JP2024057631A - 制御装置、制御システム、制御方法、およびプログラム - Google Patents

制御装置、制御システム、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】隊列の隣接車線を走行する車両が、車間距離を広げた隊列へ割り込みすることを可能にする制御装置を提供する。【解決手段】同一車線上の隊列を構成する複数の車両の走行を通信により制御する制御装置(2020)であって、隊列の隣接車線を走行している隣接車両がウィンカーを出していることを検出する検出手段(2022)と、隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車両の車間距離を制御する制御手段(2024)とを有し、制御手段は、隣接車両がウィンカーを出していることが検出された場合、車間距離を変更する。【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置、制御システム、制御方法、およびプログラムに関する。
従来、車車間通信(CACC)により、隊列を構成する複数の車両の走行を制御する隊列走行制御が知られている。このような制御により、隊列を構成する複数の車両のうち先頭車両のみを有人としつつ後続車両を無人として、隊列走行が可能である。
しかし、例えば、隊列が高速道路のIC(インターチェンジ)出口やSA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)入口を塞いでしまうことで、隣接車線を走行する車両が高速道路のIC出口またはSA/PA入口へ侵入することができない可能性がある。このような場合、隊列の車間距離を広げるように制御することが考えられるが、車間距離を広げると、高速道路のIC出口またはSA/PA入口へ侵入する目的の車両以外の車両が隊列に割り込む可能性がある。
特許文献1には、前方監視カメラを用いて、高速道路の出口付近において、隣接車線を走行する車両が白線を跨いだことにより隊列に割り込んできたことを検出した場合、割り込み位置よりも後方の車を減速して車間距離を広げる方法が開示されている。
特開2015-022421号公報
特許文献1に開示された方法では、隣接車線を走行する車両は、
隊列を構成するトラックが車間距離を広げる前にトラックの車間に割り込む必要がある。
そこで本発明は、隊列の隣接車線を走行する車両が、車間距離を広げた隊列へ割り込みすることを可能にする制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての制御装置は、同一車線上の隊列を構成する複数の車両の走行を通信により制御する制御装置であって、前記隊列の隣接車線を走行している隣接車両がウィンカーを出していることを検出する検出手段と、前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車両の車間距離を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記隣接車両がウィンカーを出していることが検出された場合、前記車間距離を変更する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、隊列の隣接車線を走行する車両が、車間距離を広げた隊列へ割り込みすることを可能にする制御装置を提供することができる。
各実施形態における隊列の説明図である。 第1実施形態における制御システムのブロック図である。 第1実施形態における制御システムの動作を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるウィンカー検出の際の動作の説明図である。 第2実施形態における制御システムのブロック図である。 第2実施形態における制御システムの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるウィンカー検出の際の動作の説明図である。 第2実施形態におけるウィンカー検出の際の動作の説明図である。 第2実施形態におけるウィンカー検出の際の動作の説明図である。 第3実施形態における制御システムのブロック図である。 第3実施形態における制御システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図1を参照して、各実施形態における隊列1000について説明する。図1は、隊列1000の説明図である。隊列1000は、同一車線上を走行する複数の車両から構成される。隊列1000を構成する複数の車両には、自車両と先行車両との相対位置関係に応じて自車両の走行を制御する制御システム200が設けられている。制御システム200は、互いに無線で通信を行うことで隊列1000の走行を制御する隊列走行制御システムである。
隊列1000は、先頭車両としての有人車両1001と、後続車両としての無人車両1002および無人車両1003とを有する。有人車両1001と無人車両1002との車間を車間L10、無人車両1002と無人車両1003との車間を車間L11とする。通常の隊列走行時には、車間L10および車間L11はともに車間距離(第1距離)x1(例えば10メートル)に制御される。なお本実施形態では、一例として、隊列1000は、有人車両1001と、有人車両1001に後続する無人車両1002、1003の3台の車両から構成されているが、これに限定されるものではない。例えば、隊列1000は2台、または4台以上の車両で構成されてもよい。以下、本発明の各実施形態について説明する。
<第1実施形態>
まず、図2を参照して、本発明の第1実施形態における隊列走行車両の隊列走行制御を行う制御システム200について説明する。図2は、制御システム200のブロック図である。
制御システム200は、後方監視カメラ2000、前方監視カメラ2010、処理装置2020、車両走行装置2030、操作装置2040、DCM2050、およびGPS2060を有し、同一車線上の隊列を構成する複数の車両の走行を通信により制御する。
後方監視カメラ2000は、車両の後方を撮像するカメラ(撮像装置)であり、不図示の光学部と撮像手段とを有する。光学部はレンズなどから構成される光学系を有し、光学部により結像された光学的な被写体像を撮像手段の画像センサ(撮像素子)にて電気信号に変換し、処理装置2020の画像処理部2021に伝送する。前方監視カメラ2010は、車両の前方を撮像するカメラ(撮像装置)であり、不図示の光学部と撮像手段とを有する。光学部はレンズなどから構成される光学系を有し、光学部により結像された光学的な被写体像を撮像手段の画像センサ(撮像素子)にて電気信号に変換し、画像処理部2021に伝送する。本実施形態において、後方監視カメラ2000を用いることで、前方監視カメラ2010では捉えられない最後尾の車両の側方付近から割り込みを行おうとする車両のウィンカー動作を検出することができる。
