JP2024056151A - 外界認識装置 - Google Patents

外界認識装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2024056151A
JP2024056151A JP2022162298A JP2022162298A JP2024056151A JP 2024056151 A JP2024056151 A JP 2024056151A JP 2022162298 A JP2022162298 A JP 2022162298A JP 2022162298 A JP2022162298 A JP 2022162298A JP 2024056151 A JP2024056151 A JP 2024056151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
cloud data
vehicle
point cloud
external environment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2022162298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7467562B1 (ja
Inventor
俊介 小西
良太 奥津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2022162298A priority Critical patent/JP7467562B1/ja
Priority to CN202311158340.2A priority patent/CN117849826A/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP7467562B1 publication Critical patent/JP7467562B1/ja
Publication of JP2024056151A publication Critical patent/JP2024056151A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

Figure 2024056151000001
【課題】処理負荷を低減しつつ、車両周囲の外界状況を精度よく認識すること。
【解決手段】外界認識装置50は、アクチュエータACの動作を制御する走行制御部115を有する自車両の周囲に電磁波を照射して反射波に基づき自車両の周囲の外界状況を検出するライダ5と、反射波が得られる物体の表面の計測点の位置情報を含む点群データを取得するデータ取得部111と、データ取得部111により取得された点群データに基づき自車両の前方の物体を認識するとともに、自車両と物体との位置関係に基づいて、物体に対応する計測点の中から走行制御部115で用いられる着目点を決定する決定部113と、を備える。データ取得部111は、決定部113により決定された着目点の周囲の点群データの密度が大きくなるように点群データを取得する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の外界状況を認識する外界認識装置に関する。
この種の装置として、ライダのレーザ光を動的に操縦して不均一な密度のレーザパルスパターンを視野角内の特定の領域で生成する装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載の装置では、物体の境界線の検出精度を高めるように、物体が存在すると推定される領域に対して高密度なレーザパルスパターンを生成する。
特許第6860656号公報
しかしながら、特許文献1記載の装置のように、領域単位でレーザパルスを粗密制御したのでは、計測点数を必要以上に増大させるおそれがある。
本発明の一態様である外界認識装置は、走行用アクチュエータの動作を制御する走行制御部を有する自車両の周囲に電磁波を照射して反射波に基づき自車両の周囲の外界状況を検出する車載検出器と、反射波が得られる物体の表面の計測点の位置情報を含む点群データを取得するデータ取得部と、データ取得部により取得された点群データに基づき自車両の前方の物体を認識するとともに、自車両と物体との位置関係に基づいて、物体に対応する計測点の中から走行制御部で用いられる着目点を決定する決定部と、を備える。データ取得部は、決定部により決定された着目点の周囲の点群データの密度が大きくなるように点群データを取得する。
本発明によれば、処理負荷を低減しつつ、車両周囲の外界状況を精度よく認識できる。
自車両の前方の外界状況の一例を示す図。 ライダの角度分解能を説明するための図。 車両制御装置の要部構成を示すブロック図。 図2のコントローラのCPUで実行される処理の一例を示すフローチャート。 計測点を模式的に示す図。 クラスタリングされた点群データの一例を示す図。 最近傍点の抽出方法を説明するための図。 最近傍点の抽出方法を説明するための図。 対象クラスタの決定方法を説明するための図。 最近傍点の進行中央線に対する角度を説明するための図。 最遠点の一例を示す図。 追加照射位置の算出方法を説明するための図。 追加照射位置の算出方法を説明するための図。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本発明の実施の形態に係る外界認識装置は、自動運転機能を有する車両、すなわち自動運転車両に適用することができる。なお、本実施形態に係る外界認識装置が適用される車両を、他車両と区別して自車両と呼ぶことがある。自車両は、内燃機関(エンジン)を走行駆動源として有するエンジン車両、走行モータを走行駆動源として有する電気自動車、エンジンと走行モータとを走行駆動源として有するハイブリッド車両のいずれであってもよい。自車両は、ドライバによる運転操作が不要な自動運転モードでの走行だけでなく、ドライバの運転操作による手動運転モードでの走行も可能である。
