の選択入力欄(図15の場合はラジオボタン又はチェックボックス)を、工程画面の展開条件等入力欄5に表示する。このように処理することにより、ユーザが展開条件を選択して入力可能となる。
ここでは、例えば、SA1で展開元階層として「第2階層」を特定し、SA3において展開元工程として「立上り」を特定したので、図4の工程展開条件関連付け情報を参照して、「工程情報」=「立上り(第2階層)」に関連付けられている「条件項目情報」=「躯体立上げ工法、柱工法、梁工法、仕口工法」を特定し、図3の展開条件関連情報を参照して、「条件項目情報」=「躯体立上げ工法」に関連けられている「躯体立上げ工法:順打ち」及び「躯体立上げ工法:逆打ち」、「条件項目情報」=「柱工法」に関連付けられている「条件内容情報」=「柱工法:在来RC」、「柱工法:PCa(工場制作)」、及び「柱工法:PCa(現場制作)」等を特定する。次に、特定した「躯体立上げ工法、柱工法、梁工法、仕口工法」、及び「躯体立上げ工法:順打ち」及び「躯体立上げ工法:逆打ち」等に基づいて、図15に示す各展開条件を、工程画面の展開条件等入力欄5に表示する。
なお、展開条件の入力手法としては、前述のように「択一入力手法」及び「選択入力手法」の2種類存在するが、各展開条件に入力手法が定められており、この定められている手法に基づいて、展開条件の入力欄としてラジオボタン又はチェックボックスを表示することとする。
<エリア欄>
展開条件等入力欄5(例えば図15)のエリア欄52の表示について、具体的な処理は任意であるが例えば、図7のエリア関連情報が示すエリア項目情報及びエリア情報の一覧が表示される一覧表示情報を生成して端末装置1に送信することにより、ユーザが図15のエリア欄52の「一覧」ボタンをタップした場合に当該一覧表示情報が表示されて、ユーザがエリアを選択可能となるように処理する。
=SA6=
図11のSA6においてサーバ装置2の取得部231は、ユーザ入力条件内容情報及びユーザ入力エリア情報を取得する。
「ユーザ入力条件内容情報」とは、実行手法関連情報であり、例えば、図15の展開条件欄51に表示された展開条件の内の、ユーザによって選択されてサーバ装置2に入力された展開条件を示す情報であり、本実施の形態では、図3の条件内容情報のセットに対応する情報である。
「ユーザ入力エリア情報」とは、領域情報であり、例えば、図15のエリア欄52の「一覧」ボタンをタップした場合に表示された一覧表示情報の内の、ユーザによって選択されたサーバ装置2に入力されたエリア情報(領域情報)を示す情報である。
<ユーザ入力条件内容情報>
ユーザ入力条件内容情報の取得について、具体的な処理は任意であるが例えば、ユーザが、図16の展開条件欄51に示すように、各展開条件の選択欄(ラジオボタン又はチェックボックス)をタップして選択して展開ボタン501をタップ場合、端末装置1とサーバ装置2との間の通信を介して、当該選択された選択欄が示す展開条件に対応する情報が、サーバ装置2に入力され、取得部231は、当該情報をユーザ入力条件内容情報として取得する。
ここでは、例えば、ユーザが、図16の展開条件欄51に示すように、「躯体立上げ」の「順打ち」、「柱工法」の「在来RC」、「梁工法」の「在来RC」、及び「仕口工法」の「在来RC」を選択して展開ボタン501をタップ場合、サーバ装置2に「躯体立上げ工法:順打ち、柱工法:在来RC、梁工法:在来RC、仕口工法:在来RC」が入力され、取得部231は、当該情報をユーザ入力条件内容情報として取得する。
なお、図16の展開条件欄51に表示される情報は、ユーザ入力条件内容情報(つまり、実行手法関連情報)の候補となっているので、実行手法関連情報として入力される候補となる「候補実行手法関連情報」に対応するものと解釈してもよい。また、図11のSA5における展開条件欄51に情報を表示する処理が「表示処理」に対応し、ここで説明したSA6のユーザ入力条件内容情報を取得する処理が「取得処理」に対応するものと解釈してもよい。
<ユーザ入力エリア情報>
ユーザ入力エリア情報の取得について、具体的な処理は任意であるが例えば、ユーザが、図15のエリア欄52の「一覧」ボタンをタップして表示された一覧表示情報(不図示)内のエリア情報をタップして選択した上で展開ボタン501をタップした場合に、端末装置1とサーバ装置2との間の通信を介して、選択されたエリア情報がサーバ装置2に入力され、取得部231は、当該情報をユーザ入力エリア情報として取得する。
ここでは、例えば、ユーザが、「A工区」、「B工区」、及び「C工区」を選択した上で展開ボタン501をタップした場合、取得部231は、これらの情報をユーザ入力エリア情報として取得する。なお、この場合、サーバ装置2は、図16のエリア欄52に示すように、選択して入力されたエリア情報である「A工区」、「B工区」、及び「C工区」を表示してもよい。