操作装置2040は、車両を手動運転するために運転者により操作され、ステアリング2041、アクセルペダル2042、およびブレーキペダル2043などを有する。ステアリング2041は、回転自在に支持されており、運転者が手でハンドルを回転操作することで車両を旋回させるように構成され、車両の転舵輪の転舵角を変更する。ステアリング2041は、不図示の回転角センサにより操舵角が検出される。アクセルペダル2042は、揺動自在に支持されており、運転者が脚により踏み込み車両を加速することで、前進または後進させるように構成され、車両の駆動輪に駆動力を変更する。アクセルペダル2042は、不図示の踏み込み量センサによりアクセル踏み込み量が検出される。ブレーキペダル2043は、揺動自在に支持されており、運転者が脚により踏み込み、車両を減速または停止させるように構成され、車両の前後輪に制動力を加える。ブレーキペダル2043は、不図示の踏み込み量センサによりブレーキ踏み込み量が検出される。操作装置2040は、処理装置2020に接続されており、操舵角、アクセル踏み込み量、およびブレーキ踏み込み量などの車両の走行制御を行うために用いられる操作量が処理装置2020に出力される。
車両走行装置2030は、車両を走行させるための装置(車両を加速または減速させる駆動手段)であり、操舵装置2031、駆動装置2032、および制動装置2033を有する。操舵装置2031は、例えば、モータなどの転舵アクチュエータにより、車両の転舵輪の転舵角を変更するステアリング装置である。駆動装置2032は、車両の駆動輪に駆動力を発生するように構成され、例えば、エンジン単体、回転電機単体、またはエンジンおよび回転電機のいずれかの駆動源、および駆動源からの駆動力を駆動輪に伝達する変速機などを有する。制動装置2033は、例えば、制動アクチュエータにより発生する油圧により、ブレーキパッドをブレーキロータに接触させる油圧ブレーキ装置である。車両走行装置2030において、操舵角、アクセル踏み込み量、およびブレーキ踏み込み量などの操作量が直接に、または接続されている処理装置2020を介して、操舵装置2031、駆動装置2032、および制動装置2033にそれぞれ入力される。この操作量に基づいて、操舵装置2031、駆動装置2032、および制動装置2033の操舵制御、駆動制御、および制動制御がそれぞれ行われる。
DCM2050(Data Communication Module)は、データ通信モジュール、すなわち無線通信機能部品であり、隊列1000を構成する複数の車両を無線により接続し、複数の車両の間で情報の送受信を行う。本実施形態におけるDCM2050は、隊列1000における各車両との通信を行うことで、情報の送受信を行う車車間通信装置(通信手段)である。またDCM2050は、広域無線および狭域無線により車両外部の通信機器と通信を行う。広域無線の方式としては、例えば、ラジオ(AM,FM)、TV(UHF,4K,8K)、TEL、GPS、WiMAX(登録商標)などがある。狭域無線の方式としては、例えば、ETC/DSRC、VICS(登録商標)、無線LAN、ミリ波通信などがある。DCM2050は、処理装置2020と接続されており、処理装置2020との間で情報の送受信を行うことができる。DCM2050は、処理装置2020に入力された情報、例えば、車両の走行状態に関する速度、操作量などの車両情報、車両周辺情報、および位置情報などを、隊列1000における自車両以外の他の車両の処理装置2020に伝送することができる。
処理装置2020は、同一車線上の隊列1000を構成する複数の車両の走行を通信により制御する制御装置であり、画像処理部2021、ウィンカー検出部2022、割込み許容判定部2023、および車両制御部2024を有する。処理装置2020のハードウエア構成は、既知の電子制御ユニットである。処理装置2020は、演算または制御を行うCPU(Central Processing Unit)、主記憶装置であるROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、およびインターフェースを含む。ROMには、基本的な設定データや本実施形態におけるプログラムが記憶されており、CPUが処理内容に応じたプログラムをROMから呼び出して、RAMに展開し、各ブロックの動作を実行する。
画像処理部2021は、後方監視カメラ2000と前方監視カメラ2010から伝送された電気信号(画像データ)を画像に現像し、WDR(Wide Dynamic Range)補正、ガンマ補正、LUT処理、歪曲補正等の画像処理を行う。この画像処理により、後述の画像検出の際に画像の認識率が向上する。画像処理を行った画像は、ウィンカー検出部2022に伝送される。
ウィンカー検出部2022は、後方監視カメラ2000または前方監視カメラ2010の少なくとも一方の撮像手段から取得された画像データに基づいて、隊列1000の隣接車線を走行してウィンカー(方向指示器)を出している車両を検出する検出手段である。ウィンカー検出部2022は、画像処理部2021が処理した後方監視カメラ2000の撮像画像に対して、後側方車両のウィンカー動作を検出し、検出した情報を車両制御部2024に伝達する。割込み許容判定部2023は、GPS2060から送られる現在位置情報(位置データ)に基づいて、現在位置が割り込み車両を許容可能な位置であるか否か(隣接車線の車両の割り込みを許容するか否か)を判定する判定手段である。割込み許容判定部2023による判定結果は、車両制御部2024に伝達される。
車両制御部2024は、隊列1000を構成する複数の車両の少なくとも一つの車間距離を制御する制御手段である。車両制御部2024は、ウィンカー検出部2022、割込み許容判定部2023、およびDCM2050からの情報に基づいて、車両の動作を判定する。そして車両制御部2024は、その判定結果に基づいて、車両走行装置2030を制御することで、自車両の走行状態を制御する。また車両制御部2024は、自車両の制御だけでなく、DCM2050を介して後続車両の車両制御部2024とともに後続車両を含む隊列走行制御を行う。ここで隊列走行制御とは、隣接する複数の隊列走行車両が進行方向に並んで一群の隊列を形成し、隊列で車間距離を維持しながら、先頭車両に対して、後続車両を追従させて隊列走行させる制御処理等である。
GPS(Global Positioning System)2060は、自車両の現在位置(位置データ)を検出(取得)する位置取得手段である。GPS2060は、処理装置2020の割込み許容判定部2023と接続されており、検出された車両の現在位置を位置情報として割込み許容判定部2023に出力する。
次に、図3を参照して、本実施形態における制御システム200の動作を説明する。図3は、制御システム200の動作を示すフローチャートである。
まずステップS1において、制御システム200は、GPS2060で取得した現在位置情報(車両の現在位置を示す情報)を割込み許容判定部2023に送る。そして割込み許容判定部2023は、現在走行している車両の位置(現在位置)が隊列1000への他の車両の割り込みを許容する位置(割込み車両許容領域)であるか否かを判定する。割込み許容判定部2023により現在位置が他の車両の割り込みを許容する位置(割込み車両許容領域)ではないと判定された場合、ステップS6に移行する。一方、割込み許容判定部2023により現在位置が他の車両の割り込みを許容する位置である判定された場合、ステップS2に移行する。