自動運転車両は、自動運転モードでの走行(以下、自動走行または自律走行と呼ぶ)時、カメラやライダ(LiDAR:Light Detection and Ranging)等の車載検出器の検出データに基づき自車両の周囲の外界状況を認識する。自動運転車両は、その認識結果に基づいて、現時点から所定時間先の走行軌道(目標軌道)を生成し、目標軌道に沿って自車両が走行するように走行用アクチュエータを制御する。
図1Aは、自動運転車両である自車両の前方の外界状況の一例を示す図である。自車両は左側通行の片側二車線(車線LN1,LN2)の道路RDの車線LN2を走行中であり、自車両の前方を他車両102~106が走行中である。他車両103,106は、車線LN1を走行中であり、他車両102,104,105は、車線LN2を走行中である。他車両102,104,105は、二輪車両である。自車両に搭載されたライダにより照射された電磁波(レーザ光など)が物体の表面のある1点(計測点)で反射して返ってくることで、レーザ源からその点までの距離、反射して返ってきた電磁波の強度、その計測点に位置する物体の相対速度、などが計測される。自車両が走行する道路RDに対して水平方向と垂直方向とにレーザを走査することで、自車両前方の他車両102~106の位置や相対速度を認識できる。図1Bは、ライダの角度分解能を説明するための図である。図1Bの丸印IPはライダの照射位置を模式的に表し、照射位置の左右方向の間隔が水平方向の角度分解能に相当し、照射位置の上下方向の間隔が垂直方向の角度分解能に相当する。自車両101は、ライダによって所定の時間間隔(ライダのフレームレートにより定まる時間間隔)で取得された計測点の情報(点群データ)に基づいて自車両の周囲の外界状況、より具体的には自車両前方の交通参加者や構造物等の物体を認識し、その認識結果に基づいて走行制御を行う。
ところで、図1Aにおいて自車両101が前方を走行する他車両(例えば他車両102)を追い抜くとき、他車両や他車両の陰(奥側)から飛び出してくる他の交通参加者(車両や人、自転車など)との衝突や擦りを回避するために、他車両の相対位置(距離や角度)を精度よく計測する必要がある。他車両等の立体物の相対位置を精度よく認識する方法として、ライダ等の車載検出器から照射する電磁波の照射点の数を増やす(換言すると、電磁波の照射点密度を高めて点群データの密度を高くする)ことが考えられる。一方で、照射点の数を増やすと、車載検出器を制御するための処理負荷が増えたり、車載検出器により得られる検出データの容量が増大することで検出データの処理負荷が増えたりするおそれがある。また、装置の規模を増大させるおそれがある。そこで、これらの点を考慮して、実施の形態では以下のように外界認識装置を構成する。
本実施形態に係る外界認識装置は、道路RDを走行する自車両のライダから自車両の進行方向に所定の角度分解能で電磁波を間欠的に照射し、道路RD上の異なる位置で離散的に点群データを取得する。このような外界認識装置について、さらに詳細に説明する。
図2は、外界認識装置を含む車両制御装置100の要部構成を示すブロック図である。この車両制御装置100は、コントローラ10と、通信ユニット1と、測位ユニット2と、内部センサ群3と、カメラ4と、ライダ5と、走行用のアクチュエータACとを有する。また、車両制御装置100は、車両制御装置100の一部を構成する外界認識装置50を有する。外界認識装置50は、カメラ4やライダ5等の車載検出器の検出データに基づいて、車両周囲の外界状況を認識する。
通信ユニット1は、インターネット網や携帯電話網等に代表される無線通信網を含むネットワークを介して図示しない各種サーバと通信し、地図情報、走行履歴情報および交通情報等を定期的に、あるいは任意のタイミングでサーバから取得する。ネットワークには、公衆無線通信網だけでなく、所定の管理地域毎に設けられた閉鎖的な通信網、例えば無線LAN、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等も含まれる。取得した地図情報は、記憶部12に出力され、地図情報が更新される。測位ユニット(GNSSユニット)2は、測位衛星から送信された測位用の信号を受信する測位センサを有する。測位衛星は、GPS衛星や準天頂衛星等の人工衛星である。測位ユニット2は、測位センサが受信した測位情報を利用して、自車両の現在位置(緯度、経度、高度)を測定する。
内部センサ群3は、自車両の走行状態を検出する複数のセンサ(内部センサ)の総称である。例えば内部センサ群3には、自車両の車速を検出する車速センサ、自車両の前後方向の加速度および左右方向の加速度(横加速度)をそれぞれ検出する加速度センサ、走行駆動源の回転数を検出する回転数センサ、自車両の重心の鉛直軸回りの回転角速度を検出するヨーレートセンサ等が含まれる。手動運転モードでのドライバの運転操作、例えばアクセルペダルの操作、ブレーキペダルの操作、ステアリングホイールの操作等を検出するセンサも内部センサ群3に含まれる。
カメラ4は、CCDやCMOS等の撮像素子を有して自車両の周辺(前方、後方および側方)を撮像する。ライダ5は、自車両の進行方向に所定の角度分解能で電磁波を間欠的に照射し、物体の表面で反射した電磁波(反射波)を受信して、自車両から周辺の物体までの距離、物体の位置、形状等を測定する。
アクチュエータACは、自車両の走行を制御するための走行用アクチュエータである。走行駆動源がエンジンである場合、アクチュエータACには、エンジンのスロットルバルブの開度(スロットル開度)を調整するスロットル用アクチュエータが含まれる。走行駆動源が走行モータである場合、走行モータがアクチュエータACに含まれる。自車両の制動装置を作動するブレーキ用アクチュエータと転舵装置を駆動する転舵用アクチュエータもアクチュエータACに含まれる。