なお、ここでは、ユーザ入力条件内容情報に関する処理及びユーザ入力エリア情報に関する処理を分けて説明したが、実際には、ユーザは、展開条件欄51及びエリア欄52を介して情報を選択する操作を行った後に、展開ボタン501をタップし、この場合に、上述の処理が行われることとする。なお、下位の工程にエリアを設定しない場合も想定されるが、この場合、ユーザは、エリア欄52を介する情報の選択は行わずに、展開条件欄51を介して展開条件のみを選択して展開ボタン501をタップすることになる。
=SA7=
図11のSA7においてサーバ装置2の生成部232は、図8の工程表関連情報を生成して格納する。具体的には、図5の工程セット関連情報とSA6で取得部231が取得した情報とに基づいて、SA3で特定した展開元工程の直下の下位の工程(つまり、SA1で特定した展開元階層の直下の階層の工程)に関する図8の生成工程情報、設定エリア情報、及び関連情報を生成して格納する。
<生成工程情報>
生成工程情報の生成等について、具体的な処理は任意であるが例えば、図5の工程セット関連情報を参照して、SA3で特定した展開元工程及びSA6で取得したユーザ入力条件内容情報各々に対応する工程情報及び条件内容情報に関連付けられている下位工程セット情報を特定し、特定した下位工程セット情報が示す各工程を下位の工程として特定し、特定した下位の工程を示す情報を、図8の生成工程情報として生成して格納する。
ここでは、例えば、SA1及びSA3で「第2階層」及び「立上り」を特定し、ユーザが図16の展開条件欄51に示すように展開条件を選択することにより、SA6で「躯体立上げ工法:順打ち、柱工法:在来RC、梁工法:在来RC、仕口工法:在来RC」を取得した場合、図5の「立上り(第2階層)」及び「躯体立上げ工法:順打ち、柱工法:在来RC、梁工法:在来RC、仕口工法:在来RC」に関連付けられている下位工程セット情報を特定し、当該下位工程セット情報に示される工程(図9の第3階層に図示されている各工程)を下位の工程として特定し、特定した下位の工程を示す情報として図8の第3階層生成情報の生成工程情報に図示されている「型枠(前:無、後:配筋)」等を生成して格納する。
<設定エリア情報>
設定エリア情報の生成等について、具体的な処理は任意であるが例えば、SA6で取得したユーザ入力エリア情報を示すエリアを、生成工程情報の生成等の処理で特定した下位の工程に設定されたエリアとして特定し、特定したエリアを示す情報を、図8の設定エリア情報を生成して格納する。ここでは、例えば、図8の第3階層生成情報の設定エリア情報に図示されている「A工区~C工区」(「A工区」、「B工区」、及び「C工区」を示す情報)を生成して格納する。
<関連情報>
関連情報の生成等について、具体的な処理は任意であるが例えば、図8の工程表関連情報を参照して、SA3で特定された工程(より具体的には、工程線をタップされた工程)の工期を特定し、特定した工期に基づいて、生成工程情報の生成等の処理で特定した下位の工程各々の工期を特定し、特定した工期を示す情報を、図8の関連情報として生成して格納する。
ここでは、例えば、「SA3で5階立上り」の工程線をタップして「立上り」を特定した場合、図8の第2階層生成情報の関連情報における「5階工期(2022/7/11~2022/8/16)」を参照して、5階の「立上り」の工期として2022年7月11日~2022年8月16日を特定した上で、生成工程情報の生成等の処理で特定した下位の工程(図9の第3階層に図示されている各工程)の工期を特定し、特定した工期を示す情報を、図8の関連情報として生成して格納する。
なお、ここでの下位の工程の工期の特定手法は任意であるが、例えば、図9の第3階層に示す各工程の場合、順次行われる最も長い下位工程群(図9の第3階層では「型枠」、「配筋」、「止枠」、及び「CON打設」)を特定し、「上位の工程の工期に対応する日数」÷「下位工程群に含まれる工程の個数」の演算を行い、演算結果に対応する日数を各工程の工期として特定してもよい。
<バリエーション>
なお、この下位の工程の工期の特定の際に、設定されているエリアを考慮してもよい。例えば、「A工区」~「C工区」のように、相互に並列して工事を行うことが可能なエリアを、前述の設定エリア情報の生成等の処理で特定した場合は、上述したようにエリアに関する演算は行わずに、工期を特定してもよい。あるいは、「A工区」~「C工区」について工事の開始時期を2日ずつずらす等のルールが定められている場合、このルールを考慮して工期を特定してもよい。
また、例えば、「1階」~「6階」のように、各エリアの工事が完了した後に次のエリアの工事を開始する必要があるエリアを、前述の設定エリア情報の生成等の処理で特定した場合は、「上位の工程の工期に対応する日数」÷「エリアの個数」÷「下位工程群に含まれる工程の個数」の演算を行い、演算結果に対応する日数を各工程の工期として特定してもよい。
また、多数の建設プロジェクトに対して情報処理システム100を適用して、図8の工程表関連情報を蓄積した上で、蓄積された情報に基づいて工期を特定するように構成してもよい。