ステップS2において、ウィンカー検出部2022は、隊列1000が走行する車線の隣接車線を走る車両であって、隊列1000が走行する車線に向かってウィンカーを出している車両が存在するか否か(ウィンカーを検出したか否か)を判定する。ウィンカー検出部2022によりウィンカーが検出された場合、ステップS3に移行する。一方、ウィンカー検出部2022によりウィンカーが検出されない場合、ステップS6に移行する。
ステップS3において、制御システム200は、ウィンカー検出部2022により検出された情報を車両制御部2024に伝達し、隊列1000を構成する複数の車両の車間のうち、他の車両の割り込みを許容する車間(車間距離)を決定する。制御システム200は、割り込みを許容する車間を決定した後、DCM2050を介して隊列1000内の他の車両に制御情報を送り、他の車両が割り込めるように車間距離を広げる。隊列1000における複数の車間のうち割り込みを許容する車間は、例えば、隊列1000内のウィンカーを検出した車両と、その1つ後方を走る車両との車間である。または、隊列1000内のウィンカーを検出した車両と、その1つ前方を走る車両との車間であってもよい。
図4(a)、(b)はウィンカー検出の際の動作の説明図であり、図4(a)はウィンカー検出時の状態、図4(b)はウィンカー検出後に車間L41を広げている状態をそれぞれ示す。図4(a)に示されるように、有人車両4000、無人車両4100、および無人車両4200の3台による隊列において、有人車両4000と無人車両4100との車間を車間L40、無人車両4100と無人車両4200との車間を車間L41とする。このとき制御システムは、ウィンカー検出部を用いて、無人車両4100の後方監視カメラ4400から取得された画像に基づいて隣接車線を走る車両4300のウィンカー動作を検出した場合、無人車両4100と無人車両4200との間の車間L41を広げる。例えば、図4(b)に示されるように、無人車両4100より後ろの車両、つまり無人車両4200を減速することにより、車間L41を広げる。
このように制御システムは、隊列1000において割り込みを許容して広げる車間が決定された後、DCM2050を介して隊列1000内の他の車両に制御情報を伝達する。そして車両制御部2024は、その制御情報に基づいて、隣接車線から他の車両が割り込めるように、先頭車両と後続車両との間、または先頭車両を除く後続車両同士の間の1か所の車間距離を変更する。本実施形態において、車両制御部2024は、車間距離を、通常走行時の車間距離(第1距離)x1から車間距離(第2距離)y1(x1<y1)に変更する。車間距離x1を車間距離y1に広げる際には、ステップS2にてウィンカーを検出した車両よりも後ろを走る車両の全てを減速することで、車間距離を広げる。例えば、図4(a)に示されるように、車間L40と車間L41を車間距離x1(例えば10メートル)とする。このとき、無人車両4100が車両4300のウィンカー動作を検出した場合、車間L41を広げる。車間L41を車間距離y1(例えば30メートル)に広げる際には、無人車両4200を減速することにより、車間L41を広げる。車間距離が定められた車間距離y1になった場合、ステップS4に移行する。
ステップS4において、制御システム200は、後方監視カメラ2000および前方監視カメラ2010を用いて、ステップS3にて車間距離y1に広げた位置にステップS2にて検出されたウィンカーを出している車両が割り込んだか否かを検出する。例えば、図4(b)に示されるように、無人車両4200と車両4300との間の車間L41を広げた場合、無人車両4200の後方監視カメラと車両4300の前方監視カメラとを用いて、ウィンカーを出している車両が隊列内に割り込んだか否かを判定する。ウィンカーを出している車両が隊列内に割り込んだと判定された場合、ステップS5に移行する。一方、ウィンカーを出している車両が隊列内に割り込んでいないと判定された場合、ステップS4を繰り返す。
ステップS5において、制御システム200は、後方監視カメラ2000および前方監視カメラ2010を用いて、ステップS4にて割り込んだ車両が隊列1000内から抜けたか否かを判定する。割り込み車両が割り込み位置に存在しないと判定された場合(割り込んだ車両が隊列から抜けたと判定された場合)、ステップS6に移行する。一方、割り込み車両が割り込み位置に存在すると判定された場合(割り込んだ車両が隊列から抜けていないと判定された場合)、ステップS5を繰り返す。
ステップS6において、制御システム200は、先頭車両と後続車両との間、および先頭車両を除く後続車両同士の車間距離を、既定の車間距離x1になるように制御する。先頭車両と後続車両との間、および先頭車両を除く後続車両同士の間の1か所の車間距離が車間距離x1になった場合、制御システム200は一連の動作を終了する。
なお本実施形態において、車間距離y1は割り込み車両の車種に関係なく、一律の広さとなっているが、これに限定されるものではない。ステップS3にてウィンカーを出していると判定された車両の車種を後方監視カメラ2000と前方監視カメラ2010により撮像した画像を用いて判別し、車種に応じて割り込み用の空間の広さを変えてもよい。例えば、バイクが割り込もうとしている場合には車間距離y1を20メートルとし、バスが割り込もうとしている場合には車間距離y1を40メートルとしてもよい。
また本実施形態において、隊列1000の走行速度に関係なく、図3に示される動作を行うが、これに限定されるものではない。高速道路上で渋滞が生じている場合、特定位置の車間を広げることが難しい可能性がある。この場合、隊列1000の速度がある閾値(速度閾値)よりも低い場合には、隊列1000内の全ての車間を所定の車間距離x1よりも広くしてもよい。
<第2実施形態>
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態における隊列走行車両の隊列走行制御を行う制御システム200aについて説明する。図5は、制御システム200aのブロック図である。
本実施形態の制御システム200aは、前方車両距離検出部5024および後方車両距離検出部5025を備えた処理装置(制御装置)2020aを有する点で、処理装置2020を有する第1実施形態の制御システム200と異なる。なお、制御システム200aの他の構成は、制御システム200と同様であるため、その説明を省略する。
画像処理部2021は、後方監視カメラ2000と前方監視カメラ2010から伝送された電気信号を画像に現像し、WDR(Wide Dynamic Range)補正、ガンマ補正、LUT処理、歪曲補正等の処理を行う。この処理により、後述の画像検出の際に画像の認識率が向上する。画像処理された画像は、ウィンカー検出部2022、前方車両距離検出部5024、および後方車両距離検出部5025に伝送される。
