JP2024057480A - 情報処理装置 - Google Patents

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JP2024057480A JP2022164252A JP2022164252A JP2024057480A JP 2024057480 A JP2024057480 A JP 2024057480A JP 2022164252 A JP2022164252 A JP 2022164252A JP 2022164252 A JP2022164252 A JP 2022164252A JP 2024057480 A JP2024057480 A JP 2024057480A
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嘉偉 勇
真太朗 福島
浩太 山田
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Abstract

【課題】ドライバにとってより適切なドライブコースを生成できるようにすること。【解決手段】情報処理装置は、駐車場の位置情報または駐車位置、および、POI(Point of Interest)の位置情報に基づいてPOIのPOIエリアを決定し、決定された複数のPOIエリアに基づいてPOI系列を決定し、決定されたPOI系列の所要時間または人気度スコアに基づいてドライブコースを生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
下記特許文献1には、出発地点から経由地点を経由し、再び出発地点に戻るまでのルート距離が目標ルート距離となる周遊ルートを生成する技術が開示されている。
特開2012-117848号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、より適切なドライブコースを生成するという観点で改善の余地がある。
上述した課題を解決するために、一実施形態に係る情報処理装置は、駐車場の位置情報または駐車位置、および、POI(Point of Interest)の位置情報に基づいてPOIのPOIエリアを決定し、決定された複数のPOIエリアに基づいてPOI系列を決定し、決定されたPOI系列の所要時間または人気度スコアに基づいてドライブコースを生成する。
一実施形態に係る情報処理装置によれば、POI系列に基づいてドライバにとってより適切なドライブコースを生成することができる。
一実施形態に係る情報処理装置の構成を示す図 一実施形態に係る情報処理装置による処理の手順の一例を示すフローチャート 一実施形態に係るPOI系列決定部が生成するトリップデータの一例を示す図 一実施形態に係るPOI系列決定部によって測地系変換がなされるPOIデータの一例を示す図 一実施形態に係るPOI系列決定部によって抽出されたPOI系列の一例を示す図 一実施形態に係るPOI系列決定部によって算出されるジャンルセットの一例を示す図 一実施形態に係るドライブコース生成部による所要時間優先ランキングの一例を示す図 一実施形態に係るドライブコース生成部によって生成されるドライブコースの一例を示す図 一実施形態に係るディスプレイに表示される初期画面一例を示す図 一実施形態に係るディスプレイに表示される結果表示画面の一例を示す図 一実施形態に係るディスプレイに表示されるルート案内画面の一例を示す図
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(情報処理装置100の構成)
図1は、一実施形態に係る情報処理装置100の構成を示す図である。図1に示す情報処理装置100は、各種入力データ10に基づいて、POI系列を決定し、決定されたPOI系列に基づいて、ドライブコースを生成し、生成されたドライブコースをディスプレイ110に表示させることによって、車両のドライバに対してより適切なドライブコースを呈示する装置である。
図1に示すように、情報処理装置100は、POI系列決定部101、ドライブコース生成部102、およびドライブコース表示部103を備える。
POI系列決定部101は、各種入力データ10(実績経路データ、POIデータ等)に基づいて、複数のPOI系列を決定する。POI系列とは、複数のPOIの訪問順序を示すシーケンスである。例えば、POI系列は、"POI1→POI2→POI3"のように示される。