そして、図8の工程表関連情報において、第3階層生成情報が生成されて格納されることになる。つまり、図9及び図10に示すように、第2階層の5階の「立上り」の工程から、第3階層の「型枠」及び「配筋」等に展開されることになる。
なお、この図8の工程表関連情報において、第3階層生成情報の「型枠」等には「A工区」~「C工区」が直接設定されているが、上位の工程である第2階層生成情報の「立上り」に「1階」~「6階」が設定されているので、「型枠」には当該「1階」~「6階」も設定れていることになる。また、図10においては、一部の情報のみが図示されているが、前述の処理を行うことにより、実際には、第3階層においては、「5階/B工区」の「型枠」、「5階/C工区」の「型枠」、あるいは、「1階/A工区」の「型枠」等を示す情報も生成されたことになる。
また、この各処理を行って図8の第3階層生成情報を格納した後に、図11の生成処理を再度行う場合において、SA1でユーザが図12の第3選択ボタン33をタップして、展開元階層して第3階層を特定した場合、SA2において、図17に示す工程表表示欄6の情報を、工程表画面に表示する。
ここでは、エリア表示欄61に関する処理については例えば、図11のSA2において、図8の工程表関連情報を参照して、第3階層生成情報である「A工区~C工区」を特定し、展開元階層である第3層の上位の階層に関する第1階層生成情報の「設定エリア情報」=「無」及び第2階層生成情報の「1階~6階」を取得する。そして、これらの取得した設定エリア情報に基づいて、図17に示すエリア表示欄61の情報を表示する。このエリア表示欄61については、上位の工程である「立上り」に設定された「5階」等のエリアが下位の工程である「型枠」等にも設定されてことが示されている。これにて、生成処理の説明を終了する。
(本実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、工程セット関連情報DB223の工程セット関連情報と、取得部231が取得したユーザ入力条件内容情報とに基づいて、工程表関連情報を生成することにより、例えば、工程セット関連情報を基準にして工程表関連情報を生成することができるので、工程表関連情報を生成する作業者の属人的な要素が入り込む余地を削減し、生成される工程表関連情報の使い勝手を向上させることが可能となる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(展開条件について)
図18は、展開条件及び各階層の工程を例示した図であり、また、図19は、工程表関連情報の一部を例示した図である。なお、図18については、第1階層及び第2階層の図示が省略されており、また、図19については、第1階層設定情報及び第2階層設定情報の図示は省略されている。例えば、工程に対して相互に異なる複数のエリアを設定し、相互に異なるエリアが設定されている工程毎に展開条件を定めて、当該展開条件に基づいて下位の工程に展開するように構成してもよい。具体的には、例えば、図18に示すように、第3層の「5階/A工区」の「配筋」において、エリアとして「柱」を選択した上で展開条件として「機械継手」を選択した場合に、第4階層の「配筋」及び「機械継手」等の工程に展開し、また、エリアとして「梁」を選択した上で展開条件として「圧接」を選択した場合に、第4階層の「配筋」及び「圧接」等の工程に展開するように構成してもよい。なお、この場合、図19の工程表関連情報の第4階層設定情報が格納されることとしてもよい。
(エリアについて(その1))
また、上記実施の形態では、各階層の工程に対して、図7のエリア情報を自由に設定する場合について説明したがこれに限らない。例えば、階層に対応するエリア情報が設定可能となるように構成してもよい。例えば、図7のエリア関連情報において、「階層」の欄(例えば、「第2階層」、「第3階層」等の階層を示す情報が格納される欄)を追加する。例えば、「階層」=「第2階層」と「エリア項目情報」=「エリア・部位」とを相互に関連付けて格納する。そして、この場合、図11のSA1で展開元階層として「第2層」を特定した場合、SA5において、図7のエリア関連情報を参照して、SA1で特定した「第2層」と同じ情報が格納されている「階層」=「第2階層」に関連付けられている「エリア項目情報」=「エリア・部位」を特定した上で、当該「エリア・部位」に関連付けられている「A工区」、「B工区」等を特定し、特定した「A工区」、「B工区」を端末装置1に送信することにより、ユーザが図15のエリア欄52の「一覧」ボタンをタップした場合に、当該送信した「A工区」、「B工区」等が表示されて、ユーザが「A工区」、「B工区」等を選択可能となるように構成してもよい。
(エリアについて(その2))
また、上記の「(エリアについて(その1))」では、階層に対応するエリア情報が設定可能となるように構成する場合について説明したが、工程に対応するエリア情報が設定可能となるように構成してもよい。