前方車両距離検出部5024は、画像処理部2021で画像処理された画像から車両を検出し、検出した車両の位置および大きさの変化などから、自車両と検出した車両との間の距離を算出する。そして前方車両距離検出部5024は、算出した距離情報を車両制御部2024へ伝達する。後方車両距離検出部5025は、画像処理部2021で画像処理された画像から車両を検出し、検出した車両の位置および大きさの変化などから、自車両と検出した車両との間の距離を算出する。そして後方車両距離検出部5025は、算出した距離情報を車両制御部2024へ伝達する。
車両制御部2024は、ウィンカー検出部2022、割込み許容判定部2023、DCM2050、前方車両距離検出部5024、および後方車両距離検出部5025からの出力情報に基づいて、車両の動作を判定する。そして車両制御部2024は、その判定結果に基づいて車両走行装置2030を制御することで、自車両の走行状態を制御する。また車両制御部2024は、自車両の制御だけでなく、DCM2050により後続車両の隊列走行制御を行う。
次に、図6を参照して、本実施形態における制御システム200aの動作を説明する。図6は、制御システム200aの動作を示すフローチャートである。
まずステップS10において、制御システム200aは、GPS2060で取得した現在位置情報(車両の現在位置を示す情報)を割込み許容判定部2023に送る。そして割込み許容判定部2023は、現在走行している車両の位置(現在位置)が隊列1000への他の車両の割り込みを許容する位置(割込み車両許容領域)であるか否かを判定する。割込み許容判定部2023により現在位置が他の車両の割り込みを許容する位置(割込み車両許容領域)ではないと判定された場合、ステップS19に移行する。一方、割込み許容判定部2023により現在位置が他の車両の割り込みを許容する位置である判定された場合、ステップS11に移行する。
ステップS11において、ウィンカー検出部2022は、隊列1000が走行する車線の隣接車線を走る車両であって、隊列1000が走行する車線に向かってウィンカーを出している車両が存在するか否か(ウィンカーを検出したか否か)を判定する。ウィンカー検出部2022によりウィンカーが検出された場合、DCM2050を介して隊列1000内の他の車両にウィンカーを検出したことを伝達し、ステップS12に移行する。一方、ウィンカー検出部2022によりウィンカーが検出されない場合、ステップS19に移行する。
ステップS12において、制御システム200aは、後方車両距離検出部5025を用いて、隊列1000と同一車線上の車両であって、隊列1000内の最後尾の車両よりも後方を走行する車両と最後尾の車両との間の距離を測定する。そして制御システム200aは、車両制御部2024を用いて、隊列1000内の最後尾の車両よりも後方を走行する車両と最後尾の車両との間の距離が閾値(第1閾値)D1未満であるか否かを判定する。隊列1000内の最後尾の車両の後方を走行する車両と最後尾の車両との間の距離が閾値D1未満であると判定された場合、ステップS13に移行する。一方、隊列1000内の最後尾の車両の後方を走行する車両と最後尾の車両との間の距離が閾値D1以上であると判定された場合、ステップS16に移行する。
ステップS13において、制御システム200aは、前方車両距離検出部5024を用いて、隊列1000と同一車線上の車両であって、隊列1000の先頭車両よりも前方を走行する車両と先頭車両との間の距離を測定する。そして制御システム200aは、車両制御部2024を用いて、隊列1000の先頭車両よりも前方を走行する車両と先頭車両との間の距離が閾値(第2閾値)D2未満であるか否かを判定する。隊列1000の先頭車両の前方を走行する車両と先頭車両の車両との間の距離が閾値D2未満であると判定された場合、ステップS14に移行する。一方、隊列の先頭車両の前方を走行する車両と先頭車両との間の距離が閾値D2以上であると判定された場合、ステップS15に移行する。
ステップS14において、制御システム200aは、隊列1000の先頭車両から最後尾の車両までの距離を変えることなく、隊列1000の先頭車両と最後尾の車両以外の車両の加減速を行う。これにより制御システム200aは、特定の車間を車間距離(第2距離)y2に広げ、隊列1000内に割り込み車両の割り込む空間を作る。ステップS12の判定結果より、隊列1000の最後尾の車両の後方を走行する車両と最後尾の車両との間の距離が安全を確保できる距離と考えられる閾値D1未満である。このため、隊列1000の最後尾の車両を減速すると、最後尾の車両の後方を走行する車両との距離が狭まり危険である。また、ステップS13の判定結果より、隊列1000の先頭車両の前方を走行する車両と先頭車両との間の距離が安全を確保できる距離と考えられる閾値D2未満である。このため、隊列1000の先頭車両を加速すると、隊列1000の前方を走行する車両に対して危険である。危険を及ぼさないために、隊列1000の先頭車両から最後尾の車両までの距離を変えることなく、隊列1000の先頭車両と最後尾の車両以外の車両の加減速を行うことで、隊列1000内に車間距離y2の割り込む空間を作る。
ここで、図7(a)、(b)を参照して、このときの動作(ステップS14)の一例を説明する。図7(a)、(b)はウィンカー検出の際の動作の説明図であり、図7(a)は車間L72を広げる前の状態、図7(b)はウィンカーを検出した後に距離L73を変えることなく車間L72を広げる状態を示す。
図7(a)に示されるように、有人車両7000、無人車両7100、無人車両7200の3台からなる隊列の有人車両7000と無人車両7100との車間を車間L71、無人車両7100と無人車両7200との車間を車間L72とする。また、有人車両7000の前方を走行する車両7400との車間を車間L74、無人車両7200の後方を走行する車両7500との車間を車間L75とする。
図7(b)に示されるように、無人車両7100が車両7300のウィンカー動作を検出した場合、車間L72に車両7300用の割り込み空間を作る。このとき、車間L74と車間L75がそれぞれ閾値D2、閾値D1未満となるため、有人車両7000の加速、および無人車両7200の減速は車両7400と車両7500に危険を及ぼす。このため、車間L72の空間を広げる際には、有人車両7000と無人車両7200の速度は変えずに無人車両7100のみ加速することで、車間L72を広げる。例えば、無人車両7100が加速する前の車間L71と車間L72が10メートルとすると、無人車両7100のみを加速することで車間L72を16メートル、車間L71を4メートルにする。これにより、隊列の先頭車両である有人車両7000から隊列の最後尾の車両である無人車両7200までの距離L73を変えることなく、車間L72を車間距離y2とし、割込み空間を作ることができる。なお本実施形態では、図7(a)、(b)に示される車間L72を広くする方法を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、有人車両7000と無人車両7200の速度を変えずに無人車両7100のみを減速することで、車間L71を広げてもよい。図6のステップS14にて特定の車間の距離を車間距離y2にした後、ステップS17に移行する。