コントローラ10は、電子制御ユニット(ECU)により構成される。より具体的には、コントローラ10は、CPU(マイクロプロセッサ)等の演算部11と、ROM、RAM等の記憶部12と、I/Oインターフェース等の図示しないその他の周辺回路とを有するコンピュータを含んで構成される。なお、エンジン制御用ECU、走行モータ制御用ECU、制動装置用ECU等、機能の異なる複数のECUを別々に設けることができるが、図2では、便宜上、これらECUの集合としてコントローラ10が示される。
記憶部12には、高精度の詳細な地図情報(高精度地図情報と呼ぶ)が記憶される。高精度地図情報には、道路の位置情報、道路形状(曲率等)の情報、道路の勾配の情報、交差点や分岐点の位置情報、車線(走行レーン)数の情報、車線の幅員および車線毎の位置情報(車線の中央位置や車線位置の境界線の情報)、地図上の目印としてのランドマーク(信号機、標識、建物等)の位置情報、路面の凹凸等の路面プロファイルの情報が含まれる。また、記憶部12には、各種制御のプログラム、プログラムで用いられる閾値等の情報、ライダ5等の車載検出器に対する設定情報(後述する照射位置情報等)も記憶される。
演算部11は、機能的構成として、データ取得部111と、認識部112と、決定部113と、設定部114と、走行制御部115とを有する。なお、図2に示すように、データ取得部111、認識部112、決定部113、および設定部114は外界認識装置50に含まれる。外界認識装置50は、上述したように、ライダ5の車載検出器の検出データに基づいて車両周囲の外界状況を認識する。外界認識装置50に含まれるデータ取得部111、認識部112、決定部113、および設定部114の詳細については後述する。
走行制御部115は、自動運転モードにおいて、外界認識装置50で認識された車両周囲の外界状況に基づいて目標軌道を生成し、その目標軌道に沿って自車両101が走行するようにアクチュエータACを制御する。なお、手動運転モードでは、走行制御部115は、内部センサ群3により取得されたドライバからの走行指令(ステアリング操作等)に応じてアクチュエータACを制御する。
外界認識装置50の詳細について説明する。上述したように、外界認識装置50は、データ取得部111、認識部112、決定部113、および設定部114を含む。外界認識装置50は、ライダ5を含む。
データ取得部111は、ライダ5の反射波が得られる物体の表面の計測点の位置情報を含む点群データ(検出データ)を取得する。
認識部112は、データ取得部111により取得された点群データに基づき自車両周囲の外界状況を認識する。具体的には、認識部112は、データ取得部111により取得された点群データに基づき自車両前方の他車両等の物体を認識する。
決定部113は、自車両と認識部112により認識された物体との位置関係に基づいて、物体に対応する計測点(計測点の集合)の中から走行制御部115で用いられる着目点を決定する。以下、各物体に対応する計測点の集合をクラスタと呼ぶ。決定部113は、自車両が前方の物体を追い抜いたり前方の物体と並走したりするときにその物体と衝突したり擦り等の接触をしたりしないように着目点を決定する。具体的には、決定部113は、物体に対応する計測点のうち、自車両からの距離が最も短い点(以下、最近傍点と呼ぶ。)と、進行方向において自車両から最も離れた点(以下、最遠点と呼ぶ。)と、を着目点として決定する。
設定部114は、ライダ5の照射位置(照射ポイント)を設定する。より詳細には、設定部114は、決定部113により決定された着目点の周囲の点群データの密度が大きくなるように記憶部12に記憶された照射位置情報を更新する。これにより、ライダ5の次回測定時(次フレーム取得時)、ライダ5からの照射光が、設定された照射位置に向けて照射される。その結果、ライダ5の次回測定時にデータ取得部111により着目点周囲の点群データが高分解能で取得される。走行制御部115は、このようにして高分解能で取得された着目点周囲の情報(位置情報等)に基づいて、認識部112により認識された物体との衝突や接触を回避するように自車両の走行動作を制御する。より詳細には、走行制御部115は、アクチュエータACを制御して、アクセル開度を調整したり、制動装置や転舵装置を駆動したりする。なお、ライダ5の照射光は、ラスタ走査方式で照射されてもよいし、設定部114により設定された照射ポイントにのみ電磁波が照射されるように断続的に電磁波が照射されてもよいし、その他の態様で照射されてもよいものとする。
図3は、あらかじめ定められたプログラムに従い図2のコントローラ10の演算部11が実行する処理の一例を示すフローチャートである。図3のフローチャートに示す処理は、例えば、自車両101が自動運転モードで走行中に所定周期毎、より詳細には、ライダ5のフレームレートに従った周期毎に繰り返される。
まず、ステップS11で、ライダ5に照射指令を送信し、照射指令に応じてライダ5から照射された電磁波の反射波が得られた計測点の位置情報を含む点群データ(検出データ)を取得する。ステップS12で、ステップS11で取得された点群データに基づき、自車両前方で物体、より詳細には他の交通参加者(他車両や自転車、歩行車)を認識したか否かを判定する。ステップS12で否定されると、処理を終了する。ステップS12で肯定されると、ステップS13で、ステップS11で取得された点群データをクラスタリングする。具体的には、ステップS12で認識された物体ごとに、ステップS11で取得された点群データの中から対応する計測点(クラスタ)を認識する。ステップS14で、自車両とステップS12で認識された物体との位置関係に基づいて、該物体に対応するクラスタの中から最近傍点を抽出する。最近傍点の抽出方法については後述する。ステップS12で複数の物体が認識されたときは、各物体に対応するクラスタごとに、クラスタを構成する計測点の中から最近傍点を抽出する。ステップS15で、ステップS14で抽出された各クラスタの最近傍点に基づいて、対象クラスタを決定する。対象クラスタは、ステップS12で認識された物体のうち自車両との衝突や接触の可能性が他の物体よりも高い物体に対応するクラスタである。対象クラスタの決定方法については後述する。ステップS16で、ステップS15で決定した対象クラスタを構成する計測点の中から、最遠点を抽出する。最遠点の抽出方法については後述する。ステップS17で、ステップS14で抽出された最近傍点と、ステップS16で抽出された最遠点とに基づいて、照射点を追加する位置(以下、追加照射位置と呼ぶ。)を算出する。追加照射位置の算出方法については後述する。