ドライブコース生成部102は、POI系列決定部101によって決定された複数のPOI系列と、ユーザからの各種入力データ12(希望のPOIジャンル、希望の所要時間、コースの出発地、コースの到着地、コースランキングの優先度等)とに基づいて、複数のドライブコースを生成する。具体的には、ドライブコース生成部102は、POI系列決定部101によって決定された複数のPOI系列の中から、所定のフィルタリング条件に該当する複数のPOI系列を、ドライブコースの候補とする複数のPOI系列として選出する。そして、ドライブコース生成部102は、選出された複数のPOI系列を、人気度および所要時間に基づいてランキングする。さらに、ドライブコース生成部102は、ランキングされた複数のPOI系列の各々について、出発地および到着地等を追加することにより、ドライブコースを生成する。
ドライブコース表示部103は、ドライブコース生成部102によって生成された複数のドライブコースを、ドライブコース生成部102によって決定されたランキング順にディスプレイ110に表示させる。これにより、ドライブコース表示部103は、複数のドライブコースをドライバに推奨する。なお、ドライブコースが表示されるディスプレイ110は、車両に搭載されたものであってもよく、ドライバが使用する端末装置(例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等)に設けられたものであってもよい。
なお、情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成されている。上記した情報処理装置100の各機能は、例えば、情報処理装置100において、ROMに記憶されているプログラムを、CPUが実行することによって実現される。
情報処理装置100は、車両に搭載された装置(例えば、ECU(Electronic Control Unit)、カーナビゲーション装置等)によって実現されてもよい。また、情報処理装置100は、車両の外部に設けられた装置(例えば、サーバ装置等)、または、ドライバが使用する端末装置(例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等)によって実現されてもよい。
(情報処理装置100による処理の手順の一例)
図2は、一実施形態に係る情報処理装置100による処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、POI系列決定部101が、各種入力データ10(実績経路データ、POIデータ等)に基づいて、データ前処理を実行する(ステップS201)。POI系列決定部101は、データ前処理の処理結果として、複数のトリップデータと、測地系変換処理後のPOIデータとを出力する。
次に、POI系列決定部101が、ステップS201で出力された複数のトリップデータおよび測地系変換処理後のPOIデータに基づいて、複数のPOI系列を抽出する(ステップS202)。具体的には、POI系列決定部101は、各トリップデータにPOIデータをマッチングさせることにより、複数のPOI系列を抽出する。
次に、POI系列決定部101が、ステップS202で抽出された複数のPOI系列を保存する(ステップS203)。この際、POI系列決定部101は、ステップS202で抽出された複数のPOI系列の各々について、属性情報(人気度、隠れ人気度、所要時間、ジャンルセット)を算出し、当該属性情報とともに保存する。
次に、情報処理装置100は、今回の検索条件が前回の検索条件と異なるか否かを判断する(ステップS204)。
ステップS204において、今回の検索条件が前回の検索条件と同じであると判断された場合(ステップS204:NO)、ドライブコース表示部103が、前回の検索条件に基づいて生成されたドライブコースをディスプレイ110に表示させる(ステップS209)。その後、情報処理装置100は、図2に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS204において、今回の検索条件が前回の検索条件と異なると判断された場合(ステップS204:YES)、ドライブコース生成部102が、ステップS203で保存された複数のPOI系列の中から、所定のフィルタリング条件に該当する複数のPOI系列を、ドライブコースの候補とする複数のPOI系列として選出する(ステップS205)。