ステップS15において、制御システム200aは、割り込みを許容する空間よりも前方を走行する隊列1000内の全ての車両を加速させることで、隊列1000内に車間距離(第2距離)y3の割り込み空間を作る。割り込みを許容する位置(車間)は、隊列1000内のウィンカーを検出した車両とその1つ後ろを走行する車両との車間である。ステップS12の判定結果より、隊列1000の最後尾の車両の後方を走行する車両と最後尾の車両との間の距離は、安全を確保できる距離と考えられる閾値D1未満である。このため、隊列1000の最後尾の車両を減速すると、最後尾の車両の後方を走行する車両との距離が狭まり危険である。
ここで、図8(a)、(b)を参照して、このときの動作(ステップS15)の一例を説明する。図8(a)、(b)はウィンカー検出の際の動作の説明図であり、図8(a)は車間L82を広げる前の状態、図8(b)はウィンカーを検出した後に車間L82を広げる状態を示す。
図8(a)に示されるように、有人車両8000、無人車両8100、無人車両8200の3台からなる隊列の有人車両8000と無人車両8100との車間を車間L81、無人車両8100と無人車両8200との車間を車間L82とする。また、無人車両8200の後方を走行する車両8500との車間を車間L85とする。
図8(b)に示されるように、無人車両8100が車両8300のウィンカーを検出した場合、車間L82に車両8300用の割り込み空間を作る。このとき、車間L85が閾値D1未満であるため、無人車両8200の減速は車両8500に危険を及ぼす。このため、車間L82の空間を広げる場合、有人車両8000および無人車両8100のみを加速することで、車間L81はもともとの車間距離x1のまま、車間L82のみを車間距離y3とし、割込み空間を作る。図6のステップS15にて特定の車間の距離を車間距離y3にした後、ステップS17に移行する。
ステップS16において、制御システム200aは、割り込みを許容する空間よりも後方を走行する隊列1000内の車両を減速させることで、隊列1000内に車間距離(第2距離)y4の割り込み空間を作る。割り込みを許容する位置(車間)は、隊列内のウィンカーを検出した車両とその1つ後ろを走行する車両との間の車間である。ステップS13の判定結果より、隊列1000の先頭車両の前方を走行する車両と先頭車両との間の距離が安全を確保できる距離と考えられる閾値D2未満である。このため、隊列1000の先頭車両を加速すると、隊列1000の前方を走行する車両に対して危険である。
ここで、図9(a)、(b)を参照して、このときの動作(ステップS16)の一例を説明する。図9(a)、(b)はウィンカー検出の際の動作の説明図であり、図9(a)は車間L92を広げる前の状態、図9(b)ウィンカーを検出した後に車間L92を広げる状態を示す。
図9(a)に示されるように、有人車両9000、無人車両9100、無人車両9200の3台からなる隊列の有人車両9000と無人車両9100との車間を車間L91、無人車両9100と無人車両9200 との車間を車間L92とする。また、有人車両9000の前方を走行する車両9400との車間を車間L94とする。
図9(b)に示されるように、無人車両9100が車両9300のウィンカーを検出した場合、車間L92に車両9300用の割り込み空間を作る。このとき、車間L94が閾値D2未満となるため、有人車両9000の加速は、車両9400に危険を及ぼす。このため、車間L92の空間を広げる場合、無人車両9200を減速することで、車間L91はもともとの長さのまま、車間L92のみを車間距離y4とし、割込み空間を作る。図6のステップS16にて特定の車間の距離を車間距離y4にした後、ステップS17に移行する。
ステップS17において、制御システム200aは、後方監視カメラ2000および前方監視カメラ2010を用いて、ステップS14~S16にて車間距離y2、y3、y4のいずれかに広げた位置に、ウィンカーを出している車両が割り込んだか否かを判定する。ウィンカーを出している車両が隊列内に割り込んだと判定された場合、ステップS18に移行する。一方、ウィンカーを出している車両が隊列内に割り込んでいないと判定された場合、ステップS17を繰り返す。
ステップS18において、制御システム200aは、後方監視カメラ2000および前方監視カメラ2010を用いて、ステップS17にて割り込んだ車両が隊列1000内から抜けたか否かを判定する。割り込み車両が割り込み位置に存在しないと判定された場合(割り込んだ車両が隊列から抜けたと判定された場合)、ステップS19に移行する。一方、割り込み車両が割り込み位置に存在すると判定された場合(割り込んだ車両が隊列から抜けていないと判定された場合)、ステップS18を繰り返す。
ステップS19において、制御システム200aは、先頭車両と後続車両との間、および先頭車両を除く後続車両同士の車間距離を、既定の車間距離x1になるように制御する。車間距離が車間距離x1になった場合、制御システム200aは一連の動作を終了する。
<第3実施形態>
次に、図10を参照して、本発明の第3実施形態における隊列走行車両の隊列走行制御を行う制御システム200bについて説明する。図10は、制御システム200bのブロック図である。
本実施形態の制御システム200bは、側方車両速度検出部1024を備えた処理装置(制御装置)2020bを有する点で、処理装置2020を有する第1実施形態の制御システム200と異なる。なお、制御システム200bの他の構成は、制御システム200と同様であるため、その説明を省略する。
画像処理部2021は、後方監視カメラ2000と前方監視カメラ2010から伝送された電気信号を画像に現像し、WDR(Wide Dynamic Range)補正、ガンマ補正、LUT処理、歪曲補正等の処理を行う。この処理により、後述の画像検出の際に画像の認識率が向上する。画像処理された画像は、ウィンカー検出部2022および側方車両速度検出部1024に伝送される。
側方車両速度検出部1024は、画像処理部2021が画像処理した画像を用いて、隊列1000の走行車線の隣接車線を走行する車両の速度を取得する。側方車両速度検出部1024は、画像処理部2021で画像処理された画像から車両を検出し、検出した車両の位置および大きさの変化、自車両の速度などから、車両の速度を算出する。そして側方車両速度検出部1024は、算出した速度情報を車両制御部2024へ伝達する。
車両制御部2024は、ウィンカー検出部2022、割込み許容判定部2023、DCM2050、および側方車両速度検出部1024からの出力情報に基づいて、車両の動作を判定する。そして車両制御部2024は、その判定結果に基づいて車両走行装置2030を制御することで、自車両の走行状態を制御する。また車両制御部2024は、自車両の制御だけでなく、DCM2050を介して後続車両の隊列走行制御を行う。
次に、図11を参照して、本実施形態における制御システム200bの動作を説明する。図11は、制御システム200bの動作を示すフローチャートである。