ステップS18で、ライダ5の次回測定時(次フレーム取得時)にステップS17で算出された追加照射位置に電磁波が照射されるように、ライダ5の設定情報(照射位置情報)を更新する。
図4A~図9Bを参照して、外界認識装置50の動作をさらに詳細に説明する。自車両が図1Aの道路RDの車線LN2を走行中であるとき、ライダ5の発光部(不図示)から電磁波が照射されると、自車両前方の物体の表面で反射した電磁波(反射波)がライダ5の受光部(不図示)によって検出される。これにより、図4Aに示すような計測点の情報(点群データ)が取得される(S11)。図4Aは、計測点を模式的に示す図である。図4Aの丸印は計測点を表し、太線で描かれた丸印DPは、他車両102~105に対応する計測点、すなわち、他車両102~105の表面で反射した電磁波(反射波)が検出された位置を表す。なお、道路RDの縁石や中央分離帯、街路樹等の表面で反射した電磁波(反射波)もライダ5の受光部で検出されるが、説明および図面の簡略化のため、それらに対応する反射波は検出されていないものとする。
次いで、認識部112は、データ取得部111により取得された点群データに基づき、自車両前方の物体を認識する(S12)。物体の認識には、路面除去のためにRANSAC(RANdom SAmple Consensus)が用いられてもよいし、その他の手法が用いられてもよい。決定部113は、認識部112の認識結果に基づき、データ取得部111により取得された点群データ(計測点DP)をクラスタリングする(S13)。クラスタリングには、DBSCAN(Density-based spatial clustering of applications with noise)やK-means法など、いずれの手法が用いられてもよい。図4Bは、クラスタリングされた点群データの一例を示す図である。図4Bに示すように、決定部113は、データ取得部111により取得された点群データ(3次元点群データ)をXY平面(進行方向(X方向)と道路幅方向(Y方向)とに延在する平面)にプロットして得られる2次元データ(2次元点群データ)に対してクラスタリングを行う。図4BのクラスタCL1~CL5はそれぞれ、他車両102~106に対応する。図4Bの破線の矩形はそれぞれ、クラスタCL1~CL5に対応する他車両102~106を簡易的に表している。なお、決定部113は、3次元点群データを2次元点群データに変換することなく、3次元点群データに対してクラスタリングを行ってもよい。
次いで、決定部113は、クラスタCL1~CL5のそれぞれから最近傍点を抽出する(S14)。ここで、最近傍点の抽出方法を説明する。図5Aおよび図5Bは、最近傍点の抽出方法を説明するための図である。図5Aには、図4BのクラスタCL1から抽出された最近傍点MN1が示されている。図5Aに示すように、最近傍点MN1は、クラスタCL1を構成する計測点のうち、ライダ5の受光部(不図示)とのXY平面上における距離Dxyが最も短い計測点である。決定部113は同様に、クラスタCL2~CL5から最近傍点を抽出する。図5Bの計測点MN1~MN5はそれぞれ、他車両102~106に対応するクラスタCL1~CL5から抽出された最近傍点である。
次いで、決定部113は、対象クラスタを決定する(S15)。ここで、対象クラスタの決定方法を説明する。図6は、対象クラスタの決定方法を説明するための図である。決定部113は、図6に示すように、クラスタCL1~CL5のうち、自車両101と最近傍点との進行方向(図6における上下方向)における距離が閾値THy未満であり、かつ、自車両101と最近傍点との道路幅方向(図6における左右方向)における距離が閾値THx未満であるクラスタを対象クラスタとして決定する。図6に示す例では、クラスタCL1~CL3が対象クラスタとして決定される。決定部113は、クラスタCL1~CL3のうち、所定の条件を満たさないクラスタを対象クラスタから除外する。以下、対象クラスタから除外されるクラスタを除外クラスタと呼ぶ。また、除外クラスタに対応する物体を除外対象物体と呼ぶ。
ここで、除外クラスタの決定方法について説明する。まず、決定部13は、対象クラスタの最近傍点の進行中央線MLに対する角度θを計算する。より詳細には、決定部13は、ライダ5の受光部と対象クラスタの最近傍点とを結んだ直線と進行中央線MLとがなす角度θを計算する。進行中央線MLは、自車両101が走行する車線の中央線である。なお、進行中央線MLは、ライダ5の受光部から自車両101の進行方向に延在する直線であってもよいし、自車両101の車幅中央から進行方向に延在する直線であってもよい。図7は、対象クラスタの最近傍点の進行中央線MLに対する角度θを説明するための図である。図7に示すように、決定部113は、対象クラスタCL1~CL3のそれぞれの角度θ(θ1~θ3)を算出する。決定部113は、進行中央線MLの左側に位置する対象クラスタ同士を比較して、最近傍点が他の対象クラスタよりも遠方にありかつ角度θ(絶対値)が該他の対象クラスタよりも大きい対象クラスタを除外クラスタとして決定する。同様に、決定部113は、進行中央線の右側に位置する対象クラスタから除外クラスタを決定する。図7に示す例では、進行中央線MLの左側に対象クラスタCL1,CL2が存在し、最近傍点MN2が最近傍点MN1よりも遠方にあり、かつ、角度θ2の絶対値が角度θ1の絶対値よりも大きいので、対象クラスタCL2が除外クラスタに決定される。一方、進行中央線MLの右側には対象クラスタCL3のみしか存在しないため、除外クラスタの決定は行われない。