そして、ドライブコース生成部102が、ステップS205で選出された複数のPOI系列を、人気度および所要時間に基づいてランキングする(ステップS206)。
次に、ドライブコース生成部102は、所要時間優先か否かを判断する(ステップS207)。
ステップS207において、所要時間優先ではないと判断された場合(ステップS207:NO)、ドライブコース表示部103が、前回の検索条件に基づいて生成されたドライブコースをディスプレイ110に表示させる(ステップS209)。その後、情報処理装置100は、図2に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS207において、所要時間優先であると判断された場合(ステップS207:YES)、ドライブコース生成部102が、ステップS206でランキングされた複数のPOI系列の各々について、出発地および到着地等を追加することにより、ユーザが指定した所要時間に近くなるドライブコースを生成する(ステップS208)。
そして、ドライブコース表示部103が、ステップS208で生成された複数のドライブコースをディスプレイ110に表示させる(ステップS209)。その後、情報処理装置100は、図2に示す一連の処理を終了する。
(POI系列決定部101によるデータ前処理の詳細)
図3は、一実施形態に係るPOI系列決定部101が生成するトリップデータの一例を示す図である。図3では、一例として、POI系列決定部101によって生成された3つのトリップデータ301,302,303が示されている。
POI系列決定部101は、データ前処理において、入力された実績経路データのうちの、一定エリア内の各走行データに対し、複数の位置情報(例えばGPSによって測位された緯度および経度)を抽出し、各位置情報に道路リンクを対応付けることにより、複数の道路リンク列を生成する。そして、POI系列決定部101は、各道路リンク列に対し、複数の位置情報をトリップ単位に分割することにより、図3に示すような、複数のトリップデータを生成する。
例えば、POI系列決定部101は、隣り合う2つの道路リンクのタイムスタンプに基づいて、当該2つの道路リンクの間の時間間隔を算出し、算出された時間間隔が所定の閾値(例えば、10分)以上の場合、先の道路リンクで長時間駐停車したものとみなし、2つの道路リンクの間を境界として、トリップを分割する。そして、POI系列決定部101は、各トリップに対して、最初の道路リンクを出発点Oと定義し、最後の道路リンクを目的地Dと定義する。
図4は、一実施形態に係るPOI系列決定部101によって測地系変換がなされるPOIデータの一例を示す図である。また、POI系列決定部101は、データ前処理において、入力されたPOIデータに対し、測地系変換を行う。図4に示すようにPOIデータは、複数のPOIの各々の属性情報(名称、緯度、経度、ジャンル等)を含んでいる。POIデータとしては、例えば、コンテンツプロバイダが提供するPOIデータを利用することができる。ここで、POI系列決定部101は、POIデータに含まれる各POIの位置情報が、車両走行データの測地系と異なる場合、POIデータに含まれる各POIの位置情報を、車両走行データの測地系に変換する。例えば、POI系列決定部101は、POIデータに含まれる各POIの位置情報を、世界測地系から、車両走行データの測地系である日本測地系に変換する(図4参照)。
(POI系列決定部101によるPOI系列抽出処理の詳細)
図5は、一実施形態に係るPOI系列決定部101によって抽出されたPOI系列の一例を示す図である。
POI系列決定部101は、POI系列抽出処理によって、データ前処理で得られた複数のトリップデータの各々に対し、データ前処理で得られた測地系変換処理後のPOIデータをマッチングさせることにより、複数のPOI系列を抽出する。
図5では、一例として、図3に示すトリップデータ302に対して、POI系列502を抽出する例を示す。例えば、図5に示す例では、トリップデータ302における「トリップ3」の最後の道路リンク(すなわち、目的地D)である道路リンク「Link7」に対してPOIデータ「POI1」がマッチングされている。また、トリップデータ302における「トリップ4」の最後の道路リンク(すなわち、目的地D)である道路リンク「Link9」に対してPOIデータ「POI2」がマッチングされている。また、トリップデータ302における「トリップ5」の最後の道路リンク(すなわち、目的地D)である道路リンク「Link11」に対してPOIデータ「POI3」がマッチングされている。これにより、図5では、トリップデータ302に対して、POIデータ「POI1」,「POI2」,「POI3」を含む、POI系列502が抽出されている。すなわち、POI系列502は、ある一台の車両が、「POI1」,「POI2」,「POI3」を順に訪れたことを示すものとなっている。