まずステップS20において、制御システム200bは、GPS2060で取得した現在位置情報(車両の現在位置を示す情報)を割込み許容判定部2023に送る。そして割込み許容判定部2023は、現在走行している車両の位置(現在位置)が隊列1000への他の車両の割り込みを許容する位置(割込み車両許容領域)であるか否かを判定する。割込み許容判定部2023により現在位置が他の車両の割り込みを許容する位置(割込み車両許容領域)ではないと判定された場合、ステップS28に移行する。一方、割込み許容判定部2023により現在位置が他の車両の割り込みを許容する位置である判定された場合、ステップS21に移行する。
ステップS21において、ウィンカー検出部2022は、隊列1000が走行する車線の隣接車線を走る車両であって、隊列1000が走行する車線に向かってウィンカーを出している車両が存在するか否か(ウィンカーを検出したか否か)を判定する。ウィンカー検出部2022によりウィンカーが検出された場合、DCM2050を介して隊列1000内の他の車両にウィンカーを検出したことを伝達し、ステップS22に移行する。一方、ウィンカー検出部2022によりウィンカーが検出されない場合、ステップS28に移行する。
ステップS22において、制御システム200bは、ステップS21にて検出されたウィンカーを出している車両が危険車両であるか否かを判定する。すなわち制御システム200bは、側方車両速度検出部1024を用いて、ウィンカーを出している車両の速度を検出する。そして制御システム200bは、車両制御部2024を用いて、ウィンカーを出している車両の速度が閾値(第3閾値)v1以上であるか否かを判定する。ウィンカーを出している車両の速度が閾値v1以上であると判定された場合、制御システム200bは、ウィンカーを出している車両が危険車両であると判定し、ステップS24に移行する。一方、ウィンカーを出している車両の速度が閾値v1未満と判定された場合、制御システム200bは、ウィンカーを出している車両は危険車両ではないと判定し、ステップS23に移行する。
ステップS23において、制御システム200bは、ウィンカー検出部2022により検出された情報を車両制御部2024に伝達し、隊列1000を構成する複数の車両の車間のうち、他の車両の割り込みを許容する車間を決定する。制御システム200bは、割り込みを許容する車間を決定した後、DCM2050を介して隊列1000内の他の車両に制御情報を送り、他の車両が割り込めるように車間距離を広げる。隊列1000における複数の車間のうち割り込みを許容する車間は、例えば、隊列1000内のウィンカーを検出した車両と、その1つ後ろを走る車両との車間である。車間距離を広げる際には、車間距離を広げる位置よりも後方を走行する車両を減速することで、車間距離を広げる。車間距離が定められた車間距離y5になった後、ステップS25に移行する。
ステップS25において、制御システム200bは、後方監視カメラ2000および前方監視カメラ2010を用いて、ステップS23にて車間距離y5に広げた位置に、ステップS21にて検出されたウィンカーを出している車両が割り込んだか否かを判定する。ウィンカーを出している車両が隊列内に割り込んだと判定された場合、ステップS26に移行する。一方、ウィンカーを出している車両が隊列内に割り込んでいないと判定された場合、ステップS25を繰り返す。
ステップS26において、制御システム200bは、後方監視カメラ2000および前方監視カメラ2010を用いて、ステップS25にて割り込んだ車両が隊列1000内から抜けたか否かを判定する。割り込み車両が割り込み位置に存在しないと判定された場合(割り込んだ車両が隊列から抜けたと判定された場合)、ステップS28に移行する。一方、割り込み車両が割り込み位置に存在すると判定された場合(割り込んだ車両が隊列から抜けていないと判定された場合)、ステップS26を繰り返す。
ステップS24において、制御システム200bは、ステップS22にて危険車両と判定された車両が隊列1000内に割り込めないように、隊列1000内の車両間の車間距離を変更する。本実施形態において、制御システム200bは、規定の車間距離(第1距離)x1を、車間距離x1よりも短い車間距離(第3距離)y6に変更する。例えば、元々の車間距離が10メートルである場合、車間距離を4メートルに狭めて走行する。隊列1000内の車両の車間距離が車間距離y6になった後、ステップS27に移行する。
ステップS27において、制御システム200bは、ステップS22にて危険車両と判定された車両が検出範囲内に存在するか否かを判定する。このとき制御システム200bは、車両制御部2024を用いて、後方監視カメラ2000および前方監視カメラ2010により撮像して得られた画像に基づいて判定を行う。危険車両が検出範囲内に存在すると判定された場合、ステップS27を繰り返す。一方、危険車両が検出範囲外に移動したと判定された場合、ステップS28に移行する。
ステップS28において、制御システム200bは、先頭車両と後続車両との間、および先頭車両を除く後続車両同士の車間距離を、既定の車間距離x1になるように制御する。車間距離が車間距離x1になった場合、制御システム200bは一連の動作を終了する。
なお本実施形態において、制御システム200bは、隊列1000の速度が第4閾値よりも遅いと判定した場合、車間距離を第1距離(車間距離x1)よりも長い第4距離に制御してもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
各実施形態によれば、隊列の隣接車線を走行する車両が、車間距離を広げた隊列へ割り込みすることを可能にする制御装置、制御システム、制御方法、およびプログラムを提供することができる。
各実施形態の開示は、以下の構成および方法を含む。
(構成1)
同一車線上の隊列を構成する複数の車両の走行を通信により制御する制御装置であって、
前記隊列の隣接車線を走行している隣接車両がウィンカーを出していることを検出する検出手段と、
前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車両の車間距離を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記隣接車両がウィンカーを出していることが検出された場合、前記車間距離を変更することを特徴とする制御装置。
(構成2)
前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの位置データを取得する位置取得手段と、
前記位置データに基づいて前記隣接車線の車両の割り込みを許容するか否かを判定する判定手段と、を更に有し、
前記判定手段が前記隣接車線の前記車両の割り込みを許容すると判定した場合、前記制御手段は、前記ウィンカーを出している前記車両が検出された場合でも、前記車間距離を変更しないことを特徴とする構成1に記載の制御装置。
(構成3)
前記制御手段は、
前記ウィンカーを出している前記車両が検出されていない場合、前記車間距離を第1距離に制御し、
前記ウィンカーを出している前記車両が検出された場合、前記車間距離を前記第1距離よりも長い第2距離に制御することを特徴とする構成1または2に記載の制御装置。
(構成4)