(エリアについて(その3))
また、上記実施の形態では、工程を展開する際にエリアが設定可能となる場合について説明したが、これに限らない。例えば、「エリア」(各工程が実行される領域)という概念を省略して、このエリアに関する処理等を行わないように構成してもよい。
(他の情報について)
また、図8の各階層生成情報の関連情報において、工期以外の他の情報も格納するように構成してもよい。例えば、各工程における「数量」の情報(工程での施工数量を示す情報)、「人数/台数」の情報(工程全期間の総作業員の人数又は機器の総数を示す情報)、「歩掛」の情報(1日・1人当たりの作業量を示す情報)、及び「人工」の情報(工程全期間の総作業量を示す情報)等を格納するように構成してもよい。なお、これらの各情報の格納手法は任意であり、例えば、各情報が格納されているデータベースから取得して格納してもよいし、一部の他の情報から所定の演算を行うことにより特定して特定結果を格納してもよいし、ユーザによって入力された情報を格納してもよい。
(用語の解釈について)
また、上記実施の形態では、図5の条件内容セット情報が「特定用条件情報」に対応するものと説明したが、図5の条件内容セット情報及び下位工程設置情報が、「特定用条件情報」に対応するものと解釈してもよいし、あるいは、図5の工程情報、条件内容セット情報、及び下位工程設置情報(つまり、図5の工程セット関連情報全体)が「特定用条件情報」に対応するものと解釈してもよい。
(組み合わせについて)
また、実施の形態で説明した技術と、変形例で説明した技術を任意に組み合わせてもよい。
1 端末装置
2 サーバ装置
4 個別工程情報表示入力欄
5 展開条件エリア表示入力欄
6 工程表表示欄
11 通信部
12 タッチパッド
13 ディスプレイ
14 記録部
15 制御部
21 通信部
22 記録部
23 制御部
31 第1選択ボタン
32 第2選択ボタン
33 第3選択ボタン
34 第4選択ボタン
41 名称欄
42 期間欄
43 棟階室欄
44 エリア部位欄
51 展開条件欄
52 エリア欄
61 エリア表示欄
62 工程表示欄
100 情報処理システム
221 展開条件関連情報DB
222 工程展開条件情報DB
223 工程セット関連情報DB
224 エリア関連情報DB
225 工程表関連情報DB
231 取得部
232 生成部
401 展開ボタン
501 展開ボタン

Claims (4)

  1. 建物に関する工事の階層化された工程を示す階層化工程情報を生成する生成システムであって、
    第1の階層に属する第1の工程に関連付けられる第2の工程であって、前記第1の階層の下位の階層である第2の階層に属する前記第2の工程を特定するための特定用条件であって、前記第1の工程の実行手法の候補に関する前記特定用条件を示す特定用条件情報が格納されている格納手段と、
    前記第1の工程の実行手法として前記建物の工事で採用される実行手法関連情報であり、ユーザによって入力された前記実行手法関連情報を取得する取得手段と、
    前記格納手段の前記特定用条件情報と、前記取得手段が取得した前記実行手法関連情報とに基づいて、前記階層化工程情報を生成する生成手段と、
    を備える生成システム。
  2. 前記取得手段は、
    前記実行手法関連情報として入力される候補となる複数の候補実行手法関連情報を前記ユーザ側に表示する表示処理と、
    ユーザが前記複数の候補実行手法関連情報の内の1個以上の候補実行手法関連情報を選択して入力した場合に、当該1個以上の候補実行手法関連情報を、前記実行手法関連情報として取得する取得処理と、を実行する、
    請求項1に記載の生成システム。
  3. 前記取得手段は、前記第2の工程が実行される前記建物内の領域を示す領域情報であって、ユーザによって入力された前記領域情報を取得し、
    前記生成手段は、前記取得手段が取得した前記領域情報に基づいて、前記階層化工程情報を生成する、
    請求項1又は2に記載の生成システム。
  4. 建物に関する工事の階層化された工程を示す階層化工程情報を生成する生成プログラムであって、
    コンピュータを、
    第1の階層に属する第1の工程に関連付けられる第2の工程であって、前記第1の階層の下位の階層である第2の階層に属する前記第2の工程を特定するための特定用条件を示す特定用条件情報が格納されている格納手段と、
    前記第1の工程の実行手法に関する実行手法関連情報であって、ユーザによって入力された前記実行手法関連情報を取得する取得手段と、
    前記格納手段の前記特定用条件情報と、前記取得手段が取得した前記実行手法関連情報とに基づいて、前記階層化工程情報を生成する生成手段と、
    として機能させる生成プログラム。
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