決定部113は、除外クラスタを決定すると、除外クラスタ以外の対象クラスタCL1,CL3から最遠点を抽出する(S16)。ここで、最遠点の抽出方法を説明する。図8は、最遠点の一例を示す図である。図8には、対象クラスタCL1から抽出された最遠点MF1が示されている。図8に示すように、最遠点MF1は、対象クラスタCL1を構成する計測点のうち、ライダ5の受光部(不図示)との進行方向の距離Dyが最も長い計測点であって、かつ、最近傍点MN1よりも進行中央線ML側にある計測点である。決定部113は同様に、対象クラスタCL3に対しても最遠点の抽出を行う。ただし、図4Bの例では、対象クラスタCL3が最近傍点MN3以外の計測点を含まないため、最遠点は抽出されない。
決定部113は、以上のようにして抽出した最近傍点および最遠点を、走行制御部115で用いられる着目点として決定する。設定部114は、決定部113により決定された着目点に基づいて、ライダ5の追加照射位置を算出する(S17)。
ここで、設定部114によるライダ5の追加照射位置の算出について説明する。設定部114は、データ取得部111により取得される点群データの着目点(最近傍点と最遠点)の周囲の密度を大きくするように、すなわち、着目点の周囲における照射点の水平方向(X方向およびY方向)および垂直方向(Z方向)の間隔を小さくするように、ライダ5の追加照射位置を算出する。
図9Aおよび図9Bは、追加照射位置の算出方法を説明するための図である。図9Aに示す点APは、水平方向(X方向およびY方向)の追加照射位置を表す。点APは、着目点から水平方向(X方向およびY方向)に指定点数だけ指定角度分解能で設定される。より詳細には、点APは、最近傍点からX方向に指定点数だけ指定角度分解能で設定される。また、点APは、最遠点からY方向に指定点数だけ指定角度分解能で設定される。指定点数は、着目点と該着目点に隣接する計測点(隣接計測点)間の長さと、指定角度分解能とに基づき決定されてもよいし、ユーザ等により予め決定されてもよい。なお、最近傍点においてX方向に照射位置を追加するとき、設定部114は、最近傍点よりも進行中央線から離れる位置に照射位置を追加しない。その理由は、最近傍点からX方向に離れた位置で自車両101と他車両103とが衝突または接触する可能性は極めて低いためである。なお、クラスタを構成する計測点数が少ない(例えば、数個以下の)立体物については、最近傍点周辺で点群データが高分解能で取得されるように、進行中央線から離れる位置にも照射位置を追加してもよい。一方、最遠点においてY方向に照射位置を追加するとき、設定部114は、最遠点よりも自車両101側に照射位置を追加しない。最遠点の周囲への照射位置の追加は、他車両103の奥側から図9Aに示すように飛び出してくる物体(交通参加者等)TPをより精度よく検知することを目的として行われる。したがって、最遠点よりも奥側(図9Aの上側)に照射位置が追加される。
設定部114は、着目点に対する水平方向の追加照射位置を算出すると、その着目点において垂直方向の追加照射位置を算出する。まず、設定部114は、対象クラスタを構成する計測点の位置情報に基づき、着目点における対象クラスタの高さを算出する。具体的には、設定部114は、対象クラスタを構成する計測点の位置情報から、着目点における計測点の垂直方向(Z方向)の最大値および最小値を取得する。設定部114は、取得した最大値と最小値に基づき着目点における対象クラスタの高さ(最大値と最小値との差)を算出する。次いで、設定部114は、算出した高さが所定高さ以下であるとき、着目点に、最小値と最大値とで示される垂直方向の範囲に指定角度分解能で照射位置を追加する。一方、算出した高さが所定高さより大きいとき、着目点に、最小値から所定高さの範囲に指定角度分解能で照射位置を追加する。設定部114は、対象クラスタの着目点ごとに、上記のような垂直方向の追加照射位置の算出を行う。なお、ステップS14~S17の処理は、垂直方向(Z方向)の角度分解能に基づき規定されるZ方向の各位置に対応したXY平面のそれぞれに対して実行される。この結果、図9Bの点APで示すように、水平方向および垂直方向にライダ5の照射位置が追加される。図9Bには、角度分解能を2倍にするように照射位置が追加された例が示されている。
設定部114は、算出した水平方向および垂直方向の追加照射位置に基づいて、記憶部12に記憶されたライダ5の照射位置情報を更新する(S18)。これにより、ライダ5の次回測定時(次フレーム取得時)に、追加照射位置に電磁波が照射される。
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏する。
(1)外界認識装置50は、走行用のアクチュエータACの動作を制御する走行制御部115を有する自車両101の周囲に電磁波を照射して反射波に基づき自車両101の周囲の外界状況を検出するライダ5と、反射波が得られる物体の表面の計測点の位置情報を含む点群データを取得するデータ取得部111と、データ取得部111により取得された点群データに基づき自車両101の前方の物体を認識するとともに、自車両101と物体との位置関係に基づいて、物体に対応する計測点の中から走行制御部115で用いられる着目点を決定する決定部113と、を備える。データ取得部111は、決定部113により決定された着目点の周囲の点群データの密度が大きくなるように点群データを取得する。また、データ取得部111は、物体に対応する計測点のうち自車両101との距離が最も短い第1計測点(最近傍点)と進行方向において自車両から最も離れた第2計測点(最遠点)とを、着目点として決定する。このように、高分解能域を、ライダ5の視野角(FOV:Field of View)全域ではなく、自車両が衝突や接触をする可能性がある前方の物体(他車両等)の外縁部に限定することで、点群データのデータ量を削減しつつ、前方の物体を精度よく認識することが可能となる。また、点群データの粗密制御を点単位で行うので、点群データの粗密制御を領域単位で行う従来の方法と比較して点群データのデータ量をより確実に削減できる。