ここで、POI系列決定部101は、POIデータに含まれる各POIの半径を算出する。そして、POI系列決定部101は、各トリップの目的地Dに対し、当該目的地Dが半径内(すなわち、POIエリア内)に存在するPOIを、当該目的地DにマッチングさせるPOIとして決定する。これにより、POI系列決定部101は、目的地DとPOIとのマッチングを高精度に行うことができる。
<POIの半径の算出方法の第1例>
まず、POI系列決定部101は、POIを中心として所定の距離単位(例えば、100m単位)で徐々に半径を広げながら、駐車台数Cと面積Mとに基づいて、下記式(1)により、単位面積当たりの駐車台数Pを集計する。
P=C/M・・・(1)
次に、POI系列決定部101は、単位面積当たりの駐車台数の最大値max(P)に基づいて、下記式(2)により、半径を決定するための駐車台数の閾値T1を決定する。
T1=max(P)×0.8・・・(2)
そして、POI系列決定部101は、単位面積当たりの駐車台数Pが閾値T1をはじめて超えたときの半径を、POIから最も近い駐車場までの距離とみなし、POIの半径として決定する。
なお、各POIに対して予め半径の上限値(例えば、1km)が設定されている。また、駐車台数Cは、所定のエリア内における、所定の期間内(例えば、1か月内)の車両の駐車回数の合計数である。また、上記式(2)において0.8を乗じるのは、実際にはPOIを訪れなかった駐車(例えば、路上駐車)を除外するためである。
<POIの半径の算出方法の第2例>
まず、POI系列決定部101は、駐車場に駐車している車両と、駐車場に駐車していない車両(すなわち、路上駐車)とを判別し、駐車場に駐車している車両の駐車台数を駐車台数Cとして用いて、上記した第1例と同様の方法により、POIの半径R1を決定する。
次に、POI系列決定部101は、POIを中心として所定の距離単位(例えば、100m単位)で徐々に半径を広げながら、路上駐車数Sをカウントし、路上駐車数Sが所定の閾値(例えば、100台)を初めて超えたときの半径を、半径R2として決定する。
そして、POI系列決定部101は、半径R1と半径R2とのうちの小さいほうを、POIの半径として決定する。
以上により、POI系列決定部101は、各POIに対して、POI用の駐車場が存在する可能性の高い半径を決定することができる。したがって、あるPOIの半径内(すなわち、POIエリア内)に存在する目的地Dは、そのPOIの専用の駐車場である可能性が高く、よって、POI系列決定部101は、目的地DとPOIとのマッチングを高精度に行うことができる。
(POI系列決定部101によるPOI系列保存処理の詳細)
POI系列決定部101は、POI系列保存処理により、POI系列抽出処理で抽出された複数のPOI系列の各々について、属性情報(人気度、隠れ人気度、所要時間、ジャンルセット)を算出し、当該属性情報とともに保存する。
<人気度スコアの算出方法の一例>
例えば、POI系列決定部101は、複数のトリップデータから、一定期間内における各POIの訪問回数を集計し、その集計値を、各POIの人気度とする。そして、POI系列決定部101は、各POI系列に対し、当該各POI系列に含まれる複数のPOIの人気度の平均値を、その各POI系列の人気度スコアPとして決定する。例えば、あるPOI系列に含まれる3つのPOIの訪問回数が、それぞれ「5回」,「8回」,「4回」である場合、POI系列決定部101は、その平均値である「5.67」を、その各POI系列の人気度スコアPとして決定する。
<隠れ人気度スコアの算出方法の一例>
隠れ人気度は、良い隠れ家であるか否を示す指標である。良い隠れ家とは、多くの人には知られていないが、少ない人によって高評価され、且つ、走行データから抽出した訪問回数が多い場所である。例えば、POI系列決定部101は、下記式(3)により、各POIの隠れ人気度スコアHを算出する。
H=log10(review_value×P / review_num)・・・(3)