前記制御手段は、前記車間距離を前記第1距離から前記第2距離に変更した後、前記ウィンカーを出している前記車両が前記隊列に割り込んでから、前記車両が前記隊列から抜けたと判定した場合、前記車間距離を前記第2距離から前記第1距離へ変更することを特徴とする構成3に記載の制御装置。
(構成5)
前記制御手段は、前記同一車線上において、前記隊列を構成する最後尾の車両から前記隊列の後方に位置する後方車両までの第1距離に基づいて、前記車間距離の制御を変更することを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載の制御装置。
(構成6)
前記制御手段は、前記同一車線上において、前記隊列を構成する先頭車両から前記隊列の前方に位置する前方車両までの第2距離に基づいて、前記車間距離の制御を変更することを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載の制御装置。
(構成7)
前記制御手段は、前記同一車線上において、前記隊列を構成する最後尾の車両から前記隊列の後方に位置する後方車両までの第1距離が第1閾値の範囲内であり、かつ前記隊列を構成する先頭車両から前記隊列の前方に位置する前方車両までの第2距離が第2閾値の範囲内であると判定した場合、前記先頭車両から前記最後尾の車両までの距離が変化しないように、前記車間距離を変更することを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載の制御装置。
(構成8)
前記制御手段は、前記同一車線上において、前記隊列を構成する最後尾の車両から前記隊列の後方に位置する後方車両までの第1距離が第1閾値の範囲内であり、かつ前記隊列を構成する先頭車両から前記隊列の前方に位置する前方車両までの第2距離が第2閾値の範囲内ではないと判定した場合、前記隊列を構成する特定の車両よりも前方の車両を加速して前記車間距離を変更することを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載の制御装置。
(構成9)
前記制御手段は、前記同一車線上において、前記隊列を構成する最後尾の車両から前記隊列の後方に位置する後方車両までの第1距離が第1閾値の範囲内ではないと判定した場合、前記隊列における特定の車両よりも後方の車両を減速して前記車間距離を変更することを特徴とする構成1乃至6のいずれかに記載の制御装置。
(構成10)
前記制御手段は、前記ウィンカーを出している前記車両の速度に基づいて、前記車間距離の制御を変更することを特徴とする構成1乃至9のいずれかに記載の制御装置。
(構成11)
前記制御手段は、
前記ウィンカーを出している前記車両の速度が第3閾値よりも遅いと判定した場合、前記車間距離を前記第1距離よりも短い第3距離に制御し、
前記ウィンカーを出している前記車両の前記速度が前記第3閾値よりも速いと判定した場合、前記車間距離を前記第2距離に制御することを特徴とする構成3または4に記載の制御装置。
(構成12)
前記制御手段は、前記車間距離を前記第1距離から前記第3距離に変更した後、前記ウィンカーを出している前記車両が検出されていない場合、前記車間距離を前記第3距離から前記第1距離へ変更することを特徴とする構成11に記載の制御装置。
(構成13)
前記制御手段は、前記ウィンカーを出している前記車両の車種に基づいて、前記車間距離の制御を変更することを特徴とする構成1乃至12のいずれかに記載の制御装置。
(構成14)
前記制御手段は、前記隊列の速度が第4閾値よりも遅いと判定した場合、前記車間距離を第1距離よりも長い第4距離に制御することを特徴とする構成1乃至13のいずれかに記載の制御装置。
(構成15)
前記制御手段は、前記隣接車両がウィンカーを出していることが検出された場合、前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車両の前方の車両との前記車間距離を広くするように、前記前方の車両を制御することを特徴とする構成1乃至14のいずれかに記載の制御装置。
(構成16)
前記制御手段は、前記隣接車両がウィンカーを出していることが検出された場合、前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車両の後方の車両との前記車間距離を広くするように、前記後方の車両を制御することを特徴とする構成1乃至14のいずれかに記載の制御装置。
(構成17)
同一車線上の隊列を構成する複数の車両の走行を通信により制御する制御システムであって、
前記複数の車両の間で前記通信を行う通信手段と、
前記隊列の前方または後方の少なくとも一方を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段から取得された画像データに基づいて、前記隊列の隣接車線を走行してウィンカーを出している車両を検出する検出手段と、
前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つを加速または減速させる駆動手段と、
前記駆動手段を用いて、前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車間距離を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記ウィンカーを出している前記車両が検出されたと判定した場合、前記車間距離を変更することを特徴とする制御システム。
(方法1)
同一車線上の隊列を構成する複数の車両の走行を通信により制御する制御方法であって、
前記隊列の隣接車線を走行してウィンカーを出している車両を検出する検出ステップと、
前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車間距離を制御する制御ステップと、を有し、
前記制御ステップにおいて、前記ウィンカーを出している前記車両が検出されたと判定された場合、前記車間距離を変更することを特徴とする制御方法。
(構成18)
方法1に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
2020、2020a、2020b 処理装置(制御装置)
2022 ウィンカー検出部(検出手段)
2024 車両制御部(制御手段)

Claims (19)

  1. 同一車線上の隊列を構成する複数の車両の走行を通信により制御する制御装置であって、
    前記隊列の隣接車線を走行している隣接車両がウィンカーを出していることを検出する検出手段と、
    前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車両の車間距離を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記隣接車両がウィンカーを出していることが検出された場合、前記車間距離を変更することを特徴とする制御装置。
  2. 前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの位置データを取得する位置取得手段と、
    前記位置データに基づいて前記隣接車線の車両の割り込みを許容するか否かを判定する判定手段と、を更に有し、