(2)決定部113は、データ取得部111により取得された点群データに基づき自車両101の前方に複数の物体(図6の他車両102~106)が認識されたとき、最近傍点が自車両101から進行方向に第1所定距離(図6の閾値THy)以上離れていて且つ最近傍点が自車両101から車幅方向に第2所定距離(図6の閾値THx)以上離れている物体(図6の他車両105,106)を除外対象物体として決定し、複数の物体から除外対象物体を除いた物体(図6の他車両102~104)の、最近傍点と最遠点とを着目点として決定する。このように、自車両との衝突や接触を十分に回避可能な物体を高分解能域の対象から除外することで、自車両の走行時の安全性を低下させることなく、点群データのデータ量を削減でき、演算部11におけるデータ計算量を低減できる。
(3)決定部113はさらに、複数の物体から除外対象物体を除いた物体(図7の他車両102~104)に第1物体(他車両103)と第2物体(他車両102)とが含まれ、第1物体(他車両103)に対応する最近傍点(図7の計測点MN2)が第2物体(他車両102)の最近傍点(図7の計測点MN1)よりも進行方向かつ車幅方向において遠方にあるとき、第1物体(他車両103)を除外対象物体として決定する。これにより、自車両との衝突や接触のリスクが限りなく低い物体を高分解能域の対象から除外することができ、自車両の走行時の安全性を低下させることなく、点群データのデータ量をさらに削減できる。
(4)外界認識装置50は、着目点の周囲の点群データの密度が大きくなるようにライダ5の照射位置を設定する設定部114をさらに備える。このように、点群データの粗密制御を点単位で行うことで、自車両前方の自動二輪車のハンドルや該自動二輪車の運転者の腕など、物体の細部まで精度よく認識でき、自動二輪車等に対して追い越し走行や、追い抜き走行、オフセット走行等するときの安全性を向上できる。
上記実施の形態は、種々の形態に変形することができる。以下、変形例について説明する。上記実施形態では、車載検出器が、点群データの粗密領域を可変可能なライダである場合を例にした。しかしながら、上記実施形態は、点群データの粗密領域を可変できないライダにも適用可能である。この場合、データ取得部111は、ライダ5により照射された電磁波の反射波が得られた物体の表面の計測点の位置情報を含む点群データ(第1点群データ)を取得する第1データ取得部として機能するとともに、第1点群データのデータを間引いて該第1点群データよりもデータ密度が小さい第2点群データを取得する第2データ処理部として機能する。決定部113は、データ取得部111により取得された第2点群データに基づき自車両101の前方の物体を認識するとともに、自車両101と物体との位置関係に基づいて、物体に対応する計測点の中から着目点を決定する。走行制御部115は、決定部113により決定された着目点の周囲の第1点群データと、第2点群データとを用いて、走行用のアクチュエータACの動作を制御する。これにより、車載検出器が点群データの粗密領域を可変できないライダであるときでも、前方の物体の認識精度を低下させることなく、データ計算量を低減できる。
また、上記実施形態では、照射位置の追加(S16~S18)を、ステップS15で決定された対象クラスタに対してのみ、すなわち、自車両101と衝突または接触する可能性がある物体に対応するクラスタに対してのみ行うようにした。しかしながら、ステップS12で認識されたすべての物体に対応するクラスタに対して、ステップS16~S18の処理を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、決定部113が、自車両101の前方に複数の物体が認識されたとき、最近傍点が自車両から進行方向に閾値THy以上離れていて且つ最近傍点が自車両101から車幅方向に閾値THx以上離れている物体を除外対象物体として決定するようにした。しかしながら、閾値THyおよび閾値THxは、自車両101の走行速度に応じて変更してもよい。例えば、自車両101の走行速度が大きいほど、閾値THyを大きくしてもよい。
また、上記実施形態では、走行制御部115が、高分解能で取得された着目点周囲の情報に基づいて、認識部112により認識された物体との衝突や接触を回避するように自車両の走行制御を行うようにした。しかしながら、演算部は、高分解能で取得された着目点周囲の情報に基づいて、車両制御装置100が備える不図示のディスプレイやスピーカを介して、認識部112により認識された物体との衝突や接触に関する注意喚起の情報(映像情報や音声情報)を自車両の乗員に報知してもよい。
さらに、上記実施形態では、外界認識装置50を自動運転車両に適用したが、外界認識装置50は、自動運転車両以外の車両にも適用可能である。例えば、ADAS(Advanced driver-assistance systems)を備える手動運転車両にも外界認識装置50を適用することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施の形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施の形態と変形例の一つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1 通信ユニット、2 測位ユニット、3 内部センサ群、4 カメラ、5 ライダ、10 コントローラ、11 演算部、12 記憶部、111 データ取得部、112 認識部、113 決定部、114 設定部、50 外界認識装置、100 車両制御装置、115 走行制御部、AC アクチュエータ