上記式(3)において、review_valueは、外部データ(例えば、レビューサイト)から入手した当該POIのレビュースコアを入手であり、高いほど高評価である。また、review_numは、外部データ(例えば、レビューサイト)から入手した当該POIのレビュー回数であり、少ないほど高評価である。また、Pは、当該POIの人気度スコアである。また、log10は、分布を正規分布に近づけるためのものである。
そして、POI系列決定部101は、各POI系列に対し、当該各POI系列に含まれる複数のPOIの隠れ人気度スコアHの平均値を、その各POI系列の隠れ人気度スコアHとして決定する。
<所要時間の算出方法の一例>
例えば、POI系列決定部101は、下記式(4)により、各POI系列の所要時間Tを算出する。
T=当該POI系列に含まれる複数のPOIの平均滞在時間の和+
当該POI系列に含まれるPOI間の移動時間の和・・・(4)
<ジャンルセットの算出方法の一例>
図6は、一実施形態に係るPOI系列決定部101によって算出されるジャンルセットの一例を示す図である。図6に示すように、POI系列決定部101は、各POI系列に対し、当該POI系列に含まれる複数のPOIのジャンルの組み合わせを、ジャンルセットとして算出する。
なお、ユーザは、後述のPOI系列選出処理において、ジャンルリストの中から、任意の一または複数のジャンルを、希望のジャンルSとして指定可能である。例えば、ジャンルリストが「神社、仏閣、美術館、博物館」である場合、ユーザは、当該ジャンルリストの中から、任意の一または複数のジャンルを、希望のジャンルSとして指定可能である。この場合、図6に示す「POI系列4」は、当該POI系列に「神社、仏閣、美術館、博物館」のいずれも含まれていないため、POI系列決定部101は、図6に示す「POI系列4」を、ドライブコースの候補とするPOI系列Kから除外することができる。
(ドライブコース生成部102によるPOI系列選出処理の詳細)
ドライブコース生成部102は、POI系列決定部101によって保存された複数のPOI系列の中から、所定のフィルタリング条件に該当するPOI系列を、ドライブコースの候補とするPOI系列Kとして選出する。
<選出条件の一例>
ユーザは、選出条件として、以下の条件を指定可能である。
・希望のジャンルS
・希望の所要時間T1
・コースの出発地A
<フィルタリング条件の一例>
・ジャンルフィルタ:希望のジャンルSをジャンルセットに含むPOI系列をPOI系列Kとして選出する。
・所要時間フィルタ:下記式(5)に該当するPOI系列をPOI系列Kとして選出する。
T2(各POI系列組合せの所要時間T)+T3(系列内の各POIと出発地A、目的地Bとの間の最大移動時間)≦希望の所要時間T1・・・(5)
なお、ドライブコース生成部102は、POI系列に含まれる複数のPOIの訪問順序を、出発地Aからの移動時間が短い順にソートし、当該ソート後のPOI系列を、ドライブコースの候補とするPOI系列Kとして選出することができる。
(ドライブコース生成部102によるランキング処理の詳細)
ドライブコース生成部102は、ランキング処理により、POI系列選出処理によって選出された複数のPOI系列Kを、各POI系列Kの属性情報に含まれる人気度および所要時間に基づいてランキングする。
<ランキング条件の一例>
ユーザは、ランキング条件として、以下の条件を指定可能である。
・優先度R
<人気度優先ランキング(デフォルト)>
ドライブコース生成部102は、優先度Rとして「人気度優先」が指定された場合、または、優先度Rが指定されなかった場合、POI系列選出処理によって選出された複数のPOI系列Kを、人気度スコアPの高い順にランキングする。
<隠れ人気度優先ランキング>
ドライブコース生成部102は、優先度Rとして「隠れ人気度優先」が指定された場合、POI系列選出処理によって選出された複数のPOI系列Kを、隠れ人気度スコアHの高い順にランキングする。
<所要時間優先ランキング>
ドライブコース生成部102は、優先度Rとして「所要時間優先」が指定された場合、POI系列選出処理によって選出された複数のPOI系列Kを、後述するドライブコース生成処理を行った結果、生成されたドライブコースの所要時間が希望の所要時間T1に近くなる順にランキングする。
図7は、一実施形態に係るドライブコース生成部102によるランキングの一例を示す図である。
例えば、図7(a)では、優先度Rとして「人気度優先」が指定され、希望の所要時間T1として「600分」が指定されている。この場合、ドライブコース生成部102は、図7(a)に示すように、POI系列選出処理によって選出された複数のPOI系列Kを、人気度スコアPの高い順にランキングする。