    前記判定手段が前記隣接車線の前記車両の割り込みを許容すると判定した場合、前記制御手段は、前記ウィンカーを出している前記車両が検出された場合でも、前記車間距離を変更しないことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記ウィンカーを出している前記車両が検出されていない場合、前記車間距離を第1距離に制御し、
    前記ウィンカーを出している前記車両が検出された場合、前記車間距離を前記第1距離よりも長い第2距離に制御することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記車間距離を前記第1距離から前記第2距離に変更した後、前記ウィンカーを出している前記車両が前記隊列に割り込んでから、前記車両が前記隊列から抜けたと判定した場合、前記車間距離を前記第2距離から前記第1距離へ変更することを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記同一車線上において、前記隊列を構成する最後尾の車両から前記隊列の後方に位置する後方車両までの第1距離に基づいて、前記車間距離の制御を変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記同一車線上において、前記隊列を構成する先頭車両から前記隊列の前方に位置する前方車両までの第2距離に基づいて、前記車間距離の制御を変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記同一車線上において、前記隊列を構成する最後尾の車両から前記隊列の後方に位置する後方車両までの第1距離が第1閾値の範囲内であり、かつ前記隊列を構成する先頭車両から前記隊列の前方に位置する前方車両までの第2距離が第2閾値の範囲内であると判定した場合、前記先頭車両から前記最後尾の車両までの距離が変化しないように、前記車間距離を変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記同一車線上において、前記隊列を構成する最後尾の車両から前記隊列の後方に位置する後方車両までの第1距離が第1閾値の範囲内であり、かつ前記隊列を構成する先頭車両から前記隊列の前方に位置する前方車両までの第2距離が第2閾値の範囲内ではないと判定した場合、前記隊列を構成する特定の車両よりも前方の車両を加速して前記車間距離を変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記同一車線上において、前記隊列を構成する最後尾の車両から前記隊列の後方に位置する後方車両までの第1距離が第1閾値の範囲内ではないと判定した場合、前記隊列における特定の車両よりも後方の車両を減速して前記車間距離を変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記ウィンカーを出している前記車両の速度に基づいて、前記車間距離の制御を変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  11. 前記制御手段は、
    前記ウィンカーを出している前記車両の速度が第3閾値よりも遅いと判定した場合、前記車間距離を前記第1距離よりも短い第3距離に制御し、
    前記ウィンカーを出している前記車両の前記速度が前記第3閾値よりも速いと判定した場合、前記車間距離を前記第2距離に制御することを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  12. 前記制御手段は、前記車間距離を前記第1距離から前記第3距離に変更した後、前記ウィンカーを出している前記車両が検出されていない場合、前記車間距離を前記第3距離から前記第1距離へ変更することを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  13. 前記制御手段は、前記ウィンカーを出している前記車両の車種に基づいて、前記車間距離の制御を変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  14. 前記制御手段は、前記隊列の速度が第4閾値よりも遅いと判定した場合、前記車間距離を第1距離よりも長い第4距離に制御することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  15. 前記制御手段は、前記隣接車両がウィンカーを出していることが検出された場合、前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車両の前方の車両との前記車間距離を広くするように、前記前方の車両を制御することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  16. 前記制御手段は、前記隣接車両がウィンカーを出していることが検出された場合、前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車両の後方の車両との前記車間距離を広くするように、前記後方の車両を制御することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  17. 同一車線上の隊列を構成する複数の車両の走行を通信により制御する制御システムであって、
    前記複数の車両の間で前記通信を行う通信手段と、
    前記隊列の前方または後方の少なくとも一方を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段から取得された画像データに基づいて、前記隊列の隣接車線を走行してウィンカーを出している車両を検出する検出手段と、
    前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つを加速または減速させる駆動手段と、
    前記駆動手段を用いて、前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車間距離を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記ウィンカーを出している前記車両が検出された場合、前記車間距離を変更することを特徴とする制御システム。
  18. 同一車線上の隊列を構成する複数の車両の走行を通信により制御する制御方法であって、
    前記隊列の隣接車線を走行してウィンカーを出している車両を検出する検出ステップと、
    前記隊列を構成する前記複数の車両の少なくとも一つの車間距離を制御する制御ステップと、を有し、
    前記制御ステップにおいて、前記ウィンカーを出している前記車両が検出された場合、前記車間距離を変更することを特徴とする制御方法。
  19. 請求項18に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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