本発明の一態様である外界認識装置は、走行用アクチュエータの動作を制御する走行制御部を有する自車両の周囲に電磁波を照射して反射波に基づき自車両の周囲の外界状況を検出する車載検出器と、反射波が得られる物体の表面の計測点の位置情報を含む点群データを取得するデータ取得部と、データ取得部により取得された点群データに基づき自車両の前方の物体を認識するとともに、自車両と物体との位置関係に基づいて、物体に対応する計測点の中から走行制御部で用いられる着目点を決定する決定部と、を備える。決定部は、物体に対応する計測点のうち自車両との距離が最も短い第1計測点と進行方向において自車両から最も離れた第2計測点とを、着目点として決定する。データ取得部は、決定部により決定された着目点の周囲の点群データの密度が大きくなるように点群データを取得する。

Claims (7)

  1. 走行用アクチュエータの動作を制御する走行制御部を有する自車両の周囲に電磁波を照射して反射波に基づき前記自車両の周囲の外界状況を検出する車載検出器と、
    前記反射波が得られる物体の表面の計測点の位置情報を含む点群データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された前記点群データに基づき前記自車両の前方の前記物体を認識するとともに、前記自車両と前記物体との位置関係に基づいて、前記物体に対応する前記計測点の中から前記走行制御部で用いられる着目点を決定する決定部と、を備え、
    前記データ取得部は、前記決定部により決定された前記着目点の周囲の前記点群データの密度が大きくなるように前記点群データを取得することを特徴とする外界認識装置。
  2. 請求項1に記載の外界認識装置において、
    前記決定部は、前記計測点のうち前記自車両との距離が最も短い第1計測点と進行方向において前記自車両から最も離れた第2計測点とを、前記着目点として決定することを特徴とする外界認識装置。
  3. 請求項2に記載の外界認識装置において、
    前記決定部は、前記データ取得部により取得された前記点群データに基づき前記自車両の前方に複数の物体が認識されたとき、前記第1計測点が前記自車両から進行方向に第1所定距離以上離れていて且つ前記第1計測点が前記自車両から車幅方向に第2所定距離以上離れている前記物体を除外対象物体として決定し、前記複数の物体から前記除外対象物体を除いた前記物体の、前記第1計測点と前記第2計測点とを前記着目点として決定することを特徴とする外界認識装置。
  4. 請求項3に記載の外界認識装置において、
    前記決定部はさらに、前記複数の物体から前記除外対象物体を除いた前記物体に第1物体と第2物体とが含まれ、前記第1物体の前記第1計測点が前記第2物体の前記第1計測点よりも進行方向かつ車幅方向において遠方にあるとき、前記第1物体を前記除外対象物体として決定することを特徴とする外界認識装置。
  5. 請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の外界認識装置において、
    前記車載検出器は、ライダであることを特徴とする外界認識装置。
  6. 請求項5に記載の外界認識装置において、
    前記着目点の周囲の前記点群データの密度が大きくなるように前記車載検出器の照射位置を設定する設定部をさらに備えることを特徴とする外界認識装置。
  7. 請求項5に記載の外界認識装置において、
    前記データ取得部は、第1データ取得部であり、
    前記点群データは、第1点群データであり、
    前記第1データ取得部により取得された前記第1点群データのデータを間引いて前記第1点群データよりもデータ密度が小さい第2点群データを取得する第2データ処理部をさらに備え、
    前記決定部は、前記第2データ処理部により取得された前記第2点群データに基づき前記自車両の前方の前記物体を認識するとともに、前記自車両と前記物体との位置関係に基づいて、前記物体に対応する前記計測点の中から前記着目点を決定し、
    前記走行制御部は、前記第2点群データと、前記決定部により決定された前記着目点の周囲の前記第1点群データとを用いて、前記走行用アクチュエータの動作を制御することを特徴とする外界認識装置。
JP2022162298A 2022-10-07 2022-10-07 外界認識装置 Active JP7467562B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022162298A JP7467562B1 (ja) 2022-10-07 2022-10-07 外界認識装置
CN202311158340.2A CN117849826A (zh) 2022-10-07 2023-09-07 外界识别装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022162298A JP7467562B1 (ja) 2022-10-07 2022-10-07 外界認識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7467562B1 JP7467562B1 (ja) 2024-04-15
JP2024056151A true JP2024056151A (ja) 2024-04-23

Family

ID=90540736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022162298A Active JP7467562B1 (ja) 2022-10-07 2022-10-07 外界認識装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7467562B1 (ja)