例えば、図7(b)では、優先度Rとして「所要時間優先」が指定され、希望の所要時間T1として「600分」が指定されている。この場合、ドライブコース生成部102は、図7(b)に示すように、POI系列選出処理によって選出された複数のPOI系列Kを、後述するドライブコース生成処理を行った結果、生成されたドライブコースの所要時間が希望の所要時間T1(「600分」)に近くなる順にランキングする。
(ドライブコース生成部102によるドライブコース生成処理の詳細)
ドライブコース生成部102は、ドライブコース生成処理により、ランキング処理によってランキングされた複数のPOI系列Kの各々をドライブコース化することにより、複数のドライブコースを生成する。
前述のランキング処理において、優先度Rとして「人気度優先」または「隠れ人気度優先」が指定された場合、ドライブコース生成部102は、ランキング処理によってランキングされた複数のPOI系列Kの各々に対し、出発地Aおよび目的地Bを追加することにより、複数のドライブコースを生成する。
また、前述のランキング処理において、優先度Rとして「所要時間優先」が指定された場合、ドライブコース生成部102は、ランキング処理によってランキングされた複数のPOI系列Kの各々に対し、出発地A、追加POI、および目的地Bを追加することにより、いずれもドライブコースの所要時間が希望の所要時間T1に近くなる、複数のドライブコースを生成する。
図8は、一実施形態に係るドライブコース生成部102により生成されるドライブコースの一例を示す図である。
図8に示すように、ドライブコース生成部102は、POI系列の前後に出発値Aおよび目的地Bを追加した後、所要時間が長い順にPOI系列をソートし、さらに、ドライブコースの所要時間が希望の所要時間T1に近くなるまで、最近傍法を用いて追加POIを順次追加することにより、ドライブコースを生成する。
なお、ユーザは、目的地Bを指定しなくてもよい。この場合、ドライブコース生成部102は、所要時間が長い順にPOI系列をソートし、その後、ドライブコースの所要時間が希望の所要時間T1に近くなるまで、最近傍法を用いて追加POIおよび目的地Bを追加することにより、ドライブコースを生成してもよい。
また、図8に示すように、ドライブコース生成部102は、順次追加POIを追加する際に、最近傍法による追加POIの候補が複数存在する場合、直前のPOIまでの距離aと、直後の目的地Bまでの距離bとの合計が最も短くなる追加POI(図8に示す例では、「候補1」)を追加するようにしてもよい。
(ドライブコース表示部103によるドライブコース表示処理の詳細)
ドライブコース表示部103は、ドライブコース表示処理により、ドライブコース生成部102によって生成された複数のドライブコースをディスプレイ110に表示させる。
図9は、一実施形態に係るディスプレイ110に表示される初期画面900の一例を示す図である。図10は、一実施形態に係るディスプレイ110に表示される結果表示画面1000の一例を示す図である。
図9に示す初期画面900は、地図表示欄910および検索条件設定欄920を有する。また、図10に示す結果表示画面1000は、地図表示欄1010、検索条件表示欄1020、および検索結果表示欄1030を有する。
図9に示すように、初期画面900では、ユーザは、検索条件設定欄920において、検索条件として、ジャンルS、所要時間T1、エリア、出発地A、目的地B、および優先度Rを指定可能である。なお、ユーザは、現在地を出発地Aとすることができるし、任意の地点を出発地Aとすることもできる。また、ユーザは、出発地Aおよび目的地Bを、リストから指定することもできるし、地図表示欄1010上に表示されている地図上で指定することもできる。
例えば、図9に示す初期画面900において、優先度Rとして「人気度優先」が指定された場合、または、優先度Rが指定されなかった場合、ドライブコース表示部103は、図10に示す結果表示画面1000の検索結果表示欄1030に、ドライブコース生成部102によって生成された複数のドライブコースを、人気度スコアPの高い順に表示させることができる。
また、例えば、図9に示す初期画面900において、優先度Rとして「隠れ人気度優先」が指定された場合、ドライブコース表示部103は、図10に示す結果表示画面1000の検索結果表示欄1030に、ドライブコース生成部102によって生成された複数のドライブコースを、隠れ人気度スコアHの高い順に表示させることができる。
なお、図10に示すように、結果表示画面1000の検索結果表示欄1030は、各ドライブコースについて、POI系列、所要時間T2、人気度P、隠れ人気度H、等を表示可能である。また、図10に示すように、結果表示画面1000の地図表示欄1010は、検索結果表示欄1030においてユーザが選択したドライブコースに含まれる、出発地A、目的地B、および各POIの位置を、地図上に表示可能である。
さらに、図10に示すように、結果表示画面1000では、ドライブコースに含まれる複数のPOIの中からユーザが選択した出発地A、目的地B、またはPOIの詳細情報(名称、画像、説明、所在値等)を表示するためのポップアップ画面1040を、検索結果表示欄1030に重ねて表示することが可能である。
図11は、一実施形態に係るディスプレイ110に表示されるルート案内画面1100の一例を示す図である。
図11に示すように、ドライブコース表示部103は、図10に示す結果表示画面1000において、ユーザによって一のドライブコースが選択されている状態で、ルート案内ボタン1050がユーザによって押下された場合、当該一のドライブコースの経路を探索し(もしくは、外部から当該一のドライブコースの経路を取得し)、結果表示画面1000の検索結果表示欄1030に重ねて、当該一のドライブコースの経路を、ルート案内画面1100によって地図形式およびリスト形式で表示することが可能である。
以上説明したように、一実施形態に係る情報処理装置100は、駐車場の位置情報または駐車位置、および、POIの位置情報に基づいてPOIの半径を決定することによって、当該半径を有する当該POIのPOIエリアを決定し、決定された複数のPOIエリアに基づいてPOI系列を決定し、決定されたPOI系列の所要時間または人気度スコアに基づいて、ドライブコースを生成することができる。
これにより、一実施形態に係る情報処理装置100は、各POIのPOIエリアを高精度に決定できるため、POI系列を高精度に決定することができ、それゆえ、当該POI系列に基づくドライブコースを高精度に生成することができる。したがって、一実施形態に係る情報処理装置100によれば、POI系列に基づいてドライバにとってより適切なドライブコースを生成することができる。
また、一実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザから各種条件(ジャンルS、所要時間T1、エリア、出発地A、目的地B、および優先度R)の入力を受け付けて、当該条件に合致するドライブコースを生成およい表示することができる。
これにより、一実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザの希望が反映されたドライブコースを生成および表示することができる。したがって、一実施形態に係る情報処理装置100によれば、POI系列に基づいてドライバにとってより適切なドライブコースを生成することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
10,12 入力データ
100 情報処理装置
101 POI系列決定部
102 ドライブコース生成部
103 ドライブコース表示部
110 ディスプレイ
301,302,303 トリップデータ
502 POI系列
900 初期画面
910 地図表示欄
920 検索条件設定欄
1000 結果表示画面
1010 地図表示欄
1020 検索条件表示欄
1030 検索結果表示欄
1040 ポップアップ画面
1050 ルート案内ボタン
1100 ルート案内画面

Claims (1)

  1. 駐車場の位置情報または駐車位置、および、POI(Point of Interest)の位置情報に基づいて前記POIのPOIエリアを決定し、
    決定された複数の前記POIエリアに基づいてPOI系列を決定し、
    決定された前記POI系列の所要時間または人気度スコアに基づいて、ドライブコースを生成する
    情報処理装置。
JP2022164252A 2022-10-12 2022-10-12 情報処理装置 Pending JP2024057480A (ja)

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