CN (1) CN117849826A (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030147A (ja) 2004-07-22 2006-02-02 Hitachi Ltd 環境認識システムおよび移動機構
JP5978565B2 (ja) 2011-06-30 2016-08-24 富士通株式会社 監視装置および監視方法
WO2015115797A1 (ko) 2014-01-29 2015-08-06 엘지이노텍 주식회사 깊이 정보 추출 장치 및 방법
JP6460822B2 (ja) 2015-02-10 2019-01-30 国立大学法人金沢大学 移動物体追跡方法および移動物体追跡装置
US11187790B2 (en) 2016-01-29 2021-11-30 Meiji University Laser scanning system, laser scanning method, movable laser scanning system, and program
JP6942966B2 (ja) 2016-03-16 2021-09-29 株式会社リコー 物体検出装置及び移動体装置
JP6860656B2 (ja) 2016-05-18 2021-04-21 オキーフェ, ジェームスO’KEEFEE, James 車両の形状に適応したダイナミックステアドlidar
JP6685836B2 (ja) 2016-05-30 2020-04-22 株式会社東芝 情報処理装置、および、情報処理方法
JP2018205120A (ja) 2017-06-05 2018-12-27 株式会社Ihi 対象物検出装置、及び対象物検出方法
US10474248B2 (en) 2018-02-12 2019-11-12 Microvision, Inc. Smart pulsing in regions of interest in scanned beam 3D sensing systems
JP2020148747A (ja) 2019-03-15 2020-09-17 株式会社リコー 物体検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN117849826A (zh) 2024-04-09
JP7467562B1 (ja) 2024-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2024073621A (ja) 視覚画像データを用いたオブジェクト属性の推定
CN110053617B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
CN110239549B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
US11634139B2 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
JP7286691B2 (ja) 判定装置、車両制御装置、判定方法、およびプログラム
JP7221332B2 (ja) 車両走行制御装置
US20230242145A1 (en) Mobile object control device, mobile object control method, and storage medium
CN110194153B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
US20210354634A1 (en) Electronic device for vehicle and method of operating electronic device for vehicle
CN114973644B (zh) 道路信息生成装置
JP7467562B1 (ja) 外界認識装置
CN114944073B (zh) 地图生成装置和车辆控制装置
JP6796047B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム
JP2021064056A (ja) ゼブラゾーン認識装置、車両制御装置、ゼブラゾーン認識方法、およびプログラム
US11874135B2 (en) Map generation apparatus
CN115959144A (zh) 车辆控制装置
JP7216695B2 (ja) 周囲車両監視装置及び周囲車両監視方法
JP7028838B2 (ja) 周辺認識装置、周辺認識方法、およびプログラム
CN113492844A (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
CN114194187B (zh) 车辆行驶控制装置
CN115050205B (zh) 地图生成装置以及位置识别装置
JP7486556B2 (ja) 区画線認識装置
US20220276069A1 (en) Map generation apparatus
US20220307861A1 (en) Map generation apparatus
US20220254056A1 (en) Distance calculation apparatus and vehicle position estimation apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7467562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150